JP2015518348A - モジュラー・スピーカー・コンポーネント - Google Patents

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Abstract

本発明は、ある種のモジュラー・スピーカー・コンポーネントを開示する。1つの特徴は、モジュラー・スピーカー・コンポーネントが、固定部品を含むことである。アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット及びパッシブ・ダイヤフラム・ユニットが、モジュラー・スピーカー・コンポーネントに取り付けられている。もう1つの特徴は、モジュラー・スピーカー・コンポーネントが密閉接続部品を含むことである。この密閉接続部品は、該固定部品に固定され、かつ密閉材料を有し;該密閉接続部品は、該固定部品を硬質容器の開口に整合させ、接続し、かつ固定する。これにより、該固定部品と硬質容器が接続されて気密共鳴空間を形成する。固定部品は、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットとパッシブ・ダイヤフラム・ユニットを一体にし、かつこの固定部品に固定された密閉接続部品と共に、全体として、硬質容器による影響を受けない汎用高音質モジュールを形成する。小さい容積に基づいた計画では、このモジュールは、中波及び長波で非常に優れた性能を有することができ;このモジュールは、硬質容器と共に完全な高性能スピーカーを非常に便利に形成することができ、かつ様々なスタイルで様々な適用例の環境におけるスピーカーの形状の制約要件を満たすことができる。【選択図】 図1

Description

(技術分野)
本発明は、ある種のモジュラースピーカーのモジュラーコンポーネントに関する。
(背景技術)
電気−音響変換機器の部品として、スピーカーは、様々な形態を有する。特に、一部の特殊な場所では、スピーカーは、因子、例えば、構造及び外観を考慮するとあまり大きく形成することができる。さらに、制約により、スピーカーは、唯一つ目立つように環境に単純に配置できない。そしてまた、スピーカー本体の形態は、環境要素に類似するように形成するべきである。このような特殊な場所は、非常に多様であり、例えば、博物館から展示会場、寝室、そして小売店までと様々であり得る。スピーカーのスタイルが多様であり、違いが明らかである。スピーカーは、その大部分が特注の構造であるため、一様にするのは困難である。バッチ製造及び標準化に対してモジュラー方式を適用することは困難である。
これに対処する最も簡単な方法は、いくつかの密閉された硬質容器内にラウドスピーカーを単純に取り付けることである。これらの硬質容器は、それら自体を環境要素とすることができ、実際のスピーカー本体を覆い隠すことができる。この方法の欠点は、特に中波及び長波でのスピーカーの音質を保障するのが困難なことである。そしてまた、かなりの多様性及び高品質の音響効果を有するようにスピーカーをモジュラー方式で設計するのは困難である。
(発明の内容)
スピーカーの多様性及び高品質の音響効果の両方を保障する際の上記の問題を考慮して、本発明は、ある種の汎用モジュラー・スピーカー・コンポーネントを提案する。この技術計画は次の通りである:
モジュラー・スピーカー・コンポーネントは以下を含む:
固定部品−この固定部品は、薄肉構造を有する。アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット及びパッシブ・ダイヤフラム・ユニットが、該固定部品に取り付けられ;該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット及び該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットが、該固定部品の取り付け部分で密閉される。
密閉接続部品−この密閉部品は、該固定部品に固定され、かつ該固定部品に沿って延在する。該密閉接続部品の縁が、連続密閉ラインであり、この縁に沿って密閉材料が設けられている。これにより、該密閉接続部品が、他の硬質容器又は表面と密閉状態を形成する。
以下は、この技術計画のいくつかの好ましい改善である:
好ましい一実施態様では、該密閉接続部品が、該密閉材料を使用して、該固定部品を硬質容器の開口に整合させ、接続し、かつ固定する。これにより、該固定部品及び該硬質容器が接続されて共鳴空間が形成される。これに基づいて、3つの改善点が存在し得る:第1の改善点は、該硬質容器の開口における該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット及び該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットの投影位置が、該密閉接続部品の最大外径の中に完全に位置していることである。第2の改善点は、該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットが、該共鳴空間に対してバックローディング型であることである。第3の改善点は、該硬質容器が、位相反転装置を備えた密閉スピーカーであることである。該位相反転装置は、あらゆる位相反転管、迷路、ホーン経路、又はこれらの3つの任意の組み合わせを指す。
好ましい一実施態様では、該パッシブ・ダイヤフラム・ユニット及び該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットが装置に向かった向きである。さらに、該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットは、該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットの周辺に分布している。以下の改善は、この計画に基づいて行うことができる:該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットが、該固定部品に少なくとも1つのリング型構造を使用する。該固定部品の内側リング内の部分は、該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットによって満たされ;該固定部品の外側リングは、該密閉接続部品に達している。
好ましい一実施態様では、該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットの振動方向が全て、該固定部品の中心軸に交差し;該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット及び該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットが全て、該固定部品の該中心軸を中心に回転対称であり;該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットが、該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットの周辺に分布している。さらに、別の好ましい実施態様では、該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットが完全に回転対称である。該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットは、該固定部品の側面領域を占めている。
好ましい一実施態様では、該固定部品、該密閉接続部品、及び該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットが一体成形構造を有する。
好ましい一実施態様では、該密閉接続部品が、該密閉材料を用いて容積が調整可能な硬質容器に固定されている。
好ましい一実施態様では、該密閉材料が、平らな開口形状を形成する。該コンポーネント全体が、それ自体の重量により、特定の水平面に配置されて密閉構造を形成する。
好ましい一実施態様では、該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット、該パッシブ・ダイヤフラム・ユニット、該密閉接続部品、及び該密閉材料が全て、同じ平らな表面に位置し;さらに、該密閉材料が、密閉容器の装着穴に密に嵌合する。従って、該コンポーネント全体は、埋め込み形態を構成する。
本発明の有益な効果は次の通りである:
1.固定部品が、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットとパッシブ・ダイヤフラム・ユニットを上部で一体化し、その上に固定された密閉接続部品と組み合わせ、全体として、硬質容器による影響を受けない汎用高音質モジュールを形成する。小さい容積に基づいた計画では、このモジュールは、中波及び長波で非常に優れた性能を有することができ;このモジュールは、硬質容器と共に完全な高性能スピーカーを非常に便利に形成することができ、かつ様々なスタイルで様々な適用例の環境におけるスピーカーの形状の制約要件を満たすことができる。
2.アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットの中心軸は、固定部品の中心軸に位置している。パッシブダイヤフラムは、この中心軸を中心に回転対称である。これにより、特に、固定部品の中心軸が装置に対して垂直である場合、スピーカー全体が、固定部品の中心軸に沿って安定性を維持することができる。
3.パッシブ・ダイヤフラム・ユニットの振動方向が全て固定部品の中心軸と同じ方向を有する方法を採用する。これにより、音のカラーレーションが、固定部品全体で比較的低くなる。また、調和波が殆どなく、音質がより澄んでいる。同時に、この方法は、共鳴空間内の空気の形態変化によって引き起こされる追加の振動を低減する。また、この方法は、硬質容器の不安定な振動によって引き起こされる悪影響を可能な限り防止することができる。また、この方法は、接線方向の振動をそれほど発生させない。従って、スピーカーは、それほど多くの固定機構を必要とせず、単純な配置によって固定を行うことができる。従って、スピーカーは、外部の空気の形態、構造、固定などによってそれほど制約されない。
4.アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットは、共鳴空間に対してバックローディング法を使用する。これにより、ラウドスピーカーフレーム及び他のコンポーネントを覆い隠して保護することができる。
5.硬質容器の開口におけるアクティブ・ラウドスピーカー・ユニット及びパッシブ・ダイヤフラム・ユニットの投影位置が、密閉接続部品の最大外径の中に完全に位置する。これにより、固定部品及び全ての上記コンポーネントが、硬質容器の開口に嵌合することができる。要求に基づいて、必要な深さまで覆い隠すことができる。これらの部品を、さらに覆い隠して露出しないようにし、外観が影響を受けないようにすることができる。
6.全てのパッシブ・ダイヤフラム・ユニットの振動方向が、固定部品の中心軸に交差する。さらに、固定部品の中心軸に対して垂直な全てのパッシブ・ダイヤフラム・ユニットの成分の和が0であり;この構成により、スピーカー全体の接線方向の振動が水平方向となって動作中のバランスが保たれる。これにより、大きく運動している際のスピーカー本体の水平方向の移動が大幅に減弱される。従って、スピーカー本体がより安定すると共に、カラーレーションも低下する。
7.パッシブ・ダイヤフラム・ユニットの形態がリング型構造である。内側リング内の部分は、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットによって満たされ;外側リングが、密閉接続部品に達している。このような形態により、固定部品全体を最大限に使用することができ、従って、その有効振動面積が最大である。この実施態様は、長波で非常に優れた性能を有すると共に、カラーレーションが最小化される。
(添付の図面の説明)
以下の図面及び実施態様の説明は、本発明のさらなる理解のために行う。
図1は、溝型容器に対する本発明の実施態様1の使用についての側断面図である。 図2は、図1に示されている実施態様の概略上面図である。 図3は、本発明の実施態様2の側断面図である。 図4は、図3に示されている実施態様の概略上面図である。 図5は、標準的なガラスジャーに対する図3に示されている実施態様の使用についての概略断面図である。 図6は、本発明の実施態様3の側断面図である。 図7は、図6に示されている実施態様の上面図である。 図8は、本発明の実施態様4の概略上面図である。 図9は、ガラスジャーに対する図8に示されている実施態様の使用についての概略側面図である。 図10は、本発明の実施態様5の概略上面図である。 図11は、ガラスジャーに対する図10に示されている実施態様の使用についての概略側面図である。 図12は、本発明の実施態様6の概略側断面図である。 図13は、本発明の実施態様7の側断面図である。 図14は、図13に示されている実施態様7の上面図である。 図15は、容積が異なる4種類の硬質容器に対する図14に示されている実施態様の使用におけるインピーダンス曲線のグラフである。
(好ましい実施態様の説明)
実施態様1:
図1に、セラミック溝型容器に対する本発明の実施態様1の使用についての側断面図が示され;図2は、図1に示されている実施態様の概略上面図であり;本発明の実施態様1の以下の説明は、これらの2つの図面を参照して行う:
固定部品10は、ディスク型の薄肉構造を有する。可動コイル型アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1がこの固定部品10の中心に取り付けられている。アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1のコーンの穴が上を向いており;4つのパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20が、固定部品10上にあるアクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1の周囲に分布している。固定部品10は、その周囲に密閉接続部品11と共に円を形成している。固定部品10が、差し込み法を用いて、硬質容器30の開口31内に固定されている。さらに、固定部品10の中心軸とアクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1の中心軸とが同一であり;また、4つのパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20は、上述の中心軸を中心に回転対称である。特に、4つのパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20の振動方向nが、中心軸の方向と同じである。密閉接続部品11は、固定部品10の最も外側の縁に位置している。開口31に接触する部分に密閉材料が存在する。固定部品10全体と硬質容器30とが結合して気密共鳴空間32を形成している。
アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1が動作し始めると、そのコーンが、共鳴空間32内の空気を移動させて、その形態を変化させる。従って、これにより、パッシブ・ダイヤフラム・ユニット20のダイヤフラム21が共鳴し、これにより、全ての音響周波数振動が、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1及び4つのパッシブ・ダイヤフラム・ユニットから生成される。従って、改善された音質が得られる。
図面から分かるように、固定部品10は、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1とパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20を一体にし、かつこの固定部品10に固定された密閉接続部品11と共に、全体として、硬質容器30による影響を受けない汎用高音質モジュールを形成する。小さい容積に基づいた計画では、このモジュールは、中波及び長波で非常に優れた性能を有することができ;このモジュールは、硬質容器30を用いて完全な高性能スピーカーを非常に便利に形成することができ、様々なスタイルで様々な適用例の環境におけるスピーカーの形状の制約要件を満たすことができる。これは、最新の設計法を提供し:アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1及びパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20を個々に設計及び調整してモジュラーコンポーネントを形成することができる。これは、スピーカー本体(硬質容器部分)の制約を大幅に低減する。こうすることで、構造設計及び外観設計をより積極的に行うこともでき、しかも音質の効果が低下しない。調整後のモジュールのデータを提供することにより、モジュールは、ある種の汎用モジュールとなり得る。これにより、スピーカー本体の設計に対して一定範囲内で非常に高い自由度が得られる。これは、スピーカー本体の設計を重視しなければならない従来の設計法とは異なる。
また、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1の中心軸は、固定部品1の中心軸に位置する。パッシブダイヤフラム20は、この中心軸を中心に回転対称である。これにより、特に、固定部品1の中心軸が装置に対して垂直である場合、スピーカー全体が、固定部品1の中心軸に沿って安定性を維持することができる。パッシブ・ダイヤフラム・ユニット20の振動方向が全て固定部品1の中心軸と同じ方向を有する方法を採用する。これにより、音のカラーレーションが、固定部品1全体で比較的低くなる。また、調和波が殆どなく、音質がより澄んでいる。同時に、この方法は、共鳴空間32内の空気の形態変化によって引き起こされる追加の振動を低減する。また、この方法は、硬質容器の不安定な振動によって引き起こされる悪影響を可能な限り防止することができる。また、この方法は、接線方向の振動をそれほど発生させない。従って、スピーカーは、それほど多くの固定機構を必要とせず、単純な配置によって固定を行うことができる。従って、スピーカーは、外部の空気の形態、構造、固定などによってそれほど制約されない。
この実施態様1のアクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1は、共鳴空間32に対してバックローディング法を使用する。これにより、ラウドスピーカーフレーム及び他のコンポーネントを覆い隠して保護することができる。同時に、硬質容器30の開口におけるアクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1及びパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20の投影位置が、密閉接続部品11の最大外径の中に完全に位置する。これにより、固定部品10及び全ての上記コンポーネントが、硬質容器30の開口に嵌合することができる。要求に基づいて、必要な深さまで覆い隠すことができる。これらの部品を、さらに覆い隠して露出しないようにし、外観が影響を受けないようにすることができる。
実施態様2:
図3に、本発明の実施態様2の側断面図が示され;図4は、図3に示されている実施態様の概略上面図であり;図5は、標準的なガラスジャーに対する図3に示されている実施態様の使用についての概略断面図であり;この実施態様2の以下の説明は、これらの3つの図面を参照して行う:
この実施態様2では、3つのパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20が存在する。実施態様1と同様に、パッシブ・ダイヤフラム・ユニット20は、固定部品10と同じ中心軸を有するアクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1に対して回転対称であり;全てのパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20の振動方向が、固定部品10の中心軸に交差し;さらに、固定部品10の中心軸に対して垂直な全てのパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20の振動成分の和が0であり;この構成により、スピーカー全体の接線方向の振動が水平方向となって動作中のバランスが保たれる。これにより、大きく運動している際のスピーカー本体の水平方向の移動が大幅に減弱される。従って、スピーカー本体がより安定すると共に、カラーレーションも低下する。この実施態様2では、密閉接続部品11は、86mmのガラスジャーである硬質容器30に嵌合することができる。これは、比較的汎用性の高い計画である。
3つのパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20が存在する。これにより、固定部品10全体の振動可能な表面の十分に均一な振動が可能となる。また、この複雑さは、それほど高いものではない。
実施態様3:
図6に、本発明の実施態様3の側断面図が示され;図7は、図6に示されている実施態様の上面図であり;実施態様3の以下の説明は、これらの2つの図面を参照して行う:
この実施態様3の固定部品10の形態は、実施態様2の形態に類似している。この実施態様3は、上向き突出構造であり;アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1が、固定部品10の中心軸に同様に位置し、バックローディング法が使用されている。違いは、パッシブ・ダイヤフラム・ユニット20の形態がリング型構造であることである。内側リング内の部分は、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1によって満たされ;外側リングが、密閉接続部品11に達している。このような形態により、固定部品10全体を最大限に使用することができ、従って、その有効振動面積が最大である。この実施態様3は、長波で非常に優れた性能を有すると共に、カラーレーションが最小化される。特に、このような種類のリング型パッシブ・ダイヤフラム・ユニット20を使用する計画は、薄いラウドスピーカーの利用が可能となる。この計画は、空間の奥行きが比較的浅い環境で使用するのに適する。この形態を達成するために、固定部品10は、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1及びパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20を適切に固定する支持フレーム13を必要とする。
実施態様4:
図8に、本発明の実施態様4の概略上面図が示され;図9は、ガラスジャーに対する図8に示されている実施態様の使用についての概略側面図であり;本発明の実施態様4の以下の説明は、これらの2つの図面を参照して行う:
この実施態様4では、固定部品10は、全体が球形である。アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1及び同じ外観の2つのパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20に関しては、これらは、固定部品10の回転軸を中心に回転対称に分布している。さらに、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1及びパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20の振動方向が、固定部品10の中心軸に交差する。この方法により、固定部品の形態を単純にすることができる。この方法はまた、振動をバランスさせる。固定部品10は、密閉接続部品11を介してガラスジャー30の開口31に挿入固定されている。
実施態様5:
図10に、本発明の実施態様5の概略上面図が示され;図11に、ガラスジャーに対する図10に示されている実施態様の使用についての概略側面図が示されている。以下の説明は、これらの2つの図面を参照して行う:
アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1は、固定部品10の上部領域を占めている。同時に、パッシブ・ダイヤフラム・ユニット20は、固定部品10の側面に分布すると共に、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1の中心軸を中心に回転対称であり;密閉接続部品11は、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1の反対側の端部に位置している。同時に、パッシブ・ダイヤフラム・ユニット20は全て、回転対称であり、かつ固定部品10の側面領域を占めている。この種の方法はまた、固定部品10の表面積を完全に利用して、振動可能な部分を最大化している。これにより、中波及び長波での音響効果がかなり改善され、さらにカラーレーションが防止される。特に、このような形態のコンポーネントを、製造及び普及に適した標準部品にすることは容易である。硬質容器の密閉材料により、硬質容器は、平らな開口形態を有する。これにより、コンポーネント全体を水平面に平らに配置することができ、従って、密閉が十分となり、通常の使用が可能となり;同様に、密閉接続部品11が、容積が調整可能な硬質容器に固定される。従って、利便性を達成することができ、硬質容器30の影響を殆ど無視することができる。従って、優れた適用性を有する。このタイプの実施態様では、その密閉接続部品11は、様々な要求を満たすために、長波の対応する音響効果に合わせて調整することができる。
実施態様6:
図12に、本発明の実施態様6の概略側断面図が示されている。実施態様5と比較すると、モジュールの固定部品10、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1、及びパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20は類似している。違いは、この実施態様が、位相反転管32を備えた硬質容器30に使用されていることであり;この位相反転管32の結合により、長波でのスピーカー全体の性能を著しく改善することができる。長波の元々の下限は、70〜80Hzであった。現在は、下限は、約50Hzの低さにすることができる。これは、好ましい実施態様である。特に、この実施態様の固定部品10及びパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20は、一体成形構造を使用する。これにより、コンポーネントの加工が単純になり、優れた気密性も実現され;パッシブ・ダイヤフラム・ユニット20のダイヤフラム及び弾性媒体の全てがゴム材料を使用する。これらを一体化できるように、これらの厚さ及び表面を処理する。実際のデバッギング中に、様々な整合荷重(matching weight)をパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20に加えて、様々な共鳴効果を達成することもできる。
実施態様7:
図13は、本発明の実施態様7の側断面図であり;図14は、図13に示されている実施態様7の上面図であり;この実施態様と実施態様3との間には類似点が存在する:パッシブ・ダイヤフラム・ユニット20及びそれらのダイヤフラム21の形態は、リング型構造である。内側リング内の部分は、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1によって満たされ;外側リングが、密閉接続部品11に達している。特に、パッシブダイヤフラム20は、平らな形態を有し、かつアクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1と共に埋め込み型モジュールを形成する。この実施態様の密閉接続部品11及び固定部品10は同じ材料を使用する。密閉接続部品11は、それ自体が密閉効果を有し、密閉材料と同じ性能を有する。密閉接続部品11は、硬質容器上の同様の密閉材料と共に使用される。アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1のコーンの直径は、12.7cm(5インチ)であり、ダイヤフラム21の直径は、25.4cm(10インチ)である。
図15は、容積が異なる4種類の硬質容器に対する図14に示されている実施態様の使用におけるインピーダンス曲線のグラフである。
この実施態様を4つの異なる硬質容器に対して使用する場合、これらの容器は、A、B、C、及びDの4つの曲線としてインピーダンス曲線のグラフに表される:これらの4つの曲線はそれぞれ、18,122cm3、5,263cm3、3,649cm3、及び2,197cm3の4つの硬質容器に対応している。グラフから分かるように、たとえ容積が変わったとしても、ピーク値は、50Hz〜100Hzの周波数の近傍に維持することができる。これらの周波数では、インピーダンスがより安定している。容積の変化は、ピーク値の僅かな変位をもたらす。しかしながら、ピーク値は、30〜200Hzの範囲で安定した傾向にあり;また、容積が比較的大きい、例えば、Aの場合は、ピーク値は比較的集中し、顕著である。長波では優れた性能である。グラフから分かるように、長波でのモジュールの性能は、硬質容器によって制限されていない。モジュールの性能は、スピーカー本体による制約をそれほど受けないため、スピーカー本体の設計がかなり容易になる。
上記の説明は、本発明の好ましい実施態様のみに対するものであり、本発明の実施の範囲を制限するものではない、即ち、本発明の特許の範囲内で行われる又は本明細書の内容に基づいたあらゆる同等の変形又は変更は全て、本発明の範囲内であるべきである。
発明の分野
本発明は、ある種のモジュラースピーカーのモジュラーコンポーネントに関する。
本発明の背景
電気−音響変換機器の部品として、スピーカーは、様々な形態を有する。特に、一部の特殊な場所では、スピーカーは、因子、例えば、構造及び外観を考慮するとあまり大きく形成することができる。さらに、制約により、スピーカーは、唯一つ目立つように環境に単純に配置できない。そしてまた、スピーカー本体の形態は、環境要素に類似するように形成するべきである。このような特殊な場所は、非常に多様であり、例えば、博物館から展示会場、寝室、そして小売店までと様々であり得る。スピーカーのスタイルが多様であり、違いが明らかである。スピーカーは、その大部分が特注の構造であるため、一様にするのは困難である。バッチ製造及び標準化に対してモジュラー方式を適用することは困難である。
これに対処する最も簡単な方法は、いくつかの密閉された硬質容器内にラウドスピーカーを単純に取り付けることである。これらの硬質容器は、それら自体を環境要素とすることができ、実際のスピーカー本体を覆い隠すことができる。この方法の欠点は、特に中波及び長波でのスピーカーの音質を保障するのが困難なことである。そしてまた、かなりの多様性及び高品質の音響効果を有するようにスピーカーをモジュラー方式で設計するのは困難である。
発明の概要
スピーカーの多様性及び高品質の音響効果の両方を保障する際の上記の問題を考慮して、本発明は、ある種の汎用モジュラー・スピーカー・コンポーネントを提案する。この技術計画は次の通りである:
モジュラー・スピーカー・コンポーネントは以下を含む:
固定部品−この固定部品は、薄肉構造を有する。アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット及びパッシブ・ダイヤフラム・ユニットが、該固定部品に取り付けられ;該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット及び該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットが、該固定部品の取り付け部分で密閉される;及び、
密閉接続部品−この密閉部品は、該固定部品に固定され、かつ該固定部品に沿って延在する。該密閉接続部品の縁が、連続密閉ラインであり、この縁に沿って密閉材料が設けられている。これにより、該密閉接続部品が、他の硬質容器又は表面と密閉状態を形成する。
以下は、この技術計画のいくつかの好ましい改善である
好ましい一実施態様では、該密閉接続部品が、該密閉材料を使用して、該固定部品を硬質容器の開口に整合させ、接続し、かつ固定する。これにより、該固定部品及び該硬質容器が接続されて共鳴空間が形成される。これに基づいて、3つの改善点が存在し得る:第1の改善点は、該硬質容器の開口における該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット及び該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットの投影位置が、該密閉接続部品の最大外径の中に完全に位置していることである。第2の改善点は、該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットが、該共鳴空間に対してバックローディング型であることである。第3の改善点は、該硬質容器が、位相反転装置を備えた密閉スピーカーであることである。該位相反転装置は、あらゆる位相反転管、迷路、ホーン経路、又はこれらの3つの任意の組み合わせを指す。
好ましい一実施態様では、該パッシブ・ダイヤフラム・ユニット及び該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットが装置に向かった向きである。さらに、該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットは、該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットの周辺に分布している。以下の改善は、この計画に基づいて行うことができる:該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットが、該固定部品に少なくとも1つのリング型構造を使用する。該固定部品の内側リング内の部分は、該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットによって満たされ;該固定部品の外側リングは、該密閉接続部品に達している。
好ましい一実施態様では、該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットの振動方向が全て、該固定部品の中心軸に交差し;該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット及び該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットが全て、該固定部品の該中心軸を中心に回転対称であり;該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットが、該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットの周辺に分布している。さらに、別の好ましい実施態様では、該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットが完全に回転対称である。該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットは、該固定部品の側面領域を占めている。
好ましい一実施態様では、該固定部品、該密閉接続部品、及び該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットが一体成形構造を有する。
好ましい一実施態様では、該密閉接続部品が、該密閉材料を用いて容積が調整可能な硬質容器に固定されている。
好ましい一実施態様では、該密閉材料が、平らな開口形状を形成する。該コンポーネント全体が、それ自体の重量により、特定の水平面に配置されて密閉構造を形成する。
好ましい一実施態様では、該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット、該パッシブ・ダイヤフラム・ユニット、該密閉接続部品、及び該密閉材料が全て、同じ平らな表面に位置し;さらに、該密閉材料が、密閉容器の装着穴に密に嵌合する。従って、該コンポーネント全体は、埋め込み形態を構成する。
本発明の有益な効果は次の通りである:
1.固定部品が、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットとパッシブ・ダイヤフラム・ユニットを上部で一体化し、その上に固定された密閉接続部品と組み合わせ、全体として、硬質容器による影響を受けない汎用高音質モジュールを形成する。小さい容積に基づいた計画では、このモジュールは、中波及び長波で非常に優れた性能を有することができ;このモジュールは、硬質容器と共に完全な高性能スピーカーを非常に便利に形成することができ、かつ様々なスタイルで様々な適用例の環境におけるスピーカーの形状の制約要件を満たすことができる。
2.アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットの中心軸は、固定部品の中心軸に位置している。パッシブダイヤフラムは、この中心軸を中心に回転対称である。これにより、特に、固定部品の中心軸が装置に対して垂直である場合、スピーカー全体が、固定部品の中心軸に沿って安定性を維持することができる。
3.パッシブ・ダイヤフラム・ユニットの振動方向が全て固定部品の中心軸と同じ方向を有する方法を採用する。これにより、音のカラーレーションが、固定部品全体で比較的低くなる。また、調和波が殆どなく、音質がより澄んでいる。同時に、この方法は、共鳴空間内の空気の形態変化によって引き起こされる追加の振動を低減する。また、この方法は、硬質容器の不安定な振動によって引き起こされる悪影響を可能な限り防止することができる。また、この方法は、接線方向の振動をそれほど発生させない。従って、スピーカーは、それほど多くの固定機構を必要とせず、単純な配置によって固定を行うことができる。従って、スピーカーは、外部の空気の形態、構造、固定などによってそれほど制約されない。
4.アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットは、共鳴空間に対してバックローディング法を使用する。これにより、ラウドスピーカーフレーム及び他のコンポーネントを覆い隠して保護することができる。
5.硬質容器の開口におけるアクティブ・ラウドスピーカー・ユニット及びパッシブ・ダイヤフラム・ユニットの投影位置が、密閉接続部品の最大外径の中に完全に位置する。これにより、固定部品及び全ての上記コンポーネントが、硬質容器の開口に嵌合することができる。要求に基づいて、必要な深さまで覆い隠すことができる。これらの部品を、さらに覆い隠して露出しないようにし、外観が影響を受けないようにすることができる。
6.全てのパッシブ・ダイヤフラム・ユニットの振動方向が、固定部品の中心軸に交差する。さらに、固定部品の中心軸に対して垂直な全てのパッシブ・ダイヤフラム・ユニットの成分の和が0であり;この構成により、スピーカー全体の接線方向の振動が水平方向となって動作中のバランスが保たれる。これにより、大きく運動している際のスピーカー本体の水平方向の移動が大幅に減弱される。従って、スピーカー本体がより安定すると共に、カラーレーションも低下する。
7.パッシブ・ダイヤフラム・ユニットの形態がリング型構造である。内側リング内の部分は、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットによって満たされ;外側リングが、密閉接続部品に達している。このような形態により、固定部品全体を最大限に使用することができ、従って、その有効振動面積が最大である。この実施態様は、長波で非常に優れた性能を有すると共に、カラーレーションが最小化される。
以下の図面及び実施態様の説明は、本発明のさらなる理解のために行う。
図1は、溝型容器に対する本発明の実施態様1の使用についての側断面図である。
図2は、図1に示されている実施態様の概略上面図である。
図3は、本発明の実施態様2の側断面図である。
図4は、図3に示されている実施態様の概略上面図である。
図5は、標準的なガラスジャーに対する図3に示されている実施態様の使用についての概略断面図である。
図6は、本発明の実施態様3の側断面図である。
図7は、図6に示されている実施態様の上面図である。
図8は、本発明の実施態様4の概略上面図である。
図9は、ガラスジャーに対する図8に示されている実施態様の使用についての概略側面図である。
図10は、本発明の実施態様5の概略上面図である。
図11は、ガラスジャーに対する図10に示されている実施態様の使用についての概略側面図である。
図12は、本発明の実施態様6の概略側断面図である。
図13は、本発明の実施態様7の側断面図である。
図14は、図13に示されている実施態様7の上面図である。
図15は、容積が異なる4種類の硬質容器に対する図14に示されている実施態様の使用におけるインピーダンス曲線のグラフである。
本発明の詳細な説明
実施態様1:
図1に、セラミック溝型容器に対する本発明の実施態様1の使用についての側断面図が示され;図2は、図1に示されている実施態様の概略上面図であり;本発明の実施態様1の以下の説明は、これらの2つの図面を参照して行う
固定部品10は、ディスク型の薄肉構造を有する。可動コイル型アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1がこの固定部品10の中心に取り付けられている。アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1のコーンの穴が上を向いており;4つのパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20が、固定部品10上にあるアクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1の周囲に分布している。固定部品10は、その周囲に密閉接続部品11と共に円を形成している。固定部品10が、差し込み法を用いて、硬質容器30の開口31内に固定されている。さらに、固定部品10の中心軸とアクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1の中心軸とが同一であり;また、4つのパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20は、上述の中心軸を中心に回転対称である。特に、4つのパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20の振動方向nが、中心軸の方向と同じである。密閉接続部品11は、固定部品10の最も外側の縁に位置している。開口31に接触する部分に密閉材料が存在する。固定部品10全体と硬質容器30とが結合して気密共鳴空間32を形成している。
アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1が動作し始めると、そのコーンが、共鳴空間32内の空気を移動させて、その形態を変化させる。従って、これにより、パッシブ・ダイヤフラム・ユニット20のダイヤフラム21が共鳴し、これにより、全ての音響周波数振動が、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1及び4つのパッシブ・ダイヤフラム・ユニットから生成される。従って、改善された音質が得られる。
図面から分かるように、固定部品10は、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1とパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20を一体にし、かつこの固定部品10に固定された密閉接続部品11と共に、全体として、硬質容器30による影響を受けない汎用高音質モジュールを形成する。小さい容積に基づいた計画では、このモジュールは、中波及び長波で非常に優れた性能を有することができ;このモジュールは、硬質容器30を用いて完全な高性能スピーカーを非常に便利に形成することができ、様々なスタイルで様々な適用例の環境におけるスピーカーの形状の制約要件を満たすことができる。これは、最新の設計法を提供し:アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1及びパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20を個々に設計及び調整してモジュラーコンポーネントを形成することができる。これは、スピーカー本体(硬質容器部分)の制約を大幅に低減する。こうすることで、構造設計及び外観設計をより積極的に行うこともでき、しかも音質の効果が低下しない。調整後のモジュールのデータを提供することにより、モジュールは、ある種の汎用モジュールとなり得る。これにより、スピーカー本体の設計に対して一定範囲内で非常に高い自由度が得られる。これは、スピーカー本体の設計を重視しなければならない従来の設計法とは異なる。
また、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1の中心軸は、固定部品1の中心軸に位置する。パッシブダイヤフラム20は、この中心軸を中心に回転対称である。これにより、特に、固定部品1の中心軸が装置に対して垂直である場合、スピーカー全体が、固定部品1の中心軸に沿って安定性を維持することができる。パッシブ・ダイヤフラム・ユニット20の振動方向が全て固定部品1の中心軸と同じ方向を有する方法を採用する。これにより、音のカラーレーションが、固定部品1全体で比較的低くなる。また、調和波が殆どなく、音質がより澄んでいる。同時に、この方法は、共鳴空間32内の空気の形態変化によって引き起こされる追加の振動を低減する。また、この方法は、硬質容器の不安定な振動によって引き起こされる悪影響を可能な限り防止することができる。また、この方法は、接線方向の振動をそれほど発生させない。従って、スピーカーは、それほど多くの固定機構を必要とせず、単純な配置によって固定を行うことができる。従って、スピーカーは、外部の空気の形態、構造、固定などによってそれほど制約されない。
この実施態様1のアクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1は、共鳴空間32に対してバックローディング法を使用する。これにより、ラウドスピーカーフレーム及び他のコンポーネントを覆い隠して保護することができる。同時に、硬質容器30の開口におけるアクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1及びパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20の投影位置が、密閉接続部品11の最大外径の中に完全に位置する。これにより、固定部品10及び全ての上記コンポーネントが、硬質容器30の開口に嵌合することができる。要求に基づいて、必要な深さまで覆い隠すことができる。これらの部品を、さらに覆い隠して露出しないようにし、外観が影響を受けないようにすることができる。
実施態様2:
図3に、本発明の実施態様2の側断面図が示され;図4は、図3に示されている実施態様の概略上面図であり;図5は、標準的なガラスジャーに対する図3に示されている実施態様の使用についての概略断面図であり;この実施態様2の以下の説明は、これらの3つの図面を参照して行う
この実施態様2では、3つのパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20が存在する。実施態様1と同様に、パッシブ・ダイヤフラム・ユニット20は、固定部品10と同じ中心軸を有するアクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1に対して回転対称であり;全てのパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20の振動方向が、固定部品10の中心軸に交差し;さらに、固定部品10の中心軸に対して垂直な全てのパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20の振動成分の和が0であり;この構成により、スピーカー全体の接線方向の振動が水平方向となって動作中のバランスが保たれる。これにより、大きく運動している際のスピーカー本体の水平方向の移動が大幅に減弱される。従って、スピーカー本体がより安定すると共に、カラーレーションも低下する。この実施態様2では、密閉接続部品11は、86mmのガラスジャーである硬質容器30に嵌合することができる。これは、比較的汎用性の高い計画である。
3つのパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20が存在する。これにより、固定部品10全体の振動可能な表面の十分に均一な振動が可能となる。また、この複雑さは、それほど高いものではない。
実施態様3:
図6に、本発明の実施態様3の側断面図が示され;図7は、図6に示されている実施態様の上面図であり;実施態様3の以下の説明は、これらの2つの図面を参照して行う
この実施態様3の固定部品10の形態は、実施態様2の形態に類似している。この実施態様3は、上向き突出構造であり;アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1が、固定部品10の中心軸に同様に位置し、バックローディング法が使用されている。違いは、パッシブ・ダイヤフラム・ユニット20の形態がリング型構造であることである。内側リング内の部分は、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1によって満たされ;外側リングが、密閉接続部品11に達している。このような形態により、固定部品10全体を最大限に使用することができ、従って、その有効振動面積が最大である。この実施態様3は、長波で非常に優れた性能を有すると共に、カラーレーションが最小化される。特に、このような種類のリング型パッシブ・ダイヤフラム・ユニット20を使用する計画は、薄いラウドスピーカーの利用が可能となる。この計画は、空間の奥行きが比較的浅い環境で使用するのに適する。この形態を達成するために、固定部品10は、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1及びパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20を適切に固定する支持フレーム13を必要とする。
実施態様4:
図8に、本発明の実施態様4の概略上面図が示され;図9は、ガラスジャーに対する図8に示されている実施態様の使用についての概略側面図であり;本発明の実施態様4の以下の説明は、これらの2つの図面を参照して行う
この実施態様4では、固定部品10は、全体が球形である。アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1及び同じ外観の2つのパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20に関しては、これらは、固定部品10の回転軸を中心に回転対称に分布している。さらに、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1及びパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20の振動方向が、固定部品10の中心軸に交差する。この方法により、固定部品の形態を単純にすることができる。この方法はまた、振動をバランスさせる。固定部品10は、密閉接続部品11を介してガラスジャー30の開口31に挿入固定されている。
実施態様5:
図10に、本発明の実施態様5の概略上面図が示され;図11に、ガラスジャーに対する図10に示されている実施態様の使用についての概略側面図が示されている。以下の説明は、これらの2つの図面を参照して行う
アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1は、固定部品10の上部領域を占めている。同時に、パッシブ・ダイヤフラム・ユニット20は、固定部品10の側面に分布すると共に、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1の中心軸を中心に回転対称であり;密閉接続部品11は、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1の反対側の端部に位置している。同時に、パッシブ・ダイヤフラム・ユニット20は全て、回転対称であり、かつ固定部品10の側面領域を占めている。この種の方法はまた、固定部品10の表面積を完全に利用して、振動可能な部分を最大化している。これにより、中波及び長波での音響効果がかなり改善され、さらにカラーレーションが防止される。特に、このような形態のコンポーネントを、製造及び普及に適した標準部品にすることは容易である。硬質容器の密閉材料により、硬質容器は、平らな開口形態を有する。これにより、コンポーネント全体を水平面に平らに配置することができ、従って、密閉が十分となり、通常の使用が可能となり;同様に、密閉接続部品11が、容積が調整可能な硬質容器に固定される。従って、利便性を達成することができ、硬質容器30の影響を殆ど無視することができる。従って、優れた適用性を有する。このタイプの実施態様では、その密閉接続部品11は、様々な要求を満たすために、長波の対応する音響効果に合わせて調整することができる。
実施態様6:
図12に、本発明の実施態様6の概略側断面図が示されている。実施態様5と比較すると、モジュールの固定部品10、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1、及びパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20は類似している。違いは、この実施態様が、位相反転管32を備えた硬質容器30に使用されていることであり;この位相反転管32の結合により、長波でのスピーカー全体の性能を著しく改善することができる。長波の元々の下限は、70〜80Hzであった。現在は、下限は、約50Hzの低さにすることができる。これは、好ましい実施態様である。特に、この実施態様の固定部品10及びパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20は、一体成形構造を使用する。これにより、コンポーネントの加工が単純になり、優れた気密性も実現され;パッシブ・ダイヤフラム・ユニット20のダイヤフラム及び弾性媒体の全てがゴム材料を使用する。これらを一体化できるように、これらの厚さ及び表面を処理する。実際のデバッギング中に、様々な整合荷重(matching weight)をパッシブ・ダイヤフラム・ユニット20に加えて、様々な共鳴効果を達成することもできる。
実施態様7:
図13は、本発明の実施態様7の側断面図であり;図14は、図13に示されている実施態様7の上面図であり;この実施態様と実施態様3との間には類似点が存在する:パッシブ・ダイヤフラム・ユニット20及びそれらのダイヤフラム21の形態は、リング型構造である。内側リング内の部分は、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1によって満たされ;外側リングが、密閉接続部品11に達している。特に、パッシブダイヤフラム20は、平らな形態を有し、かつアクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1と共に埋め込み型モジュールを形成する。この実施態様の密閉接続部品11及び固定部品10は同じ材料を使用する。密閉接続部品11は、それ自体が密閉効果を有し、密閉材料と同じ性能を有する。密閉接続部品11は、硬質容器上の同様の密閉材料と共に使用される。アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット1のコーンの直径は、12.7cm(5インチ)であり、ダイヤフラム21の直径は、25.4cm(10インチ)である。
図15は、容積が異なる4種類の硬質容器に対する図14に示されている実施態様の使用におけるインピーダンス曲線のグラフである。
この実施態様を4つの異なる硬質容器に対して使用する場合、これらの容器は、A、B、C、及びDの4つの曲線としてインピーダンス曲線のグラフに表される:これらの4つの曲線はそれぞれ、18,122cm3、5,263cm3、3,649cm3、及び2,197cm3の4つの硬質容器に対応している。グラフから分かるように、たとえ容積が変わったとしても、ピーク値は、50Hz〜100Hzの周波数の近傍に維持することができる。これらの周波数では、インピーダンスがより安定している。容積の変化は、ピーク値の僅かな変位をもたらす。しかしながら、ピーク値は、30〜200Hzの範囲で安定した傾向にあり;また、容積が比較的大きい、例えば、Aの場合は、ピーク値は比較的集中し、顕著である。長波では優れた性能である。グラフから分かるように、長波でのモジュールの性能は、硬質容器によって制限されていない。モジュールの性能は、スピーカー本体による制約をそれほど受けないため、スピーカー本体の設計がかなり容易になる。
上記の説明は、本発明の好ましい実施態様のみに対するものであり、本発明の実施の範囲を制限するものではない、即ち、本発明の特許の範囲内で行われる又は本明細書の内容に基づいたあらゆる同等の変形又は変更は全て、本発明の範囲内であるべきである。

Claims (13)

  1. 以下の特徴を含む、モジュラー・スピーカー・コンポーネント:
    固定部品であって、薄肉構造を有し、アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット及びパッシブ・ダイヤフラム・ユニットが、該固定部品に取り付けられ;該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット及び該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットが、該固定部品の取り付け部分で密閉されている、前記固定部品;及び
    密閉接続部品であって、該固定部品に固定され、かつ該固定部品に沿って延在し、該密閉接続部品の縁が、連続密閉ラインであり、この縁に沿って密閉材料が設けられており、該密閉接続部品が、他の硬質容器又は表面と密閉状態を形成する、前記密閉接続部品。
  2. 前記密閉接続部品が、前記密閉材料を使用して、前記固定部品を硬質容器の開口に整合させ、接続し、かつ固定し、該固定部品及び該硬質容器が接続されて共鳴空間が形成されることを特徴とする、請求項1記載のモジュラー・スピーカー・コンポーネント。
  3. 前記硬質容器が、位相反転装置を備えた密閉スピーカーであって、該位相反転装置は、任意の位相反転管、迷路、ホーン経路、又はこれらの3つの任意の組み合わせをいうことを特徴とする請求項2記載のモジュラー・スピーカー・コンポーネント。
  4. 前記パッシブ・ダイヤフラム・ユニット及び前記アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットが装置に向かっており、該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットが、該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットの周辺に分布していることを特徴とする請求項1記載のモジュラー・スピーカー・コンポーネント。
  5. 前記パッシブ・ダイヤフラム・ユニットが、前記固定部品に少なくとも1つのリング型構造を使用し、該内側リング内の部分は、該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットによって満たされ;該外側リングは、前記密閉接続部品に達していることを特徴とする請求項4記載のモジュラー・スピーカー・コンポーネント。
  6. 前記パッシブ・ダイヤフラム・ユニットの振動方向が全て、前記固定部品の中心軸に交差し;前記アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット及び該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットが全て、該固定部品の該中心軸を中心に回転対称であり;該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットが、該アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットの周辺に分布していることを特徴とする、請求項1記載のモジュラー・スピーカー・コンポーネント。
  7. 前記パッシブ・ダイヤフラム・ユニットが完全に回転対称であり、該パッシブ・ダイヤフラム・ユニットは、前記固定部品の側面領域を占めていることを特徴とする、請求項6記載のモジュラー・スピーカー・コンポーネント。
  8. 前記硬質容器の開口における前記アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット及び前記パッシブ・ダイヤフラム・ユニットの投影位置が、前記密閉接続部品の最大外径の中に完全に位置していることを特徴とする、請求項2記載のモジュラー・スピーカー・コンポーネント。
  9. 前記アクティブ・ラウドスピーカー・ユニットが、前記共鳴空間に対してバックローディング型であることを特徴とする、請求項2記載のモジュラー・スピーカー・コンポーネント。
  10. 前記固定部品、前記密閉接続部品、及び前記パッシブ・ダイヤフラム・ユニットが一体成形構造を有することを特徴とする、請求項1記載のモジュラー・スピーカー・コンポーネント。
  11. 前記密閉接続部品が、前記密閉材料を用いて容積が調整可能な硬質容器に固定されていることを特徴とする、請求項1記載のモジュラー・スピーカー・コンポーネント。
  12. 前記密閉材料が、平らな開口形状を形成し、該コンポーネント全体が、それ自体の重量により、特定の水平面に配置されて密閉構造を形成することを特徴とする、請求項1記載のモジュラー・スピーカー・コンポーネント。
  13. 前記アクティブ・ラウドスピーカー・ユニット、前記パッシブ・ダイヤフラム・ユニット、前記密閉接続部品、及び前記密閉材料が全て、同じ平らな表面に位置し;さらに、該密閉材料が、密閉容器の装着穴に密に嵌合して、該コンポーネント全体が埋め込み形態を構成することを特徴とする、請求項1記載のモジュラー・スピーカー・コンポーネント。
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