JP2016007102A - 電気接続箱 - Google Patents

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広尊 長谷川
Hirotake Hasegawa
広尊 長谷川
一輝 小林
Kazuki Kobayashi
一輝 小林
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【課題】ケース内に浸水しても、異なる電位の導電部材同士が短絡しにくい電気接続箱を提供する。【解決手段】ケース4内には、複数のバスバ2が収容されている。ケース4は、複数のバスバ2を搭載する底壁51と、底壁51の周縁から立設する周壁52と、底壁51から立設し、複数のバスバ2の1つ1つを区切るリブ53と、を有するロアカバー5と、ロアカバー5の開口を覆うアッパカバーから構成されている。底壁51が、当該底壁51から立設し、リブ53よりも高い隔壁54によってバスバ2の電位に応じた複数のエリアA1〜A3に区切られ、各エリアA1〜A3には、当該電位に応じて複数のバスバ2が搭載されている。【選択図】図2

Description

本発明は、移動体としての自動車などに搭載され、バスバ(導電部材)が収容される電気接続箱に関するものである。
移動体としての自動車には、ヘッドランプ及びテールランプなどのランプ類、電動モータ及びエアコンディション用のモータ等のモータ類、などの多種多様な電子機器が搭載されている。また、自動車には、バッテリからの電力を前述した多種多様な電子機器に分配する電気接続箱が搭載されている。
このような電気接続箱として、例えば、図5〜図7に示すものが考えられている(例えば特許文献1)。同図に示すように、電気接続箱100は、バッテリから電子機器に分配される電流が流れる複数のバスバ101と、これらバスバ101を収容するケース102と、を備えている。
ケース102は、それぞれ絶縁性の合成樹脂で構成されたロアカバー103及びアッパカバー(図示せず)を有している。ロアカバー103は、バスバ101が搭載される略長方形状の底壁103Aと、底壁103Aの周縁から立設する周壁103Bと、底壁103Aから立設し、バスバ101の1つ1つを区切るためのリブ103Cと、を有している。このリブ103Cによって、底壁103Aにはバスバ101の1つ1つを嵌め込む凹部が形成される。即ち、このリブ103Cにより、バスバ101の位置決めを行うことができると共に、バスバ101同士を絶縁することができる。
特開2006−166533号公報
上記リブ103Cの高さは、少なくともバスバ101同士が確実に絶縁する「沿面距離」と「空間距離」になるように設定されていればよく、バスバ101を嵌め込みやすくするためになるべく低く設定されている。このため、ケース102内に水が浸入すると少量であってもリブ103Cの高さを超え、異なる電位のバスバ101同士が短絡する恐れがあった。特に、高圧バッテリの正極に接続されたバスバ101と高圧バッテリの負極に接続されたバスバ101同士が短絡すると問題である。
そこで、本発明は、ケース内に浸水しても、異なる電位の導電部材同士が短絡しにくい電気接続箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、複数の導電部材と、前記複数の導電部材を収容するケースと、を備え、前記ケースが、前記複数の導電部材を搭載する底壁と、前記底壁の周縁から立設する周壁と、前記底壁から立設し、前記複数の導電部材の1つ1つを区切るリブと、を有する第1ケース部と、前記第1ケース部の開口を覆う第2ケース部と、から構成された電気接続箱において、前記底壁が、当該底壁から立設し、前記リブよりも高い隔壁によって前記導電部材の電位に応じた複数のエリアに区切られ、各エリアには、当該電位に応じて1つ又は複数の前記導電部材が搭載されたことを特徴とする電気接続箱に存する。
請求項2記載の発明は、前記底壁が、高圧バッテリの電極の一方に接続された導電部材が搭載される第1高圧エリアと、前記高圧バッテリの電極の他方に接続された導電部材が搭載される第2高圧エリアと、低圧バッテリの電極に接続された導電部材が搭載される低圧エリアと、に区切られ、前記低圧エリアが、前記第1高圧エリアと前記第2高圧エリアとの間に挟まれていることを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱に存する。
請求項3記載の発明は、前記隔壁の高さは、前記ケース内空間で許容される最大高さに設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気接続箱に存する。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、底壁が、当該底壁から立設し、リブよりも高い隔壁によって導電部材の電位に応じた複数のエリアに区切られ、各エリアには、当該電位に応じて1つ又は複数の導電部材が搭載される。従って、リブを超えるような浸水があっても隔壁を超えることができないので、ケース内に浸水しても、異なる電位の導電部材同士が短絡しにくい。
請求項2記載の発明によれば、低圧エリアが、第1高圧エリアと第2高圧エリアとの間に挟まれている。従って、第1高圧エリアに搭載される高圧バッテリの電極の一方に接続された導電部材と、第2高圧エリアに搭載される高圧バッテリの電極の他方に接続された導電部材と、が短絡しにくい。
請求項3記載の発明によれば、隔壁の高さは、ケース内空間で許容される最大高さに設けられている。従って、ケース内に浸水しても、より一層、異なる電位の導電部材同士が短絡しにくい。
本発明の電気接続箱を構成するロアカバー及びバスバの分解斜視図である。 図1に示すロアカバーにバスバを搭載した状態の斜視図である。 図1に示すロアカバー及びバスバの上面図である。 (A)は図3のA−A線断面図であり、(B)は図3のB−B線断面図であり、(C)は図3のC−C線断面図である。 従来の電気接続箱を構成するロアカバー及びバスバの斜視図である。 図5に示すロアカバー及びバスバの上面図である。 (A)は図6のAA−AA線断面図であり、(B)は図6のBB−BB線断面図であり、(C)は図6のCC−CC線断面図である。
以下、本発明の電気接続箱について図1〜図5を参照して説明する。本実施形態に係る電気接続箱は、移動体としての自動車に搭載され、高圧バッテリ、低圧バッテリからの電力が供給される電源ケーブルと、各電子機器に接続されたワイヤハーネスと、が接続され、バッテリの電圧をバスバなどにより分岐して、各種の電子機器に供給するためのものである。
図1などに示すように、電気接続箱1は、高圧バッテリや低圧バッテリに接続される複数のバスバ2(=導電部材)と、複数のバスバ2の板状端子部22のうち一部に嵌合する中継端子3と、これらバスバ2や中継端子3などを収容するケース4と、を備えている。
バスバ2は、金属板にプレス加工が施されて得られるものであり、後述するロアカバー5の底壁51上に搭載される搭載部21と、搭載部21の端部から図示しないアッパカバーに向かって折り曲げられた板状端子部22と、を有している。
中継端子3は、上記バスバ2の板状端子部22と、リレーなどの電子部品の板状端子部(図示せず)と、を相互に接続するためのものである。ケース4は、合成樹脂から構成され、バスバ2の搭載部21が搭載されるロアカバー5(=第1ケース部)と、ロアカバー5の開口を覆う図示しないアッパカバー(=第2ケース部)と、から構成されている。
ロアカバー5は、バスバ2の搭載部21が搭載され、係止される略長方形状の底壁51と、底壁51の周縁から立設した周壁52と、底壁51から立設し、複数のバスバ2の1つ1つを区切るリブ53と、底壁51から立設した隔壁54と、を有し、アッパカバー側が開口された受皿状に設けられている。
上記リブ53は、バスバ2の搭載部21の周縁に沿って立設するように設けられ、このリブ53に囲まれた凹部にバスバ2の搭載部21が嵌め込まれている。リブ53の高さは、バスバ2同士が確実に絶縁する「沿面距離」と「空間距離」となるように設定されている。
また、上記底壁51は、図2及び図3などに示すように、底壁51から立設し、リブ53よりも高い隔壁54によって、バスバ2の電位に応じたエリアA1〜A3に区切られている。本実施形態では、底壁51は、高圧バッテリの正極(=電極の一方)に接続された複数のバスバ2が搭載される第1高圧エリアA1と、高圧バッテリの負極(=電極の他方)に接続された複数のバスバ2が搭載される第2高圧エリアA2と、低圧バッテリの正極又は負極に接続された複数のバスバ2が搭載される低圧エリアA3と、の3つのエリアに区切られている。
低圧エリアA3は、第1高圧エリアA1と第2高圧エリアA2との間に挟まれている。詳しくは、低圧エリアA3は、底壁51の略中央から短手方向の一端に延在し、短手方向の他端には延在されていない。この低圧エリアA3の長手方向両側に第1高圧エリアA1及び第2高圧エリアA2がそれぞれ設けられている。よって、底壁51の短手方向一端側(図面下側)においては、第1高圧エリアA1と第2高圧エリアA2との間に低圧エリアA3が挟まれている。一方、底壁51の短手方向他端側(図面上側)においては、第1高圧エリアA1と第2高圧エリアA2とが隣接されている。
上記隔壁54は、底壁51から立設し、底壁51に設けた3つのエリアA1〜A3を区切るように立設する。隔壁54は、各エリアA1〜A3の境界に沿って設けられ、各エリアA1〜A4の全周縁は隔壁54と周壁52とによって囲まれる。従って、図4(A)及び(C)に示すように、隣接するリブ53のうち互いにエリアA1〜A3が異なるもの同士の間には隔壁54が設けられ、図4(B)に示すように、隣接するリブ53でも同じエリアA1〜A3内の同士の間には隔壁54が設けられていない。
また、この隔壁54は、水の浸入を防ぐために孔などは設けられていない。さらに、隔壁54は、リブ53よりも高く設けられ、ケース4内空間で許容される最大高さに設けられている。隔壁54は、ロアカバー5の周壁52と同じ高さに設けるのが好ましいが、同じ高さに設けるとアッパカバーと干渉する恐れがある。ケース4内空間で許容される最大高さとは、アッパカバーと干渉しない高さの最大であり、本実施形態では、隔壁54は周壁52よりも僅かに低く設けられている。
上述した実施形態によれば、底壁51が、当該底壁51から立設し、リブ53よりも高い隔壁54によってバスバ2の電位に応じた複数のエリアA1〜A3に区切られ、各エリアA1〜A3には、当該電位に応じて複数のバスバ2が搭載される。従って、リブ53を超えるような浸水があっても隔壁54を超えることができないので、ケース4内に浸水しても、異なる電位のバスバ2同士が短絡しにくい。
また、上述した実施形態によれば、低圧エリアA3が、第1高圧エリアA1と第2高圧エリアA2との間に挟まれている。従って、第1高圧エリアA1に搭載される高圧バッテリの正極に接続されたバスバ2と、第2高圧エリアA2に搭載される高圧バッテリの負極に接続されたバスバ2と、が短絡しにくい。
また、上述した実施形態によれば、隔壁54の高さは、ケース4内空間で許容される最大高さに設けられている。従って、ケース4内に浸水しても、より一層、異なる電位のバスバ2同士が短絡しにくい。
なお、上述した実施形態によれば、隔壁54の高さは周壁52よりも僅かに低くしていたが、これに限ったものではない。例えば、図示しないアッパカバーと干渉しなければ周壁52と同じか、周壁52よりも少し高く設けてもよい。
また、上述した実施形態によれば、3つのエリアA1〜A3に分割していたが、これに限ったものではない。1つのバッテリに接続されるバスバ2しか搭載しないものであれば、そのバッテリの正極、負極の2つのエリアに区切るようにしてもよい。また、低圧エリアA3を低圧バッテリの正極に接続されたバスバ2が搭載されるエリアと負極に接続されたバスバ2が搭載されるエリアとの2つにさらに区切るようにしてもよい。
また、上述した実施形態によれば、第1高圧エリアA1と第2高圧エリアA2とは一部が隣接していたが、これに限ったものではない。低圧エリアA3を底壁51の短手方向他端まで延在して、第1高圧エリアA1と第2高圧エリアA2とが隣接しないようにすることも考えられる。
また、上述した実施形態によれば、各エリアA1〜A3には、複数のバスバ2が搭載されていたが、これに限ったものではない。1つのバスバ2のみが搭載されるようにしてもよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 電気接続箱
2 バスバ(導電部材)
4 ケース
5 ロアカバー(第1ケース部)
51 底壁
52 周壁
53 リブ
54 隔壁
A1 第1高圧エリア(エリア)
A2 第2高圧エリア(エリア)
A3 低圧エリア(エリア)

Claims (3)

  1. 複数の導電部材と、前記複数の導電部材を収容するケースと、を備え、前記ケースが、前記複数の導電部材を搭載する底壁と、前記底壁の周縁から立設する周壁と、前記底壁から立設し、前記複数の導電部材の1つ1つを区切るリブと、を有する第1ケース部と、前記第1ケース部の開口を覆う第2ケース部と、から構成された電気接続箱において、
    前記底壁が、当該底壁から立設し、前記リブよりも高い隔壁によって前記導電部材の電位に応じた複数のエリアに区切られ、
    各エリアには、当該電位に応じて1つ又は複数の前記導電部材が搭載された
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記底壁が、高圧バッテリの電極の一方に接続された導電部材が搭載される第1高圧エリアと、前記高圧バッテリの電極の他方に接続された導電部材が搭載される第2高圧エリアと、低圧バッテリの電極に接続された導電部材が搭載される低圧エリアと、に区切られ、
    前記低圧エリアが、前記第1高圧エリアと前記第2高圧エリアとの間に挟まれている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記隔壁の高さは、前記ケース内空間で許容される最大高さに設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気接続箱。
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