JP2015509838A - ディスク・フィルタのプレコート層の厚さを縮小させるための方法及び装置 - Google Patents

ディスク・フィルタのプレコート層の厚さを縮小させるための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

ディスク・フィルタのベイスン(40)内の固体含有懸濁液から、フィルタ・ディスク(12)の濾過表面(56)上に蓄積したプレコート層(57)の厚さを縮小させるための方法及び装置であり、上記ディスク・フィルタが、シャフト(10)上に配置される2つ以上のフィルタ・ディスクと、それらの間にある、両側にスクレーパ(20)を備える少なくとも1つのドロップ・シュート(38)とを有し、スクレーパ(20)が、フィルタ・ディスク(12)の懸濁液から濾過された濾過表面(56)上のケーキをドロップ・シュート(38)内へとこすり取り、スクレーパ(20)により、濾過表面(56)上のプレコート(57)の層の厚さが、スクレーパ(20)の先端と濾過表面(56)との間の距離を縮めることにより縮小され、プレコート(57)の厚さの縮小が、ドロップ・シュート(38)の両側において、2つのフィルタ・ディスク(12)の濾過表面(56)上のプレコート(57)に対して非同時に達成される。

Description

本発明は、固体含有懸濁液を濾過するのを補助するのにプレコート層が使用される、2つ以上のフィルタ・ディスクを備えるディスク・フィルタに関する。本発明は、特に、化学パルプ産業の石灰スラッジを濾過するのに適する。
プレコート層は濾過プロセスで一般に使用され、白液及び緑液を濾過するのに特に有利であり、それにより、濾過される材料がプレコート層として振る舞う。固体物質層は十分な厚さのケーキを形成するように蓄積されると、スクレーパ(scraper)がプレコートの表面から濾過された固体物質をこすり取る。
微粒子によって詰まることを理由として、同じプレコート層を継続的に使用することはできない。層は少なくとも部分的に定期的に除去して新しい層に交換する必要がある。通常使用される技術は、特定のプログラムに従い、少なくとも一巡する間にスクレーパを濾過表面に近づけるように自動で移動させ、それらを戻す技術であり、それにより詰まった表面層が除去され得る。この手法でスクレーパがプレコート層に数回接近すると、プレコート層が完全に除去され、新たなプレコート層が蓄積される。
ディスク・フィルタが使用される場合、濾過装置は通常、例えば8個の複数のディスクを備え、ディスクの両側が濾過表面として機能する。ディスクを用いて実施されるプロセスは通常は同時進行であり、つまり、ディスクを用いて実施されるプロセス・オペレーションはすべて類似し、同時に行われる。また、プレコート層の縮小が実施され、それにより、スクレーパの作動部材が、ディスクの表面に向かってスクレーパを等しく対称的に同時に移動させる1つのアクチュエータに接続される。また、大型のフィルタは平行なアクチュエータ及び作動部材を有することができる。
従来技術に関連する問題
従来技術によるディスク・フィルタを用いてプレコート層の厚さが縮小される場合、それと同時に、フィルタによって生成される濾過された固体物質の量が大幅に増加する場合があり、倍増する場合もある。例えば、白液を濾過する場合、通常、1mmの厚さを有する層がこすり取られるが、プレコート層が縮小される際の、ケーキを含めた除去される蓄積層の厚さは通常は約3mm〜4mmである。縮小後、スクレーパが通常の距離に戻され、その後ケーキをこする取るためにスクレーパを再び始動させる程度まで層の厚さが達するにはある程度の時間がかかる。
プレコート層を薄くすることで生産速度が一時的に変化することから、フィルタを設計及び寸法決定するためには、ドロップ・シュートを過剰に濾過することなくこれらの変化を元に戻す手法を考察することが必要となる。ドロップ・シュートが過剰に濾過されると詰まりが発生する可能性がある。この問題は、粘性を有し塊を形成する傾向がある化学パルプ産業の石灰スラッジを濾過するときに特に悪化する。層及び塊を形成した後の石灰スラッジはミキサ及び供給される懸濁化液により必ずしも適切に懸濁化されるわけではない。したがって、アクセサリ及び懸濁化ストリーム(slurrying stream)を含むドロップ・シュートの寸法及び特性は最大瞬間製造フローに適合しなければならない。また、アクセサリを備える排出パイプライン及び/又は排出コンベヤが瞬間生産速度に合うように寸法決定されなければならず、これらは通常の製造に最良に適合するように最適化され得ない。実際には、これにより装置が過度に大型及び高価になり、これはディスクの数が増えるとさらに顕著となる。別のリスクは詰まりを原因として製造が中断されることであり、これはこのような重要な装置では望ましくなく、濾過後に行われるプロセス・ステージで問題を発生させる可能性がある。
生成される固体物質の量が変化することにより、特に、生成される固体物質ストリームが例えば中間槽によって補償されない場合に、濾過の下流のプロセスで大きな問題が発生する可能性がある。この1つの例は、白液フィルタから直接に石灰スラッジ洗浄フィルタが供給を受けることである。また、石灰スラッジ・フィルタから石灰釜が供給を受けるときも、生産速度が変化することが石灰釜の燃焼排ガスの組成及び量に影響する可能性がある。例えば、これらの変化の結果として、臭気性の硫黄化合物の含有量が容易に増加する。
スクレーパは、正確でスムーズで緩やかに動作することが非常に困難であるような条件の位置に配置される。その理由は、例えば、腐食性のよごれた条件では、移動する表面を潤滑させることが妨害され、それにより移動する表面が汚染(fouled)される可能性がある。従って、複数のフィルタ・ディスクを備える装置内のプレコートの厚さの縮小は、例えば液圧シリンダを使用して、極端な位置又はリミッタに基づく直接的な、制御されない動作によって実施されている。プレコートを定期的に除去することを特に原因とする、例えば石灰スラッジの濾過でのこれらの条件により、装置の内部で移動部品を使用することを可能な限り回避しなければならなくなる。
すべての濾過表面に対してプレコートの厚さの縮小が同時に実施される場合、フィルタ・ディスクを回転させるのに必要となるエンジン出力が大幅に増大する。これには、より高い出力を有ししたがってより高価である駆動モータを使用することが必要となり、通常はモータを制御するインバータも必要となり、このプロセスのために必要とされる効率が低くなる可能性がある。
本発明は上記の問題のための解決策を提供する。動作条件で動作可能な単純な解決策により、ドロップ・シュートごとの生産ストリームを実質的に変化させずに維持する効率的な解決策を開発した。
本発明は、2つ以上のフィルタ・ディスクを備えるディスク・フィルタのためのプレコートの厚さの縮小を、すべてのディスクのすべての濾過表面に対して同時に実施せずに、フィルタごと及びドロップ・シュートごとの濾過材料ストリームの変化を大幅に低減させることを目的として、濾過表面の一部のみに対して厚さの縮小を実施するような方法及び装置に関する。より正確には、本発明による解決策は独立請求項に提示されることを特徴とする。
本発明による構成では、プレコートの厚さが縮小され、これがドロップ・シュートの一方の側のみに位置するスクレーパによって実施され、それにより、ドロップ・シュートに入る石灰スラッジの量が補償されることにより詰まりのリスクが軽減される。本発明の実施は両端部に位置するドロップ・シュートに影響せず、1つのスクレーパのみによって生成される生成物ストリームが、これらの両端部のドロップ・シュートを通って流れる。したがって、フィルタが有するディスクの数が増加すればするほど、本発明の利点がより明確となる。それでも、端部のところのフィルタ・ディスクの外側濾過表面上のプレコートの厚さが非同時に縮小される場合、製造フローの変化が全体として均一となる。
本発明の最も好適な実施例による装置では、スクレーパが、フィルタ・ディスクから所望の距離のところで、例えばねじ継手により、フィルタのフレーム部分に対して静止するように固定される。フィルタ・ディスクに共通するセンター・シャフトが長手軸の方向に移動すると、そのシャフトに固定されるフィルタ・ディスクが、その他方側に位置するスクレーパの先端に接近するように移動する。それにより、所望される厚さ分のプレコート層が上記の側のケーキの表面からこすり取られる。同時に、スクレーパまでの距離が増加するフィルタ・ディスクの側におけるこすり取られる層の厚さが減少する。このようにして、ドロップ・シュートごとの材料ストリームが可能な限り均一に維持される。
スクレーパの代わりにディスクを移動させることにより、多数の調節される物体を備えるような、フィルタ内部の複雑な移動機構を完全に排除することができることから、コストを節減することができる。これは装置の保全性という点で大きな利点である。
軸方向の動作を生み出すアクチュエータが軸方向の荷重を支承することから、中心シャフトの軸受は、ラジアル軸受がいかなる軸方向の力も受ける必要がないような形で実装され得る。これにより、軸受の寸法を決定する際に使用される、等しい寸法での強度(equivalent dimensioning strength)が低減され、より安価な軸受を使用する機会が生まれる。また、このようにプレコートを薄くする動作は、移動表面を潤滑させて1つのユニットのみを移動させることにより、良好な条件下で実施され得る。突き出る連結機構又はヒンジが存在しないことから、すべてのスクレーパとフィルタ・ディスクとの距離の変化はフィルタ・ディスクの同じ側では常に一様となり得る。したがって、プレコートの厚さを縮小させるための動作は、正確に制御される移動量及び移動速度で実施され得る。また、スクレーパと濾過表面との距離の変化が減速することにより、両端部のドロップ・シュート・ストリームがさらに均一となることが補助され、これは他の場合で達成することは困難である。
プレコートを薄くする動作を低速で維持して継続することにより、量及び品質の両方の点において製造フローが可能な限り一定となる。移動機構が単純になることにより、本発明の実施例に従い、プレコートを薄くする動作を継続すること又は減速することが以前よりも高い信頼性で実施され得る。
本発明の別の実施例では、ヒンジ式スクレーパを使用することにより、プレコートの厚さの縮小が実施される。スクレーパが、スクレーパを結合させるロッドに接続される。ロッドを引っ張るか又は押し込むことにより、スクレーパのブレードがロッドと同じ方向に移動し、それにより、ディスクの一方の側のスクレーパが濾過表面に接近するように移動し、もう一方の側のスクレーパがディスクからさらに離れるように移動し、つまり、ディスクのみが移動する場合と同じような状況となる。こうすることにより、ドロップ・シュートの両側にスクレーパが設けられることにより、そのシュート内の材料ストリームが実質的に均一に維持される。装置がこの種類のヒンジ式スクレーパをすでに装備する場合、修正は容易に実施され、移動機構が従来の手法よりも単純となり、その維持も容易になる。従来技術の手法では、両方のスクレーパが濾過表面に向かって同時に移動する。
本発明に従ってドロップ・シュートの両側のプレコートの厚さを非同時に縮小させることは、ディスクの濾過表面に向かってすべてのスクレーパが同時に移動するような現行の移動機構を用いても実施され得る。そして、例えば2つのディスクに対して1つのスクレーパがそれらのアクチュエータを介して一体に結合される。そして、プレコートの厚さの縮小は、ほぼ同様のプロセスの利点を得ながら実施され得る。しかし、このプロセスは、アクチュエータ及び連結機構が両者のうちの1つではなく少なくとも2つ必要となることから、現行よりも複雑となる。生成物ストリームは従来の手法で実施される場合の半分しか増大しないが、言及した問題の最適とまではいかない解決策としてはしばしばこれで十分となる。
また、本発明は、ディスクの左側のスクレーパが同時に移動するように接続され、右側のスクレーパが同時に移動するように接続され、それでもそれらの両方が必ずしも同時に移動する必要がない形で、実施され得る。右側のスクレーパが移動するときに左側のスクレーパが静止していてよい。また、異なる側が独立して移動することから、スクレーパの先端は同じ方向に異なる速度で移動することができる。
移動するスクレーパ先端を使用するいずれの設計でも、作動連結部及びアクチュエータは、ディスクの一部分のみとして同時に機能するように分割され得る。ディスクの数量が例えば8個以上と多い場合、これは必須となる可能性がある。
本発明による方法及び装置の利点には例えば以下のものが含まれる:
− ドロップ・シュートごとのフィルタの生産ストリーム、さらには全体の生産ストリームの変化が大幅に低減される、
− フィルタの構造が単純化され得る、
− プレコートの厚さを縮小させるときのフィルタ・ディスクのシャフトを回転させるのに必要となる動力が実質的に増大しない、
− 装置の内部を保守するのに必要となる部品が少ない、
− 装置を短くすることができる、
− 移動機構を修正することで、既存の装置を用いて解決策が実施され得る、
− プレコートの厚さの縮小がより制御される形で実施することができ、減少量及び減少速度が多様となり得る、
− 下流のプロセスの障害が軽減される、
− ドロップ・シュート及びコンベヤの能力を超えることがなく、詰まりが防止される。
以下では、添付図面を参照しながら本発明をさらに詳細に開示する。
ディスク・フィルタの一般的な主要部を示す図である。 軸方向に移動する中心シャフトを有する本発明の一実施例による解決策を示す図である。 軸方向に移動する中心シャフトを有する本発明の一実施例による解決策に関連するスクレーパの動作を示す図である。 すべてのスクレーパが一体に接続されている、本発明の一実施例による解決策に関連するスクレーパの動作を示す図である。
図1は、化学パルプ産業の石灰スラッジ濾過で使用されるフィルタ・ディスクの一般的な主要部を示す。
ディスク・フィルタが、中空であるか又は濾液流れチャンネル16を備える回転シャフト10を備える。フィルタ・シャフト10がその端部のところで支持され、軸受を介して装置のフレームに接続され、それに接続されて駆動デバイスが配置される。シャフト10が、モータ、減速歯車などの駆動デバイス(図示せず)に接続される。複数のフィルタ・ディスク12がシャフト10上に配置され、これらのディスクが、両側にワイヤ被覆濾過表面56を有するセクタ14を備える。セクタ14からの濾液が、中空シャフト10へ排出するように結合され得る流れチャンネル16を介して装置から出るように誘導される。
フィルタが確実に機能的に動作するようにするために、濾過表面56の内側と外側との間に圧力差が作られる。したがって、例えば圧力差を作るための空気圧縮機により、フィルタの内部が加圧される。あるいは、又はそれに加えて、シャフト10の流れチャンネル16に接続される真空源により圧力差が作られ得るか又は圧力差が増大され得る。圧力差は調整可能であってよく、例えばバルブによって停止され得る。
フィルタ・ディスク12の下側部分が、ベイスン(basin)40内に入れられた石灰スラッジスラリーに浸漬され得る。ベイスン40内のスラリーの液面L1は、下死点にある場合のセクタ14を完全に覆う高さに達する。フィルタ・ディスク12がベイスン40内で回転すると、石灰スラッジが濾過表面56上に蓄積してケーキを形成し、液体の濾液(liquid filtrate)が濾過表面56を通過する。最初に、プレコート57(図2)層が濾過表面56上で濾過を補助するような厚さとなる。濾過後、ケーキが洗浄され得、ケーキが置換洗浄として洗浄液噴射を用いてフラッシングされる。次いで、ケーキが乾燥されるが、通常は可能な限り乾燥される。
スクレーパ20が、フィルタ・ディスク12の両側で、ベイスン40内のスラリー液面L1よりわずかに上方の低い高さに配置される。スクレーパと濾過表面56との間の距離は通常は調整可能である。スクレーパ20は、ケーキの乾燥時間を最大にするようにスラリー液面L1の近傍に位置する。スクレーパ20が、濾過表面56上の、又は、濾過表面の上のプレコート57上の濾過された石灰スラッジ層をこすり取る。スクレーパ20の上方から石灰スラッジ層がドロップ・シュート38内に流れ込む。ドロップ・シュート38はベイスンから分離されており、ディスク12の側に位置する。石灰スラッジがドロップ・シュート38内でほぼ液面L2の高さまで蓄積される。ドロップ・シュート38はミキサ22を装備することでき、このミキサ22が、乾燥された石灰スラッジとドロップ・シュート内に送られる液体とを混合させ、したがって、石灰スラッジはスラリー状態でチャンネル24を介して装置から流れ出ることができる。大量の瞬間的な材料ストリームにより、混合デバイス及び懸濁化デバイスがストリーム全体を懸濁化できなくなることを引き起こし得るが、乾燥沈殿物はドロップ・シュート38を詰まらせる。
図2が、軸方向に移動するシャフト10を装備する本発明の一実施例による5つのフィルタ・ディスク12と、静止スクレーパ20とを備えるフィルタ・ディスクを示す。しばしば、例えば8個といったようにこれ以上のディスクが存在する。装置のシャフト10が軸受上で支持され、シャフトの軸方向に移動することができる。シャフト10が軸方向に移動することは複数の異なる構成によって実施され得る。移動に使用されるアクチュエータ25の動作原理は、機械式、空気圧式、水圧式又は電気式であってよい。必要となる軸方向の力及び移動動作をシャフト10に伝達するために、多くの種類の連結部及び軸受が使用され得る。アクチュエータ25はシャフトのいずれの端部に設置されてもよく、これは別の制限によって決定される。
シャフト10は、例えばシャフトのアクチュエータ25内に配置される静止ストッパ又は可動ストッパにより、所望される位置まで誘導され得る。その移動速度は、例えば、液圧システム又は空気圧システム内の制限バルブによって制限され得る。また、シャフト10の軸方向位置が、移動速度、位置又は距離を画定する電気設備によって監視され得る。この測定データに基づき、シャフト10を所望される速度で所望される位置まで移動させるようにアクチュエータ25を制御することができ、それにより、スクレーパ20がプレコート57内に侵入するときの深さ及び速度を変化させることが可能となる。別の実施例では、これに相当する制御されるアクチュエータ25及び動作制御手段が使用されてもよい。
動作の時間長さが変更できる場合、プレコート57の厚さを通常よりを薄くなるように定期的に縮小させることができ、それにより、付着した層を除去するための除去期間を通常もより延ばすことが可能となる。さらに、より深くこすり取ることにより、除去前の可能な限り薄いプレコート57でも除去して交換することを補助することができる。スクレーパ20は、フィルタの破損につながることを理由として、濾過表面56に接触するまで移動することはできない。
図3a、3b及び3cがフィルタ・ディスク12の両側の段階的なプレコート57の縮小を示している。図3aでは、フィルタ・ディスク12がスクレーパ20の間で対称となるように位置しており、それにより、通常通りに濾過を行うこと及びケーキをドロップ・シュート38内へこすり取ることが実施される。図3bでは、フィルタ・ディスク12と共にシャフトが左側に移動しており、それにより、右側よりも厚い層がフィルタ・ディスク12の左側の表面からこすり取られ、結果としてすべてのフィルタ・ディスク12の一方の側でプレコート57の厚さの縮小が実施される。フィルタ・ディスクの異なる側でのすべてのスクレーパ20の先端の相互距離は変化せずに一定を維持することができる。これらの両方のスクレーパ20から濾過表面56までの距離は等しい大きさで変化することから、こすり取られるドロップ・シュート38ごとの材料ストリームは全時間を通して変化せずに一定を維持することができる。シャフト10を移動させることにより、通常の層の厚さよりも多くこすり取ってプレコート57の厚さを迅速に縮小させる場合、材料ストリームが増大するが、このストリームは、プレコート57の厚さの縮小をドロップ・シュート38の両側で同時に行うような従来の手法で実施されるよりも常に実質的に小さくなる。
プレコートの縮小がフィルタ・ディスク12の一方の側で実施されると、すぐに図3cの状況が実施される。シャフト10がそのフィルタ・ディスク12と共に右側まで移動し、厚さの縮小がフィルタ・ディスクの右側のプレコート57に対して実施される。中断せずに動作が迅速に実施される場合、ドロップ・シュート内の材料ストリームは最初の側のプレコート57の厚さを縮小するときと実質的に同じ状態のままである。
プレコート57の厚さの縮小がディスク12の両方の側で実施されると、フィルタ・ディスク上の材料ケーキが増加するようになるまでの間、材料ストリームが中断され得る。これにより必ずしも損害が生じるわけではない。その理由は、ドロップ・シュート38は、その通常の液面L2まで空になるまで、一定の時間を有するからである。材料ストリームの欠損(breakage)は、最初の側が処理された後でシャフトをその基本位置に戻し、第2の側の厚さを縮小させるまで中断状態を維持することにより、軽減され得る。また、送り方向及び逆行方向の両方で一様に減速動作を使用して厚さの縮小を実施することにより材料ストリームを均一にすることができ、大きく変化したり中断したりするのを防止することができる。
(本発明の別の実施例)
図4a、4b及び4cが本発明による一構成を示しており、ここでは、シャフト10と、軸方向において静止するフィルタ・ディスク12とを有する装置を使用して、上述したこすり取りが実施される。スクレーパ20がフィルタ・フレームにヒンジ式に取り付けられ、ロッド又は梁などの連結部材34と、動作を伝達するレバー32とを介して互いに接続される。スクレーパ20の先端の移動が、移動時にフィルタ・ディスク20の左側のスクレーパ20から濾過表面56までの距離が、右側のスクレーパ20から濾過表面56までの距離と逆となるようにほぼ同等に常に増大又は減少するように、実施される。
図4aでは、フィルタ・ディスク12がスクレーパ20の間で対称となるように位置しており、それにより、通常通りに濾過を行うこと及びケーキをドロップ・シュート38内へこすり取ることが実施される。図4bでは、レバー32を介してスクレーパ20を接続させる連結部材34が右側に移動しており、それにより、フィルタ・ディスク12の左側のプレコート57から厚い層がこすり取られ、左側のプレコート57の厚さが縮小される。両方のスクレーパ20の相互距離は実質的に変化せずに維持されることから、ドロップ・シュート38ごとの材料ストリームに対する影響は長手方向に移動するシャフト10を使用する実施例と同様である。
最初の側で厚さの縮小が完了すると、図4cの状況が実施される。スクレーパ20を接続させる接続部材34が左側に移動し、フィルタ・ディスク12の第2の側のプレコート57の厚さの縮小が実施される。
すべてのスクレーパ20の動作を上述したように同時に行う場合、動作を伝達する構成要素32、34が、スクレーパ20を反対方向に移動させるような場合よりも単純化される。したがって、条件に関わらず、スクレーパ20の動作の長さ及び速度を制御することもより容易となる。移動要素が単純化されることにより、プロセス条件から保護することもより容易となる。
ドロップ・シュート38に隣接する濾過表面56からプレコート57の厚さを非同時に縮小させることが、フィルタ・ディスク12の両側で同時に厚さの縮小を実施するようなスクレーパ20の既存の移動機構によって実施され得る。本方法では、隣接する2つのフィルタ・ディスク(12)に対して同時に厚さの縮小が実施されない。本発明の実施例では、例えば2つのディスク12に対して1つのスクレーパ20が1つの共通のアクチュエータ25に接続され、これらのプレコート57を薄くする動作が両方のアクチュエータ25を用いて非同時に実施される。この場合、プレコート57の厚さの縮小は本発明のプロセスの利点を得ながら実施され得る。追加の利点として、フィルタ・ディスク12が対称のこすり取り力を受けるということがある。しかし、この機構は、スクレーパ20を移動させるのに2つのアクチュエータ25が必要となることから、より複雑となる。また、ディスク12の異なる側のスクレーパ20が反対に動作することから、スクレーパ20の先端が常に同じ方向に移動する場合よりも複雑な連結部が必要となる。
また、本発明は、ディスク12の左側のスクレーパ20を同じ方向に同時に移動させるように接続させ、右側のスクレーパもそれに対応させて一緒に同時に同じ方向に移動するような形でも実施され得る。これらのアクチュエータ25は、対象となる側のスクレーパ20の先端を非同時に移動させるか、又は図4a、4b及び4cのようにフィルタの長手軸方向において同じ方向に同時に移動させるように、制御される。
上述の説明は、現在の知識に照らして最も好適であると考えられる本発明の実施例に関連するが、添付の特許請求の範囲のみによって定義される可能な限り広い範囲内で本発明が多様な異なる形で修正され得ることは当業者には明白であろう。

Claims (13)

  1. ディスク・フィルタのベイスン(40)内の固体含有懸濁液から、フィルタ・ディスク(12)の濾過表面(56)上に蓄積したプレコート層(57)の厚さを縮小させるための方法であって、前記ディスク・フィルタが、シャフト(10)上に配置される2つ以上のフィルタ・ディスク(12)と、それらの間にある、両側にスクレーパ(20)を装備する少なくとも1つのドロップ・シュート(38)とを有し、前記スクレーパ(20)が、前記フィルタ・ディスク(12)の前記濾過表面(56)上の前記懸濁液から濾過されたケーキを前記ドロップ・シュート(38)内へとこすり取り、前記スクレーパ(20)により、前記濾過表面(56)上の前記プレコート(57)の層の厚さが、前記スクレーパ(20)の先端と前記濾過表面(56)との間の距離を縮めることにより、縮小される方法において、前記プレコート(57)の厚さの縮小が、前記ドロップ・シュート(38)の両側において前記フィルタ・ディスク(12)の前記濾過表面(56)上の2つの前記プレコート(57)に対して非同時に実施されることを特徴とする、方法。
  2. 前記プレコート(57)の厚さを縮小させる間、前記フィルタ・ディスク(12)の2つの異なる側の前記スクレーパ(20)の前記先端の間の距離が実質的に変化せずに維持されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記プレコート(57)の厚さの縮小を実施するとき、前記スクレーパ(20)と前記濾過表面(56)との間の距離の変化が、前記シャフト(10)をそのフィルタ・ディスク(12)と共に前記シャフト(10)の軸方向に移動させることによって実施されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記プレコート(57)の厚さの縮小を実施するとき、前記スクレーパ(20)と前記濾過表面(56)との間の距離の変化が、フィルタ・フレームにヒンジ式に取り付けられた前記スクレーパ(20)に接続される連結部材(34)を移動させ、それにより前記スクレーパ(20)の先端を前記ディスクの前記シャフト(10)の軸方向において同じ方向に同時に移動させることにより、実施されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  5. 前記プレーコート(57)の厚さの縮小を実施するとき、厚さの縮小がフィルタ・ディスク(12)の両方の側に対して同時に実施され、厚さの縮小が隣接する2つのフィルタ・ディスク(12)に対して非同時に実施されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 前記プレコート(57)の厚さの縮小を実施するとき、前記スクレーパ(20)の前記先端と前記濾過表面(56)との間の距離の変化が減速される速度で実施されること、及び/又は、前記ドロップ・シュート(38)に隣接する2つの前記濾過表面(56)上の2つの前記プレコート(57)に対して厚さの縮小が実施される間において、中断状態が維持されることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記プレコート(57)の厚さの縮小を実施するとき、前記ドロップ・シュート(38)の異なる側において、前記プレコート(57)の厚さの縮小がそれらの間に中断を入れずに実施されることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか一項に記載の方法。
  8. フィルタ・フレームの軸受上で支持されるフィルタ・シャフト(12)上に配置される2つの以上のフィルタ・ディスク(12)を有するディスク・フィルタであって、前記ディスクが部分的にベイスン(40)の内部にあり、少なくとも1つのドロップ・シュート(38)が前記フィルタ・ディスク(12)の間に設けられ、前記ドロップ・シュート(38)の両方の側において、前記フィルタ・ディスクの濾過表面(56)上に前記ベイスン(40)から蓄積する懸濁液を前記ドロップ・シュート(38)内へとこすり取るためのスクレーパ(20)が、前記フィルタのフレームに接続して設けられるディスク・フィルタにおいて、前記フィルタ・ディスクが、前記スクレーパと前記濾過表面との間の距離を縮小させるために前記フィルタのシャフト(10)又は前記スクレーパ(20)を移動させるように構成された1つ又は複数のアクチュエータ(25)を装備し、それにより、前記ドロップ・シュート(38)に隣接する2つの前記スクレーパ(20)と隣接する前記濾過表面(56)との間の距離が非同時に縮小されることを特徴とする、ディスク・フィルタ。
  9. 前記スクレーパ(20)又は前記シャフト(10)が前記アクチュエータ(25)によって移動されるときの、前記フィルタ・ディスク(12)の2つの異なる側の前記スクレーパ(20)の先端の間の距離が実質的に一定を維持するように構成されることを特徴とする、請求項8に記載のディスク・フィルタ。
  10. 前記スクレーパ(20)と前記濾過表面(56)との間の距離の変化が、フィルタ・フレームにヒンジ式に取り付けられた前記スクレーパ(20)に接続された連結部材(34)を移動させて、それにより前記スクレーパ(20)の先端を前記ディスクの前記シャフト(10)の軸方向において同じ方向に同時に移動させることにより実施されるように構成されることを特徴とする、請求項8又は9に記載のディスク・フィルタ。
  11. 前記スクレーパ(20)と前記濾過表面(56)との間の距離の変化が、フィルタ・ディスク(12)の両方の側に対して同時に実施されるように構成されることを特徴とする、請求項8に記載のディスク・フィルタ。
  12. 左側のスクレーパ(20)及び右側のスクレーパ(20)における前記スクレーパ(20)と前記濾過鏡面(56)との間の距離の変化が、非同時に変化させるか又は異なる速度で変化させるように構成されることを特徴とする、請求項8に記載のディスク・フィルタ。
  13. 前記アクチュエータ(25)、或いは、それに接続される調整デバイス、制御デバイス又は測定デバイスが、前記スクレーパ(20)と前記濾過表面(56)との間の距離の変化を減速した速度で実施するための、並びに/或いは、前記アクチュエータ(25)によって生み出される動作の速度及び/又は時間長さを制御するための手段を備えることを特徴とする、請求項8から12までのいずれか一項に記載のディスク・フィルタ。
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