JP2015514463A - 可変視点からのオブジェクトのシミュレーションされた空間的ライブビューイング - Google Patents

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Abstract

本発明はオブジェクトのシミュレーションされた空間的ライブビューイングに関する。例えば、3次元ディスプレイに対して特定の位置を維持したり、3次元メガネなどの追加的コンポーネントを装着したりアクティブにしたりする必要性を減らしつつ、ユーザに空間的情報を提供するために、カソード装置(32)からアノード(34)のターゲットエリアに向けて電子ビーム(38)を発生し、電子ビームが移動する焦点(44)においてアノードをヒットするように電子ビームを制御する。電子ビームは、焦点がビューイング方向(48)を横断する少なくとも第1の動き方向(46)に動くように制御される。そうすることにより、移動する焦点に当たる電子ビームによりX線放射(42)を発生する。さらに、オブジェクトを少なくとも部分的に通過するX線放射を検出し、X線検出信号を発生する。さらにまた、検出信号に基づいてモノスコーピック2次元画像が生成され、そのモノスコーピック2次元画像は移動焦点により確定される異なる視点に関する。モノスコーピックX線画像が異なる視点から表示される。

Description

本発明は、オブジェクトのシミュレーションされた空間的ライブビューイングのためのX線管、オブジェクトのシミュレーションされた空間的ライブビューイングのためのX線画像化システム、オブジェクトの空間的ライブビューイングを提供する方法、及びコンピュータプログラム要素、並びにコンピュータ読み取り可能媒体に関する。
医用画像では、空間情報の提供が患者などのオブジェクトの検査時などに現状の理解に役立つ。X線画像では、オブジェクトのライブ3次元立体視に対して、空間ビューを提供する方法としての立体視が提供される。例えば、特許文献1は、2つの焦点を生成して、それにより立体画像を提供するX線管について記載している。ユーザにいわゆる異なる2つの画像をすなわち左右画像の形式で提供するため、特有の3次元ディスプレイが用いられ、または外科医などにより3次元メガネが使われねばならない。しかし、3次元ディスプレイは、ディスプレイとそのディスプレイを見ているユーザとの間に所定距離を必要とする。これは外科医に対する現実的な移動の制約を意味する。さらに、3次元メガネに関して、ユーザは、同期シャッター機構を使う時、装着しなければならず、または少なくともこのメガネをアクティブにしなければならない。
国際出願公開第2010/146504A1号
このように、例えば、3次元ディスプレイに対して特定の位置を維持したり、3次元メガネまたは3次元ディスプレイなどの追加的コンポーネントを装着したりアクティブにしたりする必要性を減らしつつ、ユーザに空間的(ライブの深さ)情報を提供する必要がある。
本発明の目的は、独立請求項の主題により達成され、さらに別の実施形態は従属請求項に記載されている。
留意点として、本発明の下記の態様は、オブジェクトのシミュレーションされた空間的ライブビューイングのためのX線管、オブジェクトのシミュレーションされた空間的ライブビューイングのためのX線画像システム、オブジェクトの空間的ライブビューイングを提供する方法、コンピュータプログラム要素、及びコンピュータ読み取り可能媒体に当てはまる。
本発明の第1の態様によると、オブジェクトのシミュレーションされた空間的ライブビューイングのためのX線管が提供される。該X線管は、カソード装置と、アノードと、制御手段とを有する。前記カソード装置及び前記アノードは、前記カソード装置から前記アノードのターゲットエリアに向けて電子ビームを発生し、前記ターゲットエリアに当たる電子によりX線放射を発生するように設けられている。前記制御手段は、電子ビームが移動焦点においてアノードに当たるように、電子ビームを制御するように構成されている。制御手段は、ビューイング方向を横断する少なくとも第1の移動方向で、焦点の移動を提供するように構成されている。
一実施形態によれば、焦点を徐々に動かしたX線画像が提供される。
さらに別の一実施形態では、前記制御手段は、少なくとも第2の移動方向でも焦点を動かすように構成され、前記第2の移動方向は、前記第1の移動方向に対して横方向であり、前記ビューイング方向に対して横方向である。
一実施形態によれば、前記カソード装置は単一のカソードを含み、前記制御手段は前記電子ビームを偏向するように設けられた偏向手段である。
さらに別の一実施形態では、前記カソード装置は複数のカーボンナノチューブエミッタを含み、前記カーボンナノチューブエミッタは焦点位置を移動する電子ビームを提供するように構成されている。前記制御手段は前記カーボンナノチューブエミッタの制御装置として設けられている。
空間的ライブビューイングとの用語は、例えば、立体視を用いたように、空間的情報を提供することに関する。
本発明の第2の態様により、オブジェクトのシミュレーションされた空間的ライブビューイングのためのX線画像システムが提供される。該X線画像システムは、X線源と、X線検出器と、処理部と、ディスプレイデバイスとを含む。前記X線源は上記の例のうちいずれか1つによるX線管である。X線検出器は、X線検出信号を処理ユニットに提供するように構成されている。処理ユニットは、検出信号に基づいてモノスコーピック(monoscopic)2次元画像を生成するように構成されている。モノスコーピック2次元画像は移動焦点により確定される異なる視点に関する。ディスプレイデバイスは、異なる視点からのモノスコーピックX線画像を示すように構成された2次元ディスプレイである。
一実施形態によれば、前記処理部は異なる移動焦点からの画像の移動平均を計算するように構成されている。前記移動平均は所定時間に対するものである。
本発明の第3の態様により、オブジェクトの空間的ライブビューイングを提供する方法が提供される。該方法は、
a)カソード装置からアノードのターゲットエリアに向かう電子ビームを発生し、前記電子ビームが移動する焦点において前記アノードをヒットするように前記電子ビームを制御するステップであって、
前記電子ビームは、前記焦点がビューイング方向を横断する少なくとも第1の動き方向に動くように制御されるステップと、
b)前記移動する焦点に当たる前記電子ビームによりX線放射を発生するステップと、
c)オブジェクトを少なくとも部分的に通過するX線放射を検出し、X線検出信号を発生するステップと、
d)前記検出信号に基づいてモノスコーピック2次元画像を生成する、前記モノスコーピック2次元画像は前記移動焦点により確定される異なる視点に関するステップと、
e)前記異なる視点からのモノスコーピックX線画像を表示するステップとを有する。
一実施形態によれば、ステップe)において、動く視点に対してオブジェクトのライブ画像データが表示され、そのオブジェクトの空間的印象を提供する。
一実施形態によれば、ステップb)において、前記焦点はループ状の移動経路に沿って移動される。
本発明の一態様によると、X線画像化中のX線焦点の移動により、様々なオブジェクトの移動サイズによりライブの深さ情報/感覚を提供する。得られる移動の軌跡により、医師に、2次元ディスプレイ上のライブの深さ情報を与えることができる。例えば、検出器と、例えば患者とは一定の位置に留まり、X線スポットのみが動かされる。これは深さ情報を直感的に感知する役に立つ。検出器に近いオブジェクトは一定の位置に留まる。オブジェクトが検出器から遠ければ遠いほど、動きは大きくなる。このように、検出器が医師の方に配置され、X線源が医師から遠い方に配置されたとき、ユーザは深さ情報を直感的な方法で提供される。さらに別の態様では、X線検出器を患者の下に配置し、X線管を患者の上に配置することも可能である。こうすることにより、X線画像は医師の頭の動きによるもののように見える。検出器が医師の方に、例えば患者台の上に配置される、反対の配置の場合も同様である。本発明の一態様によると、特殊な3次元ディスプレイや3次元メガネ3がなくても、空間的情報が提供される。さらなる利点は、患者と3次元ディスプレイとを見るたびに、医師が3次元情報に適応する必要がない方法で空間的情報を提供できることにある。さらに、本発明によると、一連の画像を見ることにより、すなわち移動焦点により、空間的情報が提供される2次元画像を提供する。このように、本発明により表示される画像は、本当の「立体画像」ではなく、むしろ2次元画像であり、時間の経過とともに空間的情報を含み表示するものである。このように、「シミュレーションされた立体ライブビューイング」との用語を用いる。さらに、全員が3次元メガネを装着しなくても、すべての医師(及びスタッフ)が空間的情報を見ることができる。 本発明によると、焦点の移動の結果、オブジェクト中のその空間的配置に応じて要素の移動比率は異なる。上記の通り、X線源に近いオブジェクトは、X線源からの距離が大きいオブジェクトとは異なって見える。留意点として、「オブジェクト」との用語は、例えば、その「オブジェクト」すなわち患者のある領域またはロケーションのフィーチャまたはその他の可視的特徴に関する。2次元画像はオブジェクトの位置のxとyについて明確な情報を与える。しかし、z(深さ)位置は不明確である。X線画像は吸収画像である:オクルージョン(occlusion)などの深さ情報は失われている。様々な視点からの画像を提供すると、表示された関心オブジェクトの、他の表示オブジェクト(部分)に対する相対的な動きの大きさ(すなわちぼけの量)により、医師に深さ情報/感覚を与えられる。
本発明のこれらの態様等は、以下に説明する実施形態から明らかであり、これらの実施形態を参照して説明する。
次の図面を参照して、本発明の実施形態を以下に説明する。
本発明によるX線画像システムを示す図である。 本発明によるX線管の一実施形態を示す図である。 本発明によるX線管の別の一実施形態を示す図である。 本発明によるX線管のさらに別の一実施形態を示す図である。 本発明によるX線管のさらに別の一実施形態を示す図である。 回転アノード上に配置された焦点の上面図において、本発明によるX線管のさらに別の実施形態を示す図である。 図6のX線管を示す断面図である。 X線管のさらに別の例を示す上面図である。 図8の断面を示す図である。 さらに別のX線管を示す斜視図である。 X線管のさらに別の実施形態を示す図である。 本発明の一実施形態による、検出器と組み合わせたX線管のさらに別の実施形態を示す図である。 本発明によるオブジェクトの空間ライブビューイングを提供する方法の一例の方法ステップを示す図である。 本発明による方法の別の実施形態を示す図である。
図1は、オブジェクトのシミュレーションされた空間ライブビューイングのためのX線画像システム10を示す。X線画像システム10は、いわゆるCアーム装置として示されている。X線源12とX線検出器14がCアーム構造16の対向端に設けられ、Cアーム構造16はシーリングサポート18により可動的に支持されている。さらに、処理ユニット20はディスプレイデバイス22と共に示されている。さらに、患者を支持する患者サポートテーブルなど、オブジェクト26を支持するサポート24が示されている。
さらにまた、処理ユニット20(別途図示はしない)に関連して、幾つかのモニターと共にインタフェース装置28が示されている。X線源はX線管30であり、これは以下の図面により詳細に記載する。X線検出器は、X線検出信号を処理ユニット20に提供するように構成されている。処理ユニット20は、検出信号に基づいてモノスコーピック(monoscopic)2次元画像を生成するように構成されている。モノスコーピック2次元画像は移動焦点により確定される異なる視点に関する。ディスプレイデバイス22は、異なる視点からのモノスコーピックX線画像を示すように構成された2次元ディスプレイである。
図2は、オブジェクトのシミュレーションされた空間ライブビューイングのためのX線画像システム30を示す。X線管30は、カソード装置32、アノード34、図2にはこれ以上は示さない制御手段36を有する。カソード装置32及びアノード34が設けられ、カソード装置32からアノード34のターゲットエリア40に向けてた電子ビーム38を発生し、ターゲットエリア40に当たる電子によりX線放射42を発生する。制御手段36は、電子が移動焦点44においてアノード34に当たるように、電子ビームを制御するように構成されている。制御手段は、ビューイング方向48を横断する少なくとも第1の移動方向46で、焦点の移動を提供するように構成されている。
点線38nで示したように、電子ビームが、点線の円で示した異なる焦点位置44nに向けて制御され、例えば、屈折される。よって、結果として、異なるX線ビーム42nが提供され、これらはそれぞれ点線タイプで示されている。言い換えると、X線画像が動きの経路に沿って複数の焦点から提供される。本発明によると、X線画像は徐々に動く焦点で提供される。結果として、ライブ画像として示された画像は、焦点の動きから直接依存して常に変化している。
このように、提供されたX線画像を見ているユーザは、提示される2次元画像シーケンスを組み合わせることにより、空間的(ライブ深度)情報の印象を提供される。言い換えると、空間的または立体的ビューイングがいわゆるシミュレーションされる。シミュレーションされた空間的または立体的ビューイングは、シミュレーションされた3次元ビューイング、2次元深度ビューイングまたは2次元プラスビューイングとも呼ばれる。シミュレーションされた立体的ビューイングは、認識される立体ビューイングとも呼ばれる。
図3は、別の例を示し、制御手段は、第1の移動方向46に対して横方向であり、ビューイング方向48に対して横方向である少なくとも第2の移動方向50でも焦点の動きを提供するように構成されている。その結果得られる焦点位置は、参照数字44aで示された1つの位置だけで示されている。もちろん、複数の位置があってもよく、例えば、第1と第2の動きを組み合わせてもよい。
第1の移動方向は、第1の立体方向とも呼ばれ、第2の移動方向は第2の立体方向とも呼ばれる。第1の立体方向は、水平方向とも呼ばれ、第2の立体方向は垂直方向とも呼ばれ、これらは例えば図6,7及び図8,9を参照して後で説明される。
図4は、カソード装置32が1つのカソード52を有し、制御手段が電子ビームを偏向するように設けられた偏向手段54である一例を示す。例えば、偏向は静電気的に、または電磁気的に行われても良い。このように、移動する焦点位置が与えられる。
図5は、別の一実施形態を示し、カソード装置32が複数のカーボンナノチューブエミッタ56を有し、これは焦点位置が移動する電子ビームを提供するように構成されている。単なる一例として、電子ビームの第2の形状/方向を、参照数字58aを付した点線で示した。もちろん、他の形状/方向も提供される。カーボンナノチューブエミッタ56は、ステアリングまたはガイディング電極60及びゲート構造62が設けられ、異なるX線放射42、42iを発生するために、異なるターゲットスポットまたはターゲットエリアをそれぞれの電子ビームでヒットすることができるように、カーボンナノチューブエミッタを制御している。他の一実施形態では、図5のように1つのステアリングカソードの替わりに、複数のステアリングカソードが設けられ、動くX線源(焦点)を生成している。
図6と図7は、別の一例を示しており、回転アノードディスクとしてアノード34が設けられている。図6は、焦点位置が異なる配置の上面図であり、図7は断面図である。アノード34には、焦点位置に対して異なる高さを与える傾斜焦点トラックエリア64が設けられている。図から分かるように、焦点トラックエリア64の傾斜度は増加する。点線66で示したように、傾斜度が連続した、すなわち角度が全表面上で同じである傾斜面を有する替わりに、外縁から始めて回転軸68の方向に内部に動くとき、表面は点線66から離れる方向に動き、傾斜度が増加することを表す。電子ビームは矢印70で示され、アノード表面をヒットしている。電子ビームを表す点線(参照数字72で示されている)と、アノードの表面との交点(参照数字74で示されている)は、焦点位置の高さ、すなわち点74の高さである。この高さはy方向76と呼ばれ、回転軸68と平行にそろえられ、r方向とも呼ばれるビューイング方向48と垂直である。比較のため、電子ビーム方向72と点線66の交点78もマークされている。これは傾斜度が連続的である場合の焦点の高さを表す。図6の上面図にこの点線を投影することにより、次のことが分かる。第1のマーク80は、焦点トラックエリア64のいわゆる下部の第1の焦点位置を表す。第2のマーク82は、交点78の高さを達成するための第2の焦点の位置を表す。第1の矢印84は、連続的傾斜度の場合に達成されるであろう高さを表す。第2の矢印85は、傾斜度が増加することにより達成される高さを表す。増加する傾斜度により、r方向にさらに伸びなくても、デルタ(d)86が加算される。言い換えると、連続的な、すなわち線形の傾斜プロファイルと比較すると、増加する傾斜度により、同様の焦点高度(y方向の動きまたはy方向の偏向)を提供するのに、焦点トラックの半径方向のエクステンションが少なくてよい。
留意点として、図6と図7の態様、及び図8ないし図11を参照して説明するフィーチャは、アノードが回転アノードディスクであるものに関して記載している。しかし、同様のフィーチャを有する非回転アノードディスクを有していてもよい。また、前出の図面、例えば図2ないし図5などのフィーチャは、明示はしないが、回転アノードディスクと組み合わせできる。
別の例では、図8と図9に示したように、アノードは、傾斜度が増加する切り取られた断面(すなわち、傾斜焦点トラックエリア64)を有する外縁部分88を有する回転アノードディスクである。焦点は外縁部分に配置された焦点トラック上に設けられる。
例えば、焦点は、図8に示すように、複数の焦点位置92を示したループ状の動き経路90に沿って動かされる。しかし、他の動き経路でもよく、例えば、スイベル運動や直線運動、及びもちろんその他のすべての幾何学的構成でもよい。さらに留意点として、図8は見やすくするため、複数の焦点位置のうちの幾つかのみを示している。もちろん、中間位置でもよい。矢印94は、動き経路90に沿った焦点のループ状の連続した動きを示している。
図8は、アノード面上の焦点位置を示す上面図であり、図9は断面図である。
図10は、表面の切り取られた断面上に投影されたループ状の動き経路90を有する斜視図である。
図11は、いわゆる中央ビームのビュー方向92と、動き経路に沿ったビームの複数のビュー方向95を示す図である。
別の例では、「焦点トラックの傾斜」はビューイング方向の傾斜に関する。例えば、傾斜度はビューイング方向で減少する。
図12は、動くX線焦点の概念を示す図である。第1の焦点位置100と、その結果の投影である患者内の検出オブジェクトなどである空間的に分散した複数のフィーチャ102,104,106及び108の投影点それぞれとを示す。それゆえ、複数の接続線110が、第1の焦点位置100から始まり、それぞれのオブジェクト102等を通り、図示されたX線検出器114上のある位置112を示している。
焦点を第1の位置100から第2の位置116に動かす(この動きは移動矢印117で示した)ことにより、焦点とそれぞれのオブジェクト102等との間を結ぶ線は、各オブジェクト位置の周りですこし旋回する。これらの接続ラインを点線で示し、参照数字118で示した。図から分かるように、これによりディテクタ114上での位置120はさらにシフトする。シフトベクトルは、第1のオブジェクト102に対する各矢印122、第2のオブジェクト104に対する第2の矢印124、第3のオブジェクト106に対する第3の矢印126、及び第4のオブジェクト108に対する第4の矢印128で示した。このように、ディテクタ114に近いオブジェクトまたは点のX線投影は、X線焦点が第1の位置100から第2の位置116に動いたとしても、互いに近い。ディテクタから遠い、すなわちX線源に近いオブジェクト点については、ディテクタ114上の各X線投影は互いに遠い。
いわゆるデフォルトの場合には、ディテクタは医師に近くにあり、医師に近いオブジェクトの動きの軌跡は小さい。もちろん、逆の構成では、各結果は逆になる。このように、X線源が医師の方に配置され、X線ディテクタが医師から遠いところに配置されている場合、これにより、オブジェクトが医師から遠ければ遠いほど、オブジェクトの動きの軌跡は小さくなる。そのため、X線焦点を動かすと、様々なオブジェクトの動きサイズにより、深さ情報が生で分かる。スポットの動きはすべての方向で行え、またはスポット移動中に中間的取得により徐々に行える。もちろん、切り替えてもよい。
焦点を動かすことにより、ユーザは、表示される画像が実際には立体画像でなくても、すなわち同時に異なる2つの焦点から取得した同時にユーザに提供された左右の画像でなくても、表示されたライブ画像の空間的情報を読み出すことができる。このように、本発明では画像は2次元画像として提供されるが、それにもかかわらず、焦点を動かしながら動きの経路に沿って一連の画像を提供することにより、空間的情報がユーザに見える。1つの画像中に表示されるフィーチャの距離は異なるので、焦点が動いた時、次の画像におけるオフセットまたは動きは異なる。このように、ユーザには検査中のオブジェクトに関する深さ情報が提供される。
図13は、オブジェクトの空間的ライブビューイングを提供する方法200を示す。該方法は次のステップを含む。第1のステップ210において、カソード装置からアノードのターゲットエリアに向かう電子ビームが生成され、その電子ビームは制御され、例えば偏向され、その電子ビームが動く焦点においてアノードをヒットするようにする。電子ビームは制御され、例えば偏向され、焦点がビューイング方向を横切る少なくとも第1の動き方向に動くようにする。第2のステップ212において、動く焦点に当たる電子ビームによりX線放射が生成される。第3のステップ214において、オブジェクトを少なくとも部分的に通過するX線放射が検出され、各X線検出信号が精製される。第4のステップ216において、検出信号に基づいてモノスコーピック(monoscopic)2次元画像が生成され、そのモノスコーピック2次元画像は移動焦点により確定される異なる視点に関する。第5のステップ218において、異なる視点からのモノスコーピックX線画像が表示される。
第1のステップ210はステップa)とも呼ばれ、第2のステップ212はステップb)とも呼ばれ、第3のステップ214はステップc)とも呼ばれ、第4のステップ216はステップd)とも呼ばれ、第5のステップ218はステップe)とも呼ばれる。
例えば、画像データの変更は画像コンテンツを徐々に変更することを含む。
さらに別の例では、ステップe)において、動く視点に対してオブジェクトのライブ画像データが表示され、そのオブジェクトの空間的印象を提供する。
図14に示したように、表示に対して、異なる移動焦点からの画像の移動平均220を第1のサブステップ222で計算する。移動平均は所定時間に対するものである。次に、第2のサブステップ224において、計算した平均を表示する。こうすることにより、オブジェクトの深さが異なれば異なるぼかしを入れ、ユーザに空間的情報を提供する。
第4の例(図示せず)では、ステップb)において、焦点をループ状の動き経路に沿って動かす。
他の一例(図示せず)では、X線検出器を患者の下に配置し、X線管を患者の上に配置する。こうすることにより、X線画像は医師の頭の動きによるもののように見える。十分な関心領域画像を用いることにより、この構成ではX線散乱を制限できる。
2次元画像はオブジェクトの位置のxとyについて明確な情報を与える。しかし、z(深さ)位置は不明確である。X線画像は吸収画像である:オクルージョン(occlusion)などの深さ情報は失われている。様々な視点からの画像を提供すると、表示された関心オブジェクトの、他の表示オブジェクト(部分)に対する相対的な動きの大きさ(すなわちぼけの量)により、医師に深さ情報/感覚を与えられる。
本発明の他の一実施形態では、適切なシステムにおいて、上記の実施形態の一つによる方法の方法ステップを実行するように較正されたことを特徴とするコンピュータプログラムまたはコンピュータプログラム要素が提供される。
コンピュータプログラム要素は、コンピュータユニットに記憶されてもよい。コンピュータユニットも本発明の一実施形態の一部であってもよい。このコンピューティングユニットは、上記の方法のステップを実行するまたは実行を誘起するように構成され得る。さらに、上記の装置のコンポーネントを動作させるように構成されていてもよい。コンピューティングユニットは、自動的に動作し、及び/またはユーザの命令を実行するように構成されている。コンピュータプログラムはデータプロセッサのワーキングメモリにロードされる。データプロセッサは、本発明の方法を実行するように構成されている。
本発明のこの実施形態は、初めから本発明を用いるコンピュータプログラムと、アップデートにより本発明を用いるプログラムになる既存のプログラムとの両方をカバーする。
さらに、コンピュータプログラム要素は、上記の方法の実施形態の手順を満たす必要なすべてのステップを提供できる。
本発明のさらに別の一実施形態によると、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能媒体が提供され、そのコンピュータ読み取り可能媒体は、前のセクションで説明したコンピュータプログラム要素を記憶したものである。
コンピュータプログラムは、光記憶媒体や他のハードウェアとともに、またはその一部として供給される固体媒体などの適切な媒体に記憶及び/または配布することができ、インターネットや有線または無線の電気通信システムなどを介して他の形式で配信することもできる。
しかし、コンピュータプログラムは、ワールドワイドウェブ等のネットワーク上で提供されてもよく、そのようなネットワークからデータプロセッサのワーキングメモリにダウンロードされてもよい。本発明のさらにべつの実施形態では、コンピュータプログラム要素をダウンロードできるようにする媒体が提供され、そのコンピュータプログラム要素は本発明の上記の実施形態の一つによる方法を実行するように構成されている。
留意すべき点として、本発明の実施形態を、異なる主題を参照して説明する。具体的に、一部の実施形態を方法の請求項を参照して説明し、他の一部の実施形態を装置の請求項を参照して説明する。しかし、本技術分野の当業者は、上記の説明と以下の説明から、特に断らないかぎり、一種類の主題に属する特徴の任意の組み合わせに加えて、異なる複数の主題に関係する特徴の間の任意の組み合わせも本出願で開示されていると考えられることが分かるであろう。しかし、すべての特徴は組み合わせて、特徴の単なる和以上のシナジー効果を提供することができる。
図面と上記の説明に詳しく示し本発明を説明したが、かかる例示と説明は例であり限定ではない。本発明は開示した実施形態には限定されない。請求項に記載した発明を実施する際、図面、本開示、及び従属項を研究して、開示した実施形態のその他のバリエーションを、当業者は理解して実施することができるであろう。
請求項において、「有する(comprising)」という用語は他の要素やステップを排除するものではなく、「1つの(”a” or ”an”)」という表現は複数ある場合を排除するものではない。単一のプロセッサまたはその他のアイテムが請求項に記載した複数のユニットの機能を満たすこともできる。相異なる従属クレームに手段が記載されているからといって、その手段を組み合わせて有利に使用することができないということではない。請求項に含まれる参照符号は、その請求項の範囲を限定するものと解してはならない。

Claims (15)

  1. オブジェクトのシミュレーションされた空間的ライブビューイングのためのX線管であって、
    カソード装置と、
    アノードと、
    制御手段とを有し、
    前記カソード装置及び前記アノードは、前記カソード装置から前記アノードのターゲットエリアに向けて電子ビームを発生し、前記ターゲットエリアに当たる電子によりX線放射を発生するように設けられ、
    前記制御手段は、電子ビームが移動焦点において前記アノードに当たるように、前記電子ビームを制御するように構成され、
    前記制御手段は、ビューイング方向を横断する少なくとも第1の移動方向で、焦点を移動させるように構成されている、X線管。
  2. 焦点を徐々に動かしたX線画像が提供される、請求項1に記載のX線管。
  3. 前記制御手段は、少なくとも第2の移動方向でも焦点を動かすように構成され、前記第2の移動方向は、前記第1の移動方向に対して横方向であり、前記ビューイング方向に対して横方向である、
    請求項1または2に記載のX線管。
  4. 前記カソード装置は単一のカソードを含み、
    前記制御手段は前記電子ビームを偏向するように設けられた偏向手段である、
    請求項1ないし3いずれか一項に記載のX線管。
  5. 前記カソード装置は複数のカーボンナノチューブエミッタを含み、前記カーボンナノチューブエミッタは焦点位置を移動する電子ビームを提供するように構成され、
    前記制御手段は前記カーボンナノチューブエミッタの制御装置として設けられている、
    請求項1ないし3いずれか一項に記載のX線管。
  6. 前記アノードには、前記焦点位置に対して高さが異なる傾斜焦点トラックエリアが設けられ、
    前記焦点トラックエリアの傾斜度は増加する、
    請求項1ないし5いずれか一項に記載のX線管。
  7. オブジェクトのシミュレーションされた空間的ライブビューイングのためのX線画像システムであって、
    X線源と、
    X線検出器と、
    処理部と、
    表示デバイスとを有し、
    前記X線源は請求項1ないし6いずれか一項に記載のX線管であり、
    前記X線検出器は、X線検出信号を前記処理部に提供するように構成され、
    前記処理部は、前記検出信号に基づいてモノスコーピック2次元画像を生成するように構成され、前記モノスコーピック2次元画像は前記移動焦点により確定される異なる視点に関し、
    前記表示デバイスは、異なる視点からの前記モノスコーピックX線画像を示すように構成された2次元ディスプレイである、
    X線画像システム。
  8. 前記移動焦点はユーザの頭の動きをシミュレーションする、
    請求項7に記載のX線画像化システム。
  9. 前記処理部は異なる移動焦点からの画像の移動平均を計算するように構成され、前記移動平均は所定時間に対するものである、請求項7または8に記載のX線画像化システム。
  10. オブジェクトの空間的ライブビューイングを提供する方法であって、
    a)カソード装置からアノードのターゲットエリアに向かう電子ビームを発生し、前記電子ビームが移動する焦点において前記アノードをヒットするように前記電子ビームを制御するステップであって、前記電子ビームは、前記焦点がビューイング方向を横断する少なくとも第1の動き方向に動くように制御されるステップと、
    b)前記移動する焦点に当たる前記電子ビームによりX線放射を発生するステップと、
    c)オブジェクトを少なくとも部分的に通過するX線放射を検出し、X線検出信号を発生するステップと、
    d)前記検出信号に基づいてモノスコーピック2次元画像を生成する、前記モノスコーピック2次元画像は前記移動焦点により確定される異なる視点に関するステップと、
    e)前記異なる視点からのモノスコーピックX線画像を表示するステップとを有する、
    方法。
  11. ステップe)において、動く視点に対してオブジェクトのライブ画像データが表示され、そのオブジェクトの空間的印象を提供する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記表示するステップのため、異なる移動焦点からの複数の画像の移動平均が計算され、
    前記移動平均は所定時間のものである、
    請求項10または11に記載の方法。
  13. ステップb)において、前記焦点はループ状の移動経路に沿って移動される、
    請求項10ないし12いずれか一項に記載の方法。
  14. 処理ユニットにより実行された時、請求項10ないし13に記載の方法を実行するように構成された、請求項1ないし9いずれか一項に記載の装置を制御するコンピュータプログラム要素。
  15. 請求項14に記載のプログラム要素を記憶したコンピュータ読み取り可能媒体。
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