JP2016003757A - 締結具の緩止め構造 - Google Patents

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照幸 土居
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国男 畑田
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Abstract

【課題】本発明は、締結具に十分な緩止め効果を与えることができる締結具の緩止め構造を提供する。
【解決手段】本発明は、被締結部材7が配置される取付基材1と、回転作業により被締結部材を取付基材に挟み付け締結する締結具5と、締結具の緩みを抑える第1緩止め部15とを備え、第1緩止め部は、向き合う締結具の座面部11aおよび被締結部材の座面部7bのうちの少なくとも一方の座面部に、締結具の周方向に沿って複数、形成された溝部21,23と、締結具による締結の際、溝部内に充填され、締結作業に伴い、偏倚した状態で固化する充填材17と、溝部に形成され、固化した充填材が当該溝部内でボルト部材の緩み方向へ変位するのを規制する規制部25a,25bとを有するものとした。
【選択図】図3

Description

本発明は、締結具を緩み難くする締結具の緩止め構造に関する。
自動車(車両)では、多くの箇所で、締結具であるボルト部材を用いて、被締結部材を取付基材に締結することが行われている。例えばクランクシャフト端(取付基材に相当)に、クランクプーリ(被締結部材に相当)をボルト部材で締結する構造などは、代表的なものである。
こうした締結構造は、ボルト部材の緩みを嫌う。そこで、ボルト部材の緩止めが講じられる。
緩止めの多くは、締結具であるボルト部材を接着材で固定する構造が用いられる。例えば特許文献1で開示されているように外部から、充填材としての接着材を、ボルト部材の座面部と被締結部材の座面部との間へ注入して、双方の部材を固定し、ボルト部材が緩むのを防ぐことが行われている。
特開平 6−235413号公報
ところが、ボルト部材など締結具は、加わる振動や荷重によっては、緩みが生じるおそれがある。特に一つの締結具で、被締結部材を締結するような場合は、僅かな締結具の緩みでも問題になる。
そこで、本発明の目的は、締結具に十分な緩止め効果を与えることができる締結具の緩止め構造を提供する。
本発明の態様は、被締結部材が配置される取付基材と、回転作業により被締結部材を取付基材に挟み付け締結する締結具と、締結具の緩みを抑える第1緩止め部とを備え、第1緩止め部は、向き合う締結具の座面部および被締結部材の座面部のうちの少なくとも一方の座面部に、締結具の周方向に沿って複数、形成された溝部と、締結具による締結の際、溝部内に充填され、締結作業に伴い、偏倚した状態で固化する充填材と、溝部に形成され、固化した充填材が当該溝部内でボルト部材の緩み方向へ変位するのを規制する規制部とを有するものとした(請求項1)。
好ましくは、締結部の座面部は、締結具の周方向に沿って形成された複数の第1溝部を有し、被締結部材の座面部は、締結具の周方向に沿って形成された複数の第2溝部を有し、第1溝部と第2溝部は、被締結部材の締結を終えたとき、それぞれ締結具の回転方向後側の開口同士が、締結具と被締結部材との合わせ面で臨むように配列されるものとした(請求項2)
好ましくは、更に被締結部材の緩みを抑える第2緩止め部を備えるものとした(請求項3)。
好ましくは、第2緩止め部は、向き合う取付基材の座面部および被締結部材の座面部のうちの少なくとも一方の座面部に、締結具の周方向に沿って複数、形成された溝部と、締結具による締結の際、溝部内に充填され、締結作業に伴い、偏倚した状態で固化する充填材と、溝部に形成され、固化した充填材が当該溝部内でボルト部材の緩み方向へ変位するのを規制する規制部とを有するものとした(請求項4)。
好ましくは、取付基材の座面部は、締結具の周方向に沿って複数、形成された第3溝部を有し、被締結部材の座面部は、締結具の周方向に沿って複数、形成された第4溝部を有し、第3溝部と第4溝部は、被締結部材の締結を終えたとき、それぞれ締結具の回転方向後側の開口同士が、取付基材と被締結部材との合わせ面で臨むように配列されるものとした(請求項5)。
好ましくは、規制部は、締結具の締り方向側の溝幅を締結具の緩み方向側の溝幅よりも狭くした溝部、あるいは締結具の周方向に対し傾けて配置した溝部で形成されるものとした(請求項6)。
本発明によれば、締結を終えた締結具は、充填材により接着されるだけでなく、締結具の回転方向後側で固化した各溝部内の充填材が規制部で規制されることによって、緩み難くなる。
それ故、締結具に、充填材の接着、さらには固化した充填材がもたらすストッパ機能といった二重の緩み抑制構造により、十分なる緩止め機能を与えることができる。この結果、外部から加わる振動や荷重に耐え得る緩止め構造を得ることができる。しかも、緩止め機能は、溝部と充填材の組合わせで得られるため、簡単な構造ですむ。
本発明の第1の実施形態に係る態様となる締結具の緩止め構造を示す断面図。 同緩止め構造の各部を説明する分解斜視図。 溝構造で、溝部内の充填材が固化し、ストッパ機能を発揮するまでを説明する断面図。 本発明の第2の実施形態に係る態様の要部となる異なる溝構造を説明する断面図。 本発明の第3の実施形態に係る態様の要部となる異なる溝構造を説明する断面図。
以下、本発明を図1から図3に示す第1の実施形態にもとづいて説明する。
図1は、本発明を適用した締結構造物である、例えばエンジンのプーリ締結構造を示している。同図中1は、エンジンのクランクシャフト(本願の取付基材に相当)、3は同クランクシャフト1端に形成されたねじ孔、5はボルト部材(本願の締結具に相当)、7はクランクプーリ(本願の被締結部材に相当)である。
さらに述べると、クランクプーリ7は、中心部に通孔9(ボルト挿通孔;図2に図示)を有した円盤形をなしている。このクランクプーリ7がクランクシャフト1の端面に配置される。ねじ孔3と通孔9とは合致する。
ボルト部材5は、工具により操作可能な形状のボルト頭部11と,同ボルト頭部11の座面部11aから突き出たねじ軸部13とを有している。このボルト部材5のねじ軸部13が、クランクプーリ7の通孔9を通じて、クランクシャフト1端のねじ孔3に螺挿される。つまり、クランクプーリ7は、ボルト頭部11を回転する回転作業で、ねじ軸部13をねじ孔3へねじ込むことで、クランクシャフト1の端面とボルト部材5のボルト頭部11とで挟み付けられ、クランクシャフト1端に締結される。
このクランクプーリ7の締結構造のうち、向き合うボルト頭部11の座面部11aとクランクプーリ7の一側面に形成されている座面部7aとの間には、第1緩止め部15が設けられている。さらに向き合うクランクシャフト1の端面でなるクランクシャフト1の座面部1aとクランクプーリ7の他側面に形成されている座面部7bとの間には、第2緩止め部31が設けられている。
このうち第1緩止め部15は、充填材であるところの接着材17を用いて、座面部11aと座面部7aとの間を接着したり、この接着材17の固化を利用してストッパ機能を構築したりする構造で形成される。図2および図3(a)〜(c)には、この第1緩止め部15の各部が示されている。
第1緩止め部15の各部の構造を説明すると、ボルト部材5の座面部11aには、図2および図3(a)に示されるように周方向に沿って、複数、例えば4個の溝部21(本願の第1溝部に相当)が形成されている。溝部21は、いずれもボルト部材5の軸心を中心とした同一円周方向に沿って配置される。またクランクプーリ7の座面部7aにも、図2および図3(b)に示されるように周方向に沿って複数、例えば8個の溝部23(本願の第2溝部に相当)が形成されている。溝部23は、いずれもクランクプーリ7の軸心(ボルト部材の軸心に相当)を中心とした同一円周方向に沿って配置される。
接着材17は、クランクプーリ7をクランクシャフト1端に締結する締結作業の際、それぞれ溝部21,23内に充填される部材で、軟性であり、空気に触れる時間が続くと固化する性質をもつ。これにより、図2のように締結作業であるボルト部材5を回転(締り方向)させる作業が行われると、接着材17は、図3(a),(b)に示されるように溝部21,23内で回転方向後側(締り方向とは反対側)に片寄る(偏倚)。そして、締結を終えた後は、片寄った状態まま、それぞれ溝部21,23内で固化し、ボルト頭部11とクランクプーリ7とを接着する。
また各溝部21,23は、図3(c)に示されるようにクランクプーリ7の締結を終えたとき、ボルト部材5の回転方向後側の開口同士が、ボルト頭部11とクランクプーリ7との合わせ面で臨むようにした配列で配置されている。これにより、締結後、溝部21,23内部で偏倚した接着材17が、ボルト頭部11とクランクプーリ7との合わせ面を通じ、一体に固化される構造にしている。
また各溝部21には、固化した溝部21内の接着材17が、ボルト部材5の緩み方向へ変位するのを規制する規制部25aが設けられ、各溝部23には、固化した溝部23内の接着材17が、ボルト部材5の緩み方向へ変位するのを規制する規制部25bが設けられている。
このうち溝部21の規制部25aは、例えば溝部21の形状を利用して形成される。
ここでは、溝部21は、例えば図3(a)にも示されるようなボルト部材5の緩み方向側に配置される溝端の溝幅αを、締り方向側に配置される溝端の溝幅βよりも狭くした、ボルト部材5の周方向に沿って延びる細長の三角形状の溝で形成されている。つまり、緩み側の面積が締り側よりも小さくなる三角形状の端部分を用いることにより、溝部21の一端側(ボルト部材の回転方向後側)で固化した接着材17自身がストッパとなって、溝部21の他端側へ逃げられないようにしている。
また溝部23の規制部25bも、溝部23の形状を利用した構造が用いられている。
ここでは、溝部23は、例えば図3(b)に示されるようなクランクプーリ7の周方向(ボルト部材方向の周方向)に対し、傾けて配置した傾斜方向に延びる細長の溝で形成されている。すなわち、傾斜した溝を用いることにより、溝部23の一端側(ボルト部材の回転方向後側)で固化した接着材17自身がストッパとなって、溝部23の他端側へ逃げられないようにしている。
つまり、溝部21,23の形状で、ボルト部材5の緩みを抑える構造としている。
一方、第2緩止め部31も、充填材であるところの接着材17を用いて、クランクシャフト1の座面部1aとクランクプーリ7の座面部7bとの間を接着したり、接着材17の固化を利用してストッパ機能を構築したりする構造で形成されている。
第2緩止め部31には、図2に示されるようにクランクシャフト1の座面部1aに、例えば第1緩止め部15と同じ三角形状、同じ配列で設けた、複数、例えば4個の溝部33(本願の第4溝部に相当)と、クランクプーリ7の座面部7bに、例えば第1緩止め部15と同様の溝形状、同様の配列で設けた、クランクプーリ7の周方向(ボルト部材方向の周方向)に対し傾けた細長の溝部35とを組み合わせた構造が用いられている。
つまり、第2緩止め部31は、第1緩止め部15と同様、溝部33の一端側(ボルト部材の回転方向後側)で固化した接着材17自身がストッパとなり、溝部33の他端側へ逃げられないようにしたり、溝部35の一端側(ボルト部材の回転方向後側)で固化した接着材17自身がストッパとなり、溝部35の他端側へ逃げられないようにして、クランクプーリ7の緩みを抑える構造となっている。
なお、第2緩止め部31と第1緩止め部15とは、設ける位置が異なるのみで構造は同じなので、ここでは図3は、括弧書きで符号を入れて、第1緩み止め部15の図面をそのまま流用した図面としている。
こうした緩止めを施しながら、クランクプーリ7をクランクシャフト1端に締結するときは、ボルト部材5の各溝部21内、クランクプーリ7の各溝部23,35内、クランクシャフト1の各溝部33内に接着材17を充填する。このとき、接着材17は軟性である。
続いてクランクプーリ7を、通孔9とねじ孔3とを合わせつつ、クランクシャフト1端に配置する。ついで、ボルト部材5のねじ軸部13を、クランクプーリ7の通孔9からねじ孔3へ挿入し、工具(図示しない)を用いて、ボルト頭部11を締付け方向へ回転させる。この回転作業により、ねじ軸部13は、次第にねじ孔3内へねじ込まれる。すると、ボルト頭部11の座面部11a、クランクプーリ7の座面部7a,7b、クランクシャフト1端の座面部1aの相互は、突き当たる。所定のトルクまでボルト部材5が締め上げられると、クランクプーリ7は、ボルト部材5の座面部11aとクランクシャフト1の座面部1aとで挟み付けられ、クランクシャフト1端に締結される。
この締結作業の際、接着材17は、ボルト部材5の回転作業に伴う慣性力を受けて、各溝部21,23,33,35内を流動し、ボルト部材5の回転方向後側へ片寄る。この挙動により、図3(a),(b)中の二点鎖線に示されるように各溝部21,23,33,35内には、回転方向後側の接着材17が密に詰まった充填部分xと、回転方向前側の空部分y(接着材が無い部分)とが生じる。ここで、溝部21と溝部23、溝部33と溝部35は、いずれも回転方向後側部分の開口部分を介して、相互が連通している。そのため、図3(c)に示されるように溝部21内の充填部分xと溝部23内の充填部分x、溝部33内の充填部分xと溝部35内の充填部分xは、それぞれボルト頭部11とクランクプーリ7、クランクプーリ7とクランクシャフト1端との合わせ面で合わさる。
締結作業を終え、締結部分が放置されると、溝部21,23内の片寄った充填部分xの接着材17や、溝部33,35内の片寄った充填部分xの接着材17は固化される。これにより、溝部21,23内の充填部分xは、ボルト頭部11とクランクプーリ7との合わせ面で一体に連続した一塊物となり、溝部33,35内の充填部分xは、クランクプーリ7とクランクシャフト1端との合わせ面で一体に連続した一塊物となる。
このとき、各溝部21,23,33,35の締り方向端に形成される空部分yは、充填部分xより溝幅が狭くなっていたり傾斜したりしているので(規制部25a,25b)、充填部分xの固化した接着材17が空部分yへ向かうのを規制する。これにより、ボルト部材5やクランクプーリ7は、いずれも回転不能な状態に保たれ、ボルト部材5の緩みは防止される。
したがって、締結を終えたボルト部材5には、接着だけでなく、固化した接着材17がもたらすストッパ構造といった二重の緩み抑制構造により、十分なる緩止め機能が与えられる。これにより、外部から加わる振動や荷重に耐え得る緩止め機能を得ることができる。しかも、緩止め機能は、溝部21,23(溝部33と溝部35)と接着材17と規制部25a(規制部25b)の組合わせで得られるため、簡単である。
そのうえ、溝部21と溝部23(溝部33と溝部35)には、回転方向後側の開口部分同士が連通可能な配列を採用したことにより、部品合わせ部分で固化した接着材17も緩止めとして機能するので、固化した接着材17を最大に活用した緩止めができる。
加えて、規制部25a,25bには、締り方向側の溝幅を緩み方向側の溝幅よりも狭くした溝、あるいはボルト部材5の周方向に対し傾けた溝を用いたので、簡単な構造ですむ。
特に、本実施形態のように回転軸部材たるクランクシャフト1(取付基材)にクランクプーリ7(被締結部材)を締結する場合、クランクプーリ7とクランクシャフト1との間に第2緩止め部31を設けることにより、ボルト部材5は、クランクシャフト1に対して不動の状態となるので、ボルト部材5の緩止めは完全となる。しかも、第2緩止め部31には、第1緩止め部15と同様、溝部33,35を用いた二重の緩み抑制構造を用いたので、簡単な構造で、十分なるクランクプーリ7の緩止め機能を得ることができる。
図4は、本発明の第2の実施形態を示す。
本実施形態は、第1の実施形態の変形で、溝部21には、例えば図4(a)に示されるようなクランクプーリ7の周方向(ボルト部材方向の周方向)に対し、傾けて配置した細長の溝を用い、溝部23には、緩み方向端の溝幅が締り方向端の溝幅よりも狭くした正三角形状の溝を用いて、規制部25a,25bを形成したものである。このような構造でも、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
図5は、本発明の第3の実施形態を示す。
本実施形態は、第1の実施形態の変形で、溝部21には、例えば図5(a)に示されるような緩み方向端の溝幅が締り方向端の溝幅よりも狭い涙滴形状の溝を用い、溝部23には、クランクプーリ7の周方向(ボルト部材方向の周方向)に対し、傾けたブーメラン形の溝を用いて、規制部25a,25bを形成したものである。このような構造でも、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
但し、図4および図5において、第1の実施形態と同じ部分には、同一符号を付してその説明を省略した。
なお、上述した各実施形態における各構成およびそれの組合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能であることはいうまでもない。また本発明は、実施形態によって限定されることはなく、「特許請求の範囲」によってのみ限定されることはいうまでもない。例えば上述の実施形態は、向き合う各座面部に溝部を設けた例を挙げたが、これに限らず、どちらか一方の座面部に溝部を設ける構造でもよい。また上述の実施形態では、三角形状、傾けた形状、ブーメラン形状などの溝部を用いて規制部を形成したが、これに限らず、他の形状や他部品を用いて、規制部を形成してもよい。また上述した実施形態では、回転軸部材たるクランクシャフトにクランクプーリを締結具たるボルト部材で締結する構造に本発明を適用したが、これに限らず、他の締結構造の緩止めや、締結具たるナットを用いて、スタッドボルト部品の付いたフレーム部品などに他部品を締結する構造の緩止めに本発明を適用しても構わない。
1 クランクシャフト(取付基材)
5 ボルト部材(締結具)
7 クランクプーリ(被締結部材)
15 第1緩止め部
17 接着材(充填材)
21 溝部(第1溝部)
23 溝部(第2溝部)
25a,25b 規制部
31 第2緩止め部
33 溝部(第3溝部)
35 溝部(第4溝部)

Claims (6)

  1. 被締結部材が配置される取付基材と、回転作業により前記被締結部材を前記取付基材に挟み付け締結する締結具と、前記締結具の緩みを抑える第1緩止め部とを備え、
    前記第1緩止め部は、
    向き合う前記締結具の座面部および前記被締結部材の座面部のうちの少なくとも一方の座面部に、前記締結具の周方向に沿って複数、形成された溝部と、
    前記締結具による締結の際、前記溝部内に充填され、締結作業に伴い、偏倚した状態で固化する充填材と、
    前記溝部に形成され、前記固化した充填材が当該溝部内で前記ボルト部材の緩み方向へ変位するのを規制する規制部と
    を有することを特徴する締結具の緩止め構造。
  2. 前記締結部の座面部は、前記締結具の周方向に沿って形成された複数の第1溝部を有し、
    前記被締結部材の座面部は、前記締結具の周方向に沿って形成された複数の第2溝部を有し、
    前記第1溝部と前記第2溝部は、前記被締結部材の締結を終えたとき、それぞれ前記締結具の回転方向後側の開口同士が、前記締結具と前記被締結部材との合わせ面で臨むように配列されることを特徴する請求項1に記載の締結具の緩止め構造。
  3. 更に、前記被締結部材の緩みを抑える第2緩止め部を備えることを特徴とする請求項1に記載の締結具の緩止め構造。
  4. 前記第2緩止め部は、
    向き合う前記取付基材の座面部および前記被締結部材の座面部のうちの少なくとも一方の座面部に、前記締結具の周方向に沿って複数、形成された溝部と、
    前記締結具による締結の際、前記溝部内に充填され、締結作業に伴い、偏倚した状態で固化する充填材と、
    前記溝部に形成され、前記固化した充填材が当該溝部内で前記ボルト部材の緩み方向へ変位するのを規制する規制部と
    を有することを特徴する請求項3に記載の締結具の緩止め構造。
  5. 前記取付基材の座面部は、前記締結具の周方向に沿って複数、形成された第3溝部を有し、
    前記被締結部材の座面部は、前記締結具の周方向に沿って複数、形成された第4溝部を有し、
    前記第3溝部と前記第4溝部は、前記被締結部材の締結を終えたとき、それぞれ前記締結具の回転方向後側の開口同士が、前記取付基材と前記被締結部材との合わせ面で臨むように配列される
    ことを特徴する請求項4に記載の締結具の緩止め構造。
  6. 前記規制部は、前記締結具の締り方向側の溝幅を前記締結具の緩み方向側の溝幅よりも狭くした溝部、あるいは前記締結具の周方向に対し傾けて配置した溝部で形成されることを特徴とする請求項1または請求項4に記載の締結具の緩止め構造。
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