JP2015502443A - ウッディーなにおい物質 - Google Patents

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Abstract

本発明は、式(I)[式中、1つの点線は、炭素−炭素の単結合又は二重結合を示し、他は炭素−炭素の単結合を示し、それぞれのRは、互いに独立して、水素原子又はメチル基もしくはエチル基を示し、但し前記R基の少なくとも1つはメチル基又はエチル基であり、かつR1は、メチル基又はエチル基を示す]のその立体異性体のいずれかの形での化合物、又はそれらの混合物に関する。

Description

本発明は、香料の分野に関する。より詳述すれば、本発明は、ウッディー、アンバー/シダータイプの有用な付香成分である、以下で定義した式(I)の化合物に関する。本発明は、付香組成物の又は付香消費者製品の一部として本発明の化合物にも関する。
先行技術
我々の知る限り、本発明の式(I)の化合物は、新規である。
我々の知る限り、香料において公知の最も近い類似物は、US 3929677号において記載されているものである。しかしながら、本発明の化合物は、先行技術の化合物のにおいといくつか類似したにおいプロフィールを有するが、本発明の化合物は、著しく異なる化学構造を有することにより、先行技術の化合物とは異なる。この先行文献は、式(I)の化合物の任意の感覚刺激性を報告又は示唆しておらず、かつ香料の分野における該化合物の任意の使用を報告又は示唆していない。
発明の詳細
驚くべきことに、式
Figure 2015502443
[式中、1つの点線は、炭素−炭素の単結合又は二重結合を示し、他は炭素−炭素の単結合を示し、
それぞれのRは、互いに独立して、水素原子又はメチル基もしくはエチル基を示し、但し前記R基の少なくとも1つはメチル基又はエチル基であり、かつ
1は、メチル基又はエチル基を示す]
のその立体異性体のいずれか1つ、又はそれらの混合物の形での化合物を、付香成分として、例えばウッディータイプのにおいノートを付与するために使用できることが発見されている。
前記種類のにおいは、ここでウッディーとして記載されるが、種々の化合物がウッディー種の種々のシェードを有することが意図される。これらのシェードは、シダー、アンバー、パチュリ及び/又はルーティな側面を含んでよい。
明確化のために、“1つの点線は、炭素−炭素の単結合又は二重結合を示し、他は炭素−炭素の単結合を示す”の表現又は同様の表現に関しては、当業者によって理解される通常の意味、すなわち、該点線によって連結されている炭素原子間の全体の結合(実線及び点線)が、炭素−炭素の単結合又は二重結合であることを意味する。
本発明の特定の一実施態様に従って、前記R基の少なくとも1つはメチル基又はエチル基を示し、かつ前記R基の少なくとも1つは水素原子を示す。
本発明の前記実施態様のいずれか1つに従って、前記R基の2つはメチル基又はエチル基を示し、かつ前記R基の1つは水素原子を示す。
本発明の前記実施態様のいずれか1つに従って、R1はメチル基を示す。
本発明の前記実施態様のいずれか1つに従って、前記化合物(I)は、C14〜C15化合物である。
本発明の前記実施態様のいずれか1つに従って、前記化合物(I)は、1つの点線が炭素−炭素の二重結合を示し、かつ他が炭素−炭素の単結合を示す化合物である。
本発明の前記実施態様のいずれか1つに従って、前記化合物(I)は、炭素原子4aがsp2炭素であり、すなわち炭素原子4aと8aとの間の、又は4aと5との間の点線が、炭素−炭素の二重結合を示す化合物である。かかる場合において、前記化合物(I)は、式
Figure 2015502443
[式中、点線及びRは、前記と同様の意味を有する]の化合物であってよい。式(II)の特定の一実施態様に従って、前記Rの1つは水素を示し、他のRはメチル基又はエチル基を示す。
明確化のために、“その立体異性体のいずれか1つ”の表現又は同様の表現は、当業者によって理解される通常の意味、すなわち本発明の化合物が、純粋なエナンチオマー(キラルの場合)又はジアステレオマーであってよいことを意味する。
本発明の前記実施態様のいずれか1つに従って、炭素原子4a及び8aがsp3炭素である場合に、前記化合物は、式
Figure 2015502443
[式中、R及びR1は、前記と同様の意味を有する]に従って、相対立体化学を有する。
式(I)の化合物は、新規化合物であり、従って本発明の目的でもある。
本発明の化合物の特定の例として、制限のない例として、スウィート、フローラルな側面を有するウッディー、シダー/アンバーのノートによって特徴付けられるにおいを有する1−[(1RS,4SR)−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−6,7−ジメチル−1,4−メタノナフタレン−6−イル]−エタノンを挙げてよい。ウッディーノートは、驚くべきことにIso E(登録商標) Super(1−(オクタヒドロ−2,3,8,8−テトラメチル−2−ナフタレニル)−1−エタノン)、出所:International Flavors & Fragrances、USA)を連想させるが、グレープフルーツのアンダーノートを有し、かつより強いルーティ/ベチバーコノテーションも有することによって後者から区別される。
他の例として、シダー/ベチバーノートを有するウッディー、アンブリノール(ambrinol)、パチュリ及びアーシーな特徴を有し、驚くべきことにベチバー及びアイリスの側面を有するIso E(登録商標) Superも連想させる、1−[(1RS,4SR,8aSR)−1,2,3,4,6,7,8,8a−オクタヒドロ−5,6−ジメチル−1,4−メタノナフタレン−6−イル]−エタノンを挙げてよい。
他の特定の制限のない本発明の化合物の例として、次の表1におけるものを挙げてよい:
Figure 2015502443
本発明の特定の一実施態様に従って、式(I)の化合物は、1−[(1RS,4SR)−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−6,7−ジメチル−1,4−メタノナフタレン−6−イル]−エタノン、1−[(1RS,4SR,8aSR)−1,2,3,4,6,7,8,8a−オクタヒドロ−5,6−ジメチル−1,4−メタノナフタレン−6−イル]−エタノン又は1−[(1RS,4SR,4aSR,5SR,6RS,8aSR)−5,7−ジメチル−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−1,4−メタノナフタレン−6−イル]エタノンである。
驚くべきことに、本発明の化合物は、Iso E(登録商標) Superのにおいノートを連想させるにおいノートを有するが、しかし特定の感覚刺激性の差異も有する。このにおい類似性は、本発明の化合物の化学構造及びIso E(登録商標) Superの化学構造が、特にデカリン環のメチル置換に対して極めて異なるために、顕著である。
前記のように、本発明は、付香成分として式(I)の化合物の使用に関する。言い換えれば、本発明は、付香成分又は着香物品のにおい特性を付与する、高める、改良する又は改質するための方法に関し、該方法は、該組成物又は物品に、式(I)の少なくとも1つの化合物の有効量を付加することを含む。“式(I)の化合物の使用”に関しては、化合物(I)を含む、及び香料産業において有利に使用されてよいあらゆる組成物の使用もここで理解すべきである。
実際に付香成分として有利に使用される前記組成物は、本発明の目的でもある。
従って、本発明の他の目的は、
i)付香成分として、前記の少なくとも1つの本発明の化合物、
ii)香料キャリヤー及び香料ベースからなる群から選択される少なくとも1つの成分、並びに
iii)場合により少なくとも1つの香料補助剤
を含む付香組成物である。
“香料キャリヤー”に関しては、ここでは、香料の観点から事実上中性である、すなわち付香成分の感覚刺激性の特性を著しく変更しない材料を意味する。前記キャリヤーは液体又は固体であってよい。
液体キャリヤーとしては、制限のない例として、乳化系、すなわち溶媒及び界面活性剤系、又は香料において通常使用される溶媒を挙げてよい。香料において通常使用される溶媒の性質及びタイプの詳細な説明は網羅できない。しかしながら、制限のない例として、最も通常使用される溶媒、例えばジプロピレングリコール、ジエチルフタレート、イソプロピルミリステート、ベンジルベンゾエート、2−(2−エトキシエトキシ)−1−エタノール又はクエン酸エチルを挙げられる。香料キャリヤー及び香料ベースの双方を含む組成物に関して、前記よりも他の適した香料キャリヤーは、エタノール、水/エタノール混合物、リモネン、又は他のテルペン、イソパラフィン、例えばIsopar(登録商標)(出所:Exxon Chemical)又はグリコールエーテル及びグリコールエーテルエステル、例えば商標名Dowanol(登録商標)(出所:Dow Chemical Company)で公知のものであってもよい。
固体キャリヤーとしては、制限のない例として、吸収性ゴム(absorbing gum)又は吸収性ポリマー、又はさらに封入材料を挙げてよい。かかる材料の例は、造壁材料及び可塑材料、例えば単糖、二糖又は三糖、天然デンプン又は化工デンプン、浸水コロイド、セルロース誘導体、ポリビニルアセテート、ポリビニルアルコール、タンパク質又はペクチン、又はさらに、参考文献、例えばH. Scherz, Hydrokolloide: Stabilisatoren, Dickungs− und Geliermittel in Lebensmitteln, Band 2 der Schriftenreihe Lebensmittelchemie, Lebensmittelqualitaet, Behr's Verlag GmbH & Co., Hamburg, 1996において挙げられている材料を含んでよい。カプセル化は、当業者に公知の方法であり、かつ例えば噴霧乾燥、凝集又はさらに押し出しのような技術を使用して実施されてよく、又はコアセルベーション及び複合コアセルベーション技術を含む被覆カプセル化からなる。
“香料ベース”に関しては、ここでは、少なくとも1つの付香共成分を含む組成物を意味する。
前記付香共成分は、式(I)ではない。さらに、“付香共成分”に関しては、ここでは、心地よい効果を付与するための付香調合物又は組成物において使用される化合物を意味する。言い換えれば、付香共成分であると考えられるべきかかる共成分は、ポジティブ又は好ましい方法で組成物のにおいを付与又は改質することができると、及び単に1つのにおいを有するだけでないと当業者によって認識される必要がある。
あらゆる場合において網羅的ではない前記ベースにおいて存在する付香共成分の性質及びタイプは、ここでのより詳細な記載を保証せず、その際当業者は、一般の知識に基づいて、及び任意の使用又は適用及び所望された感覚刺激性効果に従って、前記ベースを選択することができる。一般的な用語で、これらの付香共成分は、アルコール、ラクトン、アルデヒド、ケトン、エステル、エーテル、アセテート、ニトリル、テルペノイド、窒素又は硫黄の複素環化合物及び精油と多様な化学品種に属し、かつ該付香共成分は、天然源又は合成源であってよい。これらの共成分の多くは、あらゆる場合において、参考文献、例えばS. ArctanderによるPerfume and Flavor Chemicals, 1969, Montclair, New Jersey, USA、又はその最新版において、又は同様の種類の他の著作において、並びに香料の分野における豊富な特許文献において挙げられている。前記共成分は、調節された方法で種々のタイプの付香成分を放出することが公知の化合物であってもよい。
“香料補助剤”に関しては、ここで、追加の付加効果、例えば色、特定の光耐性、化学安定性等を付与することができる成分を意味する。付香ベースにおいて通常使用される補助剤の性質及びタイプの詳細な説明は網羅的ではなく、しかし該成分が当業者によく知られていることを挙げるべきである。
少なくとも1つの式(I)の化合物及び少なくとも1つの香料キャリヤーからなる本発明の組成物は、本発明の特定の実施態様を示し、及び少なくとも1つの式(I)の化合物、少なくとも1つの香料キャリヤー、少なくとも1つの香料ベース、及び場合により少なくとも1つの香料補助剤を含む付香組成物を示す。
ここで、前記組成物において、1つ以上の式(I)の化合物を有する可能性は、香料製造者が、アコード、香料を製造すること、本発明の種々の化合物のにおい香調を呈すること、従って彼らの作業のための新たな手段を創造することが可能であるために重要であることを挙げることが有用である。
明確化のために、本発明の化合物が出発生成物、中間生成物又は最終生成物として含まれる、化学合成から直接得るあらゆる混合物、例えば十分な精製なしの反応媒体が、該混合物が、香料のための適した形で本発明の化合物を提供しない限りは、本発明に従った付香組成物として考えられないことも理解される。従って、未精製の反応混合物は、一般に、特に明記されない限り本発明から除外される。
さらに、本発明の化合物は、現在の香水、すなわちファイン香水又は機能性香水の全ての分野において、前記(I)を付加する消費者製品のにおいをポジティブに付与する又は改良するために、有利に使用されてよい。従って、
i)付香成分として、少なくとも1つの前記式(I)の化合物、及び
ii)香料消費者ベース
を含む付香消費者製品が、本発明の目的でもある。
本発明の化合物は、本発明の付香組成物自体又は付香組成物の一部を添加してよい。
明確化のために、“付香消費者製品”に関しては、少なくとも1つの付香効果を伝えることを期待した消費者製品、すなわち着香した消費者製品を意味することに注意すべきである。明確化のために、“香料消費者ベース”に関しては、ここで、付香成分と相容性であり、かつ適用される表面(例えば、皮膚、髪、織物、又は家の表面)に心地よいにおいを伝えることが期待される消費者製品に対応する、機能的調合物、及び場合により追加の有効物質を意味することを言及する。言い換えれば、本発明による付香消費者製品は、機能的な調合物、並びに場合により所望の消費者製品に対応する追加の有効物質、例えば洗剤又はエアフレッシュナー、及び嗅覚有効量の少なくとも1つの本発明の化合物を含む。
あらゆる場合において網羅的ではない香料消費者ベースの構成物の性質及びタイプは、ここでのより詳細な記載を保証せず、その際当業者は、一般の知識に基づいて、及び該製品の性質及び所望の効果に従って、前記ベースを選択することができる。
適した香料消費者ベースの制限のない例は、香水、例えばファイン香水、コロン、又はアフターシェービングローション;織物ケア製品、例えば液体又は固形洗剤、織物柔軟剤、織物リフレッシャー、アイロン水、紙、又は漂白剤;ボディケア製品、例えばヘアケア製品(例えばシャンプー、染毛料又はヘアスプレー)、化粧品調合物(例えばバニシングクリーム又はデオドラント又は発汗抑制剤)、又はスキンケア製品(例えば着香石鹸、シャワー又はバスムース、オイル又はゲル、又は衛生製品);空気ケア製品、例えばエアフレッシュナー又は“すぐ使用できる”粉末エアフレッシュナー;又はホームケア製品、例えばワイプ、皿用洗剤又は硬質表面洗剤であってよい。
いくつかの前記消費者製品ベースは、本発明の化合物のアグレッシブな媒体を示してよく、その結果、適した外部刺激、例えば酵素、光、熱又はpHの変化に対して、例えばカプセル化によって、又は本発明の成分の放出に適した他の化学物質との化学的結合によって後者を早期の分解から保護する必要があってよい。
種々の前記物品又は組成物中に組込まれてよい本発明による化合物における割合は、広い範囲の値で変動する。これらの値は、着香されるべき物品の性質に、並びに所望の感覚刺激性効果及び本発明による化合物が、付香共成分、溶媒又は先行技術において通常使用される添加剤と混合される場合に、与えられたベースにおける共成分の性質に依存する。
例えば、付香組成物の場合において、典型的に濃度は、組込まれてよい組成物の質量に対して、本発明の化合物の0.01質量%〜60質量%、又はそれ以上の範囲である。これらより低い濃度、例えば0.001質量%〜20質量%の範囲は、これらの化合物が着香された物品中に組込まれる場合に使用されてよく、その際パーセンテージは物品の質量に対する。
本発明の化合物を、式1において記載したような方法に従って2−ノルボルネンから製造できる:
式1:一般の合成経路
Figure 2015502443
[式中R及びR1は前記に示した意味を有する]。前記反応経路は、第一の中間体の二重結合が他の位置で異性化される工程を含んでよい。以下の実施例は、かかるアプローチの種々の例を示す。
実施例
本発明を以下の例に基づいてさらに詳細に記載するが、ここで略号は当業界で通常の意味を有し、温度は摂氏(℃)で示されている。NMRスペクトルのデータは、CDCl3(その他の記載がない限り)で1Hおよび13Cに関して360又は400MHzで記録し、ケミカルシフトδは、TMSを標準液としてppmで記載し、結合定数Jは、Hzで記載されている。
2,3−ジメチレンビシクロ[2.2.1]ヘプタンを、Chem. Ber., 1955, 88, 407、又はJ. Am. Chem. Soc, 2003, 125, 5839に従って製造した。4−メチル−トリシクロ[6.2.1.0(2,7)]ウンデク−4−エンをEP 678497号において記載されたように得た。
実施例1
式(I)の化合物の合成
A)
2,3−ジメチレンビシクロ[2.2.1]ヘプタンでのディールス・アルダーの一般的な方法
ジエノフィル(17mmol)を、CH2Cl2(25mL)中で溶解し、そして−30℃まで氷浴中で冷却した。EtAlCl2(ヘキサン中で1.0M、8.32mL、8.32mmol、0.5eq)をゆっくりと滴加した。その溶液を、0℃で5〜10分間撹拌し、そしてジメチレンビシクロ[2.2.1]ヘプタン(2.0g、17mmol)をゆっくりと滴加した。その反応混合物を、周囲温度までゆっくりと暖め、そしてさらに1〜2時間周囲温度で撹拌し、そして水及びエタノール中に注いだ。30分間激しく撹拌し、そしてその水性相をエーテルで再抽出した。合した有機相をNH4Cl、そしてNaHCO3、そして塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして濾過し、溶媒を真空で取り出して、粗生成物を得た。カラムクロマトグラフィー及び又はバルブ−トゥ−バルブ蒸留によるさらなる精製は所望の生成物を得た。
1−[(1RS,4SR)−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−6,7−ジメチル−1,4−メタノナフタレン−6−イル]−エタノンの製造:
ジエノフィル:3−Me−ペント−3−エン−2−オン。
150℃、0.1mbarでのバルブ−トゥ−バルブ蒸留は、無色の油状物として所望のケトン2.0g、異性体の混合物(エンド:エキソ 9:1、プラス1:1のメチルエピマー)を得て、収率56%であった。
Figure 2015502443
B)
ノルボルネン及びジエンでのディールス・アルダーの一般的な方法
ステンレス鋼のオートクレーブ中で、ノルボルネン(1eq)を、ジエン(1.0〜1.6eq)及びBHT(ジ−tertブチルヒドロキシトルエン)中で溶解し、そしてシールして、その混合物を、油浴中で24〜48時間180℃で加熱した。その混合物を冷却して、そして残りを、真空下で蒸留して、所望のアルケンを得た。
a) (1RS,2RS,3RS,7RS)−3,5−ジメチル−トリシクロ[6.2.1.0(2,7)]ウンデク−4−エン及び(1RS,2RS,3SR,7RS)−3,5−ジメチル−トリシクロ[6.2.1.0(2,7)]ウンデク−4−エン(少量)
ノルボルネン(50.0g、0.53mol)、メチルペンタ−1,3−ジエン(65.4g、0.79mol)及びBHT(0.3g)(48時間)は、分留(80℃で0.08mbar)後に、所望のアルケン65.0g(1:4、異性体)を得た。
Figure 2015502443
b) (1RS,2SR,7RS,8SR)−3,4−ジメチルトリシクロ[6.2.1.0(2,7)]ウンデク−4−エン
ノルボルネン(11.5g、121mmol)、3−メチルペンタ−1,3−ジエン(15.0g、182mmol)及びBHT(0.3g)(48時間)は、分留(100℃で0.04mbar)後に、所望のアルケン8.7g(1:4、異性体)を得た。
Figure 2015502443
異性化の一般的方法
架橋したアルケン(100mmol)を、エタノール(50mL)中で溶解し、そしてパラジウム化木炭(10% Pd/C、1.0g)を添加し、その懸濁液を、還流下で1〜4時間加熱し、そして冷却した。その懸濁液を濾過し、そして溶媒を真空で取り出し、粗アルケンを得た。真空下でのバルブ−トゥ−バルブ蒸留又はカラムクロマトグラフィーによるさらなる精製は、所望のアルケンを得た(収率80〜90%)。
a) (1RS,4SR,4aRS,8aSR)−5,7−ジメチル−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−1,4−メタノナフタレン
Figure 2015502443
b) (1RS,2SR,7RS,8SR)−3,4−ジメチルトリシクロ[6.2.1.0(2,7)]ウンデク−3−エン
Figure 2015502443
アシル化方法
1−[(1RS,4SR,4aSR,8aSR)−5,7−ジメチル−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−1,4−メタノナフタレン−6−イル]エタノンの製造:
塩化亜鉛(5.0g、36mol)を、真空下で融合し、そして撹拌しながら窒素化で冷却した。ClCH2CH2Cl(100mL)又はトルエン(50mL)中で、B)a)において得られたアルケン(75mmol)及び酸無水物(35g、350mmol)を添加し、そしてその懸濁液を80〜90℃で2〜3時間加熱し、そして冷却した。その混合物を水とエーテルとで分配し、そして水で再抽出した。その有機相を水、そしてNH4Cl、NaHCO3、塩水で洗浄し、そしてMgSO4上で乾燥し、濾過し、そして溶媒を真空で取り出して、粗ケトンを得た。バルブ−トゥ−バルブ蒸留又はカラムクロマトグラフィーによるさらなる精製は、所望のケトンを得た(収率50〜80%)。
110℃、0.1mbarでのバルブ−トゥ−バルブ蒸留は、異性体(14:10:6:54)の混合物として所望のケトン12.2gを得た。
Figure 2015502443
1−[(1RS,4SR,8aSR)−1,2,3,4,6,7,8,8a−オクタヒドロ−5,6−ジメチル−1,4−メタノナフタレン−6−イル]−エタノンの製造:
EtAlCl2(ヘキサン中で1.0M、3.1mL、3.1mmol)の溶液を、(1RS,2SR,7RS,8SR)−3,4−ジメチルトリシクロ[6.2.1.0(2,7)]ウンデク−3−エンの撹拌した溶液をゆっくりと滴加し、CH2C12(10mL)中で(1.0g、3.1mmol)を得て、温度が<5℃のままである割合で5℃まで冷却した。その反応混合物をゆっくりと周囲温度まで1時間にわたって暖め、そして氷/水の混合物中に注いだ。その混合物を、エーテルで二回再抽出し、水、NaHCO3、そして塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過し、そして溶媒を真空で取り出し、粗ケトン1.2gを淡黄色の油状物として得た。クロマトグラフィー(80 GカートリッジPuriflash PF50−SiHP)による、シクロヘキサン:エチルアセテート、19:1、そして9:1、そして4:1でのさらなる精製は所望のケトンを提供し、160℃、0.2mbarでバルブ−トゥ−バルブ蒸留して、異性体の混合物(72:28)としてケトン600mgを得た。
Figure 2015502443
1−((1RS,4SR,4aRS,8aSR)−7−メチル−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−1,4−メタノナフタレン−6−イル)エタノンの製造:
ZnBr2(3.0g、13.4mmol)を、酸無水物(30mL)及び4−メチル−トリシクロ[6.2.1.0(2,7)]ウンデク−4−エン(10.0g、62mmol)の溶液に添加し、そして還流下で加熱した。還流の2時間後に、その混合物を冷却し、そして希釈NH4OH(6%)中に注ぎ、そしてジエチルエーテルで抽出した。その有機相を、飽和NaHCO3、そして塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過し、そして溶媒を真空で取り出した。粗ケトン(9.3g、オレンジの油状物)を、120℃、0.1mbarでバルブ−トゥ−バルブ蒸留して、異性体の混合物(7:6:16:21:16)として所望のケトン5.4gを得た。溶出剤としてシクロヘキサン:エチルアセテートでのクロマトグラフィー(40Gシリカゲル)後に、所望の異性体を得た。0.3mbar、130℃でのバルブ−トゥ−バルブ蒸留によるさらなる精製は、エンド及びエキソのエピマーの混合物(91:4)としてアルファ異性体450mgを得た。
Figure 2015502443
さらなる溶出はベータ異性体を提供し、0.3mbar、130℃でのバルブ−トゥ−バルブ蒸留によるさらなる精製は、ベータ異性体(α−β不飽和)700mgを得た。
Figure 2015502443
1−((1RS,4SR,4aRS,8aSR)−7−メチル−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−1,4−メタノナフタレン−6−イル)−1−プロパノンの製造:
ZnBr2(3.5g、15.4mmol)をジクロロエタン(15mL)中で懸濁し、そして還流に加熱した。ジクロロエタン(10mL)中でプロピオン酸無水物(12.0g、92mmol)及び4−メチル−トリシクロ[6.2.1.0(2,7)]ウンデク−4−エン(5.0g、30.8mmol)の溶液をゆっくりと滴加した。還流の6時間後に、その混合物を冷却し、そして希釈NH4OH(6%)中に注ぎ、そしてジエチルエーテルで抽出した。その有機相を、飽和NaHCO3、そして塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、濾過し、そして溶媒を真空で取り出した。粗ケトン(8.0g、オレンジの油状物)を、120℃、0.2mbarでバルブ−トゥ−バルブ蒸留して、異性体の混合物(21:25:22:12)として所望のケトン3.2g(48%)を得た。
Figure 2015502443
一般のエピマー化方法
ナトリウムエトキシド(エタノール中で21%、0.5mL)の溶液を、エーテル(5mL)中でのケトン混合物(1g、xx mmol)の溶液に周囲温度でゆっくりと滴加した。その混合物を、さらに12〜15時間周囲温度で撹拌し、そして水及びエーテルに注いだ。その水性相をエーテルで再抽出した。合した有機相を、飽和NH4Cl、塩水で洗浄し、そしてNa2SO4上で乾燥し、濾過し、そして溶媒を真空で取り出して、粗ケトンを得た。減圧下でのバルブ−トゥ−バルブ蒸留によるさらなる精製は、異性体の異なる混合物として所望のケトンを得た。
1−[(1RS,4SR,4aSR,5SR,6RS,8aSR)−5,7−ジメチル−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−1,4−メタノナフタレン−6−イル]エタノンの製造:
ナトリウムエトキシド(エタノール中で21%、0.5mL)を、エーテル(5mL)中で1−[(1RS,4SR,4aSR,8aSR)−5,7−ジメチル−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−1,4−メタノナフタレン−6−イル]エタノン(0.9g、4.6mmol)の撹拌溶液を添加し、そして周囲温度で12時間撹拌した。酢酸(1mL)及びエーテルを添加し、そして有機相を水で2回、そして塩水で洗浄し、そしてNa2SO4上で乾燥し、濾過し、そして溶媒を真空で取り出して、粗ケトン0.75gを得た。110℃、0.2mbarでバルブ−トゥ−バルブ蒸留は、異性体の混合物(46:6:18:23)として所望のケトンを得た。
Figure 2015502443
一般の水素化方法
ステンレス鋼のオートクレーブ中で、ケトン(10mmol)を、エチルアセテート(10mL)中で溶解し、そしてPd/C(10%、100mg)を添加し、その懸濁液を、5回水素ガスでパージし、そして水素ガスの雰囲気(5−10bar)下で1〜3時間撹拌した。そして過剰な水素圧を排出し、そして窒素でパージし、そしてシリカのプラグを介して濾過し、そのプラグをエチルアセテートで洗浄した。溶媒を真空で取り出した。残りのバルブ−トゥ−バルブ蒸留は、所望のケトン80〜95%を得た。
1−[(1RS,4SR,4aRS,8aSR)−7−メチルデカヒドロ−1,4−メタノナフタレン−6−イル]エタノンの製造:
Figure 2015502443
実施例2
付香組成物の製造
ウッディータイプの付香組成物を、次の成分を混合することによって製造した:
Figure 2015502443
1) (−)−(8R)−8,12−エポキシ−13,14,15,16−テトラノルラブダン;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
2) 1,2,3,5,6,7−ヘキサヒドロ−1,1,2,3,3−ペンタメチル−4−インデノン;出所:International Flavors & Fragrances、USA
3) 4−シクロヘキシル−2−メチル−2−ブタノール;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
4) 1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−4,6,6,7,8,8−ヘキサメチル−シクロペンタ−g−2−ベンゾピラン;出所:International Flavors & Fragrances、USA
5) メチルジヒドロジャスモネート;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
6) プロピル(S)−2−(1,1−ジメチルプロポキシ)プロパノエート;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland。
200質量部の1−[(1RS,8SR)−4,5−ジメチルトリシクロ[6.2.1.0(2,7)]ウンデク−2(7)−エン−4−イル]エタノンの、前記組成物への添加は、ウッディーノートからウッディー、スウィート(ほとんどバニラ)のノートまでをツイストし、そしてベチバーノートを強化した。
同量のIso E(登録商標)Super(1−(オクタヒドロ−2,3,8,8−テトラメチル−2−ナフタレニル)−1−エタノン)の前記組成物への添加は、アンバーノートを強化する一方で、ベチバーノートは改質しなかった。
実施例3
付香組成物の製造
フローラルタイプの洗剤のための付香組成物を、次の成分を混合することによって製造した:
Figure 2015502443
Figure 2015502443
1) (メトキシメトキシ)シクロドデカン;出所:Symrise、Holzminden、DE
2) ドデカヒドロ−3a,6,6,9a−テトラメチル−ナフト[2,1−b]フラン;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
3) ペンタデカノリド;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
4) 3−(4−tert−ブチルフェニル)−2−メチルプロパナール;出所:Givaudan SA、Vernier、Switzerland
5) メチル2,2−ジメチル−6−メチレン−1−シクロヘキサンカルボキシレート;出所Firmenich SA、Geneva、Switzerland
6) 2−tert−ブチル−1−シクロヘキシルアセテート;出所:International Flavors & Fragrances、USA。
200質量部の1−[(1RS,8SR)−4,5−ジメチルトリシクロ[6.2.1.0(2,7)]ウンデク−2(7)−エン−4−イル]エタノンの、前記組成物への添加は、前記組成物に暖かみのあるウッディーノート、わずかにシダー及びエレガントなグレープフルーツボトムノートを付与し、かつルーティツイストも付与した。
同量のIso E(登録商標)Super(1−(オクタヒドロ−2,3,8,8−テトラメチル−2−ナフタレニル)−1−エタノン)の前記組成物への添加によって、その効果は、ドライヤーであり、より多いアンバーであり、少しもシトラスではない。
実施例4
付香組成物の製造
フローラル、ムスキー及びパウダリータイプの柔軟剤のための付香組成物を、次の成分を混合することによって製造した:
Figure 2015502443
Figure 2015502443
1) ドデカヒドロ−3a,6,6,9a−テトラメチル−ナフト[2,1−b]フラン;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
2) メチルジヒドロジャスモネート;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
3) 3−(4−tert−ブチルフェニル)−2−メチルプロパナール;出所:Givaudan SA、Vernier、Switzerland
4) 4/3−(4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)−3−シクロヘキセン−1−カルバルデヒド;出所:International Flavors & Fragrances、USA
5) 3−メチル−5−シクロペンタデセン−1−オン;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
6) 配合した香料ベース;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
7) (1S,1’R)−[1−(3’,3’−ジメチル−1’−シクロヘキシル)エトキシカルボニル]メチルプロパノエート;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
8) 5−(2,2,3−トリメチル−3−シクロペンテニル)−3−メチルオエンタン−2−オール;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
9) 2−tert−ブチル−1−シクロヘキシルアセテート;出所:International Flavors & Fragrances、USA。
500質量部の1−[(1RS,8SR)−4,5−ジメチルトリシクロ[6.2.1.0(2,7)]ウンデク−2(7)−エン−4−イル]エタノンの、前記組成物への添加は、甘み及び機能的な側面を前記組成物に付与した。
同量のIso E(登録商標)Super(1−(オクタヒドロ−2,3,8,8−テトラメチル−2−ナフタレニル)−1−エタノン)の前記組成物への添加によって、その効果は、ドライヤーであり、より少ないスウィートであり、より多いシダーであり、かつより少ない機能性である。
実施例5
付香組成物の製造
ウッディータイプの男性用コロンのための付香組成物を、次の成分を混合することによって製造した:
Figure 2015502443
1) (−)−(8R)−8,12−エポキシ−13,14,15,16−テトラノルラブダン;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
2) 1,2,3,5,6,7−ヘキサヒドロ−1,1,2,3,3−ペンタメチル−4−インデノン;出所:International Flavors & Fragrances、USA
3) 8−メトキシ−2,6,6,8−テトラメチル−トリシクロ[5.3.1.0(1,5)]ウンデカン
4) 1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−4,6,6,7,8,8−ヘキサメチル−シクロペンタ−g−2−ベンゾピラン;出所:International Flavors & Fragrances、USA
5) メチルジヒドロジャスモネート;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland。
2000質量部の1−[(1RS,4SR,8aSR)−1,2,3,4,6,7,8,8a−オクタヒドロ−5,6−ジメチル−1,4−メタノナフタレン−6−イル]−エタノンの前記組成物への添加は、前記組成物に、パチュリよりむしろウッディーノートを付与し、非常にソフトであった。
同量のIso E(登録商標)Super(1−(オクタヒドロ−2,3,8,8−テトラメチル−2−ナフタレニル)−1−エタノン)又はVertofix(1−(2,6,8,8−,テトラメチルトリシクロ(5.3.1.01,5)ウンデク−8−エン−9−イル)−1−エタノン)の前記組成物への添加によって、その効果は、ドライヤーであり、よりドライなシダーである。
1[(1RS,4SR,8aSR)−1,2,3,4,6,7,8,8a−オクタヒドロ−5,6−ジメチル−1,4−メタノナフタレン−6−イル]−エタノンは、ベチバーノートを強化したのに対して、Iso E(登録商標)Super及びVertofixは、ドライアンバーノートを強調した。
実施例6
付香組成物の製造
ムスキー及びシトラスタイプのコロンのための付香組成物を、次の成分を混合することによって製造した:
Figure 2015502443
1) (−)−(8R)−8,12−エポキシ−13,14,15,16−テトラノルラブダン;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
2) 2,6,10−トリメチル−9−ウンデセナール;出所:Symrise、Holzminden、DE
3) 1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−4,6,6,7,8,8−ヘキサメチル−シクロペンタ−g−2−ベンゾピラン;出所:International Flavors & Fragrances、USA
4) メチルジヒドロジャスモネート;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
5) 4/3−(4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)−3−シクロヘキセン−1−カルバルデヒド;出所:International Flavors & Fragrances、USA
6) トランス−1−(2,2,6−トリメチル−1−シクロヘキシル)−3−ヘキサノール;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
7) (5,6,7,8−テトラヒドロ−3,5,5,6,8,8−ヘキサメチル−2−ナフチル)−1−エタノン;出所:Givaudan SA、Vernier、Switzerland。
1500質量部の1−[(1RS,4SR,8aSR)−1,2,3,4,6,7,8,8a−オクタヒドロ−5,6−ジメチル−1,4−メタノナフタレン−6−イル]−エタノンの前記組成物への添加は、前記組成物に、パレットにおいて公知でなく、あらゆる公知の成分で達せられず、かかる高いパーセンテージで使用した場合でさえも、ウッディー、暖かみのある/トロピカルな側面を付与した。この効果は、その効果が最初の組成物と比較して異なるために、使用の容易さ及び多用性を証明する。
実施例7
付香組成物の製造
フローラル及びウッディータイプの洗剤のための付香組成物を、次の成分を混合することによって製造した:
Figure 2015502443
Figure 2015502443
1) エチル2−メチル−ペンタノエート;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
2) ドデカヒドロ−3a,6,6,9a−テトラメチル−ナフト[2,1−b]フラン;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
3) (1’R,E)−2−エチル−4−(2’,2’,3’−トリメチル−3’−シクロペンテン−1’−イル)−2−ブテン−1−オール;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
4) ペンタデカノリド;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
5) メチルイオノン異性体の混合物;出所:Firmenich SA、Geneva、Switzerland
6) 3−(4−tert−ブチルフェニル)−2−メチルプロパナール;出所:Givaudan SA、Vernier、Switzerland
7) メチル2,2−ジメチル−6−メチレン−1−シクロヘキサンカルボキシレート;出所Firmenich SA、Geneva、Switzerland
8) 2−tert−ブチル−1−シクロヘキシルアセテート;出所:International Flavors & Fragrances、USA。
1500質量部の1−[(1RS,4SR,8aSR)−1,2,3,4,6,7,8,8a−オクタヒドロ−5,6−ジメチル−1,4−メタノナフタレン−6−イル]−エタノンの前記組成物への添加は、前記組成物に、ソフトな及びスムースなウッディーの側面を付与した。このノートは、湿った及び乾燥した織物上も観察される。

Claims (10)


  1. Figure 2015502443
    [式中、1つの点線は、炭素−炭素の単結合又は二重結合を示し、他は炭素−炭素の単結合を示し、
    それぞれのRは、互いに独立して、水素原子又はメチル基もしくはエチル基を示し、但し前記R基の少なくとも1つはメチル基又はエチル基であり、かつ
    1は、メチル基又はエチル基を示す]
    のその立体異性体のいずれか1つ又はそれらの混合物の形での化合物。
  2. 前記R基の2つがメチル基又はエチル基を示し、かつ前記R基の1つが水素原子を示すことを特徴とする、請求項1に記載の化合物。
  3. 1つの点線が炭素−炭素の二重結合を示し、かつ他が炭素−炭素の単結合を示すことを特徴とする、請求項1又は2に記載の化合物。
  4. 炭素原子4aと8aとの間の又は4aと5との間の点線が、炭素−炭素の二重結合を示すことを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載の化合物。
  5. 前記化合物(I)が、1−[(1RS,4SR)−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−6,7−ジメチル−1,4−メタノナフタレン−6−イル]−エタノン、1−[(1RS,4SR,8aSR)−1,2,3,4,6,7,8,8a−オクタヒドロ−5,6−ジメチル−1,4−メタノナフタレン−6−イル]−エタノン、1−[(1RS,4SR,4aSR,8aSR)−5,7−ジメチル−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−1,4−メタノナフタレン−6−イル]エタノン,1−[(1RS,4SR,4aSR,5SR,6RS,8aSR)−5,7−ジメチル−1,2,3,4,4a,5,6,8a−オクタヒドロ−1,4−メタノナフタレン−6−イル]エタノン、又は1−[(1RS,4SR,4aRS,8aSR)−7−メチルデカヒドロ−1,4−メタノナフタレン−6−イル]エタノンであることを特徴とする、請求項1に記載の化合物。
  6. 請求項1から5までのいずれか1項に記載の式(I)の化合物の付香成分としての使用。
  7. 以下、
    i)請求項1から5までのいずれか1項に記載の少なくとも1つの式(I)の化合物、
    ii)香料キャリヤー及び香料ベースからなる群から選択される少なくとも1つの成分、並びに
    iii)場合により少なくとも1つの香料補助剤
    を含む、付香組成物。
  8. 以下、
    i)請求項1から5までのいずれか1項に記載の少なくとも1つの式(I)の化合物、及び
    ii)香料消費者ベース
    を含む、付香消費者製品。
  9. 前記香料消費者ベースが、香水、織物ケア製品、ボディケア製品、エアケア製品又はホームケア製品であることを特徴とする、請求項8に記載の付香消費者製品。
  10. 前記香料消費者ベースが、ファイン香水、コロン、アフターシェービングローション、液体又は固形洗剤、織物柔軟剤、織物リフレッシャー、アイロン水、紙、漂白剤、シャンプー、染毛料、ヘアスプレー、バニシングクリーム、デオドラント又は発汗抑制剤、着香石鹸、シャワー又はバスムース、オイル又はゲル、衛生製品、エアフレッシュナー、“すぐに使用できる”粉末エアフレッシュナー、ワイプ、皿用洗剤又は硬質表面洗剤であることを特徴とする、請求項8に記載の付香消費者製品。
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