JP2015520798A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 改質剤元素を含む多相金属水素化物合金材料であって、
   ＡＢ _ｘ 結晶構造を有する第１の主要相又は相群であって、前記改質剤元素の濃度がゼロより大きい第１の相又は相群と、
   前記第１の相又は相群における前記改質剤元素の濃度よりも少なくとも１０倍高い濃度の前記改質剤元素を有する第２の相と
   を含み、
   前記合金材料は、水素の可逆的な吸着及び脱着が可能である合金材料。
2. 前記第２の相における前記改質剤元素の濃度は、前記第１の相又は相群における前記改質剤元素の濃度よりも少なくとも５０倍高い、請求項１の合金材料。
3. 前記第２の相における前記改質剤元素の濃度は、前記第１の相又は相群における前記改質剤元素の濃度よりも少なくとも１００倍高い、請求項１の合金材料。
4. 前記第２の相は、非結晶であるか又は前記主要相と同じ結晶構造を有しない、請求項１の合金材料。
5. 前記第１の相又は相群における前記改質剤元素の濃度は４原子パーセント以下である、請求項１の合金材料。
6. 前記改質剤元素は軽希土類元素である、請求項１の合金材料。
7. 前記改質剤元素はイットリウムである、請求項１の合金材料。
8. 前記合金材料は、Ｔｉ、Ｚｒ、Ｖ、Ｎｉ及び前記改質剤元素を含む、請求項１の合金材料。
9. 前記第１の相又は相群はラーベス相結晶構造を有する、請求項１の合金材料。
10. 前記第２の相は前記ラーベス相結晶構造を有しない、請求項９の合金材料。
11. 前記第１の相はＡＢ _２ 結晶構造を有する、請求項１の合金材料。
12. 一般式：Ｔｉ_ＡＺｒ_Ｂ−ＸＹ_ＸＶ_ＣＮｉ_ＤＭ_Ｅを有し、
    Ａ、Ｂ、Ｃ及びＤはそれぞれ独立して０より大きくかつ５０原子パーセント以下であり、
    Ｘは０より大きくかつ４原子パーセント以下であり、
    Ｍは、Ｃｏ、Ｃｒ、Ｓｎ、Ａｌ及びＭｎからなる群から選択された一以上の金属であり、
    Ｅは０〜３０原子パーセントの範囲にある、請求項１の合金材料。
13. Ａ、Ｂ、Ｃ及びＤはそれぞれ独立して５〜５０原子パーセントの範囲にある、請求項１２の合金材料。
14. Ｍは前記金属を少なくとも２つ含み、
    前記少なくとも２つの金属はいずれも前記合金材料において１０原子パーセントを超える量では存在しない、請求項１２の合金材料。
15. 請求項１２の合金材料を含む、再充電可能な金属水素化物電池。