JP2015536736A - 外科器具 - Google Patents

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Abstract

複数の異なる直径のトンネルを形成するために調節可能なカニューレ状逆行リーマである。カニューレ状逆行リーマは、トンネルの位置異常および/または位置合わせ不良のリスクを実質的に軽減し、多様なトンネル直径をもたらすように調節され得ることにより、ある外科症例に対する在庫水準を低減させ得る。

Description

関連出願の相互参照
本願は、2012年12月5日に出願された「SURGICAL INSTRUMENT」と題する米国特許仮出願第61/733,479号、2013年1月29日に出願された「SURGICAL INSTRUMENT」と題する米国特許仮出願第61/757,843号、および2013年3月27日に出願された「RETRO GUIDEWIRE REAMER」と題する米国特許仮出願第61/805,578号に基づく優先権の利益を主張するものである。
本願は、一般的には外科器具に関し、より詳細には骨の逆行切削で使用するための回転可能ブレードなどの少なくとも1つの切削部材を有する外科器具に関する。
一部の外科医たちは、大腿ACLトンネルを形成するために逆行アプローチを使用して前十字靭帯(ACL)外科手術を行ってきた(すなわち「オールインサイドACL再建術」)。図1に示すように、このアプローチは、外科医が骨関節スペース106から外側大腿骨皮質に向かって逆行リーマ104を引き戻す(方向矢印108を参照)ことにより逆行的にトンネル102を穿孔することが可能な外科器具100を一般的に必要とする。しかし、かかる外科器具は真円ではないトンネルを形成する傾向があり、またはさらに悪い場合には、トンネルは意図した軌道から逸脱する経路に沿って形成され得るため、したがって解剖学的なものにならない場合があり、および/または神経血管構造に損傷を引き起こす等の恐れがある。さらに、かかる外科器具は一般的には、ある特定の一定直径のトンネルを形成する専用のものとなり、これにより、1つの外科症例に対して大量の器具在庫を入手し得ることが必要となる。
さらに、ACL再建術を実施する外科医は、最適な成果を達成するために自然な解剖学的構造を模倣することを一般的に好む。ACLの本来の配置スペースに腱移植片を配置することは、「解剖学的ACL再建術」と一般的に呼ばれる。解剖学的ACL再建術の1つの特徴は、腱移植片のためのトンネルの適切な配置である。骨関節のスペースのトンネル出口は、この移植片の機能を確保するために正確なものでなければならない。さらに、大腿骨(大腿部)の外側のトンネル出口は、十分なトンネル長さを確保するために適切に配置されなければならない。大腿骨トンネルの適切な配置において外科医を支援し得る改良された外科器具を有することが望ましい。
本願によれば、複数の異なる直径のトンネルを形成するために調節可能な逆行リーマが開示される。一態様では、本開示の逆行リーマはカニューレ状である。別の態様では、本開示の逆行リーマは、異なる段状直径を有するトンネルを形成するように構成される。さらに別の態様では、本開示の逆行リーマは、少なくとも1つの切削部材と、テーパ状トンネルを形成するために展開位置から格納位置、閉じられた位置、または折畳み位置へと切削部材を徐々に移動させるように動作する機構とを備える。この機構は、切削部材の回転と連携されることにより、所定の回転数に対して、切削部材が格納位置、閉じられた位置、または折畳み位置に向かって指定距離だけ移動することが可能となる。
さらなる一態様では、本開示の逆行リーマは、少なくとも1つの開口を備える側壁部を有する第1の管状シャフトを備える。逆行リーマは、第1の管状シャフト内に可動的に配設された第2のシャフトと、第1の管状シャフト内に可動的に配設された少なくとも1つの切削部材とをさらに備える。切削部材は、第2のシャフトが第1の管状シャフト内で第1の位置から第2の位置へと移動するのに応答して、第1の管状シャフトの少なくとも一部分が外部である外部位置へと開口を通り移動し、それにより切削直径を規定するように動作する。
本開示のカニューレ状逆行リーマは、ガイドワイヤを収容するように構成され得る。さらに、カニューレ状逆行リーマは、トンネルの位置異常および/または位置合わせ不良のリスクを実質的に軽減し、多様なトンネル直径をもたらすように調節され得ることにより、ある外科症例に対する在庫水準を低減させ得る。
本発明の他の特徴、機能、および態様が、以下の「発明を実施するための形態」から明らかになろう。
本明細書に組み込まれその一部を構成する添付の図面は、本明細書で説明される1つまたは複数の実施形態を示し、「発明を実施するための形態」と共にこれらの実施形態を説明する。
逆行的に骨にトンネルを穿孔するように構成された従来の外科器具を示す図である。 本願による、逆行的に骨にトンネルを穿孔するように構成された例示の外科器具(本明細書では「逆行リーマ」とも呼ばれる)を示す図である。 図2の逆行リーマの第1の例示的な使用例を示す図である。 図2の逆行リーマの第1の例示的な使用例を示す図である。 図2の逆行リーマの第1の例示的な使用例を示す図である。 図2の逆行リーマの第2の例示的な使用例を示す図である。 図2の逆行リーマの第3の例示的な使用例を示す図である。 図2の逆行リーマの複数の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第1の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第1の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第2の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第2の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第3の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第3の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第4の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第4の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第5の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第5の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第6の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第6の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第7の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第7の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第8の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第9の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第9の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第9の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第10の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第10の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第10の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第10の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第10の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第10の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第11の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第11の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第11の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第11の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第11の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第11の代替的な実施形態を示す図である。 図2の逆行リーマの第11の代替的な実施形態を示す図である。
2012年12月5日に出願された「SURGICAL INSTRUMENT」と題する米国特許仮出願第61 /733,479号、2013年1月29日に出願された「SURGICAL INSTRUMENT」と題する米国特許仮出願第61 /757,843号、および2013年3月27日に出願された「RETRO GUIDEWIRE REAMER」と題する米国特許仮出願第61 /805,578号の開示は、ここに参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
図2を参照すると、本願による例示の外科器具200(本明細書では「逆行リーマ」とも呼ばれる)の構成要素の例示的な実施形態が開示される。図2に示すように、逆行リーマ200の構成要素は、細長内方シャフト206と、細長外方管状シャフト205と、細長外方管状シャフト205に可動的に結合された複数の切削部材204とを備える。外方管状シャフト205は、その遠位端部207に雌ねじを備える。複数の切削部材204(例えば2つの切削部材)は、外方管状シャフト205の遠位端部207付近に配置される。内方シャフト206は、雄ねじ遠位先端部202を備える。
逆行リーマ200が組み立てられると、内方シャフト206は、ねじ遠位先端部202が外方管状シャフト205の遠位端部207で雌ねじと係合されるように、細長外方管状シャフト205内に回転的に取り付けられる。切削部材204を展開および作動させるために、内方シャフト206は、繰り返し回転され(すなわち複数回転)、それにより外方管状シャフト205の遠位端部207を外方管状シャフト205の近位端部に向かって移動させる。内方シャフト206が回転し、外方管状シャフト205の遠位端部207が近位に移動することにより、外方管状シャフト205の遠位端部207付近の2つの切削部材204は、撓曲し、外方に拡張し、それにより漸増する切削直径をもたらす。切削部材204が所望の位置に到達すると、内方シャフト206および外方管状シャフト205の相対位置がロックされ得る。次いで、逆行リーマ200が、所望の直径を有する逆行トンネルを形成するために(ドリルなどにより)回転され得る。
トンネルの形成後に骨関節から逆行リーマ200を除去するために、内方シャフト206は、逆方向に回転され、それにより外方管状シャフト205の遠位端部207を遠位に移動させ、切削部材204を曲げ戻し、展開前(すなわち平坦)構成へと閉じるまたは折り畳む。切削部材204が展開前構成へと戻ると、逆行リーマ200は、手術部位から除去され得る。
切削部材204と同様の2つ以上の切削部材を用意してもよい点を指摘しておく。例えば、3、4、5、6または任意の他の適切な個数の切削部材が、逆行リーマ200に組み込まれてもよい。さらに、切削部材204は、ヒンジ固定されてもよく、および/または鋭利エッジを有してもよい。鋭利エッジは、強度および切削性能を強化させるために、金属もしくは金属合金、またはダイヤモンドライクカーボンで被覆されてもよい。
内方シャフト206は、ガイドワイヤを収容するようにカニューレ状であることが可能である点をさらに指摘しておく。また、逆行リーマ200は、切削された組織がカニューレ状内方シャフト206を通して手術部位から吸出され得るように、吸引手段に連結されてもよい。また、内方シャフト206は、シャフトの回転数に対する現時点のトンネル直径を示し得る計数器を有するハンドルを備え得る。トンネルの形成後に切削部材204を引き戻す/閉じる際に発生する機械的力は、切削部材204内に捕捉された任意の残留組織の抵抗を克服させられ得る。かかる残留組織の存在は、従来の逆行リーマにおいて頻発する問題である。
さらに、内方シャフト206は、外方管状シャフト205の遠位端部207に連結されたシャフトと交換されることによって、ラチェットロックシステムまたは任意の他の適切なロック機構によるカッター展開の制御を可能にし得る。ロック機構は、逆行リーマ200の近位端部に配置され得る。ラチェットロックシステムは、いずれかの方向にラチェット動作させることにより切削部材204の切削直径を調節するように構成され得る。内方シャフト206の軸方向位置は、所望の切削直径に(例えば歯により)ロックされ得る。かかる歯は、係合すると、内方シャフト206の移動を防止し得る。内方シャフト206は、係合解除時には可動である。近位方向への内方シャフト206の移動により、切削部材204が作動され、切削直径が拡張される。遠位方向への内方シャフト206の移動により、切削直径が縮小し、切削部材204が効果的に作動停止される。いくつかの実施形態では、ロック機構は、ケーブルタイと同様に構成され得る。
本開示の外科器具は、以下の実例を参照としてさらに理解されよう。第1の実例では、図3aのステップ1〜7を参照として説明するように、2.4mm逆行リーマ316などの逆行リーマが、4.5mmリーマとの組合せで使用される。ステップ1に示すように(図3aを参照)、2.4mmガイドワイヤ302が、適切なドリル306、ブレット308、およびガイド310を使用して骨関節304内に穿入される。ステップ2に示すように、ブレット308、ガイド310、およびドリル306が、除去される。ステップ3に示すように、4.5mmリーマ312が、適切なドリル314を使用してガイドワイヤ302上で穿入される。ステップ4に示すように、ドリル314および2.4mmガイドワイヤ302が、除去される。ステップ5に示すように、2.4mm逆行リーマ316が、4.5mmリーマ312に挿入される。例えば、2.4mm逆行リーマ316が、4.5mmリーマ312の遠位端部外へと延在することが可能であり、または4.5mmリーマ312の窓を貫通して延在することが可能である。ステップ6に示すように、2.4mm逆行リーマ316の切削部材318が、展開される。ステップ7に示すように、2.4mm逆行リーマ316が骨関節304を貫通するトンネル320を逆行リーマ加工するために使用された後に、切削部材318は閉じられるかまたは折り畳まれ、外科器具システムが除去される。図3bは、図3aのステップ4の代替形態を示し、2.4mmガイドワイヤ302のみが除去され、2.4mm逆行リーマ316がドリル314の後方端部に挿通される。
さらに第1の実例に関して、図3cは、骨関節304内部で測定計器322を使用してトンネル320をどのように測定し得るかを示す。図3cに示すように、測定計器322は、逆行リーマ加工の実施時に骨関節304に対接して保持され得る。さらなるトンネル測定オプションには、(1)骨関節304の外部上で測定計器322を使用してリーママーキングを可視化することと、(2)トンネル320を測定する間にブレット308のみを定位置に残すことと、(3)トンネル320を測定する間にブレット308およびガイド310の両方を残すことと、(4)4.5mmリーマ312の外部で、骨関節304に対接して手動により保持される測定スリーブ324(図3cを参照)を使用することとが含まれる。
第2の実例では、図4のステップ1〜4を参照として説明するように、4.5mmリーマ402が、逆行リーマ加工器具として使用される。ステップ1に示すように(図4を参照)、2.4mmガイドワイヤ404が、適切なドリル408、ブレット410、412、およびガイド414を使用して骨関節406内に穿入される。ステップ2に示すように、内部2.4mmブレット410が除去される。ステップ3に示すように、4.5mmリーマ402は、アウトサイドインからトンネルを穿孔するためにドリル408を使用して、ガイド414が定位置に位置する状態で、より大きなブレット412に貫通するガイドワイヤ404上で操作される。ステップ4に示すように、4.5mm逆行リーマ加工器具402は、骨関節406を貫通するトンネル416を逆行リーマ加工するために使用される。この第2の実例を参照すると、4.5mmリーマ加工器具402は、自動作動式であることが可能である。代替的には、2.4mmアクチュエータロッドが、4.5mmリーマ加工器具402を作動させて骨関節406を貫通するトンネル416を逆行リーマ加工するために使用され得る。
第3の実例では、図5のステップ1〜2を参照として説明するように、4.5mmリーマ502が、ガイドワイヤ504用のブレットとして使用される。ステップ1に示すように(図5)、適切なドリル506およびガイド508を使用して、ガイドワイヤ504が、組み合わされたブレット/4.5mmリーマ502を介して骨関節510に挿入される。ステップ2に示すように、ドリル506は、組み合わされたブレット/4.5mmリーマ502に係合され、4.5mmトンネル512が、骨関節510を貫通してリーマ加工される。事実上、ブレットは4.5mmリーマ502になる。4.5mmリーマ502をブレットとして機能させることにより、ガイドワイヤ504の穿孔後にブレットを除去する必要性が軽減される。ブレット用のホルダは、ガイド508の外側除去を可能にするように構成され得る点を指摘しておく。
図6は、本開示の逆行リーマの複数の代替的な実施形態700、800、900、1000、1100、1200、1300、1400を示す。図7aおよび図7bに示すように、逆行リーマ700は、1つまたは複数のブレード702と、1つまたは複数のウェッジ部材704と、1つまたは複数の撓曲部材706とを備える。使用時には、ガイドワイヤは、典型的には手術部位から除去され、各撓曲部材706に連結されたブレード702は、例えば4.5mmリーマなどの管状シャフト701に挿入され、それによりブレード702を各ウェッジ部材704に衝突させ、シャフト701内の対応するスロット708を通りシャフト701から外へと径方向に移動させる。いくつかの実施形態では、シャフト701は、段状内径を有することが可能である。さらに、いくつかの実施形態では、撓曲部材706は、ヒンジとして実装され得る。各撓曲部材706に連結されたブレード702は、管状シャフト701を通り前進されてブレード702を展開させることと、その後シャフト701内に引き戻されてブレード702を閉じるまたは折り畳むこととが可能である。逆行リーマ700を使用して形成されるトンネルの直径は、ウェッジ部材704がシャフト701内の各スロット708を通してどの程度の距離にわたりブレード702を駆動するかに基づいて調節可能である。代替的には、代替的な構成700を使用して形成されるトンネルの直径は、一定であることが可能である。逆行リーマ700は、4.5mmリーマの開口部にキー固定され得る点を指摘しておく。
図8aおよび図8bは、逆行リーマの代替的な構成800の詳細図を示す。図8aおよび図8bに示すように、逆行リーマ800は、シャフト803と、シャフト803の遠位端部にピボット805により連結された1つまたは複数のブレード802とを備える。いくつかの実施形態では、シャフト803は、その遠位端部にリーマ歯810を有し得る。使用時には、ガイドワイヤは、典型的には手術部位から除去され、シャフト803およびブレード802は、例えば4.5mmリーマなどの管状シャフト801に挿入される。この例では、ブレード802は、シャフト801内の支持スロット808にキー固定され得る。ブレード802を展開するために、ピボット805は、シャフト801の遠位端部を越えて前進され(方向矢印812を参照)、トグル機構が、切削位置にブレード802を枢動可能に配置し(方向矢印814を参照)、シャフト803は、例えば4半回転だけ回転され(方向矢印818を参照)、次いでシャフト801内に引き戻されて、ブレード802を対応する支持スロット808内に配置する(方向矢印816を参照)。ブレード802を閉じるまたは折り畳むために、ピボット805は、管状シャフト801の遠位端部を越えて前進されて(方向矢印812を参照)、シャフト803の長手方向軸に沿ってブレード802を枢動的に配置し、シャフト803は、4半回転だけ回転され(方向矢印818を参照)、次いでシャフト801内に引き戻される(方向矢印816を参照)。いくつかの実施形態では、逆行リーマ800は、片刃ブレード(L字形状ブレード構成)かまたは両刃ブレード(T字形状ブレード構成)を備えることが可能である。L字形状ブレード構成またはT字形状ブレード構成を使用して形成されるトンネルの直径は、典型的には一定である。L字形状ブレード構成は、展開のために骨関節スペース内へのより少ない穿通を一般的に必要とする点を指摘しておく。さらに、ブレード802を展開するためのトグル機構は、トーションばね、プルワイヤ、プッシュロッド、ばねプランジャ、または任意の他の適切なトグル機構を使用して実装され得る点を指摘しておく。
図9aおよび図9bは、逆行リーマの代替的な構成900の詳細図を示す。図9aおよび図9bに示すように、逆行リーマ900は、内部シャフト903と、管状外部シャフト905と、1つまたは複数のブレード902とを備える。いくつかの実施形態では、外部シャフト905の遠位端部は、先鋭なまたは鋭利な先端部を有することが可能である。使用時には、外部シャフト905は、ガイドワイヤとして機能し得る。ブレード902を展開するために、内部シャフト903は、管状シャフト905内に引き戻されて(方向矢印912を参照)、ブレード902をシャフト903、905内の対応するスロット909を通して、および例えば4.5mmリーマなどの管状シャフト901内の対応するスロット908を通して展開させる。ブレード902を折り畳むために、内部シャフト903は、管状シャフト905内に前進される。いくつかの実施形態では、逆行リーマ900は単一のブレードを備える。ブレード902を使用して形成されるトンネルの直径は、典型的には一定である。ブレード902を展開するための機構は、トーションばね、プルワイヤ、プッシュロッド、ばねプランジャ、または任意の他の適切な機構を使用して実装され得る点を指摘しておく。逆行リーマ900は、4.5mmリーマの開口部にキー固定され得る点をさらに指摘しておく。
図10aおよび図10bは、逆行リーマの代替的な構成1000の詳細図を示す。図10aおよび図10bに示すように、逆行リーマ1000は、先鋭なまたは鋭利な先端部を有する枢動可能遠位端部1007を有するシャフト1005を備える。使用時に、ガイドワイヤは、典型的には手術部位から除去され、シャフト1005は、例えば4.5mmリーマなどの管状シャフト1001に挿入される。枢動可能遠位端部1007の先鋭なまたは鋭利な先端部を展開するために、シャフト1005の遠位端部1007は、4.5mmリーマの遠位端部を越えて前進され(方向矢印1012を参照)、遠位端部1007は、切削位置への枢動可能連接部にて最大で180°まで回転され(方向矢印1014を参照)、シャフト1005は、シャフト1001の支持スロット1009内へと遠位端部1007を配置するように引き戻される(方向矢印1016を参照)。枢動可能遠位端部1007の先鋭なまたは鋭利な先端部を閉じるまたは折り畳むために、シャフト1005は、4.5mmリーマの遠位端部を越えて前進され(方向矢印1012を参照)、遠位端部1007は、シャフト1005の長手方向軸に沿って遠位端部1007を枢動的に配置するように回転され、シャフト1005は、管状シャフト1001内に引き戻されて戻る(方向矢印1016を参照)。枢動可能遠位端部1007を使用して形成されるトンネルの直径は、典型的には一定である。枢動可能遠位端部1007を展開するための機構は、トーションコイル1004、レーザ切断ハイポチューブ、マイクロ自在継手、または任意の他の適切な機構を使用して実装され得る点を指摘しておく。いくつかの実施形態では、シャフト1005はガイドワイヤとして機能し得る。さらに、いくつかの実施形態では、枢動可能遠位端部1007の枢動可能連接部は、2つ以上の着座位置を有し得る。
図11aおよび図11bは、逆行リーマの代替的な構成1100の詳細図を示す。図11aおよび図11bに示すように、逆行リーマ1100は、先鋭なまたは鋭利な先端部を有するシャフト1105と、1つまたは複数の撓曲部材1104に装着された1つまたは複数のブレード1106とを備える。例えば、撓曲部材1104は、ニチノール合金または任意の他の適切な材料から作製され得る。使用時には、シャフト1105およびブレード1106は、例えば4.5mmリーマなどの管状シャフト1101に挿入される。ブレード1106を展開するために、シャフト1105は、シャフト1101内のスロット1109と位置合わせされた状態にブレード1106を位置決めするように回転され(方向矢印1112を参照)、次いで撓曲部材1104により装着されたブレード1106をスロット1109に通して移動させるように前進される(方向矢印1114を参照)。ブレード1106を閉じるまたは折り畳むために、シャフト1105は、引き戻されてシャフト1101内でブレード1106を閉じまたは折り畳み、次いでスロット1109から離れるようにブレード1106を移動させるように回転される。いくつかの実施形態では、ニチノール合金は、切削部材として展開され得る。代替的な構成1100を使用して形成されるトンネルの直径は、ブレード1106がスロット1109を通してどの程度の距離にわたり展開されるかに基づき調節可能である。代替的には、代替的な構成1100を使用して形成されるトンネルの直径は、一定であり得る。
図12aおよび図12bは、逆行リーマの代替的な構成1200の詳細図を示す。図12aおよび図12bに示すように、逆行リーマ1200は、先鋭なまたは鋭利な先端部を有する遠位端部を有するシャフト1205と、1つまたは複数の撓曲部材1209により管状シャフト1201(例えば4.5mmリーマ)の側壁部に装着された1つまたは複数のブレード1206とを備える。使用時には、シャフト1205は、4.5mmリーマの管状シャフト1201に挿入される。ブレード1206を展開するために、シャフト1205は、管状シャフト1201を通して引き戻され、ブレード1206に連結されたワイヤ1207(例えばフラットワイヤまたはロッド)などの展開部材は、シャフト1201内のスロット1211を通してブレード1206を展開させるように引かれる(方向矢印1212を参照)。ブレード1206を閉じるまたは折り畳むために、シャフト1205は、管状シャフト1201内に前進されて、ブレード1206に衝突し、シャフト1201内でブレード1206を閉じるまたは折り畳む。逆行リーマ1200を使用して形成されるトンネルの直径は、ワイヤ1207がシャフト1201内のスロット1211を通してブレード1206をどれだけの距離にわたり展開させるかに基づき調節可能である。代替的には、逆行リーマ1200を使用して形成されるトンネルの直径は、一定であり得る。逆行リーマ1200は、4.5mmリーマの開口部にキー固定され得る点を指摘しておく。
図13aおよび図13bは、逆行リーマの代替的な構成1300の詳細図を示す。図13aおよび図13bに示すように、逆行リーマ1300は、先鋭なまたは鋭利な先端部を有する遠位端部を有するシャフト1305と、例えば4.5mmリーマの管状内方シャフト1303に回転可能に装着された1つまたは複数のブレード1306とを備える。使用時には、最初にシャフト1305は、4.5mmリーマの管状外方シャフト1301内に配設された内方シャフト1303に挿入される。ブレード1306を展開するために、シャフト1305は、内方シャフト1303を通して引き戻され、外方シャフト1301は、シャフト1301からブレード1306を係合解除するように回転され(方向矢印1312を参照)、外方シャフト1301は、各シャフト1301、1303に対して実質的に垂直にブレード1306を回転可能に位置決めするように前進される(方向矢印1314を参照)。ブレード1306を閉じるまたは折り畳むために、外方シャフト1301は、ブレード1306を内方シャフト1303に当接するように回転して戻させるように引き戻され、シャフト1305は、管状内方シャフト1303内に前進されて、シャフト1303に対接した状態にブレード1306を維持する。逆行リーマ1300を使用して形成されるトンネルの直径は、一定であり得る。
図14は、逆行リーマの代替的な構成1400の詳細図を示す。図14に示すように、逆行リーマ1400は、先鋭なまたは鋭利な先端部を有する遠位端部を有するシャフト1407と、例えば4.5mmリーマの管状外方シャフト1401に装着された1つまたは複数のらせん状ブレード1406(例えば単一らせん部材、二重らせん部材、またはインターロックらせん部材)とを備え、この管状外方シャフト1401は、管状内方シャフト1405をさらに有する。使用時には、シャフト1407は、管状内方シャフト1405に挿入される。らせん状ブレード1406を展開するために、管状外方シャフト1401は、回転(方向矢印1414を参照)および前進(方向矢印1412を参照)されて、内方シャフト1405から離れるようにらせん状ブレード1406を巻き解くことによって、調節可能な切削直径をもたらす。らせん状ブレード1406を閉じるまたは折り畳むために、外方シャフト1401は、逆方向に回転され、内方シャフト1405に当接するようにらせん状ブレード1406を巻き戻すように引き戻される。逆行リーマ1400を使用して形成されるトンネルの直径は、らせん状ブレード1406が切削直径をもたらすためにどれだけの距離にわたり展開されるかに基づき調節可能である。代替的には、逆行リーマ1400を使用して形成されるトンネルの直径は、一定であり得る。
図15a〜図15cは、本開示の逆行リーマのさらなる代替的な実施形態1500を示す。逆行リーマ1500は、アウトサイドイン技術を利用した前十字靭帯(ACL)修復術または再建術を実施するために使用され得る拡張可能リーマである。さらに、逆行リーマ1500は、大腿骨トンネルの適切な配置の際に外科医を支援するのに適した照準器と連携し得る。
いくつかの実施形態では、逆行リーマ1500は、外科医がトンネルを配置するために標準2.4mmガイドワイヤを使用するのを可能にするようにカニューレ状になされる。図15a〜図15cに示すように、逆行リーマ1500は、主要シャフト1504と、外方スリーブ1502と、複数の切削部材1506(例えば2つの切削部材)とを備える。切削部材1506は、主要シャフト1504内に収容され、外方スリーブ1502の作動時に外方に揺動する。外方スリーブ1502は、各切削手段1506の通過を可能にする窓を有する。切削部材1506は、ガイドピン1508を中心とする回転により移動する。切削部材1506は、外方スリーブ1502が軸方向力を印加している間に、切削部材1506が外方に揺動するのを確保するためにカムプロファイルを有する。図15aおよび図15bは、閉じたまたは折り畳まれた構成と開構成とのそれぞれにおける逆行リーマ1500を示す。
図15cは、逆行リーマ1500の開構成をより詳細に示す。逆行リーマ1500は、標準2.4mmガイドピンの使用を可能にする。さらに、外方スリーブ1502は、切削部材1506を展開および引き戻すように構成される。さらに、逆行リーマ1500は、ガイドワイヤ上での展開および穿孔を可能にするようにカニューレ状であることが可能である。また、切削部材1506は、あらゆる所望のサイズ(例えば6mm〜13mm)に対応するように変更可能である。逆行リーマ1500の利点には、カニューレ状構成、すなわち切削部材1506の一体構成を有し得ること、適切なドリルにより駆動され得ること、デュアル切削部材1506を有して構成され得ることにより正確なトンネル形成が可能となり得ることが含まれる。
例示の動作モードでは、ガイドピン1508(例えば2.4mmガイドピン)は、適切な照準器を使用して穿入され得る。閉じたまたは折り畳まれた構成で逆行リーマ1500を使用すると(図15aを参照)、トンネル(例えば4.5mmトンネル)は、アウトサイドインから、骨を貫通して骨関節のスペース内に穿孔され得る。次いで、切削部材1506は、主要シャフト1504に対して外方スリーブ1502を移動することにより作動および展開されることによって、切削部材1506を外方スリーブ1502の窓に通過させ得る。次いで、所望の直径および深さを有するトンネルが、展開位置で切削部材1506を使用することにより逆行的に骨に穿孔され得る。次いで、外方スリーブ1502および主要シャフト1504が、骨関節のスペース内に前進されて戻され得ることにより、切削部材1506は主要シャフト1504内に引き戻され得る。最後に、外方スリーブ1502、主要シャフト1504、および引き戻されたまたは折り畳まれた位置にある切削部材1506が、手術部位から除去され得る。
図16a〜図16fは、本開示の逆行リーマの別の代替的な実施形態1600を示す。図16a〜図16dに示すように、逆行リーマ1600は、カニューレ状(管状)シャフト1603と、管状シャフト1603の遠位端部付近に作動的に結合された1つまたは複数の切削部材1608(例えば1〜6つの切削部材)と、細長外方管状シャフト1604とを有する穿孔ビット1602を備える。例えば、逆行リーマ1600は、前十字靭帯(ACL)再建手術などの関節鏡視下靭帯再建手術時に、より正確な骨トンネル配置のためにガイドワイヤ(例えば2.4mmガイドワイヤまたは任意の他の適切なガイドワイヤ)と共に使用され得る。
一次骨トンネルを形成するために適切にサイズ設定されたドリルビット1602(例えば4.5mmドリルビットまたは任意の他の適切なドリルビット)を使用することにより、外科医は、パワードリルを使用してアウトサイドインからガイドワイヤ上で大腿骨に一次骨トンネルを穿孔することが可能となる。次いで、外科医は、ガイドワイヤを少なくとも部分的に引き戻し、骨関節内で切削部材1608を展開することが可能となる。一実施形態では、外科医は、方向矢印1620により示される方向に外方管状シャフト1604を押し得るまたは摺動させ得る(図16aを参照)ことにより、切削部材1608を露出させ得(図16bを参照)、それらを閉(折畳み)位置から展開位置へと移動させることが可能となる(図16cを参照)。
切削部材1608が完全に展開されると、外科医は、切削部材1608に対接させて外方管状シャフト1604を押すまたは摺動させる(図16dを参照)ことにより、それらが展開位置から移動するのを防止することが可能である。次いで、外科医は、展開位置にある切削部材1608と共にパワードリルを使用することにより、逆行的に大腿骨に座ぐりを形成し得る。図16eおよび図16fに示すように、展開位置から閉(折畳み)位置に切削部材1608を移動させるために、外科医は、方向矢印1622により示される方向へと外方管状シャフト1604を再度押すまたは摺動させることにより(図16fを参照)、内方管状シャフト1603を部分的に露出させることによって、切削部材1608を展開位置から解放し、閉(折畳み)位置に復帰させることが可能である(図16bを参照)。次いで、逆行リーマ1600は、ドリルビット1602により形成された一次骨トンネルを通り引っ張られ得る。
図17a〜図17gは、本開示の逆行リーマのさらに別の代替的な実施形態1700を示す。図17a〜図17dに示すように、逆行リーマ1700は、ドリルビット1702と、細長外方管状シャフト1704と、1つまたは複数の切削部材1708(例えば1〜6つの切削部材)とを備える。逆行リーマ1600(図16a〜図16fを参照)と同様に、逆行リーマ1700は、前十字靭帯(ACL)再建手術などの関節鏡視下靭帯再建手術時により正確な骨トンネル配置のためにガイドワイヤ(例えば2.4mmガイドワイヤまたは任意の他の適切なガイドワイヤ)と共に使用され得る。
関節鏡視下処置時に、外科医は、ドリルビット1702に向かって外方管状シャフト1704を押すまたは摺動させることにより、切削部材1708をドリルビット1702上のストッパ1709(図17aを参照)に対して衝突させ、外方に回転させることによって、単一の手動動作で切削部材1708を展開させることが可能である(図17bを参照)。ドリルビット1702に対接して配置された外方管状シャフト1704により、切削部材1708は展開位置からの移動を防止される(図17bおよび図17dを参照)。その後、外科医は、ドリルビット1702から離れるように外方管状シャフト1704を押すことにより、切削部材1708を閉(折畳み)位置へと内方に回転させて戻し得る(図17aおよび図17cを参照)。
逆行リーマ1700の組立を容易にするために、アセンブリスロット1774(図17eを参照)が、切削部材1708を逆行リーマ1700の内径に完全に挿入させ、外方管状シャフト1704を玉継手1770、1772(図17fおよび図17gを参照)の位置合わせに適した位置へと前進させ得るように設けられ得る。雌ソケット1772がアセンブリスロット1774に位置合わせされると、切削部材1708は、雄ボール1770が雌ソケット1772内に位置するまで外方に回転され得る。その時点で、切削部材1708を装着された外方管状シャフト1704は、アセンブリスロット1774を越え遠位方向に前進され得る。
図17fおよび図17gに示すように、切削部材1708は、外方管状シャフト1704と同軸的に移動し、玉継手1770、1772により回転するように構成される。玉継手1770、1772は、切削部材1708および外方管状シャフト1704へと一体化されて、「ピンレス」設計を形成する。各「雄」ボール(参照数字1770を参照)が、切削部材1708の中の1つと一体化され、各「雌」ソケット(参照数字1772を参照)が、外方管状シャフト1704と一体化される。逆行リーマ1700のさらなる実施形態は、外方管状シャフト1704に切削部材1708を連結するために少なくとも1つのピン(図示せず)を使用し得る。
上述の例示の実施形態を説明したが、以下の例を参照として下記で説明されるように、本開示の外科器具のさらなる変更および/または変形がなされてもよい。実施例1は、第1の管状シャフトと、第1の管状シャフト内に可動的に配設可能な少なくとも1つの第2のシャフトと、第1の管状シャフトおよび第2のシャフトの一方に可動的に結合された少なくとも1つの切削部材とを備える、外科手技で使用するための逆行リーマである。第1の管状シャフトおよび第2のシャフトの相対移動に応答して、切削部材は、折畳み位置から少なくとも1つの展開位置へと配設され、それにより少なくとも1つの切削直径を規定するように構成される。
実施例2では、実施例1の対象は、切削部材が第1の管状シャフトに可動的に結合されるという特徴を任意に含み得る。
実施例3では、実施例1〜2の任意の一方の対象は、切削部材が、第1の管状シャフトの遠位端部に隣接して配設されることと、第1の管状シャフトおよび第2のシャフトの相対回転移動に応答して、第2のシャフトの遠位端部の雄ねじ部分が、第1の管状シャフトの遠位端部の雌ねじ部分と螺合することにより、第1の管状シャフトの遠位端部を近位方向へと軸方向に移動させ、切削部材を折畳み位置から展開位置に変位させるように動作することとの特徴を任意に含み得る。
実施例4では、実施例1〜2の任意の一方の対象は、切削部材が、1つまたは複数のらせん状ブレードを備えることと、第1の管状シャフトおよび第2のシャフトの相対回転移動および相対軸方向移動に応答して、らせん状ブレードが、第2のシャフトから巻き解かれることにより、折畳み位置から展開位置へとらせん状ブレードを変位させるように作動することとの特徴を任意に含み得る。
実施例5では、実施例1〜2の任意の一方の対象は、第1の管状シャフトが、少なくとも1つの開口を備える側壁部を有することと、逆行リーマが、側壁部の開口に実質的に対向側の第1の管状シャフトの側壁部に切削部材を可動的に結合するように作動する撓曲部材と、切削部材に結合された展開部材とをさらに備えることとの特徴を任意に含み得る。展開部材は、遠位に引っ張られることに応答して、折畳み位置から展開位置へと径方向に切削部材を変位させるように動作して、それにより切削部材は、展開位置へと変位されつつ、第1の管状シャフトの側壁部の開口を少なくとも部分的に通過する。
実施例6では、実施例1の対象は、切削部材が、第2のシャフトに可動的に結合されるという特徴を任意に含み得る。
実施例7では、実施例1および6の任意の一方の対象は、第1の管状シャフトおよび第2のシャフトの相対軸方向移動に応答して、切削部材が、折畳み位置から展開位置へと変位されるように動作するという特徴を任意に含み得る。
実施例8では、実施例1、6、および7のいずれか1つの対象は、第1の管状シャフトの遠位端部に隣接して第1の管状シャフト内に配設された少なくとも1つのウェッジ部材と、第2のシャフトに切削部材を可動的に結合するように構成された少なくとも1つの撓曲部材とを任意に備え得る。第1の管状シャフトおよび第2のシャフトの相対軸方向移動に応答して、切削部材は、ウェッジ部材に衝突し、それにより第2のシャフトの長手方向軸に対して実質的に平行な第1の位置から第2の軸外位置へと撓曲部材を変位させ、折畳み位置から展開位置へと切削部材を変位させるように動作する。
実施例9では、実施例8の対象は、第1の管状シャフトが、少なくとも1つの開口が形成された側壁部を有することと、撓曲部材の変位に応答して、切削部材が、折畳み位置から展開位置へと径方向に変位されるように動作し、切削部材が展開位置へと変位されつつ第1の管状シャフトの側壁部の開口を少なくとも部分的に通過することとの特徴を任意に含み得る。
実施例10では、実施例1および6の任意の一方の対象は、切削部材が、枢動ピンにより第2のシャフトの遠位端部に可動的に結合されるという特徴を任意に含み得る。
実施例11では、実施例10の対象は、遠位方向への第2のシャフトの軸方向移動に応答して、切削部材が、遠位に移動し枢動ピンを中心として回転することにより、折畳み位置から展開位置へと切削部材を変位させるように動作するという特徴を任意に含み得る。
実施例12では、実施例1、6、10、および11の任意の1つの対象は、第1の管状シャフトが、少なくとも1つのスロットが形成された側壁部を有することと、近位方向への第2のシャフトの軸方向移動に応答して、切削部材が、近位に移動することにより、展開位置で切削部材をスロット内に配置させるように動作することとの特徴を任意に含み得る。
実施例13では、実施例1および6の任意の一方の対象は、少なくとも1つの第2のシャフトが、第2の管状シャフトと、第2の管状シャフト内に配設された内部シャフトとを備えるという特徴を任意に含み得る。
実施例14では、実施例13の対象は、第1の管状シャフト、第2の管状シャフト、および内部シャフトのそれぞれが、少なくとも1つの開口が形成された側壁部を有することと、第2の管状シャフトおよび内部シャフトの相対軸方向移動に応答して、切削部材が、折畳み位置から展開位置へと変位されるように動作し、切削部材が、展開位置へと変位されつつ第1の管状シャフト、第2の管状シャフト、および内部シャフトの各側壁開口を少なくとも部分的に通過することとの特徴を任意に含み得る。
実施例15では、実施例1および6の任意の一方の対象は、切削部材が、第2のシャフトの枢動可能遠位端部に対応するように構成されるという特徴を任意に含み得る。
実施例16では、実施例15の対象は、遠位方向への第2のシャフトの軸方向移動に応答して、第2のシャフトの枢動可能遠位端部が、枢動可能接合部にて折畳み位置から展開位置へと回転するように動作するという特徴を任意に含み得る。
実施例17では、実施例15〜16の任意の一方の対象は、第1の管状シャフトが、少なくとも1つのスロットが形成された側壁部を有することと、近位方向への第2のシャフトの軸方向移動に応答して、第2のシャフトの枢動可能遠位端部が、近位に移動することにより、展開位置で枢動可能遠位端部をスロット内に配置させるように動作することとの特徴を任意に含み得る。
実施例18では、実施例1および6の任意の一方の対象は、切削部材が、第1の切削部材および第2の切削部材と、第1の切削部材部分および第2の切削部材部分に相互連結する撓曲部材とを有するという特徴を任意に含み得る。
実施例19では、実施例18の対象は、第1の管状シャフトが、少なくとも1つの開口が形成された側壁部を有することと、第1の管状シャフトの遠位端部に向かう第2のシャフトの軸方向移動に応答して、撓曲部材が、折畳み位置から展開位置へと第1の切削部材部分および第2の切削部材部分を変位させるように動作し、第1の切削部材部分および第2の切削部材部分が、展開位置へと変位されつつ第1の管状シャフトの側壁開口を少なくとも部分的に通過することとの特徴を任意に含み得る。
実施例20では、実施例1および6の任意の一方の対象は、切削部材が、折畳み位置において第1の管状シャフトと選択的に係合および係合解除されるように構成されることと、第1の管状シャフトおよび第2のシャフトの相対回転移動に応答して、切削部材が、第1の管状シャフトから係合解除されるように、および折畳み位置から展開位置へと変位されるように動作することとの特徴を任意に含み得る。
実施例21は、第1の管状シャフトと、第1の管状シャフト内に可動的に配設可能な少なくとも1つの第2のシャフトと、第1の管状シャフトおよび第2のシャフトの一方に可動的に結合される少なくとも1つの切削部材とを備える逆行リーマを用意することと、第1の管状シャフトおよび第2のシャフトの相対移動を実施することと、第1の管状シャフトおよび第2のシャフトの相対移動に応答して、折畳み位置から少なくとも1つの展開位置へと切削部材を変位させることにより少なくとも1つの切削直径を規定することとを含む、外科手技で逆行リーマを操作する方法である。
実施例22では、実施例21の対象は、第1の管状シャフトおよび第2のシャフトの相対移動の実施が、第1の管状シャフトおよび第2のシャフトの相対回転移動を実施することを含むという特徴を任意に含み得る。
実施例23では、実施例21〜22の任意の1つの主題は、第1の管状シャフトおよび第2のシャフトの相対移動の実施が、第1の管状シャフトおよび第2のシャフトの相対軸方向移動を実施することを含むという特徴を任意に含み得る。
実施例24では、実施例21〜23の任意の1つの対象は、第1の管状シャフトおよび第2のシャフトの相対移動の実施が、第1の管状シャフトおよび第2のシャフトの相対回転移動および相対軸方向移動を実施することを含むという特徴を任意に含み得る。
実施例25では、実施例21〜24の任意の1つの対象は、逆行リーマが、側壁部の開口に実質的に対向側の位置で第1の管状シャフトの側壁部に切削部材を可動的に結合する撓曲部材と、切削部材に結合された展開部材とをさらに備えることと、前出の方法が、展開部材を遠位に引くことと、展開部材が遠位に引かれるのに応答して、折畳み位置から展開位置へと径方向に切削部材を変位させることとをさらに含み、切削部材が展開位置へと変位されつつ第1の管状シャフトの側壁部の開口を少なくとも部分的に通過することとをさらに含むという特徴を任意に含み得る。
本明細書に開示される本発明のコンセプトから逸脱することなく、本開示の外科器具のさらなる変更および変形がなされ得ることが当業者には理解されよう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲の範囲および趣旨によるものを除いては限定されないと見なされるべきである。
100 外科器具
102 トンネル
104 逆行リーマ
106 骨関節スペース
108 方向矢印
200 外科器具、逆行リーマ
202 雄ねじ遠位先端部
204 切削部材
205 細長外方管状シャフト
206 細長内方シャフト
207 遠位端部
302 2.4mmガイドワイヤ
304 骨関節
306 ドリル
308 ブレット
310 ガイド
312 4.5mmリーマ
314 ドリル
316 2.4mm逆行リーマ
318 切削部材
320 トンネル
322 測定計器
324 測定スリーブ
402 4.5mmリーマ
404 2.4mmガイドワイヤ
406 骨関節
408 ドリル
410 ブレット
412 ブレット
414 ガイド
416 トンネル
502 4.5mmリーマ
504 ガイドワイヤ
506 ドリル
508 ガイド
510 骨関節
700 逆行リーマ
701 管状シャフト
702 ブレード
704 ウェッジ部材
706 撓曲部材
708 スロット
800 逆行リーマ
801 管状シャフト
802 ブレード
803 シャフト
805 ピボット
808 支持スロット
810 リーマ歯
812 方向矢印
814 方向矢印
816 方向矢印
818 方向矢印
900 逆行リーマ
901 管状シャフト
902 ブレード
903 内部シャフト
905 管状外部シャフト
908 スロット
909 スロット
912 方向矢印
1000 逆行リーマ
1001 管状シャフト
1004 トーションコイル
1005 シャフト
1007 枢動可能遠位端部
1009 支持スロット
1012 方向矢印
1014 方向矢印
1016 方向矢印
1100 逆行リーマ
1101 管状シャフト
1104 撓曲部材
1105 シャフト
1106 ブレード
1109 スロット
1112 方向矢印
1114 方向矢印
1200 逆行リーマ
1201 管状シャフト
1205 シャフト
1206 ブレード
1207 ワイヤ
1209 撓曲部材
1211 スロット
1212 方向矢印
1300 逆行リーマ
1303 管状内方シャフト
1305 シャフト
1306 ブレード
1312 方向矢印
1314 方向矢印
1400 逆行リーマ
1401 管状外方シャフト
1405 管状内方シャフト
1406 らせん状ブレード
1407 シャフト
1412 方向矢印
1414 方向矢印
1500 逆行リーマ
1502 外方スリーブ
1504 主要シャフト
1506 切削部材
1508 ガイドピン
1600 逆行リーマ
1602 穿孔ビット、ドリルビット
1603 カニューレ状(管状)シャフト
1604 細長外方管状シャフト
1608 切削部材
1620 方向矢印
1622 方向矢印
1700 逆行リーマ
1702 ドリルビット
1704 細長外方管状シャフト
1708 切削部材
1709 ストッパ
1770 玉継手、雄ボール
1772 玉継手、雌ソケット
1774 アセンブリスロット

Claims (25)

  1. 外科手技で使用するための逆行リーマであって、
    第1の管状シャフトと、
    前記第1の管状シャフト内に可動的に配設可能な少なくとも1つの第2のシャフトと、
    前記第1の管状シャフトおよび前記第2のシャフトの一方に可動的に結合された少なくとも1つの切削部材と、
    を備え、
    前記第1の管状シャフトおよび前記第2のシャフトの相対移動に応答して、前記切削部材は、折畳み位置から少なくとも1つの展開位置へと変位され、それにより少なくとも1つの切削直径を規定するように構成されることを特徴とする逆行リーマ。
  2. 前記切削部材は、前記第1の管状シャフトに可動的に結合される、請求項1に記載の逆行リーマ。
  3. 前記切削部材は、前記第1の管状シャフトの遠位端部に隣接して配設され、前記第1の管状シャフトおよび前記第2のシャフトの相対回転移動に応答して、前記第2のシャフトの遠位端部の雄ねじ部分が、前記第1の管状シャフトの前記遠位端部の雌ねじ部分に螺合し、それにより前記第1の管状シャフトの前記遠位端部を近位方向に軸方向移動させ、前記切削部材を前記折畳み位置から前記展開位置へと変位させるように動作する、請求項1または請求項2に記載の逆行リーマ。
  4. 前記切削部材は、1つまたは複数のらせん状ブレードを備え、前記第1の管状シャフトおよび前記第2のシャフトの相対回転移動および相対軸方向移動に応答して、前記らせん状ブレードは、前記第2のシャフトから巻き解かれ、それにより前記折畳み位置から前記展開位置へと前記らせん状ブレードを変位させるように動作する、請求項1または請求項2に記載の逆行リーマ。
  5. 前記第1の管状シャフトは、少なくとも1つの開口を備える側壁部を有し、前記逆行リーマは、
    前記側壁部の前記開口に実質的に対向側の前記第1の管状シャフトの前記側壁部に前記切削部材を可動的に結合するように動作する撓曲部材と、
    前記切削部材に結合された展開部材であって、前記展開部材は、遠位に引っ張られることに応答して、前記折畳み位置から前記展開位置へと径方向に前記切削部材を変位させるように動作し、前記切削部材は、前記展開位置へと変位されつつ、前記第1の管状シャフトの前記側壁部の前記開口を少なくとも部分的に通過する、展開部材と、
    をさらに備える、請求項1または請求項2に記載の逆行リーマ。
  6. 前記切削部材は、前記第2のシャフトに可動的に結合される、請求項1に記載の逆行リーマ。
  7. 前記第1の管状シャフトおよび前記第2のシャフトの相対軸方向移動に応答して、前記切削部材は、前記折畳み位置から前記展開位置へと変位されるように動作する、請求項1または請求項6に記載の逆行リーマ。
  8. 前記第1の管状シャフトの遠位端部に隣接して前記第1の管状シャフト内に配設された少なくとも1つのウェッジ部材と、
    前記第2のシャフトに前記切削部材を可動的に結合するように構成された少なくとも1つの撓曲部材と、
    をさらに備え、
    前記第1の管状シャフトおよび前記第2のシャフトの相対軸方向移動に応答して、前記切削部材は、前記ウェッジ部材に衝突し、それにより前記撓曲部材を前記第2のシャフトの長手方向軸に対して実質的に平行な第1の位置から第2の軸外位置へと変位させ、前記切削部材を前記折畳み位置から前記展開位置へと変位させるように動作する、請求項1、請求項6、および請求項7のいずれか一項に記載の逆行リーマ。
  9. 前記第1の管状シャフトは、少なくとも1つの開口が形成された側壁部を有し、前記撓曲部材の前記変位に応答して、前記切削部材は、前記折畳み位置から前記展開位置へと径方向に変位されるように動作し、前記切削部材は、前記展開位置へと変位されつつ、前記第1の管状シャフトの前記側壁部の前記開口を少なくとも部分的に通過する、請求項8に記載の逆行リーマ。
  10. 前記切削部材は、枢動ピンにより前記第2のシャフトの遠位端部に可動的に結合される、請求項1または請求項6に記載の逆行リーマ。
  11. 前記第2のシャフトの遠位方向への軸方向移動に応答して、前記切削部材は、前記遠位方向に移動し前記枢動ピンを中心として回転し、それにより前記折畳み位置から前記展開位置へと前記切削部材を変位させるように動作する、請求項10に記載の逆行リーマ。
  12. 前記第1の管状シャフトは、少なくとも1つのスロットが形成された側壁部を有し、前記第2のシャフトの近位方向への軸方向移動に応答して、前記切削部材は、近位に移動し、それにより前記切削部材を前記展開位置で前記スロット内に配置させるように動作する、請求項1、請求項6、請求項10、および請求項11のいずれか一項に記載の逆行リーマ。
  13. 前記少なくとも1つの第2のシャフトは、第2の管状シャフトと、前記第2の管状シャフト内に配設された内部シャフトとを備える、請求項1または請求項6に記載の逆行リーマ。
  14. 前記第1の管状シャフト、前記第2の管状シャフト、および前記内部シャフトはそれぞれ、少なくとも1つの開口が形成された側壁部を有し、前記第2の管状シャフトおよび前記内部シャフトの相対軸方向移動に応答して、前記切削部材は、前記折畳み位置から前記展開位置へと変位されるように動作し、前記切削部材は、前記展開位置へと変位されつつ、前記第1の管状シャフト、前記第2の管状シャフト、および前記内部シャフトの各側壁部開口を少なくとも部分的に通過する、請求項13に記載の逆行リーマ。
  15. 前記切削部材は、前記第2のシャフトの枢動可能遠位端部に対応するように構成される、請求項1または請求項6に記載の逆行リーマ。
  16. 前記第2のシャフトの遠位方向への軸方向移動に応答して、前記第2のシャフトの前記枢動可能遠位端部は、前記折畳み位置から前記展開位置へと枢動可能接合部にて回転するように動作する、請求項15に記載の逆行リーマ。
  17. 前記第1の管状シャフトは、少なくとも1つのスロットが形成された側壁部を有し、前記第2のシャフトの近位方向への軸方向移動に応答して、前記第2のシャフトの前記枢動可能遠位端部は、近位に移動し、それにより前記枢動可能遠位端部を前記展開位置にて前記スロット内に配置させるように動作する、請求項15または請求項16に記載の逆行リーマ。
  18. 前記切削部材は、第1の切削部材部分および第2の切削部材部分と、前記第1の切削部材部分および前記第2の切削部材部分を相互連結する撓曲部材とを有する、請求項1または請求項6に記載の逆行リーマ。
  19. 前記第1の管状シャフトは、少なくとも1つの開口が形成された側壁部を有し、前記第1の管状シャフトの遠位端部に向かう前記第2のシャフトの軸方向移動に応答して、前記撓曲部材は、前記第1の切削部材部分および前記第2の切削部材部分を前記折畳み位置から前記展開位置へと変位させるように動作し、前記第1の切削部材部分および前記第2の切削部材部分は、前記展開位置へと変位されつつ、前記第1の管状シャフトの前記側壁部開口を少なくとも部分的に通過する、請求項18に記載の逆行リーマ。
  20. 前記切削部材は、前記折畳み位置にて前記第1の管状シャフトに選択的に係合および係合解除されるように構成され、前記第1の管状シャフトおよび前記第2のシャフトの相対回転移動に応答して、前記切削部材は、前記第1の管状シャフトから係合解除され、前記折畳み位置から前記展開位置へと変位されるように動作する、請求項1または請求項6に記載の逆行リーマ。
  21. 外科手技にて逆行リーマを操作する方法であって、
    逆行リーマを用意するステップであって、前記逆行リーマは、第1の管状シャフトと、前記第1の管状シャフト内に可動的に配設された少なくとも1つの第2のシャフトと、前記第1の管状シャフトおよび前記第2のシャフトの一方に可動的に結合された少なくとも1つの切削部材とを備える、ステップと、
    前記第1の管状シャフトおよび前記第2のシャフトの相対移動を実施するステップと、
    前記第1の管状シャフトおよび前記第2のシャフトの前記相対移動に応答して、前記切削部材を折畳み位置から少なくとも1つの展開位置へと変位させ、それにより少なくとも1つの切削直径を規定するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  22. 前記第1の管状シャフトおよび前記第2のシャフトの相対移動を実施する前記ステップは、前記第1の管状シャフトおよび前記第2のシャフトの相対回転移動を実施するステップを含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記第1の管状シャフトおよび前記第2のシャフトの相対移動を実施する前記ステップは、前記第1の管状シャフトおよび前記第2のシャフトの相対軸方向移動を実施するステップを含む、請求項21または請求項22に記載の方法。
  24. 前記第1の管状シャフトおよび前記第2のシャフトの相対移動を実施する前記ステップは、前記第1の管状シャフトおよび前記第2のシャフトの相対回転移動および相対軸方向移動を実施するステップを含む、請求項21から請求項23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記逆行リーマは、
    前記第1の管状シャフトの側壁部に前記切削部材を前記側壁部の開口に実質的に対向側の位置で可動的に結合する撓曲部材と、
    前記切削部材に結合された展開部材と、
    をさらに備え、
    前記展開部材を遠位に引くステップと、
    前記展開部材が遠位に引っ張られることに応答して、前記折畳み位置から前記展開位置へと径方向に前記切削部材を変位させるステップであって、前記切削部材は、前記展開位置へと変位されつつ、前記第1の管状シャフトの前記側壁部の前記開口を少なくとも部分的に通過する、ステップと、
    をさらに含む、請求項21から請求項24のいずれか一項に記載の方法。
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