JP2015521068A - 光線療法装置および方法 - Google Patents

光線療法装置および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015521068A
JP2015521068A JP2015514299A JP2015514299A JP2015521068A JP 2015521068 A JP2015521068 A JP 2015521068A JP 2015514299 A JP2015514299 A JP 2015514299A JP 2015514299 A JP2015514299 A JP 2015514299A JP 2015521068 A JP2015521068 A JP 2015521068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip member
fiber optic
flexible
light
flexible fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015514299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015521068A5 (ja
Inventor
ルピス、ニコラオス
ピエルガッリーニ、レミージョ
エベール、リーセ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Klox Technologies Inc
Original Assignee
Klox Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Klox Technologies Inc filed Critical Klox Technologies Inc
Publication of JP2015521068A publication Critical patent/JP2015521068A/ja
Publication of JP2015521068A5 publication Critical patent/JP2015521068A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C19/00Dental auxiliary appliances
    • A61C19/003Apparatus for curing resins by radiation
    • A61C19/004Hand-held apparatus, e.g. guns
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/08Machine parts specially adapted for dentistry
    • A61C1/088Illuminating devices or attachments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/06Radiation therapy using light
    • A61N5/0601Apparatus for use inside the body
    • A61N5/0603Apparatus for use inside the body for treatment of body cavities
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/06Radiation therapy using light
    • A61N5/0613Apparatus adapted for a specific treatment
    • A61N5/062Photodynamic therapy, i.e. excitation of an agent
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/06Radiation therapy using light
    • A61N5/0613Apparatus adapted for a specific treatment
    • A61N5/0624Apparatus adapted for a specific treatment for eliminating microbes, germs, bacteria on or in the body
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/02Stomatological preparations, e.g. drugs for caries, aphtae, periodontitis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/06Radiation therapy using light
    • A61N5/0601Apparatus for use inside the body
    • A61N5/0603Apparatus for use inside the body for treatment of body cavities
    • A61N2005/0606Mouth
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/06Radiation therapy using light
    • A61N2005/063Radiation therapy using light comprising light transmitting means, e.g. optical fibres
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/06Radiation therapy using light
    • A61N2005/0635Radiation therapy using light characterised by the body area to be irradiated
    • A61N2005/0643Applicators, probes irradiating specific body areas in close proximity
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/06Radiation therapy using light
    • A61N2005/0635Radiation therapy using light characterised by the body area to be irradiated
    • A61N2005/0643Applicators, probes irradiating specific body areas in close proximity
    • A61N2005/0644Handheld applicators
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/06Radiation therapy using light
    • A61N2005/065Light sources therefor
    • A61N2005/0651Diodes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/06Radiation therapy using light
    • A61N2005/065Light sources therefor
    • A61N2005/0654Lamps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/06Radiation therapy using light

Abstract

【課題】 届きにくいまたは内部の部位に光を届けるために光源に結合でき、光を送るためのコアを持つ柔軟な光ファイバー先端部材および柔軟な先端部材を光源に機械的に結合するための弾性のある管状コネクタスリーブを含む光線療法装置部材の提供。【解決手段】 本開示は、光源および柔軟な光ファイバー部材を備える光線療法装置にも関連する。本開示は、抗菌治療、歯周資料、創傷治癒治療、抗真菌治療、抗寄生虫治療、抗ウィルス治療、皮膚疾患治療、または瘢痕を最小化または減少させるための治療など、光線治療装置を使用した光線治療の方法にも関連する。【選択図】 図1

Description

本発明は光線療法装置および方法に関する。
光線療法は、最近、手術、治療、検査および診断を含む、医学、美容および歯科分野で幅広い用途があることが認識されている。光線療法技術は、口腔の殺菌のために標的部位を消毒するため、および歯を白くするために適用されてきた。光線療法は、創傷治癒、皮膚の若返りを促進するため、およびにきびなどの皮膚疾患を治療するためにも使用される。これらの技術は、一般的にレーザー光源の使用に依存している。しかし、レーザーは特に臨床環境では非常に危険でありえ、一般的には使用するのに高価、大型、煩雑で複雑である。従って、改善された光線療法装置に対するニーズが存在する。
本開示は、光線療法装置部材および光線療法キットを含み、必ずしもレーザーではない任意の光源を利用でき、それでもなお効果的な治療を提供する光線療法の装置および方法を提供する。
費用およびレーザーに関連するその他の不利益のために、LEDまたはハロゲン電球などの一般的臨床光源の使用は、レーザーよりもより好ましい可能性がある。その結果、本開示の光線療法装置、装置部材、キットおよび方法は、例えば歯周治療、創傷治癒、コラーゲン調節、抗菌治療、抗真菌治療、抗寄生虫治療、抗ウィルス治療、抗炎症治療、皮膚疾患治療、または瘢痕を減少または予防するための治療などの、光線療法レジメンを単純化、補完および/または改善しうる。
特定の実施形態では、本開示は、口の歯周領域に光を届けて、歯周ポケット(例えば、歯茎と歯の間)に塗布された光活性化剤を活性化できる光線療法装置に関連する。光線療法装置は、発光ダイオード(LED)などの光源から、口の歯周領域に光を届けるために適切な光ファイバーの先端を備えうる。先端は、光学的配列を保持するのを助けうるスリーブを使用して、光源に結合されうる。本開示は、光線療法装置を使用して歯周治療領域を殺菌する、歯周病の治療および予防の方法にも関連する。
明確にするためであって制限を目的とするものでないが、本開示の装置およびキットは、歯周病の治療または予防のために光線療法を提供するという状況で本書では記述されている。しかし、当然のことながら、本書に記述された原理は、例えば、抜歯後の窩、歯科根管処置の歯内治療、歯の増白治療、創傷治癒、かぎ穴手術/治療または、光ファイバーが有用でありうる体の届きにくい場所での任意の抗菌剤または治療剤の適用など、幅広い用途に適合されうる。
本開示の装置、方法およびキットの使用には、コラーゲン調節、抗菌治療、抗真菌治療、抗寄生虫治療、抗ウィルス治療、抗炎症治療、皮膚疾患治療、または瘢痕を減少または予防するための治療用のものも含まれる。例えば、本開示の原理は、光線療法的抗菌治療または歯間の増白に適用されうる。さらに、本原理は、歯列矯正に関連した光線療法に適用されうる。より一般的には、本書に記述された装置および方法は、焦点光の適用を必要とする任意の光線療法的治療において、および一部の場合は口または体のその他の部分の一般的に閉鎖されていて届きにくい部位での光の適用において採用されうる。従って、本書に開示された装置、キットおよび方法は、歯肉縁下の創面切除、歯肉縁上の創面切除、歯石除去/根面平滑化、創傷治癒、皮膚疾患治療、局所および全身治療を含む、従来的治療方法の代わりにまたはそれに加えて実施されうる。
本開示の1つの態様は、光線療法装置部材を提供する。一部の実施形態では、光線療法装置部材は、柔軟な光ファイバー先端部材および柔軟な先端部材を光源に機械的に結合するための弾性のある管状コネクタスリーブを備える。柔軟な光ファイバー先端部剤は導波管として機能し、その長さに沿って光を伝送する。柔軟な光ファイバー先端部材は、光を伝送するためのポリマーコアを持ちうる。柔軟な光ファイバー先端部材は、ガラスなど、光を伝送でき適切な光特性を持つ任意のその他の適切な材料で作られうる。柔軟な光ファイバー先端部材は、近位端および塩位端を含むことができ、近位端の直径は遠位端の直径よりも大きく、近位端を通って柔軟な先端部部材に入る光を収束させるように、近位端は湾曲している。弾性のある管状コネクタスリーブは、開口部を持つ近位端および開口部を持つ遠位端を含むことができ、近位端は伸張して光源に機械的に結合されるように構成されている。使用中、柔軟な光ファイバー先端部材の遠位端がスリーブの遠位端の開口部を通って遠位に延長するように、柔軟な光ファイバー先端は弾性のある管状コネクタスリーブ内に部分的に配置され、柔軟な光ファイバー先端部材の近位端は、スリーブ内のスリーブの近位端と遠位端の間に配置され、それによって柔軟な光ファイバー先端部材を光源の近くに位置付けうる。スリーブは、柔軟な光ファイバー先端部材の遠位端がスリーブの遠位端の開口部を通って遠位に延長するように柔軟な光ファイバーを受け入れるように構成され、柔軟な光ファイバー先端部材の近位端は、スリーブ内のスリーブの近位端と遠位端の間に配置され、それによって柔軟な光ファイバー先端部材を光源の近くに位置付けうる。
柔軟な光ファイバー先端は単一体として形成されうる。柔軟な光ファイバー先端は成形により形成されうる。随意に、柔軟な光ファイバー先端は、ポリマー材料のブロックなど材料の単一ブロックから切断される。一部の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端部剤は、擦りあわせなどによって形成される粗面を持つ。柔軟な光ファイバー部材は、コアを通って送られる光の一部が外面を通して外に拡散できるように構成された粗い外面を持ちうる。こうして、光は柔軟な光ファイバー先端部材全体の表面から多くの方向に送られることができる。代替的に、柔軟な光ファイバー先端部材は、光の放射の方向および表面積を制限するためにコーティングを含むことができる。柔軟な光ファイバー先端は、近位端から遠位端までポリマーコアの中心を通って延長する光軸を含むことができ、先端部材を通過する光は光軸の少なくとも一部に沿って移動する。柔軟な光ファイバー先端のポリマーコアは、ポリカーボネートまたはポリメチルメタクリレートを含みうる。コアは、ガラスまたは複合材料、または脆いものではなく光を伝える任意のその他の材料でもありうる。柔軟な光ファイバー先端は、光を吸収し放射できる光活性剤もさらに含みうる。
一部の実施形態では、弾性のある管状コネクタスリーブの内面は、内側に向けて放射状に延長し、光源またはカテーテルをつかむように構成された複数のリブを含む。弾性のある管状コネクタスリーブは、光源またはカテーテルの周りに伸張して、リブによって定位置に保持されうる。特定の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端部材は、弾性のある管状コネクタスリーブから取り外すことができる。
一部の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端部材の近位領域は、実質的に円錐形で近位端に沿って基部を持つ。先端部材の遠位領域は、実質的に円筒形でありうる。柔軟な光ファイバー先端部材の近位端から遠位端までの長さは、約10 mm〜約30 mmの間である。カテーテルが使用される場合、長さはこれよりもはるかに長い場合がある。この場合、柔軟な光ファイバー先端部材の長さは、カテーテルの長さほど長くなる。柔軟な光ファイバー先端部材の遠位端の直径は、随意に約500ミクロン〜約1500ミクロンの間である。さらに、直径は、柔軟な光ファイバー先端部材の長さに沿って変化しうる。柔軟な光ファイバー先端部材の近位端は、柔軟な光ファイバー先端部材の近位部分に対して凸形状でありうる。さらに、直径は、柔軟な光ファイバー先端部材の長さに沿って変化しうる。柔軟な光ファイバー先端部材の遠位端の直径は、用途に従って変化しうる。特定の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端部材の遠位端は、例えばブラシのような複数の剛毛を備えうる。これは、歯のクリーニング、創傷の清拭、皮膚の清拭など、創傷清拭が有用でありうる用途で有用でありうる。
一部の実施形態では、柔軟な光ファイバーが結合される光源は、1つ以上の発光ダイオードを含む。代替的に、光源はハロゲンランプを含みうる。一部の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端はカテーテルの端部に結合されうる。
本開示の第二の態様は、光線療法のための装置を提供する。一部の実施形態では、装置は、光源、柔軟な光ファイバー先端部材を持つプローブ部材およびプローブ部材を光源に機械的に結合するための弾性のある管状コネクタスリーブを備える。柔軟な光ファイバー先端部材の近位端は、近位端を通って先端部材に入る光を収束させるように湾曲しうる。スリーブの近位端は、伸張して光源に機械的に結合されるように構成されうる。随意に、先端部材はスリーブ内に部分的に配置され、スリーブの遠位開口部を通って遠位に延長する。装置は、歯周炎の治療/予防のために使用でき、この場合、柔軟な光ファイバー先端部材の遠位端は、歯周ポケットで受け入れられるようにサイズ調整および/または成形されうる。装置は、届きにくい場所の組織、内部組織およびかぎ穴手術などの窩洞の治療のためにも使用でき、この場合、スリーブの近位端は伸張してカテーテルまたはその他の適切な装置の端部に機械的に結合されるように構成されうる。この場合、柔軟な光ファイバー先端部材はカテーテルの長さに沿って延長し、カテーテルの近位端で光源に結合されうる。本開示によるさらなるスリーブを、カテーテルの近位端で光源に取り付けるために提供しうる。
柔軟な光ファイバー先端は単一体として形成されうる。柔軟な光ファイバー先端は成形により形成されうる。随意に、柔軟な光ファイバー先端は、ポリマー材料など材料の単一ブロックから切断される。一部の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端部材は、租面を作り出すために擦り合される。柔軟な光ファイバー部材は、コアを通って送られる光の一部が外面を通して外に拡散できるように構成された粗い外面を持ちうる。柔軟な光ファイバー先端は、近位端から遠位端までポリマーコアの中心を通って延長する光軸を含むことができ、先端部材を通過する光は光軸の一部に沿って移動する。柔軟な光ファイバー先端のポリマーコアは、ポリカーボネートまたはポリメチルメタクリレートを含みうる。柔軟な光ファイバー先端は、光を吸収しエネルギーとして放射できる光活性剤もさらに含みうる。
一部の実施形態では、弾性のある管状コネクタスリーブの内面は、内側に向けて(円周方向に)放射状に延長し、光源をつかむように構成された複数のリブを含む。特定の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端部材はスリーブから取り外すことができる。
一部の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端部材の近位領域は、実質的に円錐形で近位端に沿って基部を持つ。先端部材の遠位領域は、実質的に円筒形でありうる。柔軟な光ファイバー先端部材の近位端から遠位端までの長さは、約10 mm〜約30 mmの間である。カテーテルが使用される場合、長さはこれよりもはるかに長い場合がある。この場合、柔軟な光ファイバー先端部材の長さは、カテーテルの長さほど長くなる。柔軟な光ファイバー先端部材の遠位端の直径は、随意に約500ミクロン〜約1500ミクロンの間である。さらに、直径は、柔軟な光ファイバー先端部材の長さに沿って変化しうる。柔軟な光ファイバー先端部材の近位端は、柔軟な光ファイバー先端部材の近位部分に対して凸形状でありうる。さらに、直径は、柔軟な光ファイバー先端部材の長さに沿って変化しうる。柔軟な光ファイバー先端部材の遠位端の直径は、用途に従って変化しうる。特定の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端部材の遠位端は、例えばブラシのような複数の剛毛を備えうる。これは、歯のクリーニング、創傷の清拭、皮膚の清拭など、創傷清拭が有用でありうる用途で有用でありうる。
一部の実施形態では、装置は、少なくとも柔軟な光ファイバー先端部材を治療面に対して動かすための作動機構をさらに備える。例えば、作動機構は、柔軟な光ファイバー先端部材を治療面を横切って前後に(光軸に対して実質的に垂直に)動かすため、または柔軟な光ファイバー先端部材を振動させるために、柔軟な光ファイバー先端部材と通信するモーターをさらに備えうる。
一部の実施形態では、柔軟な光ファイバーが結合される光源は、1つ以上の発光ダイオードを含む。代替的に、光源はハロゲンランプを含みうる。一部の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端は、カテーテルの端部に結合されうる。光源は、可視光(400〜800nm)など、任意の適切な波長または出力密度の光を放射できる場合がある。
本開示の別の態様は、歯周病の治療および/または予防の方法を提供する。一部の実施形態では、方法は、光を送るためのコア付きの柔軟な光ファイバー先端部材および柔軟な先端部材を光源に機械的に結合するための弾性のある管状コネクタスリーブを備える歯周プローブ部材を、1つ以上の発光ダイオードを持つ光源に取り付ける手順と、光活性化剤および随意に酸素放出剤を含む組成物を歯周治療領域に導入する手順と、柔軟な光ファイバー先端を歯周治療領域に導入する手順と、柔軟な光ファイバー先端を通して光を適用して歯周治療領域の光活性化剤を活性化する手順を含む。コアはポリマーまたはガラスまたは任意のその他の適切な材料で作られうる。「光活性化剤」とは、光照射に接触した時、光を吸収することができる化合物を意味する。光活性化剤は容易に光励起を受け、次にそのエネルギーをその他の分子に移動するかまたは光として放射することができる。「光活性化剤」、「光活性剤」および「発色団」という用語は、本書では互換的に使用される。一部の実施形態では、光活性化剤は培養時間の必要なしに活性化され、これは培養期間を必要とし患者に感作問題を起こしうる標準的光線力学療法と区別される。
本開示の別の態様は、創傷治療のためまたは組織修復の促進のための方法を提供する。一部の実施形態では、方法は、光を送るためのコア付きの柔軟な光ファイバー先端部材および柔軟な先端部材を光源またはカテーテルに機械的に結合するための弾性のある管状コネクタスリーブを備えるプローブ部材を、1つ以上の発光ダイオードを持つ光源に取り付ける手順と、光活性化剤および随意に酸素放出剤を含む組成物を治療領域に導入する手順と、柔軟な光ファイバー先端部材を治療領域に導入する手順と、柔軟な光ファイバー先端を通して光を適用して治療領域の光活性化剤を活性化する手順を含む。コアはポリマーまたはガラスまたは任意のその他の適切な材料を含みうる。
本開示の別の態様は、組織部位の抗菌治療のための方法を提供する。一部の実施形態では、方法は、光を送るためのコア付きの柔軟な光ファイバー先端部材および柔軟な先端部材を光源に機械的に結合するための弾性のある管状コネクタスリーブを備えるプローブ部材を、1つ以上の発光ダイオードを持つ光源に取り付ける手順と、光活性化剤および随意に酸素放出剤を含む組成物を組織部位に導入する手順と、柔軟な光ファイバー先端を組織部位に導入する手順と、柔軟な光ファイバー先端を通して光を適用して組織部位の光活性化剤を活性化する手順を含む。コアはポリマーまたはガラスまたは任意のその他の適切な材料を含みうる。柔軟な光ファイバー先端は、成形などにより単一体として形成されうる。随意に、柔軟な光ファイバー先端は、ポリマーなど材料の単一ブロックから切断される。一部の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端部材は、租面を作り出すために擦り合される。柔軟な光ファイバー部材は、コアを通って送られる光の一部が、外面を通して外に拡散できるように構成された粗い外面を持ちうる。柔軟な光ファイバー先端は、近位端から遠位端までポリマーコアの中心を通って延長する光軸を含むことができ、先端部材を通過する光は光軸の一部に沿って移動する。柔軟な光ファイバー先端のポリマーコアは、ポリカーボネートまたはポリメチルメタクリレートを含みうる。
一部の実施形態では、弾性のある管状コネクタスリーブの内面は、内側に向けて(円周方向に)放射状に延長し、光源またはカテーテルをつかむように構成された複数のリブを含む。特定の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端部材は取り外すことができる。
一部の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端部材の近位領域は、実質的に円錐形で近位端に沿って基部を持つ。柔軟な光ファイバー先端部材の近位端は、柔軟な光ファイバー先端部材の近位部分に対して凸形状でありうる。先端部材の遠位領域は、実質的に円筒形でありうる。柔軟な光ファイバー先端部材の近位端から遠位端までの長さは、約10 mm〜約30 mmの間である。カテーテルが使用される場合、長さはこれよりずっと長い場合がある。この場合、柔軟な光ファイバー先端部材の長さは、カテーテルの長さほど長くなる。柔軟な光ファイバー先端部材の遠位端の直径は、随意に約500ミクロン〜約1500ミクロンの間である。さらに、直径は、柔軟な光ファイバー先端部材の長さに沿って変化しうる。柔軟な光ファイバー先端部材の遠位端の直径は、用途に従って変化しうる。特定の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端部材の遠位端は、例えばブラシのような複数の剛毛を備えうる。これは、歯のクリーニング、創傷の清拭、皮膚の清拭など、創傷清拭が有用でありうる用途で有用でありうる。
歯周治療領域は、1分〜5分の間など、5分未満の間、光に暴露されうる。歯周治療領域は、1分〜10分の間など、10分未満の間、光に暴露されうる。方法は、歯周治療領域を光に約1〜30分、約1〜25分、約1〜20分、約1〜15分、約1〜10分、暴露する手順を含みうる。方法は、口腔内のいくつかの異なる歯周治療領域にわたって実施されうる。この場合、各歯周治療領域は、1分〜5分の間など、5分未満の間、光に暴露される。光は、約400 nm〜約800 nmの間の波長を持ちうる。
組成物は、口腔内の歯肉、またはその上の一部に導入されうる。組成物は、少なくとも1本の歯の近く、好ましくは少なくとも1本の歯の上に導入されうる。組成物は、歯肉および歯の上または間に導入されうる。
酸素放出剤は、過酸化水素、過酸化カルバマミドまたは過酸化ベンゾイルなどの過酸化物でありうる。追加的または代替的に、酸素放出剤は、アルカリ金属化酸化物、アルカリ金属過炭酸塩、アルカリ金属過ホウ酸塩(例えば過ホウ酸ナトリウム)、またはこれらの化合物の組み合わせを含みうる。
光活性化剤は、キサンテン誘導体染料、アゾ染料、生物学的染料またはカロテノイドでありうる。キサンテン誘導体染料は、フルオレン染料、フルオロン染料またはロドール染料でありうる。随意に、フルオレン染料は、ピロニンYまたはピロニンBなどのピロニン染料、またはローダミンB、ローダミンGまたはローダミンWTなどのローダミン染料である。一部の実施形態では、フルオロン染料は、フロキシンB、ローズベンガル、メルブロミン、エオシンY、エオシンBまたはエリスロシンB、好ましくはエオシンYなどの、フルオレセインまたはフルオレセイン誘導体である。随意に、アゾ染料は、メチルバイオレット、ニュートラルレッド、パラレッド、アマランス、カルモイシン、アルーラレッドAC、タートラジン、オレンジG、ポンソー4R、メチルレッドまたはムレキシド・プルプル酸アンモニウムである。生物学的染料は、サフラニンO、塩基性フクシン、酸性フクシン、3,3’ジヘキシロカルボシアニン・ヨウ化物、カルミン酸またはインドシアニングリーンでありうる。一部の実施形態では、カロテノイドは、クロセチン、a-クロシン、ゼアキサンチン、リコペン、α-カロテン、β-カロテン、ビキシン、フコキサンチン、またはサフロンレッド粉末、アナットー抽出物または褐藻抽出物などの、カロテノイド化合物の混合物である。
本開示の別の態様は、光線療法治療を提供し、これは柔軟な光ファイバー先端部材がコアに光活性剤を含む上記の方法とは異なる。一部の実施形態では、方法は、光を送るためのコアおよび光活性剤を持つ柔軟な光ファイバー先端部材および柔軟な先端部材を光源に機械的に結合するための弾性のある管状コネクタスリーブを備えるプローブ部材を、1つ以上の発光ダイオードを持つ光源に取り付ける手順と、柔軟な光ファイバー先端を治療領域に導入する手順と、柔軟な光ファイバー先端を通して光を適用して光活性剤を活性化する手順を含む。光活性剤が光によって活性化される時、柔軟な光ファイバー先端部材は、蛍光を発する、および/または存在する場合、治療領域の酸素放出剤を活性化させる。
またさらなる態様から、光を送るための複数の柔軟な光ファイバー先端部材であって、柔軟な先端部材が近位端および遠位端を含み、近位端の直径が遠位端の直径よりも大きく、近位端が、近位端を通って柔軟な先端部材に入る光を収束させるように湾曲しているものと、複数の光ファイバー先端部材の1つの少なくとも一部を受け入れるため、および柔軟な先端部材を光源に機械的に結合するための弾性のある管状コネクタスリーブであって、スリーブが第一の開口部を持つ近位端および第二の開口部を持つ遠位端を含み、近位端が伸張して光源と機械的に結合するように構成されているものを備える、光線療法のためのキットが提供されている。柔軟な光ファイバー先端部材は、適切なポリマーまたはガラスなど、任意の適切な光透過材料で作られたコアを持ちうる。
複数の柔軟な光ファイバー先端部材は、異なる用途に適した、異なるサイズおよび形状の遠位端を持ちうる。複数の柔軟な光ファイバー先端部材は、ポリマー基質に光活性剤を含みうる。特定の実施形態では、キットは光活性剤を含む生体光組成物をさらに含みうる。組成物は、随意に酸素放出剤を含みうる。キットは、使用説明書、または柔軟な光ファイバー先端部材を適切な長さに切り取るための道具も含みうる。
本開示の例示的実施形態による光線療法装置を示す。 本開示の例示的実施形態による、図1の装置の柔軟な光ファイバー先端部材を示す。 本開示の例示的実施形態による、図1の装置の、隆起を持つ柔軟な光ファイバー先端部材を示す。 本開示の例示的実施形態による、図1の装置の、隆起を持つ柔軟な光ファイバー先端部材を示す。 本開示の例示的実施形態による、図1の装置の、粗面部分を持つ柔軟な光ファイバー先端部材を示す。 本開示の例示的実施形態による、弾性のある管状コネクタスリーブを使用した、柔軟な光ファイバー先端部材の光源への結合を示す。 本開示の例示的実施形態による、図1の装置の弾性のある管状コネクタスリーブの拡大図を示す。 本開示の例示的実施形態による、図1の装置を使用した歯周病を治療する過程を示すフローチャートである。
本書に記述された装置、キットおよび方法は、特定の例示的実施形態を参照して記述される。しかし、本開示は、本開示の装置、キットおよび方法の説明を唯一の目的として提供されているこれらの例示的実施形態に限定されるべきではなく、いかなる方法でも制限的であると理解されるべきでない。
図1は、本開示による光線療法装置を示す。光線療法装置は、弾性のある管状コネクタスリーブ200で光源300に結合された、柔軟な光ファイバー先端部材100を含む。柔軟な光ファイバー先端部材100は、図2A〜図2Dの記述でさらに詳しく考察される。弾性のある管状コネクタスリーブは、図3Aおよび図3Bの記述でさらに詳しく考察される。
光源300は、例えば、光硬化用の光源を含む、臨床環境で一般的に見られる任意の光源でありうる。一部の実施形態では、光源300は、歯科専門家が患者の口内で作業するのを可能にする適切な長さの細長いケーブルを備える。随意に、光源300は作用光を提供する。一部の実施形態では、光源300は発光ダイオードを備える。代替的に、光源300はハロゲンランプを含みうる。一部の実施形態では、光源300は、光活性化剤を活性化する波長で光を提供するように構成されている。「作用光」という用語は、特定の光源(例えば、ランプ、LED、またはレーザー)から放射され、物質(例えば、光活性化剤)によって吸収されることができる光エネルギーを意味する。好適実施形態では、作用光は可視光である。光源300は、可視光または紫外光を提供しうる。一部の実施形態では、光源300は、約400 nm〜約800 nmの間の波長を持つ可視光を提供する。さらに、光源300は、適切な出力密度を持つべきである。非平行光源(LED、ハロゲン、またはプラズマランプ)の適切な出力密度は、約50 mW/cm2〜約200 mW/cm2、約30〜150 mW/cm2の範囲である。光源300からの光線は、歯周治療領域への送達のために、光源から、柔軟な光ファイバー先端部材100の近位端110から光軸190に沿って、遠位端120まで移動しうる。特定の実施形態では、光源300は、光の連続光線または光のパルス光線を放射しうる。
光源300は、歯科専門家が患者の口の中または近くに光ファイバー導波管を配置することを可能にする、柔軟な光ファイバー導波管に取り付けられた制御ボックスをさらに含みうる。光源300の制御ボックスは、ランプ、変圧器および制御盤を含むことができ、これによって歯科専門家は、光の強度および電圧などの変数を制御できる。光源300は、足ペダルによって制御されることがあり、これによって、歯科専門家は任意のその他の歯科用具に加えて光ファイバー導波管を操作するために手を自由に使うことができる。光源300は、光ファイバー導波管を通って送られる光が足ペダルを放した後もオンになったままになるように、時間遅延も含みうる。
図2Aは、本開示による柔軟な光ファイバー先端部材100を示す。柔軟な光ファイバー先端部材100は、光源300への結合のために構成された近位端110、および歯周治療領域への挿入のために構成された遠位端120に加えて、ポリマーコアを持つ。柔軟な光ファイバー先端部材100は、円筒部分150の近位に円錐部分140を持つように構成されている。円錐部分140は、その基部を近位端110の所に持ちうる。円錐部分140は、光源300から円筒部分150に送られる光の焦点を合わせるための湾曲構造130を含むように構成されることになる。さらに、柔軟な光ファイバー先端部材100は、光が光軸190に沿ってポリマーコアを通過するように構成される。
図2Bは、本開示による追加的な柔軟な光ファイバー先端部材100を示す。図2Bの柔軟な光ファイバー先端部材100は、隆起特徴160を含み、これは柔軟な光ファイバー先端部材100を光源300近くの定位置に配置するのを助けるために、弾性のある管状コネクタスリーブの遠位開口部250内に配置されるように構成されうる。柔軟な光ファイバー先端部材100は、光源300への結合のために構成された近位端110、および歯周治療領域への挿入のために構成された遠位端120に加えて、ポリマーコアを持つ。柔軟な光ファイバー先端部材100は、円筒部分150の近位に円錐部分140を持つように構成されている。円筒部分150は、遠位端120で終わる柔軟部分170の近位にある隆起160を含むように構成されうる。遠位端120は丸い先端121を含みうる。円錐部分140は、その基部を近位端110に持ちうる。円錐部分140は、光源300から円筒部分150に送られる光の焦点を合わせるための湾曲構造130を含むように構成されることになる。さらに、柔軟な光ファイバー先端部材100は、光が光軸190に沿ってポリマーコアを通過するように構成される。
図2Cは、本開示によるさらなる柔軟な光ファイバー先端部材100を示す。図2Cの柔軟な光ファイバー先端部材100は、隆起特徴160を含み、これは柔軟な光ファイバー先端部材100を光源300近くの定位置に配置するのを助けるために、弾性のある管状コネクタスリーブの遠位開口部250内に配置されるように構成されうる。さらに、図2Cの柔軟な光ファイバー先端部材100は、狭窄領域180を含み、これに沿って円筒部分150の直径は、円筒部分150の長さに沿って変化する。柔軟な光ファイバー先端部材100は、光源300への結合のために構成された近位端110、および歯周治療領域への挿入のために構成された遠位端120に加えて、ポリマーコアを持つ。柔軟な光ファイバー先端部材100は、円筒部分150の近位に円錐部分140を持つように構成されている。円筒部分150は、遠位端120で終わる柔軟部分170の近位にある隆起160を含むように構成されうる。柔軟部分170は狭窄領域180を含むことがあり、狭窄領域180の近位端の直径は、狭窄領域180の遠位端の直径よりも大きい。狭窄領域180は、隆起160から遠位端120までにわたる柔軟部分170の長さ全体を横切ることがある。円錐部分140は、その基部を近位端110に持ちうる。円錐部分140は、光源300から円筒部分150に送られる光の焦点を合わせるための湾曲構造130を含むように構成されることになる。さらに、柔軟な光ファイバー先端部材100は、光が光軸190に沿ってポリマーコアを通過するように構成される。
図2Dは、本開示による別の柔軟な光ファイバー先端部材100を示す。図2Dの柔軟な光ファイバー先端部材100は、粗い外面123および粗い先端122を備え、これは柔軟な光ファイバー先端部材100を横切る光が拡散することを可能にする。柔軟な光ファイバー先端部材100は、光源300への結合のために構成された近位端110、および歯周治療領域への挿入のために構成された遠位端120に加えて、ポリマーコアを持つ。柔軟な光ファイバー先端部材100は、円筒部分150の近位に円錐部分140を持つように構成されている。円筒部分150は、遠位端120で終わる柔軟部分170の近位にある隆起160を含むように構成されうる。柔軟部分170の遠位部分は、柔軟部分170を通って送られる光の一部が粗い外面123を通して外に拡散できるように構成された粗い外面123を含みうる。同様に、遠位端120は、遠位端120を通って送られる光の一部が粗い先端122を通して外に拡散できるように構成された粗い先端122を備えうる。柔軟な光ファイバー先端部材100は、粗い外面123または粗い先端122を作るために擦り合される。円錐部分140は、その基部を近位端110に持ちうる。円錐部分140は、光源300から円筒部分150に送られる光の焦点を合わせるための湾曲構造130を含むように構成されることになる。さらに、柔軟な光ファイバー先端部材100は、光が光軸190に沿ってポリマーコアを通過するように構成される。
図2A〜2Dのいずれかに関して、柔軟な光ファイバー先端部材100は、単一体として形成されうる。一部の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端部材は、ポリマー材料の単一ブロックから切断される。一部の実施形態では、ポリマーコアはポリカーボネートを含む。一部の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端部材100は、例えば、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリアクリレートおよびポリメチルメタクリレート材料のいずれかなど、高分子材料を含む。一部の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端部材100は、例えば、石英、ガラス、ホウケイ酸ガラス、鉛ガラス、およびフッ素ガラス材料のいずれかなど、ガラス材料を含む。
柔軟な光ファイバー先端部材100の粗い外面123または粗い先端122は、柔軟な光ファイバー先端部材100を紙やすりで磨く、および/または擦りあわせることを含め、任意の適切な方法によって作られうる。柔軟な光ファイバー先端部材100の粗い外面123または粗い先端122は、サンドブラスト技法で作られうる。
特定の実施形態では、例えば、異なる歯周疾患に罹患した組織間または患者間での交差汚染を避けるために、柔軟な光ファイバー先端部材100は、新しい柔軟な光ファイバー先端部材100と交換すべく、光線療法歯周装置から取り外されて廃棄されうる。柔軟な光ファイバー先端部材100の長さは、約10 mm〜約30 mmの間でありうる。柔軟な光ファイバー先端部材100の長さは、約30 mmより長いことがあり、ユーザーによってサイズ調整のために切り取られうる。
なおも図2A〜2Dのいずれかを参照すると、湾曲構造130は、近位端110に対して凸状でありうる。つまり、湾曲構造130は光源300に向かって湾曲し、これは柔軟な光ファイバー先端部材100が、柔軟な光ファイバー先端部材100の円筒部分150に沿った横断のために、光軸190に沿って光源300から受け取った光の焦点を合わせることを可能にする。光が伝播し、光ファイバー中に焦点を合わせるように、任意の適切な度合いの湾曲を望みとおりに使用しうる。一部脳実施形態では、柔軟な光ファイバー先端部材の近位端100の直径は、光源300の直径と同じサイズである。一部の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端部材の近位端100の直径は、光源300の直径より大きく、これによって柔軟な光ファイバー先端部材100が光を逃がさないようにすることが可能となる。特定の実施形態では、湾曲面130と光源300との間の距離は、光源300からの光が光ファイバー先端部材100中に焦点を合わせるように選択されうる。例えば、湾曲面130は、光源300に触れているか、最小限接触しているか、または近接していることがある。
図2A〜2Dをさらに参照すると、柔軟な光ファイバー先端部材100の円筒部分150は、近位端では約0.75〜1.0 mmの直径を、遠位端120では約0.05〜0.2 mmの直径を持ちうる。一部の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端部材100の遠位端120の直径は、約500ミクロン〜約1500ミクロンの間である。柔軟な光ファイバー先端部材100の円筒部分150および/または柔軟部分170は、歯周ポケット、歯根管、歯の窩洞、口腔病変、外耳道、およびその他の届きにくいかまたは内部の部位などの、小さな空間への遠位端120の挿入ができるように、十分に柔軟でありうる。柔軟な光ファイバー先端部材100、および特に遠位端120は、以下で記述されるように、治療を提供するため、および/または組成物中の光活性化剤を活性化するために、歯周治療領域に直接光を届けて焦点を合わせるように構成されうる。特定の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端部材100および、特に遠位端120は、治療を助けるために、すべての方向および遠位端120および/または円筒部分150の部分または柔軟部分170に沿った両方から、光を分散させるように構成されうる。一部の実施形態では、すべての方向への光の分散は、図2Dに示されるように、粗い端部122または粗い外面123の提供によって達成される。
図2A〜2Dをさらに参照すると、隆起160は、弾性のある管状コネクタスリーブ200の遠位開口部250内に部分的に配置されるように構成されうる。一部の実施形態では、隆起160の近位端の直径は、弾性のある管状コネクタスリーブ200の遠位開口部250の直径よりも大きい。一部の実施形態では、隆起160の遠位端の直径は、弾性のある管状コネクタスリーブ200の遠位開口部250の直径より小さい。一部の実施形態では、隆起160の直径は5 mm〜10 mmの間でありうる。
図3Aは、本開示による光線療法装置の組み立てを示す。柔軟な光ファイバー先端部材100の近位端110は、光源300に結合される。柔軟な光ファイバー先端部材100の遠位端120は、弾性のある管状コネクタスリーブ200を通過して、弾性のある管状コネクタスリーブ200の遠位端220を超えて延長する。弾性のある管状コネクタスリーブ200の近位端210は、柔軟な光ファイバー先端部材100の近位端110を超えて延長し、光源300に結合されることになる。弾性のある管状コネクタスリーブ200は、光源300の取り付けを可能にし、柔軟な光ファイバー先端部材100を定位置にしっかりと保持する、1つ以上の柔軟な隆起230を持つことになる。完全に組み立てられた時、柔軟な光ファイバー先端部材100の近位端110が弾性のある管状コネクタスリーブ200の近位端210と遠位端220の間に来るように、柔軟な光ファイバー先端部材100の近位端110は、弾性のある管状コネクタスリーブ200内に配置される。
図3Bは、本開示による弾性のある管状コネクタスリーブ200を示す。弾性のある管状コネクタスリーブ200は、光源300と結合するように構成された近位端210、および柔軟な光ファイバー先端部材100の円筒部分150を包むように構成された遠位端220を備える。近位端210は近位開口部240を備え、遠位端220は遠位開口部250を備える。光源300は、近位開口部240を通して弾性のある管状コネクタスリーブと結合されることになる。柔軟な光ファイバー先端部材の円筒部分150および遠位端120は、遠位開口部250を通って延長することになる。管状コネクタスリーブは、光源300の取り付けを可能にし、柔軟な光ファイバー先端部材100を定位置にしっかりと保持することを助けうる、1つ以上の柔軟な隆起230を備える。
光源300が近位開口部240を通り抜けて弾性のある管状コネクタスリーブ200内に部分的に配置されるように、弾性のある管状コネクタスリーブ200の近位端210は、光源300への結合のために構成される。近位開口部240の直径を機械的伸張によって大きくできるように、近位端210は弾力性を持ちうる。従って、光源300を近位開口部240中に配置するために近位端210が伸張しなければならないように、近位開口部240の直径は光源300の直径と同じか、またはその直径よりも小さい場合がある。代替的に、近位開口部240の直径が光源300の直径よりも大きくなるように、近位端210は固くてもよい。このような実施形態では、1つ以上の柔軟な隆起230は、光源300を弾性のある管状コネクタスリーブ200内に部分的に配置された状態に保つ。一部の実施形態では、弾性のある管状コネクタスリーブ200は、固い外層および光源300をしっかりとつかむ弾性のある内層を含む、複数の層を持つ。
弾性のある管状コネクタスリーブ200の遠位端220は、柔軟な光ファイバー部材100が遠位開口部250を通って延長できるように構成されている。遠位端220は、柔軟な光ファイバー部材100の円筒部分150が遠位開口部250を通過するように構成されうる。代替的に、遠位端220は、柔軟な光ファイバー部材100の円錐部分140が遠位開口部250を通過するように構成されうる。さらなる実施形態では、遠位端220は、柔軟な光ファイバー部材100の隆起160が遠位開口部250中に部分的に配置されるように構成されうる。一部の実施形態では、遠位開口部250の直径を機械的伸張によって大きくできるように、遠位端220は弾力性を持つ。このような実施形態では、遠位開口部250を通って柔軟な光ファイバー先端部材100が延長するために遠位端220が伸張しなければならないように、遠位開口部250の直径は、柔軟な光ファイバー先端部材100の円錐部分140または円筒部分150と同じまたはその直径よりも小さいことがある。代替的に、遠位開口部250の直径が柔軟な光ファイバー先端部材100の円錐部分140または円筒部分150の直径よりも大きくなるように、遠位端220は固くてもよい。このような実施形態では、1つ以上の柔軟な隆起230は、柔軟な光ファイバー先端部材100を弾性のある管状コネクタスリーブ200内に部分的にしっかり配置された状態に保つ。代替的に、弾性のある管状コネクタスリーブ200の長さは、柔軟な光ファイバー先端部材100がコネクタスリーブ200内に部分的に配置され、コネクタスリーブ200が光源300に結合されている時、柔軟な光ファイバー先端100に動く余地がなく、コネクタスリーブ200内の定位置にしっかり保持されるために十分なほど短いことがある。一部の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端100は光源300に接触している。その他の実施形態では、柔軟な光ファイバー先端100は、光源300から約1 mm未満しか離れていないなど、光源300に接触している。
1つ以上の柔軟な隆起230は、弾性のある管状コネクタスリーブ200内に同心円状に配置されうる。代替的に、柔軟な隆起230は、弾性のある管状コネクタスリーブ200内にらせん状に配置されうる。1つ以上の柔軟な隆起230は固いことがある。一部の実施形態では、弾性のある管状コネクタスリーブ200は、リップ/クリップ法を使用して光源にパチンと留めうる。代替的に、弾性のある管状コネクタスリーブ200は、ねじシステムを使用して光源300にねじ留めされうる。代替的に、弾性のある管状コネクタスリーブ200の近位端210が光源300との結合のために機械的に伸張されうるように、1つ以上の柔軟な隆起230は弾力性を持ちうる。
図4は、本開示による歯周病の治療または予防のプロセス400を示す。プロセス400は取り付け401を含み、ここで柔軟な光ファイバー先端100は、光線治療装置を作るために歯周光源300に取り付けられる。好ましくは、図1および図3Aに示されるように、柔軟な光ファイバー先端100を取り付けるために弾性のある管状コネクタスリーブ200が使用される。プロセス400は、組成物の導入402をさらに含み、ここで光活性化剤および随意に酸素放出剤を含む組成物が歯周治療領域に導入される。プロセス400は、柔軟な先端部材の導入403をさらに含み、ここで光線療法装置の柔軟な光ファイバー先端部材100が歯周治療領域に挿入される。プロセス400は活性化ステップ404をさらに含み、ここで柔軟な光ファイバー先端部材100からの光が光活性化剤を活性化する。
1つの例では、柔軟な光ファイバー先端100からの光による活性化時、光活性化剤は光からエネルギーを吸収し、吸収した光エネルギーの一部を蛍光として放出する。理論に束縛されるものではないが、光活性化された発色団によって放射される蛍光は、生物細胞および組織によって認識され、好ましいバイオモジュレーションにつながりうる、そのフェムト秒、ピコ秒、またはナノ秒の放射特性のために治療特性を持ちうると考えられる。さらに、放射された蛍光は、より長い波長を持つため、活性化光よりも深く組織中に浸透する。一部の実施形態では組成物を通過する活性化光を含む、このような広い範囲の波長で組織を照射することは、細胞および組織に対して異なった補助的治療効果を持ちうる。
別の例では、組成物は酸素放出剤も含む。この場合、光活性化剤は、吸収した光エネルギーの少なくとも一部を酸素放出剤に移動し、これは次に一重項酸素などの酸素ラジカルを生成しうる。これらは、これらの薬剤の別個の用途で、単純な染料として、または光重合の触媒としての発色団の使用とは異なる。
適切な光活性化剤には、蛍光染料(または染色剤)、生物学的染料、組織学的染料、食用色素、天然光活性剤およびカロテノイドが含まれる。
適切な光活性化剤には、以下が含まれるがこれに限定されない:
クロロフィル染料
模範的クロロフィル染料には、クロロフィルa、クロロフィルb、油溶性クロロフィル、細菌クロロフィルa、細菌クロロフィルb、細菌クロロフィルc、細菌クロロフィルd、プロトクロロフィル、プロトクロロフィルa、両親媒性クロロフィル誘導体1、両親媒性クロロフィル誘導体2、フィコビリタンパク質が含まれるがこれに限定されない。
キサンテン誘導体
模範的キサンテン染料には、エオシンB(4',5'-ジブロモ,2',7'-ジニトロ- o-フルオレセイン, ジアニオン)、エオシンY、エオシンY (2',4',5',7'-テトラブロモ-フルオレセイン, ジアニオン)、エオシン(2',4',5',7'-テトラブロモ-フルオレセイン, ジアニオン)、エオシン (2',4',5',7'-テトラブロモ-フルオレセイン, ジアニオン)メチルエステル、エオシン(2',4',5',7'-テトラブロモ-フルオレセイン, モノアニオン) p-イソプロピルベンジルエステル、エオシン誘導体(2',7'-ジブロモ-フルオレセイン, ジアニオン)、エオシン誘導体(4',5'-ジブロモ-フルオレセイン, ジアニオン)、エオシン誘導体(2',7'-ジクロロ-フルオレセイン, ジアニオン)、エオシン誘導体(4',5'-ジクロロ-フルオレセイン, ジアニオン)、エオシン誘導体(2',7'-ジヨード-フルオレセイン, ジアニオン)、エオシン誘導体(4',5'-ジヨード-フルオレセイン, ジアニオン)、エオシン誘導体(トリブロモ-フルオレセイン, ジアニオン)、エオシン誘導体(2',4',5',7'-テトラクロロ-フルオレセイン, ジアニオン)、エオシン、エオシン セチルピリジニウム塩素イオン対、エリスロシンB(2',4',5',7'-テトラヨード-フルオレセイン, ジアニオン)、エリスロシン、エリスロシンジアニオン、エリチオシンB、フルオレセイン、フルオレセインジアニオン、フロキシンB(2',4',5',7'-テトラブロモ-3,4,5,6-テトラクロロ-フルオレセイン, ジアニオン)、フロキシンB(テトラフロモ-フルオレセイン)、フロキシンB、ローズベンガル(3,4,5,6-テトラクロロ-2',4',5',7'-テトラヨードフルオレセイン, ジアニオン)、ピロニンG、ピロニンJ、ピロニンY、ローダミンなどのローダミン染料(4,5-ジブロモ-ローダミンメチルエステル、4,5-ジブロモ-ローダミンn-ブチルエステル。ローダミン101メチルエステル、ローダミン123、ローダミン6G、ローダミン6Gヘキシルエステル、テトラブロモ-ローダミン123、およびテトラメチル-ローダミンエチルエステルを含む)が含まれるがこれに限定されない。
メチレンブルー染料
模範的メチレンブルー誘導体には、1-メチルメチレンブルー、1,9-ジメチルメチレンブルー、メチレンブルー、メチレンブルー(16 .mu.M)、メチレンブルー(14 .mu.M)、メチレンバイオレット、ブロモメチレンバイオレット、4-ヨードメチレンバイオレット、1,9-ジメチル-3-ジメチル-アミノ-7-ジエチル-アミノ-フェノチアジン、および1,9-ジメチル-3-ジメチルアミノ-7-ジブチル-アミノ-フェノチアジンが含まれるがこれに限定されない。
アゾ染料
模範的アゾ(またはジアゾ)染料には、メチルバイオレット、ニュートラルレッド、パラレッド(ピグメントレッド1)、アマランス(アゾルビンS)、カルモイシン(アゾルビン、フードレッド3、アシッドレッド14)、アルーラレッドAC(FD&C 40)、タートラジン(FD&Cイエロー5)、オレンジG(アシッドオレンジ10)、ポンソー4R(フードレッド7)、メチルレッド(アシッドレッド2)、およびムレキシド-プルプル酸アンモニウムが含まれるがこれに限定されない。
本開示の一部の態様では、本書に開示の生体光組成物の一つ以上の光活性化剤は、アシッドブラック1、アシッドブルー22、アシッドブルー93、アシッドフクシン、アシッドグリーン、アシッドグリーン1、アシッドグリーン5、アシッドマゼンタ、アシッドオレンジ10、アシッドレッド26、アシッドレッド29、アシッドレッド44、アシッドレッド51、アシッドレッド66、アシッドレッド87、アシッドレッド91、アシッドレッド92、アシッドレッド94、アシッドレッド101、アシッドレッド103、アシッドローセイン、アシッドルビン、アシッドバイオレット19、アシッドイエロー1、アシッドイエロー9、アシッドイエロー23、アシッドイエロー24、アシッドイエロー36、アシッドイエロー73、アシッドイエローS、アクリジンオレンジ、アクリフラビン、アルシアンブルー、アルシアンイエロー、アルコール可溶性エオシン、アリザリン、アリザリンブルー2RC、アリザリンカルミン、アリザリンシアニンBBS、アリザロールシアニンR、アリザリンレッドS、アリザリンパープリン、アルミノン、アミドブラック10B、アミドシュワルツ、アニリンブルーWS、アントラセンブルーSWR、オーラミンO、アゾカルミンB、アゾカルミンG、アゾイックジアゾ5、アゾイックジアゾ48、アズールA、アズールB、アズールC、ベーシックブルー8、ベーシックブルー9、ベーシックブルー12、ベーシックブルー15、ベーシックブルー17、ベーシックブルー20、ベーシックブルー26、ベーシックブラウン1、ベーシックフクシン、ベーシックグリーン4、ベーシックオレンジ14、ベーシックレッド2、ベーシックレッド5、ベーシックレッド9、ベーシックバイオレット2、ベーシックバイオレット3、ベーシックバイオレット4、ベーシックバイオレット10、ベーシックバイオレット14、ベーシックイエロー1、ベーシックイエロー2、ビエブリッヒスカーレット、ビスマルクブラウンY、ブリリアントクリスタルスカーレット6R、カルシウムレッド、カルミン、カルミン酸、セレスチンブルーB、チャイナブルー、コチニール、コエレスチンブルー、クロムバイオレットCG、クロモトロープ2R、クロモキサンシアニンR、コンゴコリント、コンゴレッド、コットンブルー、コットンレッド、クロセインスカーレット、クロシン、クリスタルポンソー6R、クリスタルバイオレット、ダリア、ダイアモンドグリーンB、ダイレクトブルー14、ダイレクトブルー58、ダイレクトレッド、ダイレクトレッド10、ダイレクトレッド28、ダイレクトレッド80、ダイレクトイエロー7、エオシンB、エオシンブルーイッシュ、エオシン、エオシンY、エオシンイエローイッシュ、エオシノール、エリーガーネットB、エリオクロムシアニンR、エリスロシンB、エチルエオシン、エチルグリーン、エチルバイオレット、エバンスブルー、ファーストブルーB、ファーストグリーンFCF、ファーストレッドB、ファーストイエロー、フルオレセイン、フードグリーン3、ガレイン、ガラミンブルー、ガロシアニン、 ゲンチアナバイオレット、ヘマテイン、ヘマチン、ヘマトキシリン、ヘリオファーストルビンBBL、ヘルベチアブルー、ヘマテイン、ヘマチン、ヘマトキシリン、ホフマンバイオレット、インドシアニングリーン、イングレインブルー、イングレインブルー1、イングレインイエロー1、INT、ケルメス、ケルメス酸、ケルンエヒトロート、Lac、ラッカイン酸、ラウトバイオレット、ライトグリーン、リサミングリーンSF、ルクソールファーストブルー、マゼンタ0、マゼンタI、マゼンタII、マゼンタIII、マラカイトグリーン、マンチェスターブラウン、マルチウスイエロー、メルブロミン、マーキュロクロム、メタニルイエロー、メチレンアズールA、メチレンアズールB、メチレンアズールC、メチレンブルー、メチルブルー、メチルグリーン、メチルバイオレット、メチルバイオレット2B、メチルバイオレット10B、モルダントブルー3、モルダントブルー10、モルダントブルー14、モルダントブルー23、モルダントブルー32、モルダントブルー45、モルダントレッド3、モルダントレッド11、モルダントバイオレット25、モルダントバイオレット39、ナフトールブルーブラック、ナフトールグリーンB、ナフトールイエローS、ナチュラルブラック1、ナチュラルレッド、ナチュラルレッド3、ナチュラルレッド4、ナチュラルレッド8、ナチュラルレッド16、ナチュラルレッド25、ナチュラルレッド28、ナチュラルイエロー6、NBT、ニュートラルレッド、ニューフクシン、ナイアガラブルー3B、ナイトブルー、ナイルブルー、ナイルブルーA、ナイルブルーオキサゾン、ナイルブルー硫酸エステル、ナイルレッド、ニトロBT、ニトロブルーテトラゾリウム、ニュークリアファーストレッド、オイルレッドO、オレンジG、オルセイン、パラロサニリン、フロキシンB、フィコシアニン、フィコエリスリン、フィコエリスリンシアニン(PEC)、フタロシアニン、ピクリン酸、ポンソー2R、ポンソー6R、ポンソーB、ポンソー・デ・キシリジン、ポンソーS、プリムラ、パープリン、ピロニンB、ピロニンG、ピロニンY、ローダミンB、ロザニリン、ローズベンガル、サフロン、サフラニンO、スカーレットR、スカーレットレッド、シャルラッハR、シェラック、シリウスレッドF3B、ソロクロムシアニンR、ソルブルブルー、ソルベントブラック3、ソルベントブルー38、ソルベントレッド23、ソルベントレッド24、ソルベントレッド27、ソルベントレッド45、ソルベントイエロー94、スピリットソルブルエオシン、スーダンIII、スーダンIV、スーダンブラックB、サルファーイエローS、スイスブルー、タートラジン、チオフラビンS、チオフラビンT、チオニン、トルイジンブルー、トルイジンレッド、トロペオリンG、トリパフラビン、トリパンブルー、ウラニン、ビクトリアブルー4R、ビクトリアブルーB、ビクトリアグリーンB、ウォーターブルーI、ウォーターソルブルエオシン、キシリジンポンソー、またはイエローイッシュエオシンのいずれかから独立して選択されうる。
特定の実施形態では、適用部位で生体光の影響を提供するために、本開示の組成物には、上記にリストされた発色団のいずれか、またはその組み合わせが含まれる。光活性剤組成物は、組み合わされた染料分子による光吸収を増加するか、またはフォトバイオモジュレーションの選択性を高めうる。一部の実施形態では、光活性化剤の組み合わせは相乗的でありうる。一部の実施形態では、1つ以上の光活性剤は両方共キサンテン染料であり、例えば、第一の発色団としてエオシンY、および第二の発色団として、ローズベンガル、エリスロシン、フロキシンBのいずれか1つ以上を含む。エオシンYは活性化された時、エネルギーをローズベンガル、エリスロシンまたはフロキシンBに移動できるので、これらの組み合わせは相乗効果を持つと考えられる。この移動されたエネルギーは、次に蛍光として、または活性酸素種の生成によって放射される。組成物中の発色団の組み合わせの相乗効果によって、活性化光(LEDからの青い光など)によって通常は活性化されない発色団が、活性化光によって活性化される発色団からのエネルギー移動を通して活性化されうる。このようにして、光活性化された発色団の異なる特性を利用し、必要な美容または医学的治療に従って調整することができる。
上述のように、光活性化剤は、組成物中の酸素放出剤を刺激して酸素ラジカルを生成する。酸素ラジカルの生成は組成物を殺菌性組成物に変換するので、細菌は酸素ラジカルへの暴露に極めて敏感である。過酸化物化合物は、2つの酸素原子を含み、それぞれがお互いおよびラジカルまたは一部の元素に結合されている鎖状の構造である、過酸化基(R-O-O-R)を含む酸素放出剤である。酸素放出剤を含む本開示の生体光組成物に光が照射されると、発色団がより高いエネルギー状態に励起される。発色団の電子がより低いエネルギー状態に戻る時、より低いエネルギーレベルの光子を放射し、そのためより長い波長の光の放射を生じる(ストークシフト)。適正な環境では、このエネルギー放出の一部が酸素または活性過酸化水素に移動されて、一重項酸素などの酸素ラジカルの形成を生じる。生体光組成物の活性化によって生成される一重項酸素およびその他の活性酸素種は、ホルミシス形式で働くと考えられる。つまり、標的組織の細胞のストレス反応経路を刺激・調節することにより、通常は有毒な刺激(例えば、活性酸素)への低い暴露によってもたらされる健康利益効果である。外因性に生成されたフリーラジカル(活性酸素種)に対する内因性反応は、外因性フリーラジカルに対する防御力の増加で調節され、治癒および再生過程の加速を誘発する。さらに、組成物の活性化は、抗菌効果も生成する。フリーラジカルへの暴露に対する細菌の極端な感受性は、本開示の組成物を事実上の殺菌組成物にする。
本開示の材料または方法で好ましく使用される特定の酸素放出剤には、過酸化水素、過酸化カルバミド、または過酸化ベンゾイルが含まれるがこれに限定されない。
過酸化水素(H2O2)は、有機過酸化物を調製するための開始材料である。H2O2は強力な酸化剤で、過酸化水素のユニークな特性は、水と酸素に分解して、いかなる持続的な有毒残渣化合物も形成しないことである。本組成物で使用するための過酸化水素は、例えば、6%の過酸化水素のゲルで使用されうる。過酸化水素が本組成物で使用されうる濃度の適切な範囲は、約0.1%〜約6%である。
過酸化尿素(尿素過酸化水素または過酸化カルバミドとしても知られる)は、水溶性があり、約35%の過酸化水素を含む。本組成物で使用するための過酸化カルバミドは、例えば5.6%の過酸化水素に相当する16%の過酸化カルバミドを持つ、ゲルとして使用されうる。過酸化尿素が本組成物で使用されうる濃度の適切な範囲は、約0.3%〜約16%である。過酸化尿素は、熱または光化学で加速されうる持続放出形式で、尿素と過酸化水素に分解する。放出された尿素[カルバミド、(NH2)CO2)]は、非常に高い水溶性があり、強力なタンパク質変性剤である。これは一部のタンパク質の可溶性を増加させ、皮膚および/または粘膜の水分補給を亢進する。
過酸化ベンゾイルは、過酸化基で結合された2つのベンゾイル基(カルボン酸のHを除去した安息香酸)から成る。これは、にきびの治療では、2.5%〜10%に変化する濃度で存在する。放出された過酸化基は、細菌を殺傷するのに効果的である。過酸化ベンゾイルは、皮膚の代謝回転および毛穴の清浄も促進し、これは細菌数の低減およびにきびの減少にさらに寄与する。過酸化ベンゾイルは、皮膚に接触すると安息香酸と酸素に分解するが、どちらも毒性はない。過酸化ベンゾイルが本組成物で使用されうる濃度の適切な範囲は、約2.5%〜約5%である。
特定の実施形態では、光活性化剤は、柔軟な光ファイバー先端の基質に組み込まれうる。こうして、柔軟な光ファイバー先端は、光での活性化時に蛍光を発光するように作られうる。酸素放出剤も、柔軟な光ファイバー先端の基質内に含められうる。使用される光活性剤の濃度は、柔軟な光ファイバー先端からの生体光活性の望ましい強度および持続時間に基づいて選択できる。例えば、キサンテン染料(例えば、エオシンYおよびフルオレセイン)などの一部の染料は、それより後は濃度をさらに増加しても実質的により高い放射蛍光を提供しない「飽和濃度」に達する。飽和濃度を超えて光活性剤濃度をさらに増加させると、固体生体光を通過する活性化光の量を減少させうる。そのため、特定の用途に対して活性化光よりも多くの蛍光が必要な場合、高い「飽和」濃度の光活性剤を使用しうる。しかし、放射される蛍光と活性化光の間にバランスが必要な場合、飽和濃度に近いまたはそれより低い濃度を選択しうる。
当然ながら、本発明は本書に記述および図示された特定の実施形態に限定されず、添付の請求項で定義される本発明の範囲内に入るすべての変更および変形が含まれる。

Claims (54)

  1. 光線療法装置部材であって、
    光を送るためにコアを持つ柔軟な光ファイバー先端部材であって、前記柔軟な先端部材が近位端および遠位端を含み、前記近位端の直径が前記遠位端の直径よりも大きく、前記近位端を通って前記柔軟な先端部材に入る光を収束させるように、前記近位端が湾曲している柔軟な光ファイバー先端部材と、
    前記柔軟な先端部材を光源に機械的に結合するための弾性のある管状コネクタスリーブであって、前記スリーブが開口部を持つ近位端および開口部を持つ遠位端を含み、前記近位端が伸張して光源に機械的に結合されるように構成されている柔軟なコネクタスリーブとを備え、
    使用中、前記柔軟な光ファイバー先端部材の前記遠位端が前記スリーブの前記遠位端の前記開口部を通って遠位に延長するように、前記柔軟な光ファイバー先端が前記スリーブ内に部分的に配置され、前記柔軟な光ファイバー先端部材の前記近位端が、前記スリーブ内の前記スリーブの前記近位端と前記遠位端の間に配置され、それによって前記柔軟な光ファイバー先端部材を前記光源の近くに位置付ける光線療法装置部材。
  2. 前記柔軟な光ファイバー先端部材が単一体として形成される、請求項1に記載の光線療法装置部材。
  3. 前記柔軟な光ファイバー先端部材が材料の単一ブロックから切断される、請求項1または請求項2に記載の光線療法装置部材。
  4. 前記柔軟な光ファイバー部材が、前記コアを通って送られる光の一部が前記外面を通して外に拡散できるように構成された粗い外面を持つ、請求項1〜3のいずれか1項に記載の光線療法装置部材。
  5. 前記柔軟な光ファイバー先端が、前記近位端から遠前記位端まで前記コアの中心を通って延長する光軸を含み、前記先端部材を通過する光が、前記光軸の少なくとも一部に沿って移動する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の光線療法装置部材。
  6. 前記柔軟な光ファイバー先端部材のコアがガラスまたはポリマーである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の光線療法装置部材。
  7. 前記コアがポリカーボネートまたはポリメチルメタクリレートを含む、請求項6に記載の光線療法装置部材。
  8. 前記柔軟な光ファイバー先端部材の近位領域が、実質的に円錐形で前記近位端に沿って基部を持つ、請求項1〜7のいずれか1項に記載の光線療法装置部材。
  9. 前記先端部材が実質的に円筒形である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の光線療法装置部材。
  10. 前記弾性のある管状コネクタスリーブの内面が内側に向けて放射状に延長し、前記光源をつかむように構成された複数のリブを含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の光線療法装置部材。
  11. 前記柔軟な光ファイバー先端部材が取り外し可能である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の光線療法装置部材。
  12. 前記柔軟な光ファイバー先端部材の前記近位端から前記遠位端までの長さが約10 mm〜約30 mmの間である、請求項1〜11のいずれか1項に記載の光線療法装置部材。
  13. 前記柔軟な光ファイバー先端部材の前記遠位端の直径が約500ミクロン〜約1500ミクロンの間である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の光線療法装置部材。
  14. 前記直径が前記柔軟な光ファイバー先端部材の前記長さに沿って変化する、請求項13に記載の光線療法装置部材。
  15. 前記柔軟な光ファイバー先端部材の前記近位端が、前記柔軟な光ファイバー先端部材の前記近位部分に対して凸形状である、請求項1〜14のいずれか1項に記載の光線療法装置部材。
  16. 前記光源をさらに備え、前記光源が1つ以上の発光ダイオードを含む、請求項1〜15のいずれか1項に記載の光線療法装置部材。
  17. 前記光源をさらに備え、前記光源がハロゲンランプを含む、請求項1〜15のいずれか1項に記載の光線療法装置部材。
  18. 前記柔軟な光ファイバー先端部材が前記遠位端に複数の剛毛を備える、請求項1〜17のいずれか1項に記載の光線療法装置部材。
  19. 前記柔軟な光ファイバー先端部材が光活性剤を含む、請求項1〜18のいずれか1項に記載の光線療法装置部材。
  20. 組織の光線療法のための装置であって、前記装置が、
    光源と、
    光を送るためのコア付きの柔軟な光ファイバー先端部材、および前記柔軟な光ファイバー先端部材を光源に機械的に結合するための弾性のある管状コネクタスリーブを持つ光線療法装置部材とを備え、
    前記先端部材の近位端が、前記近位端を通って前記柔軟な先端部材に入る光を収束させるように湾曲しており、
    前記スリーブの近位端が、伸張して前記光源に機械的に結合されるように構成され、
    前記先端部材が前記スリーブ内に部分的に配置され、前記スリーブの遠位を通って遠位に延長する装置。
  21. 前記柔軟な光ファイバー先端部材が単一体として形成される、請求項20に記載の装置。
  22. 前記柔軟な光ファイバー先端部材が材料の単一ブロックから切断される、請求項20または請求項21に記載の装置。
  23. 前記柔軟な光ファイバー部材が、前記コアを通って送られる光の一部が前記外面を通して外に拡散できるように構成された粗い外面を含む、請求項20〜22のいずれか1項に記載の装置。
  24. 前記柔軟な光ファイバー先端部材のコアがポリマーまたはガラスである、請求項20〜23のいずれか1項に記載の装置。
  25. 前記柔軟な光ファイバー先端が前記近位端から前記遠位端まで前記コアの中心を通って延長する光軸を含み、前記先端部材を通過する光が前記光軸の少なくとも一部に沿って移動する、請求項20〜24のいずれか1項に記載の装置。
  26. 前記柔軟な光ファイバー先端部材のコアがポリカーボネートまたはポリメチルメタクリレートである、請求項20〜25のいずれか1項に記載の装置。
  27. 前記先端部材の近位領域が、実質的に円錐形で前記近位端に沿って基部を持つ、請求項20〜25のいずれか1項に記載の装置。
  28. 前記先端部材が実質的に円筒形である、請求項20〜27のいずれか1項に記載の装置。
  29. 前記弾性のある管状コネクタスリーブの内面が内側に向けて放射状に延長し、前記光源をつかむように構成された複数のリブを含む、請求項20〜28のいずれか1項に記載の装置。
  30. 前記光ファイバー先端部材が取り外し可能である、請求項20〜29のいずれか1項に記載の装置。
  31. 前記先端部材の前記近位端から前記遠位端までの長さが約10mm〜約30mmの間である、請求項20〜30のいずれか1項に記載の装置。
  32. 前記先端部材の前記遠位端の直径が約500ミクロン〜約1500ミクロンの間である、請求項20〜31のいずれか1項に記載の装置。
  33. 前記直径が前記光ファイバー先端部材の前記長さに沿って変化する、請求項32に記載の装置。
  34. 前記先端部材の前記近位端が、前記先端部材の前記近位部分に対して凸形状である、請求項20〜33のいずれか1項に記載の装置。
  35. 前記光源が1つ以上の発光ダイオードを含む、請求項20〜34のいずれか1項に記載の装置。
  36. 前記光源がハロゲンランプを含む、請求項20〜34のいずれか1項に記載の装置。
  37. 前記柔軟な光ファイバー先端部材が前記遠位端に複数の剛毛を備える、請求項20〜36のいずれか1項に記載の装置。
  38. 前記柔軟な光ファイバー先端部材が光活性剤を含む、請求項20〜37のいずれか1項に記載の装置。
  39. 歯周病の治療のための方法であって、
    1つ以上の発光ダイオードを持つ光源に歯周プローブ部材を取り付ける手順であって、前記プローブ部材が、光を送るためのコア付きの柔軟な光ファイバー先端部材、および前記柔軟な先端部材を光源に機械的に結合するための弾性のある管状コネクタスリーブを持つ手順と、
    光活性化剤および随意に酸素放出剤を含む組成物を、歯周治療領域に導入する手順と、
    前記柔軟な先端部材を前記歯周治療領域に導入する手順と、
    前記柔軟な光ファイバー先端部材を通して前記歯周治療領域に光を適用することによって前記光活性化剤を活性化する手順とを含む方法。
  40. 前記歯周治療領域が約10分または約5分未満の間、光に暴露される、請求項39に記載の方法。
  41. 前記歯周治療領域が約60秒〜約5分の間、光に暴露される、請求項39または請求項40に記載の方法。
  42. 前記歯周治療領域への前記組成物の前記導入に、歯肉および/または歯の少なくとも一部へまたはその近くに前記組成物を適用する手順を含む、請求項39〜41のいずれか1項に記載の方法。
  43. 前記コアがポリマーまたはガラスを含む、請求項39〜42のいずれか1項に記載の方法。
  44. 前記コアがポリカーボネートまたはポリメチルメタクリレートを含む、請求項43に記載の方法。
  45. 前記光が約400nm〜約800nmの間の波長を持つ可視光である、請求項30〜44のいずれか1項に記載の方法。
  46. 創傷を治療するための方法であって、
    1つ以上の発光ダイオードを持つ光源に創傷プローブ部材を取り付ける手順であって、前記創傷プローブ部材が、光を送るためのコア付きの柔軟な光ファイバー先端部材、および前記柔軟な先端部材を光源に機械的に結合するための弾性のある管状コネクタスリーブを持つ手順と、
    光活性化剤および随意に酸素放出剤を含む組成物を、治療領域に導入する手順と、
    前記柔軟な先端部材を前記治療領域に導入する手順と、
    前記柔軟な光ファイバー先端部材を通して前記治療領域に光を適用することによって前記光活性化剤を活性化する手順とを含む方法。
  47. 前記柔軟な光ファイバー先端部材のコアがポリマーまたはガラスを含む、請求項46に記載の方法。
  48. 光線療法のための方法であって、
    光源にプローブ部材を取り付ける手順であって、前記プローブ部材が、光を送るためのコア付きの柔軟な光ファイバー先端部材、および前記柔軟な先端部材を光源に機械的に結合するための弾性のある管状コネクタスリーブを持つ手順と、
    光活性化剤を含む組成物を、治療領域に導入する手順と、
    前記柔軟な先端部材を前記治療領域に導入する手順と、
    前記柔軟な光ファイバー先端部材を通して前記治療領域に光を適用することによって前記光活性化剤を活性化する手順とを含む方法。
  49. 前記柔軟な光ファイバー先端部材のコアがポリマーまたはガラスを含む、請求項48に記載の方法。
  50. 光線療法のための方法であって、
    光源にプローブ部材を取り付ける手順であって、前記プローブ部材が、光を送るためのコアおよび光活性化剤を含む柔軟な光ファイバー先端部材、および前記柔軟な先端部材を光源に機械的に結合するための弾性のある管状コネクタスリーブを持つ手順と、
    光活性化剤を含む組成物を、治療領域に導入する手順と、
    前記柔軟な先端部材を前記治療領域に導入する手順と、
    前記柔軟な光ファイバー先端部材を通して光を適用することによって前記光活性化剤を活性化する手順とを含む方法。
  51. 前記柔軟な光ファイバー先端部材のコアがポリマーまたはガラスを含む、請求項50に記載の方法。
  52. 光線療法のためのキットであって、
    複数の柔軟な光ファイバー先端部材であって、各柔軟な光ファイバー先端部材が近位端および遠位端を含み、光を送るためにコアを持ち、前記近位端の直径が前記遠位端の直径よりも大きく、前記近位端を通って前記柔軟な先端部材に入る光を収束させるように前記近位端が湾曲している複数の柔軟な光ファイバー先端部材と、
    前記複数の柔軟な光ファイバー先端部材の少なくとも一部を受け入れ、前記柔軟な先端部材を光源に機械的に結合するための弾性のある管状コネクタスリーブであって、前記スリーブが第一の開口部を持つ近位端および第二の開口部を持つ遠位端を含み、前記近位端が伸張して前記光源に機械的に結合されるように構成されているスリーブとを含むキット。
  53. 光活性剤を含む生体光組成物をさらに含む、請求項52に記載のキット。
  54. 前記柔軟な光ファイバー先端部材のコアがポリマーまたはガラスを含む、請求項52または請求項53に記載のキット。
JP2015514299A 2012-05-30 2013-05-29 光線療法装置および方法 Pending JP2015521068A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201261653288P 2012-05-30 2012-05-30
US61/653,288 2012-05-30
US13/797,277 2013-03-12
US13/797,277 US9795466B2 (en) 2012-05-30 2013-03-12 Phototherapy devices and methods
PCT/CA2013/000520 WO2013177674A1 (en) 2012-05-30 2013-05-29 Phototherapy devices and methods

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018037206A Division JP2018108442A (ja) 2012-05-30 2018-03-02 光線療法装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015521068A true JP2015521068A (ja) 2015-07-27
JP2015521068A5 JP2015521068A5 (ja) 2016-07-14

Family

ID=49670671

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015514299A Pending JP2015521068A (ja) 2012-05-30 2013-05-29 光線療法装置および方法
JP2018037206A Pending JP2018108442A (ja) 2012-05-30 2018-03-02 光線療法装置および方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018037206A Pending JP2018108442A (ja) 2012-05-30 2018-03-02 光線療法装置および方法

Country Status (25)

Country Link
US (4) US9795466B2 (ja)
EP (2) EP2854944B1 (ja)
JP (2) JP2015521068A (ja)
KR (1) KR20150016519A (ja)
CN (2) CN104379213B (ja)
AU (1) AU2013270406B2 (ja)
BR (1) BR112014029584A2 (ja)
CA (1) CA2873065A1 (ja)
CY (1) CY1119756T1 (ja)
DK (1) DK2854944T3 (ja)
ES (1) ES2651299T3 (ja)
HK (1) HK1206666A1 (ja)
HR (1) HRP20171798T1 (ja)
HU (1) HUE035092T2 (ja)
IL (1) IL235590A0 (ja)
IN (1) IN2014DN09949A (ja)
LT (1) LT2854944T (ja)
MX (1) MX354646B (ja)
PL (1) PL2854944T3 (ja)
PT (1) PT2854944T (ja)
RS (1) RS56622B1 (ja)
RU (2) RU2017132822A (ja)
SG (1) SG11201407227RA (ja)
SI (1) SI2854944T1 (ja)
WO (1) WO2013177674A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017511393A (ja) * 2014-01-24 2017-04-20 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 光活性剤
JP2017153582A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 株式会社アイキャット 歯科用光照射装置
JP2020527603A (ja) * 2017-07-12 2020-09-10 テルミル,インコーポレーテッド 細菌及び真菌に対して有効な抗菌性組成物

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105974513B (zh) 2009-11-20 2022-10-14 康宁股份有限公司 具有侧面发光的光学光子纤维的照明系统及其制造方法
US9795466B2 (en) * 2012-05-30 2017-10-24 Klox Technologies Inc. Phototherapy devices and methods
US11213695B2 (en) 2013-11-26 2022-01-04 Corning Incorporated Illuminated bandage and method for disinfecting a wound
US9278148B2 (en) 2013-11-26 2016-03-08 Corning Incorporated Anti-bacterial light delivery system and method for disinfecting a surface
DE102014117532A1 (de) 2014-11-28 2016-06-02 Eberhard Karls Universität Tübingen Medizinische Fakultät Antimikrobielle photodynamische Therapie
JP7001478B2 (ja) 2015-03-24 2022-01-19 コーニング インコーポレイテッド 手術装置用の照明システム
US10555886B2 (en) * 2015-06-03 2020-02-11 Far East Bio-Tec Co., Ltd. Composition of algal extracts for preventing and treating periodontal disease
WO2017034908A1 (en) 2015-08-21 2017-03-02 Corning Incorporated Medical device disinfecting system and method
RU175164U1 (ru) * 2015-12-30 2017-11-24 Федеральное государственное унитарное предприятие "Научно-производственный центр автоматики и приборостроения имени академика Н.А. Пилюгина" (ФГУП "НПЦАП") Вертикальный шнекоцентробежный насос
KR101717876B1 (ko) * 2016-01-05 2017-03-17 김해경 동물들의 귀 속 염증을 예방하는 광 조사기구
US10549114B2 (en) 2016-02-03 2020-02-04 Corning Incorporated Therapeutic illumination assemblies and methods of illuminating medical devices and biological material using the same
US10918770B2 (en) 2016-02-12 2021-02-16 Corning Incorporated Vacuum assisted wound closure assembly and methods of irradiating a wound using the same
DE102016106532A1 (de) * 2016-04-08 2017-10-12 Bredent Medical Gmbh & Co. Kg Applikator zur photodynamischen Therapie
US20200222537A1 (en) * 2016-05-23 2020-07-16 Klox Technologies Limited Biophotonic compositions and uses thereof
CN106581869B (zh) * 2017-01-19 2018-09-18 柳州市妇幼保健院 一种紫外线玻璃光导保护套
CN111279125B (zh) 2017-10-24 2022-10-04 康宁股份有限公司 沿着扩散长度具有均匀照明的光扩散光纤及其形成方法
TWI822720B (zh) 2018-01-16 2023-11-21 美商康寧公司 使用藍紫光傳輸系統滅菌的方法、用於傳輸藍紫光的光傳輸系統、及用於滅菌的光傳輸系統
FI129269B (en) * 2018-06-08 2021-10-29 Aalto Univ Foundation Sr Mouthpiece and method for oral treatment
CN112107361A (zh) * 2018-10-21 2020-12-22 苏州高新区建金建智能科技有限公司 一种精准快速的点痣装置
CN109568803B (zh) * 2018-11-28 2021-04-30 中国科学院深圳先进技术研究院 一种柔性光纤植入体及光电极阵列
KR20210103500A (ko) 2018-12-21 2021-08-23 코닝 인코포레이티드 UV LEDs와 함께 사용하도록 구성된 광 확산 다중 섬유 디자인
US11304788B2 (en) * 2019-11-07 2022-04-19 Orthosnap Corp. Light concentrating adapter for dental curing

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0292621A1 (en) * 1987-05-26 1988-11-30 Surgical Laser Technologies, Inc. Contact or insertion laser probe having wide angle radiation
US5968033A (en) * 1997-11-03 1999-10-19 Fuller Research Corporation Optical delivery system and method for subsurface tissue irradiation
JP2008537313A (ja) * 2005-04-21 2008-09-11 オンディーヌ インターナショナル リミテッド 光送出用光プローブ

Family Cites Families (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4666406A (en) 1984-01-13 1987-05-19 Kanca Iii John Photocuring device and method
JPH039687Y2 (ja) 1986-04-01 1991-03-11
JPH045139Y2 (ja) 1987-05-15 1992-02-14
JPH0340964U (ja) 1989-08-31 1991-04-19
JPH05278752A (ja) 1992-02-06 1993-10-26 Sanyo Kagaku Kogyo Kk 一体形成されたラムネ瓶用の口栓
US5267995A (en) 1992-09-01 1993-12-07 Pdt Systems Optical waveguide with flexible tip
US5420768A (en) * 1993-09-13 1995-05-30 Kennedy; John Portable led photocuring device
US6270492B1 (en) 1994-09-09 2001-08-07 Cardiofocus, Inc. Phototherapeutic apparatus with diffusive tip assembly
RU2106887C1 (ru) * 1996-01-10 1998-03-20 Товарищество с ограниченной ответственностью "Акционерная компания "Поликрон" Устройство для светового воздействия на биологические объекты
US5759032A (en) 1996-07-24 1998-06-02 Bartel; William B. Device for applying pressure to photocurable materials during polymerization
US6004315A (en) * 1996-09-16 1999-12-21 Focal, Inc. Optical fiber diffuser and method of making
US6133488A (en) * 1996-11-21 2000-10-17 Daicel Chemical Industries, Limited Processes for separating adamantanols
GB2329756A (en) * 1997-09-25 1999-03-31 Univ Bristol Assemblies of light emitting diodes
US6208788B1 (en) * 1998-07-29 2001-03-27 Ultradent Products, Inc. Apparatus and methods for concentrating light through fiber optic funnels coupled to dental light guides
US6019605A (en) 1998-08-18 2000-02-01 Myers; Terry D. Method for treating periodontal disease
US6558044B1 (en) * 2000-02-23 2003-05-06 Global Pacific Group Ltd. Optical fiber inner tube connector
US6829411B2 (en) 2000-09-01 2004-12-07 Syntec, Inc. Wide angle light diffusing optical fiber tip
US6810184B2 (en) 2002-01-09 2004-10-26 Ceram Optec Industries Inc. Device and method to scatter optical fiber output
US7182597B2 (en) * 2002-08-08 2007-02-27 Kerr Corporation Curing light instrument
US8602774B2 (en) 2002-12-04 2013-12-10 Bryan Wasylucha Process of tooth whitening and apparatus therefor
US6957907B2 (en) * 2003-04-11 2005-10-25 Ultradent Products, Inc. Illumination apparatus having a light-converting lens for increasing visual contrast between different oral tissues
US20040214131A1 (en) 2003-04-25 2004-10-28 Ultradent Products, Inc., Spot curing lens used to spot cure a dental appliance adhesive and systems and methods employing such lenses
US7435252B2 (en) * 2003-10-15 2008-10-14 Valam Corporation Control of microorganisms in the sino-nasal tract
US7074040B2 (en) * 2004-03-30 2006-07-11 Ultradent Products, Inc. Ball lens for use with a dental curing light
US7763336B2 (en) * 2004-05-20 2010-07-27 The Gates Corporation Flexible coupling sleeve and a flexible shaft coupling incorporating same
US7356225B2 (en) 2004-07-22 2008-04-08 Ondine International Ltd Fiber optic probe tip
US20060089526A1 (en) * 2004-10-21 2006-04-27 Medical Instrument Development Laboratories, Inc. Self-sealing closure for an ophthalmic cannula
US7274847B2 (en) 2004-11-16 2007-09-25 Biotex, Inc. Light diffusing tip
US20060115783A1 (en) 2004-12-01 2006-06-01 Mclaren Edwin C Apparatus and method for curing a light curable adhesive
WO2006098719A1 (en) 2005-03-09 2006-09-21 The Procter & Gamble Company Sensor responsive electric toothbrushes and methods of use
AU2007244735B2 (en) 2006-04-28 2012-02-09 Ondine International Ltd. Photodisinfection delivery devices and methods
WO2008051918A2 (en) 2006-10-23 2008-05-02 Allux Medical, Inc. Methods, devices and kits for phototherapy and photodynamic therapy treatment of body cavities
US20110296643A1 (en) 2006-12-04 2011-12-08 Techlight Systems Llc Photocatalysis process toothbrush
US20080241785A1 (en) * 2007-03-30 2008-10-02 Cms Dental Aps Handset and optical tip for photosynthesis
US20100330523A1 (en) 2007-03-30 2010-12-30 Cms Dental Aps Optical tip for photosynthesis
US7724998B2 (en) * 2007-06-28 2010-05-25 Draka Comteq B.V. Coupling composition for optical fiber cables
US20090081605A1 (en) 2007-09-25 2009-03-26 Ondine International, Ltd. Photodynamic therapy device adapted for use with scaler
JP2009119118A (ja) 2007-11-16 2009-06-04 Sumitomo Electric Ind Ltd 歯ブラシ
EP2227474A1 (en) 2008-11-24 2010-09-15 Mallinckrodt Inc. Azo and diaza derivatives and uses thereof in phototherapy
CN101988976B (zh) * 2009-08-05 2012-10-03 华为技术有限公司 微型双芯光纤连接器
JP5059074B2 (ja) 2009-09-18 2012-10-24 株式会社モリタ製作所 歯科用レーザ照射チップ
CA2779092A1 (en) * 2009-10-27 2011-05-19 Klox Technologies Inc. Device for personal use in phototherapy
KR101840063B1 (ko) * 2010-04-14 2018-04-26 미쯔비시 케미컬 주식회사 폴리카보네이트디올 및 그 제조법, 그리고 그것을 사용한 폴리우레탄 및 활성 에너지선 경화성 중합체 조성물
GB2483498A (en) * 2010-09-10 2012-03-14 Miniflex Ltd A water-resistant optical fibre connector with an elastomer sleeve providing both a water seal and a coupling force
JP2012147937A (ja) * 2011-01-19 2012-08-09 Sony Corp レーザ治療装置、レーザ治療システム及び判別方法
ES2607613T3 (es) * 2011-03-11 2017-04-03 Steba Maor Sa Métodos de planificación de terapia fotodinámica focal
US9795466B2 (en) * 2012-05-30 2017-10-24 Klox Technologies Inc. Phototherapy devices and methods

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0292621A1 (en) * 1987-05-26 1988-11-30 Surgical Laser Technologies, Inc. Contact or insertion laser probe having wide angle radiation
US5968033A (en) * 1997-11-03 1999-10-19 Fuller Research Corporation Optical delivery system and method for subsurface tissue irradiation
JP2008537313A (ja) * 2005-04-21 2008-09-11 オンディーヌ インターナショナル リミテッド 光送出用光プローブ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017511393A (ja) * 2014-01-24 2017-04-20 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 光活性剤
JP2017153582A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 株式会社アイキャット 歯科用光照射装置
JP2020527603A (ja) * 2017-07-12 2020-09-10 テルミル,インコーポレーテッド 細菌及び真菌に対して有効な抗菌性組成物

Also Published As

Publication number Publication date
ES2651299T3 (es) 2018-01-25
BR112014029584A2 (pt) 2017-06-27
PL2854944T3 (pl) 2018-02-28
RU2632069C2 (ru) 2017-10-02
HUE035092T2 (en) 2018-05-02
HK1206666A1 (en) 2016-01-15
US20150335904A1 (en) 2015-11-26
RU2017132822A (ru) 2019-02-08
CA2873065A1 (en) 2013-12-05
IN2014DN09949A (ja) 2015-08-14
RS56622B1 (sr) 2018-03-30
AU2013270406A1 (en) 2014-11-20
KR20150016519A (ko) 2015-02-12
US10687926B2 (en) 2020-06-23
IL235590A0 (en) 2015-01-29
AU2013270406B2 (en) 2017-12-14
US9795466B2 (en) 2017-10-24
CN104379213A (zh) 2015-02-25
RU2014147977A (ru) 2016-07-27
HRP20171798T1 (hr) 2018-01-26
US20180071066A1 (en) 2018-03-15
MX354646B (es) 2018-03-14
CN108066896A (zh) 2018-05-25
PT2854944T (pt) 2017-12-19
US11219514B2 (en) 2022-01-11
LT2854944T (lt) 2017-12-27
JP2018108442A (ja) 2018-07-12
SG11201407227RA (en) 2014-12-30
WO2013177674A1 (en) 2013-12-05
EP2854944B1 (en) 2017-10-18
EP3332838B1 (en) 2019-07-10
MX2014014457A (es) 2015-08-14
EP2854944A1 (en) 2015-04-08
DK2854944T3 (en) 2018-01-02
US20190015185A1 (en) 2019-01-17
SI2854944T1 (en) 2018-04-30
CN104379213B (zh) 2018-01-02
US20130323683A1 (en) 2013-12-05
EP2854944A4 (en) 2016-01-20
CY1119756T1 (el) 2018-06-27
EP3332838A1 (en) 2018-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018108442A (ja) 光線療法装置および方法
JP5932653B2 (ja) 光線療法における個人的使用のためのデバイス
US6056548A (en) Hygienic dental laser photo treatment method
CA2603114C (en) Oral care regimens and devices
US20060283478A1 (en) Oral care regimens and devices
KR20060032589A (ko) 광-활성화 살균
Khurana et al. Photodynamic therapy-A ray towards periodontics

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160527

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170321

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170620

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171114