JP2015533402A - 1つまたは複数の測定信号に障害があるとき圧縮機を作動させる方法 - Google Patents

1つまたは複数の測定信号に障害があるとき圧縮機を作動させる方法 Download PDF

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    • F04D27/0292Stop safety or alarm devices, e.g. stop-and-go control; Disposition of check-valves

Abstract

複数の測定データ(Ps、Pd、Ts、Td、hs、hd)を取得するステップ(105)と、圧縮機の無次元の解析に基づいて、圧縮されたガスの分子量(Mw)を計算することにより、測定データ(Ps、Pd、Ts、Td、hs、hd)の相合を確認するステップ(120)と、前記測定データ(Ps、Pd、Ts、Td、hs、hd)の第1の測定値に障害のある場合には、前記分子量(Mw)の最近の有効な値と、前記測定データ(Ps、Pd、Ts、Td、hs、hd)の有効な測定値と、圧縮機の無次元の解析とに基づいて前記第1の測定値を推定値で置換するステップ(130)と、前記推定値および前記測定データ(Ps、Pd、Ts、Td、hs、hd)の有効な測定値に基づいて、サージ防止マップ(300、400)上の推定の動作点(302、402)を求めるステップとを含む圧縮機(1)を作動させる方法(100)。【選択図】図1

Description

本発明は、1つまたは複数の測定信号に障害があるとき、サージ防止コントローラに、サージ防止弁を開くことによる介入をさせることなく、圧縮機を作動させ続けると同時に、複数のフォールバック方策によって適切なレベルの保護をもたらす方法に関するものである。
サージ防止コントローラは、不変の圧縮機マップにおける圧縮機の動作点の位置を識別するために、複数のセンサおよび伝送器による複数のフィールド測定値を必要とする。たとえば伝送器とコントローラの間の通信損失といった、必要な測定に障害がある場合には、動作点の位置は評価されない。このとき、圧縮機を安全に作動させるために、一般に、最悪の場合の手法が用いられる。この手法では、障害のある測定値が、動作点をサージラインの方へ、できる限り安全にシフトすることを可能にする値で置換される。たとえば吸込みに流量エレメントを含んでいる圧縮機の設備では、
− 吐出し圧力値の損失の場合には、後者は、その最大の可能な値で置換され、
− 流量エレメントの差圧値(h)の損失の場合には、そのような差圧の最低の可能な値(すなわちゼロ値)が選択される。
いずれにせよ、この最悪の場合の手法は、実際の動作条件からすれば必要でないときさえサージ防止弁を開く傾向があり、通常、処理の有用性が失われる。
したがって、圧縮機を安全に作動させるのと同時に、公知の従来技術の上記の不都合を防止することを可能にする改良された方法を提供することが望ましいであろう。
米国特許第4825380号明細書
第1の実施形態によれば、本発明は、圧縮機を作動させる方法を提供することによってそのような目的を達成するものであり、この方法は、
− 圧縮機のそれぞれの吸込み部分または吐出し部分におけるそれぞれの複数の測定値から得られた複数の測定データを取得するステップと、
− 圧縮機によって圧縮されたガスの分子量を計算することにより、測定データの相合を確認するステップと、
− 前記測定データの第1の測定値に障害がある場合には、前記分子量の最近の有効な値および前記測定データの有効な測定値に基づいて前記第1の測定値を推定値で置換するステップと、
− 前記推定値および前記測定データの有効な測定値に基づいて、サージ防止マップ上の推定の動作点を求めるステップとを含む。
本発明の別の態様によれば、前記第1の測定値を推定値で置換する前記ステップは、所定の安全時間期間中に遂行される。
本発明のさらなる態様によれば、この方法は、前記測定データの第2の測定値に障害がある場合、または安全時間期間の最後に、
− 前記第1および第2の測定値の最大値および/または最小値に基づいて、前記第1および第2の測定値をそれぞれの最悪の場合の値で置換するさらなるステップと、
− 前記最悪の場合の値および前記測定データの有効な測定値に基づいて、サージ防止マップ上の最悪の場合のポイントを求めるステップとを含む。
そのような方法では、無次元の解析によって与えられた圧縮機の挙動モデルを考慮して、1つの障害のある測定値が、残りの複数の健全な測定データを用いることによって計算される。マップ上で、測定された動作点を推定の動作点で置換すると、動作点の位置決めに関する不連続が防止され、したがって、サージ防止制御の不要な介在および処理の混乱が防止される。
本発明の他の目的の特徴および利益が、本発明の実施形態の以下の説明を以下の図面とともに理解することから明らかになるであろう。
本発明による、圧縮機を作動させる方法の全般的なブロック図である。 図1の方法の部分的ブロック図である。 本発明の方法によって作動され得る圧縮機の第1の例の概略図である。 図3aの圧縮機のサージ防止マップの図である。 図3aの圧縮機に関して、図1の方法によって管理され得る障害状態に対応する図3bのサージ防止マップの図である。 図3aの圧縮機に関して、図1の方法によって管理され得る、図4のものとは別の障害状態に対応する図3bのサージ防止マップの図である。 図3aの圧縮機に関して、図1の方法によって管理され得る、図4、図5のものとは別の障害状態に対応する図3bのサージ防止マップの図である。 本発明の方法によって作動され得る圧縮機の第2の例の概略図である。 図7aの圧縮機のサージ防止マップの図である。 図7aの圧縮機に関して、図1の方法によって管理され得る、障害状態に対応する図7bのサージ防止マップの図である。 図7aの圧縮機に関して、図1の方法によって管理され得る、図8のものとは別の障害状態に対応する図7bのサージ防止マップの図である。 図7aの圧縮機に関して、図1の方法によって管理され得る、図8、図9のものとは別の障害状態に対応する図7bのサージ防止マップの図である。 図7aの圧縮機に関して、図1の方法によって管理され得る、図8〜図10のものとは別の障害状態に対応する図7bのサージ防止マップの図である。 図7aの圧縮機に関して、図1の方法によって管理され得る、図8〜図11のものとは別の障害状態に対応する図7bのサージ防止マップの図である。
図1と、図3aおよび図7aの例の概略図とを参照して、本発明による、遠心圧縮機1を作動させる方法が、全体として100で示されている。方法100は、サージ防止マップ上の動作点を求めるのに用いられる測定値の妥当性を検証することによって圧縮機1を作動させるものである。1つまたは複数の測定値が欠落している場合、フォールバック方策がもたらされる。方法100の最後に、測定値または計算値である複数の値が、サージ防止マップ上の動作点を計算するのに利用可能になる。
この方法は、たとえばPLCシステムといった、圧縮機1に関連した制御ユニットによって繰り返し実行される。方法100の2つの連続した実行の間の時間間隔は、一般に制御ユニット(PLC)の走査時間に対応するものである。
方法100は、遠心圧縮機1の吸込みおよび吐出しに接続されたそれぞれの複数の測定器から複数の測定データを取得する予備のステップ105を含む。測定データは、
− 吸込み圧力Psと、
− 吐出し圧力Pdと、
− 吸込み温度Tsと、
− 吐出し温度Tdと、
− それぞれ吸込みまたは吐出しにおける流量エレメントFE上の差圧hs=dPsまたはhd=dPdとを含む。
上記のデータは、サージ防止マップ上の圧縮機1の動作点を求めるために通常用いられるものである。
方法100に用いられるサージ防止マップは、無次元のサージ防止マップである。様々なタイプのサージ防止マップが用いられ得る。流量エレメントFEが圧縮機1の吸込み側に配置されている場合、hs/Ps(横座標)対Pd/Ps(縦座標)のマップ300が用いられる(図3b、図4〜図6)。無次元のマップ300が用いられるとき、マップ上の動作点位置を識別するのに、hs、PsおよびPdの3つの測定値が必要とされる。完全な無次元の解析には、以下でより詳細に説明されるように、吸込みのガス温度Tsおよび吐出しのガス温度Tdの測定値が必要である。流量エレメントFEが圧縮機1の吐出し側に配置されている場合、hs/Ps対Pd/Psマップ400が用いられる(図7b、図8〜図10)。しかしながら、後者の場合、hs=dPsは有効でなく、当技術分野で公知の次式を用いて計算する必要がある。
s=hd・(Pd/Ps)・(Ts/Td)・(Zs/Zd) (A)
マップ400上の動作点の位置を識別するために式Aを適用するには、hd、Ps、Pd、Ts、Tdの5つの測定値の組が必要である。
あるいは、流量エレメントFEが吸込みに配置されていようと吐出しに配置されていようと、圧縮比Pd/Psの代わりに、低減されたヘッドhrが、横軸上のhs/Psとともに縦軸上にマッピングされ得る。後者のマップが用いられるとき、マップ上の動作点の位置を識別するには、hrを計算することにより、hs、Ps、Pd、Ts、Tdの5つの測定値が必要である。
方法100は、予備のステップ105の後、圧縮機1の吸込みおよび吐出しに接続されている複数の測定器の間で測定器の障害を検出する第1の有効なステップ110を含む。
第1のステップ110の間に測定器の障害が検出されなければ、方法100は、複数の測定データの相合を確認する第2の有効なステップ120を始める。第2のステップ120は、流量エレメントhsまたはhdの差圧における温度の測定データTs、Td、圧力の測定データPs、Pdと、以下で、吸込み状態における分子量とガス圧縮性Zsの間の比Mw/Zsの計算に関して説明される(図2に表される)プロシージャ200とに基づいて、圧縮機1によって圧縮されたガスの分子量Mwを計算する第1のサブステップ121を含む。
プロシージャ200は、プロシージャ200の先の実行で計算された値を用いて比Mw/Zsの第1の値を設定する初期化動作201を含む。プロシージャ200が初めて実行されるので、そのような値が利用可能でない場合には、吸込み状態における分子量Mwおよびガス圧縮性Zsの設計条件値が用いられる。反復プロシージャ200には、初期化動作201の後に、後続の操作211〜220を連続的に遂行するサイクル210が含まれる。
反復サイクル210の1回目の動作211中に、当技術分野で公知の次式によって吸込み密度γsが計算され、
γs=Ps/(R・Ts)・(Mw/Zsi-1 (B)
(Mw/Zsi-1は、反復サイクル210の以前の反復で計算された、または反復サイクル210が初めて実行される以前に初期化動作201で計算されたMw/Zsの値である。
反復サイクル210の2回目の動作212中に、当技術分野で公知の次式によって体積流量Qvsが計算され、
vs=kFE sqrt(hs・100/γs) (C)
FEは流量エレメントFEの定数であり、「sqrt」は平方根関数である。流量エレメントFEが圧縮機1の吐出し側に配置されていてマップ400が用いられる場合、hsは直接測定されず、式Aを用いて計算され得る。
反復サイクル210の3回目の動作213中に、当技術分野で公知の次式によってインペラの先端の速度u1が計算され、
1=N・D・π/60 (D)
Nはインペラの回転速度であり、Dはインペラの直径である。
反復サイクル210の4回目の動作214中に、当技術分野で公知の次式によって流量の無次元の係数φ1が計算される。
φ1=4・Qvs/(π・D2・u1) (E)
反復サイクル210の5回目の動作215中に、当技術分野で公知の次式によって吸込みにおける音速asが計算され、
s=sqrt(kv・RTs/(Mw/Zsi-1) (F)
vは断熱指数である。
反復サイクル210の6回目の動作216中に、吸込みにおけるマッハ数M1が、インペラの先端の速度u1と吸込みにおける音速asの間の比として計算される。
反復サイクル210の7回目の動作217中に、φ1として既知の無次元のデータ配列からの補間およびマッハ数M1によって、ヘッドの無次元の係数τとポリトロープ効率etapの間の積が導出される。
反復サイクル210の8回目の動作218中に、当技術分野で公知の次式によってポリトロープヘッドHpcが計算される。
pc=τ・etap・u1 2 (G)
反復サイクル210の9回目の動作219中に、当技術分野で公知の次式によってポリトロープ指数xが計算される。
x=ln(Td/Ts)/ln(Pd/Ps) (H)
反復サイクル210の10回目の最後の動作220中に、当技術分野で公知の次式によって比Mw/Zsの値が更新される。
(Mw/Zsi=RTs・((Pd/Psx−1)/(Hpc・x) (I)
第2のステップ120の第2のサブステップ122では、Mw/Zsの計算された値が、最小値と最大値の間で定義された許容値の区間と比較される。Mw/Zsの計算された値がそのような区間の外にあると、第2のステップ120の後続の第3のサブステップ123で警報が発生される。第2のサブステップ122中に遂行される比較検査により、遠心圧縮機1の吸込みおよび吐出しにおける複数の測定器によって遂行された複数の測定値Ps、Pd、Ts、Td、hsまたはhdを確認することが可能になる。これは、具体的には、オペレータが、較正されていない測定器を起動中に識別するのを支援するのに用いることができる。
第1の有効なステップ110の間に測定器の障害が検出されると、方法100は、複数の測定器が障害状態にあるかどうか検出する第3のステップ113を始める。第3のステップ113中に遂行された検査がマイナスであって、測定器の障害が1つしか検出されなかった場合には、方法100は、所定の安全時間期間t1にわたって、分子量の最近の有効な値および他の有効な測定データの値に基づいて欠落データ(Ps、Pd、Ts、Td、hsまたはhdのうちの1つ)を推定値で置換するフォールバックステップ130を継続する。
方法100は、フォールバックステップ130に入る以前に、安全時間期間t1が第4のステップ114および第5のステップ115を含むかどうか識別するために、それぞれ、フォールバックステップ130が進行中であるか、また安全時間期間t1が経過したか、検査する。第4のステップ114の間および第5のステップ115の間に遂行された検査のうちの1つがマイナスであって、フォールバックステップ130がまだ進行中でないか、または安全時間期間t1がまだ経過していなければ、フォールバックステップ130が遂行される。
第4のステップ114中に遂行された検査がマイナスであれば、方法100は、フォールバックステップ130の第1のサブステップ131を継続し、タイマが、安全時間期間t1を測定し始める。第4のステップ114中に遂行された検査がプラスであって、フォールバックステップ130が既に進行中であれば、第5のステップ115が遂行される。第5のステップ115中に遂行されたマイナスの検査および第1のサブステップ131の後、すなわちフォールバックステップ130が進行中であって、安全時間期間t1がまだ終了していなければ、方法100は、フォールバックステップ130の第2のサブステップ132を継続し、欠落データの推定値が求められる。フォールバックステップ130は、第2のサブステップ132の後に、特に圧縮機1のオペレータに対して、測定器のうちの1つが障害状態にあり、関連したフォールバックステップ130が遂行されていることを伝えるために警報を発生する第3のサブステップ133を含む。
フォールバックステップ130の第2のサブステップ132中に遂行される動作は、測定器のどれが障害状態にあり、したがって、どの測定データが欠けているかということに依拠する。すべての場合に、フォールバックステップ130の第2のサブステップ132中に、Mw/Zsの最近の有効な適値、すなわち、測定器障害が生じる直前の第2のステップ120の第1のサブステップ121で計算された値が用いられる。
すべての場合に、任意選択で、安全性をさらに改善するために、フォールバックステップ130の第2のサブステップ132中に、サージ防止マップ300、400においてサージ防止マージンが増加される。
本発明の第1の実施形態(図3a、図3b、図4〜図6)では、圧縮機1は、吸込み側に流量エレメントFEを含み、横座標の変数としてhs/Psがマッピングされ、縦座標の変数としてPd/Psがマッピングされている無次元のマップ300が用いられる。正常状態では、マップ300上の測定された動作点301を求めるには、流量エレメントFEからの差圧hsと、吸込みの圧力センサからのPsおよび吐出しの圧力センサからのPdとの測定値で十分である。障害状態では、hs、PsまたはPdの測定値のうちの1つが欠けていると、測定された動作点301の割出しが妨げられ、フォールバック推定を遂行する必要がある。フォールバック推定の間、以下で明白になるように、吸込みにおける温度の値Tsおよび吐出しにおける温度の値Tdが必要とされる。
本発明の第1の実施形態では、障害状態の測定器が流量エレメントFEであれば、差圧hsは、フォールバックステップ130の第2のサブステップ132において、連続的に遂行される以下の動作によって推定される。
− ポリトロープ指数xが式Hを用いて計算され、
− ポリトロープヘッドHpcが、最近の有効な適値Mw/Zsならびに既知のTs、Pd/Psおよびxを用いて式Iから計算され、
− Hpcが既知であり、u1が式Dを用いて計算されるので、ポリトロープヘッドの無次元の係数τとポリトロープ効率etapの間の積が式Gから計算され、
− 音速asが、式Fおよび最近の有効な適値Mw/Zsを用いて計算され、
− マッハ数M1がu1とasの間の比として計算され、
− 積τ・etapが既知であるため、流量の無次元の係数φ1が、サイクル210の7回目の動作217で用いられるのと同一の無次元のデータ配列からの補間によって導出され、
− 体積流量Qvsが式Eから計算され、
− 吸込み密度γsが式Bによって計算され、
− Qvs、kおよびγsが既知であるため、差圧hsが式Cから計算される。
図4を参照すると、測定値PsおよびPdならびにhsの推定に基づいて、マップ300で、測定された動作点301が推定の動作点302によって置換される。hsを求めるのに用いられる計算および補間における誤差のマージンを考慮して、推定の動作点302は、測定された動作点301を含む円形の領域に入る。普通には、そのような領域は、SLLの右側の安全領域にあるか、または最悪シナリオの手法で計算された動作点よりも安全領域に少なくともより接近しているはずである。公知の方法で用いられる最悪のシナリオでは、測定された動作点301は、hs=0という仮定に基づいて、マップ300においてマップ300の縦軸上で、最悪の場合のポイント303で置換される。したがって、最悪の場合のポイント303は、常にSLLの左側にあり、サージ防止弁を完全に開けさせる。
本発明の第1の実施形態では、障害状態の下で測定器が吸込みの圧力センサである場合、吸込圧力Psは、フォールバックステップ130の第2のサブステップ132において、繰り返し遂行される以下の動作によって推定される。
− 最初に、Psが、障害状態に到達する前に吸込圧力センサによって測定された最近の有効な適値として定義され、
− 吸込み密度γsが、最近の有効な適値PsおよびMw/Zsと既知のTsとを用いて式Bによって計算され、
− 体積流量Qvsが式Cによって計算され、
− 流量の無次元の係数φ1が式Eによって計算され、
− 音速asが式Fを用いて計算され、
− マッハ数M1がu1とasの間の比として計算され、
− ヘッドの無次元の係数τとポリトロープ効率etapの間の積が、マッハ数M1および上記で計算されたφ1の値を用いて、無次元のデータ配列からの補間によって導出され、
− ポリトロープヘッドHpcが式Iによって計算され、
− ポリトロープ指数xが、Mw/Zsの最近の有効な適値を用いて、当技術分野で公知の次式で計算され、
x=R・(Td−Ts)/(Mw/Zs)/Hpc (L)
− 最後に、x、Pd、TsおよびTdが既知であるため、Psの新規の値が式Hから計算される。
図5を参照すると、測定値hsおよびPdならびにPsの推定に基づいて、マップ300で、測定された動作点301が推定の動作点302によって置換される。Psを求めるのに用いられる計算および補間における誤差のマージンを考慮して、推定の動作点302は、測定された動作点301を含む円形の領域に入る。普通には、そのような領域は、SLLの右側の安全領域にあるか、または最悪シナリオの手法で計算された動作点よりも安全領域に少なくともより接近しているはずである。公知の方法で用いられる最悪のシナリオでは、測定された動作点301は、Pd/Ps=Pd/Ps,minおよびhs/Ps=hs/Ps,maxという仮定に基づいて、マップ300において、最悪の場合のポイント303で置換され、Ps,minおよびPs,maxは、それぞれ、吸込みにおける圧力の可能な最小値および最大値である。一般に、最悪の場合のポイント303は、この場合もSLLの左側にあり、サージ防止弁を開けさせる。
本発明の第1の実施形態では、障害状態の測定器が吐出しの圧力センサであれば、吐出し圧力Pdは、フォールバックステップ130の第2のサブステップ132において、以下の動作によって推定される。
− 吸込み密度γsが式Bによって計算され、
− 体積流量Qvsが式Cによって計算され、
− 流量の無次元の係数φ1が式Eによって計算され、
− 音速asが、最近の有効な適値Mw/Zsを用いて式Fによって計算され、
− マッハ数M1がu1とasの間の比として計算され、
− ヘッドの無次元の係数τとポリトロープ効率etapの間の積が、マッハ数M1および上記で計算されたφ1の値を用いて、無次元のデータ配列からの補間によって導出され、
− ポリトロープヘッドHpcが式Gから計算され、
− ポリトロープ指数xが、最近の有効な適値Mw/Zsを用いて式Lによって計算され、
− x、Ps、TsおよびTdが既知であるため、Pdが式Hから計算される。
図6を参照すると、測定値hsおよびPsならびにPdの推定に基づいて、マップ300で、測定された動作点301が推定の動作点302によって置換される。変数としてマップ300の縦軸上にのみ現われるPdを求めるのに用いられる計算および補間における誤差のマージンを考慮して、推定の動作点302は、測定された動作点301を含む細長い垂直な領域に入る。普通には、そのような領域は、SLLの右側の安全領域にあるか、または最悪シナリオの手法で計算された動作点よりも安全領域に少なくともより接近しているはずである。公知の方法で用いられる最悪のシナリオでは、測定された動作点301は、Pd/Ps=Pd,max/Psという仮定に基づいて、マップ300において、最悪の場合のポイント303で置換され、Pd,maxは、吐出しにおける圧力の最大の可能な値である。一般に、最悪の場合のポイント303は、この場合もSLLの左側にあり、サージ防止弁を開けさせる。
本発明の第2の実施形態(図7a、図7b、図8〜図12)では、圧縮機1は吐出し側の流量エレメントFEを含み、横座標の変数としてhs/Psがマッピングされ、縦座標の変数としてPd/Psがマッピングされている無次元のマップ400が用いられる。差圧hsを測定値から入手することができないので、関連した値は式Aによって計算される。正常状態では、マップ400上の測定された動作点401を求めるには、流量エレメントFEからの差圧hdと、吸込みの圧力センサからのPsおよび吐出しの圧力センサからのPdと、吸込みの温度センサからのTsおよび吐出しの温度センサからのTdとの測定値が必要である。障害状態では、hd、Ps、Pd、TsまたはTdの測定値のうちの1つが欠けていると、測定された動作点401の割出しが妨げられ、フォールバック推定を遂行する必要がある。フォールバックステップ130の第2のサブステップ132中に遂行される動作は、本発明の第1の実施形態を参照しながら上記で説明されたものに類似であり、したがって詳細には報告されない。結果は添付の図8〜図12に示されている。
図8〜図12を参照すると、欠落データの推定および依然として有効な他の測定データに基づいて、マップ400で、測定された動作点401が推定の動作点402によって置換される。欠落データを推定するのに用いられる計算および補間の誤差のマージンを考慮して、推定の動作点402は、円形の領域(図8〜図10の、hd、PsまたはPdが推定される場合)または測定された動作点401を含む細長い水平の領域(図11、図12の、TsまたはTdが推定される場合)に入る。普通には、そのような領域は、SLLの右側の安全領域にあるか、または最悪のシナリオの手法で計算された動作点よりも安全領域に少なくともより接近しているはずである。公知の方法で用いられる最悪のシナリオでは、測定された動作点401は、マップ400において、欠落データが、関連した可能な最大値または最小値に等しいと仮定することによって求められた最悪の場合のポイント403で置換され、最大値または最小値のうちどちらでも、ケースバイケースで最悪の状態を決定する。一般に、最悪の場合のポイント403はSLLの左側にあり、サージ防止弁を開けさせる。
本発明の様々な実施形態(図示せず)によれば、他の無次元のマップを用いることができ、たとえば、流量エレメントFEが圧縮機1の吸込み側に配置されている場合には、hr対hs/Psのマップが用いられ得る。しかしながら、すべての場合に、測定された動作点は、無次元のマップにおいて、本発明の第1の実施形態を参照しながら上記で説明されたものに類似の動作によって求められる推定の動作点で置換される。結果は、すべての場合において、添付の図4〜図6および図8〜図12で図示されたものと同一であるかまたは類似であり、すなわち、推定の動作点は、SLLの右側の安全領域にあるか、または最悪のシナリオの手法で計算された動作点よりも安全領域に少なくともより接近しており、サージング防止制御システムの不必要な介在が防止され、その結果、サージ防止弁が不必要に開くのが防止される。
第3のステップ113中に遂行された検査がプラスであって、複数の測定器の障害が検出された場合、または、第5のステップ115中に遂行された検査がマイナスであって、測定器の障害が1つしか検出されないが、安全時間期間t1が経過している場合には、方法100は、さらなる置換の最悪の場合のステップ140で、測定器の障害のために欠けている2つ以上の測定値の最大値および/または最小値に基づいて、無次元のマップ300、400において、測定された動作点301、401または最悪の場合のポイント303、403を、推定の動作点302、402で置換する。たとえば、第1および第2の実施形態では、最悪の場合のポイント303、403は、ケースバイケースで、上記で定義され、添付の図4〜図6および図8〜図12に表されたものである。最悪の場合のステップ140中に、特にステップ140が遂行されている圧縮機1のオペレータに対して伝えるために、警報が発生される。
第2の測定器がもはや信頼できないとき、すなわち圧縮機の挙動モデルに基づく推定がもはや不可能なとき、または第1の測定器の障害が安全時間t1よりも長期にわたって残存するとき(許容できると見なされる)、最悪の場合のステップ140を実行すると、フォールバックステップ130に関して、より高度な安全性が確実になる。
1 圧縮機
300 マップ
301 動作点
302 動作点
303 ポイント
400 マップ
401 動作点
402 動作点
403 ポイント
FE 流量エレメント

Claims (8)

  1. 圧縮機(1)を作動させる方法(100)であって、
    − 前記圧縮機のそれぞれの吸込み部分または吐出し部分におけるそれぞれの複数の測定値から得られた複数の測定データ(Ps、Pd、Ts、Td、hs、hd)を取得するステップ(105)と、
    − 前記圧縮機(1)によって圧縮されたガスの分子量(Mw)を計算することにより、前記測定データ(Ps、Pd、Ts、Td、hs、hd)の相合を確認するステップ(120)と、
    − 前記測定データ(Ps、Pd、Ts、Td、hs、hd)の第1の測定値に障害がある場合には、前記分子量(Mw)の最近の有効な値および前記測定データ(Ps、Pd、Ts、Td、hs、hd)の有効な測定値に基づいて前記第1の測定値を推定値で置換するステップ(130)と、
    − 前記推定値および前記測定データ(Ps、Pd、Ts、Td、hs、hd)の有効な測定値に基づいて、サージ防止マップ(300、400)上の推定の動作点(302、402)を求めるステップとを含む方法(100)。
  2. 前記置換するステップ(130)が、所定の安全時間期間(t1)中に遂行される請求項1記載の方法(100)。
  3. 前記測定データ(Ps、Pd、Ts、Td、hs、hd)の第2の測定値に障害がある場合、または前記安全時間期間(t1)の最後に、
    − 前記第1および第2の測定値の最大値および/または最小値に基づいて、前記第1および第2の測定値をそれぞれの最悪の場合の値で置換するさらなるステップ(140)と、
    − 前記最悪の場合の値および前記測定データ(Ps、Pd、Ts、Td、hs、hd)の前記有効な測定値に基づいて、前記サージ防止マップ(300、400)上の最悪の場合のポイント(303、403)を求めるステップとをさらに含む請求項1または2記載の方法(100)。
  4. 前記測定データ(Ps、Pd、Ts、Td、hs、hd)の前記相合を確認する前記ステップ(120)において、前記計算された分子量(Mw)が許容値の区間と比較される請求項1乃至3記載の方法(100)。
  5. 前記サージ防止マップ(300、400)が無次元のサージ防止マップである請求項1乃至4記載の方法(100)。
  6. 前記第1および第2の測定値が、前記サージ防止マップのタイプと、前記圧縮機の流量エレメント(FE)の位置とに依拠するものである請求項1乃至5記載の方法(100)。
  7. 前記第1または第2の測定値が、
    − 吸込み(Ps)における圧力、
    − 吐出し(Pd)における圧力、
    − 吸込みの流量エレメントにおける圧力降下(hs)または吐出しの流量エレメントにおける圧力降下(hd)、
    − 吸込みの温度(Ts)、
    − 吐出しの温度(Td)のうちの1つである請求項1乃至6記載の方法(100)。
  8. デジタルコンピュータのメモリに直接ロード可能なコンピュータプログラム製品であって、前記プログラムが、前記プログラムが1つまたは複数のデジタルコンピュータ上で実行されたとき、請求項1乃至7のいずれか1項記載の方法のステップを実行するのに適切であるソフトウェアコードの部分を含むコンピュータプログラム製品。
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