JP2015519867A - 電気自動車給電設備ケーブル検知 - Google Patents

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Abstract

システム、方法、デバイス、コンピュータ可読媒体は、ケーブル204の状態、特に、給電設備のケーブルの状態を検知する。給電設備の例は、電気自動車201を充電するために用いられる電気自動車給電設備200である。電気自動車給電設備200は、電力源から電気自動車201に電力を送るためのケーブルを含む。さらに、電気自動車給電設備200は、ケーブル204の状態を検知するためのケーブル検知副回路225を含む。具体的には、ケーブル検知副回路225は、ケーブル204が取り去られたかどうか検知する。さらに、電気自動車給電設備200は、ケーブル検知副回路225により提供される結果に基づき、種々の対応をとる。【選択図】図2

Description

関連する出願との相互参照
本出願は、2012年5月30日に「電気自動車給電設備ケーブル検知」の名称で出願された米国特許出願第13/483,433号からの優先権を主張する。この出願明細書の全体を、参照により本明細書に援用する。
本開示は、一般的に電気自動車給電設備のケーブルの状態の検知、特に、電気自動車給電設備からのケーブルの盗難の検知に関する。
地球規模での化石燃料への依存を減らそうとする願望が大きくなるにつれて、給電設備の需要が大きくなっている。電気モータに関連する技術が進歩するとともに、より多くの電気モータが燃焼エンジンを置換している。この影響はすでに自動車業界で始まっている。今日、ハイブリッド車や電気自動車が次第に普及してきている。したがって、これらの車両に電力を供給する需要が高まっている。
この需要を満たすために、個人や法人が充電ステーションとも呼ばれる電気自動車給電設備(EVSE)の生産や導入を増やしている。この装置は、部品の中でも特に、電力供給源から電気自動車まで供給電力を運ぶためのケーブル(コードセットとも呼ばれる)を含むのが一般的である。この機能を実行するために、ケーブルは、通常、断面積の大きな銅製の導体を用いて製造される。なぜならば、通常、銅製の導体は、電気自動車の充電に必要とされる電力を運ぶために通常は適しているからである。
ユーザの便益のために、これらのケーブルは、EVSEから電気自動車まで延在するように、数フィート又は数メーターの長さである。すなわち、ユーザの車両に十分届く長さにケーブルが設計されているので、ユーザは自分の車両を充電することができる。したがって、ケーブルは、銅のような高価な導体材料を多量に含みうる。したがって、EVSEのケーブルは盗難の対象となりうる。
さらに、EVSEは多数の場所に導入されうるので、とりわけ盗難を受けやすい。すなわち、EVSEは、集中させるのではなく、広大なエリアにわたって分散されている。したがって、オーナーやオペレータが複数のEVSEを監視することは特に難しくなりうる。
したがって、EVSEのような給電設備をケーブルの盗難から保護するとともに、この設備のユーザ利便性、安全性、所有コストを改善する新規なシステム及び手法が要求されている。
上述の背景に照らして、本発明のいくつかの態様係る基礎的な理解を提供するために、以下、本開示の簡単な概要を示す。この概要は、本発明の広範囲にわたる全体像ではない。この概要は、本発明の鍵となる要素や重要な要素を特定し、本発明の範囲を限定することを意図するものではない。以下の概要は単に、以下に提供されるより詳細な説明への前段として、簡易化した形式で本発明のいくつかの概念を示している。
従来技術において、EVSEケーブル端部のEVSEコネクタ(例えば、「SAE推奨法であるJ1772、SAE電気自動車及びプラグインハイブリッド電気自動車用導通充電カプラ」(以下、SAE J1772)に規定される、電源線L1及びL2/N、接地線、並びにコントロールパイロット線を含むコネクタ)のピンは、電気自動車に接続されていない場合、全てオープン(開路)であるので、EVSEのケーブルの盗難を検知することは難しい。言い換えれば、ケーブルが電気自動車に接続されていない場合には、ケーブルを含めて、閉回路が形成されていないので、EVSEケーブルの盗難の検知は非現実的である。したがって、この開示は、コネクタ部に特注のハードウェアを必要としないEVSEによってケーブルの盗難を検知できるという利益をもたらす。例えば、本開示は、EVSE制御ボックスに含まれるケーブル検知副回路にまで近接線を延在させることによって、SAE J1772に規定されるEVSEコネクタを用いてケーブルの盗難を検知する手法を提供する。さらに、この開示は、最小限のハードウェア要求とコストでEVSEケーブルの盗難検知の解決策を提供する。
本開示の態様は、改善された給電設備を提供するための方法、コンピュータ可読媒体、及び装置を開示することにより、上述の課題のうちの1つ以上に取り組む。さらに、本開示の態様は、それ自身のケーブルの状態を検知しうる給電設備を提供する。例えば、給電設備は、ケーブルが給電設備に接続されたままかどうか、又は、ケーブルが取り去られてしまったかどうか検知する。何者かが、給電設備からケーブルを切断したり、引き抜いたり、さもなければ取り去ったりする可能性が予測される。したがって、ここで開示される給電設備は、ケーブルが盗難されたかどうか検知することができ、したがって、本開示の給電設備は盗難を予防または阻止できる。
本開示のいくつかの態様において、ケーブルが取り去られた場合、給電設備は取り去られた時刻を検知できる。加えて、給電設備は、ケーブルが取り去られたことを検知したことに対応するきっかけとなりうる。様々な対応がここで開示される。
さらに、本開示のいくつかの態様において、給電設備は、電気自動車に電力を供給するための電気自動車給電設備である。電気自動車給電設備は、電気自動車に電力を供給するために用いられるケーブルの盗難を予防または阻止できる。したがって、本開示の電気自動車給電設備は、ケーブルの盗難に対抗する手動の保護手段、及び/又は、ケーブルの盗難に対抗するその他のコストがかかる保護手段の代替物を提供しうる。
本開示は、電気自動車給電設備のような給電設備に実装されるケーブル検知副回路を開示する。ケーブル検知副回路は、自動的にケーブルの状態を検知しうる。ケーブル検知副回路は、ケーブルに延在する導体に電流を流し、閉回路ループが存在するかどうか判定することによって、状態を検知しうる。閉回路ループが存在する場合、ケーブル検知副回路はケーブルがそのまま残っていることを示す信号を出力しうる。対して、閉回路ループが存在しない場合、ケーブル検知副回路はケーブルが取り去られたことを示す信号を出力しうる。
もちろん、上記で言及される実施形態の方法及びシステムは、その他の追加的な要素、ステップ、コンピュータ実行可能な命令、又はコンピュータ可読なデータ構造を含みうる。この点において、他の実施形態も明細書及び特許請求の範囲に記載される。本開示のこれら及び他の実施形態の詳細は、添付の図面及び以下の説明において示されている。本発明のその他の特徴及び利点は説明や図面から明白であるし、特許請求の範囲からも明白であろう。
図1は、本開示の一態様にしたがう電気自動車給電設備の構成例を示す図である。 図2は、本開示の一態様にしたがう電気自動車給電設備のもう一つの構成例を示す図である。 図3は、本開示の一態様にしたがう電気自動車給電設備のさらにもう一つの構成例を示す図である。 図4は、本開示の一態様にしたがう電気自動車給電設備のさらにもう一つの構成例を示す図である。 図5は、本開示の一態様にしたがうケーブル検知副回路の構成例を示す回路図である。 図6は、本開示の説明的な実施形態にしたがい用いられるコンピューティングデバイスの例のブロック図である。
本開示は例示的な説明であり、添付した図面に限定されない。図面において、類似の参照符号は類似の要素を示している。本開示の様々な態様によれば、給電設備のケーブルの状態を検知するために、方法、コンピュータ可読媒体、及び装置が開示される。ここで、ケーブルの状態とは、ケーブルの状況を意味し、ケーブルがそのまま残っているか、取り去られたか、損傷しているか、などを示しうる。さらに、ケーブルが取り去られていると記載されている場合、取り去られるには、切断、引き抜き、取り外しなどのような任意の手段による取り去りを含みうる。また、場合によっては、ケーブルはそのいずれかの部分が取り去られた場合も取り去られたとみなされうる。すなわち、ケーブルはその一部分が切り取られた場合も取り去られたとして記載されうる。
この開示は、給電設備及びそのケーブル検知副回路の種々の実施形態について網羅的に説明しているわけではない。ここでは、給電設備の例示的実施形態は、電気自動車給電設備に関連する。しかしながら、本開示の態様は他のタイプの給電設備、特に、電気自動車給電設備の場合と同様に、高価な銅製の導体で作られたケーブルを含む装置に対して適用可能であることが理解されるべきである。
図1は、本開示の一態様にしたがう電気自動車給電設備の構成例を示す図である。より具体的には、図1は、給電設備の一種である電気自動車給電設備(EVSE)100の構成例を説明している。図1はEVSE100の全ての構成部品を示しているわけではなく、代わりに、SAE J1772に規定されるようなEVSE100のいくつかの基本的な構成部品に焦点を合わせていることが理解されるべきである。さらに、図1は、電気自動車101に接続され、電気自動車101を充電している状態でEVSE100を示している。したがって、EVSE100のいくつかの基本的な構成部品を示すことに加えて、図1は、電気自動車101のいくつかの基本的な構成部品も示している。
図1に示すように、EVSE100は、EVSE制御ボックス102、EVSEコネクタ(すなわちプラグ)103、及びEVSE制御ボックス102をEVSEコネクタ103に接続するケーブル104を備える。ケーブル104は、EVSE制御ボックス102及び/又はEVSEコネクタ103に固定的に、又は取り外し可能に接続されうる。安全又は規制の観点からは、ケーブル104をEVSE制御ボックス102及びEVSEコネクタ103に固定的に接続することが望ましいであろう。一方、種々の理由(例えば、より経済的であったり、より固定しやすかったりすること)により、ケーブル104をEVSE制御ボックス102及び/又はEVSEコネクタ103から容易に取り外せることが望ましいであろう。例えば、ケーブル104が欠陥を有する(例えば、絶縁体が損傷している、導体中に不連続が存在する、など)と判断された場合に、ケーブル104は取り去られ、新しいケーブルに交換されうる。したがって、EVSE100全体を交換することなく、ケーブル104が交換されうる。一方、EVSEコネクタ103は、1つ以上の電気自動車101の車両コネクタ(例えば車両のインレット)105に取り外し可能に接続されるように構成される。すなわち、EVSEコネクタ103は、複数の電気自動車101に接続できるように、関連する基準にしたがうべきである。基準の非限定的な例は、SAE J1772である。
従来技術において、EVSEコネクタ103のピン(SAE J1772にしたがう)は、電気自動車101に接続されていない限り、全てオープン(開路)であるので、ケーブル104の盗難は検知が難しい。言い換えれば、ケーブル104を含めて、閉回路が形成されていない場合、EVSE100のケーブル104の盗難検知は非現実的である。したがって、この開示は、EVSEコネクタ103における専用のハードウェアを必要とせず、EVSE100によってケーブルの盗難検知をするという利益を提供する。例えば、本開示は、EVSE制御ボックス102に含まれる(以下、さらに詳細に説明される)ケーブル検知副回路まで近接線Pを延在することによって、EVSEコネクタ103を用いてケーブル104の盗難を検知する手段を提供する。さらに、この開示は、ハードウェア要求とコストを最小化しうる、EVSEケーブルの盗難検知の解決策を提供する。とりわけ、この開示は、基準が変化し、及び/又は、新しい基準が採用されうることも考慮しており、したがって、開示の態様はそれに応じて適応しうる。
上述のように、図1は、電力源がEVSE100から電気自動車101までケーブル104を通じて電流を流している実施形態を説明している。電力源は交流(AC)及び/又は直流(DC)の電力を供給しうる。また、電力源は種々なレベルの電力を供給するように構成されうる。例えば、電力源は120VAC及び/又は240VACを提供しうる。さらに、AC電力が供給される場合、交流周波数は種々の値(例えば60Hz、50Hz)でありうる。ケーブル104は、電力を送るための複数の導線を含みうる。図1に示すように、ケーブル104は、電流を運び電力を供給するための第1電力線L1及び第2電力線L2/Nを含みうる。図示されていないが、本開示に照らせば当業者によって理解されるだろういくつかの実施例において、ケーブル104は多相電力(例えば三相電力)を提供するために追加的なAC電力の導線を含みうる。加えて、ケーブル104は、充電中にEVSE100の装置接地端子を電気自動車101のシャーシの接地に連結する接地線Gndを含みうる。導線(すなわち、第1電力線L1、第2電力線L2/N、及び接地線Gnd)のそれぞれは、絶縁体に包まれた銅、アルミ、又はその他の導電材料を含みうる。3本の線は、第2の絶縁体により合わせて包まれうる。したがって、ユーザの視点からは、ケーブルは単一のワイヤであるように見えうる。いくつかの実施例において、ケーブル104は、制御パイロット線CP(以下更に詳細に論じられる)やDC電力線(図示されず)などのような追加的な導線も含みうる。
EVSE制御ボックス102とは、EVSE100の1つ以上の構成部品を収容する主要構造体のことである。EVSE制御ボックス102は、単一の構造体のように図示されるが、複数の分離した構造体の寄せ集めでありうる。EVSE制御ボックス102は、電力インジケータ115を含みうる。
さらに、EVSE制御ボックス102は、EVSE100への電力を断つための接触子106を含みうる。接触子106は、スイッチ(又はリレー)のように機能し、第1電力線L1及び第2電力線L2を通る、電流を流すための経路を開いたり閉じたりする。図1に示すように、接触子106は、電力源とケーブル104との間に配置され、したがって、電力源をケーブル104に接続したり切断したりするように動作する。接触子106が閉じた状態である場合、電流は電力源から第1電力線L1及び第2電力線L2を通ってケーブル104まで流れることができる。それに対して、接触子106が開いた状態である場合、電流は電力源からケーブル104まで流れることができない。さらに、接触子106は、第1電力線L1及び第2電力線L2の電力を断つことに特に適合しているので、ケーブル上の電荷が速やかにかつ安全に放散されうる。
EVSE制御ボックス102は、接触子106を制御するための制御電子機器107も含む。より具体的には、制御電子機器107は、接触子106が開いた状態か閉じた状態か制御し、したがって、第1電力線L1及び第2電力線L2の電力を断つべき場合を制御する。制御電子機器107は、抵抗、キャパシタ、インダクタなどのような種々の回路部品を備えうるし、及び/又は、1つ以上の集積回路に実装されうる。いくつかの実施例において、制御電子機器107は、プリント回路基板(PCB)上に実装されうる。
加えて、EVSE制御ボックス102は、第1電力線L1及び第2電力線L2/Nの間の差動電流を検知するための漏電遮断機(GFI)108を含みうる。差動電流が閾値を越えた場合、GFIは制御電子機器107に、接触子106を開いた状態に切り替える対応をするように信号を送信しうる。
さらに、制御電子機器107は、監視回路109とも連動しうる。監視回路109は、制御パイロット信号を生成する制御パイロット線CPに連結されうる。図1に示されたような1つ以上の配置において、監視回路109は、スイッチ(S1)131及び抵抗(R1)132、並びに、パルス幅変調(PWM)信号生成器又は発振信号(例えばPWM信号)を生成するその他の発振器(図示せず)を含みうる。監視回路109は、制御パイロット線CPの電圧を監視しうる。検知された電圧に基づき、監視回路109及び制御電子機器107は、電気自動車101の状態を判定しうる。例えば、監視回路109及び制御電子機器107は、電気自動車101がEVSE100に接続されているかどうか、及び/又は、電気自動車101が充電準備状態にあるかどうか決定しうる。監視回路109は分離して示されているが、制御電子機器107に組み込まれてもよい。
引き続き図1を参照して、EVSEコネクタ103は、EVSEコネクタ103を電気自動車101の車両コネクタ(例えば、車両のインレット)105に電気的に接続するように構成される5つの接点151−155を含みうる。接点151−155は、それぞれ第1電力線L1、第2電力線L2/N、接地線Gnd、制御パイロット線CP、及び近接回路への接続を提供しうる。いくつかの実施例において、5つの接点151−155のうち1つ以上の接点は、電気自動車101の車両コネクタ105に挿入されるように構成される突起(EVSEコネクタ103の基本構造から突き出している)を含みうる。車両コネクタ105は、接地線Gndと接点155の間に連結される抵抗(R5)161を含みうる。
さらに、EVSEコネクタ103は、近接回路を含みうる。近接回路は、車両コネクタ105におけるEVSEコネクタ103の存在を検知するために用いられうる。具体的には、電気自動車101は、近接線Pに信号を送り、近接回路のインピーダンスを検知することによって、EVSEコネクタ103が車両コネクタ105に接続されていることを検知しうる。したがって、近接回路から信号を受信したことに反応して、電気自動車101は充電の準備をしうる。多様な構成により近接回路を提供しうる。図1に示すように、近接回路は、互いに並列であるスイッチ(S3)134及び抵抗(R7)135の両方と直列に連結される抵抗(R6)133を含みうる。抵抗(R6)133の一端は、近接回路の接触子155に連結されうる。一方、並列に接続されたスイッチ(S3)134及び抵抗(R7)135の一端は、接地線Gndに連結される。スイッチ(S3)134は、手動で(例えばユーザがボタンを押すことによって)、又は機械的に(例えばユーザがEVSEコネクタ103を車両コネクタ105に接続する場合にスライドするラッチによって)駆動されうる。1つ以上の配置において、スイッチ(S3)134は、EVSEコネクタ103が特定のコネクタ(例えば車両コネクタ105)に接続される場合にのみ閉じているように構成されうる。
次に電気自動車101について、電気自動車101は多くの部品を含みうるが、図1は電気自動車の充電に関係するいくつかの部品のみを示している。具体的には、図1は、電気自動車101が、充電器181、バッテリ182、絶縁モニタ183、充電コントローラ184、充電状態インジケータ185、並びに抵抗(R2−R4)186−188、ダイオード(D)189、過渡電圧抑制ダイオード(TVS)190、スイッチ(S2)191及びバッファ192等の回路部品を含みうることを示している。
図2は、EVSE200の他の実施例を示す。図2に示すように、EVSE200は、EVSE制御ボックス202、EVSEコネクタ203、及びケーブル204を含みうる。図2で、EVSE200は電気自動車201の電気自動車コネクタ205に電気的に接続されている。さらに、EVSE200は、第1電力線L1、第2電力線L2/N、制御パイロット線CP、近接線P、及び接地線Gndの5本の導線を含む。これら導線のそれぞれは、EVSEコネクタ203から出て、ケーブル204を通って、EVSEコネクタ203まで延在している。EVSEコネクタ203において、導線それぞれの一端は露出されている。すなわち、EVSEコネクタ203は、それぞれ5本の導線へのアクセスを可能にする5つの接点を含む。
一方、電気自動車コネクタ205は、EVSEコネクタ203の5つの接点にそれぞれ接続するように構成された5つの接点も含む。図2に示すように、電気自動車コネクタ205の5つの接点を通じて、電気自動車201は、EVSE200の5本の導線それぞれに電気的に接続しうる。
図2は、EVSE制御ボックス202が接触子(又はリレー)206、制御電子機器207、漏電遮断機(GFI)208、及びケーブル検知副回路225を含みうることも示している。図2に示すように、ケーブル検知副回路225は制御電子機器207、接地線Gnd、及びケーブル検知線に接続されうる。ここで、ケーブル検知線とは、ケーブル204を通り、閉回路ループを形成する目的でケーブル検知副回路225に連結されている任意の線を指す。図2では、ケーブル検知線は、近接線Pを介して電気自動車201に供給される信号と同じ信号を運ぶので、ケーブル検知線とは近接線Pを指す。
とりわけ、工業規格(例えばSAE J1772参照)によれば、近接線Pの一部分(図2で破線により説明される)は、任意選択である。具体的には、SAE J1772のような工業規格に適合させるためにケーブル204又はEVSE制御ボックス202の中に近接線Pを含む必要はない。SAE J1772に適合させるために、近接線Pは、EVSEコネクタ203の中へ延在していることのみが必要であり、そこで近接回路に接続されている(図2で、必要な部分を近接線Pの実線部分により示す)。図1に関して上述されているように、近接回路は、EVSEコネクタ203が電気自動車コネクタ205に接続されていることを電気自動車201に知らせる目的で、EVSEコネクタ203に含まれる。図2で、EVSEコネクタ203の近接回路は、抵抗(R6)233及び抵抗(R7)235、並びにスイッチ(S3)234(図1における類似の参照要素に対応する)を含む。図1及び図2は、近接回路の類似の構成を示しているが、近接回路を他の構成で実施しうることを理解すべきである。
図2の例示的実施形態には、近接線Pの任意選択部分が含まれている。すなわち、近接線Pは、ケーブル204を通ってEVSE制御ボックス202の中まで延在し、そこでケーブル検知副回路225に電気的に接続されている。したがって、ケーブル検知副回路225は、ケーブル204の他端でEVSEコネクタ203の近接回路に接続されうる。さらに、ケーブル検知副回路225及び近接線は両方とも接地線Gndに接続されているので、閉回路ループが形成されうる。具体的には、この閉回路ループはケーブル検知副回路225、近接線P、近接回路、及び接地線Gndを含むであろう。
一実施形態において、閉回路ループに沿ったインピーダンスが近接回路、すなわち、抵抗(R6)233及び抵抗(R7)235(並びに、必要ならば導線の抵抗を考慮に入れる)の予期されるインピーダンスに一致しているかどうか検出することによって、ケーブル検知副回路225は、ケーブル204又はその一部分が取り去られたかどうか検知しうる。ケーブル検知副回路225は、近接線Pに電流を流すことによってインピーダンスのマッチングを開始する。具体的には、ケーブル検知副回路225は、閉回路を形成し、電流が閉回路を通じて流れるようにするために、接地線Gndと近接線Pとの間に連結される電流源を含みうる。検出されたインピーダンスが予期されるインピーダンスに一致している場合、ケーブル検知副回路225は、ケーブル204が取り去られていない(すなわち、ケーブル204は全体としてそのまま残っている)と判定しうる。例えば、ケーブル204が取り去られていない場合、電流は閉回路ループを流れ、ケーブル検知副回路225はインピーダンスが予期されるインピーダンスと一致していることを検知するであろう。しかしながら、検出されたインピーダンスが予期されるインピーダンスと一致していない場合、ケーブル検知副回路225は、ケーブル204が取り去られたと判定しうる。例えば、ケーブル204が取り去られた場合、閉ループ回路は形成されているはずはないし、たとえ閉回路ループが形成されている場合でも、インピーダンスは予期されるインピーダンスに一致するはずがない。特に、ケーブル204が取り去られた場合、検出されるインピーダンスは、ケーブル204が取り去られた結果として開回路が形成されるために、(理論上)無限大のはずである。したがって、ケーブル204が盗難にあった場合、ケーブル検知副回路225は、そのような事態の発生を検知しうる。近接回路の予期されるインピーダンスは、近接回路(例えば抵抗R6及びR7)及び/又はケーブル204自身の既知の抵抗値に基づいて、予め求めうることを理解すべきである。もちろん、一致が検出されるかどうかは、いくぶんの許容範囲を有している(すなわち、インピーダンスが期待されるインピーダンスからある程度の範囲内である場合、一致が起こりうる)。
開示の一態様は、ケーブル204が盗難されたかどうか検知することであるが、ケーブル検知副回路225は、ケーブル204が意図的に取り去られたのか意図せずに取り去られたのか、又は、ケーブルの取り去りが承認されたものか承認されていないものかについて区別できないかもしれない。したがって、ケーブル検知副回路225は、ケーブル204が修理や再配置のために取り去られたとしても、盗難されたと検知しうる。また、ケーブル検知副回路225は、閉回路ループが形成されていない理由がケーブル204内の導線(例えば近接線Pや接地線Gnd)の損傷である場合でさえ、ケーブル204が盗難されたと検知しうる。しかしながら、ケーブル検知副回路225が、ケーブル204が取り去られたと検知する実際の理由が何であれ、設計によって過剰気味に保護されるようにするために、あるいはケーブル204の喪失の最も可能性の高い理由は盗難であるので、ケーブル検知副回路225はケーブル204が盗難されたと仮定しうる。
さらに、ケーブル検知副回路225は、ケーブル204が取り去られたか否か検知した結果に応じて出力信号を生成し、及び/又は、送信するように構成されうる。図2に示すように、ケーブル検知副回路225は、ケーブル204が取り去られたか否か示す信号を、信号線226で制御電子機器207へ送信しうる。この出力信号は種々の形態をとりうる。例えば、出力信号は、ケーブル検知副回路225が、ケーブル204がEVSE200から取り去られたと検知する場合に、論理的高電位であり、ケーブル検知副回路225が、ケーブル204がEVSE200に接続されているままであると検知する場合に、論理的低電位であるデジタル信号でありうる。
加えて、ケーブル検知副回路225は、制御電子機器207から信号を受け取るように構成されうる。具体的には、制御電子機器207は、ケーブル検知副回路225がケーブル検知を実行する時期を制御するための信号を、ケーブル検知副回路225に送信しうる。制御電子機器207は、EVSE200が電気自動車201に接続されている場合、及び/又は、電気自動車201を充電している場合を検知するための監視回路(図2には示さず)を含みうるし、かつ、この検知に基づき、ケーブル検知副回路225に信号を送信しうる。いくつかの実施形態において、制御電子機器207は、EVSE200が電気自動車201に接続されたり電気自動車201を充電したりしていない場合に、ケーブル検知副回路225にケーブル検知を実行させるのみである。EVSE200は、電気自動車201への接続を検知した場合に、ケーブル204がEVSE200に接続されたままであると判定うる。この場合、EVSE200は、ケーブル検知副回路225によるケーブル検知の実行を止める。他の実施形態において、ケーブル検知副回路225は、ユーザの命令に基づき、又はアルゴリズムによって、ケーブル検知を実行しうる。例えば、ケーブル検知副回路225は、定期的(例えば10分ごと、1時間ごとなど)に、何もされていない期間が所定の期間続いた後に、又は、所定の時刻(例えば午後1時、午前1時など)に、ケーブル検知を実行しうる。1つ以上の配置において、所定の時刻は、充電施設/充電ステーションが閉まっている深夜のように、EVSE200が利用できなくなっている時刻でありうる。
図2は制御電子機器207と通信しているケーブル検知副回路225を示しているが、ケーブル検知副回路225は、他の機器とも同様に通信しうる。特に、出力信号がコンピューティングデバイス又は出力機器に送信して、ケーブル204が取り去られたことを検出したことに対する応答を起動しうる。例えば、出力信号は、ケーブル204が取り去られたことを示すアラーム音を発する出力機器に送信されうる。それゆえ、ケーブル204が盗難された場合、アラーム音は、EVSE200のオペレータやオーナー、EVSE200のユーザ、及びそこに居合わせた人などの他者に、盗難を警告しうる。したがって、ケーブル204を盗んだ人物の正体が判明しうる。また、アラーム音は、人々がケーブル204を盗もうと試みることを阻止する助けになりうる。
加えて、又は代わりに、出力信号を、EVSE200のオペレータやオーナーがアクセス可能な出力機器(例えば電話、ページャ、ラップトップPC、コンピュータなど)に送信して、ケーブル204が取り去られたことをオペレータやオーナーに知らせるせることができる。オペレータやオーナーはそれに応じて行動を起こしうる。例えば、オーナーやオペレータは、ケーブル204が取り去られたEVSE200のあるエリアへ行き、原因を究明しうる。ケーブル204が盗まれて取り去られている場合、オーナーやオペレータは、盗んだ人物や、泥棒が使った車のナンバープレートを特定しうる。あるいは、オーナーやオペレータは、EVSE200を直す修理工を派遣することを選択しうる。さらに、出力信号を警備会社に送信することができ、警備会社は、当局(例えば警察)に知らせたり、又は私的な警備チームや調査員を派遣したりしうる。
いくつかの実施形態において、ケーブル204の取り去りの検知に反応して、出力信号をカメラのような出力機器に送信し、自動的に情報を取得しうる。具体的には、ケーブル検知副回路225が、ケーブル204が取り去られたと判定すると直ちに、出力信号はカメラを起動し、EVSE200やその周辺の画像を取得しうる。
また、出力信号をコンピューティングデバイスに送信し、ケーブル204が取り去られた時刻(又はそれに近い時刻)を決定しうる。次いで、コンピューティングデバイスは、その時刻がケーブルの取り去りが許される時間帯に入っているか、ケーブルの取り去りが許されない時間帯に入っているか判定しうる。例えば、EVSE200のオーナーやオペレータは、メンテナンスがケーブル204に行われることを認識しているかもしれず、したがって、ケーブル204が取り去られるであろう時間帯を設定しうる。それに対して、例えば、ケーブル204の取り去りが盗難によるものである可能性の高い夜間の時刻をカバーするように時間帯を設定しうる。したがって、ケーブル204の取り去りが夜間に発生した場合、コンピューティングデバイスは取り去りが許されないものであったと推測し、それに応じて対応を起動しうる。
図3は、さらに他のEVSE300の例示的実施形態を示す。EVSE300は、ほとんどの点で図2のEVSE200と同様である。図3のEVSE制御ボックス302、EVSEコネクタ303、ケーブル304、及び電気自動車コネクタ305は、それぞれ図2のEVSE制御ボックス202、EVSEコネクタ203、ケーブル204、及び電気自動車コネクタ205と同様に構成されうる。しかしながら、EVSE300は、ケーブル検知副回路325(図2のケーブル検知副回路225と同様にしうる)がEVSE300の近接回路に接続されうる他の手段を説明している。図3で、ケーブル204を通り、閉回路ループを形成する目的でケーブル検知副回路325に連結されるケーブル検知線は、この線が近接線Pとは異なる信号を運ぶので、専用ケーブル検知線DCDLと呼ばれる。
図3に示すように、専用ケーブル検知線DCDLを介して、ケーブル検知副回路325は、近接回路内の異なる節点に連結されうる。具体的には、図3は、抵抗(R6)333とスイッチ(S3)334(又は抵抗(R7)335)の間の節点に接続されるケーブル検知副回路325を示す。したがって、ケーブル検知副回路325によって受信される信号は、近接線P上の信号とは異なりうる。しかしながら、ケーブル検知副回路325は、閉回路ループの有無を依然として検知することができ、したがって、ケーブル305が取り去られたかどうか判定しうる。
図4は、さらに他のEVSE400の例示的実施形態を示す。EVSE400は、ほとんどの点で図2のEVSE200と同様である。図4のEVSE制御ボックス402、EVSEコネクタ403、ケーブル404、及び電気自動車コネクタ405は、それぞれ図2のEVSE制御ボックス202、EVSEコネクタ203、ケーブル204、及び電気自動車コネクタ205と同様に構成されうる。しかしながら、EVSE400は、ケーブル検知副回路425(図2のケーブル検知副回路225と同様にすることができる)がEVSEコネクタ403内の他の回路、すなわち(抵抗(R6)433、抵抗(R7)435、スイッチ(S3)434を有する)近接回路以外の回路に接続されうることを示している。
図4に示すように、ケーブル検知副回路425は、専用ケーブル検知線DCDLと接地線Gndとの間に連続して配置される抵抗(R8)441に連結されうる。とりわけ、専用ケーブル検知線DCDLは、ケーブル検知副回路425により単独で使用されうるものである。専用ケーブル検知線DCDLは、ケーブル404を通り、EVSE制御ボックス402からEVSEコネクタ403の抵抗(R8)441まで延在しうる。図4はさらに、専用ケーブル検知線DCDLが抵抗(R8)441に単独で接続されうることを説明している。とりわけ、専用ケーブル検知線DCDLは、EVSEコネクタ403によって露出されないかもしれず、電気自動車コネクタ405に接続されないかもしれない。
図4では、抵抗(R8)441が専用ケーブル検知線DCDLを接地線Gndに接続する唯一の部品であるものと図示しているが、他にも回路が用いられうることを理解すべきである。さらに、抵抗(R8)441がEVSEコネクタ403の内側に配置されているとして図示されているが、他の実施形態において、抵抗(R8)441(又は他の回路)はケーブル404内に配置されうる。EVSEコネクタ403に抵抗(R8)441を配置することにより、ケーブル検知副回路425はケーブル404の任意の部分が取り去られたかどうか検知することができうる。しかしながら、いくつかの実施形態において、ケーブル404内に抵抗を配置することが(例えば、ケーブルの全長に沿ってもう一本の導線を這わせることに関連するコストを減らすために)望まれうる。抵抗(R8)441が、ケーブル404の、EVSEコネクタ403に接続される方の端部により近く配置されている場合、ケーブル検知副回路425は、ケーブルの大部分が残っているか否か検知することができうる。それに対して、抵抗R8が、ケーブル404の、EVSE制御ボックス402に接続される方の端部により近く配置されている場合、ケーブル検知副回路425は、ケーブル404の大半が取り去られたことを検知できないかもしれないが、専用ケーブル検知線DCDLに使う導電性材料を少なくすることができる。いくつかの実施形態において、ケーブル404を盗もうと試みる人物はEVSE制御ボックス402に近い点でケーブル404を切るだろうと予測されており、したがって、そのような実施形態において、EVSE制御ボックス402により近い位置でケーブル404内に抵抗(R8)441(又は類似の回路)を配置することが容認されうる。
図5は、ケーブル検知副回路525の構成例を示す。ケーブル検知副回路525は、図2のケーブル検知副回路225、図3のケーブル検知副回路325、及び図4のケーブル検知副回路425のように実施されうるが、図5は、図2におけるように近接線Pに接続されるケーブル検知副回路525を示している。
図5に示すように、ケーブル検知副回路525は、電圧比較器550、電流源560、及び電圧源570を含みうる。電圧比較器550は、2つの入力、すなわち非反転入力V+と反転入力V−とを有しうる。非反転入力V+の電圧が反転入力V−の電圧を超える場合、電圧比較器550は論理的高電圧を出力する。ケーブル検知副回路525において、電圧源570は反転入力V−に閾値電圧Vthを供給し、したがって、非反転入力V+が閾値電圧Vthを超える場合、比較器550は論理的高電圧を出力するのみである。
電流源560は、近接線P、近接回路(例えば抵抗(R6)533、抵抗(R7)535、及びスイッチ(S3)534)、及び接地線Gndを含む回路ループに電流を流す。ケーブル504が取り去られていない場合、電流は近接線P、近接回路、及び接地線Gndを通ってループを回って流れうる。このとき、電流が近接回路を通って流れうるので、非反転入力V+の電圧は反転入力V−の電圧より低くなるであろう。非反転入力V+の電圧が反転入力V−の電圧より低いので、電圧比較器550は論理的高電圧を出力しない。それに対して、ケーブル504が取り去られた場合、回路ループが開になっているので、電流は近接線P、近接回路、及び接地線Gndを通って流れることができない。この場合、回路ループが開であり、非反転入力V+の電圧は、電流源560により供給される電流が非反転入力V+に流れるので、反転入力V−の電圧より大きくなるだろう。さらに、ケーブル検知副回路525は、電流源560が反転入力V−に供給される閾値電圧Vthを超える電圧を非反転入力V+に送ることができるように構成される。したがって、電圧比較器550は、ケーブル504が取り去られたことを示す高出力を生成するだろう。
図6は、本開示の説明的な実施形態に用いられうる例示的コンピューティングデバイス600のブロック図を示す。本開示の1つ以上の実施形態において、コンピューティングデバイス600はEVSE100、200、300、400に組み込まれうる。あるいは、コンピューティングデバイス600は、EVSE100、200、300、400を含むシステムに組み込まれうるが、EVSE100、200、300、400の外部に置いてもよい。すなわち、EVSE100、200、300、400は、ネットワークを介して、離れて配置されたコンピューティングデバイス600と通信しうる。
図6に示すように、コンピューティングデバイス600は、コンピューティングデバイス600の動作を制御可能なプロセッサ601と、それに関連した、メモリ603、RAM605、ROM607、入出力(I/O)モジュール609、ネットワークインターフェース611、ケーブル検知副回路インターフェース613、及び制御電子機器インターフェース615を含む構成部品とを有しうる。
I/Oモジュール609は、入力機器617(例えばキーパッドやマイクなど)及びディスプレイ619(例えばモニタやタッチスクリーンなど)に接続されるように構成されうる。ディスプレイ619及び入力機器617はコンピューティングデバイス600から分離した要素として示されているが、それらはいくつかの実施形態において同一構造体の内部にあってもよい。加えて、I/Oモジュール609は、ケーブル検知副回路225により提供される結果に対応して、EVSE200の状態、特に、EVSE200のケーブル204の状態を示すように構成されうる出力機器621(例えば、照明、アラーム、機械的表示など)に接続するように構成されうる。I/Oモジュール609を通じて、プロセッサ601は、出力機器621を制御して、ケーブル204が取り去られたことを示すことができる。例えば、プロセッサ601は、ケーブル204の取り去りが許可されていないものであると判定しうるし、したがって、出力機器621に信号を送って、アラーム音を発したり、ライトを点灯したり、他の者(例えばオーナー、オペレータ、警察官、警備員など)に知らせたり、画像を取得したりすることができる。
メモリ603は、コンピュータ実行可能命令(例えばソフトウェア)を格納するための任意のコンピュータ可読媒体であってよい。メモリ603に格納される命令は、コンピューティングデバイス600に種々の機能を実行させることができる。例えば、メモリ603は、ケーブル検知副回路225から受信した出力信号を処理したり、それにしたがった応答を制御したりするためのコンピュータ実行可能命令を格納しうる。またメモリ603は、ここで開示した判定をするための時間帯のような基準を格納しうる。さらにメモリ603は、ケーブル204の取り去りが検知された場合に通信するために他のコンピューティングデバイスのIPアドレスを格納しうる。さらにメモリ603は、オペレーティングシステム623及び/又はアプリケーションプログラム625(例えば制御アプリケーション)のような、コンピューティングデバイスによって用いられるソフトウェアを格納しうるし、関連するデータベース627を含みうる。
ネットワークインターフェース611は、当業で公知のように、ネットワーク630(例えばインターネット)を介して、コンピューティングデバイス600を他のコンピューティングデバイス640に接続し、これとの通信を可能にする。ネットワークインターフェース611は、既知の通信線を介して、又はセルラーバックホールや無線規格(例えばIEEE802.11)を用いて無線で、ネットワーク630に接続しうる。さらに、ネットワークインターフェース611は、TCP/IP、UDP/IP、イーサネット(登録商標)、FTP、HTTP、PROFIBUS、Modbus TCP、DeviceNet、CIPなどを含む種々のプロトコルを用いて、他のコンピューティングデバイス640と通信しうる。
ケーブル検知副回路インターフェース613は、ケーブル検知副回路225から入力を受け取るように構成されうる。ケーブル検知副回路インターフェース613を介して、コンピューティングデバイス600は、ケーブル204が取り去られたか否か示す信号を入力しうる。次いで、ケーブル検知副回路インターフェース613は、この信号をプロセッサ601に提供し、例えば、ケーブル204が盗難のせいで取り去られたかどうか判定し、及び/又は、他の者を警告する信号を出力しうる。また、ケーブル検知副回路インターフェース613を用いて、ケーブル検知副回路225が検知を実行する際に、制御のためにケーブル検知副回路225に信号を送信しうる。例えば、コンピューティングデバイス600は、ケーブル検知副回路225が近接線Pに電流を流すべき時機を決定しうるし、したがって、そうするためにケーブル検知副回路225を制御する信号がケーブル検知副回路インターフェース613を介して出力されうる。
加えて、制御電子機器インターフェース615は、制御電子機器207と通信するように構成されうる。とりわけ、制御電子機器インターフェース615は、双方向通信を可能にしうる。制御電子機器インターフェース615を介して、コンピューティングデバイス600は信号を出力し、例えば、制御電子機器207に接触子206を開いたり閉じたりすることを指示しうる。一方、制御電子機器インターフェース615は、例えば、接触子206が開いているか閉じているか示す信号をコンピューティングデバイス600が受け取ることを可能とする。いくつかの実施形態において、プロセッサ601は、ケーブル検知副回路インターフェース613を介してケーブル検知副回路225に指示して、ケーブル204に電流を流す前に、制御電子機器インターフェース615を介して制御電子機器207と通信して、接触子206が開いていることを確かめうる。
また、コンピューティングデバイス600を携帯機器とし、EVSE600に取り外し可能に接続してもよい。したがって、コンピューティングデバイス600は、バッテリ、スピーカ、及びアンテナ(図示せず)のような他の種々の構成部品も含みうる。さらに、コンピューティングデバイス600がEVSE100、200、300、400に組み込まれる場合、コンピューティングデバイス600は、取り外すことができるように構成されうる。このようにして、コンピューティングデバイス600が故障した場合に、EVSE100、200、300、400の全体を交換する必要なく、コンピューティングデバイス600を簡単に交換することができうる。
開示の態様を、その例示的な実施形態に関して説明してきた。添付した請求項の範囲及び要旨の範囲内において、多数の他の実施形態、修正、及び変形が、本開示の参照から当業者に想起されるだろう。例えば、当業者は、ケーブル検知副回路225で用いられる電圧の値が開示の態様に応じて変わりうることを認識するだろう。

Claims (20)

  1. 電気自動車給電設備であって、
    接触子を収容するように構成される制御ボックスと、
    前記制御ボックスに連結される第1の端部を有するケーブルと、
    前記ケーブルの状態を検知するように構成されるケーブル検知副回路と
    を備え、
    前記ケーブルは、
    電気自動車に電力を供給するように構成される複数の電力線と、
    前記電気自動車に接続された場合に、前記電気自動車給電設備の接地端子から電気自動車の接地端子まで延在するように構成される接地線と、
    前記ケーブル検知副回路に電気的に接続される第1の端部を有するケーブル検知線と
    を備え、
    前記ケーブル検知副回路と前記ケーブル検知線と前記接地線とが閉回路ループに含まれる電気自動車給電設備。
  2. 前記ケーブル検知副回路は前記閉回路ループに電流を流す、請求項1に記載の電気自動車給電設備。
  3. 前記ケーブル検知副回路は、回路のインピーダンスが予期されるインピーダンスと一致するかどうか検知する、請求項1に記載の電気自動車給電設備。
  4. 前記回路は、前記ケーブルの第2の端部に連結されるコネクタ内に含まれる近接回路である、請求項3に記載の電気自動車給電設備。
  5. 前記近接回路は、スイッチに直列に連結される抵抗を含み、
    前記スイッチは、前記コネクタが電気自動車に接続される場合に閉じるように構成される、請求項4に記載の電気自動車給電設備。
  6. 前記回路は、前記ケーブルの第2の端部に連結されるコネクタ内にある回路である、請求項3に記載の電気自動車給電設備。
  7. 前記ケーブル検知線の第2の端部は、コネクタが電気自動車に連結されていることを示す近接信号を電気自動車に送るように構成される近接線に電気的に接続される、請求項1に記載の電気自動車給電設備。
  8. 前記コネクタは、前記近接信号を生成するように構成される近接回路を備える、請求項7に記載の電気自動車給電設備。
  9. 前記ケーブルの第2の端部に連結され、前記複数の電力線を電気自動車に電気的に接続するように構成されるコネクタをさらに備え、
    前記コネクタは、前記コネクタが前記電気自動車に連結された場合に電気自動車に送られる近接信号を生成するように構成される近接回路を備え、
    前記ケーブル検知線の第2の端部は、前記近接回路の節点に電気的に接続される、請求項1に記載の電気自動車給電設備。
  10. 前記ケーブルの第2の端部に連結され、前記複数の電力線を電気自動車に電気的に接続するように構成されるコネクタをさらに備え、
    前記コネクタは、前記ケーブル検知線の第2の端部を前記接地線に連結する回路を含む、請求項1に記載の電気自動車給電設備。
  11. 前記ケーブル検知線の第2の端部は、前記ケーブル内の位置で前記接地線に連結される、請求項1に記載の電気自動車給電設備。
  12. 前記ケーブルの第2の端部に連結され、前記複数の電力線を電気自動車に電気的に接続するように構成されるコネクタをさらに備え、
    前記ケーブル内の位置は、前記ケーブルの第2の端部よりも前記ケーブルの第1の端部に近い、請求項11に記載の電気自動車給電設備。
  13. 前記ケーブル検知副回路は前記制御ボックスに収容される、請求項1に記載の電気自動車給電設備。
  14. コンピューティングデバイスをさらに備え、
    前記コンピューティングデバイスは、
    前記ケーブル検知副回路の出力信号を受信するように構成されるインターフェースと、
    出力機器に第2の出力信号を出力するように構成される出力モジュールと、
    プロセッサと、
    コンピュータ実行可能命令を格納するメモリと
    を備え、
    前記コンピュータ実行可能命令は、前記プロセッサによって実行される場合に、前記コンピューティングデバイスに、
    前記インターフェースにより受信される前記出力信号に基づき、前記ケーブルが取り去られたかどうか判定させ、
    前記プロセッサが、前記ケーブルが取り去られたと判定した場合に、前記第2の出力信号を生成させる
    請求項1に記載の電気自動車給電設備。
  15. 前記ケーブル検知副回路から出力信号を受信するように構成され、かつ、前記出力信号を受信したことに応じて、特定のコンピューティングデバイスに信号を送信するステップと、アラーム音を発生するステップと、ライトを点灯するステップと、画像を取得するステップとのうちの少なくとも1つのステップを実行するように構成される出力機器をさらに備える、請求項1に記載の電気自動車給電設備。
  16. 前記ケーブルの状態の検知は、前記ケーブルが前記制御ボックスに連結されているかどうか検知することを含む、請求項1に記載の電気自動車給電設備。
  17. 電気自動車給電設備であって、
    ケーブル検知副回路を含む制御ボックスと、
    前記制御ボックスに連結される第1の端部を有し、2本の導線を含むケーブルと、
    前記ケーブルの第2の端部に連結されており、前記2本の導線を電気的に接続するように構成される回路を含むコネクタと
    を備え、
    前記ケーブル検知副回路は、前記2本の導線に電気的に接続され、前記ケーブルの一部分が取り去られたかどうか検知するように構成される電気自動車給電設備。
  18. 前記ケーブル検知副回路は、
    第1の電圧端子における第1の電圧と第2の電圧端子における第2の電圧とを比較するように構成される電圧比較器と、
    前記第1の電圧端子と接地節点との間に連結され、前記第1の電圧端子に電流を供給するように構成される電流源と、
    前記第2の電圧端子と接地節点との間に連結され、前記第2の電圧端子に閾値電圧を供給するように構成される電圧源と
    を備え、
    前記第1の電圧端子は、前記ケーブルに含まれる前記2本の導線のうちの一方に電気的に接続され、
    前記接地節点は、前記ケーブルに含まれる前記2本の導線のうちの他方に電気的に接続される、請求項17に記載の電気自動車給電設備。
  19. 前記制御ボックスは、接触子を制御するように構成される制御電子機器をさらに収容し、
    前記電圧比較器は、前記ケーブルが前記制御ボックスに連結されているかどうか示す出力信号を前記制御電子機器に送信し、
    前記制御電子機器は、所定の電圧を有する前記出力信号を受信したことに応じて、前記接触子を開くように構成される、請求項18に記載の電気自動車給電設備。
  20. コンピューティングデバイスをさらに備え、
    前記コンピューティングデバイスは、
    プロセッサと、
    コンピュータ実行可能命令を格納するメモリと
    を備え、
    前記コンピュータ実行可能命令は、前記プロセッサによって実行される場合に、前記コンピューティングデバイスに、前記ケーブルが盗難されたかどうかを判定させ、
    前記電圧比較器は、前記ケーブルが前記制御ボックスに連結されているかどうか示す出力信号を前記コンピューティングデバイスに送信する、請求項18に記載の電気自動車給電設備。
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