JP5267312B2 - パラメータ設定装置、パラメータ設定プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

パラメータ設定装置、パラメータ設定プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、パラメータ設定装置、パラメータ設定プログラムおよび記録媒体に関し、特に、流量測定機器の機種に関係なく正常なパラメータデータを設定する技術に関するものである。
化学プラントなどで流量制御を行うため、配管を流れる被測定流体の流量を測定する流量測定機器が知られている。流量測定機器には、差圧式流量計、渦式流量計などの様々な機種が存在する。例えば、差圧式流量計は、オリフィス、ノズルなどの絞りを配管に挿入し、絞りの上流側と下流側との差圧をセンサによって検出して、差圧データと流量パラメータに設定されたデータとを用いて質量流量を測定する。
また、渦式流量計は、測定された体積流量と、流量パラメータとして設定された密度データとを乗算することによって質量流量を測定することができる。そして、流量測定機器の有する流量パラメータにパラメータデータを設定するパラメータ設定装置が一般に知られており、このパラメータ設定装置について図5の構成図を用いて説明する。
図5において、パラメータ設定装置1は、入力手段2、流量パラメータエディタ手段10、通信手段20、汎用パラメータエディタ手段30および表示手段40を備える。流量パラメータエディタ手段10は、流量パラメータデータ記憶手段11、流量パラメータデータ読み込み手段12および流量パラメータデータ変換手段13を備える。また、流量パラメータデータ記憶手段11は、機種共通パラメータデータDCおよび機種固有パラメータデータDKを記憶し、汎用パラメータエディタ手段30は汎用パラメータデータDHを記憶している。
流量パラメータPR、汎用パラメータPH、流量演算手段51および出力手段52を備える流量測定機器50Aは、通信手段20を介してパラメータ設定装置1に接続される。
GUI(Graphical User Interface)などの入力手段2からユーザーによって入力されたデータ(人間によって理解しやすいデータであって、以下、「ユーザーデータ」という)は、機種共通パラメータデータDCまたは機種固有パラメータデータDKに記憶され、流量パラメータデータ読み込み手段12は、機種共通パラメータデータDCおよび機種固有パラメータデータDKを読み込む。
流量パラメータデータ変換手段13は、流量パラメータデータ読み込み手段12から機種共通パラメータデータDCおよび機種固有パラメータデータDKを取得し、流量測定機器50A(差圧式流量計)の流量演算で用いることのできる形式のパラメータデータ(以下、「流量測定機器用パラメータデータ」という)に変換する。
通信手段20は、流量パラメータデータ変換手段13から流量測定機器用パラメータデータを取得し、流量測定機器50Aの流量パラメータPRに設定する。表示手段40は、GUIによって生成される設定画面を表示する。
汎用パラメータエディタ手段30は、入力手段2から入力された汎用パラメータデータDHを記憶し、通信手段20は、汎用パラメータデータDHを流量測定機器50Aの汎用パラメータPHに設定する。
ここで、機種共通パラメータデータDCは、差圧式流量計、渦式流量計などの各機種に共通のパラメータデータであって、例えば、流体の種類(気体、液体、天然ガスなど)を表すデータ、流体の物性データ(天然ガス演算規格に対応したデータなど)および流体の密度データなどがある。
機種固有パラメータデータDKは、各機種に固有のパラメータデータであって、例えば、差圧式流量計の場合には絞りの内径データ、配管の内径データなどがあり、渦式流量計の場合には渦センサ、温度センサの補正データなどがある。汎用パラメータデータDHは、各機種に汎用のパラメータデータであって、例えば、流量レンジおよび単位などがある。
流量測定機器50Aの流量演算手段51は、センサの検出データと流量パラメータPRに設定された流量測定機器用パラメータデータとを用いて流量を演算し、出力手段52は流量データを出力する。なお、非特許文献1には、差圧式流量計において、これらのパラメータデータと差圧データとを用いた質量流量Qmの演算式が記載されている。
なお、特許文献1および非特許文献1には、同様のパラメータ設定装置が記載されている。
特開2008−042849号公報 伊藤章雄、外5名、「マルチバリアブル伝送器EJX910」、横河技報、横河電機株式会社、2006年4月20日、Vol.50 No.2(2006) p.65−68
流量測定機器50Aは差圧式流量計、流量測定機器50Bは渦式流量計であり、流量測定機器(差圧式)50Aに接続されているパラメータ設定装置1は、機種固有パラメータデータDKに差圧式流量計固有のパラメータデータを記憶している。この場合、パラメータ設定装置1が、差圧式流量計固有のパラメータデータを差圧式流量計に設定しても問題は発生せず、差圧式流量計は正常な流量を演算することができる。
しかしながら、このパラメータ設定装置1が渦式流量計に接続された場合、渦式流量計には差圧式流量計固有のパラメータデータが設定されるため、渦式流量計は正常な流量を演算することができない。このように、パラメータ設定装置1は、異なる機種に対し、正常な固有パラメータデータを設定することができないという問題がある。
また、渦式流量計に正常な固有パラメータデータを設定するには、ユーザーは、パラメータ設定装置1の機種固有パラメータデータDKに、渦式流量計固有のパラメータデータを記憶させなければならず、利便性が悪いという問題がある。
さらに、製造者は、異なる機種ごとに、流量パラメータエディタ手段10を機能させるプログラムを開発しなければならず、開発負担が大きくなるという問題がある。
本発明の目的は、流量測定機器の機種に関係なく正常なパラメータデータを設定することができるパラメータ設定装置、パラメータ設定プログラムおよびパラメータ設定プログラムを記録した記録媒体を提供することである。
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、
流量測定機器の有する流量パラメータにパラメータデータを設定するパラメータ設定装置において、
予め記憶された機種識別データ(DS)が前記流量測定機器の機種識別データ(PS)と一致するか否かを判別する機種判別手段と、
この機種識別手段によって一致すると判別された場合には前記予め記憶された機種識別データ(DS)に対応する機種固有パラメータデータ(DK)を読み込み、不一致と判別された場合には前記流量測定機器の機種識別データ(PS)に対応する機種固有パラメータ初期データ(DT)を読み込む流量パラメータデータ読み込み手段と、
この流量パラメータデータ読み込み手段によって読み込まれたパラメータデータを前記流量測定機器の有する流量パラメータに設定する通信手段、
を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、パラメータ設定プログラムであって、
コンピュータを、
予め記憶された機種識別データ(DS)が流量測定機器の機種識別データ(PS)と一致するか否かを判別する機種判別手段、
この機種識別手段によって一致すると判別された場合には前記予め記憶された機種識別データ(DS)に対応する機種固有パラメータデータ(DK)を読み込み、不一致と判別された場合には前記流量測定機器の機種識別データ(PS)に対応する機種固有パラメータ初期データ(DT)を読み込む流量パラメータデータ読み込み手段、
この流量パラメータデータ読み込み手段によって読み込まれたパラメータデータを前記流量測定機器の有する流量パラメータに設定する通信手段、
として機能させることを特徴とする。
請求項3の発明は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、請求項2に記載のパラメータ設定プログラムが記録されたことを特徴とする。
請求項4の発明は、
流量測定機器の有する流量パラメータにパラメータデータを設定するパラメータ設定装置において、
予め記憶された機種識別データ(DS)が前記流量測定機器の機種識別データ(PS)と一致するか否かを判別する機種判別手段と、
この機種識別手段によって一致すると判別された場合には前記予め記憶された機種識別データ(DS)に対応する機種固有パラメータデータ(DK)を読み込み、不一致と判別された場合には入力手段から入力された前記流量測定機器の機種識別データ(PS)に対応する機種固有パラメータデータ(DN)を読み込む流量パラメータデータ読み込み手段と、
この流量パラメータデータ読み込み手段によって読み込まれたパラメータデータを前記流量測定機器の有する流量パラメータに設定する通信手段、
を備えたことを特徴とする。
請求項5の発明は、パラメータ設定プログラムであって、
コンピュータを、
予め記憶された機種識別データ(DS)が流量測定機器の機種識別データ(PS)と一致するか否かを判別する機種判別手段、
この機種識別手段によって一致すると判別された場合には前記予め記憶された機種識別データ(DS)に対応する機種固有パラメータデータ(DK)を読み込み、不一致と判別された場合には入力手段から入力された前記流量測定機器の機種識別データ(PS)に対応する機種固有パラメータデータ(DN)を読み込む流量パラメータデータ読み込み手段、
この流量パラメータデータ読み込み手段によって読み込まれたパラメータデータを前記
流量測定機器の有する流量パラメータに設定する通信手段、
として機能させることを特徴とする。
請求項6の発明は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、請求項5に記載のパラメータ設定プログラムが記録されたことを特徴とする。
本発明によれば、機種判別手段によって、予め記憶された機種識別データ(DS)と流量測定機器の機種識別データ(PS)とが一致するか否かを判別し、一致する場合には流量パラメータデータ読み込み手段が、予め記憶された機種識別データ(DS)に対応する機種固有パラメータデータ(DK)を読み込み、不一致の場合には流量測定機器の機種識別データ(PS)に対応する機種固有パラメータデータ(DTまたはDN)を読み込む。そして、このパラメータデータを流量パラメータに設定する。これによって、異なる機種に対し正常な固有パラメータデータを設定することができ、異なる機種において正常な流量演算を可能とするパラメータ設定装置、パラメータ設定プログラムおよびパラメータ設定プログラムを記録した記録媒体を実現できる。併せて、ユーザーにとってパラメータ設定の利便性を良く、製造者にとってパラメータ設定プログラムの開発負担を小さくすることができる。
[第1の実施例]
第1の実施例について図1を用いて説明する。図1は、本発明に係るパラメータ設定装置100の構成図であり、図5(背景技術)と同一のものは同一符号を付し説明を省略する。
図1において、本発明のパラメータ設定装置100は、入力手段2、通信手段20、汎用パラメータエディタ手段30、表示手段40を備えるほか、流量パラメータエディタ手段110を備えることを特徴とする。流量パラメータエディタ手段110は、流量パラメータデータ変換手段13、流量パラメータデータ記憶手段111、機種判別手段112および流量パラメータデータ読み込み手段113を備える。
流量パラメータデータ記憶手段111は、入力手段2から入力されたユーザーデータを、機種識別データDS、機種共通パラメータデータDC、機種固有パラメータデータ(差圧式固有)DKおよび機種固有パラメータ初期データ(渦式固有)DTに予め記憶する。
ここで、機種識別データDSは、差圧式流量計を識別するためのデータ(データ「A」)であって、流量測定機器50A(差圧式流量計)に記憶された機種識別データPS(データ「A」)と一致する。機種識別データDSはパラメータ設定装置100側(上位側)に記憶、機種識別データPSは流量測定機器50A側(下位側)に記憶されている。また、流量測定機器50B(渦式流量計)も流量測定機器50Aと同様の構成であるが、流量測定機器50Bに記憶された機種識別データPSは、データ「B」であり、機種識別データDSと不一致である。
機種固有パラメータデータ(差圧式固有)DKは、差圧式流量計固有の絞りの内径データ、配管の内径データなどである。機種固有パラメータ初期データ(渦式固有)DTは、渦式流量計固有の渦センサ、温度センサの補正データの初期データなどである。
機種判別手段112は機種識別データDSを取得し、流量パラメータデータ読み込み手段113は、機種判別手段112の判別結果に基づいて機種固有パラメータデータDKまたは機種固有パラメータ初期データDTを読み込む。
流量パラメータデータ変換手段13は、流量パラメータデータ読み込み手段113によって読み込んだパラメータデータを取得し、差圧式流量計の流量演算で用いることのできる形式の流量測定機器用パラメータデータに変換する。通信手段20は、流量測定機器用パラメータデータを取得し、パラメータ設定装置100に接続されている流量測定機器(差圧式)50Aの流量パラメータPRに設定する。なお、通信手段20は有線通信の他、無線通信であってもよい。
つぎに、パラメータ設定装置100の動作について、図2の動作フローチャート図を用いて説明する。なお、以下の説明は、流量測定機器50A、50Bが稼動しているオンライン状態の場合である。
図2において、機種判別手段112は、通信手段20を介して流量測定機器(差圧式)50Aの有する機種識別データPS(下位側)を取得し、このデータと予め記憶された機種識別データDS(上位側)とを比較する(ステップS10)。機種判別手段112が、両方のデータを一致すると判別した場合にはステップS20へ移行し、不一致と判別した場合にはステップS100へ移行する。
なお、ステップS10における比較は、機種識別データDSとPSをそれぞれ格納するファイルの拡張子(例えば、.XMV(差圧式)、.VMV(渦式))同士を比較してもよい。
まず、流量測定機器50A(差圧式流量計)がパラメータ設定装置100に接続されている場合について説明する。この場合、両方のデータは「A」で一致するのでステップS20へ移行する。
その後、流量パラメータデータ読み込み手段113は、機種共通パラメータデータDCを読み込む(ステップS20)。流量パラメータデータ変換手段13は、機種共通パラメータデータDCを差圧式流量計形式の流量測定機器用パラメータデータに変換する(ステップS30)。通信手段20は、この変換データを流量測定機器50Aの流量パラメータPRに設定する(ステップS40)。
その後、流量パラメータデータ読み込み手段113は、機種識別データDS(上位側)に対応する機種固有パラメータデータ(差圧式固有)DKを読み込む。詳細はつぎの通りである。機種固有パラメータデータDKに関連付けれられたインデックスINDKには、機種識別データDS(データ「A」)と同じデータ「A」が記憶されている。流量パラメータデータ読み込み手段113は、機種識別データDSとインデックスINDKとを比較し(ステップS50)、両方のデータが一致した場合、インデックスINDKに関連付けられた機種固有パラメータデータ(差圧式固有)DKを読み込む(ステップS60)。
その後、流量パラメータデータ変換手段13は、機種固有パラメータデータDKを、差圧式流量計形式の流量測定機器用パラメータデータに変換し(ステップS70)、通信手段20は、この変換データを流量測定機器(差圧式)50Aの流量パラメータPRに設定する(ステップS80)。
この動作によって、流量測定機器(差圧式)50Aの流量パラメータPRには、正常なパラメータデータが設定されるので、流量測定機器50Aは正常な流量演算を行うことができる。
つぎに、流量測定機器50B(渦式流量計)が、このパラメータ設定装置100に接続されている場合の動作について説明する。
機種判別手段112は、通信手段20を介して流量測定機器(渦式)50Bの有する機種識別データPS(下位側)(データ「B」)を取得し、このデータと予め記憶された機種識別データDS(上位側)とを比較する(ステップS10)。機種識別データDSはデータ「A」であるので、機種判別手段112は両方のデータを不一致と判別し、ステップS100へ移行する。
表示手段40は、機種不一致である旨のメッセージデータを表示し(ステップS100)、ユーザからの流量測定機器50Bへのパラメータデータ設定許可を待つ(ステップS110)。
設定許可を受け取った場合、ステップS120へ移行し、流量パラメータデータ読み込み手段113は、機種共通パラメータデータDCを読み込む(ステップS120)。流量パラメータデータ変換手段13は、機種共通パラメータデータDCを渦式流量計形式の流量測定機器用パラメータデータに変換し(ステップS130)、通信手段20は、この変換データを流量測定機器(渦式)50Bの流量パラメータPRに設定する(ステップS140)。
その後、流量パラメータデータ読み込み手段113は、流量測定機器(渦式)50Bの有する機種識別データPS(下位側)に対応する機種固有パラメータ初期データ(渦式固有)DTを読み込む。詳細はつぎの通りである。機種固有パラメータ初期データDTに関連付けれられたインデックスINDTには、渦式流量計の機種識別データPS(データ「B」)と同じデータ「B」が記憶されている。流量パラメータデータ読み込み手段113は、機種識別データPSとインデックスINDTとを比較し(ステップS150)、両方のデータが一致した場合、インデックスINDTに関連付けられた機種固有パラメータ初期データ(渦式固有)DTを読み込む(ステップS160)。
その後、流量パラメータデータ変換手段13は、機種固有パラメータ初期データDTを、渦式流量計形式の流量測定機器用パラメータデータに変換し(ステップS170)、通信手段20は、この変換データを流量測定機器(渦式)50Bの流量パラメータPRに設定する(ステップS180)。
この動作によって、流量測定機器(渦式)50Bの流量パラメータPRには、正常なパラメータデータが設定される。このうち、機種固有のパラメータデータには渦式の流量演算を可能とする初期データが設定されるので、流量測定機器50Bは正常な流量演算を行うことができる。なお、この後、ユーザーは入力手段2を介して、流体条件に合った機種固有のパラメータデータに変更設定することができる。
なお、通信手段20、流量パラメータデータ変換手段13、機種判別手段112および流量パラメータデータ読み込み手段113は、論理回路で実現できる他、所定プログラムを実行するプロセッサによって実現することもできる。すなわち、所定プログラムはパラメータ設定プログラムであって、プロセッサを有するコンピュータを、通信手段20、流量パラメータデータ変換手段13、機種判別手段112および流量パラメータデータ読み込み手段113として機能させることができる。
本実施例によれば、機種判別手段112によって、予め記憶された機種識別データDS(上位側)(データ「A」)と流量測定機器50Aまたは50Bの機種識別データPS(下位側)(データ「A」または「B」)とが一致するか否かを判別する。そして、流量測定機器50Aが接続されていて一致する場合には、流量パラメータデータ読み込み手段113が、予め記憶された機種識別データDS(上位側)に対応する機種固有パラメータデータ(差圧式固有)DKを読み込み、流量測定機器50Bが接続されていて不一致の場合には、流量測定機器50Bの機種識別データPS(下位側)に対応する機種固有パラメータ初期データ(渦式固有)DTを読み込む。そして、このパラメータデータを流量パラメータPRに設定する。これによって、異なる機種に対し正常な固有パラメータデータを設定することができ、異なる機種において正常な流量演算を可能とするパラメータ設定装置、パラメータ設定プログラムおよびパラメータ設定プログラムを記録した記録媒体を実現できる。併せて、ユーザーにとってパラメータ設定の利便性を良く、製造者にとってパラメータ設定プログラムの開発負担を少なくすることができる。
なお、本実施例では、流量測定機器50Aは差圧式流量計、流量測定機器50Bは渦式流量計としたが、これに限られず他の方式の流量計を用いることができる。
[第2の実施例]
第2の実施例について図3を用いて説明する。図3は、パラメータ設定装置200の構成図であり、図1と同一のものは同一符号を付し説明を省略する。第1の実施例との相違点を中心に説明する。
図3において、図1の構成図との相違点はつぎの通りである。流量パラメータデータ記憶手段211は、入力手段2から入力されたユーザーデータを、機種識別データDS、機種共通パラメータデータDC、機種固有パラメータデータ(差圧式固有)DKに予め記憶する。また、入力手段2から、機種固有パラメータデータ(渦式固有)DNが流量パラメータデータ読み込み手段213に入力される。
つぎに、パラメータ設定装置200の動作について、図4の動作フローチャート図を用いて説明する。図4のステップ番号のうち、図2と同一の動作は同一ステップ番号を付し説明を省略する。第1の実施例との相違点を中心に説明する。
図4において、流量測定機器50A(差圧式流量計)がパラメータ設定装置200に接続されている場合、図2と同一のステップS10〜ステップS40、ステップS60〜ステップS80が行われる。なお、流量パラメータデータ記憶手段211はインデックスを記憶していないので、図2のステップS50は行わない。
この動作によって、流量測定機器(差圧式)50Aの流量パラメータPRには、正常なパラメータデータが設定されるので、流量測定機器50Aは正常な流量演算を行うことができる。
つぎに、流量測定機器50B(渦式流量計)が、パラメータ設定装置200に接続されている場合、図2と同一のステップS100〜ステップS140が行われる。
その後、流量パラメータデータ読み込み手段213は、ユーザーによって入力手段2から入力された流量測定機器(渦式)50Bの有する機種識別データPS(下位側)に対応する機種固有パラメータデータ(渦式固有)DNを読み込む(ステップS200)。機種固有パラメータデータDNは、初期データの他、流体条件に合った機種固有のパラメータデータであってもよい。
その後、流量パラメータデータ変換手段13は、機種固有パラメータデータ(渦式固有)DNを、渦式流量計形式の流量測定機器用パラメータデータに変換し(ステップS210)、通信手段20は、この変換データを流量測定機器(渦式)50Bの流量パラメータPRに設定する(ステップS220)。
この動作によって、流量測定機器(渦式)50Bの流量パラメータPRには、正常なパラメータデータが設定されるので、流量測定機器50Bは正常な流量演算を行うことができる。
なお、第1の実施例と同様に、所定プログラムはパラメータ設定プログラムであって、プロセッサを有するコンピュータを、通信手段20、流量パラメータデータ変換手段13、機種判別手段112および流量パラメータデータ読み込み手段213として機能させることができる。
本実施例によれば、機種判別手段112によって、予め記憶された機種識別データDS(上位側)(データ「A」)と流量測定機器50Aまたは50Bの機種識別データPS(下位側)(データ「A」または「B」)とが一致するか否かを判別する。そして、流量測定機器50Aが接続されていて一致する場合には、流量パラメータデータ読み込み手段213が、予め記憶された機種識別データDS(上位側)に対応する機種固有パラメータデータ(差圧式固有)DKを読み込み、流量測定機器50Bが接続されていて不一致の場合には、入力手段2から入力された機種固有パラメータデータ(渦式固有)DNを読み込む。そして、このパラメータデータを流量パラメータPRに設定する。これによって、第1の実施例と同様に、異なる機種に対し正常な固有パラメータデータを設定することができ、異なる機種において正常な流量演算を可能とするパラメータ設定装置、パラメータ設定プログラムおよびパラメータ設定プログラムを記録した記録媒体を実現できる。併せて、ユーザーにとってパラメータ設定の利便性を良く、製造者にとってパラメータ設定プログラムの開発負担を少なくすることができる。
なお、第1および第2の実施例は、オンライン状態の場合について説明したが、流量測定機器50A、50Bが稼動していないオフライン状態であってもよい。オフライン状態の場合、流量パラメータエディタ手段110、210は、接続される予定の流量測定機器の機種識別データPSを記憶しておく(図1、3参照)。そして、図2、4のステップS10において、機種識別データDSと、流量パラメータエディタ手段110、210に記憶されている機種識別データPSとを比較して、ステップS20またはS100へ移行する。
なお、本発明は、前述の実施例に限定されることなく、その本質を逸脱しない範囲で、さらに多くの変更および変形を含む。また、前述した各手段の組み合わせ以外の組み合わせを含むことができる。
本発明を適用したパラメータ設定装置の構成図の例である。 図1のパラメータ設定装置の動作フローチャート図の例である。 本発明を適用したパラメータ設定装置の構成図の他の例である。 図3のパラメータ設定装置の動作フローチャート図の例である。 背景技術で示したパラメータ設定装置の構成図の例である。
2 入力手段
20 通信手段
30 汎用パラメータエディタ手段
40 表示手段
50A 流量測定機器(差圧式)
50B 流量測定機器(渦式)
100、200 パラメータ設定装置
110、210 流量パラメータエディタ手段
111、211 流量パラメータデータ記憶手段
112 機種判別手段
113、213 流量パラメータデータ読み込み手段
DS 機種識別データ
DC 機種共通パラメータデータ
DK 機種固有パラメータデータ(差圧式固有)
DT 機種固有パラメータ初期データ(渦式固有)
DN 機種固有パラメータデータ(渦式固有)

Claims (6)

  1. 流量測定機器の有する流量パラメータにパラメータデータを設定するパラメータ設定装置において、
    予め記憶された機種識別データ(DS)が前記流量測定機器の機種識別データ(PS)と一致するか否かを判別する機種判別手段と、
    この機種識別手段によって一致すると判別された場合には前記予め記憶された機種識別データ(DS)に対応する機種固有パラメータデータ(DK)を読み込み、不一致と判別された場合には前記流量測定機器の機種識別データ(PS)に対応する機種固有パラメータ初期データ(DT)を読み込む流量パラメータデータ読み込み手段と、
    この流量パラメータデータ読み込み手段によって読み込まれたパラメータデータを前記流量測定機器の有する流量パラメータに設定する通信手段、
    を備えたことを特徴とするパラメータ設定装置。
  2. コンピュータを、
    予め記憶された機種識別データ(DS)が流量測定機器の機種識別データ(PS)と一致するか否かを判別する機種判別手段、
    この機種識別手段によって一致すると判別された場合には前記予め記憶された機種識別データ(DS)に対応する機種固有パラメータデータ(DK)を読み込み、不一致と判別された場合には前記流量測定機器の機種識別データ(PS)に対応する機種固有パラメータ初期データ(DT)を読み込む流量パラメータデータ読み込み手段、
    この流量パラメータデータ読み込み手段によって読み込まれたパラメータデータを前記流量測定機器の有する流量パラメータに設定する通信手段、
    として機能させるためのパラメータ設定プログラム。
  3. 請求項2に記載のパラメータ設定プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  4. 流量測定機器の有する流量パラメータにパラメータデータを設定するパラメータ設定装置において、
    予め記憶された機種識別データ(DS)が前記流量測定機器の機種識別データ(PS)と一致するか否かを判別する機種判別手段と、
    この機種識別手段によって一致すると判別された場合には前記予め記憶された機種識別データ(DS)に対応する機種固有パラメータデータ(DK)を読み込み、不一致と判別された場合には入力手段から入力された前記流量測定機器の機種識別データ(PS)に対応する機種固有パラメータデータ(DN)を読み込む流量パラメータデータ読み込み手段と、
    この流量パラメータデータ読み込み手段によって読み込まれたパラメータデータを前記流量測定機器の有する流量パラメータに設定する通信手段、
    を備えたことを特徴とするパラメータ設定装置。
  5. コンピュータを、
    予め記憶された機種識別データ(DS)が流量測定機器の機種識別データ(PS)と一致するか否かを判別する機種判別手段、
    この機種識別手段によって一致すると判別された場合には前記予め記憶された機種識別データ(DS)に対応する機種固有パラメータデータ(DK)を読み込み、不一致と判別された場合には入力手段から入力された前記流量測定機器の機種識別データ(PS)に対応する機種固有パラメータデータ(DN)を読み込む流量パラメータデータ読み込み手段、
    この流量パラメータデータ読み込み手段によって読み込まれたパラメータデータを前記流量測定機器の有する流量パラメータに設定する通信手段、
    として機能させるためのパラメータ設定プログラム。
  6. 請求項5に記載のパラメータ設定プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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