JP2015529078A - 高費用効率食糧生産の環境制御された温室およびそれに関連する改善 - Google Patents

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Abstract

モジュールZ1〜Z7、および、複数のセンサを備える、環境制御された多スパン構造の温室に関する。Z1は、圧縮機、タンクT1、T2、Ta、捕獲マニホルド、放出マニホルドを備える。Z2は、低温/氷点下の低温の場所における建物の非常に費用効率が高い暖房のための費用効率が高い材料のアースチューブ熱交換器を備えて、原油(化石燃料)の需要を大々的に低減する。Z3は、温室の相対湿度を定められた正確な設定点で維持する。Z4は、地熱エネルギーを生成する。Z5は、大気中への温室の二酸化炭素の放出を未然に防ぐことによって地球温暖化を改良する。Z6は、活性化肥料、栄養剤溶液を使用することで、投入原価をドリップドージングで50%まで、葉面ドージングで75%まで低減する。Z7は、0〜100%取り外せる、温室の屋根用および側面用のポリエチレンフィルムが固定された、自動化回転式保温スクリーン兼用遮光材のカーテンと、樋を排除し、温室内への光エネルギーを増加させる、費用効率が高い手段または方法とを与える。Z7、Z3およびZ5は、最良の一体型害虫管理を与えて、有毒の作物保護剤の使用を不要にする。【選択図】なし

Description

本発明は特に、圧縮機を使用して環境制御された温室におけるおよびそれに関連する改善に関し、一般に、構造および設備の多数の応用ならびに必要性に関する。
最新の先行技術の温室でさえも多数の問題に悩まされている。これらの問題に対して、今までのところ、費用効率が高い具体的な解決法がなく、こういった費用効率が高い食糧生産は、先行技術の温室では実現不可能である。
ここで、先行技術の温室の基本的な問題について、下記にいくつか述べる。
温室において、空気相対湿度を定められた正確な設定点で維持することは、ほとんど不可能である。水分子は平衡になるまで空気中に気化する。温度が一定の空気相対湿度で上昇する場合、空気は膨らみより多くの水を保持する場合があり、相対湿度は減少する。また、一定の空気相対湿度で温度が低下する場合、温室の空気は収縮し、より少ない水を保持する場合がある。空気からの水が結露しない限り、温室の空気相対湿度は上昇し、これ以上温度は低下しない。空気の水濃度は飽和点を超えて上昇して結露し(露点)、温室用被覆フィルムおよび樋の内面上に大きな水滴を形成して、その水滴が植物に滴り落ちる。
いくつかの葉の病気、特に、ボトリチスおよびうどんこ病は、高い相対湿度に直接関連している。うどんこ病菌の胞子が最高95%の相対湿度で生長するか、より高い結露がまた、光透過率を減少させる。
別の問題は、温度が低下する時の低温の早朝の時間の温室用被覆フィルムおよび樋の内面上の非常に精細な連続した水分の層であるミストであり、相対湿度は温室内の霧を飽和させるか濃くし、それによって、また、温室内への光透過率が減少する。
また、高温の場所において、温室の気温を定められた正確な設定点で維持することが最も困難であり、この場合、ファン/パッドの使用、または、相対湿度を上昇させる噴霧器の気化冷房の選択肢はない。温室の空気相対湿度が大きくなるほど、気化冷房の効果が小さくなるため、温室の気温を定められた正確な設定点で制御かつ維持することはできない。さらに、高温の場所における補助冷房費はかなり高額になる。
温室の補助暖房は、大部分は、化石燃料を燃やすことによるため巨費が投じられる。この化石燃料はまた、相当な大気汚染物質を排出するため、その多くがまた地球温暖化を悪化させる。
夜間に、植物は二酸化炭素を吐き出すため、植物に呼吸させ、かつ、植物の健全な成長力、および、病気などへの植物の耐性を最大化する強力な免疫システムを活性化させるための酸素が豊富な環境に早急に置く必要がある。
夜間に植物が吐き出す二酸化炭素によって、および/または、日照時の受精事態後の残留二酸化炭素によって、その後、温室内への日射が、温室の二酸化炭素ppmが大気中の二酸化炭素ppmよりもかなり高くなるといった、定められた事態より大きくなるまで、温室の二酸化炭素は大気中に放出されて地球温暖化を悪化させ、炭素クレジットが大きくなる。
別の問題は、温室の空気相対湿度において、気温および二酸化炭素ppmが、水平および垂直勾配(不均一性)、ならびに、高温または低温ポケットによって変化し、それらは、葉温およびVPDによって引き起こされる植物自体の水分産出(蒸散)によってさらに増大する。
先行技術の温室において、冬の間、水平方向の換気扇が設けられて連続的に動作し、温室の相対湿度および温度の均一性を改善し、かつ、高温または低温ポケットを未然に防ぐが、費用便益比は極小である。
世界中の地表面での日射照度は、緯度、季節、大気状態(雲量)、汚染度、および、海抜に関連付けられた太陽高度などによって変わりやすいため、不規則に分散される。
気候状態は、冬および夏の間の低いおよび高い大気温によって特徴づけられ、冬の間の絶対最小値は(−)40°Fまでであり、夏の間の絶対最大値は115°Fまでである。
先行技術の温室において、保温スクリーンが樋の内部レベルで設置され、夜間に熱を保って温室からの熱損失および熱エネルギー費を低減する。しかしながら、問題は、温室の保温スクリーンの気密性を維持して、保温スクリーンの下から保温スクリーンの上までの熱損失を低減することである。さらに、吹雪の間、保温スクリーンをオフになるように作動させて、雪を溶かすために、保温スクリーンの下の熱が天井まで到達できるようにする。ぬくぬくとした環境にある植物が突然より低温の環境にさらされると、植物の健康に害がある。また、この雪を溶かす方法は適切ではない。
先行技術の温室では、二重層の膨張したポリエチレンを使用して、暖房費を低減する。しかしながら、膨張したポリエチレンの2つの層間の最適な断熱性を維持するのは最も困難である。この断熱性は、暖房の効率を上げて、低温の場所における熱損失および熱エネルギー費を最小限に抑えるために重要である。別の問題は、漏洩する穴を分離することである。
さらに、高温の場所では、高温の夏の日照時に別個の遮光カーテンを使用して、不要な熱利得を低減させて、補助冷房費を低減する。
今までのところ、植物の成長に影響を及ぼす極めて重要な要因である、日常の光の光周期を制御するための費用効率が高い具体的な解決法は存在しない。日常の光の光周期パターンを変化させる状態での植物の成長は、規則的なライフサイクルに落ち着かせることができず、成長は不十分である。
別の問題は、樋で接続された多スパンの温室である。多スパンの温室におけるかなり大量の水の下向きへの流出を処理するために、適切な量の樋を設置するのは全く不可能である。
このような大量の水の下向きへの流出は、多スパンの温室の屋根上でおよび側面に沿ってあふれ出て、温室内に入り、作物および樋に被害を与え、関連する他の問題、すなわち、温室内へ入射する日光によるエネルギーを遮ること、樋の内面上の結露またはミスト、および、樋内の雪の蓄積が生じる。
別の問題は、温室の屋根用被覆フィルムの外面上の雪の蓄積である。
さらに別の問題は、温室用被覆フィルムの外面上の埃/塵の蓄積である。埃/塵などによって、温室内へ透過する日射が大幅に低減する。設置後数週間以内に、埃/塵によって温室用被覆フィルムは透明ではなくほぼ不透明になるため、光透過率は大幅に低減する。温室用被覆フィルム上および樋内の埃/塵の蓄積はまた、菌および藻の増殖を促し、この場合、埃/塵は土壌および無機養素としての役割を果たす。
別の問題は、高引火性の温室用被覆ポリエチレンフィルム、防虫網、および、スクリーンなどによって火災の危険性があることである。
さらに別の重大な問題は、氷点下の低温の場所での温室における食糧生産である。この場合、生命は存在するが、日光によるエネルギーはかなり不十分である。
別の問題は、資本費が非常に高額になること、および、下記に対する大きな労働力を要する複雑な機器である。
(i)温水によるドリップ灌漑
(ii)肥料、栄養剤、pH調整化学製品、作物保護処理ドリップドージング(dozing)
(iii)肥料、栄養剤、作物処理葉面ドージング
(iv)温室の気化冷房
(v)高温の場所における温室の加湿
(vi)被覆フィルム外面からの埃、塵の洗い落とし
(vii)消火活動
(viii)手持ちミスト吹き付け器具のための温室の加圧水マニホルド
また、現在、回転式(roll on/off)カーテンおよびスクリーンには、非常に高額の肉厚のCクラスで大径の亜鉛めっきされた鉄管を使用して、そのようなカーテンおよびスクリーンに重みを掛けて、適所でぴんと張って保ち、風で吹き飛ばされないようにする。しかしながら、これらの手段にはかなり費用がかかる。
先行技術の温室の問題を克服するために必要な基本的なことは以下になる。
1.操業費の大幅な低減。
2.温室の相対湿度および温度の定められた正確な設定点での維持。
3.地球温暖化を悪化させかつ炭素クレジットが非常に大きくなる、夜間の大気中への二酸化炭素放出を未然に防ぐこと。
4.植物に呼吸させ、かつ、植物の健全な成長力、および、病気などへの植物の耐性を最大化する強力な免疫システムを活性化させるために、夜間に植物を酸素が豊富な環境に置くようにすること。
5.肥料、栄養剤、化学製品、作物保護剤などの使用および費用の低減。
6.低温および高温の場所それぞれに対して、温室の補助暖房費および補助冷房費を最小限に抑えること。
7.「ある季節に限って、または、ほとんどの季節において、大半は高温の場所および大半は低温または氷点下の低温の場所全てに対して解決法を1つにする」ために、いくらか費用効率が高い材料を調達して、保温スクリーン兼用遮光材にあてること。
8.温室内への日光によるエネルギーの増加。
9.温室内へ入り、かつ、作物に被害を与える、多スパンの温室の屋根上でおよび側面に沿って溢れ出して大量の水が下向きに流出するのを阻止すること。
10.光透過率を上げることにつながるように、温室用被覆フィルム外面上に蓄積された埃/塵を低減すること。
11.高引火性の温室用被覆ポリエチレンフィルム、防虫網、および、スクリーンなどによって生じる可能性がある火災の危険性の撲滅に努めるための効率的方法。
12.温室の屋根用被覆フィルム上におよび樋内に蓄積された雪を容易に溶かすこと。
13.生育培地の作物根帯の通気をもたらし、作物根帯の温度を定められた設定点で維持し、排水される浸出液を自動的に収集すること。
14.費用効率が高い一体型害虫管理を設け、有毒の作物保護剤の使用を不要にすること。
15.降雨および降雪の間、先行技術の温室が閉じられている時の換気の必要性を不要にすること。
16.生命は存在するが、日光によるエネルギーはかなり不十分であり、今までのところ、食糧生産が実現されていなかった、低温または氷点下の低温の場所での温室における食糧生産を容易にすること。
17.回転式カーテンおよびスクリーンに重みを掛けて、適所でぴんと張って保ち、風で吹き飛ばされないようにするための亜鉛めっきされた鉄管の費用の低減。
2〜3メートルの深さの土層
温度領域は一定である(熱定数)
この地層における温度は日周的変動を示さない。
この温度は年間変動を示すが、振幅は小さい。
北緯23.03のアフマダーバード(インド)にて。
平均熱定数:27℃
地層が深くなるほど、平均熱定数の温度は高くなる。このように、ある季節に限って、または、ほとんどの季節において、大半は低温または氷点下の低温の場所において、地層深さを測定することができ、この場合、定められた平均熱係数の温度を68°Fまでまたはそれ以上とすることは実現可能である。
過去20〜30年間、世界中のインフレおよび経済的不安定性について全責任を負う産油国によって決定される原油価格がこれまで上昇しているといった、基本的問題は残ったままで、占める割合が大きいため、(海などを除く)地球の全領域の相当な部分が、ある季節に限って、または、ほとんどの季節において、大半は低温または氷点下の低温の場所で構成され、そういった場所では、建物を暖めるために相当な原油(化石燃料)を燃焼し、それによって、大気中に相当な汚染物質も排出され、その汚染物質の多くがまた地球温暖化を悪化させる。何か他の費用効率が高い手段によって建物を暖めることができる場合、原油(化石燃料)の需要が大々的に低減し、産油国に代わって購買者が原油価格を決定することになり、産油国ははるかに低い現実的な価格を示さざるを得なくなる。
建物を暖めるための最良の手段は、低温または氷点下の低温の場所における建物の非常に費用効率が高い暖房をもたらし、かなりの化石燃料を節約する、アースチューブ熱交換器である。
別の費用効率が高い手段は、地熱エネルギーである。この地熱エネルギーは、他の再生可能エネルギー源に対して低い投資費用で済み、化石燃料を燃焼させることによって排出されるよりもわずかな比率の大気汚染物質だけが排出され、燃料費がかからず、地熱エネルギーを生成するすっきりとして清潔な自動化機器を設けることによって、エネルギー市場に左右されることもない。
第1の目的
アースチューブ熱交換器で建物を暖めることによって、原油の需要を大々的に低減することである。当該アースチューブ熱交換器は、地熱エネルギー生成モジュールによって、または、それなしで、建物の温度を、68°Fまでまたはそれ以上の場所の平均熱係数の温度と等しくなるように維持する。
背景
夜間に植物が吐き出す二酸化炭素によって、または、日照時の二酸化酸素(1000〜1500ppm)による受精事態後の残留二酸化炭素によって、その後、温室内への日射が、大気中の二酸化炭素ppmよりもはるかに高い、定められた温室の二酸化炭素ppmより大きくなるまで、従来、温室の二酸化炭素は大気中に放出されて地球温暖化を悪化させている。
同様に、産業上共同で産出された二酸化炭素は、大気中に放たれる。
第2の目的
温室の二酸化炭素を、従来のように大気中へ放出するのではなく、この日照時の受精のための二酸化炭素を、捕獲する、圧縮する、収容するおよび利用することで未然に防ぐことによって、地球温暖化を改良し、収穫高を最適化して、かなり低費用の食糧生産を行うための具体的な方法を与えることである。また、産業上共同で産出された二酸化炭素を、従来のように大気中へ放つのではなく、二酸化炭素共同産出源の周りに位置付けられた圧縮機のマニホルドの入口によって捕獲することで未然に防ぐ。
圧縮機の送出し管は、設置後、土壌で密に充填され、非常に深い水の穴で圧縮機による送出が行われ、当該土壌は、溶解した二酸化炭素を維持し、この二酸化炭素はやがて炭化水素に転化する。
背景
地球という惑星における土地は限られているが、人口は非常に急速に増えている。世界では人口が急拡大しているため、飢餓との闘いを過小評価することはできない。
食糧安全保障は別として、はるかにより重大な別の問題は、食糧生産の費用である。この食糧生産の費用は、投入原価が非常に高く絶えず上昇していることによって、非常に急速に上昇しており、そのため、これから数十年の間に、たとえ食糧を手に入れることができても、一般的な世界人口の大部分、特に、発展途上国および新興国における人口では、食糧費を負担できる余裕があるとは考えられず、飢えからの衰弱、および、餓死は免れないことになる。
このため、費用効率が高い食糧生産のために自然の力を利用する具体的な手段は必須である。現在のところ、最良の手段は、ドリップドージングで50%まで、葉面ドージングで75%まで投入原価を低減するように肥料および栄養剤の活性化溶液を使用することであり、肥料および栄養剤の活性化溶液を噴霧することによって、それらの使用効率が高まり、それらの浸出費用を排除するには、最良の方法である。雨押さえの汚染を、リン酸2アンモニウムだけの活性化溶液で、種まきまたは移植と共にドージングを行う基礎ドージングを行い、有毒の作物保護剤の使用を不要にし、当該作物保護剤およびそれを噴霧する労働者の相当な費用を節約し、労働者の健康被害を無くし、無毒の食糧生産を行う。
また、生命は存在するが、日光によるエネルギーはかなり不十分である、ほとんどの季節において大半は低温または氷点下の低温の場所における食糧生産を容易にするために自然の力を利用する手段は必須である。
第3の目的
当該方法は、肥料および栄養剤の活性化溶液を使用して、有毒の作物保護剤の使用を不要にし、当該作物保護剤およびそれを噴霧する労働者の相当な費用を節約し、労働者の健康被害を無くし、無毒の食糧生産を行うことによって、費用効率が高い食糧生産のために費用効率が高い具体的な方法を与えることである。また、不十分な日光によるエネルギーを人工照明エネルギーと共に増加させて、地熱エネルギー生成モジュールと共にアースチューブ熱交換器を使用することによって、低温または氷点下の低温の場所における食糧生産を容易にすることである。
第4の目的
非常に低費用の食糧生産のために、環境に優しい極めて効率的な温室を与えることである。
第5の目的
費用効率が高い食糧生産を既存の温室で実現できるようにもするために、先行技術の温室について悩まされている多数の問題に対する費用効率が高い具体的な方法を与えることである。
EARTH TUBE HEAT EXCHANGER FUNDA(SHARANおよびJHADAV著:2002年)
本発明の第1の態様は、要約すると、日射センサ、温度センサ、相対湿度センサ、および、二酸化炭素センサを備えた温室である。
本発明の第2の態様は、要約すると、圧縮機、タンクT1、タンクT2、タンクTa、捕獲マニホルド、および、放出マニホルドを含む基本モジュールZ1を備えた温室である。この場合、捕獲マニホルドは、操作T1またはT2において圧縮され、かつ、収容される、夜間の二酸化炭素が豊富な温室の空気、または、日照時の酸素の豊富な温室の空気を捕獲する。Taは大気中の圧縮空気を収容する。
本発明の第3の態様は、要約すると、最も適した平均熱係数の温度を実現するために、地表面より下の種々の深さの穴においてサーミスタプローブを段階的に配置することによってある場所の平均熱係数の温度を測定するための費用効率が高い方法である。
本発明の第4の態様は、要約すると、低温の場所において、温室の空気を比較的低温の状態から比較的温暖な状態に調整するために、かつ、高温の場所において、温室の空気を比較的温暖な状態から比較的低温の状態に調整するために、費用効率が高い材料のアースチューブ熱交換器を備えた温室である。
本発明の第5の態様は、要約すると、定められた正確な設定点で温室の相対湿度を維持するために、Z1およびZ2を関連するものと共に、温室用空気相対湿度センサを含むモジュールZ3を備えた温室である。
本発明の第6の態様は、要約すると、温室の補助暖房のために、かつ、多数の他の必要性のために、熱エネルギーを生成するための地熱のすっきりとして清潔な自動化モジュールを含む地熱モジュールZ4が設けられた温室である。
本発明の第7の態様は、要約すると、夜間に植物が吐き出す二酸化炭素、および、日照時の二酸化炭素(1000〜1500ppm)による受精事態後の残留二酸化炭素を、従来のように大気中へ放出するのではなく、この日照時の受精時の二酸化炭素を、捕獲する、圧縮する、収容するおよび利用することで未然に防ぎ、収穫高を最適化し、かつ、地球温暖化を改良するためのシステムである。
本発明の第8の態様は、要約すると、肥料の活性化溶液を使用することによって、および、有毒の作物保護剤の使用を不要にし、それら作物保護剤およびそれらを噴霧する労働者の相当な費用を節約し、労働者の健康被害を無くし、無毒の食糧生産を行うことによって、肥料の投入原価を低減するための費用効率が高い具体的な方法である。
本発明の第9の態様は、要約すると、2つの屋根用スプリンクラーマニホルド、2つの妻側用スプリンクラーマニホルド、および、2つの長い側面用スプリンクラーマニホルドを設けることによって、温室用被覆フィルム外面を埃/塵がないように維持するための具体的な方法である。
本発明の第10の態様は、要約すると、高引火性の温室用被覆フィルム、防虫網、および、スクリーンなどによって生じる可能性がある火災の危険性の撲滅に努めるための効率的な消火活動システムである。
本発明の第11の態様は、要約すると、作物根帯が、作物に害を与える可能性がある有害生物が存在する土壌と接触するのを未然に防ぐようにされた生育培地の苗床を使用するシステムである。生育培地の苗床を使用することによって、収穫高はほぼ2倍になり、バッグの利点全てを、はるかに低い費用ではるかに良好に実現することができる。さらに、生育培地の苗床は他の必要性、すなわち、作物根帯の通気も満たし、作物根帯の温度を設定点で維持し、バッグではできない、排水される浸出液の自動的な収集が実現され、また、生育培地バッグの費用を大幅に節約する。
本発明の第12の態様は、要約すると、溶けた雪が滑り落ちるように、温室の屋根用被覆フィルム、および、樋内面の暖房マニホルドが設けられたシステムである。
本発明の第13の態様は、要約すると、0〜100%取り外せるタイプで、最も効率的な光周期制御としての役割も果たす、保温スクリーン兼用遮光材からできた屋根用外部カーテン、および、4側面用内部カーテンを使用することによって、低温の場所における温室の補助暖房費と、高温の場所における温室の補助冷房費とを低減するための費用効率が高い具体的な方法である。
本発明の第14の態様は、要約すると、資本費および操業費が大きい人工照明エネルギーの場所における費用効率が高い具体的な方法である。この場合、モジュールZ7は、不十分な人工照明エネルギーを設置後増加することで、温室内における人口照明エネルギーの実質的な資本費および操業費を節約するのに最適とすることによる、費用効率が高い具体的な手段を備えている、および/または、具体的な方法によるものである。
Z7は、日光によるエネルギーは不十分ではないが、温室用被覆フィルム外面上に蓄積された埃/塵によって、および/または、温室用被覆フィルム内面上の結露またはミスト形成によって低減した場所において、温室内への不十分な日光によるエネルギーを増加させて、食糧生産を最適とするための、費用効率が高い具体的な手段を備える、および/または、具体的な方法によるものである。
本発明の第15の態様は、要約すると、生命は存在するが、日光によるエネルギーはかなり不十分である、かなり低温の場所または氷点下の低温の場所における、費用効率が高い食糧生産のための方法である。当該費用効率が高い食糧生産は、地熱エネルギー生成自動化機器と共にアースチューブ熱交換器を使用して、鏡、アルミ箔などを温室に設けることによって、不十分な日光によるエネルギーを人工照明エネルギーと共に増加させることによって実現される。
本発明の第16の態様は、要約すると、温室の相対湿度を80%までで維持して、押し寄せてくるような病気、バクテリア、病原体、菌、ウィルスなどを未然に防ぐことによる、一体型害虫管理を設けたシステムである。
本発明の第17の態様は、要約すると、樋を、樋に関連する全ての問題と共に排除した温室である。
本発明の第18の態様は、要約すると、膨張した二重層のポリエチレン製の温室用被覆フィルムの2つの層間の最適な断熱性を維持するための、および、漏洩する穴を分離するための具体的な方法である。
本発明の第19の態様は、要約すると、非常に高額の肉厚のCクラスで大径の亜鉛めっきされた鉄管の代わりに、同じ必要性を満たし、かつ、当該鉄管の多大な費用を節約する、壁厚がより小さく、直径がより小さく、砂を充填したより安価な亜鉛めっきされた鉄管(確実に砂が逃れ出ないように端部が密閉されている)を使用するシステムである。
本発明の第1の実施形態によると、温室は、複数のセンサ、すなわち、日射センサ、温度センサ、相対湿度センサ、および、二酸化炭素センサを備えている。
大気測候所は、大気日射センサ、大気空気相対湿度センサ、大気温センサ、風速センサ、および、降雨検知器を備えている。
風速が通常の測候所の風況を超えると、速度センサは、自動化回転式保温スクリーン兼用遮光材の外部カーテンをオフになるように作動させる。そして、高速の風がはっきりと捉えられないか定められた遅延を過ぎる時、屋根の自動化回転式保温スクリーン兼用遮光材の外部カーテンは、前の位置(本来の場所)に戻る。
測候所の降雨検知器が雨を検知すると、大気降雨検知器は、屋根の自動化回転式保温スクリーン兼用遮光材の外部カーテンをオフになるように作動させ、雨がはっきりと捉えられないか降り終わる時、屋根の自動化回転式保温スクリーン兼用遮光材の外部カーテンは前の位置(本来の場所)に戻る。
そして、大気温が0℃に近づくと、測候所の温度センサは、雪がはっきりと捉えられないか定められた遅延を過ぎる時、温室の屋根(本来の場所)上の雪がなくなるまで、自動化回転式保温スクリーン兼用遮光材の外部カーテンをオフになるように作動させる。
日没時に、または、定められた光周期時間後に、大気日射センサは、屋根の自動化回転式保温スクリーン兼用遮光材の外部カーテン、および、4側面用内部カーテンをオンになるように作動させる。
本発明の第2の実施形態によると、温室には、圧縮機、タンクT1、タンクT2、タンクTa、捕獲マニホルドおよび放出マニホルドを含む基本モジュールZ1が備えられる。この場合、圧縮機は、夜間の二酸化炭素が豊富な温室の空気、および、日照時の酸素が豊富な温室の空気を圧縮し、それら空気は捕獲マニホルドによって捕獲される。夜間の二酸化炭素が豊富な温室の空気、または、日照時の酸素が豊富な温室の空気は操作T1またはT2において圧縮され、かつ、収容されるが、当該操作T1またはT2は、収容され圧縮された温室の空気を除湿する役割も果たす。
温室用相対湿度センサは、操作T1またはT2において設定点までで温室の空気相対湿度を維持する最適な除湿のために水分含有量を排水するために、または、操作T1またはT2においてほとんど乾燥した空気を維持するように全水分含有量を排水するために、操作T1またはT2において水分排水弁をオンになるように作動させる。
放出マニホルドは、日照時にEcにおいて既に収容されている二酸化炭素が豊富な除湿され調整された温室の空気と、夜間にEoにおいて既に収容されている酸素が豊富な除湿され調整された温室の空気とを温室内に同時に放出する。
捕獲マニホルドおよび放出マニホルドの事態は、同時にもたらされる。
タンクTaは大気の圧縮空気を収容し、収容された大気の圧縮空気を除湿する役割も果たす。温室用相対湿度センサは、二酸化炭素と酸素とのバランスを維持するように、また、予備機器の動作用に、温室内への放出のために使用されるTaにおける設定点までで温室の空気相対湿度を維持する。
捕獲マニホルドが動作しない時、圧縮機は、大気の空気を圧縮して、Taにおける大気の圧縮空気の最適な収容を維持するように設けられる。
朝の定められた日照時に、大気日射センサは、圧縮機、捕獲マニホルドおよび放出マニホルドの事態をオンになるように作動させる。捕獲マニホルドは、操作T1またはT2において圧縮されかつ収容される、酸素が豊富な温室の空気を捕獲し、放出マニホルドは、第1のコンパートメントEc内に既に収容されている、除湿され調整された二酸化炭素の豊富な温室の空気を温室内に同時に放出するため、日照時(夜間の植物の吐き出す二酸化炭素、または、二酸化炭素による受精事態後の残留二酸化炭素)を利用して、費用効率が高い食糧生産のために収穫高を最適化し、かつ、地球温暖化を大幅に改良する。
本発明の第3の実施形態によると、サーミスタプルーブの寸法より2センチメートルまで大きい直径の回転穴あけ機によって作られた穴にサーミスタプルーブを配置することによって、ある場所の平均熱係数の温度を測定するための方法が提供され、下端部が穴の直径より2センチメートル小さい直径の5センチメートルまでの厚さの鋼板と溶接された鋼棒が、サーミスタプルーブを押して、当該サーミスタプルーブを地表面より下2.5メートルの深さの穴の下端部に配置する。サーミスタプルーブの配置後、穴を土壌で密に充填し、サーミスタプルーブと大気との間の最適な断熱性を維持する。
サーミスタプルーブ出力温度は、温度が安定し、数日間一定のままになるまで連続的に記録される。この一定温度は、その場所の平均熱係数の温度であり、0.5メートルずつ段階的に深くしながら、または、多かれ少なかれ、2.5メートルの深さで平均熱係数の温度に基づいた後続の穴毎に、他の穴を20平方メートルまでで離間させて同様に処理し、最も適切な平均熱係数の温度が実現されるまで(68°Fまでまたはそれ以上)サーミスタプルーブを配置する。
本発明の第4の実施形態によると、費用効率が高い材料のアースチューブ熱交換器を含むモジュールZ2が、Z1に関連するものと共に設けられて、低温の場所において比較的より低温の温室の空気を比較的より温暖に調整し、高温の場所において比較的より温暖な温室の空気を比較的より低温に調整する。
費用効率が高いアースチューブ熱交換器は、4つの別個のコンパートメントを含む。第1のコンパートメントEcは、操作T1またはT2において(二酸化炭素が豊富な除湿された)温室の空気を収容し、第2のコンパートメントEoは、操作T1またはT2において(酸素が豊富な除湿された)温室の空気を収容し、第3のコンパートメントEcdは、操作T1またはT2において(二酸化炭素が豊富なほとんど乾燥した)温室の空気を収容し、第4のコンパートメントEodは、操作T1またはT2において(酸素が豊富なほとんど乾燥した)温室の空気を収容する。
温室の空気の温度が(定められた)平均熱係数の温度よりも高いまたは低い時、温室用温度センサは、アースチューブ熱交換器、圧縮機、捕獲マニホルドおよび放出マニホルドの事態をオンになるように作動させる。
温室の気温がアースチューブ熱交換器の(定められた)平均熱係数の温度と等しい時、温室用気温センサは、アースチューブ熱交換器、圧縮機、捕獲マニホルドおよび放出マニホルドの事態をオフになるように作動させる。
低温の場所において
温室用温度センサは、圧縮機、捕獲マニホルドおよび放出マニホルドの事態をオンになるように作動させ、捕獲マニホルドは、操作T1またはT2において圧縮されかつ収容される、夜間の二酸化炭素が豊富な温室の空気、または、日照時の酸素が豊富な温室の空気を捕獲し、温室用相対湿度センサは、操作T1またはT2において設定点までで温室の空気相対湿度を維持し、操作T1またはT2において(二酸化炭素が豊富な除湿された)温室の空気は第1のコンパートメントEcにおいて収容され、操作T1またはT2において(酸素が豊富な除湿された)温室の空気は第2のコンパートメントEoにおいて収容される。
放出マニホルドは温室内に熱風を同時に放出し、温室の気温が定められた正確な設定点の温室の気温と等しい時、温室用気温センサは、放出マニホルドからの熱風の放出、圧縮機、および、捕獲マニホルドの事態をオフになるように作動させる。
ハンチング上昇傾向(−)2.5%、下降傾向(+)2.5%
高温の場所において
温室用温度センサは、圧縮機、捕獲マニホルドおよび放出マニホルドの事態を同時に生じさせて気化冷房をオンになるように作動させ、捕獲マニホルドは、操作T1またはT2において圧縮されかつ収容される、夜間の二酸化炭素が豊富な温室の空気または日照時の酸素が豊富な温室の空気を捕獲する。温室用空気相対湿度センサは、操作T1またはT2においてほとんど乾燥した温室の空気を維持し、操作T1またはT2において(二酸化炭素が豊富なほとんど乾燥した)温室の空気は第3のコンパートメントEcdにおいて収容され、操作T1またはT2において(酸素が豊富なほとんど乾燥した)温室の空気は第4のコンパートメントEodにおいて収容される。
放出マニホルドは、日照時に第3のコンパートメントEcdに既に収容されているほとんど乾燥した調整された二酸化炭素が豊富な温室の空気と、夜間に第4のコンパートメントEodに既に収容されているほとんど乾燥した調整された酸素が豊富な温室の空気とを温室内に同時に放出し、最適な気化冷房を行って、定められた正確な設定点で温室の気温を維持する。
温室の気温が定められた正確な設定点の温室の気温と等しい時、温室用気温センサは、気化冷房、圧縮機、捕獲マニホルドおよび放出マニホルドの事態をオフになるように作動させる。
ハンチング上昇傾向(−)2.5%、下降傾向(+)2.5%
このため、温室の温度を定められた正確な設定点で調節することは非常に容易であり、このことは、作物、特に多くは開花の時期を改善するのに役立つ。
Z2は、アースチューブ熱交換器の平均熱係数の温度と等しい温室の気温を維持することによって、低温の場所における温室の補助暖房費、および、高温の場所における温室の補助冷房費を大幅に低減する。
環境制御された構造または環境制御されない構造において、ならびに、多数の応用および必要性に対する設備において、冷蔵は、マルチプレックス、ホテル、モール、複合商業施設および団地、美術館、動物園、種馬飼育場、牛小屋および水牛小屋など(建物)に多目的に使用される。ここで、Z2によって、低温の場所において建物の比較的より低温の空気から比較的より暖かい空気にする調整と、高温の場所において建物の比較的より暖かい空気から比較的より低温の空気にする調整とが、非常に費用効率高く行われる。マリネイティング(marinating)(建物)の温度は、その場所の平均熱係数の温度と等しい。
また、Z2は、ある季節に限ってまたは全ての季節で大半は低温または氷点下の低温の場所において、より低温の空気からより暖かい空気に調整するための、従来の熱エネルギーの費用をかなり大幅に節約する最も費用効率が高い、最も効果があるツールである。
本発明の第5の実施形態によると、モジュールZ3は、Z1およびZ2に関連するものと共に、温室用空気相対湿度センサを備える。Z3の事態は、定められた正確な設定点で温室の空気相対湿度を維持するために引き起こされる温室の空気相対湿度である。温室の空気相対湿度が、定められた設定点の温室の相対湿度より大きい場合、温室用相対湿度センサは、圧縮機、捕獲マニホルドおよび放出マニホルドの事態をオンになるように作動させる。捕獲マニホルドは、夜間の二酸化炭素が豊富な湿気のある温室の空気、または、日照時の酸素が豊富な湿気のある温室の空気を捕獲して、その空気は、操作T1またはT2において圧縮されかつ収容される。温室用空気相対湿度センサは操作T1またはT2においてほとんど乾燥した空気を維持し、操作T1またはT2において(二酸化炭素が豊富なほとんど乾燥した)温室の空気は、第3のコンパートメントEcdにおいて収容され、操作T1またはT2において(酸素が豊富なほとんど乾燥した)温室の空気は、第4のコンパートメントEodにおいて収容される。
放出マニホルドは、日照時に第3のコンパートメントEcdに既に収容されほとんど乾燥し調整された二酸化炭素が豊富な温室の空気と、夜間に第4のコンパートメントEodに既に収容されているほとんど乾燥し調整された酸素が豊富な温室の空気とを温室内に同時に放出して、定められた正確な設定点(80%までまたはそれより低いあるいはそれより高い)で温室の相対湿度を維持する。温室の相対湿度が定められた正確な設定点の温室の空気相対湿度と等しい時、温室用空気相対湿度センサは、圧縮機、捕獲マニホルドおよび放出マニホルドの事態をオフになるように作動させる。
ハンチング上昇傾向(−)2.5%、下降傾向(+)2.5%
高温の場所において、温室の空気相対湿度が定められた正確な設定点の温室の空気の相対湿度より低い時、温室用相対湿度センサは気化冷房がオンになるように作動させ、温室の空気相対湿度が定められた正確な設定点の温室の空気相対湿度と等しい時、温室用空気相対湿度センサは気化冷房がオフになるように作動させる。Z3によって、はるかに高い作物密度、収穫高、品質、作物均一性、および、早期の収穫がもたらされる。
ハンチング上昇傾向(−)2.5%、下降傾向(+)2.5%
日照時
放出マニホルドは下記を温室内に放出する。
(a)アースチューブ熱交換器の第1のコンパートメントEcに既に収容されている(二酸化炭素が豊富で除湿された)調整された温室の空気。
(b)温室において空気相対湿度を定められた正確な設定点で維持するために、または、高温の場所において温室の気温を定められた正確な設定点で維持するための最適な気化冷房のために、アースチューブ熱交換器の第3のコンパートメントEcdに既に収容されているほとんど乾燥し調整された二酸化炭素が豊富な温室の空気。
(c)温室内の二酸化炭素と酸素とのバランスを維持するためにTaに収容された大気の圧縮空気。
(d)低温の場所における熱風。
(e)収穫高を最適化するために最適な光合成のための受精にとってのさらなる二酸化炭素。
夜間
放出マニホルドは下記を温室内に放出する。
(a)アースチューブ熱交換器の第2のコンパートメントEoに既に収容されている(酸素が豊富で除湿された)調整された温室の空気。
(b)温室において空気相対湿度を定められた正確な設定点で維持するために、または、高温の場所において温室の気温を定められた正確な設定点で維持するための最適な気化冷房のために、アースチューブ熱交換器の第4のコンパートメントEodにおいて既に収容されているほとんど乾燥し調整された酸素が豊富な温室の空気。
(c)温室内の二酸化炭素と酸素とのバランスを維持するためにTaに収容された大気の圧縮空気。
(d)低温の場所における熱風。
放出マニホルドから放出される空気は、
(a)耕作段階からその上の段階の植物まで温室のよどんだ空気を押し上げる。
(b)放出マニホルドが放出した空気と温室の既存の空気とを均一に混合させるために、植物を中心とした水平流および垂直流ならびに循環サイクルの複数の組み合わせを作り出す。
(c)温室内の垂直方向の場所および水平方向の場所において、
(i)定められた正確な均一の設定点における相対湿度、
(ii)定められた正確な均一の設定点における温度、
(iii)定められた正確な均一の設定点における二酸化炭素ppm
を制御かつ維持する。
(d)菌に関する問題を最小限に抑えるように空気の循環を最適にする。高温ポケットも低温ポケットもない。水平方向の換気扇は必要ないため、それらのかなりの資本費および操業費を節約する。
(e)また、植物を受粉させ、受粉時に最適な受粉をもたらし、放出圧を増加させる。
本発明の第6の実施形態によると、Z1およびZ6に関連するものと共に、地熱のすっきりとして清潔な自動化モジュールZ4が設けられる。Z4は、2つの同一の地熱エネルギー生成タンクの第1の新規ドージングタンクおよび第2の使用済みドージングタンク、熱風タンク、ならびに、二酸化炭素タンクを含む。
Z4の主要機能は下記のために地熱エネルギーを生成することである。
(i)温室の補助暖房
(ii)灌漑用水の加温
(iii)ドリップドージング溶液の加温
(iv)葉面ドージング溶液の加温
(v)生育培地の苗床の作物根帯の加温
(vi)雪を溶かし滑り落とすための、温室の屋根用被覆フィルムおよび樋内面の暖房。
Z4の二次機能は、最適な光合成に向けた受精のための二酸化炭素にほとんど費用をかけないこと、および、高品質の滅菌された生育培地兼用コンポストにもほとんど費用をかけないことである。
モジュールZ4は、低温のまたは氷点下の低温の場所における温室の床面積の7平方メートルまでの空間を必要とする。地熱の新規ドージングタンクおよび使用済みドージングタンクは両方とも、使用済みドージングタンクの冷房モードの温度が温室の気温と等しくなるまで温室の床面積において位置付けられる。使用済みドージングタンクの外表面の温度が温室の気温と等しい時、使用済みドージングタンクのサーミスタは、アラームを定めた継続時間および間隔でオンになるように作動させる。
さらなる利点は、温室を温かく維持するために、新規ドージングタンク、使用済みドージングタンク、熱風タンク、および、二酸化炭素タンクの高温の表面が熱を放射することである。
複数の個々のZ4は、温室の床面積上に分散して位置付けられて、温室の気温を確実に均一にする。
従って、環境制御された構造または環境制御されない構造において、ならびに、多数の応用および必要性に対する設備において、冷蔵は、マルチプレックス、ホテル、モール、複合商業施設および団地、美術館、動物園、種馬飼育場、牛小屋および水牛小屋など(建物)に多目的に使用する。Z4によって、低温の場所または氷点下の低温の場所における建物の非常に費用効率が高い暖房が与えられて、従来の熱エネルギーおよびその費用をかなり大幅に節約する。
本発明の第7の実施形態によると、モジュールZ5は、Z1およびZ2に関連するものと共に、温室用二酸化炭素センサを備えて、従来より大気中へ放出されていた温室の二酸化炭素を未然に防ぐ。
Z5の事態は、夜間に植物が吐き出す二酸化炭素によって、または、日照時の二酸化炭素(1000〜1500ppm)による受精事態後の残留二酸化炭素によって、温室の二酸化炭素ppmが大気中の二酸化炭素ppm(350ppmまで)より大きい時(二酸化炭素による受精事態の日照時、および、その後、温室内への日射が定められたよりも大きくなるまでを除く)に、温室の二酸化炭素ppmによって引き起こされる。
温室用二酸化炭素センサは、圧縮機、捕獲マニホルドおよび放出マニホルドの事態をオンになるように作動させて、捕獲マニホルドは、二酸化炭素が豊富な温室の空気を捕獲して、当該空気は操作T1またはT2において圧縮されかつ収容される。
温室用相対湿度センサは、操作T1またはT2において設定点までで温室の空気相対湿度を維持し、操作T1またはT2において二酸化炭素が豊富で除湿された温室の空気は、第1のコンパートメントEcにおいて収容される。
放出マニホルドは、温室の二酸化炭素ppmが大気中の二酸化炭素ppmと等しい時、既に収容されている(酸素が豊富で除湿された)調整された温室の空気を温室の第2のコンパートメントEo内に同時に放出し、温室用二酸化炭素センサは、圧縮機、捕獲マニホルドおよび放出マニホルドの事態をオフになるように作動させる。
夜間に、温室用二酸化炭素センサは、圧縮機、捕獲マニホルドおよび放出マニホルドの事態をオンになるように作動させる。放出マニホルドは、第2のコンパートメントEにおいて既に収容されている酸素が豊富で除湿され調整された温室の空気を温室内に放出して、植物に呼吸させかつ植物の健全な成長力、および、病気、微生物、バクテリア、病原体、菌、ウィルス感染、有害生物、害虫に対する植物の耐性を最大化する強力な免疫システムを活性化させるために、夜間の酸素が豊富な環境に対する植物の早急な必要性を満たす。捕獲マニホルドは、夜間の二酸化炭素が豊富な温室の空気を捕獲し、当該空気は操作T1またはT2において圧縮されかつ収容される。温室用空気相対湿度センサは、操作T1またはT2において設定点までで温室の空気相対湿度を維持する。操作T1またはT2において除湿された二酸化炭素が豊富な温室の空気は第1のコンパートメントEcにおいて収容される。
このため、環境制御された多スパン構造の温室において、高額の炭素クレジットを購入する代わりに、炭素クレジットを売ることによるかなりの収入源が生み出される。また、本発明の温室は、空気調整された建物と同様であり、それによって、かなり高いエネルギー効率がもたらされ、かつ、操業費が低減される。この場合、水平勾配または垂直勾配(非均一性)がなく、高温または低温ポケットがなく、全ての場所の温室内の作物には、均一な相対湿度、ならびに、定められた正確な設定点の温度および二酸化炭素ppmがもたらされ、水平方向の換気扇は必要なく、それらの相当な資本費および操業費が節約される。ここで、かなりの高さのある温室の利点全てを、それほど高さのない温室において実現することができ、温室の資本費および操業費が大幅に節約される。
本発明の第8の実施形態によると、モジュールZ6は、活性化肥料、栄養剤、および、作物処理剤投与システムと、ドリップドージング灌漑システムとを含み、ドリップドージング灌漑システムにおいて、4つの操作HDPEタンク、すなわち、WT、IRWT、TNDTおよびTNFT、貯水タンクWTR、高圧ポンプHP、水移送ポンプPT、堆積物移送ポンプPS、ドリップマニホルドDMおよび噴霧器マニホルドFM、2つの堆積物収集タンク、ならびに、浸出液収集タンクがある。活性化肥料および栄養剤の溶液を使用することによって、それらの使用および費用は、ドリップドージングでは50%まで、葉面ドージングでは75%まで低減する。
タンクWTは、高圧ポンプHPに、および、水移送ポンプPTを介してタンクIRWT、TNDT,TNFTなどに供給するための水を収容する。WT入口は給水配管に接続される。タンクWTRは、給水配管の故障中にWTに供給するための予備の水を収容する。WTR入口は給水配管に接続される。タンクIRWTは、灌漑のための、および、各受精のドリップドージングの事態前後の定められた継続期間の灌漑のための水を収容する。
タンクTNDTにおいて、肥料、栄養剤、pH調整、作物根帯処理、溶液混合、活性化およびドリップドージングが行われる。TNDTにおいて押しボタン式信号による手動の新規のドージングの事態(重量または容積)後、後続の操作全ては、TNDTにおいて堆積物収集タンク内へ堆積物を流し出す事態が終わるまで、完全に自動化されている。
タンクTNFTにおいて、作物処理、肥料および栄養剤葉面ドージング、溶液混合活性化および葉面ドージングが行われる。TNFTにおいて押しボタン式信号による手動の新規のドージングの事態(重量または容積)後、後続の操作全ては、TNFTにおいて堆積物収集タンク内へ堆積物を流し出す事態が終わるまで、完全に自動化されている。
タンクDFFNSCTは、肥料および栄養剤のドリップならびに葉面ドージング溶液の堆積物を収容し、タンクFTDTSCTは作物処理の葉面およびドリップドージング溶液の堆積物を収容する。
本発明の第9の実施形態によると、2つの屋根用スプリンクラーマニホルド、2つの妻側のスプリンクラーマニホルド、および、2つの長い側面のスプリンクラーマニホルドを含むモジュールZ6を設けて、被覆フィルム外面を埃/塵がないように維持する。屋根の妻側および長い側面のスプリンクラーマニホルド入口は、高圧ポンプ出口に接続される。
(ある場所の埃/塵の状況に基づく)定められた日照時間および間隔で、大気日射センサは、屋根用自動化回転式保温スクリーン兼用遮光材の外部カーテンをオフになるように作動させ、前記カーテンが実際に完全にオフになると、大気日射センサは、屋根の妻側および長い側面のスプリンクラーマニホルドをオンになるように作動させて、温室の屋根の両方の妻側および両方の長い側面の被覆フィルム外面上に加圧水をかけて、全ての埃/塵を洗い落とす。
本発明の第10の実施形態によると、温室は、高引火性の温室用被覆ポリエチレンフィルム、防虫網、および、スクリーンなどによって火災の危険性の撲滅に努めるための効率的な消火活動用の煙検知器を備える。
煙検知器は、全ての進行中の事態をオフになるように作動させ、スプリンクラーマニホルド6個全てをオンになるように作動させて、温室の屋根の両方の妻側および両方の長い側面上に加圧水をかけて、火を早期に消す。主な利点は、温室用被覆フィルムおよび温室内の作物の被害を最小限に抑えられることである。
本発明の第11の実施形態によると、モジュールZ6では複数の生育培地の苗床の処理を備える。この場合、保温スクリーン兼用遮光材は60センチメートルまでの深さで、4つの内部の垂直側面に沿って60センチメートルまでのところで、生育培地の苗床の下端で固定され、4つの水平方向の外部側面の下端上15センチメートルのところで重なり合っている。当該水平方向の外部表面は、別の層のポリエチレンフィルムを備え、2つの層の間に、生育培地の作物根帯の通気のための管が設けられ、それによって、作物根帯の温度を定められた設定点で維持し、収集した浸出液を排水し、その後、上端は、4つの内部垂直側面に沿って15センチメートル重なり合った保温スクリーン兼用遮光材によって密に覆われる。
その後、生育培地の苗床の作物根帯は定められた設定点の温度まで暖められる。作物出芽後の種まきまたは移植のための穴は全体的に、保温スクリーン兼用遮光材によって覆われる。当該保温スクリーン兼用遮光材は、生育培地の作物根帯の温度維持に役立つだけでなく、雑草の種が生長するのを未然に防ぐ。
温室の気温の大部分は、生育培地の作物根帯の温度より低温である。保温スクリーン兼用遮光材の外面および内面は、生育培地の作物根帯の下層の下の土壌と温室の気温環境との間の固体障壁であり、下層または作物根帯の下の土壌が、生育培地の作物根帯に入り込もうとする温室の気温の熱風または冷風と、温室の空気中に放たれようとする作物根帯の熱風とを吸収しかつ保つようにする。
生育培地の苗床の処理マニホルド
4つの処理がある。
第1の処理
加圧空気を生育培地の苗床の処理マニホルドの第1の入口に導入して、それぞれの灌漑の事態後、または、定められた継続期間の灌漑がそれぞれの事態後の生育培地の苗床の通気をもたらす。
第2の処理
定められた時間および間隔で、生育培地の苗床の処理マニホルドの第2の入口に加圧水を導入する。
第3の処理
定められた継続期間で、生育培地の苗床の処理マニホルドの第1の入口に、加圧空気の2回目の導入を行う。
第4の処理
生育培地の苗床の処理マニホルドの第3の入口に加圧された熱風を導入する。
生殖培地の苗床の作物根帯の温度が定められた設定点の温度より低い時、生育培地の苗床の作物根帯のサーミスタは、生育培地の苗床の処理マニホルドの第3の入口への加圧された熱風の導入をオンになるように作動させる。生育培地の苗床の作物根帯の温度が定められた設定点の作物根帯の温度と等しい時、作物根帯のサーミスタは、加圧された熱風の導入をオフになるように作動させる。生育培地の苗床の作物根帯の温度が再び作物根帯の定められた設定点より低くなる時、作物根帯のサーミスタは再び、生育培地の苗床の処理マニホルドの第3の入口への加圧された熱風の導入をオンになるように作動させ、このように、オンおよびオフを行う。
ハンチング上昇傾向(−)2.5%、下降傾向(+)2.5%
各第1、第2、第3、第4の処理後、浸出液収集マニホルドに収集される、排水される浸出液を浸出液収容タンクLCT内へ移送する。
本発明の第12の実施形態によると、温室の屋根用被覆フィルムおよび樋内面の暖房マニホルドが設けられる。大気温が0℃に近づくと、測候所の大気温センサは、暖房マニホルドへの加圧された熱風の導入をオンになるように作動させて、温室の屋根用被覆フィルムおよび樋内面を暖める。雪は溶けて滑り落ちる。
本発明の第13の実施形態によると、モジュールZ7は、温室内部の温度環境と大気温環境との間の固体障壁である、保温スクリーン兼用遮光材の内面領域および外面領域を与える。当該モジュールZ7は、大気中に放たれようとする温室の熱風または冷風を吸収しかつ保ち、また、温室に入り込もうとうする大気の冷風および/または熱風を吸収しかつ保つ。
屋根および4側面の保温スクリーン兼用遮光材のカーテンの内面上に熱エネルギーが蓄積することで、暖房費を大幅に節約し、温室の空気が、冬、低温の夕方、夜および朝の間は冷えないようにするのに役立ち、温室は暖かいままである。温室用被覆フィルムおよび樋内面上に水分の結露またはミスト形成が生じる可能性はない。
よって、低温の場所における温室の補助暖房費、および、高温の場所における温室の補助冷房費は低減する。ある季節に限って、または、ほとんど全ての季節において、大半は高温の場所および大半は低温または氷点下の低温の場所全てに対して解決法は1つで済む。
温室の屋根用ポリエチレンフィルムが固定された、屋根用の自動化回転式保温スクリーン兼用遮光材の外部カーテンが、0〜100%取り外せるように設けられ、温室の4側面用ポリエチレンフィルムが固定された、4側面用の保温スクリーン兼用遮光材の内部カーテンも、0〜100%取り外せるように設けられる。
低温または氷点下の低温の場所において、日照時に、および、空が曇っている時間に、日射が定められたもの(1200フートキャンドルまで)より小さいものである限り、温室用日射センサは、温室の屋根のおよび4側面の自動化回転式保温スクリーン兼用遮光材のカーテンをオフになるように作動させ、熱利得を最大化する(感知可能かつ潜在的)。
本発明の第14の実施形態によると、人工照明エネルギーは資本費および操業費が大きい。Z7は、不十分な人工照明を増加させ、その増加後、はるかに少ない量子のまたは人工的な照明を設置することによって、人口照明エネルギーの資本費および操業費をかなり大幅に低減して最適にする、費用効率が高い具体的な手段および/または方法を備える。
モジュールZ7は、かなり低温のおよび氷点下で低温の場所において人口照明と共にかなり不十分な日光によるエネルギーを増加させるための費用効率が高い具体的な手段を備えている。この場合、生命は存在するが、日光によるエネルギーはかなり不十分であり、食糧生産のために、温室内への、不十分な日光によるエネルギーを人工照明エネルギーと共に増加させて、最適にする。
植物上部から上15センチメートルまでのトラス底部から吊り下げる、中心部10平方メートルまでで小型蛍光灯を備える人工照明を設けて、植物が成長する高さに合わせて上昇させ、生育培地の苗床の水平幅中心周りの中心部20平方メートルまでで互い違いに配置され、赤、青および白と交互に設けられる蛍光灯が設置される。
モジュールZ7は、日光によるエネルギーは不十分ではないが、温室用被覆フィルム外面上に蓄積された埃/塵によって、および/または、温室用被覆フィルム内面上の結露またはミスト形成によって低減した場所において、食糧生産を最適にするために、温室内への不十分な日光によるエネルギーを増加させるための費用効率が高い具体的な手段を備えている、および/または、具体的な方法によるものである。
日光によるエネルギーおよび熱エネルギーは、日照時に高温の場所において同時に生じ、温室用日射センサは、温室の屋根用および4側面用の自動化回転式保温スクリーン兼用遮光カーテンの位置を調節することによって最適な遮光をオンになるように作動させ、定められた不十分な日射だけを温室の中に通して、温室内へのその日射を増加させると食糧生産には最適となり、不必要な熱利得を最小限に抑え、補助冷房費を最小限に抑える。
温室に鏡およびアルミ箔を中心部5平方メートルに備えることによって、日光を増加させる。いずれかの鏡またはアルミ箔に衝突した入射する日光によるエネルギーは、他の鏡およびアルミ箔に反射し、光の反射サイクルを繰り返すことによって増加して最適となる。鏡およびアルミ箔はまた、光をより均一に拡散させる。
本発明の第15の実施形態によると、地熱エネルギー生成モジュールと共にアースチューブ熱交換器を使用して、不十分な日光によるエネルギーを人工照明エネルギーと共に増加させることによって低温の場所または氷点下の低温の場所における食糧生産を容易にする。
本発明の第16の実施形態によると、Z7は、生育培地の害虫を全て消滅させるために、費用効率が高い無毒の材料によって、および/または、費用効率が高い具体的な方法によって、各作物の発芽または移植の前に、生育培地の苗床の予防処理を行えるようにする。定められた間隔で、温室の立毛には、病気、バクテリア、病原体、有害生物および害虫全てを消滅させるために、費用効率が高い無毒の材料によるおよび/または費用効率が高い方法による予防処理が施される。
モジュールZ3は、温室の相対湿度を80%までで維持することによる最良の一体型害虫管理を与える。温室用被覆フィルムおよび樋内面上には結露もミストもなく、植物上に滴り落ちる水滴はなく、植物は損傷されず、温室内に深い霧はなく、病気、微生物、バクテリア、病原体、菌、ウィルス感染、有害生物、害虫にはほんのわずか煩わされるだけである。温室内への光透過率は低減されず、有毒の作物保護剤の使用を不要にし、それら作物保護剤およびそれらを噴霧する労働者の相当な費用を節約し、労働者の健康被害を無くし、無毒の食糧生産を行う。
夜間に、Z5の温室用二酸化炭素センサは、既に第2のコンパートメントEoにおいて収容された、酸素が豊富で除湿され調整された温室の空気を温室内に放出するために、放出マニホルドをオンになるように作動させ、植物に呼吸させかつ植物の健全な成長力、および、病気、微生物、バクテリア、病原体、菌、ウィルス感染、有害生物、害虫に対する植物の耐性を最大化する強力な免疫システムを活性化させるために、酸素が豊富な環境に対する植物の早急な必要性を満たす。
本発明の革新的な温室は、空気調節された建物と同様であり、それによって、温室内への害虫および病原体の進入が防止され、はるかにずっと効率的な生物的制御が行われる。
本発明の第17の実施形態によると、Z7は、多スパンの温室における樋を、樋に関連する全ての問題と共に排除するための費用効率が高い具体的な手段および/または費用効率が高い具体的な方法を備えている。これによって、温室内へ入射する日光によるエネルギーは遮られず、樋の内面上には結露やミストがなく、植物上に滴り落ちる水滴はなく、植物は損傷されず、樋内に蓄積する雪はなく、温室の屋根上におよび側面に沿ってあふれ出る大量の水の下向きへの流出はなく、温室内に入ってくる雨水はなく、内部の作物に被害を与えず、樋内に蓄積する埃/塵はなく、樋内の藻および菌の増殖はない。
同様に、多スパン構造ならびに多数の応用および必要性に対する設備において、構造の屋根上におよび側面に沿ってあふれ出る大量の水の下向きへの流出はなく、構造内に入ってくる雨水はなく、内部の材料に被害は与えず、構造の樋内に蓄積する雪はない。
本発明の第18の実施形態によると、Z7は、熱効率を高めるために重要である、膨張した二重層のポリエチレン製の温室用被覆フィルムの2つの層間の最適な断熱性を維持するための、ならびに、熱損失および熱エネルギー費を低減するための、費用効率が高い具体的な方法を備える。二重層のポリエチレン製の温室用被覆フィルムの全領域は、2平方メートルまでの縦横部分に分割され、各部分が膨張して、各部分を全ての他の部分から確実に完全に断熱させた後に、3mmまでの幅の熱による密閉を行う。
本発明の第19の実施形態によると、Z7は、高額の壁厚の大きいCクラスで大径の亜鉛めっきされた鉄管の代わりに、壁厚がより小さく、直径がより小さく、砂を充填したより安価な亜鉛めっきされた鉄管(確実に砂が逃れ出ないように端部が密閉されている)を使用するための、費用効率が高い具体的な手段を備えている、および/または、費用効率が高い具体的な方法によるものである。それらは両方とも同じ目的を満たす。そのため、より小さい壁厚およびより小さい直径で、砂を充填したより安価な亜鉛めっきされた鉄管を使用することによって、多大な費用が節約される。
上記説明は本発明を理解するためのものであり、本発明の範囲を限定するためのものではなく、本発明の範囲内の種々の変更したものおよび改善したものに修正可能である。

Claims (47)

  1. 基本モジュールZ1、モジュールZ2、Z3、Z4、Z5、Z6、Z7、および、複数のセンサを含む、環境制御された多スパン構造の温室であって、
    前記基本モジュールZ1は、圧縮機、タンクT1、タンクT2、タンクTa、捕獲マニホルド、および、放出マニホルドを含み、
    前記モジュールZ2は、Z1に関連するものと共に、費用効率が高い材料のアースチューブ熱交換器、および、温室用気温センサを含み、
    前記モジュールZ3は、定められた正確な設定点で温室の相対湿度を維持するために、Z1およびZ2に関連するものと共に温室用相対湿度センサを含み、
    前記モジュールZ4は、Z1およびZ6に関連するものと共に、地熱エネルギーを生成するすっきりとして清潔な自動化モジュールを含み、
    前記モジュールZ5は、Z1およびZ2に関連するものと共に、温室の二酸化炭素の従来の大気中への放出を未然に防ぐことによって、地球温暖化を改良するための温室用二酸化炭素センサを含み、
    前記モジュールZ6は、Z1およびZ4に関連するものと共に、肥料、栄養剤、作物処理ドリップまたは葉面ドージングシステム、ドリップドージング灌漑システム、噴霧器マニホルド、複数のスプリンクラーマニホルド、煙検知器、および、複数の生育培地の苗床の処理を含み、
    前記モジュールZ7は、0〜100%取り外せる、温室の屋根用のおよび4側面用のポリエチレンフィルムが固定された、自動化回転式保温スクリーン兼用遮光材のカーテンを与え、また、樋を排除して温室内への日光によるエネルギーを増加させるための費用効率が高い具体的な手段、および、費用効率が高い一体型害虫管理を与える
    ことを特徴とする環境制御された多スパン構造の温室。
  2. 前記大気測候所は、日射センサ、温度センサ、相対湿度センサ、風速センサ、および、降雨検知器を含む、複数のセンサを備え、前記測候所のセンサは、前記測候所の風速センサが通常の風速を超える風速を感知する時、前記測候所の降雨検知器が雨を検知する時、または、前記測候所の温度センサが0℃に近づく大気温を感知する時、屋根用の自動化回転式保温スクリーン兼用遮光材の外部カーテンをオフになるように作動させる
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  3. 前記捕獲マニホルドおよび前記放出マニホルドの事態は同時にもたらされる
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  4. 前記モジュールZ1は大気の圧縮空気を収容するための前記タンクTaを含み、前記温室用相対湿度センサは、Taにおいて設定点までで温室の相対湿度を維持する最適な除湿のために、水分含有量を排水するためのTa水分排水弁をオンになるように作動させ、Taに収容された大気の圧縮空気は、温室内の二酸化炭素と酸素とのバランスを維持するために温室内に放出され、また、予備機器の動作のために使用される
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  5. 前記モジュールZ1の前記圧縮機は、捕獲マニホルドが捕獲した、夜間の二酸化炭素の豊富な温室の空気、および、日照時の酸素が豊富な空気を圧縮し、圧縮された夜間の二酸化炭素が豊富な温室の空気または日照時の酸素が豊富な温室の空気は、操作T1またはT2において圧縮されかつ収容され、温室の相対湿度センサは、操作T1またはT2において設定点までで温室の相対湿度を維持する最適な除湿のために水分含有量を排水するために、または、操作T1またはT2においてほとんど乾燥した空気を維持するように全水分含有量を排水するために、操作T1またはT2において水分排水弁をオンになるように作動させる
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  6. 前記モジュールZ2は、4つの別個のコンパートメントを有する前記費用効率が高い材料のアースチューブ熱交換器を備え、第1のコンパートメントEcは、操作T1またはT2において(二酸化炭素が豊富な除湿された)温室の空気を収容し、第2のコンパートメントEoは、操作T1またはT2において(酸素が豊富な除湿された)温室の空気を収容し、第3のコンパートメントEcdは、操作T1またはT2において(二酸化炭素が豊富なほとんど乾燥した)温室の空気を収容し、第4のコンパートメントEodは、操作T1またはT2において(酸素が豊富なほとんど乾燥した)温室の空気を収容する
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  7. 朝の定められた日照時に、前記大気日射センサは、圧縮機、捕獲マニホルドおよび放出マニホルドの事態をオンになるように作動させ、前記捕獲マニホルドは、操作T1またはT2において圧縮されかつ収容される、酸素が豊富な温室の空気を捕獲し、温室用相対湿度センサは、操作T1またはT2において設定点までで温室の相対湿度を維持し、操作T1またはT2において酸素が豊富な除湿された温室の空気は第2のコンパートメントEoにおいて収容され、前記放出マニホルドは、第1のコンパートメントEc内に既に収容されている、除湿され調整された二酸化炭素の豊富な温室の空気を温室内に同時に放出するため、日照時(夜間の植物の吐き出す二酸化炭素、または、二酸化炭素による受精事態後の残留二酸化炭素)を利用して、非常に費用効率が高い食糧生産のために収穫高を最適化し、かつ、地球温暖化を大幅に改良する
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  8. ある場所の平均熱係数の温度は、地表面より下の種々の深さの穴においてサーミスタプローブを配置して、0.5メートルまでごとに深くしながら2.5メートルの深さで、または、多かれ少なかれ、2.5メートルの深さで平均熱係数の温度に基づいて開始することによって測定され、最も適切な平均熱係数の温度が実現されるまで(68°Fまでまたはそれ以上)、後続の穴全てに対して同様の処理を行う
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  9. 前記モジュールZ2の事態は温室の気温によって引き起こされ、温室の気温が(定められた)平均熱係数の温度よりも高いまたは低い時、前記温室用気温センサは、アースチューブ熱交換器、圧縮機、捕獲マニホルド、および、放出マニホルドの事態をオンになるように作動させる
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  10. 温室の気温がアースチューブ熱交換器の(定められた)平均熱係数の温度と等しい時、前記温室用気温センサは、アースチューブ熱交換器、圧縮機、捕獲マニホルド、および、放出マニホルドの事態をオフになるように作動させる
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  11. 低温の場所において、前記温室用気温センサは、圧縮機、捕獲マニホルドおよび放出マニホルドの事態をオンになるように作動させ、前記捕獲マニホルドは、操作T1またはT2において圧縮されかつ収容される、夜間の二酸化炭素が豊富な温室の空気、または、日照時の酸素が豊富な温室の空気を捕獲し、温室用相対湿度センサは、操作T1またはT2において設定点までで温室の相対湿度を維持し、操作T1またはT2において二酸化炭素が豊富な除湿された温室の空気は第1のコンパートメントEcにおいて収容され、操作T1またはT2において酸素が豊富な除湿された温室の空気は第2のコンパートメントEoにおいて収容され、前記放出マニホルドは温室内に熱風を同時に放出し、温室の気温が定められた正確な設定点の温室の気温と等しい時、前記温室用気温センサは、熱風の放出、圧縮機および捕獲マニホルドの事態をオフになるように作動させる
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  12. 高温の場所において、前記温室用気温センサは、圧縮機、捕獲マニホルドおよび放出マニホルドの事態を同時に生じさせて気化冷房をオンになるように作動させ、前記捕獲マニホルドは、操作T1またはT2において圧縮されかつ収容される、夜間の二酸化炭素が豊富な温室の空気または日照時の酸素が豊富な温室の空気を捕獲し、前記温室用相対湿度センサは、操作T1またはT2においてほとんど乾燥した空気を維持し、操作T1またはT2において二酸化炭素が豊富なほとんど乾燥した空気は第3のコンパートメントEcdにおいて収容され、操作T1またはT2において酸素が豊富なほとんど乾燥した空気は第4のコンパートメントEodにおいて収容され、前記放出マニホルドは、日照時に第3のコンパートメントEcdに既に収容されているほとんど乾燥した調整された二酸化炭素が豊富な温室の空気と、夜間に第4のコンパートメントEodに既に収容されているほとんど乾燥した調整された酸素が豊富な温室の空気とを温室内に同時に放出し、最適な気化冷房を行って、定められた正確な設定点で温室の気温を維持し、温室の気温が定められた正確な設定点の温室の気温と等しい時、前記温室用気温センサは、圧縮機、捕獲マニホルドおよび放出マニホルドの事態をオフになるように作動させる
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  13. 温室の気温を定められた正確な設定点で調節することは非常に容易であり、このことは、作物、特に多くは開花の時期を改善するのに役立つ
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  14. 前記モジュールZ2は、低温の場所における温室の補助暖房費、および、高温の場所における温室の補助冷房費を、前記場所のアースチューブ熱交換器の平均熱係数の温度と等しい温室の気温を維持することによって大幅に低減する
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  15. 環境制御された構造または環境制御されない構造、ならびに、多数の応用および必要性に対する設備であって、冷蔵は、マルチプレックス、ホテル、モール、複合商業施設および団地、動物園、種馬飼育場、牛小屋または水牛小屋など(建物)に多目的に使用され、Z2によって、低温の場所において建物の比較的より低温の空気を比較的より暖かくする調整と、高温の場所において建物の比較的より暖かい空気を比較的より低温にする調整とが非常に費用効率高く行われ、マリネイティング(建物)の気温は、前記場所の定められた平均熱係数の温度と等しく、かなりの大気汚染物質も排出し、かつ、その多くがまた地球温暖化を悪化させる化石燃料を燃やす、従来の熱エネルギーの費用をかなり大幅に節約する、環境制御された構造または環境制御されない
    ことを特徴とする構造、ならびに、多数の応用および必要性に対する設備。
  16. 前記モジュールZ2は、ある季節に限ってまたは全ての季節で大半は低温または氷点下の低温の場所において、より低温の空気からより暖かい空気に調整するための、従来の熱エネルギーの費用をかなり大幅に節約する最も費用効率が高い、最も効果があるツールである
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  17. 前記モジュールZ3の事態は温室の空気相対湿度によって引き起こされ、温室の空気相対湿度が定められた正確な設定点の温室の空気相対湿度より大きい時、温室用空気相対湿度センサは、圧縮機、捕獲マニホルドおよび放出マニホルドの事態をオンになるように作動させ、捕獲マニホルドは、夜間の二酸化炭素が豊富な温室の空気、または、日照時の酸素が豊富な温室の空気を捕獲して、当該空気を、操作T1またはT2において圧縮かつ収容し、前記温室用空気相対湿度センサは操作T1またはT2においてほとんど乾燥した空気を維持し、操作T1またはT2において二酸化炭素が豊富なほとんど乾燥した空気は、第3のコンパートメントEcdにおいて収容され、操作T1またはT2において酸素が豊富なほとんど乾燥した空気は、第4のコンパートメントEodにおいて収容され、放出マニホルドは、日照時に第3のコンパートメントEcdに既に収容されているほとんど乾燥し調整された二酸化炭素が豊富な温室の空気と、夜間に第4のコンパートメントEodに既に収容されているほとんど乾燥し調整された酸素が豊富な温室の空気とを温室内に同時に放出して、定められた正確な設定点(80%までまたはそれより低いあるいはそれより高い)で温室の空気相対湿度を維持し、温室の空気相対湿度が定められた正確な設定点の温室の空気相対湿度と等しい時、温室用空気相対湿度センサは、圧縮機、捕獲マニホルドおよび放出マニホルドの事態をオフになるように作動させる
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  18. はるかに高い作物密度、収穫高、品質、作物均一性、および、早期の収穫がもたらされ、温室用被覆フィルムおよび樋内面上には結露もミストもなく、植物上に滴り落ちる水滴はなく、植物は損傷されず、温室内に深い霧はなく、光透過率は低減されず、病気、微生物、バクテリア、病原体、菌、ウィルス感染、有害生物、害虫にはほんのわずか煩わされるだけであり、有毒の作物保護剤の使用を不要にし、当該作物保護剤およびそれを噴霧する労働者の相当な費用を節約し、労働者の健康被害を無くし、無毒の食糧生産を行う
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  19. 前記モジュールZ4は、2つの同一の地熱タンクである第1の新規ドージングタンクおよび第2の使用済みドージングタンク、熱風タンク、ならびに、二酸化炭素タンクを含む自動化された地熱エネルギーの自然の力を利用するモジュールを含み、モジュールZ4は、ある季節に限ってまたは全ての季節で大半は低温または氷点下の低温の場所において、非常に費用効率が高い温室の補助暖房を与え、かなりの大気汚染物質も排出し、その多くがまた地球温暖化を悪化させる化石燃料を燃やす、従来の熱エネルギーの費用をかなり大幅に節約し、Z4の地熱の熱エネルギーはほとんど費用がかからず、日照時の受精のための二酸化炭素にほとんど費用がかからずに、非常に費用効率が高い食糧生産、および、高品質の滅菌された生育培地兼用コンポストに対する収穫高を最適化する
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  20. 前記モジュールZ4によって、低温の場所または氷点下の低温の場所における建物の非常に費用効率が高い暖房が与えられて、従来の熱エネルギーの費用をかなり大幅に節約する
    請求項15に記載の環境制御された構造または環境制御されない構造。
  21. 前記測候所の大気温センサは、大気温が0℃に近づくのを感知すると、温室用被覆フィルムおよび樋内面の暖房マニホルド内への熱風の導入がオンになるように作動させ、雪を溶かして滑り落とす
    請求項2に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  22. 前記Z5の事態は、従来のように大気中へ二酸化炭素が放出され、それによって地球温暖化を悪化させるのではなく、温室の二酸化炭素ppmが、夜間に植物が吐き出す二酸化炭素によって、または、二酸化炭素(1000〜1500ppm)による受精事態後の残留二酸化炭素によって、大気の二酸化炭素ppmより大きい時(二酸化炭素による受精事態の日照時、および、受精事態後、温室内への大気の日射が定められたよりも大きくなるまでを除く)に引き起こされる温室の二酸化炭素ppmであって、前記温室用二酸化炭素センサは、圧縮機、捕獲マニホルドおよび放出マニホルドの事態をオンになるように作動させて、捕獲マニホルドは、二酸化炭素が豊富な温室の空気を捕獲して、当該空気は操作T1またはT2において圧縮されかつ収容され、温室用相対湿度センサは、操作T1またはT2において設定点までで温室の相対湿度を維持し、操作T1またはT2において二酸化炭素が豊富で除湿された温室の空気は、第1のコンパートメントEcにおいて収容され、放出マニホルドは、第2のコンパートメントEoにおいて既に収容されている、除湿され調整された酸素が豊富な温室の空気を温室内に同時に放出する
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  23. 夜間に、前記Z5の温室用二酸化炭素センサは、放出マニホルドをオンになるように作動させ、第2のコンパートメントEoにおいて既に収容されている酸素が豊富で除湿され調整された温室の空気を温室内に放出して、植物に呼吸させ、かつ、植物の健全な成長力、および、病気、微生物、バクテリア、病原体、菌、ウィルス感染、有害生物、害虫に対する植物の耐性を最大化する強力な免疫システムを活性化させるために、酸素が豊富な環境に対する植物の早急な必要性を満たし、捕獲マニホルドは、夜間の二酸化炭素が豊富な温室の空気を捕獲し、当該空気は操作T1またはT2において圧縮されかつ収容され、温室用相対湿度センサは、操作T1またはT2において設定点までで温室の相対湿度を維持し、操作T1またはT2において二酸化炭素が豊富な除湿された温室の空気は第1のコンパートメントEcにおいて収容される
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  24. 水平勾配または垂直勾配(非均一性)がなく、高温または低温ポケットがなく、温室の全ての場所の作物には、定められた正確な設定点の均一な相対湿度、温度、および、二酸化炭素ppmがもたらされ、水平方向の換気扇は必要なく、当該換気扇の相当な資本費および操業費が節約され、かなりの高さのある温室の利点全てを、それほど高さのない温室において実現することができ、温室の資本費および操業費が大幅に節約される
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  25. 前記モジュールZ6は、活性化肥料および栄養剤の溶液を使用することによって、それらの使用および費用は、ドリップドージングでは50%まで、葉面ドージングでは75%まで低減する
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  26. 前記モジュールZ6は、ドリップマニホルドおよびタンクTNDTを含み、当該タンクTNDTにおいて、肥料、栄養剤、作物処理溶液混合、活性化およびドリップドージングが行われ、押しボタン式信号による手動の新規のドージングの事態(重量または容積)後、モジュールZ6によって、後続の操作全ては、堆積物収集タンク内へ堆積物を流し出す事態が終わるまで、完全に自動化されている
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  27. 前記モジュールZ6は、噴霧器マニホルドおよびタンクTNFTを含み、当該タンクTNFTにおいて、肥料、栄養剤および作物処理溶液混合、活性化および葉面ドージングが行われ、押しボタン式信号による手動の新規のドージングの事態(重量または容積)後、モジュールZ6によって、後続の操作全ては、堆積物収集タンク内へ堆積物を流し出す事態が終わるまで、完全に自動化されている
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  28. 前記モジュールZ6は、従来の生育培地バッグの代わりに生育培地の苗床を使用することによって、収穫高はほぼ2倍になり、バッグの利点全てをはるかに低い費用で実現することができ、さらに、他の必要性、すなわち、作物根帯の通気も満たし、作物根帯の温度を定められた設定点で維持し、バッグを与えなくても、排水される浸出液の自動的な収集が実現され、また、生育培地バッグの費用を大幅に節約する
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  29. 定められた日照時間および間隔で、前記大気日射センサは、屋根用の自動化回転式保温スクリーンおよび遮光材の外部カーテンをオフになるように作動させ、前記カーテンが実際に完全にオフになると、大気日射センサは、屋根、切妻および長い側面のスプリンクラーマニホルドをオンになるように作動させて、温室用被覆フィルムの全ての外面上に加圧水をかけて、全ての埃/塵を洗い落とすことで光透過率が低減されない
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  30. 前記モジュールZ6は、高引火性の温室用被覆ポリエチレンフィルム、防虫網、および、スクリーンなどによって生じる可能性のある火災の危険性の撲滅に努めるための効率的な消火活動をもたらし、煙検知器は、全ての進行中の事態をオフになるように作動させ、屋根、切妻および長い側面のスプリンクラーマニホルドを同時にオンになるように作動させて、温室の屋根および4側面上に加圧水をかけて火を早期に消す
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  31. 前記モジュールZ7は保温スクリーン兼用遮光材を提供し、当該保温スクリーン兼用遮光材の外面および内面は、温室の内部温度環境と大気温環境との間の固体障壁であり、当該固体障壁は、大気中に放たれようとする温室の熱風または冷風を吸収しかつ保ち、温室内に入り込もうとする大気の熱風または冷風も吸収しかつ保ち、このことは、ある季節に限って、または、ほとんど全ての季節において、大半は高温の場所および大半は低温または氷点下の低温の場所全てに対して解決法を1つにする
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  32. 前記モジュールZ7によって、温室の屋根用および4側面用のポリエチレン被覆フィルムが固定された、温室の屋根用および4側面用の自動化回転式保温スクリーン兼用遮光材のカーテンが0〜100%取り外せるように設けられる
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  33. 人工照明エネルギーには資本費および操業費を集中させており、前記モジュールZ7は、不十分な人工照明を設置して、温室内への不十分な人工照明エネルギーを後に増加させて最適にすることによる、費用効率が高い具体的な手段を備え、および/または、具体的な方法によるものであり、人口照明エネルギーの資本費および操業費を大幅に節約する
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  34. ある季節に限って、または、ほとんど全ての季節において、大半は低温または氷点下の低温の場所では、生命は存在するが、日光によるエネルギーはかなり不十分であり、前記モジュールZ7は、食糧生産のために、温室内への、かなり不十分な日光によるエネルギーを人工照明エネルギーと共に増加させて最適にするための費用効果が高い具体的な手段を備える、および/または、具体的な方法によるものである
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  35. 植物上部から上15センチメートルまでのトラス底部から吊り下げる、中心部10平方メートルまでで小型蛍光灯を備える人工照明を設けて、植物が成長する高さに合わせて上昇させ、生育培地の苗床の水平幅中心周りの中心部20平方メートルまでで互い違いに配置され、赤、青および白と交互に設けられる蛍光灯が設置される
    請求項33または34に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  36. 日光によるエネルギーは不十分ではないが、温室用被覆フィルム外面上に蓄積された埃/塵によって、および/または、温室用被覆フィルム内面上の結露またはミスト形成によって、または、温室内の霧によって、温室内への日光の透過性が低減した場所において、食糧生産のために温室内への不十分な日光によるエネルギーを増加させて最適化するための、費用効率が高い具体的な手段、および/または、具体的な方法を備える
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  37. 日光によるエネルギーおよび熱エネルギーは同時に生じ、前記モジュールZ7は、定められた不十分な日光によるエネルギーを温室の中に通して、温室内への当該日光によるエネルギーを増加させて最適にし、温室の補助冷房の費用を大幅に節約することによる、高温の場所における、費用効率が高い具体的な手段および/または方法を備える
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  38. 温室に鏡およびアルミ箔を中心部5平方メートルに備えることによって、光エネルギーを増加させ、いずれかの鏡またはアルミ箔に衝突した入射する不十分な日光によるエネルギーおよび/または人工照明エネルギーは、他の鏡および/またはアルミ箔に反射し、光の反射サイクルを繰り返すことによって増加して最適となり、温室内により均一にもたらされる
    請求項33、34、36、37のいずれかに記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  39. 生命は存在するが、日光によるエネルギーはかなり不十分である、低温の場所または氷点下の低温の場所において、地熱エネルギー生成モジュールと共にアースチューブ熱交換器を使用して、不十分な日光によるエネルギーを人工照明エネルギーと共に増加させることによって、食糧生産を容易にする
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  40. 前記モジュールZ7は、生育培地の害虫全てを消滅させるために、費用効率が高い無毒の材料によって、および/または、費用効率が高い具体的な方法によって、各作物の発芽または移植の前に、生育培地の苗床の予防処理を行えるようにし、Z7によって、定められた間隔で、病気、バクテリア、病原体、有害生物および害虫全てを消滅させるために、費用効率が高い無毒の材料によるおよび/または費用効率が高い具体的な方法によって、温室の立毛に予防処理を施し、有毒の作物保護剤の使用を不要にし、当該作物保護剤およびそれを噴霧する労働者の相当な費用を節約し、労働者の健康被害を無くし、無毒の食糧生産を行う
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  41. 前記モジュールZ3によって、温室の相対湿度の正確な設定点を80%までに、または、それより低くあるいはそれより高く維持することによる一体型害虫管理が与えられることで、結露はなく、植物上に滴り落ちる水滴はなく、植物は損傷されず、温室内にミストおよび霧がない
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  42. 前記モジュールZ7は、温室の屋根用のおよび4側面用の自動化回転式保温スクリーン兼用遮光材のカーテンによる最も効率的な光周期制御を与えることで、植物の非常に健全な成長および強力な免疫システムをもたらし、病気などに対する植物の耐性を最大化する
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  43. 本発明の温室は、空気調整された建物と同様であり、温室内への害虫および病原体の侵入が効率的に防止され、はるかにより効率的な生物的制御が行われる
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  44. 前記モジュールZ7は、樋を、樋に関連する全ての問題と共に排除するための費用効率が高い具体的な手段を備え、および/または、具体的な方法によるものであり、これによって、温室内へ入射する日光によるエネルギーは遮られず、樋の内面上には結露がなく、ミストがなく、樋内に蓄積する雪はなく、温室の屋根からおよび側面に沿ってあふれ出る大量の水の下向きへの流出はなく、温室内に入ってくる雨水はなく、内部の作物に被害を与えず、樋内に蓄積する埃/塵はなく、樋内の藻および菌の増殖はない
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  45. 前記モジュールZ7は、樋を、樋に関連する全ての問題と共に排除するための費用効率が高い具体的な手段を備え、および/または、具体的な方法によるものであり、これによって、樋内に蓄積する雪はなく、前記構造の屋根からおよび側面に沿ってあふれ出る大量の水の下向きへの流出はなく、前記構造に入ってくる水はなく、前記構造の内部の材料に被害を与えない
    請求項15に記載の環境制御された構造または環境制御されない構造および設備。
  46. 前記モジュールZ7は、高額の壁厚の大きいCクラスで大径の亜鉛めっきされた鉄管の代わりに、壁厚がより小さく、直径がより小さく、砂を充填したより安価な亜鉛めっきされた鉄管(確実に砂が逃れ出ないように端部が密閉されている)を使用するための、費用効率が高い具体的な手段を備えることで、多大な費用が節約される
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
  47. 前記モジュールZ7は、熱効率を高めるために重要である、膨張した二重のポリエチレン製の温室被覆の2つの層間の最適な断熱性を維持するための、ならびに、熱損失および熱エネルギー費を低減するための、費用効率が高い具体的な手段を備え、および/または、具体的な方法によるものであり、また、二重層の膨張したポリエチレン製の温室用被覆フィルムにおける漏洩する穴の分離を容易に行える
    請求項1に記載の環境制御された多スパン構造の温室。
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