JP2016002213A - 回胴装置を備えた遊技機及び遊技機プログラム - Google Patents

回胴装置を備えた遊技機及び遊技機プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 遊技を盛り上げる遊技機の制御技術を提供すること。
【解決手段】
メイン制御基板と遊技媒体の払出しの指示を受け付ける払出し指示部とを備え、遊技媒体が遊技媒体投入口に投入され、スタートレバーが操作された後、内部抽せん並びに各々図柄が付された複数の回胴を回転させ、前記複数の回胴に対応する停止ボタン操作により前記回転させた回胴を停止させ、前記回胴の停止により停止した前記図柄の成立役によって遊技媒体の払出しを行う遊技機であって、前記メイン制御基板は、前記払出し指示部の指示受け付けを可能とする期間を前記遊技機の遊技状態によって変更するよう制御することを特徴とする。
【選択図】 図8

Description

本発明は、広く遊技機の制御技術に関し、より詳細には、回胴装置を備えるスロットマシン等の遊技機における遊技媒体の投入及び/又は排出可能期間を制御する制御技術に関する。
従来、回胴式遊技機(スロットマシン)等の遊技機(以下、「遊技機」と総称する。)においては、コインやメダルといったいわゆる遊技媒体の投入可能期間や排出可能期間は所定の時期に限定されるように制御されてきた。
例えば、遊技媒体の投入期間については、ゲーム開始後は当該ゲームが終了するまで遊技媒体の投入を禁止するように制御されてきた。この理由については、ゲーム開始後のメダル投入を認めると、そのゲームに対する入賞ラインやBET量が変動して不都合が生じるためとされている。従って、もし、ゲーム開始後であってそのゲーム終了までに遊技媒体を投入すると、その投入は無効とされ、メダルトレイ(受皿)に排出されていた。
また、遊技媒体の排出期間についても、ゲーム開始後の回胴回転中やリプレイ成立からリプレイに伴う再ゲーム終了までは遊技媒体の払出しを禁止するように制御されてきた。この理由については、回胴回転中や再ゲーム時の払出しを認めると、現在のゲームに対するBETのキャンセルを認めることとなり不都合となるためとされている。従って、上記の期間に払出し指示を行っても、その指示は無効とされていた。
そして、かかる状況を踏まえ、リプレイに入賞した後、次のゲームが終了するまでの間であっても遊技媒体を投入可能にする遊技機の制御方法(特許文献1)や、何時でも遊技媒体の払出しを可能とする遊技機(特許文献2)が考案されてもきた。
すなわち、特許文献1には、複数種類の図柄を可変表示する表示列が複数列表示され、前記各表示列に表示される図柄が停止した状態で、前記各表示列を横切る有効ライン上に予め定められた役の図柄の組み合わせが揃うと入賞となる遊技機の制御方法であって、再遊技賞に入賞した次のゲームにおいて、遊技者による遊技価値媒体の投入が行われた場合は、前記投入された前記遊技価値媒体の枚数を検出し、前記遊技価値媒体の枚数を示すデータを記憶することを特徴とする遊技機の制御方法が開示されている。
なお、特許文献1には、ゲームが開始された後、そのゲームが終了するまでの間に、前記遊技者による遊技価値媒体の投入が行われた場合は、前記投入された前記遊技価値媒体の枚数を検出し、前記遊技価値媒体の枚数を示すデータを記憶することを特徴とする遊技機の制御方法も開示されている。
また、特許文献2には、遊技媒体を投入可能な期間において、遊技媒体の投入を検知して遊技媒体の数の情報を記憶する遊技媒体数記憶手段と、精算操作を常時、検知する精算操作検知手段と、前記精算操作検知手段が前記精算操作を検知した場合には、前記遊技媒体数記憶手段に記憶された遊技媒体を払い出す精算に関する処理を行う精算手段と、を有することを特徴とする遊技機が開示されている。
特開2003−325749号公報 特開2007−313061号公報
しかしながら、従来の制御技術においては、何時でも遊技媒体を投入できたり、あるいは何時でも遊技媒体の払出し(精算)をできたりすることによる、煩わしさや不便さの軽減をある程度実現することはできるものの、遊技そのものの盛り上げや遊技の広がりに対する寄与度は決して高いとは言えない。
従って、かかる遊技そのものを盛り上げや遊技の広がりに直接寄与するような、よりきめ細かな制御技術が望まれる。
そこで、本発明の一実施形態にかかる遊技機は、メイン制御基板と遊技媒体の払出しの指示を受け付ける払出し指示部とを備え、遊技媒体が遊技媒体投入口に投入され、スタートレバーが操作された後、内部抽せん並びに各々図柄が付された複数の回胴を回転させ、前記複数の回胴に対応する停止ボタン操作により前記回転させた回胴を停止させ、前記回胴の停止により停止した前記図柄の成立役によって遊技媒体の払出しを行う遊技機であって、前記メイン制御基板は、前記払出し指示部の指示受け付けを可能とする期間を前記遊技機の遊技状態によって変更するよう制御することを特徴とする。
本発明にかかる遊技機等によれば、遊技媒体の投入及び/又は排出可能期間を遊技の状態によってきめ細かく制御することにより、遊技そのものを盛り上げたり、遊技の広がりを持たせたりすることができ、引いては、遊技者の遊技に対する興趣を維持向上させることができる。
本発明の一実施形態における回胴装置を備えた遊技機の外観を説明する説明図である。 本発明の一実施形態における回胴装置を備えた遊技機の外観を説明する説明図である。 本発明の一実施形態における回胴装置を備えた遊技機の内部構造及び電源ボックスの様子を説明する説明図である。 本発明の一実施形態における回胴装置を備えた遊技機の機能ブロックを説明する説明図である。 本発明の一実施形態における回胴装置を備えた遊技機の制御手順を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態における回胴装置を備えた遊技機の他の制御手順を説明するフローチャートである。 図6に示したフローチャートにおける抽せん処理等の詳細な処理フロー例である。 本発明の他の実施形態にかかる回胴装置を備えた遊技機による遊技媒体の制御例を説明する説明図である。 本発明の他の実施形態にかかる回胴装置を備えた遊技機による遊技媒体の制御例を説明する説明図である。 本発明の他の実施形態にかかる回胴装置を備えた遊技機による遊技媒体の制御例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態における回胴装置を備えた遊技機の通常時の制御例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態における回胴装置を備えた遊技機の通常時の他の制御例を説明する説明図である。
本発明にかかる遊技機等を実施するための形態について、図面を参照しながら詳述する。なお、「回胴」を「回転リール」とも呼ぶこととする。
図1に、本発明の一実施形態における遊技機の外観を示す。図1(A)は、遊技機の正面図であり、図1(B)は、遊技機の右側面図である。
図1(A)及び(B)に示すように、遊技機100は、その機構上大きく分けると、前面が開口した筐体101と、筐体101の開口面にヒンジ等によって開閉可能に取り付けられていた前面扉102とを備えている。前面扉102の前面部分には、後述するように遊技者が遊技を行うためのボタン類や表示部等が配置されている。
遊技機100の前面に位置する前面扉102の上部には、ディスプレイ部1021と、照明部(図1において不図示)と、スピーカ部(図1において不図示)とが配置されている。また、前面扉102の中段上部には、表示窓103が設けられている。遊技者は、この表示窓103から筐体101の内部に収納されている複数の回転リールの外周面を目視することができる。
回転リールは、より詳細には、それぞれが回転可能に設けられている第1回転リール1041と第2回転リール1042と第3回転リール1043とからなり、各リールの外周面には、所定の複数の図柄が付されている。遊技者は、表示窓103から第1回転リール1041、第2回転リール1042、及び第3回転リール1043の各外周面に付された縦3個の図柄を見ることができ、第1回転リールから第3回転リールまでの縦3個ずつ計9個の図柄を視認することができるようになっている。なお、表示窓103には、縦4個以上の図柄を見せるように構成することもできる。
前面扉102の中段に位置し、前面に突出して設けられた卓の上面には、遊技媒体(メダル)投入口105と、MAXBETボタン106と、ステータス表示部(図1において不図示)とが配置されている。
また、突起して設けられた卓の前面には、スタートレバー107、1BETボタン108、精算ボタン109、第1回転リール停止ボタン110、第2回転リール停止ボタン111、第3回転リール停止ボタン112が配置されている。また、前面扉102の下部には、遊技媒体(メダル)の払出口を備えた遊技媒体(メダル)トレイ115が取り付けられている。
前面扉102の上部中央に配置されたディスプレイ部1021は、典型的には、液晶ディスプレイ(LCD)であり、遊技者への画像等による演出を表示や情報提示等を行う。
また、ディスプレイ部1021の左右の任意の位置にスピーカ部と照明部とを備えることができる。ディスプレイ部1021、スピーカ部、及び照明部によって、遊技の演出効果を高めることができる。
筐体101内部に設けられている回転リールは、典型的には、上述の通り3個(第1回転リール1041、第2回転リール1042、第3回転リール1043)で構成され、リール状の形状に形成され、ステッピング(パルス)モータから成る回転リール駆動部により、それぞれ回動自在に配置されている。回動中の回転リールは、第1回転リール停止ボタン110、第2回転リール停止ボタン111、第3回転リール停止ボタン112の押下により、それぞれ独立して停止させることができる。また、各回転リール停止ボタンの内部には、ランプが内蔵されており、回胴停止ボタンの操作が可能な状態になると、内蔵されているランプが点灯する。また、回転リール停止ボタンが押下されたときには、ランプは消灯し(あるいは別の色に変わり)、回転リール停止ボタンの操作を受け付ないように構成されている。
なお、回転リールの数は、3個を超える構成(例えば、4個)としても良い。
第1回転リール1041、第2回転リール1042、及び第3回転リール1043の図柄を確認可能な表示窓には、遊技者が投入したメダルの枚数(ベット数)に応じて回転リールの図柄が有効となる並びである有効ラインが設定されている。なお、メダルの枚数(ベット数)はMAX(例えば、3枚)で固定され、このMAX値に対して有効ラインを固定的に設定するものとしても良い。
後述する抽せん処理により決定した成立役、及び、それに対応する回転リールの図柄の組み合わせは、予め規定されており、有効ライン上に所定の図柄の組み合わせが揃ったかを判断して、図柄の組み合わせが有効ライン上に揃ったときに入賞と判定される。
前面扉102の中段に位置し、突出して設けられた卓の上面に設けられているメダル投入口105は、遊技開始前に所定枚数のメダルを投入するためのものであり、メダル投入口105にメダルを投入するか、BETボタン押下の後、スタートレバー107を操作すると、第1回転リール1041、第2回転リール1042、及び第3回転リール1043が回動し、遊技が開始されて入賞抽せんが行われる。
1BETボタン108は、遊技機100内部に貯留しているメダル1枚を自動的に投入して、1枚のメダルを1回のゲームにベットするためのものである。1BETボタン108を押下することにより、メダル投入口105からメダルを1枚投入する必要がなくなる。また、2枚のメダルをベットする場合には、1BETボタン108を2回押下する。3枚のメダルを一度にベットする場合には、以下の、MAXBETボタン106を押下すると便利である。
MAXBETボタン106は、遊技機100内部に貯留しているメダルを自動的に3枚投入して、3枚のメダルを1回のゲームに対してベットするためのものである。このMAXBETボタン106により、メダル投入口105から3枚のメダルを投入したり、1BETボタン108を3回押下したりする必要はなくなる。
精算ボタン109は、内部貯留(クレジット)されたメダルをメダル払出口からメダルトレイ115に払い出して精算するためのものである。
図2に、前面扉102の中段に位置し、前面に突出して設けられた卓の上面の外観を示す。図2(A)は、卓の上面を含む遊技機100の上面図であり、卓の上面にメダル投入口105とMAXBETボタン106とステータス表示部201とが配置されている様子が分かる。
図2(B)は、卓の上面に配置されたステータス表示部201の拡大図である。
図2(B)において、ステータス表示部201は、メダルの枚数等を数字で表示する複数の7セグLED、及び、遊技機100の使用状態等を遊技者に知らせる各種LEDが設けられている。
メダルの投入枚数LED2011は、現時点でベットされているメダル数が表示される。一例として、1枚のメダルがベットされているときには、「1BET」LEDが点灯し、2枚目のメダルがベットされたときには、「2BET」LEDが更に点灯し、3枚目のメダルがベットされたときには、「3BET」LEDが更に点灯する。
投入可能LED2012は、現在メダルの投入が可能であることを示すLEDである。ウエイトLED2013は、現在メダルの投入ができないことを示すLEDである。スタートLED2014は、現在遊技が開始されていることを示すLEDである。再遊技LED2015は、再遊技であることを示すLEDである。
払出枚数表示7セグLED2016は、入賞時の払出し枚数を表示する。一例として、実際にメダルが払い出されるたびに総払出し枚数から逆算して表示することができる。
貯留メダル数表示7セグLED2017は、現在貯留中のメダルの枚数を表示するLEDである。
図3に、本発明の一実施形態における遊技機の内部構造及び電源ボックスの様子を示す。本発明は、この構成に限定されるものではないが、図3(A)に示す通り、遊技機100の前面内部の電源ボックス301には、電源スイッチ3011の他に、入賞確率を変更する設定キー3012及びセレクトスイッチ3013が配置されている。
図3(B)は、図3(A)の設定キー3012の拡大図である。設定キー3012は、シリンダー部3012aと鍵穴部3012bとからなる。入賞確率の設定値を変更する場合には、まず、鍵穴部3012bに鍵(操作キー)を挿入してOFFの位置からONの位置へ回転させて設定変更状態にし、セレクトスイッチ3013を押下して設定値をインクリメントする。最高設定値の次は、再び最低設定値に戻る。一例として、6段階の設定値が用意されている遊技機の場合は、「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「6」→「1」→「2」→・・・というように変更する。なお、セレクトスイッチによって順次変更される設定値は、一例として、払出枚数表示7セグLED2016に逐次表示させて確認できるように構成することができる。
また、このセレクトスイッチ3013は、設定変更不可状態(鍵穴が「OFF」の位置にある状態)においては、遊技機に生じたエラー状態を解除するためのエラー解除スイッチとして機能させることもできる。
図4に、本発明の一実施形態における遊技機の機能ブロックを説明する。後述する遊技機100の一連の特徴的動作は、以下に説明するハードウェアの個々の動作、及びこれらのハードウェアとソフトウェアとの協調動作によって実現されている。
遊技機は、一実施形態における制御構成として、配線(ハーネス)を介して接続されたメイン制御基板41とサブ制御基板42とからなり、筐体101内部に収納されている。
メイン制御基板41は、一種のボードコンピュータであり、演算処理、遊技機100のデバイス制御等を行うCPU411と、プログラムの作業領域としてデータの一時的な記憶等を行う書き換え可能なRAM412と、遊技機100の制御プログラム及び遊技抽せん処理用の抽せんテーブル等を記憶したROM413と、データ通信バス等の制御を行う制御部414と、ボタンやスイッチ等からの入力や各種LED等への出力、及び回転リールユニット等の駆動を行う入出力部415とを備えている。
メイン制御基板41の主な機能は、入賞抽せん処理、回転リールの制御等を行うことであり、遊技機に関する規則及び規格等に基づいた処理動作を行うように設計されている。
サブ制御基板42は、一種のボードコンピュータであり、演算処理、ディスプレイ部481の制御等を行うCPU421と、プログラムの作業領域としてデータの一時的な記憶等を行う書き換え可能なRAM422と、ディスプレイ部481、照明部482、スピーカ部483の制御を行うプログラム及び各種データを記憶したROM423と、データ通信バス等の制御を行う制御部424と、照明等の駆動を行う入出力部425と、ディスプレイ部481の駆動を行うディスプレイ駆動部426と、スピーカ482から音声や効果音等を発生させるための音源を格納した音源IC427とを備えている。
サブ制御基板42の主な機能は、メイン制御基板で判定された抽せん結果に基づく演出等である。具体的には、サブ制御基板42のROM423には、ディスプレイ481、照明部482、及びスピーカ部483によって様々な演出を行うための画像データ等からなる演出データも格納されており、メイン制御基板41から出力される信号によって、ROM内部に格納されている演出データから演出内容を決定して、演出内容に基づいて、ディスプレイ部481、照明部482、及びスピーカ部483の駆動処理を行う。一例として、ディスプレイ部481に停止ボタンの押し順等の提示等を行って、遊技者の利益状態の継続を支援する演出を行う(いわゆる「アシストタイム(AT)」、「アシストリプレイタイム(ART)」等)。
上述したような、ディスプレイ部481、照明部482、及びスピーカ部483によってなされる演出は、コンピュータプログラムとしてROM423等に記憶されており、CPU421によって、適宜、RAM422等へ呼び出され実行されることにより実現される。
なお、サブ制御基板42における演出用の制御は、遊技機の演出に関する規則や規格等の制約を受けることはなく、このため、遊技機100は、サブ制御基板42によって比較的自由な演出処理が可能となっている。
次に、メイン制御基板41の入出力系統について説明する。図4に示すように、まず、メイン制御基板41は、入出力部415を介して、BETボタン451(1BETボタン及びMAXBETボタンを含む)、精算ボタン452、スタートレバー453、第1回転リール停止ボタン454、第2回転リール停止ボタン455、第3回転リール停止ボタン456の押下を読み出し可能に構成されている。
また、メイン制御基板41には、入出力部415を介して、ステータス表示部46のウエイトLED461、投入可能LED462、再遊技LED463、スタートLED464、投入枚数LED465、払出枚数7セグLED466、貯留メダル数7セグLED467が接続されており、各種LEDの点灯制御、各表示器に出力するべき数字の表示制御を行うように構成されている。
また、セレクター部457は、図示しない投入センサとソレノイドとを含み、メダル投入口105内に設けられている投入センサからの信号を入出力部415を介して読み出し、投入されたメダルの真贋等のチェックを行う。
また、セレクター部457のソレノイドは、例えば、規定枚数のメダルが投入されたとき、或いは、スタートレバー107が操作されたとき、メダルを投入しても、メダルが返却されるように作動してメダルが投入されないように機能する。
電源ボックス47の設定キー471は、遊技中の抽せんにおける抽せんテーブルの各役の入賞確率に段階を設けて、設定毎の出玉率を変更する機能を有する。入賞確率の設定は、一例として6段階の設定が可能となっている。メイン制御基板41は、入出力部415を介して設定キー471によって設定された設定値を管理することが可能となっている。より具体的には、設定キーをONにすることでメイン制御基板が設定変更可能モードとなり、セレクトスイッチが押下されることによりメイン制御基板に押下された信号が送られ、メイン制御基板において管理されている設定値がインクリメント(又はデクリメント)される。電源ボックス47のセレクトスイッチ472は、設定キー471によって設定可能(設定ON)状態にした場合に設定値を順送り(又は逆送り)に変更するためのスイッチであり、設定不可(OFF)状態では、遊技機にエラー等が発生した場合にメイン制御基板41のCPU411等の初期化を行うことができる。電源スイッチ473は、遊技機に電力を供給するためものである。
回転リールユニット43は、第1回転リール1041、第2回転リール1042、及び第3回転リール1043をそれぞれ回転させるためのステッピングモータを備えた第1回転リール駆動部431、第2回転リール駆動部432、第3回転リール駆動部433を有し、各回転リールを独立して回転及び/又は停止するよう制御可能である。また、各回転リールの回転中の位置を検出するための第1回転リール位置センサ434、第2回転リール位置センサ435及び第3回転リール位置センサ436、並びに、それぞれのセンサに対応するインデックス(図4において不図示)が設けられている。
例えば、回転中の第1回転リールの所定の位置を第1回転リール位置センサ434で検出し、第1回転リール位置センサ434により検出した第1回転リールの所定の位置(インデックスの位置)からステッピングモータを駆動したパルス数をカウントすることにより、第1回リールの位置情報を取得ことができる。同様に、第2回転リール及び第3回転リールについても、第2回転リール位置センサ435及び第3回転リール位置センサ436によりそれぞれの回転リールの位置情報を得ることができる。
このようにして、後述する抽せん処理の結果に基づく図柄の表示を制御することができる。
ホッパーユニット44は、入賞時にメダルを払い出すためのものであり、図示しないがホッパー駆動部と払出しセンサによって所定の枚数のメダルが払い出される。
この他、外部中継端子(図4において不図示)が設けられ、メイン制御基板41と外部に設けられている遊技データを表示するためのデータランプ(図4において不図示)とを接続し、メイン制御基板41からの信号をデータランプへ送信するための端子としての機能を果たす。
また、本発明の実施に必要なプログラムないしソフトウェアは、通常、ROM413、423等のメモリにインストールないし格納され、プログラムないしソフトウェアの実行時には、必要に応じてRAM412、422等のメモリにその全部又は一部のソフトウェアモジュールとして読み出され、CPU411、421において演算実行される。
なお、演算実行は必ずCPU等の中央処理部で行われる必要はなく、図示しないディジタルシグナルプロセッサ(DSP)等の補助演算装置を採用することもできる。
[抽せん処理]
遊技機100における抽せん処理は、一例として、スタートレバーの操作時にメイン制御基板41のROM413に格納されているプログラム及びテーブルに基づいて実行される。ROM413には、抽せん処理プログラムの他、入賞確率テーブル, シンボルテーブルおよび入賞シンボル組合せテーブル等が格納されている。入賞確率テーブルは、乱数発生部(不図示)で発生させる乱数を区分して、各種入賞及び「入賞なし(外れ)」に対応付けられて記憶している。発生させた乱数データと入賞率テーブル等とを参照することにより遊技に対する各種入賞あるいは外れが決定される。
このとき、抽せん処理の結果が外れの場合は、所定の図柄が揃わないように制御されたり、逆に、抽せん処理の結果が入賞の場合は、停止ボタンが所定のタイミングで押下されることなどを条件に所定の図柄が揃うように制御されたりする場合もある。これらの制御を、「スベリ制御」あるいは「引き込み制御」と呼ぶ。一例として、「停止ボタンを押下した後0.19秒以内にリールを停止させること」といった規則がある場合には、リールの回転速度から逆算してスベリが可能となるコマ数(図柄の数)が決定される。そして、各種入賞後、所定の図柄が揃えば入賞図柄に相当するメダルが払い出される。
[通常時の遊技媒体投入/払出し制御フロー]
以上のハードウェア/ソフトウェア構成を踏まえ、図11及び図12を参照して、本発明の一実施形態における回胴装置を備えた遊技機の「通常時」の遊技媒体投入/払出し制御を説明する。遊技媒体投入/払出し制御は、割り込み処理として実現され、図11は遊技媒体投入時の制御フローであり、図12は遊技媒体払出しの制御フローである。また、「通常時」の動作とは、後述する本発明の一実施形態における回胴装置を備えた遊技機の「特有の動作」が全く発生しない場合の動作である(「特有の動作」例については、図11及び図12を参照した説明の後に、[制御例1]〜として詳述する)。
まず、遊技媒体投入時については、図11のステップS1101において割り込み処理を開始すると、ステップS1102に進み、投入口105にメダル(遊技媒体)が投入されたかどうかが検知される。つまり、メダル(遊技媒体)の投入があれば割り込み処理によりメダル投入が検出されるようになっている。割り込みのタイミングでメダル投入がない(No)場合には、他の割り込み処理をすべくステップS1112へスキップするが、メダル投入があった場合(ステップS1102において、Yes)には、ステップS1101へ進み、メダル投入が可能な期間かどうか(メダル投入が許可されているか)どうかが判断される。
ステップS1103において、メダル投入可能な期間でない(メダル投入が許可されていない)と判断された場合には、ステップS1104へ進み、メダル投入がハードウェア及び/又はソフトウェア上ブロックされ、そのままメダル排出口を介してメダルトレイ(受皿)に排出される(ステップS1105)。
メダル投入可能な期間(メダル投入が許可されている)と判断された場合(ステップS1103において、Yes)には、ステップS1106に進み、現在のメダル投入枚数は最大枚数(一例として、3枚)かどうかが判断される。まだ、最大枚数に達していない(No)場合には、BETを受け付け(ステップS1107)、受け付けたことを反映したBET表示をする。
ステップS1106において、現在のメダル投入枚数は最大枚数(3枚)に達していると判断された場合には、クレジット最大枚数(一例として、50枚)までの貯留が可能であるので、ステップS1109へ進み、貯留枚数がクレジット最大枚数に達しているかどうかが判断される。既に最大枚数に達している(Yes)場合には、ステップS1104へ進み、メダル投入がハードウェア及び/又はソフトウェア上ブロックされ、そのままメダル排出口を介してメダルトレイ(受皿)に排出される(ステップS1105)。
ステップS1109において、現在の貯留枚数は最大枚数(50枚)に達していないと判断された場合には、クレジット数を加算し(ステップS1110)、クレジット数を表示する(ステップS1111)。なお、このクレジット枚数はメモリに記憶される。以上の処理が終わると、他の割り込み処理に入り(ステップS1112)、一巡の割り込み処理としては終了する(ステップS1113)。
なお、一巡の割り込み処理を越えた範囲で、ステップS1110〜ステップS1111に関するさらに具体的な動作を例示すると、メダル(遊技媒体)が1枚投入されるごとにその投入は検出され、クレジット数を1枚加算した上で1枚加算後のクレジット数が都度表示され、メダルの投入が終わるか、あるいはクレジット最大枚数(一例として、50枚)に達するまでこの動作が繰り返される。
次に、遊技媒体払出し時については、図12のステップS1201において割り込み処理を開始すると、ステップS1202に進み、精算ボタンが押されるなどしてメダル(遊技媒体)の払出しが指示されたかどうかが検知される。指示されていない(No)場合には、他の割り込み処理をすべくステップS1211へスキップするが、払出し指示があった場合(ステップS1202において、Yes)には、ステップS1203へ進み、メダル払出しが可能な期間かどうか(メダル払出しが許可されているか)どうかが判断される。
ステップS1203において、メダル払出し可能な期間でない(メダル払出しが許可されていない)と判断された場合には、メダル払出し指示は無視され、ステップS1211へスキップする。
メダル払出し可能な期間(メダル払出しが許可されている)と判断された場合(ステップS1203において、Yes)には、ステップS1204に進み、現在メダル投入されているかどうか(BET有りかどうか)が判断される。
ステップS1204において、BET有り(Yes)の場合、さらに、ステップS1205へ進み、現在リプレイ成立中かどうかが判断される。リプレイ成立中でない(No)の場合には、BET中のメダルの払出しを行い(ステップS1206)、BET表示をリセットし(ステップS1207)、ステップS1208へ進む。
一方、ステップS1205においてリプレイ成立中である(Yes)と判断された場合には、BET中のメダルの払出しは行わずにステップS1208へ進む。リプレイ成立中は、次回の遊技に対するメダルを不要とし、さらに精算もできないようにすることで引き分け(リプレイ)としての役を持たせるためである。
あるいは、ステップS1205においてリプレイ成立中である(Yes)と判断された場合には、BET中のメダルの払出し及びクレジット中のメダルの払出しの双方を行わないように、ステップS1211へ進むように制御することもできる。
ステップS1208では、クレジットとして貯留があるかどうかが判断され、無い(No)場合には、他の割り込み処理をすべくステップS1211へスキップするが、クレジットがある場合(ステップS1208において、Yes)には、クレジット数を減算し(ステップS1209)、クレジット数を表示する(ステップS1210)。なお、このクレジット枚数はメモリに記憶される。以上の処理が終わると、他の割り込み処理に入り(ステップS1112)、一巡の割り込み処理としては終了する(ステップS1212)。
なお、一巡の割り込み処理を越えた範囲で、ステップS1209〜ステップS1210に関するさらに具体的な動作を例示すると、メダル(遊技媒体)が1枚払出されるごとにその払出しは検出され、クレジット数を1枚減算した上で1枚減算後のクレジット数が都度表示され、貯留数がゼロになるまでこの動作が繰り返される。
[制御例1]
本発明の一実施形態における回胴装置を備えた遊技機の「特有の動作」の一例は、遊技機の動作モード(遊技状態)によって、遊技媒体投入/払出し期間を変更することである。例えば、(1)ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)、ART等の有利状態が発生していない通常の遊技状態であれば、常時、遊技媒体投入/払出しを許可するように制御するが、有利状態が発生した場合には、図11及び図12を参照して上述した制御を行う、あるいは、(2)ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)、ART等の有利状態が発生していない通常の遊技状態であれば、図11及び図12を参照して上述した制御を行い、有利状態が発生した場合には、常時、遊技媒体投入/払出しを許可するように制御する、あるいは、(3)ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)、ART等の有利状態が発生していない通常の遊技状態であれば、スタートレバー操作後、遊技媒体払出し完了までの全てのタイミングで遊技媒体投入を許可するように制御し、有利状態が発生した場合には、常時、遊技媒体投入を許可するように制御する、等である。
なお、図11及び図12を参照して説明した遊技機の「通常時」以外の本発明に特有の動作として遊技媒体投入/払出しを許可するように制御した場合には、例えば、遊技媒体投入後の投入枚数は貯留(クレジット)のほうに加算される。更に、後述する「フリーズ演出」中に遊技媒体投入/払出しを許可するように制御した場合には、例えば、遊技媒体投入後に疑似遊技(や疑似ゲーム)を開始しても、投入された遊技媒体は消費されない(以下の制御例について、同様)。
[制御例2]
また、本発明の他の実施形態における回胴装置を備えた遊技機の「特有の動作」の一例として、有利状態が発生していない通常の遊技状態、又は有利状態が発生した遊技状態のいずれかにおいて、以下の期間のうちの少なくとも1つの期間において遊技媒体投入/払出しを許可するように制御することもできる。
(A)スタートレバーを操作してから、ストップボタン(回転リール停止ボタン)が操作可能になるまでの間
(B)スタートレバーを操作してから、全ての回転リールが停止するまでの間
(C)スタートレバーを操作してから、全ての回転リールが停止し、入賞による遊技メダルの払出しが開始されるまでの間
(D)スタートレバーを操作してから、全ての回転リールが停止し、入賞による遊技メダルの払出しが完了するまでの間
このように、遊技機の遊技状態によって遊技媒体投入/払出し期間を変更するように制御することで、遊技のメリハリがつき、遊技者が遊技機の現在の遊技状態を容易に把握しやすいという利点が生まれる。
[制御例3]
次に、図5〜図7のフローチャートを用いて、本発明の他の実施形態における回胴装置を備えた遊技機の制御手順を説明する。なお、説明の便宜上、図5〜図7の処理における有効ラインは、第1リール中段、第2リール中段、第3リール中段のライン、または、第1リール下段、第2リール下段、第3リール下段のラインとする。なお、リールの数は4以上でもよく、表示窓には4段以上のリールを見せるように構成することもできるが、説明の便宜上、リール数を3つとし、表示窓には上段・中段・下段の縦3段の図柄を見せる構成とする。
なお、各実施例における「フリーズ演出」には、スタートレバー操作後、各回転リールが同一方向に同速度で定速回転するまでに行われるリールアクション演出のほか、遊技媒体投入許可/不許可演出や遊技媒体払出し許可/不許可演出等が含まれる。
ここで、「フリーズ演出」とは、通常の遊技の進行とは異なる制御を行う演出であって、具体的には、遊技者による通常のスタートレバー操作や、通常の回転リール停止ボタン操作を無効化する演出が含まれる。これらのレバーやボタンの通常操作に替わり、例えば、フリーズ演出期間中にスタートレバーを操作した場合には、スタートレバーを操作したにも関わらず回転リールの回転は始動されずに液晶表示部上等での演出が進行し、当該演出がある程度進行したタイミングあるいは当該演出が終了したタイミングで回転リールが回転し始める。また、フリーズ演出期間中に回転リール停止ボタンを操作した場合には、回転リール停止ボタンを操作したにも関わらず回転リールは完全停止せずに回転リールが逆回転等のリールアクションを行ったり、液晶表示上での演出が行われている間は回転リール停止ボタンの操作が無効化され、リールアクションや液晶演出終了後に回転リール停止ボタンの操作が有効化されたりする。なお、回転リール停止ボタンが無効化されている間は、スタートレバーを操作することを促したり、MAXベットボタンを押下することを促したりする演出を行う場合もある。
図5は、遊技機の遊技を開始した後、通常遊技時(ATやART等の特別な遊技モードに入っていない通常ゲーム時)における、本発明に特有の処理手順を含む制御例を示している。
図5において遊技を開始すると(ステップS501)、ステップS502に進み、遊技者により回転リールを回転させるためにスタートレバーが操作される(ステップS502)。
ステップS502においてスタートレバーが操作されると、外見上は第1回転リール〜第3回転リールが回転を始めるが、本実施形態においては、この時メイン制御基板内で抽せん処理が行われる(ステップS503)。この抽せん処理は、通常小役や、ART等へ突入の前提となる「レア小役」の当否抽せん処理である。当否結果はフラグ情報に反映され、一例としてレア小役当せんの場合にはそのフラグ情報がサブ制御基板へ送信され、サブ制御基板では、送信されてきたフラグ情報に基づき、ART等の抽せん処理を更に行うことができる。例えば、レア小役の設定例及びそれぞれのレア小役に当せんした場合にサブ制御基板で実施されるART等の抽せん処理の当せん確率は、下表の通りである。
Figure 2016002213
上表では、レア小役として「弱チェリー」、「強チェリー」、「弱スイカ」、「強スイカ」が例示され、メイン制御基板での当せん確率は、「弱チェリー」→「強スイカ」の順に漸次低くなるよう設定されている(レア度が高くなる)。反対に、それぞれのレア小役に当せんした場合にサブ制御基板で実施されるART等の抽せん処理の当せん確率は、「弱チェリー」→「強スイカ」の順に漸次高くなるよう設定されている。つまり、レア度の高いレア小役を引き当てた場合のART等への当せん率は高いものとなっており、その分、期待度が高くなる設計となっている。そうして、例示的に、それぞれのレア小役を引いた場合のART等突入率(当せん率)は、360分の1で一定となっている(必ずしも全て一定にする必要はなく、あくまでも、レア小役当せんとART等の当せんとの相対的な関係を説明するものである)。
なお、レア小役のレア度の高低は上表に限定されるものではなく、「弱スイカ」、「強スイカ」、「弱チェリー」、「強チェリー」の順に漸次レア度を高く設定することもできる。また、「リプレイ」役(ベットなしで再遊技が可能な役)をチャンス役の1つに含めることもできる(いわゆる「チャンスリプレイ」)。
次に、ステップS504へ進み、後述するフリーズ演出(スタートレバー操作後、各回転リールが同一方向に同速度で定速回転するまでに行われるリールアクション演出、遊技媒体投入許可/不許可演出、遊技媒体払出し許可/不許可演出等を含む演出をいう)を含む演出抽せんがメイン制御基板で実施される。この演出抽せんがメイン制御基板で実施される理由は、リールアクションや遊技媒体の投入許可/不許可制御、遊技媒体の払出し許可/不許可制御等のメイン制御基板が制御すべきデバイスに関わる演出抽せんだからである。ステップS504でのフリーズ演出を含む演出抽せんにおいて、フリーズ演出を行うという抽せん結果が得られた場合には、その結果(例えば、演出実施フラグ及び実施されるべき演出の種類等)がメモリに格納され、後の処理ステップ(例えば、ステップS506等)において適宜実施される。
なお、典型的には、フリーズ演出期間後(スタートレバー操作後であって、各回転リールが同一方向に同速度での定速回転に入った後)には、回転中の各回転リールを完全停止するための回転リール停止ボタン(図4における454〜456)がアクティブになる。
なお、ステップS503とステップS504の処理順序はあくまでも一例であり、その前後関係は限定的なものではない。より正確に説明するならば、ステップS506でのフリーズ演出が終了するまでに、メイン制御基板で内部抽せんが行われれば良い。また、ステップS504での演出抽せん結果は、次ゲーム以降に持ち越すことができる。
次に、ステップS505に進み、フリーズ演出抽せん結果が参照され、フリーズ演出を行うべきかどうかが判断される。ここで参照される抽せん結果は、前ゲーム以前から持ち越された抽せん結果であっても良い。
ステップS505においてフリーズ演出有(Yes)と判断されると、ステップS506へ進み、フリーズ演出が実施される。ここでのフリーズ演出には、リールアクションを伴うものや遊技媒体の投入期間/払出し期間が変更される制御が含まれるが、詳細は図8等を参照して後述する。
一方で、フリーズ演出無し(ステップS505において、No)と判断されると、ステップS507へスキップする。
ステップS507では、抽せん結果となるフラグ情報が参照され、さらに、サブ抽せんが必要かどうかが判断される。サブ抽せんが必要なフラグ情報の場合(ステップS507において、Yes)は、ステップS508へ進み、メイン制御基板からサブ制御基板へサブ抽せんを行う指示を含む信号が送信され、サブ制御基板においてサブ抽せんが実施される。なお、サブ抽せんには、ART突入のための抽せんや演出抽せん等が含まれる。
一方で、ステップS507においてサブ抽せんは必要無し(No)と判断された場合には、ステップS512へスキップする。
ステップS509では、ステップS508での抽せん結果が判断される。つまり、サブ制御基板での演出の有無及び演出の種類等が参照される。演出を行う必要がある場合(ステップS509において、Yes)には、ステップS510へ進み、通常のサブ演出が行われる。一方で、ステップS509において演出を行う必要無し(No)と判断された場合には、ステップS511へスキップする。
ステップS511の段階では、ここまでに回転リール停止ボタンが操作されることによって全リールは完全に停止される。そして、出目に応じて遊技媒体の払出しが行われる。併せて、必要に応じて演出が行われる(つまり、演出が行われない場合もある)。
ステップS512では、前述のフラグ情報及び/又はサブ抽せん結果を更に判定し、高確率ステージへの移行が必要であるかどうかが判断される。高確率入賞ステージとは、例えば、ビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)、ART等の有利状態である。
そして、ステップS508でのフラグ情報及び/又はサブ抽せん結果判定により高確率入賞ステージへの移行が必要であると判断されると、該ステージ(図6を参照して後述)へ移行し、そうでないと判断される(ステップS512において、No)と、ステップS513へ進み、遊技を終了する操作(例えば、電源OFF等)がなされない限り(No)、ステップS502へ復帰してスタートレバー操作を待つ(次ゲームへ進む)。一方で、ステップS513において終了操作がなされる(Yes)と遊技を終了する(ステップS514)。
図6では、高確率入賞ステージの一例として、ART突入後に、本発明に特有の処理手順を経て制御が行われる場合の制御例を示している。なお、以下の例では、ARTにおけるフローとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ARTの他、AT(アシストタイム)やCT(チャレンジタイム)、或いはビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)等、遊技者にとって有利なゲームモードであれば本発明を適用可能である。以下、遊技者にとって有利なゲームモードとして、ARTを取り上げて説明する。
図6においてARTを開始すると(ステップS601)、ステップS602に進み、図示しないメモリ上の変数に入賞のグレードに応じた規定のARTゲーム数(一例として、30ゲーム〜100ゲーム程度。それ以上の場合もある。)をセットし、スタートレバーの操作を待つ(ステップS603)。
ステップS603においてスタートレバーの操作があった場合には(Yes)、ステップS604へ進み、ステップS602でセットされたARTゲーム数から1を引く(デクリメント)。そして、抽せん処理が行われる(ステップS605)。
次に、ステップS665に進み、ステップS605での抽せんで得られたフリーズ演出やARTゲーム上乗せ数に応じた演出を決定する(但し、ハズレであった場合には何もしない)。ここで、フリーズ演出にはリールアクションの他、遊技媒体投入/払出し制御が含まれる(図8等を参照して後述)。
次に、全てのリールが手動で完全停止されるのを待つ(ステップS666)。ここで、必要であれば、特定図柄を成立ライン上に引き込むように回胴制御(引き込み制御)される。
全リールが完全停止すると(ステップS666において、Yes)、ステップS667へ進み、他の演出を行う必要があるか否かが判断され、演出を必要とする場合(Yes)には、ディスプレイ部481や照明部482、スピーカ部483等を使った他の演出を実施する(ステップS668)。
次に、ステップS669に進み、有効ライン(例えば、第1リール中段、第2リール中段、第3リール中段のライン)に停止した役図柄に応じたメダルの払出しを行う(一例として、スイカが揃えば8枚、ベルが揃えば15枚など。役が成立しなければメダルの払出しは行われない)。或いは、遊技者に再遊技(リプレイ)をさせることもできる。また、必要に応じて、ディスプレイ部481等を使った他の演出を行うこともできる。
次に、ステップS670に進み、ステップS605における抽せんでARTゲーム数の上乗せがあったかが判定され、上乗せがあった場合(Yes)には、ステップS671へ進み、ディスプレイ部481等を介して上乗せされたARTゲーム数を表示する。ここで初めて遊技者は上乗せされたARTゲーム数の確定及び告知を受ける。一方で、ステップS670でNoであった場合には、ステップS672へ進む。
そして、ステップS672において、残りのARTゲーム数がチェックされ、ゼロとなった場合は全てのARTゲームを消化したこととなるので、終了する(ステップS673)が、ARTゲーム数の残りが1以上の場合(ステップS672において、No)には、次のARTゲームを消化すべくステップS603に復帰する。
ここで、ステップS605の抽せん処理は、より詳細には、一例として図7に示すような手順で処理される。すなわち、図7において、抽せん処理が開始されると(ステップS6051)、メイン制御基板において内部抽せんが行われ(ステップS6052)、ARTゲーム数の上乗せの有無が定義されるフラグ情報が決定される。
また、ステップS6053では、メイン制御基板において、フリーズ演出を含む演出抽せんが行われる。ここで、フリーズ演出を行うという抽せん結果が得られた場合には、その結果(例えば、演出実施フラグ及び実施されるべき演出の種類等)がメモリに格納され、後の処理ステップ(例えば、図6のステップS665等)において適宜実施される。
なお、ステップS6052とステップS6053の処理順序はあくまでも一例であり、その前後関係は限定的なものではない。
次に、ステップS6054に進み、先ほどステップS6052にて決定されたフラグ情報を判定し、更にサブ制御基板で行われるサブ抽せんの実施が必要かどうかが判断される。特定のフラグ情報でない場合(ステップS6054において、No)はステップS6057へ進み抽せん処理は終了する。
一方で、特定のフラグ情報であった場合(ステップS6054において、Yes)、ステップS6055に進み、ARTゲーム数の上乗せ有無の抽せんと、これに当せんした場合(上乗せ有の場合)のARTゲームの上乗せ数の抽せんがサブ制御基板において行われる。ARTゲームの上乗せ数が抽せんにより決定すると、ステップS6056に進み、ARTゲームの上乗せ数がメモリに格納され、後続の処理に復帰する(ステップS6057)。
[制御例4]
図8に、本発明の他の実施形態にかかる回胴装置を備えた遊技機による遊技媒体の制御例を示す。図8には、遊技機の動作例が時系列に示されている。一例として、遊技機に発生するイベントE0〜E5には、下記のものを割り当てることができる。
Figure 2016002213
すなわち、図8の遊技機の各動作を上表にあてはめると、時刻t0に規定数の遊技媒体の投入、または、再遊技表示があり、時刻t1にスタートレバーの操作があり、時刻t2に回転リール停止ボタンがアクティブ(操作可)となり、時刻t3に全ての回転リールが完全に停止され、時刻t4に遊技媒体の払出しが開始され、時刻t5に遊技媒体の払出しが完了するという進行になる。
また、図8に示されるように、時刻t0から時刻t1までの区間をTE01、時刻t1から時刻t2までの区間をTE12、時刻t1から時刻t3までの区間をTE13、時刻t1から時刻t4までの区間をTE14、時刻t1から時刻t5までの区間をTE15とする。
この場合、典型的には、リールアクション等を伴う、いわゆるフリーズ演出は区間TE12(スタートレバー操作後、各回転リールが同一方向に同速度で定速回転することで回転リール停止ボタンがアクティブとなるまで)において実施される。
(制御例4−1)
そして、制御例4においては、メイン抽せんの抽せん結果及び/又は回転リール演出(リールアクション)と、上記区間TE12〜TE15までのいずれの区間に対して遊技媒体投入/払出しの許可をするかの制御とを連動させる。つまり、内部当せんし成立した図柄の種類や発生した回転リール演出の種類ごとに遊技媒体の投入/払出しの許可/不許可を割り当てる。例えば、下表のように割り当てて遊技媒体投入/払出し期間を変更する。
Figure 2016002213
(制御例4−2)
また、制御例4においては、他の例として、メイン抽せんの抽せん結果に対する期待度を表す演出の1つとして、遊技媒体投入または払出し期間を変更するように制御することもできる。つまり、メイン抽せんの抽せん結果に対する期待度が高まれば高まるほど、より長い期間遊技媒体投入または払出し期間が可能となるように制御する(一方で、期待度の高い演出ほど出現確率は低く設定される)。演出の種類とその期待度(及び内部当せんしている場合/していない場合での出現確率)については、一例として下表のように設定することができる。
Figure 2016002213
上表の例では、区間TE12での遊技媒体投入または払出しが可能となる演出が出される場合に内部当せんしている確率は10%であり、内部当せんしていない確率は90%であると読み取る。そうすると、例えば、区間TE12までしか投入できなかった場合には、90%が内部当せんしていない場合なので期待度は小さい。一方で、区間TE14まで投入できた場合には、遊技者から見た場合の大当たり(BBやRB等のボーナス)に対する期待度は60%と捉えることができ、遊技に対する興趣を増大させることができる。さらに、区間TE15での遊技媒体投入または払出しが可能となる演出が出される場合には、いわゆる「鉄板」演出が出現したと理解することができ、遊技者の遊技に対する興趣をさらに増大させることができる。
[制御例5]
図9に、本発明の他の実施形態にかかる回胴装置を備えた遊技機による遊技媒体の制御例を示す。図9には、図8で示した区間TE12をさらに細分化して複数の動作をするように制御される制御例が示されている。従って、図9中、時刻t1aに発生するイベントは、「スタートレバーの操作」であり、時刻t2に発生するイベントは、「回転リール停止ボタンがアクティブ(操作可)となる」とする。
なお、区間TE12は、典型的には、フリーズ演出が行われる区間である。
図9において、時刻t1a〜時刻t2までの区間は、3つ区分TE12a、TE12b、TE12cに分割されている。一例として、これらの区間においてはそれぞれ異なるリールアクションを行わせることができ、例えば、下表のようなアクションが予め設定されるか或いは演出抽せん等により割り当てられる。
Figure 2016002213
他のリールアクション例としては、1以上の回転リールが完全停止ではないが限りなく停止に近い微振動を行う動作(回胴演出D)や、最初はスロー回転であるが徐々に回転速度を上げていく動作(回胴演出E)、あるいは、最初は高速回転であるが徐々に回転速度を下げていく動作(回胴演出F)、回転中に回転方向を逆転させる動作(回胴演出G)等、様々なリールアクションを採用することができる。
そして、一例として、上述した回胴演出A〜Gと遊技媒体投入許可/不許可、あるいは、遊技媒体払出し許可/不許可とを連動させるよう制御する。回胴演出と遊技媒体に対する取扱いとの対応関係例は、下表の通りである。
Figure 2016002213
さらに、具体的には、例えばスタートレバー操作後にフリーズ演出の一種である疑似遊技が開始され、疑似遊技中の第3回転リール停止(この停止は完全停止ではなく、上記回胴演出Dのような微振動停止である)後に遊技媒体投入を許可するように制御することもできる。このとき、払出しは疑似遊技中何時でも可能であるように制御することもできるし、特定のタイミングで払出しができないように制御を行うこともできる。
また、上述の制御により遊技媒体投入を許可した場合には、ディスプレイやランプ等を使って「メダルを入れてください」等の報知を行うこととしても良い。
[制御例6]
図10に、本発明の他の実施形態にかかる回胴装置を備えた遊技機による遊技媒体の制御例を示す。図10には、図9で示したフリーズ演出可能区間における複数のリールアクション動作(回転速度制御)の具体例が示されている。同図では、1つのリールに着目した場合の動作を示しているが、第1回転リール〜第3回転リールまで基本的に同様の動作を行うものとする。
図中、A区間では、時刻t1aにおいてスタートレバーが操作されることにより回転リールが回転し始め、その回転が徐々に加速されており、B区間では、ある程度高速に達した回転リールが定速で回転を続け、C区間では、時刻t1cにおいて回転リール停止ボタンが押下されることにより疑似的にリールが停止している(完全停止ではなく、上述の回胴演出Dのように微振動停止している)。
つまり、図10では、時刻t1aにおけるスタートレバー操作後は、リールが完全停止していない。
そして、遊技媒体投入/払出し制御としては、区間Cにおいて投入/払出しを許可するように制御する(区間A及びBにおいては不許可する)。前述のように、払出しは疑似遊技中何時でも可能であるように制御することもできるし、特定のタイミングで払出しができないように制御を行うこともできる。
このように制御することで、フリーズ演出期間中に、「スタートレバー操作」→「回転リール停止操作(停止ボタンの押下)」→「回転リール停止(完全停止ではない微振動停止)」といった遊技中のプレイに限りなく近い疑似遊技を経験させるような演出を実施することができる。
なお、図10においては、区間A〜C(疑似的な1ゲーム、「疑似遊技」とも言う)を1セット行う例として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、演出抽せん時に予め継続セット数を決めるか、あるいは、区間Aの最初のスタートレバー操作時や区間Cの最初の第3回転リール操作時等のタイミングで次回の疑似遊技を継続するか否かを決める抽せんを都度行うなどして、2回以上の任意のセット回数の疑似遊技を継続させることができる。なお、複数回の疑似遊技が継続する場合には、それだけ区間A〜C(TE12)の継続時間は長くなるので、遊技の興趣を向上させることが可能である。
[さらに他のバリエーション]
遊技媒体を投入可能とするように制御する方法としては、上述のようにTE12の区間内の一部又は全部で投入可能となるように制御できるが、遊技媒体の払出しはTE12の区間内であれば何時でも可能となるように制御することのほか、払出しに関しては、一例として、投入可能区間がTE13に設定された場合には払出しもTE13の区間内で可能とするように制御することもできるし、投入可能区間をTE12一部に設定し払出しはTE14の全区間で可能となるように制御することもできる。
遊技媒体投入に関しては遊技状態や成立役、リール演出によって投入可能区間を変更することを可能とし、払出しに関しては、遊技状態によって払出し可能区間を変更することのほか、変更しないように制御する(遊技状態によっては不変)ことも可能である。
さらに、遊技状態や成立役、リール演出によって、上記TE13の区間うち、TE12を除いた区間を投入可能/払出し可能となるように制御したり、上記TE14の区間うち、TE12及びTE13を除いた区間を投入可能/払出し可能となるように制御したりすることもできる。この場合でも、払出し可能区間については遊技状態によっては不変とすることができる。
以上、具体例に基づき、本発明にかかる遊技機等の実施形態を説明したが、本発明の抽せん処理及び機器制御の実施形態としては、方法又はプログラムの他、プログラムが記録された記憶媒体(一例として、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、ハードディスク、メモリカード)等としての実施態様をとることも可能である。
また、プログラムの実装形態としては、コンパイラによってコンパイルされるオブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード等のアプリケーションプログラムに限定されることはなく、オペレーティングシステムに組み込まれるプログラムモジュール等の形態であっても良い。
さらに、プログラムは、必ずしも制御基板上のCPUにおいてのみ、全ての処理が実施される必要はなく、必要に応じて基板に付加された拡張ボードや拡張ユニットに実装された別の処理ユニット(DSP等)によってその一部又は全部が実施される構成とすることもできる。
本明細書(特許請求の範囲、要約、及び図面を含む)に記載された構成要件の全て及び/又は開示された全ての方法又は処理の全てのステップについては、これらの特徴が相互に排他的である組合せを除き、任意の組合せで組み合わせることができる。
また、本明細書(特許請求の範囲、要約、及び図面を含む)に記載された特徴の各々は、明示的に否定されない限り、同一の目的、同等の目的、または類似する目的のために働く代替の特徴に置換することができる。したがって、明示的に否定されない限り、開示された特徴の各々は、包括的な一連の同一又は均等となる特徴の一例にすぎない。
さらに、本発明は、上述した実施形態のいずれの具体的構成にも制限されるものではない。本発明は、本明細書(特許請求の範囲、要約、及び図面を含む)に記載された全ての新規な特徴又はそれらの組合せ、あるいは記載された全ての新規な方法又は処理のステップ、又はそれらの組合せに拡張することができる。
100 遊技機(スロットマシン)
101 筐体
102 前面扉
103 表示窓
105 メダル投入口
107 スタートレバー
108 1BETボタン
109 精算ボタン
115 メダルトレイ(受皿)
41 メイン制御基板
42 サブ制御基板
43 回転リールユニット
431 第1回転リール駆動部
432 第2回転リール駆動部
433 第3回転リール駆動部
434 第1回転リール位置センサ
435 第2回転リール位置センサ
436 第3回転リール位置センサ
44 ホッパーユニット
454 第1回転リール停止ボタン
455 第2回転リール停止ボタン
456 第3回転リール停止ボタン
47 電源部

Claims (4)

  1. メイン制御基板と遊技媒体の払出しの指示を受け付ける払出し指示部とを備え、遊技媒体が遊技媒体投入口に投入され、スタートレバーが操作された後、内部抽せん並びに各々図柄が付された複数の回胴を回転させ、前記複数の回胴に対応する停止ボタン操作により前記回転させた回胴を停止させ、前記回胴の停止により停止した前記図柄の成立役によって遊技媒体の払出しを行う遊技機であって、
    前記メイン制御基板は、前記払出し指示部の指示受け付けを可能とする期間を前記遊技機の遊技状態によって変更するよう制御する
    ことを特徴とする遊技機。
  2. メイン制御基板と遊技媒体の払出しの指示を受け付ける払出し指示部とを備え、遊技媒体が遊技媒体投入口に投入され、スタートレバーが操作された後、内部抽せん並びに各々図柄が付された複数の回胴を回転させ、前記複数の回胴に対応する停止ボタン操作により前記回転させた回胴を停止させ、前記回胴の停止により停止した前記図柄の成立役によって遊技媒体の払出しを行う遊技機上で実行されるコンピュータプログラムであって、前記遊技機上で実行されたとき、
    前記メイン制御基板に、前記払出し指示部の指示受け付けを可能とする期間を前記遊技機の遊技状態によって変更するよう制御させるステップ
    を実行することを特徴とするプログラム。
  3. メイン制御基板を備え、遊技媒体が遊技媒体投入口に投入され、スタートレバーが操作された後、内部抽せん並びに各々図柄が付された複数の回胴を回転させ、前記複数の回胴に対応する停止ボタン操作により前記回転させた回胴を停止させ、前記回胴の停止により停止した前記図柄の成立役によって遊技媒体の払出しを行う遊技機であって、
    前記遊技機は、
    前記遊技媒体の払出しの指示を受け付ける払出し指示部と、
    前記払出し指示部により指示された前記遊技媒体の払出しを貯留枚数として減算表示する表示部と
    を備え、
    前記スタートレバー操作後、前記回胴の回転動作を完全に停止させるために前記停止ボタンを操作することが可能となるまでの間に実施されるフリーズ演出中に、前記遊技媒体の払出しが指示された場合に、
    前記メイン制御基板は、
    前記払出し指示部に前記フリーズ演出中に指示された前記遊技媒体の払出しを検出させ、
    前記フリーズ演出中の遊技媒体の払出しを前記貯留枚数から減算し、
    前記フリーズ演出中の前記減算後の前記遊技媒体の貯留枚数を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする遊技機。
  4. メイン制御基板を備え、遊技媒体が遊技媒体投入口に投入され、スタートレバーが操作された後、内部抽せん並びに各々図柄が付された複数の回胴を回転させ、前記複数の回胴に対応する停止ボタン操作により前記回転させた回胴を停止させ、前記回胴の停止により停止した前記図柄の成立役によって遊技媒体の払出しを行う遊技機上で実行されるコンピュータプログラムであって、前記遊技機上で実行されたとき、
    前記遊技機が備える払出し指示部に前記遊技媒体の払出し指示を検出させるステップと、
    前記遊技機が備える表示部に前記払出し指示部で指示された前記遊技媒体の払出しを貯留枚数として減算表示させるステップと
    を実行し、更に、
    前記スタートレバー操作後、前記回胴の回転動作を完全に停止させるために前記停止ボタンを操作することが可能となるまでの間に実施されるフリーズ演出中に、前記遊技媒体の払出しが指示された場合には、
    前記払出し指示部に前記フリーズ演出中に指示された前記遊技媒体の払出しを検出させるステップと、
    前記メイン制御基板に前記フリーズ演出中の遊技媒体の払出しを前記貯留枚数から減算させるステップと、
    前記表示部に前記フリーズ演出中の前記減算後の前記遊技媒体の貯留枚数を表示させるステップと
    を実行することを特徴とするプログラム。
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