JP2015521611A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. ａ）配列番号２のアミノ酸５８２〜５８９位のアミノ酸配列；
   ｂ）（ａ）の少なくとも６個の連続するアミノ酸のフラグメント；
   ｃ）別の哺乳類ＣＤ３１における（ａ）もしくは（ｂ）に対応するアミノ酸配列；または
   ｄ）２個以上のアミノ酸が逆位である、（ａ）、（ｂ）もしくは（ｃ）に対応するアミノ酸配列
   からなる、単離されたペプチド。
2. 前記別の哺乳類ＣＤ３１がヒト、ブタ又はウシＣＤ３１である、請求項１（ｃ）に記載のペプチド。
3. 前記ペプチドの全体アミノ酸配列が逆位である、請求項１（ｃ）または２記載のペプチド。
4. １個または複数のアミノ酸がＤ−鏡像体型である、請求項１から３のいずれか一項記載のペプチド。
5. 配列
   （ｉ）Ｈ−ＲＶＦＬＡＰＷＫ−ＯＨ（配列番号５）、
   （ｉｉ）Ｈ−ｋｗｐａｌｆｖｒ−ＯＨ（配列番号６）、
   （ｉｉｉ）Ｈ−ＲＶＩＬＡＰＷＫ−ＯＨ（配列番号７）または
   （ｉｖ）Ｈ−ｋｗｐａｌｉｖｒ−ＯＨ（配列番号８）
   を有する、請求項１から４のいずれか一項記載のペプチド。
6. 前記ペプチドが固体支持体に付着されている、請求項１〜５のいずれか一項記載のペプチド。
7. 前記固体支持体が血管内人工的補填物である、請求項６記載のペプチド。
8. 前記血管内人工的補填物がステントである、請求項７記載のペプチド。
9. 請求項１から８のいずれか一項記載のペプチドを含む薬学的組成物。
10. ＣＤ３１介在性シグナル伝達のin vivo活性化における使用のための、請求項１から８のいずれか一項記載のペプチド。
11. 血栓症または炎症性疾患の処置における使用のための、請求項１から８のいずれか一項記載のペプチド。
12. 末梢血ＣＤ３１⁻Ｔリンパ球数の増加および／または分断型可溶性ＣＤ３１の血漿中レベル上昇によって特徴づけられる疾患の処置における使用のための、請求項１０または１１記載の使用のためのペプチド。
13. 固体支持体に付着された、請求項１０から１２のいずれか一項記載の使用のためのペプチド。
14. 皮下投与用である、請求項１０から１２のいずれか一項記載の使用のためのペプチド。
15. 前記疾患が、
    − アテローム血栓症、アテローム性動脈硬化症、急性冠動脈症候群、虚血性脳卒中、末梢動脈疾患および腹部大動脈瘤からなる群より選択される血栓症；または
    − 関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患、全身性エリテマトーデス、グレーブス病、糖尿病、炎症性腸疾患、乾癬、アトピー性皮膚炎、脳アミロイド血管症、血管炎からなる群より選択される炎症性疾患
    である、請求項１１から１４のいずれか一項記載の使用のためのペプチド。