JP2015509233A - グリフ補間を利用したフォント生成装置、及びその方法 - Google Patents

グリフ補間を利用したフォント生成装置、及びその方法 Download PDF

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Abstract

グリフを利用して、フォントを生成するフォント生成装置及びその方法を提供する。文字または字素の基本形として、第1基本グリフを生成する段階と、基本形の横拡大及び縦拡大のうち少なくとも一つが適用された第2ないし第a(ただし、aは、2以上の整数)基本グリフを生成する段階と、第1ないし第a基本グリフのうち少なくとも二つを利用して、補間動作を遂行することによって、基本グリフとは異なる形状の補間グリフを生成する段階と、基本グリフ及び補間グリフを利用して、フォントを生成する段階と、を含むフォント生成方法である。【選択図】図5A

Description

本発明は、フォントの生成及びレンダリング方法に係り、より詳しくは、グリフ補間によるフォントの生成、及びレンダリング方法に関する。
フォントを利用して、文字を表現するためには、文字の形状を指すグリフが必要である。グリフは、文字の具体的な形状、デザイン、表現などを指し、かつ、特定のフォント、字素などの言語の要素での特定のグラフィック表現を指す。
一例として、ハングルなどの文字を表示するためのフォントの場合、多数のグリフを必要とする。字素の組み合わせ方法によりフォントを形成する場合、それぞれの字素が一つの文字内でどのように結合されるかによって、その形状が変わり、それをそれぞれ表現するために多くのグリフが必要となる。例えば、組み合わせ可能な全文字11,172に、初声、中声及び後声を反映した三つの場合を乗じて、全33,615個の字素グリフを形成する必要がある。かかる字素グリフの個数を減らすための方法として、前記字素グリフを、多数個のグループに区分し、各グループを代表する2000ないし4000個のグリフのみを形成することによって、その個数を減らす試みが提示されている。
しかし、かかる場合も、多数の類似した字素のグリフを形成する必要があり、それによって、グリフを形成するのに時間が多くかかり、形成された字素グリフ間の一貫性も低下するという問題が生じる。
本発明の目的は、前記のような問題点を解決するためのものであって、効率的なグリフの生成を可能にすることによって、字素グリフ間の一貫性の向上、及びグリフ生成効率を図ることができる、グリフ補間によるフォントの生成及びレンダリング方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の一実施形態によるフォント生成方法は、文字または字素の基本形として、第1基本グリフを生成する段階と、前記基本形の横拡大及び縦拡大のうち少なくとも一つが適用された第2ないし第a(ただし、aは、2以上の整数)基本グリフを生成する段階と、前記第1ないし第a基本グリフのうち少なくとも二つを利用して、補間動作を遂行することによって、前記基本グリフとは異なる形状の補間グリフを生成する段階と、前記基本グリフと、前記補間グリフとを利用して、フォントを生成する段階と、を含むことを特徴とする。
望ましくは、前記フォント生成方法は、前記フォントを具現する文字の情報を分析する段階をさらに含み、前記情報分析結果によって、前記第1ないし第a基本グリフのうち少なくとも二つを選択して、補間動作を遂行することによって、前記補間グリフを生成することを特徴とする。
また、望ましくは、前記第2ないし第a基本グリフは、第2基本グリフないし第4基本グリフを含み、前記第2基本グリフは、前記基本形の横拡大型グリフであり、前記第3基本グリフは、前記基本形の縦拡大型グリフであり、前記第4基本グリフは、前記基本形の横拡大型グリフ及び縦拡大型グリフであることを特徴とする。
一方、本発明の一実施形態によるフォント生成装置は、多数のグリフを利用して、フォントを生成するフォント生成部と、前記フォントの具現のための多数の基本グリフを予め生成し、前記多数の基本グリフのうち選択された少なくとも二つの基本グリフに対する補間動作を遂行することによって、前記基本グリフとは異なる形状の補間グリフを生成するグリフ生成部と、を備え、前記フォント生成部は、前記予め生成された基本グリフと、前記補間動作により生成された補間グリフのうち少なくとも一つを利用することによって、前記フォントを生成することを特徴とする。
本発明によれば、少ない数のグリフのみで多様な形態のグリフを生成でき、それによって、フォントに含まれるグリフの個数を減らして、フォントを保存するための保存空間を減らし、フォントを伝送するのにその容量を減らし、かつグリフを形成するのにかかる時間を短縮できる。
字素についての一般的なグリフセットの一例を示すブロック図である。 字素についての本発明の実施形態によるグリフセットの一例を示すブロック図である。 多様な形態のグリフを生成するための本発明の一実施形態による補間動作を示す図面である。 多様な形態のグリフを生成するための本発明の他の実施形態による補間動作を示す図面である。 本発明の一実施形態によるフォント生成装置を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるフォント生成装置を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるフォント生成装置の動作方法を示すフローチャートである。 補間グリフを生成するにあたって、バウンディングボックスを利用したユーザインターフェースを提供する一例を示す図面である。 補間グリフを生成するにあたって、バウンディングボックスを利用したユーザインターフェースを提供する一例を示す図面である。 補間グリフを生成するにあたって、バウンディングボックスを利用したユーザインターフェースを提供する一例を示す図面である。 補間グリフを生成するにあたって、バウンディングボックスを利用したユーザインターフェースを提供する一例を示す図面である。 本発明の他の実施形態によるフォント生成装置を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるウェブフォントシステムを示すブロック図である。 本発明の他の実施形態によるグリフ生成方法を示すフローチャートである。 本発明のさらに他の実施形態によるグリフ生成方法を示すフローチャートである。
本発明と、本発明の動作上の利点及び本発明の実施によって達成される目的を十分に理解するためには、本発明の望ましい実施形態を例示する図面、及び該図面に記載された内容を参照しなければならない。
以下、添付した図面を参照して、本発明の望ましい実施形態を説明することによって、本発明を詳細に説明する。各図面に提示された同一な参照符号は、同一な要素を表す。
図1は、字素についての一般的なグリフセット10の一例を示すブロック図である。図1に示すように、一つのフォントにより具現可能な文字は、多様な形状を有し、一例として、ハングルのように、文字が一つ以上の字素の組み合わせにより具現される場合には、各字素別に、初声、中声、終声それぞれに対するグリフが必要であり、かついずれか一つの初声についても、該初声がどの中声及び終声と結合するかによって、多様な形態のグリフを必要とする。
一例として、図1は、字素“
”に対応して生成される多くのグリフの例を示す。図1に示すように、類似したグリフが多く生成されて、フォント生成装置に含まれ、フォントにより具現されるそれぞれの文字に対して、予め保存された多数個のグリフのうちいずれか一つを選択することによって、当該文字についてのフォントを生成する。しかし、かかる方法によれば、類似したグリフを生成するのにその限界があり、それによって、前述したグリフが適用されたフォントが生成されるとしても、当該フォントによって文字を具現する時、細目にわたる文字の表示が困難になる。
図2は、字素についての本発明の実施形態によるグリフセット100の一例を示すブロック図である。図2に示すように、本発明の実施形態によれば、一つの字素当たり、一定の個数の基本グリフが適用される。図2のグリフセット100は、ハングルの一つの字素として、“
”に対応する多くのグリフを含む。図2に示したグリフセット100のうち、三つ以上の基本グリフが予め生成されて保存され、例えば、四つの基本グリフ110,120,130,140が予め生成されて、フォント生成装置に保存される。
ハングルの場合を例として挙げれば、子音字素“


”の場合は、横集合文字用、縦集合文字用及び終声用の三つ、初声字素の場合は、横集合文字用及び縦集合文字用の二つ、その他の“ロ”などは、一つのデザインのみを形成する。また、母音字素においては、終声がある場合の二つ、終声がない場合の二つのデザインのみを形成する。その場合、合計21*2+19*2個(80個ほど)の基本グリフのみをデザインする。
また、前記基本グリフを横方向に拡大した横拡大型の80個の基本グリフと、縦方向に拡大した縦拡大型の80個の基本グリフと、横/縦拡大型の80個の基本グリフとを含んで、全320個の基本グリフをデザインする。前記のようにデザインされた基本グリフを利用することによって、現在のハングル11,172字に使用する全ての形状のグリフを生成できる。前記全ての形状のグリフは、後述する320個の基本グリフを利用した補間動作により生成される。
図2を再び参照すれば、字素“
”に対応して、四つの基本グリフ110ないし140が生成され、システムの内部に保存される。前記予め保存される基本グリフ110ないし140は、それ自体としてフォントを具現するために保存され、かつそれらを利用して、他の形状を有するグリフを生成するために予め保存される。それらの基本グリフ110ないし140のうち、第1基本グリフ110は、基本形のグリフに該当し、第2基本グリフ120は、第1基本グリフ110の横拡大型であり、第3基本グリフ130は、第1基本グリフ110の縦拡大型であり、第4基本グリフ140は、第1基本グリフ110の横/縦拡大型のグリフである。
四つの基本グリフ110ないし140それぞれは、当該グリフの形状を有するように、実際の文字を表示するための座標情報を有する。それによって、第2基本グリフ120は、第1基本グリフ110に比べて、文字の厚みは同一であるが、全体的に横方向に拡大した文字を表示するための座標情報を有する。同様に、第3基本グリフ130は、縦方向に拡大した文字を表示するための座標情報を有し、第4基本グリフ140は、横方向及び縦方向に拡大した文字を表示するための座標情報を有する。
図2のグリフセット100において、第1ないし第4基本グリフ110ないし140のみが予め生成されて、フォント生成装置に保存され、残りのグリフは、第1ないし第4基本グリフ110ないし140のうち少なくとも一つを利用して生成される。
例えば、(a)に示したグリフは、第1基本グリフ110を横方向に拡大した形態のグリフであって、第1基本グリフ110と第2基本グリフ120の補間動作により生成される。すなわち、それぞれの文字や字素を表示するためのフォントを生成するにあたって、各字素を具現するためのグリフの形状は変動可能であり、(a)のグリフによって、字素“
”が表現されなければならない場合、第1基本グリフ110と第2基本グリフ120とを補間することによって、(a)のグリフを生成する。(a)のグリフは、第1基本グリフ110と第2基本グリフ120の補間により生成されるので、第1基本グリフ110の座標情報と、第2基本グリフ120の座標情報とを演算した結果による座標情報を有する。
同様に、(b)のグリフによって、字素“
”が表現されなければならない場合、第1基本グリフ110と、第3基本グリフ130とを補間することによって、(b)のグリフを生成する。(b)のグリフも、“
”の基本形の基本グリフと、“
”の縦拡大型の基本グリフとの間の形態を有するグリフであって、第1基本グリフ110の座標情報と、第3基本グリフ130の座標情報とを演算することによって、(b)のグリフを表示するための座標情報が算出される。
また、(c)のグリフによって、字素“
”が表現されなければならない場合、第1基本グリフ110と、第4基本グリフ140とを補間することによって、(c)のグリフを生成する。
一方、(d)のグリフによって、字素“
”が表現されなければならない場合、第1ないし第3基本グリフ110ないし130を補間することによって、(d)のグリフを生成する。このために、まず、第1基本グリフ110と、第2基本グリフ120とを補間することによって、適切に横方向に拡大したグリフを中間生成し、中間生成されたグリフと、第3基本グリフ130とを補間することによって、(d)のグリフを生成する。すなわち、第1ないし第3基本グリフ110ないし130の座標情報が互いに演算され、その演算結果として、(d)のグリフを表現するための座標情報が生成される。
前述した図2に示したグリフは、いずれか一つの字素についてのグリフであって、シングルグリフと称する。すなわち、シングルグリフは、前述した第1ないし第4基本グリフ110ないし140を含むと共に、前記第1ないし第4基本グリフ110ないし140のうち少なくとも二つの基本グリフを補間することによって生成されたグリフを含む。また、グリフを生成するにあたって、少なくとも二つの字素が結合された組み合わせグリフが生成され、例えば、それぞれの字素の基本グリフに基づいて、補間動作を遂行し、二つ以上のシングルグリフを結合することによって、組み合わせグリフが生成される。
それによれば、フォント生成装置内に、一部の基本グリフのみを予め保存し、当該フォントにより表示される文字に対して、基本グリフ間の補間動作により、多様なグリフが生成されるので、莫大な全体のグリフの生成及び保存なしに、多様な形態で文字が表示されるフォントの具現が可能である。また、フォントの開発時、前述したようなグリフ生成方式によれば、フォントの制作にかかる時間を大幅に短縮でき、良質のフォントを多量に制作することが可能である。
前述した実施形態では、いずれか一つのフォントに含まれるグリフのみが説明されたが、本発明の実施形態は、それに限定される必要はない。例えば、フォント生成装置は、多数のフォントを生成してもよいし、本発明の実施形態によるグリフ生成方式は、多数のフォントそれぞれに対して適用することも可能である。
また、前述した実施形態では、システムの内部で基本グリフ以外に、補間動作(または、補間のための演算動作)によるグリフ(補間グリフ)を生成する例が説明されており、実際、かかるグリフ生成動作のためのユーザインターフェースは、バウンディングボックスなどのグラフィック化されたツールとして提供される。例えば、それぞれの字素についてのバウンディングボックスが提供され、ユーザによりバウンディングボックスのドラッグ情報が入力され、前記入力されたドラッグ情報に基づいて、補間動作が遂行されることによって、補間グリフが生成される。
また、図2の実施形態のグリフセットにおいて、補間動作は、グリフの線(または、枠)に基づいた補間ではなく、それぞれのグリフに含まれた多数の座標情報に基づいた補間動作が遂行され、それによって、基本グリフと補間グリフの厚みは、実質的に同一であるか、または適切な形状のグリフが生成される限度で拡大または縮小する。すなわち、グリフに対する拡大/縮小などの調節を通じて、変形されたグリフを生成する場合、その厚みが過度に薄くなるかまたは厚くなることによって、フォントの生成に不適切なグリフが生成されるという問題点を改善することができる。
図3は、多様な形態のグリフを生成するための本発明の一実施形態による補間動作を示す図面である。図3に示すように、いずれか一つの字素に対応して、四つの基本グリフが提供され、第1基本グリフ110は、基本形のグリフであり、第2基本グリフ120は、基本形のグリフの横拡大型のグリフであり、第3基本グリフ130は、基本形のグリフの縦拡大型のグリフであり、第4基本グリフ140は、基本形のグリフの横/縦拡大型のグリフである。前記四つの基本グリフを利用した補間動作により、(m+1)*(n+1)個のグリフを生成できる。
その時、第1基本グリフ110の位置を(0,0)、第2基本グリフ120の位置を(m,0)、第3基本グリフ130の位置を(0,n)、第4基本グリフ140の位置を(m,n)として定義する。それぞれの基本グリフは、当該形状によって、文字を表示するための座標情報を含む。
フォントを具現するために、それぞれの字素の文字内での組み合わせ形態などを分析して、前記字素を具現するためのグリフを選択する。例えば、字素が前記基本グリフのうちいずれか一つにより具現されれば、別途の補間動作なしに、当該基本グリフを利用して、当該字素のフォントを具現する。一方、前記基本グリフ以外に、他のグリフによって、当該字素を具現する必要がある場合、基本グリフを利用した補間動作により、必要なグリフが生成され、それを利用して、当該字素のフォントを具現する。
必要なグリフを生成するにあたって、横拡大のための必要なグリフの位置が選択される。それは、第1基本グリフ110の位置(0,0)と、第2基本グリフ120の位置(m,0)との間の位置が選択される。当該位置が選択されれば、第1基本グリフ110と、第2基本グリフ120とを利用した補間動作により、当該選択された位置に該当する横方向に拡大したグリフが生成される。
同様に、縦拡大のための必要なグリフの位置を選択する時、第1基本グリフ110の位置(0,0)と、第3基本グリフ130の位置(0,n)との間の位置が選択される。また、第1基本グリフ110と、第3基本グリフ130とを利用した補間動作により、当該選択された位置に該当する縦方向に拡大したグリフが生成される。同様に、第1基本グリフ110の位置(0,0)と、第4基本グリフ120の位置(m,n)との間の位置に該当する横/縦方向に拡大したグリフが生成される。
図3の実施形態では、一つの基本グリフに対して、代表的な一つの座標のみが説明されたが、本発明の実施形態は、それに限定される必要はない。例えば、一つのグリフを具現するために、複数の座標情報が各グリフに含まれ、補間動作時、二つ以上の基本グリフの互いに対応する座標情報を演算して、補間動作を遂行することによって、補間グリフが生成されることも可能である。
図4は、多様な形態のグリフを生成するための本発明の他の実施形態による補間動作を示す図面である。図4の実施形態では、いずれか一つの字素に対応して、基本形、横拡大型及び縦拡大型の基本グリフのみを利用して、全体のグリフを生成する例が示される。
図4に示すように、一例として、字素“
”に対応して、三つの基本グリフが提供され、第1基本グリフ110は、基本形のグリフであり、第2基本グリフ120は、基本形のグリフの横拡大型のグリフであり、第3基本グリフ130は、基本形のグリフの縦拡大型のグリフである。前記三つの基本グリフを利用した補間動作により、(m+1)*(n+1)個のグリフを生成できる。
三つの基本グリフを利用して、必要なグリフを生成するにあたって、第1基本グリフ110の横方向に拡大したグリフは、第1基本グリフ110と、第2基本グリフ120とを補間することによって生成され、第1基本グリフ110の縦方向に拡大したグリフは、第1基本グリフ110と、第3基本グリフ130とを補間することによって生成される。
また、第1基本グリフ110の横/縦方向に拡大したグリフは、第1基本グリフ110、第2基本グリフ120及び第3基本グリフ130をいずれも補間することによって生成される。第1基本グリフ110の横方向及び縦方向に最大拡大したグリフは、前述した実施形態において第4基本グリフに該当し、図4において、第4基本グリフと同一な形態のグリフを生成するためには、第2基本グリフ120と、第3基本グリフ130のみを補間してもよい。
図5A及び図5Bは、本発明の一実施形態によるフォント生成装置1000を示すブロック図である。図5A及び図5Bのブロック図は、本発明の一実施形態によるフォント生成装置1000におけるグリフ生成を行うための各種の機能をブロック化したものであって、図5A及び図5Bの各種の機能は、装置的に、またはソフトウェア的に具現されてもよい。
図5Aに示すように、本発明の一実施形態によるフォント生成装置1000は、制御部1100、フォント生成部1200、グリフ生成部1300、フォント伝送部1400、及びデータベース部1500を含む。また、データベース部1500は、フォント保存部1510と、グリフ保存部1520とを含む。
制御部1100は、フォント生成装置1000のシステムの全般を制御する制御動作を遂行する。例えば、制御部1100は、図5Aに示した他の各種の機能ブロックのさまざまな動作を制御したり、各機能ブロック間の情報伝送、本発明の実施形態による基本グリフの生成、基本グリフの補間動作によるグリフの生成、及びそれを利用したフォントの生成などを制御する。
フォント生成部1200は、各種の言語を表示するための一つ以上のフォントを生成し、それぞれのフォントを生成するにあたって、複数のグリフを利用して、フォントを生成する。前述したように、字素の組み合わせによって、文字が表示される場合、それぞれの字素別にグリフを利用してフォントを生成し、文字内での字素の組み合わせ形態によって多数のグリフが存在し、それによって、いずれか一つの字素は、多数のグリフがそれぞれ異なって適用されて、フォントが生成される。
グリフ生成部1300は、前述した本発明の実施形態によって、グリフを生成する。例えば、いずれか一つの字素に対応して、複数の基本グリフが予め生成され、システムの内部(または、グリフ保存部1520)に保存され、以後、フォントの生成時、他の形状を有するグリフが必要となる場合、グリフ生成部1300は、ユーザの入力情報に基づいて、基本グリフを利用した補間動作を遂行し、その遂行結果によって、前記基本グリフとは異なる形状を有するグリフ(補間グリフ)を生成する。
前記予め生成される基本グリフは、いずれか一つの字素の基本形を有する第1基本グリフと、前記基本形の横拡大型の第2基本グリフと、前記基本形の縦拡大型の第3基本グリフと、前記基本形の横/縦拡大型の第4基本グリフとを含む。または、他の実施形態として、前述したように、それぞれの字素に対応して、第1ないし第3基本グリフのみが生成されてもよく、異なる個数の基本グリフ(例えば、より多くの数の基本グリフ)が生成されてもよい。
グリフ生成部1300は、前述した多数個の基本グリフのうち少なくとも二つに対する補間動作を遂行して、図2に示した各種の形態のグリフを生成する。基本グリフは、グリフ保存部1520に保存され、グリフ生成部1300は、グリフ保存部1520に保存された基本グリフを利用して、補間動作を遂行する。
フォント生成部1200は、グリフ保存部1520に保存された基本グリフや、グリフ生成部1300で生成された補間グリフを利用して、フォントを生成する。フォント生成部1200で生成されたフォントは、フォント保存部1510に保存される。
フォント伝送部1400は、外部インターフェース(例えば、インターネットなどのネットワーク網)を通じて、フォント表示装置(図示せず)へフォントを伝送する。ウェブ基盤を通じて、フォントが伝送される場合、前記フォント生成装置1000は、ウェブフォントサーバであり、ウェブ網を通じて、フォントを受信するフォント表示装置は、ウェブクライアントである。
フォント生成装置1000は、ウェブクライアントへ予め生成されたフォントを伝送し、またはウェブクライアントからフォント要請が受信される場合、当該フォントをリアルタイムで生成して、それを伝送する。
本発明の一実施形態によるフォント生成装置1000は、非常に少ない個数のグリフのみを利用して、多様な形態のグリフを生成するので、フォントの制作にかかる時間を短縮できる。それによって、予め保存されるフォントを生成するにあたっても、少ない個数のグリフのみを利用して、効率的に生成でき、リアルタイムでフォントの制作及び伝送が要請される場合にも、大きな遅延なしに、フォントを生成して、ウェブクライアントに提供することができる。
図5Bは、図5Aのグリフ生成部1300の一具現例を示すブロック図である。図5Bに示すように、グリフ生成部1300は、基本グリフ生成部1310、文字情報分析部1320、補間処理部1330、及び補間グリフ出力部1340を含む。
基本グリフ生成部1310は、前述したように、それぞれの文字または字素に対応する多数個の基本グリフを生成し、例えば、いずれか一つの基本形、及びそれを横方向及び/または縦方向に拡大した基本グリフを生成する。
文字情報分析部1320は、フォントの具現時、当該フォントにより具現される文字と、各文字に含まれる字素の情報とを分析して、当該文字や字素に適用されるグリフを選択する。
補間処理部1330は、分析された文字情報に基づいて、当該文字や字素を具現するためのグリフを生成するために、補間動作を遂行する。前記補間動作は、予め生成された多数の基本グリフのうち少なくとも二つを利用した補間動作に基づく。このように補間処理されたグリフは、補間グリフ出力部1340によりフォント生成部1200に提供され、フォント生成部1200は、各種のグリフを利用して、フォントを生成する。
図6は、本発明の一実施形態によるフォント生成装置の動作方法を示すフローチャートである。図6において、字素の組み合わせによって、文字が表示され、各字素に対応して生成されたグリフを利用して、フォントが具現される例が示される。
図6に示すように、各字素の第1基本グリフを生成する(S11)。前記第1基本グリフは、当該字素の基本形のグリフに該当する。また、第1基本グリフに係る第2ないし第a基本グリフを生成する(S12)。生成される基本グリフの個数は、三つ、四つまたはそれ以上であり、一例として、第1基本グリフに係る第2ないし第4基本グリフが生成される。そのうち、第2基本グリフは、第1基本グリフの横拡大型のグリフであり、第3基本グリフは、第1基本グリフの縦拡大型のグリフであり、第4基本グリフは、第1基本グリフの横/縦拡大型のグリフである。
以後、フォントの制作時、それぞれの文字情報が分析される(S13)。前記文字情報の分析動作は、当該文字が含む字素や、各字素の当該文字内での適用位置などを分析する動作を遂行する。それによって、当該文字に含まれる各字素のグリフが選択され、前記選択されるグリフは、第1ないし第4基本グリフに含まれるグリフであってもよく、第1ないし第4基本グリフを変形したグリフであってもよい。
前記のような分析動作に基づいて、基本グリフを利用した補間処理動作を遂行する(S14)。補間処理動作は、図2における実施形態に基づいて遂行されることによって、多様な形態のグリフが、基本グリフを利用して生成される。このように、補間グリフが生成されれば、基本グリフと、補間グリフとを利用したフォント生成動作が遂行及び完了する(S15)。
図7Aないし図7Dは、補間グリフを生成するにあたって、バウンディングボックスを利用したユーザインターフェースを提供する一例を示す図面である。図7A及び図7Bは、ハングルの字素として“
”のグリフを示し、図7C及び図7Dは、漢字の字素として“金”のグリフを示す。
図7Aに示すように、補間グリフを生成するために、予め保存された多数の基本グリフのうち、ユーザにより一つの基本グリフが選択される。選択された基本グリフは、マスターグリフとして定義され、前記選択によって、マスターグリフが第1バウンディングボックスA内に表示される。
ユーザは、第1バウンディングボックスAの枠や頂点を選択し、それに対するドラッグ動作を通じて、バウンディングボックスを調節する。ユーザにより調節されたバウンディングボックスは、第2バウンディングボックスBと称し、ユーザにより入力された情報(例えば、ドラッグ情報)が、システムの内部で分析される。
図7Aの例において、第2バウンディングボックスBは、第1バウンディングボックスAを横方向及び縦方向に拡大したものであって、それに対応して、字素“
”のグリフの形状が変形される。形状が変形されたグリフは、ユーザの保存などの命令によって、補間グリフとして保存され、それによって、システム内でグリフがさらに生成されて保存される。
補間グリフを生成するために、予め選択されたマスターグリフと共に、少なくとも一つの基本グリフがさらに選択され、マスターグリフと、選択された基本グリフとを利用した補間動作が遂行される。一つのグリフは、複数個の座標で構成され、それについての情報を含み、複数のグリフ(マスターグリフと、基本グリフとを含む)の互いに対応する座標情報に対して、加重値を付与した演算を通じて、補間動作を遂行し、その演算結果によって算出される新たな座標情報を有する補間グリフが生成される。
図7Aの例において、マスターグリフと補間グリフとは、実質的に同一な厚みを有し、補間グリフは、マスターグリフに比べて、横方向及び縦方向に拡大した形状を有する。
図7Bは、組み合わせグリフの一例として、文字“
”についてのフォントを具現する例が示される。文字“
”を構成するために、字素として“
”、“
”及び“
”のグリフが、マスターグリフとして選択され、それぞれの字素についてのバウンディングボックス内に、マスターグリフが表示される。
一例として、字素“
”についての第1バウンディングボックスC、字素“
”についての第2バウンディングボックスD、及び字素“
”についての第3バウンディングボックスEが表示され、ユーザは、それぞれのバウンディングボックスに対するドラッグ入力を通じて、フォントを具現する。それぞれのバウンディングボックスに対するドラッグ入力による情報が分析され、ドラッグ結果によって、それぞれの字素は、横拡大/縮小、縦拡大/縮小、横及び縦拡大/縮小などの形状に変更される。
一方、図7Cは、漢字の字素“金”についての多数の基本グリフのうち一つが、マスターグリフとして選択されて表示された例が示される。前述した図7Aの実施形態と同様に、選択されたマスターグリフは、第1バウンディングボックスA内に表示され、ユーザは、第1バウンディングボックスAの枠や頂点を選択し、それに対するドラッグ動作を通じて、バウンディングボックスを調節する。一例として、第1バウンディングボックスAに、縦拡大型の基本グリフが、マスターグリフとして選択され、ドラッグ動作を通じて、第1バウンディングボックスAを、第2バウンディングボックスBとして調節する。それによって、前記マスターグリフの横拡大型及び縦縮小型の補間グリフが生成される。
図7Dは、組み合わせグリフの一例として、漢字“
”についてのフォントを具現する例が示される。文字“
”を構成するために、字素として“金”及び“
”のグリフが、マスターグリフとして選択され、それぞれの字素についてのバウンディングボックス内に、マスターグリフが表示される。
例えば、第1バウンディングボックスCと、第2バウンディングボックスDとが生成され、その内部に、それぞれ字素“金”及び“
”のマスターグリフが表示される。それぞれのバウンディングボックスについてのユーザのドラッグ情報を分析することによって、マスターグリフ“金”及び“
”の形状が変更され、それによって、異なる形状を有するグリフで構成されたフォントが具現される。
図8は、本発明の他の実施形態によるフォント生成装置2000を示すブロック図である。一例として、図8には、フォント生成装置の一構成として、グリフ生成器2000が示され、前述した図5Aで示した他の構成が、生成器にさらに備えられてもよい。
グリフ生成器2000は、グリフ情報受信部2100、ドラッグ情報受信部2200、情報分析部2300、補間処理部2400、補間グリフ生成部2500、及び組み合わせグリフ生成部2600を含む。また、情報分析部2300は、基本グリフ選択部2310と、加重値計算部2320とを含む。
図8には、フォント生成装置においてグリフを生成するための構成が、異なる機能ブロックとして示されたが、図8に示した各種の構成のうち少なくとも二つが、一つの機能ブロックとして具現されてもよく、一つの機能ブロックが、二つ以上の機能ブロックに区分されて示されてもよく、図8に示した各種の構成は、ソフトウェア的に具現されてもよい。
グリフ情報受信部2100は、ユーザにより選択されたグリフの情報を受信する。例えば、それぞれのグリフに対して、前述した二つ以上の基本グリフが予め生成されて、データベースに保存され、ユーザが所定のグリフに対して、補間グリフの生成を所望する場合、前記グリフに含まれた多数の基本グリフのうちいずれか一つを選択した情報が受信される。選択された情報によって、いずれか一つの基本グリフは、マスターグリフとして、バウンディングボックス内に出力される。
ユーザは、バウンディングボックスをドラッグすることによって、変更されたバウンディングボックスを生成し、ドラッグ情報受信部2200は、ユーザのドラッグ動作に係る情報を受信する。
例えば、前述したように、バウンディングボックスの枠や頂点を選択し、それをドラッグすることによって、バウンディングボックスを変更する。最初に選択されたマスターグリフの種類(基本形、横拡大型、縦拡大型、及び横/縦拡大型など)によって、第1バウンディングボックスのサイズが決定され、前記第1バウンディングボックスの情報(例えば、第1バウンディングボックスを具現する座標情報)と、ユーザのドラッグ動作によって、その形態が調節された第2バウンディングボックスの情報とを、ドラッグ情報として受信する。
情報分析部2300は、前記ドラッグ情報を分析し、その結果を出力する。例えば、基本グリフ選択部2310は、前記ドラッグ情報を分析して、補間動作のために必要となる基本グリフを選択する。基本形のグリフがマスターグリフとして選択され、ユーザが第1バウンディングボックスを横方向に拡大した場合、補間動作のために、前記マスターグリフ以外に、横拡大型の基本グリフが必要となり、基本グリフ選択部2310は、それを表す分析結果を出力する。
また、加重値計算部2320は、補間動作のための加重値を計算して出力し、例えば、ユーザにより調節された第2バウンディングボックスが、横拡大型の基本グリフに類似した形態に調節された場合、加重値は、横拡大型の基本グリフが、マスターグリフに比べて相対的に大きい値を有する。
補間処理部2400は、前述した情報分析結果によって、補間動作を遂行する。例えば、補間処理部2400は、マスターグリフに含まれた座標情報と、選択された基本グリフに含まれた座標情報と、算出された加重値とを利用して、補間動作を遂行し、その結果(例えば、補間動作によって算出された座標情報)を出力する。
補間グリフ生成部2500は、前記補間結果による形状を有する補間グリフを生成し、組み合わせグリフ生成部2600は、前述した過程を通じて生成された二つ以上のグリフを結合して、組み合わせグリフを生成する。補間グリフ生成部2500と、組み合わせグリフ生成部2600とが、異なる機能ブロックとして示されたが、前述したように、システムの具現によって、かかる機能は、同一な機能ブロックを通じて遂行されてもよい。
図9は、本発明の一実施形態によるウェブフォントシステム3000を示すブロック図である。図9に示すように、ウェブフォントシステム3000は、ウェブフォントサーバ3100と、ウェブクライアント3200とを含み、ウェブフォントサーバ3100は、前述した実施形態のようなフォント生成装置を含む。
ウェブフォントサーバ3100は、ネットワーク網を通じて、ウェブクライアント3200と通信して、フォントやサブセットフォントなどを提供する。また、フォントを伝送するにあたって、フォントと共にフォントを構成するグリフについての情報を伝送する。
本発明の一実施形態によれば、フォントを具現するために必要となるグリフの全体個数を相当に減少することができ、それによって、ネットワーク網を通じて、フォントを伝送する時、全体の伝送される情報量を減少することができる。
図10は、本発明の他の実施形態によるグリフ生成方法を示すフローチャートである。図10に示すように、ユーザは、フォントに使われるグリフを選択し、選択されたグリフがバウンディングボックス内に表示されれば、ユーザは、それに対するドラッグ動作を通じて、グリフの形状を変更し、その変更された形状を有するグリフを保存する。いずれか一つの字素が決定されれば、前記字素に含まれた多数の基本グリフのうちいずれか一つを、マスターグリフとして選択することによって、マスターグリフ選択情報が受信される(S21)。
マスターグリフがバウンディングボックス内に表示され、ユーザがバウンディングボックスについてのドラッグ動作を遂行することによって、ドラッグ情報が受信される(S22)。前記ドラッグ情報を分析することによって、補間動作に必要となる一つ以上の基本グリフが選択される(S23)。すなわち、マスターグリフ以外に、二つ以上の基本グリフ(望ましくは、三つの基本グリフ)がシステム内にさらに保存され、ドラッグ情報によって、補間動作に利用される一つ以上の基本グリフが選択される。
また、ドラッグ情報を分析することによって、補間動作に利用される多数の基本グリフ(マスターグリフを含む)それぞれの加重値が計算され(S24)、前記基本グリフと、計算された加重値とを利用した補間動作が遂行される(S25)。補間結果による座標情報が生成され、それを利用して、補間グリフが生成される(S26)。
図11は、本発明のさらに他の実施形態によるグリフ生成方法を示すフローチャートである。図11は、一つの文字についてのフォントを生成するために、二つ以上の字素が結合された場合の例を示す。
一つの文字は、二つ以上の字素を結合して具現され、それによって、ユーザにより二つ以上のマスターグリフが選択されることによって、それぞれのマスターグリフが、バウンディングボックス内に出力される(S31)。ユーザは、それぞれのバウンディングボックスをドラッグすることによって、それぞれのグリフの形態を変更し、それによって、ユーザのドラッグ情報が受信される(S32)。
ユーザのそれぞれのマスターグリフについてのバウンディングボックスのドラッグ情報についての分析動作が遂行され、その分析結果による補間動作が遂行される(S33)。それによって、それぞれのマスターグリフについての補間グリフが生成され(S34)、以後、ユーザが再びバウンディングボックスを調節すれば、再び補間動作が遂行され、その形状が変更された補間グリフが生成される。
ユーザは、出力された補間グリフを確認して、それを保存するかどうかを決定し、出力された補間グリフを、新たなグリフとして保存することによって、当該補間グリフが、最終の組み合わせグリフとして生成される(S35)。
本発明は、図面に示した実施形態を参照して説明されたが、それは、例示的なものに過ぎず、当業者ならば、それから多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であるという点を理解できるであろう。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想により決まらなければならない。

Claims (8)

  1. 文字または字素の基本形として、第1基本グリフを生成する段階と、
    前記基本形の横拡大及び縦拡大のうち少なくとも一つが適用された第2ないし第a(ただし、aは、2以上の整数)基本グリフを生成する段階と、
    前記第1ないし第a基本グリフのうち少なくとも二つを利用して、補間動作を遂行することによって、前記基本グリフとは異なる形状の補間グリフを生成する段階と、
    前記基本グリフと、前記補間グリフとを利用して、フォントを生成する段階と、を含むことを特徴とするフォント生成方法。
  2. 前記フォントを具現する文字の情報を分析する段階をさらに含み、
    前記情報分析結果によって、前記第1ないし第a基本グリフのうち少なくとも二つを選択して、補間動作を遂行することによって、前記補間グリフを生成することを特徴とする請求項1に記載のフォント生成方法。
  3. 前記第2ないし第a基本グリフは、第2基本グリフないし第4基本グリフを含み、
    前記第2基本グリフは、前記基本形の横拡大型グリフであり、
    前記第3基本グリフは、前記基本形の縦拡大型グリフであり、
    前記第4基本グリフは、前記基本形の横拡大型グリフ及び縦拡大型グリフであることを特徴とする請求項1に記載のフォント生成方法。
  4. 多数のグリフを利用して、フォントを生成するフォント生成部と、
    前記フォントの具現のための多数の基本グリフを予め生成し、前記多数の基本グリフのうち選択された少なくとも二つの基本グリフに対する補間動作を遂行することによって、前記基本グリフとは異なる形状の補間グリフを生成するグリフ生成部と、
    を備え、
    前記フォント生成部は、前記予め生成された基本グリフと、前記補間動作により生成された補間グリフのうち少なくとも一つを利用することによって、前記フォントを生成することを特徴とするフォント生成装置。
  5. 前記グリフ生成部は、少なくとも第1ないし第3基本グリフを生成し、
    前記第1基本グリフは、文字または字素の基本形に該当するグリフであり、
    前記第2基本グリフは、前記基本形の横拡大型グリフであり、
    前記第3基本グリフは、前記基本形の縦拡大型グリフであることを特徴とする請求項4に記載のフォント生成装置。
  6. 前記グリフ生成部は、
    前記フォントを具現する文字の情報を分析する文字情報分析部と、
    前記分析結果によって、少なくとも二つの基本グリフを選択して、前記補間動作を遂行する補間処理部と、を備えることを特徴とする請求項4に記載のフォント生成装置。
  7. 請求項4に記載のフォント生成装置の機能を遂行するためのプログラムが保存されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
  8. 請求項4に記載のフォント生成装置を備えるウェブフォントサーバ。
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