JP2016000589A - ベゼル体及び車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントガラスへの映りこみを目立ちにくくして搭乗者に与える不快感を効果的に抑制することができるベゼル体及び車両用表示装置を提供する。
【解決手段】前方ベゼル部分21の前方側の端部21aがインストルメントパネルIとの間に隙間SをあけるようにインストルメントパネルIよりも上方に配置されるとともに、導光部材30が前方ベゼル部分21の下方に設けられていることから、フロントガラスFを通してその隙間Sから入射される光を導光部材30が導光して下降壁部22に導くことができる。さらに、導光部材30の上面が下降壁部22の下面に沿った形状であるので、導光部材30の上面と下降壁部22の下面との距離が均一となり、下降壁部22の色ムラを抑えることができる。したがって、下降壁部22のフロントガラスFへの映りこみを目立ちにくくし、搭乗者に与える不快感を効果的に抑制することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のインストルメントパネルに配設されるベゼル体及びそれを備えた車両用表示装置に関する。
従来、車両のフロントガラスへの画像の投影を行うヘッドアップディスプレイ装置としての車両用表示装置がインストルメントパネル内に設けられている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された車両用表示装置700は、図7に示すように、フロントガラスFとの対向壁Aに設けられた開口Hを有するインストルメントパネルI内に取り付けられ、開口Hを通じてフロントガラスFに画像を投影するものである。このような車両用表示装置700においては、例えば、開口H内に埃や水分等が入ることを防止するために開口Hを塞ぐ透明なカバーCが設けられることがあるところ、太陽光等の外光がカバーCに反射されて搭乗者のアイポイントEPに向かうことがあり、不快感を与えてしまうことがあった。
そこで、外光が搭乗者のアイポイントEPに向かうことを回避する構成として、図8に示す車両用表示装置800が考えられる。この車両用表示装置800は、インストルメントパネルI内に設けられている。このインストルメントパネルIにはフロントガラスFとの対向壁Aに開口Hが形成され、開口Hの前方側に設けられた前方ベゼル部分Wには、車両の前方側から後方側(図8において左方から右方)に向かうに従い徐々に下方に向かう光透過性の下降壁部Waが形成されている。そして、この開口Hには車両の前方側から後方側に向かうに従い徐々に上方に向かうカバーCが設けられており、車両用表示装置800は、この開口Hを通じてフロントガラスFに画像を投影する。このような構成では、下降壁部Waが設けられるとともにカバーCの車両前方側が後方側よりも下方に位置していることから、外光をカバーCに届きにくくさせることができるとともに、カバーCで反射された外光が搭乗者のアイポイントEPに向かうことを抑制することができる。
特開2007−148092号公報
上述した構成では、前方ベゼル部分Wにおいて下降壁部Wa近傍に外光が当らないことから、下降壁部Waとその周辺部との明暗差が大きくなり、これにより、フロントガラスFへの映りこみが目立ってしまうという不都合が考えられる。そこで、下降壁部Waを光透過性材料で構成するとともに、下降壁部Waの下方に導光部材802を配置して、内面側から下降壁部Waを照らす構成が考えられる。この構成によれば、下降壁部Waを透過した光がフロントガラスFへ向かうことによって映りこみを目立たなくでき、搭乗者に与える不快感を抑制することができる。
しかしながら、上記車両用表示装置800において、導光部材802の上面形状と下降壁部Waの下面形状とが異なっていると、導光部材802の上面と下降壁部Waの下面との距離が均一でなくなる。このため、導光部材802から下降壁部Waに入射される光も均一でなくなり、下降壁部Waに色ムラが生じる、という問題がある。
本発明の目的は、フロントガラスへの映りこみを目立ちにくくして搭乗者に与える不快感を効果的に抑制することができるベゼル体及び車両用表示装置を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、車両のインストルメントパネルに嵌め込まれ、当該インストルメントパネル内に配置された画像投影機がフロントガラスに画像を投影するための開口の周縁の一部又は全部を形成するベゼル部材と、前記ベゼル部材において前記開口よりも前記車両の前方側に配置された前方ベゼル部分の下方に配置された板状の導光部材と、を備え、前記前方ベゼル部分は、前記車両の前方側の端部が前記インストルメントパネルとの間に隙間をあけるように当該インストルメントパネルよりも上方に配置されるとともに、前記車両の後方側に向かうにしたがって徐々に下方に向かい前記開口に至るように設けられた光透過性の下降壁部を有し、前記導光部材は、前記隙間から入射される光を導光して前記下降壁部を照明するとともに、当該上面が前記下降壁部の下面に沿った形状であることを特徴とするベゼル体である。
請求項2記載の発明は、前記導光部材の下面における前記車両の後方側の所定の範囲に、前記導光部材の板厚方向に進路を変えて光を反射する反射部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のベゼル体である。
請求項3記載の発明は、前記導光部材の上面に配置され、複数のプリズムが並べて形成された輝度上昇フィルムを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のベゼル体である。
請求項4記載の発明は、前記導光部材の上面に配置され、前記車両の前後方向に沿って延在する複数のプリズムが並べて形成された輝度上昇フィルムを備え、前記導光部材の下面における前記車両の後方側の所定範囲に、車両の左右方向に延在する複数のプリズムを並べた反射部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のベゼル体である。
請求項5記載の発明は、車両のインストルメントパネル内に配置された画像投影機と、前記インストルメントパネルに嵌め込まれ、前記画像投影機がフロントガラスに画像を投影するための開口の周縁の一部又は全部を形成するベゼル部材を有するベゼル体と、を備えた車両用表示装置であって、前記ベゼル体が、請求項1〜4いずれか1項に記載のベゼル体で構成されていることを特徴とする車両用表示装置である。
請求項1及び5に記載された発明によれば、前方ベゼル部分の前方側の端部がインストルメントパネルとの間に隙間をあけるようにインストルメントパネルよりも上方に配置されるとともに、導光部材が前方ベゼル部分の下方に設けられていることから、フロントガラスを通してその隙間から入射される光を導光部材が導光して下降壁部を照明することができる。さらに、導光部材の上面が下降壁部の下面に沿った形状であるので、導光部材の上面と下降壁部の下面との距離が均一となり、下降壁部の色ムラを抑えることができる。したがって、下降壁部のフロントガラスへの映りこみを目立ちにくくし、搭乗者に与える不快感を効果的に抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、導光部材の下面における車両の後方側の所定の範囲に導光部材の板厚方向に進路を変えて反射する反射部が形成されていることから、導光された外光を下降壁部に向けて反射しやすくし、導光部材から下降壁部に向けて効率よく光を照射することができる。したがって、下降壁部のフロントガラスへの映りこみをより一層目立ちにくくし、搭乗者に与える不快感を効果的に抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、導光部材の上面に、複数のプリズムが並べて形成された輝度上昇フィルムが配置されていることから、導光部材から下降壁部に向けてより一層効率よく光を照射することができる。
請求項4に記載の発明によれば、導光部材の下面における車両の後方側の所定範囲に、車両の左右方向に延在する複数のプリズムを並べた反射部が形成されている。しかも、導光部材の上面に、車両の前後方向に沿って延在する複数のプリズムが並べて形成された輝度上昇フィルムが配置されている。これにより、車両の左右方向、前後方向に広がる光を導光部材の板厚方向に進路を変えて下降壁部に向けて効率よく光を照射することができる。
本発明の一実施形態にかかる車両用表示装置がインストルメントパネルに組み付けられた様子を示す斜視図である。 図1の車両用表示装置を車両の前方側から見た図である。 図1の車両用表示装置のII−II線断面図である。 図1の車両用表示装置の分解斜視図である。 (A)は図1の車両用表示装置の導光部材内での光の進行を説明する拡大断面図であり、(B)は(A)のI−I線断面図である。 図1に示す導光部材の背面斜視図である。 従来技術の車両用表示装置を示す断面図である。 他の従来技術の車両用表示装置を示す断面図である。
本発明の一実施形態に係るベゼル体及び車両用表示装置を、図1〜図6を参照して説明する。本実施形態の車両用表示装置1は、図1〜図3に示すように、車両VのインストルメントパネルIに取り付けられ、フロントガラスFに対して画像の投影を行うヘッドアップディスプレイ装置として用いられるものである。なお、本実施形態における車両Vの前後方向、左右方向、前後方向における前方側及び後方側、並びに、上方及び下方は、図1及び図3に示す通りとする。
車両用表示装置1は、図3、図4に示すように、車両VのインストルメントパネルI内に配置される画像投影機10と、インストルメントパネルIに配設されたベゼル体15と、を備えている。
画像投影機10は、図3に示すように、画像を投影するための表示源11と、表示源11からの画像を反射する反射部12と、表示源11及び反射部12を収容する合成樹脂製の筐体13と、を有している。筐体13は、上壁部13a、上壁部13aに対向配置された下壁部13b、並びに、上壁部13a及び下壁部13bの周縁に連接された周壁部13cを有している。上壁部13aには、後述するベゼル部材20の開口20aと重ねて配置される開口13dが設けられている。画像投影機10は、表示源11により投影された画像を反射部12で反射して開口13dを通じてフロントガラスFに投影する。これにより、車両Vの搭乗者が、フロントガラスF上に表示された画像として視認できる。
ベゼル体15は、図3、図4に示すように、ベゼル部材20と、導光部材30と、輝度上昇フィルム40と、ケース部材としての支持部材50と、カバー60と、を有している。
ベゼル部材20は、例えば、半透光性(光透過性)の合成樹脂製で、中央に開口20aを有する平面視環状を有している。また、ベゼル部材20は、外周縁から内周縁に向かうにしたがって徐々に下方に向かうとともに、内周縁に近づくに従ってその傾きが大きくなるように湾曲して設けられている。このベゼル部材20は、インストルメントパネルIに設けた孔に嵌め込まれ、当該インストルメントパネルI内に配置された画像投影機10がフロントガラスFに画像を投影するための開口20aの周縁の全部を形成している。
ベゼル部材20において開口20aよりも車両Vの前方側に配置された前方ベゼル部分21は、車両Vの前方側の端部21aがインストルメントパネルIとの間に隙間Sをあけるように当該インストルメントパネルIよりも上方に配置される。また、前方ベゼル部分21は、車両Vの前方側から後方側に向かうにしたがって徐々に下方に向かい開口20aに至るとともに、開口20aに近づくに従ってその傾きが大きくなるように湾曲した下降壁部22を有している。
ベゼル部材20は、インストルメントパネルIに嵌め込まれると、ベゼル部材20の外周縁における前方側の一部分(即ち、前方ベゼル部分21の車両Vの前方側の端部21a)がインストルメントパネルIよりも上方に配置され(図2)、外周縁の当該一部分以外の他部分がインストルメントパネルIに滑らかに連なるように配置される(図1)。また、このとき、ベゼル部材20の開口20aと画像投影機10の開口13dとが上下方向に重なって配置される。また、ベゼル部材20は、インストルメントパネルIのフロントガラスFへの映りこみの差が目立たないようにするために、例えば、インストルメントパネルIと同様の見た目とする色合いの調整や表面加工などが行われている。
導光部材30は、例えば、ガラスやアクリル、ポリカーボネートなどの合成樹脂等の透明度の高い材料を用いて、平面視略矩形板状(図4)に形成されている。導光部材30は、前方ベゼル部分21の下方に配置され、上述した隙間Sから入射される光を導光して前方ベゼル部分21(即ち下降壁部22)を照明する。この導光部材30は、図5に示すように、前方側から後方側に向かうに従って板厚寸法が小さくなるように形成されている。
また、導光部材30の上面は、下降壁部22を有する前方ベゼル部分21の下面に沿った形状に設けられている。詳しく説明すると、導光部材30の上面は、前方ベゼル部分21の下面と同様に、車両Vに前方側から後方側に向かうに従って徐々に下方に向かうとともに、後方に近づくに従って傾斜が大きくなるように湾曲して設けられている。また、導光部材30の上面と下降壁部22の下面との距離を可能な限り小さくしている。
導光部材30の下面における後方側の所定範囲には、図5及び図6などに示すように、車両Vの左右方向に延在する断面くさび形状のプリズムを複数並べた反射部30bが形成されている。反射部30bの複数のプリズムは、車両Vの前後方向に沿って並べられている。この反射部30bに到達した光は導光部材30の板厚方向に進路を変えて反射するようになっている。なお、反射部30bは、導光部材30の屈折率や形状等に応じて少なくとも後方側の適宜な範囲に形成されていればよく、下面全体に形成されていてもよい。
輝度上昇フィルム40は、上記導光部材30の上面に貼り付けられている。輝度上昇フィルム40は、その上面に車両Vの前後方向に延在する断面くさび形状の微細プリズムが複数並べて形成されている。輝度上昇フィルム40の複数のプリズムは、車両Vの左右方向に沿って並べてられている。この輝度上昇フィルム40の下面から入射され、上面から出射される光は導光部材30の板厚方向に進路を変えて屈折するようになっている。
支持部材50は、導光部材30の下方に配置され、導光部材30を支持する。支持部材50の上面には、光沢加工された反射部51が設けられ、上方からの光を反射するように設けられている。また、支持部材50は、前方側の端部がインストルメントパネルIの上面と略同一高さに設けられ、導光部材30の前方側の端面30aが上記隙間Sに対向するように配置されている。これにより、フロントガラスFを通して前方側から照射される外光を、この隙間Sを通して導光部材30の前方側の端面30aから取り込むことができるようになっている。この支持部材50は、筐体13の周壁部13cから前方に向かって突出する一対の脚部13eに固定されている。
カバー60は、例えば、ガラスやアクリル、ポリカーボネート等の合成樹脂等の透明度の高い材料を用いて薄板状に形成されており、ベゼル部材20の開口20aを塞ぐように当該開口20aの周縁に固定して取り付けられている。カバー60は、車両Vの前方側から後方側に向かうに従って上方に向かうように配置されている(図3)。これにより、カバー60に当たった光が搭乗者のアイポイントに直接向かうことを抑制できる。
次に、導光部材30に取り込まれた外光が前方ベゼル部分21に向かって出射する過程について図5を参照して説明する。まず、フロントガラスFを通過して隙間Sから入射された外光は、導光部材30の前方側の端面30aから入射する。この光は、導光部材30の上面又は下面に到達すると、入射角が所定値よりも小さい場合には上面又は下面から出射し、所定値以下である場合には全反射して導光部材30の後方側に向かって進行する。上面から出射する光は、図5(B)に示すように、輝度上昇フィルム40に形成されたプリズムにより屈折され、板厚方向に進路を変える。
また、下面から出射する光は、支持部材50の反射部51によって上方に反射され再び導光部材30に入射する。導光部材30中を後方に向かって進行した光が下面の反射部30bに達すると、図5(A)に示すように、反射部30bのプリズムによって反射されて、板厚方向に進路を変えて、上面から出射される。
以上のように、外光が導光部材30によって前方側から後方側に向かって導光されると共に、上方の前方ベゼル部分21に向かって出射する。前方ベゼル部分21のうち下降壁部22に到達した光は、下降壁部22を通過してフロントガラスFへ向かい下降壁部22の映りこみとなる。
上述した実施形態によれば、前方ベゼル部分21の前方側の端部21aがインストルメントパネルIとの間に隙間SをあけるようにインストルメントパネルIよりも上方に配置されるとともに、導光部材30が前方ベゼル部分21の下方に設けられていることから、フロントガラスFを通してその隙間Sから入射される光を導光部材30が導光して下降壁部22を照明することができる。さらに、導光部材30の上面が下降壁部22の下面に沿った形状であるので、導光部材30の上面と下降壁部22の下面との距離が均一となり、下降壁部22の色ムラを抑えることができる。したがって、下降壁部22のフロントガラスFへの映りこみを目立ちにくくし、搭乗者に与える不快感を効果的に抑制することができる。また、導光部材30の上面と下降壁部22の下面との距離を可能な限り小さいので、導光部材30から下降壁部22に向かう光の空気中でのロスを抑えることができる。
また、上述した実施形態によれば、導光部材30の下面における車両Vの後方側の所定の範囲に導光部材30の板厚方向に進路を変えて反射する反射部30bが形成されていることから、導光された外光を下降壁部22に向けて反射しやすくし、導光部材30から下降壁部22に向けて効率よく光を照射することができる。したがって、下降壁部22のフロントガラスFへの映りこみをより一層目立ちにくくし、搭乗者に与える不快感を効果的に抑制することができる。
また、上述した実施形態によれば、導光部材30の上面に、複数のプリズムが並べて形成された輝度上昇フィルム40が配置されていることから、導光部材30から下降壁部22に向けてより一層効率よく光を照射することができる。
また、上述した実施形態によれば、反射部30bのプリズムは車両Vの左右方向に延在し、輝度上昇フィルム40のプリズムは車両Vの前後方向に延在している。即ち、輝度上昇フィルム40のプリズムの延在方向は、反射部30bのプリズムの延在方向に対して90°回転させた方向である。これにより、反射部30bにより前後方向に広がる光の進路を板厚方向に変え(図5(A))、輝度上昇フィルム40により左右方向に広がる光の進路を板厚方向に変えることができる(図5(B))。よって、車両の左右方向、前後方向に広がる光を導光部材の板厚方向に進路を変えて下降壁部22に向けて効率よく光を照射することができる。
なお、上述した実施形態によれば、導光部材30に反射部30bや輝度上昇フィルム40を設けていたが、これに限ったものではない。導光部材30は、その上面が下降壁部22の下面に沿った形状であればよく、反射部30bや輝度上昇フィルム40を設けなくてもよいし、反射部30bや輝度上昇フィルム40の何れか一方のみを設けてもよい。
また、上述した実施形態によれば、輝度上昇フィルム40のプリズムを前後方向に沿って設けていたがこれに限ったものではない。左右方向に沿って設けてもよい。
また、上述した実施形態によれば、ベゼル部材20が、平面視環状に形成され、前方ベゼル部分21がベゼル部材20の一部であったがこれに限ったものではない。例えば、ベゼル部材20が前方ベゼル部分21のみで構成され、開口20aの車両Vの前方側の周縁のみ形成し、開口20aの残りの周縁についてはインストルメントパネルIで形成する構成としてもよい。
また、上述した実施形態によれば、ベゼル部材20全体が光透過性の合成樹脂で形成された構成であったが、これに限定されるものではなく、少なくとも下降壁部22が光透過性であればよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 車両用表示装置
10 画像投影機
15 ベゼル体
20 ベゼル部材
20a 開口
21 前方ベゼル部分
21a 端部
22 下降壁部
30 導光部材
30b 反射部
40 輝度上昇フィルム
F フロントガラス
I インストルメントパネル
S 隙間
V 車両

Claims (5)

  1. 車両のインストルメントパネルに嵌め込まれ、当該インストルメントパネル内に配置された画像投影機がフロントガラスに画像を投影するための開口の周縁の一部又は全部を形成するベゼル部材と、
    前記ベゼル部材において前記開口よりも前記車両の前方側に配置された前方ベゼル部分の下方に配置された板状の導光部材と、を備え、
    前記前方ベゼル部分は、前記車両の前方側の端部が前記インストルメントパネルとの間に隙間をあけるように当該インストルメントパネルよりも上方に配置されるとともに、前記車両の後方側に向かうにしたがって徐々に下方に向かい前記開口に至るように設けられた光透過性の下降壁部を有し、
    前記導光部材は、前記隙間から入射される光を導光して前記下降壁部を照明するとともに、当該上面が前記下降壁部の下面に沿った形状である
    ことを特徴とするベゼル体。
  2. 前記導光部材の下面における前記車両の後方側の所定の範囲に、前記導光部材の板厚方向に進路を変えて光を反射する反射部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のベゼル体。
  3. 前記導光部材の上面に配置され、複数のプリズムが並べて形成された輝度上昇フィルムを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のベゼル体。
  4. 前記導光部材の上面に配置され、前記車両の前後方向に沿って延在する複数のプリズムが並べて形成された輝度上昇フィルムを備え、
    前記導光部材の下面における前記車両の後方側の所定範囲に、車両の左右方向に延在する複数のプリズムを並べた反射部が形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載のベゼル体。
  5. 車両のインストルメントパネル内に配置された画像投影機と、前記インストルメントパネルに嵌め込まれ、前記画像投影機がフロントガラスに画像を投影するための開口の周縁の一部又は全部を形成するベゼル部材を有するベゼル体と、を備えた車両用表示装置であって、
    前記ベゼル体が、請求項1〜4いずれか1項に記載のベゼル体で構成されている
    ことを特徴とする車両用表示装置。
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