JP2015532096A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 対象の抗体（「ＡＯＩ」）を産生する方法であって、ＡＯＩの発現および分泌に適した条件下で５ｍＭから３０ｍＭの間の濃度にてグリシンを含む細胞培養培地中でＡＯＩを分泌し、発現するように操作されたＮＳＯ細胞を培養し、それによりＡＯＩを産生することを含む、方法。
2. グリシンの濃度が１０ｍＭから２５ｍＭ、または１５ｍＭから２０ｍＭまたは１６ｍＭから１８ｍＭの範囲である、請求項１に記載の方法。
3. 培地が無タンパク質培地である、請求項１または２に記載の方法。
4. ＡＯＩを回収することをさらに含む、請求項１から３のいずれか一項に記載の方法。
5. ＡＯＩを回収することが、培養培地からＮＳＯ細胞を分離する工程を含み、ＡＯＩを精製することをさらに含んでもよい、請求項４に記載の方法。
6. ＮＳＯ細胞が、培養する前に１．５×１０^５細胞／ｍＬから２．５×１０^５細胞／ｍＬの密度で播種される、請求項１から５のいずれか一項に記載の方法。
7. ＡＯＩが、配列番号１のアミノ酸配列のＶＨ領域および配列番号２のアミノ酸配列のＶＬ領域を含むＩｇＧ１モノクローナル抗体である、請求項１から６のいずれか一項に記載の方法であって、ＡＯＩが、配列番号３の完全重鎖アミノ酸配列および配列番号４の完全軽鎖アミノ酸配列を有してもよい方法。
8. ＡＯＩが、配列番号５のアミノ酸配列のＶＨ領域および配列番号６のアミノ酸配列のＶＬ領域を含むＩｇＧ１モノクローナル抗体である、請求項１から７のいずれか一項に記載の方法。
9. ＡＯＩが、配列番号７の完全重鎖アミノ酸配列および配列番号８の完全軽鎖アミノ酸配列を有する、請求項８に記載の方法。
10. ＡＯＩが、配列番号９のアミノ酸配列のＶＨ領域および配列番号１０のアミノ酸配列のＶＬ領域を含むＩｇＧ１モノクローナル抗体である、請求項１から６のいずれか一項に記載の方法。
11. ＡＯＩが、配列番号１１の完全重鎖アミノ酸配列および配列番号１２の完全軽鎖アミノ酸配列を有する、請求項１０に記載の方法。
12. ＡＯＩが、配列番号１３のアミノ酸配列のＶＨ領域および配列番号１４のアミノ酸配列のＶＬ領域を含むＩｇＧ１モノクローナル抗体である、請求項１から６のいずれか一項に記載の方法。
13. ＡＯＩが、配列番号１５の完全重鎖アミノ酸配列および配列番号１６の完全軽鎖アミノ酸配列を有する、請求項１２に記載の方法。
14. ＡＯＩが、配列番号１７のアミノ酸配列のＶＨ領域および配列番号１８のアミノ酸配列のＶＬ領域を含むＩｇＧ１モノクローナル抗体である、請求項１から６のいずれか一項に記載の方法。
15. ＡＯＩが、配列番号１９の完全重鎖アミノ酸配列および配列番号２０の完全軽鎖アミノ酸配列を有する、請求項１４に記載の方法。