JP2015525233A - 2−プロピルヘプチルアミンアルコキシレート、糖ベースの界面活性剤並びにドリフト制御剤及び/又は湿潤剤を含むアジュバント - Google Patents

2−プロピルヘプチルアミンアルコキシレート、糖ベースの界面活性剤並びにドリフト制御剤及び/又は湿潤剤を含むアジュバント Download PDF

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Abstract

本発明は、糖ベースの界面活性剤;ドリフト制御剤及び/又は湿潤剤;並びにアルコキシレートを含むアジュバントに関し、アルコキシレートは、下に規定されるアミンアルコキシレート(A)又はアミンアルコキシレート(A)の四級化誘導体(AQ)である。本発明はさらに、糖ベースの界面活性剤;ドリフト制御剤及び/又は湿潤剤;アミンアルコキシレート(A)又はアミンアルコキシレート(A)の四級化誘導体(AQ);を接触させることにより、前記アジュバントを製造する方法;並びに植物病原性菌類及び/又は望ましくない植物及び/又は望ましくない昆虫若しくはダニの攻撃を防除する方法、並びに/或いは植物の成長を調節する方法にさらに関し、タンクミックスは、それぞれの有害生物、それらの環境又はそれぞれの有害生物から保護されるべき植物、土壌及び/又は望ましくない植物及び/又は作物植物及び/又はそれらの環境に作用させる。【選択図】なし

Description

記載
本発明は、糖ベースの界面活性剤;ドリフト制御剤(drift control agent)及び/又は湿潤剤;並びにアルコキシレートを含むアジュバントに関し、アルコキシレートは、下に規定されるアミンアルコキシレート(A)又はアミンアルコキシレート(A)の四級化誘導体(AQ)である。本発明は、糖ベースの界面活性剤;ドリフト制御剤及び/又は湿潤剤;並びにアミンアルコキシレート(A)又はアミンアルコキシレート(A)の四級化誘導体(AQ)を接触させることにより、前記アジュバントを製造する方法;並びに植物病原性菌類及び/又は望ましくない植物及び/又は望ましくない昆虫若しくはダニの攻撃を防除する方法、並びに/或いは植物の成長を調節する方法にさらに関し、タンクミックスは、それぞれの有害生物、それらの環境又はそれぞれの有害生物から保護されるべき植物、土壌及び/又は望ましくない植物及び/又は作物植物及び/又はそれらの環境に作用させる。本発明は、他の好ましい特徴との好ましい特徴の組合せを含む。
WO2012/116939は、2-プロピルヘプチルアミンアルコキシレート、界面活性剤及び場合によりアジュバントを含む濃厚液を開示する。
WO2012/116939
本発明の目的は、より低毒性(特に水生生物により低毒性)でありながら、殺有害生物剤(pesticide)、特にグリホサートなどの除草剤によく適しているアジュバントを見出すことであった。さらに、アジュバントは殺有害生物剤の貯蔵安定性の製剤を可能にするべきである。別の目的は、農薬組成物(agrochemical composition)の生物学的活性を増加させることであった。最後に、このアジュバントは、薬害性の副作用を避けることであった。
この目的は、
糖ベースの界面活性剤;
ドリフト制御剤及び/又は湿潤剤;並びに
アルコキシレート
を含むアジュバントによって解決され、アルコキシレートは、アミンアルコキシレート(A)
Figure 2015525233
又はアミンアルコキシレート(A)の四級化誘導体(AQ)
Figure 2015525233
[式中、
R1、R2及びR5は、互いに独立にエチレン、プロピレン、ブチレン又はこれらの組み合わせであり、
R3は、H、-OH、-OR4、-[R5-O]p-R6、C1〜C6-アルキル又は酸素アニオンであり、
R4は、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル又はC2〜C6-アルキニルであり、
R6は、H、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、-SO3Ra、-P(O)ORbORc、-CH2CO2Rd又は-C(O)Reであり、
Ra及びRdは、互いに独立にH、無機又は有機のカチオンであり、
Rb及びRcは、互いに独立にH、無機若しくは有機のカチオン、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル又はC2〜C6-アルキニルであり、
Reは、C1〜C22-アルキル、C2〜C22-アルケニル、C2〜C22-アルキニル、C6〜C22-アリール又はC7〜C22-アルキルアリールであり、
n、m及びpは、互いに独立に1から30の値を有し、
A-は農業上許容されるアニオンであるか、又はR3が酸素アニオンである場合は、A-は存在しない]
である。
好ましくは、アルコキシレートはアミンアルコキシレート(A)である。
好ましくは、nは1から20、特に好ましくは1から15、特に1から10の値を有する。好ましくは、mは1から20、特に好ましくは1から15、特に1から10の値を有する。好ましくは、pは1から30、特に好ましくは1から20の値を有する。n、m及びoの値は、大部分がアルコキシドによるアルコキシル化の結果生じるので、それらの値は通常平均値である。したがって、n、m及びoは、整数だけでなく、整数間の全ての値であってもよい。
好ましくは、アミンアルコキシレート(A)の場合、n及びmの合計は2から40であり、その四級化誘導体(AQ)では、n、m及びpの合計は3から80である。
アミンアルコキシレート(A)の場合、n及びmの合計は、特に好ましくは3から30、特に好ましくは3から15、特に4から12である。さらに特に好ましい実施形態では、n及びmの合計は2から9、特に3から7、特に4から6である。さらに特に好ましい実施形態では、n及びmの合計は8から13、特に9から11である。
アミンアルコキシレート(A)の四級化誘導体(AQ)の場合、n、m及びpの合計は、特に好ましくは3から40、特に5から25である。特に好ましい一実施形態では、n及びmの合計は8から13、特に9から11である。
R1、R2及びR5は、好ましくは互いに独立にエチレン、エチレン及びプロピレン、エチレン及びブチレン又はエチレン、プロピレン及びブチレンである。さらに好ましい実施形態では、R1、R2及びR5は、プロピレンである。さらに好ましい実施形態では、R1、R2及びR5は、ブチレンである。特に好ましくは、R1、R2及びR5は、互いに独立にエチレン、又はエチレン及びプロピレンである。非常に特に好ましくは、R1、R2及びR5は、エチレンである。
R1、R2又はR5がブチレン基を含む場合、後者はn-ブチレン、イソブチレン又は2,3-ブチレン基として存在することができ、n-ブチレン及びイソブチレンが好ましく、n-ブチレンが最も好ましい。
R1、R2及びR5は、互いに独立にエチレン、プロピレン、又はブチレンの組み合わせであってもよい。この文脈で、例えば一つ又は全ての基R1、R2及びR5は、各アルコキシレート鎖でこれらの基の組み合わせを含むことができる。そのような組み合わせは、任意の所望の順序で、例えばランダムに、又はブロックごとに(例えば、一つのブロックはエチレン及び一つのブロックはプロピレン)互いに連結されてもよい。さらに、各場合に、基R1、R2及びR5の一つ以上が、異なるアルキレン基で構成される完全なアルコキシレート鎖を形成することが可能である。例えば、R1及びR2はエチレンで、R5はプロピレンで構成されてもよい。
R3は、好ましくはH、-OH、C1〜C4-アルキル又は酸素アニオンであり、特に好ましくはH、メチル、ブチル又は酸素アニオンである。特に好ましい実施形態では、R3はメチルである。さらに特に好ましい実施形態では、R3は酸素アニオンである。さらに特に好ましい実施形態では、R3はHである。
R4は、好ましくはC1〜C6-アルキル、特にメチル又はブチル、特にブチルである。
R6は、好ましくはH又はC1〜C6-アルキル、より好ましくはH又はメチル、特にHである。
Ra及びRdは、互いに独立にH又は無機若しくは有機のカチオンであり、それらは単一に又は多重に正に荷電してよい。無機のカチオンの例は、アンモニウム、Na+、K+、Mg2+、Ca2+又はZn2+のカチオンである。有機のカチオンの例は、メチルアンモニウム、ジメチルアンモニウム、トリメチルアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、(2-ヒドロキシエチル)アンモニウム、ビス(2-ヒドロキシエチル)アンモニウム、トリス(2-ヒドロキシエチル)-アンモニウム、テトラ(2-ヒドロキシエチル)アンモニウムである。好ましくは、Ra及びRdは、互いに独立にH又は無機のカチオンである。無機又は有機のカチオンが存在するならば、関連するアニオン基が、R6上で対応する官能基(例えば、-SO3 -、-P(O)O-O-又はCH2CO2 -)によって形成されるであろう。
Rb及びRcは、好ましくは互いに独立にH、無機又は有機のカチオンである。適する無機又は有機のカチオンは、Raの下で明記されているものである。
別の実施形態では、四級誘導体(AQ)では、基Ra、Rb、Rc及びRdは互いに独立に有機カチオンであってよく、カチオン基はAQそれ自体の四級窒素カチオンである。したがって、AQが双性イオンを形成することもでき、アニオン基はAQのR6上で対応する官能基(例えば、-SO3 -、-P(O)O-O-又はCH2CO2 -)によって形成され、カチオン基はAQの四級窒素によって形成される。AQのこの双性イオン形では、農業上許容されるアニオンA-の存在は任意選択である。
Reは、好ましくはC1〜C12-アルキル、C6〜C12-アリール又はC7〜C12-アルキルアリール、より好ましくはC1〜C6-アルキルである。
当業者に公知であるように、A-は農業上許容されるアニオンである。好ましくは、A-はハロゲン化物イオン(塩化物イオン又は臭化物イオンなど)、リン酸イオン、硫酸イオン又はアニオン性殺有害生物剤である。特に好ましくは、A-はアニオン性殺有害生物剤、例えばグリホセートアニオン又はグルホシネートアニオンである。R3が酸素アニオンである場合、アミンオキシドが存在する。この場合、A-などのさらなるアニオンは存在しない。
好ましい実施形態では、R1及びR2は互いに独立にエチレン、エチレン及びプロピレン、エチレン及びブチレン、又はエチレン、プロピレン及びブチレンであることが好ましく、n及びmの合計は2から60、好ましくは2から40、特に好ましくは3から30、特に5から25である。非常に特に好ましい実施形態では、R1及びR2は、エチレン、エチレン及びプロピレン、エチレン及びブチレン、又はエチレン、プロピレン及びブチレンであり、n及びmの合計は5から18、より詳細には8から12、特に9から11である。
さらに好ましい実施形態では、R1及びR2は、互いに独立して共にエチレン及びプロピレンであり、n及びmの合計は2から60、好ましくは3から30、特に好ましくは5から20、特に8から14である。好ましくは、アルコキシレートは、1.5から8mol(好ましくは2から6mol)のプロピレンオキシド及び5から20mol(好ましくは7から13mol)のエチレンオキシドを含む。
特に好ましい実施形態では、R1及びR2はエチレンであり、n及びmの合計は2から60、好ましくは2から40、特に好ましくは3から30、特に好ましくは5から18、特に8から14である。
化合物(A)及び(AQ)は、立体異性体の混合物として、又は単離された立体異性体として存在することができる。互変異性体及びベタインは、構造(A)及び(AQ)に同様に包含される。
ほとんどの場合、本発明によるアジュバントは、アルコキシレートの1から50重量%、好ましくは2.5から40重量%、特に5から30重量%を含む。
糖ベースの界面活性剤は、糖、例えば単糖、二糖、オリゴ糖及び/又は多糖を含有することができる。異なる糖ベースの界面活性剤の混合物が可能である。糖ベースの界面活性剤の例は、ソルビタン、エトキシル化ソルビタン、ショ糖エステル及びグルコースエステル又はアルキルポリグルコシドである。
アルキルポリグルコシドは、通常、アルキルモノグルコシド(例えば、アルキル-α-D-及びβ-D-グルコピラノシド、場合によりより少ない量の-グルコフラノシドを含有する)、アルキルジグルコシド(例えば、-イソマルトシド、-マルトシドなど)及びアルキルオリゴグルコシド(例えば、-マルトトリオシド、-テトラオシドなど)の混合物である。好ましいアルキルポリグルコシドは、C4〜18-アルキルポリグルコシド、より好ましくはC6〜14アルキルポリグルコシド、特にC6〜12-アルキルポリグルコシドである。アルキルポリグルコシドは、1.2から1.9のD.P.(重合度)を有することができる。1.4から1.9のD.P.を有するC6〜10-アルキルポリグリコシドがより好ましい。アルキルポリグリコシドは、11.0から15.0、好ましくは12.0から14.0、特に13.0から14.0のHLB値を通常有する。
別の好ましい形では、アルキルポリグルコシドはC6〜8-アルキルポリグルコシドである。別の形では、アルキルポリグリコシド(例えば、C6〜8-アルキルポリグルコシド)は、少なくとも15、好ましくは少なくとも20のDaviesによるHLB値を有する。
アルキルポリグルコシドの表面張力は、通常、28から37mN/m、好ましくは30から35mN/m、特に32から35mN/mであり、DIN53914(25℃、0.1%)によって測定することができる。
通常、アジュバントは、1から50重量%、好ましくは5から40重量%、特に10から30重量%の糖ベースの界面活性剤を含む。
ドリフト制御剤は、水性タンクミックス組成物を噴霧するときに風ドリフトを低減する化学薬剤と理解することができる。ドリフト制御剤は、様々な会社(製品の商品名は括弧で与えられる)から市販されている: Ag Spray, Inc. (Halt)、Ashland Specialty Ingredients (Soilcare)、Brewer International Inc. (Poly Control 2)、Conklin Co. Inc. (Complete)、Helena Chemical Co. (AccuQuest WM、AccuZone DC、Grounded、On-Line、Sta Put、Strike Zone、LineMan)、Intracrop (Driftless)、Kalo, Inc. (One AP XL、Spectra Tank Mix、Spectra Max)、Loveland Products, Inc. (LI 700)、Nalco Co. (Staput Plus)、Precision Laboratories, Inc. (Border、Border Xtra、Direct、Transport Plus)、Rhodia Inc. (AgRHO DEP、AgRHO DR)、Sanitek Products, Inc. (SANAG Div.) (41-A、38-F)、Willowood USA (Willowood Driftguard)、製剤業者の商標名: Brandt Consolidated, Inc. (Drift Free)、Custom Agricultural Formulators (Driftstop)、Loveland Products, Inc. (Compadre、Liberate、Reign、Reign LC、Weather Gard Complete)、Wilbur-Ellis Co. (Bronc Max EDT、EDT Concentrate、In-Place)、Winfield Solutions, LLC (Arrow four、Corral AMS、InterLock、Placement Propak、PowerLock)、及び様々な他の製造中止になった商品、例えばApasil、Bivert、Chem-Trol、Confine、Corral Poly、Drifgon、Driftgard、Drop Zone、Intac Plus、Nalcotrol、Nalcotrol II、Nalquatic、Progacyl、Target、TMP、Wind-Fall。
ドリフト制御剤の好ましい例は、
・レシチン誘導体、
・分子量が少なくとも20kDaの直鎖状非イオン性ポリマー、
・グアーガム、
・脂肪アルコールアルコキシレート。
別の好ましい形では、ドリフト制御剤の例は、ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコール/ポリエチレングリコールのトリブロックコポリマー(いわゆるEO/PO/EOトリブロックコポリマー)である。
好ましいドリフト制御剤は、脂肪アルコールアルコキシレートである。
適するレシチン誘導体は、レシチン又はその化学改変された誘導体である。そのようなドリフト制御剤は、例えばLoveland ProductsのLiberate(登録商標)又はCompadre(登録商標)のように市販されている。
分子量が少なくとも20kDaの適する直鎖状非イオン性ポリマーは、ポリアクリルアミド、ポリアクリレート又はポリエチレングリコールから選択することができる。好ましい非イオン性ポリマーは、ポリアクリルアミド及びポリアクリレートである。前記非イオン性ポリマーの分子量は、通常、少なくとも50kDa、好ましくは少なくとも100kDa、特に少なくとも1000kDaである。
適するグアーガムは、例えばEP0660999に記載されているか、RhodiaからAGRHO(登録商標)DEP 775又はAGRHO(登録商標)DR 200として市販されている。
好ましい脂肪アルコールアルコキシレートは、脂肪アルコールエトキシレートである。脂肪アルコールは、C12〜22、好ましくはC14〜20、特にC16〜18の脂肪アルコールを含むことができる。脂肪アルコールは、直鎖状、飽和又は不飽和の脂肪族アルコールを含むことができる。脂肪アルコールエトキシレートは、1から15、好ましくは1から8、特に2から6当量のエチレンオキシドを含むことができる。特に適する脂肪アルコールエトキシレートは、2から6当量のエチレンオキシドを含むC14〜20脂肪アルコールである。
より好ましい形では、ドリフト制御剤は、脂肪アルコールアルコキシレート、例えば式(I)のアルコキシレート
Ra-O-(CmH2m-O)nH (I)
であり、式中、RaはC8〜C22-アルキル及び/又は-アルケニルであり、mは2、3、4又はその組み合わせであり、nは1から15である。式(I)のアルコキシレートは、例えばエチレンオキシド(m=2をもたらす)、プロピレンオキシド又はブチレンオキシドによる、アルコールRa-OHの一般的なアルコキシル化によって入手できる。
Raは、アルキル、アルケニル又はその組み合わせであってもよい。好ましくは、Raはアルケニルであるか、又はアルケニルとアルキルの組み合わせである。Raがアルケニルを含有する場合は、前記アルケニルは少なくとも1つの二重結合を含むことができる。Raは、好ましくはC12〜C20-アルキル及び/又は-アルケニルである。より好ましくは、RaはC16〜C18-アルキル及び/又は-アルケニルである。特に好ましいRaは、オレイル及び/又はセチルである。
好ましくは、mは2、2及び3の組み合わせ又は2及び4の組み合わせである。特に、mは2である。
好ましくは、nは2から8である。特に、nは2から5である。
非常に好ましい形では、ドリフト制御剤は式(I)のアルコキシレートであり、式中、RaはC12〜C20-アルキル及び/又は-アルケニルであり、mは2、2及び3の組み合わせ又は2及び4の組み合わせであり、nは2から8である。さらに好ましい形では、ドリフト制御剤は式(I)のアルコキシレートであり、式中、RaはC16〜C18-アルキル及び/又は-アルケニルであり、mは2であり、nは2から5である。
脂肪アルコールアルコキシレートの形のドリフト制御剤は、4.0から11.0、好ましくは6.0から10.0、特に8.0から10.0のHLB値を有することができる。別の特定の好ましい形では、ドリフト制御剤(式(I)のアルコキシレートなど)は、5.0から8.0、最も好ましくは6.0から7.0のHLBを有する。HLBは、Griffinによって測定することができる。
(EO-PO-EO)トリブロックポリマーは、一般式
HO(CH2-CH2O)x-(CH(CH3)-CH2O)y-(CH2-CH2O)zH
によって記載することができ、式中、x、y及びzは重合度を表すことができ、したがって分子量を決定することができる。トリブロックポリマーは、少なくとも500g/mol、好ましくは少なくとも1000g/molの平均分子量を有することができる。トリブロックポリマーは、最高10000g/mol、好ましくは最高6000g/molの平均分子量を有することができる。別の形では、トリブロックポリマーは、500から10000 g/mol、好ましくは800から6000g/mol、特に1500から5000g/molの平均分子量を有することができる。分子量は、水酸基価に基づいて決定することができる。23℃の水に1g/lの濃度で、トリブロックポリマーは、30から45mN/m、好ましくは32から43mN/m、特に33から40mN/mの表面張力を有することができる。
特定の好ましい形では、トリブロックポリマーは、ポリエチレンオキシドポリプロピレンオキシドポリエチレンオキシド(EO-PO-EO)トリブロックポリマーである。EO-PO-EOトリブロックポリマーのポリプロピレンオキシド部分は、800から8000g/mol、好ましくは1200から5000g/mol、特に1500から4000g/molのモル質量を有することができる。EO-PO-EOトリブロックポリマーは、3から80mol%、好ましくは5から50mol%、特に5から20mol%のポリエチレンオキシド部分を含有することができる。
アジュバントは、1から45重量%、好ましくは5から35重量%、特に5から25重量%のドリフト制御剤(例えば、式(I)のアルコキシレートなどの脂肪アルコールアルコキシレート)を含むことができる。
湿潤剤は一般的に、アジュバント内に水を誘引及び/又は保持する化合物である。湿潤剤の例は、グリセロール、ポリエチレングリコール又は糖シロップであり、その中で糖シロップが好ましい。別の好ましい形では、湿潤剤はグリセロールを含有する。適するポリエチレングリコールは、最高10kDa、好ましくは最高1000Daの分子量を有することができる。
適する糖シロップは、単糖、二糖及び/又はオリゴ糖を含有するシロップである。例は、グルコースシロップ、マルチトールシロップ、マルトースシロップ及びグルコース-フルクトース-シロップであり、その中でグルコース-フルクトース-シロップが好ましい。好ましいシロップは、少なくとも30重量%のフルクトース及び少なくとも25重量%のグルコース、より好ましくは少なくとも40重量%のフルクトース及び少なくとも35重量%のグルコースを含有し、そこにおいて、重量%は乾燥重量に基づく。糖シロップは、例えば最高40重量%、好ましくは最高30重量%までの水を含有することができる。通常、糖シロップは、トウモロコシ加水分解物(いわゆるコーンシロップ)に基づく。
アジュバントは、5から70重量%、好ましくは10から50重量%、特に15から40重量%の湿潤剤(例えば、グリセロール又は糖シロップ)を含むことができる。より好ましい形では、アジュバントは、30から80重量%、好ましくは35から70重量%、特に40から65重量%の湿潤剤(例えば、グリセロール)を含むことができる。
好ましい形では、アジュバントはドリフト制御剤及び湿潤剤を含む。好ましくは、ドリフト制御剤は脂肪アルコールアルコキシレート、例えば式(I)のアルコキシレートを含有し、湿潤剤はグリセロールを含有する。
アジュバントは、無機塩基を場合により含むことができる。無機塩基の例は、水酸化物、ケイ酸塩、ホウ酸塩、酸化物、炭酸塩、リン酸塩又はそれらの混合物である。適する水酸化物は、水酸化物のアルカリ塩、アルカリ土類塩又は有機塩である。好ましい水酸化物は、NaOH、KOH及び水酸化コリンであり、KOH及び水酸化コリンが好ましい。適するケイ酸塩は、アルカリ又はアルカリ土類のケイ酸塩、例えばケイ酸カリウムである。適するホウ酸塩は、アルカリ又はアルカリ土類のホウ酸塩、例えばカリウム、ナトリウム又はカルシウムのホウ酸塩である。ホウ酸塩を含有する肥料も適する。適する酸化物は、アルカリ又はアルカリ土類の酸化物、例えば酸化カルシウム又は酸化マグネシウムである。好ましい形では、酸化物は、キレート化塩基と一緒に用いられる。
好ましくは、塩基は、炭酸塩、リン酸塩又はその混合物から選択される。好ましくは、塩基は、炭酸のアルカリ塩、炭酸水素のアルカリ塩又はそれらの混合物から選択される。アルカリ塩は、カチオンとしてナトリウム及び/又はカリウムを好ましくは含有する塩を指す。炭酸塩及びリン酸塩は、任意の結晶改変形で、原体(technical quality)として純粋な形で、又は水和物(例えばK2CO3×1.5 H2O)として存在してもよい。
適する炭酸塩は、CO3 2-又はHCO3 -(炭酸水素)のアルカリ又はアルカリ土類塩である。好ましい炭酸塩は、CO3 2-又はHCO3 -のアルカリ塩である。特に好ましい炭酸塩は、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム及びそれらの混合物から選択される。
炭酸塩の混合物も可能である。炭酸塩の好ましい混合物は、CO3 2-のアルカリ塩及びHCO3 -のアルカリ塩を含む。炭酸塩の特に好ましい混合物は、炭酸カリウム及び炭酸水素カリウム;又は炭酸ナトリウム及び炭酸水素ナトリウムを含む。CO3 2-のアルカリ塩(例えば、K2CO3)対HCO3 -のアルカリ塩(例えば、KHCO3)の重量比は、1:20から20:1、好ましくは1:10から10:1の範囲内であってもよい。別の形では、CO3 2-のアルカリ塩(例えば、K2CO3)対HCO3 -のアルカリ塩(例えば、KHCO3)の重量比は、1:1から1:25、好ましくは1:2から1:18、特に1:4から1:14の範囲内であってもよい。
適するリン酸塩は、二級又は三級のリン酸、ピロリン酸及びオリゴリン酸のアルカリ又はアルカリ土類塩である。リン酸のアルカリ塩、例えばNa3PO4、Na2HPO4及びNaH2PO4、及びそれらの混合物が好ましい。
塩基は、20℃で少なくとも1g/l、より好ましくは少なくとも10g/l、特に少なくとも100g/lの水溶性を好ましくは有する。
塩基及びさらなる塩基は、アジュバントに分散又は溶解した形で存在することができ、溶解した形が好ましい。
アジュバントは、3から50重量%、好ましくは5から40重量%、特に10から30重量%の塩基を含む。
アジュバントは、殺有害生物剤を本質的に含まない。これは、アジュバントが、1重量%未満、好ましくは0.2重量%未満、特に0.05重量%未満の殺有害生物剤を通常含有することを意味する。
アジュバントは液体又は固体であってもよく、好ましくは、それは20℃で液体である。好ましくは、アジュバントは均一な液体であり、そのことは、それが1つの液相だけからなることを意味する。
アジュバントは、さらなる補助剤を含むことができる。一般的に、アジュバントは、30重量%以下、好ましくは15重量%以下、特に5重量%以下のさらなる補助剤を含有する。
さらなる補助剤の例は、溶媒、液体担体、界面活性剤、分散剤、乳化剤、湿展剤、可溶化剤、浸透促進剤、保護コロイド、接着剤、増粘剤、忌避剤、相容化剤、殺細菌剤、凍結防止剤、消泡剤、着色剤である。
適する溶媒及び液体担体は、水及び有機溶媒、例えば中間から高い沸点の鉱油留分、例えば灯油、ディーゼル油;植物又は動物起源の油;脂肪族、環式及び芳香族炭化水素、例えばトルエン、パラフィン、テトラヒドロナフタレン、アルキル化ナフタレン;アルコール、例えばエタノール、プロパノール、ブタノール、ベンジルアルコール、シクロヘキサノール;グリコール;DMSO;ケトン、例えばシクロヘキサノン;エステル、例えば乳酸エステル、炭酸エステル、脂肪酸エステル、ガンマブチロラクトン;脂肪酸;ホスホン酸塩;アミン;アミド、例えばN-メチルピロリドン、脂肪酸ジメチルアミド;及びそれらの混合物である。
適する界面活性剤は、表面活性化合物、例えばアニオン性、カチオン性、非イオン性及び両性の界面活性剤、ブロックポリマー、高分子電解質並びにそれらの混合物である。そのような界面活性剤は、乳化剤、分散剤、可溶化剤、湿展剤、浸透促進剤、保護コロイドとして用いることができる。界面活性剤の例は、McCutcheon's、第1巻: Emulsifiers & Detergents、McCutcheon's Directories、Glen Rock、USA、2008年(国際版又は北アメリカ版)に掲載されている。
適するアニオン界面活性剤は、スルホネート、スルフェート、ホスフェート、カーボネートのアルカリ、アルカリ土類又はアンモニウム塩及びそれらの混合物である。スルホネートの例は、アルキルアリールスルホネート、ジフェニルスルホネート、アルファ-オレフィンスルホネート、リグニンスルホネート、脂肪酸及び油のスルホネート、エトキシル化アルキルフェノールのスルホネート、アルコキシル化アリールフェノールのスルホネート、濃縮ナフタレンのスルホネート、ドデシル及びトリデシルベンゼンのスルホネート、ナフタレン及びアルキルナフタレンのスルホネート、スルホサクシネート又はスルホスクシナメートである。スルフェートの例は、脂肪酸及び油、エトキシル化アルキルフェノール、アルコール、エトキシル化アルコール、又は脂肪酸エステルのスルフェートである。ホスフェートの例は、ホスフェートエステルである。カーボネートの例は、アルキルカーボネート、及びカルボキシ化アルコール又はアルキルフェノールエトキシレートである。
適する非イオン性界面活性剤は、アルコキシレート、N置換脂肪酸アミド、アミンオキシド、エステル、ポリマー界面活性剤、及びそれらの混合物である。アルコキシレートの例は、アルコール、アルキルフェノール、アミン、アミド、アリールフェノール、脂肪酸又は脂肪酸エステルなどの1から50当量でアルコキシル化された化合物である。アルコキシル化のために、エチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシド、好ましくはエチレンオキシドを採用することができる。N置換された脂肪酸アミドの例は、脂肪酸グルカミド又は脂肪酸アルカノールアミドである。エステルの例は、脂肪酸エステル、グリセロールエステル又はモノグリセリドである。上で規定される脂肪アルコールアルコキシレートの形のドリフト制御剤は、非イオン性界面活性剤と通常みなされない。
アジュバントは、アルコキシレートなどの非イオン性界面活性剤から選択される少なくとも1つの補助剤を含有することができる。好ましくは、補助剤は、1から50当量(好ましくは1.3から25、より好ましくは1.6から10、特に2から5当量)のエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシドでアルコキシル化された分枝状アルコール(いわゆる、分枝状アルコールアルコキシレート)を含む。一般的に、分枝状アルコールアルコキシレートは、分枝状のC6〜C20アルカノール、好ましくは分枝状C8〜C14アルカノール、又は前記分枝状アルカノールの混合物に基づく。
アジュバントは、25重量%以下、好ましくは15重量%以下の分枝状アルコールアルコキシレートを含有することができる。アジュバントは、1から15重量%、好ましくは1から10重量%の分枝状アルコールアルコキシレートを含有することができる。
適するカチオン界面活性剤は、四級界面活性剤、例えば1、2個の疎水基を有する四級アンモニウム化合物又は長鎖一級アミンの塩である。適する両性界面活性剤は、アルキルベタイン及びイミダゾリンである。
適する増粘剤は、多糖(例えばキサンタンガム、カルボキシメチルセルロース)、無機の粘土(有機的に改変されているか改変されていない)、ポリカルボン酸塩及びケイ酸塩である。
適する殺細菌剤は、ブロノポール及びイソチアゾリノン誘導体、例えばアルキルイソチアゾリノン及びベンズイソチアゾリノンである。
適する消泡剤は、シリコーン、長鎖アルコール及び脂肪酸の塩である。
適する着色剤(例えば、赤色、緑色又は青色)は、低水溶性の顔料及び水溶性色素である。例は、無機着色剤(例えば、酸化鉄、酸化チタン、ヘキサシアノ鉄酸鉄)及び有機着色剤(例えば、アリザリン-、アゾ-及びフタロシアニン着色剤)である。
好ましい形では、アジュバントは、
5から40重量%の糖ベースの界面活性剤(例えば、C6〜18-アルキルポリグルコシド);
5から35重量%のドリフト制御剤(例えば、脂肪アルコールエトキシレート);
5から40重量%のアルコキシレート(例えば、アミンアルコキシレート(A))、及び場合によりさらなる補助剤
を含み、全ての構成成分の量の合計は100重量%である。
別の好ましい形では、アジュバントは、
5から40重量%の糖ベースの界面活性剤(例えば、C6〜18-アルキルポリグルコシド);
5から50重量%の湿潤剤(例えば、コーンシロップ);及び
5から40重量%のアルコキシレート(例えば、アミンアルコキシレート(A))、及び場合によりさらなる補助剤
を含み、全ての構成成分の量の合計は100重量%である。
より好ましい形では、アジュバントは、
5から40重量%の糖ベースの界面活性剤(例えば、C6〜18-アルキルポリグルコシド);
30から75重量%の湿潤剤(例えば、グリセロール及び/又はコーンシロップ);及び
5から40重量%のアルコキシレート(例えば、アミンアルコキシレート(A))、及び場合により、15重量%以下のさらなる補助剤(例えば、分枝状アルコールアルコキシレート)
を含み、全ての構成成分の量の合計は100重量%である。
さらに好ましい形では、アジュバントは、
10から35重量%の糖ベースの界面活性剤(例えば、C6〜18-アルキルポリグルコシド);
35から70重量%の湿潤剤(例えば、グリセロール);
10から35重量%のアルコキシレート(例えば、アミンアルコキシレート(A))、及び場合により、1から10重量%のさらなる補助剤(例えば、分枝状アルコールアルコキシレート)
を含み、全ての構成成分の量の合計は100重量%である。
別のさらに好ましい形では、アジュバントは、
5から40重量%の糖ベースの界面活性剤(例えば、C6〜18-アルキルポリグルコシド);
30から75重量%の湿潤剤(例えば、グリセロール及び/又はコーンシロップ);
2から25重量%のドリフト制御剤(例えば、脂肪アルコールアルコキシレート、例えば式(I)のアルコキシレート);
5から40重量%のアルコキシレート(例えば、アミンアルコキシレート(A))、及び場合により最高15重量%のさらなる補助剤(例えば、分枝状アルコールアルコキシレート)
を含み、全ての構成成分の量の合計は100重量%である。
さらに好ましい形では、アジュバントは、
10から35重量%の糖ベースの界面活性剤(例えば、C6〜18-アルキルポリグルコシド);
35から70重量%の湿潤剤(例えば、グリセロール);
2から15重量%のドリフト制御剤(例えば、脂肪アルコールアルコキシレート、例えば式(I)のアルコキシレート);
10から35重量%のアルコキシレート(例えば、アミンアルコキシレート(A))、及び場合により1から10重量%のさらなる補助剤(例えば、分枝状アルコールアルコキシレート)
を含み、全ての構成成分の量の合計は100重量%である。
本発明は、糖ベースの界面活性剤;ドリフト制御剤及び/又は湿潤剤;アミンアルコキシレート(A)又はアミンアルコキシレート(A)の四級化誘導体(AQ)を接触させることにより、本発明によるアジュバントを製造する方法にさらに関する。
本発明は、殺有害生物剤、水及び本発明によるアジュバントを接触させるステップを含む、タンクミックスの製造方法にさらに関する。
殺有害生物剤という用語は、殺菌剤、殺虫剤、殺線虫剤、除草剤、薬害軽減剤、殺軟体動物剤、殺鼠剤及び/又は成長調節剤の群から選択される少なくとも一つの活性物質を指す。好ましい殺有害生物剤は、殺菌剤、殺虫剤、除草剤及び成長調節剤である。特に好ましい殺有害生物剤は、除草剤及び成長調節剤である。前記のクラスの二つ以上からの殺有害生物剤の混合物を用いることもできる。当業者はそのような殺有害生物剤に精通しており、それらは、例えばPesticide Manual、15版(2009)、The British Crop Protection Council、Londonに見出すことができる。殺有害生物剤は、塩、エステル、光学異性体又は互変異性体を含むこともできる。適する殺有害生物剤は以下の通りである(A)〜M)群は殺菌剤である):
A)呼吸阻害剤
- Qo部位の複合体III阻害剤(例えばストロビルリン):アゾキシストロビン、クメトキシストロビン、クモキシストロビン、ジモキシストロビン、エネストロブリン、フェナミンストロビン、フェノキシストロビン/フルフェノキシストロビン、フルオキサストロビン、クレソキシム-メチル、メトミノストロビン、オリザストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、ピラメトストロビン、ピラオキシストロビン、トリフロキシストロビン、メチル2-[2-(2,5-ジメチルフェニルオキシメチル)フェニル]-3-メトキシアクリレート、2-(2-(3-(2,6-ジクロロフェニル)-1-メチルアリリデンアミノオキシメチル)フェニル)-2-メトキシイミノ-N-メチルアセタミド、ピリベンカルブ、トリクロピリカルブ/クロロジンカルブ、ファモキサドン、フェナミドン;
- Qi部位の複合体III阻害剤:シアゾファミド、アミスルブロム;
- 複合体II阻害剤(例えば、カルボキサミド):ベノダニル、ビキサフェン、ボスカリド、カルボキシン、フェンフラム、フルオピラム、フルトラニル、フルキサピロキサド、フラメトピル、イソピラザム、メプロニル、オキシカルボキシン、ペンフルフェン、ペンチオピラド、セダキサン、テクロフタラム、チフルザミド、N-(4'-トリフルオロメチルチオビフェニル-2-イル)-3-ジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド及びN-(2-(1,3,3-トリメチルブチル)-フェニル)-1,3-ジメチル-5-フルオロ-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド;
- 他の呼吸阻害剤(例えば、複合体I、脱共役剤):ジフルメトリム;ニトロフェニル誘導体:ビナパクリル、ジノブトン、ジノキャップ、フルアジナム;フェリムゾン;有機金属化合物:フェンチン塩類、例えば酢酸フェンチン、塩化フェンチン又は水酸化フェンチン;アメトクトラジン;及びシルチオファム;
B)ステロール生合成阻害剤(SBI殺菌剤)
- C14-デメチラーゼ阻害剤(DMI殺菌剤):
- トリアゾール:アザコナゾール、ビテルタノール、ブロムコナゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、ジニコナゾール-M、エポキシコナゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホル、ヘキサコナゾール、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、オキシポコナゾール、パクロブトラゾール、ペンコナゾール、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリチコナゾール、ウニコナゾール;イミダゾール:イマザリル、ペフラゾエート、プロクロラズ、トリフルミゾール;ピリミジン、ピリジン及びピペラジン:フェナリモル、ヌアリモル、ピリフェノックス、トリホリン;
- デルタ14-レダクターゼ阻害剤:アルジモルフ、ドデモルフ、ドデモルフ酢酸塩、フェンプロピモルフ、トリデモルフ、フェンプロピジン、ピペラリン、スピロキサミン;
3-ケトレダクターゼ阻害剤:フェンヘキサミド;
C)核酸合成阻害剤
- フェニルアミド又はアシルアミノ酸殺菌剤:ベナラキシル、ベナラキシル-m、キララキシル、メタラキシル、メタラキシル-m(メフェノキサム)、オフレース、オキサジキシル;
- 他:ヒメキサゾール、オクチリノン、オキソリン酸、ブピリメート;
D)細胞分裂及び細胞骨格阻害剤
- ベンズイミダゾール、チオファネートなどのチューブリン阻害剤:ベノミル、カルベンダジム、フベリダゾール、チアベンダゾール、チオファネートメチル;トリアゾロピリミジン: 5-クロル-7-(4-メチルピペリジン-1-イル)-6-(2,4,6-トリフルオロフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン;
- さらなる細胞分裂阻害剤:ジエトフェンカルブ、エタボキサム、ペンシクロン、フルオピコリド、ゾキサミド、メトラフェノン、ピリオフェノン;
E)アミノ酸合成及びタンパク合成阻害剤
- メチオニン合成阻害剤(アニリノピリミジン):シプロジニル、メパニピリム、ピリメタニル;
- タンパク合成阻害剤:ブラストサイジン-S、カスガマイシン、カスガマイシンヒドロクロライド水和物、ミルジオマイシン、ストレプトマイシン、オキシテトラサイクリン、ポリオキシン、バリダマイシンA;
F)シグナル伝達阻害剤
- MAP/ヒスチジンキナーゼ阻害剤:フルオロイミド、イプロジオン、プロシミドン、ビンクロゾリン、フェンピクロニル、フルジオキソニル;
- Gタンパク質阻害剤:キノキシフェン;
G)脂質及び膜合成阻害剤
- リン脂質生合成阻害剤:エジフェンホス、イプロベンホス、ピラゾホス、イソプロチオラン;
- 脂質過酸化:ジクロラン、キントゼン、テクナゼン、トルクロホスメチル、ビフェニル、クロロネブ、エトリジアゾール;
- リン脂質生合成及び細胞壁付着:ジメトモルフ、フルモルフ、マンジプロパミド、ピリモルフ、ベンチアバリカルブ、イプロバリカルブ、バリフェナレート及び4-フルオロフェニルN-(1-(1-(4-シアノフェニル)エタンスルホニル)ブタ-2-イル)カーバメート;
- 細胞膜透過性及び脂肪酸に影響を及ぼす化合物:プロパモカルブ、プロパモカルブ塩酸塩
H)「多部位」阻害剤
- 無機活性物質:ボルドー液、酢酸銅、水酸化銅、塩基性塩化銅、塩基性硫酸銅、硫黄;
チオ-及びジチオカーバメート:ファーバム、マンコゼブ、マンネブ、メタム、メチラム、プロピネブ、チラム、ジネブ、ジラム;
- 有機塩素化合物(例えば、フタルイミド、スルファミド、クロロニトリル):アニラジン、クロロタロニル、キャプタホル、キャプタン、ホルペット、ジクロフルアニド、ジクロルフェン、フルスルファミド、ヘキサクロロベンゼン、ペンタクロロフェノール及びその塩、フタリド、トリルフルアニド、N-(4-クロロ-2-ニトロフェニル)-N-エチル-4-メチルベンゼンスルホンアミド;
- グアニジン及び他:グアニジン、ドジン、ドジン遊離塩基、グアザチン、グアザチン酢酸塩、イミノクタジン、イミノクタジン三酢酸塩、イミノクタジントリス(アルベシレート)、ジチアノン;
I)細胞壁生合成阻害剤
- グルカン合成阻害剤:バリダマイシン、ポリオキシンB;メラニン合成阻害剤:ピロキロン、トリシクラゾール、カルプロパミド、ジシクロメット、フェノキサニル;
J)耐性誘導物質
- アシベンゾラー-S-メチル、プロベナゾル、イソチアニル、チアジニル、プロヘキサジオン-カルシウム;ホスホン酸塩:ホセチル、ホセチル-アルミニウム、亜リン酸及びその塩;
K)未知の作用機作
- ブロノポール、キノメチオネート、シフルフェナミド、シモキサニル、ダゾメット、デバカルブ、ジクロメジン、ジフェンゾクワット、ジフェンゾクワット-メチル硫酸塩、ジフェニルアミン、フェンピラザミン、フルメトベル、フルスルファミド、フルチアニル、メタスルホカルブ、ニトラピリン、ニトロタール-イソプロピル、オキシン銅、プロキナジド、テブフロキン、テクロフタラム、トリアゾキシド、2-ブトキシ-6-ヨード-3-プロピルクロメン-4-オン、N-(シクロプロピルメトキシイミノ-(6-ジフルオロメトキシ-2,3-ジフルオロフェニル)メチル)-2-フェニル-アセトアミド、N'-(4-(4-クロロ-3-トリフルオロメチルフェノキシ)-2,5-ジメチルフェニル)-N-エチル-N-メチルホルムアミジン、N'-(4-(4-フルオロ-3-トリフルオロメチルフェノキシ)-2,5-ジメチルフェニル)-N-エチル-N-メチルホルムアミジン、N'-(2-メチル-5-トリフルオロメチル-4-(3-トリメチルシラニルプロポキシ)フェニル)-N-エチル-N-メチルホルムアミジン、N'-(5-ジフルオロメチル-2-メチル-4-(3-トリメチルシラニル-プロポキシ)フェニル)-N-エチル-N-メチルホルムアミジン、
N-メチル-(1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-イル)-2-{1-[2-(5-メチル-3-トリフルオロメチルピラゾール-1-イル)アセチル]ピペリジン-4-イル}チアゾール-4-カルボキシレート、N-メチル-(R)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-イル2-{1-[2-(5-メチル-3-トリフルオロメチルピラゾール-1-イル)アセチル]ピペリジン-4-イル}チアゾール-4-カルボキシレート、1-[4-[4-[5-(2,6-ジフルオロフェニル)-4,5-ジヒドロ-3-イソオキサゾリル]-2-チアゾリル]-1-ピペリジニル]-2-[5-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]エタノン、6-tert-ブチル-8-フルオロ-2,3-ジメチルキノリン-4-イル メトキシアセテート、N-メチル-2-{1-[(5-メチル-3-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-1-イル)アセチル]ピペリジン-4-イル}-N-[(1R)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-イル]-4-チアゾールカルボキサミド、3-[5-(4-メチルフェニル)-2,3-ジメチルイソオキサゾリジン-3-イル]-ピリジン、3-[5-(4-クロロフェニル)-2,3-ジメチルイソオキサゾリジン-3-イル]-ピリジン(ピリソオキサゾール)、N-(6-メトキシピリジン-3-イル)シクロプロパンカルボキサミド、5-クロロ-1-(4,6-ジメトキシピリミジン-2-イル)-2-メチル-1H-ベンゾイミダゾール、2-(4-クロロフェニル)-N-[4-(3,4-ジメトキシフェニル)イソオキサゾール-5-イル]-2-プロパ-2-イニルオキシアセトアミド;
L)生物殺菌剤、植物強化剤
- アンペロミセス・キスカリス(Ampelomyces quisqualis)(例えばIntrachem Bio GmbH & Co. KG、Germanyからの製品AQ 10(登録商標))、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)(例えばSyngenta、Switzerlandからの製品AFLAGUARD(登録商標))、オーレオバシディウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)(例えばbio-ferm GmbH、Germanyからの製品BOTECTOR(登録商標))、バシラス・プミルス(Bacillus pumilus)(例えばAgraQuest Inc.、USAからのSONATA(登録商標)及びBALLAD(登録商標)PlusのNRRL番号B-30087株)、枯草菌(Bacillus subtilis)(例えば、AgraQuest Inc.、USAからのRHAPSODY(登録商標)、SERENADE(登録商標)MAX及びSERENADE(登録商標)ASOのNRRL番号B-21661株)、枯草菌変種アミロリクファシエンス(amyloliquefaciens) FZB24(例えばNovozyme Biologicals, Inc.、USAからの製品TAEGRO(登録商標))、カンジダ・オレオフィラ(Candida oleophila) I-82(例えば、Ecogen Inc.、USAからの製品ASPIRE(登録商標))、カンジダ・サイトアーナ(Candida saitoana)(例えばMicro Flo Company、USA(BASF SE)及びArystaからの製品BIOCURE(登録商標)(リゾチームとの混合)及びBIOCOAT(登録商標))、キトサン(例えばBotriZen Ltd.、New ZealandからのARMOUR-ZEN)、クロノスタキス・ロゼアf.カテヌラータ(Clonostachys rosea f. catenulata)、別称グリオクラディウム・カテヌラータム(Gliocladium catenulatum)(例えばJ1446: Verdera、FinlandからのPRESTOP(登録商標))、コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)(例えばProphyta、Germanyからの製品CONTANS(登録商標))、クリフォネクトリア・パラジティカ(Cryphonectria parasitica)(例えばCNICM、Franceからの製品クリ胴枯病菌(Endothia parasitica))、クリプトコッカス・アルビドゥス(Cryptococcus albidus)(例えばAnchor Bio-Technologies、South Africaからの製品YIELD PLUS(登録商標))、フザリウム・オキシスポラム(Fusarium oxysporum)(例えばS.I.A.P.A.、Italyからの製品BIOFOX(登録商標)及びNatural Plant Protection、Franceからの製品FUSACLEAN(登録商標))、メチニコウィア・フラクチコーラ(Metschnikowia fructicola)(例えばAgrogreen、Israelからの製品SHEMER(登録商標))、ミクロドキウム・ジメラム(Microdochium dimerum)(例えばAgrauxine、Franceからの製品ANTIBOT(登録商標))、フレビオプシス・ジャイギャンテア(Phlebiopsis gigantea)(例えばVerdera、Finlandからの製品ROTSOP(登録商標))、シュードジマ・フロキュローザ(Pseudozyma flocculosa)(例えばPlant Products Co. Ltd.、Canadaからの製品SPORODEX(登録商標))、ピチウム・オリガンドラム(Pythium oligandrum) DV74(例えばRemeslo SSRO、Biopreparaty、Czech Republicからの製品POLYVERSUM(登録商標))、レイノウトリア・サハリネンシス(Reynoutria sachlinensis)(例えばMarrone BioInnovations、USAからの製品REGALIA(登録商標))、タラロミセス・フラブス(Talaromyces flavus)V117b(例えばProphyta、Germanyからの製品PROTUS(登録商標))、トリコデルマ・アスペレラム(Trichoderma asperellum) SKT-1(例えばKumiai Chemical Industry Co., Ltd.、Japanからの製品ECO-HOPE(登録商標))、T.アトロビリデ(T. atroviride) LC52(例えばAgrimm Technologies Ltd、New Zealandからの製品SENTINEL(登録商標))、T.ハルジアヌム(T. harzianum)T-22(例えばBioWorks Inc.、USAからの製品PLANTSHIELD(登録商標))、T.ハルジアヌム(T. harzianum) TH 35(例えばMycontrol Ltd.、Israelからの製品ROOT PRO(登録商標))、T.ハルジアヌム(T. harzianum)T-39(例えばMycontrol Ltd.、Israel及びMakhteshim Ltd.、Israelからの製品TRICHODEX(登録商標)及びTRICHODERMA 2000(登録商標))、T.ハルジアヌム及びT.ビリデ(T. viride)(例えばAgrimm Technologies Ltd、New Zealandからの製品TRICHOPEL)、T.ハルジアヌムICC012及びT.ビリデICC080(例えばIsagro Ricerca、Italyからの製品REMEDIER(登録商標)WP)、T.ポリスポラム(T. polysporum)及びT.ハルジアヌム(例えばBINAB Bio-Innovation AB、Swedenからの製品BINAB(登録商標))、T.ストロマチカム(T. stromaticum)(例えばC.E.P.L.A.C.、Brazilからの製品TRICOVAB(登録商標))、T.ビレンス(T. virens) GL-21(例えばCertis LLC、USAからの製品SOILGARD(登録商標))、T.ビリデ(例えばEcosense Labs.(India) Pvt. Ltd.、Indiaからの製品TRIECO(登録商標)及びT. Stanes & Co. Ltd.、Indiaからの製品BIO-CURE(登録商標))、T.ビリデTV1(例えばAgribiotec srl、Italyからの製品T.ビリデTV1)、ウロクラジウム・オウデマンシー(Ulocladium oudemansii) HRU3(例えばBotry-Zen Ltd、New Zealandからの製品BOTRY-ZEN(登録商標));
M)成長調節剤
アブシジン酸、アミドクロール、アンシミドール、6-ベンジルアミノプリン、ブラシノリド、ブトラリン、クロルメコート(塩化クロルメコート)、塩化コリン、シクラニリド、ダミノジド、ジケグラック、ジメチピン、2,6-ジメチルプリジン、エテホン、フルメトラリン、フルルプリミドール、フルチアセット、ホルクロルフェヌロン、ジベレリン酸、イナベンフィド、インドール-3-酢酸、マレインヒドラジド、メフルイディド、メピコート(塩化メピコート)、メトコナゾール、ナフタレン酢酸、N-6-ベンジルアデニン、パクロブトラゾール、プロヘキサジオン(プロヘキサジオンカルシウム)、プロヒドロジャスモン、チジアズロン、トリアペンテノール、トリブチルホスホロトリチオエート、2,3,5-トリヨード安息香酸、トリネキサパックエチル及びウニコナゾール;
N)除草剤
- アセトアミド:アセトクロール、アラクロール、ブタクロール、ジメタクロール、ジメテナミド、フルフェナセット、メフェナセット、メトラクロール、メタザクロール、ナプロパミド、ナプロアニリド、ペトキサミド、プレチラクロール、プロパクロル、テニルクロール;
- アミノ酸類似体:ビラナホス、グリホセート、グルホシネート、スルホセート;
- アリールオキシフェノキシプロピオネート:クロジナホップ、シハロホップブチル、フェノキサプロップ、フルアジホップ、ハロキシホップ、メタミホップ、プロパキザホップ、キザロホップ、キザロホップ-P-テフリル;
- ビピリジル:ジクワット、パラコート;
- カルバメート及びチオカルバメート:アスラム、ブチレート、カルベタミド、デスメディファム、ジメピペラット、エプタム(EPTC)、エスプロカルブ、モリネート、オルベンカルブ、フェンメジファム、プロスルホカルブ、ピリブチカルブ、チオベンカルブ、トリアラート;
- シクロヘキサンジオン:ブトロキシジム、クレトジム、シクロキシジム、プロホキシジム、セトキシジム、テプラロキシジム、トラルコキシジム;
- ジニトロアニリン:ベンフルラリン、エタルフルラリン、オリザリン、ペンジメタリン、プロジアミン、トリフルラリン;
- ジフェニルエーテル:アシフルオルフェン、アクロニフェン、ビフェノックス、ジクロホップ、エトキシフェン、ホメサフェン、ラクトフェン、オイフルオルフェン;
- ヒドロキシベンゾニトリル:ブロモキシニル、ジクロベニル、イオキシニル;
- イミダゾリノン:イマザメタベンズ、イマザモックス、イマザピック、イマザピル、イマザキン、イマゼタピル;
- フェノキシ酢酸:クロメプロップ、2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)、2,4-DB、ジクロルプロップ、MCPA、MCPA-チオエチル、MCPB、メコプロップ;
- ピラジン:クロリダゾン、フルフェンピルエチル、フルチアセット、ノルフルラゾン、ピリデート;
- ピリジン:アミノピラリド、クロピラリド、ジフルフェニカン、ジチオピル、フルリドン、フルロキシピル、ピクロラム、ピコリナフェン、チアゾピル;
- スルホニル尿素:アミドスルフロン、アジムスルフロン、ベンスルフロン、クロリムロン-エチル、クロルスルフロン、シノスルフロン、シクロスルファムロン、エトキシスルフロン、フラザスルフロン、フルセトスルフロン、フルピルスルフロン、ホラムスルフロン、ハロスルフロン、イマゾスルフロン、ヨードスルフロン、メソスルフロン、メトスルフロンメチル、ニコスルフロン、オキサスルフロン、プリミスルフロン、プロスルフロン、ピラゾスルフロン、リムスルフロン、スルホメツロン、スルホスルフロン、チフェンスルフロン、トリアスルフロン、トリベヌロン、トリフロキシスルフロン、トリフルスルフロン、トリトスルフロン、1-((2-クロロ-6-プロピル-イミダゾ[1,2-b]ピリダジン-3-イル)スルホニル)-3-(4,6-ジメトキシピリミジン-2-イル)尿素;
- トリアジン:アメトリン、アトラジン、シアナジン、ジメタメトリン、エチオジン、ヘキサジノン、メタミトロン、メトリブジン、プロメトリン、シマジン、テルブチラジン、テルブトリン、トリアジフラム;
- 尿素:クロルトルロン、ダイムロン、ジウロン、フルオメツロン、イソプロチュロン、リニュロン、メタベンズチアズロン、テブチウロン;
- 他のアセトラクテート合成酵素阻害剤:ビスピリバックナトリウム、クロランスラムメチル、ジクロスラム、フロラスラム、フルカルバゾン、フルメトスラム、メトスラム、オルトスルファムロン、ペノクスラム、プロポキシカルバゾン、ピリバムベンズプロピル、ピリベンゾキシム、ピリフタリド、ピリミノバックメチル、ピリミスルファン、ピリチオバック、ピロキサスルホン、ピロクスラム;
- 他:アミカルバゾン、アミノトリアゾール、アニロホス、ベフルブタミド、ベナゾリン、ベンカルバゾン、ベンフルレセート、ベンゾフェナップ、ベンタゾン、ベンゾビシクロン、ブロマシル、ブロモブチド、ブタフェナシル、ブタミホス、カフェンストロール、カルフェントラゾン、シニドン-エスリル(ethlyl)、クロルタール、シンメチリン、クロマゾン、クミルロン、シプロスルファミド、ジカンバ、ジフェンゾコート、ジフルフェンゾピル、ドレクスレラ・モノセラス(Drechslera monoceras)、エンドタール、エトフメセート、エトベンザニド、フェントラザミド、フルミクロラックペンチル、フルミオキサジン、フルポキサム、フルオロクロリドン、フルルタモン、インダノファン、イソキサベン、イソキサフルトール、レナシル、プロパニル、プロピザミド、キンクロラック、キンメラック、メソトリオン、メチル化ヒ素酸、ナプタラム、オキサジアルギル、オキサジアゾン、オキサジクロメホン、ペントキサゾン、ピノキサデン、ピラクロニル、ピラフルフェンエチル、ピラスルホトール、ピラゾキシフェン、ピラゾリネート、キノクラミン、サフルフェナシル、スルコトリオン、スルフェントラゾン、テルバシル、テフリルトリオン、テムボトリオン、チエンカルバゾン、トプラメゾン、4-ヒドロキシ-3-[2-(2-メトキシエトキシメチル)-6-トリフルオロメチルピリジン-3-カルボニル]ビシクロ[3.2.1]オクタ-3-エン-2-オン、エチル(3-[2-クロロ-4-フルオロ-5-(3-メチル-2,6-ジオキソ-4-トリフルオロメチル-3,6-ジヒドロ-2H-ピリミジン-1-イル)フェノキシ]ピリジン-2-イルオキシ)アセテート、メチル6-アミノ-5-クロロ-2-シクロ-プロピルピリミジン-4-カルボキシレート、6-クロロ-3-(2-シクロプロピル-6-メチルフェノキシ)-ピリダジン-4-オール、4-アミノ-3-クロロ-6-(4-クロロフェニル)-5-フルオロピリジン-2-カルボン酸、メチル4-アミノ-3-クロロ-6-(4-クロロ-2-フルオロ-3-メトキシフェニル)ピリジン-2-カルボキシレート及びメチル4-アミノ-3-クロロ-6-(4-クロロ-3-ジメチルアミノ-2-フルオロフェニル)ピリジン-2-カルボキシレート;
O)殺虫剤
- 有機(チオ)リン酸塩:アセフェート、アザメチホス、アジンホスメチル、クロルピリホス、クロルピリホスメチル、クロルフェンビンホス、ダイアジノン、ジクロルボス、ジクロトホス、ジメトエート、ジスルフォトン、エチオン、フェニトロチオン、フェンチオン、イソキサチオン、マラチオン、メタミドホス、メチダチオン、メチルパラチオン、メビンホス、モノクロトホス、オキシデメトンメチル、パラオキソン、パラチオン、フェントエート、ホサロン、ホスメト、ホスファミドン、ホラート、ホキシム、ピリミホスメチル、プロフェノホス、プロチオホス、スルプロホス、テトラクロルビンホス、テルブホス、トリアゾホス、トリクロルホン;
- カルバメート:アラニカルブ、アルジカルブ、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、カルバリル、カルボフラン、カルボスルファン、フェノキシカルブ、フラチオカルブ、メチオカルブ、メトミル、オキサミル、ピリミカルブ、プロポクスル、チオジカルブ、トリアザメート;
- ピレスロイド:アレスリン、ビフェントリン、シフルトリン、シハロトリン、シフェノトリン、シペルメトリン、アルファシペルメトリン、ベータシペルメトリン、ゼータシペルメトリン、デルタメトリン、エスフェンバレレート、エトフェンプロクス、フェンプロパスリン、フェンバレレート、イミプロトリン、ラムダシハロトリン、ペルメトリン、プラレスリン、ピレトリンI及びII、レスメトリン、シラフルオフェン、タウフルバリネート、テフルトリン、テトラメトリン、トラロメトリン、トランスフルトリン、プロフルトリン、ジメフルトリン、
- 昆虫成長阻害剤: a)キチン合成阻害剤:ベンゾイル尿素:クロルフルアズロン、シラマジン、ジフルベンズロン、フルシクロクスロン、フルフェノクスロン、ヘキサフルムロン、ルフェヌロン、ノバルロン、テフルベンズロン、トリフルムロン;ブプロフェジン、ジオフェノラン、ヘキシチアゾックス、エトキサゾール、クロフェンタジン; b)エクジソンアンタゴニスト:ハロフェノジド、メトキシフェノジド、テブフェノジド、アザジラクチン; c)ジュベノイド:ピリプロキシフェン、メトプレン、フェノキシカルブ; d)脂質生合成阻害剤:スピロジクロフェン、スピロメシフェン、スピロテトラメート;
- ニコチン受容体アゴニスト/アンタゴニスト:クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、チアメトキサム、ニテンピラム、アセトアミプリド、チアクロプリド、1-(2-クロロチアゾール-5-イルメチル)-2-ニトリミノ-3,5-ジメチル-[1,3,5]トリアジナン;
- GABAアンタゴニスト:エンドスルファン、エチプロール、フィプロニル、バニリプロール、ピラフルプロール、ピリプロール、N-5-アミノ-1-(2,6-ジクロロ-4-メチルフェニル)-4-スルフィナモイル-1H-ピラゾール-3-チオカルボキシアミド;
- 大環状のラクトン:アバメクチン、エマメクチン、ミルベメクチン、レピメクチン、スピノサド、スピネトラム;
- ミトコンドリアの電子伝達系阻害剤(METI)I殺ダニ剤:フェナザキン、ピリダベン、テブフェンピラド、トルフェンピラド、フルフェネリム;
- METI II及びIII物質:アセキノシル、フルアシプリム、ヒドラメチルノン;
- デカプラー:クロルフェナピル;
- 酸化的リン酸化阻害剤:シヘキサチン、ジアフェンチウロン、フェンブタチンオキシド、プロパルギット;
- 昆虫脱皮阻害物質:クリオマジン;
- 「複合機能オキシダーゼ」阻害剤:ピペロニルブトキシド;
- ナトリウムチャネル遮断薬:インドキサカルブ、メタフルミゾン;
- 他:ベンクロチアズ、ビフェナゼート、カルタップ、フロニカミド、ピリダリル、ピメトロジン、硫黄、チオシクラム、フルベンジアミド、クロルアントラニリプロール、シアジピル(HGW86);シエノピラフェン、フルピラゾホス、シフルメトフェン、アミドフルメット、イミシアホス、ビストリフルロン及びピリフルキナゾン。
薬害軽減剤の例は、ベノキサコール、クロキントセット、シオメトリニル、シプロスルファミド、ジクロルミド、ジシクロノン、ジエトレート、フェンクロラゾール、フェンクロリム、フルラゾール、フルキソフェニム、フリルアゾール、イソキサジフェン、メフェンピル、メフェネート、ナフタール酸無水物、オキサベトリニル、4-(ジクロロアセチル)-1-オキサ-4-アザスピロ[4.5]デカン(CAS 71526-07-3)及び2,2,5-トリメチル-3-(ジクロロアセチル)-1,3-オキサゾリジン(CAS 52836-31-4)である。
好ましい殺有害生物剤は、少なくとも一つのH-酸性基(カルボン酸基、ホスホン酸基、ホスフィン酸基など)を有する少なくとも一つの殺有害生物剤、又はそのアニオン性塩(例えば、モノ、ジ又はトリ塩)を含む。H-酸性基を有する殺有害生物剤のこれらのアニオン性塩は、基A-のアニオン性殺有害生物剤としても適する。H-酸性基を有する好ましい殺有害生物剤は、H-酸性基を有する除草剤である。H-酸性基を有する除草剤の例は、アミノ酸類似体(グリホセート又はグルホシネートなど)又はイミダゾリノン(イマザメタベンズ、イマザモックス、イマザピック、イマザピル、イマザキン、イマゼタピルなど)である。
H-酸性基を有する特に好ましい殺有害生物剤は、グリホセート及びグルホシネートである。別の好ましい実施形態では、H-酸性基を有する殺有害生物剤は、イミダゾリノンである。
特に好ましくは、殺有害生物剤は、H-酸性基を有する殺有害生物剤及び一つのさらなる殺有害生物剤を含む。別の実施形態では、殺有害生物剤は、H-酸性基を有する少なくとも二つの殺有害生物剤、及び場合によりさらなる殺有害生物剤(少なくとも一つの殺菌剤、除草剤、殺虫剤及び/又は薬害軽減剤などで、殺菌剤及び/又は除草剤が好ましい)の混合物を含む。
さらに好ましい実施形態では、殺有害生物剤はグリホセート(例えば遊離酸、ナトリウム塩、セスキナトリウム塩、カリウム塩、ジカリウム塩、アンモニウム塩、ジアンモニウム塩、ジメチルアンモニウム塩、トリメシウム塩又はイソプロピルアミン塩として)又はグルホシネート(例えばアンモニウム塩として)を含む。特に好ましくは、殺有害生物剤はグリホセート(例えばカリウム塩、アンモニウム塩又はイソプロピルアミン塩として)を含む。特に好ましくは、殺有害生物剤はグリホセート又はグルホシネート、及びさらに別の除草剤を含む。別の好ましい実施形態では、殺有害生物剤は、グリホセート又はグルホシネート、及びさらに別の殺有害生物剤(少なくとも一つの殺菌剤、除草剤、殺虫剤及び/又は薬害軽減剤などで、殺菌剤及び/又は除草剤が好ましい)を含む。
特に好ましくは、殺有害生物剤は、グリホサート及び以下のリストから選択される少なくとも1つのさらなる除草剤を含む:
アセトクロール、アシフルオロフェン、アクロニフェン、アクロレイン、アラクロール、アメトリン、アミドスルフロン、アミトロール、アニロホス、アスラム、アトラジン、アザフェニジン、アジムスルフロン、ベナゾリン、ベンフルラリン、ベンフレセート、ベンスルフロン-メチル、ベンスリド、ベンタゾン、ベンゾフェナップ、ビアラホス、ビフェノックス、ブロマシル、ブロモブチド、ブロモフェノキシム、ブロモキシニル、ブタクロール、ブタミホス、ブトラリン、ブトロキシジム、ブチレート、カフェンストロール、カルベタミド、カルフェントラゾン-エチル、クロメトキシフェン、クロロアムベン、クロロブロムロン、クロロイダゾン、クロロイムロン-エチル、クロロニトロフェン、クロロ酢酸、クロロトルロン、クロロプロファム、クロロスルフロン、クロロタール-ジメチル、クロロチアミド、シンメチリン、シノスルフロン、クレトジム、クロジナホップ-プロパルギル、クロマゾン、クロメプロップ、クロピラリド、クロランスラム-メチル、シアナジン、シクロアート、シクロスルファムロン、シクロキシジム、シハロホップ-ブチル、2,4-D、2,4-DB、ダイムロン、ダラポン、デスメディファム、デスメトリン、ジカンバ、ジクロベニル、ジクロロプロップ、ジクロホップ-メチル、ジフェンゾクワット、ジフルフェニカン、ジメフロン、ジメピペレート、ジメタクロール、ジメタメトリン、ジメテナミド、ジニトロアミン、ジノテルブ、ジフェナミド、ジクワット、ジチオピル、ジウロン、エンドタール、EPTC、エスプロカルブ、エタルフルラリン、エタメトスルフロン-メチル、エトフメセート、エトキシスルフロン、エトベンザニド、フェナック、フェノキサプロップ、フェノキサプロップ-エチル、フェヌロン、フラムプロップ、フラムプロップ-メチル、フラザスルフロン、フルアジホップ-ブチル、フルクロラリン、フルメトスラム、フルミクロラック、フルミクロラック-ペンチル、フルミオキサジン、フルオメツロン、フルオロクロリドン、フルオログリコフェン、フルオログリコフェン-エチル、フルポキサム、フルプロパネート、フルレノール、フルリドン、フルロキシピル-1-メチルヘプチル、フルルタモン、フルチアセット-メチル、ホメサフェン、ホサミン、グルホシネート、ハロスルフロン、ハロキシホップ-メチル、ヘキサジノン、イマザメト、イマザメタベンズ、イマザモックス、イマザピック、イマザピル、イマザキン、イマゼタピル、イマゾスルフロン、インダノファン、イオキシニル、イソプロチュロン、イソウロン、イソキサベン、イソキサフルトール、イソキサピリホップ、ラクトフェン、レナシル、リニュロン、MCPA、MCPB、メコプロプ、メフェナセット、メソトリオン、メタミトロン、メタザクロール、メタベンズチアズロン、メチルアルソン酸、メチルジムロン、メトベンズロン、メトブロムロン、メトラクロール、メトスラム、メトクスロン、メトリブジン、メトスルフロン、モリナート、モノリヌロン、ナプロアニリド、ナプロパミド、ナプタラム、ネブロン、ニコスルフロン、ノナン酸、ノルフルラゾン、オルベンカルブ、オリザリン、オキサジアルギル、オキサジアゾン、オキサスルフロン、オキシフルオルフェン、パラコート、ペブレート、ペンジメタリン、ペンタノクロール、ペントキサゾン、フェンメジファム、ピクロラム、ピペロホス、プレチラクロール、プリミスルフロン、プロジアミン、プロメトン、プロメトリン、プロパクロール、プロパニル、プロパキザホップ、プロパジン、プロファム、プロピソクロール、プロピザミド、プロスルホカルブ、プロスルフロン、ピラフルフェン-エチル、ピラゾリネート、ピラゾスルフロン-エチル、ピラゾキシフェン、ピリブチカルブ、ピリデート、ピリミノバック-メチル、キンクロラック、キンメラック、キザロホップ-エチル、リムスルフロン、セトキシジム、シデュロン、シマジン、シメトリン、スルコトリオン、スルファミン酸、スルフェントラゾン、スルホメチュロン、スルホスルフロン、TCA、テブタム、テブチウロン、テルバシル、テルブメトン、テルブチラジン、テルブトリン、テニルクロール、チアゾピル、チフェンスルフロン、チオベンカルブ、チオカルバジル、トラルコキシジム、トリアレート、トリアスルフロン、トリベヌロン、2,3,6-トリクロロ安息香酸、トリクロピル、トリエタジン、トリフルラリン、トリフルスルフロン、ベルノレート。
さらなる特に好ましい実施形態では、殺有害生物剤は、イマザモックス及び以下のクラスb1)〜b15)の中から選択される少なくとも1つのさらなる除草剤を含む:
b1)脂質生合成阻害剤:クロロアジホップ、クロジナホップ、クロホップ、シハロホップ、ジクロホップ、フェノキサプロップ、フェノキサプロップ-p、フェンチアプロップ、フルアジホップ、フルアジホップ-P、ハロキシホップ、ハロキシホップ-P、イソキサピリホップ、メタミホップ、プロパキザホップ、キザロホップ、キザロホップ-P、トリホップ、アロキシジム、ブトロキシジム、クレトジム、クロプロキシジム、シクロキシジム、プロホキシジム、セトキシジム、テプラロキシジム、トラルコキシジム、ブチレート(butylae)、シクロエート、ジアレート、ジメピペレート、EPTC、エスプロカルブ、エチオレート、イソポリネート、メチオベンカルブ、モリネート、オルベンカルブ、ペブレート、プロスルホカルブ、スルファレート、チオベンカルブ、チオカルバジル、トリアレート、ベルノレート、ベンフレセート、エトフメセート、ベンスリド及びピノキサデン;b2) ALS阻害剤:アミドスルフロン、アジムスルフロン、ベンスルフロン、クロロイムロン、クロロスルフロン、シノスルフロン、シクロスルファムロン、エタメトスルフロン、エトキシスルフロン、フラザスルフロン、フルピルスルフロン、ホラムスルフロン、ハロスルフロン、イマゾスルフロン、イオドスルフロン、メソスルフロン、メトスルフロン、ニコスルフロン、オキサスルフロン、プリミスルフロン、プロスルフロン、ピラゾスルフロン、リムスルフロン、スルホメチュロン、スルホスルフロン、チフェンスルフロン、トリアスルフロン、トリベヌロン、トリフロキシスルフロン、トリフルスルフロン、トリトスルフロン、イマザメタベンズ、イマザピック、イマザピル、イマザキン、イマゼタピル、クロランスラム、ジクロスラム、フロラスラム、フルメトスラム、メトスラム、ペノクスラム、ビスピリバック、ピリミノバック、プロポキシカルバゾン、フルカルバゾン、ピリベンゾキシム、ピリフタリド、ピリチオバック、フルセトスルフロン、オルトスルファムロン、ピリミスルファン;b3)光合成阻害剤:アトラトン、アトラジン、アメトリン、アジプロトリン、シアナジン、シアナトリン、クロロアジン、シプラジン、デスメトリン、ジメタメトリン、ジプロペトリン、エグリナジン、イパジン、メソプラジン、メトメトン、メトプロトリン、プロシアジン、プログリアジン、プロメトン、プロメトリン、プロパジン、セブチラジン、セクブメトン、シマジン、シメトン、シメトリン、テルブメトン、テルブチラジン、テルブトリン、トリエタジン、アメトリジオン、アミブジン、ヘキサジノン、イソメチオジン、メタミトロン、メトリブジン、ブロマシル、イソシル、レナシル、テルバシル、ブロムピラゾン、クロリダゾン、ジミダゾン、デスメディファム、フェニソファム、フェンメジファム、フェンメジファム-エチル、ベンズチアズロン、ブチウロン、エチジムロン、イソウロン、メタベンズチアズロン、モニソウロン、テブチウロン、チアザフルロン、アニスロン、ブツロン、クロルブロムロン、クロレツロン、クロロトルロン、クロロクスロン、ジフェノクスロン、ジメフロン、ジウロン、フェヌロン、フルオメツロン、フルオチウロン、イソプロチュロン、リヌロン、メチウロン、メトベンズロン、メトブロムロン、メトクスロン、モノリヌロン、モヌロン、ネブロン、パラフルロン、フェノベンズロン、シズロン、テトラフルロン、チジアズロン、シペルクワット、ジエタムクワット、ジフェンゾクワット、ジクワット、モルファムクワット、パラコート、ブロモボニル、ブロモキシニル、クロロキシニル、ヨードボニル、イオキシニル、アミカルバゾン、ブロモフェノキシム、フルメジン、メタゾール、ベンタゾン、プロパニル、ペンタノクロール、ピリデート及びピリダホル;b4)プロトポルフィリンゴゲン-IXオキシダーゼ阻害剤:アシフルオロフェン、ビフェノックス、クロメトキシフェン、クロロニトロフェン、エトキシフェン、フルオロジフェン、フルオログリコフェン、フルオロニトロフェン、ホメサフェン、フリルオキシフェン、ハロサフェン、ラクトフェン、ニトロフェン、ニトロフルオルフェン、オキシフルオルフェン、フルアゾレート、ピラフルフェン、シニドン-エチル、フルミクロラック、フルミオキサジン、フルミプロピン、フルチアセット、チジアジミン、オキサジアゾン、オキサジアルギル、アザフェニジン、カルフェントラゾン、スルフェントラゾン、ペントキサゾン、ベンズフェンジゾン、ブタフェナシル、ピラクロニル、プロフルアゾール、フルフェンピル、フルプロパシル、ニピラクロフェン、エトニプロミド、サフルフェナシル及びベンカルバゾン;b5)白化剤除草剤: EP723960に開示されるメトフルアゾン、ノルフルラゾン、フルフェニカン、ジフルフェニカン、ピコリナフェン、ベフルブタミド、フルリドン、フルロクロリドン、フルルタモン、メソトリオン、スルコトリオン、イソキサクロルトール、イソキサフルトール、ベンゾフェナップ、ピラゾリネート、ピラゾキシフェン、ベンゾビシクロン、アミトロール、クロマゾン、アクロニフェン、4-(3-トリフルオロメチルフェノキシ)-2-(4-トリフルオロメチルフェニル)ピリミジン、WO00/15615に開示されるトプラメゾン、4-ヒドロキシ-3-{[2-メチル-6-(トリフルオロメチル)-3-ピリジニル]カルボニル}ビシクロ[3.2.1]オクタ-3-エン-2-オン、WO01/94339に開示される4-ヒドロキシ-3-{[2-(2-メトキシエトキシ)メチル-6-(トリフルオロメチル)-3-ピリジニル]カルボニル}ビシクロ[3.2.1]オクタ-3-エン-2-オン、EP338992に開示される4-ヒドロキシ-3-[4-(メチルスルホニル)-2-ニトロベンゾイル]ビシクロ[3.2.1]-オクタ-3-エン-2-オン、(DE19846792に開示される)2-[2-クロロ-4-(メチルスルホニル)-3-[(2,2,2-トリフルオロエトキシ)メチル]-3-ヒドロキシ-3-シクロヘキセン-1-オン、及びピラスルホトール;b6) EPSP合成酵素阻害剤:グリホサート;b7)グルタミン合成酵素阻害剤:グルホシネート及びビラナホス;b8) DHP合成酵素阻害剤:アスラム;b9)有糸分裂阻害剤:ベンフルラリン、ブトラリン、ジニトロアミン、エタルフルラリン、フルクロラリン、イソプロパリン、メタルプロパリン、ニトラリン、オリザリン、ペンジメタリン、プロジアミン、プロフルラリン、トリフルラリン、アミプロホス-メチル、ブタミホス、ジチオピル、チアゾピル、プロピザミド、テブタム、クロルタール、カルベタミド、クロルブファム、クロルプロファム及びプロファム;b10) VLCFA阻害剤:アセトクロール、アラクロール、ブタクロール、ブテナクロール、デラクロール、ジエタチル、ジメタクロール、ジメテナミド、ジメテナミド-P、メタザクロール、メトラクロール、S-メトラクロール、プレチラクロール、プロパクロール、プロピソクロール、プリナクロール、テルブクロール、テニルクロール、キシラクロール、アリドクロール、CDEA、エプロナズ、ジフェナミド、ナプロパミド、ナプロアニリド、ペトキサミド、フルフェナセット、メフェナセット、フェントラザミド、アニロホス、ピペロホス、カフェンストロール、インダノファン及びトリジファン;b11)セルロース生合成阻害剤:ジクロベニル、クロルチアミド、イソキサベン及びフルポキサム;b12)脱共役剤除草剤:ジノフェネート、ジノプロップ、ジノサム、ジノセブ、ジノテルブ、DNOC、エチノフェン及びメジノテルブ;b13)オーキシン除草剤:クロメプロップ、2,4-D、2,4,5-T、MCPA、MCPAチオエチル、ジクロルプロップ、ジクロルプロップ-P、メコプロップ、メコプロップ-P、2,4-DB、MCPB、クロラムベン、ジカンバ、2,3,6-TBA、トリカンバ、キンクロラック、キンメラック、クロピラリド、フルロキシピル、ピクロラム、トリクロピル、ベナゾリン及びアミノピラリド;b14)オーキシン輸送阻害剤:ナプタラム、ジフルフェンゾピル;b15)ベンゾイルプロップ、フラムプロップ、フラムプロップ-M、ブロモブチド、クロルフルレノール、シンメチリン、メチルジムロン、エトベンザニド、ホサミン、メタム、ピリブチカルブ、オキサジクロメホン、ダゾメット、トリアジフラム、臭化メチル。
殺有害生物剤は農薬製剤(agrochemical formulation)の形で存在することができ、水溶性濃厚液が好ましい。製剤及びそれらの調製の例は、以下の通りである:
i)水溶性濃縮物(SL、LS): 90重量部の水又は水溶性溶媒を用いて、10重量部の活性物質を溶解する。或いは、湿展剤又は他のアジュバントを加える。水で希釈すると、活性物質は溶解する。これは、10重量%の活性物質含有量の組成物を与える。
ii)分散性濃縮物(DC): 10重量部の分散剤、例えばポリビニルピロリドンを添加して、20重量部の活性物質を70重量部のシクロヘキサノンに溶解する。水で希釈すると、分散液が得られる。活性物質含有量は20重量%になる。
iii)乳剤(EC):カルシウムドデシルベンゼンスルホネート及びヒマシ油エトキシレート(いずれの場合も5重量部で)を添加して、15重量部の活性物質を75重量部のキシレンに溶解する。水で希釈すると、乳濁液が得られる。組成物は、15重量%の活性物質含有量を有する。
iv)エマルション(EW、EO、ES):カルシウムドデシルベンゼンスルホネート及びヒマシ油エトキシレート(いずれの場合も5重量部で)を添加して、25重量部の活性物質を35重量部のキシレンに溶解する。乳化剤(例えばUltra-Turrax)を用いて、この混合液を30重量部の水に入れ、均一な乳濁液にする。水で希釈すると、乳濁液が得られる。組成物は、25重量%の活性物質含有量を有する。
v)懸濁剤(SC、OD、FS):撹拌ボールミルに10重量部の分散剤及び湿展剤、並びに70重量部の水又は有機溶媒を添加して、20重量部の活性物質を微粉砕して、微細な活性物質懸濁液を与える。水で希釈すると、活性物質の安定した懸濁液が得られる。組成物中の活性物質含有量は20重量%になる。
vi)顆粒水和剤及び顆粒水溶剤(WG、SG): 50重量部の分散剤及び湿展剤を添加して50重量部の活性物質を微細に磨砕し、専用装置(例えば押し出し、スプレー塔、流動床)によって顆粒水和剤又は顆粒水溶剤に製剤化する。水で希釈すると、活性物質の安定した分散液又は溶液が得られる。組成物は、50重量%の活性物質含有量を有する。
vii)水和剤及び水溶剤(WP、SP、SS、WS): 25重量部の分散剤及び湿展剤及びさらにシリカゲルを添加して、75重量部の活性物質をローター-ステータミルで磨砕する。水で希釈すると、活性物質の安定した分散液又は溶液が得られる。組成物の活性物質含有量は、75重量%に達する。
viii)ゲル(GF):ボールミルで、20重量部の活性物質、10重量部の分散剤、1重量部のゲル化剤及び70重量部の水又は有機溶媒を磨砕して、微細な懸濁液を与える。水で希釈すると、20重量%の活性物質含有量の安定した懸濁液が得られる。
ix)粉剤(DP、DS): 5重量部の活性物質を微細に磨砕して、95重量部の微粉砕されたカオリンとよく混合する。これは、5重量%の活性物質含有量の粉剤を与える。
x)顆粒剤(GR、FG、GG、MG): 0.5重量部の活性物質を微細に磨砕して、99.5重量部の担体と結合させる。この目的のための従来の方法は、押し出し、噴霧乾燥又は流動床である。これは、0.5重量%の活性物質含有量を有する直接施用のための顆粒剤を与える。
xi)ULV溶液(UL): 10重量部の活性物質を、90重量部の有機溶媒、例えばキシレンに溶解する。これは、10重量%の活性物質含有量を有する直接施用される組成物を与える。
一般に、製剤は、0.01から95重量%、好ましくは0.1から90重量%の殺有害生物剤を含む。
使用者は、本発明によるタンクミックスを、前計量装置、背負噴霧機、噴霧タンク又は散布航空機で使用するために一般に用いるであろう。ここでは、製剤は、液体、通常は水及び/又は緩衝液で、場合によりさらなる補助剤を添加して所望の使用濃度にされ、それによってすぐに使用できる噴霧混合液(タンクミックスとして知られる)が得られる。通常、利用可能な農業地域の1ヘクタールにつき50から500リットル、好ましくは100から400リットルのすぐに使用できる噴霧混合液が散布される。特定の区画では、これらの量を上回る量(例えば、果樹栽培)でも下回る量(例えば、航空機散布)でもよい。特異的な場合、例えば航空機散布では、噴霧混合液を作製するために水の代わりに有機溶媒を用いることも可能である。
タンクミックス中の殺有害生物剤濃度は、相当の範囲で異なり得る。一般に、それらは0.0001から10%の間、好ましくは0.01から1%の間である。
タンクミックス中のアジュバントの濃度は、ほとんどの場合、0.01から50g/l、好ましくは0.08から10g/l、特に0.2から8g/lの範囲内である。
所望の効果の性質に従い、植物保護で用いる場合の活性物質の施用量は、1ヘクタールにつき0.001から2.0kgの間の活性物質、好ましくは1ヘクタールにつき0.005から2kgの間、特に好ましくは1ヘクタールにつき0.05から0.9kgの間、特に1ヘクタールにつき0.1から0.75kgの間である。
アジュバントの散布量は、ほとんどの場合、10から3000g/ha、好ましくは10から1000g/ha、特に好ましくは80から750g/ha、特に200から400g/haの範囲内である。
本発明は、植物病原性菌類及び/又は望ましくない植物及び/又は望ましくない昆虫若しくはダニの攻撃を防除する方法、並びに/或いは植物の成長を調節する方法にさらに関し、本発明によるタンクミックス又は本発明によるアジュバントは、それぞれの有害生物、それらの環境又はそれぞれの有害生物から保護されるべき植物に、土壌及び/又は望ましくない植物及び/又は作物植物及び/又はそれらの環境に作用可能である。
適する作物植物の例として、穀類、例えばコムギ、ライムギ、オオムギ、ライコムギ、オートムギ又はイネ;ビート、例えばテンサイ又は飼料ビート;ナシ状果、核果及び柔らかい果実、例えばリンゴ、ナシ、プラム、モモ、アーモンド、サクランボ、イチゴ、キイチゴ、スグリ又はグズベリー;豆類、例えばマメ、レンチル、エンドウマメ、アルファルファ又はダイズ;油料作物、例えばアブラナ、マスタード、オリーブ、ヒマワリ、ココナッツ、カカオ、トウゴマ、アブラヤシ、ピーナッツ又はダイズ;ウリ科の植物、例えばカボチャ/スカッシュ、キュウリ又はメロン;繊維作物、例えばワタ、アマ、アサ又はジュート;柑橘類果実、例えばオレンジ、レモン、グレープフルーツ又はタンジェリン;野菜植物、例えばホウレンソウ、レタス、アスパラガス、キャベツ、ニンジン、タマネギ、トマト、ジャガイモ、カボチャ/スカッシュ又はトウガラシ;ゲッケイジュ科の植物、例えばアボカド、シナモン又は樟脳;エネルギー作物及び工業用供給原料作物、例えばトウモロコシ、ダイズ、コムギ、アブラナ、サトウキビ又はアブラヤシ;トウモロコシ;タバコ;ナッツ類;コーヒー;茶;バナナ;ワイン(デザートのブドウ及びワイン醸造のためのブドウ);ホップ;草、例えば芝;ハイノキ(ステビア・レバウダニア(Stevia rebaudania);ゴムの木及び森林植物、例えば花、潅木、落葉樹及び針葉樹、並びに繁殖材料、例えば種子、及びこれらの植物の収穫生産物が挙げられる。
作物植物という用語には、市場に出ているか開発中の生物工学農産物を含む、育種、突然変異生成又は組換え方法によって改変された植物も含まれる。遺伝子改変植物は、その遺伝物質が、交雑、突然変異又は天然の組換え(すなわち遺伝物質の組換え)によって自然条件下で起こらない方法で改変されている植物である。ここでは、植物の特性を向上させるために、概して一つ以上の遺伝子が植物の遺伝物質に組み込まれることになる。そのような組換え改変は、例えばグリコシル化又は結合ポリマー、例えばプレニル化、アセチル化若しくはファルネシル化残基又はPEG残基などによるタンパク質、オリゴ-又はポリペプチドの翻訳後修飾も含む。
挙げることができる例として、植物育種及び組換え手段の結果として、ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ(HPPD)阻害剤、アセトラクテート合成酵素(ALS)阻害剤、例えばスルホニル尿素(EP-A 257 993、米国特許第5,013,659号)又はイミダゾリノン(例えば米国特許第6,222,100号、WO 01/82685、WO 00/26390、WO 97/41218、WO 98/02526、WO 98/02527、WO 04/106529、WO 05/20673、WO 03/14357、WO 03/13225、WO 03/14356、WO 04/16073)、エノールピルビニルシキミ酸-3-リン酸合成酵素(EPSP)阻害剤、例えばグリホセート(例えばWO 92/00377を参照)、グルタミンシンテターゼ(GS)阻害剤、例えばグルホシネート(例えばEP-A 242 236、EP-A 242 246を参照)又はオキシニル除草剤(例えば米国特許第5,559,024号を参照)などの特定のクラスの除草剤に対する耐性を得た植物がある。例えば、育種及び突然変異生成はClearfield(登録商標)アブラナ(BASF SE、Germany)を生み、それは、イミダゾリノン、例えばイマザモックス耐性を特徴とする。組換え方法を用いて、グリホセート又はグルホシネートに抵抗性であるダイズ、ワタ、トウモロコシ、ビート及びアブラナなどの作物植物が育成され、これらは商標名RoundupReady(登録商標)(グリホセート抵抗性、Monsanto、U.S.A)及びLiberty Link(登録商標)(グルホシネート抵抗性、Bayer CropScience、Germany)で入手できる。
さらに、組換え手段を用いて一つ以上の毒素、例えば菌株バシラス(Bacillus)からのものを生成する植物が含まれる。そのような遺伝子改変植物によって生成される毒素は、例えば、バシラス属の種、特にB.チューリンジエンシス(B. thuringiensis)からの殺虫性タンパク質、例えばエンドトキシンCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1、Cry9c、Cry34Ab1若しくはCry35Ab1;又は植物殺虫性タンパク質(VIP)、例えばVIP1、VIP2、VIP3若しくはVIP3A;線虫定着細菌、例えばフォトラブダス属の種(Photorhabdus spp.)若しくはゼノラブダス属の種(Xenorhabdus spp.)からの殺虫性タンパク質;動物体からの毒素、例えばスズメバチ、クモ若しくはサソリ毒; 例えばストレプトミセス菌(Streptomycetes)由来の菌類の毒素;例えばエンドウ若しくはオオムギ由来の植物レクチン;アグルチニン;プロテイナーゼ阻害剤、例えばトリプシン阻害剤、セリンプロテアーゼ阻害剤、パタチン、シスタチン若しくはパパイン阻害剤;リボソーム不活性化タンパク質(RIP)、例えばリシン、トウモロコシRIP、アブリン、ルフィン、サポリン若しくはブリョジン;ステロイド代謝酵素、例えば3-ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイドIDPグリコシルトランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ、エクジソン阻害剤若しくはHMG CoA-レダクターゼ;イオンチャネル遮断薬、例えばナトリウム若しくはカルシウムチャネルの阻害剤;幼若ホルモンエステラーゼ;ジウレチックホルモンの受容体(ヘリコキニン受容体);スチルベン合成酵素、ビベンジル合成酵素、キチナーゼ及びグルカナーゼを含む。これらの毒素は、植物において、前毒素、ハイブリッドタンパク質、切断、さもなければ改変されたタンパク質の形で生成されてもよい。ハイブリッドタンパク質は、異なるタンパク質ドメインの新規組合せによって識別される(例えば、WO 2002/015701を参照)。そのような毒素又はこれらの毒素を生成する遺伝子改変植物のさらなる例は、EP-A 374 753、WO 93/07278、WO 95/34656、EP-A 427 529、EP-A 451 878、WO 03/18810及びWO 03/52073で開示されている。これらの遺伝子改変植物の生成方法は当業者に公知であり、例えば上述の刊行物で説明されている。多数の上述の毒素は、それらを生成する植物へ、節足動物の全ての分類クラス、特に甲虫類(Coeleropta)、双翅類(Diptera)及び鱗翅類(Lepidoptera)並びに線虫(Nematoda)からの有害生物への耐性を付与する。殺虫性毒素をコードする一つ以上の遺伝子を生成する遺伝子改変植物は、例えば上述の刊行物に記載され、場合によっては例えばYieldGard(登録商標)(毒素Cry1Abを生成するトウモロコシ品種)、YieldGard(登録商標)Plus(毒素Cry1Ab及びCry3Bb1を生成するトウモロコシ品種)、Starlink(登録商標)(毒素Cry9cを生成するトウモロコシ品種)、Herculex(登録商標)RW(毒素Cry34Ab1、Cry35Ab1及び酵素フォスフィノスリシンN-アセチルトランスフェラーゼ[PAT]を生成するトウモロコシ品種); NuCOTN(登録商標)33B(毒素Cry1Acを生成するワタ品種)、Bollgard(登録商標)I(毒素Cry1Acを生成するワタ品種)、Bollgard(登録商標)II(毒素Cry1Ac及びCry2Ab2を生成するワタ品種);VIPCOT(登録商標)(VIP毒素を生成するワタ品種); NewLeaf(登録商標)(毒素Cry3Aを生成するジャガイモ品種); Bt-Xtra(登録商標)、NatureGard(登録商標)、KnockOut(登録商標)、BiteGard(登録商標)、Protecta(登録商標)、Bt11(例えばAgrisure(登録商標)CB)及びBt176(Syngenta Seeds SAS、Franceから)(毒素Cry1Ab及びPAT酵素を生成するトウモロコシ品種)、Syngenta Seeds SAS、FranceからのMIR604(毒素Cry3Aの改変バージョンを生成するトウモロコシ品種、これに関してWO 03/018810を参照)、Monsanto Europe S.A.、BelgiumからのMON 863(毒素Cry3Bb1を生成するトウモロコシ品種)、Monsanto Europe S.A.、BelgiumからのIPC 531(毒素Cry1Acの改変バージョンを生成するワタ品種)並びにPioneer Overseas Corporation、Belgiumからの1507(毒素Cry1F及びPAT酵素を生成するトウモロコシ品種)などが市販されている。
組換え手段を用いて、細菌、ウイルス又は菌類の病原体への抵抗性の増強又はそれに耐える能力をもたらす一つ以上のタンパク質、例えば、いわゆる病原関連タンパク質(PRタンパク質、EP-A 0 392 225を参照)、抵抗性タンパク質(例えばメキシコ野生ジャガイモソラナム・バルボカスタナム(Solanum bulbocastanum)からのフィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans)に対する二つの抵抗性遺伝子を生成するジャガイモ品種)又はT4リゾチーム(例えば、このタンパク質の生成の結果としてエルウィニア・アミルボーラ(Erwinia amylvora)などの細菌に抵抗性を示すジャガイモ品種)を生成する植物がさらに含まれる。
組換え方法を用いて、例えば収量能力(例えばバイオマス、穀物収量、デンプン含有量、油含有量又はタンパク質含有量)、かんばつ、塩若しくは他の極限環境要因への耐性、又は有害生物並びに菌類、細菌及びウイルス病原体への抵抗性を増加させることによってその生産性が改善された植物もさらに含まれる。特にヒト又は動物の栄養を向上させるために、組換え方法を用いて、例えば健康増進長鎖オメガ3脂肪酸又は一価不飽和オメガ9脂肪酸を生成する油料植物(例えばNexera(登録商標)アブラナ、DOW Agro Sciences、Canada)によってその構成物質が改変された植物もさらに含まれる。
本発明の利点は、アジュバント及びタンクミックスの高い安定性、噴霧散布の場合の風によるドリフトがほとんどないこと、処理植物の表面へのタンクミックスの良好な接着、植物への殺有害生物剤の浸透の増加、並びにその結果としてより速く、強化された活性である。重要な利点は、アルコキシレートの低い毒性、特に低い水生毒性である。別の利点は、作物植物に対する低い有害作用、すなわち低い植物毒性である。さらなる利点はこれらのアルコキシドの簡単な扱いであり、その理由は、例えば製剤へのそれらの組込みの結果、ゲル化が起こらないからである。別の利点は、相分離及び塩沈殿がアジュバントでもタンクミックスでも起こらないこと;タンクミックス適合性が向上すること;殺有害生物剤(例えばジカンバ又は2,4-Dのようなオーキシン除草剤)の揮発性が低減されること;特にタンクミックスのアルカリ性pHで、タンクミックス添加剤としての硫酸アンモニウムがもはや必要とされないこと;アジュバントが低発泡性であることである。
以下の実施例は、いかなる限定も加えずに本発明を例示する。
界面活性剤A:非イオン性C8/10アルキルポリグリコシド(約70重量%の活性含有量及び30重量%の水)、粘性液体、HLB 13〜14。
界面活性剤B:非イオン性C8アルキルポリグリコシド(約65重量%の活性含有量及び35重量%の水)、粘度約260〜275mPas(25℃)。
界面活性剤C:非イオン性C6アルキルポリグリコシド(約75重量%の活性含有量及び25重量%の水)、粘度約760〜790mPas(20℃)、表面張力約34mN/m(25℃、0.1% DIN53914)。
界面活性剤D:エトキシル化C10-ゲルベ(Guerbet)アルコール(エトキシ化程度=3)。
界面活性剤E: C10〜13-アルキルベンゼンスルホン酸、Bp185〜190℃、Mp約-14℃
界面活性剤F: C12〜18アルコール、エトキシル化及びプロポキシル化、水不溶性、凝固点約-6℃。
ドリフト防止剤A: Termix(登録商標)5910、Huntsmanから市販されている、25℃で液体、25℃の密度0.99g/ml;流動点-28℃、pH6〜8(水に1%)、粘度207mPas(20℃)。
ドリフト防止剤B:オレイル/セチルアルコール、エトキシル化(3EO)。
ドリフト防止剤C: C16/18アルコール、エトキシル化及びプロポキシル化される。
ドリフト防止剤D:ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコール/ポリエチレングリコールトリブロックポリマー、約10重量%のポリエチレングリコールを含有、総モル質量2〜3kDa。
ドリフト防止剤E:ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコール/ポリエチレングリコールトリブロックポリマー、約10重量%のポリエチレングリコールを含有、総モル質量3〜4kDa。
ドリフト防止剤F:ポリプロピレングリコール、モル質量約4kDa。
結晶化阻害剤A:ポリアクリル酸、分子質量約5000g/mol、水に約50重量%。
2-PH:エトキシル化(10EO)2-プロピルヘプチルアミン。
コーンシロップA: ハイフルクトースコーンシロップ、全固形物75〜80%、乾燥量ベースで55%フルクトース及び41%ブドウ糖、水分21〜25%。
PEG A:ポリエチレングリコール、平均モル質量約200g/mol。
シリコーン:ポリエーテル改変トリシロキサン(10〜20%)及び有機改変ポリシロキサンの混合物、非イオン性、液体、表面張力(22℃、0.1%)約25mN/m。
[実施例1]
安定性
表1に要約されるように、タンクミックスアジュバントA〜Fを、室温において撹拌下で混合した。全ての試料は、均一な液体になった。室温で6週間保存したとき、試料は安定していた。
Figure 2015525233
[実施例2]
安定性
表2に要約されるように、タンクミックスアジュバントA〜Fを、室温において撹拌下で混合した。全ての試料は、均一な液体になった。室温で6週間保存したとき、試料は安定していた。
Figure 2015525233
[実施例3]
安定性
表3に要約されるように、タンクミックスアジュバントA〜Bを、室温において撹拌下で混合した。全ての試料は、均一な液体になった。室温で6週間保存したとき、試料は安定していた。
Figure 2015525233
[実施例4]
安定性
表4に要約されるように、タンクミックスアジュバントA〜Fを、室温において撹拌下で混合した。全ての試料は、均一な液体になった。室温で6週間保存したとき、試料は安定していた。
Figure 2015525233
[実施例5]
アジュバントの調製
表5〜8に示すように、構成成分を室温で混合することによってアジュバントを調製した。
Figure 2015525233
Figure 2015525233
Figure 2015525233
Figure 2015525233
[実施例6]
アジュバント活性の比較
表9に示すように、構成成分を室温で混合することによってアジュバントを調製した。
Figure 2015525233
アジュバント効果は、温室試験でダイズOxford及び一般的なイヌヒエ(Echinochloa erecta)について試験した。植物に、グリホサートカリウム(Touchdown(登録商標)Hitech、600g/lのグリホサートカリウムを含有する水性のSL製剤;散布量140g活性物質/ha)、ジカンバBAPMA(480g/lのジカンバ、160g/lのドリフト防止剤B及び0.05重量%のシリコーン消泡剤を含有する水性のSL製剤;散布量70g活性物質/ha)、及び表9によるアジュバントA又はComp-Aの混合液を噴霧した(散布量1L/ha)。
未処理の対照植物との比較で処理植物に評価を与えることによって、処理から7、14及び21日後(DAT)に除草活性を評価した(表11及び12)。
評価スケールは、0%から100%の活性である。100%の活性は、少なくとも植物地上部の完全な死滅を意味する。反対に、0%の活性は、処理済み植物及び未処理の植物の間に差がなかったことを意味する。
結果は、アジュバントの添加の結果として、活性の増加を実証した。
Figure 2015525233
Figure 2015525233
[実施例7]
アジュバント活性の比較
表13に示すように、構成成分を室温で混合することによってアジュバントを調製した。
Figure 2015525233
アジュバント効果は、実施例6の手順によって、温室試験でチャイニーズ・ランタン(Abutilon theophrasti)について試験した。
表14の結果は、アジュバントの添加の結果としての活性の増加を実証した。
Figure 2015525233

Claims (17)

  1. 糖ベースの界面活性剤;
    ドリフト制御剤及び/又は湿潤剤;及び
    アルコキシレートを含むアジュバントであって、前記アルコキシレートはアミンアルコキシレート(A)
    Figure 2015525233
    又はアミンアルコキシレート(A)の四級化誘導体(AQ)
    Figure 2015525233
    [式中、
    R1、R2及びR5は、互いに独立にエチレン、プロピレン、ブチレン又はこれらの組み合わせであり、
    R3は、H、-OH、-OR4、-[R5-O]p-R6、C1〜C6-アルキル又は酸素アニオンであり、
    R4は、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル又はC2〜C6-アルキニルであり、
    R6は、H、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、-SO3Ra、-P(O)ORbORc、-CH2CO2Rd又は-C(O)Reであり、
    Ra及びRdは、互いに独立にH、無機又は有機のカチオンであり、
    Rb及びRcは、互いに独立にH、無機若しくは有機のカチオン、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル又はC2〜C6-アルキニルであり、
    Reは、C1〜C22-アルキル、C2〜C22-アルケニル、C2〜C22-アルキニル、C6〜C22-アリール又はC7〜C22-アルキルアリールであり、
    n、m及びpは、互いに独立に1から30の値を有し、
    A-は農業上許容されるアニオンであるか、又はR3が酸素アニオンである場合は、A-は存在しない]
    である、アジュバント。
  2. 糖ベースの界面活性剤が、ソルビタン、エトキシル化ソルビタン、ショ糖エステル、グルコースエステル又はアルキルポリグルコシドを含有する、請求項1に記載のアジュバント。
  3. 糖ベースの界面活性剤が、1.4から1.9のD.P.を有するC8〜10-アルキルポリグルコシドを含有する、請求項1又は2に記載のアジュバント。
  4. 10から50重量%の糖ベースの界面活性剤を含む、請求項1から3のいずれかに記載のアジュバント。
  5. ドリフト軽減ドリフト制御剤が、レシチン誘導体、少なくとも20kDaの分子量を有する直鎖状非イオン性ポリマー、グアーガム、ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコール/ポリエチレングリコールのトリブロックコポリマー、又は脂肪アルコールアルコキシレートを含有する、請求項1から4のいずれかに記載のアジュバント。
  6. ドリフト制御剤が脂肪アルコールアルコキシレートを含有する、請求項1〜5のいずれかに記載のアジュバント。
  7. 1から45重量%のドリフト制御剤を含む、請求項1〜6のいずれかに記載のアジュバント。
  8. 湿潤剤がグリセロール、ポリエチレングリコール又は糖シロップを含有する、請求項1〜7のいずれかに記載のアジュバント。
  9. 湿潤剤がグリセロールを含有する、請求項1から8のいずれかに記載のアジュバント。
  10. 30から80重量%の湿潤剤を含む、請求項1から9のいずれかに記載のアジュバント。
  11. R1、R2及びR5が互いに独立してエチレン、エチレン及びプロピレン、エチレン及びブチレン又はエチレン、プロピレン及びブチレンである、請求項1から10のいずれかに記載のアジュバント。
  12. アジュバントが殺有害生物剤を本質的に含まない、請求項1から11のいずれかに記載のアジュバント。
  13. 5から40重量%の糖ベースの界面活性剤;
    30〜75重量%の湿潤剤;
    5〜40重量%のアルコキシレート;及び
    場合により、15重量%以下のさらなる補助剤
    を含み、全ての構成成分の合計量は100重量%である、請求項1から12のいずれかに記載のアジュバント。
  14. 5から40重量%の糖ベースの界面活性剤;
    30から75重量%の湿潤剤;
    2から25重量%のドリフト制御剤;
    5から40重量%のアルコキシレート;及び
    場合により、15重量%以下のさらなる補助剤
    を含み、全ての構成成分の合計量は100重量%である、請求項1から13のいずれかに記載のアジュバント。
  15. 糖ベースの界面活性剤;
    ドリフト制御剤及び/又は湿潤剤;並びに
    アミンアルコキシレート(A)又はアミンアルコキシレート(A)の四級化誘導体(AQ)
    を接触させることにより、請求項1から14のいずれかに記載のアジュバントを製造する方法。
  16. 殺有害生物剤、水、及び請求項1から14のいずれかに記載のアジュバントを接触させるステップを含む、タンクミックスの製造方法。
  17. 植物病原性菌類及び/又は望ましくない植物及び/又は望ましくない昆虫若しくはダニの攻撃を防除する方法、並びに/或いは植物の成長を調節する方法であって、請求項16に記載のタンクミックス又は請求項1〜14のいずれかに記載のアジュバントを、それぞれの有害生物、それらの環境又はそれぞれの有害生物から保護されるべき植物に、土壌及び/又は望ましくない植物及び/又は作物植物及び/又はそれらの環境に作用させる方法。


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