JP2015534859A - 外科用機器 - Google Patents

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    • A61B2017/00845Material properties low friction of moving parts with respect to each other

Abstract

細長い内側管状部材(20)と細長い外側管状部材(11)とを有する外科用機器(10)において、内側管状部材が、外側管状部材の中に、動くことができるように収容されることを特徴とする。外科用機器は、また、内側管状部材と外側管状部材との間にくるように配設されたダイヤモンドライクカーボン(DLC)表面を備える。更なる実施形態では、DLC表面(31/32)は、内側管状部材の外側表面、若しくは外側管状部材の内側表面、又はその両方に形成される。更なる実施形態では、内側管状部材は、その遠位領域に配設された刃先(24)を備え、外側管状部材は、そこに遠位開口(15)を備える。開口は、内側管状部材の刃先を露出させると共に内側管状部材の刃先と協働して組織のせん断又は切断を可能にするように位置付けられている。

Description

本出願は2012年11月12日に出願された米国仮特許出願第61/725,102号の優先権を主張し、その教示は参照することにより本明細書に組み込まれている。
本発明は、外科用機器に関する。特に、本発明は、組織及び/又は骨(組織若しくは骨、またはその両方)を切断したり、形作ったり、研摩したり、研削したりするのに使用するための回転可能な部分(例えば、刃、バー)を有する外科用機器に関する。
関節鏡手術において使用される外科用切断機器は、一般的に、外側管状部材の中で回転可能である内側管状部材を備える。内側管状部材は、遠位端に配設された刃先を有しており、外側管状部材は、外側管状部材の遠位端に開口を備えており、その開口は、内側管状部材の刃先を露出させると共に内側管状部材の刃先と協働して組織及び/又は骨をせん断したり切断したりするように位置付けられている。切除された組織及び/又は骨は、内側管状部材の内部空洞を通して吸引することによって取り出される。
また、機器は、通常、近位ハブを備えており、近位ハブは、管状部材を、電動モータを有するハンドピースに接続する。使用時に、内側管状部材は、固定された外側管状部材の中で、500rpmから10000rpmの間の速度で(モータによって)回転駆動し、それによって、刃先が開口を通り過ぎて回転して組織を切断する。機器の刃は、様々な構成にすることができ、その構成は、実施しようとする外科手術によって決まるだろう。
これらの管状部材は、通常、ステンレス鋼から形成され、且つ、内側管状部材の外径は、外側管状部材の内径と実質的に同じであるが、内側管状部材は、高速で自由に回転できる。一般的には、それらの管状部材の間には、0.01mmから0.25mmの間の隙間があるだろう。
これらの種類の機器に関連する課題は、内側管状部材が外側管状部材の中で高速で回転するので、金属同士の擦れによって生じるステンレス鋼粒子の摩耗や剥落の可能性があることである。極端な場合には、これらの粒子が手術部位に堆積されることがあり、結果的に、金属汚染や、組織への損傷の可能性、回復の遅れを引き起こし、手術が失敗することさえある。さらなる課題は、これらの粒子が機器表面の早期摩耗及び引っかき傷を生じさせることもあり、それらが機器の焼付き及び故障を招くことがある、ということである。この課題の1つの解決策としては、銀又はスズ−ニッケル合金からなる薄い層で、内側管状部材の外側表面、若しくは、外側管状部材の内側表面、又はこれらの表面の両方を被覆することがある。別の解決策としては、例えばシリコーン等の潤滑剤を使用して管状部材の間に低摩擦面を作ることがある。しかしながら、これらの解決策は、コーティングの硬さや潤滑性が十分ではない場合があるので、手術部位の中への粒子や潤滑剤の剥落を時には引き起こすことがある。また、製造中に潤滑剤を加えることは、コストを大幅に増加させることがあると共に、製造手順の複雑化(manufacturing procedural complications)を引き起こすことがある。したがって、より簡便な手法は、これらの障害が解消された場合、公知の機器に対して顕著な効果を奏することができるだろう。
それ故に、新たな外科用機器、及びそれに関連する方法を提供することが望ましいだろう。特に、金属同士の擦れによって生じる金属(例えばステンレス鋼)粒子の摩耗や剥落の可能性を、無くならなくても、従来のデバイスと比べて実質的に減少させるだろう、そのような外科用機器及び方法を提供することが望ましいだろう。また、手術部位の中への粒子や潤滑剤の時折の剥落を、無くならなくても、従来技術のデバイスと比べて実質的に減少させるだろう、そのような外科用機器を提供することが望ましいだろう。好ましくは、そのような外科用機器のデバイスは、従来の外科用機器と比べて、使用したり作ったりするのが煩雑ではないであろうし、そのような方法は、本発明の外科用機器を利用するために、従来の外科用機器と比べて、使用者が著しく高い技量を有する必要が無いであろう。
その最も広い態様に係る本発明は、外科用機器が、固定された管状部材と、駆動可能な細長い可動管状部材とを備え、これらの管状部材が、協働するように配置されて使用時に組織を切断し、機器が、1つ又は複数のダイヤモンドライクカーボンの軸受面を備えることを特徴とする。本書で示される限りにおいて、組織という用語は、人体の他の部分又は構造を含み、限定されるものではないが、軟骨、筋肉、骨、骨構造(例えば椎骨)、及び靭帯がある。また、本書で示される限りにおいて、「カッティング」又は「切断」という用語は、骨や、軟骨、組織に外科的に働くものとして当該技術分野で知られた多数の技術又は作業のいずれも含んでおり、そのような技術としては、限定されるものではないが、骨又は組織のトリミング、切除、研摩、研削が挙げられる。
実施形態では、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)面は、内側管状部材と外側管状部材との間になるように配設されている。更なる実施形態では、DLC面は、内側管状部材の外側表面、若しくは、外側管状部材の内側表面、又はその両方に形成されている。
本発明の一態様によれば、細長い内側管状部材および細長い外側管状部材であって、内側管状部材が外側管状部材の中に、動くことができるように収容される、内側管状部材および外側管状部材と、内側管状部材の遠位領域に配設された刃先と、外側管状部材にある遠位開口と、を備える外科用切断機器であって、その開口が、内側管状部材の刃先を露出させると共に内側管状部材の刃先と協働してせん断又は切断を可能にするように位置付けられている、外科用切断機器が提供される。ここで、外科用切断機器は、内側管状部材と外側管状部材との間に介在するように配置されたダイヤモンドライクカーボンの軸受面を備える。
好適には、細長い内側管状部材および細長い外側管状部材はそれぞれ、内側表面と外側表面とを備えており、ダイヤモンドライクカーボンの軸受面は、内側管状部材の外側表面、若しくは、外側管状部材の内側表面、又はその両方のうちの少なくとも一部分を含む。好ましくは、軸受面は、機器の遠位端に形成された端部軸受面である。更なる実施形態では、軸受面は、円周軸受面である。更なる実施形態では、軸受面は、端部軸受面と円周軸受面との両方である。
更なる実施形態では、内側管状部材は、外側管状部材の中に回転可能に収容される。
更なる実施形態では、軸受面は、0.001マイクロメートルと10.0マイクロメートルとの間の厚さを有する。また、軸受面の摩擦係数は、0.20未満である。好ましくは、摩擦係数は、0.15未満であり、より好ましくは、0.1未満である。また、好適には、軸受面は、1500ビッカースと3500ビッカースとの間(14〜34GPa)の硬さを有する。
本発明の更なる実施形態/態様では、ダイヤモンドライクカーボンが、sp結合したテトラヘドラルアモルファスカーボンである。好ましくは、実質的に全てのダイヤモンドライクカーボンが、sp結合したテトラヘドラルアモルファスカーボンである。或いは、ダイヤモンドライクカーボンは、sp結合した炭素原子及びsp結合した炭素原子を含み、さらに任意で、例えば水素や金属などのフィラーを含む。
本発明の別の態様によれば、細長い外側管状部材と細長い内側管状部材とを備える外科用機器であって、内側管状部材が、外側管状部材の中に、動くことができるように収容される、外科用機器であることを特徴とする。このような機器は、内側管状部材と外側管状部材との間になるように配設されたダイヤモンドライクカーボンの軸受面も備えている。本発明の実施形態では、細長い内側管状部材が外側表面を有しており、細長い外側管状部材は内側表面を有しており、ダイヤモンドライクカーボンの軸受面は、内側管状部材の外側表面の一部分及び外側管状部材の内側表面の一部分のうちの少なくとも1つを含む。
更なる実施形態では、軸受面は、機器の遠位端に形成された端部軸受面、若しくは円周軸受面、又はその両方を備える。円周軸受面は、外側管状部材の開口を含む領域、若しくは内側管状部材の刃先領域、又はその両方を網羅するために、内側管状部材若しくは外側管状部材、又はその両方のそれぞれの長さに沿って延在し得る。或いは、円周軸受面は、内側管状部材若しくは外側管状部材、又はその両方のそれぞれの長さに沿ってさらに延在し得る。
更なる実施形態では、内側管状部材は、外側管状部材の中に回転可能に収容される。また、軸受面は、厚さが0.001マイクロメートルと10.0マイクロメートルとの間であるか、或いは、摩擦係数が0.20未満、0.15未満、若しくは0.1未満であるか、又はその両方である。また、軸受面は、1500ビッカースと3500ビッカースとの間(14〜34GPa)の硬さを有する。また、軸受面は、上で定めた硬さおよび摩擦係数の両方を有するようなものである。
更なる実施形態では、ダイヤモンドライクカーボンは、(a)実質的に全てのsp結合したテトラヘドラルアモルファスカーボンで構成、(b)sp結合した炭素原子及びsp結合した炭素原子、(c)実質的に全てのsp結合したテトラヘドラルアモルファスカーボン、又はsp結合した炭素原子及びsp結合した炭素原子と、水素および金属のうちの少なくとも1つを含むフィラーと、を備える。
更なる実施形態では、そのような外科用機器は、内側管状部材の遠位端に配設された刃先と、外側管状部材にある遠位開口とをさらに備えており、その開口が、内側管状部材の刃先を露出させると共に内側管状部材の刃先と協働してせん断又は切断を可能にするように位置付けられている。
本発明の更なる別の実施形態によれば、ダイヤモンドライクカーボンのコーティングを備える関節鏡機器であって、そのコーティングが、耐摩耗性に優れる硬化表面を提供すると共に、外科医による機器のより精密な制御と実質的に汚染の無い運転とを可能にする、関節鏡機器であることを特徴とする。このようなコーティングが、ホットスポットの発生を減少させる低摩擦係数を示すことが分かった。また、その表面は、化学的に不活性であって耐食性があり、潤滑剤の使用を不要にし得る。これらの特性によって、切断機器を、毎分2万〜4万回転の範囲で高速で運転させることを可能にし得る。
本発明の更なる態様では、本書で説明した外科用機器のいずれかを使用する、例えば関節鏡外科手術等の当業者にとって公知の多数の外科手術のうちの1つを実施するための外科的方法であることを特徴とする。
本発明の他の態様および実施形態は、後述する。
(定義)
本発明は、下記の定義を参照することで最も明確に理解される。
「DLC」という用語は、本書で使用される限りにおいて、ダイヤモンドライクカーボンを意味するものと解される。ダイヤモンドライクカーボンは、7つの異なる形態で観察され、真空環境との適合性があるほとんどの材料に適用することができる。これらのコーティングは、ダイヤモンド特有の硬さ特性を保持しつつ、柔軟性があり、被覆する物品の特定の形に容易に適合する。このようなダイヤモンドライクカーボンは、例えば、立方格子形に配列された炭素原子(例えばsp結合した炭素原子)や、六方格子形に配列された炭素原子(sp結合した炭素原子)等のような、様々な結晶体のポリタイプで具現することができる。また、そのようなダイヤモンドライクカーボンは、例えば水素や金属などのフィラーで具現することもできる。
本書で使用される限りにおいて、「カッティング」又は「切断」という用語は、本発明の方法を説明するのに使用される場合、骨や、軟骨、組織に外科的に働くものとして当該技術分野で知られた多数の技術又は作業のいずれも含んでおり、そのような技術としては、限定されるものではないが、骨又は組織のトリミング、切除、研摩、研削が挙げられるものと解される。
組織という用語は、以下で使用される場合、人体の他の部分又は構造を含み、限定されるものではないが、軟骨、筋肉、骨、骨構造(例えば椎骨)、及び靭帯があるものと解される。
本発明の特質及び好ましい目的を十分に理解するために、添付の図面と共に以下の詳細な説明を記述する。図面において同様の参照文字は幾つかの図面を通して対応する部分を示している。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る外科用切断機器の側面図である。 図2は、図1の外科用切断機器の内側管状部材の側面図である。 図3は、図2のA−A線に沿って切断された断面の拡大図である。 図4は、本発明の第二の実施形態の断面の別の拡大図である。 図5は、本発明の第三の実施形態の遠位先端部の拡大断面図であり、この図では、内側管状部材と外側管状部材とが軸受面として接触している。 図6は、本発明の第四の実施形態の遠位先端部の拡大断面図であり、この図では、内側管状部材と外側管状部材とが軸受面として接触している。
同様の参照文字が同様の部位に参照されている図面の各種形態を参照すると、図1には、本発明の態様に係る外科用切断機器10が示されている。そのような外科用切断機器は、主要ハブ構成部分13に近位端12で結合された細長い外側管状部材11を備えている。外側管状部材11の遠位端14は、切断口又は窓を形成する開口15を備えている。
外科用切断機器10は、図2により分かりやすく図示された細長い内側管状部材20をさらに備える。内側管状部材20は、主要ハブ構成部分22に近位端21で結合されると共に、刃先24を有する遠位端23を備えている。内側管状部材の遠位端と外側管状部材の遠位端とが当接するように、主要ハブ22は主要ハブ13内に、内側管状部材20は外側管状部材11内に、それぞれ回転可能に収容されており、それによって、刃先24が開口15に隣接して位置付けられ、刃先が、体組織又は骨を切断するために体組織又は骨に係合することができる。
そのような外科用切断機器、及びその部品は、通常、用途に適した生体適合性材料(例えば、プラスチックや金属)から作られる。例えば、内側管状部材20及び外側管状部材11は、例えばステンレス鋼やチタンなどの生体適合性金属を使用して構成される。
主要ハブ22は、横穴25と、図示せぬハンドピース内の電動モータ(又は、例えば空気圧モータなどのような、当該技術分野で公知であるその他の駆動機構)の駆動軸と係合するための近位領域30と、を備えており、横穴の中には、内側管状部材20が部分的に延在する。そのような電動モータは、一般的に、モータを駆動軸に結合して回転速度と伝達されるトルクとを制御するための歯車装置、又は当該技術分野で公知であるその他のそのような機構を備える。電動の駆動軸は、内側管状部材を回転駆動するために、当業者にとって公知の多数の技術のいずれかを用いて、内側管状部材に結合(例えば機械的に結合)される。
外側管状部材11の遠位端の開口15は、側壁および端壁を通って延在しており、使用時に内側管状部材20の刃先24と協働する縁部を形成している。構造が、組織及び/又は骨を切断するのに適した外科用刃等を提供するために互いに協働するのに適している限り、開口15および刃先24または縁部は、それらの用途に応じて、当該技術分野で公知であるような、或いは、以下で開発されたような、いくつもの構造にすることができる。例示的な実施形態では、開口よび刃先または縁部は、組み合わせたり協働させたりして、外科用トリマー、半月状カッター、エンドカッター、サイドカッター、全方向カッター(full radius cutters)、滑膜切除器(synovial resector)、ウィスカー(whiskers)、開口端カッター、関節形成術用バー(arthroplasty burrs)、溝付きウィスカー、テーパーバー、楕円バーを形成することができる。
使用時、内側管状部材20は、開口15によって形成された切断口又は窓を通して刃先24が体組織に係合するように、外側管状部材11の中で回転駆動する。切断された又は処理された組織は、内側管状部材の内部空洞を通して吸引され、ハンドピース内の吸込流路に連通する横穴25を通って外科用切断機器から出る。
ここで、図3から図6を参照すると、本発明の様々な異なる例示的な実施形態が示されており、これらの実施形態では、管状部材の領域内の表面がダイヤモンドライクカーボン(DLC)材料で被覆されている。
そのようなダイヤモンドライクカーボン材料はコーティング材料として用いることができ、それによって、それが被覆される素材に、例えば硬さ、耐摩耗性、滑らかさ(slickness)、平滑性(smoothness)などのダイヤモンドの特性のいくつかが付与される。ダイヤモンドライクカーボンは、7つの異なる形態で観察され、真空環境との適合性があるほとんどの材料に適用することができる。それ故に、非伸張結晶秩序(no extended crystalline order)を有するDLCコーティングが製造され得る。これによって、表面コーティングの剥離及びひび割れが実質的になくなるように、脆性破壊しない面を有する材料となる。これらのDLCコーティングは、ダイヤモンド特有の硬さ特性を保持しつつ、柔軟性があり、被覆する物品の特定の形に容易に適合する。そのようなダイヤモンドライクカーボンは、例えば、立方格子形に配列された炭素原子や、六方格子形に配列された炭素原子(sp結合した炭素原子)等のような、様々な結晶体のポリタイプで具現することができる。
図3は、A−A線に沿った、図2の内側管状部材の断面を示している。図示されたように、本発明の実施形態又は別の態様によれば、内側管状部材の遠位領域の外側表面は、ダイヤモンドライクカーボンのコーティング31を備える。ここで図4を参照すると、本発明の別の実施形態又は態様が示されており、その実施形態又は態様では、外側管状部材11の遠位領域の内側表面が、ダイヤモンドライクカーボンのコーティング32を備える。それぞれの図の被覆された表面は、軸受面として機能して、金属微粒子の摩耗及び剥落を防ぐ。本発明のさらなる態様又は実施形態では、内側管状部材の外側表面と外側管状部材の内側表面との両方に、そのようなコーティング、すなわち軸受面が設けられている。
軸受面は、図3及び図4に図示されているように円周軸受面にすることができ、又は、図5及び図6に示されているように端部軸受面にすることができ、或いは、それら2つの組み合わせにすることもできる。また、円周軸受面は、細長い軸受面を内側管状部材と外側管状部材との間に設けるのに十分な長さで、機器の遠位端から内側管状部材若しくは外側管状部材のいずれか又は両方の長さに沿って延在するように構成することができる。上述したように、DLCコーティングは、外側管状部材の内側表面、又は内側管状部材の外側表面に適用されることができ、或いは、外側管状部材及び内側管状部材の両方の表面に適用されることができる。
外側管状部材及び内側管状部材の端部軸受面は、球形状又は半球形状であるように図示されているが、これに限定するものではなく、当該技術分野で公知である、或いは、用途に適している多数の軸受面の配置構成のいずれかを提供するように構成及び配置された管状部材の端部は、本発明の範囲内である。
本発明のさらなる実施形態又は態様では、DLCコーティングは、切断領域が、コーティング材料の特性による効果を得られるように、刃先、若しくは、開口、切断口、或いは窓、又はその両方に適用されている。
本書に記載されたようなDLCコーティングは、好ましくは、約1500〜3500ビッカースの間(約14〜34GPa)の硬さを有すると共に、約0.001マイクロメートルから10.0マイクロメートルまでの厚さを有する。コーティングは、一般的に、0.20未満の摩擦係数を有する。好適な実施形態では、摩擦係数は、0.15未満であり、最も好ましくは、0.1未満である。より具体的な実施形態では、DLCコーティングの特性は、硬さが1500〜3500ビッカース(約14〜34GPa)の範囲内であると共に、摩擦係数が0.2から約0.05の範囲内であり、より具体的には、摩擦係数が0.2未満、0.15未満、0.1未満のいずれか1つであるようになっている。
DLCコーティングは、実際問題としてそれが図示できないほど薄いので、図示された実施例では縮尺どおりに表していない。
代替えの実施形態では、内側管状部材は、その内側表面が、若しくは、その外側表面が、又はその内側表面及びその外側表面が被覆されている。内側表面上のDLCコーティングは、吸引された組織が固着して目詰まりするのを防止するのに役立つと期待される。更なる代替えの実施形態では、外側管状部材は、その内側表面が、若しくは、その外側表面が、又はその内側表面及びその外側表面が被覆されている。外側表面上のコーティングは、組織の中への機器の動きと切断中の動きとを補助すると期待される。
DLCコーティングは、その公知の形態のいずれかにすることができ、すなわち、全てのsp結合した炭素原子を有する純粋なテトラヘドラルアモルファスカーボン、又は、sp結合した炭素原子及びsp結合した炭素原子を含有するその他の形態のいずれか1つにすることができる。本書で示される限りにおいて、コーティングは、例えば水素または金属などの1又は複数のフィラーを含むことができる。
本発明の更なる実施形態又は態様では、一方の表面を被覆するために選択されたDLC材料は、その反対側の表面に適用されたDLCコーティングと異なる特性を有することができる。例えば、第一の特性の組み合わせを有する第一のDLCコーティングが、内側管状部材の外側表面に適用され、第二の特性の組み合わせを有する第二のDLCコーティングが、外側管状部材の内側表面に適用され、ここで、第一の特性の組み合わせと第二の特性の組み合わせとが互いに異なる。また、例えば、外側管状部材の外側表面、若しくは内側管状部材の内側表面、又はその両方に適用された1又は複数のDLCコーティングは、外側管状部材の内側表面、若しくは内側管状部材の外側表面、又はその両方に適用された1又は複数のDLCコーティングの特性と異なり得る。
(実施例)
3マイクロメートルの厚さを有するDLCコーティングが、内側管状部材の外側表面の全体に適用された。同じ厚さのコーティングが、遠位先端の領域において外側管状部材の内部表面に適用された。使用時、内側管状部材と外側管状部材は、遠位先端領域で軸受面として物理的に接触している。
コーティングは、その潜在的なスペクトルの「ソフト」側になるように、すなわち約1500ビッカース(14GPa)になるように考慮された。刃及びバーの全てのサイズ及び形式においてこのコーティングを使用することを意図するが、刃は、スミス・アンド・ネフュー社の4.5mmのFull Radius REF. 7205306であった。
内側刃と外側刃との間に意図的な接触が無い領域では、内側刃と外側刃との間の隙間は、0.25mmにすることもできる。
本発明の好ましい態様が特定の用語を用いて記述されているが、このような記述は説明
することのみを目的としていて、変更及び変法を以下の特許請求の範囲の精神及び範囲を
逸脱せずに実施できることは当然である。
(参照による取り込み)
本明細書に開示されている全ての特許、特許出願公開及びその他の参考文献は参照して
その全てが明確に本明細書に取り込まれている。
(均等物)
当業者は、本明細書に記載の発明の特定の態様に対する多くの均等物を認識、若しくは
単なる通常の実験を用いて確認することができるであろう。このような均等物は以下の特
許請求の範囲によって包含されることが意図されている。
10 外科用切断機器(外科用機器)
11 外側管状部材
12 近位端
13 主要ハブ構成部分(主要ハブ)
14 遠位端
15 遠位開口(開口)
20 内側管状部材
21 近位端
22 主要ハブ構成部分(主要ハブ)
23 遠位端
24 刃先
25 横穴
30 近位領域
31 コーティング
32 コーティング

Claims (24)

  1. 細長い外側管状部材と、
    細長い内側管状部材であって、前記外側管状部材の中に、動くことができるように収容される前記内側管状部材と、
    前記内側管状部材の遠位領域に配設された刃先と、
    前記外側管状部材にある遠位開口であって、その開口が、前記内側管状部材の前記刃先を露出させると共に前記内側管状部材の前記刃先と協働してせん断又は切断を可能にするように位置付けられている、開口と、
    を備える外科用切断機器であって、
    前記内側管状部材と前記外側管状部材との間にダイヤモンドライクカーボンの軸受面を備える外科用切断機器。
  2. 前記細長い内側管状部材が外側表面を有し、前記細長い外側管状部材が内側表面を有し、前記ダイヤモンドライクカーボンの軸受面が、前記内側管状部材の前記外側表面、若しくは、前記外側管状部材の前記内側表面、又はその両方のうちの少なくとも一部分を含むことを特徴とする、請求項1に記載の外科用切断機器。
  3. 前記軸受面が、前記外科用切断機器の遠位端に形成された端部軸受面を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の外科用切断機器。
  4. 前記軸受面が、円周軸受面を備えることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の外科用切断機器。
  5. 前記内側管状部材が、前記外側管状部材の中に回転可能に収容されることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の外科用切断機器。
  6. 前記軸受面の厚さが0.001マイクロメートルと10.0マイクロメートルとの間であることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の外科用切断機器。
  7. 前記軸受面の摩擦係数が0.20未満であることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の外科用切断機器。
  8. 前記摩擦係数が0.15未満、又は0.1未満であることを特徴とする、請求項7に記載の外科用切断機器。
  9. 前記軸受面の硬さが、1500ビッカースと3500ビッカースとの間(14〜34GPa)であることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の外科用切断機器。
  10. 前記ダイヤモンドライクカーボンが、実質的に全てのsp結合したテトラヘドラルアモルファスカーボンを備えることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の外科用切断機器。
  11. 前記ダイヤモンドライクカーボンが、sp結合した炭素原子及びsp結合した炭素原子を含むことを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載の外科用切断機器。
  12. 前記ダイヤモンドライクカーボンが、水素若しくは金属、またはその両方を備えることを特徴とする、請求項11に記載の外科用切断機器。
  13. 細長い外側管状部材と、
    細長い内側管状部材であって、前記外側管状部材の中に回転可能に収容される前記内側管状部材と、
    前記内側管状部材と前記外側管状部材との間に配設されたダイヤモンドライクカーボンの軸受面と
    を備える外科用機器。
  14. 前記細長い内側管状部材が外側表面を有し、前記細長い外側管状部材が内側表面を有し、前記ダイヤモンドライクカーボンの軸受面が、前記内側管状部材の前記外側表面の一部分及び前記外側管状部材の前記内側表面の一部分のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項13に記載の外科用機器。
  15. 前記軸受面が、前記外科用機器の遠位端に形成された端部軸受面を備えることを特徴とする、請求項13又は14に記載の外科用機器。
  16. 前記軸受面が、円周軸受面を備えることを特徴とする、請求項13から15のいずれか一項に記載の外科用機器。
  17. 前記軸受面の厚さが0.001マイクロメートルと10.0マイクロメートルとの間であることを特徴とする、請求項13から16のいずれか一項に記載の外科用機器。
  18. 前記軸受面の摩擦係数が、0.20未満、0.15未満、又は0.1未満であることを特徴とする、請求項13から17のいずれか一項に記載の外科用機器。
  19. 前記軸受面の硬さが、1500ビッカースと3500ビッカースとの間(14〜34GPa)であることを特徴とする、請求項13から18のいずれか一項に記載の外科用機器。
  20. 前記ダイヤモンドライクカーボンが、
    (a)実質的に全てのsp結合したテトラヘドラルアモルファスカーボン、
    (b)sp結合した炭素原子及びsp結合した炭素原子、および
    (c)実質的に全てのsp結合したテトラヘドラルアモルファスカーボン、又はsp結合した炭素原子及びsp結合した炭素原子と、水素及び金属のうちの少なくとも1つを含むフィラーと
    のうちの1つを備えることを特徴とする、請求項13から19のいずれか一項に記載の外科用機器。
  21. 請求項13に記載の外科用機器のような外科用機器を提供するステップと、前記外科用機器を使用して体の部分をせん断、切断、研磨、又は研削するステップと
    を含む外科的方法。
  22. 前記外科用機器が、外科用トリマー、半月状カッター、エンドカッター、サイドカッター、全方向カッター、滑膜切除器、ウィスカー、開口端カッター、関節形成術用バー、溝付きウィスカー、テーパーバー、及び楕円バーのうちの1つを形成するように構成されていることを特徴とする、請求項21に記載の外科的方法。
  23. 請求項1に記載の外科用切断機器のような外科用機器を提供するステップと、前記外科用機器を使用して体の部分をせん断、切断、研磨、又は研削するステップと
    を含む外科的方法。
  24. 前記外科用機器が、外科用トリマー、半月状カッター、エンドカッター、サイドカッター、全方向カッター、滑膜切除器、ウィスカー、開口端カッター、関節形成術用バー、溝付きウィスカー、テーパーバー、及び楕円バーのうちの1つを形成するように構成されていることを特徴とする、請求項23に記載の外科的方法。
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