JP2015516217A5

JP2015516217A5 -

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Publication number: JP2015516217A5
Application number: JP2015507551A
Authority: JP
Filing date: 2013-04-26
Publication date: 2016-04-07
Anticipated expiration: 2033-04-26

Claims

弁輪で固着されるリング状の支持構造（３）と、前記支持構造によって浮遊支持される可撓性材料の弁尖（５）とを備える心臓弁補綴物であって、
前記支持構造は、弁尖の根端（５１）が接続される支持壁部分（３１）と、弁尖（５）の自由端（５２）によって封止係合されるとともに、接合表面（３３）における弁尖（５）の自由端（５２）の移動方向に対して実質的に平行な方向で延びるように適合された、静的または準静的な接合表面（３３）を支持する、前記支持壁部分とは反対側の相補壁部分（３２）とを備え；
弁尖（５）の前記自由端は、弁尖（５）の自由端（５２）の移動が前記接合表面（３３）で停止される長さに寸法決めされた、可撓性材料の少なくとも１つの牽引部材（５５）を用いて、前記支持壁部分（３１）または前記相補壁部分（３２）に接続されることを特徴とする前記心臓弁補綴物。
前記接合表面（３３）は、少なくとも５ｍｍの幅（ｈ）において、弁尖（５）の自由端（５２）の移動方向に平行な方向で延びる請求項１に記載の補綴物。
前記接合表面（３３）は支持構造（３）の前記相補壁部分（３２）の内面によって形成される請求項１または２に記載の補綴物。
前記接合表面（３３）は、前記相補壁部分（３２）に接続される根端（６１）と、前記支持壁部分（３１）に接続されるか、または接合弁尖（６）が前記相補壁部分（３２）に向かって曲がったまま保たれるような長さに寸法決めされた可撓性材料の少なくとも１つの牽引部材（６５）を用いて前記相補壁部分（３２）に接続される自由端（６２）とを備える、準静的な接合弁尖（６）によって形成される、請求項１または２に記載の補綴物。
前記支持構造（３）は、ステントが折り畳まれる送達形態およびステントが拡張される埋め込み形態をとることができる、弁ステントによって構築される骨組を備える請求項１〜４のいずれか１項に記載の補綴物。
前記支持構造（３）は弁輪の無縫合埋め込み用に構成される請求項１〜５のいずれか１
項に記載の補綴物。
前記少なくとも１つの牽引部材（５５）は、前記支持壁部分（３１）または前記相補壁部分（３２）の支柱部分（３５）に接続され、前記支柱部分は前記支持構造（３）の血液流出側（３ａ）から軸線方向で突出している請求項１〜６のいずれか１項に記載の補綴物。
前記支持構造（３）の少なくとも１つの所定範囲は、所定波長の放射に対して不透明な材料の位置決めマーカを備える請求項１〜７のいずれか１項に記載の補綴物。
弁尖（５）の自由端（５２）の縁部に沿って分配された複数の部位に接続される、異なる長さを有する複数の前記牽引部材（５５）が存在する請求項１〜８のいずれか１項に記載の補綴物。
前記牽引部材（５５）は弁尖（５）の一体的延長部を構成し、弁尖（５）の自由端（５２）の縁部全体に沿って横断方向で延びる請求項１〜８のいずれか１項に記載の補綴物。
支持構造（３）はＤ字形の断面を有する請求項１〜１０のいずれか１項に記載の補綴物。
Ｄ字形の直線部分は支持壁部分（３１）または相補壁部分（３２）であり、Ｄ字形の曲げ部分は相補壁部分（３２）または支持壁部分（３１）それぞれの他方の壁部分である請求項１１に記載の補綴物。
弁および少なくとも１つの牽引部材（５５）は単一部品として、好ましくは心膜で作られた単一部品として構築される請求項１〜１２のいずれか１項に記載の補綴物。
少なくとも１つの牽引部材（５５）は、支持構造の側面部分（３２）に付着される請求項１〜１３のいずれか１項に記載の補綴物。
支持構造（３）の端部は血流方向に対して外側に張り出している請求項１〜１４のいずれか１項に記載の補綴物。
張り出した端部は、一端、好ましくは流入端部が、他端、好ましくは流出端部よりも血流方向に関してより幅広い角度で張り出すようにして、異なるように張り出している請求項１５に記載の補綴物。
好ましくは請求項１〜１６のいずれか１項に記載の、支持構造（３）と前記支持構造（３）によって支持される少なくとも１つの弁尖（５）とを有する補綴物であって、支持構造（３）は、一方の側、好ましくは前側が、反対側、好ましくは後側よりも軸線方向で短い非対称の配置を有する、前記補綴物。
好ましくは請求項１〜１７のいずれか１項に記載の、支持構造（３）と前記支持構造（３）によって支持される少なくとも１つの弁尖（５）とを有する補綴物であって、支持構造（３）の端部は血流方向に対して曲線状に張り出している、前記補綴物。
好ましくは請求項１〜１８のいずれか１項に記載の、支持構造（３）と前記支持構造（３）によって支持される少なくとも１つの弁尖（５）とを有する補綴物であって、支持構造（３）の端部は、一方の側、好ましくは前側が、反対側、好ましくは後側よりも血流方向に関してより幅広い角度で張り出すようにして、非対称的に張り出している、前記補綴
物。
支持構造（３）、支持壁部分（３１）、相補壁部分（３２）、および、前記支持構造（３）で支持された単一の延長した弁尖（５）を有する補綴物であって、
前記相補壁部分（３２）は、弁尖（５）の自由端（５２）によって封止係合されるように適合された、静的または準静的な接合表面（３３）を支持する、前記補綴物。
支持構造（３）は、Ｄ字形断面を有する、請求項２０に記載の補綴物。
僧帽弁として使用されるように適合された、請求項１〜２１のいずれか１項に記載の補綴物。
請求項１〜２２のいずれか１項に記載の補綴物を備える送達デバイス。
好ましくは支持壁部分（３１）および相補壁部分（３２）を有するＤ字形の支持構造である、支持構造（３）を提供する工程と、
支持構造（３）内で可撓性材料の弁尖を組み立てる工程とを含み、
弁尖は、好ましくは縫合によって、根端（５１）で支持壁（３１）または相補壁（３２）に接続され、
弁の自由端（５２）は、牽引部材を通して、相補壁部分（３２）または支持壁部分（３１）のどちらかである他方の壁部分に付着される、
好ましくは請求項１〜２２のいずれか１項に記載の補綴物である心臓弁補綴物を製造する方法。
弁および牽引部材（５５）は単一部品として、好ましくは心膜で作られた単一部品として構築される請求項２４に記載の方法。