JP6252301B2 - 樹脂フィルム加工装置 - Google Patents
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Description
(1) 長尺状をなす樹脂フィルムをその長手方向に沿って搬送する搬送手段であって、外形形状が円柱状をなし、その外周部に周方向に沿って少なくとも1本の溝が形成され、前記樹脂フィルムの長手方向の途中が接触して、掛け回されつつ回転する溝付きローラを有する搬送手段と、
前記溝付きローラに対向して設けられ、前記溝上で前記樹脂フィルムに対してレーザ光を照射することにより、その照射された部分に孔を形成するレーザ光照射部を有する孔形成手段とを備え、
前記搬送手段は、前記樹脂フィルムの前記溝付きローラに接触して、掛け回された接触部の抱き角を調整する抱き角調整機構を有することを特徴とする樹脂フィルム加工装置。
前記移動支持機構は、前記各抱き角調整用ローラを一括して同じ方向に移動させる上記(2)に記載の樹脂フィルム加工装置。
前記抱き角調整機構は、前記搬送速度の大小により前記抱き角の大きさを調整するよう構成されている上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の樹脂フィルム加工装置。
前記レーザ光照射部が照射する前記レーザ光は、CO2レーザ光である上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の樹脂フィルム加工装置。
図1は、本発明の樹脂フィルム加工装置の第1実施形態を示す正面図である。図2は、図1に示す状態から抱き角調整機構を作動させた状態を示す正面図である。図3は、図1に示す樹脂フィルム加工装置で樹脂フィルムに孔が形成される状態を示す断面図である。図4は、図1に示す樹脂フィルム加工装置が備える溝付きローラの斜視図である。図5は、図1に示す樹脂フィルム加工装置が備える抱き角調整機構の正面図である。図6は、図1に示す樹脂フィルム加工装置の主要部のブロック図である。図7は、搬送速度と抱き角との関係を示すグラフである。図13は、図1に示す樹脂フィルム加工装置で加工された樹脂フィルムから包装袋を製造する過程を順に示す図である。図14は、図1に示す樹脂フィルム加工装置で加工され得る樹脂フィルムの他の構成例を示す斜視図である。図15は、図14中のA−A線断面図である。なお、以下では、説明の都合上、図1〜図3および図5中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言い、左側を「左」、右側を「右」と言う。
次に、加工装置1の各部の構成について説明する。前述したように、加工装置1は、搬送手段2と、孔形成手段3と、制御手段10とを備えている。
を除くローラは、例えば加工装置1全体を支持するフレーム(図示せず)に回動可能に支持されている。
図8は、本発明の樹脂フィルム加工装置(第2実施形態)での樹脂フィルムの厚さと抱き角との関係を示すグラフである。
図9は、本発明の樹脂フィルム加工装置(第3実施形態)での樹脂フィルムの伸び率と抱き角との関係を示すグラフである。
図10は、本発明の樹脂フィルム加工装置の第4実施形態を示す正面図である。図11および図12は、それぞれ、図10に示す樹脂フィルム加工装置で樹脂フィルムに孔が形成される状態を示す断面図である。
本実施形態は、孔形成手段の構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
また、搬送手段では、テンショナ同士の間にアイドラが配置されていてもよい。
2 搬送手段
21 溝付きローラ
211 外周部
212 溝
213 中心
22、23、24、25、26、27、28、29 テンショナ
3 孔形成手段
31 レーザ光照射部
311 照射口
32 移動支持機構(レーザ光照射部支持機構)
321 連結部材
322 ガイドレール
323 駆動源
4 抱き角調整機構
41 移動支持機構
42 モータ
43 カップリング
44 ボールねじ
45 リニアガイド
451 レール部材
452 スライド部材
46 連結部材
461 左端部
462 右端部
10 制御手段
101 CPU(Central Processing Unit)
102 メモリ
11 モータ
20 樹脂フィルム
20A 孔付き樹脂フィルム
20B 母材
20C 包装袋
201 孔
202 折り曲げ部
203 接触部
204 印刷
L レーザ光
t、t1、t2、tleft、tright 厚さ
v、v1、v2 搬送速度
α、α1、α2 伸び率
θ、θ1、θ2、θ3、θ4、θ5、θ6 抱き角(抱き角度)
Claims (11)
- 長尺状をなす樹脂フィルムをその長手方向に沿って搬送する搬送手段であって、外形形状が円柱状をなし、その外周部に周方向に沿って少なくとも1本の溝が形成され、前記樹脂フィルムの長手方向の途中が接触して、掛け回されつつ回転する溝付きローラを有する搬送手段と、
前記溝付きローラに対向して設けられ、前記溝上で前記樹脂フィルムに対してレーザ光を照射することにより、その照射された部分に孔を形成するレーザ光照射部を有する孔形成手段とを備え、
前記搬送手段は、前記樹脂フィルムの前記溝付きローラに接触して、掛け回された接触部の抱き角を調整する抱き角調整機構を有することを特徴とする樹脂フィルム加工装置。 - 前記抱き角調整機構は、前記溝付きローラに対して前記樹脂フィルムの搬送方向上流側および下流側のうちの少なくとも一方に隣り合って配置され、外形形状が円柱状をなし、前記樹脂フィルムが掛け回されつつ回転する抱き角調整用ローラと、該抱き角調整用ローラを前記搬送方向と交差する方向に移動可能に支持する移動支持機構とを有する請求項1に記載の樹脂フィルム加工装置。
- 前記抱き角調整用ローラは、前記搬送方向上流側および下流側の双方に配置されており、
前記移動支持機構は、前記各抱き角調整用ローラを一括して同じ方向に移動させる請求項2に記載の樹脂フィルム加工装置。 - 前記抱き角調整用ローラの外径は、前記溝付きローラの外径よりも小さい請求項2または3に記載の樹脂フィルム加工装置。
- 前記抱き角調整機構は、前記樹脂フィルムに対して該樹脂フィルムの搬送方向のテンションを調整する機能を有する請求項2ないし4のいずれか1項に記載の樹脂フィルム加工装置。
- 前記搬送手段は、前記樹脂フィルムの搬送速度を可変に構成されており、
前記抱き角調整機構は、前記搬送速度の大小により前記抱き角の大きさを調整するよう構成されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の樹脂フィルム加工装置。 - 前記抱き角調整機構は、前記樹脂フィルムの厚さの大小により前記抱き角の大きさを調整するよう構成されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の樹脂フィルム加工装置。
- 前記抱き角調整機構は、前記樹脂フィルムの伸び易さの大小より前記抱き角の大きさを調整するよう構成されている請求項1ないし7のいずれか1項に記載の樹脂フィルム加工装置。
- 前記抱き角調整機構による前記抱き角の調整範囲は、0度以上180度以下である請求項1ないし8のいずれか1項に記載の樹脂フィルム加工装置。
- 前記樹脂フィルムは、熱可塑性樹脂で構成されており、
前記レーザ光照射部が照射する前記レーザ光は、CO2レーザ光である請求項1ないし9のいずれか1項に記載の樹脂フィルム加工装置。 - 前記孔形成手段は、前記レーザ光照射部を前記溝に対して接近、離間可能に支持するレーザ光照射部支持機構を有する請求項1ないし10のいずれか1項に記載の樹脂フィルム加工装置。
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JP2014068470A JP6252301B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 樹脂フィルム加工装置 |
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JP2014068470A Active JP6252301B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 樹脂フィルム加工装置 |
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