JP2015505469A - デンプンからのマルチトール製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、マルチトールが豊富なシロップ剤を製造するための方法に関する。本方法は、乾燥物に基づいて少なくとも85%マルトースと、乾燥物に基づいて1.5%未満のグルコース、好ましくは乾燥物に基づいて1%未満のグルコースとを含むマルトース含有シロップ剤を得るために、デンプン牛乳の液化と、アルファ−アミラーゼと、ベータ−アミラーゼと、プルラナーゼ、イソ−アミラーゼ及びこれらの混合物の群から選択される脱分岐酵素、好ましくはプルラナーゼとの存在下での、液化したデンプン牛乳の糖化と、マルトジェニックアルファ−アミラーゼ及び/又はイソ−アミラーゼを更に添加することと、続いて、画分(A)の乾燥基質に基づいて少なくとも95%のマルトースを含む画分(A)を得るための、マルトース含有シロップの分子ふるいと、及び液体マルチトールが豊富な製品(B)を得るために、画分(A)を触媒的に水素化することとの連続工程を含む。

Description

本発明は高純度の液体マルチトール製品を調製するための方法に関する。
マルチトールが豊富なシロップ剤の製造を可能にする方法はすでによく知られている。
米国特許第5,873,943号は、結晶質マルチトールを製造するための経済的に利点のある方法を提供する。本方法は、開始物質として、81〜90%のマルトース純度を有する製品を使用する。シロップ剤を水素化し、次いでクロマトグラフィー分離にかけて、94〜99.9%のマルチトール純度を有するマルチトールの水溶液となる。水溶液を更に、シード結晶の存在下更に結晶化する。
欧州特許第1,656,388号は、マルチトールの豊富な製品の調製方法に関し、本方法は、マルトースシロップ剤のクロマトグラフィー画分化することと、続くこれを液体マルチトールが豊富な製品へ水素化することと、任意にマルチトールを固体化すること、又は結晶化することと、である。異なる純度の液体、固体及び結晶質マルチトールを、単一の工程によって得ることができる。
国際特許パンフレット第2008/029033号は、高マルチトール含量のシロップ剤を得るための方法に関し、本発明は、農業食品工業領域でよりとりわけ適用可能である。
マルチトールが豊富で、ソルビトールが低く、マルトトリイトールが低いシロップ剤を提供する工程を有する更なる要求が未だ存在する。
本発明は、以下の連続工程を含むマルチトール含有シロップ剤を調製するための方法に関する。
a)デンプン牛乳の液化を実施すること、
b)アルファ−アミラーゼ、ベータアミラーゼと、プルラナーゼと、イソ−アミラーゼ及びこれらの混合物から選択される脱分岐酵素との存在下、液化したデンプン牛乳の糖化を実施すること、
c)乾燥物に基づいて、少なくとも85%のマルトースと、乾燥物に基づいて1.5%未満のグルコースとを含むシロップ剤を含むマルトースを得るために、更に、マルトジェニックアルファ−アミラーゼ及び/又はイソ−アミラーゼを加え、任意に続いてマルトース含有シロップ剤を脱塩すること、
d)マルトース含有シロップ剤を分子ふるいにかけ、画分(A)の乾燥基質に基づいて少なくとも95%マルトースを含む画分(A)を得ること、
e)液体マルチトールの豊富な製品(B)を得るために、触媒的に画分(A)を水素化すること。
ここで、工程b)において、糖化は、工程a)の液化にて適用した残余量のアルファ−アミラーゼの存在下、好ましくは、液化にて適用されたアルファ−アミラーゼ総量の1%〜4%の残余活性の存在下、実施される。
本発明は更に、マルトース含有シロップ剤の水素化工程における触媒の量を、少なくとも5%、減少させるために、乾燥物に基づいて少なくとも85%のマルトースと、乾燥物に基づいて1.5%未満のグルコースと、乾燥物に基づいて10%未満のDP3とを含むマルトース含有シロップ剤の使用に関する。
本発明は、以下の連続工程を含む、マルチトール含有シロップ剤を調製するための方法に関する。
a)デンプン牛乳の液化を実施すること、
b)アルファ−アミラーゼと、ベータアミラーゼと、プルラナーゼ、イソ−アミラーゼ及びこれらの混合物の群より選択される脱分岐酵素との存在下、液化したデンプン牛乳の糖化を実施すること、
c)乾燥物に基づいて、少なくとも85%のマルトースと、乾燥物に基づいて1.5%未満のグルコースを含むマルトース含有シロップ剤を得るために、更に、マルトジェニックアルファ−アミラーゼ及び/又はイソ−アミラーゼを加え、ついで任意にマルトース含有シロップ剤を脱塩すること、
d)マルトース含有シロップ剤を分子ふるいにかけ、画分(A)乾燥基質に基づいての少なくとも95%のマルトースを含む、画分(A)を得ること、
e)液体マルチトールが豊富な製品を得るために、触媒的に画分(A)を水素化すること。
ここで、工程b)において、糖化は、工程a)の液化にて適用した残余量のアルファ−アミラーゼの存在下、好ましくは、液化にて適用されたアルファ−アミラーゼ総量の1%〜4%の残余活性の存在下、実施される。
液化は、アルファ−アミラーゼの存在下で実施される。
デンプンの液化及び糖化は、様々な方法にて実施可能であるが、本発明は、液化を特定の糖化工程と組み合わせることにより、乾燥物に基づいて、少なくとも85%のマルトース(=DP2)、及び少なくとも87%、少なくとも90%のマルトース、乾燥物に基づいて、1.5%未満のグルコース(=DP1)、好ましくは乾燥物に基づいて1%未満のグルコースを含み、好ましくは10%未満のDP3を含み、より好ましくは10%未満の、重合度3以上のオリゴ糖(=DP3+)を含む、マルトースシロップ剤を得ることが可能であることを示している。
液化は、任意の植物由来のデンプン上で実施される。例えば、小麦、トウモロコシ又はジャガイモから由来して良い。
液化は、好ましくは、アルファ−アミラーゼのような酵素の存在下、低転化率にて、液化したデンプン牛乳を得るために、デンプン牛乳の制御された加水分解として考慮されるべきである。したがって、温度、pH、酵素(型並びに濃度)の条件が、6以下、好ましくは4〜5のDE(デキストロース当量)を得ることを可能にするような方法で、選択される。
好ましくは、液化は、3段階で実施され、第一段階は、105〜108℃の範囲内の温度にて、温度安定アルファ−アミラーゼの存在下、数分間、典型的には8〜15分間、ただし20分以下で、デンプン牛乳を加熱することにある。第二の段階は、140〜160℃の範囲内、好ましくは145〜155℃の範囲内の温度にて、数分間、5〜8分間、ただし20分以下で、デンプン牛乳を加熱することにある。約95〜100℃まで冷却した後、第二の少用量アルファ−アミラーゼを加え、液化を更に30〜50分間続け、したがって、4〜6、好ましくは4〜5のD.E.のデンプンスラリーを達成するように調整する。
本発明にしたがった液化によって、4〜6、好ましくは4〜5のD.E.が調製可能であり、ここで、オリゴ糖(DPn)の組成が、続く糖化に対して微調整される。
一旦液化工程が終了したならば、アルファ−アミラーゼの部分的阻害のみが実行され、残余アルファ−アミラーゼが続く糖化工程の間維持されるように、制御された阻害を実施する。好ましくは、部分阻害は、100℃以下の温度にて、pH 3.5〜4にて実施される。好ましくは部分阻害は、1〜10分間の時間で実施される。残余(残っている活性)アルファ−アミラーゼが更に、続く糖化工程にて使用される。好ましくは、残余アルファ−アミラーゼは、液化の第二投与に加えた総量の5〜15%に相当する。最終的に、残余アルファ−アミラーゼは、液化の第二投与に加えた総量の7%〜12%に相当する。
液化の間に加えたアルファ−アミラーゼの実際の総量(=用量1+第二用量)と比較して、これは、1〜4%、好ましくは1.4%〜3%のアルファ−アミラーゼ総量の残余活性に相当する。
好ましくは、液化したデンプン牛乳の糖化は、アルファ−アミラーゼと、ベータ−アミラーゼと、脱分岐酵素として、プルラナーゼとの存在下で実施され、ここで、糖化は、工程a)の液化にて適用した残余量のアルファ−アミラーゼの存在下、液化で適用したアルファ−アミラーゼ総量の残余活性の1%〜4%の存在下、又は1.4%〜3%の存在下で実施される。
糖化を次いで、ベータ−アミラーゼと、プルラナーゼ、イソ−アミラーゼ及びこれらの混合物の群より選択された脱分岐酵素とを加えることによって続ける。好ましくは、プルラナーゼを加える。脱分岐酵素の添加により、1,6−結合を加水分解し、ついで、高く分岐したオリゴ糖の量を減少させることが可能である。好ましくは、ベータ−アミラーゼの脱分岐酵素に対する比は、1:1〜1:4である。好ましくは、ベータ−アミラーゼのプルラナーゼに対する比は、1:1〜1:4である。1:1〜1:5、更に1:10までの比が、本発明の一部である。好ましくは、脱分岐酵素としてのプルラナーゼの適用において、ベータ−アミラーゼのプルラナーゼに対する比は、1:2〜1:4であり、好ましくは1:3〜1:4のより高い上限が適用される。
マルトジェニックアルファ−アミラーゼ及び/又はイソ−アミラーゼを、総糖化時間の内約20〜50%消化時間にて、好ましくは約25〜35%、好ましくは総糖化時間の約25%〜30%消化時間にて、ここまで処理されたデンプン牛乳に加える。マルトジェニックアルファ−アミラーゼは、1,4−アルファ−グルコシド結合のエキソ加水分解に関与する、エキソ活性アルファ−アミラーゼである。イソ−アミラーゼは、1,6−結合を加水分解し、反転製品の量を減少させる、脱分岐酵素である。
典型的な方法において、総糖化時間が、約16〜30時間、好ましくは、20〜24時間であり、マルトジェニックアルファ−アミラーゼ及び/又はイソ−アミラーゼは、総糖化時間の7〜8時間が経過した後に加えられる。
したがって、糖化は、乾燥物に基づいて、少なくとも85%マルトースと、そして乾燥物に基づいて、1.5%未満のグルコースと、好ましくは乾燥物に基づいて1%未満のグルコースとを含む、マルトースが豊富なシロップ剤が得られるまで続ける。
より好ましくは、糖化を、マルトースが豊富なシロップ剤が、乾燥物に基づいて少なくとも85%マルトース又は少なくとも87%、少なくとも90%と、乾燥物に基づいて1.5%未満のグルコース、好ましくは乾燥物に基づいて1%未満のグルコースと、乾燥物に基づいて、10%未満のDP3又は10%未満の重合度3以上のポリマー(=DP3+)、好ましくは5%未満のDP3+とを含むように得られるように実施する。より好ましくは、3より高い重合度を有するポリマーがごく少量であり、重合度3のポリマーの量が、シロップ剤の乾燥物に基づいて、5%より低い、より好ましくは3%より低い、最も好ましくは1%より低い。
最終的に、糖化工程の最後に向かうにつれ、追加のアルファ−アミラーゼを加える。この特別に低い量は更に、続く下流工程を改善しうる。アルファ−アミラーゼを、総糖化時間の約70〜85%消化時間、好ましくは総糖化時間の約80〜83%消化時間にて加える。これは、糖化工程の終了の約4時間前に相当する。
本発明の方法により、グルコースの含量が、1.5%より少なく、低DP3含量であり、長鎖オリゴ糖の存在が減少する一方で、非常に高い含量(=少なくとも85%、87%、90%)のマルトースを有する製品が得られる。DPnの組成は、通常液化及び糖化の後に得られる組成とは異なる。とりわけ、続く糖化工程における残余アルファ−アミラーゼの使用と、糖化の終了に向けてのアルファ−アミラーゼの更なる添加が、DPn(オリゴ糖)画分の組成の変化に寄与する。より高いオリゴ糖(=より長い鎖)の量が減少する。
したがって、得られた糖化シロップ剤は、イオン交換樹脂を適用することによってのような、公知の脱塩工程にしたがって精製可能である。あるいは、糖化シロップ剤を、プレコートフィルタ上で、又は膜上での精密濾過によって濾過し、次いで脱塩してもよい。
ここまでで、低量のグルコースを含む、高マルトース(〜80%)シロップ剤が得られ、並びに有意な残存グルコース(5〜7%)を含む非常に高いマルトース(〜90%)が得られる。本発明により、本方法にしたがった液化を適用し、これと、本発明で請求するような糖化工程を組み合わせることによって、驚くべきことに、非常に高含量のマルトース(少なくとも85%、少なくとも87%、少なくとも90%)と、低量のグルコース(1.5%未満、1%未満)を有するマルトースシロップ剤を得ることが可能であることが示された。また最終的に、DP3の含量は低く、10%未満、好ましくは5%未満である。更に、DP4から開始するDPn画分が、長鎖オリゴ糖の量が減少するように、有意に異なる組成を有する。この変化した組成により、本発明の最終製品が、より安定になり、これは、水素化を通したマルチトール製造のより良好な前駆体である。脱塩工程の時間は有意に減少可能であるか、同一の水素化条件下、少ない触媒が必要とされるか、いずれかである。
糖化後に得られたマルトース含有シロップは、分子ふるい工程にかけられる。本分子ふるいは、膜上での分離ステージ又はクロマトグラフィー分画でありうる。本発明にしたがった方法において、膜上での分離ステージにおいて、膜上でのナノ濾過のステージが使用可能である。異なる直径の孔を有する膜が市販されており、多数の特許明細書で記述されている。
クロマトグラフィー分画は、イオン性樹脂、又はゼオライトのような吸着剤上で、不連続的又は連続的(シミュレート移動台)のいずれかで実施され、好ましくはカチオン性樹脂が適用される。好ましくは、カチオン性樹脂が、アルカリ又はアルカリ土類イオンで、好ましくはナトリウムイオンの補助にて帯電する。
クロマトグラフィー画分にて、同一又は同様の条件を適用することによって、欧州特許第1 656 388号での製品のクロマトグラフィー分画のために使用されたような、カラムデザイン、樹脂の型、フィード材料の温度、流速、フィード材料の乾燥物等に関して、マルトースが豊富な画分の収率が、少なくとも5%、好ましくは少なくとも10%増加する。収率は、マルトースが豊富な画分の量掛ける画分の乾燥物として計算され、フィードの量掛けるフィードの乾燥物によって割られ、パーセンテージで表現するために、全てを100倍する。
これは、非常に高含量のマルトース(少なくとも85%、87%、90%)と、低量のグルコース(1.5%未満、1%未満)を有する、そして最終的に10%未満、好ましくは5%未満のDP3を有するマルトース含有シロップ剤を得ることによって、続くクロマトグラフィー画分の収率が、少なくとも5%、好ましくは少なくとも10%増加する、ことを意味する。
本発明は更に、少なくとも5%、好ましくは少なくとも10%、クロマトグラフィー画分の収率を増加させるために、乾燥物に基づいて少なくとも85%のマルトース、又は少なくとも87%、少なくとも90%のマルトースと、乾燥物に基づいて1.5%未満のグルコースと、乾燥物に基づいて10%未満のDP3と、好ましくは乾燥物に基づいて1%未満のグルコースとを含む、マルトース含有シロップ剤の使用に関する。
本発明は乾燥物に基づいて少なくとも85%のマルトース、又は少なくとも87%、少なくとも90%のマルトースと、乾燥物に基づいて1.5%未満のグルコースと、乾燥物に基づいて10%未満のDP3と、好ましくは乾燥物に基づいて1%未満のグルコースとを含む、マルトース含有シロップ剤を適用することによって、マルトース含有シロップ剤のクロマトグラフィー画分の収率を増加させる方法に関する。
画分(A)の乾燥機質に基づいて、少なくとも95%、好ましくは少なくとも96%、好ましくは少なくとも97%、より好ましくは少なくとも98%のマルトースを含むこのようにして得た画分(A)(=マルトースが豊富な画分)を、水素化触媒の存在下で水素化する。好ましくは、レイニーニッケルベース触媒が、水素化触媒として使用される。
任意の水素化条件が、マルトースの分解が実施されない限り、好適であり得る。通常、水素化工程は、水素化が水素ガスの吸収が停止するまで続けられるように、少なくとも1MPa(10バール)、好ましくは3〜20MPa(30〜200バール)の水素ガス圧、及び90〜150℃の温度にて実施される。
供給シロップ剤=画分(A)は、少なくとも50%の乾燥機質にて使用可能であり、活性化ニッケル触媒が加えられ、水素化が、135℃までの温度、及び少なくとも4MPa(40バール)の水素圧にて実施される。少なくとも95%のマルトースを含み、本発明の方法によって得ることが可能な画分(A)を適用することによって、水素化工程における活性化ニッケル触媒の量が、少なくとも5%、好ましくは少なくとも10%、減少可能である。通常(欧州特許第1 656 388号を参照のこと)、活性化ニッケル触媒は、供給シロップ剤の乾燥物において、4%の量で加えられる。本発明において、活性化ニッケル触媒は、供給シロップ剤(A)の乾燥物において、3.6%の量で加えられる。好ましくは、DPn(オリゴ糖)画分の組成の変化が、水素化において有益な効果を有する。
本発明は、水素化工程における触媒、好ましくは活性化ニッケルの量を、少なくとも5%、好ましくは少なくとも10%減少させるための、乾燥物に基づいて少なくとも85%のマルトース、又は少なくとも87%、少なくとも90%のマルトースと、乾燥物に基づいて1.5%未満のグルコースと、乾燥物に基づいて10%未満のDP3と、好ましくは乾燥物に基づいて1%未満のグルコースとを含む、マルトース含有シロップ剤に関する。
本発明は、少なくとも乾燥物に基づいて少なくとも85%のマルトース、又は少なくとも87%、少なくとも90%のマルトースと、乾燥物に基づいて1.5%未満のグルコースと、乾燥物に基づいて10%未満のDP3、好ましくは乾燥物に基づいて1%未満のグルコースを含む、マルトース含有シロップ剤を適用することによって、マルトース含有シロップ剤の水素化における触媒、好ましくは活性化ニッケル触媒の量を減少させるための方法に関する。
水素ガスの吸収の完了後、例えば水素化の約3時間後、水素化触媒(=活性化ニッケル触媒)を、得られた液体マルチトール製品(B)から除去する。このシロップ剤は更に、活性化炭素又はイオン交換樹脂、及び/又はつや出し樹脂によって、脱色及び/又は脱イオン化可能である。
本発明は更に、乾燥物に基づいて少なくとも95%のマルチトール、好ましくは少なくとも96%、より好ましくは少なくとも97%、及び乾燥物に基づいて1.2%ソルビトールを含み、50〜75%の乾燥物含量、好ましくは55〜70%の乾燥物含量を有する、マルチトール含有シロップ剤に関し、前記マルチトールは、本発明の方法によって得られる。好ましくは、前記マルチトール含有シロップ剤は、1.1%未満、1.0%未満のソルビトールを含む。本発明は更に、乾燥物に基づいて10%未満の水素化DP3を更に含むマルチトール含有シロップ剤に関する。
本シロップ剤は、食品用途又は工業用途で使用可能であり、又は固体化又は結晶質マルトースの前駆体として、又はクロマトグラフィー精製におけるフィード材料として使用可能である。
本発明は、以下の実施例に従う形態で例示される。
(実施例1)
液化
乾燥物含量27〜35% ds(=乾燥物)でのデンプンスラリーを、pHを5.8(±1)にて調節した後、及び108℃にてジェットクッカーによって0.08〜0.1%のアルファ−アミラーゼ(Spezyme(Genencor))の投与の後、液化した。8〜15分後、糊化温度を、大気フラッシュによって、100℃まで減少させ、次いでスラリーを152℃にて第二ジェットに送った。糊化の5〜8分後、スラリーを100℃まで冷却し、同一のアルファ−アミラーゼの第二用量(0.025%)を加え、この量を4〜6DE(標的4.5)に達するために、調整する。
100℃での撹拌カラム上での30〜50分の反応後、アルファ−アミラーゼの一部を阻害するために、液化物のpHを、100℃にて最大10分間、3〜4(標的3.5〜4)に調節した。本処理の後、第二用量として加えた7〜10%のアルファ−アミラーゼを維持した。
(実施例2)
糖化−レシピ1
実施例1の製品を使用した。糖化は、残余アルファ−アミラーゼと、0.1%のベータ−アミラーゼ(Optimalt BBA(Genencor))と、0.4%のプルラナーゼ(Promozyme D2(Novozyme))との存在下、pH 4.8〜5.0にて開始した。7〜8時間反応後、0.02%のマルトジェニックアルファ−アミラーゼ(Maltogenase(Novozyme))を加えた。
サッカリフィケーターをアンローディングする少なくとも4時間前に、0.1〜0.2%のアルファ−アミラーゼ(Liquozyme X(Novozyme))を加えた。24〜30時間の総糖化時間の後、以下の組成に到達した。グルコース<1%、マルトース(=DP2)85〜87%、DP3(=重合度3のオリゴ糖)7〜10%、DP4+(重合度4以上のオリゴ糖)<5%。
精製を、通常のグルコースシロップ剤に対する精製と同様に実施する。
(実施例3)
糖化−レシピ2
実施例1の製品を使用した。糖化を、残余アルファ−アミラーゼと、0.1%のベータ−アミラーゼ(Optimalt BBA(Genencor))と、0.4%のプルラナーゼ(Promozyme D2(Novozyme)と、0.1%のイソ−アミラーゼとの存在下、pH 4.8〜5.0にて開始した。7〜8時間反応後、0.1%のマルトジェニックアルファ−アミラーゼ(Maltogenase(Novozyme))を加えた。
サッカリフィケーターをアンローディングする少なくとも4時間前に、0.1〜0.2%のアルファ−アミラーゼ(Liquozyme X(Novozyme))を加えた。24〜30時間の総糖化時間の後、以下の組成に到達した。グルコース<1%、マルトース(=DP2)87〜90%。DP3は4〜6%である。
(実施例4)
クロマトグラフィー分画
組成(DP1:<1.0%(=0.9%);DP2:87%(=86.9%);DP3:7.5%及びDP4+<5=(4.7%))を有する(レシピ1からの)製品を60%乾燥物まで濃縮した。
濃縮した製品を、マルトースが豊富な画分を得るために、ナトリウム形態でのイオン交換樹脂Dianion UBK 550を備えるクロマトグラフィー機器(ISMB)上に、75℃にて適用した。前記製品は以下の組成を有した(DP1:<1.0%;DP2:96〜98%;DP3:<2%;DP4<1)。
HPLC−解析(Bio−Rad Aminex HPX−87、カチオン交換カラムは、カルシウム形態である。カラム温度:80℃。溶出流速:0.6ml/分。カラム圧制限:8.27MPa(1200psi)。注入容量:20μL。圧力制御制限、カラムの正常操作圧上約1.38MPa(200psi)。溶離剤:脱気Milli−Q Purified水。検出器:示差屈折計。)
Figure 2015505469
マルトースが豊富な製品の収率は、(総重量 % d.s.製品100/総重量フィードの% d.s)=81.2%である。
比較実施例4−クロマトグラフィー分画−欧州特許第1 656 388号を参照のこと
組成(DP1:1.5%;DP2:80.0%;DP3:12.5%及びDP4+:6%)を有する製品を、欧州特許第1 656 388号にて得られる60%乾燥物まで濃縮した。
濃縮した製品を、マルトースが豊富な画分を得るために、ナトリウム形態でのイオン交換樹脂Dianion UBK 550を備えるクロマトグラフィー機器(ISMB)上に、75℃にて適用した。前記製品は以下の組成を有した(DP1:1.1%;DP2:96%;DP3:1.7%;DP4+:1.2%)。
更なる詳細を表2にて表示する。
Figure 2015505469
マルトースが豊富な製品の収率は、(総重量 % d.s.製品100/総重量フィードの% d.s)=70.8%である。
(実施例5)
水素化
組成(DP1:<1.0%;DP2:96〜98%;DP3:<2%;DP4<1)を有するマルトースが豊富な画分の21.6Kg(52%乾燥基質)を、ステンレス鋼水素化反応器内に充填した。活性化ニッケル触媒を、マルトースが豊富な画分の乾燥物上、3.6%の量で加え、懸濁液を激しく撹拌し、4.3MPa(43バール)の水素圧下、135℃まで加熱した。180分間の水素化の後、懸濁液を90℃まで冷却し、触媒を沈降及び濾過によって除去した。40℃の温度にて水溶液をイオン交換し、カチオン性及びアニオン性樹脂と、顆粒炭素上で磨いた。
得られた製品は以下の組成を有した(HPLC解析:Bio−Rad Aminex HPX−87、カチオン交換カラムは、カルシウム形態である。カラム温度:80℃。溶出流速:0.6ml/分。カラム圧制限:8.27MPa(1200psi)。注入容量:20μL。圧力制御制限、カラムの正常操作圧上約1.38MPa(200psi)。溶離剤:脱気Milli−Q Purified水。検出器:示差屈折計)。
Figure 2015505469
比較実施例5−水素化−欧州特許第1 656 388号を参照のこと。
組成(DP1:1.1%;DP:96%;DP3:1.7%;DP4+:1.2%)を有するマルトースが豊富な画分の21.6Kg(52%乾燥基質)を、ステンレス鋼水素化反応器内に充填した。活性化ニッケル触媒を、マルトースが豊富な画分の乾燥物上、4%の量で加え、懸濁液を激しく撹拌し、4.3MPa(43バール)の水素圧下、135℃まで加熱した。180分間の水素化の後、懸濁液を90℃まで冷却し、触媒を沈降及び濾過によって除去した。40℃に温度にて水溶液をイオン交換し、カチオン性及びアニオン性樹脂と、顆粒炭素上で磨いた。得られた製品は以下の組成を有意した(HPLC解析:Bio−Rad Aminex HPX−87、カチオン交換カラムは、カルシウム形態である。カラム温度:80℃。溶出流速:0.6ml/分。カラム圧制限:8.27MPa(1200psi)。注入容量:20μL。圧力制御制限、カラムの正常操作圧上約1.38MPa(200psi)。溶離剤:脱気Milli−Q Purified水。検出器:示差屈折計)。
Figure 2015505469

Claims (9)

  1. マルチトール含有シロップ剤の調製方法であって、以下の連続する工程:
    a)デンプン牛乳の液化を実施する工程と、
    b)アルファ−アミラーゼと、ベータアミラーゼと、プルラナーゼ、イソ−アミラーゼ及びこれらの混合物の群から選択される脱分岐酵素との存在下、前記液化デンプン牛乳の糖化を実施する工程と、
    c)乾燥物に基づいて少なくとも85%のマルトースと、乾燥物に基づいて1.5%未満のグルコースを含む、マルトース含有シロップ剤を得るために、マルトジェニックアルファ−アミラーゼ及び/又はイソ−アミラーゼを更に加える工程と、任意に続いてマルトース含有シロップ剤を脱塩する工程と、
    d)画分(A)乾燥基質に基づいての少なくとも95%のマルトースを含む、画分(A)を得るための、マルトース含有シロップ剤の分子ふるい工程と、
    e)液体マルチトールの豊富な製品(B)を得るために、酵素的に画分(A)を水素化する工程と、を含み、
    工程b)において、糖化は、工程a)の液化にて適用した残余量のアルファ−アミラーゼの存在下、好ましくは、液化にて適用されたアルファ−アミラーゼ総量の1%〜4%の残余活性の存在下、実施される、方法。
  2. 工程d)の前記分子ふるい工程が、クロマトグラフィー分画である、請求項1に記載の方法。
  3. 工程b)において、ベータ−アミラーゼの脱分岐酵素に対する比が、1:1〜1:4である、請求項1〜2のいずれか一項に記載の方法。
  4. 工程b)において、前記脱分岐酵素が、プルラナーゼである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 工程a)において、液化が、6以下のD.E.まで実施される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 工程c)において、マルトジェニックアルファ−アミラーゼ及び/又はイソ−アミラーゼの添加が、総糖化時間の約20〜50%消化時間にて実施される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 工程c)の後に、更なるアルファ−アミラーゼが添加される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記アルファ−アミラーゼが、総糖化時間の約70〜85%消化時間にて加えられる、請求項7に記載の方法。
  9. マルトース含量シロップ剤の水素化工程時における触媒の量を、少なくとも5%減少させるための、乾燥物に基づいて少なくとも85%のマルトースと、乾燥重量に基づいて1.5%未満のグルコースとを含むマルトース含有シロップ剤の使用。
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