JP2015532455A - ビームスプリッタを用いたスペックルリデューサ - Google Patents

ビームスプリッタを用いたスペックルリデューサ Download PDF

Info

Publication number
JP2015532455A
JP2015532455A JP2015534915A JP2015534915A JP2015532455A JP 2015532455 A JP2015532455 A JP 2015532455A JP 2015534915 A JP2015534915 A JP 2015534915A JP 2015534915 A JP2015534915 A JP 2015534915A JP 2015532455 A JP2015532455 A JP 2015532455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser beam
block
laser
beam splitting
emitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015534915A
Other languages
English (en)
Inventor
グロス、クリストフ レ
グロス、クリストフ レ
キルヒャー、ルシオ
Original Assignee
レモオプティクス エスエー
レモオプティクス エスエー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by レモオプティクス エスエー, レモオプティクス エスエー filed Critical レモオプティクス エスエー
Publication of JP2015532455A publication Critical patent/JP2015532455A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/48Laser speckle optics
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/0816Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements
    • G02B26/0833Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/105Scanning systems with one or more pivoting mirrors or galvano-mirrors
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/10Beam splitting or combining systems
    • G02B27/14Beam splitting or combining systems operating by reflection only
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/28Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 for polarising
    • G02B27/283Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 for polarising used for beam splitting or combining
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3129Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] scanning a light beam on the display screen
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/315Modulator illumination systems
    • H04N9/3161Modulator illumination systems using laser light sources
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/315Modulator illumination systems
    • H04N9/3167Modulator illumination systems for polarizing the light beam

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

レーザ光源(3)と、スペックルを低減するためのコンポーネント(7)とを備え、レーザビームの第1の部分(11)を反射し第2の部分(13)を通過させるビームスプリッタ(9)と、第1及び第2の反射手段(15、17)とを備え、第1の反射手段(15)は、レーザビームの第2の部分(13)を受け、第2の反射手段(17)は、第2の部分(13)を導いてビームスプリッタ(9)に戻し、レーザビームの第2の部分(13)は第1(15)から第2の反射手段(17)に導かれることができ、第1(15)及び第2(17)の反射手段並びにビーム分割手段(9)は、レーザビームの第2の部分(13)の光路を定めるよう設けられ、光路の長さが、レーザビームのコヒーレンス長と等しい又はより長い光アセンブリ(1)。

Description

本発明は、光アセンブリ、特に、これに限定されないが、スペックルを低減するために、レーザビームのコヒーレンス長と等しい又はより長い長さのレーザビームの一部分のための光路を提供するためのブロックを用いる光アセンブリに関する。
スペックルは、複数の光源、例えば複数のレーザ光源で、光がコヒーレントであることによって生じる現象である。平行で同期した複数の波面が投射面に同時に当たる。光が表面に当たる場合、構造的で有害な干渉が生じる。複数の干渉は、しばしば人間の目及び/又は複数のセンサによって認識可能な像の劣化を引き起こす。像の品質の損失に加えて、観察者の視覚的快適さもまた影響を受け得る。
スペックルを低減するための最も一般的な複数の方法の1つは、異なるスペックルパターンを持つ複数のレーザビームを結合することである。典型的には、これは、スペックルが低減された単一のビームスポットを提供するために、スペックルパターンを持つ1つのレーザビームのビームスポット(所与の強度でのガウシアンビーム強度分布)を、異なる無相関のスペックルパターンを持つ他の複数のレーザビームの複数のビームスポットと重ね合わせることによって実現される。異なるスペックルパターンを持つ複数のレーザビームを結合することは、複数のスペックルパターンの平均化をもたらし、それが認識可能なスペックル効果を低減させる。
複数のレーザ投射システムは、特に、スペックル効果によって影響を受ける。スペックル効果は、投射画像のピクセルについて強度の変化の原因となる。各ピクセル中のこの強度の変化は、非鮮明な複数のエッジの視覚的効果とともに変形した投射画像をもたらす。
投射システムにおいて、2D画像又はビデオは、表示面上に表示されることができる。2D画像又はビデオの各ピクセルは、変調された赤、緑及び青色、並びに/若しくは、UV又はIRなどの他の波長の複数のレーザ光源を、例えばビームコンバイナにより結合することで、生成される。変調された赤、緑及び青色のレーザからの結合された光は、ビームコンバイナから光ビームとして発せられる。ビームコンバイナから発せられる光ビームは、複数のパルスを備え、各パルスが2D画像又はビデオのピクセルに対応する。1つ又は複数のMEMSマイクロミラーが、光ビームをディスプレイスクリーンに導くために用いられる。2D画像又はビデオがディスプレイスクリーン上にピクセル毎に表示されるよう、1つ又は複数のMEMSマイクロミラーは、ディスプレイスクリーンにわたって光ビームをジグザグ、単方向又は両方向ラスタ(インタレース又は非インタレース)若しくはリサジューパターンで走査するべく振動する。表示面に投射される2D画像又はビデオの各ピクセルが連続してリフレッシュされるよう、1つ又は複数のMEMSマイクロミラーは、例えば左から右及び上から下に光を走査するために連続して振動する。MEMSマイクロミラーの振動速度は、表示面上に完全な2D画像又はビデオが認識可能になるようにされる。
例えばMEMSレーザ投射システム等の光を走査するレーザ投射システムにとって、スペックル低減を実現することが難しい。これは、スペックルが各ピクセルの個々で生じ、したがって、1つ又は複数のMEMSマイクロミラーがディスプレイスクリーン上に次のピクセルを投射するべく振動する前に、スペックルを低減するための複数のステップが実行されなければならないからである。MEMSマイクロミラーは、(完全な2D画像又はビデオが表示面に認識可能になるよう)非常に速く振動しなければならないので、スペックルを低減するための複数のステップの実行期間は非常に制限される。
さらなる課題は、そのような複数のレーザ投射システムは、典型的には赤、緑及び青色の複数の光源を用いるので、赤、緑及び青色の光源のそれぞれから提供される複数のレーザビームにスペックル低減が実行されなければならないということである。
さらなる要求は、スペックル低減手段の光損失が少ししかない又は存在しないべきであるということである。光損失は、投射画像の明るさを低減することになる。
複数のレーザ投射システムにおいてスペックルの発生を低減するために多くのステップが使用された。1つの著名な方法は、米国特許出願公開第2012/0075588号に開示されたものである。この特定の特許出願では、原理は、レーザビームの2つの直交偏光に分割し、各偏光を異なる長さの経路に沿って導いて通過させ、従って、2つの偏光が2つの異なるスペックルパターンを提供するというものである。この2つの異なる偏光は、それぞれ異なるスペックルパターンを持つ全部で4つの偏光を提供するべく、それぞれさらに分割されることができる。
コントラスト比は、スペックルパターンの基準を提供する。コントラスト比は、式σ/Iによって与えられる。ここで、「σ」は標準偏差であり、「I」は画像の光学的明るさの平均強度である。スペックル低減は、式1/√Nによって与えられる。ここで「N」は、平均強度が同じ異なる無相関のスペックルパターンの数である。
米国特許出願公開第2012/0075588号の方法は2つの異なるスペックルパターンを提供するので、スペックルの低減は、30%(1/√2)のコントラスト比の低減によって示される。そのような低減は、多くの用途にとって不十分である。
更に、米国特許出願公開第2012/0075588号に開示されたデバイスは、通過させる複数のレーザビームの偏光を変えるために必要な複数の四分の一波長板を用いる。これらの四分の一波長板は非常に高価であり、大きな光損失を引き起こすだけでなくデバイスのコストが高くなる。
本発明の目的は、上述の複数の不都合の少なくともいくつかを軽減又は除去することである。
本発明によれば、レーザビームを発するよう動作可能な少なくとも1つのレーザ光源と、スペックルを低減するためのコンポーネントとを備え、スペックルを低減するためのコンポーネントは、レーザビームを受けるよう設けられ、スペックルを低減するためのコンポーネントは、レーザビームの第1の部分を反射し、レーザビームの第2の部分を通過させることによって、レーザによって発せられたレーザビームを分割するよう構成されたビーム分割手段と、少なくとも第1及び第2の反射手段とを備え、第1の反射手段は、ビーム分割手段からのレーザビームの第2の部分を受けるよう設けられ、第2の反射手段は、レーザビームの第2の部分を導いてビーム分割手段に戻すことができるように設けられ、第1及び第2の反射手段は、レーザビームの第2の部分が、第1の反射手段から第2の反射手段に導かれることができるように設けられ、少なくとも第1及び第2の反射手段並びにビーム分割手段は、レーザビームの第2の部分の光路を定めるよう設けられ、光路の長さが、少なくとも1つのレーザ光源から発せられたレーザビームのコヒーレンス長と等しい又はより長い光アセンブリが提供される。
スペックルを低減するためのコンポーネントは、第1及び第2の反射手段を定める第1及び第2のミラーを備え、第1及び第2のミラー並びにビーム分割プレートにおいて、第1のミラー、第2のミラー及びビーム分割プレートのそれぞれは、第1のミラー、第2のミラー及びビーム分割プレートのそれぞれが互いに独立に動かされることができるように、互いに機械的に独立している。
スペックルを低減するためのコンポーネントは、第1、第2及び第3の面を持つ第1の要素を備えるブロックを備えてよい。第1、第2及び第3の面のそれぞれは、ビーム分割手段と光学的に連絡し、ブロックの第1の面は、第1の反射手段を備え、ブロックの第2の面は、第2の反射手段を備え、ブロックの第3の面は、ビーム分割手段を備えてよい。
光ビームのコヒーレンス長は、コヒーレント光源(すなわち、レーザ光ビーム)から、伝播した光の波が初期に発した波と(位相又は波長に関して)もはや等しくなくなる点までの伝播距離である。この伝播距離内では、対象の波は完全な正弦波に最も類似している。コヒーレンス長は、Lc= (2ln(2)λ)/nΔλ)で与えられる。ここで、λはレーザの波長であり、Δλは光源のスペクトル幅であり、nは媒質の屈折率である。
ビーム分割手段は、ブロックの第3の面に配されたコーティングを備えてよい。ビーム分割手段は、ブロックの第3の面に配されたコーティングによって定められてよい。
第1の要素の第1の面は、第1の反射手段を定める反射コーティングを備え、第1の要素の第2の面は、第2の反射手段を定める反射コーティングを備えてよい。
光アセンブリは、第4、第5及び第6の面を備える第2の要素をさらに備えてよい。第4の面によって受けられるレーザビームがビーム分割手段へと送られることができ、かつ、ビーム分割手段によって反射されたレーザビーム又はビーム分割手段から発せられたレーザビームが第2の要素の第5の面によって受けられることができるように、第2の要素の第4の面及び第2の要素の第5の面は、ビーム分割手段と光学的に連絡するよう構成され、ビーム分割手段によって反射されたレーザビームの第1の部分と、第1及び第2の反射手段へとビーム分割手段を通過してビーム分割手段を通じて戻るレーザビームの第2の部分の少なくとも一部との双方が、第2の要素の第5の面を通じてブロックから発せられることができるように、第2の要素の第5の面が、ビーム分割手段から受ける複数のレーザビームを発するよう構成される。
ブロックの第2の要素の第4及び第5の面は、各々反射防止コーティングを備えてよい。
第6の面は、好ましくは、第1の要素の第3の面に接するよう設けられる。
ビーム分割手段は、代替的に、ブロックの第2の要素の第6の面に配されたコーティングを備えてよいことが理解される。ビーム分割手段は、代替的に、ブロックの第2の要素の第6の面に配されたコーティングと、ブロックの第1の要素の第3の面に配されたコーティングとによって定められてよいことが理解される。
ブロックの第1の要素は、好ましくは、ガラスで構成される。ブロックの第2の要素は、好ましくは、ガラスで構成されてよい。
ブロックは、ガラス、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、パイレックス(登録商標)、ゼロデュア、borofloat材料、ポリマー、ホウケイ酸クラウン、高密度のフリント又は可塑性物質を備えてよい。ブロックの第1の要素及び/又は第2の要素は、ガラス、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、パイレックス(登録商標)、ゼロデュア、borofloat材料、ポリマー、ホウケイ酸クラウン、高密度のフリント又は可塑性物質を備えてよい。ブロックは、好ましくは、光が通過することを可能にする材料で作られる。これにより、通過に関してできるだけ光損失が少ない材料であれば好ましい。好ましくは、ブロックは、ガラスのカテゴリに属するSF2又はBK7を備える。ブロックの第1の要素及び/又は第2の要素は、ガラスのカテゴリに属するSF2又はBK7を備えてよい。
好ましくは、第1の要素及び第2の要素は、協働して単一のユニットを定める。好ましくは、第1の要素及び第2の要素は、接続することによって協働する。すなわち、第1の要素及び第2の要素は、単一のユニットを形成するために共に接続される。
第1及び第2の要素は、それぞれ三角断面又は切頭三角断面を持つよう構成されてよい。好ましくは、第1及び第2の要素は三角断面を持つよう構成されてよい。三角断面は、好ましくは等辺三角形である。三角断面は、場合によっては二等辺三角形である。ビーム分割手段から導かれて、第1の反射手段へ、第2の反射手段へ、そしてビーム分割手段へと戻るレーザビームがたどる経路は、三角形であるのがよい。ブロックへの光ビームの垂直に対応する入力角度αに依存して、2つの反射面の反射角度は、式180=2α+β+Ωを満たすよう調整されるのがよい。ここで、βは、第1の反射面上の反射光と入力光との間で定められる角度であり、Ωは、第2の反射面上の反射光と第1の反射光との間で定められる角度である。好ましくは、二等辺三角形を形成する光路に対応してβ=Ωである。
ブロックは、第1及び第2の要素が、次のように交換可能であるように構成されてよい。第1及び第2の要素のそれぞれが、異なる角度に指向された複数の面を持つ他の第1及び第2の要素、すなわち異なる大きさを持つ第1及び第2の要素と選択的に交換されてよい。これによりユーザは、レーザの入力及び出力放射の望ましい向きを提供する適切な指向された複数の面(すなわち、複数の大きさ)を持つ第1及び第2の要素を使用するために選択することができる。
レーザビームの第2の部分の少なくとも一部及びレーザビームの第1の部分がブロックから同じ向き又は平行に発せられるよう、第1の要素の第1及び第2の面は、ビーム分割手段を通じて第1及び第2の反射手段に伝えられてビーム分割手段を通じて戻るレーザビームの第2の部分の少なくとも一部が、レーザビームの第1の部分がビーム分割手段によって反射された向きと同じ向きにビーム分割手段から発せられるように指向されてよい。ブロックは、第1及び第2の面がこのように指向されるように、形作られる又は構成されてよい。
ブロックに入射したレーザビームとブロックから発せられるレーザビームとの間に予め定められた角度が存在するように、ブロックは、第1及び第2の反射手段の間に予め定められた角度を提供するために第1及び第2の面の間に予め定められた角度が存在するよう構成されてよい、例えば、形作られてよい。
第1、第2、第4及び第5の面は、レーザビームの第1の部分及びレーザビームの第2の部分の少なくとも一部が、ブロックの第2の要素の第5の面から同じ向き及び/又は平行に発することができるように指向されてよい。
ブロックの第4の面に入射したレーザビームとブロックの第5の面から発せられるレーザビームとの間に予め定められた角度が存在するように、ブロックは、第1及び第2の面の間及び第4及び第5の面の間に予め定められた角度が存在するよう構成されてよい。レーザビームの第1の部分及びレーザビームの第2の部分の少なくとも一部は、ブロックの第4の面から発した複数のレーザビームであってよい。
好ましくは、レーザビームの第1の部分及びレーザビームの第2の部分の少なくとも一部は、ブロックの第5の面から同じ向き及び/又は平行に発せられる。それにより、ブロックの第4の面に入射する光ビームと、レーザビームの第1の部分及びレーザビームの第2の部分の少なくとも一部のそれぞれとの間に予め定められ角度が存在するようになる。
例えば、ブロックは、第1の要素においてブロックの第1及び第2の面の間、並びに、第2の要素においてブロックの第4及び第5の面の間に予め定められ角度が存在するように構成されてよく、これにより光がブロックから予め定められ角度で発せられることができる。ブロックは、ブロックの第4の面の与えられた入射角度について予め定められ角度で光を発するよう構成されてよい。そのような場合、レーザ光源に対するブロックの向きは、複数の面が適切な角度で指向されることができるように決定される。
例えば、ブロックは、第1及び第2の面の間に60°の角度があり、第4及び第5の面の間に120°の角度があるように形作られてよく、そのような場合、レーザビームが第4の面に対し90°の角度で第4の面に入射するという条件で、ブロックの第4の面に入射するレーザビームと、ブロックの第5の面から発せられるレーザビームとの間に60°の角度が存在する。この場合、ブロックの第4の面に入射するレーザビームと、ブロックの第4の面から発せられる光との間に60°の角度を実現するために、ブロックは、好ましくは、レーザ光源から発せられたレーザビームがブロックの第4の面に90°の角度で入射するように、レーザ光源に対して相対的に設けられるとよい。しかしながら、ブロックが、ブロックの第4の面への任意の特定の入射角度について、入射するレーザビームと発せられるレーザビームとの間に60°の角度を提供するように構成され得ることが理解されるだろう。
同様に、第1及び第2の面の間に45°の角度が存在し、第4及び第5の面の間に90°の角度が存在するように、ブロックが構成されてよい。それにより、ブロックの第3の面に入射するレーザビームとブロックの第5の面から発せられる複数のレーザビームとの間に90°の角度が存在するようになる。この場合、ブロックの第4の面に入射するレーザビームと、ブロックの第5の面から発せられる複数のレーザビームとの間に90°の角度を実現するために、ブロックは、レーザ光源から発せられたレーザビームがブロックの第4の面に90°の角度で入射するように、レーザ光源に対して相対的に設けられるとよい。しかしながら、ブロックが、ブロックの第4の面への任意の特定の入射角度について、入射する光ビームと発せられる光ビームとの間に90°の角度を提供するように構成され得ることが理解されるだろう。
同様に、第1及び第2の面の間に65°の角度が存在し、第4及び第5の面の間に130°の角度が存在するように、ブロックが構成されてよい。それにより、ブロックの第4の面に入射するレーザビームとブロックの第5の面から発せられるレーザビームとの間に50°の角度が存在するようになる。この場合、ブロックの第4の面に入射するレーザビームと、ブロックの第5の面から発せられる光との間に65°の角度を実現するために、ブロックは、レーザ光源から発せられたレーザビームがブロックの第4の面に90°の角度で入射するように、レーザ光源に対して相対的に設けられるとよい。しかしながら、ブロックが、ブロックの第4の面への任意の特定の入射角度について、入射する光ビームと発せられる光ビームとの間に50°の角度を提供するように構成され得ることが理解されるだろう。
望ましい第1及び第2の面の間の複数の角度は、180=2α+β+Ωによって与えられる。ここで、βは、第1の反射面上の反射光と入力光との間で定められる角度であり、Ωは、第2の反射面上の反射光と第1の反射光との間で定められる角度であり、αはブロックへの光ビームの垂直に対応する入力角度である。
製造段階では、ブロックの第1の要素は、第1及び第2の面の間に望ましい複数の角度が実現されるように、形作られてよい。製造段階において、ブロックの第2の要素は、第4及び第5の面の間に望ましい角度が実現されるように形作られてよい。
ビーム分割手段は、誘電体又はハイブリッド誘電体材料を備えてよい。
ビーム分割手段は、レーザから発せられたレーザビームを分割して、第1の強度を持つ第1のレーザビーム部分及び第2の強度を持つ第2のレーザビーム部分を提供するよう構成されてよい。ビーム分割手段は、無偏光ビームスプリッタであるように構成されてよい。無偏光ビームスプリッタはコーティングであってよい。前に示したように、無偏光ビームスプリッタは、好ましくは、ブロックの第1の要素の第3の面に配されコーティングの形態で提供される。無偏光ビームスプリッタは、好ましくは、ハイブリッド誘電体コーティングである。無偏光ビームスプリッタは、金属(アルミニアム、銀又は金でさえも)コーティング及び/又は誘電体コーティング(フッ化マグネシウム、フッ化カルシウム及び様々な金属酸化物)の組み合わせを備えてよい。
ビーム分割手段は、レーザによって発せられたレーザビームを分割して、第1の偏光を持つ第1のレーザビーム部分及び第2の偏光を持つ第2のレーザビーム部分を提供するよう構成されてよい。第1及び第2の偏光は直交する。ビーム分割手段は、偏光ビームスプリッタであるよう構成されてよい。偏光ビームスプリッタは、コーティングであってよい。前に示したように、偏光ビームスプリッタは、好ましくは、ブロックの第1の要素の第3の面に配されたコーティングの形態で提供される。偏光ビームスプリッタは、誘電体を備えてよい。好ましくは、偏光ビームスプリッタは純粋な誘電体である。偏光ビームスプリッタは、好ましくは、フッ化マグネシウム、フッ化カルシウム及び様々な金属酸化物などの材料の複数の層を備える。
ビーム分割手段は、Al、Au、Ag、SiO、TiO、Al、Ta、MgF、LaF及びAlFを備える群から選択される材料の少なくとも1つを備えてよい。代替的に、ビーム分割手段は、それらの金属のいずれかの合金を備えてよい。
本発明のさらなる態様によれば、上述のいずれか1つに記載の複数の光アセンブリに係る1つ又は複数の光アセンブリと、投射スクリーンに像を投射するための投射スクリーンにわたって、1つ又は複数の光アセンブリから発せられた光を走査するべく、少なくとも1つの振動軸のまわりに振動することができる1つ又は複数のMEMSミラーとを備える投射デバイスが提供される。
1つ又は複数の光アセンブリは、それぞれ、少なくとも3つのレーザ光源を備えてよい。
光アセンブリのブロックは、少なくとも1つのレーザ光源に対して相対的に、少なくとも1つのレーザ光源から発せられてブロックに入射するレーザビームと、ブロックからMEMSミラーへと発せられるレーザビームとの間に0°、180°又は360°以外の角度が存在することを保証する方向に、複数のレーザビームがブロックから発せられるように設けられてよい。
光アセンブリのブロックは、ブロックから発せられた複数のレーザビームが、MEMSミラーの面に対し、MEMSミラーが完全に振動された場合におけるMEMSミラーの振動の角度の半分より常に大きい角度をもってMEMSミラーの面に入射するように、MEMSミラーに対して相対的に設けられてよい。好ましくは、光アセンブリのブロックは、ブロックから発せられた複数のレーザビームが、MEMSミラーの面に対し、MEMSミラーが完全に振動された場合におけるMEMSミラーの振動の総光学的角度の半分よりすぐ上の角度をもってMEMSミラーの面に入射するように、MEMSミラーに対して相対的に設けられる。好ましくは、光アセンブリのブロックは、ブロックから発せられた複数のレーザビームが、MEMSミラーの面に対し、MEMSミラーが完全に振動された場合におけるMEMSミラーの振動の総光学的角度の半分より、0.1°から45°の間だけ大きい、最も好ましくは、10°までの間だけ大きい角度をもってMEMSミラーの面に入射するように、MEMSミラーに対して相対的に設けられる。光学的な角度は、好ましくは、MEMSミラーの物理的な振動角度の2倍である。
上記の複数の投射デバイスのいずれかにおいて、光アセンブリが3つのレーザ光源を備えてよく、光アセンブリのスペックル低減のためのコンポーネントが、3つのレーザ光源から複数のレーザビームを受けるよう設けられてよい。
投射デバイスは、1つ又は複数の光アセンブリに提供された複数のレーザ光源に加えて、少なくとも2つのさらなるレーザ光源を備えてよい。例えば、光アセンブリは、赤色レーザビームを提供するレーザ光源を備えてよい。投射デバイスは、それぞれ青色及び緑色のレーザビームを提供するよう構成されたさらなる2つのレーザ光源を備えてよい。この特定の例における光アセンブリは、赤色レーザビームを発するだろう。しかしながら、光アセンブリが、例えば青色又は緑色及び/又は赤外光及び/又はUV光の任意のカラーレーザビームを発するよう構成されたレーザ光源を備えてよいことが理解される。投射デバイスの2つのレーザ光源と同様に、任意のカラーレーザビーム及び/又は赤外光及び/又はUV光を発するよう構成されてよい。各レーザ光源からの複数の光ビームは、ピクセルを定めるために結合されてよい。
投射デバイスは、1つ又は複数の光アセンブリか発せられる複数のレーザビームを、投射デバイスに提供された少なくとも2つのさらなるレーザ光源によって発せられた光ビームと結合するよう構成されたビームコンバイナをさらに備えてよい。
投射デバイスにおける光アセンブリは、ビームコンバイナをさらに備えてよい。
投射デバイスの光アセンブリは、3つのレーザ光源を備えてよい。投射デバイスの光アセンブリにおけるスペックル低減のためのコンポーネントは、3つのレーザ光源からの複数のレーザビームを受けるよう設けられてよい。3つのレーザ光源は、赤、緑及び青色のレーザ光源を備えてよい。
投射デバイスは、1つ又は複数のアセンブリに提供されるスペックル低減のための1つ又は複数のコンポーネントに加えて、スペックル低減のための少なくとも1つの他のコンポーネントを備えてよい。例えば、投射デバイスは、スペックル低減のための第1のコンポーネントを備える単一の光アセンブリを備え、投射デバイスはスペックル低減のための第2のコンポーネントを備えてよい。スペックル低減のための少なくとも1つの他のコンポーネントは、上述したスペックル低減のためのコンポーネントの複数の特徴の幾つか又は全てを持ってよい。
1つ又は複数の光アセンブリにおけるスペックル低減のためのコンポーネントが無偏光ビームスプリッタを備えるよう構成されている場合、スペックル低減のための少なくとも1つの他のコンポーネントは、無偏光ビームスプリッタを備えるよう構成されてよい。1つ又は複数の光アセンブリにおけるスペックル低減のためのコンポーネントが偏光ビームスプリッタを備えるよう構成されている場合、スペックル低減のための第2のコンポーネントは、場合によっては、無偏光ビームスプリッタ手段を備えるよう構成されてよい。
スペックル低減のための少なくとも1つの他のコンポーネントは、投射スクリーンにわたって光を走査するべく少なくとも1つの振動軸のまわりに振動することができる1つ又は複数のMEMSミラーにレーザビームを出力するよう構成されてよい。
好ましくは、スペックル低減のための少なくとも1つの他のコンポーネントは、投射デバイスの1つ又は複数のMEMSミラーが、スペックル低減のための少なくとも1つの他のコンポーネントの中心軸からオフセットされるように設けられる。好ましくは、スペックル低減のための少なくとも1つの他のコンポーネントが、上述した複数のブロックの特徴の幾つか又は全てを持つブロックを備えるよう構成されてよく、1つ又は複数のMEMSミラーがブロックの中心軸からオフセットされるようにブロックが設けられる。
好ましくは、スペックル低減のための少なくとも1つの他のコンポーネントは、投射デバイスにおける光アセンブリからのレーザビーム出力と、投射デバイスに提供される2つのさらなるレーザ光源からの複数のレーザビームの出力とを受けるよう構成される。
スペックル低減のための少なくとも1つの他のコンポーネントは、好ましくは、結合されたレーザビームを受けるよう構成される。結合されたレーザビームは、光アセンブリからのレーザビーム出力と、2つのさらなるレーザ光源からのレーザビームの出力とを備える。
投射デバイスは、1つ又は複数の光アセンブリに提供されるスペックル低減のための1つ又は複数のコンポーネントに加えて、スペックル低減のための他の複数のコンポーネントを備えてよい。例えば、スペックル低減のための第2、第3及びより多くのコンポーネントは、投射デバイスに提供されてよい。スペックル低減のための複数の他のコンポーネントはスタックで設けられてよい。これはスペックルのより大きな低減をもたらすだろう。好ましくは、スタック内の1つのコンポーネントは、偏光コーティングを備え、スタック内の他の全てのコンポーネントは、無偏光コーティングを備える。好ましくは、スペックル低減のための複数の第2のコンポーネントは、偏光ビームスプリッタを備え、スペックル低減のための第3及び上記の追加のコンポーネントは、好ましくは無偏光ビームスプリッタを備える。
投射デバイスにおいて、ブロックは、ブロックの第5の面から発せられた複数のレーザビームが、MEMSミラーの面に対して、MEMSミラーの振動の総光走査角度の半分より常に大きい角度でMEMSミラーの面に常に入射することを保証する向きに発せられるように設けられる。MEMSミラーの面に対する角度がMEMSミラーの振動の角度より小さかったとすると、投射画像は変形するだろう。有利なことに、MEMSミラーの面に入射する複数の光ビームの角度は、少なくともその第1及び第2の面が適切な向きを持つようブロックを構成することによって、調整されることができる。ブロックは、それがレーザビームの入力対出力角度に適合させ、出力角度がその総光走査角度の半分よりすぐ上の角度でMEMSミラーに到達することを可能にするように設計される。また、複数の光ビームがMEMSミラーの面に入射する角度は、ブロックを動かすことによって調整されることができる。しかしながら、MEMSミラーへのレーザビームの入射角度を減少させることは、ブロックがMEMSミラーからさらに動かされることを要するだろう。これにより、投射デバイスのためにより大きいパッケージ又はハウジングを要する。
ブロックは、MEMSミラーへと発せられる複数のレーザビームを導くために用いられることができる。さらに、ビームコンバイナから発した光をMEMSミラーへと偏向するために用いられる反射手段を、上記の複数の特徴の1つ又は複数を持つブロックで置換するステップを備える、存在する投射システム又は投射デバイスを変更するための方法が提供される。このようにして、複数の光ビームをMEMSミラーにアラインメントするためにブロックを用いることができる。
本発明は、例としてのみ与えられ、下記の複数の図面によって示される実施形態の記載によって、より適切に理解されるだろう。
本発明の第1の態様に係る光アセンブリの側面図を示す。 本発明の第2の態様に係る光アセンブリの側面図を示す。 図1及び図2の光アセンブリで用いられる複数のブロックの変形を示す。 図1及び図2の光アセンブリで用いられる複数のブロックの変形を示す。 本発明のさらなる態様に係る投射デバイスの概略図を示す。 本発明のさらなる実施形態に係る投射デバイスの概略図を示す。 本発明のさらなる実施形態に係る投射デバイスの概略図を示す。 本発明のさらなる態様に係る光アセンブリの側面図を示す。 本発明のさらなる態様に係る光アセンブリの側面図を示す。
図1は、本発明の第1の態様に係る光アセンブリ1の側面図を示す。光アセンブリ1は、レーザビーム5を発するよう動作可能なレーザ光源3と、スペックル低減コンポーネント7とを備える。スペックル低減コンポーネント7は、レーザ光源3からのレーザビーム5を受けるよう設けられる。
スペックル低減コンポーネント7は、第1の要素50及び第2の要素51で作られるブロック21を備える。第1及び第2の要素50、51はそれぞれ、三角断面を持つように構成される(代替的に、第1及び/又は第2の要素50、51は、切頭三角断面を備えてよい。)。第1の要素50は、ブロック21の第1の面23、第2の面25及び第3の面26を定める3つの面を備えるが、第2の要素51は、ブロック21の第4の面27、第5の面29及び第6の面30を定める3つの面を備える。第2の要素51は任意選択の特徴であり、本発明は、ブロックが第1の要素50のみを備える場合も依然として実施されることができることが理解されるだろう。
スペックル低減コンポーネント7は、ビーム分割手段9を備える。この特定の例において、ビーム分割手段9は、ブロック21の第1の要素50の第3の面26に配されたコーティング43によって定められる。代替的に、ビーム分割手段9は、第2の要素51の第6の面30に配されたコーティングであり得る。コーティング43は、ビーム分割手段9が偏光ビームスプリッタとなるよう構成されるように、Al、Au、Ag、SiO、TiO、Al、Ta、MgF、LaF及び/又はAlFなどの誘電体材料を備えてよい。
ビーム分割手段9は、レーザビーム5の第1の部分11を反射しレーザビーム5の第2の部分13を通過させることによって、レーザ3によって発せられたレーザビーム5を分割するよう構成される。この特定の例において、ビーム分割手段9は、偏光ビームスプリッタとなるよう構成される。すなわち、ビーム分割手段9は、レーザ3によって発せられたレーザビーム5を分割して、第1の偏光を持つ第1のレーザビーム部分11と、第2の偏光を持つ第2のレーザビーム部分13を提供するよう構成される。ここで、第1及び第2の偏光は互いに直交する。したがって、スペックル低減コンポーネント7を定める第1の要素50の第3の面26のコーティング43は、例えばAl、Au、Ag、SiO、TiO、Al、Ta、MgF、LaF及び/又はAlFなどの誘電体材料を備える。
ビーム分割手段が偏光ビームスプリッタに限定されないことが理解される。例えばビーム分割手段は無偏光ビームスプリッタであり得る。(勿論、ビーム分割手段が無偏光の場合、複数のビームは、異なる強度の複数のビームに分割され、異なる偏光の複数のビームには分割されない。)
スペックル低減コンポーネント7は、少なくとも第1及び第2の反射手段15、17を備える。第1の反射手段15は、ビーム分割手段9からのレーザビーム5の第2の部分13を受けるように設けられる。第1及び第2の反射手段15、17は、レーザビーム5の第2の部分13が第1の反射手段15から第2の反射手段17に導かれることができるように設けられる。第2の反射手段17は、レーザビーム5の第2の部分13を導いてビーム分割手段9に戻すことができるように設けられる。これは、第1の面23に配置された第1の反射手段15が、ビーム分割手段9から複数の光ビームを受けることができ、第2の面25に配置された第2の反射手段17が、第1の反射手段15から受けた複数のレーザビームを反射してビーム分割手段9に戻すことができることを意味する。この特定の例において、第1の反射手段15及び第2の反射手段17は、ブロック21の第1の要素50の第1及び第2の面に配された反射コーティング31、33によってそれぞれ定められる。第1及び第2の反射手段15、17並びにビーム分割手段9は、光路19を定めるように設けられる。第1及び第2の反射手段15、17並びにビーム分割手段9は、光路19の長さが、レーザ光源3から発せられたレーザビーム5のコヒーレンス長より長くなるように設けられる。第1及び第2の反射手段15、17並びにビーム分割手段9は、それぞれ第1、第2及び第3の面23、25、26に配されるので、レーザビーム5のコヒーレンス長より長い光路19を提供するこれらのコンポーネントの配置は、例えば経路19の長さを第1の要素50が配され得る大きいサイズに増やすためにブロック21の第1の要素50が適切な大きさを持つよう構成することによって、実現されることができる。
ブロック21の第1の面23、第2の面25、第4の面27及び第5の面29は、それぞれ(ブロックの第3の面のコーティングによって定められる)ビーム分割手段9と光学的に連絡する。第3の面26及び第6の面30は、また、ビーム分割手段9と光学的に連絡する。ブロック21の第4の面27は、レーザ光源3によって発せられたレーザビーム5を受けて、受けたレーザビームをビーム分割手段9へと送られることを可能にするよう構成される。ブロック21の第5の面29は、ビーム分割手段9によって反射したレーザビーム5の第1の部分11と、第1及び第2の反射手段15、17へとビーム分割手段9を通過してビーム分割手段9を通じて戻るレーザビーム5の第2の部分13の少なくとも一部41の双方を、ブロック21から発するよう構成される。第4の面27及び第5の面29のそれぞれは反射防止コーティング35、37を備える。
第1及び第2の面23、25は、レーザビーム5の第1の部分11及びレーザビーム5の第2の部分13の少なくとも一部41が、ブロック21の第5の面29から同じ向きに平行に発せられることができるように指向される。これは、第1及び第2の面23、25の向きは、第1及び第2の反射手段が受けた複数の光ビームをそれらが反射する角度を決定するからである。第4及び第5の面の向きはまた、ブロック21から光が発せられる向きに影響を及ぼすのに利用され得ることが理解されるだろう。したがって、第1、第2、第4及び第5の面23、25、27、29は、レーザビーム5の第1の部分11及びレーザビーム5の第2の部分13の少なくとも一部41がブロック21の第5の面29から同じ向きに平行に発せられることができるように指向されてよい。
この特定の例において、第1、第2、第4及び第5の面23、25、27、29は、レーザビーム5の第1の部分11及びレーザビーム5の第2の部分13の少なくとも一部41がブロック21の第4の面27に入射した光ビーム5と予め定められた角度を形成するように指向される。例えば、図1に示される特定の例において、ブロック21は、第1及び第2の面23、25の間に60°の角度があり、第4及び第5の面27、29の間に120°の角度があるように形作られ、結果として、レーザ光源3からのレーザビーム5が第4の面27に対し90°の角度で第4の面27に入射するという条件で、第4の面27に入射するレーザビーム5と、ブロック21の第5の面29から発せられるレーザビーム11、41との間に60°の角度が存在する。この場合、ブロック21の第4の面27に入射するレーザビーム5と、ブロック21の第5の面29から発せられるレーザビーム11、41との間に60°の角度δを実現するために、ブロック21は、レーザ光源3から発せられたレーザビーム5がブロック21の第4の面27に90°の角度で入射するように、レーザ光源3に対して相対的に設けられるとよい。しかしながら、ブロック21の第4の面27への任意の特定の入射角度について、ブロック21が、入射するレーザビームと発せられるレーザビームとの間に60°の角度を提供するように構成され得ることが理解されるだろう。好ましくは、ブロック21は、製造段階において、面23、25、27、29の間に望ましい複数の角度が提供されるように形作られる。第1及び第2の面23、25のみを適切な向きに指向することによって、ブロック21の第4の面27に入射する光ビーム5と、ブロック21から発せられる光ビーム11、41との間に予め定められた角度が実現され得ることが理解されるべきである。
第1の要素50及び第2の要素51は、(第2の要素51の面によって提供される)ブロック21の第6の面30は、第1の要素50の第3の面26に配されたコーティング43に接するように設けられる。このように、第1の要素50、第2の要素51及びビーム分割手段9は、単一のユニットを形成する。第1の要素及び第2の要素50、51は、それらの接する位置において共に固定されてよい。
ブロック21は、第1及び/又は第2の要素50、51が、異なる大きさ、例えば第1及び第2の面23、25の間並びに/若しくは第4及び第5の面27、29の間で異なる角度を持つ他の第1及び/又は第2の要素50、51と変更可能なように、構成されてよい。これにより、ユーザは、例えば、ブロック21に入射する複数のレーザビームとブロック21から発せられる複数のレーザビーム11、41との間に望ましい角度を提供する適切な指向された複数の面を持つ第1及び第2の要素50、51を使用するべく選択できる。
使用中、レーザ光源3は、レーザビーム5を発するよう動作させられる。ブロック21は、レーザビーム5がブロックの第4の面27に入射するように指向される。具体的には、この例について、ブロック21は、レーザビーム5がブロック21の第4の面27に90°で入射するように指向される。
光ビーム5は、ブロック21の中及びビーム分割手段9(すなわち、第1の要素50の第3の面に配されたコーティング43)へと第4の面27を通過する。ビーム分割手段9は、光ビーム5を、第1の偏光を持つ第1のレーザビーム部分11と、第2の偏光を持つ第2のレーザビーム部分13とに分割する。ここで、第1及び第2の偏光は互いに直交する。
第1のレーザビーム部分11は、ブロック21の第5の面29へとビーム分割手段9によって反射される。第1のレーザビーム部分11は続いて、第5の面29を通じてブロック21から発せられる。
ビーム分割手段9を通過した第2のレーザビーム部分13(すなわち、発せられるビーム41)は、第5の面29を通じてブロック21から発せられる。発せられるビーム41は、第1のレーザビーム部分11と同じ向きで、第5の面29を発する。第2のレーザビーム部分13は光路19に沿って進むので、また、光路19はレーザビーム5のコヒーレンス長より長い長さを持つので、発せられたビーム41は、第1のレーザビーム部分11に対して遅延される。結果として、ブロック21の第5の面29から発する場合に第1のレーザビーム部分11と発せられたビーム41の位相との間に違いがある。これがスペックルの低減をもたらす。特に、先の技術において用いられる複数のデバイスとは異なり、ここではレーザビームを分割してそれらを同じ向きに再結合するために偏光を変更する必要がないので、スペックル低減を実現するための複数の1/4波長板を必要としない。偏光ビームスプリッタを用いて初期に分割された複数のビームを共に再コリメートするために単純な反射のみが用いられる。
図2は、本発明の第2の態様に係る光アセンブリ100の側面図を示す。図2に示される光アセンブリ100は、図1に示される光アセンブリ1と多くの同じ特徴を持つ。同様の複数の特徴には、同じ複数の参照番号が与えられる。
光アセンブリ100においては、無偏光ビームスプリッタであるように構成されたビーム分割手段109を備える。すなわち、ビーム分割手段109は、レーザ5によって発せられたレーザビーム5を分割して、第1の強度を持つ第1のレーザビーム部分111と、第2の強度を持つ第2のレーザビーム部分113とを提供するように構成される。図1に示されたアセンブリの場合のように、第1のレーザビーム部分111は、ビーム分割手段109によって反射されて、第2のレーザビーム部分113は、ビーム分割手段109を通過して、光路19に沿って進む。第2のレーザビーム部分113は、ビーム分割手段109に送り戻された場合に、ビーム分割手段109を通過する第2のレーザビーム部分113の第1の強度を持つ部分141と、光路19に沿って送り戻される第2のレーザビーム部分113の他の強度を持つ他の部分151とに、再び分割される。レーザビーム部分151は、光ループ19内を進む場合に、ビーム分割手段109を通過するレーザビーム部分151の1つの強度を持つ部分161と、光路19に沿って送り戻されるレーザビーム部分151の他の強度を持つ他の部分171とに、再び分割される。光ビームの連続的なループは、ビームの部分がビーム分割手段を通過し、他のビームの部分が再度光ループ19に送り戻されることで生じる。ビーム分割手段109から発せられる光ビーム141、161の全ては、同じ向き及び/又は平行にブロック21の第4の面29からそれぞれ発せられる。ブロック21の第4の面29から出力される無限の数の光ビーム141、161、111があり、これは光ループ19の複数の光ビームの無限のループに起因する。ブロック21の第4の面29から出力される光ビーム141、161、111は共にコリメートされる。これは主として、無偏光ビームスプリッタであるよう構成されたビーム分割手段109に起因する。
図1に示されたアセンブリの場合のように、ビーム分割手段109は、ブロック21の第1の要素50の第3の面26に配されたコーティング143によって定められる。コーティング143は、ビーム分割手段109が無偏光ビームスプリッタであるよう構成されるように、ハイブリッド誘電体材料を備えてよい。無偏光ビームスプリッタは、金属(アルミニアム、銀又は金でさえも)コーティング及び/又は誘電体コーティング(フッ化マグネシウム、フッ化カルシウム及び様々な金属酸化物)の組み合わせを備えてよい。
図2に示される光アセンブリ100は、図1のアセンブリ1と同じ方法で動作し、ビーム分割手段109が複数のレーザビームを、異なる偏光を持つ複数のレーザビームにではなく異なる強度の複数のレーザビームに分割することを除いて、同じ複数の利点を提供する。光アセンブリ100は、複数の無偏光ビームスプリッタが複数の偏光ビームスプリッタより安価であり、これにより、光アセンブリ100は図1に示される光アセンブリ1に比べて製造がより安価になるという追加の利点を提供する。図1のアセンブリは、レーザビームのコヒーレンス長より長い光路差を持ち再コリメートされる2つの出力ビームを示し、2つの偏光コンポーネントが同じ量であれば最大30%のスペックル低減を達成する。2つの偏光の比を制御することによって、2つの出力ビームの間の光強度が制御されることができる。そうすることで、より少ないスペックル低減になるが、スペックルの低減量をより強く管理下に置くことになる。図2に示されるアセンブリ100は、それぞれレーザ光源のコヒーレンス長より長い追加の光路差を持つ複数のレーザビームの強度の理論的な出力を示す。図2のアセンブリと比較して出力としてより相関がないスペックルがあるように、スペックル低減がより重要になる。更に、ビーム分割手段109によれば、すなわち光強度分割の比率が与えられるものによれば、出力ビームの間の強度を制御でき、これにより低減されたスペックルの量が低減されることもできる(43%まで)。
前述の複数の実施形態のそれぞれにおいて、第1、第2、第4及び第5の面23、25、27、29は、ブロック21の第4の面27に入射するレーザビーム5と、ブロック21の第5の面29から発せられるレーザビーム11、41、111、141、171との間に60°の角度が存在するように設けられる。しかしながら、第1、第2、第4及び第5の面23、25、27、29は、ブロック21から発せられるレーザビームと、ブロック21に入射するレーザビームとの間に任意の角度を実現するべく、任意の角度に指向されてよいことが理解されるだろう。図3A及び3Bは、入射する光ビーム5と発せられる光ビーム11、41との間に異なる角度α、βを実現するべく、異なる角度に指向された第1、第2、第4及び第5の面23、25、27、29を持つブロック80、90を示す。ブロック80、90は、それぞれ図1及び2で示される光アセンブリ1、100で用いられるブロック21の複数の特徴の幾つか又は全てを備えてよい。
図3Aは、第4の面27に入射するレーザビーム5とブロック21の第5の面29から発せられる複数のレーザビーム41、11との間の角度「α」が50°になるように、第1及び第2の面23、25の間に65°の角度「w」が存在し、第4及び第5の面27、29の間に130°の角度「t」が存在するよう構成されたブロック80を示す。
図3Bには、ブロック90の第4の面27に入射するレーザビーム5とブロック90の第5の面29から発せられる複数のレーザビーム41、11との間の角度が90°になるように、第1及び第2の面23、25の間に45°の角度「x」が存在し、第4及び第5の面27、29の間に90°の角度が存在するようにブロックが構成されてよいことが示される。また、ブロック90の第1の要素50が切頭三角断面を持つよう構成されることが注目に値する。
図4は、本発明のさらなる態様に係る投射デバイス200の概略図を示す。投射デバイス200は、図1に示されるような光アセンブリ1を備える。投射デバイス200が、さらに又は代替的に、図2に示されるような光アセンブリ100を備えてよいことが理解される。投射デバイス200は、受ける光403を走査するために2つの直交振動軸203、205のまわりに振動することができるMEMSミラー201をさらに備える。
投射デバイス200は、それぞれ緑色及び青色レーザビーム217、219を提供するよう構成された2つのさらなるレーザ光源211、213を持つ。この特定の例における光アセンブリ1は、赤色レーザビーム5を発するよう構成されたレーザ光源3を備える。しかしながら、光アセンブリ1が、例えば青色又は緑色の任意のカラーレーザビームを発するよう構成されたレーザ光源を備えてよいことが理解される。投射デバイスの2つのレーザ光源と同様に、任意のカラーレーザビーム及び/又は赤外レーザビーム及び/又はUVレーザビームを発するよう構成されてよい。
投射デバイス200は、光アセンブリ1から発せられた赤色レーザビーム211と、2つのさらなるレーザ光源211、213によって発せられた緑色及び青色レーザビーム217、219とを結合し、結合された光ビーム220を提供するよう構成されたビームコンバイナ223をさらに備える。光ビーム211、217、219は、投射される像の複数のピクセルを定めるために結合される。この特定の例におけるビームコンバイナ223は、緑色ダイクロイックプレート及び青色ダイクロイックプレート225、227を備える。
ビームコンバイナ223から出力される結合された光ビーム220は、中間ミラー230を介して、MEMSミラー201に導かれる。MEMSミラー201は、像221を定める複数のピクセルを投射するべく、結合された光ビーム220をディスプレイスクリーン209にわたって走査するために、その2つの直交振動軸203、205のまわりに振動するよう動かされる。
図5は、本発明のさらなる実施形態に係る投射デバイス400の概略図を示す。投射デバイス400は、図4に示された投射デバイス200と同じ多くの特徴を持ち、同様の複数の特徴には同じ参照番号が与えられる。
投射デバイス400は、第2のブロック401の形態の、スペックル低減401のための第2のコンポーネントを備える。第2のブロック401は、先に説明したブロック21、80、90の複数の特徴の幾つか又は全てを持ってよい。好ましくは、第2のブロックにおけるビーム分割手段9、109は、光アセンブリ1のブロック21に提供されたものとは異なる。この特定の例において、光アセンブリ1が偏光ビームスプリッタを備えるブロック21を備えるので、第2のブロック401は無偏光ビームスプリッタを備えるよう構成される。光アセンブリが図2に示されるものに係る光アセンブリ100であった(すなわち、無偏光ビームスプリッタを持つ)場合、第2のブロック401は、好ましくは、無偏光ビームスプリッタを備えるよう構成されることが理解される。
第2のブロック401は、ビームコンバイナ223から出力される結合されたレーザビーム220を受けて、像221が投射されるように投射スクリーン209にわたってレーザビームを走査するべくその2つの直交振動軸203、205のまわりに振動することができるMEMSミラー201に、複数のレーザビーム403を出力するよう設けられる。
第2のブロック401は、MEMSミラー201によってディスプレイスクリーン209へと反射される複数の光ビームを第2のブロック401が妨害しないことを保証するために、MEMSミラー201からオフセットされるように設けられる。好ましくは、第2のブロック401は、MEMSミラー201がブロック401の中心軸からオフセットされるように設けられる。
第2のブロック401はさらに、第2のブロック401の第5の面29から発せられた複数のレーザビーム403が、第2のブロック401の第3の面27に入射した結合されたレーザビーム220と、第2のブロック401の第5の面29から発せられた複数のレーザビーム403との間に0°、90°又は180°以外の角度が存在することを保証する向きに発せられるように、設けられる。
さらに、光アセンブリのブロック401は、ブロック401から発せられた複数のレーザビームが、MEMSミラー201の面に対しMEMSミラーが完全に振動された場合におけるMEMSミラーの振動の角度の半分より常に大きい角度をもってMEMSミラーの面に入射するように、MEMSミラーに対して相対的に設けられる。
図6は、本発明のさらなる実施形態に係る投射デバイス300の概略図を示す。投射デバイス300は、光アセンブリ301に3つのレーザ光源305、307、309が提供されることを除いて、図1に示されるものと同様の光アセンブリ301を備える。3つのレーザ光源305、307、309は、それぞれ赤、緑及び青色のレーザビーム311、313、315を提供するよう構成される。光アセンブリ301は、赤、緑及び青色のレーザビーム311、313、315を結合して、結合されたレーザビーム323を提供するよう構成されたビームコンバイナ333をさらに備える。結合されたレーザビーム323は、ブロック21に送られる。
ブロック21から発せられる複数のレーザビームは、光アセンブリ301から発せられた光を投射スクリーン209にわたって走査するために、2つの直交振動軸203、205のまわりに振動することができるMEMSミラー201に導かれる。
この特定の例において、ブロック21は、ブロックの第5の面29から発せられた複数のレーザビームが、MEMSミラー201の面に対して、MEMSミラー201が振動された場合におけるMEMSミラー201の振動の角度の半分より常に大きい角度βでMEMSミラー201の面に常に入射することを保証する向きに発せられるように設けられる。MEMSミラー201の面に対する角度βがMEMSミラー201の振動の角度「g」より小さかったとすると、投射画像は変形するだろう。有利なことには、MEMSミラー201の面に入射する複数の光ビームの角度は、ブロック21を、少なくともその第1及び第2の面23、25(並びに任意選択的にその第3の面26及び第4の面30)が適切な向きを持つよう構成することによって、調整されることができる。複数の光ビームがMEMSミラー201の面に入射する角度は、ブロック21を動かすことによって調整されることができる。しかしながら、入射角度を減少させることは、ブロック21がMEMSミラー201からさらに遠くに動かされることを要するだろう。これにより、投射デバイス300のためにより大きいパッケージ又はハウジングを要する。
ブロック21は、ブロック21の第3の面27に入射する結合されたレーザビーム323と、ブロック21の第4の面29から発する複数の光ビームとの間に90°以外の角度で配置される。これは投射画像におけるゆがみを低減する。
図7は、本発明のさらなる実施形態に係る光アセンブリ700を示す。光アセンブリは、図1に示される光アセンブリ1と同じ多くの特徴を持ち、同様の複数の特徴には同じ複数の参照番号が与えられる。
図1に示される光アセンブリ1とは異なり、光アセンブリ700は、第1の要素50のみからなるブロック721を備える。第1の要素50の複数の面は、第1、第2及び第3の面23、25、26;第1の要素50を定める。光ビーム5は、ブロック21に入射し、光ビーム41、11は、第3の面26を通じてブロック721から発せられる。
ビーム分割手段9は、第1の要素50の第3の面26に配されたコーティング43であるように構成される。コーティング43は、ビーム分割手段9が偏光ビームスプリッタであるよう構成されるように、誘電体Al、Au、Ag、SiO、TiO、Al、Ta、MgF、LaF及び/又はAlF(一般的な誘電体材料)を備えてよい。代替的に、コーティング43は、無偏光ビームスプリッタとなるように構成されてよい。
図1に示された光アセンブリ1の場合と同様に、光アセンブリ700において、ブロック721に入射したレーザビーム5と、ブロック721から発せられた複数のレーザビーム41、11との間の角度は、第1及び第2の面23、25の向きによって規定される第1及び第2の反射手段31、33の向きによって規定される。なぜなら、第1及び第2の反射手段31、33は、第1及び第2の面23、25上のコーティングによって定められるからである。
光アセンブリ700は、図1に示される光アセンブリ1と同様に動作する。
図8は、本発明に係る光アセンブリ880の側面図を提供する。光アセンブリ880は、レーザビーム5を発するよう動作可能なレーザ光源3と、スペックル低減のためのコンポーネント881とを備える。スペックル低減のためのコンポーネント881は、レーザビーム5を受けるよう設けられる。
この特定の実施形態において、スペックル低減のためのコンポーネント881は、3つの別個の素子、すなわち(それぞれ第1及び第2の反射手段を定める)第1及び第2のミラー883、884と、(ビーム分割手段を定める)ビーム分割プレート885とによって、定められる。ビーム分割プレート885は、偏光ビームスプリッタ又は無偏光ビームスプリッタであるよう構成されてよい。.更に、ビーム分割プレート885は、光コンポーネントに配されたコーティングによって定められることができる。ビーム分割プレート885は単色であってよい又は多色であってよいことが理解される。また、ビーム分割プレート885は、任意の適切な形状を持つよう構成されることができることが理解される。例えば、それは、三角断面を持つよう構成されることができる。好ましくはビーム分割プレート885が、平面構造であるよう構成される。好ましくは、ビーム分割プレート885が単色であるよう構成される場合、それは平面構造である。ビーム分割プレート885が多色であるよう構成される場合、それは三角断面を持つ。多色であるよう構成されたビーム分割プレート885は、ビーム分割プレート885に入射する光の複数の波長とは独立に複数のコリメートされたビームを出力できる。第1のミラー883、第2のミラー884及びビーム分割プレート885のそれぞれは、それらが各々、互いに独立に動かされ配置されることができるように、互いに機械的に独立している。
ビーム分割プレート885は、レーザビームの第1の部分13を反射し、レーザビームの第2の部分11を通過させることによって、レーザ3によって発せられたレーザビーム5を分割するよう構成される。
第1のミラー883は、ビーム分割プレート885からレーザビームの第2の部分13を受けるよう設けられ、第2のミラー884は、それがレーザビームの第2の部分13をビーム分割プレート885へと導いて戻すことができるように設けられる。第1及び第2のミラー883、884は、レーザビームの第2の部分13が第1のミラー883から第2のミラー884に導かれることができるように設けられる。第1及び第2のミラー883、884及びビーム分割プレート885は、少なくとも1つのレーザ光源3から発せられたレーザビーム5のコヒーレンス長に比べて長さが等しい又は長いレーザビームの第2の部分13についての光路19を定めるために設けられる。
光アセンブリ880は図1に示す光アセンブリ1と同様に動作する。
説明された本発明の複数の実施形態への様々な変更及び変形が、添付の特許請求の範囲に定められる本発明の範囲から離れることなく当業者に明らかである。本発明が、具体的な好ましい複数の実施形態に関して説明されたが、請求された本発明はそのような特定の実施形態に不当に限定されるべきではないことが理解されるべきである。

Claims (15)

  1. レーザビームを発するよう動作可能な少なくとも1つのレーザ光源と、
    スペックルを低減するためのコンポーネントと
    を備え、
    スペックルを低減するための前記コンポーネントは、前記レーザビームを受けるよう設けられ、
    スペックルを低減するための前記コンポーネントは、
    前記レーザビームの第1の部分を反射し、前記レーザビームの第2の部分を通過させることによって、前記レーザ光源によって発せられた前記レーザビームを分割するよう構成されたビーム分割手段と、
    少なくとも第1及び第2の反射手段と
    を備え、
    前記第1の反射手段は、前記ビーム分割手段からの前記レーザビームの前記第2の部分を受けるよう設けられ、
    前記第2の反射手段は、前記レーザビームの前記第2の部分を導いて前記ビーム分割手段に戻すことができるように設けられ、
    前記第1及び第2の反射手段は、前記レーザビームの前記第2の部分が、前記第1の反射手段から前記第2の反射手段に導かれることができるように設けられ、
    前記少なくとも第1及び第2の反射手段並びにビーム分割手段は、前記レーザビームの前記第2の部分の光路を定めるよう設けられ、
    前記光路の長さが、前記少なくとも1つのレーザ光源から発せられた前記レーザビームのコヒーレンス長と等しい又はより長い
    光アセンブリ。
  2. スペックルを低減するための前記コンポーネントは、
    前記第1及び第2の反射手段を定める第1及び第2のミラー
    を備え、
    前記第1及び第2のミラーならびにビーム分割プレートにおいて、前記第1のミラー、第2のミラー及びビーム分割プレートのそれぞれは、前記第1のミラー、第2のミラー及びビーム分割プレートのそれぞれが互いに独立に動かされることができるように、互いに機械的に独立している
    請求項1に記載の光アセンブリ。
  3. スペックルを低減するための前記コンポーネントは、
    第1、第2及び第3の面を持つ第1の要素を少なくとも備えるブロック
    を備え、
    前記第1、第2及び第3の面のそれぞれは、前記ビーム分割手段と光学的に連絡し、
    前記ブロックの前記第1の面は、前記第1の反射手段を備え、
    前記ブロックの前記第2の面は、前記第2の反射手段を備え、
    前記ブロックの前記第3の面は、前記ビーム分割手段を備える
    請求項1に記載の光アセンブリ。
  4. 前記ビーム分割手段は、前記ブロックの前記第3の面に配されたコーティングを備える
    請求項3に記載の光アセンブリ。
  5. 前記第1の要素の前記第1の面は、前記第1の反射手段を定める反射コーティングを備え、
    前記第1の要素の前記第2の面は、前記第2の反射手段を定める反射コーティングを備える
    請求項3又は4に記載の光アセンブリ。
  6. 前記光アセンブリは、
    第4、第5及び第6の面を備える第2の要素
    をさらに備え、
    前記第4の面によって受けられるレーザビームが前記ビーム分割手段へと送られることができ、かつ、前記ビーム分割手段によって反射されたレーザビーム又は前記ビーム分割手段から発せられたレーザビームが前記第2の要素の前記第5の面によって受けられることができるように、前記第2の要素の前記第4の面及び前記第2の要素の第5の面は、前記ビーム分割手段と光学的に連絡するよう構成され、
    前記ビーム分割手段によって反射された前記レーザビームの前記第1の部分と、前記第1及び第2の反射手段へと前記ビーム分割手段を通過して前記ビーム分割手段を通じて戻る前記レーザビームの前記第2の部分の少なくとも一部との双方が、前記第2の要素の前記第5の面を通じて前記ブロックから発せられることができるように、前記第2の要素の前記第5の面が、前記ビーム分割手段から受ける複数のレーザビームを発するよう構成される
    請求項3から5のいずれか一項に記載の光アセンブリ。
  7. 前記第6の面は、前記第1の要素の前記第3の面に接するよう設けられる
    請求項6に記載の光アセンブリ。
  8. 前記第1及び第2の要素は、それぞれ三角断面又は切頭三角断面を持つよう構成される
    請求項6又は7に記載の光アセンブリ。
  9. 前記レーザビームの前記第2の部分の少なくとも一部及び前記レーザビームの前記第1の部分が前記ブロックから同じ向き又は平行に発せられるよう、前記第1の要素の前記第1及び第2の面は、前記ビーム分割手段を通じて前記第1及び第2の反射手段に伝えられて前記ビーム分割手段を通じて戻る前記レーザビームの前記第2の部分の前記少なくとも一部が、前記レーザビームの前記第1の部分が前記ビーム分割手段によって反射された向きと同じ向きに前記ビーム分割手段から発せられるように指向される
    請求項3から8のいずれか一項に記載の光アセンブリ。
  10. 前記ブロックに入射したレーザビームと前記ブロックから発せられるレーザビームとの間に予め定められた角度が存在するように、前記ブロックは、前記第1及び第2の反射手段の間に予め定められた角度を提供するために前記第1及び第2の面の間に予め定められた角度が存在するよう構成される
    請求項3から9のいずれか一項に記載の光アセンブリ。
  11. 前記ビーム分割手段は、前記レーザ光源から発せられた前記レーザビームを分割して、第1の強度を持つ第1のレーザビーム部分及び第2の強度を持つ第2のレーザビーム部分を提供するよう構成される
    請求項1から10のいずれか一項に記載の光アセンブリ。
  12. 前記ビーム分割手段は、前記レーザ光源によって発せられた前記レーザビームを分割して、第1の偏光を持つ第1のレーザビーム部分及び第2の偏光を持つ第2のレーザビーム部分を提供するよう構成され、前記第1及び第2の偏光は直交する
    請求項1から11のいずれか一項に記載の光アセンブリ。
  13. 請求項1から10のいずれか一項に記載の、1つ又は複数の光アセンブリと、
    投射スクリーンに像を投射するべく前記投射スクリーンにわたって、前記1つ又は複数の光アセンブリから発せられた光を走査するべく、少なくとも1つの振動軸のまわりに振動することができる1つ又は複数のMEMSミラーと
    を備える投射デバイス。
  14. 前記1つ又は複数の光アセンブリは、それぞれ、少なくとも3つのレーザ光源を備える
    請求項13に記載の投射デバイス。
  15. 光アセンブリのブロックは、前記ブロックから発せられた複数のレーザビームが、前記MEMSミラーの面に対し、前記MEMSミラーが完全に振動された場合における前記MEMSミラーの振動の総光学的角度の半分より常に大きい角度をもって前記MEMSミラーの前記面に入射するように、MEMSミラーに対して相対的に設けられる
    請求項13又は14に記載の投射デバイス。
JP2015534915A 2012-10-04 2012-10-04 ビームスプリッタを用いたスペックルリデューサ Pending JP2015532455A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/EP2012/069591 WO2014053178A1 (en) 2012-10-04 2012-10-04 Speckle reducer using a beam-splitter

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015532455A true JP2015532455A (ja) 2015-11-09

Family

ID=47046575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015534915A Pending JP2015532455A (ja) 2012-10-04 2012-10-04 ビームスプリッタを用いたスペックルリデューサ

Country Status (6)

Country Link
US (2) US10310289B2 (ja)
EP (1) EP2904447A1 (ja)
JP (1) JP2015532455A (ja)
KR (2) KR20150077403A (ja)
CN (1) CN104969116A (ja)
WO (1) WO2014053178A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021086862A (ja) * 2019-11-25 2021-06-03 シャープ福山レーザー株式会社 マルチチップパッケージ、プロジェクター

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10001656B2 (en) * 2016-04-12 2018-06-19 Microvision, Inc. Devices and methods for speckle reduction in scanning projectors
US10108022B2 (en) 2016-04-12 2018-10-23 Microvision, Inc. Devices and methods for speckle reduction in scanning projectors
US10481408B2 (en) * 2016-09-30 2019-11-19 Christie Digital Systems (Usa), Inc. Apparatus for reducing coherence of a laser beam
US10222615B2 (en) * 2017-05-26 2019-03-05 Microsoft Technology Licensing, Llc Optical waveguide with coherent light source

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07218909A (ja) * 1994-01-28 1995-08-18 Fujitsu Ltd 投写型表示装置
JP2004151133A (ja) * 2002-10-28 2004-05-27 Sony Corp 画像表示装置における照明光学装置及び画像表示装置
JP2004163817A (ja) * 2002-11-15 2004-06-10 Seiko Epson Corp プロジェクタ
JP2006267417A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Victor Co Of Japan Ltd 投射表示装置
JP2006267457A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Hoya Corp 照明光学系
JP2008107521A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Seiko Epson Corp 光源装置、照明装置及び画像表示装置
JP2008112623A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Seiko Epson Corp 光源装置、プロジェクタ
JP2008309827A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Panasonic Corp 光遅延発生装置およびそれを用いた投射型画像表示装置
JP2010122283A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Nec Corp 光学ユニット、レーザ出射装置およびレーザプロジェクタ
JP2011191633A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Canon Inc 走査型画像投射装置
WO2012063322A1 (ja) * 2010-11-09 2012-05-18 Necディスプレイソリューションズ株式会社 照明装置およびそれを用いた投射型表示装置

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5274494A (en) 1991-04-25 1993-12-28 Hughes Aircraft Company Speckle suppression illuminator
US6462873B1 (en) * 2000-07-14 2002-10-08 Univ Hong Kong Science & Techn Polarizing beam splitter
US6900899B2 (en) * 2001-08-20 2005-05-31 Agilent Technologies, Inc. Interferometers with coated polarizing beam splitters that are rotated to optimize extinction ratios
JP2004045684A (ja) * 2002-07-11 2004-02-12 Sony Corp 画像表示装置における照明光学装置及び画像表示装置
US6773120B2 (en) * 2002-11-25 2004-08-10 Barco, Naamloze Vennootschap Optical projection system and method for using an optical projection system
JP4332721B2 (ja) * 2003-12-16 2009-09-16 フジノン株式会社 偏光変換素子及び偏光変換素子を含む光学装置
JP2006113469A (ja) 2004-10-18 2006-04-27 Seiko Epson Corp プロジェクタ
EP2044479A4 (en) * 2006-07-02 2010-08-25 Simon Andrew Boothroyd IMAGE COMBINING DEVICE AND PROJECTION SCREEN APPARATUS WITH INCORPORATED IMAGE COMBINATION DEVICES
JP4321580B2 (ja) * 2006-11-30 2009-08-26 セイコーエプソン株式会社 光学素子及びプロジェクタ
KR100911738B1 (ko) 2007-08-30 2009-08-10 한국광기술원 조립식 레이저 반점 감소장치
KR101341522B1 (ko) * 2007-11-07 2013-12-16 엘지전자 주식회사 프로젝터
US7653097B2 (en) * 2007-12-31 2010-01-26 Corning Incorporated Systems and methods for polarization modulation of an optical signal
US7970028B2 (en) 2008-01-30 2011-06-28 Corning Incorporated System and methods for speckle reduction
US7938547B2 (en) * 2008-04-02 2011-05-10 Spatial Photonics, Inc. Coherent light display system
US8159735B2 (en) 2008-08-21 2012-04-17 Konica Minolta Opto, Inc. Laser projector
JP2011150159A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Seiko Epson Corp プロジェクター
JP5402791B2 (ja) * 2010-04-02 2014-01-29 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター
CN102436074B (zh) 2010-09-29 2016-08-03 株式会社尼康 光斑减少装置以及投影仪
US9244290B2 (en) * 2011-01-06 2016-01-26 Applied Materials Israel Ltd. Method and system for coherence reduction

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07218909A (ja) * 1994-01-28 1995-08-18 Fujitsu Ltd 投写型表示装置
JP2004151133A (ja) * 2002-10-28 2004-05-27 Sony Corp 画像表示装置における照明光学装置及び画像表示装置
JP2004163817A (ja) * 2002-11-15 2004-06-10 Seiko Epson Corp プロジェクタ
JP2006267417A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Victor Co Of Japan Ltd 投射表示装置
JP2006267457A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Hoya Corp 照明光学系
JP2008107521A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Seiko Epson Corp 光源装置、照明装置及び画像表示装置
JP2008112623A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Seiko Epson Corp 光源装置、プロジェクタ
JP2008309827A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Panasonic Corp 光遅延発生装置およびそれを用いた投射型画像表示装置
JP2010122283A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Nec Corp 光学ユニット、レーザ出射装置およびレーザプロジェクタ
JP2011191633A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Canon Inc 走査型画像投射装置
WO2012063322A1 (ja) * 2010-11-09 2012-05-18 Necディスプレイソリューションズ株式会社 照明装置およびそれを用いた投射型表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021086862A (ja) * 2019-11-25 2021-06-03 シャープ福山レーザー株式会社 マルチチップパッケージ、プロジェクター

Also Published As

Publication number Publication date
US10310289B2 (en) 2019-06-04
CN104969116A (zh) 2015-10-07
US20190137779A1 (en) 2019-05-09
EP2904447A1 (en) 2015-08-12
WO2014053178A1 (en) 2014-04-10
KR20180107317A (ko) 2018-10-01
KR20150077403A (ko) 2015-07-07
US10598952B2 (en) 2020-03-24
US20150226975A1 (en) 2015-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI585459B (zh) 影像投影機及光學組件
US10598952B2 (en) Speckle reducer using a beam-splitter
US10073260B2 (en) Method for reducing speckle
CN104755996B (zh) 偏振分光复用装置、光学系统和显示单元
US11454822B2 (en) Speckle-reduction in virtual and augmented reality systems and methods
JP2013538362A (ja) スペックルおよび画像フリッカを低減する走査型レーザプロジェクタの動作方法
JP6107185B2 (ja) 画像形成装置、及び画像表示装置
KR102025530B1 (ko) 레이저 장치
WO2014020020A1 (en) Optical engine for laser projection apparatus with a patterned retarder
WO2019097695A1 (ja) 表示装置
CN101750753A (zh) 消除激光散斑的系统以及使用该系统的投影机
CN113031294B (zh) 一种散斑抑制方法、装置及激光微投影模组
JP7001251B2 (ja) レーザ・ビームのコヒーレンスを減らすための装置
CN110764269A (zh) 光学渐变系统及方法
JP6011850B2 (ja) 画像表示装置
JP2012247744A (ja) 走査型表示装置
CN201314977Y (zh) 消除激光散斑的系统以及使用该系统的投影机
JP2014029395A (ja) 光束走査装置、及び光束走査型画像映写装置
KR20050069359A (ko) 레이저 디스플레이 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150527

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160229

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171201

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20171208

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20180209

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190129

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190227

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190328

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20190507