JP2015535493A - 切削工具および後方弾性スリットを有する切削インサート - Google Patents

切削工具および後方弾性スリットを有する切削インサート Download PDF

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Abstract

切削インサートはヘッド部分と、ヘッド部分から後方に縦方向インサート軸に沿って突出する結合部分とを有する。ヘッド部分は、基礎面を定めるその後端部の基礎表面と、2つの主表面とを有する。結合部分後方表面は基礎表面から縦方向に離間され、円筒状結合周囲表面が結合部分後方表面と基礎表面との間に延在する。弾性スリットが2つの対向する内壁を有し、内壁はスリット内側端面で終端するスリット内側端部に向かって前方において集束する。スリット内側端面は基礎面と平行であり、基礎面から縦方向距離だけ離間される。弾性スリットの内壁はそれらの間に第1の鋭角のスリット角を形成する。

Description

発明の分野
本発明は、概して、切削インサートが工具シャンクホルダ内に弾性的かつ取外し可能に自己クランプされる切削工具に関し、詳細には、そのようなホルダに取り付けるための後方弾性スリットを有する切削インサートに関する。
発明の背景
切削工具、および特にドリルは、切削インサートまたは切削ヘッドを含む場合があり、切削インサートまたは切削ヘッドは、ねじなどの締結部材によって、または弾性力によって、工具ホルダの中に取外し可能に固定される。切削インサートは穴あけなどの金属切削作業の前に工具ホルダに締結される。切削インサートは一般的に超硬合金またはサーメットなどの硬質合金から作製される。工具ホルダは鋼から、または超硬合金またはサーメットなどの硬質材料からも作製することができる。そのような切削工具および切削インサートの例は、米国特許第5228812号、米国特許第5,749,689号、米国特許第6,485,235号、米国特許第6,582,164号、米国特許第7,048,480号、米国特許出願公開第2010/155144号および米国特許出願公開第2010/143059号に開示されている。
互換性のある工具シャンクホルダに弾性的に自己クランプするために、その結合部分に単一の弾性スリットを有する改善された新規ドリル切削インサートを提供することが本出願の主題の目的である。
発明の概要
本出願の主題によれば、前方方向から後方方向に延びる縦方向インサート軸を有し、ヘッド部分および結合部分を含む切削インサートが提供される。
ヘッド部分は2つの反対側にある主表面と、それらの間に延在するヘッド周囲表面とを有し、ヘッド周囲表面はヘッド部分の後端部に基礎表面を含み、基礎表面はインサート軸に対して垂直な基礎面を定め、主表面のそれぞれは、各第1交差部分で基礎表面と交差する。
結合部分はインサート軸に沿って基礎表面から後方へ突出する。結合部分は、インサート軸に沿って基礎表面から離間された後方表面と、それらの間に延在する円筒状結合周囲表面とを有する。結合周囲表面は移行領域で基礎表面と交差する。
結合部分はまた、後方表面から前方方向に延在し結合周囲表面に開口する弾性スリットを含む。弾性スリットは2つの対向する内壁を有し、内壁は、インサート軸に対して垂直なスリット内側端面で終端するスリット内側端部に向かって前方方向において集束する。
スリット内側端面は縦方向距離だけ基礎面から離間され、弾性スリットの内壁はそれらの間に第1の鋭角なスリット角を形成する。
同じく本出願の主題によるのは、工具シャンクを有する切削工具であり、ここで上述の切削インサートが締り嵌めによって工具シャンクに弾性的に固定されている。
図面の簡単な説明
本発明をさらに深く理解するために、およびどのように本発明が実際に実行され得るかを示すために、次に添付図面を参照する。
組立位置にある本発明による切削工具の斜視図である。 分解位置にある図1の切削工具の斜視図である。 図1の切削工具の切削インサートの斜視図である。 図3の切削インサートの側面図である。 図3の切削インサートの後面図である。 部分組立位置にある図1の切削工具の前面図である。 組立位置にある図1の切削工具の前面図である。 切断線VIII−VIIIに沿った図7の切削トールの断面である。 切断線IX−IXに沿った図7の切削トールの断面である。 図1の切削工具の工具シャンクの前面斜視図である。 図1の切削工具の部分透視側面図である。 切断線XII−XIIに沿った図11の切削工具の断面である。 切断線XIII−XIIIに沿った図11の切削工具の断面である。 中立位置および組立位置にある、図3の切削インサートの結合部分の側面図である。
説明を簡略および明確にするために、図面に示される要素は必ずしも一定の縮尺比で描かれていないことは認識されよう。例えば、一部の要素の寸法は、明確にするために他の要素に対して誇張されている場合があり、またはいくつかの物理的構成要素が1つの機能的ブロックまたは要素の中に含まれている場合がある。さらに、適切と考えられる場合、対応する要素または類似の要素を示すために参照番号は図面を通して繰り返される場合がある。
発明の詳細な記載
以下の記載中、本発明の様々な態様が記載される。説明を目的として、特定の構成および詳細が、本発明の完全な理解を提供するために記載される。しかしながら、本明細書に提示された特定の詳細なしに本発明を実行できることも当業者には明白である。さらに、本発明を曖昧にしないように、周知の特徴は省略または簡略化される場合がある。
図1および2を参照する。それらは本発明の実施形態による切削工具100を示している。切削工具100はドリルなどの回転切削工具であり、回転軸Bを有する。切削工具100は工具シャンク150および切削インサート102を含み、切削インサート102は工具シャンク150に弾性自己クランプ式に取外し可能に取り付けられる。切削工具100は回転軸Bの周りを回転方向Rに回転する。
切削インサート102は金属切削作業で使用される種類のものであってもよく、従って金属切削インサートと名付けることができる。金属切削インサートとは、切削インサートが金属の切削に使用できることを意味し、切削インサートが金属製であることを必ずしも意味しない。好ましい実施形態では、切削インサート102は超硬合金またはサーメットなどの硬質合金から形成され、穴あけまたは他の金属切削作業に使用され、これは時に切屑除去作業とも呼ばれる。
さらに図3〜5を参照すると、切削インサート102の異なる見た目が示されている。切削インサート102は、前方方向Dから後方方向Dに延びる縦方向インサート軸Aを有する。切削インサート102はヘッド部分104および結合部分116を有する。ヘッド部分104は後端部112および前端部136を有する。ヘッド部分104は2つの反対側にある主表面106と、それらの間に延在するヘッド周囲表面108とを含む。ヘッド周囲表面108は、ヘッド部分104の後端部112に基礎表面110を含む。基礎表面110は、インサート軸Aに対して垂直に延在する基礎面P1を定める。主表面106のそれぞれは、各第1交差部分114で基礎表面110と交差する。
ヘッド周囲表面108はさらに、ヘッド部分104の前端部136に前方表面134を含む。主表面106のそれぞれは前方表面134と交差する。それぞれのそのような交差部分は、ヘッド部分104の前端部136で各主切れ刃138を形成する。インサート溝表面107は、切れ刃138のそれぞれから後方へ、各主表面106上に延在する。
基礎部分110は、インサート軸Aに対して垂直に延在しかつインサート軸Aの周りで対称的に延在する2つのインサート横方向当接表面123を含む。主表面106のそれぞれはさらに、インサート軸Aに沿って延在するインサート半径方向当接表面125を含む。各インサート半径方向当接表面125は、ヘッド周囲表面108からインサート軸Aおよび基礎表面110の方に延在し、その結果、2つのインサート半径方向当接表面125はインサート軸Aの周りで対称的に配置される。保持用棚状部分133が、インサート半径方向当接表面125のそれぞれの後端部から、各インサート横方向当接表面123の一部に沿って、円周方向に延在する。
結合部分116は、インサート軸Aに沿って基礎表面110から後方へ突出する。結合部分116は、基礎表面110から離間された後方表面118を含む。円筒状結合周囲表面120が後方表面118と基礎表面110の間に延在し、結合部分116の円筒状外層を形成する。結合周囲表面120は、円周方向移行領域122で基礎表面110と結合される。移行領域122は第1交差部分114から離間される。従って、図5に示されるように、移行領域122は基礎表面110によって完全に囲まれ、実質的に円形の境界132を有する。
結合部分116はまた、弾性スリット124も含み、弾性スリット124は後方表面118から前方方向Dに延在し、結合周囲表面120に開口する。弾性スリット124は2つの対向する内壁131を有し、内壁は、インサート軸Aに対して垂直に延在するスリット内側端面P2で終端するスリット内側端部126に向かって前方方向Dにおいて集束する。スリット内側端面P2は縦方向距離Dだけ基礎面P1から離間され、その結果、弾性スリット124は結合部分116で終端し、切削インサート102のヘッド部分104の中へさらに延びることはない。このように、切削インサート102の弾性自己クランプの全ては、結合部分116で、特にその後方表面118に隣接して生じる。これはヘッド部分104に、特に移行領域122に安定性を提供する。移行領域122は機械加工作業の間切削インサート102に作用する横力を特に受けやすい。さらに、縦方向距離Dのせいで、スリット内側端面P2と基礎面P1の間でインサート軸Aに対して垂直に取られた結合部分116の断面は、完全な非分割断面128(例えば円形または楕円形断面)を有する。これは図12の断面に示され、これについては本明細書中以下で詳しく述べる。
結合部分116の後方表面118は、インサート軸Aに対して垂直に広がる端面P3を定める。弾性スリット124は、端面P3とスリット内側端面P2の間に縦方向スリット長さHを有する。縦方向距離Dは一般的に縦方向スリット長さHより短い。
弾性スリット124は結合部分116を2つの結合脚部117に分割する。図5に示されるように、弾性スリット面Pが、結合脚部117間の実質的に中心で弾性スリット124を通過し、その結果、結合脚部117は弾性スリット面Pの周りで鏡面対称である。弾性スリット面Pはインサート軸Aを含む。インサート半径方向当接表面125は第1および第2の半径方向当接面PA1、PA2を定め、それらは互いにおよびインサート軸Aと平行である。弾性スリット面Pは第1および第2半径方向当接面PA1、PA2に対して垂直である。弾性スリット124により結合部分116は弾性的に変形されることが可能になり、その結果、結合脚部117のそれぞれは、十分な力が弾性スリット面Pの方向において結合周囲表面120にかけられると、インサート軸Aに接近する。
図4は、弾性スリット面Pに沿って見た(すなわちインサート軸Aに対して垂直な)切削インサート100の側面図を示し、このとき切削インサート100はその中立位置にある(すなわち切削インサートホルダ150に取り付けられていない)。この側面図は、弾性スリット124の内壁131がそれらの間で、スリット内側端部126から後方表面118に向かって広がる第1の鋭角のスリット角α1を形成することを示す。これは弾性スリット124の後方V形状を形成する。図4および14でも分かるように、各結合脚部117は、弾性スリット面Pに対して垂直な方向において厚さTを有し、厚さTは後方表面118に向かう方向において減少する。
図2に示されるように、工具シャンク150は全体的に円筒形状を有し、受入部分152を有するシャンク前端部154を有する。さらに図10を参照すると、工具シャンク150は斜視前面図で示されている。受入部分152は、最後部の受入部分基部158と、受入部分周囲表面156とを含む。受入部分周囲表面156は、最後部の受入部分基部158から前方方向Dに、回転軸Bの周りに円周方向に延在する。受入部分周囲表面156は実質的に円筒状の断面を有し得る。あるいは、受入部分周囲表面156は、別の形状を有してもよく、それは必ずしも円筒状でない。図12および13を参照すると、受入部分周囲表面156は、実質的に円筒状の断面を有して示されている。
工具シャンク150はさらに、シャンク前端部154に位置付けられかつ回転軸Bに対して平行に延在する2つのシャンク半径方向当接表面160を含む。シャンク半径方向当接表面160は回転軸Bの周りで対称的に配置される。工具シャンク150はまた、2つのシャンク横方向当接表面162を含み、そのそれぞれはシャンク半径方向当接表面160のそれぞれ1つから、回転軸Bに対して垂直に延在する。保持用アンダーカット164が、シャンク横方向当接表面162のそれぞれと、各半径方向当接面160との間に形成され、切削インサート102の保持用棚状部分133の1つを受け入れる。
工具シャンク150はまた、工具シャンク150の円周方向において回転軸Bの周りで対称的に配置された2つのシャンク溝部分157を含む。金属切削作業の間、工作物から除去される金属切屑が、切削インサート102の切れ刃138からインサート溝表面107に沿って、さらにシャンク溝部分157へ流れるように方向づけられ、それにより切削領域から排出される。
さらに図6および7を参照する。図6および7は切削工具100の上面図を示し、それぞれ、部分的組立位置、および組立位置にある。図8および9は組立位置にある切削工具100の断面図であり、それぞれ、図7に示された切断線VIII−VIIIおよびIX−IXに従う。図8の断面は、ヘッド周囲表面108とインサート半径方向当接表面125の交差部分を、およびインサート軸Aを通過する。切断線IX−IXはインサート軸Aを含み、および半径方向当接面PA1、PA2と平行に延在する。
切削インサート102は、例えば図1および7に示される組立位置に到達するために、工具シャンク150に取り付けられ、そしてそれにしっかり固定されるように構成される。組立位置は、切削工具100を、穴あけなどの金属切削作業で使用するのに適している。図2に示される分解位置において、切削インサート102および工具シャンク150は、互いに分離される。インサート軸Aが回転軸Bと整列された状態で、切削インサート102および工具シャンク150は、結合部分116が受入部分152に位置付けられるまで、部分的組立位置(図6)において一緒にされる。部分的組立位置から、切削インサート102はインサート軸Aの周りを、工具シャンク150に対して、回転方向Rと反対の組立方向R’に、例えば図2および7に示される組立位置に到達するまで、回転させられる。この位置において、切削インサート102は、締り嵌めが結合周囲表面120と受入部分周囲表面156の間に適用されることによって、シャンク前端部154に弾性的に固定される。部分組立位置および組立位置において、インサート軸Aは回転軸Bと一致する。さらに、部分組立位置および組立位置において、切削インサート102の結合部分116は、工具シャンク150の受入部分152内に完全に閉じ込められる(すなわち、結合部分は、組み立てられた切削工具100を観察するとき、見えない)。
さらに図11を参照すると、図2の切削工具100の側面図が示されている。この見た目において、切削インサート102の隠れた部分の輪郭は、点線で示されている。図12および13は切削工具100の断面を示し、それぞれ、図11に示された切断線XII−XIIおよびXIII−XIIIに従う。図12の切断線は、基礎表面110と、切削インサート102のスリット内側端部126との間を、インサート軸Aに対して垂直に通過する。結合部分116の断面は、この縦方向位置において、完全な非分割断面128である。
図13の断面は、切削インサート102の後方表面118から前方に、それに隣接して、インサート軸Aに対して垂直に通過する。この断面は、結合周囲表面120と受入部分周囲表面156との間の締り嵌めを示す。
組立位置において、切削インサート102のインサート半径方向当接表面125のそれぞれ1つは、工具シャンク150のシャンク半径方向当接表面160のそれぞれ1つに当接する。インサート横方向当接表面123の各1つは、シャンク横方向当接表面162のそれぞれ1つに当接する。さらに、組立位置において、工具シャンク150の各溝部分157は、切削インサート102の各インサート溝表面107の連続延長部を形成する。切削インサート102の保持用棚状部分133は、工具シャンク150の保持用アンダーカット164内に受け入れられる。切削インサート102を工具シャンク150から引き抜くように作用する前方力が切削インサート102にかけられる場合、保持用棚状部分133が保持用アンダーカット164によって止められ、それにより切削インサート102が引き抜かれることを防止する。組立位置において、切削インサート102の後方表面118は、図8および9の断面に示されるように、受入部分基部158から離間される。
結合部分116および受入部分152はそれらの間に締り嵌めを有し、それにより組立位置において結合部分116が受入部分152内で固定されるように設計される。そのような締り嵌めは、結合周囲表面120の直径が受入部分周囲表面156の直径より少なくともその円周の一部において大きいことによって得られる。結合周囲表面120は、インサート軸Aの周りで対称的に配置された2つの反対側の窪み130を含んでもよい。窪み130は結合周囲表面120に形成され、後方表面118から前方方向Dに延在する。図13は、窪み130が結合周囲表面120の直径を低減し、結合部分116の楕円状断面129を形成することを示している。
弾性スリット124は弾力性を結合部分116に提供し、結合部分周囲表面120の直径(すなわちインサート軸Aに対して垂直に取られた結合部分116のいずれかの断面の直径)を、弾性スリット124の両側から干渉力を適用することによって、より小さくすることができる。そのような力を適用することによって、結合部分116は弾性的に変形され、結合脚部117は互いに、および弾性スリット面Pの方に近づけられる。弾性力は結合脚部117をそれらの元々の中立位置まで離し、それにより結合周囲表面120を受入部分周囲表面156に押し付ける。
図面に示される実施形態では、窪み130のそれぞれは、結合周囲表面120に対する弾性スリット124の開口を越えて、弾性スリット124の両側に延在する。これは、干渉力が弾性スリット面Pに対し垂直に適用され、それにより結合脚部117を弾性スリット面Pに押し付けるように締り嵌めが生じることを保証するためである。
切削工具100が金属の切削に使用されるとき、回転方向Rに回転し、逆方向力が反対方向R’において切削インサート102にかけられる。この逆方向力は、作業の間、切削インサート102が工具シャンク150内できつくクランプされ続けることをさらに補助する。
切削インサート102は、例えば、切れ刃138が摩滅し切削インサート102を交換しなければならないとき、工具シャンク150から取り外すことができる。切削インサート102を取り外すために、切削インサート102はインサート軸Aの周りを、工具シャンク150に対して、回転方向Rに、部分組立位置(図6)に到達するまで回転させられる。その後、切削インサート102および工具シャンク150は、分解位置(図2)に達するまで引き離される。
図14をさらに参照すると、弾性スリット面Pに沿っておよびインサート軸Aに対して垂直に取られた結合部分116の部分側面図が概略的に示され、このとき結合部分116は中立位置(実線で示される)および組立位置(点線で示される)にある。組立位置を中立位置と比べたとき、結合部分116の弾性スリット面Pに対する変位が明らかである。図14に示されるように、および切削工具100の機械的な分析の結果によれば、最大の変位は、結合脚部117のそれぞれにおいて、後方表面118で、またはそのすぐ隣で記録された。変位はスリット内側端部126に近づくにつれて減少し、スリット内側端部126と基礎表面110の間、特に移行領域122では変位は記録されなかった。
結合部分116は、インサート軸Aの反対側の結合周囲表面120間に延びる結合部分幅Wを有する。中立位置において、結合部分幅Wは結合部分116に沿って実質的に一定である。組立位置において、結合部分幅Wは、スリット内側端部126から後方表面118に近づくにつれて減少する。結合部分幅Wは、組立位置および中立位置の両方において、スリット内側端部126と移行領域122の間で一定のままである。
上記のように、スリット内側端部126は基礎表面110から離間され、(すなわちスリット内側端面P2は基礎面P1から離間され)、その領域における結合部分116の断面を完全に非分割断面128にする。さらに、中立位置において、弾性スリット124の内壁131は後方表面118に向かって広がる第1の鋭角のスリット角α1を形成し、その結果、弾性スリット面Pに対して垂直な方向で取られる各結合脚部117の厚さTは、後方表面118に向かって徐々に小さくなる。組立位置において、結合脚部117は弾性スリット面Pの両側でそれぞれ他方に向かって変位され、弾性スリット124の内壁131にそれらの間で第2のスリット角α2を形成させ、第2スリット角α2は第1の鋭角のスリット角α1より小さい。これら特性のせいで、弾性スリット面Pに対する変位は後方表面118で最大であるが、移行領域122およびその近くから排除され、それにより移行領域122にさらなる耐久性を提供する。
機械加工作業(例えば角度のある穴あけ)の間、横力が切削インサートに作用する特定のケースでは、移行領域は破損および他の機械的損傷を特に被りやすく、そうなる傾向があり得る。本発明による切削インサート102の提案される設計は、移行領域122のより優れた強度と耐久性を提供し、それによりそのような損傷を防止する。
本発明を1つまたは複数の特定実施形態を参照して記載したが、本記載は総じて例であることが意図され、示された実施形態に本発明を限定するように解釈されるべきではない。本明細書中特に示されないが本発明の範囲内にある様々な修正を実行してもよいことは当業者に認識されよう。

Claims (23)

  1. 前方方向(D)から後方方向(D)に延びる縦方向インサート軸(A)を有する切削インサート(102)であって、
    2つの反対側の主表面(106)と、それらの間に延在するヘッド周囲表面(108)とを有するヘッド部分(104)であって、前記ヘッド周囲表面(108)が前記ヘッド部分(104)の後端部(112)に基礎表面(110)を含み、前記基礎表面(110)が、前記インサート軸(A)に対して垂直な基礎面(P1)を定めるヘッド部分(104)、および
    前記基礎表面(110)から前記インサート軸(A)に沿って後方に突出する結合部分(116)であって、
    前記インサート軸(A)に沿って前記基礎表面(110)から離間された後方表面(118)、および前記後方表面(118)と前記基礎表面(110)の間に延在する円筒状結合周囲表面(120)と、
    前記後方表面(118)から前記前方方向(D)に延在し前記結合周囲表面(120)に開口する弾性スリット(124)であって、前記インサート軸(A)に対して垂直なスリット内側端面(P2)で終端するスリット内側端部(126)に向かって前記前方方向(D)において集束する2つの対向する内壁(131)を有する弾性スリット(124)と
    を含む結合部分(116)を含み、
    前記スリット内側端面(P2)が縦方向距離(D)だけ前記基礎面(P1)から離間され、
    前記弾性スリット(124)の前記内壁(131)が、それらの間で第1の鋭角のスリット角(α1)を形成する、切削インサート(102)。
  2. 前記後方表面(118)が、前記インサート軸(A)に対して垂直な端面(P3)を定め、前記弾性スリット(124)が、前記端面(P3)と前記スリット内側端面(P2)の間に縦方向スリット長さ(H)を有する、請求項1に記載の切削インサート(102)。
  3. 前記縦方向距離(D)が前記縦方向スリット長さ(H)より短い、請求項1または2に記載の切削インサート(102)。
  4. 前記スリット内側端面(P2)と前記基礎面(P1)の間で前記インサート軸(A)に対して垂直に取られた前記結合部分(116)の断面が、完全な非分割断面(128)である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の切削インサート(102)。
  5. 前記結合周囲表面(120)が、前記インサート軸(A)の周りに対称的に配置された2つの反対側の窪み(130)を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の切削インサート(102)。
  6. 前記結合周囲表面(120)が、前記基礎表面(110)によって完全に囲まれた実質的に円形の境界(132)を有する移行領域(122)で前記基礎表面(110)と交差する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の切削インサート(102)。
  7. 前記インサート軸(A)に対して垂直に取られた前記結合部分(116)の側面図において、結合部分幅(W)が、前記弾性スリット(124)の両側の前記結合周囲表面(120)間に延在し、前記結合部分(116)の中立位置において、前記結合部分幅(W)が前記結合部分(116)に沿って実質的に一定である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の切削インサート(102)。
  8. 前記ヘッド周囲表面(108)がさらに、前記ヘッド部分(104)の前端部(136)に前方表面(134)を含み、前記主表面(106)のそれぞれと前記前方表面(134)との交差部分の一部が、各主切れ刃(138)を形成する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の切削インサート(102)。
  9. 前記主表面(106)のそれぞれが、前記ヘッド周囲表面(108)から前記インサート軸(A)および前記基礎表面(110)に向かって延在するインサート半径方向当接表面(125)を有し、前記インサート半径方向当接表面(125)が、互いにかつ前記インサート軸(A)と平行な第1および第2の半径方向当接面(PA1、PA2)を定め、
    前記弾性スリット(124)が前記結合部分(116)を2つの結合脚部(117)に分割し、弾性スリット面(P)が前記結合脚部(117)間の実質的に中心を通過し、および前記インサート軸(A)を含み、前記弾性スリット面(P)が前記第1および第2の半径方向当接面(PA1、PA2)に対して垂直である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の切削インサート(102)。
  10. 各結合脚部(117)が、前記弾性スリット面(P)に対して垂直な方向に厚さ(T)を有し、
    各結合脚部(117)の前記厚さ(T)が、前記後方表面(118)に向かう方向において減少する、請求項9に記載の切削インサート(102)。
  11. 前記主表面(106)のそれぞれが、前記ヘッド周囲表面(108)から前記インサート軸(A)および前記基礎表面(110)に向かって延在するインサート半径方向当接表面(125)を有し、
    前記基礎部分(110)が、前記インサート軸(A)に対して垂直に、かつ前記インサート軸(A)の周りに対称的に延在する2つのインサート横方向当接表面(123)を有し、
    前記切削インサート(102)が2つの保持用棚状部分(133)をさらに含み、そのそれぞれが、各インサート半径方向当接表面(125)の前記後端部から円周方向に、各インサート横方向当接表面(123)の一部に沿って延在する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の切削インサート(102)。
  12. 前方方向(D)から後方方向(D)に延びる回転軸(B)を有する切削工具(100)であり、前記回転軸(B)の周りを前記切削工具(100)が回転方向(R)に回転する切削工具(100)であって、
    受入部分(152)を有するシャンク前端部(154)を有する工具シャンク(150)であって、前記受入部分(152)が、前記回転軸(B)の周りに円周方向に延在する受入部分周囲表面(156)を含む工具シャンク(150)、および
    請求項1に記載の切削インサート(102)を含み、
    前記切削工具(100)の組立位置において、前記切削インサート(102)が、前記切削インサート(102)の前記結合周囲表面(120)と、前記受入部分周囲表面(156)との間に適用される締り嵌めによって前記工具シャンク(150)に弾性的に固定される、切削工具(100)。
  13. 前記弾性スリット(124)が前記結合部分(116)を2つの結合脚部(117)に分割し、
    前記結合脚部(117)が、前記組立位置において、前記インサート軸(A)に弾性的に接近する、請求項12に記載の切削工具(100)。
  14. 前記受入部分周囲表面(156)が実質的に円筒状である、請求項12または13に記載の切削工具(100)。
  15. 前記受入部分(152)が、最後部の受入部分基部(158)を含み、組立位置において、前記後方表面(118)が、前記最後部の受入部分基部(158)から離間される、請求項12〜14のいずれか一項に記載の切削工具(100)。
  16. 前記主表面(106)のそれぞれが、前記ヘッド周囲表面(108)から前記インサート軸(A)および前記基礎表面(110)に向かって延在するインサート半径方向当接表面(125)を有し、
    前記工具シャンク(150)が2つのシャンク半径方向当接表面(160)をさらに含み、前記シャンク半径方向当接表面(160)が、前記シャンク前端部(154)に位置付けられ、前記回転軸(B)と平行に延在し、かつ前記回転軸(B)の周りに対称的に配置され、
    組立位置において、各ヘッド半径方向当接表面(125)が、各シャンク半径方向当接表面(160)と当接する、請求項12〜15のいずれか一項に記載の切削工具(100)。
  17. 前記基礎部分(110)が、前記インサート軸(A)に対して垂直に、および前記インサート軸(A)の周りに対称的に延在する2つのインサート横方向当接表面(123)をさらに含み、
    前記工具シャンク(150)が2つのシャンク半径方向当接表面(160)をさらに含み、前記シャンク半径方向当接表面(160)が、前記シャンク前端部(154)に位置付けられ、前記回転軸(B)と平行に延在し、かつ前記回転軸(B)の周りに対称的に配置され、
    前記工具シャンク(150)が2つのシャンク横方向当接表面(162)をさらに含み、そのそれぞれが、前記シャンク半径方向当接表面(160)のそれぞれ1つから、円周方向に、および前記回転軸(B)に対して垂直に延在し、
    組立位置において、前記ヘッド横方向当接表面(123)のそれぞれ1つが、前記シャンク横方向当接表面(162)のそれぞれ1つと当接する、請求項12〜16のいずれか一項に記載の切削工具(100)。
  18. 前記切削インサート(102)が2つの保持用棚状部分(133)をさらに含み、そのそれぞれが、各インサート半径方向当接表面(125)の後端部から円周方向に、各インサート横方向当接表面(123)の一部に沿って延在し、
    前記工具シャンク(150)が2つの保持用アンダーカット部分(164)をさらに含み、そのそれぞれが、組立位置において前記保持用棚状部分(133)をその中に受け入れるために、各シャンク横方向当接表面(162)から円周方向に延在する、請求項12〜17のいずれか一項に記載の切削工具(100)。
  19. 前記切削インサート(102)が2つのインサート溝表面(107)をさらに含み、そのそれぞれが、前記ヘッド部分(104)の前端部(136)から後方へ、前記各主表面(106)上に延在し、
    前記工具シャンク(150)が、前記回転軸(B)の周りに対称的に配置された2つのシャンク溝部分(157)をさらに含み、
    組立位置において、前記シャンク溝部分(157)のそれぞれが、各インサート溝表面(107)の延長部を形成する、請求項12〜18のいずれか一項に記載の切削工具(100)。
  20. 組立位置において、前記インサート軸(A)が前記回転軸(B)と一致する、請求項12〜19のいずれか一項に記載の切削工具(100)。
  21. 組立位置において、前記切削インサート(102)の前記結合部分(116)が、前記工具シャンク(150)の前記受入部分(152)内に完全に閉じ込められる、請求項12〜20のいずれか一項に記載の切削工具(100)。
  22. 前記結合部分(116)の側面図において、結合部分幅(W)が、前記弾性スリット(124)の両側の前記結合周囲表面(120)間に延在し、
    前記結合部分(116)の中立位置において、前記結合部分幅(W)が前記結合部分(116)に沿って実質的に一定であり、
    組立位置において、前記結合部分幅(W)が、前記スリット内側端部(126)から前記後方表面(118)に近づくにつれて減少する、請求項12〜21のいずれか一項に記載の切削工具(100)。
  23. 組立位置において、前記弾性スリット(124)の前記内壁(131)がそれらの間に第2のスリット角(α2)を形成し、前記第2のスリット角(α2)が前記第1の鋭角のスリット角(α1)より小さい、請求項12〜22のいずれか一項に記載の切削工具(100)。
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