JP2016000596A - ベゼル体及び車両用表示装置 - Google Patents

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【課題】採光量の減少を抑制しつつ異物の侵入を抑制することができるベゼル体及び車両用表示装置を提供すること。【解決手段】前方ベゼル部分41Aと導光部材42との間に侵入防止部材5が設けられていることから、異物が侵入してしまうことを抑制することができ、採光部44から取り込んだ外光が異物によって遮られにくくし、前方ベゼル部分41AのフロントガラスFへの映り込みを目立たなくすることができる。さらに、採光部44に窓等を設ける必要がなく、採光量の減少を抑制することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、車両のインストルメントパネルに配設されるベゼル体及びそれを備えた車両用表示装置に関する。
従来、車両のフロントガラスへの画像の投影を行うヘッドアップディスプレイ装置としての車両用表示装置がインストルメントパネル内に設けられている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された車両用表示装置700は、図6に示すように、フロントガラスFとの対向壁Aに設けられた開口Hを有するインストルメントパネルI内に取り付けられ、開口Hを通じてフロントガラスFに画像を投影するものである。このような車両用表示装置700においては、例えば、開口H内に埃や水分等が入ることを防止するために開口Hを塞ぐ透明なカバーCが設けられることがあるところ、太陽光等の外光がカバーCに反射されて搭乗者のアイポイントEPに向かうことがあり、不快感を与えてしまうことがあった。
そこで、外光が搭乗者のアイポイントEPに向かうこと回避する構成として、図7に示す車両用表示装置800が考えられる。この車両用表示装置800は、インストルメントパネルI内に設けられている。このインストルメントパネルIにはフロントガラスFとの対向壁Aに開口Hが形成され、開口Hの前方側に設けられた前方ベゼル部分Wには、車両の前方側から後方側(図7において左方から右方)に向かうに従い徐々に下方に向かう光透過性の下降壁部Waが形成されている。そして、この開口Hには車両の前方側から後方側に向かうに従い徐々に上方に向かうカバーCが設けられており、車両用表示装置800は、この開口Hを通じてフロントガラスFに画像を投影する。このような構成では、下降壁部Wが設けられるとともにカバーCの車両前方側が後方側よりも下方に位置していることから、外光をカバーCに届きにくくさせることができるとともに、カバーCで反射された外光が搭乗者のアイポイントEPに向かうことを抑制することができる。
特開2007−148092号公報
上述した構成では、前方ベゼル部分Wにおいて下降壁部Wa近傍に外光が当らないことから、下降壁部Waとその周辺部との明暗差が大きくなり、これにより、フロントガラスFへの映り込みが目立ってしまうという不都合が考えられる。そこで、下降壁部Waを光透過性材料で構成するとともに、下降壁部Waの下方に導光部材802を配置して、内面側から下降壁部Waを照らす構成が考えられる。この構成によれば、下降壁部Waを透過した光がフロントガラスへ向かうことによって映り込みを目立たなくでき、搭乗者に与える不快感を抑制することができる。
しかしながら、このような車両用表示装置800においては、前方ベゼル部分Wの前方側端部と対向壁Aとの間に形成された採光部803から水分や埃等の異物が入り込み、この異物がさらに前方ベゼル部分Wと導光部材802との間から車両の後方側に向かって侵入し、光を局所的に遮ってフロントガラスFに斑に映り込んでしまうことが考えられる。そこで、異物の侵入を防ぐために採光部803にガラス等の窓を設ける構成も考えられるが、窓の汚れや曇り、結露等によって採光量が減少しまう可能性がある。
本発明の目的は、採光量の減少を抑制しつつ異物の侵入を抑制することができるベゼル体及び車両用表示装置を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、車両のインストルメントパネルにおけるフロントガラスとの対向壁に嵌め込まれて当該インストルメントパネル内に配置された画像投影機が前記フロントガラスに画像を投影するための開口の周縁の一部又は全部を形成するベゼル部材を備えるベゼル体であって、板状の導光部材を備え、前記ベゼル部材が、前記開口に対して前記車両の前方側に配置される光透過性の前方ベゼル部分を備え、前記前方ベゼル部分が、前記車両の前方側の端部が前記対向壁に対して上方に配置されることで、当該前方ベゼル部分の下方空間に光を取り入れる採光部を該対向壁との間に形成し、前記導光部材が、前記下方空間において前記前方ベゼル部分の下面と間隔をあけて重ねて配置され、前記前方ベゼル部分と前記導光部材との間における少なくとも前記車両の前方寄りの箇所に、前記採光部からの異物の侵入を妨げる侵入防止部材が設けられていることを特徴とするベゼル体である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、前記侵入防止部材が、前記前方ベゼル部分の下面と前記導光部材の上面との間に挟まれるとともに前記車両の幅方向に延在する緩衝部材であることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、前記侵入防止部材が、前記前方ベゼル部分の下面と前記導光部材の上面とのうち一方から他方に向かって突出した突出部と、前記突出部と前記他方との間に弾性変形した状態で配置される板バネと、を備え、前記突出部と前記板バネとが、前記車両の幅方向に延在していることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、前記侵入防止部材が、前記前方ベゼル部分の下面から下方に突出したベゼル側突起と、前記導光部材の上面から上方に突出した導光部材側突起と、が前記車両の前後方向に間隔をあけて並設されることで構成され、前記ベゼル側突起の下端が、前記導光部材側突起の上端よりも下方に位置し、前記ベゼル側突起と前記導光部材側突起とが、前記車両の幅方向に延在していることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、車両のインストルメントパネル内に配置された画像投影機と、前記インストルメントパネルにおけるフロントガラスとの対向壁に嵌め込まれて前記画像投影機が前記フロントガラスに画像を投影するための開口の周縁の一部又は全部を形成するベゼル部材を有するベゼル体と、を備えた車両用表示装置であって、前記ベゼル体が、請求項1〜4いずれか1項に記載のベゼル体で構成されていることを特徴とする車両用表示装置である。
請求項1に記載された発明によれば、前方ベゼル部分と導光部材との間に侵入防止部材が設けられていることから、異物が侵入してしまうことを抑制して前方ベゼル部分のフロントガラスへの映り込みを目立たなくすることができるとともに、導光部材よりも前方側に窓等を設ける必要がなく、採光量の減少を抑制することができる。
請求項2に記載された発明によれば、侵入防止部材が前方ベゼル部分の下面と導光部材の上面との間に挟まれるとともに車両の幅方向に延在することから、異物の侵入をさらに抑制することができる。さらに、侵入防止部材が緩衝部材であることから、前方ベゼル部分と導光部材との間隔の公差を吸収するとともに、車両の走行振動による前方ベゼル部分や導光部材の破損を抑制することができる。また、緩衝部材は、前方ベゼル部分及び導光部材の幅方向の両端に亘って延在していることが好ましい。
請求項3に記載された発明によれば、前方ベゼル部分又は導光部材と突出部との間に弾性変形した板バネが配置されることから、板バネが復元力によって元の形状に戻ろうとすることによって、前方ベゼル部分又は導光部材と突出部との隙間を塞ぐことができ、この突出部と板バネとが車両の幅方向に延在していることから、異物の侵入をさらに抑制することができる。さらに、板バネによって前方ベゼル部分と導光部材との間隔の公差を吸収するとともに走行振動による破損を抑制することができる。また、突出部は前方ベゼル部分から延びていることが好ましく、このような構成によれば、板バネの復元力によって導光部材を押圧して位置ずれを抑制することができる。また、突出部及び板バネは、前方ベゼル部分及び導光部材の幅方向の両端に亘って延在していることが好ましい。
請求項4に記載された発明によれば、ベゼル側突起と導光部材側突起とが前後方向に間隔をあけて並設されるとともに、ベゼル側突起の下端が導光部材側突起の上端よりも下方に位置することから、各突起の先端が対向する部材(前方ベゼル部分又は導光部材)から間隔をあけていても異物の侵入を抑制することができる。さらに、ベゼル側突起と導光部材側突起とが車両の幅方向に延在していることから、異物の侵入をさらに抑制することができる。さらに、前方ベゼル部分と導光部材との間隔の公差を吸収したり走行振動による破損を抑制したりするために突起の先端に緩衝部材等を設ける必要がなく、各突起を前方ベゼル部分又は導光部材と一体に形成して部品点数の増加を抑制することができる。また、ベゼル側突起及び導光部材側突起は、前方ベゼル部分及び導光部材の幅方向の両端に亘って延在していることが好ましい。
請求項5に記載された発明によれば、前方ベゼル部分と導光部材との間に侵入防止部材が設けられていることで、前述のように採光量の減少を抑制しつつ、前方ベゼル部分と導光部材との間への異物の侵入を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る車両用表示装置を示す斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図2の車両用表示装置の要部を拡大して示す断面図である。 変形例に係る車両用表示装置の要部を拡大して示す断面図である。 他の変形例に係る車両用表示装置の要部を拡大して示す断面図である。 従来の車両用表示装置を示す断面図である。 他の従来の車両用表示装置を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の車両用表示装置1は、図1、2に示すように、車両のインストルメントパネルI内に配置される画像投影機2と、インストルメントパネルIにおけるフロントガラスFとの対向壁Aに形成された開口Hに設けられるカバー3と、カバー3の周囲に設けられるベゼル体4と、後述する前方ベゼル部分41Aと導光部材42との間に設けられる侵入防止部材5と、を備え、例えば速度等の車両の走行状態や道路状況を画像としてフロントガラスFに投影する装置である。なお、本実施形態における車両の前後方向、幅方向、前後方向における前方側及び後方側、並びに、上側及び下側は、図1及び図2に示す通りとする。
画像投影機2は、投影機本体21と、ミラー22と、を備え、開口Hを通してフロントガラスFに向けて画像を投影する。このとき、搭乗者が運転時に遠方に焦点を合わせていても自然に画像を認識できるように、画像投影機2は、搭乗者の遠方において画像が結像するようにする。
カバー3は、例えば透明な樹脂やガラス等によって構成され、画像投影機2から放射される光を透過させるとともに、画像投影機2を埃や水分から保護している。さらに、カバー3は、前方側端部3aが後方側端部3bよりも低い位置に設けられ(即ち、前下がりに設けられ)、外光が反射して搭乗者のアイポイントEPに到達することが抑制されている。
ベゼル体4は、開口Hの周縁を構成するベゼル部材41と、後述する前方ベゼル部分41Aの下方に設けられる導光部材42と、導光部材42を下方から支持する支持部材43と、を備える。
ベゼル部材41は、例えば対向壁Aと略同一色の樹脂によって構成され、開口Hに対して前方側に配置される前方ベゼル部分41Aと、後方側に配置される後方ベゼル部分41Bと、幅方向の両端において前方ベゼル部分41Aと後方ベゼル部分41Bとの間に設けられる左右ベゼル部分41Cと、を有して対向壁Aに嵌め込まれるとともに、カバー3を支持する。各ベゼル部分41A、41B、41Cは、それぞれ別体に形成されていてもよいし、一体に形成されていてもよい。
前方ベゼル部分41Aは、前方側の端部が対向壁Aに対して上方に配置されることで対向壁Aとの間に採光部44を形成するとともに、後方側の端部においてカバー3の前方側端部3aを支持するように構成されている。採光部44は、前方ベゼル部分41Aの下方空間4Sに光を取り入れるように構成されている。また、前方ベゼル部分41Aは、光透過性を有するとともに上面が対向壁Aと略同一色を有し、下方からの光を上方に透過させ、この透過光が、対向壁Aや後方ベゼル部41B、左右ベゼル部分41Cの上面における反射光と略同一色となるように構成されている。
導光部材42は、例えばガラスや合成樹脂等の透明かつ高屈折率な部材から構成され、下方空間4Sにおいて前方ベゼル部分41Aの下面と間隔をあけて重ねて配置されるとともに、前後方向に延びる板状に形成され、前方側の端面から後方に向かって入射した光が内側で全反射して後方側に向かうように構成されている。
支持部材43は、導光部材42を支持しつつベゼル部材41によって支持されるとともに、上方からの光を反射するように構成されている。
以上のようなベゼル体4において、フロントガラスFを通過するとともに採光部44から下方空間4Sに取り込まれた外光は、前方側の端面から導光部材42に入射し、導光部材42の上面及び下面において全反射して後方側に進行したり、上面又は下面から出射したりする。下面から光が出射すると、支持部材43によって反射されて再び導光部材42に入射し、上面から光が出射すると、上方の前方ベゼル部分41Aに向かう。前方ベゼル部分41Aに到達した光は、前方ベゼル部分41Aを通過してフロントガラスFへ向かい、映り込みとなる。
侵入防止部材5は、図3に示すように、前方ベゼル部分41Aの下面と導光部材42の上面との間に挟まれることで、前方ベゼル部分41Aと導光部材42との間に水分や埃等の異物が侵入することを妨げるものであって、例えばウレタンやゴム等の緩衝部材によって構成され、適宜な接着剤によって固定されている。また、侵入防止部材5は、前方ベゼル部分41A及び導光部材42の幅方向の両端に亘って延在し、前方ベゼル部分41Aと導光部材42との隙間を塞いでいる。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。即ち、前方ベゼル部分41Aと導光部材42との間に侵入防止部材5が設けられていることから、異物が侵入してしまうことを抑制することができ、採光部44から取り込んだ外光が異物によって遮られにくくし、前方ベゼル部分41AのフロントガラスFへの映り込みを目立たなくすることができる。さらに、採光部44に窓等を設ける必要がなく、採光量の減少を抑制することができる。
さらに、侵入防止部材5が前方ベゼル部分41Aの下面と導光部材42の上面との間に挟まれるとともに前方ベゼル部分41A及び導光部材42の幅方向の両端に亘って延在していることから、異物の侵入をさらに抑制することができる。
さらに、侵入防止部材5が緩衝部材で構成されていることから、前方ベゼル部分41Aと導光部材42との間隔の公差を吸収するとともに、車両の走行振動による前方ベゼル部分41Aや導光部材42の破損を抑制することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、侵入防止部材5が前方ベゼル部分41Aの下面と導光部材42の上面との間に挟まれるとともに緩衝部材によって構成されるものとしたが、図4に示すように、侵入防止部材5Bが、前方ベゼル部分41Aの下面から導光部材42に向かって突出した突出部51と、突出部51と導光部材42との間に弾性変形した状態で配置される板バネ52と、を備える構成であってもよい。板バネ52は、図4における上下方向に圧縮されており、復元力によって上下方向に伸びようとする。また、突出部51及び板バネ52は幅方向に延在している。なお、突出部が導光部材の上面から前方ベゼル部分に向かって突出するとともに、板バネがこの突出部と前方ベゼル部分との間に設けられていてもよい。
このような侵入防止部材5Bとすることで、板バネ52が復元力によって元の形状に戻ろうとすることによって、導光部材42と突出部51との隙間を塞ぐことができ、前方ベゼル部分41Aと導光部材42との間への異物の侵入を妨げることができるさらに、板バネ52によって前方ベゼル部分41Aと導光部材42との間隔の公差を吸収するとともに走行振動による破損を抑制することができる。さらに、板バネ52の復元力によって導光部材42を押圧することができ、導光部材42の位置ずれを抑制することができる。
また、図5に示すように、侵入防止部材5Cが、前方ベゼル部分41Aと一体に形成されるとともに下面から下方に突出したベゼル側突起53と、導光部材42と一体に形成されるとともに上面から上方に突出した導光部材側突起54と、を備える構成であってもよい。ベゼル側突起53と導光部材側突起54とは前後方向に間隔をあけて並設され、ベゼル側突起53の下端が導光部材側突起54の上端よりも下方に位置するとともに導光部材42の上面と間隔を開けて配置され、導光部材側突起54の上端が前方ベゼル部分41Aの下面と間隔をあけて配置されている。また、ベゼル側突起53及び導光部材側突起54は幅方向に延在している。
このような侵入防止部材5Cとすることで、前方ベゼル部分41Aと導光部材42との間に異物が侵入することを妨げることができる。さらに、ベゼル側突起53及び導光部材側突起54がそれぞれ前方ベゼル部分41A及び導光部材42と一体に形成されていることから、侵入防止部材を設けることによる部品点数の増加を抑制することができる。さらに、ベゼル側突起53の上端及び導光部材側突起54の下端がそれぞれ対向する部材と間隔をあけていることから、前記実施形態のように前方ベゼル部分41Aと導光部材42との間隔の公差を吸収したり破損を抑制したりするために緩衝部材を用いる必要がなく、部品点数の増加をさらに抑制することができる。なお、ベゼル側突起53及び導光部材側突起54は、それぞれ複数の突起を有して交互に配置されていてもよい。
また、侵入防止部材は、前方ベゼル部分41Aと導光部材42との間への異物の侵入を妨げることができるものであればよく、例えばメッシュ状の部材であってもよく、適宜な形状及び材質を有して形成されていればよい。また、侵入防止部材は、前方ベゼル部分41A及び導光部材42の幅方向の両端に亘って延在するものに限らず、異物の侵入を抑制できるように適宜な範囲において幅方向に延在していればよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1 車両用表示装置
2 画像投影機
4 ベゼル体
4S 下方空間
41 ベゼル部材
41A 前方ベゼル部分
42 導光部材
44 採光部
5 侵入防止部材
51 突出部
52 板バネ
53 ベゼル側突起
54 導光部材側突起
F フロントガラス
I インストルメントパネル
A 対向壁
H 開口

Claims (5)

  1. 車両のインストルメントパネルにおけるフロントガラスとの対向壁に嵌め込まれて当該インストルメントパネル内に配置された画像投影機が前記フロントガラスに画像を投影するための開口の周縁の一部又は全部を形成するベゼル部材を備えるベゼル体であって、
    板状の導光部材を備え、
    前記ベゼル部材が、前記開口に対して前記車両の前方側に配置される光透過性の前方ベゼル部分を備え、
    前記前方ベゼル部分が、前記車両の前方側の端部が前記対向壁に対して上方に配置されることで、当該前方ベゼル部分の下方空間に光を取り入れる採光部を該対向壁との間に形成し、
    前記導光部材が、前記下方空間において前記前方ベゼル部分の下面と間隔をあけて重ねて配置され、
    前記前方ベゼル部分と前記導光部材との間における少なくとも前記車両の前方寄りの箇所に、前記採光部からの異物の侵入を妨げる侵入防止部材が設けられていることを特徴とするベゼル体。
  2. 前記侵入防止部材が、前記前方ベゼル部分の下面と前記導光部材の上面との間に挟まれるとともに前記車両の幅方向に延在する緩衝部材であることを特徴とする請求項1に記載のベゼル体。
  3. 前記侵入防止部材が、前記前方ベゼル部分の下面と前記導光部材の上面とのうち一方から他方に向かって突出した突出部と、前記突出部と前記他方との間に弾性変形した状態で配置される板バネと、を備え、
    前記突出部と前記板バネとが、前記車両の幅方向に延在していることを特徴とする請求項1に記載のベゼル体。
  4. 前記侵入防止部材が、前記前方ベゼル部分の下面から下方に突出したベゼル側突起と、前記導光部材の上面から上方に突出した導光部材側突起と、が前記車両の前後方向に間隔をあけて並設されることで構成され、
    前記ベゼル側突起の下端が、前記導光部材側突起の上端よりも下方に位置し、
    前記ベゼル側突起と前記導光部材側突起とが、前記車両の幅方向に延在していることを特徴とする請求項1に記載のベゼル体。
  5. 車両のインストルメントパネル内に配置された画像投影機と、前記インストルメントパネルにおけるフロントガラスとの対向壁に嵌め込まれて前記画像投影機が前記フロントガラスに画像を投影するための開口の周縁の一部又は全部を形成するベゼル部材を有するベゼル体と、を備えた車両用表示装置であって、
    前記ベゼル体が、請求項1〜4いずれか1項に記載のベゼル体で構成されていることを特徴とする車両用表示装置。
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