JP2015522230A - 対称的に配置する磁気回路並びにコイル回路を備えるマルチ駆動器変換器 - Google Patents

対称的に配置する磁気回路並びにコイル回路を備えるマルチ駆動器変換器 Download PDF

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Abstract

【課題】対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器であり、1つ又はその以上の非磁性材料で作った円形又は環状となるスペーサによって、ダブル磁気ギャップとダブルコイルを有する駆動部01/又は02を二組又は二組以上を一つの磁芯に結合する。前記ブラケットの開口環筒状薄肉壁に取り付けた一つ又は二つの環筒状ヨークの内周面又は外周面と、前記磁芯の上部極板及び下部極板の垂直な外周表面との間に4つ又は4つ以上の同軸で直径が等しい環状となる磁気ギャップを形成して、4つ又は4つ以上の同軸で直径が等しいコイルを差し込んで、コイルの巻き方向や接続方式と必要な技術的特性を予め定めることによって、反発しあう磁石と対称的磁気回路並びに対称的コイル回路を一対又はより多く有するマルチ駆動器変換器を構成する。前記変換器が動作中電磁誘導による逆起電力とインダクタンスが相殺されることで、当該変換器は抵抗負荷の特性又は抵抗負荷特性と類似した特性を有し、また、高感度と高解析力と高再現性を有する。【選択図】図6

Description

本発明はマルチ駆動器変換器に関し、特に反発しあう磁石と対称的磁気回路並びに対称的コイル回路を有するマルチ駆動器変換器に関し、電気学である電気音響変換器及び電気機械変換器の分野に属する。
主流となる従来の電気音響変換器と電気機械変換器が一つ磁気ギャップ、一つコイルで一つしかない可動コイル変換器を構成することに対して、反発しあう磁石を有するマルチ駆動器変換器は二つ又は二つ以上の磁気ギャップ、二つ又は二つ以上のコイルで構成した二つ又は二つ以上の可動コイル式マルチ駆動器変換器である。
反発しあう磁石を有するマルチ駆動器変換器は先行技術である。
例として、本発明者より出願したPCT/CN98/00306、PCT/CN2008/072668、PCT/CN2009/070507及びCN99114781.2、TW88109796などの技術方案が、一対又は一対以上の反発しあう磁石を有する可動コイル式マルチ駆動器電気スピーカーを公開した。
また、JP09322294Aが一対の反発しあう磁石と3つの磁気ギャップと3つのコイルを有する三駆動器技術方案を提案した。
それらの技術方案には、利点としての変換器に高効率と強い駆動力があり、欠点としてのこれらの変換器に誘導負荷特性と逆起電力がまだあり、そのため変換器は、特に重低音スピーカーとサブウエーファーは全高調波歪みが大きくて、1W/1mにおいての全高調波歪み(THD+N)が≦6%という中国国家基準を満たすことが困難であり、多くの場合は10%〜13%又はそれ以上である。
本発明の第一の目的は、従来技術の欠点及び電気音響技術分野の技術的偏見を克服することであり、本発明者より出願したCN200610020317.7、PCT/CN2008/072668、US2005/0099255A1、CN200510091936.0、CN200810169693.1、PCT/CN2009/070507などに記載した抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性に類似した特性を有する変換器又はスピーカーに搭載された二組の対称的磁気回路と対称的コイル回路を利用して、一対の反発しあう磁石と4つの駆動器を備えた変換器を構成することである。
当該変換器の4組の対称的磁気回路と対称的コイル回路において、二組ごとに対称的磁気回路と対称的コイル回路が当該変換器コイル回路自身のインダクタンスと逆起電力(Back Electromotive Force)を相殺することができるので、当該4駆動器変換器が強い駆動力と高効率を取得する同時に全高調波歪も前例のない改善を遂げるようになって、THD+N≦3%且つスピーカのHi−Fi標準に達した。
本発明の第二の目的は、従来技術の欠点及び電気音響技術分野の技術的偏見を克服することであり、本発明者より出願した上記の技術方案に記載した抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性に類似した特性を有する変換器又はスピーカに搭載された6個又は6個以上の個別に取り付けてある二組の対称的磁気回路と対称的コイル回路を利用して、一対以上の反発しあう磁石と6つの駆動器又はより多くの偶数となる駆動器を備えた変換器を構成する。
これによって、当該6個/又は8個/又は10個の駆動式変換器により強い駆動力と高効率を取得させる同時に全高調波歪みも前例のない改善を図れるようになり、THD+N見込みが≦3%で、Hi−Fi標準に達するように取り組むことである。
本発明の第三の目的は、従来技術の欠点及び電気音響技術分野の技術的偏見を克服することであり、スピーカのリニアストロークを大幅に増加すると共に大きな駆動力を提供できる技術方案によって、2〜3インチなど小口径スピーカのFoをより低い周波数に下降させてすばらしい低音表現効果を得ることである。
本発明の目的を達成するために、
対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器は、磁気回路及びそれと一体的に連結したフレームとブラケット、同軸で直径が等しい磁気ギャップ及びそれに差し込むコイルスケルトン、コイルスケルトンを並列に巻き回って互いに絶縁である電線によって構成したコイル、コイルスケルトンと少なくとも1つのダンパーと連結した振動膜/又は平面振動板を含んで、コイルスケルトンの往復運動で前記振動膜又は平面振動板を振動させることによって音を出し、又は、前記振動膜を介して音の音圧変化を検出し、コイルによってオーディオ信号を感応して得ることであって、
前記フレームは非磁性材料でできたフレーム/又は前記フレームと前記ブラケットとを融合して一体化構造にしたフレームであり、
前記磁気回路は同軸に取り付けた上部極板と下部極板を2枚備えて、その2枚の前記極板は均一な厚みと投影面積を有して前記永久磁石と合致し、1枚/又は1枚以上の均等な厚みを有して軸方向に磁化した永久磁石によって、前記上部極板と下部極板とを繋げて磁芯全体を構成し、
非磁性材料で構成したプラットであり、その軸心部位に内側に突出する円形プラットフォームを設け、前記円形プラットフォームは滑らかできちんとする垂直な外周表面があり、前記垂直な外周表面の外側に環状溝を設け、前記環状溝の底部に透過気穴を二つ以上均等に配置し、前記環状溝の外側が前記ブラケットの開口環筒状薄肉壁となり、前記環状薄肉壁の内周面に対する軸方向高さ側又はその先端部に滑らかできちんとする水平位置決め面と垂直位置決め面を設け、前記ブラケットの環状薄肉壁の先端部に外側へ広がって前記フレームに合わせて接続するフランジがあり、
前記上部極板、永久磁石と下部極板は前記ブラケットの前記円形プラットフォーム表面の軸心部位に接着固定し、前記上部極板と永久磁石と下部極板と同軸に装着する環筒状ヨークが、前記ブラケットの環筒状薄肉壁の内周面に嵌め込んで装着/又は接着固定されるし前記垂直位置決め面と水平位置決め面に接着されて/又は組み合わせて固定され、もう一端に前記ブラケットの底部にある前記円形軸穴に嵌め込んで前記ブラケットに接続する又は接着固定し、前記環筒状ヨークの2個の水平端面は軸方向での高さが前記上部極板と下部極板の外側の磁極表面より0.5〜20ミリのH値で高く出って、前記環筒状ヨークの内周面と前記上部極板と下部極板の垂直な外周表面との間に同軸で直径の等しいリンク状磁気ギャップを二つ形成し、前記リーグ状磁気ギャップに同軸で直径の等しいコイルを二つ差し込み、二つのコイルの巻き方向とコイルを流す電流方向をあらかじめ定めることによって、前記コイルが同じ動作瞬間に同じ方向にそろえて起電力Fを生じるようにさせ、
前記永久磁石の軸方向高さ二等分の等分線X−−−Y軸線を水平対称軸にし、前記上部極板と永久磁石と下部極板の中心軸線Y−−−Y軸線を垂直対称軸にし、前記ダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01は幾何学的形状と磁気特性に左右対称と上下対称を示す二組の磁気回路を有して、また幾何学的形状と電気特性に左右対称と上下対称を示す二組のコイル回路を有し、二つの前記コイルを直列に接続するとワイヤの巻き方向が逆にあることと、二つの前記コイルのワイヤ断面面積・巻き回数・巻き幅・抵抗・インダクタンスの絶対値、並びに巻く時の張力がみんな等しいであることを予め定め、二つの前記コイルのインダクタンス及び往復運動中感応した逆起電力(Back Electromotive Force)は位相角度が180度であるため相殺されることによって、抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性と類似した特性を有する第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01を構成し、
前記第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01の下部極板の外側表面に同軸で非磁性材料で作った適切な厚みを有する円形/又は円環状スペーサを貼り付けて、前記円形/又は円環状スペーサの反対側表面に前記変換器の第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01の下部極板と接着固定することによって、磁石の反発力を利用するダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01を二組構成し、これによって、第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01の上部極板の外側表面に同軸で非磁性材料で作った適切な厚みを有する円形/又は円環状スペーサを二重貼り付けて、前記円形/又は円環状スペーサの反対側表面に前記変換器の第三組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部の上部極板と接着固定することで、それから第一組、第二組、第三組・・・・・・
ダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01は前記一本の中心軸線Y−−−Y軸線を垂直対称軸にし、同じ前記コイルスケルトンと同じ前記フレームと前記ブラケットと、同じ前記環筒状ヨークと、同じ幾何学形状寸法である前記円形/又は円環状スペーサと、4つ/又は6つ以上の前記リング状磁気ギャップ及びセットする4つ/又は6つ以上の前記コイルを備えることによって、一対又は一対以上の反発しあう磁石と対称的磁気回路並びに対称的コイル回路を有し、高感度と高解析力と高再現性を有する内磁気マルチ駆動器変換器を構成する。
対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器は、磁気回路及びそれに一体的に連結したフレームとブラケット、同軸で直径が等しい磁気ギャップ及びそれに差し込むコイルスケルトン、コイルスケルトンを並列に巻き回って互いに絶縁である電線によって構成したコイル、コイルスケルトンと少なくとも1つのダンパーと連結した振動膜/又は平面振動板を含んで、コイルスケルトンの往復運動で前記振動膜又は平面振動板を振動させることによって音を出し、又は、前記振動膜を介して音の音圧変化を検出し、コイルによってオーディオ信号を感応して得、
前記フレームは非磁性材料でできたフレーム/又は前記フレームと前記ブラケットとを融合して一体化構造にしたフレームであり、
前記磁気回路は同軸に取り付け少なくとも一つの中心軸穴を設けた上部極板と下部極板を2枚備えて、その2枚の前記極板は均一な厚みと投影面積を有して前記永久磁石と合致し、1枚の中心軸穴を設ける円環形/又は1枚以上の均等な厚みを有して軸方向に磁化した永久磁石によって、前記上部極板と下部極板とを繋げて磁芯全体を構成し、
非磁性材料で構成したプラットであり、その軸心部位に内側に突出する円形プラットフォームを設け、前記円形プラットフォームに前記上部極板と永久磁石と下部極板に合わせる中心軸穴を設け、前記円形プラットフォームは滑らかできちんとする垂直な外周表面があり、前記垂直な外周表面の外側に環状溝を設け、前記環状溝の底部に透過気穴を二つ以上均等に配置し、前記環状溝の外側が前記ブラケットの開口環筒状の薄肉壁となり、前記環筒状薄肉壁の内周面に対する軸方向高さ側又はその先端部に滑らかできちんとする水平位置決め面と垂直位置決め面を設け、前記ブラケットの環状薄肉壁の先端部に外へ広がって前記フレームに合わせて接続するフランジがあり、
非磁性材料で作ったファスナーが前記上部極板、永久磁石と下部極板の中の少なくとも一つの中心軸穴を通って前記ブラケットの前記円形プラットフォームの軸心部位にしっかりと接着し、前記上部極板と永久磁石と下部極板と同軸に装着する環筒状ヨークが、前記ブラケットの環筒状薄肉壁の内周面に嵌め込んで装着/又は接着固定されるし前記垂直位置決め面と水平位置決め面に接着されて/又は組み合わせて固定され、もう一端に前記ブラケットの底部にある前記円形軸穴に嵌め込んで前記ブラケットに接続する又は接着固定し、前記環筒状ヨークの2個の水平端面は軸方向高さ側に前記上部極板と下部極板の外側の磁極表面より0.5〜20ミリのH値で高く出って、前記環筒状ヨークの内周面と前記上部極板と下部極板の垂直な外周表面との間に同軸で直径の等しいリンク状磁気ギャップを二つ形成し、前記リーグ状磁気ギャップに同軸で直径の等しいコイルを二つ差し込み、二つのコイルの巻き方向とコイルを流す電流方向をあらかじめ定めることによって、前記コイルが同じ動作瞬間に同じ方向にそろえて起電力Fを生じるようにさせ、
前記永久磁石の軸方向高さ二等分の等分線X−−−X軸線を水平対称軸にし、前記上部極板と永久磁石と下部極板の中心軸Y−−−Y軸線を垂直対称軸にし、前記ダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01は幾何学的形状と磁気特性に左右対称と上下対称を示す二組の磁気回路を有して、また幾何学的形状と電気特性に左右対称と上下対称を示す二組のコイル回路を有し、二つの前記コイルを直列に接続するとワイヤの巻き方向が逆にあることと、二つの前記コイルのワイヤ断面面積・巻き回数・巻き幅・抵抗・インダクタンスの絶対値、並びに巻く時の張力がみんな等しいであることを予め定め、二つの前記コイルのインダクタンス及び往復運動中感応した逆起電力(Back Electromotive Force)は位相角度が180度であるため相殺されることによって、抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性と類似した特性を有する第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01を構成し、
前記第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01の下部極板の外側電極表面に同軸で非磁性材料で作った適切な厚みを有する円形/又は円環状スペーサを貼り付けて、前記円形/又は円環状スペーサの反対側表面に前記変換器の第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部の下部極板と接着固定することによって、磁石の反発力を利用するダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01を二組構成し、これによって、第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01の上部極板の外側表面に同軸で非磁性材料で作った適切な厚みを有する円形/又は円環状スペーサを二重貼り付けて、前記円形/又は円環状スペーサの反対側表面に前記変換器の第三組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01の下部極板と接着固定することで、それから第一組、第二組、第三組・・・・・・ダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01は前記一本の中心軸線Y−−−Y軸線を垂直対称軸にし、同じ前記コイルスケルトンと同じ前記フレームと前記ブラケットと、同じ前記環筒状ヨークと、同じ幾何学形状寸法である前記円形/又は円環状スペーサと、4つ/又は6つ以上の前記リング状磁気ギャップ及びセットする4つ/又は6つ以上の前記コイルを備えることによって、一対又は一対以上の反発しあう磁石と対称的磁気回路並びに対称的コイル回路を有し、高感度と高解析力と高再現性を有する内磁気マルチ駆動器変換器である。
対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器は、磁気回路及びそれと一体的に連結したフレームとブラケット、同軸で直径が等しい磁気ギャップ及びそれに差し込むコイルスケルトン、コイルスケルトンを並列に巻き回って互いに絶縁である電線によって構成したコイル、コイルスケルトンと少なくとも1つのダンパーと連結した振動膜/又は平面振動板を含み、コイルスケルトンの往復運動で前記振動膜又は平面振動板を振動させることによって音を出し、又は前記振動膜を介して音の音圧変化を検出し、コイルによってオーディオ信号を感応して得る。
前記フレームは非磁性材料でできたフレーム/又は前記フレームと前記ブラケットとを融合して一体化構造にしたフレームであり、
前記磁気回路は同軸に取り付けた上部極板と下部極板を2枚備えて、その2枚の前記極板は均一な厚みと投影面積を有して前記永久磁石と合致し、2枚の円環形/又は1枚以上の均等な厚みを有して軸方向に磁化した永久磁石によって、前記上部極板と下部極板とを繋げて磁芯全体を構成し、
非磁性材料で構成したプラットであり、その軸心部位に内側に突出する円形プラットフォームを設け、前記円形プラットフォームの軸心部位に内側に突出する円柱体を設け、前記円形プラットフォームは滑らかできちんとする垂直な外周表面があり、前記垂直な外周表面に環状溝を設け、前記環状溝の底部に透過気穴を二つ以上均等に配置し、前記環状溝の外側が前記ブラケットの水平位置決め面と開口円筒体の薄肉壁となり、前記環状薄肉壁の内周面に対する軸方向高さ側に垂直位置決め面を設け、前記ブラケットの環状薄肉壁の先端部に外へ広がって前記フレームに合わせて接続するフランジがあり、
前記上部極板、永久磁石と下部極板は前記ブラケットの円筒状薄肉壁の内周面に埋め込んで装着/又は接着固定し、前記上部極板と永久磁石と下部極板と同軸に取り付けた環筒状ヨークが、前記ブラケットの内側に突出する円柱体に嵌め込んで装着/又は接着固定されるし前記円形プラットフォームの表面に水平位置決めされ、前記環筒状ヨークの2個の水平端面は軸方向高さ側に前記上部極板と下部極板の外側の磁極表面より0.5〜20ミリのH値で高く出って、前記環筒状ヨークの外周面と前記上部極板と下部極板の垂直な外周表面との間に同軸で直径の等しいリンク状磁気ギャップを二つ形成し、前記リーグ状磁気ギャップに同軸で直径の等しいコイルを二つ差し込み、二つのコイルの巻き方向とコイルを流す電流方向をあらかじめ定めることによって、前記コイルが同じ動作瞬間に同じ方向にそろえて起電力Fを生じるようにさせ、
前記永久磁石の軸方向高さ二等分の等分線X−−−X軸線を水平対称軸にし、前記上部極板と永久磁石と下部極板の中心軸Y−−−Y軸線を垂直対称軸にし、前記ダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部は幾何学的形状と磁気特性に左右対称と上下対称を示す二組の磁気回路を有して、また幾何学的形状と電気特性に左右対称と上下対称を示す二組のコイル回路を有し、二つの前記コイルを直列に接続するとワイヤの巻き方向が逆にあることと、二つの前記コイルのワイヤ断面面積・巻き回数・巻き幅・抵抗・インダクタンスの絶対値、並びに巻く時の張力がみんな等しいであることを予め定め、二つの前記コイルのインダクタンス及び往復運動中感応した逆起電力(Back Electromotive Force)は位相角度が180度であるため相殺されることによって、抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性と類似した特性を有する第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル外磁気駆動部02を構成し、
前記第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部02の下部極板の外側電極表面に同軸で非磁性材料で作った適切な厚みを有する円形/又は円環状スペーサを貼り付けて、前記円形/又は円環状スペーサの反対側表面に前記変換器の第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部02の下部極板と接着固定することによって、磁石の反発力を利用するダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部を二組構成し、これによって、第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部の上部極板の外側表面に同軸で非磁性材料で作った適切な厚みを有する円形/又は円環状スペーサを二重貼り付けて、前記円形/又は円環状スペーサの反対側表面に前記変換器の第三組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部02の上部極板と接着固定することで、それから第一組、第二組、第三組・・・・・・ダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部02は前記一本の中心軸線Y−−−Y軸線を垂直対称軸にし、同じ前記コイルスケルトンと同じ前記フレームと前記ブラケットと、同じ前記環筒状ヨークと、同じ幾何学形状寸法である前記円形/又は円環状スペーサと、4つ/又は6つ以上の前記リング状磁気ギャップ及びセットする4つ/又は6つ以上の前記コイルを備えることによって、一対又は一対以上の反発しあう磁石と対称的磁気回路並びに対称的コイル回路を有し、高感度と高解析力と高再現性を有する外磁気マルチ駆動器変換器である。
対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器において、前記二組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01/又は02の下部極板の外側平面に接着固定する同軸に前記非磁性材料で構成した円形/又は円環状スペーサが、反発しあう磁気特性を備える前記二組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01/又は02に幾何学的形状と磁気特性に左右対称と上下対称を示す二組の磁気回路及び幾何学的形状と電気特性に左右対称と上下対称を示す二組のコイル回路を有することを確保できる厚みを有する。
対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器において、前記環筒状ヨークが前記垂直対称軸Y−−−Y軸線に同軸で直径の等しい二段/又は二段以上の軸方向高さの等しい環筒状ヨークと、並びに1つ/又は1つ以上の適切な厚みのある非磁性材料で造った円形/又は円環状スペーサと一つの全体に接着される。
対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器において、前記ブラケットのリング状溝に磁気回路及びコイル回路による熱を分散したり前記変換器振動システムのダンピングを軽減したりするための前記透過気穴を設けて、前記ブラケットの寸法と構造強度に許される場合、全ての前記透過気穴の投影面積がなるべく大きくし等しい、前記透過気穴の円心と中心線とも前記コイルスケルトン/又は前記同軸で直径の等しいコイルの投影関係の円周に設けられて、そして、前記変換器振動システムが上下に震動時前記コイル回路の前記左右対称状態を保持する。
対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器おいて、前記ブラケットの底部にフランジを設けて、非磁性材料で造ったフレームの一端に前記フランジと接続し固定して、前記フレームのもう一端に前記ダンパーの直径より大きいフランジを設けて、前記大きいフランジの軸心部位に内側に突出するプラットフォームを設けて、その軸心部位に内側に突出する円柱体を設けて、前記環筒状ヨークが前記フランジの前記内側に突出する円柱体に嵌め込む/又は接着固定することによって、同軸で直径の等しい前記リング状磁気ギャップを形成して、ダンパーが前記フレームの環状プラットフォームに接着固定して、前記フレームと前記フランジの上に冷却・通風空間を均等に設ける。
<本発明の有益な効果>
1.抜群な省エネ特性。本発明に記載の対称的磁気回路と対称的コイル回路マルチ駆動原理による巨大な軸推力で変換器の逆起電力を解消する同時に、スピーカ特に低音スピーカやサブウエーファーにとても有効な出力音圧SPL値を得られる。
2.本発明に記載の対称的磁気回路と対称的コイル回路原理によって、スピーカの対称コイル回路に発生するインダクタンスと逆起電力を解消するために、低音スピーカとサブウエーファーの全高調波歪みTHDが前例のない改善を図れた。
たとえば、本発明に記載の原理によって構成した4ドライバー5.25インチである低音スピーカは、共振周波数Fo=50Hzの場合、SPL≧90.2dB/1w/1m、THD+N≦1.8%である。
3.2.1チャンネルや4.1チャンネルスピーカにHi−Fiが始めて実現できるようになった。
4.変換器は磁気回路の前後に良好な冷却室と散熱排気システムを有するので、スピーカの瞬時応答機能や出力圧縮が大幅に改善できる。
5.本発明に記載のマルチ駆動原理による巨大な軸推力で、可動コイル型電気機械変換器に機能上新たな重大な突破をもたらすことが考えられる。
図1は現行技術実施例1とその改善案に関する縦断面図を示す。 図2は現行技術実施例2とその改善案に関する縦断面図を示す。 図3は本発明に記載の内磁性マルチ駆動器変換器実施例1の縦断面図を示す。 図4は本発明に記載の内磁性マルチ駆動器変換器実施例2の縦断面図を示す。 図5は本発明に記載の内磁性マルチ駆動器変換器実施例3の縦断面図を示す。 図6は本発明に記載の外磁性マルチ駆動器変換器実施例1の縦断面図を示す。 図7は本発明に記載の外磁性マルチ駆動器変換器実施例2の縦断面図を示す。 図8は本発明に記載の外磁性マルチ駆動器変換器実施例3の縦断面図を示す。 図9は本発明に記載の外磁性マルチ駆動器変換器実施例4の縦断面図を示す。
本発明に記載の主要部品と参考符号との対応関係を以下のように示す。
103A−603A:上部極板 103B−603B:下部極板
101−601:フレーム 1013−6013:フレームとブラケットとを結ぶネジ
1871−2871:開口円筒体 181−681:ブラケット
133−633:凹む部分との接合面 102−602:永久磁石
106−606:振動膜/平面振動板 199−699:エッジ
141−641:ダンパー 105−605:防塵キャップ
107−607:コイルスケルトン 109−609(A/B):コイル
110−610(A/B):リング状磁気ギャップ 164−663:リング状溝
111−611:内側に突出するプラットフォーム表面
112−612:内側に突出する円柱体
11200−61200:内側に突出する円柱体のリング状接合面
113−613:環筒状ヨーク
1118−6118:ブラケットの内側に突出するプラットフォーム
1810−6810:ブラケット円筒状薄肉壁の水平位置決め面
1820−6820:ブラケット円筒状薄肉壁の垂直位置決め面
182−682:透過気穴
1020、2020:非磁性円形/又は円環状スペーサ
1021、2021:非磁性円形/又は円環状スペーサ
1710−6710:非磁性材料ファスナー
172−672:非磁性押さえ板 175−675:非磁性ナット
170−670:凹状軸穴
図1は現行技術実施例1とその改善案に関する縦断面図を示す。
本発明人より開示したPCT/CN2008/072668に記載した図6実施例の磁芯部分を示す断面図である(コイル109とコイルスケルトン107が含む)。
上部極板103Aと下部極板103Bは厚みが同じで、投影面積が同じで、同軸に装着されている円盤状平板であり、セットとなるネオジム磁石102が上部極板103Aと下部極板103Bの間に接着されて・・・・、環筒状ヨーク113が上記磁芯の軸心部位にセットして・・・、これで、素子113の内周面と素子103A及び103Bの垂直な外周表面の間が同軸で直径の等しいリング状磁気ギャップ110Aと110Bをなして、前記リング状磁気ギャップの中にコイルスケルトン107と同軸に装着する二つのコイル109Aと109Bを差し込んで、コイル109Aが時計回りに、コイル109Bが反時計回りにする(逆に同じ)ことを予め定める。
また、コイル109Aとコイル109Bのワイヤ断面面積と、巻き回数、巻き幅、抵抗、インダクタンスの絶対値、巻く時の張力がみんな等しいであることを予め定める。
PCT/CN2008/072668図12に示したようにそれらを直列に接続すると一つのコイルになる。
これで上部極板103A・下部極板103Bとコイル巻き幅の軸高さ二等分の等分線Z−−−Z軸線を水平対称軸にし、前記永久磁石102の軸高さ二等分の等分線X−−−X軸線を水平対称軸にし、素子103Aと素子102及び素子103BのY−−−Y軸線を垂直対称軸にする二組の幾何学的形状と磁気特性に上下対称と左右対称を示す磁気回路並びに、幾何学的形状と電気特性に上下対称と左右対称を示すコイル回路を形成する。
これで、本実施例の二つのコイル109Aと109Bのインダクタンスの絶対値及び往復運動中感応した逆起電力(Back Electromotive Force)は位相角度が180度であるため相殺される。
本実施例は抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性と類似した特性を有し高感度と高解析力と高再現性を有する一組のダブル磁気ギャップダブルコイル回路内磁性変換器駆動部01を示している。
さらに詳しい説明は本発明者より開示したPCT/CN2008/072668図6、図9〜図12、図20、図21及びCN200510091936.0とUS2005/0099255A1に記載された説明文をご参考ください。
動作中でも変換器がPCT/CN2008/072668など先行技術に記載した対称的磁気回路と対称的コイル回路の特性を得るために、本発明は、上記先行技術に対して新規改善解決策を提出していることがよく分かれると思う。
前記上部極板103Aと下部極板103B並びにコイル109Aとコイル109Bの巻き幅の軸高さ二等分の等分線Z−−−Z軸線を同じ水平対称軸にすることによって、本発明に記載の実施例が最適な上下・左右対称である磁気回路と上下・左右対称であるコイル回路特性を得られる。
図2は現行技術実施例2とその改善案に関する縦断面図を示す。
本発明人より開示したPCT/CN2008/072668に記載した図5実施例の磁芯部分を示す断面図である(コイル209とコイルスケルトン207が含む)。
上部極板203Aと下部極板203Bは厚みが同じで、投影面積が同じで、同軸に装着されている円環状平板であり、セットとなるネオジム磁石202が上部極板203Aと下部極板203Bの間に接着されて・・・・、環筒状ヨーク213が上記磁芯の軸心部位にセットされて・・・、これで、素子213の外周面と素子203A及び203Bの垂直な外周表面の間が同軸で直径の等しいリング状磁気ギャップ210Aと210Bをなして、前記リング状磁気ギャップの中にコイルスケルトン207と同軸に装着する二つのコイル209Aと209Bを差し込んで、コイル209Aが時計回りに、コイル209Bが反時計回りにする(逆に同じ)ことを予め定める。
また、コイル209Aとコイル209Bのワイヤ断面面積と、巻き回数、巻き幅、抵抗、インダクタンスの絶対値、巻く時の張力がみんな等しいであることを予め定める。
PCT/CN2008/072668図12に示したようにそれらを直列に接続すると一つのコイルになる。
これで上部極板203A・下部極板203Bとコイル巻き幅の軸高さ二等分の等分線Z−−−Z軸線を水平対称軸にし、前記永久磁石202の軸高さ二等分の等分線X−−−X軸線を水平対称軸にし、素子203Aと素子202及び素子203BのY−−−Y軸線を垂直対称軸にする二組の幾何学的形状と磁気特性に上下対称と左右対称を示す磁気回路並びに、幾何学的形状と電気特性に上下対称と左右対称を示すコイル回路を形成する。
これで、本実施例の二つのコイル209Aと209Bのインダクタンスの絶対値及び往復運動中感応した逆起電力(Back Electromotive Force)は位相角度が180度であるため相殺される。
本実施例は抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性と類似した特性を有し高感度と高解析力と高再現性を有する一組のダブル磁気ギャップダブルコイル回路外磁性変換器駆動部02を示している。
さらに詳しい内容は本発明者より開示済であるPCT/CN2008/072668図5、図9〜図12、図20、図21及びCN200610020317.7に記載する説明文をご参考ください。
動作中でも変換器がPCT/CN2008/072668など先行技術に記載した対称的磁気回路と対称的コイル回路の特性を得るために、本発明は、上記先行技術に対して新規改善解決策を提出していることがよく分かれると思う。
前記上部極板103Aと下部極板103B並びにコイル109Aとコイル109Bの巻き幅の軸高さ二等分の等分線Z−−−Z軸線を同じ水平対称軸にすることによって、本発明に記載の実施例が最適な上下・左右対称である磁気回路と上下・左右対称であるコイル回路特性を得られる。
図3は本発明に記載の内磁性マルチ駆動器変換器実施例1の縦断面図を示す。
対称的磁気回路及び対称的コイル回路を備える内磁性4ドライバースピーカの実施例であるが、二つの同軸に装着する上部極板103Aと下部極板103B、二つの前記極板が同じ厚みと同じ投影面積を有し永久磁石102に合わせて、1つ/又は1つ以上の均一な厚さで均等に配置する軸方向に磁化したネオジム磁石102により上部極板103Aと下部極板103Bを一つに接着して磁芯をなす。
二つのまったく同じであるダブル磁気ギャップダブルコイル内磁性駆動部01は、各組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁性変換器駆動部01の構造と仕事原理が図1実施例説明文とまったく同じであるので、本実施例で繰り返して説明しないとする。
フレーム101はアルミ合金製フレームであり、その底部に軸穴を設けてスピーカの前記磁芯とコイルスケルトン107と合わせるためである。
アルミ合金製のブラケット181は、その軸心部位に内側に突出する円形プラットフォーム1118を設けて、前記円形プラットフォームが滑らかできちんとする垂直な外周表面を有し、前記垂直な外周表面にリング状溝163を設けて、前記リング状溝163の底部に二つ以上の均等に配置する透過気穴182を設けて、前記リング状溝163の外側が前記ブラケット181の開口円筒状薄肉壁となり、その内周面に対する軸方向高さ側に滑らかできちんとする水平位置決め面1810と垂直位置決め面1820を設けて、ブラケット181の円筒状薄肉壁の先端部に外へ広がってフレーム101に合わせて接続するフランジを設けて、当該フランジにいくつかの均等に配置するねじ穴を設けて、ネジ1013でフレーム101とブラケット181を一つに結合する。
第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁性駆動部01の磁芯の下部極板103Bの外側平面に接着剤を塗布して、適切な厚みのある非磁性剛性材料で作ったアルミ製円盤状スペーサ1020に接着固定する。
それから円盤状スペーサ1020の反対側平面にも接着剤を塗布して、治具で第二組の接着成型済みダブル磁気ギャップダブルコイル内磁性駆動部01の磁芯の下部極板103Bに接着固定する。
二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁性駆動部01の磁芯の極性は図3に示すように、同軸で直径の等しい反発しあう磁石を有するダブル磁気ギャップダブルコイル内磁性4ドライバースピーカの磁芯を構成できた。
内側に突出する円形プラットフォーム1118の外側水平面1180に接着剤を塗布して、前記磁芯を当該内側に突出する円形プラットフォーム1118とフレーム101及びブラケット181との同一であるY−−−Y軸線、つまり当該変換器の垂直対称軸に貼り付ける。
前記磁芯と同軸に装着する環筒状ヨーク113を上から下へ前記ブラケット181円筒状薄肉壁の内周面に嵌め込んで取り付ける/又は接着固定し、しかも垂直位置決め面1820と水平位置決め面1810に接着されて定位される/又はセットして固定する。
そのもう一端をフレーム101の底部の前記円形軸穴に嵌め込んで、しかもフレーム101に合わせて又は接続して固定する。
環筒状ヨーク113の外側にある二つの水平端面は軸方向高さ側に二つの上部極板103Aの外側の磁極表面より0.5〜20ミリのH値で高くでる。
環筒状ヨーク113の内周面と前記上部極板103A、永久磁石102及び下部極板103Bの中心軸線Y−−−Y軸線とは垂直対称軸となり、二つの上部極板103Aと二つ下部極板103Bの垂直な外周表面と環筒状ヨーク113の内周面との間に4つの同軸で直径の等しいリング状磁気ギャップ110を形成する。
リング状磁気ギャップ110に同軸で直径の等しいコイル109を4つ差し込んで、各組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁性駆動部01の二つのコイル109の巻き方向とコイルを流す電流の方向をあらかじめ定めることによって、コイル109Aとコイル109Bが同じ動作瞬間に同じ方向にそろえて起電力Fを生じるようにさせる。
これで円盤状スペーサ1020の軸高さ二等分の等分線W−−−W軸線を水平対称軸にし、上部極板103Aと、永久磁石102と下部極板103Bの中心軸線Y−−−Yを垂直対称軸にし、反発しあう磁石を一対有し、幾何学的形状と磁気特性に左右対称と上下対称を示す二組の磁気回路並びに、幾何学的形状と電気特性に左右対称と上下対称を示す二組のコイル回路を形成する。
図1実施例説明文に記載するように、各組の対称コイル回路の二つの前記コイル109Aと109Bを直列に接続するとワイヤの巻き方向が逆になって、二つの前記コイルのワイヤ断面面積・巻き回数・巻き幅・抵抗・インダクタンスの絶対値、並びに巻く時の張力がみんな等しいであって、最後に前記の対称である二つの直列回路となっているコイルを並列に接続して(本実施例に図面を略する)、前記二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁性駆動部01は反発しあう磁石を一対有し抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性と類似した特性を有し、各組の直列コイル回路内の逆起電力が互いに相殺される内磁性4ドライバースピーカとなる・・・・・・、これによって、第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01の上部極板103Aの外側表面に同軸で非磁性剛性材料で作った適切な厚みを有する円形/又は円環状スペーサ1020を二重貼り付けて、当該円形/又は円環状スペーサ1020の反対側表面に前記変換器の第三組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01の上部極板103Aの外側表面に接着固定することで、三組並びに三組以上の反発しあう磁石を有するダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01を形成して、前記第一組、第二組、第三組・・・・・・ダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01は一本の中心軸線Y−−−Y軸線を垂直対称軸線にし、同じコイルスケルトンと同じ前記フレームと前記ブラケットと、同じ前記環筒状ヨークと、4つ/又は6つ以上の同軸で直径の等しいリング状磁気ギャップ110及びセットする4つ/又は6つ以上の同軸で直径の等しいコイル109を備えることによって、一対又は一対以上の反発しあう磁石と対称的磁気回路並びに対称的コイル回路を有する内磁気マルチ駆動器変換器を構成する。
特別に指摘しておきたいのが、非磁性剛性材料で作った円形/又は円環状スペーサ1020の厚さは上部極板103A及び下部極板103Bの厚さと永久磁石102の厚さ及びその磁気エネルギーと緊密に関連する。
いわゆる適切な厚さとは、ただそのような厚さであれば、本実施例に記載する各組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01の二組の対称磁気回路と二組の対称コイル回路の上下対称特性に与える影響が無視できるものとし、許容範囲内であることを認めると意味する。
また、ブラケット181のリング状溝に磁気回路とコイル回路によって発生した熱を逃したり前記変換器振動システムのダンピングを軽減したりするための透過気穴182を一周に設けてある。
所属するブラケット181の寸法と構造強度に許される場合、全ての透過気穴182の投影面積がなるべく大きいしお互いに等しい。
変換器往復運動中その対称的コイルが動的バランスを取れる点を考えで、本発明では環状に配置する透過気穴182の円心や中心線がみんな前記コイルスケルトン107/又は前記同軸で直径の等しいコイルの投影関係の円周に設けることによって、前記変換器の振動システムが上下に震動時前記コイル回路の要求される左右対称のままを保持する。
図4は本発明に記載の内磁性マルチ駆動器変換器実施例2の縦断面図を示す。
これは図3実施例に対する改善案で、中口径と大口径内磁性マルチ駆動器スピーカに適応する。
本実施例で、上部極板103Aと下部極板103Bが4つのリング状極板で、永久磁石102に上部極板と下部極板にあわすようにセットする軸穴を開ける。
ブラケットの内側に突出するプラットフォーム1118の軸心部位に透過気穴/又は透過ねじ穴を開けて、図1の前記二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁性駆動部01を実装する時、1本の非磁性材料ファスナー1710、例えば1Cr18Ni9Tiステンレスボルトを上から下へ非磁性スペーサ172と上部極板103Aと永久磁石102と下部極板103Bと非磁性リング状スペーサ1020の素子1710に合わせるすべての軸穴に差し込んで、ブラケット181の底部に埋め込んだ凹状軸穴170の非磁性ナット175によって、本実施例に記載の一対又は一対以上の反発しあう磁石の内磁性駆動部01の磁芯が接着剤とファスナーの力によってブラケットとしっかりと接続されて一つになる。
本実施例の変形として、ブラケット181の内側に突出するプラットフォーム1118の軸心部位にねじ穴1751を設けるし、非磁性締めボルト1710で前記磁芯とブラケットを一つに結合する。
本実施例のその他の変形なら、本発明者の特許権を授与された中国発明特許CN200510091936.0図3〜図5に記載された説明文をご参考ください。
ここでは繰り返して説明しないものとする。
中口径と大口径の内磁性マルチ駆動器スピーカは常に4つ又は6つの駆動器を持つため、コイルスケルトンも長い傾向で、軸方向でのピストン運動時、コイルスケルトンの末端部がラジアルのたわみでコイルに故障が発生することを防止するために、本実施例では異なる軸高さに装着するダブルダンパーという技術方案を提出した。
図4に示すように、ダンパー141−1と141−2は同時にコイルスケルトン107の異なる高さに装着しており、互いの間隔が大きければ大きいほど、コイルスケルトン107の末端部(リング状溝163に近い)のラジアルたわみへのコントロールが強くなり、スピーカにコイル故障の発生率も少なくなる。
そのほかに、本実施例と図3実施例とは構造と仕事原理がまったく同じであるため、本発明では繰り返して説明しないものとする。
図5は本発明に記載の内磁性マルチ駆動器変換器実施例3の縦断面図を示す。
これは図4実施例2の変形であるが、1つの環筒状ヨーク113を二つの独立で同軸で高さの等しい環筒状ヨーク113に変更して、またそれに合わせる非磁性リング状スペーサ1021を追加することによって、上記の二つの環筒状ヨーク113を一つに結合する・・・・、そのほかに、本実施例と図4実施例とは構造と仕事原理がまったく同じであるため、本発明では繰り返して説明しないものとする。
図6は本発明に記載の外磁性マルチ駆動器変換器実施例1の縦断面図を示す。
対称的磁気回路及び対称的コイル回路を備える外磁性4ドライバースピーカの実施例であるが、二つの同軸に装着する上部極板203Aと下部極板203Bが円盤状極板であり、同じ厚みと同じ投影面積を有しネオジム磁石202に合わせる。
1つ/又は1つ以上の均一な厚さで均等に配置する軸方向に磁化したネオジム磁石202により上部極板203Aと下部極板203Bを一つに接着して磁芯をなす。
二つのまったく同じであるダブル磁気ギャップダブルコイル外磁性駆動部02は、各組のダブル磁気ギャップダブルコイル外磁性変換器駆動部02の構造と仕事原理が図2実施例説明文とまったく同じであるので、本実施例で繰り返して説明しないとする。
フレーム201はアルミ合金製フレームであり、その底部に軸穴を設けてスピーカの前記磁芯とコイルスケルトン207と合わせるためである。
アルミ合金製のブラケット281は、その軸心部位に内側に突出する円形プラットフォーム2118を設けて、プラットフォームの軸心部位に内側に突出する円柱体212を設け、その底部の外側で内側に突出するプラットフォーム表面211、前記円形プラットフォームが滑らかできちんとする垂直な外周表面を有し、前記垂直な外周表面にリング状溝263を設けて、前記リング状溝263の底部に二つ以上の均等に配置する透過気穴282を設けて、前記リング状溝263の外側が前記ブラケット281の開口環筒状薄肉壁となり、その内周面に対する軸方向高さ側に滑らかできちんとする水平位置決め面2810と垂直位置決め面2820を設けて、ブラケット281の環筒状薄肉壁の先端部に外へ広がってフレーム201に合わせて接続するフランジを設けて、当該フランジにいくつかの均等に配置するねじ穴を設けて、ネジ2013でフレーム201とブラケット281を一つに結合する。
第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル外磁性駆動部02の磁芯の下部極板203Bの外側平面に接着剤を塗布して、適切な厚みのある非磁性剛性材料で作ったアルミ製円盤状スペーサ2020に接着固定する。
それから円盤状スペーサ2020の反対側平面にも接着剤を塗布して、治具で第二組の接着成型済みダブル磁気ギャップダブルコイル外磁性駆動部02の磁芯の下部極板203Bに接着固定する。
二組のダブル磁気ギャップダブルコイル外磁性駆動部02の磁芯の極性は図6に示す。
同軸で直径の等しい反発しあう磁石を有するダブル磁気ギャップダブルコイル外磁性4ドライバースピーカの磁芯を構成できた。
前記ブラケット281の開口環筒状薄肉壁の水平位置決め面2810と垂直位置決め面2820に接着剤を塗布して、前記磁芯を上から下へ前記ブラケット281の開口環筒状薄肉壁に埋め込んで接着固定し、しかも内側に突出する円形プラットフォーム2118と、内側に突出する円柱体212と、フレーム201と、ブラケット281と同じY−−−Y垂直軸線に位置することを確保できる。
前記磁芯と同軸に装着する環筒状ヨーク213を上から下へ前記ブラケット281の内側に突出する円柱体212に嵌め込んで取り付ける/又は接着固定し、しかも内側に突出するプラットフォーム表面211に接着されて定位される/又はセットして固定する。
環筒状ヨーク213の外側にある二つの水平端面は軸方向高さ側に二つの上部極板203Aの外側の磁極表面より0.5〜20ミリのH値で高くでる。
環筒状ヨーク213の内周面は前記上部極板203A、永久磁石202及び下部極板203Bの中心軸線Y−−−Y軸線と垂直対称軸となり、二つの上部極板203Aと二つ下部極板203Bの垂直な外周表面と環筒状ヨーク213の外周面との間に4つの同軸で直径の等しいリング状磁気ギャップ210を形成する。
リング状磁気ギャップ210に同軸で直径の等しいコイル209を4つ差し込んで、各組のダブル磁気ギャップダブルコイル外磁性駆動部02の二つコイル209の巻き方向とコイルを流す電流の方向をあらかじめ定めることによって、コイル209Aとコイル209Bが同じ動作瞬間に同じ方向にそろえて起電力Fを生じるようにさせる。
これで円盤状スペーサ2020の軸高さ二等分の等分線W−−−W軸を水平対称軸にし、上部極板203Aと、永久磁石202と下部極板203Bの中心軸線Y−−−Yを垂直対称軸にし、反発しあう磁石を一対有し、幾何学的形状と磁気特性に左右対称と上下対称を示す二組の磁気回路並びに、幾何学的形状と電気特性に左右対称と上下対称を示す二組のコイル回路を形成する。
図2実施例説明文に記載するように、各組の対称コイル回路の二つの前記コイル209を直列に接続するとワイヤの巻き方向が逆になって、二つの前記コイルのワイヤ断面面積・巻き回数・巻き幅・抵抗・インダクタンスの絶対値、並びに巻く時の張力がみんな等しいであって、最後に前記の対称である二つの直列回路となっているコイルを並列に接続して(本実施例に図面を略する)、前記二組のダブル磁気ギャップダブルコイル外磁性駆動部02は反発しあう磁石を一対有し抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性と類似した特性を有し、各組の直列コイル回路内の逆起電力が互いに相殺される外磁性4ドライバースピーカとなる・・・・・・、これによって、第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部02の上部極板203Aの外側表面に同軸で非磁性剛性材料で作った適切な厚みを有する円形/又は円環状スペーサ2020を二重貼り付けて、当該円形/又は円環状スペーサ2020の反対側表面に前記変換器の第三組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部02の上部極板203Aの外側表面に接着固定することで、三組並びに三組以上の反発しあう磁石を有するダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部02を構成して、前記第一組、第二組、第三組・・・・・・
ダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部02は一本の中心軸線を垂直対称軸にし、同じコイルスケルトンと同じ前記フレームと前記ブラケットと、同じ前記環筒状ヨークと、4つ/又は6つ以上の同軸で直径の等しいリング状磁気ギャップ210及びセットする4つ/又は6つ以上の同軸で直径の等しいコイル209を備えることによって、一対又は一対以上の反発しあう磁石と対称的磁気回路並びに対称的コイル回路を有する内磁気マルチ駆動器変換器を構成する。
特別に指摘しておきたいのが、非磁性剛性材料で作った円形/又は円環状スペーサ2020の厚さは上部極板203A及び下部極板203Bの厚さと永久磁石202の厚さ及びその磁気エネルギーと緊密に関連する。
いわゆる適切な厚さとは、ただそのような厚さであれば、本実施例に記載する各組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部02の二組の対称磁気回路と二組の対称コイル回路の上下対称特性に与える影響が無視できるものとし、許容範囲内であることを認めると意味する。
そのほかに、本実施例と図3実施例とは構造と仕事原理がまったく同じであるため、本発明では繰り返して説明しないものとする。
図7は本発明に記載の外磁性マルチ駆動器変換器実施例2の縦断面図を示す。
これは図6実施例2の変形であるが、1つの環筒状ヨーク213を二つの独立で同軸で高さの等しい環筒状ヨーク213に変更して、またそれに合わせる非磁性リング状スペーサ2021を追加することによって、上記の二つの環筒状ヨーク213を一つに結合する・・・・、そのほかに、本実施例と図6実施例1とは構造と仕事原理がまったく同じであるため、本発明では繰り返して説明しないものとする。
図8は本発明に記載の外磁性マルチ駆動器変換器実施例3の縦断面図を示す。
図に示した極板203Aと203Bは直径の違う軸穴を二つ有する極板であるので、軸Zから軸Zまでの軸方向距離が図6実施例2より長くなることについて、本実施例は非常に長いリニアストロークを有する場合に特に適する。
その他の内容は、図6実施例の説明文と同じである。
図9は本発明に記載の外磁性マルチ駆動器変換器実施例4の縦断面図を示す。
これは変形したブラケット281と変形した第二フレーム2011に関する実施例である。
図を見ると、二つの直径の等しいダンパー241がW−−−W軸を水平対称軸にしてラジアル方向位置に装着される。
前記ブラケット281の下部に設けている中心軸穴がコイルスケルトン207に合わせる。
また、その外側平面にフレーム2011をセットして、当該反転フレーム2011の外側平面に非磁性剛性材料で作ったフランジを有する円形板2012を設けて、その軸心部位に内側に突出する円柱体2118を設けて、図6に示すように、Y−−−Y軸線と同軸に装着する環筒状ヨーク211の外周面が極板203Aと203Bの垂直な外周表面との間に同軸で直径の等しいリング状磁気ギャップ210を4つ又は4つ以上構成する・・・・・、これで、コイルスケルトン207のラジアルたわみをよりよくコントロールする上下ダブルダンパーマルチ駆動装置を構成するソリューションができた。
本発明はマルチ駆動器変換器に関し、特に反発しあう磁石と対称的磁気回路並びに対称的コイル回路を有するマルチ駆動器変換器に関し、電気学である電気音響変換器及び電気機械変換器の分野に属する。
主流となる従来の電気音響変換器と電気機械変換器が一つ磁気ギャップ、一つコイルで一つしかない可動コイル変換器を構成することに対して、反発しあう磁石を有するマルチ駆動器変換器は二つ又は二つ以上の磁気ギャップ、二つ又は二つ以上のコイルで構成した二つ又は二つ以上の可動コイル式マルチ駆動器変換器である。
反発しあう磁石を有するマルチ駆動器変換器は先行技術である。
例として、本発明者より出願したPCT/CN98/00306、PCT/CN2008/072668、PCT/CN2009/070507及びCN99114781.2、TW88109796などの技術方案が、一対又は一対以上の反発しあう磁石を有する可動コイル式マルチ駆動器電気スピーカーを公開した。
また、JP09322294Aが一対の反発しあう磁石と3つの磁気ギャップと3つのコイルを有する三駆動器技術方案を提案した。
それらの技術方案には、利点としての変換器に高効率と強い駆動力があり、欠点としてのこれらの変換器に誘導負荷特性と逆起電力がまだあり、そのため変換器は、特に重低音スピーカーとサブウエーファーは全高調波歪みが大きくて、1W/1mにおいての全高調波歪み(THD+N)が≦6%という中国国家基準を満たすことが困難であり、多くの場合は10%〜13%又はそれ以上である。
本発明の第一の目的は、従来技術の欠点及び電気音響技術分野の技術的偏見を克服することであり、本発明者より出願したCN200610020317.7、PCT/CN2008/072668、US2005/0099255A1、CN200510091936.0、CN200810169693.1、PCT/CN2009/070507などに記載した抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性に類似した特性を有する変換器又はスピーカーに搭載された二組の対称的磁気回路と対称的コイル回路を利用して、一対の反発しあう磁石と4つの駆動器を備えた変換器を構成することである。
当該変換器の4組の対称的磁気回路と対称的コイル回路において、二組ごとに対称的磁気回路と対称的コイル回路が当該変換器コイル回路自身のインダクタンスと逆起電力相殺することができるので、当該4つの駆動器変換器が強い駆動力と高効率を取得する同時に全高調波歪も前例のない改善を遂げるようになって、THD+N≦3%且つスピーカのHi−Fi標準に達した。
本発明の第二の目的は、従来技術の欠点及び電気音響技術分野の技術的偏見を克服することであり、本発明者より出願した上記の技術方案に記載した抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性に類似した特性を有する変換器又はスピーカに搭載された6個又は6個以上の個別に取り付けてある二組の対称的磁気回路と対称的コイル回路を利用して、一対以上の反発しあう磁石と6つの駆動器又はより多くの偶数となる駆動器を備えた変換器を構成する。
これによって、当該6個又は8個又は10個の駆動式変換器により強い駆動力と高効率を取得させる同時に全高調波歪みも前例のない改善を図れるようになり、THD+N見込みが≦3%で、Hi−Fi標準に達するように取り組むことである。
本発明の第三の目的は、従来技術の欠点及び電気音響技術分野の技術的偏見を克服することであり、スピーカのリニアストロークを大幅に増加すると共に大きな駆動力を提供できる技術方案によって、2〜3インチなど小口径スピーカのFoをより低い周波数に下降させてすばらしい低音表現効果を得ることである。
本発明の目的を達成するために、
対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器は、磁気回路及びそれと一体的に連結したフレームとブラケット、同軸で直径が等しい磁気ギャップ及びそれに差し込むコイルスケルトン、コイルスケルトンを並列に巻き回って互いに絶縁である電線によって構成したコイル、コイルスケルトンと少なくとも1つのダンパーと連結した振動膜又は平面振動板を含んで、コイルスケルトンの往復運動で前記振動膜又は平面振動板を振動させることによって音を出し、又は、前記振動膜を介して音の音圧変化を検出し、コイルによってオーディオ信号を感応して得ることであって、
前記フレームは非磁性材料でできたフレーム又は前記フレームと前記ブラケットとを融合して一体化構造にしたフレームであり、
前記磁気回路は同軸に取り付けた上部極板と下部極板を2枚備えて、その2枚の前記極板は均一な厚みと投影面積を有して前記永久磁石と合致し、1枚又は1枚以上の均等な厚みを有して軸方向に磁化した永久磁石によって、前記上部極板と下部極板とを繋げて磁芯全体を構成し、
非磁性材料で構成したプラットであり、その軸心部位に内側に突出する円形プラットフォームを設け、前記円形プラットフォームは滑らかできちんとする垂直な外周表面があり、前記垂直な外周表面の外側に環状溝を設け、前記環状溝の底部に透過気穴を二つ以上均等に配置し、前記環状溝の外側が前記ブラケットの開口環筒状薄肉壁となり、前記環状薄肉壁の内周面に対する軸方向高さ側又はその先端部に滑らかできちんとする水平位置決め面と垂直位置決め面を設け、前記ブラケットの環状薄肉壁の先端部に外側へ広がって前記フレームに合わせて接続するフランジがあり、
前記上部極板、永久磁石と下部極板は前記ブラケットの前記円形プラットフォーム表面の軸心部位に接着固定し、前記上部極板と永久磁石と下部極板と同軸に装着する環筒状ヨークが、前記ブラケットの環筒状薄肉壁の内周面に嵌め込んで装着又は接着固定されるし前記垂直位置決め面と水平位置決め面に接着されて又は組み合わせて固定され、もう一端に前記ブラケットの底部にある前記円形軸穴に嵌め込んで前記ブラケットに接続する又は接着固定し、前記環筒状ヨークの2個の水平端面は軸方向での高さが前記上部極板と下部極板の外側の磁極表面より0.5〜20ミリのH値で高く出って、前記環筒状ヨークの内周面と前記上部極板と下部極板の垂直な外周表面との間に同軸で直径の等しいリンク状磁気ギャップを二つ形成し、前記リーグ状磁気ギャップに同軸で直径の等しいコイルを二つ差し込み、二つのコイルの巻き方向とコイルを流す電流方向をあらかじめ定めることによって、前記コイルが同じ動作瞬間に同じ方向にそろえて起電力Fを生じるようにさせ、
前記永久磁石の軸方向高さ二等分の等分線X−−−X軸線を水平対称軸にし、前記上部極板と永久磁石と下部極板の中心軸線Y−−−Y軸線を垂直対称軸にし、前記ダブル磁気ギャップダブルコイル駆動は幾何学的形状と磁気特性に左右対称と上下対称を示す二組の磁気回路を有して、また幾何学的形状と電気特性に左右対称と上下対称を示す二組のコイル回路を有し、二つの前記コイルを直列に接続するとワイヤの巻き方向が逆にあることと、二つの前記コイルのワイヤ断面面積・巻き回数・巻き幅・抵抗・インダクタンスの絶対値、並びに巻く時の張力がみんな等しいであることを予め定め、二つの前記コイルのインダクタンス及び往復運動中感応した逆起電力位相角度が180度であるため相殺されることによって、抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性と類似した特性を有する第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01を構成し、
前記第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01の下部極板の外側表面に同軸で非磁性材料で作った適切な厚みを有する円形又は円環状スペーサを貼り付けて、前記円形又は円環状スペーサの反対側表面に前記変換器の第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01の下部極板と接着固定することによって、磁石の反発力を利用するダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01を二組構成し、これによって、第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01の上部極板の外側表面に同軸で非磁性材料で作った適切な厚みを有する円形又は円環状スペーサを二重貼り付けて、前記円形又は円環状スペーサの反対側表面に前記変換器の第三組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01の上部極板と接着固定することで、それから第一組、第二組、第三組・・・・・・ダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01は前記一本の中心軸線Y−−−Y軸線を垂直対称軸にし、同じ前記コイルスケルトンと同じ前記フレームと前記ブラケットと、同じ前記環筒状ヨークと、同じ幾何学形状寸法である前記円形又は円環状スペーサと、4つ又は6つ以上の前記リング状磁気ギャップ及びセットする4つ又は6つ以上の前記コイルを備えることによって、一対又は一対以上の反発しあう磁石と対称的磁気回路並びに対称的コイル回路を有し、高感度と高解析力と高再現性を有する内磁気マルチ駆動器変換器を構成する。
対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器は、磁気回路及びそれに一体的に連結したフレームとブラケット、同軸で直径が等しい磁気ギャップ及びそれに差し込むコイルスケルトン、コイルスケルトンを並列に巻き回って互いに絶縁である電線によって構成したコイル、コイルスケルトンと少なくとも1つのダンパーと連結した振動膜又は平面振動板を含んで、コイルスケルトンの往復運動で前記振動膜又は平面振動板を振動させることによって音を出し、又は、前記振動膜を介して音の音圧変化を検出し、コイルによってオーディオ信号を感応して得、
前記フレームは非磁性材料でできたフレーム又は前記フレームと前記ブラケットとを融合して一体化構造にしたフレームであり、
前記磁気回路は同軸に取り付け少なくとも一つの中心軸穴を設けた上部極板と下部極板を2枚備えて、その2枚の前記極板は均一な厚みと投影面積を有して前記永久磁石と合致し、1枚の中心軸穴を設ける円環形又は1枚以上の均等な厚みを有して軸方向に磁化した永久磁石によって、前記上部極板と下部極板とを繋げて磁芯全体を構成し、
非磁性材料で構成したプラットであり、その軸心部位に内側に突出する円形プラットフォームを設け、前記円形プラットフォームに前記上部極板と永久磁石と下部極板に合わせる中心軸穴を設け、前記円形プラットフォームは滑らかできちんとする垂直な外周表面があり、前記垂直な外周表面の外側に環状溝を設け、前記環状溝の底部に透過気穴を二つ以上均等に配置し、前記環状溝の外側が前記ブラケットの開口環筒状の薄肉壁となり、前記環筒状薄肉壁の内周面に対する軸方向高さ側又はその先端部に滑らかできちんとする水平位置決め面と垂直位置決め面を設け、前記ブラケットの環状薄肉壁の先端部に外へ広がって前記フレームに合わせて接続するフランジがあり、
非磁性材料で作ったファスナーが前記上部極板、永久磁石と下部極板の中の少なくとも一つの中心軸穴を通って前記ブラケットの前記円形プラットフォームの軸心部位にしっかりと接着し、前記上部極板と永久磁石と下部極板と同軸に装着する環筒状ヨークが、前記ブラケットの環筒状薄肉壁の内周面に嵌め込んで装着又は接着固定されるし前記垂直位置決め面と水平位置決め面に接着されて又は組み合わせて固定され、もう一端に前記ブラケットの底部にある前記円形軸穴に嵌め込んで前記ブラケットに接続する又は接着固定し、前記環筒状ヨークの2個の水平端面は軸方向高さ側に前記上部極板と下部極板の外側の磁極表面より0.5〜20ミリのH値で高く出って、前記環筒状ヨークの内周面と前記上部極板と下部極板の垂直な外周表面との間に同軸で直径の等しいリンク状磁気ギャップを二つ形成し、前記リーグ状磁気ギャップに同軸で直径の等しいコイルを二つ差し込み、二つのコイルの巻き方向とコイルを流す電流方向をあらかじめ定めることによって、前記コイルが同じ動作瞬間に同じ方向にそろえて起電力Fを生じるようにさせ、
前記永久磁石の軸方向高さ二等分の等分線X−−−X軸線を水平対称軸にし、前記上部極板と永久磁石と下部極板の中心軸Y−−−Y軸線を垂直対称軸にし、前記ダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01は幾何学的形状と磁気特性に左右対称と上下対称を示す二組の磁気回路を有して、また幾何学的形状と電気特性に左右対称と上下対称を示す二組のコイル回路を有し、二つの前記コイルを直列に接続するとワイヤの巻き方向が逆にあることと、二つの前記コイルのワイヤ断面面積・巻き回数・巻き幅・抵抗・インダクタンスの絶対値、並びに巻く時の張力がみんな等しいであることを予め定め、二つの前記コイルのインダクタンス及び往復運動中感応した逆起電力位相角度が180度であるため相殺されることによって、抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性と類似した特性を有する第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01を構成し、
前記第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01の下部極板の外側電極表面に同軸で非磁性材料で作った適切な厚みを有する円形又は円環状スペーサを貼り付けて、前記円形又は円環状スペーサの反対側表面に前記変換器の第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01の下部極板と接着固定することによって、磁石の反発力を利用するダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01を二組構成し、これによって、第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01の上部極板の外側表面に同軸で非磁性材料で作った適切な厚みを有する円形又は円環状スペーサを二重貼り付けて、前記円形又は円環状スペーサの反対側表面に前記変換器の第三組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01の下部極板と接着固定することで、それから第一組、第二組、第三組・・・・・・ダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01は前記一本の中心軸線Y−−−Y軸線を垂直対称軸にし、同じ前記コイルスケルトンと同じ前記フレームと前記ブラケットと、同じ前記環筒状ヨークと、同じ幾何学形状寸法である前記円形又は円環状スペーサと、4つ又は6つ以上の前記リング状磁気ギャップ及びセットする4つ又は6つ以上の前記コイルを備えることによって、一対又は一対以上の反発しあう磁石と対称的磁気回路並びに対称的コイル回路を有し、高感度と高解析力と高再現性を有する内磁気マルチ駆動器変換器である。
対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器は、磁気回路及びそれと一体的に連結したフレームとブラケット、同軸で直径が等しい磁気ギャップ及びそれに差し込むコイルスケルトン、コイルスケルトンを並列に巻き回って互いに絶縁である電線によって構成したコイル、コイルスケルトンと少なくとも1つのダンパーと連結した振動膜又は平面振動板を含み、コイルスケルトンの往復運動で前記振動膜又は平面振動板を振動させることによって音を出し、又は前記振動膜を介して音の音圧変化を検出し、コイルによってオーディオ信号を感応して得る。
前記フレームは非磁性材料でできたフレーム又は前記フレームと前記ブラケットとを融合して一体化構造にしたフレームであり、
前記磁気回路は同軸に取り付けた上部極板と下部極板を2枚備えて、その2枚の前記極板は均一な厚みと投影面積を有して前記永久磁石と合致し、2枚の円環形又は1枚以上の均等な厚みを有して軸方向に磁化した永久磁石によって、前記上部極板と下部極板とを繋げて磁芯全体を構成し、
非磁性材料で構成したプラットであり、その軸心部位に内側に突出する円形プラットフォームを設け、前記円形プラットフォームの軸心部位に内側に突出する円柱体を設け、前記円形プラットフォームは滑らかできちんとする垂直な外周表面があり、前記垂直な外周表面に環状溝を設け、前記環状溝の底部に透過気穴を二つ以上均等に配置し、前記環状溝の外側が前記ブラケットの水平位置決め面と開口円筒体の薄肉壁となり、前記環状薄肉壁の内周面に対する軸方向高さ側に垂直位置決め面を設け、前記ブラケットの環状薄肉壁の先端部に外へ広がって前記フレームに合わせて接続するフランジがあり、
前記上部極板、永久磁石と下部極板は前記ブラケットの円筒状薄肉壁の内周面に埋め込んで装着又は接着固定し、前記上部極板と永久磁石と下部極板と同軸に取り付けた環筒状ヨークが、前記ブラケットの内側に突出する円柱体に嵌め込んで装着又は接着固定されるし前記円形プラットフォームの表面に水平位置決めされ、前記環筒状ヨークの2個の水平端面は軸方向高さ側に前記上部極板と下部極板の外側の磁極表面より0.5〜20ミリのH値で高く出って、前記環筒状ヨークの外周面と前記上部極板と下部極板の垂直な外周表面との間に同軸で直径の等しいリンク状磁気ギャップを二つ形成し、前記リーグ状磁気ギャップに同軸で直径の等しいコイルを二つ差し込み、二つのコイルの巻き方向とコイルを流す電流方向をあらかじめ定めることによって、前記コイルが同じ動作瞬間に同じ方向にそろえて起電力Fを生じるようにさせ、
前記永久磁石の軸方向高さ二等分の等分線X−−−X軸線を水平対称軸にし、前記上部極板と永久磁石と下部極板の中心軸Y−−−Y軸線を垂直対称軸にし、前記ダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部は幾何学的形状と磁気特性に左右対称と上下対称を示す二組の磁気回路を有して、また幾何学的形状と電気特性に左右対称と上下対称を示す二組のコイル回路を有し、二つの前記コイルを直列に接続するとワイヤの巻き方向が逆にあることと、二つの前記コイルのワイヤ断面面積・巻き回数・巻き幅・抵抗・インダクタンスの絶対値、並びに巻く時の張力がみんな等しいであることを予め定め、二つの前記コイルのインダクタンス及び往復運動中感応した逆起電力位相角度が180度であるため相殺されることによって、抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性と類似した特性を有する第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル外磁気駆動部02を構成し、
前記第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル外磁気駆動部02の下部極板の外側電極表面に同軸で非磁性材料で作った適切な厚みを有する円形又は円環状スペーサを貼り付けて、前記円形又は円環状スペーサの反対側表面に前記変換器の第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル外磁気駆動部02の下部極板と接着固定することによって、磁石の反発力を利用するダブル磁気ギャップダブルコイル外磁気駆動部02を二組構成し、これによって、第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル外磁気駆動部02の上部極板の外側表面に同軸で非磁性材料で作った適切な厚みを有する円形又は円環状スペーサを二重貼り付けて、前記円形又は円環状スペーサの反対側表面に前記変換器の第三組のダブル磁気ギャップダブルコイル外磁気駆動部02の上部極板と接着固定することで、それから第一組、第二組、第三組・・・・・・ダブル磁気ギャップダブルコイル外磁気駆動部02は前記一本の中心軸線Y−−−Y軸線を垂直対称軸にし、同じ前記コイルスケルトンと同じ前記フレームと前記ブラケットと、同じ前記環筒状ヨークと、同じ幾何学形状寸法である前記円形又は円環状スペーサと、4つ又は6つ以上の前記リング状磁気ギャップ及びセットする4つ又は6つ以上の前記コイルを備えることによって、一対又は一対以上の反発しあう磁石と対称的磁気回路並びに対称的コイル回路を有し、高感度と高解析力と高再現性を有する外磁気マルチ駆動器変換器である。
対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器において、前記二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01又はダブル磁気ギャップダブルコイル外磁気駆動部02の下部極板の外側平面に接着固定する同軸に前記非磁性材料で構成した円形又は円環状スペーサが、反発しあう磁気特性を備える前記二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01又はダブル磁気ギャップダブルコイル外磁気駆動部02に幾何学的形状と磁気特性に左右対称と上下対称を示す二組の磁気回路及び幾何学的形状と電気特性に左右対称と上下対称を示す二組のコイル回路を有することを確保できる厚みを有する。
対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器において、前記環筒状ヨークが前記垂直対称軸Y−−−Y軸線に同軸で直径の等しい二段又は二段以上の軸方向高さの等しい環筒状ヨークと、並びに1つ又は1つ以上の適切な厚みのある非磁性材料で造った円形又は円環状スペーサと一つの全体に接着される。
対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器において、前記ブラケットのリング状溝に磁気回路及びコイル回路による熱を分散したり前記変換器振動システムのダンピングを軽減したりするための前記透過気穴を設けて、前記ブラケットの寸法と構造強度に許される場合、全ての前記透過気穴の投影面積がなるべく大きくし等しい、前記透過気穴の円心と中心線とも前記コイルスケルトン又は前記同軸で直径の等しいコイルの投影関係の円周に設けられて、そして、前記変換器振動システムが上下に震動時前記コイル回路の前記左右対称状態を保持する。
対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器おいて、前記ブラケットの底部にフランジを設けて、非磁性材料で造ったフレームの一端に前記フランジと接続し固定して、前記フレームのもう一端に前記ダンパーの直径より大きいフランジを設けて、前記大きいフランジの軸心部位に内側に突出するプラットフォームを設けて、その軸心部位に内側に突出する円柱体を設けて、前記環筒状ヨークが前記フランジの前記内側に突出する円柱体に嵌め込む又は接着固定することによって、同軸で直径の等しい前記リング状磁気ギャップを形成して、ダンパーが前記フレームの環状プラットフォームに接着固定して、前記フレームと前記フランジの上に冷却・通風空間を均等に設ける。
<本発明の有益な効果>
1.抜群な省エネ特性。本発明に記載の対称的磁気回路と対称的コイル回路マルチ駆動原理による巨大な軸推力で変換器の逆起電力を解消する同時に、スピーカ特に低音スピーカやサブウエーファーにとても有効な出力音圧SPL値を得られる。
2.本発明に記載の対称的磁気回路と対称的コイル回路原理によって、スピーカの対称コイル回路に発生するインダクタンスと逆起電力を解消するために、低音スピーカとサブウエーファーの全高調波歪みTHDが前例のない改善を図れた。
たとえば、本発明に記載の原理によって構成した4ドライバー5.25インチである低音スピーカは、共振周波数Fo=50Hzの場合、SPL≧90.2dB/1w/1m、THD+N≦1.8%である。
3.2.1チャンネルや4.1チャンネルスピーカにHi−Fiが始めて実現できるようになった。
4.変換器は磁気回路の前後に良好な冷却室と散熱排気システムを有するので、スピーカの瞬時応答機能や出力圧縮が大幅に改善できる。
5.本発明に記載のマルチ駆動原理による巨大な軸推力で、可動コイル型電気機械変換器に機能上新たな重大な突破をもたらすことが考えられる。
図1は現行技術実施例1とその改善案に関する縦断面図を示す。 図2は現行技術実施例2とその改善案に関する縦断面図を示す。 図3は本発明に記載の内磁性マルチ駆動器変換器実施例1の縦断面図を示す。 図4は本発明に記載の内磁性マルチ駆動器変換器実施例2の縦断面図を示す。 図5は本発明に記載の内磁性マルチ駆動器変換器実施例3の縦断面図を示す。 図6は本発明に記載の外磁性マルチ駆動器変換器実施例1の縦断面図を示す。 図7は本発明に記載の外磁性マルチ駆動器変換器実施例2の縦断面図を示す。 図8は本発明に記載の外磁性マルチ駆動器変換器実施例3の縦断面図を示す。 図9は本発明に記載の外磁性マルチ駆動器変換器実施例4の縦断面図を示す。
本発明に記載の主要部品と参考符号との対応関係を以下のように示す。
103A−603A:上部極板 103B−603B:下部極板
101−601:フレーム 1013−6013:フレームとブラケットとを結ぶネジ
1871−2871:開口円筒体 181−681:ブラケット
133−633:凹む部分との接合面 102−602:永久磁石
106−606:振動膜/平面振動板 199−699:エッジ
141−641:ダンパー 105−605:防塵キャップ
107−607:コイルスケルトン 109−609(A/B):コイル
110−610(A/B):リング状磁気ギャップ 164−663:リング状溝
111−611:内側に突出するプラットフォーム表面
112−612:内側に突出する円柱体
11200−61200:内側に突出する円柱体のリング状接合面
113−613:環筒状ヨーク
1118−6118:ブラケットの内側に突出するプラットフォーム
1810−6810:ブラケット円筒状薄肉壁の水平位置決め面
1820−6820:ブラケット円筒状薄肉壁の垂直位置決め面
182−682:透過気穴
1020、2020:非磁性円形又は円環状スペーサ
1021、2021:非磁性円形又は円環状スペーサ
1710−6710:非磁性材料ファスナー
172−672:非磁性押さえ板 175−675:非磁性ナット
170−670:凹状軸穴
図1は現行技術実施例1とその改善案に関する縦断面図を示す。
本発明人より開示したPCT/CN2008/072668に記載した図6実施例の磁芯部分を示す断面図である(コイル109とコイルスケルトン107が含む)。
上部極板103Aと下部極板103Bは厚みが同じで、投影面積が同じで、同軸に装着されている円盤状平板であり、セットとなるネオジム磁石102が上部極板103Aと下部極板103Bの間に接着されて・・・・、環筒状ヨーク113が上記磁芯の軸心部位にセットして・・・、これで、素子113の内周面と素子103A及び103Bの垂直な外周表面の間が同軸で直径の等しいリング状磁気ギャップ110Aと110Bをなして、前記リング状磁気ギャップの中にコイルスケルトン107と同軸に装着する二つのコイル109Aと109Bを差し込んで、コイル109Aが時計回りに、コイル109Bが反時計回りにする(逆に同じ)ことを予め定める。
また、コイル109Aとコイル109Bのワイヤ断面面積と、巻き回数、巻き幅、抵抗、インダクタンスの絶対値、巻く時の張力がみんな等しいであることを予め定める。
PCT/CN2008/072668図12に示したようにそれらを直列に接続すると一つのコイルになる。
これで上部極板103A・下部極板103Bとコイル巻き幅の軸高さ二等分の等分線Z−−−Z軸線を水平対称軸にし、前記永久磁石102の軸高さ二等分の等分線X−−−X軸線を水平対称軸にし、素子103Aと素子102及び素子103BのY−−−Y軸線を垂直対称軸にする二組の幾何学的形状と磁気特性に上下対称と左右対称を示す磁気回路並びに、幾何学的形状と電気特性に上下対称と左右対称を示すコイル回路を形成する。
これで、本実施例の二つのコイル109Aと109Bのインダクタンスの絶対値及び往復運動中感応した逆起電力位相角度が180度であるため相殺される。
本実施例は抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性と類似した特性を有し高感度と高解析力と高再現性を有する一組のダブル磁気ギャップダブルコイル回路内磁性変換器駆動部01を示している。
さらに詳しい説明は本発明者より開示したPCT/CN2008/072668図6、図9〜図12、図20、図21及びCN200510091936.0とUS2005/0099255A1に記載された説明文をご参考ください。
動作中でも変換器がPCT/CN2008/072668など先行技術に記載した対称的磁気回路と対称的コイル回路の特性を得るために、本発明は、上記先行技術に対して新規改善解決策を提出していることがよく分かれると思う。
前記上部極板103Aと下部極板103B並びにコイル109Aとコイル109Bの巻き幅の軸高さ二等分の等分線Z−−−Z軸線を同じ水平対称軸にすることによって、本発明に記載の実施例が最適な上下・左右対称である磁気回路と上下・左右対称であるコイル回路特性を得られる。
図2は現行技術実施例2とその改善案に関する縦断面図を示す。
本発明人より開示したPCT/CN2008/072668に記載した図5実施例の磁芯部分を示す断面図である(コイル209とコイルスケルトン207が含む)。
上部極板203Aと下部極板203Bは厚みが同じで、投影面積が同じで、同軸に装着されている円環状平板であり、セットとなるネオジム磁石202が上部極板203Aと下部極板203Bの間に接着されて・・・・、環筒状ヨーク213が上記磁芯の軸心部位にセットされて・・・、これで、素子213の外周面と素子203A及び203Bの垂直な外周表面の間が同軸で直径の等しいリング状磁気ギャップ210Aと210Bをなして、前記リング状磁気ギャップの中にコイルスケルトン207と同軸に装着する二つのコイル209Aと209Bを差し込んで、コイル209Aが時計回りに、コイル209Bが反時計回りにする(逆に同じ)ことを予め定める。
また、コイル209Aとコイル209Bのワイヤ断面面積と、巻き回数、巻き幅、抵抗、インダクタンスの絶対値、巻く時の張力がみんな等しいであることを予め定める。
PCT/CN2008/072668図12に示したようにそれらを直列に接続すると一つのコイルになる。
これで上部極板203A・下部極板203Bとコイル巻き幅の軸高さ二等分の等分線Z−−−Z軸線を水平対称軸にし、前記永久磁石202の軸高さ二等分の等分線X−−−X軸線を水平対称軸にし、素子203Aと素子202及び素子203BのY−−−Y軸線を垂直対称軸にする二組の幾何学的形状と磁気特性に上下対称と左右対称を示す磁気回路並びに、幾何学的形状と電気特性に上下対称と左右対称を示すコイル回路を形成する。
これで、本実施例の二つのコイル209Aと209Bのインダクタンスの絶対値及び往復運動中感応した逆起電力位相角度が180度であるため相殺される。
本実施例は抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性と類似した特性を有し高感度と高解析力と高再現性を有する一組のダブル磁気ギャップダブルコイル回路外磁性変換器駆動部02を示している。
さらに詳しい内容は本発明者より開示済であるPCT/CN2008/072668図5、図9〜図12、図20、図21及びCN200610020317.7に記載する説明文をご参考ください。
動作中でも変換器がPCT/CN2008/072668など先行技術に記載した対称的磁気回路と対称的コイル回路の特性を得るために、本発明は、上記先行技術に対して新規改善解決策を提出していることがよく分かれると思う。
前記上部極板103Aと下部極板103B並びにコイル109Aとコイル109Bの巻き幅の軸高さ二等分の等分線Z−−−Z軸線を同じ水平対称軸にすることによって、本発明に記載の実施例が最適な上下・左右対称である磁気回路と上下・左右対称であるコイル回路特性を得られる。
図3は本発明に記載の内磁性マルチ駆動器変換器実施例1の縦断面図を示す。
対称的磁気回路及び対称的コイル回路を備える内磁性4ドライバースピーカの実施例であるが、二つの同軸に装着する上部極板103Aと下部極板103B、二つの前記極板が同じ厚みと同じ投影面積を有し永久磁石102に合わせて、1つ又は1つ以上の均一な厚さで均等に配置する軸方向に磁化したネオジム磁石102により上部極板103Aと下部極板103Bを一つに接着して磁芯をなす。
二つのまったく同じであるダブル磁気ギャップダブルコイル内磁性駆動部01は、各組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁性変換器駆動部01の構造と仕事原理が図1実施例説明文とまったく同じであるので、本実施例で繰り返して説明しないとする。
フレーム101はアルミ合金製フレームであり、その底部に軸穴を設けてスピーカの前記磁芯とコイルスケルトン107と合わせるためである。
アルミ合金製のブラケット181は、その軸心部位に内側に突出する円形プラットフォーム1118を設けて、前記円形プラットフォームが滑らかできちんとする垂直な外周表面を有し、前記垂直な外周表面にリング状溝163を設けて、前記リング状溝163の底部に二つ以上の均等に配置する透過気穴182を設けて、前記リング状溝163の外側が前記ブラケット181の開口円筒状薄肉壁となり、その内周面に対する軸方向高さ側に滑らかできちんとする水平位置決め面1810と垂直位置決め面1820を設けて、ブラケット181の円筒状薄肉壁の先端部に外へ広がってフレーム101に合わせて接続するフランジを設けて、当該フランジにいくつかの均等に配置するねじ穴を設けて、ネジ1013でフレーム101とブラケット181を一つに結合する。
第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁性駆動部01の磁芯の下部極板103Bの外側平面に接着剤を塗布して、適切な厚みのある非磁性剛性材料で作ったアルミ製円盤状スペーサ1020に接着固定する。
それから円盤状スペーサ1020の反対側平面にも接着剤を塗布して、治具で第二組の接着成型済みダブル磁気ギャップダブルコイル内磁性駆動部01の磁芯の下部極板103Bに接着固定する。
二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁性駆動部01の磁芯の極性は図3に示すように、同軸で直径の等しい反発しあう磁石を有するダブル磁気ギャップダブルコイル内磁性4ドライバースピーカの磁芯を構成できた。
内側に突出する円形プラットフォーム1118の外側水平面1180に接着剤を塗布して、前記磁芯を当該内側に突出する円形プラットフォーム1118とフレーム101及びブラケット181との同一であるY−−−Y軸線、つまり当該変換器の垂直対称軸に貼り付ける。
前記磁芯と同軸に装着する環筒状ヨーク113を上から下へ前記ブラケット181円筒状薄肉壁の内周面に嵌め込んで取り付ける又は接着固定し、しかも垂直位置決め面1820と水平位置決め面1810に接着されて定位される又はセットして固定する。
そのもう一端をフレーム101の底部の前記円形軸穴に嵌め込んで、しかもフレーム101に合わせて又は接続して固定する。
環筒状ヨーク113の外側にある二つの水平端面は軸方向高さ側に二つの上部極板103Aの外側の磁極表面より0.5〜20ミリのH値で高くでる。
環筒状ヨーク113の内周面と前記上部極板103A、永久磁石102及び下部極板103Bの中心軸線Y−−−Y軸線とは垂直対称軸となり、二つの上部極板103Aと二つ下部極板103Bの垂直な外周表面と環筒状ヨーク113の内周面との間に4つの同軸で直径の等しいリング状磁気ギャップ110を形成する。
リング状磁気ギャップ110に同軸で直径の等しいコイル109を4つ差し込んで、各組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁性駆動部01の二つのコイル109の巻き方向とコイルを流す電流の方向をあらかじめ定めることによって、コイル109Aとコイル109Bが同じ動作瞬間に同じ方向にそろえて起電力Fを生じるようにさせる。
これで円盤状スペーサ1020の軸高さ二等分の等分線W−−−W軸線を水平対称軸にし、上部極板103Aと、永久磁石102と下部極板103Bの中心軸線Y−−−Yを垂直対称軸にし、反発しあう磁石を一対有し、幾何学的形状と磁気特性に左右対称と上下対称を示す二組の磁気回路並びに、幾何学的形状と電気特性に左右対称と上下対称を示す二組のコイル回路を形成する。
図1実施例説明文に記載するように、各組の対称コイル回路の二つの前記コイル109Aと109Bを直列に接続するとワイヤの巻き方向が逆になって、二つの前記コイルのワイヤ断面面積・巻き回数・巻き幅・抵抗・インダクタンスの絶対値、並びに巻く時の張力がみんな等しいであって、最後に前記の対称である二つの直列回路となっているコイルを並列に接続して(本実施例に図面を略する)、前記二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁性駆動部01は反発しあう磁石を一対有し抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性と類似した特性を有し、各組の直列コイル回路内の逆起電力が互いに相殺される内磁性4ドライバースピーカとなる・・・・・・、これによって、第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01の上部極板103Aの外側表面に同軸で非磁性剛性材料で作った適切な厚みを有する円形又は円環状スペーサ1020を二重貼り付けて、当該円形又は円環状スペーサ1020の反対側表面に前記変換器の第三組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01の上部極板103Aの外側表面に接着固定することで、三組並びに三組以上の反発しあう磁石を有するダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01を形成して、前記第一組、第二組、第三組・・・・・・ダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01は一本の中心軸線Y−−−Y軸線を垂直対称軸線にし、同じコイルスケルトンと同じ前記フレームと前記ブラケットと、同じ前記環筒状ヨークと、4つ又は6つ以上の同軸で直径の等しいリング状磁気ギャップ110及びセットする4つ又は6つ以上の同軸で直径の等しいコイル109を備えることによって、一対又は一対以上の反発しあう磁石と対称的磁気回路並びに対称的コイル回路を有する内磁気マルチ駆動器変換器を構成する。
特別に指摘しておきたいのが、非磁性剛性材料で作った円形又は円環状スペーサ1020の厚さは上部極板103A及び下部極板103Bの厚さと永久磁石102の厚さ及びその磁気エネルギーと緊密に関連する。
いわゆる適切な厚さとは、ただそのような厚さであれば、本実施例に記載する各組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01の二組の対称磁気回路と二組の対称コイル回路の上下対称特性に与える影響が無視できるものとし、許容範囲内であることを認めると意味する。
また、ブラケット181のリング状溝に磁気回路とコイル回路によって発生した熱を逃したり前記変換器振動システムのダンピングを軽減したりするための透過気穴182を一周に設けてある。
所属するブラケット181の寸法と構造強度に許される場合、全ての透過気穴182の投影面積がなるべく大きいしお互いに等しい。
変換器往復運動中その対称的コイルが動的バランスを取れる点を考えで、本発明では環状に配置する透過気穴182の円心や中心線がみんな前記コイルスケルトン107又は前記同軸で直径の等しいコイルの投影関係の円周に設けることによって、前記変換器の振動システムが上下に震動時前記コイル回路の要求される左右対称のままを保持する。
図4は本発明に記載の内磁性マルチ駆動器変換器実施例2の縦断面図を示す。
これは図3実施例に対する改善案で、中口径と大口径内磁性マルチ駆動器スピーカに適応する。
本実施例で、上部極板103Aと下部極板103Bが4つのリング状極板で、永久磁石102に上部極板と下部極板にあわすようにセットする軸穴を開ける。
ブラケットの内側に突出するプラットフォーム1118の軸心部位に透過気穴又は透過ねじ穴を開けて、図1の前記二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁性駆動部01を実装する時、1本の非磁性材料ファスナー1710、例えば1Cr18Ni9Tiステンレスボルトを上から下へ非磁性スペーサ172と上部極板103Aと永久磁石102と下部極板103Bと非磁性リング状スペーサ1020の素子1710に合わせるすべての軸穴に差し込んで、ブラケット181の底部に埋め込んだ凹状軸穴170の非磁性ナット175によって、本実施例に記載の一対又は一対以上の反発しあう磁石の内磁性駆動部01の磁芯が接着剤とファスナーの力によってブラケットとしっかりと接続されて一つになる。
本実施例の変形として、ブラケット181の内側に突出するプラットフォーム1118の軸心部位にねじ穴1751を設けるし、非磁性締めボルト1710で前記磁芯とブラケットを一つに結合する。
本実施例のその他の変形なら、本発明者の特許権を授与された中国発明特許CN200510091936.0図3〜図5に記載された説明文をご参考ください。
ここでは繰り返して説明しないものとする。
中口径と大口径の内磁性マルチ駆動器スピーカは常に4つ又は6つの駆動器を持つため、コイルスケルトンも長い傾向で、軸方向でのピストン運動時、コイルスケルトンの末端部がラジアルのたわみでコイルに故障が発生することを防止するために、本実施例では異なる軸高さに装着するダブルダンパーという技術方案を提出した。
図4に示すように、ダンパー141−1と141−2は同時にコイルスケルトン107の異なる高さに装着しており、互いの間隔が大きければ大きいほど、コイルスケルトン107の末端部(リング状溝163に近い)のラジアルたわみへのコントロールが強くなり、スピーカにコイル故障の発生率も少なくなる。
そのほかに、本実施例と図3実施例とは構造と仕事原理がまったく同じであるため、本発明では繰り返して説明しないものとする。
図5は本発明に記載の内磁性マルチ駆動器変換器実施例3の縦断面図を示す。
これは図4実施例2の変形であるが、1つの環筒状ヨーク113を二つの独立で同軸で高さの等しい環筒状ヨーク113に変更して、またそれに合わせる非磁性リング状スペーサ1021を追加することによって、上記の二つの環筒状ヨーク113を一つに結合する・・・・、そのほかに、本実施例と図4実施例とは構造と仕事原理がまったく同じであるため、本発明では繰り返して説明しないものとする。
図6は本発明に記載の外磁性マルチ駆動器変換器実施例1の縦断面図を示す。
対称的磁気回路及び対称的コイル回路を備える外磁性4ドライバースピーカの実施例であるが、二つの同軸に装着する上部極板203Aと下部極板203Bが円盤状極板であり、同じ厚みと同じ投影面積を有しネオジム磁石202に合わせる。
1つ又は1つ以上の均一な厚さで均等に配置する軸方向に磁化したネオジム磁石202により上部極板203Aと下部極板203Bを一つに接着して磁芯をなす。
二つのまったく同じであるダブル磁気ギャップダブルコイル外磁性駆動部02は、各組のダブル磁気ギャップダブルコイル外磁性変換器駆動部02の構造と仕事原理が図2実施例説明文とまったく同じであるので、本実施例で繰り返して説明しないとする。
フレーム201はアルミ合金製フレームであり、その底部に軸穴を設けてスピーカの前記磁芯とコイルスケルトン207と合わせるためである。
アルミ合金製のブラケット281は、その軸心部位に内側に突出する円形プラットフォーム2118を設けて、プラットフォームの軸心部位に内側に突出する円柱体212を設け、その底部の外側で内側に突出するプラットフォーム表面211、前記円形プラットフォームが滑らかできちんとする垂直な外周表面を有し、前記垂直な外周表面にリング状溝263を設けて、前記リング状溝263の底部に二つ以上の均等に配置する透過気穴282を設けて、前記リング状溝263の外側が前記ブラケット281の開口環筒状薄肉壁となり、その内周面に対する軸方向高さ側に滑らかできちんとする水平位置決め面2810と垂直位置決め面2820を設けて、ブラケット281の環筒状薄肉壁の先端部に外へ広がってフレーム201に合わせて接続するフランジを設けて、当該フランジにいくつかの均等に配置するねじ穴を設けて、ネジ2013でフレーム201とブラケット281を一つに結合する。
第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル外磁性駆動部02の磁芯の下部極板203Bの外側平面に接着剤を塗布して、適切な厚みのある非磁性剛性材料で作ったアルミ製円盤状スペーサ2020に接着固定する。
それから円盤状スペーサ2020の反対側平面にも接着剤を塗布して、治具で第二組の接着成型済みダブル磁気ギャップダブルコイル外磁性駆動部02の磁芯の下部極板203Bに接着固定する。
二組のダブル磁気ギャップダブルコイル外磁性駆動部02の磁芯の極性は図6に示す。
同軸で直径の等しい反発しあう磁石を有するダブル磁気ギャップダブルコイル外磁性4ドライバースピーカの磁芯を構成できた。
前記ブラケット281の開口環筒状薄肉壁の水平位置決め面2810と垂直位置決め面2820に接着剤を塗布して、前記磁芯を上から下へ前記ブラケット281の開口環筒状薄肉壁に埋め込んで接着固定し、しかも内側に突出する円形プラットフォーム2118と、内側に突出する円柱体212と、フレーム201と、ブラケット281と同じY−−−Y垂直軸線に位置することを確保できる。
前記磁芯と同軸に装着する環筒状ヨーク213を上から下へ前記ブラケット281の内側に突出する円柱体212に嵌め込んで取り付ける又は接着固定し、しかも内側に突出するプラットフォーム表面211に接着されて定位される又はセットして固定する。
環筒状ヨーク213の外側にある二つの水平端面は軸方向高さ側に二つの上部極板203Aの外側の磁極表面より0.5〜20ミリのH値で高くでる。
環筒状ヨーク213の内周面は前記上部極板203A、永久磁石202及び下部極板203Bの中心軸線Y−−−Y軸線と垂直対称軸となり、二つの上部極板203Aと二つ下部極板203Bの垂直な外周表面と環筒状ヨーク213の外周面との間に4つの同軸で直径の等しいリング状磁気ギャップ210を形成する。
リング状磁気ギャップ210に同軸で直径の等しいコイル209を4つ差し込んで、各組のダブル磁気ギャップダブルコイル外磁性駆動部02の二つコイル209の巻き方向とコイルを流す電流の方向をあらかじめ定めることによって、コイル209Aとコイル209Bが同じ動作瞬間に同じ方向にそろえて起電力Fを生じるようにさせる。
これで円盤状スペーサ2020の軸高さ二等分の等分線W−−−W軸を水平対称軸にし、上部極板203Aと、永久磁石202と下部極板203Bの中心軸線Y−−−Yを垂直対称軸にし、反発しあう磁石を一対有し、幾何学的形状と磁気特性に左右対称と上下対称を示す二組の磁気回路並びに、幾何学的形状と電気特性に左右対称と上下対称を示す二組のコイル回路を形成する。
図2実施例説明文に記載するように、各組の対称コイル回路の二つの前記コイル209を直列に接続するとワイヤの巻き方向が逆になって、二つの前記コイルのワイヤ断面面積・巻き回数・巻き幅・抵抗・インダクタンスの絶対値、並びに巻く時の張力がみんな等しいであって、最後に前記の対称である二つの直列回路となっているコイルを並列に接続して(本実施例に図面を略する)、前記二組のダブル磁気ギャップダブルコイル外磁性駆動部02は反発しあう磁石を一対有し抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性と類似した特性を有し、各組の直列コイル回路内の逆起電力が互いに相殺される外磁性4ドライバースピーカとなる・・・・・・、これによって、第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部02の上部極板203Aの外側表面に同軸で非磁性剛性材料で作った適切な厚みを有する円形又は円環状スペーサ2020を二重貼り付けて、当該円形又は円環状スペーサ2020の反対側表面に前記変換器の第三組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部02の上部極板203Aの外側表面に接着固定することで、三組並びに三組以上の反発しあう磁石を有するダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部02を構成して、前記第一組、第二組、第三組・・・・・・ダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部02は一本の中心軸線を垂直対称軸にし、同じコイルスケルトンと同じ前記フレームと前記ブラケットと、同じ前記環筒状ヨークと、4つ又は6つ以上の同軸で直径の等しいリング状磁気ギャップ210及びセットする4つ又は6つ以上の同軸で直径の等しいコイル209を備えることによって、一対又は一対以上の反発しあう磁石と対称的磁気回路並びに対称的コイル回路を有する内磁気マルチ駆動器変換器を構成する。
特別に指摘しておきたいのが、非磁性剛性材料で作った円形又は円環状スペーサ2020の厚さは上部極板203A及び下部極板203Bの厚さと永久磁石202の厚さ及びその磁気エネルギーと緊密に関連する。
いわゆる適切な厚さとは、ただそのような厚さであれば、本実施例に記載する各組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部02の二組の対称磁気回路と二組の対称コイル回路の上下対称特性に与える影響が無視できるものとし、許容範囲内であることを認めると意味する。
そのほかに、本実施例と図3実施例とは構造と仕事原理がまったく同じであるため、本発明では繰り返して説明しないものとする。
図7は本発明に記載の外磁性マルチ駆動器変換器実施例2の縦断面図を示す。
これは図6実施例2の変形であるが、1つの環筒状ヨーク213を二つの独立で同軸で高さの等しい環筒状ヨーク213に変更して、またそれに合わせる非磁性リング状スペーサ2021を追加することによって、上記の二つの環筒状ヨーク213を一つに結合する・・・・、そのほかに、本実施例と図6実施例1とは構造と仕事原理がまったく同じであるため、本発明では繰り返して説明しないものとする。
図8は本発明に記載の外磁性マルチ駆動器変換器実施例3の縦断面図を示す。
図に示した極板203Aと203Bは直径の違う軸穴を二つ有する極板であるので、軸Zから軸Zまでの軸方向距離が図6実施例2より長くなることについて、本実施例は非常に長いリニアストロークを有する場合に特に適する。
その他の内容は、図6実施例の説明文と同じである。
図9は本発明に記載の外磁性マルチ駆動器変換器実施例4の縦断面図を示す。
これは変形したブラケット281と変形した第二フレーム2011に関する実施例である。
図を見ると、二つの直径の等しいダンパー241がW−−−W軸を水平対称軸にしてラジアル方向位置に装着される。
前記ブラケット281の下部に設けている中心軸穴がコイルスケルトン207に合わせる。
また、その外側平面にフレーム2011をセットして、当該反転フレーム2011の外側平面に非磁性剛性材料で作ったフランジを有する円形板2012を設けて、その軸心部位に内側に突出する円柱体2118を設けて、図6に示すように、Y−−−Y軸線と同軸に装着する環筒状ヨーク211の外周面が極板203Aと203Bの垂直な外周表面との間に同軸で直径の等しいリング状磁気ギャップ210を4つ又は4つ以上構成する・・・・・、これで、コイルスケルトン207のラジアルたわみをよりよくコントロールする上下ダブルダンパーマルチ駆動装置を構成するソリューションができた。

Claims (7)

  1. 対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器は、磁気回路及びそれと一体的に連結したフレームとブラケット、同軸で直径が等しい磁気ギャップ及びそれに差し込むコイルスケルトン、コイルスケルトンを並列に巻き回って互いに絶縁である電線によって構成したコイル、コイルスケルトンと少なくとも1つのダンパーと連結した振動膜/又は平面振動板を含んで、コイルスケルトンの往復運動で前記振動膜又は平面振動板を振動させることによって音を出し、又は、前記振動膜を介して音の音圧変化を検出し、コイルによってオーディオ信号を感応して得ることであって、
    a.前記フレームは非磁性材料でできたフレーム/又は前記フレームと前記ブラケットとを融合して一体化構造にしたフレームであり、
    b.前記磁気回路は同軸に取り付けた上部極板と下部極板を2枚備えて、その2枚の前記極板は均一な厚みと投影面積を有して前記永久磁石と合致し、1枚/又は1枚以上の均等な厚みを有して軸方向に磁化した永久磁石によって、前記上部極板と下部極板とを繋げて磁芯全体を構成し、
    c.非磁性材料で構生したプラットであり、その軸心部位に内側に突出する円形プラットフォームを設け、前記円形プラットフォームは滑らかできちんとする垂直な外周表面があり、前記垂直な外周表面の外側に環状溝を設け、前記環状溝の底部に透過気穴を二つ以上均等に配置し、前記環状溝の外側が前記ブラケットの開口環筒状薄肉壁となり、前記環筒状薄肉壁の内周面に対する軸方向高さ側又はその先端部に滑らかできちんとする水平位置決め面と垂直位置決め面を設け、前記ブラケットの環状薄肉壁の先端部に外側へ広がって前記フレームに合わせて接続するフランジがあり、
    d.前記上部極板、永久磁石と下部極板は前記ブラケットの前記円形プラットフォーム表面の軸心部位に接着固定し、前記上部極板と永久磁石と下部極板と同軸に装着する環筒状ヨークが、前記ブラケットの環筒状薄肉壁の内周面に嵌め込んで装着/又は接着固定されるし前記垂直位置決め面と水平位置決め面に接着されて/又は組み合わせて固定され、もう一端に前記ブラケットの底部にある前記円形軸穴に嵌め込んで前記ブラケットに接続する又は接着固定し、前記環筒状ヨークの2個の水平端面は軸方向での高さが前記上部極板と下部極板の外側の磁極表面より0.5〜20ミリのH値で高く出って、前記環筒状ヨークの内周面と前記上部極板と下部極板の垂直な外周表面との間に同軸で直径の等しいリンク状磁気ギャップを二つ形成し、前記リーグ状磁気ギャップに同軸で直径の等しいコイルを二つ差し込み、二つのコイルの巻き方向とコイルを流す電流方向をあらかじめ定めることによって、前記コイルが同じ動作瞬間に同じ方向にそろえて起電力Fを生じるようにさせ、
    e.前記永久磁石の軸方向高さ二等分の等分線X−−−X軸線を水平対称軸にし、前記上部極板と永久磁石と下部極板の中心軸線Y−−−Y軸線を垂直対称軸にし、前記ダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01は左右対称と上下対称を示す二組のコイル回路を有し、二つの前記コイルを直列に接続するとワイヤの巻き方向が逆にあることと、二つの前記コイルのワイヤ断面面積・巻き回数・巻き幅・抵抗・インダクタンスの絶対値、並びに巻く時の張力がみんな等しいであることを予め定め、二つの前記コイルのインダクタンス及び往復運動中感応した逆起電力(Back Electromotive Force)は位相角度が180度であるため相殺されることによって、抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性と類似した特性を有する第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01を構成し、
    f.前記第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01の下部極板の外側電極表面に同軸で非磁性材料で作った適切な厚みを有する円形/又は円環状スペーサを貼り付けて、前記円形/又は円環状スペーサの反対側表面に前記変換器の第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01の下部極板と接着固定することによって、磁石の反発力を利用するダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01を二組構成し、これによって、第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01の上部極板の外側表面に同軸で非磁性材料で作った適切な厚みを有する円形/又は円環状スペーサを二重貼り付けて、前記円形/又は円環状スペーサの反対側表面に前記変換器の第三組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部の上部極板と接着固定することで、それから第一組、第二組、第三組・・・・・・
    ダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01は前記一本の中心軸線Y−−−Y軸線を垂直対称軸にし、同じ前記コイルスケルトンと同じ前記フレームと前記ブラケットと、同じ前記環筒状ヨークと、同じ幾何学形状寸法である前記円形/又は円環状スペーサと、4つ/又は6つ以上の前記リング状磁気ギャップ及びセットする4つ/又は6つ以上の前記コイルを備えることによって、一対又は一対以上の反発しあう磁石と対称的磁気回路並びに対称的コイル回路を有し、高感度と高解析力と高再現性を有する内磁気マルチ駆動器変換器を構成することを特徴とする。
  2. 対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器は、磁気回路及びそれに一体的に連結したフレームとブラケット、同軸で直径が等しい磁気ギャップ及びそれに差し込むコイルスケルトン、コイルスケルトンを並列に巻き回って互いに絶縁である電線によって構成したコイル、コイルスケルトンと少なくとも1つのダンパーと連結した振動膜/又は平面振動板を含んで、コイルスケルトンの往復運動で前記振動膜又は平面振動板を振動させることによって音を出し、又は、前記振動膜を介して音の音圧変化を検出し、コイルによってオーディオ信号を感応して得ることであって、
    a.前記フレームは非磁性材料でできたフレーム/又は前記フレームと前記ブラケットとを融合して一体化構造にしたフレームであり、
    b.前記磁気回路は同軸に取り付け少なくとも一つの中心軸穴を設けた上部極板と下部極板を2枚備えて、その2枚の前記極板は均一な厚みと投影面積を有して前記永久磁石と合致し、1枚の中心軸穴を設ける円環形/又は1枚以上の均等な厚みを有して軸方向に磁化した永久磁石によって、前記上部極板と下部極板とを繋げて磁芯全体を構成し、
    c.非磁性材料で構成したプラットであり、その軸心部位に内側に突出する円形プラットフォームを設け、前記円形プラットフォームに前記上部極板と永久磁石と下部極板に合わせる中心軸穴を設け、前記円形プラットフォームは滑らかできちんとする垂直な外周表面があり、前記垂直な外周表面の外側に環状溝を設け、前記環状溝の底部に透過気穴を二つ以上均等に配置し、前記環状溝の外側が前記ブラケットの開口環筒状の薄肉壁となり、前記環筒状薄肉壁の内周面に対する軸方向高さ側又はその先端部に滑らかできちんとする水平位置決め面と垂直位置決め面を設け、前記ブラケットの環状薄肉壁の先端部に外へ広がって前記フレームに合わせて接続するフランジがあり、
    d.非磁性材料で作ったファスナーが前記上部極板、永久磁石と下部極板の中の少なくとも一つの中心軸穴を通って前記ブラケットの前記円形プラットフォームの軸心部位にしっかりと接着し、前記上部極板と永久磁石と下部極板と同軸に装着する環筒状ヨークが、前記ブラケットの環筒状薄肉壁の内周面に嵌め込んで装着/又は接着固定されるし前記垂直位置決め面と水平位置決め面に接着されて/又は組み合わせて固定され、もう一端に前記ブラケットの底部にある前記円形軸穴に嵌め込んで前記ブラケットに接続する又は接着固定し、前記環筒状ヨークの2個の水平端面は軸方向高さ側に前記上部極板と下部極板の外側の磁極表面より0.5〜20ミリのH値で高く出って、前記環筒状ヨークの内周面と前記上部極板と下部極板の垂直な外周表面との間に同軸で直径の等しいリンク状磁気ギャップを二つ形成し、前記リーグ状磁気ギャップに同軸で直径の等しいコイルを二つ差し込み、二つのコイルの巻き方向とコイルを流す電流方向をあらかじめ定めることによって、前記コイルが同じ動作瞬間に同じ方向にそろえて起電力Fを生じるようにさせ、
    e.前記永久磁石の軸方向高さ二等分の等分線X−−−X軸線を水平対称軸にし、前記上部極板と永久磁石と下部極板の中心軸Y−−−Y軸線を垂直対称軸にし、前記ダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01は幾何学的形状と磁気特性に左右対称と上下対称を示す二組の磁気回路を有して、また幾何学的形状と電気特性に左右対称と上下対称を示す二組のコイル回路を有し、二つの前記コイルを直列に接続するとワイヤの巻き方向が逆にあることと、二つの前記コイルのワイヤ断面面積・巻き回数・巻き幅・抵抗・インダクタンスの絶対値、並びに巻く時の張力がみんな等しいであることを予め定め、二つの前記コイルのインダクタンス及び往復運動中感応した逆起電力(Back Electromotive Force)は位相角度が180度であるため相殺されることによって、抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性と類似した特性を有する第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01を構成し、
    f.前記第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01の下部極板の外側電極表面に同軸で非磁性材料で作った適切な厚みを有する円形/又は円環状スペーサを貼り付けて、前記円形/又は円環状スペーサの反対側表面に前記変換器の第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部の下部極板と接着固定することによって、磁石の反発力を利用するダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01を二組構成し、これによって、第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部01の上部極板の外側表面に同軸で非磁性材料で作った適切な厚みを有する円形/又は円環状スペーサを二重貼り付けて、前記円形/又は円環状スペーサの反対側表面に前記変換器の第三組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01の下部極板と接着固定することで、それから第一組、第二組、第三組・・・・・・ダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01は前記一本の中心軸線Y−−−Y軸線を垂直対称軸にし、同じ前記コイルスケルトンと同じ前記フレームと前記ブラケットと、同じ前記環筒状ヨークと、同じ幾何学形状寸法である前記円形/又は円環状スペーサと、4つ/又は6つ以上の前記リング状磁気ギャップ及びセットする4つ/又は6つ以上の前記コイルを備えることによって、一対又は一対以上の反発しあう磁石と対称的磁気回路並びに対称的コイル回路を有し、高感度と高解析力と高再現性を有する内磁気マルチ駆動器変換器を構成することを特徴とする。
  3. 対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器は、磁気回路及びそれと一体的に連結したフレームとブラケット、同軸で直径が等しい磁気ギャップ及びそれに差し込むコイルスケルトン、コイルスケルトンを並列に巻き回って互いに絶縁である電線によって構成したコイル、コイルスケルトンと少なくとも1つのダンパーと連結した振動膜/又は平面振動板を含み、コイルスケルトンの往復運動で前記振動膜又は平面振動板を振動させることによって音を出し、又は前記振動膜を介して音の音圧変化を検出し、コイルによってオーディオ信号を感応して得ることであって、
    a.前記フレームは非磁性材料でできたフレーム/又は前記フレームと前記ブラケットとを融合して一体化構造にしたフレームであり、
    b.前記磁気回路は同軸に取り付けた上部極板と下部極板を2枚備えて、その2枚の前記極板は均一な厚みと投影面積を有して前記永久磁石と合致し、1枚の円環形/又は1枚以上の均等な厚みを有して軸方向に磁化した永久磁石によって、前記上部極板と下部極板とを繋げて磁芯全体を構成し、
    c.非磁性材料で構成したプラットであり、その軸心部位に内側に突出する円形プラットフォームを設け、前記円形プラットフォームの軸心部位に内側に突出する円柱体を設け、前記円形プラットフォームは滑らかできちんとする垂直な外周表面があり、前記垂直な外周表面に環状溝を設け、前記環状溝の底部に透過気穴を二つ以上均等に配置し、前記環状溝の外側が前記ブラケットの水平位置決め面と開口円筒体の薄肉壁となり、前記環状薄肉壁の内周面に対する軸方向高さ側に垂直位置決め面を設け、前記ブラケットの環状薄肉壁の先端部に外へ広がって前記フレームに合わせて接続するフランジがあり、
    d.前記上部極板、永久磁石と下部極板は前記ブラケットの円筒状薄肉壁の内周面に埋め込んで装着/又は接着固定し、前記上部極板と永久磁石と下部極板と同軸に取り付けた環筒状ヨークが、前記ブラケットの内側に突出する円柱体に嵌め込んで装着/又は接着固定されるし前記円形プラットフォームの表面に水平位置決めされ、前記環筒状ヨークの2個の水平端面は軸方向高さ側に前記上部極板と下部極板の外側の磁極表面より0.5〜20ミリのH値で高く出って、前記環筒状ヨークの外周面と前記上部極板と下部極板の垂直な外周表面との間に同軸で直径の等しいリンク状磁気ギャップを二つ形成し、前記リーグ状磁気ギャップに同軸で直径の等しいコイルを二つ差し込み、二つのコイルの巻き方向とコイルを流す電流方向をあらかじめ定めることによって、前記コイルが同じ動作瞬間に同じ方向にそろえて起電力Fを生じるようにさせ、
    e.前記永久磁石の軸方向高さ二等分の等分線X−−−X軸線を水平対称軸にし、前記上部極板と永久磁石と下部極板の中心軸Y−−−Y軸線を垂直対称軸にし、前記ダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部は幾何学的形状と磁気特性に左右対称と上下対称を示す二組の磁気回路を有して、また幾何学的形状と電気特性に左右対称と上下対称を示す二組のコイル回路を有し、二つの前記コイルを直列に接続するとワイヤの巻き方向が逆にあることと、二つの前記コイルのワイヤ断面面積・巻き回数・巻き幅・抵抗・インダクタンスの絶対値、並びに巻く時の張力がみんな等しいであることを予め定め、二つの前記コイルのインダクタンス及び往復運動中感応した逆起電力(Back Electromotive Force)は位相角度が180度であるため相殺されることによって、抵抗負荷特性又は抵抗負荷特性と類似した特性を有する第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル外磁気駆動部02を構成し、
    f.前記第一組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部02の下部極板の外側電極表面に同軸で非磁性材料で作った適切な厚みを有する円形/又は円環状スペーサを貼り付けて、前記円形/又は円環状スペーサの反対側表面に前記変換器の第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部02の下部極板と接着固定することによって、磁石の反発力を利用するダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部を二組構成し、これによって、第二組のダブル磁気ギャップダブルコイル内磁気駆動部の上部極板の外側表面に同軸で非磁性材料で作った適切な厚みを有する円形/又は円環状スペーサを二重貼り付けて、前記円形/又は円環状スペーサの反対側表面に前記変換器の第三組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部02の上部極板と接着固定することで、それから第一組、第二組、第三組・・・・・・
    ダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部02は前記一本の中心軸線Y−−−Y軸線を垂直対称軸にし、同じ前記コイルスケルトンと同じ前記フレームと前記ブラケットと、同じ前記環筒状ヨークと、同じ幾何学形状寸法である前記円形/又は円環状スペーサと、4つ/又は6つ以上の前記リング状磁気ギャップ及びセットする4つ/又は6つ以上の前記コイルを備えることによって、一対又は一対以上の反発しあう磁石と対称的磁気回路並びに対称的コイル回路を有し、高感度と高解析力と高再現性を有する外磁気マルチ駆動器変換器を構成することを特徴とする。
  4. 請求項1、請求項2、請求項3記載の前記対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器において、前記二組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01/又は02の下部極板の外側平面に接着固定する同軸に前記非磁性材料で構成した円形/又は円環状スペーサが、反発しあう磁気特性を備える前記二組のダブル磁気ギャップダブルコイル駆動部01/又は02に幾何学的形状と磁気特性に左右対称と上下対称を示す二組の磁気回路及び幾何学的形状と電気特性に左右対称と上下対称を示す二組のコイル回路を有することを確保できる厚みを有することを特徴とする。
  5. 請求項1、請求項2、請求項3記載の前記対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器において、前記環筒状ヨークが前記垂直対称軸Y−−−Y軸線に同軸で直径の等しい二段/又は二段以上の軸方向高さの等しい環筒状ヨークと、並びに1つ/又は1つ以上の適切な厚みのある非磁性材料で造った円形/又は円環状スペーサと一つの全体に接着されることを特徴とする。
  6. 請求項1、請求項2、請求項3記載の前記対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器において、前記ブラケットのリング状溝に磁気回路及びコイル回路による熱を分散したり前記変換器振動システムのダンピングを軽減したりするための前記透過気穴を設けて、前記ブラケットの寸法と構造強度に許される場合、全ての前記透過気穴の投影面積がなるべく大きくし等しい、前記透過気穴の円心と中心線とも前記コイルスケルトン/又は前記同軸で直径の等しいコイルの投影関係の円周に設けられて、そして、前記変換器振動システムが上下に震動時前記コイル回路の前記左右対称状態を保持することを特徴とする。
  7. 請求項1、請求項2、請求項3記載の前記対称的磁気回路と対称的コイル回路を備えるマルチ駆動器変換器おいて、前記ブラケットの底部にフランジを設けて、非磁性材料で造ったフレームの一端に前記フランジと接続し固定して、前記フレームのもう一端に前記ダンパーの直径より大きいフランジを設けて、前記大きいフランジの軸心部位に内側に突出するプラットフォームを設けて、その軸心部位に内側に突出する円柱体を設けて、前記環筒状ヨークが前記フランジの前記内側に突出する円柱体に嵌め込む/又は接着固定することによって、同軸で直径の等しい前記リング状磁気ギャップを形成して、ダンパーが前記フレームの環状プラットフォームに接着固定して、前記フレームと前記フランジの上に冷却・通風空間を均等に設けることを特徴とする。
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