JP2000337109A - 二酸化炭素回収型発電プラントの圧縮機サージ防止システム - Google Patents

二酸化炭素回収型発電プラントの圧縮機サージ防止システム

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JP2000337109A JP11147497A JP14749799A JP2000337109A JP 2000337109 A JP2000337109 A JP 2000337109A JP 11147497 A JP11147497 A JP 11147497A JP 14749799 A JP14749799 A JP 14749799A JP 2000337109 A JP2000337109 A JP 2000337109A
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line
carbon dioxide
surge
turbine
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Hideaki Sugishita
秀昭 椙下
Hidetaka Mori
秀隆 森
Shigemi Bandai
重実 萬代
Kazuo Uematsu
一雄 上松
Tadashi Tsuji
正 辻
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E20/34Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CO2 回収型発電プラントの圧縮機サージ防
止システムに関し、圧縮機のサージを防止し、プラント
を安全に運転する。 【解決手段】 燃焼器22にはCH4 とO2 が供給さ
れ、タービン23で膨張して仕事をし、排ガスボイラ2
4を通り、復水器25で復水したH2 Oを加熱し、加熱
蒸気を燃焼器23へ供給する。排ガスボイラ24からの
ガスは、一部は復水器25へ、残りがH2 O高濃度ライ
ン41、流量調節弁31を介し、更に復水器25のH2
OはCO2 高濃度ライン42、流量調節弁32を介し、
合流して圧縮機21入口側に戻る。制御装置30は濃度
センサS1,S2、流量センサS3,S4、圧力センサ
S5の信号を取込み、圧縮機21がサージを起こさない
ようなH2 OとCO2 の濃度比とするように流量調節弁
31,32を制御し、サージングを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二酸化炭素回収型発
電プラントの圧縮機サージ防止システムに関し、化石燃
料を作動流体とする発電プラントにおいて、圧縮機がサ
ージを起こさずに安全運転を可能とするように制御を行
うシステムである。
【0002】
【従来の技術】図7は、純酸素を酸化剤としてメタンを
燃料とする複合発電設備の従来技術としてグラーツ工科
大学の提案する複合発電設備である。図において、1は
圧縮機であり、作動流体である水蒸気と二酸化炭素の混
合気体を系全体の最適化検討により決まる圧力まで圧縮
する。2は燃焼器であり、燃料であるメタンと当量燃焼
するのに必要な酸素が供給され、高温高圧の燃焼ガスを
生じる。このとき、燃焼ガスの成分は二酸化炭素と水蒸
気である。3はタービンであり、高温高圧の燃焼ガスを
膨張させ仕事を得る。4,5は熱交換器であり、4,5
の中間点より抽気されたガスにより作動するボトミング
系で生じた圧縮水を高温タービン3の排気で熱交換する
ことにより加温し、高温高圧の蒸気を発生させることが
できる。6は高圧タービンであり4,5の熱交換器で発
生した高温高圧の蒸気を2の燃焼器入り口圧力程度まで
膨張させて仕事を得るとともに膨張後の蒸気を燃焼器入
り口に混入させる。4,5の熱交換器を通過した高温ガ
スは減温されて1の圧縮機入り口に戻る。
【0003】7は低圧タービンであり、4,5の熱交換
器の中間点より抽気した燃焼ガスを真空近くまで膨張さ
せて仕事を得る。8は二酸化炭素圧縮機(真空ポンプ)
であり、2の燃焼器で生じた二酸化炭素を全量含む混合
気体を大気圧まで圧縮することにより燃焼生成物である
二酸化炭素を系外に放出する。9は復水器であり、8の
二酸化炭素圧縮機(真空ポンプ)により減圧された低圧
タービン出口気体を海水等と熱交換させて減温すること
により水蒸気を液化する。液化された水は10の加圧ポ
ンプにより加圧されて熱交換器4,5に給水され高温高
圧の蒸気となる。燃焼生成物の水蒸気は、復水器9で液
化した水、及び真空ポンプで大気圧まで圧縮する過程で
発生するドレンにより系外に排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように従来の合
発電設備は、メタン燃料を対象としているがメタノール
(CH3 OH)や他の化石燃料を用いることもでき、シ
ステムが複雑となるが有力な複合発電設備と考えられて
いる。しかし、この発電システムにおいては、圧縮機1
のサージ対策がなされておらず、燃焼により発生する作
動ガスのCO2 とH2 Oとの比率が変化するに伴い、圧
縮機の作動点がサージラインを越えた圧力比となり、こ
の作動点で運転されると、サージングが起こり、プラン
トの運転が危険な状態となってしまう。従って何らかの
サージ防止の手段の実現が強く望まれていた。
【0005】そこで本発明は、メタンやメタノール等の
化石燃料を用い、二酸化炭素と水蒸気を発生し、電力を
得る発電プラントにおいて、圧縮機のサージングを防止
するようなシステムを付加することにより発電プラント
の安全な運転を可能とする二酸化炭素回収型発電プラン
トの圧縮機サージング防止システムを提供することを課
題としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決するために、次の(1)〜(4)の手段を提供する。
【0007】(1)水蒸気と二酸化炭素の混合気体を作
動流体として圧縮する圧縮機と、同圧縮機からの作動流
体に酸素を加え燃料と共に燃焼させる燃焼器と、同燃焼
器からの燃焼ガスを膨張させ仕事をするタービンと、同
タービンの排気を導き排熱を回収する熱交換器と、同熱
交換器からの前記排気の一部を前記圧縮機へ作動流体と
して戻す第1の戻りラインと、同熱交換器からの前記排
気の残りを導き復水させる復水器と、同復水器からの復
水の一部を前記熱交換器で加熱して前記燃焼器へ供給す
るラインと、前記復水器からの復水の残りのうち一方を
導き二酸化炭素を排出する手段を設け、復水の他方を前
記圧縮機へ作動流体として戻す第2の戻りラインとを備
えてなる発電プラントにおいて、前記第1,第2戻りラ
インには、それぞれ流量調節弁、濃度センサ及び温度セ
ンサを設けると共に、前記圧縮機出口側に圧力センサを
設け、前記第1,第2戻りラインの濃度センサ、温度セ
ンサ及び前記圧力センサの検出信号を取込み、これら各
信号に基づいて前記圧縮機がサージを起こさないような
流量となるように前記各流量調節弁の開度を制御する制
御装置とを備えたことを特徴とする二酸化炭素回収型発
電プラントの圧縮機サージ防止システム。
【0008】(2)上記(1)の発明において、前記圧
縮機出口側と前記タービン出口側との間にバイパスライ
ン及び同バイパスラインの流量調節弁を設け、前記制御
装置は前記流量調節弁の開閉及び開度を制御することを
特徴とする構成。
【0009】(3)上記(1)の発明において、前記熱
交換器で加熱した排気を前記燃焼器へ供給するラインに
は高圧タービンを設け同高圧タービンからの排気を前記
燃焼器へ供給すると共に、前記熱交換器と前記復水器と
の間に低圧タービンを設け同低圧タービンからの排気を
前記復水器へ導く構成としたことを特徴とする構成。
【0010】(4)上記(3)の発明において、前記圧
縮機出口側と前記タービン出口側との間にはバイパスラ
イン及び同バイパスラインの流量調節弁を設け、前記制
御装置は前記流量調節弁の開閉及び開度を制御すること
を特徴とする構成。
【0011】本発明の(1)においては、第1の戻りラ
インは復水器を通る前のH2 O高濃度ラインであり、第
2の戻りラインはH2 Oが除去されたCO2 高濃度ライ
ンであり、両ラインは合流して圧縮機へ作動流体として
戻る。両ラインには、それぞれ流量調節弁、濃度センサ
及び流量センサが設けられ、圧縮機出口側には圧力セン
サが設けられており、これら各センサの検出信号は制御
装置に入力される。制御装置には、作動流体のH2 Oと
CO2 との各濃度比に対する圧縮機の圧力比のサージラ
インが予め記憶されており、制御装置は両ラインの各セ
ンサからH2 OとCO2 の濃度比を求め、現在の圧縮機
の回転数での作動点が該当する濃度比でのサージライン
を越えているか、あるいはサージマージンが小さくなっ
て危険な状態となっているか否か判断する。サージが起
こる状態となると、制御装置は各ラインの流量調節弁の
開度を調整し、サージラインが上昇するような濃度比と
なるような各流量調節弁の開度に設定するように制御す
る。これにより圧縮機のサージングに対するマージンを
大きくとり、常に安定した作動を確保し、圧縮機の信頼
性を高めることができる。
【0012】本発明の(2)においては、(1)の発明
にバイパスライン及び流量調節弁が設けられているの
で、通常の制御では応答が遅く、又濃度比が安定するま
でに時間が掛かるような緊急時においては、流量調節弁
を開き、バイパスラインから圧縮機より吐出される作動
流体をバイパスさせて燃焼器への作動流体の流入量を減
らし、圧縮機の圧力比を下げ、サージングのマージンを
大きくして直ちに安定した圧縮機の運転を可能とする。
【0013】本発明の(3)は、従来型の高圧タービン
を付加し、更にボトミング系にも低圧タービンを付加し
た複合発電プラントの圧縮機のサージを上記(1)と同
様に濃度センサ、流量センサ、圧縮機出口側の圧力セン
サからの信号を制御装置に取込み、H2 O高濃度の第1
の戻りラインの流量調節弁、CO2 高濃度ラインの第2
の戻りラインの流量調節弁の開度を制御し、圧縮機のサ
ージを防止することができる。
【0014】本発明の(4)では、上記(3)の発明に
おいて上記(2)の発明と同様にバイパスライン及び流
量調節弁を設けたので、上記(2)の発明と同様、緊急
時においてバイパスラインを作動させて燃焼器への作動
流体の流入量を減らし、圧縮機の圧力比を下げ、サージ
ングのマージンを大きくして直ちに安定した圧縮機の運
転を可能とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実
施の第1〜第3形態に係る二酸化炭素回収型発電プラン
トに適用される制御システムの全体ブロック図である。
図において、後述する発電プラントのH2 O高濃度ライ
ン41には流量調節弁31が、又CO2 高濃度ライン4
2には流量調節弁32がそれぞれ設けられている。H2
O高濃度ライン41には濃度センサS1,流量センサS
3が、又、CO2 高濃度ライン42にも濃度センサS
2,流量センサS4がそれぞれ設けられ、各ラインの濃
度と流量が検出される。又、圧縮機出口側には圧縮機出
口側の圧力センサが設けられ、圧縮機出口の圧力が検出
される。又、後述するように圧縮機出口側とタービン出
口側との間にバイパスライン43が設けられ、流量調節
弁44で流量を調節することができる。
【0016】30は制御装置であり、各センサS1〜S
5からの検出信号を取込み、メモリ30aに記憶されて
いる作動流体の濃度、流量、圧力比で定まる圧縮機のサ
ージング特性データと比較し、圧縮機の作動点がサージ
ラインを越えないようなH2OとCO2 の濃度比となる
ように流量制御弁31,32の開度を制御する。又、緊
急時には圧縮機の圧力比を下げてサージを起こさないよ
うにバイパスライン43の流量制御弁44の開度も制御
する。このように構成された制御システムが次に説明す
るように実施の第1〜第3形態として二酸化炭素回収型
発電プラントに適用される。
【0017】図2は本発明の実施の第1形態に係る二酸
化炭素回収型発電プラントの圧縮機サージ防止システム
の系統図である。図2に示すメタン等の化石燃料を使用
したタービンプラントは、図7で説明した従来の発電プ
ラントから高圧タービン6、低圧タービン7を削除する
ことにより簡素化をはかったシステムであり、更に、圧
縮機入口側へ戻るラインをH2 O高濃度ライン41とC
2 高濃度ライン42とに分けて並設した構成としてい
る。作動媒体は、従来と同じ二酸化炭素と水蒸気で構成
される。
【0018】また、燃焼器22では、メタン(CH4
が、当量燃焼に必要な酸素(O2 )と反応し、高温の水
蒸気(H2 O)と二酸化炭素(CO2 )の混合ガスとな
る。この反応は、CH4 +2O2 →CO2 +2H2 O+
発熱、のようになり、従来のプラントと同じ反応であ
る。ここでは、メタンを例として説明したが他の化石燃
料(メタノール等)を用いることも可能である。また、
製鉄プラント等で発生する副生ガスを燃料とする場合や
石炭ガス化燃料を燃料とする場合でも有効性を持つ。
【0019】図2において、21は圧縮機、22は燃焼
器で、燃料としてCH4 とO2 が供給される。23はタ
ービン、24は排ガスボイラ、25は復水器、26はC
2排出圧縮機、27はポンプ、28は発電機である。
41,42は前述のH2 O高濃度ライン、CO2 高濃度
ラインであり、それぞれ流量調節弁31,32、濃度セ
ンサS1,S2、流量センサS3,S4が設けられてい
る。又、圧縮機21出口側には圧力センサS5が設けら
れている。
【0020】30は制御装置(図ではメモリ30aを省
略して図示)であり、各センサS1〜S5の検出信号が
入力され、制御装置30はこれら各センサからの検出信
号と、あらかじめ記憶しているH2 O濃度とCO2 濃度
の比率により定められる圧縮機のサージ特性とを参照
し、現在の圧縮機の回転数での作動点がサージラインを
越えないようにH2 OとCO2 の作動媒体の比率を調整
する。作動媒体の比率の調整は流量調節弁31,32の
開度を調整して行う。
【0021】H2 O高濃度ライン41は全開時にはH2
Oが85%,CO2 が15%であり、CO2 高濃度ライ
ン42は全開時にはCO2 が98%,H2 Oが2%とな
るように設定されている。これら流量調節弁31,32
の弁開度を任意に設定することができ、これにより圧縮
機入口のH2 OとCO2 を合流させ、H2 O濃度とCO
2 濃度を任意に可変とすることができる。
【0022】なお、後述するようにCO2 濃度が大きく
なると、圧縮機21のサージラインが上がり、又、H2
O濃度が大きくなると、逆にサージラインは下がる傾向
にあり、圧縮機の作動点がサージラインを越えないよう
にH2 O,CO2 の濃度を調整することにより制御する
ことができる。
【0023】上記に説明の実施の第1形態によれば、H
2 O高濃度ライン41途中にとりつけた流量調節弁31
とCO2 高濃度ライン42途中に取り付けた流量調節弁
32の弁開度を所定の濃度に設定することにより、圧縮
機21入口のH2 O濃度とCO2 濃度を任意に可変する
ことが可能となる。これにより、圧縮機21のサージン
グに対するマージンを大きくとり、常に安定した作動を
確保し圧縮機の信頼性を高める効果がある。
【0024】仮に、弁32を全閉とし弁31を全開とし
た場合、圧縮機21入口水蒸気濃度は、約85%程度と
なる。空気作動を見込んで設計した場合の圧縮機21を
そのまま用いる場合、圧縮機21の入口H2 O濃度が高
いためサージラインが下がり、圧縮機21はサージング
を起こす可能性がある。よって、立ち上げ時に空気吸い
込みで圧縮機21を作動させ、かつ定格を含めた各部分
負荷状態で運用する場合には、圧縮機作動状態の安定確
保のための工夫が必要となる。
【0025】この対策としては、圧縮機の上流段静翼を
可変方式とすることも一つの方法である。しかし、ここ
では、圧縮機21入口組成を、CO2 高濃度ライン32
からの作動媒体と混合させることで、定格および部分負
荷状態でも、空気のガス定数とほぼ同一となるように運
用し、圧縮機21の信頼性を高めることができる。
【0026】図3は本発明の実施の第2形態に係る二酸
化炭素回収型発電プラントの圧縮機サージ防止システム
の系統図である。本実施の第2形態は、図2に示す実施
の第2形態の構成にバイパスライン43、流量調節弁4
4を加えたものであり、その他の構成は図2と同じであ
るので説明を省略する。
【0027】上記構成の実施の第2形態においては、図
2に示す実施の第1形態と同様に各センサS1〜S5の
検出信号を制御装置30へ入力し、制御装置30はH2
O高濃度ライン41の流量調節弁31、CO2 高濃度ラ
イン42の流量調節弁32の開度を調整し、圧縮機21
のサージングを防止することができる。更に、緊急時に
は制御系の応答が遅く、弁31,32の作動により作動
流体の比率が安定するまでに時間を要するので、このよ
うな緊急時においてはバイパスライン43の流量調節弁
44を開き、圧縮機21出口側の作動流体を直ちに所定
量バイパスさせ、燃焼器22への作動媒体流入量を減ら
し、圧力比を低下させサージマージンを確保し、圧縮機
の安定性を確保することが可能となる。
【0028】図4は本発明の実施の第3形態に係る二酸
化炭素回収型発電プラントの圧縮機サージ防止システム
の系統図である。本実施の第3形態は、図7の従来例の
複合発電プラントに図1で示す制御システムを接続して
構成したものである。従って符号11〜12は図7に示
すものと同じであり、詳しい説明は省略し、そのまま引
用して説明する。
【0029】図4において、復水器9とCO2 圧縮機8
との流路から分岐してCO2 高濃度ライン42の一端が
接続され、その他端が圧縮機1の入口側へ接続されてい
る。CO2 高濃度ライン42の途中には流量調節弁32
が設けられ、CO2 の流量が調節され、又、ライン42
には濃度センサS2、流量センサS4が設けられてい
る。
【0030】又、熱交換器5から圧縮機1の入口側へ戻
るタービン3からの既設の戻り流路には、流量調節弁3
1,濃度センサS1,圧力センサS3が設けられ、H2
O高濃度ライン41を構成している。又、圧縮機1の出
口側の圧力は圧力センサS5で検出される。
【0031】制御装置30には、これら各センサS1〜
S5の検出信号が入力され、制御装置30はこれら各検
出信号により、予めメモリに記憶されている圧縮機のサ
ージ特性と現在作動している圧縮機の回転数に伴う作動
点とを比較し、圧縮機の作動点がサージラインを越えな
いようにH2 O高濃度ライン41の流量調節弁31、C
2 高濃度ライン42の流量調節弁32の開度を調整
し、圧縮機1へ流入する作動流体のH2 OとCO2 の比
率を所定の比率にするように制御する。
【0032】本実施の第3形態においても、図1に示す
制御システムを従来型の図7に示す複合発電プラントに
適用し、プラントにおける圧縮機1のサージングを防止
し、プラントの安全な運転を可能とするものである。
又、本実施の第3形態においても図3と同じように圧縮
機1の出口側とタービン3の出口側へバイパスラインを
設け、流量調節弁でバイパスするようにすれば、図3に
示す実施の第2形態と同様の効果を奏することができ
る。
【0033】図5は上記に説明した図1に示す制御シス
テムの原理を示す図である。図において、横軸は修正流
量であり、詳しくは、修正流量=〔(圧縮機入口流量)
×(圧縮機入口温度)〕/(圧縮機入口圧力)で示され
る。縦軸は圧力比であり、圧力比=(圧縮機出口圧力)
/(圧縮機入口圧力)で表される。
【0034】(p)は圧縮機の作動点であり、(Nx)
は修正回転数で、Nx=(回転数)/√(圧縮機入口温
度)で表される。(SL)はサージラインであり、H2
OとCO2 との濃度比によってそれぞれ実験的に定めら
れた値であり、H2 OとCO 2 の濃度比によってそれぞ
れ異なるカーブとなる。(SM)はサージライン(S
L)より設定されるサージマージンであり、作動点
(p)はサージマージン(SM)で定まる点線のカーブ
を越えるとサージングを起こす危険域に入る。
【0035】上記のようにH2 OとCO2 の各濃度比に
おけるサージライン(SL)、サージマージン(SM)
は図1に示す制御システムのメモリ30aに記憶されて
いる。制御装置30は、現在の圧縮機の作動点(p)を
回転数から求め、各濃度センサS1,S2の検出値を入
力し、現在のH2 OとCO2 の濃度比に対応するサージ
ライン(SL)、サージマージン(SM)のデータと作
動点(p)とを比較する。
【0036】作動点(p)がサージライン(SL)を越
えているか又はサージマージン(SM)の区域に入って
いれば、制御装置30は流量調節弁31,32の開度を
調整し、作動点(p)がサージライン(SL)又はサー
ジマージン(SM)の下方になるような濃度比のカーブ
を選び、この濃度比となるように流量調節弁31,32
の開度を制御する。なお、図1の制御システムでは、圧
縮機の入口流量、圧力、温度、等の信号は図示してない
が、これらは別途制御装置30に入力され、上記の制御
に使用される。
【0037】図6は上記に説明したサージライン(S
L)と作動点(p)との関係を示す図であり、(a)は
2 Oの濃度が大きくなった状態であり、このような濃
度比ではサージライン(SL)が二点鎖線で示す(S
L’)のように低下する。従って、作動点(p)は、極
端な場合にはサージラインを越えてしまい、サージング
が発生することになる。
【0038】(b)はCO2 の濃度が大きくなった状態
であり、このような濃度比ではサージライン(SL)が
二点鎖線で示す(SL'')のように上昇する。従って、
作動点(p)はサージラインに対して余裕が生ずること
になる。
【0039】(c)は図3に示す実施の第2形態のバイ
パスライン43及び流量調節弁44を作動させた場合の
例であり、この場合には圧縮機の作動点(p)が
(p’)のように下がることになり、緊急時のように、
バイパスライン43で作動流体をバイパスさせると作動
点(p)の圧力比が下り、サージングを防止することが
できる。
【0040】
【発明の効果】本発明の二酸化炭素回収型発電プラント
の圧縮機サージ防止システムは、(1)水蒸気と二酸化
炭素の混合気体を作動流体として圧縮する圧縮機と、同
圧縮機からの作動流体に酸素を加え燃料と共に燃焼させ
る燃焼器と、同燃焼器からの燃焼ガスを膨張させ仕事を
するタービンと、同タービンの排気を導き排熱を回収す
る熱交換器と、同熱交換器からの前記排気の一部を前記
圧縮機へ作動流体として戻す第1の戻りラインと、同熱
交換器からの前記排気の残りを導き復水させる復水器
と、同復水器からの復水の一部を前記熱交換器で加熱し
て前記燃焼器へ供給するラインと、前記復水器からの復
水の残りのうち一方を導き二酸化炭素を排出する手段を
設け、復水の他方を前記圧縮機へ作動流体として戻す第
2の戻りラインとを備えてなる発電プラントにおいて、
前記第1,第2戻りラインには、それぞれ流量調節弁、
濃度センサ及び温度センサを設けると共に、前記圧縮機
出口側に圧力センサを設け、前記第1,第2戻りライン
の濃度センサ、温度センサ及び前記圧力センサの検出信
号を取込み、これら各信号に基づいて前記圧縮機がサー
ジを起こさないような流量となるように前記各流量調節
弁の開度を制御する制御装置とを備えたことを特徴とし
ている。このような構成により、圧縮機のサージが起き
そうになると、制御装置は各ラインの流量調節弁の開度
を調整し、サージラインが上昇するような濃度比となる
ような各流量調節弁の開度に設定するように制御する。
これにより圧縮機のサージングに対するマージンを大き
くとり、常に安定した作動を確保し、圧縮機の信頼性を
高めることができる。
【0041】本発明の(2)においては、(1)の発明
にバイパスライン及び流量調節弁が設けられているの
で、通常の制御では応答が遅く、又濃度比が安定するま
でに時間が掛かるような緊急時においては、流量調節弁
を開き、バイパスラインから圧縮機より吐出される作動
流体をバイパスさせて燃焼器への作動流体の流入量を減
らし、圧縮機の圧力比を下げ、サージングのマージンを
大きくして直ちに安定した圧縮機の運転を可能とする。
【0042】本発明の(3)は、従来型の高圧タービン
を付加し、更にボトミング系にも低圧タービンを付加し
た複合発電プラントの圧縮機のサージを上記(1)と同
様に、濃度センサ、流量センサ、圧縮機出口側の圧力セ
ンサからの信号を制御装置に取込み、H2 O高濃度の第
1の戻りラインの流量調節弁、CO2 高濃度ラインの第
2の戻りラインの流量調節弁の開度を制御し、圧縮機の
サージを防止することができる。
【0043】本発明の(4)では、上記(3)の発明に
おいて上記(2)の発明と同様にバイパスライン及び流
量調節弁を設けたので、上記(2)の発明と同様、緊急
時においてバイパスラインを作動させて燃焼器への作動
流体の流入量を減らし、圧縮機の圧力比を下げ、サージ
ングのマージンを大きくして直すに安定した圧縮機の運
転を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1〜第3形態に係る二酸化炭
素回収型発電プラントの圧縮機サージ防止システムに適
用する制御システムのブロック図である。
【図2】本発明の実施の第1形態に係る二酸化炭素回収
型発電プラントの圧縮機サージ防止システムの系統図で
ある。
【図3】本発明の実施の第2形態に係る二酸化炭素回収
型発電プラントの圧縮機サージ防止システムの系統図で
ある。
【図4】本発明の実施の第3形態に係る二酸化炭素回収
型発電プラントの圧縮機サージ防止システムの系統図で
ある。
【図5】本発明の二酸化炭素回収型発電プラントの圧縮
機サージ防止システムの原理を示す図である。
【図6】本発明の二酸化炭素回収型発電プラントの圧縮
機サージ防止システムのサージラインと作動点との関係
を示し、(a)はH2 O濃度大、(b)はCO2 濃度
大、(c)はバイパスラインを使用した場合のそれぞれ
の状態を示す。
【図7】従来の二酸化炭素回収型のタービンプラントの
系統図である。
【符号の説明】
1,21 圧縮機 2,22 燃焼器 3,23 高温タービン 4,5 熱交換器 6 高圧タービン 7 低圧タービン 8,26 CO2 圧縮機(真空ポンプ) 9,25 復水器 10 加圧ポンプ 11 モータ 12,28 発電機 24 排ガスボイラ 27 ポンプ 30 制御装置 31,32 流量調節弁 S1,S2 濃度センサ S3,S4 流量センサ S5 圧力センサ 41 H2 O高濃度ライン 42 CO2 高濃度ライン 43 バイパスライン 44 流量調節弁
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F22B 1/18 F22B 1/18 H F22D 11/06 F22D 11/06 A (72)発明者 萬代 重実 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 上松 一雄 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内 (72)発明者 辻 正 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内 Fターム(参考) 3G081 BA02 BA15 BB10 BC07 BD00 DA23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水蒸気と二酸化炭素の混合気体を作動流
    体として圧縮する圧縮機と、同圧縮機からの作動流体に
    酸素を加え燃料と共に燃焼させる燃焼器と、同燃焼器か
    らの燃焼ガスを膨張させ仕事をするタービンと、同ター
    ビンの排気を導き排熱を回収する熱交換器と、同熱交換
    器からの前記排気の一部を前記圧縮機へ作動流体として
    戻す第1の戻りラインと、同熱交換器からの前記排気の
    残りを導き復水させる復水器と、同復水器からの復水の
    一部を前記熱交換器で加熱して前記燃焼器へ供給するラ
    インと、前記復水器からの復水の残りのうち一方を導き
    二酸化炭素を排出する手段を設け、復水の他方を前記圧
    縮機へ作動流体として戻す第2の戻りラインとを備えて
    なる発電プラントにおいて、前記第1,第2戻りライン
    には、それぞれ流量調節弁、濃度センサ及び温度センサ
    を設けると共に、前記圧縮機出口側に圧力センサを設
    け、前記第1,第2戻りラインの濃度センサ、温度セン
    サ及び前記圧力センサの検出信号を取込み、これら各信
    号に基づいて前記圧縮機がサージを起こさないような流
    量となるように前記各流量調節弁の開度を制御する制御
    装置とを備えたことを特徴とする二酸化炭素回収型発電
    プラントの圧縮機サージ防止システム。
  2. 【請求項2】 前記圧縮機出口側と前記タービン出口側
    との間にバイパスライン及び同バイパスラインの流量調
    節弁を設け、前記制御装置は前記流量調節弁の開閉及び
    開度を制御することを特徴とする請求項1記載の二酸化
    炭素回収型発電プラントの圧縮機サージ防止システム。
  3. 【請求項3】 前記熱交換器で加熱した排気を前記燃焼
    器へ供給するラインには高圧タービンを設け同高圧ター
    ビンからの排気を前記燃焼器へ供給すると共に、前記熱
    交換器と前記復水器との間に低圧タービンを設け同低圧
    タービンからの排気を前記復水器へ導く構成としたこと
    を特徴とする請求項1記載の二酸化炭素回収型発電プラ
    ントの圧縮機サージ防止システム。
  4. 【請求項4】 前記圧縮機出口側と前記タービン出口側
    との間にはバイパスライン及び同バイパスラインの流量
    調節弁を設け、前記制御装置は前記流量調節弁の開閉及
    び開度を制御することを特徴とする請求項3記載の二酸
    化炭素回収型発電プラントの圧縮機サージ防止システ
    ム。
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