JP2016004724A - 二次電池 - Google Patents

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智明 ▲高▼井
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哲也 堀
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哲也 堀
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Abstract

【課題】デンドライトの発生を抑制しつつ、ハイレート充放電時に電極体内での電解液の塩濃度の分布に偏りが生じることを抑制し得る二次電池を提供する。【解決手段】ここで提案される二次電池は、ケースを介して電極体の積層方向に荷重を加える加圧部材40を備える。加圧部材40は、電極体が発熱膨張したときに、電極体の端部分に荷重を加える第1荷重部42と、電極体の中央部分に荷重を加える第2荷重部44とを有する。第1荷重部42および第2荷重部44は、以下の条件:(1)第1荷重部42の熱膨張係数が、第2荷重部44の熱膨張係数よりも大きい;および、(2)第1荷重部42の弾性係数が、第2荷重部44の弾性係数よりも大きい;の少なくとも一方を満たすように構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、二次電池に関し、詳しくはハイレート充放電に対する耐久性が高められた二次電池に関する。
近年、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素電池その他の非水電解液二次電池は、車両搭載用電源、或いはパソコンおよび携帯端末の電源として重要性が高まっている(例えば特許文献1)。特に、軽量で高エネルギー密度が得られるリチウムイオン二次電池は、車両搭載用高出力電源として好ましく用いられている。この種の非水電解液二次電池の一つの典型的な形態として、長尺状の正極シートと、長尺状の負極シートとを、セパレータシートを介在させた状態で重ね合わせて、これを捲回した捲回電極体を備えた構造が知られている。
特開2013−200940号公報
ところで、二次電池の用途のなかには、ハイレートでの充放電を繰り返す態様で使用されることが想定されるものがある。車両の動力源として用いられる二次電池は、このような使用態様が想定される二次電池の代表例である。この種の二次電池においては、ハイレートで放電と充電とを連続して繰り返すと、捲回電極体に浸透した非水電解液の塩濃度に場所による偏り(ムラ)が生じること、より詳しくは、ハイレート充放電で使用されることによって非水電解液および塩の一部が捲回電極体の捲回軸方向中央部から両端部(開口端部)に移動し、両端部から電極体の外部に移動することによって、捲回電極体の捲回軸方向中央部の塩濃度が両端部に比べて低くなることが知られている。このように非水電解液の塩濃度の分布に偏りが存在すると、充放電時に負荷が高い部分が生じて電池性能(例えばサイクル特性)が低下する虞がある。
この点について、特許文献1には、発電要素(電極体)の積層方向に作用する荷重を与える加圧部材を設け、発電要素における端部を含む第1領域が受ける荷重をそれ以外の領域が受ける荷重よりも大きくすることが提案されている。同文献には、かかる構成によって、充放電に伴う発電要素の変形(膨張や収縮)を抑制して、発電要素内における劣化のバラツキを抑制できることが記載されている。
しかしながら、本発明者の検討によると、充放電初期から電極体の端部を重点的に加圧する構成では、電極体内でデンドライトが発生しやすくなり、反って電池性能の低下を生じさせる場合があることが判明した。本発明は、上記課題を解決するものである。
本発明によって提供される二次電池は、正極と負極がセパレータを介して積層された構造を有する電極体と、前記電極体を電解液とともに収容する電池ケースと、前記ケースの外部に配置され、充放電に伴い前記電極体が発熱膨張したときに、前記ケースを介して前記電極体の積層方向に荷重を加える加圧部材とを備える。前記加圧部材は、前記電極体が発熱膨張したときに、前記電極体の端部分に荷重を加える第1荷重部と、前記電極体の中央部分に荷重を加える第2荷重部とを有する。ここで、前記第1荷重部および前記第2荷重部は、以下の条件:(1)前記第1荷重部の熱膨張係数が、前記第2荷重部の熱膨張係数よりも大きい;および、(2)前記第1荷重部の弾性係数が、前記第2荷重部の弾性係数よりも大きい;の少なくとも一方を満たすように構成されている。かかる構成によると、デンドライトの発生を抑制しつつ、ハイレート充放電時に電極体内での電解液の塩濃度の分布に偏りが生じることを抑制し得る。
本発明の一実施形態に係る二次電池の構成を模式的に示す上面図である。 本発明の一実施形態に係る二次電池の構成と電池ケース内の状態を模式的に示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る加圧部材の構成を模式的に示す図であり、(a)が上面図、(b)が側面図、(c)が正面図である。 図3(c)のIV−IV断面図である。 加圧部材と電池ケースとの位置関係を示す図である。 電池ケース内に収容された捲回電極体を説明する模式図である。 捲回電極体の各位置と、各位置に加わる荷重の変化量との関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る加圧部材の構成を模式的に示す図である。 図8のIX−IX断面図である。 図8のX−X断面図である。 本発明の一改変例に係る加圧部材の構成を模式的に示す図である。 図11のXII−XII断面図である。 本発明の一実施形態に係る二次電池の構成と電池ケース内の状態を模式的に示す側面図である。 SOCと電極体の厚み変化量との関係を示すグラフである。 本発明の一改変例に係る加圧部材の構成を模式的に示す図である。 ハイレートパルス充放電パターンを示す図である。 サイクル数と内部抵抗増加率との関係を示すグラフである。 サイクル数と電池容量との関係を示すグラフである。
以下、本発明の好適な実施形態を説明する。なお、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本発明の実施に必要な事柄は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本発明は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。なお、各図面は、模式的に描いており、必ずしも実物を反映しない。また、各図面は、一例を示すのみであり、各図面は、特に言及されない限りにおいて本発明を限定しない。以下の図面においては、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付して説明している。
本明細書において「二次電池」とは、繰り返し充電可能な電池一般をいい、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素電池などのいわゆる蓄電池を包含する。また、本明細書において「リチウムイオン二次電池」とは、電荷担体としてリチウムイオンを利用し、正負極間におけるリチウムイオンに伴う電荷の移動により充放電が実現される二次電池をいう。
以下、扁平形状のリチウムイオン二次電池を単電池とし、該単電池の複数個を直列に接続してなる組電池に本発明を適用する場合を主な例として、本発明の実施形態を具体的に説明するが、本発明の適用対象を限定する意図ではない。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態に係るリチウムイオン二次電池100を単電池として搭載した組電池200の上面図を示している。また、図2は、該組電池200の構成を模式的に示す側面図である。この組電池200は、複数の充放電可能なリチウムイオン二次電池(以下、「単電池」とも称する。)100が直列に接続されて構成されている。図示した例では、同形状の4個の単電池100が一定の間隔で直列に配列されている。
単電池100は、正極と負極がセパレータを介して積層した構造を有する電極体10(図2)と、該電極体10および電解液を収容する電池ケース50とを備える。本実施形態の電極体10は、典型的な組電池に装備される単電池と同様、所定の電池構成材料(正負極それぞれの活物質、正負極それぞれの集電体、セパレータ等)から構成されている。また、ここでは電極体10として扁平形状の捲回電極体10が用いられている。
本実施形態の電池ケース50は扁平形状の捲回電極体10を収容し得る形状(図示した例では箱型)を有する。また、電池ケース50の材質は、典型的な単電池で使用されるものと同じであればよく特に制限はないが、組電池自体の軽量化の観点から、例えば薄い金属製或いは合成樹脂製の容器が使用され得る。
電池ケース50の上面には、捲回電極体10の正極と電気的に接続する正極端子60および負極と電気的に接続する負極端子62が設けられている。そして、隣接する単電池100間において一方の正極端子60と他方の負極端子62とが端子間接続具(図示せず)によって電気的に接続される。このように各電池100を直列に接続することにより、所望する電圧の組電池200が構築される。
本実施形態の単電池100は、所定方向に配列され且つ該配列方向に荷重が加えられた状態で拘束されている。具体的には、複数の単電池100は、それぞれの正極端子60および負極端子62が交互に配置されるように一つずつ反転させて配置されており、電池ケース50の側壁52(電池ケース50の幅広な面、即ち電池ケース50内に収容される捲回電極体10の扁平面に対応する面)が対向する方向に配列される。
そして、配列させた単電池100の周囲には、複数の単電池100をまとめて拘束する拘束部材(図示せず)が配備される。即ち、電池配列方向の最外側に位置する単電池100の更に外側には、図示しない一対の拘束板が配置される。また、当該一対の拘束板を架橋するように図示しない締付け用ビーム材が取り付けられる。そして、ビーム材の端部をビスにより拘束板に締め付け且つ固定することによって上記単電池100をその配列方向に所定の荷重が加わるように拘束することができる。ビーム材の締め付け具合に応じたレベルで、締め付け方向(即ち配列方向)への拘束荷重(面圧:例えば1MPa〜2MPa、典型的には1.5MPa)が各単電池100のケース側壁52に加えられる。また、ケース50内に収容された電極体10には、ケース側壁52を介して捲回電極体10の積層方向(正極とセパレータと負極とを重ね合わせる方向)に荷重(面圧)が加えられる。
また、このように拘束された単電池100間の間隙には加圧部材40が配置されている。本実施形態の加圧部材40は、板状の加圧板40である。この加圧板40は、隣接する単電池100のケース側壁52に当接するように、単電池100の配列方向(電極体10の積層方向に配置されている。加圧板40は、充放電に伴い捲回電極体10が発熱膨張したときに、ケース側壁52を介して捲回電極体10の積層方向に荷重を加えるものであり得る。
図3(a)は加圧板40の上面図、図3(b)は加圧板40の側面図、図3(c)は加圧板40の正面図、図4は図3(c)のIV−IV断面図である。また、図5は電池100と加圧板40との位置関係を示す上面図であり、図6は電池ケース50内に収容された捲回電極体10を模式的に示す図である。
図3〜図5に示すように、加圧板40は、第1荷重部42と第2荷重部44とを有している。図5および図6に示すように、第1荷重部42は、ケース側壁52を挟んで捲回電極体10の捲回軸方向(幅方向)における両端部分12に対向する位置に配置されている。第1荷重部42は、充放電に伴い捲回電極体10が発熱膨張したときに、ケース側壁52を介して捲回電極体10の両端部分12に荷重を加えるようになっている。
また、第2荷重部44は、ケース側壁52を挟んで捲回電極体10の捲回軸方向(幅方向)における中央部分14に対向する位置に配置されている。第2荷重部44は、充放電に伴い捲回電極体10が発熱膨張したときに、ケース側壁52を介して捲回電極体10の中央部分14に荷重を加えるようになっている。かかる第1荷重部42の熱膨張係数は、第2荷重部44の熱膨張係数よりも大きい。
ここで加圧板40は、例えば、第1荷重部42と第2荷重部44とで異なる材料で構成されているとよい。例えば加圧板40において、第1荷重部42は第2荷重部44よりも熱膨張係数が大きい材料から構成されていてもよい。第1荷重部42を構成する材料としては、第2荷重部44よりも熱膨張係数が大きい材料、例えばポリプロピレン(PP)等が例示される。また、第2荷重部44を構成する材料としては、第1荷重部42よりも熱膨張係数が小さい材料、例えばフェノール樹脂(ベークライト等)が例示される。なお、第1荷重部42と第2荷重部44とは上述のように異質の材料を用いる態様のほか、同質でかつ異方性の材料を用いることで熱膨張係数を異ならせてもよい。
この実施形態では、第1荷重部42は、凸部46aと凹部48aが交互に形成された凹凸形状(即ち櫛型のような側面からみて凹凸形状)の面を有する。また、第2荷重部44は、凸部46bと凹部48bが交互に形成された凹凸形状の面を有する。かかる凹部48a、48bと、ケース側壁52との間に形成された空隙(すなわち冷却媒体供給路)に冷却用媒体(典型的には空気)を導入することによって、電池100で発生する熱を放散させることもできる。この実施形態では、直線状に形成された第1荷重部42の凸部46aの高さと、直線状に形成された第2荷重部44の凸部46bの高さは略同じである。また、直線状に形成された第1荷重部42の凸部46aの幅と、直線状に形成された第2荷重部44の凸部46bの幅は略同じである。
このような加圧板40を用いることによって、充放電初期においてデンドライトの発生を抑制しつつ、ハイレート充放電時に電極体10内での電解液の塩濃度の分布に偏りが生じることを抑制することができる。
ここで図7は、図6に示した捲回電極体10の捲回軸方向(幅方向)における任意の位置1〜12に加わる荷重(面圧)の変化を示すグラフである。ここでは充放電初期に各位置に加わる荷重を概ね0とした相対値で表している。L0は従来の電池において充放電初期に各位置に加わる荷重を、L1は従来の電池においてハイレート充放電時に各位置に加わる荷重の変化量を、L2は本実施形態の加圧板40を用いた電池においてハイレート充放電時に各位置に加わる荷重の変化量を、それぞれ示している。なお、L3は、後述する第2実施形態の加圧板40を用いた電池においてハイレート充放電時に各位置に加わる荷重の変化量を、それぞれ示している。
従来の電池では、図7のL0で示されるように充放電初期の荷重(面圧)は略一定であるが、ハイレート充放電を行うと、捲回電極体10の捲回軸方向中央部分14が捲回軸方向両端部分12に比べて膨張量(厚み変化量)が大きくなり、結果、L1で示されるように、中央部分14の面圧はより高く、両端部分12の面圧はより低くなる。このように中央部分14の面圧がより高く、両端部12の面圧がより低くなると、電解液の一部が捲回電極体10の中央部分14から電極体10の両端部分12に移動し、あるいは両端部分12から捲回電極体10の外部に移動することによって、捲回電極体10の中央部分14の塩濃度が両端部12に比べて低くなる。このように電解液の塩濃度の分布に偏りが生じると、充放電時に負荷が高い部分が生じて電池性能(例えばサイクル特性)が低下する要因になり得る。
これに対し、本実施形態の加圧板40を用いた電池では、ハイレート充放電で使用されると、捲回電極体10が発熱し、かかる熱によって第1荷重部42および第2荷重部44が熱膨張する。その際、第1荷重部42は第2荷重部44よりも熱膨張係数が大きいので、第1荷重部42は第2荷重部44よりも膨張量が大きい。そのため、第1荷重部42によって捲回電極体10の両端部分12を強く押し圧することができ、従来の電池のように捲回電極体10の両端部分12の面圧(荷重)が低下する事態が生じ難い。すなわち、本実施形態に係る電池100では、図7のL1で示されるように、ハイレート充放電時に捲回電極体10の両端部分12に加わる面圧(荷重)の低下が抑制されるため、電解液の一部が捲回電極体10の中央部分14から捲回電極体10の両端部分12に移動し、あるいは両端部分12から捲回電極体10の外部に移動する事象が緩和される。その結果、電解液の塩濃度の分布に偏りが生じた場合に起こり得る、電池性能(例えばサイクル特性)の低下を抑制することができる。
また、上記構成の電池100によれば、充放電初期には、捲回電極体10が発熱しないため、第1荷重部42および第2荷重部44はほとんど膨張しない。そのため、充放電初期には、第1荷重部42によって捲回電極体10の両端部分12が過度に押し圧されることがなく、第1荷重部42および第2荷重部44によって捲回電極体10全体に対して均一な荷重が付与され得る。このことによって、充放電初期に捲回電極体10に不均一な荷重が付与された場合に起こり得る、金属リチウムの析出(デンドライトの発生)を抑制することができる。
なお、上述した第1実施形態では、直線状に形成された第1荷重部42の凸部46aの幅W1は、直線状に形成された第2荷重部44の凸部46bの幅W2と略同じである。第1荷重部42の凸部46aの幅W1はこれに限定されるものではない。例えば、図8〜図10に示すように、直線状に形成された第1荷重部42の凸部46aの幅W1と、直線状に形成された第2荷重部44の凸部46bの幅W2とが異なっていてもよい。図8は、第1実施形態の改変例に係る加圧板40の正面図であり、図9は図8のIX−IX断面図であり、図10は図8のX−X断面図である。
ここで第1荷重部42は、前述のように第2荷重部44よりも熱膨張係数が大きい材料で構成されている。熱膨張係数が大きい材料は一般に弾性係数が小さい傾向がある。そのため、第1荷重部42の凸部46aの幅W1と、第2荷重部44の凸部46bの幅W2とが同じ場合、両者の弾性係数の違いによって、初期の面圧(荷重)に分布が生じる虞がある。これに対し、上記の構成を採用した電池では、第1荷重部42とケース側壁52との接触面積が第2荷重部44とケース側壁52との接触面積よりも大きいので、第1荷重部42の熱膨張係数が第2荷重部44よりも大きいにもかかわらず、単位面積当たりの荷重が電極体10の両端部分12と中央部分14とで同程度になり得る。そのため、電極体10により均一な荷重を付与できるようになる。
特に限定されるものではないが、電極体10に均一な荷重を付与する観点からは、第1荷重部42の凸部46aの幅W1(図8)は1.5mm〜5mm(例えば3mm)程度であり、第2荷重部44の凸部46bの幅W2(図8)は1.5mm〜3mm(例えば2mm)程度である。また、凸部46a、46bの高さは1mm〜5mm(例えば2mm)程度とすることができるが、これらの凸部46a、46bの寸方は、第1荷重部42および第2荷重部44の材質や電池100の使用条件などにあわせて適宜変更することができる。
また、上述した改変例では、電極体に均一な荷重を付与する観点から、第1荷重部42の凸部46aの幅W1を第2荷重部44の凸部46bの幅W2よりも大きくしているが、これに限定されるものではない。例えば、第1荷重部42の凸部46aの数を第2荷重部44の凸部46bの数よりも増やすことで、電極体10の両端部分12と中央部分14とに均一な荷重を付与し得るように構成してもよい。
<第2実施形態>
図11は、第2実施形態に係る加圧部材40の正面図であり、図12は図11のXII−XII断面図である。また、図13は、第2実施形態に係る加圧部材40を備えた組電池200の構成を模式的に示す側面図である。第2実施形態では、加圧部材40において、第1荷重部42の弾性係数が第2荷重部44の弾性係数よりも大きい点で上述した第1実施形態とは相違する。
図6、図11〜図13に示すように、この実施形態では、第1荷重部42は、ケース側壁52を挟んで電極体10の両端部分12に対向する位置に配置された第1凸部42である。第1凸部42は、充放電に伴い電極体10が発熱膨張したときに、ケース側壁52を介して捲回電極体10の両端部分12に荷重を加えるようになっている。また、第2荷重部44は、ケース側壁52を挟んで捲回電極体10の中央部分14および両端部12の双方に対向する位置に配置された第2凸部44である。第2凸部44は、充放電に伴い捲回電極体10が発熱膨張したときに、ケース側壁52を介して電極体10の中央部分14に荷重を加えるようになっている。
加圧部材40は、例えば、第1凸部42と第2凸部44とで異なる材料で構成されているとよい。例えば加圧部材40において、第1凸部42は第2凸部44よりも弾性係数が大きい材料から構成されていてもよい。第1凸部42を構成する材料としては、第2凸部44よりも弾性係数が大きい材料、例えばアルミニウム等が例示される。また、第2凸部44を構成する材料としては、第1凸部42よりも弾性係数が小さい材料、例えばポリプロピレン(PP)が例示される。
ここで開示される好適な一態様では、図12に示すように、第1凸部42の高さH1は、第2凸部44の高さH2よりも低い(H1<H2)。例えば、第1凸部42の高さH1は、SOC(State of Charge:充電状態)80%のときに第1凸部42がケース側壁52と接し、かつ、SOC80%未満のときに第1凸部42がケース側壁52と接しないように設定することが好ましい。ここで図14は、捲回電極体10の厚み変化量とSOCとの関係を示すグラフである。図14に示すように、SOC0%(下限SOC)とSOC100%(上限SOC)との間で充放電を繰り返すと、捲回電極体は膨張収縮を繰り返す。ここで第2凸部44の面圧印加(例えば1.5MPa)時の高さの縮小量をH3、SOC80%(中心SOC)のときの捲回電極体の厚み増加量をH4とすると、第1凸部42の高さH1は、H1≧H2−(H3+H4)の関係を満足することが好ましい。図14に示した例では、H2:2.8mm、H3:0.05mm、H4:130μmである。この場合、第1凸部42の高さH1は、H1≧2.8mm−(0.05mm+0.13mm)=2.62mmの関係を満足するとよい。
このような加圧部材40を用いることによって、デンドライトの発生を抑制しつつ、ハイレート充放電時において捲回電極体10内での電解液の塩濃度の分布に偏りが生じることを抑制することができる。
すなわち、ハイレート充放電で使用されると、捲回電極体10が厚み方向(積層方向)に膨張し、第1凸部42がケース側壁52と接触する。その際、第1凸部42は第2凸部44よりも弾性係数が大きいので、該第1凸部42の大きな反発力によって捲回電極体10の両端部分12を強く押し圧することができ、従来の電池のように捲回電極体10の両端部分12の面圧(荷重)が低下するような事象が緩和され得る。すなわち、第2実施形態に係る電池100では、ハイレート充放電時に捲回電極体10の両端部分12に加わる面圧(荷重)の低下を抑制することができるため、電解液の一部が捲回電極体10の中央部分14から捲回電極体10の両端部分12に移動し、あるいは両端部分12から捲回電極体10の外部に移動する事象が従来に比して生じ難い。そのため、ハイレート充放電時に電解液の塩濃度の分布に偏りが生じることを抑制することができる。
また、この実施形態では、第2凸部44は、ケース側壁52を挟んで捲回電極体10の中央部分14および両端部12の双方に対向する位置に配置されている。そして、第2凸部44の高さH2は、第1凸部42の高さH1よりも高い(H1<H2)。かかる構成によると、充放電初期には、捲回電極体10がほとんど膨張していないため、第2凸部44はケース側壁52と接しているが、第1凸部42はケース側壁52と接していない。そのため、充放電初期には、第1凸部42によって捲回電極体10の両端部分12が押し圧されることがなく、第2凸部44によって捲回電極体10全体に対して均一な荷重が付与され得る。このことによって、充放電初期に捲回電極体10に不均一な荷重が付与された場合に起こり得る、デンドライトの発生を抑制することができる。
なお、上述した第2実施形態では、第1凸部42と第2凸部44とが同一のプレートに形成されているが、これに限定されるものではない。例えば、図15に示すように、第1凸部42をケース側壁52に取り付けてもよい。この場合、第1凸部42は、ケース側壁52と一体に形成されてもよいし、別体に形成されてもよい。このような場合であっても、上述の効果を得ることができる。
以下の試験例によって本発明の奏する作用効果を説明する。
<サンプル1>
正極集電体としてアルミニウム箔を使用し、その表面の所定領域に常法によってLiNi1/3Co1/3Mn1/3を主体とするリチウムイオン二次電池用正極活物質層(LiNi1/3Co1/3Mn1/388質量%、アセチレンブラック10質量%、ポリテトラフルオロエチレン2質量%)を形成し、正極シートを作製した。
また、負極集電体として銅箔を使用し、その表面の所定領域に常法によって黒鉛を主体とするリチウムイオン電池用負極活物質層(黒鉛98質量%、スチレンブタジエンラバー1質量%、カルボキシメチルセルロース1質量%)を形成し、負極シートを作製した。
これら正負極シートをポリエチレン製セパレータシート(2枚)とともに積層して捲回し、次いで押しつぶすことによって本試験例に係るリチウムイオン二次電池用の扁平形状捲回電極体を作製した。
作製した捲回電極体に正負極それぞれのリード端子を溶接し、捲回電極体に対応する形状のアルミニウム製の箱型電池ケースに収容した。電池ケースには適当量の電解液(質量比1:1:1であるエチレンカーボネート、エチルメチルカーボネートおよびジメチルカーボネートの混合溶媒にリチウム塩として濃度1MとなるLiPFを溶解した非水電解液)を注入し、封止した。
次いで、ケース外側に図3および図4に示すような加圧板40と拘束部材(図示せず)を取り付け、捲回電極体の扁平面において厚み方向(電極体の積層方向)に所定の拘束荷重(面圧:約1.5MPa)が加わるように拘束した。加圧板40は、第1荷重部42と第2荷重部44とで熱膨張係数が異なる。ここでは、第1荷重部42の材料には、相対的に熱膨張係数が大きい材料(ポリプロピレン(PP))を用いた。また、第2荷重部44には、相対的に熱膨張係数が小さい材料(ベークライト)を用いた。このようにしてサンプル1に係る電池を作製した。
<サンプル2>
本例では、第1荷重部42および第2荷重部42の構成材料を何れもポリプロピレンとしたこと以外はサンプル1と同様にして電池を作製した。
<サンプル3>
本例では、第1荷重部42のみが形成された加圧板を用い、捲回電極体の両端部分にのみ拘束荷重(面圧:約1.5MPa)を加え且つ捲回電極体の中央部分には拘束荷重が加わらないようにした。それ以外はサンプル1と同様にして電池を作製した。
<サンプル4>
本例では、ケース外側に図11および図12に示すような加圧板40と拘束部材(図示せず)を取り付け、捲回電極体の扁平面において厚み方向(電極体の積層方向)に所定の拘束荷重(面圧:約1.5MPa)が加わるように拘束した。加圧板40は、第1荷重部42と第2荷重部44とで弾性係数が異なる。ここでは、第1荷重部42の材料には、相対的に弾性係数が大きい材料(アルミニウム)を用いた。また、第2荷重部44には、相対的に弾性係数が小さい材料(ポリプロピレン(PP))を用いた。それ以外はサンプル1と同様にして電池を作製した。
上記拘束状態でのサンプル1、2、4に係る電池について、ハイレート充放電サイクル後における内部抵抗増加率を測定した。具体的には、適当なコンディショニング処理後、25℃の温度条件下、図16に示すハイレートパルス充放電パターンを付与する充放電サイクルを2500回繰り返した。また、500、1000、1500、2000、2500サイクル毎にIV抵抗(内部抵抗)を測定し、上記充放電サイクル試験前における初期のIV抵抗と、各サイクル後におけるIV抵抗とから内部抵抗増加率を算出した。ここで、充放電サイクルの前後におけるIV抵抗は、それぞれ、5Cでパルス放電を行ったときの放電10秒後の電圧降下から算出した。また、上記内部抵抗増加率は、「各サイクル後のIV抵抗/初期のIV抵抗」×100により算出した。結果を図17に示す。
図17に示すように、第1荷重部の熱膨張係数または弾性係数を第2荷重部の熱膨張係数または弾性係数よりも大きくしたサンプル1、4は、何れもサンプル2に比べて、充放電サイクル後における内部抵抗上昇率が小さく、ハイレート耐久性に優れるものであった。この結果から、第1荷重部の熱膨張係数または弾性係数を第2荷重部の熱膨張係数または弾性係数よりも大きくすることによって、ハイレート耐久性が向上し得ることが確認できた。
また、上記拘束状態でのサンプル3、4に係る電池について、ハイレート充放電サイクル後の電池容量を測定した。具体的には、適当なコンディショニング処理後、25℃の温度条件下、図16に示すハイレートパルス充放電パターンを付与する充放電サイクルを300回繰り返した。また、所定のサイクル毎に電池容量を測定し、上記充放電サイクル試験前後における電池容量の推移を調べた。結果を図18に示す。
図18に示すように、捲回電極体の両端部分のみに拘束荷重を付与したサンプル3は、充放電サイクル後の電池容量の低下が激しかった。サンプル3では、充放電初期から捲回電極体に不均一な荷重が付与されたため、電極体内でデンドライト(リチウムの析出)が発生し、結果、電池容量が低下したものと推測される。他方、サンプル4では、充放電初期には、第1荷重部によって捲回電極体の両端部分が過度に押し圧されることがないため、デンドライトの発生が抑制され、電池容量の低下が抑制されたものと推測される。
以上、本発明を詳細に説明したが、上記実施形態は例示にすぎず、ここで開示される発明には上述の具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、ここで開示される技術の好適な適用対象は、上述した捲回タイプの電極体に限定されない。例えば、正極と負極とがそれぞれ長方形のシート材であり、正極と負極とが長手方向を揃え、かつ、正極活物質層と負極活物質層とがセパレータを介在させた状態で互いに対向するように交互に積層された積層電極体であってもよい。この場合、加圧部材40は、積層電極体が発熱膨張したときに、積層電極体の主面(最も広い幅広面)における4辺の端部分に荷重を加える第1荷重部42と、積層電極体の該4辺の端部分に囲まれた中央部分に荷重を加える第2荷重部46と、を有しているとよい。このような場合であっても、上述の効果を得ることができる。
また、ここまでは二次電池の典型例としてリチウムイオン二次電池について説明したが、この形態の二次電池に限定されない。例えば、リチウムイオン以外の金属イオン(例えばナトリウムイオン)を電荷担体とする非水電解質二次電池や、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池であってもよい。
10 電極体
12 電極体の両端部分
14 電極体の中央部分
40 加圧部材
42 第1荷重部
44 第2荷重部
46a、46b 凸部
48a、48b 凹部
50 電池ケース
52 ケース側壁
60 正極端子
62 負極端子
100 電池
200 組電池

Claims (1)

  1. 正極と負極がセパレータを介して積層された構造を有する電極体と、
    前記電極体を電解液とともに収容する電池ケースと、
    前記ケースの外部に配置され、充放電に伴い前記電極体が発熱膨張したときに、前記ケースを介して前記電極体の積層方向に荷重を加える加圧部材と
    を備え、
    前記加圧部材は、前記電極体が発熱膨張したときに、前記電極体の端部分に荷重を加える第1荷重部と、前記電極体の中央部分に荷重を加える第2荷重部とを有し、
    ここで、前記第1荷重部および前記第2荷重部は、以下の条件:
    (1)前記第1荷重部の熱膨張係数が、前記第2荷重部の熱膨張係数よりも大きい;および、
    (2)前記第1荷重部の弾性係数が、前記第2荷重部の弾性係数よりも大きい;
    の少なくとも一方を満たすように構成されている、二次電池。

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