JP2016006989A - セルラ方式通信ネットワークの無線局の動作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】LTE―Advancedシステムにおいて、CSI―RSの送信のため、オーバーヘッドを低減する通信する方法を提供する。
【解決手段】少なくとも一つの二次局210と通信するための少なくとも2つのアンテナ204a、204bを含むトランシーバを有する一次局200の動作方法であって、送信前に付与される第1のプリコーディングベクトルを持つ基準シンボルの第1のセット211aと、送信前に付与される対応する第2のプリコーディングベクトルを持つ基準シンボルの少なくとも一つの第2のセット211bとを、単一の空間チャネルに対して二次局210へ一次局200が送信し、基準シンボルの前記少なくとも一つの第2のセット211bが基準シンボルの第1のセット211aと直交する。
【選択図】図2

Description

本発明は、セル内に位置される複数の二次局と通信するために適した、セルにサービスを行う一次局を有するセルラ方式通信ネットワークに関する。
本発明は、例えば、UMTS、LTE、又は空間チャネルの復号化のため基準シンボルを使用する任意のシステムに関連する。本発明は、ビーム形成を用いたシステム、又はMIMOで好適に実行される。
従来の通信システムが、図1に例示される。このようなシステムでは、ネットワークは、複数のセルで構成される。各セルにおいて、例えば図1のセル101において、一次局100は、セルにサービスを行う。これは、一次局がセル内の二次局110との全ての通信を編成し、制御することを意味する。通信信号は、異なるチャネル上で送信される。少なくともダウンリンク(一次局から二次局への)データチャネル及びダウンリンク制御チャネルが、通常は一次局により送信される。同様に、アップリンク(二次局から一次局への)対応データチャネル及び制御チャネルも送信されるが、図面の簡明さのために、これらのチャネルは図1から省略されている。
例えばLTEシステムにおいて、一次局100は、複数のアンテナを有し、二次局110へ向かってビーム形成されたデータストリームを作るようにそれぞれの送信アンテナゲイン及びフェーズを調整できる。これらのアンテナゲイン及びフェーズは、プリコードマトリクス(又は、一つの送信ビームだけがある場合ベクトル)を構成する。Physical Downlink Control Channel(PDCCH)上の制御信号メッセージは、ユーザチャネルPDDCH上の送信リソースの割り当てを通知するために用いられる。一般に、ビーム形成された送信は、空間チャネルを介して送信されるとみなされ得る。ビーム形成されたデータストリームの受信は、通常、受信器においてフェーズ及び可能な振幅基準を必要とする。斯様な基準は、データに付与するのと同じビーム形成ベクトルを持つ既知の基準シンボルを送信することにより供給できる。これらの基準シンボルは、TDM、FDM又はCDMのような既知の技術を使用して、データ又は制御情報に多重される。従って、空間チャネルは、一組のTDM、CDM、FDM及びビーム形成ベクトルの組合せを使用して送信される基準シンボルに関して定められる。
一次局100がシステムリソースを効率的に利用するためダウンリンクデータ送信をスケジュールでき、二次局110は、ダウンリンクチャネル状態についてのフィードバック、例えばチャネル伝達関数、干渉電力レベル又は干渉共分散マトリクスのような明確なフィードバックを一次局に供給することが、通常期待される。好適な送信ランク、好適なプリコーディングマトリクス若しくはベクトル、又は達成可能なデータレート(例えばCQI)のような特定の送信スキームの前提の下、暗黙のフィードバックを持つことも可能である。斯様なフィードバックは、通常、この目的のためにデザインされる周期的に送信される基準シンボル(すなわちCSI―RS、つまりChannel State Indicator―Reference Symbol)の観察、及び干渉の推定に基づく。
しかしながら、LTE―Advancedのようなシステムでは、CSI―RSの送信のため、オーバーヘッドを減らすことが望ましく、従ってCSI―RSは、まれに送信されることを意図される。
上述の課題を軽減するネットワーク内で通信する方法を提案することが、本発明の目的である。
二次局にチャネル状況を測定し推定可能にするネットワーク内での通信方法を提案することが、本発明の別の目的である。
本発明の更に他の目的は、チャネルがあまりに多くのオーバーヘッドを必要とせずに、二次局にチャネル状況を推定可能にする通信システムの動作方法を供給することである。
このために、本発明の第1の態様によると、少なくとも一つの二次局と通信するための少なくとも2つのアンテナを含むトランシーバを有する一次局の動作方法であって、送信前に付与される第1のプリコーディングベクトルを持つ基準シンボルの第1のセットと、送信前に付与される対応する第2のプリコーディングベクトルを持つ基準シンボルの少なくとも一つの第2のセットとを、単一の空間チャネルに対して二次局へ一次局が送信するステップを有し、基準シンボルの前記少なくとも一つの第2のセットが基準シンボルの第1のセットと直交する方法が提案される。
本発明の第2の態様によると、少なくとも一つの一次局と通信するためのトランシーバを有する二次局の動作方法であって、基準シンボルの第1のセットと、基準シンボルの少なくとも一つの第2のセットとを、単一の空間チャネルに対して一次局から二次局が受信する受信ステップであって、基準シンボルの前記少なくとも一つの第2のセットが基準シンボルの第1のセットと直交する前記受信ステップと、基準シンボルの受信した第1のセットのフェーズと、基準シンボルの受信した前記少なくとも一つの第2のセットの少なくとも一つの基準シンボルのフェーズとの間のフェーズ差を二次局が計算する計算ステップとを有する方法が提案される。
本発明の第3の態様によると、少なくとも一つの二次局と通信するための少なくとも2つのアンテナを含むトランシーバを有する一次局であって、前記トランシーバは、送信前に付与される第1のプリコーディングベクトルを持つ基準シンボルの第1のセットと、送信前に付与される対応する第2のプリコーディングベクトルを持つ基準シンボルの少なくとも一つの第2のセットとを、単一の空間チャネルに対して二次局へ送信し、基準シンボルの前記少なくとも一つの第2のセットが基準シンボルの第1のセットと直交する一次局が提案される。
本発明の第4の態様によると、少なくとも一つの一次局と通信するためのトランシーバを有する二次局であって、前記トランシーバが、基準シンボルの第1のセットと、基準シンボルの少なくとも一つの第2のセットとを、単一の空間チャネルに対して一次局から受信し、基準シンボルの前記少なくとも一つの第2のセットが基準シンボルの第1のセットと直交し、二次局は、基準シンボルの受信した第1のセットのフェーズと、基準シンボルの受信した前記少なくとも一つの第2のセットの少なくとも一つの基準シンボルのフェーズとの間のフェーズ差を計算するための制御手段を有する二次局が提案される。
本発明のこれら及び他の態様が、以下に説明される実施例を参照して、明らかに説明されるだろう。
本発明は、添付の図面を参照して、例として、ここで更に詳細に説明されるだろう。
図1は、既に説明したように、従来の通信システムのブロック図である。 図2は、本発明の第1の実施例による通信システムを表しているブロック図である。 図3は、本発明による方法を表しているフローチャートである。 図4は、第1の実施例の一次局及び二次局により形成されるフェーズ制御ループを表しているブロック図である。 図5は、本発明の他の実施例による通信システムを表しているブロック図である。
本発明は、UMTS又はLTE通信システムのようなセルラ通信システムに関する。より詳しくは、本発明は、特にチャネル状況を推定するための基準シンボルを使用する代わりに、この推定は、ビーム形成されるダウンリンクデータチャネルの復号化を助けるため従来のシステムで使われる専用の基準シンボルに対する修正の助けを借りてなされ得るという認識に基づく。
図1を参照して、従来の通信システムの専用の基準シンボル(DRS)の動作が説明される。明細書の冒頭で見られたように、図1のシステムは、複数の二次局110が配置されるセル101内で動作する一次局100を有する。簡明のため、2つの二次局だけが図1に表される。この例では、このシステムは、最高20MHzの単一のキャリアが用いられるLTE通信システムである。この例では、一次局100は、2つのアンテナ104のおかげで、ビーム形成されたデータストリーム111を送信し、ここで、アンテナから送信された信号はプリコーディング係数により重み付けされている。この例では、一次局100の4つのアンテナの2つだけが、このデータストリーム111のために用いられると仮定する。
LTEに関連して、一次局は少なくとも4つのアンテナを持ちそうであり、これらのアンテナのセットがこの例のような単一送信のために使われる。同様に、二次局は、複数の受信アンテナ(例えば2、4又は8)を持つ。Physical Downlink Control Channel(PDCCH)上で一次局100により送信される制御通知メッセージは、送信リソースの配置を知らせ、この例ではビーム形成された送信に関する情報を知らせるために用いられる。
PDCCH上でのプリコーディングベクトル/マトリクスの通知は、二次局が共通の基準シンボルからデータストリーム111の復調のためのフェーズ基準を計算可能にする。代わりの動作モードとして、二次局に特有のDemodulation Reference Symbols(DRS)は、一次局からのダウンリンクデータ送信の受信を補助するために用いられる。DRSは、二次局へのデータ送信を含む各リソースブロックのリソース要素(RE)の幾つかを占める。これらのリソース要素は、二次局110に既知であるので、二次局は、これらREを取り出し、これらの基準シンボルを復号できる。二次局110への第2の空間チャネルの送信の場合、各空間チャネルに対してDRSのセットが必要とされることに留意されたい。
空間チャネル111に対するDRSのセットは、その空間チャネル111に対するデータと同様にプリコードされ、DRSの位置及びシンボル値が二次局110に既知なので、これらは、その空間チャネル111上で送信されるデータの復調のためのフェーズ及び振幅基準として使われる。同等に、専用の基準シンボルは、プリコーディング及び無線チャネルにより形成される複合チャネルのチャネル推定を得るために用いられる。空間チャネルに対するプリコーディングは、アンテナポートを作るとみなされ、よって、その空間チャネルに対するDRSのセットは、対応するアンテナポートで送信される。
各空間チャネルに対するDRSのセットは、以下の一つ以上により区別できる。
・変調シーケンス:すなわち、連続する基準シンボルのための既定の値の異なるシーケンス、
・周波数領域(FDM):すなわち、DRSを送信するために使用されるREが、周波数領域で異なる。
・時間領域(TDM):すなわち、DRSを送信するために使用されるREが、時間領域で異なる。
・コード領域(CDM):すなわち、異なる拡散シーケンスが、DRSを有する送信されたシンボルに適用される。この場合、各空間チャネルに対するDRSの各セットを送信するためREの同じセットを使用することが便利であろう。
実際には、所与の空間チャネルに対するDRSは、これら変調シーケンス、FDM、TDM及びCDMの全ての態様を有してもよい。
実行のこの特定の例において、単一のセル101内の二次局110へ送信される空間チャネルの最大数は、8であることに留意されたい。本来、これは、セル内で送信される空間チャネルの総数を限定していないことに留意されたい。その上、1つのリソースブロックのDRSのためのリソース要素(RE)の数は、12又は24のような数である。更にまた、DRSデザインは、少なくとも幾つかの状況において、1つのリソースブロック間でチャネル係数のある補間を可能にすると仮定される。この従来の実行によると、単一のアンテナポート上の送信とDRSのセットとの間に1対1のマッピングがある。一次局100が、システムリソースを効率的に利用するため、ダウンリンクデータ送信をスケジュールできるように、二次局は、通常、明細書の冒頭で述べたように一次局にダウンリンクチャネル状態のフィードバックを供給することが期待される。上述のように、このフィードバックは、明確であるか暗黙であり、通常は、干渉の推定と共に、CSI―RSのような、この目的のためにデザインされる周期的に送信される基準シンボルの観察に基づく。
本発明は、DRSの利用可能なセットの数がいつでも使用時に空間チャネル(すなわちアンテナポート)の数を大きく超える場合、DRSの複数のセットを一次局で所与のアンテナポートと結びつけることが可能であるという認識に基づく。DRSの各セットがプリコーディング係数の異なるセットを使用して(すなわち、異なる仮想アンテナを使用して)送信される場合、二次局はDRSの異なるセットを観察することにより付加的なチャネル状態情報を引き出すことが可能である。加えて、二次局は、このようにアンテナポートからデータ送信の復調のためのフェーズ基準を得ることができる。従って、二次局は、DRSの受信セットからフェーズ基準を計算するための適切なアルゴリズムを知っていなければならない。
単純な例として、一次局で2つの送信アンテナ(アンテナ1、アンテナ2)を持つ図1のシステムを考える。説明を簡単にするため、二次局は単一の受信アンテナを持つと仮定されるが、同じ原理が複数のアンテナを持つ二次局に対して適用できる。単一の空間チャネル111が、二次局にデータを送信するために用いられる(すなわち、単一の送信アンテナポートが使われる)。データ送信をプリコードするためのアンテナ重み付けは、w1及びw2である。
図1の従来のシステムによると、DRSの第1のセットは、アンテナ1から重みw1で送信され、更にアンテナ2から重みw2で送信される。送信アンテナから受信アンテナへのチャネル係数がh1及びh2である場合、二次局110は、両方の送信アンテナからの複合受信信号からデータに対するフェーズ基準を得ることができ、ここでフェーズ基準はd1(w1.h1+w2.h2)により与えられ、ここで、d1は基準シンボルである。d1が既知であり、チャネル推定は(w1.h1+w2.h2)により与えられるので、これがフェーズ基準として使用できる。
本発明の第1の実施例によると、DRSの2つのセットが送信される。DRSの第1のセットd1が、アンテナ1から重みw1を使用して送信され、DRSの第2のセットd2が、アンテナ2から重みw2を使用して送信される。
ここで、二次局で受信される信号は、(d1.w1.h1+d2.w2.h2)である。d1及びd2が直交していて、両方とも二次局に知られているならば、w1.h1及びw2.h2両方は独立して導出できる。加えて、従来のシステムにより必要とされるものと等価のチャネル推定及びフェーズ基準、(w1.h1+w2.h2)も得られる。
この第1の実施例は、図2に表される。図2の通信システムは、複数の二次局210が位置するセル201内で動作する一次局200を有する。明瞭さのため、2つの二次局210だけが、図2に表される。一次局200は、空間チャネル上をビーム形成モードで送信する送信アンテナのゲイン及びフェーズを調整できるプリコーダ205により制御される複数の送信アンテナ204を有する。一次局200から二次局210へのデータビーム211が、図2に表される。空間チャネルを形成するこのデータビーム211は、PDSCH(Physical Downlink Shared CHannel)のようなデータチャネル上で送信される。二次局は、PDSCH上で実施されるデータ送信のために使用される空間チャネルの(すなわち仮想アンテナの)物理的レイヤシグナリング(例えばPDCCH、すなわちPhysical Downlink Control CHannel)により知らされる。その上、二次局210は、DRSのセットが使われ、DRSのセットが空間チャネル211と関連する一次局200からのより高いシグナリングにより知らされる。本発明の変形例において、ダウンリンクアンテナの数は、セルに利用可能なダウンリンクアンテナの数及び潜在的に利用できるDRSのセットを推論する二次局に明確には通知されない。例として、制御チャネルのために使用される(送信ダイバーシティのような)送信スキームが送信アンテナの数に依存する場合、二次局は、アンテナの数についての種々異なる仮説の下、制御チャネルを復号しようとする。適当なシステムデザインで、正しい復号は、アンテナの数についての正しい仮説が選択されるときだけ発生するだろう。
空間チャネル211は、ここで、2つのコンポーネント信号211a及び211bの組合せからの結果である。これらの信号211a及び211bは、互いに直交するDRSのそれぞれのセットを各々含む。よって、二次局210は、送信アンテナ204a又は204b各々のチャネル状況とプリコーディングとの積をそれぞれ、すなわち、上述したようにw1.h1及びw2.h2をこのように推定する。実際、専用の基準シンボルのそれぞれのセットが互いに直交すると想定すれば、二次局が2つのコンポーネント信号211a及び211bの基準信号に対応する受信信号を独立して推定することは可能である。
図3を参照して、本発明の第1の実施例で実行される方法が、ここで説明される。ステップ300で、一次局200は、基準信号のそれぞれのセットを持つコンポーネント信号211a及び211bを送信する。これを達成するために、一次局200は、空間チャネルを用いて送信されるデータにプリコーディングを付与し、DRSの対応するセットに適切なプリコーディングを付与するので、二次局は、通知されたアルゴリズム又は所定アルゴリズムに従ってフェーズ基準を導出する。空間チャネルに対するDRSの1つのセットを持つシステムのための適切なアルゴリズムの例は、既知又は推定のDRS送信を表す信号により乗算されるとき、対応する受信信号に関して最小平均二乗誤差を与える複素定数の値を見つけることである。この定数は、このとき、チャネル伝達関数ブロックの推定値である。これは、対応する空間チャネル上のデータ送信の復調のためのフェーズ基準を供給するために使用できる。単一の空間チャネルに対して2つのDRSを持つシステムにおいて、適切なアルゴリズムは、対応するDRSの各々から導出される2つのチャネル推定値の平均に基づいてフェーズ基準を使用するだろう。コンポーネント信号211及び211bは、空間チャネル211を形成する。ステップ301で、二次局210は、コンポーネント信号211a及び211bを受信する。二次局210は、ステップ302で、信号211a及び211bのそれぞれ受信した基準シンボルからチャネル推定値を導出し、アルゴリズムにより、ステップ303でこれらのチャネル推定値からフェーズ基準を推測する。変形例では、二次局210は、DRSの受信セットから各空間チャネルに対するフェーズ基準を導出するために適用されるアルゴリズムを、より高いレイヤ通知により知らされる。アルゴリズムの選択の例において、より高いレイヤ通知は、フェーズ基準がチャネル推定値の合計又はチャネル推定値間の差から導出されるべきであることを示す。この例では、単一の空間チャネルだけがあるが、同じことが複数の空間チャネルに対して適用される。二次局210は、ステップ304で、(基準として使われる1つのセットと関連して)DRSの各セットの受信フェーズの測定を行うことも可能である。フェーズ測定値は、ステップ305で、量子化されて、通知メッセージ215で一次局200へ通知される。一次局は、ステップ306で、プリコーディングを精練するために、これらの測定値を使用できる。
この第1の実施例の変形例において、二次局は、フェーズ測定に加えて又は代わりに、より詳細なチャネル状態フィードバックを一次局へ供給する。例えば、フィードバックは、CQI(Channel Quality Indicator)のような既知のパラメータ、又は平均振幅若しくは振幅差のような振幅情報を含む。
Reference Symbolのセットの送信に関して、二次局に対して、データが、DRSのために使用される何れのリソースエレメントにも(空間チャネル上で)送られないことが好ましい。これは、データとDRSとの間の干渉を回避し、さもなければ二次局により得られたチャネル推定値の正確さを減らすであろう。FDM、TDM及びCDMに対して、これは、任意のDRSのために使用されるリソース要素が任意の空間チャネル上でデータを利用できないことを意味する。
原則、単一のリソースブロックに対してサポートできる空間チャネルの最大数は、DRSに割り当てられるリソース要素の総数に等しい。実際には、この最大数は、下位レベルで、例えばDRSに割り当てられるリソース要素の総数が、許容された空間チャネルの最大数の倍数に等しいようなレベルに設定される。DRSに割り当てられるREの数は、二次局に実際に送信される空間チャネルの数に比例する。これは、FDM又はTDMに対して適用でき、最大より少ない空間チャネルが送信されるとき、DRSからのオーバーヘッドを最小にするという利点を持つ。
DRSのために割り当てられるリソース要素の数は、(例えば、UEに送信される空間チャネルの最大数の倍数として)固定されてもよい。これは、CDMを使用する自然の結果とみなせる。CDMと同様にFDM及びTDMに対して、これはまた、異なる空間チャネルを同時に複数の二次局へ送信可能にする。これは、そのデータを受信するための基準として使用しなければならないのがDRSのどのセットか(どのDRSが、データストリームのどの部分に対応したか)を二次局が知る必要がある。これは、通知により、例えばDRSと空間チャネルとの間のマッピングを示すことにより明確に示され、又は、例えば、送信される空間チャネルの数に依存する一定のマッピングにより暗に示される。
DRSのために割り当てられるリソース要素の数は、空間チャネルの数とは独立して可変的である。これは、特定チャンネル(例えば高い又は低いモビリティ速度)の特定の送信モード(例えば16QAM又は64QAMのような変調スキーム)が、より多くの基準シンボルで可能である更に正確なチャネル推定値から利益を得るかどうかに依存して、多め又は少なめの基準シンボルを所与の空間チャネルのために使用可能にする。この利点は、より多くの基準シンボルを送信する増大されたオーバーヘッドからのデータレートのロスとバランスされるだろう。
セル境界の二次局が、複数のセルから、すなわちセル201の隣接するセルから同時にDRSを受信することに留意されたい。この場合、同じフレームタイミングが隣接セル内で使用され、更に、異なるセルからのDRSが(例えば異なる変調シーケンス/FDM/TDM/CDMにより)区別できるようにシステムを動作させることは、有利である。二次局が異なるセルからの異なるDRSを識別でき、また複数の受信アンテナを持つ場合、少なくとも以下の可能性がある。
・セル201からのデータ送信の二次局210による受信、及び他のセルからの空間チャネルを拒絶するための受信重み付けの調整。
・セル201から、及び少なくとも他のセルからの(異なる空間チャネル及び異なるDRSを使用した)データ送信の二次局210による同時受信。
変形例において、二次局210が、異なる変調シーケンスを使用して、異なるセルからのDRSを区別可能なことは、これがDRSのために必要とされるリソース要素の数を増大しないので、特に有利である。しかしながら、このアプローチのパフォーマンスは、速く変化するチャネルで、より低くなる。
図2の例を続けると、第1の実施例の変形例において、送信は、各送信アンテナからの等しい電力を保証するように設計されているので、w1及びw2両方とも等しい大きさを持つ。この場合、受信したSNRを最大にすることは、w1に対してw2の正しいフェーズを選択することにより、すなわち(w1.h1+w2.h2)を最大にすることにより達成される。この場合、目的は、w2.h2のフェーズをw1.h1.のフェーズに等しくすることである。上述したように、本発明の第1の実施例によると、二次局は、DRSの対応する直交セットから、w1.h1、更にはw2.h2両方を導出できる。これらの想定の下、二次局は、個別にw1、h1、w2又はh2を容易に導出できないが、容易にw1.h1とw2.h2とのフェーズの違いを計算でき、その違いを(例えばステップ305で量子化された形式で一次局へ)フィードバックできる。この情報は、ステップ306でw1とw2との間の送信器でのフェーズ差の必要な調整をするために一次局200により必要である。
この例の変形例において、ステップ305のフェーズ測定値の量子化及び通知は、フェーズがあまりに高いか又はあまりに低いか(すなわち正又は負であるか)を示すために1ビットを使用する。よって、これは一種の制御ループの作成を可能にするので、一次局は、推定値によって空間チャネルのプリコーディングを調整可能である。その上、通知がこの例では1ビットに限られるので、これは、あまりに多くのリソースの使用を回避する。複数のビットがフィードバックフェーズステップ命令の2つのサイズを持つために使用できることは、留意されたい。例えば、フェーズ測定値の量子化は、2ビット、つまり、フェーズが正であるか負かどうかを示すために1ビット、及びフェーズの振幅を示すために1ビットを使用する。
この実施例の実行において、フェーズ測定値の量子化は、既存のアップリンク通知チャネルを適応させることにより(例えばPMI及び/又はRIビットをフェーズ測定値と置き換えることにより)送信される。
図4は、一次局及び二次局により形成されるフェーズ制御ループを模式的な態様で表す。このアプローチによると、一次局200は、空間チャネル4211を受信する二次局形成ブロック4210から差信号4215を受信するブロック4200とみなされる。信号4211a及び4211bにより形成される空間チャネル4211のこの基準信号から、二次局ブロック4210は、アルゴリズムに従ってフェーズ差を推定する。このフェーズ差422は、この例ではゼロであるフェーズ差目標値430と比較される。ゼロ値は、信号の質(SNR)又はスループットを最大にする。このフェーズ基準目標値430は、二次局ブロック4210の比較器431において、フェーズ差422と比較される。この比較の結果は、量子化ブロック432で量子化され、信号4215として一次局ブロック4200へ送信される。一次局4200は、空間チャネル4211を送信するために、受信信号4215に基づいてそのプリコーディング重み付けを調整する。
上記の制御ループの変形例において、二次局により付与される(予め定められた数の推定のための)第1のフィードバックは、好適なプリコーディングベクトルを表わす完全なプリコーディングマトリクス指標(又は、1を超える送信順位のためのプリコーディングマトリクス)を有する。このとき、一次局は、このプリコーディングベクトルフィードバック(又は、他の送信に依存する他のプリコーディングベクトル)をデータ送信に付与する。予め定められた数の推定の後、二次局により送信されるフィードバックは、フェーズ命令の1又は2ビットという形をとる。
この変形例の他の例では、w1の値は、(例えば0フェーズで)固定される。これは、効果的にアンテナ1を基準となす。同じアプローチは、二次局が複数のアンテナポートから送信を受信する場合まで拡張できる。この場合、物理的アンテナは、同時にDRSの複数のセットを送信してもよい。従って、DRSのセットの望ましい特性は、DRSの各重み付けられたセットに対応する信号の和が実質的に一定振幅である結合信号を与えるということである。
CDMの場合に対する課題の単純な例として、可能性があるDRS拡散シーケンス(1,1)を考えてみる。第2の直交拡散シーケンスは、(1、―1)であり得る。しかしながら、両方のDRSに対する変調シンボルが値1を持つ場合、これが拡散シーケンスにより乗算される場合、これら2つの信号は一緒に加えられ、結果は(2,0)である。よって、同時に送信される場合、これは、第1のシンボル位置に対して電力を2倍必要とし、第2のシンボル位置に対してゼロ電力となる。等しい振幅は、DRS信号の適当なデザインにより達成できる。例えば、第2のDRSシーケンスが(j、―j)である場合、第1及び第2のシーケンスの和が、(1+j、1―j)となるであろう。
しかしながら、DRSの異なるセットは異なるプリコーディング係数を適用させそうであるので、この均一な振幅状態は必ずしも常に満たされない。これを解決するために、適用されるプリコーディングを考慮するとき、一定振幅を目指すため、DRSの特定のセットを特に空間チャネルに割り当てることが提案される。DRSがプリコーディングされないことも可能である。このとき、一次局は、フェーズ基準がどのようにDRSから導出されるべきかを特定する追加情報(例えばプリコーディング係数)を送信する。これは、DRSのフェーズ基準を推定するためアルゴリズムの別々の通知を必要とする。他の例では、基準シンボルがプリコーディングされるが、DRSの幾つかのセットは、一定振幅を達成するためフェーズ回転を付与される。
他の例では、基準シンボルはプリコーディングされるが、DRSの幾つかのセットは、各送信アンテナからの結合DRS送信のため実質的に等しい振幅を達成するために、フェーズ回転が付与される。幾つかのDRSが他のDRSに対してフェーズ回転される対応する空間チァンネル上に送信されたデータを二次局が受信できるようにするために、フェーズ回転が二次局で既知である必要があるだろう。
複数の空間チャネルが送信される実施例において、CDMを使用して空間チャネル当たりのDRSの一つ以上のセットが送信されて、各送信アンテナからの結合DRS送信に対する実質的に等しい振幅は、所与の空間チャネルに対してフェーズ回転をDRSに付与することにより達成される。従って、CDMを使用してDRSを送信するとき、一次局は、結合DSR信号を送信するときの送信アンテナ内の良好な電力バランスを達成するために、所与の空間チャネルに対応するDRSのセット又は複数のセットに付与するフェーズ回転を選択可能にする必要がある。フェーズ回転は、各空間チャネルに付与されるプリコーディングを考慮しながら選択され、DRSの対応するセットにも付与されるだろう。同じフェーズ回転が、対応する空間チャネル上で送信されるデータに付与されなければならない。これは、DRSを含むREの各送信アンテナから結合DRS送信の電力を調整又は制御するために、所与の空間チャネルに対するプリコーディング係数にフェーズ回転を付与することに等しい。プリコーディングベクトルの全ての要素に付与される等しいフェーズ回転はビームパターンを変えないので、斯様なフェーズ回転は一次局により自由に選択できる。好ましくは、同じプリコーディング係数(任意のフェーズ回転を含む)が、DRS及びデータ両方に付与されなければならない。
他のアプローチは、一定でない振幅の持続的な発生を回避するための既知のやり方で幾つかの特性が変化することである(例えば、周波数又は時間依存的なフェーズ回転が付与される)。これは、各空間チャネルに対する異なる疑似ランダム変調シーケンスで達成できる。
第1の実施例の変形例において、空間チャネルに対するフェーズ基準を導出するためのアルゴリズムは、固定され、その空間チャネルと関連するDRSの各々から導出される複合チャネル推定値を加えることを有する。これは、第1の実施例の例では、アルゴリズムが単にw1.h1及びw2.h2の量の和であり、フェーズ基準が結果から導出されることを意味する。
第1の実施例の他の変形例において、空間チャネルに対するフェーズ基準を導出するためのアルゴリズムは、その空間チャネルと関連するDRSの各々から導出されるチャネル推定値を加えることであり、各チャネル推定値は、一次局により通知されるフェーズ回転を付与される。実際、一次局は、対応するフェーズ回転を、送信された各DRSへ付与する。例えば、フェーズ回転が1つのアンテナに付与される場合、例えば回転αがアンテナ2に付与される場合、アルゴリズムは、w1.h1及びw2.h2のフェーズを加算し、結果に対しαを減算する、すなわち、要約すると以下の式になる。
ΔPhase=φ(w1.h1)+φ(w2.h2)−α
第1の実施例の他の変形例において、空間チャネルに対するフェーズ基準を導出するためのアルゴリズムは、その空間チャネルと関連するDRSの各々から導出されるチャネル推定値を加えることであり、各チャネル推定値は、周波数(例えばリソースブロック又はサブキャリア)及び/又は時間(例えばサブフレーム番号)に依存するフェーズ回転が付与されている。一次局は、対応するフェーズ回転を各送信DRSに付与する。例として、前の変形例でαの値は、周波数の関数である。
第1の実施例において、1つの空間チャネルだけが、二次局210へ送信される。同じことが、二次局へ送信される複数の空間チャネルに適用される。この場合、基準シンボルの対応するセットが、各空間チャネルに割り当てられる。互いに直交している第1の空間チャネルに対するDRSのセットが選択され、及び/又は第2の空間チャネルに対するDRSのセットに対しても直交するようにプリコーディングされる。
他の変形例において、一次局はN個の物理的アンテナ(例えばN=2)を持ち、DRSの一つのセットが各物理的アンテナに対して送信される。
第2の実施例は、二次局も受信DRSの一つ以上の振幅測定を行い、これらを一次局に報告する以外は、第1の実施例のようである。これは、例えば特定のアンテナからの(例えばDRSのセットの1つに対応する)送信に多少の電力を割り当てるための適切な送信モードを一次局により決定可能にする。
図5は、本発明の第3の実施例を例示する。図5の通信システムは、複数の二次局210が位置する第1のセル501a内で動作する一次局500aを有する。隣接したセル501bは、一次局500bにより動作される。この実施例の変形例において、第1のセル500a及び第2のセル501bは、同じ一次局により動作される。明確にするため、2つの二次局510だけが、図5に表されている。一次局500a及び500bは、空間チャネル上をビーム形成モードで送信するため、送信アンテナのゲイン及びフェーズを調整できるプリコーダ505a及び505bによりそれぞれ制御される複数の送信アンテナ504a及び504bを有する。一次局500a及び500bから二次局510へのデータビーム511が、図5に表されている。空間チャネルを形成しているこのデータビーム511は、PDSCH(Physical Downlink Shared CHannel)のようなデータチャネル上で送信される。空間チャネル511は、ここで、一次局500a及び500bによりそれぞれ送信される2つのコンポーネント信号511a及び511bの組合せからの結果となる。これらの信号511a及び511b各々は、互いに直交するDRSのそれぞれのセットを含む。よって、二次局510は、各送信アンテナ504a又は504bそれぞれに対するプリコーディング及びチャネル状況の積、すなわち、上述したようなw1.h1及びw2.h2を推定する。確かに、専用の基準シンボルのそれぞれのセットが互いに直交していると想定すると、2つのコンポーネント信号511a及び511bの基準信号に対応する受信信号を独立して二次局が推定することは可能である。
第1の実施例のように、二次局は、PDSCH上で実施されるデータ送信のために使用される空間チャネルを(すなわち仮想アンテナを)物理的レイヤ通知(例えばPDCCHすなわちPhysical Downlink Control CHannel)により知らされる。その上、二次局510は、一次局500aから及び/又は一次局500bからのより高い通知により、DRSのどのセットが使われるか、DRSのどのセットが空間チャネル511と関連するかを知らされる。この実施例の変形例において、ダウンリンクアンテナの数は、二次局に明確に知らされず、二次局は、潜在的に利用できるDRSのセット及びセル内で利用可能なダウンリンクアンテナの数を推測する。例として、制御チャネルのために使用される(送信ダイバーシティのような)送信スキームが送信アンテナの数に依存する場合、二次局は、アンテナの数について異なる仮定の下、制御チャネルを復号しようと試みる。適当なシステムデザインで、アンテナの数について正しい仮定が選択されるときだけ、正しい復号が起こる。
結果として、第3の実施例は、これが2つ(以上)のセル(又は、アクセスポイント)からの同一のデータ送信を有する以外、二次局へ送信される単一の空間チャネルを持つ第1の実施例のようである。各セルからの送信は、DRSの異なるセット(例えば各セルに対するDRSの1つのセット)と関連する。データ送信の受信のためのフェーズ基準は、DRSのセットの各々からチャネル推定値を加えることにより導出される。
本発明の第4の実施例は、第1の実施例のようであるが、ここで、一次局は二次局へ一つ又は二つの空間チャネルを送信する。2つの空間チャネル(すなわち、2つのコード語を持つランク2の送信)の場合、一次局は、DRSの2つのセットを、各空間チャネルに対して1つずつ送信する。二次局は、DRSの2つのセットを受信し、2つの空間チャネル(及び2つのコード語)を受信するためのそれぞれのフェーズ基準を導出できる。各コード語の正しい受信(又はその反対)は、PUCCH(Physical Uplink Control CHannel)を介して2つのACK/NACKを送信する二次局により示される。1つの空間チャネル(すなわち、ランク1の送信)の場合、一次局は、また、DRSの2つのセット、2つのアンテナ又は仮想アンテナの各々に対して一つのセットを送信する。二次局は、単一のコード語の受信のため単一のフェーズ基準を形成するために、2つの受信されたDRSを結合する。コード語の正しい受信(又はその反対)は、PUCCHを介してACK/NACKを送信することにより示される。他の利用可能なACK/NACKの場所は、各々がDRSの受信されたセットの1つから導出された2つのフェーズ基準(又はチャネル推定値)間のフェーズ差を示す量子化されたフェーズ情報の単一のビットによりとられる。一次局は、単一のコード語の後続の送信に適用されるプリコード/ビーム形成を改良するために、この情報を使用できる。
本発明は、上述した実施例にのみ解釈されるべきではなく、上記の変形例や実施例が組み合わされ、本発明の様々な実行において適合されてもよいことは、当業者に明らかであろう。
本発明は、LTE―Advancedを含むセル間の協働的ビーム形成を用いたシステムに適用できる。セルは、単一の基地局サイトに位置してもよいし、又は異なるサイトに位置してもよく、例えば、ファイバ無線技術により実行されるフェムトセルでもよい。
本明細書と特許請求の範囲において、要素に先行する用語「a」又は「an」は、複数の要素の存在を除外しない。更に、用語「有する」は、列挙されるもの以外の別の要素又はステップの存在を除外しない。
請求項内の括弧内の参照符号は、理解を補助する目的であって、限定的な目的ではない。本開示を読むことによる他の変更は、当業者にとって明らかである。斯様な変更は、無線通信で当業者に既に知られている他の特徴を含む。

Claims (16)

  1. 少なくとも一つの二次局と通信するための少なくとも2つのアンテナを含むトランシーバを有する一次局の動作方法であって、送信前に付与される第1のプリコーディングベクトルを持つ基準シンボルの第1のセットと、送信前に付与される対応する第2のプリコーディングベクトルを持つ基準シンボルの少なくとも一つの第2のセットとを、単一の空間チャネルに対して二次局へ一次局が送信するステップを有し、基準シンボルの前記少なくとも一つの第2のセットが基準シンボルの第1のセットと直交する、方法。
  2. 少なくとも一つの二次局と通信するための少なくとも2つのアンテナを含むトランシーバを各々が有する複数の一次局の動作方法であって、送信前に付与される第1のプリコーディングベクトルを持つ基準シンボルの第1のセットを単一の空間チャネルに対して二次局へ前記複数の一次局の第1の一次局が送信するステップと、送信前に付与される対応する第2のプリコーディングベクトルを持つ基準シンボルの少なくとも一つの第2のセットを二次局へ前記複数の一次局の第2の一次局が送信するステップとを有し、基準シンボルの前記少なくとも一つの第2のセットが基準シンボルの第1のセットと直交する、方法。
  3. 一次局が、基準シンボルの第1のセット及び第2のセットの少なくとも一つの識別子を二次局に供給するステップを有する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 第1のプリコーディングベクトル及び第2のプリコーディングベクトルの少なくとも一つは、このプリコーディングベクトルの1つの要素だけがゼロ以外の値を持つ、請求項1、2又は3に記載の方法。
  5. 第1のプリコーディングベクトルの第1の要素のフェーズがゼロに等しい、請求項4に記載の方法。
  6. 送信前に付与される第3のプリコーディングベクトルを持つ基準シンボルの第3のセットと、送信前に付与される対応する第4のプリコーディングベクトルを持つ基準シンボルの少なくとも一つの第4のセットとを、他の単一の空間チャネルに対して二次局へ一次局が送信するステップを更に有し、基準シンボルの第3のセットが基準シンボルの第1のセット、前記少なくとも一つの第2のセット及び前記少なくとも一つの第4のセットと直交し、基準シンボルの前記少なくとも一つの第4のセットが基準シンボルの第1のセット及び前記少なくとも一つの第2のセットと直交する、請求項1乃至5の何れか一項に記載の方法。
  7. 第1のプリコーディングベクトルでプリコードされる基準シンボルの第1のセットと、第2のプリコーディングベクトルでプリコードされる基準シンボルの第2のセットとの和から生じる信号が一定振幅であるように、基準シンボルの第1のセット及び第2のセットが設けられる、請求項1乃至6の何れか一項に記載の方法。
  8. 第3のプリコーディングベクトルが第1のプリコーディングベクトルに等しく、第4のプリコーディングベクトルが第2のプリコーディングベクトルに等しい、請求項4及び7に記載の方法。
  9. 第1のプリコーディングベクトルでプリコーディングされた基準シンボルの第1のセットと、第2のプリコーディングベクトルでプリコーディングされた基準シンボルの第2のセットとの和から生じる信号が送信アンテナ間で一定振幅であるように、一次局が、基準シンボルの第1のセット又は第2のセットの少なくとも1つにフェーズ回転を付与する、請求項7又は8に記載の方法。
  10. 一次局が、付与されたフェーズ回転を二次局に通知する、請求項9に記載の方法。
  11. 前記複数の一次局の少なくとも一つが、送信前に付与される第3のプリコーディングベクトルを持つ基準シンボルの第3のセットと、送信前に付与される対応する第4のプリコーディングベクトルを持つ基準シンボルの少なくとも一つの第4のセットとを、他の単一の空間チャネルに対して送信するステップを更に有し、送信電力レベルが各送信アンテナで同じであるように、一次局が回転を第3及び第4のプリコーディングベクトルに付与する、請求項1乃至10の何れか一項に記載の方法。
  12. 少なくとも一つの一次局と通信するためのトランシーバを有する二次局の動作方法であって、基準シンボルの第1のセットと、基準シンボルの少なくとも一つの第2のセットとを、単一の空間チャネルに対して一次局から二次局が受信する受信ステップであって、基準シンボルの前記少なくとも一つの第2のセットが基準シンボルの第1のセットと直交する前記受信ステップと、基準シンボルの受信した第1のセットのフェーズと、基準シンボルの受信した前記少なくとも一つの第2のセットの少なくとも一つの基準シンボルのフェーズとの間のフェーズ差を二次局が計算する計算ステップとを有する、方法。
  13. 二次局が、少なくとも一つの一次局へ前記フェーズ差を通知するステップを更に有する、請求項12に記載の方法。
  14. 前記フェーズ差の前記計算ステップが、基準シンボルの第1のセット及び第2のセットの各々に対するチャネル推定を二次局が行うステップを含む、請求項12又は13に記載の方法。
  15. 少なくとも一つの二次局と通信するための少なくとも2つのアンテナを含むトランシーバを有する一次局であって、前記トランシーバは、送信前に付与される第1のプリコーディングベクトルを持つ基準シンボルの第1のセットと、送信前に付与される対応する第2のプリコーディングベクトルを持つ基準シンボルの少なくとも一つの第2のセットとを、単一の空間チャネルに対して二次局へ送信し、基準シンボルの前記少なくとも一つの第2のセットが基準シンボルの第1のセットと直交する、一次局。
  16. 少なくとも一つの一次局と通信するためのトランシーバを有する二次局であって、前記トランシーバが、基準シンボルの第1のセットと、基準シンボルの少なくとも一つの第2のセットとを、単一の空間チャネルに対して一次局から受信し、基準シンボルの前記少なくとも一つの第2のセットが基準シンボルの第1のセットと直交し、二次局は、基準シンボルの受信した第1のセットのフェーズと、基準シンボルの受信した前記少なくとも一つの第2のセットの少なくとも一つの基準シンボルのフェーズとの間のフェーズ差を計算するための制御手段を有する、二次局。
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