以下、図面を参照しながら、実施例を結合して本発明を詳しく説明する。なお、本願の実施例および実施例の特徴は、衝突がない場合には、互いに組み合わせることが可能である。
関連技術における会議アクセス方法は、様々な交換ネットワークのタイプにより制限されることがあり、また、外部或いは発呼側ユーザ自身の様々な原因により、発呼側ユーザが順調に会議にアクセスできないことがよくある。これに基づき、本発明の実施例は、会議アクセス方法及び装置を提供し、発呼側ユーザが直接会議参加者を呼出すことで会議にアクセスできるようになる。以下、具体的な実施例により説明する。
本発明は会議アクセス方法を提供し、当該方法は会議システム側で実現される。図1は本発明の実施例に係る会議にアクセスする方法のフローチャート図である。図1に示すように、当該方法は以下のようなステップ(ステップS102〜ステップS104)を含む。
ステップS102、発呼側ユーザの呼出しを受信し、ここで、当該発呼側ユーザの呼び出す番号情報は、着呼側ユーザの番号と会議システムにアクセスするための番号プレフィックスとを含み、着呼側ユーザが会議室の会議参加者である。
ステップS104、発呼側ユーザを上記会議システムの会議室にアクセスする。
上記方法によると、発呼側ユーザが呼出す番号のプレフィックスにより直接会議システムにアクセスし、会議参加者を呼出すことで直接会議室に加入することになり、関連技術において、様々な原因で発呼側ユーザが会議に参加できないという課題を解決し、発呼側ユーザが会議室にアクセスするプロセスを最適化して、会議アクセス方法の適用範囲を拡大し、発呼側ユーザが会議室にアクセスする効率と成功率を向上させている。
本実施例によると、発呼側ユーザが呼び出した上記番号プレフィックスにより会議システムにアクセスすることで、様々なタイプの通信ネットワーク間の区別が解消され、交換ネットワーク側で簡単な番号プレフィックスの分析設定をするだけで、交換ネットワークのタイプを区別することなく、インテリジェントネットワークサービスにより会議へのアクセスを実現できる。上記番号プレフィックスは、会議システムのアクセスコードを示し、IP電話システムを利用することを表す17951+着呼側ユーザの番号を呼出すことに類似する。発呼側ユーザが番号のプレフィックスを追加することで、本実施例に提供する会議アクセス方法により会議システムにアクセスしようとすることを表す。
会議アクセスの安全性を高めるために、発呼側ユーザの呼出しを受信してから、会議システムは、まず発呼側ユーザに対して身元認証をして、認証が成功してから、発呼側ユーザを会議室にアクセスすることができる。これに基づき、本実施例は、発呼側ユーザの呼出しを受信してから、上記方法が、番号情報により発呼側ユーザに対して身元認証をすることをさらに含む好適な実施形態を提供する。
如何にして発呼側ユーザの身元認証を行うかということについて、本実施例は、好適な実施形態を提供している。即ち、番号情報により発呼側ユーザに対して身元認証を行うことは、着呼側ユーザの番号により発呼側ユーザが着呼側ユーザのいる会議室にいるか否かを確定することと、発呼側ユーザが会議室にいると確定された場合、発呼側ユーザに対して身元認証を行うこととを含む。上記好適な実施形態によると、発呼側ユーザが上記会議室の参加者であるか否かを判定でき、そうである場合、直接発呼側ユーザを会議室にアクセスすることができることが好ましい。
如何にして発呼側ユーザが上記会議室にいるか否かを確定するかということについて、下記のような好適な実施形態を提供する。着呼側ユーザの番号により発呼側ユーザが会議室にいるか否かを確定することは、着呼側ユーザの番号がオンライン会議参加者の情報にあるか否かを調べることと、そうである場合、着呼側ユーザの番号により、当該着呼側ユーザの番号のある会議室の会議室番号を確定することと、当該会議室番号により当該会議室の会議参加者の情報を確定することと、当該会議参加者の情報により発呼側ユーザが上記会議室にいるか否かを確定することとを含む。上記好適な実施形態によると、発呼側ユーザが会議室にいるか否かを確定する正確率が高められ、会議アクセスの安全性が向上されている。
発呼側ユーザが会議参加者であると確定された後、発呼側ユーザを直接会議室にアクセスすることができるが、ある会議で討議される内容は機密なものである場合など会議アクセスの安全性を高めるために、さらに発呼側ユーザに対して身元認証をする必要がある。従って、本実施例は、発呼側ユーザに会議パスワードを入力するように提示することと、発呼側ユーザの入力した上記会議パスワードが正確であるか否かを判断し、正確である場合、発呼側ユーザに対する身元認証が成功したと確定するという好適な実施形態を提供する。
発呼側ユーザが会議参加者ではないと確定されてから、会議アクセス方法の適用範囲を拡大し、発呼側ユーザの会議へのアクセスの成功率を高めるために、発呼側ユーザを会議傍聴者として会議にアクセスすることを許容するか否かを考慮することができる。従って、本実施例は、さらに好適な実施形態を提供する。即ち、発呼側ユーザが会議室にいるか否かを確定してから、上記方法は、発呼側ユーザが会議室にいない場合、発呼側ユーザを上記会議室の会議傍聴者として、上記発呼側ユーザに対して身元認証を行うことをさらに含む。
発呼側ユーザを会議室の会議傍聴者とすることを考慮してから、発呼側ユーザに対して身元認証を行うことは、着呼側ユーザ及び/又は会議の司会者が許容するか否かにより、発呼側ユーザを会議室にアクセスするか否かを決定する。これに基づき、本実施例は好適な実施形態を提供する。発呼側ユーザを会議室の会議傍聴者として、発呼側ユーザに対して身元認証を行うことは、着呼側ユーザに発呼側ユーザの会議室へのアクセスを許容するか否かを尋ねることと、着呼側ユーザに許容された場合、会議室の司会者に発呼側ユーザの会議室へのアクセスを許容するか否かを尋ねることと、会議室の司会者に許容された場合、発呼側ユーザに対する身元認証が成功したと確定することとを含む。
もちろん、上記形態は、着呼側ユーザ及び/又は会議室司会者により発呼側ユーザの会議アクセスを許容するか否かが確定するもでき、着呼側ユーザ又は他の会議参加者により許容するか否かを確定することもできる。上記許容するか否かを確定する動作の実行体は当該会議室に関係する何れか一つ、又は複数の会議参加者であってもよく、且つその判断する順番も定められていない。上述したようなまず着呼側ユーザにより許容するか否かを確定し、それから会議室の司会者により許容するか否かを確定する方式はある好適な実施形態に過ぎない。当該方式により、非予定参加者の会議傍聴機能を実現でき、会議アクセス方法の適用範囲を拡大し、通信オペレーターが素早くて、低コストにサービスを展開することができるようになる。
上記実施例で紹介した会議アクセス方法に基づき、以下、発呼側ユーザが会議にアクセスするシステムのアーキテクチャについて説明する。上記システムのアーキテクチャは、インテリジェントネットワークサービスにより実現されるもので、発呼側ユーザが電話会議をしている会議参加者を呼出すと、直接当該会議参加者のいる会議のシステムに入ることができる。図2は本発明の実施例に係る発呼側ユーザが会議にアクセスするシステムのアーキテクチャを示す図である。図2に示すように、発呼側ユーザAと着呼側ユーザBのいずれも交換ネットワークにアクセスする。インテリジェントネットワークプラットフォーム及び会議システムは、交換ネットワークにアクセスし、且つ発呼側ユーザAや、着呼側ユーザBに接続する。発呼側ユーザAの呼出す番号情報は、番号プレフィックスと着呼側ユーザBの番号とを含み、コア交換ネットワーク側で番号プレフィックスを分析して、発呼側ユーザAの呼出しを会議システムにアクセスし、会議システムがロジック処理により認証が成功されてから、発呼側ユーザAを対応する会議室にアクセスし、会議に参加させる。
以下、好適な実施例を通して、上記会議へのアクセス方法についてさらに詳しく説明する。
図3は、本発明の実施例に係る会議へのアクセス処理方法のフローチャート図である。図3に示すように、当該方法以下のようなステップ(ステップS302〜ステップS308)を含む。
ステップS302、会議を開始する流れ:会議の時間になってから、会議参加者から自発的にアクセス番号を呼出す、又はシステム外で呼出すなどの方式により会議に参加し、システムは、会議進行中、会議室番号など各会議参加者の情報を記憶する。
ステップS304、発呼側ユーザの呼出しの流れ:発呼側ユーザはプレフィックス+着呼側ユーザの番号の方式で着呼側ユーザを呼出し、番号プレフィックスを分析することでシステムに入る。
ステップS306、ロジック処理の流れ:システムは着呼側番号で現在会議参加者情報を調べ、対応する会議室の番号を取得して、発呼側ユーザが当該会議の予定参加者であるか否かを判定し、そうである場合、会議パスワードを入力するように提示し、認証されてから会議にアクセスし、そうでない場合、着呼側ユーザにより当該発呼側ユーザを識別し、会議室にアクセスすることを許容するか否か判定し、許容する場合、会議の司会者により当該会議室にアクセスることを許容するか否かを判定し、許容する場合、当該発呼側ユーザを当該会議室にアクセスる。
ステップS308、会議に参加する流れ:認証されてから、発呼側ユーザが上記会議室に加入する。
上記実施例に紹介する会議へのアクセス方法により、本実施例は、会議へのアクセス装置を紹介する。当該装置は、会議システム側に配置され、上記実施例を実現するものである。図4は本発明の実施例に係る会議へのアクセス装置の構造ブロック図である。図4に示すように、当該装置は、呼出し受信モジュール10と会議室アクセスモジュール20とを含む。以下、当該構造について説明する。
呼出し受信モジュール10は、発呼側ユーザの呼出しを受信し、当該発呼側ユーザの呼び出す番号情報は、着呼側ユーザの番号と会議システムにアクセスするための番号プレフィックスとを含み、着呼側ユーザが会議室の会議参加者である。
会議室アクセスモジュール20は、呼出し受信モジュール10に接続し、発呼側ユーザを上記会議システムの会議室にアクセスする。
上記装置によると、発呼側ユーザが呼び出す番号のプレフィックスにより、直接会議室システムにアクセスし、会議参加者を呼出すことで、直接会議室に加入することになり、関連技術において、様々な原因で発呼側ユーザが会議に参加できないという課題を解決し、発呼側ユーザが会議室にアクセスするプロセスを最適化して、会議アクセス方法の適用範囲を拡大し、発呼側ユーザが会議室にアクセスする効率と成功率を向上させている。
上記装置によると、発呼側ユーザが呼び出した上記番号プレフィックスにより会議システムにアクセスすることで、様々なタイプの通信ネットワーク間の区別が解消され、交換ネットワーク側で簡単な番号プレフィックスの分析設定をするだけで、交換ネットワークのタイプを区別することなく、インテリジェントネットワークサービスにより会議へのアクセスを実現できる。
会議アクセスの安全性を高めるために、発呼側ユーザの呼出しを受信してから、会議システムは、まず発呼側ユーザに対して身元認証をして、認証が成功してから、発呼側ユーザを会議室にアクセスすることができる。これに基づき、本実施例は、さらに好適な実施形態を提供する。図5に示す会議へのアクセス装置の第1種類の具体的な構造ブロック図のように、当該装置は上記図4に示す各モジュールの他に、さらに、呼出し受信モジュール10と会議室アクセスモジュール20に接続し、上記番号情報により上記発呼側ユーザに対して身元認証を行う身元認証モジュール30を含む。
如何にして発呼側ユーザの身元認証を行うかということについて、本実施例は、好適な実施形態を提供している。図6に示す会議へのアクセス装置の第2種類の具体的な構造ブロック図のように、当該装置は、上記図5に示す各モジュールの他に、上記身元認証モジュール30は、さらに、確定ユニット32と第1の認証ユニット34とを含む。以下、当該構造について説明する。
確定ユニット32は、着呼側ユーザの番号により上記発呼側ユーザが上記着呼側ユーザの番号のある会議室にいるか否かを確定する。
第1の認証ユニット34は、確定ユニット32に接続し、上記確定ユニット32により発呼側ユーザが上記会議室にいると確定された場合、上記発呼側ユーザに対して身元認証を行う。
上記好適な実施形態により、発呼側ユーザが上記会議室の会議参加者であるか否かを判定でき、そうである場合、直接発呼側ユーザを会議室にアクセスすることが好ましい。
確定ユニット32により如何にして発呼側ユーザが会議室にいるか否かを判定するかということについて、下記のような好適な実施形態を紹介する。即ち、上記確定ユニット32は、着呼側ユーザの番号がオンライン会議参加者の情報にあるか否かを調べる調査サブユニットと、調査サブユニットの調査結果は着呼側ユーザ番号が上記オンライン会議参加者の情報にあることである場合、着呼側ユーザの番号により、着呼側ユーザの番号のある会議室の会議室番号を確定し、会議室の番号により当該会議室の会議参加者の情報を確定する第1の確定サブユニットと、第1の確定サブユニットにより確定された上記会議参加者の情報により上記発呼側ユーザが上記会議室にいるか否かを確定する第2の確定サブユニットとを含む。上記好適な実施形態により、発呼側ユーザが会議室にいるか否かを確定する正確率が高められ、会議へのアクセスの安全性が向上されている。
発呼側ユーザが会議参加者であると確定された後、発呼側ユーザを直接会議室にアクセスすることができるが、ある会議で討議される内容は機密なものである場合など会議アクセスの安全性を高めるために、さらに発呼側ユーザに対して身元認証をする必要がある。従って、本実施例は、ある好適な実施形態を提供する。即ち、上記第1の身元認証ユニットは、発呼側ユーザに会議パスワードを入力するように提示するパスワード提示サブユニットと、発呼側ユーザの入力した会議パスワードが正確であるか否かを判断するパスワード判断サブユニットと、上記パスワード判断サブユニットの判断結果は正確である場合、上記発呼側ユーザに対する身元認証が成功したと確定する第1の認証成功サブユニットとを含む。
発呼側ユーザが会議参加者ではないと確定されてから、会議アクセス方法の適用範囲を拡大し、発呼側ユーザの会議へのアクセスの成功率を高めるために、発呼側ユーザを会議傍聴者として会議にアクセスすることを許容するか否かを考慮することができる。従って、本実施例は、さらに好適な実施形態を提供する。即ち、身元認証モジュール30は、確定ユニット32により発呼側ユーザが会議室にいないと確定された場合、発呼側ユーザを上記会議室の会議傍聴者として、発呼側ユーザに対して身元認証を行う第2の認証ユニットをさらに含む。
発呼側ユーザを会議室の会議傍聴者とすることを考慮してから、発呼側ユーザに対して身元認証を行うことは、着呼側ユーザ及び/又は会議の司会者が許容するか否かにより、発呼側ユーザが会議室にアクセスするか否かを決定する。これに基づき、本実施例はある好適な実施形態を提供する。即ち、上記第2の認証ユニットは、着呼側ユーザに上記発呼側ユーザの会議室へのアクセスを許容するか否かを尋ねる第1の問合せサブユニットと、上記第1の問合せサブユニットの問合せ結果は着呼側ユーザが発呼側ユーザの会議室へのアクセスを許容することである場合、上記会議室の司会者に発呼側ユーザの会議室へのアクセスを許容するか否かを尋ねる第2の問合せサブユニットと、上記問合せ結果は上記会議室の司会者が発呼側ユーザの会議室へのアクセスを許容することである場合、発呼側ユーザに対する身元認証が成功したと確定する第2の認証成功サブユニットとを含む。
もちろん、上記形態は、着呼側ユーザ及び/又は会議室司会者により発呼側ユーザの会議アクセスを許容するか否かを確定することもでき、着呼側ユーザ又は他の会議参加者により許容するか否かを確定することもできる。上記許容するか否かを確定する動作の実行体は当該会議室に関係する何れか一つ、又は複数の会議参加者であってもよく、且つその判断する順番も定められていない。上述したようなまず着呼側ユーザにより許容するか否かを確定し、それから会議室の司会者により許容するか否かを確定する方式はある好適な実施形態に過ぎない。当該方式により、非予定参加者の会議傍聴機能を実現でき、会議アクセス方法の適用範囲を拡大し、通信オペレーターが素早くて、低コストにサービスを展開することができるようになる。
図7は本発明の実施例に係る会議参加者を呼び出し直接会議システムにアクセスさせるモジュール構造図である。図7に示すように、上記会議システムは、会議モジュールと、会議参加者情報登録モジュール、ロジック処理モジュール、及びデータベースモジュールを含む。
会議モジュールは、電話会議サーバ、会議管理、会議操作者管理などを含む伝統的な電話会議の機能を提供する。
会議参加者情報登録モジュールは、呼出し受信モジュールが発呼側ユーザの呼出しを受信する前に、会議参加者が会議に参加してから、会議参加者番号、会議状態、会議室の番号などの会議参加者の情報を記録する。
ロジック処理モジュールは、その機能が上記実施例における身元認証モジュールの機能に相当し、発呼側ユーザがプレフィックス+着呼側ユーザ番号を呼出してから、当該モジュールは、着呼側ユーザの番号により対応する会議室のアクセス番号を調べ、対応する会議参加者情報を調べ、着呼側により発呼側ユーザ番号に対して認証を行い、会議の司会者により認証されてから、発呼側ユーザを対応する会議室にアクセスする。
データベースモジュールは、会議システムの所要データを記憶する。
上記実施例に紹介する会議システムの各モジュールに基づき、以下、会議システムの各モジュールにより会議へのアクセスを実現する方法について紹介する。図8は本発明の実施例に係る会議システムの各モジュールにより会議へのアクセスを実現する方法のフローチャート図である。図8に示すように、当該方法は以下のようなステップ(ステップS802〜ステップS822)を含む。
ステップS802、会議を開始する。会議モジュールは伝統的な電話会議の機能を提供する。会議の時間になってから、会議参加者がシステム外で呼出す、又は自発的にアクセス番号を呼出す方式により会議にアクセスし、会議を通常に開始する。
ステップS804、システムは、会議参加者情報を記憶する。会議を開始してから、会議参加者情報登録モジュールにより、会議中であるか否か、対応する会議室番号などを含む会議参加者の情報を記憶する。
ステップS806、発呼側ユーザはシステムにアクセスする。発呼側ユーザAはプレフィックス+着呼側ユーザBの番号を呼出し、交換側により、プレフィックス番号を分析し本システムにアクセスする。
ステップS808、着呼側ユーザBが会議参加者情報にあるか否かを判定する。システムは、呼出しを受信してから、プレフィックス番号を除去し、着呼側ユーザBの番号で会議参加者の情報を調べ、着呼側ユーザBがシステムにおいてオンライン会議参加者である場合、対応する会議室の番号を取得し、ステップS810を実行し、そうでない場合、ステップS822を実行する。
ステップS810、発呼側ユーザAが会議の予定参加者であるか否かを判定する。会議参加者リストを調べ、発呼側ユーザAが会議の予定参加者である場合、ステップS820を実行し、そうでない場合、ステップS812を実行する。
ステップS812、着呼側ユーザは発呼側ユーザAの会議へのアクセスを許容するか否かを決定する。発呼側ユーザAが会議参加者リストにいない場合、発呼側ユーザAが傍聴を希望するユーザであったら、まず、着呼側ユーザBにより認証され、システムは、ユーザAが会議への参加を希望しているが、許容するだろうか、許容する場合は1、断る場合は2を押すという旨のことを音声で着呼側ユーザBに提示する。着呼側ユーザBが許容する場合、ステップS814を実行し、そうでない場合、ステップS818を実行する。
ステップS814、会議の司会者は発呼側ユーザAの会議へのアクセスを許容するか否かを決定する。着呼側ユーザBによる発呼側ユーザAの身元認証が成功されてから、システムが、ユーザAがユーザBを呼出し、会議を傍聴することを希望しているが、許容するだろうか、許容する場合は1、断る場合は2を押すという旨のことを音声又はWEBインタフェースで会議の司会者に提示する。会議の司会者が許容する場合、ステップS816を実行し、そうでない場合、ステップS818を実行する。
ステップS816、発呼側ユーザAは会議に加入される。当該流れが終了する。
ステップS818、会議に参加する権限がないと音声で発呼側ユーザAに提示する。当該流れが終了する。
ステップS820、会議パスワードを入力するように提示する。パスワードが認証されてから、ステップS816を実行する。
ステップS822、呼出されたユーザが会議にいないと音声で発呼側ユーザAに提示する。当該流れが終了する。
上記説明から分かるように、本発明の実施例において、発呼側ユーザは直接会議参加者を呼出すことで会議室にアクセスしている。本発明の実施例によると、柔軟的なネットワーク構築配置があり、発呼側ユーザが会議室にアクセスする流れを最適化して、会議へのアクセス方法の適用範囲を拡大し、発呼側ユーザが会議室にアクセスする効率と成功率を向上させている。
言うまでもなく、上述した本発明の実施例の各モジュールまたは各ステップは、汎用のコンピュータ装置により実現することができ、単一のコンピュータ装置に集成してもよいし、複数のコンピュータ装置からなるネットワークに配置してもよい。また、コンピュータ装置が実行可能なプログラムコードにより実現されてもよい。これにより、記憶装置に記憶されてコンピュータ装置により実行されることができる。ある場合、ここと違う順番で示されたまたは説明されたステップを実行してもよいし、或いは、それぞれ各々の集積回路モジュールに作成したり、それらの中の複数のモジュールまたはステップを単一の集積回路モジュールに作成したりして実現することができる。このように、本発明の実施例は、いずれの特定のハードウェアとソフトウェアの組み合わせにも限定されない。
以上は、本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明を限定するものではない。当業者であれば、本発明の様々な変更や変形が可能である。本発明の精神や原則を逸脱しないいずれの変更、置換、改良なども本発明の保護範囲内に含まれる。