JP2016000422A - 樹脂フィルム加工装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(1) 長尺状をなす樹脂フィルムをその長手方向に沿って搬送する搬送手段であって、外形形状が円柱状をなし、その外周部に前記樹脂フィルムの長手方向の途中が接触して、掛け回されつつ回転する複数のローラを有する搬送手段と、
前記搬送手段によって搬送されている途中の前記樹脂フィルムに対してレーザ光を照射することにより、その照射された部分に孔を形成するレーザ光照射部を有する孔形成手段とを備え、
前記複数のローラのうちの少なくとも1つのローラは、前記レーザ光照射部に対向して配置されており、該ローラの外周部にその長手方向と直交する方向に沿って形成された少なくとも1本の第1の溝と、
前記外周部の前記長手方向の中央部から一端側の部分に、前記長手方向に対して傾斜して形成された少なくとも1本の第2の溝と、
前記外周部の前記中央部から他端側の部分に、前記中央部に関して前記第2の溝と対称的に傾斜して形成された少なくとも1本の第3の溝とを有することを特徴とする樹脂フィルム加工装置。
前記第2の溝は、前記樹脂フィルムに対して、前記中央部から前記一端側への張力を付与する機能を有し、
前記第3の溝は、前記樹脂フィルムに対して、前記中央部から前記他端側への張力を付与する機能を有する上記(1)に記載の樹脂フィルム加工装置。
前記第2の溝および前記第3の溝は、それぞれ、前記長手方向に隣り合う前記第1の溝同士の間に少なくとも1本ずつ配置されている上記(1)に記載の樹脂フィルム加工装置。
前記各第3の溝は、それぞれ、前記長手方向に対する傾斜角度が同じである上記(3)に記載の樹脂フィルム加工装置。
前記長手方向に隣り合う前記第3の溝同士は、前記長手方向に対する傾斜角度が異なる上記(4)に記載の樹脂フィルム加工装置。
前記長手方向に隣り合う前記第3の溝同士のうち、前記中央部側に位置する前記第3の溝の傾斜角度は、前記一端側に位置する前記第2の溝の傾斜角度よりも大きい上記(5)に記載の樹脂フィルム加工装置。
前記長手方向に隣り合う前記第3の溝同士のうち、前記中央部側に位置する前記第3の溝の傾斜角度は、前記一端側に位置する前記第2の溝の傾斜角度よりも小さい上記(5)に記載の樹脂フィルム加工装置。
前記レーザ光照射部が照射する前記レーザ光は、CO2レーザ光である上記(1)ないし(12)のいずれかに記載の樹脂フィルム加工装置。
図1は、本発明の樹脂フィルム加工装置の第1実施形態を示す正面図である。図2は、図1に示す状態から抱き角調整機構を作動させた状態を示す正面図である。図3は、図1に示す樹脂フィルム加工装置で樹脂フィルムに孔が形成される状態を示す断面図である。図4は、図1に示す樹脂フィルム加工装置が備える溝付きローラの平面図である。図5は、図4中の一点鎖線で囲まれた領域[A]の拡大図である。図6は、図1に示す樹脂フィルム加工装置が備える抱き角調整機構の正面図である。図7は、図1に示す樹脂フィルム加工装置の主要部のブロック図である。図8は、搬送速度と抱き角との関係を示すグラフである。図18は、図1に示す樹脂フィルム加工装置で加工された樹脂フィルムから包装袋を製造する過程を順に示す図である。図19は、図1に示す樹脂フィルム加工装置で加工され得る樹脂フィルムの他の構成例を示す斜視図である。図20は、図19中のB−B線断面図である。なお、以下では、説明の都合上、図1〜図3および図6中(図11〜図13についても同様)の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言い、左側を「左」、右側を「右」と言う。また、図4中(図14〜図16についても同様)の左側を「左」、右側を「右」と言う。
このような孔加工を施すのに、加工装置1が用いられる。
図9は、本発明の樹脂フィルム加工装置(第2実施形態)での樹脂フィルムの厚さと抱き角との関係を示すグラフである。
図10は、本発明の樹脂フィルム加工装置(第3実施形態)での樹脂フィルムの伸び率と抱き角との関係を示すグラフである。
図11は、本発明の樹脂フィルム加工装置の第4実施形態を示す正面図である。図12および図13は、それぞれ、図11に示す樹脂フィルム加工装置で樹脂フィルムに孔が形成される状態を示す断面図である。
本実施形態は、孔形成手段の構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図14は、本発明の樹脂フィルム加工装置(第5実施形態)が備える溝付きローラの平面図である。
図15は、本発明の樹脂フィルム加工装置(第6実施形態)が備える溝付きローラの平面図である。
図16は、本発明の樹脂フィルム加工装置(第7実施形態)が備える溝付きローラの平面図である。
図17は、本発明の樹脂フィルム加工装置(第8実施形態)が備える溝付きローラの拡大平面図である。
本実施形態は、第1の溝の形状が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
また、搬送手段では、テンショナ同士の間にアイドラが配置されていてもよい。
また、本発明の樹脂フィルム加工装置では、抱き角調整機構を省略してもよい。
2 搬送手段
21 溝付きローラ
211 外周部
211a 中央部
212、212a、212b、212c、212d 第1の溝
213 中心
214 中心軸(回動軸)
215 第2の溝
216 第3の溝
217 第2の溝群
218 第3の溝群
219 幅変化部
22、23、24、25、26、27、28、29 テンショナ
3 孔形成手段
31 レーザ光照射部
311 照射口
32 移動支持機構(レーザ光照射部支持機構)
321 連結部材
322 ガイドレール
323 駆動源
4 抱き角調整機構
41 移動支持機構
42 モータ
43 カップリング
44 ボールねじ
441 ねじ軸
442 ナット
45 リニアガイド
451 レール部材
452 スライド部材
46 連結部材
461 左端部
462 右端部
10 制御手段
101 CPU(Central Processing Unit)
102 メモリ
11 モータ
20 樹脂フィルム
20A 孔付き樹脂フィルム
20B 母材
20C 包装袋
201 孔
202 折り曲げ部
203 接触部
203a 上流端
203b 下流端
204 印刷
L レーザ光
TSleft TSright 張力
d1、d2、d3 深さ
p 間隔
t、t1、t2、tleft、tright 厚さ
v、v1、v2 搬送速度
w1、w2、w3 幅
α、α1、α2 伸び率
β2、β3 傾斜角度
θ、θ1、θ2、θ3、θ4、θ5、θ6 抱き角(抱き角度)
Claims (13)
- 長尺状をなす樹脂フィルムをその長手方向に沿って搬送する搬送手段であって、外形形状が円柱状をなし、その外周部に前記樹脂フィルムの長手方向の途中が接触して、掛け回されつつ回転する複数のローラを有する搬送手段と、
前記搬送手段によって搬送されている途中の前記樹脂フィルムに対してレーザ光を照射することにより、その照射された部分に孔を形成するレーザ光照射部を有する孔形成手段とを備え、
前記複数のローラのうちの少なくとも1つのローラは、前記レーザ光照射部に対向して配置されており、該ローラの外周部にその長手方向と直交する方向に沿って形成された少なくとも1本の第1の溝と、
前記外周部の前記長手方向の中央部から一端側の部分に、前記長手方向に対して傾斜して形成された少なくとも1本の第2の溝と、
前記外周部の前記中央部から他端側の部分に、前記中央部に関して前記第2の溝と対称的に傾斜して形成された少なくとも1本の第3の溝とを有することを特徴とする樹脂フィルム加工装置。 - 前記第1の溝上では、前記樹脂フィルムに前記孔が形成され、
前記第2の溝は、前記樹脂フィルムに対して、前記中央部から前記一端側への張力を付与する機能を有し、
前記第3の溝は、前記樹脂フィルムに対して、前記中央部から前記他端側への張力を付与する機能を有する請求項1に記載の樹脂フィルム加工装置。 - 前記第1の溝は、前記長手方向に沿って間隔をおいて複数形成されており、
前記第2の溝および前記第3の溝は、それぞれ、前記長手方向に隣り合う前記第1の溝同士の間に少なくとも1本ずつ配置されている請求項1に記載の樹脂フィルム加工装置。 - 前記各第2の溝は、それぞれ、前記長手方向に対する傾斜角度が同じであり、
前記各第3の溝は、それぞれ、前記長手方向に対する傾斜角度が同じである請求項3に記載の樹脂フィルム加工装置。 - 前記長手方向に隣り合う前記第2の溝同士は、前記長手方向に対する傾斜角度が異なり、
前記長手方向に隣り合う前記第3の溝同士は、前記長手方向に対する傾斜角度が異なる請求項4に記載の樹脂フィルム加工装置。 - 前記長手方向に隣り合う前記第2の溝同士のうち、前記中央部側に位置する前記第2の溝の傾斜角度は、前記一端側に位置する前記第2の溝の傾斜角度よりも大きく、
前記長手方向に隣り合う前記第3の溝同士のうち、前記中央部側に位置する前記第3の溝の傾斜角度は、前記一端側に位置する前記第2の溝の傾斜角度よりも大きい請求項5に記載の樹脂フィルム加工装置。 - 前記長手方向に隣り合う前記第2の溝同士のうち、前記中央部側に位置する前記第2の溝の傾斜角度は、前記一端側に位置する前記第2の溝の傾斜角度よりも小さく、
前記長手方向に隣り合う前記第3の溝同士のうち、前記中央部側に位置する前記第3の溝の傾斜角度は、前記一端側に位置する前記第2の溝の傾斜角度よりも小さい請求項5に記載の樹脂フィルム加工装置。 - 前記第2の溝および前記第3の溝は、それぞれ、前記第1の溝と連通していない請求項3ないし7のいずれか1項に記載の樹脂フィルム加工装置。
- 前記第2の溝および前記第3の溝は、それぞれ、前記第1の溝と連通している請求項3ないし7のいずれか1項に記載の樹脂フィルム加工装置。
- 前記第2の溝および前記第3の溝は、それぞれ、螺旋状をなす請求項1ないし9のいずれか1項に記載の樹脂フィルム加工装置。
- 前記第2の溝および前記第3の溝は、それぞれ、その深さが前記第1の溝の深さよりも浅い請求項1ないし10のいずれか1項に記載の樹脂フィルム加工装置。
- 前記第1の溝は、その幅が該第1の溝の形成方向に沿って変化した幅変化部を有する請求項1ないし11のいずれか1項に記載の樹脂フィルム加工装置。
- 前記樹脂フィルムは、熱可塑性樹脂で構成されており、
前記レーザ光照射部が照射する前記レーザ光は、CO2レーザ光である請求項1ないし12のいずれか1項に記載の樹脂フィルム加工装置。
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JPH0243846U (ja) * | 1988-09-20 | 1990-03-27 | ||
JPH1147973A (ja) * | 1997-08-05 | 1999-02-23 | Kazunari Takagi | プラスチックフィルムの製造方法 |
JP2000109252A (ja) * | 1998-08-04 | 2000-04-18 | Sugimura Seisakusho:Kk | ウォ―ムロ―ル |
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