JP2015522098A5

JP2015522098A5 -

Info

Publication number: JP2015522098A5
Application number: JP2015521018A
Authority: JP
Filing date: 2013-07-12
Publication date: 2016-04-28

Description

択一的記載によれば、補強充填材はガラス繊維である。ガラス繊維は、表面処理されていてもいなくてもよく、実際、表面処理されたガラス繊維と表面処理されていないガラス繊維の混合物であってもよい。

Claims

以下の工程：
ａ）組成物を加熱する工程であって、
− 少なくとも１つのポリアミドＰＡ、
− 少なくとも１つの化合物Ｕであって、前記化合物ＵがポリウレタンＰＵ又はアルコール若しくはフェノール型によりブロック化されるポリイソシアネートの化合物である、化合物Ｕ、
− 少なくとも１つの補強充填材であって、該補強充填材の含有量が、組成物の総重量に対して、１０重量％以上である補強充填材
を含む、組成物を、
− 該化合物Ｕが、ＣＯ_２を、直接に又は間接的に発生させ、
− 該ポリアミドが溶融する
温度Ｔに加熱する工程、
ｂ）前記組成物を射出するか又は押出す工程、
ｃ）発泡物品を回収する工程
を含む発泡物品の製造方法。
射出する工程が射出成形である工程であることを特徴とする、請求項１に記載の方法。
補強充填材が繊維状充填材及び非繊維状充填材から選択されることを特徴とする、請求項１又は２に記載の方法。
補強充填材が、ブロック、板状材、針状充填材、及び／又は繊維であることを特徴とする、請求項３に記載の方法。
補強充填材が、ガラス繊維、炭素繊維、及び針状充填材から選択されることを特徴とする、請求項１〜４のいずれか一項に記載の方法であって、該ガラス繊維は、表面処理されていてもいなくても、又はこれらの混合物であってもよい、方法。
組成物が、該組成物の総重量に対して１０重量％〜７０重量％の範囲の含有量の補強充填材を含むことを特徴とする、請求項１〜５のいずれか一項に記載の方法。
組成物のポリアミドが、１００００ｇ／ｍｏｌ以上の数平均モル質量Ｍｎを示すことを特徴とする、請求項１〜６のいずれか一項に記載の方法。
組成物のポリアミドが、３５０００ｇ／ｍｏｌ以下の数平均モル質量Ｍｎを示すことを特徴とする、請求項１〜７のいずれか一項に記載の方法。
組成物のポリアミドが、ポリアミド６、ポリアミド６，６、ポリアミド１１、ポリアミド１２、ポリアミド４，６、ポリアミド６，１０、ポリアミド１０，１０、ポリアミド１２，１２、ポリアミド１０，１２、ポリアミド６，３６及びそれらのコポリマー；半芳香族ポリアミド、テレフタル酸及び／又はイソフタル酸から得られるポリフタルアミド、及びそれらのコポリアミド、６Ｔ、９Ｔ及び１０Ｔに基づくポリアミド及びコポリアミド、並びにそれらのコポリマー及びアロイから選択されることを特徴とする、請求項１〜８のいずれか一項に記載の方法。
ポリアミドＰＡが、組成物の総重量に対して２０重量％〜８９．９重量％の範囲の含有量で組成物中に存在し得ることを特徴とする、請求項１〜９のいずれか一項に記載の方法。
発生するＣＯ_２が、本方法によって得られる物品中に含まれるガスの総体積に対して少なくとも８０体積％であり、直接に又は間接的に、化合物Ｕを含む反応に由来することを特徴とする、請求項１〜１０のいずれか一項に記載の方法。
化合物Ｕが熱可塑性ポリウレタンであることを特徴とする、請求項１〜１１のいずれか一項に記載の方法。
組成物が、ＰＡと化合物Ｕの総重量に対して０．１重量％〜３３重量％の範囲の含有量の化合物Ｕを含むことを特徴とする、請求項１〜１２のいずれか一項に記載の方法。
ＰＡ／化合物Ｕの重量比が、２〜１０００の範囲であることを特徴とする、請求項１〜１３のいずれか一項に記載の方法。
工程ａ）及びｂ）が射出成形によって実施されることを特徴とする、請求項１〜１４のいずれか一項に記載の方法。
組成物が発泡性顆粒の形態にあることを特徴とする、請求項１〜１５のいずれか一項に記載の方法。
物品が、少なくとも９８％の気泡の数を示し、該気泡の直径が、２５０μｍ未満であることを特徴とする、請求項１〜１６のいずれか一項に記載の方法。
組成物が、以下の関係：
η１００≦１２．８２（Ｘ）＋２３９又は
η１０００≦３．６２（Ｘ）＋１３９
［式中、ηは、Ｐａ・ｓ単位で表され、そして１００ｓ^−１の剪断速度（η１００）、又は１０００ｓ^−１の剪断速度（η１０００）のいずれか、ポリアミド組成物の融点よりも１５℃高い温度で測定されるポリアミド組成物の見掛け溶融粘度であり、Ｘは、組成物の総重量に対して、ポリアミドマトリックス中に不均一に分散された添加剤の重量割合に相当する］
に相当する見掛け溶融粘度を示すことを特徴とする、請求項１〜１６のいずれか一項に記載の方法。
− 少なくとも１つのポリアミド、
− 少なくとも１つの化合物Ｕであって、前記化合物ＵがポリウレタンＰＵ又はアルコール若しくはフェノール型によりブロック化されるポリイソシアネートの化合物である、化合物Ｕ、
− 少なくとも１つの補強充填材であって、補強充填材の含有量が、組成物の総重量に対して、１０重量％以上である補強充填材
を含む、発泡性顆粒。
請求項１〜１８のいずれか一項により定義される組成物又は請求項１９により定義される発泡性顆粒の、発泡物品の製造のための使用。
請求項１９により定義される発泡性顆粒の、射出成形による発泡物品の製造のための使用。
請求項１〜１８のいずれか一項により定義される方法により得ることができる発泡体又は発泡物品。
請求項１〜１８のいずれか一項により定義される方法によって得られる、発泡物品中に存在する気泡のサイズの制御を向上させることを可能にする試剤としての補強用繊維の使用。