JP2015502285A - 車両ステアリングシステムのトランスミッション - Google Patents

車両ステアリングシステムのトランスミッション Download PDF

Info

Publication number
JP2015502285A
JP2015502285A JP2014541082A JP2014541082A JP2015502285A JP 2015502285 A JP2015502285 A JP 2015502285A JP 2014541082 A JP2014541082 A JP 2014541082A JP 2014541082 A JP2014541082 A JP 2014541082A JP 2015502285 A JP2015502285 A JP 2015502285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
sprockets
housing
pair
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014541082A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5894676B2 (ja
Inventor
シュナイダー,ディーン
サーク,アレクサンダー
エー. ラビン,トーマス
エー. ラビン,トーマス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gates Corp
Original Assignee
Gates Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US13/293,212 external-priority patent/US8297401B1/en
Priority claimed from US13/353,534 external-priority patent/US8327972B1/en
Application filed by Gates Corp filed Critical Gates Corp
Publication of JP2015502285A publication Critical patent/JP2015502285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5894676B2 publication Critical patent/JP5894676B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0409Electric motor acting on the steering column
    • B62D5/0412Electric motor acting on the steering column the axes of motor and steering column being parallel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/10Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/10Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley
    • F16H7/14Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of a driving or driven pulley
    • F16H7/16Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of a driving or driven pulley without adjusting the driving or driven shaft
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/02Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with belts; with V-belts

Abstract

車両ステアリングシステムトランスミッションは、ハウジングと、前記ハウジングに軸支される入力軸と、前記ハウジングに接続されて前記入力軸に連結される電動モータと、前記ハウジングに軸支される出力軸と、第1のギア比および間に掛け回された第1のベルトを有する一対の第1のスプロケットによって連結された前記入力軸および前記出力軸であって、前記第1のベルトおよび前記一対の第1のスプロケットははす歯構造を備え、第2のギア比および間に掛け回された第2のベルトを有する一対の第2のスプロケットによって連結された前記入力軸および前記出力軸と、第3のギア比および間に掛け回された第3のベルトを有する一対の第3のスプロケットによって連結された前記入力軸および前記出力軸とを備える。

Description

本発明は、車両ステアリングシステムのトランスミッションに関し、より詳しくは、あるギア比を有する一対の第1スプロケットと、あるギア比を有する一対の第2スプロケットと、あるギア比を有する一対の第3スプロケットとにより連結された、入力軸と出力軸とを備えた、車両ステアリングシステムのトランスミッションに関する。
電動パワーアシスト・ステアリングシステム(EPAS)は1960年代頃から存在している。油圧・パワーアシスト・ステアリングが従来市場の中心であった。油圧システムは、油圧ポンプがポンピングしている間に高い寄生エネルギ損失を生じるが、パワーアシストが不要である。この寄生損失を除去する初期の試みは、電動モータをポンプに取り付けて必要時のみポンプを駆動することを含む。
電動油圧アシスト・パワーステアリングシステムは、油圧パワーシステムを供給する油圧ポンプを駆動するための電動モータを使用する。これらのシステムは産業界による中間段階で、これらの使用はEPASの使用の増加により消えていく傾向にある。EPASシステム は、ノイズの低減、エネルギ消費の低減、機能的で安全な特性、および駆動環境を満たすための調節機能を実現することが出来る。しかしながら、最近のC.A.F.E.の要求に適合させることがより困難となるまで、これらのシステムの使用は制限されたままであった。これは、車両製造業者にEPASシステムの燃費の改善に努力める方向に向かわせた。EPASシステムは、一般的に、油圧アシスト・パワーステアリングシステムにおいて見られる寄生損失を除去する。Nexteerのようなシステム製造業者は燃費の6%改善を主張する。
例えば、ひとつの難事は12ボルト電動モータの電源要求を満すことであり、これはEPASシステムの実装を遅らせた。最近、システムはこの問題を首尾よく解決する程度に発達している。さらに、すべてのEPASシステムは、ドライバインプットを感知して電動モータを制御し所望のアシストをもたらすコントロールモジュールを必要とする。コントロールモジュールは、ドライバインプットのトルクを測定し、これを用いて所要のアシスト量を決定する。アシストは駆動環境に応じて動力伝達機構の要求を満たすように調整され得る。このシステムは運転手が利用可能で調整可能な“感覚”さえ有している。
車両EPASの主な動力駆動機構は燃費向上であるが、EPASにはさらなる利点がある。そのシステムは、車両のエンジンが運転していない時でさえステアリングアシストを利用可能に構成し得る。それは、現在利用可能な自動縦列駐車システムの使用も可能にする。
EPASシステムは主に二つのタイプがある。コラムアシストとラックアシストである。ラックアシストEPASシステムは、ステアリングラックに接続された電動モータを有する。通常リードスクリュー機構の駆動を通して、電動モータはラック動作をアシストする。コラムアシストEPASシステムはステアリングコラムに接続された電動モータを有する。通常ウォームギア型の装置を通して、電動モータはコラムシャフトの動作をアシストする。これらのタイプにおけるシステムの利点のひとつは、電動モータを客室に配置することであり、これによりボンネットの下の貴重なスペースを解放できる。これは、いくらかの精巧な電子部品を過酷なボンネット環境下から守ることにもなる。
ウォームドライブ・コラムアシストシステムは、大型車両よりもアシストパワーの要求が低い小型の車両に通常用いられる。これらのシステムは、ステアリングホイールの速度およびウォームドライブのギア比によって制限される。このステアリングホイールの最も速い速度は比較的遅いものでも約60rpmである。ステアリングホイールの速度が60rpmで、かつ、ウォームドライブのギア比が15:1の状態で、電動モータの速度は最速でも900rpmにしかならないであろう。ウォームドライブのギア比が20:1よりも小さく制限されるのは、これよりも高いギア比ではバックドリブンになり得ないからである。
このステアリングシステムは、電力なしで動作し得なければならない。これは、ウォームドライブが、ウォームを駆動する(バックドリブンする)ギアを操作し得ることを要求する。低速のモータおよび制限されたギア比の状態にすることで、ウォームドライブは高トルクが必要となる。高トルクモータを備えていても、これらのタイプのシステムは重量車両において成功していない。小型車両は軽量かつステアリングエフォートの要求が少ないことにより、これらのシステムの使用を可能にする。ウォームドライブ・コラムアシストシステムEPASは、最も低コストのシステムであり、これ自身もまた、より小さくて費用のかからない車両の役に立つ。
ウォームドライブを備える代表的なステアリングシステムは、それらの性能に制限される。EPASシステムは、電力が利用できないときに動作するよう設計されるべきである。バックドライブ中に動かなくするためのウォームドライブの特性の本質によれば、ギア比が約20:1を超えるとき、バックドライブ状況下では、ウォームドライブEPASシステムの効率は約85%よりも大きくなく65%に近い。
最近では、アシストを促進するためにウォームドライブ以外の物を使用する、手近なコラムアシストEPASシステムは無い。これらのコラムシステムは、大型車両に十分なアシストを供給することが出来ない。
この技術の代表は米国特許第7,887,446号明細書でありこれは、はす歯状歯付きベルトトランスミッション装置を開示する。はす歯状歯付きベルトとはす歯状歯付きプーリとの間のかみ合いによる駆動力を伝達する、はす歯状歯付きベルトトランスミッション装置において、バックラッシュ“D”は選択的に拡大される。換言すれば、“Pt”を歯ピッチ、“θ”をはす歯角度、Wをベルト幅とすると、はす歯角度“θ”は−0.2≦1−W×6/Pt≦0.75に設定される。はす歯状歯付きベルトとはす歯状歯付きプーリとの間のバックラッシュ“D”は、歯ピッチ“Pt”の1.6%−3%に設定される。
必要とされるものは、あるギア比を有する一対の第1スプロケットと、あるギア比を有する一対の第2スプロケットと、あるギア比を有する一対の第3スプロケットとにより連結された、入力軸と出力軸とを備えた、車両ステアリングシステムのトランスミッションである。本発明はこの要求を満たす。
本発明の主な側面は、あるギア比を有する一対の第1スプロケットと、あるギア比を有する一対の第2スプロケットと、あるギア比を有する一対の第3スプロケットとにより連結された、入力軸と出力軸とを備えた、車両ステアリングシステムのトランスミッションを提供することに関する。
本発明の他の側面は、以下の本発明の明細書および添付図面によって、指摘されもしくは明らかにされるであろう。
本発明は、車両ステアリングシステムトランスミッションを備え、ハウジングと、ハウジングに軸支される入力軸と、ハウジングに接続されて入力軸に連結される電動モータと、ハウジングに軸支される出力軸と、入力軸と、第1のギア比および間に掛け回された第1のベルトを有する一対の第1のスプロケットによって連結された出力軸であって、第1のベルトおよび一対の第1のスプロケットははす歯構造を備え、第2のギア比および間に掛け回された第2のベルトを有する一対の第2のスプロケットによって連結された出力軸と、入力軸と、第3のギア比および間に掛け回された第3のベルトを有する一対の第3のスプロケットによって連結された出力軸と入力軸とを備える。
添付図面は、明細書に含まれその一部を形成し、本発明の好ましい実施形態を示し、説明と共に本発明の原理を説明する役割を果たす。
本発明のトランスミッションの断面図である。
本発明のトランスミッションの斜視図である。
本発明のトランスミッションの分解図である。
減速装置としてのトランスミッションの効率のグラフである。
速度乗算装置としてのトランスミッションの効率のグラフである。
従来の電動パワーアシストラックシステムの斜視図である。
図6の詳細である。
ステアリングシステムの概略図である。
ベルト裏面から見た、はす歯状歯付きプーリに取り付けられたエンドレス歯付きベルトの配置の概略図である。
はす歯状歯付きプーリの歯跡とそこに係合するはす歯状歯付きベルトの歯跡との関係を示す拡大概略図である。
ベルトおよびプーリを二つ割りにした歯形を表す図である。
エンドレスベルトに適用されたはす歯状歯の角度を表す図である。
はす歯状歯付きベルトを表す図である。
圧縮性の歯の外形の構造を表す図である。
ベルトの構成の詳細を表す図である。
本発明のステアリングシステムにおけるトランスミッションの斜視図である。
(A)他の実施形態の分解図である。(B)図17Aの詳細を表す図である。(C)図17Aの詳細を表す図である。
他の実施形態の断面図である。
(A)偏心軸3000の斜視図である。(B)偏心軸3000の断面図である。
他の実施形態の外観斜視図である。
他の実施形態の断面図である。
図1は、本発明のトランスミッションの断面図である。本発明のトランスミッション1000はハウジング100を備える。ハウジング内に含まれるのは入力軸200である。この入力軸は電動モータ201に連結される。この電動モータは周知の12VのDCモータである。この電動モータはモータ取付部101においてハウジングに取り付けられる。
入力軸200は、第1のベアリング201および第2のベアリング202によってハウジングに軸支される。
スプロケット206はシャフト200に圧入される。スプロケット206は、歯付きベルト400に係合するために歯付き面207を備える。
中間スプロケット203は、ベアリング208とニードルベアリング205によって、シャフト200に軸支される。スプロケット203はシャフト200上を自由に回転する。中間スプロケット203はスプロケット204に連結され、すなわち、これらは単一ユニットである。中間スプロケット203は歯付き面209を備え、かつ、スプロケット204は歯付き面210を備え、各々歯付きベルトに係合する。歯付き面209の径は歯付き面210の径より大きい。スプロケット206の径はスプロケット204の径よりも小さい。当然ながら、所望のギア比を達成するためにはいかなる径の組み合わせも可能である。
出力軸300は、第1のベアリング301と第2のベアリング302とによって、ハウジングに軸支される。
スプロケット306は、ベアリング308とニードルベアリング305とによって、出力軸300に軸支される。スプロケット306は、歯付きベルトに係合するために歯付き面307を備える。スプロケット306は、スプロケット309に接続され、スプロケット309も歯付きベルトに係合するための表面を備える。スプロケット306の径は、スプロケット309の径よりも大きい。スプロケット306の径はスプロケット303の径よりも小さい。当然ながら、各スプロケットの対が所望のギア比を達成するためにはいかなる径の組み合わせでも可能である。
スプロケット303はシャフト300に圧入される。スプロケット303は歯付きベルトに係合するための歯付き面310を備える。
歯付きベルト400は第1の一対のスプロケット、すなわち、スプロケット206とスプロケット306との間に掛け回される。スプロケット306と206との間のギア比は3.4:1である。歯付きベルト400は、本明細書の他の箇所において十分に説明されている、はす歯ベルトを備える。
歯付きベルト500は第2の一対のスプロケット、すなわち、スプロケット203とスプロケット309によって掛け回される。スプロケット203と309との間のギア比は3.0:1である。歯付きベルト600は第3の一対のスプロケット、すなわち、スプロケット204とスプロケット303によって掛け回される。スプロケット303と204との間のギア比は3.0:1である。歯付きベルト500および歯付きベルト600は、歯付きベルト400の場合のようなはす歯ベルトを備えていない。
本明細書における大きさは単なる例示であって、本トランスミッションの発明の範囲の限定を意図するものではない。
はす歯ベルト
はす歯ベルト400およびはす歯スプロケット206、306は次に説明される。図9は、はす歯状歯付きプーリに取り付けられた、エンドレスはす歯状歯付きベルトの装置を概略的に示しており、これはベルトの背面から見たものである。図に示されるように、はす歯状歯付きベルト400は、各々の軸“L1”および“L2”の周りに回転可能な、一対のはす歯状歯付きプーリ206および306に掛け回される。例えば、はす歯状歯付きプーリ306は駆動プーリであり、はす歯状歯付きプーリ306の回転力は、はす歯状歯付きベルト400を介して被駆動プーリ206に伝達される。図9において、実線によって描かれているはす歯状歯付きベルト400は、ベルトを取り付けた直後の、はす歯状歯付きベルトの構成を示す。これに対して、符号400´で示される想像線はベルト駆動トランスミッション装置が駆動された後の、はす歯状歯付きベルト400の位置を表す。
はす歯状歯付きベルト400がはす歯状歯付きプーリ206および306に取り付けられた直後(ベルト駆動トランスミッション装置が駆動される前)、はす歯状歯付きプーリ206および306の回転軸“L1”および“L2”に対して、はす歯状歯付きベルト400の長手方向が実質的に垂直になるように、はす歯状歯付きベルト400の歯跡とはす歯状歯付きプーリ206および306の歯跡とが一致する。しかしながら、はす歯状歯付きプーリ306もしくは駆動プーリが駆動され、かつ、負荷がはす歯状歯付きベルト400に作用し、はす歯状歯付きベルト400がプーリの歯跡に沿って滑ることにより、推進力が発生する。すなわち、図9に示されるように、ベルト駆動トランスミッション装置が駆動されるとき、はす歯状歯付きベルト400は、はす歯状歯付きプーリ206の上を回転軸“L1”に沿って“A”方向へ滑り、かつ、はす歯状歯付きプーリ306の上を回転軸“L2”に沿って“A”方向の反対の“B”方向へ滑る。その結果、実線で示されるはす歯状歯付きベルト400は、想像線で示される位置10´に移動される。このタイプの推進力は、ベルト駆動トランスミッション装置が高負荷もしくは高速回転をしている状況下において顕著である。
図10は、ベルトドライブトランスミッション装置の運転が開始されるかもしくは推進力が発生した後の、はす歯状歯付きプーリ306の歯跡とそこに係合されたはす歯状歯付きベルト400の歯跡との関係を表す概略拡大図である。この図に示されるように、歯跡411が歯跡31から滑り出るので、はす歯状歯付きベルト400の歯跡411は、はす歯状歯付きプーリ306の歯跡31に対して、滑りによってベルトが傾く角度だけ、傾斜される。はす歯状歯付きベルト400の歯跡と、はす歯状歯付きプーリ306との間の間隔が誘導されるとき、プーリとベルトとの間に不適切な接触が生じる。例えば、プーリのショルダー(稼働側面と歯先シリンダとの接続部分)がベルトの係合側面等に接触する。このような不適切な係合が騒音や振動を発生させる。図9から読み取れるように、同様の現象がはす歯状歯付きプーリ206上にも引き起こされることに留意すべきである。
このような問題を解決するために、本発明の第1の実施形態において、プーリの歯とベルトの歯との間の不適切な接触を防ぎ騒音や振動が減少するように、ベルトとプーリとの間のバックラッシュは選択的に拡大される。図11を参照すると、本発明におけるバックラッシュの定義が明確になるであろう。
図11は、ベルトおよびプーリを二つ割りにした歯形を表す図である。実線“P1”はプーリの歯形を表し、また、破線“P2”はベルトの歯形を表す。直線“B”すなわち一点鎖線は、ベルトの底部のベースラインであり、歯丈“H”はベースラインBからベルトの歯先までの高さによって定義される。さらに、一点鎖線で示される円弧“C”は、ベースライン“B”から歯丈“H”の2分の1の距離(1/2H)の点を通り、かつ、その中心はプーリの中心と一致する。すなわち、円弧“C”の径は、プーリの外側の径からから歯丈“H”を減算した値に等しい。ベルトとプーリとの間のバックラッシュは、円弧“C”に沿った位置におけるプーリの歯とベルトの歯との間の距離“D”によって定義される(カーブ“P1”とアーク“C”とが交差する点と、カーブ“P2”とアーク“C”とが交差する点との間の距離)。
次に、図12を参照すると、第1の実施形態のエンドレスベルトに適用されたはす歯ベルトの角度が明らかになるであろう。図12は、はす歯状歯付きベルト400の概略展開図の一部であり、これは第1の実施形態に適用される。はす歯状歯付きベルト400の歯跡は、ベルトの横方向に並ぶ斜めの実線によって表される。ここで、ベルトの歯ピッチは“Pt”で表され、幅は“W”で表される。さらに、ベルトの横方向の線(もしくはベルトの長手方向に垂直な線)と歯跡との間の角度(歯のはす歯角度)を“θ”と表すとき、ピッチ“Pt、ベルト幅“W”、歯のはす歯角度“θ”を用いると、一つ目の歯の係合の終端と隣接する二つ目の歯の係合の始点との間の空間“d”はd=Pt−W×θによって表される。第1の実施形態において、歯のはす歯角度“θ”は−0.2≦d/Pt=1−W×θ/Pt≦0.75を満たすように定められる。
従来型のはす歯状歯付きベルトトランスミッション装置において、バックラッシュ“D”は歯ピッチ“Pt”に対して約1.5%に定められるが、第1の実施形態のはす歯状歯付きベルトトランスミッション装置のバックラッシュ“D”は、歯ピッチ“Pt”の1.6%から3%(D/Pt×100)に定められる。
すなわち、第1の実施形態のはす歯状歯付きベルトトランスミッション装置において、運転中ベルト上に大きな負荷がかかり、ベルト上の推進力が減少されるときでさえ、バックラッシュ“D”を歯ピッチ“Pt”の1.6%から3%のように幅広く設定することで(ワイドバックラッシュ)、プーリの歯とベルトの歯との間の不適切な接触は防止される。さらに、これは−0.2≦d/Pt≦0.75を満たす歯のはす歯角度“θ”にとりわけ有効である。すなわち、歯のはす歯角度“θ”の広範囲を超えると(圧縮性の歯形にとっては強い効果が得られない小さな角度にとってさえ)、騒音および振動が減少されうる。上述のように、第1の実施形態によれば、高負荷もしくは高速回転の状況下で駆動される、はす歯状歯付きベルトトランスミッション装置に対して、騒音および振動は効果的に減少される。
次に、図13および図14を参照すると、第2の実施形態のベルトドライブトランスミッション装置が明らかになるであろう。図13は、第2の実施形態に適用される、はす歯状歯付きベルト400の概略展開図の一部である。はす歯状歯付きベルト400の歯跡はベルトの横方向に並ぶ実線で表される。さらに、図14は、第2の実施形態に適用される圧縮性の歯形を表す。
第2の実施形態のベルト駆動トランスミッションベルトにおいて、はす歯角度“θ”はd/Pt=1−Wtanθ/Pt≦0の範囲に定められる。すなわち、図13に示されるように、隣接する二つ目の歯の係合が初めの歯の係合の終端より前から始まるため(もしくは係合の終端と同時に)、“d”の値は“0”もしくは負である。
図14において、実線で示される曲線“P3”は、第2の実施形態のはす歯状歯付きプーリ206および306の歯形を表し、破線で示される曲線“P4”は、第2の実施形態のはす歯状歯付きベルト400の歯形を表す。さらに、一点鎖線“B”は、ベルトが取り付けられたときのベルトのベースラインを表す。ベースライン“B”からプーリの歯元シリンダまでの開先深さ“Dp”は、ベルトの歯丈“H”よりも“h”小さい。したがって、はす歯状歯付きベルト400ははす歯状歯付きプーリ206と306との周りに掛け回されて張力が与えられるとき、ベルトの歯はプーリの歯元シリンダに押し付けられて圧縮される。
上述のように、第2の実施形態によれば、ベルトの歯とプーリの歯との間の不適切な接触を防止することによって、はす歯角度がd/Pt=1−Wθ/Pt≦0の範囲内で、かつ、装置が高負荷もしくは高速回転の状況下において、はす歯状歯付きベルトトランスミッション装置から騒音および振動が効果的に減少される。第2の実施形態のはす歯状歯付きトランスミッション装置はスパン共振振動数の近くでとりわけ効果的であることに留意すべきである。
ステアリングギア比は、前輪の駆動の1度毎におけるステアリングホイールの駆動の角度の比率である。20:1のステアリングギア比は、前輪を1度動かすためにステアリングホイールの20度の駆動を要する。多くのパワーステアリングシステムは、約12:1と24:1との間のギア比を有する。12:1のギア比は、スポーツカーのためのものである。大型のピックアップトラックは24:1のギア比を有するかもしれない。
本発明は二つの一般的な軸、すなわち、入力軸および出力軸の上に配置された一続きのベルトから構成される。本発明のシステムは、電動モータから出力軸300へ、30.6:1のトルク乗算ギア比をもたらす。これは、3.4:1、3:1および3:1の三段階を通して達成される。
電動モータ201に最も近い最初の段階は、3.4:1のギア比に構成される。第一段階のスプロケット206および306は、この高速ベルト上の騒音を最小限にするために、はす歯スプロケットとはす歯ベルトを利用する。次の2つのスプロケットの段階は、5mm幅の歯付きベルトを利用する。スプロケットの歯の組み合わせは、2つのピッチの構成が中心距離を等しく維持するような構成が選択され得る。
図6は、従来技術の電動パワーアシストラックシステムの斜視図である。このシステムは、一般的にステアリングコラム(S)およびラック(R)を備える。ステアリングホイールはステアリングコラムに接続され、これによって、車両を操縦するためのドライバインプットが受信される。このラックは、“ラックアンドピニオン”ステアリングシステムとしても周知である。
ラックアンドピニオンは一般的に、ピニオンの回転運動毎のラックの移動距離のインチ数によって定義される。正確な所要のラックギア比はステアリングの形状に依存する。ステアリングギア比が24:1と12:1は各々、ラックギア比1.57:1と2.62:1を有するかもしれない。ラックアンドピニオンのギア比は、ラックの各所で変更されうる。これは、ラックに沿ったラックの歯の外形を変更することで達成される。これは、ピニオンとの接触半径を変更する。接触半径の変更は、ピニオンの回転毎のラック走行距離量を変更する。このギア比の変更は、ラック全長の最大15%に限定される。
図7は、図6の詳細である。従来の電動パワーアシストステアリングシステムは、電動モータ(M)によって駆動されるベルトを備える。このベルトは、二つのスプロケット(S1)および(S2)間に掛け回されてウォームギアラック(WG)を駆動する。ドライバがステアリングホイールを回転させるとき、コントロールモジュール(図示せず)は、信号を受信すると、ベルトを駆動するために、結果的にモータ(M)にエネルギを与える。ベルトが回転するとき、スプロケット(S2)は、操縦用の車両ホイールを動かすために、ウォームギアラックを軸方向に駆動する。
車両が動いていないとき、車両の前輪を操縦するために要求される電力は最大である。同様に、重量車両は操縦するのにより大きな電力を有する。以下は、停止している車両の前輪を操縦するために要求される電力の数値計算例である。
ステアリングシステムに適用されるとき、形状について説明する必要がある。最小有効半径アーム長(A)は、回転中心(B)からタイロッド(C)の最短有効半径である。通常、ホイールが完全に回転するときこの状態となる。キングピンオフセット(D)は、ホイール(E)の中心線から回転中心(B)までの距離である。タイヤ幅(F)は、タイヤと路面との間の面の接地幅である。
本発明を説明するために、以下の情報が与えられる。

前車軸の車両重量 900Kg Gs
タイヤ幅 200mm B
タイヤの路面への摩擦 0.8 μ
ステアリングの最小有効半径アーム長 0.1m r
キングピンオフセット 100mm e

ホイールを操縦するための所要のトルクMは、以下の方程式を用いて計算され得る。
Figure 2015502285
Figure 2015502285
ホイールの総角変位は85度で、かつ、ステアリングホイールを回転させるためにロックからロックに回転するのに2秒かかると仮定すれば、所要電力は以下のように計算され得る。
ホイールの角変位 85deg
ロックからロックへの回転時間 2sec

ここで、回転中のホイールの角速度は、
Figure 2015502285
Figure 2015502285
Figure 2015502285
いかなるシステム損失の無い状態での所要の電力は、
Figure 2015502285
Figure 2015502285
Figure 2015502285
車両ステアリングシステムの効率が70%、システムの効率が80%、ウォームギアの効率が80%と仮定すると、所要電力は、
Figure 2015502285
Figure 2015502285
Figure 2015502285
一方で、本発明のシステムはスリー・ベルト・ステージを使用する。図4は、減速装置としてのトランスミッションの効率をグラフ化したものである。図5は、速度乗算装置としてのトランスミッションの効率のグラフである。提唱されたシステムの効率を判定するために、この情報を代用として用いると、本発明のシステムは継続して95%より高い効率が期待されるであろう。
電動モータアシストモードの運転
運転において、動力伝達機構はシャフト300に接続された車両ステアリングホイールを回転させるであろう。典型的な車両システムは、ドライバインプットを識別し、かつ、トランスミッション1000を通して所望のアシストを提供する電動モータ201を制御するコントロールモジュールを含む。例えば、コントロールモジュールはドライバインプットのトルクを測定し、電動モータ201からの要求されるアシスト量を決定するためにこれを用いる。アシストは駆動環境に応じて動力伝達機構の要求を満たすように調整され得る。
アシストがコントロールモジュールもしくはECUによって要求されるとき、エネルギが与えられた電動モータはシャフト200にトルクを加え、順にスプロケット206にトルクが提供される。稼働中、入力軸200は1800RPMまで回転するかもしれない。結果的に、30.6:1のトランスミッションを通したリダクションが与えられ、約60RPMの出力軸の回転速度となるが、これは一般的な上限を表す。はす歯ベルト400およびはす歯スプロケット206、306の使用は、相対的に高速なベルト操作よりきわめて静かである。ベルト500およびベルト600のように直線的な歯付きベルトは、稼働され高速のとき、騒音もしくはすすり泣きのような音が生成される。このはす歯状の歯の構造は、運転中、ベルトの歯とスプロケットの開先との間をより段階的な係合にすることが出来る。
これらの最速の運転で、1800/3.4=529RPM(ベルト400)、529/3.0=176RPM(ベルト500)および176/3.0=58RPM(ベルト600)のため、ベルト500およびベルト600にとって、シャフト速度は大きな問題ではない。
はす歯ベルト400はスプロケット206からスプロケット306へ力を伝達し、順にスプロケット309へトルクを加える。スプロケット309はスプロケット203を駆動する。スプロケット204はベルト600を通してスプロケット303を駆動する。
したがって、アシストモードでのトルクの流れは、電動モータ201から、シャフト200、スプロケット206、ベルト400、スプロケット306、スプロケット309、ベルト500、スプロケット203、スプロケット204、ベルト600、スプロケット303、シャフト300、の順である。
ノーアシストモードでの運転
コントロールモジュールによってノーアシストモードが要求されるとき、ドライバインプットはシャフト300へトルクを与える。シャフト300は回転するが、電動モータ201にはエネルギが与えられていないため、自由に回転し、かつ、システムは電動モータが存在しないかのように運転するであろう。
図2は、本発明のトランスミッションの斜視図である。電動モータ201はハウジング100に取り付けられる。ハウジング100は、スプロケットとベルトを破片から保護するために包み込む。
図3は、本発明のトランスミッションの分解図である。本発明のシステムは相対的に小さい。このスリー・ベルト・ステージは1つのハウジング100内に含まれる。このハウジングは、車両ステアリングシステム内に取り付けることが出来るように十分に小さい。なお、トルクの要求次第で、各々のベルト幅が増減する。
本発明のシステムは、完全に測定可能である。小型車におけるシステムのステアリングエフォートの計算をもとに、ウォームドライブシステムは、停車している車両を操縦するために必要とされるトルクの約80%をもたらす。現存するウォームシステムは約30Nmのアシストをもたらす。本発明のシステムは、70Nmのアシストを要求する、重量のあるピックアップトラック型の車両にアシストをもたらすために設計される。現存のウォームドライブシステムのとき同程度のトルクシストをもたらすためには、それらの設計幅に最適化するためにベルト幅が狭められ得るとともに、本発明に関する30.6:1ギア比の追加の機械的な利点を構成するために車両のトルク要求が減少され得る。本発明のトランスミッションは最大で約150Nmのアシストを提供し得ることが期待される。
重量トラックおよびバスのような用途に大きなアシストをもたらすために、ベルトもまた幅広く作られ得る。大型ピックアップトラックは、停車している車両のホイールを回転させるための約90Nm、換言すれば、約70Nmのアシストを要求すると見積もられる。
図15は、ベルトの構成の詳細を表す図である。歯付きベルト400は、第1の一対のスプロケット、すなわち、スプロケット206とスプロケット306に掛け回される。歯付きベルト500は、第2の一対のスプロケット、すなわち、スプロケット203とスプロケット309に掛け回される。歯付きベルト600は、第3の一対のスプロケット、すなわち、スプロケット204とスプロケット203に掛け回される。
図16は、本発明のステアリングシステムにおけるトランスミッションの斜視図である。ステアリングコラム(S)は、シャフト300の一端に接続される。シャフト300の他端は、ステアリングラック(R)の入力部分に接続される。ステアリングラック(R)は周知であり、一般的に“ラックアンドピニオン”ステアリングシステムとして知られるシステムに含まれる。ステアリングコラム(S)は一般的にステアリングホイールに接続され、それにより、ドライバが車両を操縦する。
図17は、他の実施形態の分解図である。他の実施形態において、本発明の装置は、駆動スプロケットが共通の中心にあるが、各スプロケットが各ベルトを適切な張力に調節可能な軸を取り付けるように構成される。これは、各スプロケットをオフセットもしくは偏心の径の状態で取り付けることで達成される。適正なベルト張力は、ラッチング(歯をとばすこと)を防ぐことおよびベルトの寿命を最大限にするために重要である。
とりわけ、第1の偏心軸2000および第2の偏心軸3000は、各々シャフト取付軸に対してオフセットであるが平行な第2の軸を有し、中間スプロケット取付径と共通軸上にシャフト取付径があるように構成される。第2の偏心軸3000は、シャフト303と同軸上のボア3001が共通軸上にあるように構成される。ボアは、出力軸303が第2の偏心軸3000を通ることを可能にする。出力軸303は、車両のステアリングシャフトに連結される。
図17を参照すると、偏心軸2000はモータ201に連結される。偏心軸2000はベアリング202によってハウジング100に軸支される。スプロケット203は、ベアリング208およびベアリング250によって偏心軸2000に軸支される。
偏心軸3000はボア3001を備える。出力軸300はボア3001内で係合する。スプロケット306は、ベアリング308およびニードルベアリング251によって偏心軸3000に軸支される。ベルトの張力を調節する間に偏心軸3000が回転し得るように、偏心軸3000はハウジング100と摺接自在に係合する。
ロックディスク280は、ロックディスク穴284を通って、偏心軸3000に係合する。ロックディスク280は、留め具281を用いてハウジング100に留められる。ベルトの張力を調節するために、ロックディスク280は、ハウジング100に関して、回転自在に調節して偏心軸3000の位置を固定する、調節部として用いられる。
ロックディスク290は、ロックディスク穴294を通って、偏心シャフト2000に係合する。ロックディスク290は、留め具291を用いてハウジング100に留められる。ベルトの張力を調節するために、ロックディスク290は、ハウジング100に関して、回転自在に調節して偏心軸2000の位置を固定する、調節部として用いられる。
各ベルトの張力を個々に調節するために、各ベルトの張力の調節は、各偏心軸2000、3000を回転させることによって達成される。各シャフト2000、3000の位置は、張力を保持するために、各ロックディスク290、280を用いて個々に固定される。適切な張力は、周波数解析もしくはスパンディフレクションのような周知の方法によって決定される。初めにベルト400、続いて中央のベルト500、そして、モータスプロケット207上に取り付けられたベルト600に張力がかけられる。ハウジング100は、張力測定ができるように点検口とともに提供される。スプロケット207から適切な張力のベルト600までの中心間距離を調節するために移動可能なように、モータ201はハウジング100に取り付けられる。
各偏心軸の調節された位置の固定は、各ロックディスク280、290、および典型的なボルトである留め具281、291を使用して達成される。各ロックディスク280、290は、各々の偏心軸と共に回転するように構成される。各ロックディスクは、ハウジング100内のボルト取付ボス110と合致する、放射状スロット282、292を有する。放射状スロット282、292の円周方向の間隔およびボルト取付ボス110は、ロックディスクの回転位置を問わず、常に2つのボルト穴(ボス)が露出されて使用可能な状態である。
シャフト回転位置を決定するために、ベルトの張力が定められたのち、ボルトは、各ロックディスクにおける放射状スロットを通してボルト取付ボスに押し込められる。
図17Bおよび17Cは、図17Aの詳細である。
図18は他の実施形態の断面図である。モータ100からのシャフト102は、偏心軸2000と一直線上にあるが、これらは機械的に連結されていないため、モータシャフト102は偏心軸2000とは独立に回転する。工具係合部2005はシャフト2000の一端に配置され、シャフト2000が回転するに従って工具(図示せず)を係合させるのに用いられる。
各スプロケット203および306は、各偏心軸に軸支されるとともに、それらの各偏心軸2000、3000の周りを回転する。各偏心軸2000、3000は装置の運転中は回転しない。代わりに、ベルトの張力を調節するために、各偏心軸は取付の間のみ回転自在である。各偏心軸は、各々のロックディスク290、280によって所定の位置に固定される。
スプロケット207は、モータシャフト上に圧入される。スプロケット303は、出力軸300上に圧入される。出力軸300はベアリングスリーブ310内で回転自在である。
図19Aは偏心軸3000の斜視図である。シャフト取付径3002、3003は、ハウジング100に係合する。ベアリング308および305は、スプロケット取付径3004に取り付けられる。工具係合部3005は、シャフト3000の一端に配置され、シャフト3000が回転するに従って工具(図示せず)を係合させるのに用いられる。
図19Bは、偏心軸3000の断面図である。シャフト取付径3002、3003は、A−A軸周りの中心に位置する。スプロケット取付径3004は、B−B軸周りの中心に位置する。A−A軸は、B−B軸から所定の距離においてオフセットもしくは偏心である。
図20は、他の実施形態の外観斜視図である。ロックディスク290は、留め具291を用いてハウジング100に留められる。各留め具(ボルト)は、放射状スロット292を通して各々のボス110の中に押し込められる。偏心軸2000は、部分2005においてロックディスク290に係合する。プラグ299は、ハウジング100を通してベルトにアクセス出来るように穴299Aを覆う。
モータ201は、留め具1011によって取付部101に取り付けられる。各留め具1011は、取付部101においてスロット1010に係合する。スロット1010は、ベルトの張力が調節および決定されるように、モータ201の位置を動かすことが出来る。
図21は、他の実施形態の断面図である。この実施形態において、歯付きベルト400、歯付きベルト500および歯付きベルト600は、各々、マルチリブベルト4000、マルチリブベルト5000およびマルチリブベルト6000に置き換えられる。マルチリブベルトにおいて、複数のリブがベルトのエンドレス方向に延びる。対応するスプロケット上のベルト係合面もまた、マルチリブベルトに適応するように変更される。
スプロケット303の歯付き面は、マルチリブ面3030に置き換えられる。スプロケット203の歯付き面は、マルチリブ面2030に置き換えられる。スプロケット306の歯付き面は、マルチリブ面3060に置き換えられる。スプロケット204の歯付き面は、マルチリブ面2040に置き換えられる。スプロケット309の歯付き面は、マルチリブ面3090に置き換えられる。スプロケット206の歯付き面は、マルチリブ面2060に置き換えられる。ベルト4000は、マルチリブ表面プーリ2070に係合し、順に電動モータ201に接続される。これ以外に本発明の装置に変更は行われていない。他の実施形態において、マルチリブ面プーリ2070は歯付きスプロケット207に置き換えられ、また、マルチリブ面3060は歯付き面スプロケット306に置き換えられるため、トランスミッションは、スプロケット306とスプロケット207との間に掛け回された歯付きベルト400と、マルチリブプーリ2030と3090との間のマルチリブベルト5000と、マルチリブプーリ2040と3030との間に掛け回されたマルチリブベルト6000とを備える。
幅広い応用に適用するために、本発明のトランスミッションにおいて、以下の例示のベルトの組み合わせが用いられても良い。これらの組み合わせ例は、このトランスミッションに利用可能な組み合わせの制限を意図するものではない。各番号は本明細書内に説明されるベルトを参照する。
ベルトの番号による、ベルトの組み合わせ形態
400 500 600
400 500 6000
400 5000 6000
4000 5000 6000
400 5000 600
4000 500 600
4000 5000 600
4000 500 6000
ここに記載されるように、各ベルトは、歯付きスプロケットもしくはマルチリブプーリの組み合わせの各々に掛け回され、すなわち、各ベルトは注記されたスプロケットもしくはプーリ間に掛け回される。
ベルト スプロケット
400 206−306
500 203−309
600 204−303

ベルト プーリ
4000 2070−3060
5000 2030−3090
6000 2040−3030
図21に記載されるような一部の実施形態は、偏心調節が利用可能であるが、他の実施形態においてはシャフトの偏心調節は要求されない。その代わりに、第1、第2および第3のマルチリブベルトは、各々が適切なスプロケットに掛け回され得るように、縦方向に少量延び得る。縦方向に延び得るマルチリブベルトは、“低弾性”ベルトと称される周知技術である。
本発明の形態を詳述したが、当業者にとって、ここに記載された発明の範囲および趣旨から逸脱しない範囲で、部品の関係および構成を変形しても良いことは明らかであろう。

Claims (25)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングに軸支される入力軸と、
    前記ハウジングに接続されて前記入力軸に連結される電動モータと、
    前記ハウジングに軸支される出力軸と、
    第1のギア比および間に掛け回された第1のベルトを有する一対の第1のスプロケットによって連結された前記入力軸および前記出力軸であって、前記第1のベルトおよび前記一対の第1のスプロケットははす歯構造を備え、
    第2のギア比および間に掛け回された第2のベルトを有する一対の第2のスプロケットによって連結された前記入力軸および前記出力軸と、
    第3のギア比および間に掛け回された第3のベルトを有する一対の第3のスプロケットによって連結された前記入力軸および前記出力軸を備えることを特徴とする車両ステアリングシステムトランスミッション。
  2. 前記第2のベルトおよび前記第3のベルトが歯付きであることを特徴とする請求項1に記載の車両ステアリングシステムトランスミッション。
  3. 前記第1のギア比が3.4:1であることを特徴とする請求項1に記載の車両ステアリングシステムトランスミッション。
  4. 前記第2のギア比が3:1であることを特徴とする請求項3に記載の車両ステアリングシステムトランスミッション。
  5. 前記第3のギア比が3:1であることを特徴とする請求項3に記載の車両ステアリングシステムトランスミッション。
  6. 前記電動モータが12VのDCモータを備えることを特徴とする請求項1に記載の車両ステアリングシステムトランスミッション。
  7. ハウジングと、
    前記ハウジングに軸支される入力軸と、
    前記出力軸に連結されるステアリングコラムと、
    ステアリングラックに連結される出力軸と、
    前記ハウジングに接続されて前記入力軸に連結される電動モータと、
    前記ハウジングに軸支される出力軸と、
    第1のギア比および間に掛け回された第1のベルトを有する一対の第1のスプロケットによって連結された前記入力軸および前記出力軸であって、前記第1のベルトおよび前記一対の第1のスプロケットははす歯構造を備え、
    第2のギア比および間に掛け回された第2のベルトを有する一対の第2のスプロケットによって連結された前記入力軸および前記出力軸と、
    第3のギア比および間に掛け回された第3のベルトを有する一対の第3のスプロケットによって連結された前記入力軸および前記出力軸を備えることを特徴とする車両ステアリングシステムトランスミッション。
  8. 前記第1のベルトと前記第1の一対のスプロケットがはす歯構造を備えることを特徴とする請求項7に記載の車両ステアリングシステム。
  9. 前記第2のベルトおよび前記第3のベルトが歯付きであることを特徴とする請求項7に記載の車両ステアリングシステムトランスミッション。
  10. 前記第1のギア比が3.4:1であることを特徴とする請求項7に記載の車両ステアリングシステムトランスミッション。
  11. 前記第2のギア比が3:1であることを特徴とする請求項10に記載の車両ステアリングシステムトランスミッション。
  12. 前記第3のギア比が3:1であることを特徴とする請求項10に記載の車両ステアリングシステムトランスミッション。
  13. ハウジングと、
    前記ハウジングに軸支される入力軸と、
    前記ハウジングに接続されて前記入力軸に連結される電動モータと、
    前記ハウジングに軸支される出力軸と、
    3.4:1のギア比および間に掛け回された第1のベルトを有する一対の第1のスプロケットによって連結された前記入力軸および前記出力軸であって、前記第1のベルトおよび前記一対の第1のスプロケットははす歯構造を備え、
    3:1のギア比および間に掛け回された第2のベルトを有する一対の第2のスプロケットによって連結された前記入力軸および前記出力軸と、
    3:1のギア比および間に掛け回された第3のベルトを有する一対の第3のスプロケットによって連結された前記入力軸および前記出力軸を備えることを特徴とする車両ステアリングシステムトランスミッション。
  14. 前記電動モータが12VのDCモータを備えることを特徴とする請求項13に記載の車両ステアリングシステムトランスミッション。
  15. ハウジングと、
    前記ハウジングに調節自在に接続された電動モータと、
    出力軸と同軸上に係合された第1の偏心軸と、
    第1のギア比および間に掛け回された第1のベルトを有する一対の第1のスプロケットによって連結された前記電動モータおよび前記偏心軸であって、前記第1のベルトおよび前記一対の第1のスプロケットははす歯構造を備え、
    前記出力軸はハウジングに軸支され、
    第2のギア比および間に掛け回された第2のベルトを有する一対の第2のスプロケットによって連結された前記第1の偏心軸および前記第2の偏心軸であって、前記第1の偏心軸はハウジング内で偏心調節をするために取り付けられ、
    第3のギア比および間に掛け回された第3のベルトを有する一対の第3のスプロケットによって連結された前記出力軸および前記第2の偏心軸であって、前記第2の偏心軸はハウジング内で偏心調節をするために取り付けられることを特徴とする車両ステアリングシステムトランスミッション。
  16. 第1の偏心軸に係合される第1の調節部をさらに備え、
    前記第1の調節部は、留め具を受けるための放射状スロットを有し、前記第1の偏心軸の位置はハウジングに対して回転自在に調節および固定され、
    第2の偏心軸に係合される第2の調節部をさらに備え、
    前記第2の調節部は、留め具を受けるための放射状スロットを有し、前記第2の偏心軸の位置はハウジングに対して回転自在に調節および固定されることを特徴とする請求項15に記載の車両ステアリングシステムトランスミッション。
  17. 前記第1の偏心軸と前記第2の偏心軸は各々工具係合部を備えることを特徴とする請求項15に記載の車両ステアリングシステムトランスミッション。
  18. 前記ハウジングが、ベルトにアクセスするための穴を備えることを特徴とする請求項15に記載の車両ステアリングシステムトランスミッション。
  19. 前記第2のベルトおよび前記第3のベルトが歯付きベルトを備えることを特徴とする請求項15に記載の車両ステアリングシステムトランスミッション。
  20. 前記電動モータが12VのDCモータを備えることを特徴とする請求項15に記載の車両ステアリングシステムトランスミッション。
  21. ハウジングと、
    ハウジングに調節自在に接続された電動モータと、
    前記電動モータと、第1のギア比および間に掛け回された第1のベルトを有する一対の第1のスプロケットによって連結された前記第1の偏心軸であって、
    前記出力軸は前記ハウジングに軸支され、
    第2のギア比および間に掛け回された第2のベルトを有する前記第2の一対のスプロケットに連結された前記第1のシャフトおよび第2のシャフトであって、前記第2のベルトおよび第2の一対のスプロケットはマルチリブ面を備え、
    第3のギア比および間に掛け回された第3のベルトを有する前記第3の一対のスプロケットに連結された前記第2のシャフトおよび第3のシャフトであって、前記第3のベルトおよび第3の一対のスプロケットはマルチリブ面を備えることを特徴とする車両ステリングシステムトランスミッション。
  22. 前記ハウジングが、ベルトにアクセスするための穴を備えることを特徴とする請求項21に記載の車両ステアリングシステムトランスミッション。
  23. 前記電動モータが12VのDCモータを備えることを特徴とする請求項21に記載の車両ステアリングシステムトランスミッション。
  24. 前記第1のベルトおよび第1の一対のスプロケットがマルチリブ面を備えることを特徴とする請求項21に記載の車両ステアリングシステムトランスミッション。
  25. 前記第1のベルトおよび第1の一対のスプロケットが歯付き面を備えることを特徴とする請求項21に記載の車両ステアリングシステムトランスミッション。
JP2014541082A 2011-11-10 2012-10-18 車両ステアリングシステムのトランスミッション Active JP5894676B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/293,212 2011-11-10
US13/293,212 US8297401B1 (en) 2011-11-10 2011-11-10 Vehicle steering system transmission
US13/353,534 2012-01-19
US13/353,534 US8327972B1 (en) 2011-11-10 2012-01-19 Vehicle steering system transmission
US13/528,437 2012-06-20
US13/528,437 US8312959B1 (en) 2011-11-10 2012-06-20 Vehicle steering system transmission
PCT/US2012/060742 WO2013070404A2 (en) 2011-11-10 2012-10-18 Vehicle steering system transmission

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015502285A true JP2015502285A (ja) 2015-01-22
JP5894676B2 JP5894676B2 (ja) 2016-03-30

Family

ID=47147983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014541082A Active JP5894676B2 (ja) 2011-11-10 2012-10-18 車両ステアリングシステムのトランスミッション

Country Status (10)

Country Link
US (1) US8312959B1 (ja)
EP (1) EP2776220B1 (ja)
JP (1) JP5894676B2 (ja)
KR (1) KR101568953B1 (ja)
CN (1) CN104159714B (ja)
BR (1) BR112014011286B1 (ja)
CA (1) CA2855018C (ja)
MX (1) MX2014005644A (ja)
RU (1) RU2566095C1 (ja)
WO (1) WO2013070404A2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017524595A (ja) * 2014-08-11 2017-08-31 ゲイツ コーポレイション 車両ステアリング・システム・トランスミッション
JP2019507852A (ja) * 2016-02-22 2019-03-22 コンティテヒ・アントリープスジステーメ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 歯付ベルトドライブ
US10989293B2 (en) 2016-06-09 2021-04-27 Contitech Antriebssysteme Gmbh Non-metal sprocket and bushing apparatus
US11015694B2 (en) 2016-06-09 2021-05-25 Contitech Antriebssysteme Gmbh Bushing and hub to prevent back-rotation
US11585423B2 (en) 2020-10-03 2023-02-21 Contitech Antriebssysteme Gmbh Composite sprocket

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202012103489U1 (de) * 2012-09-13 2013-12-19 Makita Corp. Riementrieb für ein Motorarbeitsgerät
US20140157922A1 (en) * 2012-12-11 2014-06-12 Dean Schneider Electric assist steering system
JP5931028B2 (ja) * 2013-08-30 2016-06-08 三ツ星ベルト株式会社 自転車用歯付ベルト駆動装置
KR102130179B1 (ko) * 2014-01-16 2020-07-03 두산인프라코어 주식회사 하이브리드 건설기계의 휠 구동장치 및 휠 구동방법
US10758989B2 (en) 2015-03-12 2020-09-01 Robert Bosch Tool Corporation System and method for sensing cable fault detection in a saw
US10322522B2 (en) 2015-03-12 2019-06-18 Robert Bosch Tool Corporation Electrical configuration for object detection system in a saw
US10821529B2 (en) * 2015-03-12 2020-11-03 Robert Bosch Tool Corporation Power tool with improved belt tensioning
US10799964B2 (en) 2015-03-12 2020-10-13 Robert Bosch Tool Corporation Table saw with pulley alignment mechanism
US10786854B2 (en) 2015-03-12 2020-09-29 Robert Bosch Tool Corporation Table saw with electrically isolated arbor shaft
JP6883541B2 (ja) * 2017-05-30 2021-06-09 三ツ星ベルト株式会社 歯付ベルト伝動装置
GB2568925B (en) * 2017-11-30 2022-09-28 Trw Ltd Power-assisted steering assembly
US10811934B2 (en) * 2018-02-06 2020-10-20 Mando Corporation Electromechanical actuator package with belt drive mechanism for steer-by-wire hand wheel actuator
DE102018214917A1 (de) * 2018-09-03 2020-03-05 Volkswagen Aktiengesellschaft Vorrichtung zur Einstellung und Spannung eines Riemens in einem Force-Feedback-Aktuator

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002221268A (ja) * 2000-11-14 2002-08-09 Eibun Ri コンバインの走行装置
WO2004090380A1 (ja) * 2003-04-03 2004-10-21 Gates Unitta Asia Company ハス歯ベルト伝動装置
JP2004314770A (ja) * 2003-04-15 2004-11-11 Koyo Seiko Co Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2005212654A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Showa Corp 電動パワーステアリング装置
JP2006308029A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Tokyo R & D Co Ltd 回転力伝達装置、回転力発生装置および車両
US20070060430A1 (en) * 2005-09-09 2007-03-15 Mitchell Reedy Multiple ribbed pulley and system
JP2007230549A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Zf Lenksysteme Gmbh ステアリング装置
JP2008522890A (ja) * 2004-12-10 2008-07-03 ツェットエフ、レンクジステメ、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング 操舵システム

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4403979A (en) * 1977-12-23 1983-09-13 Uniroyal, Inc. Pulley for positive drive systems
JPS6334341A (ja) * 1986-07-28 1988-02-15 Honda Motor Co Ltd 歯付ベルト
JPH01113840A (ja) * 1987-10-28 1989-05-02 Hitachi Ltd 診断共用回路
US5209705A (en) * 1992-05-29 1993-05-11 The Goodyear Tire & Rubber Company Synchronous drive belt with oblique and offset teeth
US6685785B1 (en) * 1998-09-29 2004-02-03 The Goodyear Tire & Rubber Company Synchronous drive belt with scaffold stretch fabric
JP2000320626A (ja) * 1999-05-11 2000-11-24 Mitsuboshi Belting Ltd 歯付ベルトとプーリとの組み合わせ装置
JP3900786B2 (ja) * 2000-03-30 2007-04-04 スズキ株式会社 変速機
US6672983B2 (en) * 2000-12-21 2004-01-06 The Goodyear Tire & Rubber Company Power transmission drive system
RU2179119C1 (ru) * 2001-07-12 2002-02-10 Общество с ограниченной ответственностью Завод мощных тракторов Электромеханическая трансмиссия гусеничного трактора
KR100625072B1 (ko) * 2002-01-29 2006-09-19 가부시키가이샤 제이텍트 전동 파워스티어링 장치
JP3976031B2 (ja) * 2003-05-06 2007-09-12 日本精工株式会社 電動パワーステアリング装置用ベルト減速装置及び電動パワーステアリング装置
US7591204B2 (en) * 2003-05-06 2009-09-22 Nsk Ltd. Belt speed reducing apparatus for electric power steering apparatus and electric power steering apparatus
US7905317B2 (en) * 2003-12-06 2011-03-15 Zf Lenksysteme Gmbh Superimposed steering system for a vehicle
DE102004056878A1 (de) * 2004-11-25 2006-07-06 Zf Lenksysteme Gmbh Zahnriemengetriebe
RU45968U1 (ru) * 2004-12-14 2005-06-10 Федеральное государственное унитарное предприятие Конструкторское бюро транспортного машиностроения Транспортное средство (варианты)
JP4179385B2 (ja) * 2007-03-30 2008-11-12 三菱自動車工業株式会社 車両用変速機
CN101255633B (zh) * 2008-04-03 2011-03-30 常州市天益纺织机械有限公司 双针经编机的主传动装置
KR20110061226A (ko) * 2009-12-01 2011-06-09 현대자동차주식회사 벨트타입 랙 어시스트식 전동식 파워 스티어링 장치의 감속기 구조

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002221268A (ja) * 2000-11-14 2002-08-09 Eibun Ri コンバインの走行装置
WO2004090380A1 (ja) * 2003-04-03 2004-10-21 Gates Unitta Asia Company ハス歯ベルト伝動装置
JP2004308702A (ja) * 2003-04-03 2004-11-04 Gates Unitta Asia Co ハス歯ベルト伝動装置
JP2004314770A (ja) * 2003-04-15 2004-11-11 Koyo Seiko Co Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2005212654A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Showa Corp 電動パワーステアリング装置
JP2008522890A (ja) * 2004-12-10 2008-07-03 ツェットエフ、レンクジステメ、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング 操舵システム
JP2006308029A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Tokyo R & D Co Ltd 回転力伝達装置、回転力発生装置および車両
US20070060430A1 (en) * 2005-09-09 2007-03-15 Mitchell Reedy Multiple ribbed pulley and system
JP2009507201A (ja) * 2005-09-09 2009-02-19 ザ ゲイツ コーポレイション マルチリブドプーリ及びシステム
JP2007230549A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Zf Lenksysteme Gmbh ステアリング装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017524595A (ja) * 2014-08-11 2017-08-31 ゲイツ コーポレイション 車両ステアリング・システム・トランスミッション
JP2019507852A (ja) * 2016-02-22 2019-03-22 コンティテヒ・アントリープスジステーメ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 歯付ベルトドライブ
JP2020122577A (ja) * 2016-02-22 2020-08-13 コンティテヒ・アントリープスジステーメ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 歯付ベルトドライブ
US10837517B2 (en) 2016-02-22 2020-11-17 Contitech Antriebssysteme Gmbh Toothed belt drive
US10989293B2 (en) 2016-06-09 2021-04-27 Contitech Antriebssysteme Gmbh Non-metal sprocket and bushing apparatus
US11015694B2 (en) 2016-06-09 2021-05-25 Contitech Antriebssysteme Gmbh Bushing and hub to prevent back-rotation
US11585423B2 (en) 2020-10-03 2023-02-21 Contitech Antriebssysteme Gmbh Composite sprocket

Also Published As

Publication number Publication date
JP5894676B2 (ja) 2016-03-30
US8312959B1 (en) 2012-11-20
KR20140105743A (ko) 2014-09-02
WO2013070404A2 (en) 2013-05-16
CN104159714A (zh) 2014-11-19
BR112014011286A2 (pt) 2017-04-25
CN104159714B (zh) 2015-09-09
KR101568953B1 (ko) 2015-11-13
WO2013070404A3 (en) 2014-09-18
BR112014011286B1 (pt) 2021-09-21
EP2776220A2 (en) 2014-09-17
MX2014005644A (es) 2014-08-27
CA2855018C (en) 2016-02-09
CA2855018A1 (en) 2013-05-16
EP2776220B1 (en) 2018-02-21
RU2566095C1 (ru) 2015-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5894676B2 (ja) 車両ステアリングシステムのトランスミッション
US8327972B1 (en) Vehicle steering system transmission
US20060278466A1 (en) Electric power steering systems
US8950543B2 (en) Electric power steering apparatus
US20070129192A1 (en) Motor-driven steering system capable of easily adjusting tension thereof
CN107010101B (zh) 电动助力转向装置
US8297401B1 (en) Vehicle steering system transmission
US20070095600A1 (en) Belt-type transmission and electric power steering apparatus having the same
JP2017524595A (ja) 車両ステアリング・システム・トランスミッション
US9114823B2 (en) Actuating device employed in steering system for vehicle
JP2004291740A (ja) ステアリング装置
JP2002331941A (ja) ギア比可変型ステアリング装置
AU2014306194B2 (en) Belt transmission
KR101427451B1 (ko) 전동식 동력 보조 조향장치의 벨트 장력 조절기 및 이를 구비한 전동식 동력 보조 조향장치
KR101076585B1 (ko) 백래쉬 저감장치가 구비된 유성 기어 장치 및 이를 구비한능동 전륜 조향장치
JP2006290237A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2009008121A (ja) 減速機および電動パワーステアリング装置
JP3115306B2 (ja) Vベルト変速機
KR20060035873A (ko) 전동식 파워 스티어링 장치의 감속기 유격흡수구조
KR100610093B1 (ko) 자동차용 파워 스티어링 시스템의 오일 펌프
KR200431544Y1 (ko) 자동차의 조향 장치
KR20060086025A (ko) 백래쉬 및 회전 토오크가 감소되는 자동차용 전동식 파워스티어링장치
JP2007038692A (ja) ステアリング装置
KR20130030633A (ko) 소음저감형 전동식 조향장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150817

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151225

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20160107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5894676

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250