JP2015526895A - 勾配熱交換器を用いた熱電発電システム - Google Patents

勾配熱交換器を用いた熱電発電システム Download PDF

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Abstract

インレットと、アウトレットと、該インレットと該アウトレットとの間で、熱交換器の長さに沿って延びている流路と、該流路内に設けられた複数の熱伝導性フィンとを備える熱交換器であって、フィンの充填率が、インレット近傍の第1の充填率から、アウトレット近傍の第2の充填率まで増加している熱交換器と、該熱交換器の長さに沿って配置された複数の熱電発電機であって、各熱電発電機が、ホット側と、コールド側と、それらの間に延びている熱電素子とを備え、該熱電発電機のホット側は、各ホット側の温度が、該熱交換器の長さに沿って実質的に等しくなるように、複数のフィンと熱的に接触している複数の熱電発電機とを備える発電システム。

Description

本発明は、勾配熱交換器を用いた熱電発電システムに関する。
この出願は、2012年6月25日に出願された米国特許仮出願第61/664,012号、および2013年2月19日に出願された米国特許仮出願第61/766,300号に対する優先権の利益を主張するものであり、これらの開示内容全体は参考として本願明細書で援用されるものとする。
ソーラー熱電変換器等の熱電変換器は当該技術分野において公知である。それらの変換器は、温度差を電気に変換するのにゼーベック効果に依拠している。必要な温度差を生じさせるために、熱電変換器の一部を、高温ガス流等の熱源によって直接または間接的に加熱することができる。そのエネルギ変換の効率は、該熱電変換器に関する温度差による。温度差が大きいほど、より大きな変換効率が可能になる。
実施形態は、インレットと、アウトレットと、該インレットと該アウトレットとの間で熱交換器の長さに沿って延びている流路と、該流路内に設けられた複数の熱伝導性フィンとを備える熱交換器であって、該フィンの充填率(packing fraction)が、該インレット近傍の第1の充填率から、該アウトレット近傍の第2の充填率まで増加している熱交換器と、該熱交換器の長さに沿って配置された複数の熱電発電機であって、各熱電発電機が、ホット側と、コールド側と、それらの間に延びている熱電素子とを備え、該熱電発電機のホット側は、各ホット側の温度が、該熱交換器の長さに沿って実質的に等しくなるように、該複数のフィンと熱的に接触している複数の熱電発電機とを備える発電システムを含むことができる。
さまざまな実施形態において、該ホット側の温度は、該熱交換器のインレット部とアウトレット部との間で、互いに約20℃以下、例えば、互いに約12℃以下(例えば、互いに0〜12℃)とすることができる。
さらに、実施形態は、熱エネルギ源を用いて流体を加熱する工程と、その流体のフローと熱的に接触している複数の熱伝導性フィンを備える熱交換器を介して、その加熱された流体を流す工程であって、該フィンの充填率が、該熱交換器を介して流体フローの支配的な方向に増加する工程と、該熱交換器の長さに沿って配置された複数の熱電発電機を用いて電力を発生させる工程であって、各熱電発電機が、ホット側と、コールド側と、それらの間に延びている熱電素子とを備え、該熱電発電機のホット側は、各ホット側の温度が、該熱交換器の長さに沿って実質的に等しくなるように、複数のフィンと熱的に接触している工程とを含む発電方法を含む。
追加的な実施形態は、電気的に相互接続された複数のp型およびn型の熱電材料脚部であって、各脚部が、熱電モジュールの第1の側と第2の側との間に延びている該脚部と、該モジュールの第1の側で該熱電材料脚部を覆って配設され、および外部熱源から該熱電材料脚部へ熱エネルギを伝えるように構成されたカバーと、該モジュールカバーの外表面に直接取り付けられた複数の熱伝導性フィンとを含む熱電モジュールを含む。
さらなる実施形態は、ホット側およびコールド側を有する複数の熱電材料脚部を備える熱電モジュールを用いて、電気エネルギを発生させる方法を含み、該方法は、該脚部のホット側とコールド側との間に温度差を与えるように、該脚部のホット側を覆って配設されたモジュールカバーの外表面に直接取り付けられた複数の熱伝導性フィンを介して、該熱電材料脚部の各々のホット側に、熱源から熱を伝導させることと、その温度差を用いて、該複数の熱電材料脚部から電気を発生させることとを含む。
本願明細書に組み込まれ、この明細書の一部を構成する添付図面は、本発明の例示的な実施形態を示し、また、上記の概要および以下の詳細な説明とともに、本発明の特徴を説明するのに役に立つものである。
複数の熱電発電機(thermoelectric power generator:TEG)と、フローストリームによって、該複数の熱電発電機(TEG)の第1の側において、概して均一な温度を維持するための勾配熱交換器とを有する発電システムの概略断面斜視図である。 排気流の方向に沿った、排気ガスの温度(Texhaust)およびTEGモジュールのホット側の温度(TTEG−H)を示すプロットである。 流体フローの方向に沿って増加するフィンの充填率を説明する図1Aの勾配熱交換器の断面斜視図である。 図1Aの発電システムの断面斜視図である。 流体フローの方向に沿ってプレートフィンの充填率が増加する勾配熱交換器の断面斜視図である。 熱交換器のフィンがモジュールケーシングに直接取り付けられた熱電発電機モジュールの斜視図である。
さまざまな実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。同じ、または同様の部材を示すために、図面全体を通して、可能な限り同じ参照数字を用いることにする。いくつかの実施例および実施態様に関する説明は、例示のためであり、本発明またはクレームの範囲を限定するものではない。
熱エネルギから電気を発生させるための方法は数多く存在する。さまざまな実施形態は、熱電変換素子を含んでもよい。熱電変換は、温度差を電気に変換するゼーベック効果に依拠している。熱電変換器は、温度差が大きいほど効率的に作動する。
熱電発電(TEG)システムは、熱源からの熱を用いて、1つ以上の熱電変換素子の全面に温度差を生成し、それによって電気を発生させる。該熱源は、例えば、自動車の排ガス、産業廃熱、高温燃焼プロダクト(例えば、ボイラーフレーム)等の高温流体フローストリームとすることができる。熱交換器は、該フローストリームからの熱を、該熱電変換素子の第1の側(すなわち、「ホット」側)へ伝達するのに用いることができる。
TEGシステムのための熱交換器の設計における課題は、流体フローの温度が、熱交換器内の流体フローの方向に沿って低下する傾向にあるということである。これは図1Bに示されており、該図は、インレット温度(Thi)からアウトレット温度(Tlo)へ低下していく高温排気流の温度を示している。この温度低下は、該発電システムのTEGモジュール内での能力の低下および一貫性のない作動状態を引き起こす可能性がある。
さまざまな実施形態は、複数の熱電発電機(TEG)と、フローストリームによって、複数の熱電発電機(TEG)の第1の側において、概して均一な温度を維持するための勾配熱交換器とを有する発電システムを含む。さまざまな実施形態において、本システムは、TEGベースの廃熱回収システム等のTEGシステムのコストパフォーマンスを著しく改善することができる、上述の問題に対する解決策をもたらすことができる。
図1Aは、複数のTEGモジュール102と、高温流体フロー(例えば、排ガス流)からの熱エネルギを、TEGモジュールの第1の側(例えば、TEGモジュールの「ホット」側)へ伝達するための勾配熱交換器104とを有する発電システム100の概略断面斜視図である。熱交換器104は、複数のフィン106を含むことができ、それらのフィンは、金属等の熱伝導性材料で形成された管状要素(例えば、ピンフィン)であってもよい。フィン106は、高温流体からの熱がフィン106へ伝達されるように、高温流体のフローストリーム内に配置することができる。フィン106は、流体フローの方向に対して概して直角の方向に向けることができる。フィン106は、一組のプレート108,110の間に延びていてもよく、該プレートは、流体フローがその中を通る流路112を画成することができる。プレート108,110は、金属等の熱伝導性材料で形成することができ、および該フィンと同じ材料で形成してもよい。実施形態において、プレート108,110はなくてもよく、フィン106は、TEGモジュール102の間に直接延びていてもよく、それによって、流体フローがその中を通る流路を画成することができる。
TEGモジュール102は、それぞれ、第1の(ホット)側と、第2の(コールド)側と、これらの間に配置された複数の熱電材料素子(例えば、脚部)とを含むことができる。図3に示されているように、モジュール102は、p型の熱電材料脚部105Aと、n型の熱電材料脚部105Bとから成る複数の組を含むことができる。各脚部105A,105Bの組は、例えば、pn接合またはp−金属−n接合等の接合を形成するために、第1の(例えば、ホット)端部で熱的および電気的に結合することができる。該接合は、金属等の導電性材料で形成されたヘッダ107とすることができる。電気コネクタ109(例えば、金属コネクタ)は、熱電材料脚部105A,105Bの第2の(例えば、コールド)端部に接続することができ、およびn型およびp型の脚部から成る各組の場合に、一方の脚部105A(例えば、p型の脚部)が第1のコネクタ109に接触し、他方の脚部105B(例えば、n型の脚部)が、第2のコネクタ109に接触するように、ヘッダコネクタ107から横方向にオフセットすることができる。モジュール102は、所望の回路構成で配列された(例えば、直列に、並列に、または、直列/並列の組合せ構造で接続された)複数のこのような脚部の組を含んでもよい。モジュール102から電気エネルギを抽出するのに、電気リードを用いてもよい。
TEGモジュール102の第1の、または「ホット」側は、熱交換器104のフィン106に直接または間接的に熱接触することができる。TEGモジュール102の第2の、または「コールド」側は、フィン106から実質的に隔離することができ、例えば、周囲空気または冷却流体フローに直接または間接的に熱接触することができる。実施形態において、冷却流体(例えば、水等の液体)は、熱交換器104の流路112を通る高温流体のフローに対して対向流、並行流および/またはクロスフロー形態で(例えば、1つ以上の別々の流路またはパイプ内で)TEGモジュール102のコールド側に近接して、該コールド側と直接または間接的に熱接触して流れることができる。このように、該熱電変換器の一方の端部は、昇温状態に維持される。該変換器の他方の端部がより低い温度にさらされた状態で、該熱電変換器は、電気エネルギを発生させる。
さまざまな実施形態において、熱電材料脚部105A,105Bは、さまざまなバルク材料および/またはナノ構造で形成することができる。該熱電材料は、限定するものではないが、ハーフホイスラー、BiTe,BiTe3−xSe(n型)/BiSe2−xTe(p型),SiGe(例えば、Si80Ge20),PbTe,スクッテルド鉱、ZnSb,AgPbSbTe2+m,BiTe/SbTe量子ドット超格子(quantum dot superlattices:QDSLs)、PbTe/PbSeTe QDSLs,PbAgTeおよびこれらの組合せのうちの1つを含むことができる。該材料は、圧縮されたナノ粒子またはバルクマトリクス材料中に埋め込まれたナノ粒子を含むことができる。例示的な材料の説明のために、例えば、参考として本願明細書で援用される、2007年3月12日に出願された米国特許出願第11/949,353号明細書を参照されたい。
好適な実施形態において、該熱電素子は、ハーフホイスラー材料を含む。適当なハーフホイスラー材料およびハーフホイスラー熱電素子の製造方法は、2011年12月19日に出願された米国特許出願第13/330,216号明細書および2012年12月19日に出願された同第13/719,96号明細書に記載されており、これら両明細書の開示内容全体は参考として本願明細書で援用されるものとする。該熱電材料の粒径が小さくなるにつれて、熱電材料の性能指数が向上することがすでに分かっている。熱電材料の製造方法の一実施例において、ナノメートルスケール(1ミクロン未満)の粒子を有する熱電材料が生成され、すなわち、95%、例えば、該粒子の100%は、1ミクロン未満の粒径を有している。好ましくは、ナノメートルスケール平均の粒径は、10〜300nmである。この方法は、どのような熱電材料を製造するのにも用いることができ、ナノメートルスケールの粒子を有するハーフホイスラー材料の作製を含む。該方法は、p型およびn型の両方のハーフホイスラー材料を作るのに用いることができる。一実施例において、ハーフホイスラー材料は、n型であり、および化学式Hf1+δ−x−yZrTiNiSn1+δ−zSbを有し、ただし、(わずかに非化学量論的な材料を可能にするために)0≦x≦1.0,0≦y≦1.0,0≦z≦1.0および−0.1≦δ≦0.1であり、例えば、δ=0の場合(すなわち、化学量論的材料の場合)、Hf1−x−yZrTiNiSn1−zSbであり、ただし、0≦x≦1.0,0≦y≦1.0および0≦z≦1.0である。別の実施例において、該ハーフホイスラー材料は、p型であり、化学式Hf1+δ−x−yZrTiCoSb1+δ−zSnを有し、ただし、(わずかに非化学量論的な材料を可能にするために)0≦x≦1.0,0≦y≦1.0,0≦z≦1.0および−0.1≦δ≦0.1であり、例えば、δ=0の場合(すなわち、化学量論的材料の場合)、Hf1−x−yZrTiCoSb1−zSnでありただし、0≦x≦1.0,0≦y≦1.0および0≦z≦1.0である。
フィン106は、図1Aに示すように概して円形断面を有してもよいが、他の断面(例えば、多角形、三角形、卵形、不規則な形等)を用いてもよい。一実施形態において、フィン106は、直径を〜1mm、長さを約5mmとすることができる。流体フローの方向における熱交換器104の長さは、一実施形態において、約200mmとすることができる。また、フィン106は、以下で説明するように、プレート形のフィンであってもよい。
実施形態のフィン形熱交換器は、複数のプレートフィン、ピンフィンまたはそれら両方を含んでもよい。該フィンの充填率は、TEGモジュール102のホット側に、実質的に均一な温度を与えるために、流路112へのインレット近傍の第1の充填率から、流路112のアウトレット近傍の第2のより高い充填率まで変化し得る。図1Aに示すように、フィン106の密度は、高温流体フローの方向に増加し得る。高温流体フローの方向に沿ったフィン106の間隔は、第1のフィン間隔(A)から、第2のフィン間隔(B)、第3のフィン間隔(C)等へ増加してもよく、例えば、A>B>C…>xである。
図2は、図1Aの線A−A’に沿った勾配熱交換器104を示す。図2から分かるように、フィン106(この実施形態においては、ピン形)の間隔は、流体フローの方向および流体フローに直角な方向の両方向に沿って変えてもよい。一般に、フィンの充填率(すなわち、フィン密度)は、該熱交換器の流体インレット近傍の第1の充填率から、該熱交換器の流体アウトレット近傍の第2の充填率まで増加してもよい。該充填率は、例えば、図2に示すように、段階的関数として増加させてもよく、この場合、該熱交換器は、徐々に増加するフィンの充填率から成る4つの部分202、204、206、208を含んでいる。いくつかの実施形態において、フィンの充填率は、該熱交換器の長さのすべてまたは一部にわたって連続的に漸変してもよい。
該フィンの充填率または密度は、TEGモジュール102の「ホット」側において、実質的に均一な温度を維持するように最適化してもよい。「実質的に均一な温度」という表現は、本願明細書で用いる場合、該ホット側の温度が、互いの約20℃以内、例えば、互いの約10℃以内(例えば、互いの0〜10℃)とすることができることを意味する。実施形態において、TEGモジュール102のホット側に関する温度低下は、該熱交換器のインレット近傍の該モジュールのホット側の温度の25%(例えば、1〜25%、例えば、3〜20%)未満であってもよい。実施形態において、該温度低下は、該熱交換器のインレット近傍の該モジュールのホット側の温度の10%(例えば、5%、例えば、3〜5%)未満であってもよい。
従来の(すなわち、均一なフィン密度の)熱交換器を備えるTEGシステムと、勾配熱交換器とのコンピュータシミュレーションの比較を以下の表1に記載する。
Figure 2015526895
この実施例において、該勾配フィン熱交換器は、同様の熱伝達性能および温度低下を維持しながら、該インレットと該アウトレットとの間でのTEGシステムの温度低下を、124℃から12℃まで低減した(例えば、20℃以内の温度低下)。その温度均一性は、該TEGシステムのパフォーマンスにおける潜在的利得と、システムコストの大幅な低減とをもたらす。
図4は、複数のプレートフィン401を有する勾配フィン熱交換器400の実施形態を示す。この実施形態において、プレートフィン401のフィンの充填率(例えば、プレートフィン401のサイズおよび/またはプレートフィン401間の間隔)(すなわち、フィン密度)は、図1Aおよび図2に示すように(矢印403で示す)流体フローの方向に沿って、および/または図4に示すように、流体フローに直角な方向に変えてもよい。図4の実施形態において、熱交換器400の流体インレット近傍のプレートフィン401Aから成る第1の群は、該流体フローに実質的に直角な方向において、プレートフィン401A間に第1の間隔を有し、また、流体フロー403の方向に沿って第1の群の下流に配設された、プレートフィン401Bから成る第2の群は、該流体フローに実質的に直角な方向において、プレートフィン401B間に第2の間隔を有している。第2の群のプレートフィン401Bは、該流体フローに実質的に直角な方向において、より近接した間隔で配置されている(すなわち、より高い充填率を有している)。さまざまな間隔を有する、プレートフィンから成るさらなる群を、フィン401Bの下流に、および/またはフィン401Aの上流に設けてもよい。したがって、該流体インレット近傍の列状のフィン401Aは、フィン401Bが該流体インレットから離れて互いに列状に離間されているのよりも大きな間隔で配置されている。換言すれば、インレットからアウトレットへの方向に(すなわち、該流体フローの方向に)実質的に直角な方向におけるフィン401Aの充填率は、第1の位置においては、第1の位置よりも該インレットから遠く離れた第2の位置におけるフィン401Bの充填率よりも低い。
該流体フローと該フィンとの接触を促進するために、フィンから成る各群は、図4に示すように、該流体フローに対して実質的に平行な方向における隣接する群のフィンに対してオフセットされていてもよい。別法として、該フィンは、隣接する群のフィンと位置合わせしてもよい。フィンから成る各群の充填率は、該熱交換器の全長にわたって、または、該熱交換器の長さの一部にわたって、連続的にまたは段階的に増加してもよい。熱交換器400は、1つ以上の熱電発電機(TEG)モジュールをそこに取り付けることができる取付面405を含む。面405は、フィン401A,401Bと熱的に接触している。フィン401A,401Bは、TEG素子の「ホット」側の全面に、実質的に均一な温度をもたらすために、取付面405の全面に実質的に均一な温度をもたらすよう構成することができる。
図5は、熱交換器503がモジュールカバー501に直接結合された熱電発電機モジュール500の追加的な実施形態を示す。モジュール500は、図3に示すような熱電変換器から成る電気的に相互接続されたパッケージ(すなわち、p型およびn型の熱電脚部から成る組)を含むことができる。カバー501(または、ケーシング)は、熱伝導性材料で形成することができ、モジュール500のホット側を覆って設けられ、および外部熱源からの熱エネルギを、それぞれの熱電脚部のホット側へ伝導させる。実施形態において、カバー501は、導電性材料(例えば、金属または金属合金)で形成することができる。カバー501が導電性である場合、セラミック材料等の電気絶縁性の熱伝導性材料で形成された電気絶縁体(図示せず)を、カバー501と、該熱電変換器の隣接するホット端部との間に設けることができる。例えば、カバー501の内面のすべてまたは一部を覆って、および/または図3に示す金属ヘッダ107の外側面を覆って、セラミックコーティングを設けてもよい。
熱交換器503は、モジュールカバー501に直接取り付けられた複数のフィン505を備えている。この実施形態における熱交換器フィン505は、プレート形のフィンを備えているが、ピン形フィン、およびプレート形フィンとピン形フィンの組合せを用いることもできるであろう。くわえて、この実施形態においては、プレートフィン505は、一様な間隔で配置され、流体フローの方向に概して平行に配置されているが、当然のことながら他の構造を用いてもよい。例えば、勾配フィン熱交換器を用いてもよく、この場合、そのフィンの充填率は、上述したように、流体フローの方向に沿っておよび/または流体フローに直角な方向に変えられている。
フィン505は、金属または金属合金等の熱伝導性材料で形成することができ、それらのフィンが取り付けられるカバー501の部分と同じか、または異なる材料で形成してもよい。フィン505は、カバー501と熱的に適合させてもよい(例えば、該カバー材料の0〜1%を含む、約10%以内(例えば0〜5%)の熱膨張率(coefficient of thermal expansion:CTE)を有する材料で形成してもよい)。実施形態において、モジュールカバー501へのフィン505の直接取付けは、該熱交換器と熱電発電機モジュール500との間の熱界面の問題をなくすことができ、モジュール500のパフォーマンスを大幅に向上させることができる。フィン505は、何らかの適当な方法、例えば、ろう付け、半田付け、溶接、固体拡散、高温接着剤の使用、によって、および/または機械的ファスナーを介してカバー501に取り付けることができる。
実施形態において、図5に示すように、熱交換器503をモジュールカバー501に直接取付けた複数のモジュール500は、流体フローの経路に沿って(例えば、図1Aおよび図3に示すように、流路の内部に沿って)配設することができ、また、それぞれのモジュール500のフィン505のフィン充填率(すなわち、フィン密度)(例えば、フィン505のサイズおよび/またはフィン505の間隔)は、流体フローの方向に沿って、および/または流体フローに直角な方向で変えてもよい。したがって、各モジュール500のホット側で、比較的均一な温度が得られる。
開示した態様に関する前述の説明は、当業者が本発明を実行または利用することを可能にするよう記載されている。当業者には、それらの態様に関するさまざまな変更は、容易に明らかになるであろうし、また、本願明細書で定義されている一般的原理は、本発明の範囲を逸脱することなく、他の態様に適用してもよい。したがって、本発明は、本願明細書に示されている態様に限定しようとするものではなく、本願明細書に開示されている原理および新規な特徴に一致する最も広い範囲を許容すべきである。

Claims (29)

  1. インレットと、アウトレットと、前記インレットと前記アウトレットとの間で、熱交換器の長さに沿って延びている流路と、前記流路内に設けられた複数の熱伝導性フィンとを備える熱交換器であって、前記フィンの充填率が、前記インレット近傍の第1の充填率から、前記アウトレット近傍の第2の充填率まで増加している熱交換器と、
    前記熱交換器の長さに沿って配置された複数の熱電発電機であって、各熱電発電機が、ホット側と、コールド側と、それらの間に延びている熱電素子とを備え、前記熱電発電機の前記ホット側は、各ホット側の温度が、前記熱交換器の長さに沿って実質的に等しくなるように、前記複数のフィンと熱的に接触している、複数の熱電発電機と、
    を備える発電システム。
  2. 前記インレットと前記アウトレットとの間の前記ホット側の温度は、それぞれ互いの約20℃以内の範囲内にある、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記インレットと前記アウトレットとの間の前記ホット側の温度は、それぞれ互いの約10℃以内の範囲内にある、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記フィンの充填率は、前記インレットと前記アウトレットとの間の前記熱交換器の長さにわたって段階的に増加する、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記フィンの充填率は、前記インレットと前記アウトレットとの間の前記熱交換器の長さのすべてまたは一部にわたって連続的に漸変される、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記フィンの充填率は、前記フィンのサイズと、前記フィンの間隔の少なくとも一方を変えることによって増加される、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記フィンはピンフィンを備える、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記フィンはプレートフィンを備える、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記複数の熱電発電機は、電気的に相互接続された複数のp型およびn型の熱電材料脚部を備える少なくとも1つの熱電発電機モジュールを備え、各脚部は、前記モジュールのホット側とコールド側との間に延びており、複数の熱伝導性フィンが、前記モジュールの保護カバーの表面に接合される、請求項1に記載のシステム。
  10. インレットからアウトレットへの方向に実質的に直角な方向における前記フィンの充填率は、第1の位置より前記インレットから離れている第2の位置よりも前記第1の位置においてより低くなっている、請求項9に記載のシステム。
  11. 熱伝導性フィンを各モジュールの前記保護カバーの表面に接合した複数のモジュールをさらに備え、前記フィンの充填率は、前記熱交換器の少なくとも1つの寸法に沿って、隣接するモジュール間で増加する、請求項9に記載のシステム。
  12. 前記インレットと前記アウトレットとの間での前記ホット側の温度低下は、前記インレット近傍の前記ホット側の温度の1〜25%である、請求項1に記載のシステム。
  13. 前記インレットと前記アウトレットとの間での前記ホット側の温度低下は、前記インレット近傍の前記ホット側の温度の3〜20%である、請求項12に記載のシステム。
  14. 発電する方法であって、
    熱エネルギ源を用いて流体を加熱する工程と、
    前記流体のフローと熱的に接触している複数の熱伝導性フィンを備える熱交換器を介して、前記加熱された流体を流す工程であって、前記フィンの充填率が、前記熱交換器を介して流体フローの支配的な方向に増加する工程と、
    前記熱交換器の長さに沿って配置された複数の熱電発電機を用いて電力を発生させる工程であって、各熱電発電機が、ホット側と、コールド側と、それらの間に延びている熱電素子とを備え、前記熱電発電機の前記ホット側は、各ホット側の温度が、前記熱交換器の長さに沿って実質的に等しくなるように、前記複数のフィンと熱的に接触している工程と、
    を備える方法。
  15. 前記熱電発電機の前記ホット側の温度は、それぞれ互いの約20℃以内の範囲にある、請求項14に記載の方法。
  16. 前記熱電発電機の前記ホット側の温度は、それぞれ互いの約10℃以内の範囲にある、請求項15に記載の方法。
  17. 前記フィンの充填率は、前記熱交換器内の流体フローの支配的な方向において、段階的に増加する、請求項14に記載の方法。
  18. 前記フィンの充填率は、前記熱交換器内の流体フローの支配的な方向において、連続的に漸変される、請求項14に記載の方法。
  19. 前記フィンの充填率は、前記フィンのサイズと、前記フィンの間隔の少なくとも一方を変えることによって増加される、請求項14に記載の方法。
  20. 前記フィンはピンフィンを備える、請求項14に記載の方法。
  21. 前記フィンはプレートフィンを備える、請求項14に記載の方法。
  22. 前記複数の熱電発電機は、電気的に相互接続された複数のp型およびn型の熱電材料脚部を備える少なくとも1つの熱電発電機モジュールを備え、各脚部は、前記モジュールのホット側とコールド側との間に延びており、複数の熱伝導性フィンが、前記モジュールの保護カバーの表面に接合される、請求項14に記載の方法。
  23. 前記流体フローの方向に実質的に直角な方向における前記フィンの充填率は、第1の位置より前記流体フローのインレットから離れている第2の位置よりも前記第1の位置においてより低くなっている、請求項22に記載の方法。
  24. 熱伝導性フィンを各モジュールの前記保護カバーの表面に接合した複数のモジュールをさらに備え、前記フィンの充填率は、前記熱交換器の少なくとも1つの寸法に沿って、隣接するモジュール間で増加する、請求項22に記載の方法。
  25. 電気的に相互接続された複数のp型およびn型の熱電材料脚部であって、各脚部が、前記モジュールの第1の側と第2の側との間に延びている前記脚部と、
    前記モジュールの第1の側で前記熱電材料脚部を覆って配設され、および外部熱源から前記熱電材料脚部へ熱エネルギを伝えるように構成されたカバーと、
    前記モジュールカバーの外側面に直接取り付けられた複数の熱伝導性フィンと、
    を備える熱電モジュール。
  26. 前記フィンはプレートフィンを備える、請求項25に記載の熱電モジュール。
  27. 前記フィンと、前記モジュールカバーの少なくとも外側面は、金属または金属合金を含む、請求項26に記載の熱電モジュール。
  28. 前記フィンは、ろう付け、溶接、半田付けおよび固体拡散の少なくとも1つによって、前記モジュールカバーの外側面に取り付けられる、請求項27に記載の熱電モジュール。
  29. ホット側およびコールド側を有する複数の熱電材料脚部を備える熱電モジュールを用いて、電気エネルギを発生させる方法であって、
    前記脚部の前記ホット側と前記コールド側との間に温度差を与えるように、前記脚部の前記ホット側を覆って配設されたモジュールカバーの外側面に直接取り付けられた複数の熱伝導性フィンを介して、前記熱電材料脚部各々の前記ホット側に、熱源から熱を伝導させる工程と、
    前記温度差を用いて、前記複数の熱電材料脚部から電気を発生させる工程と、
    を備える方法。
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