JP2015517664A - 液体金属冷却原子炉用の燃料束 - Google Patents

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Abstract

一実施形態では、液体金属冷却炉用の燃料束は、チャネルと、チャネルの下端に固定された突端アセンブリと、チャネル内に配置された複数の燃料棒と、複数の燃料棒の上方でチャネル内に配置された内部ミキサとを含む。内部ミキサは、周囲流れ制御部材および内部流れ制御部材を含む。周囲流れ制御部材は、チャネルの壁の近くに配置され、内部制御部材は、筐体の長手方向中心寄りに配置される。周囲流れ制御部材のうちの少なくとも1つは、チャネルを通じて流れる液体金属をチャネルの内部に向けて導くように構成され、内部流れ制御部材のうちの少なくとも1つは、チャネルを通じて流れる液体金属をチャネルの内部から離れるように導くように構成される。【選択図】図1

Description

例示的な実施形態は、概して液体金属冷却原子炉に関し、特に、液体冷却原子炉用の燃料束に関する。
ナトリウム冷却高速炉等の液体金属冷却原子炉は、サーマルストライピングの影響を受けるおそれがある。サーマルストライピングは、燃料束内のナトリウム流および燃料束を出るナトリウム流に高温点および低温点が発達するときに生じる。これらの高温点および低温点は、時間の経過と共に損傷を及ぼし得る熱応力を一次容器の上部に生じさせる。
特開平5−157869号公報
一実施形態では、液体金属冷却炉用の燃料束は、チャネルと、チャネルの下端に固定された突端アセンブリと、チャネル内に配置された複数の燃料棒と、複数の燃料棒の上方でチャネル内に配置された内部ミキサとを含む。内部ミキサは、周囲流れ制御部材および内部流れ制御部材を含む。周囲流れ制御部材は、チャネルの壁の近くに配置され、内部制御部材は、筐体の長手方向中心寄りに配置される。周囲流れ制御部材のうちの少なくとも1つは、チャネルを通じて流れる液体金属をチャネルの内部に向けて導くように構成され、内部流れ制御部材のうちの少なくとも1つは、チャネルを通じて流れる液体金属をチャネルの内部から離れるように導くように構成される。
別の実施形態では、液体金属冷却炉用の燃料束は、チャネルと、チャネルの下端に固定された突端アセンブリと、チャネル内に配置された複数の燃料棒と、燃料束を通じて流れる液体金属が出る燃料束の上端に配置された外部ミキサとを含む。外部ミキサは、外部流れ制御部材を含み、外部流れ制御部材のうちの少なくとも1つは、燃料束を出る液体金属を燃料束から離れるように導くように構成される。
上記および他の特徴ならびに例示的な実施形態の利点は、添付図面を参照して例示的な実施形態を詳細に説明することによってさらに明らかになるであろう。添付図面は、例示的な実施形態を示すことを意図しており、意図される特許請求の範囲を限定すると解釈されるべきではない。添付図面は、明示的に記されない限り、縮尺通りに描かれているとみなされるべきではない。
例示的な実施形態による液体金属冷却原子炉用の燃料束を示す図である。 図1の燃料束における内部ミキサの例示的な一実施形態を上から眺めた図である。 流れ制御部材の様々な実施形態を示す図である。 流れ制御部材の様々な実施形態を示す図である。 流れ制御部材の様々な実施形態を示す図である。 図1の燃料束における外部ミキサの例示的な実施形態を上から眺めた図である。
ここでは、詳細な例示的な実施形態を開示している。しかし、ここで開示する具体的な構造的および機能的な詳細は、例示的な実施形態を説明するための単なる例示を目的としている。しかし、例示的な実施形態は、多くの代替的な形態で実施されてもよく、ここで示す実施形態のみに限定されるものと解釈されるべきではない。
したがって、例示的な実施形態では様々な修正および代替的な形態が可能である一方で、それらの実施形態は、図面に例として示されており、ここで詳細に説明されるであろう。しかし、当然ながら、開示する特定の形態に例示的な実施形態を限定する意図はなく、それとは反対に、例示的な実施形態は、例示的な実施形態の範囲に包含される全ての修正、均等物および代替物をカバーするべきである。同様の番号は、図の説明を通じて同様の要素を意味している。
当然ながら、ここでは様々な要素を説明するために第1、第2、等の用語が使用され得るが、これらの要素は、これらの用語によって限定されるべきではない。これらの用語は、一要素を他の要素から区別するためにのみ使用される。例示的な実施形態の範囲から逸脱せずに、例えば、第1の要素を第2の要素と名付けることができ、同様に、第2の要素を第1の要素と名付けることができる。ここで使用されるように、用語「および/または」は、関連して列挙する項目のうちの1つ以上の任意の組合せおよび全ての組合せを含む。
当然ながら、ある要素が他の要素に「接続される」または「結合される」と表現されるときには、同要素は、他の要素に直接的に接続または結合されてもよく、介在する要素が存在してもよい。対照的に、ある要素が他の要素に「直に接続される」または「直に結合される」と表現されるときには、介在する要素が存在しない。要素間の関係を説明するために使用される他の語句(例えば、「〜と〜の間」と「〜と〜の間に直に」、「〜に隣接して」と「〜に直に隣接して」、等)は、同様に解釈されるべきである。
ここで使用される用語は、特定の実施形態のみを説明するためのものであり、例示的な実施形態を限定することを意図してはない。ここで使用されるように、単数形「1つの(a)」、「1つの(an)」および「前記(the)」は、文脈上で他のものが明示されない限り、複数形も含むことを意図している。さらに当然ながら、ここで使用されるときには、用語「備える(comprises)」、「備える(comprising)」、「含む(includes)」および/または「含む(including)」という用語は、述べられる特徴、整数、工程、動作、要素、および/または部品の存在を特定するが、1つ以上の他の特徴、整数、工程、動作、要素、部品および/またはそれらの集合の存在または追加を除外しない。
幾つかの代替的な実施では、記される機能/動作は、図に記される順序から外れて生じてもよいことに注目すべきである。例えば、連続して示される2つの図は、実際のところ、関連する機能性/動作に応じて、ほぼ同時に実行されてもよく、時には反対の順序で実行されてもよい。
燃料束または燃料アセンブリは、原子力発電プラントの炉心の主要な発熱部品である。液体金属高速増殖炉等の液体金属冷却炉の燃料束の設計は、炉心に臨界配列で配置され得、炉の設計条件でナトリウム等の液体金属によって容易に冷却され得る、核分裂物質の高信頼性アセンブリによってエネルギーを生成する。
図1は、例示的な実施形態による液体金属冷却原子炉用の燃料束を示している。特に、図1の燃料束は、ナトリウム冷却原子炉に関して説明されるであろう。図のように、燃料束は、六角形のチャネルまたはケーシング10を含み、六角形のチャネルまたはケーシング10は、上部外面に複数の横荷重パッド11を有し、上部領域にある複数の燃料棒12および下部領域にあるオリフィス/シールド部13を内部に収容する。燃料棒12は、その下端で燃料棒支持部14に固定されており、隣接する棒およびチャネル10の内面から燃料棒12を離間させるように棒に巻き付けられたスペーサワイヤ15を有する。横荷重パッド11は、燃料アセンブリの挿入および歪曲が可能となるように炉心内の燃料アセンブリを離間させ、ナトリウム冷媒内での表面接触による摩擦を最小化するように機能する。突端サブアセンブリ16は、チャネル10の下端に固定され、複数のナトリウム入口17を含み、ナトリウム入口は、ナトリウム冷媒をチャネル10内に導き、入口17の対向する端部にシール18を有し、シールは、突端サブアセンブリ16と、サブアセンブリ16が内部に配置される関連する支持構造体20の開口19との間にナトリウムが漏れることを防ぐ。構造体20上の燃料アセンブリ支持点は、21および22で示されている。上端サブアセンブリ23は、チャネル10の上端に固定されており、燃料棒12の周りを上向きに通過したナトリウム冷媒は、チャネル10の上端の内部ミキサ24を通じて通過し、上端サブアセンブリ23の25で示されている出口を通じて排出する。加えて、外部ミキサ30は、上端アセンブリ23に取り付けられる。内部ミキサ24および外部ミキサ30については、以下で詳細に説明されるであろう。
各燃料棒12は、ステンレススチールまたはステンレス系合金(例えばHT9)の中空細長のチューブであり、例えば、軸方向ブランケット・ウランペレットの領域によって上下で境界付けられ、プルトニウム・ウラン金属燃料スラグを収容する中央領域を有し、もちろん、半径方向ブランケットの構成で使用することができる。当然ながら、燃料の多様なバリエーションが存在し、この例に実施形態が限定されることはない。ステンレススチールの溶接プラグは、底部でチューブをシールする。上部ブランケットの上方の領域は、核分裂ガスプレナム部および燃料カラム保持具を収容し、同様のシールによって上部でシールされる。ダクトチャネルアセンブリ(部品10、16および23)は、ステンレススチールまたはステンレス系合金で構成され、よって液体ナトリウム冷媒との相性がよい。スペーサワイヤは、304SS、316SSおよびPE−16等の材料で構成される。
図2は、内部ミキサ24の例示的な一実施形態の上からの眺めを示している。図のように、内部ミキサ24は、チャネル10の壁の近くに配置され、または取り付けられた周囲流れ制御部材205を含む。内部ミキサ24は、周囲流れ制御部材205よりもチャネル10の長手方向中心LCの近くに配置された内部流れ制御部材210をさらに含む。内部流れ制御部材210は、流れ制御部材205および210を相互接続し、チャネル10の壁に据え付ける格子支持体215によって支持され得る。図2に示すように、周囲流れ制御部材205は、チャネル10の壁に直接装着されてもよく、格子支持体215によって支持されてもよい。
周囲流れ制御部材205は、一定またはパターン化された形態で配置されてもよく、図2に示すようにランダムに配置されてもよい。内部流れ制御部材210は、一定またはパターン化された形態で配置されてもよく、図2に示すようにランダムに配置されてもよい。周囲および内部流れ制御部材205および210ならびに格子支持体215は、ステンレススチールで形成され得、よって液体ナトリウムとの相性がよい。
周囲および内部流れ制御部材205および210は、図3Aに示すようなチューブであってもよく、図3Bに示すようなノズルであってもよく、図3Cに示すようなベーン等であってもよい。周囲および内部流れ制御部材205および210の向きは、内部ミキサ24を通じて流れる液体金属冷媒に関して周囲および内部流れ制御部材205および210が有する影響を決定する。一実施形態では、周囲流れ制御部材205のうちの少なくとも1つ以上は、チャネル10の内部に向けて(例えば、チャネル10の長手方向中心に向けて)液体金属冷媒を導くように向きを付けられる。この実施形態または別の実施形態では、内部流れ制御部材210のうちの少なくとも1つ以上は、チャネル10の長手方向中心から離れるように(例えば、チャネル10の壁に向けて)液体金属冷媒を導くように向きを付けられる。
例えば、一実施形態では、周囲流れ制御部材205のうちの1つ以上は、液体金属冷媒の流れに対してチャネル10の長手方向中心LCに向けて角度を付けられる。角度は、5〜60°であり得るが、この範囲に限定されない。同様に、一実施形態では、内部流れ制御部材210のうちの1つ以上は、液体金属冷媒の流れに対してチャネル10の長手方向中心LCから離れるように角度を付けられる。角度は、5〜60°であり得るが、この範囲に限定されない。
別の実施形態では、内部ミキサ24は、チャネル10の内周に適合する形状を有するフレームを含み得る。周囲流れ制御部材205および格子支持体215は、チャネル10の壁に代えてフレームに接続されてもよい。そして、フレームは、チャネル10の壁に接続され得る。
図4は、外部ミキサ30の例示的な実施形態の上からの眺めを示す図である。図のように、外部ミキサ30は、フレーム405を有する。フレーム405は、チャネル10と同じ概略形状を有し、図1に示すように、チャネル10の上端に載せられて取り付けられるように構成される。支持格子415は、フレーム405に接続され、外部流れ制御部材410を支持する。外部流れ制御部材410のうちの少なくとも1つは、燃料束を出る液体金属を燃料束から離すように(例えば、他の燃料束の上方の空間に向けて)導くように構成される。例えば、外部流れ制御部材410は、図3Aに示すようなチューブであってもよく、図3Bに示すようなノズルであってもよく、図3Cに示すようなベーン等であってもよい。外部流れ制御部材410の向きは、内部ミキサ24を通じて流れる液体金属冷媒に関して外部流れ制御部材410が有する影響を決定する。例えば、一実施形態では、外部流れ制御部材410のうちの少なくとも1つ以上は、液体金属冷媒の流れに対してチャネル10の長手方向中心LCから離れるように角度を付けられる。角度は、5〜60°であり得るが、この範囲に限定されない。フレーム405、外部流れ制御部材410および格子支持体415は、ステンレススチールから形成され得、よって液体ナトリウム冷媒との相性がよい。
例示的な実施形態によれば、燃料束は、内部ミキサ24のみ、外部ミキサ30のみ、または内部および外部ミキサ24および30の両方を含んでもよい。
ミキサの使用によって、液体ナトリウムがナトリウム高速炉内の燃料束の加熱区間を出た後の、ナトリウムの混合が促される。混合によって、ナトリウムのサーマルストライピングが低減する。サーマルストライピングは、ナトリウムが燃料束を通じて流れながら高温点および低温点を発達させる現象である。これは、炉内でスペーサとして使用されるワイヤラップ等のらせん状のワイヤラップによって、均一の動力分布を有する束でも生じ得る。これらのワイヤラップは、ナトリウムを束内で渦動させる場合があり、この渦動作用の結果として温度勾配が発達する。燃料束上または燃料束内に設置されたミキサ24および/または30は、ナトリウム流出流を強制的に混合し、それによって流れ領域の温度勾配を低減させ、サーマルストライピングを低減させる。サーマルストライピングを低減することによって、燃料束の内部部品に関する温度応力が低減され、それによって設備の耐用年数が延びる。混合のためにチャネルまたはノズルを使用することによって、流れの乱れに対する作用が制御され得る。
例示的な実施形態は、チャネルの形状、ワイヤラップの使用の有無に拘らず、他の燃料設計にも適用され得る。
このように例示的な実施形態が説明されており、例示的な実施形態が様々に変化し得ることは自明であろう。そのような変形は、例示的な実施形態の意図される主旨および範囲から逸脱するとみなされるべきではなく、当業者にとって自明であろうそのような修正の全ては、以下の特許請求の範囲内に含まれることが意図される。
10 チャネルまたはケーシング
11 横荷重パッド
12 燃料棒
13 オリフィス/シールド部
14 燃料棒支持部
15 スペーサワイヤ
16 突端サブアセンブリ
17 ナトリウム入口
18 シール
19 開口
20 支持構造体
21、22 燃料アセンブリ支持点
23 上端サブアセンブリ
24 内部ミキサ
25 出口
30 外部ミキサ
205 周囲流れ制御部材
210 内部流れ制御部材
LC 長手方向中心
215 格子支持体
405 フレーム
410 外部流れ制御部材
415 格子支持体

Claims (15)

  1. 液体金属冷却炉用の燃料束であって、
    チャネル(10)と、
    前記チャネル(10)の下端に固定された突端アセンブリ(16)と、
    前記チャネル(10)内に配置された複数の燃料棒(12)と、
    前記複数の燃料棒(12)の上方で前記チャネル(10)内に配置された内部ミキサ(24)であり、周囲流れ制御部材(205)および内部流れ制御部材(210)を含み、前記周囲流れ制御部材(205)が前記チャネル(10)の壁の近くに配置され、前記内部流れ制御部材(210)が筐体の長手方向中心(LC)寄りに配置され、前記周囲流れ制御部材(205)のうちの少なくとも1つが、前記チャネル(10)を通じて流れる液体金属を前記チャネル(10)の内部に向けて導くように構成され、前記内部流れ制御部材(210)のうちの少なくとも1つが、前記チャネル(10)を通じて流れる液体金属を前記チャネル(10)の前記内部から離れるように導くように構成される、燃料束。
  2. 前記内部ミキサ(24)が、前記内部流れ制御部材(210)のうちの少なくとも1つを支持するように構成された支持格子(215)を含む、請求項1に記載の燃料束。
  3. 前記支持格子(215)が、前記周囲流れ制御部材(205)のうちの少なくとも1つを支持するように構成される、請求項2に記載の燃料束。
  4. 前記支持格子(215)が前記チャネル(10)に接続される、請求項2に記載の燃料束。
  5. 前記内部流れ制御部材(210)のうちの少なくとも1つが、チューブ、ベーンおよびノズルのうちの1つである、請求項1に記載の燃料束。
  6. 前記周囲流れ制御部材(205)のうちの少なくとも1つが、チューブ、ベーンおよびノズルのうちの1つである、請求項1に記載の燃料束。
  7. 前記燃料束を通じて流れる前記液体金属が出る前記燃料束の上端に配置された外部ミキサ(30)をさらに備え、前記外部ミキサ(30)が外部流れ制御部材(410)を含み、前記外部流れ制御部材(410)のうちの少なくとも1つが、前記燃料束を出る前記液体金属を前記燃料束から離れるように導くように構成される、請求項1に記載の燃料束。
  8. 前記外部ミキサ(30)が、前記外部流れ制御部材(410)のうちの少なくとも1つを支持するように構成された支持格子(415)を含む、請求項7に記載の燃料束。
  9. 前記支持格子(415)が前記チャネル(10)に接続される、請求項8に記載の燃料束。
  10. 前記外部流れ制御部材(410)のうちの少なくとも1つが、チューブ、ベーンおよびノズルのうちの1つである、請求項7に記載の燃料束。
  11. 前記燃料束を通じて流れる前記液体金属が出る前記燃料束の上端に配置された外部ミキサ(30)をさらに備え、前記外部ミキサ(30)が外部流れ制御部材(410)を含み、前記外部流れ制御部材(410)のうちの少なくとも1つが、前記燃料束を出る前記液体金属を他の燃料束の上方の空間に向けて導くように構成される、請求項1に記載の燃料束。
  12. 液体金属冷却炉用の燃料束であって、
    チャネル(10)と、
    前記チャネル(10)の下端に固定された突端アセンブリ(16)と、
    前記チャネル(10)内に配置された複数の燃料棒(12)と、
    前記燃料束を通じて流れる前記液体金属が出る前記燃料束の上端に配置された外部ミキサ(30)であり、前記外部ミキサ(30)が外部流れ制御部材(410)を含み、前記外部流れ制御部材(410)のうちの少なくとも1つが、前記燃料束を出る前記液体金属を前記燃料束から離れるように導くように構成される、燃料束。
  13. 前記外部ミキサ(30)が、前記外部流れ制御部材(410)のうちの少なくとも1つを支持するように構成された支持格子(415)を含む、請求項12に記載の燃料束。
  14. 前記支持格子(415)が前記チャネル(10)に接続される、請求項13に記載の燃料束。
  15. 前記外部流れ制御部材(410)のうちの少なくとも1つが、チューブ、ベーンおよびノズルのうちの少なくとも1つである、請求項12に記載の燃料束。
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