JP2016002489A - ろ過機の洗浄方法 - Google Patents

ろ過機の洗浄方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016002489A
JP2016002489A JP2014121943A JP2014121943A JP2016002489A JP 2016002489 A JP2016002489 A JP 2016002489A JP 2014121943 A JP2014121943 A JP 2014121943A JP 2014121943 A JP2014121943 A JP 2014121943A JP 2016002489 A JP2016002489 A JP 2016002489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
washing
filter
cleaning
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014121943A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6132104B2 (ja
Inventor
宮脇 将温
Masaatsu Miyawaki
将温 宮脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishigaki Co Ltd
Original Assignee
Ishigaki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishigaki Co Ltd filed Critical Ishigaki Co Ltd
Priority to JP2014121943A priority Critical patent/JP6132104B2/ja
Publication of JP2016002489A publication Critical patent/JP2016002489A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6132104B2 publication Critical patent/JP6132104B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 複数のろ過機を有し、ろ過機の洗浄にろ過水を用いるろ過設備であって、洗浄水の貯留槽を必要とせず、原水の流入量の変化に対応できるろ過機の洗浄方法を提供する。【解決手段】 浮上性ろ材で形成したろ材層3に上向流で原水を通水してろ過を行うろ過機を複数並設したろ過設備で、1つのろ過機の洗浄に、他のろ過機のろ過水を洗浄水として用いる洗浄方法において、他のろ過機のろ過水の水位に応じて、1つのろ過機に供給する洗浄水の量を変動させる洗浄水ゲート8の開度を決定し、1つのろ過機から排出される洗浄汚水の総量が所定量に達するまで連続的に洗浄水を供給することで、洗浄水の貯留槽を持たなくとも継続して安定した洗浄を行える。【選択図】図1

Description

本発明は、複数のろ過機を備えるろ過設備で、ろ過機の洗浄を、他のろ過機で処理されたろ過水を洗浄水として使用するろ過機の洗浄方法に関する。
従来、複数のろ過機を備えるろ過設備において、ろ過設備により処理されたろ過水を貯留しておき、ろ過機の洗浄時にはろ過水を洗浄水として使用するろ過機の洗浄方法が用いられていた。しかしながら、この洗浄方法を用いると、ろ過水を洗浄水として貯留するための貯留槽が必要で、ろ過設備の設置面積が増大するとともに、貯留槽、逆洗ポンプ等の管理の負担が増大していた。
また、同様に複数のろ過機を備えるろ過設備において、他のろ過機で処理されたろ過水を洗浄水として使用するろ過装置が特許文献1の様に開示されている。
その他、特許文献2には、ろ過水を洗浄水として使用するろ過装置で、原水の流量を平常流量より増加させ、ろ過水を確保するろ過システムが提起されている。
特開2003−93808 特開2013−166087
特許文献1のろ過装置では、ろ過水を洗浄水として貯留するための貯留槽は必要ないが、原水の流入量が減少するなどで、他のろ過機で処理されたろ過水の水量が洗浄に用いる洗浄水量に満たない場合がある。そのため、補給用洗浄水槽の設置や補給用洗浄水槽から洗浄水を送水するための補給水ポンプを設置することが必要であった。
特許文献2のろ過システムでは、補給用洗浄水槽等を設置する必要はないが、洗浄水量を確保するためろ過原水の流入量を増加させており、ろ過原水の流入量に変化が生じても対応できるよう、ろ過原水を一時的に貯留するろ過原水貯留槽を必要としている。
本発明は、ろ過機の洗浄に他のろ過機のろ過水を使用するろ過機の洗浄方法であって、洗浄水の貯留槽を必要としないろ過設備で、原水の流入量の変化の問題を解決するためになされたものである。
また、本発明は前記問題に加え、特許文献2で用いられるろ過原水貯留槽をも必要としない洗浄方法を提供する。
浮上性ろ材で形成したろ材層に上向流で原水を通水してろ過を行うろ過機を複数並設したろ過設備で、1つのろ過機の洗浄に、他のろ過機のろ過水を洗浄水として用いる洗浄方法において、他のろ過機のろ過水の水位に応じて、1つのろ過機に供給する洗浄水の量を変動させる洗浄水ゲートの開度を決定し、1つのろ過機から排出される洗浄汚水の総量が所定量に達するまで連続的に洗浄水を供給することで、洗浄水の貯留槽を必要とせず、安定した洗浄を行うことができる。
前記複数のろ過機に連通してろ過機上方より越流したろ過水を排出する処理水流出路を有し、前記処理水流出路に越流したろ過水を洗浄水とし、前記洗浄水を1つのろ過機の下方より供給し、ろ過槽内の洗浄汚水をろ過機上方より越流して排出することで、洗浄にポンプ等の動力を必要としない。
前記洗浄水ゲートの開度は、他のろ過機の実ろ過槽水位が基準ろ過槽水位以上の場合、洗浄水ゲートを基準ゲート開度で洗浄水を通水し、他のろ過機の実ろ過槽水位が基準ろ過槽水位未満の場合、洗浄水ゲートを基準開度より小さい所定のゲート開度に設定することで、洗浄中に原水の流入量が変化する等の異常が起こっても、常に洗浄水を供給できるため、連続した洗浄を行うことができる。
それぞれのろ過機は洗浄汚水を排出する洗浄排水路を有し、前記1つのろ過機の実ろ過槽水位から洗浄排水路への越流水位を算出して洗浄汚水の実洗浄排水量を算出し、実洗浄排水量を積算して実総洗浄排水量を算出することで、洗浄汚水の総量を正確に算出できるため、安定した洗浄効果が得られる。
前記他のろ過機の実ろ過槽水位と洗浄水ゲートの開度より算出された洗浄水流入量と、前記一つのろ過機の実ろ過槽水位から算出された実洗浄排水量とを比較し、実洗浄排水量が洗浄水流入量以上の場合、洗浄水ゲートの開度を段階的に小さくし、実洗浄排水量が洗浄水流入量未満の場合、洗浄水ゲートの開度を段階的に大きくすることで、洗浄水ゲートの開度調整による洗浄水流入量の誤差を判断し、実洗浄排水量の過不足を解消し洗浄に最適な値とすることができる。
本発明のろ過設備は複数のろ過機を備え、ろ過機の洗浄の際には他のろ過機のろ過水の使用量を制御しながら洗浄するため、洗浄水を貯留するための貯留槽を必要とせず、洗浄水の供給には水位差を利用するためポンプ等の設備も必要としない。
原水の流入量が変動しても洗浄水ゲートの開度を調整することにより洗浄水の使用量を制御し、ろ過水の不足を防止する。
本発明の様に洗浄水ゲートの開度を制御すると、ろ過水の一部を洗浄水に利用しつつ、常に一定量のろ過水を確保できるため、ろ過水の回収率を安定させることができる。
また、ろ過槽に所定量の洗浄水が通水したことを検知することで洗浄を完了するため、洗浄効果を安定させることができる。洗浄効果が安定すると洗浄回数を減らすことができるため、省エネにもつながる。
本発明に係る洗浄方法に用いられるろ過設備の概略説明図である。 同じく、ろ過工程中のろ過設備の断面図である。 同じく、水抜き工程中のろ過設備の断面図である。 同じく、攪拌工程中のろ過設備の断面図である。 同じく、排水工程中のろ過設備の断面図である。 本発明の洗浄方法のフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る洗浄方法のフローチャートである。
図1は本発明に係る洗浄方法に用いられるろ過設備の概略説明図である。
本発明の洗浄方法には複数の上向流式のろ過機を用いる。ろ過機のろ過槽1には、ろ材流出防止用のろ材受け2が配設され、ろ材受け2下方の浮上性ろ材からなるろ材層3でろ過を行う。
ろ過槽1には調圧槽4を隣接して併設してあり、原水は調圧槽4に流入する。
調圧槽4は、調圧槽4下方からろ過槽1のろ材層3下方へ貫通する開口を有し、調圧槽4の原水はろ過槽1のろ材層3下方に供給される。調圧槽4とろ過槽1を貫通する開口には原水流入ゲート5を設けている。
ろ過槽1へ流入した原水は、ろ過槽1に形成したろ材層3を通過してろ過され、ろ材受け2上方からろ過槽1に隣接した処理水流出路6に越流排出される。複数のろ過機は共通の処理水流出路6にろ過水を排出する。処理水流出路6に排出されたろ過水は次工程に搬送される。処理水流出路6は複数のろ過機に隣接して共用しており、それぞれのろ過機から排出されるろ過水を集水する。処理水流出路6には、ろ過槽1のろ材受け2に相当する位置から次工程にろ過水を供給する流出口と、ろ材層3下端に相当する位置に底部を有しており、一定量のろ過水を貯留できる構造としてもよい。
処理水流出路6の底部からろ過槽1下方に洗浄管7が連通しており、処理水流出路6に排出されたろ過水の一部をろ材層3の洗浄水として使用する。洗浄管7には洗浄水ゲート8を配設する。
ろ材層3下方には、ろ材層3を攪拌洗浄するための空気管9を配設する。洗浄の際には、空気管9から供給される空気でろ材層3を攪拌させるとともに、処理水流出路6とろ過槽1の水位差により、洗浄水をろ過槽1へ流入させ洗浄汚水を排出するため、ポンプ等の動力を必要とせず、洗浄水ゲート8を開放するだけでよい。
また、洗浄水がろ過槽1を上向する速度は処理水流出路6の水位(ろ過水量)に比例する。
ろ過槽1のろ材受け2と処理水流出路6の間には、洗浄排水路10へ貫通する開口を有する。開口には汚水排出ゲート11を設けている。洗浄排水路10の下方から洗浄排水管12を連結し、洗浄排水管12は、ろ材を洗浄した後の洗浄汚水を排出する。複数のろ過機の洗浄排水路10を連結し、共用としてもよい。
洗浄時には処理水流出路6からろ過槽1に洗浄水が流入し、洗浄中のろ過槽1の洗浄汚水の水位が上昇して洗浄排水路10に排出されることで、ろ過槽1の洗浄汚水が洗浄水に置き換わり、洗浄が行われる。汚水排出ゲート11は、ろ過工程中は閉止している。
洗浄排水管12と洗浄管7を連通管13で連通し、連通管13に排水ゲート14を配設する。洗浄管7に接続する連通管13は、洗浄水ゲート8よりろ過槽1側の洗浄管7に接続させる。
ろ過槽1上方、調圧槽4上方には水位計15を配設する。
上記ろ過設備でのろ過から洗浄までの方法を図2〜図5で詳述する。
図2はろ過工程中のろ過設備の断面図である。
原水流入ゲート5を開放し、汚水排出ゲート11、洗浄水ゲート8、排水ゲート14を閉止する。
調圧槽4へ流入した原水はろ過槽1の下部の開口よりろ過槽1へ流入し、ろ過槽1に形成された浮上性ろ材からなるろ材層3を上向流で通過する。原水はろ材層3を通過する間に原水中のSSが捕捉・除去される。ろ材層3を通過したろ過水は、ろ過槽1上方から処理水流出路6へ排出される。処理水流出路6へ排出されたろ過水は、継続的に次工程へ搬送し、その他一部を洗浄水として使用する。
ろ過が進行すると捕捉したSSによりろ過損失水頭が上昇し、これにともない調圧槽4の水位が上昇する。調圧槽4の水位が所定の水位まで上昇すると、ろ材層3の洗浄のため、水抜き工程に切り換わる。
水抜き工程に切り換わったろ過機以外の他のろ過機は、ろ過水を洗浄水として使用するためろ過工程を継続する。ろ過水は引き続き次工程へ搬送する。
図3は水抜き工程中のろ過設備の断面図である。
排水ゲート14を開放し、原水流入ゲート5、汚水排出ゲート11、洗浄水ゲート8を閉止する。
原水流入ゲート5を閉止して原水の流入を停止する。ろ過槽1下方に接続した洗浄管7より連通管13、洗浄排水管12を通過してろ過槽1の排水を行う。洗浄を行うろ過槽1の水位がろ材受け2より下になると排水ゲート14を閉止して水抜き工程が完了となり、攪拌工程に切り換わる。
水抜き工程は、次工程の空気攪拌においてろ過圧力によりろ材受け2で圧密したろ材層3を攪拌しやすくするとともに、ろ過槽1下部に沈降した比較的比重の大きな沈殿物を排出するためのものである。
図4は攪拌工程中のろ過設備の断面図である。
原水流入ゲート5、洗浄水ゲート8、排水ゲート14、汚水排出ゲート11を閉止する。
攪拌工程ではろ材層3下部に設けた空気管9より空気を供給してろ過圧力により形成されたろ材層3を攪拌し、ろ材を流動状態にすることで捕捉したSS等をろ材から分散させる。
ろ材層3の攪拌完了後、排水工程に切り換わる。また、本工程中に次工程に備えて汚水排出ゲート11を開放してもよい。
図5は排水工程中のろ過設備の断面図である。
汚水排出ゲート11、洗浄水ゲート8を開放し、原水流入ゲート5、排水ゲート14を閉止する。
排水工程ではろ材の再生を行うとともに、捕捉したSS等を系外に排出するために空気によりろ材を攪拌流動させながら洗浄水ゲート8を開放し、ろ過槽1下部から処理水流出路6の処理水を洗浄水としてろ過槽1に通水する。ろ過槽1には下方から洗浄水が流入するため洗浄汚水が上昇し、洗浄汚水は汚水排出ゲート11より排出される。従って、ろ過槽1の洗浄汚水が洗浄水と置換される。
洗浄水の供給には水位差を利用するため、ポンプ等の動力が必要ない。
また、洗浄に用いる洗浄水は複数のろ過機で共通する処理水流出路6のろ過水を用いている。ろ過水を継続的に次工程へ供給しつつ洗浄水としても使用できるように、洗浄水として使用するろ過水量を制御することで、常に洗浄水を供給でき、洗浄水を貯留する設備を必要としない。開放した汚水排出ゲート11より洗浄汚水を抜きとり、洗浄排水路10へ流出させる。洗浄排水路10下方の洗浄排水管12より洗浄汚水を排出後、洗浄を終了し、ろ過工程へ切り換える。
図6は本発明の洗浄方法のフローチャートである。
洗浄前に予め洗浄に用いる基準値を設定しておく。
洗浄には、安定した洗浄効果を得るために、一定量の洗浄水を使用する。安定した洗浄のための洗浄水量を基準総洗浄排水量QW−SETとする。
1A.洗浄開始
調圧槽4内の水位が規定値を超えた場合、ろ過機は洗浄を開始する。すなわち、前述するろ過工程から水抜き工程、攪拌工程を経て、排出工程へと移行する。複数ある他のろ過機はろ過を継続する。以下、排出工程での制御方法のフローチャートとなる。
1B.ろ過槽水位の計測
他のろ過中のろ過機において、ろ過槽1で計測した水位を実ろ過槽水位H1とする。なお、この時計測するのは、処理水流出路6への越流部の水位を計測して比較してもよい。
1C.ろ過槽水位比較
ろ過中のろ過槽1の水位によって、現在得られるろ過水量が判断できる。前述したように、ろ過水量は洗浄速度に比例する。通常の原水流入量のときに、洗浄水ゲート8を予め設定した基準ゲート開度GO−STDとして洗浄水を供給した際の、洗浄水の上向速度を基準洗浄速度とする。そこで、基準洗浄速度で洗浄するのに必要なろ過水量を得るためのろ過槽1の水位を、基準ろ過槽水位H1STDとする。
フローチャート1Cでは、実ろ過槽水位H1と基準ろ過槽水位H1STDを比較する。実ろ過槽の水位H1を基に洗浄水ゲート8の開度を設定し、洗浄水の供給量を制御する。
実ろ過槽水位H1が基準ろ過槽水位H1STD以上の場合、フローチャート1Dへ移行して洗浄水ゲート8の開度を設定する。
実ろ過槽水位H1が基準ろ過槽水位H1STD未満の場合、フローチャート1Eへ移行して洗浄水ゲート8の開度を設定する。
1D.洗浄水ゲート設定
フローチャート1Cで実ろ過槽水位H1が基準ろ過槽水位H1STD以上であるから、ろ過水は十分な量を確保できている。従って、基準洗浄速度で洗浄を行えばよいため、洗浄水ゲート8の開度は予め設定した基準ゲート開度GO−STDに設定する。
洗浄水ゲート8の開度を基準ゲート開度GO−STDに設定した後、フローチャート1Fへ移行する。
1E.洗浄水ゲート設定
フローチャート1Cで実ろ過槽水位H1が基準ろ過槽水位H1STD未満であるから、ろ過水の排出量が減少し、基準洗浄速度で洗浄を行うと洗浄水が不足する。従って、洗浄水ゲート8の開度を基準ゲート開度GO−STDより小さい所定のゲート開度GO−SETに設定し、洗浄水の供給量を減少させる。洗浄水として使用するろ過水の量を減少させるため、処理水流出路6内の洗浄水が枯渇することなく、連続的に基準より少量の洗浄水を供給することができる。ゲート開度GO−SETは、実ろ過槽水位H1に比例して変動するよう設定する。
ゲート開度GO−SETを段階的に減少するよう設定してもよい。
洗浄水ゲート8の開度を設定した後、フローチャート1Fへ移行する。
1F.洗浄排水量の算出
洗浄中のろ過槽1で計測した水位を実ろ過槽水位H2とする。実ろ過槽水位H2より、洗浄排水路10から排出される実洗浄排水量QW−OUTが算出される。
1G.洗浄排水量の積算
実洗浄排水量QW−OUTを積算し、実総洗浄排水量ΣQW−OUTを算出する。
1H.総洗浄排水量の比較
実総洗浄排水量ΣQW−OUTと基準総洗浄排水量QW−SETを比較する。
実総洗浄排水量ΣQW−OUTが基準総洗浄排水量QW−SET以上の場合、フローチャート1Iへ移行して洗浄を終了する。
実総洗浄排水量ΣQW−OUTが基準総洗浄排水量QW−SET未満の場合、フローチャート1Bへ移行し、洗浄を継続する。
1I.洗浄終了
洗浄水ゲート8を閉止し、ろ過を再開する。
図7は本発明の他の実施形態に係る洗浄方法のフローチャートである。
洗浄前に予め洗浄に用いる基準値を設定しておく。前述した設定値の定義は同一のため、ここでは説明を省略する。
2A.洗浄開始
調圧槽4内の水位が規定値を超えた場合、ろ過機は洗浄を開始する。すなわち、前述するろ過工程から水抜き工程、攪拌工程を経て、排出工程へと移行する。複数ある他のろ過機はろ過を継続する。以下、排出工程での制御方法のフローチャートとなる。
2B.ろ過槽水位の計測
他のろ過中のろ過機において、実ろ過槽水位H1を計測する。なお、このとき計測するのは、処理水流出路6への越流部の水位を計測して比較してもよい。
2C.ろ過槽水位比較
フローチャート2Cでは、実ろ過槽水位H1と基準ろ過槽水位H1STDを比較する。
実ろ過槽水位H1が基準ろ過槽水位H1STD以上の場合、フローチャート2Dへ移行して洗浄水ゲート8の開度を設定する。
実ろ過槽水位H1が基準ろ過槽水位H1STD未満の場合、フローチャート2Eへ移行して洗浄水ゲート8の開度を設定する。
2D.洗浄水ゲート設定
フローチャート2Cで実ろ過槽水位H1が基準ろ過槽水位H1STD以上であるから、ろ過水は十分な量を確保できている。従って、基準の洗浄速度で洗浄を行えばよいため、洗浄水ゲート8の開度は予め設定した基準ゲート開度GO−STDに設定する。
洗浄水ゲート8の開度を基準ゲート開度GO−STDに設定した後、フローチャート2Fへ移行する。
2E.洗浄水ゲート設定
フローチャート2Cで実ろ過槽水位H1が基準ろ過槽水位H1STD未満であるから、ろ過水の排出量が減少し、基準洗浄速度で洗浄を行うと洗浄水が不足する。従って、洗浄水ゲート8の開度を基準ゲート開度GO−STDより小さい所定のゲート開度GO−SETに設定し、洗浄水の供給量を減少させる。洗浄水として使用するろ過水の量を減少させるため、処理水流出路6内の洗浄水が枯渇することなく、連続的に基準より少量の洗浄水を供給することができる。ゲート開度GO−SETは、実ろ過槽水位H1に比例して変動するよう設定する。ゲート開度GO−SETを段階的に減少するよう設定してもよい。
洗浄水ゲート8の開度を設定した後、フローチャート2Fへ移行する。
2F.洗浄排水量の算出
洗浄中のろ過槽1で実ろ過槽水位H2を計測する。実ろ過槽水位H2より、洗浄排水路10から排出される実洗浄排水量QW−OUTが算出される。
また、洗浄水ゲート8のゲート開度GO−SET、実ろ過槽水位H1からろ過槽1に流入する洗浄水流入量QW−inが算出される。
洗浄水ゲート8の開度は、所定の洗浄水流入量となるよう、ろ過槽1の実ろ過槽水位H1を基に算出した計算値となる。ここで、実洗浄排水量QW−OUTを計測し、実際の洗浄水流入量QW−inが計算値と等しいか確認を行う。実洗浄排水量QW−OUTと洗浄水流入量QW−inに誤差があるようであれば、フローチャート2G〜2Iで、洗浄水ゲート8の開度の調整を行う。許容誤差の大きさによってはフローチャート2G〜2Iを省略することも可能である。
2G.洗浄排水量の比較
実洗浄排水量QW−OUTと洗浄水流入量QW−inを比較する。
実洗浄排水量QW−OUTが洗浄水流入量QW−inより少ない場合、フローチャート2Hへ移行して洗浄水ゲート8の開度を設定する。
実洗浄排水量QW−OUTが洗浄水流入量QW−inより多い場合、フローチャート2Iへ移行して洗浄水ゲート8の開度を設定する。
実洗浄排水量QW−OUTが洗浄水流入量QW−inと等しい場合、フローチャート2Jへ移行する。
2H.洗浄水ゲート調整
フローチャート2Gにおいて、実洗浄排水量QW−OUTが洗浄水流入量QW−inより少ない場合、洗浄水量が不足している。実洗浄排水量QW−OUTを増加させるため、洗浄水ゲート8の開度を段階的に大きくする。
洗浄水ゲート8の開度の調整後、フローチャート2Gへ移行する。
2I.洗浄水ゲート調整
フローチャート2Gにおいて、実洗浄排水量QW−OUTが洗浄水流入量QW−inより多い場合、洗浄水量が過剰となっている。実洗浄排水量QW−OUTを減少させるため、洗浄水ゲート8の開度を段階的に小さくする。
洗浄水ゲート8の開度の調整後、フローチャート2Gへ移行する。
2J.洗浄排水量の積算
実洗浄排水量QW−OUTを積算し、実総洗浄排水量ΣQW−OUTを算出する。
2K.総洗浄排水量の比較
実総洗浄排水量ΣQW−OUTと基準総洗浄排水量QW−SETを比較する。
実総洗浄排水量ΣQW−OUTが基準総洗浄排水量QW−SET以上の場合、フローチャート2Lへ移行して洗浄を終了する。
実総洗浄排水量ΣQW−OUTが基準総洗浄排水量QW−SET未満の場合、フローチャート2Bへ移行し、洗浄を継続する。
2L.洗浄終了
洗浄水ゲート8を閉止し、ろ過を再開する。
本発明の実施例におけるろ過設備の設計条件を以下のように設定する。
基準流入水量 :3000m/日
基準ろ過槽水位H1STD :2.6m
基準ろ過速度 :500m/日
基準開度GO−STD :80%
ろ過面積 :3000/500=6m
基準総洗浄排水量QW−SET:6×500×(20min/60/24)=41.7m
ろ過機 :2槽
・ろ過機への流入水が多い場合
ろ過工程中に調圧槽4の水位が上昇し、既定の水位を超えたろ過機は水抜き工程、攪拌工程、排水工程へ移行して洗浄を行う。
排水工程では、ろ過中のろ過槽1の水位から処理水流出路6への実ろ過槽水位H1を算出し、基準ろ過槽水位H1STDと比較する。原水のろ過機への流入が多い等でろ過水が多く得られるため、実ろ過槽水位H1は基準ろ過槽水位H1STDより高い。従って、洗浄水を供給する洗浄水ゲート8の開度を基準開度GO−STDに設定して排水を行う。
洗浄中のろ過槽1で計測した実ろ過槽水位H2より、洗浄排水路10から排出される実洗浄排水量QW−OUTを算出する。
また、洗浄水ゲート8のゲート開度GO−STD、実ろ過槽水位H1からろ過槽1に流入する洗浄水流入量QW−inが算出される。
洗浄水流入量QW−inと実洗浄排水量QW−OUTとを比較し、算出した洗浄水流入量QW−inの誤差を修正するため、洗浄水ゲート8の開度を微調整する。実洗浄排水量QW−OUTが洗浄水流入量QW−inより少ない場合、開度を段階的に大きくし、実洗浄排水量QW−OUTが洗浄水流入量QW−inより多い場合、開度を段階的に小さくする。
実洗浄排水量QW−OUTの総量の実総洗浄排水量ΣQW−OUTを算出し、実総洗浄排水量ΣQW−OUTと基準総洗浄排水量QW−SETを比較する。実総洗浄排水量ΣQW−OUTが基準総洗浄排水量QW−SETに達すると排水工程からろ過工程へ移行し、洗浄を終了する。
洗浄時間ごとの実ろ過槽水位H1、洗浄水ゲート8の開度、実総洗浄排水量ΣQW−OUTを表1であらわす。実ろ過槽水位H1は基準ろ過槽水位H1STDより多く、時間によって変動しているが、洗浄水ゲート8の開度は基準ゲート開度GO−STDで一定となり、25分後に基準総洗浄排水量QW−SETを満たし洗浄を終了している。
Figure 2016002489
・ろ過機への流入が少ない場合
ろ過工程中に調圧槽4の水位が上昇し、既定の水位を超えたろ過機は水抜き工程、攪拌工程排水工程へ移行して洗浄を行う。
排水工程では、ろ過中のろ過槽1の水位から処理水流出路6への実ろ過槽水位H1を算出し、基準ろ過槽水位H1STDと比較する。原水のろ過機への流入が少ない等でろ過水が減少するため、実ろ過槽水位H1は基準ろ過槽水位H1STDより低い。従って、洗浄水を供給する洗浄水ゲート8の開度を基準開度GO−STDより小さい所定のゲート開度GO−SETに設定して排水を行う。ゲート開度GO−SETは実ろ過槽水位H1に比例して適宜決定する。(もしくは段階的に減少させる)
洗浄中のろ過槽1で計測した実越流水位H2より、洗浄排水路10から排出される実洗浄排水量QW−OUTを算出する。
また、洗浄水ゲート8のゲート開度GO−SET、実ろ過槽水位H1からろ過槽1に流入する洗浄水流入量QW−inが算出される。
洗浄水流入量QW−inと実洗浄排水量QW−OUTとを比較し、算出した洗浄水流入量QW−inの誤差を修正するため、洗浄水ゲート8の開度を微調整する。実洗浄排水量QW−OUTが洗浄水流入量QW−inより少ない場合、開度を段階的に大きくし、実洗浄排水量QW−OUTが洗浄水流入量QW−inより多い場合、開度を段階的に小さくする。
実洗浄排水量QW−OUTの総量の実総洗浄排水量ΣQW−OUTを算出し、実総洗浄排水量ΣQW−OUTと基準総洗浄排水量QW−SETを比較する。実総洗浄排水量ΣQW−OUTが基準総洗浄排水量QW−SETに達すると排水工程を終了する。
洗浄時間ごとの実ろ過槽水位H1、洗浄水ゲート8の開度、実総洗浄排水量ΣQW−OUTを表2であらわす。実ろ過槽水位H1は基準ろ過槽水位H1STDより少ないため、洗浄水ゲート8の開度は基準ゲート開度GO−STDより小さい所定のゲート開度GO−SETに設定し、35分後に基準総洗浄排水量QW−SETを満たし洗浄を終了している。
Figure 2016002489
・ろ過機への流入が変動する場合。
実施例1、2と同様の洗浄方法で洗浄を行う。
洗浄時間ごとの実ろ過槽水位H1、洗浄水ゲート8の開度、実総洗浄排水量ΣQW−OUTを表3であらわす。洗浄開始から10分後まではろ過機への流入水が多いため、実ろ過槽水位H1が基準ろ過槽水位H1STDより多く、洗浄水ゲートの開度を基準ゲート開度GO−STDに一定としている。しかし、洗浄を開始して15分が経過した際にろ過機への流入水が減少している。実ろ過槽水位H1は基準ろ過槽水位H1STDより少なくなるため、ゲート開度を基準ゲート開度GO−STDより小さい所定のゲート開度GO−SETに設定している。そして、洗浄開始から30分後に基準総洗浄排水量QW−SETを満たし洗浄を終了している。
Figure 2016002489
本発明のろ過設備は洗浄水を貯留する貯留槽必要が無いため省スペースであって、ろ過槽の水位より洗浄水ゲートを調整することで、原水の流入量の変動にも対応して洗浄を継続することができる。
1 ろ過槽
3 ろ材層
6 処理水流出路
8 洗浄水ゲート
10 洗浄排水路

Claims (5)

  1. 浮上性ろ材で形成したろ材層(3)に上向流で原水を通水してろ過を行うろ過機を複数並設したろ過設備で、1つのろ過機の洗浄に、他のろ過機のろ過水を洗浄水として用いる洗浄方法において、
    他のろ過機のろ過水の水位に応じて、
    1つのろ過機に供給する洗浄水の量を変動させる洗浄水ゲート(8)の開度を決定し、
    1つのろ過機から排出される洗浄汚水の総量が所定量に達するまで連続的に洗浄水を供給する
    ことを特徴とするろ過機の洗浄方法。
  2. 前記複数のろ過機に連通してろ過機上方より越流したろ過水を排出する処理水流出路(6)を有し、
    前記処理水流出路(6)に越流したろ過水を洗浄水とし、
    前記洗浄水を1つのろ過機の下方より供給し、
    ろ過槽(1)内の洗浄汚水をろ過機上方より越流して排出する
    ことを特徴とする請求項1に記載のろ過機の洗浄方法。
  3. 前記洗浄水ゲート(8)の開度は、
    他のろ過機の実ろ過槽水位(H1)が基準ろ過槽水位(H1STD)以上の場合、洗浄水ゲート(8)を基準ゲート開度(GO−STD)で洗浄水を通水し、
    他のろ過機の実ろ過槽水位(H1)が基準ろ過槽水位(H1STD)未満の場合、洗浄水ゲート(8)を基準開度より小さい所定のゲート開度(GO−SET)に設定する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のろ過機の洗浄方法。
  4. それぞれのろ過機は洗浄汚水を排出する洗浄排水路(10)を有し、
    前記1つのろ過機の実ろ過槽水位(H2)から洗浄排水路(10)への越流水位を算出して洗浄汚水の実洗浄排水量(QW−OUT)を算出し、
    実洗浄排水量(QW−OUT)を積算して実総洗浄排水量(ΣQW−OUT)を算出する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のろ過機の洗浄方法。
  5. 前記他のろ過機の実ろ過槽水位(H1)と洗浄水ゲート(8)の開度より算出された洗浄水流入量(QW−in)と、
    前記一つのろ過機の実ろ過槽水位(H2)から算出された実洗浄排水量(QW−OUT)とを比較し、
    実洗浄排水量(QW−OUT)が洗浄水流入量(QW−in)以上の場合、洗浄水ゲート(8)の開度を段階的に小さくし、
    実洗浄排水量(QW−OUT)が洗浄水流入量(QW−in)未満の場合、洗浄水ゲート(8)の開度を段階的に大きくする
    ことを特徴とする請求項4に記載のろ過機の洗浄方法。
JP2014121943A 2014-06-13 2014-06-13 ろ過機の洗浄方法 Active JP6132104B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014121943A JP6132104B2 (ja) 2014-06-13 2014-06-13 ろ過機の洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014121943A JP6132104B2 (ja) 2014-06-13 2014-06-13 ろ過機の洗浄方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016002489A true JP2016002489A (ja) 2016-01-12
JP6132104B2 JP6132104B2 (ja) 2017-05-24

Family

ID=55222217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014121943A Active JP6132104B2 (ja) 2014-06-13 2014-06-13 ろ過機の洗浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6132104B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7420544B2 (ja) 2019-12-16 2024-01-23 メタウォーター株式会社 ろ過装置およびろ過装置の洗浄方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114873116A (zh) 2017-11-03 2022-08-09 拉布拉多系统公司 用于物件取放和运输的室内自动机器人系统

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5019250A (ja) * 1973-05-02 1975-02-28
JPS50146968A (ja) * 1974-05-17 1975-11-25
JPS60144909U (ja) * 1984-03-05 1985-09-26 水道機工株式会社 濾過槽
JPH01249113A (ja) * 1988-03-30 1989-10-04 Yokohamashi 水平濾床型低圧損上向流濾過装置
JPH0338205A (ja) * 1989-07-03 1991-02-19 Fuso Kensetsu Kogyo Kk 急速濾過装置
JP2003093808A (ja) * 2001-09-26 2003-04-02 Masanobu Sakurai 低圧式自己洗浄型ろ過装置
JP2005000804A (ja) * 2003-06-12 2005-01-06 Ishigaki Co Ltd 上向流式ろ過装置
JP2007229658A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Ishigaki Co Ltd 繊維ろ材を用いたろ過処理方法とそのろ過装置
JP2008055282A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Toshiba Corp ろ過システム
JP2013166087A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Suido Kiko Kaisha Ltd 自己洗浄方式のろ過システム

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5019250A (ja) * 1973-05-02 1975-02-28
JPS50146968A (ja) * 1974-05-17 1975-11-25
JPS60144909U (ja) * 1984-03-05 1985-09-26 水道機工株式会社 濾過槽
JPH01249113A (ja) * 1988-03-30 1989-10-04 Yokohamashi 水平濾床型低圧損上向流濾過装置
JPH0338205A (ja) * 1989-07-03 1991-02-19 Fuso Kensetsu Kogyo Kk 急速濾過装置
JP2003093808A (ja) * 2001-09-26 2003-04-02 Masanobu Sakurai 低圧式自己洗浄型ろ過装置
JP2005000804A (ja) * 2003-06-12 2005-01-06 Ishigaki Co Ltd 上向流式ろ過装置
JP2007229658A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Ishigaki Co Ltd 繊維ろ材を用いたろ過処理方法とそのろ過装置
JP2008055282A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Toshiba Corp ろ過システム
JP2013166087A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Suido Kiko Kaisha Ltd 自己洗浄方式のろ過システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7420544B2 (ja) 2019-12-16 2024-01-23 メタウォーター株式会社 ろ過装置およびろ過装置の洗浄方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6132104B2 (ja) 2017-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106283534B (zh) 一种絮凝洗衣机及其控制方法
CN105641986B (zh) 翻板阀滤池反冲洗智能化控制方法及设备
JP5724099B2 (ja) 沈砂池の除砂方法及び除砂装置
CN113041843B (zh) 节能型超滤系统控制方法及超滤系统
JP6132104B2 (ja) ろ過機の洗浄方法
JP2016172254A (ja) 沈砂池の除砂方法
JP5912628B2 (ja) 自己洗浄方式のろ過システム
US3061100A (en) Filtering apparatus
JP2013144278A (ja) 移床式砂ろ過装置およびその運転方法
JP2019042666A (ja) 汚泥濃縮装置の運転方法及び、汚泥濃縮システム
JP6476405B2 (ja) 沈砂池の除砂方法
KR100917473B1 (ko) 무동력 자동 상등수 집수장치
JP2003093808A (ja) 低圧式自己洗浄型ろ過装置
JPH1071305A (ja) 移動ろ床式ろ過装置
JP6660730B2 (ja) 固形物回収システム及び固形物回収システムの運転方法
JP5230673B2 (ja) 汚泥濃縮方法及び汚泥濃縮装置
CN103551337A (zh) 一种模具清洗液循环过滤系统及过滤方法
JP4454179B2 (ja) 横流型移動床式ろ過装置
JP5956267B2 (ja) ろ過システム
JP6005426B2 (ja) ろ過システム及びろ過システムの洗浄方法
JP6531287B2 (ja) 沈砂池の集砂装置
JP3899792B2 (ja) 廃水処理システム
JP2003299911A (ja) 濾材洗浄システムおよび水処理システム
JP6719039B2 (ja) 沈砂池の除砂方法
JP6007298B1 (ja) 緩速濾過システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6132104

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250