JP2015501683A - 蓄熱化粧用塗布器 - Google Patents

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Abstract

本開示は、表面に製品を塗布するための器具について説明する。このような器具のいくつかの例は、持ち手と、上端部および下端部を有し、上記ロッドの上記上端部が上記持ち手に連結している、ロッドと、上記ロッドの上記下端部に接続された近接端部を有する塗布器とを含んでいる。いくつかの例では、上記塗布器は、(i)金属、セラミックおよび/または、ガラスからなる第1部分と、(ii)もう1つの材料からなり、上記表面に上記製品を塗布するための複数の構造を備えた第2部分とを含んでいる。上記第1部分は上記第2部分に連結している。上記第1部分は、複数の通路を含んでいてもよく、上記第2部分は、複数の突出部を含んでいてもよい。

Description

(関連出願の相互参照)
本PCT国際出願は、米国特許出願第13/678452号(出願日:2012年11月15日)の継続出願であり、米国仮特許出願第61/560595号(出願日:2011年11月16日)の便益を主張し、これら両出願全体の内容をここに引用して援用している。
化粧用製品、医薬用製品、または、他の製品を提供するための機器がある。このような機器は、通常、人の顔、頭、または、体の部分に上記製品を塗布するための塗布器を含んでいる。例えば、上記塗布器の設計は、まつげにマスカラを塗布することによって様々な効果を得るためのものである。その場合、上記塗布器は、密集して配置された短い剛毛を有していてもよく、まつげにマスカラを塗布することによって所望の効果(例えば、まつげを濃くする)が得られる。もう1つの塗布器は、まつげにマスカラを塗布するための、より長い、あまり密集して配置されていない剛毛を有していてもよく、他の所望の効果(例えば、まつげを長くする)が得られる。さらにもう1つの塗布器は、まつげにマスカラを塗布するための、密集して配置された巻き毛の剛毛を有していてもよく、もう1つの他の所望の効果(例えば、まつげを巻く)が得られる。
従来の塗布器は、任意の型の手当て、治療、または、感覚を提供することなく、効果を得るという限られた機能性のみを有している。さらに、従来の塗布器は、通常、特定の効果を得るように設計されている。
詳細な説明について、添付図面を参照しながら説明する。図では、参照番号の一番左の桁は、上記参照番号が最初に登場する図を表している。異なる図に同じ参照番号を使用しているが、これは、同様のまたは同一の部材を示している。
図1は、製品を塗布するための例示的な器具および例示的な容器の側面図を示している。 図2Aは、図1の器具の例示的な塗布器の正面図を示している。 図2Bは、図1の器具の例示的な塗布器の背面図を示している。 図2Cは、図1の器具の例示的な塗布器の端面図を示している。 図3Aは、図1の器具の例示的な塗布器の側立面図を示している。 図3Bは、図1の器具の例示的な塗布器の上面斜視図を示している。 図4は、製品を塗布するためのもう1つの例示的な器具、および、例示的な容器の側面図を示している。 図5は、もう1つの例示的な器具の側面図を示している。 図6は、例示的な塗布器システムの側面図を示している。 図7は、もう1つの例示的な塗布器システムの上面斜視図を示している。 図8は、塗布器の第1部分と第2部分とを連結するための例示的な装置の側面図を示している。 図9Aは、蓄熱塗布器を備えた化粧用器具の他の例を示している。 図9Bは、蓄熱塗布器を備えた化粧用器具の他の例を示している。 図9Cは、蓄熱塗布器を備えた化粧用器具の他の例を示している。 図9Dは、蓄熱塗布器を備えた化粧用器具の他の例を示している。
(概要)
上記したように、従来の塗布器の機能性は、任意の型の手当て、治療、または感覚を提供することなく、化粧の効果を得るという限られたものであった。さらに、従来の塗布器は、通常、特定の効果を得るように設計されている。したがって、1つのまたはそれ以上の効果を得ると同時に、使用することによって手当て、治療、および/または、感覚を与える、改善された塗布器が必要である。本開示は、1つまたはそれ以上の効果を得るために、化粧用製品(例えば、マスカラ、リップグロス、口紅、アイシャドウ、アイライナー、香水など)を人の顔、頭、または、体といった表面に塗布するための化粧用塗布器について説明する。上記化粧用塗布器はまた、いくつかの例では、使用している間、手当て、治療、および/または、感覚(例えば、冷却または加温の手当て、治療、または感覚)を与えることができる。
一例では、化粧用塗布器システムは、持ち手と、上記持ち手に連結した上端部および塗布器の近接端部に連結した下端部を有するロッドまたは棒とを備えた器具を含んでいる。この例の塗布器は、少なくとも部分的には、体に用いるために熱または低温を保持できる蓄熱材から構成されている。上記蓄熱材は、例えば、金属、セラミック、ガラス、および/または、蓄熱容量および/または熱伝導率が比較的高い他の材料を含んでいてもよい。化粧用製品を体に塗布するために用いるとき、上記塗布器の蓄熱材は、冷却または加温の手当て、治療、または感覚を体に与えてもよく、これにより、化粧用製品の使用の効果を高めることができる。上記化粧用塗布器システムはまた、上記器具を収容して上記器具によって用いられる化粧用製品を格納するために構成された、容器を含んでいてもよい。
いくつかの例では、上記塗布器は、第1材料からなる第1部分と、第2材料からなる第2部分とを含む、複合型塗布器を含んでいてもよい。上記第1材料、上記第2材料、または、第1材料および第2材料の両方は、蓄熱材を含んでいてもよい。例えば、上記第1部分は、蓄熱材から形成されていてもよく、一方、第2部分は、熱絶縁材から形成されている。さらに、または、あるいは、上記塗布器の第1部分は、第1化粧効果を得るために設計されていてもよく、一方、上記塗布器の第2部分は、第2化粧効果を得るために設計されていてもよい。1つの具体例では、上記塗布器の第1部分は、複数の通路を含んでいてもよく、上記塗布器の第2部分は、複数の剛毛を含んでいてもよい。上記塗布器の第1部分の複数の通路は、金属、セラミック、ガラス、または、体に用いるために熱または低温を保持および伝導できる他の材料といった、蓄熱材から構成されていてもよい。上記塗布器の第2部分の複数の剛毛は、金属、セラミック、または、ガラス以外の材料から構成されていてもよい。例えば、上記剛毛は、熱可塑性エラストマ、低密度ポリエチレン、合成高分子、ゴム、シリコーン、または、他の可撓性材料、および/または、熱絶縁材から形成されていてもよい。
上記した複合型化粧用塗布器のもう1つの変形形態では、上記複合型塗布器は、蓄熱材からなる第1部分と、同じまたは異なる蓄熱材からなる第2部分とを含んでいてもよい。例えば、ある複合型塗布器は、セラミックまたはガラスからなる複数の通路を含む第1部分と、金属からなる鋸歯状のくし状部を含む第2部分とを含んでいてもよい。あるいは、複数の通路を含む第1部分と鋸歯状のくし状部を含む第2部分との両方が、金属から形成されていてもよい。
さらにもう1つの例では、本開示にかかる化粧用塗布器システムは、多数の塗布器を備えた器具を含んでいてもよい。例えば、本例の器具は、ロッドを含んでいてもよく、上記ロッドは、第1塗布器の近接端部に連結した第1端部と、第2塗布器の近接端部に連結した第2端部と、上記第1端部と上記第2端部との間に配置された中央部分とを有している。本例の第1塗布器、第2塗布器、または、上記第1塗布器と第2塗布器との両方は、上記した例示的な塗布器(例えば、蓄熱材、複合型塗布器、または同様のものからなる塗布器)のいずれであってもよい。
塗布器(またはその部分)の熱保持性のゆえに、上記製品に熱エネルギーが加えられてもよく、これにより、上記製品を使用前または使用している間に加熱または冷却することができる。さらに、上記塗布器は、使用者の顔、頭、または、体へ、またはそこから、熱を移動させてもよく、これにより、上記製品を塗布するときに、上記使用者に温度感覚(例えば、塗布器の熱エネルギーに応じた加温または冷却)を感じさせることができる。上記熱の移動はまた、顔、頭、または、体にダメージを与える痛みまたは不快症状を最小化または軽減する場合がある。その上、上記塗布器を加熱する場合、塗布器からの熱エネルギーが、使用時に上記製品がより容易に供給されるように、上記製品に熱エネルギーを供給してもよい。これにより、上記製品が固まらないようになる、あるいは、上記製品の粘度を低減できる。上記塗布器の加熱はまた、塗布される上記製品の所望の化粧効果または治療効果を作り出す、または、高める場合がある。(これにより、例えば、マスカラ塗布器の場合にはまつげを巻くようにし、あるいは、化粧水またはリップグロスの場合には皮膚または唇に上記製品を浸透させる)。
いくつかの例では、上記塗布器(または、その部分)を、使用前または使用している間に加熱または冷却する必要はない。このような例では、周囲温度で単に塗布するだけの製品であっても、上記使用者の体に冷却感覚を与えてもよい。上記塗布器の大きさおよび形状は、使用している間に体温を素早く放出して、何度も使用している間に冷却効果を常に提供できるようなものであってもよい。例えば、上記塗布器の質量および体積は、使用者に感覚を与えるには十分な熱エネルギーを維持するくらい大きいが、上記塗布器が熱エネルギーを(つまり、使用者の体へ/から)素早く移動させ、使用している間に体から収容された熱を放出する(つまり、常温に戻ることによって)ことができるくらい小さい。さらに、上記塗布器の形状は、上記塗布器がその熱エネルギーを移動できる速度をさらに上げることができるように設計されていてもよい。例えば、上記塗布器は、上記塗布器の熱移動性能を最大限にするために、比較的大きい表面積を有するように形成されていてもよい。一例として、比較的大きい表面積を提供するために用いられる塗布器の形状は、薄い円盤状部、ヒレ状部、通路、溝などであるが、これらに限定されるものではない。
いくつかの例では、本使用にかかる蓄熱塗布器の体積は、少なくとも約50立方ミリメートル、最大で約1000立方ミリメートルであり、質量は、少なくとも約0.1ミリグラム、最大で約4グラムであり、表面積は、少なくとも約50平方ミリメートル、最大で約1000平方ミリメートル、および/または、表面粗さは、少なくとも約0.012μメートルから最大で約50μメートルである。蓄熱塗布器に関して用いられる場合の「体積」、「質量」、「表面積」という用語は、上記塗布器に含まれる蓄熱材の体積、質量、表面積を意味する。いくつかの実施形態について、ある範囲の体積、質量、表面積、および/または、表面粗さを有するものとして以下に説明するが、各実施形態に示した範囲は、例にすぎない。本明細書において説明した実施形態のいずれも、本段落において規定したような体積、質量、表面積、および/または、表面粗さを有する蓄熱塗布器(または蓄熱材からなる塗布器の一部)を備えていてもよいし、あるいは、上記塗布器を備えるように変更してもよい。さらに他の例では、蓄熱塗布器は、本段落において規定した範囲よりも広いまたは狭い体積、質量、表面積、および/または、表面粗さを有していてもよい。
さらに、いくつかの実施形態では、蓄熱塗布器(または、蓄熱材からなる塗布器の一部)は、(例えば、鋳造、機械加工、鍛造、または同様のものによって)蓄熱材からなる固体として形成されていてもよく、あるいは、(例えば、プレス加工、浸漬、電気めっき、真空金属蒸着、焼結、粉体塗装、または同様のものによって)非蓄熱材または非熱絶縁材からなる形状付近に配置された蓄熱材の比較的薄い外殻として形成されていてもよい。(固体または薄い外殻の)いずれにしても、上記蓄熱材を、さらにもう1つの材料によって被覆して、蓄熱塗布器の表面粗さ、外観、または他の触覚特性または視覚特性を変更してもよい。例えば、固体または薄い外殻の蓄熱塗布器を、(例えば、金、銀、パラジウム、亜鉛合金などによって)電気めっきして、より滑らかな、および/または、よりしなやかな仕上がりを提供してもよい。もう1つの例では、固体または薄い外殻の蓄熱塗布器を、(例えば、粉体塗装または真空金属蒸着によって)金属材料および/または磁気材料を用いて被覆して、上記塗布器に所望の美的品質および/または、治療の質を提供してもよい。本明細書において説明した実施形態は、本段落において説明したプロセス、または、他の製造プロセスを用いて形成されてもよい。
本「概要」に続いて、上記開示は、「塗布器を備えた例示的な器具」という題を付けた部分に続き、この部分では、塗布器を備えた器具の非限定的な例について説明する。続いて「塗布器を連結する例示的な装置」という題を付けたもう1つの部分となり、この部分では、上記塗布器の装置を連結する非限定的な例について説明する。続いて、「塗布器の例示的な用途および利点」という題を付けたさらにもう1つの部分では、非限定的な使用および有益な効果について説明する。最後に、この検討を簡潔な結論で終える。
部分の題名およびそれに対応した説明を含む本簡潔な概要は、読者の読みやすさを提供するものであり、特許請求の範囲を限定することを意図したものではない。説明してきた塗布器システムおよび塗布器の特性を、様々な形状で実現することができる。本明細書において説明する例示的な塗布器システムおよび塗布器は、説明に役立つものにすぎない。本明細書において説明する実施形態は、互いに相いれないものではなく、上記様々な実施形態の態様を組み合わせて、特許請求の範囲内で他の実施形態となるものである。今まで論じてきた、または、以下で論じる特性、機能、および、利点は、例にすぎず、これらの例は、本明細書において説明した1つまたはそれ以上の実施形態にかかる塗布器または塗布器システムによって得られるが、必ずしも必要なものではない。様々な例示的な実施形態のこれ以上の詳細については、以下の説明および図面を参照しながら以下に記載する。
塗布器を備えた例示的な器具
図1は、製品を塗布するための器具と、上記製品を含み上記器具を収容するための例示的な容器とを含む、例示的な塗布器システム100の側面図を示している。塗布器システム100の図示した構成は、1つの例示的な構造および/または配置にすぎない。図示した部材または他の同様の部材の様々な構造および/または配置が可能である。
この例の器具は、持ち手102、棒またはロッド104、および、塗布器106を含んでいる。この例の持ち手102はまた、上記器具を容器108に収納するときに、上記容器にねじをして封止するように構成されたふたとなる。ロッド104は、上端部および下端部を含み、ロッド104の上端部は、持ち手102に連結している。この例では、持ち手102およびロッド104は、プラスチック(例えば、ポリプロピレン(PP)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、ポリオキシメチレン(POM))、または、他の任意の適切な材料から構成されていてもよい。ロッド104が垂直な構成を示しているが、他の複数の実施形態では、ロッド104は、例えば、曲線を描いていてもよいし、屈曲できてもよいし、L字型の屈曲部を有していてもよい。
塗布器106は、ロッド104の下端部に接続された近接端部を含んでいる。この例の塗布器106は、複数の通路を有する第1部分と、上記第1部分の反対側の側面に配置された、複数の剛毛を有する第2部分とを含む、複合型塗布器である。通路および剛毛の詳細については、図2A‐2Cおよび図3A‐3Bを参照しながら論じる。
塗布器システム100はまた、上記器具を収容して上記マスカラを格納するための容器108を含んでいる。容器108は、以下に説明する製品を含むために、プラスチック(例えば、ポリプロピレン(PP)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、ポリオキシメチレン(POM))、または他の任意の適切な材料から構成されていてもよい。容器108は、化粧用製品、医薬用製品、パーソナルケア製品、または他の製品であってもよい。上記化粧用製品は、マスカラ、まつげ成長剤、まつげ用美容液、コンディショナー、前処理剤、着色剤、眉毛用美容液、つめ用美容液、リップグロス、口紅、アイシャドウなどを含んでいてもよいが、それらに限定されるものではない。上記化粧用製品の形態は、例えば、液体、ゲル、クリーム、油性製品、ワックスベースの製品、水性製品、または同様のものであってもよい。上記使用について化粧用製品の塗布に有効な実施形態を説明しているが、本明細書において説明した塗布器システムおよび塗布器はまた、他の製品と共に用いられてもよい。ふたを構成する持ち手102は、上記ふたの下にねじ状部を含み、格納するために容器108上のねじ状部と接続している。
容器108の断面形状は、この例では、ほぼ長方形である。しかしながら、容器断面の形状および型は、様々なものが想定される。例えば、容器108の形状は、ほぼ三角形の断面、ほぼ円形の断面(例えば、円筒型の管)、または、他の任意の適切な容器形状であってもよい。
いくつかの実施形態では、容器108は、内側に収容されたワイパー(図示せず)を含んでいてもよい。上記ワイパーが含まれている場合、上記製品を顔(例えば、まつげ)に塗布するために上記器具を取り外すとき、上記ワイパーは、塗布器106から、余分な任意の製品(例えば、マスカラ)を除去するように構成されている。本実施形態に関して、塗布器106は、まつげにマスカラを塗布するための塗布器という文脈で説明される。しかしながら、ここに記載したような塗布器を、他の製品を塗布するために用いたり、そうするように構成したりしていてもよく、顔、頭、または、体以外の部分に製品を塗布するために用いてもよい、と理解されるべきである。
図2Aは、複数の剛毛200を含む塗布器106の正面図を示しており、上記剛毛について、今まで以上に詳しく示している。複数の剛毛200は、熱可塑性エラストマ(TPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、合成高分子、を含む材料から、部分的には、例えば、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、スチレン・アクリロニトリル(SAN)、ペンタクロロチオアニソール(PCTA)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリウレタン、ゴム、シリコーン、それらを組み合わせたもの、または、他の任意の可撓性材料および/または絶縁材といった樹脂を含む材料から、構成されていてもよいが、それらに限定されるものではない。他の複数の実施形態では、複数の剛毛200は、全体的または部分的に、セラミック、ガラス、金属(例えば、炭素鋼、ステンレス鋼、アルミニウム、クロム、銅、ニッケル、または、チタン)、または複合材料を含む材料から構成されていてもよいが、それらに限定されるものではない。
複数の剛毛200は、塗布器106の第2部分から外向きに放射状に伸びている。複数の剛毛200は、上記第2部分の最前部および側面に沿って、および、塗布器106の遠心端の一部に沿って伸びている。
図2Bは、複数の通路202を含む塗布器106の背面図を示している。上記通路については、今まで以上に詳しく示している。複数の通路202は、熱の蓄積を維持および保持できる材料から構成されていてもよい。他の複数の実施形態では、複数の通路202は、製品の使用中に熱または低温を保持および/または、移動できる任意の適切な材料から構成されていてもよい。例えば、上記材料は、金属、ガラス、および/または、セラミックを含んでいてもよいが、これらに限定されるものではない。上記金属は、炭素鋼、ステンレス鋼、アルミニウム、黄銅、クロム、銅、金、ニッケル、白金、銀、チタン、合金、それらを組み合わせたもの、または同様のものを含んでいてもよい。さらに他の例では、上記通路は、金属、セラミック、または、ガラス以外の材料、例えば、プラスチック、ゴム、重合体、または同様のものから形成されていてもよい。上述の変形形態のいずれにおいても、上記塗布器の上記通路または他の蓄熱部分を(下方に配置された材料にもかかわらず)、主体金属である亜鉛、および、合金化元素であるアルミニウム、マグネシウム、および、銅(例えば、亜鉛合金)といった金属によって被覆してもよい。
他の複数の実施形態では、石材、添加剤、樹脂、磁性部品、または、他の任意の成分を、個々に、あるいは、金属、セラミック、および/または、ガラスと組み合わせて加えてもよい。例えば、石材は、ひすい、オパール、トルコ石、アメシスト、アクアマリン、トラ目石、珊瑚、こはく、石英、オニキス、および、タンザナイトを含んでいてもよいが、それらに限定されるものではない。他の複数の実施形態では、磁性粉、磁性化合物、または、磁気帯、を含んだ磁性部品を加えてもよいが、それらに限定されるものではない。上記磁性粉は、フェライト磁性粉、バリウム・フェライト磁性粉、ストロンチウム・フェライト磁性粉、希土類磁性粉、酸化鉄化合物、アルミニウムとニッケルとコバルト(アルニコ)と鉄および小量の他の成分とを組み合わせたもの、を含んでいてもよいが、それらに限定されるものではない。
図示した例では、複数の通路202は、一般的なs字型または波形である。複数の通路202の通路は、互いに対して平行に、および、ロッド104の長手方向の軸に対してほぼ垂直に伸びている。いくつかの例では、複数の通路202の通路の幅は、少なくとも約0.1ミリメートルから最大で約10ミリメートルであってもよい。上記通路の高さは、少なくとも約0.1ミリメートルから最大で約10ミリメートルであってもよい。しかし他の例では、通路は、他の形状であってもよいし、通路の幅および/または高さは、本明細書において説明したものよりも大きくてもそれ未満であってもよい。
いくつかの例示的な実施形態では、複数の通路202は、質量が少なくとも約0.1ミリグラム、最大で約2グラムである金属から構成されていてもよい。いくつかの例示的な実施形態では、複数の通路202の体積は、実体積に関して、少なくとも約0.1立方ミリメートルから最大で約900立方ミリメートルであってもよく、シェル体積に関して、少なくとも約0.1立方ミリメートルから最大で約150立方ミリメートルであってもよい。さらに、いくつかの例示的な実施形態における複数の通路202の表面粗さは、約1μメートル以下であってもよく、いくつかの実施形態では、上記表面粗さは、少なくとも約0.012μメートルから最大で約0.8μメートルであってもよい。上記表面粗さは、物理的表面の高さにおける少量の変化を測定したものである。質量、体積、および、表面粗さの寸法および範囲について、いくつかの例示的な実施形態に関して上記したが、他の実施形態の寸法、質量、体積、および/または、表面粗さは、本明細書において説明した例示的な実施形態よりも大きくてもよいし、小さくてもよい。
構成部分202が通路を有していると説明したが、上記構成部分はまた、ヒレ状部を備えているとも言える。上記通路または上記ヒレ状部の表面積は大きく、これにより、体および周囲空気への/からの熱移動率が高くなる。このように、上記通路/ヒレ状部は、放熱板として用いられ、体から上記塗布器に、次に、上記塗布器から上記周囲空気に、熱を素早く移動させる。
図2Cは、遠心端204を含む例示的な塗布器106の端面図を示しており、上記遠心端について今まで以上に詳しく示している。図2Cは、塗布器106の幾何学的な断面形状を示しており、上記形状は、複数の剛毛200を有する半円と、複数の通路202を有するもう一方の半円とによって、ほぼ円形である。他の複数の実施形態では、上記断面形状は、複数の剛毛200および複数の通路202の幾何学的な形状を反映して、例えば、電球型、三角形状、正方形の形状、または、他の任意の適切な塗布器の形状であってもよい。
図3Aは、塗布器106の側立面図300を示している。図示したように、複数の通路202は、複数の剛毛200と連結している。複数の通路202の全長302は、複数の剛毛200の全長とほぼ同じである。もう1つの実施形態では、複数の剛毛200の全長は、複数の通路202の全長よりも短いか、または、その逆であってもよい。
複数の通路202における通路の数は、少なくともおよそ1つの通路から最大で約100の通路であってもよい。一例として、図示した通路202の数は、ほぼ17通路である。各通路の間隔は、互いに約0.1から約1ミリメートル空いていてもよい。しかし、他の例では、上記通路の数および/または通路間の間隔は、記載した範囲よりも大きくてもよいし、小さくてもよい。
図3Bは、塗布器106の上面斜視図304を示している。上面斜視図304は、ほぼ半円形の断面をした複数の通路202を示している。この設計により、使用者の顔、体、または、頭に上記製品を使用しやすくなる。特に、上記複数の通路は、使用者の顔、体、または、頭の毛の間を滑るように動くことができる。上記半円の曲率半径は、約0.1から約2ミリメートルであってもよい。他の複数の実施形態では、複数の通路202は、他の断面形状、例えば、電球型、三角形状、正方形の形状、他の任意の適切な塗布器の形状、または同様のものであってもよい。遠心端204は、少なくとも、複数の通路202の形状と同様の形状を示している。
説明に役立つ様々な実施形態の特性について論じたが、複数の剛毛200および複数の通路202を有する塗布器106は、容器108に含まれる製品の使用に適した任意の形状に構成されていてもよい。例えば、複数の通路202は、他の任意の適切な形状および大きさに構成されていてもよく、所定の使用に望ましい任意の適切な寸法、体積、質量、表面粗さ、および/または、表面処理を有していてもよい。
図4および図5は、他の例示的な器具を示している。これらの図の例証的な器具は、図1‐図3において論じたような器具の特性を有していてもよく、上記部材と同様の材料から形成されていてもよい。しかしながら、以下の説明では、上記器具の他の実施形態によって異なる、特性、材料、および、用途を中心に取り上げる。
図4は、製品を塗布するためのもう1つの例示的な器具の側面図、および、例示的な容器108の正面図を示している。例示的な塗布器システム400は、持ち手102、ロッド104、および、塗布器402を含む器具を示している。ロッド104は、上記上端部および上記下端部を含み、ロッド104の上端部は、持ち手102に連結されている。塗布器402は、ロッド104の下端部に接続された近接端部を含んでいる。塗布器402は、複数の通路を有する第1部分202と、くし状構造に形成された複数の歯状部404を備えた第2部分とを含んでいる。前の例と同様に、上記通路は、金属、セラミック、および/または、ガラスから形成されていてもよい。上記第2部分および/または上記複数の歯状部404はまた、熱の蓄積を維持および保持できる材料から構成されていてもよい。例えば、上記材料は、主体金属である亜鉛と、合金化元素であるアルミニウム、マグネシウム、および銅との一群の合金(例えば、亜鉛合金)、炭素鋼、ステンレス鋼、アルミニウム、黄銅、クロム、銅、金、ニッケル、白金、銀、チタン、合金、それらを組み合わせたもの、または同様のものを含んでいてもよいが、それらに限定されるものではない。
他の複数の実施形態では、第1部分および第2部分のうちの1つのみが、上記製品を使用している間の熱または低温を保持および/または移動できる材料(例えば、金属、セラミック、および/または、ガラス)から構成されていてもよい。その場合、第1部分および第2部分のうちの他の1つは、金属、セラミック、またはガラス以外の材料、例えば、プラスチック、ポリプロピレン(PP)、低密度ポリエチレン(LDPE)、熱可塑性エラストマ(TPE)、合成高分子、ゴム、シリコーン、または同様のものから構成されていてもよいが、これらに限定されるものではない。上記したように、他の部材を、例えば石材、添加剤、磁性部品といった、金属、セラミック、および/または、ガラスに加えてもよい。
複数の歯状部404は、1つの有り得る構成を示している。図示した歯状部を様々に配置することができる。例えば、上記歯状部の数は、配置によって変更してもよく、上記歯状部は、それぞれ近接していても離れていてもよく、上記歯状部の幅は変更してもよい。
もう1つの実施形態では、塗布器402は、複数の通路202を有する第1部分と、複数の突出部を有する第2部分とを含んでいる。上記複数の突出部は、複数の密集した剛毛(図示せず)を含んでいてもよい。上記複数の密集した剛毛は、ブラシの形状に配置されていてもよい。上記複数の密集した剛毛は、歯ブラシのように互いに直立するように構成されている。上記複数の密集した剛毛は、複数の歯状部404および上記第2部分の材料と同様の材料から構成されていてもよい。
図5は、もう1つの例示的な器具500の側面図を示している。器具500は、第1塗布器502、第1ロッド504、持ち手506、第2ロッド508、および、第2塗布器510を含んでいる。器具500は、反対端部に接続された2つの塗布器502、510を示している。
第1塗布器502は、複数の剛毛200および複数の通路202を含んでいる。第2塗布器510は、くし状構造をした複数の歯状部404と、複数の通路202とを含んでいる。一実施形態では、第1塗布器502を美容液またはコンディショナー製品の塗布に用いてもよく、第2塗布器510を上記マスカラの塗布に用いてもよい。さらにもう1つの実施形態では、第1塗布器502を、使用者の顔または頭の眉毛または毛に着色剤を塗布するために用いてもよく、第2塗布器510を、上記マスカラの塗布に用いてもよい。上記塗布器の規定を逆にしてもよい。例えば、第2塗布器510を美容液またはコンディショナー製品の塗布に用いてもよく、一方、第1塗布器502を上記マスカラの塗布に用いてもよい。さらに、第2塗布器510を、使用者の顔または頭の毛に着色剤を塗布するために用いてもよく、第1塗布器502を上記マスカラの塗布に用いてもよい。さらに他の実施形態では、上記第1塗布器および上記第2塗布器を、他の表面に他の製品を塗布するために用いてもよい。
図6および図7は、図1の例示的な器具を備えた例示的な塗布器システムを示している。さらに、または、あるいは、これらの例証的な塗布器システムを、複数の歯状部404または複数の密集した剛毛を備えた器具、または、他の塗布器と共に用いてもよい。上記説明に役立つ器具には特性があってもよく、上記部材、および、図1、図4、および、図5に関して論じたような器具の特性と同様の材料から形成されていてもよい。以下の説明では、上記塗布器システムの他の実施形態によって異なる特性および材料を中心に取り上げる。
図6は、例示的な塗布器システム600の正面図を示している。さらに、持ち手102、ロッド104、および、塗布器106を含む器具の側面図を示す。塗布器システム600は、上記器具を収容して上記マスカラおよび/またはもう1つの製品を格納するための、2つの容器602、604を含んでいる。この例では、上記器具は、両方の容器602、604に再利用できる。上記使用者は、上記器具を用いて、第1容器602から製品を塗布する。最終的に、上記使用者は、第1容器602の上記マスカラを使いきり、第1容器602を捨てる。上記使用者は、次に、上記器具をマスカラおよび/またはもう1つの製品を含む第2容器604に挿入することによって、上記器具を再利用する。他の複数の実施形態では、任意の数の容器または上記容器の任意の製品を、上記器具と共に用いてもよい。
図7は、もう1つの例示的な塗布器システム700の上面斜視図を示している。図示した塗布器システム700の構成は、単一の例示的な配置である。図示した上記部材または他の同様の部材を様々に配置することが可能である。例示的な塗布器システム700は、ふた702と、製品を格納するための1つまたはそれ以上の槽706、708および上記器具を格納するためのウェル710を含む下部構造704とを含む、自動的密封装置を備えている。
ふた702および下部構造704は、ガラス、金属、木材、プラスチック、重合体、それらの複合材料、または同様のものを含む材料で構成されていてもよいが、これらに限定されるものではない。いくつかの形態では、ふた702および/または下部構造704は、少なくとも部分的には、例えば、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、スチレン・アクリロニトリル(SAN)、ペンタクロロチオアニソール(PCTA)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリウレタン、これらを組み合わせたもの、または同様のもの、といった樹脂から形成されていてもよい。さらに、内部および/または外部は、ほぼ透明の、ほぼ不透明の、および/または、半透明の材料からなる任意の組み合わせから形成されてもよい。1つの形態では、ふた702および下部構造704の外部部分は、不透明なABS/SAN複合材料から形成されている。上記内部部分は、主に、ポリプロピレンといった、ほぼ透明または半透明の熱可塑性重合体から形成されている。
下部構造704の内部部分は、成形槽706、708およびウェル710を含んでいる。槽706、708およびウェル710の数および形状は、実施形態に応じて変更してもよい。槽706、708は、上記器具を用いて塗布される製品を格納する。上記槽は、長方形、楕円形などといった様々な形状で形成されてもよい。1つの実施形態では、使用前または使用している間に塗布器106に熱を蓄積するために、ウェル710を加熱または冷却してもよい。ウェル710を、ふた702、および/または、ウェル710に近接した上記塗布器システムの下部構造704、に配置された加熱素子または冷却素子によって加熱してもよい。上記加熱素子または上記冷却素子は、例えば、蓄電池または他の電源を動力源とした抵抗加熱器または誘導加熱器、ウェル710全体またはその一部を取り囲む温液または冷液の槽、または、他の適切な加熱手段または冷却手段を含んでいてもよい。
一実施形態では、塗布器システム700は、ふた702の内部に鏡(図示せず)を含んでいる。上記鏡は、ふた702の内部全体、または、ふた702の半分領域または三分の一の領域を覆っていてもよい。もう1つの実施形態では、上記鏡は、塗布器システム700の外部または下部構造704の外部に設置されていてもよい。もう1つの実施形態では、塗布器システム700は鏡を設けなくてもよい。
塗布器を連結する例示的な装置
図8は、複数の通路202を複数の剛毛200に連結するための例示的な装置800の側面図を示している。しかしながら、上記連結装置はまた、複数の歯状部404または複数の密集した剛毛に適用されてもよい。複数の通路202を含む第1部分を、2つの機械部品802、804を用いて、スナップフィット取り付け手段によって複数の剛毛200を含む第2部分に連結してもよい。複数の実施形態では、複数の通路202を含む第1部分を、複数の剛毛200、複数の歯状部404、または、複数の密集した剛毛を含む第2部分に連結する他の装置は、プレス嵌め、ねじ山、接着剤を有するピン、締め具、磁力、スライドロック、上述のいずれかを組み合わせたものなどを含んでいてもよいが、それらに限定されるものではない。
もう1つの実施形態では、複数の通路202の第1部分は、オーバーモールドまたは共成形によって複数の剛毛200、複数の歯状部404、または、複数の密集した剛毛の第2部分に連結してもよい。複数の剛毛200、複数の歯状部404、または、複数の密集した剛毛は、単一ユニットとして複数の通路202にオーバーモールドされてもよいし、あるいは、上記通路と共成形されてもよい。
もう1つの実施形態では、複数の通路202の第1部分は、鋳造によって、複数の剛毛200、複数の歯状部404、または、上記複数の密集した剛毛の第2部分に連結していてもよい。鋳造は、液体材料を所望の形状の中空の空洞を含む型に注ぎ、次に、凝固できるようにする、製造プロセスである。鋳物として知られている凝固部分を取り出すか、あるいは、型から出して、上記プロセスを完了する。鋳造材料は、通例、金属であり、したがって、複数の通路202が金属から構成され、複数の剛毛200、複数の歯状部404、または、上記複数の密集した剛毛が同様の材料から構成されている場合に、本プロセスを適用できる。
他の例
図9A‐図9Dは、持ち手902、柄または棒904、および、蓄熱塗布器906を含む、器具900A、900B、900C、900D(集合的に「器具900」と呼ばれる)の他の4つの例を示している。上記持ち手、棒904、および、塗布器906の大きさ、形状、および、割合は、器具900によって異なる。一例として、これらの例の器具900は、例えばリップグロス、口紅、まぶた、または、目元クリーム、または同様のものといった製品を使用者の唇または皮膚に塗布するために用いられてもよいが、これらに限定されるものではない。塗布器106が蓄熱材によって少なくとも部分的に形成されている場合、塗布器106は、製品を塗布する表面に熱を蓄積するために用いられてもよい。
例示的な材料および寸法
上述の実施形態が、ある部材がある材料であるか、あるいは、上記材料から形成されていてもよいということを説明しているが、各部材に関して記載した個別の材料は、説明に役立つ例にすぎない。本明細書において説明した実施形態のうちのいずれもが、本使用において説明した材料の任意の組み合わせから形成されてもよい。同様に、個別の実施形態に関して与えられた、質量、体積、表面積、および、表面粗さの範囲は、説明に役立つ例にすぎず、他の実施形態では、記載した例示的な範囲外の質量、体積、表面積、および/または、表面粗さであってもよい。
塗布器の例示的な用途および利点
上記使用者は、製品を回収するために、塗布器106、402を備えた上記器具を容器108に挿入する。塗布器106、402は、使用者のまつげ、眉毛、まぶた、目元、唇、顔、毛、つめ、または、皮膚といった表面に、上記製品を塗布することを目的としている。一例では、塗布器106、402は、加熱または冷却できて一定期間に加熱状態または冷却状態を保持できる金属、セラミック、または、ガラスから構成された複数の通路202を含んでいる。塗布器106、402はまた、上記製品を回収および塗布するために、複数の剛毛200または複数の歯状部404を含んでいる。複数の通路202の熱を保持できるゆえに、熱エネルギーを上記製品に加えてもよく、これにより、上記製品を、使用中に加熱または冷却することができる。複数の通路202が使用者の顔、頭、または、体に、あるいは、そこから熱を移動させると、上記使用者は、上記製品を塗布するときに、温度感覚(例えば、複数の通路202における熱エネルギーに応じた加温または冷却)を感じる。
その上、使用時に上記製品がより容易に供給されるように、複数の通路202からの熱エネルギーを移動して、上記製品が固まらないようにしてもよい。例えば、複数の通路202が複数の剛毛200または複数の歯状部404を介して上記製品に熱エネルギーを供給するときに、上記使用者は、製品をまつげに塗布してもよい。したがって、上記使用者のまつげにマスカラが固まらないようすることができる。例えば、上記熱エネルギーは、使用を簡略化するために容器108内の製品を暖めて、上記まつげの固まりが形成されないようにする。
さらに、上記使用者は、上記使用者のまつげを巻く1つの技術として、塗布器106を用いてもよい。例えば、複数の通路202は、上部のまつげを上に巻いて下部のまつげを下に巻くとき、上記使用者のまつげに熱を移動させ、これによって上記まつげをカールしてもよい。
もう1つの実施形態では、複数の通路202からの熱移動はまた、顔、頭、または、体にダメージを与えてしまう痛みまたは不快症状を最小化または軽減できる。特に、上記使用者は、上記まつげの間で、上記顔に対して、上記毛の間で、および/または、上記体の部分に対して、複数の通路202を動かしてもよい。
さらにもう1つの実施形態では、上記使用者は、周囲温度で塗布器106に製品を塗布してもよい。周囲温度で、塗布器106はなおも、上記通路の材料のゆえに、上記使用者の顔、頭、または、体に冷却感覚を引き起こして、体温を素早く放出できる。
さらにもう1つの実施形態では、複数の通路202または上記ヒレ状部の表面積が大きく、これにより、顔、頭、または、体、および、周囲空気への、および、それらからの熱移動率が高くなる。したがって、複数の通路202または上記ヒレ状部は、顔、頭、または体から塗布器106に熱を素早く移動させるために、放熱板として用いられてもよい。
結論
本発明について、構造的な特性および/または方法論的な行為に特有の言葉で説明してきたが、特許請求の範囲が、説明してきた個別の特性または行為に必ずしも限定されていないということを、理解されたい。むしろ、上記個別の特性および行為は、例示的な実施形態を実施する説明に役立つ形態として開示される。

Claims (31)

  1. マスカラを体に塗布するためのマスカラ塗布器システムであって、
    持ち手、
    上端部および下端部を有し、上記上端部が上記持ち手に連結しているロッド、および、
    上記ロッドの上記下端部に接続された近接端部を有し、複数の通路を有する第1部分および複数の剛毛を有する第2部分を含んだ塗布器、を含む器具と、
    上記複数の通路が、金属、セラミック、および/または、ガラスを含み、
    上記複数の剛毛が、金属、セラミック、または、ガラス以外の材料を含み、
    上記器具を収容し、上記マスカラを格納するために構成された容器とを含む、上記マスカラ塗布器システム。
  2. 上記複数の剛毛は、上記マスカラを塗布するための上記第2部分から外向きにほぼ放射状に伸びている、請求項1に記載のマスカラ塗布器システム。
  3. 上記複数の剛毛は、熱可塑性エラストマ(TPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、合成高分子、ゴム、シリコーン、または他のいくつかの可撓性材料のうちの少なくとも1つを含んでいる、請求項1に記載のマスカラ塗布器システム。
  4. 上記複数の通路は、炭素鋼、ステンレス鋼、アルミニウム、黄銅、クロム、銅、金、ニッケル、銀、チタン、および/または、亜鉛合金を含んだ金属を含んでいる、請求項1に記載のマスカラ塗布器システム。
  5. 上記複数の熱の通路における1つの通路の幅は、少なくとも約0.1ミリメートルから最大で約10ミリメートルである、請求項1に記載のマスカラ塗布器システム。
  6. 上記複数の通路の質量は、少なくとも約0.1グラムから最大で約10グラムである、請求項1に記載のマスカラ塗布器システム。
  7. 上記複数の通路が上記複数の剛毛とは反対側の上記塗布器の側面に配置されるように、上記第1部分が上記第2部分に連結している、請求項1に記載のマスカラ塗布器システム。
  8. 上記容器は、ふたを備えた下部構造を含み、上記下部構造は、上記器具を収容するためのウェルと、上記マスカラを格納するための第1槽と、もう1つの製品を格納するための第2槽とを含んでいる、請求項1に記載のマスカラ塗布器システム。
  9. 上記もう1つの製品は、前処理剤、コンディショナー、まつげ増強剤、まつげ成長製品、まつげ用美容液、眉毛ゲル、着色剤、または、薬剤のうちの少なくとも1つを含んでいる、請求項8に記載のマスカラ塗布器システム。
  10. 表面に製品を塗布するための器具であって、
    持ち手と、
    上端部および下端部を有し、上記ロッドの上記上端部が上記持ち手に連結している、ロッドと、
    上記ロッドの上記下端部に接続された近接端部を有し、(i)金属、セラミック、または、ガラスを含む第1部分、および、(ii)上記第1部分の反対側にあり、熱可塑性エラストマ、低密度ポリエチレン、合成高分子、ゴム、または、シリコーンを含む第2部分を含んだ塗布器とを含み、
    上記第1部分が上記第2部分に連結している、上記器具。
  11. 上記第1部分は、上記製品を使用している間に上記表面に熱または低温を移動させるように構成された複数の通路を含んでいる、請求項10に記載の器具。
  12. 上記第2部分は、上記表面に上記製品を塗布するための、くし状構造をした複数の歯状部、複数の剛毛、または、複数の密集した剛毛のうちの少なくとも1つを含んでいる、請求項10に記載の器具。
  13. 上記第1部分は、炭素鋼、ステンレス鋼、アルミニウム、黄銅、クロム、銅、金、ニッケル、銀、チタン、および/または、亜鉛合金を含んだ金属を含んでいる、請求項10に記載の器具。
  14. 上記第2部分は、熱可塑性エラストマ(TPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、合成高分子、ゴム、シリコーン、または、他のいくつかの可撓性材料のうちの少なくとも1つを含んでいる、請求項10に記載の器具。
  15. 表面に製品を塗布するための器具であって、
    持ち手と、
    上端部および下端部を有し、上記ロッドの上記上端部が上記持ち手に連結している、ロッドと、
    上記ロッドの上記下端部に接続された近接端部を有し、(i)金属、セラミック、または、ガラスを含んだ第1部分、および、(II)上記第1部分の反対側にあり、金属を含み、上記表面に上記製品を塗布するためのくし状構造をした複数の歯状部を備えた第2部分、を含んだ塗布器とを含み、
    上記第1部分は上記第2部分と連結している、上記器具。
  16. 上記第1部分は、上記製品を使用している間に上記表面に熱または低温を移動させるように構成された複数の通路を含んでいる、請求項15に記載の器具。
  17. 上記第1部分は、複数の通路を含み、各通路間の間隔は、互いに約0.8ミリメートルである、請求項15に記載の器具。
  18. 上記第2部分および上記複数の歯状部は、炭素鋼、ステンレス鋼、アルミニウム、黄銅、クロム、銅、金、ニッケル、銀、チタン、および/または、亜鉛合金のうちの少なくとも1つを含んでいる、請求項15に記載の器具。
  19. 上記第2部分は、炭素鋼、ステンレス鋼、アルミニウム、クロム、銅、ニッケル、または、チタンのうちの少なくとも1つを含み、
    上記複数の歯状部は、低密度ポリエチレン(LDPE)、熱可塑性エラストマ(TPE)、ポリプロピレン(PP)、または、シリコーンのうちの少なくとも1つを含んでいる、請求項15に記載の器具。
  20. 体に製品を塗布するための器具であって、
    上端部、中央部分、および、下端部を有するロッドと、
    上記ロッドの上記下端部に接続された近接端部を有し、(i)第1部分が複数の通路を含み、(ii)上記第1部分の反対側にある第2部分が、上記体に上記製品を塗布するための複数の突出部を含んだ塗布器とを含み、
    上記第1部分は、上記第2部分に連結している、上記器具。
  21. 上記複数の通路は、炭素鋼、ステンレス鋼、アルミニウム、クロム、銅、ニッケル、チタン、金、白金、銀、および/または、亜鉛合金を含んでいる、請求項20に記載の器具。
  22. 上記第2部分に連結している上記第1部分は、スナップフィット装置、プレス嵌め、ねじ山、接着剤を有するピン、オーバーモールド、または、鋳造のうちの少なくとも1つである、請求項20に記載の器具。
  23. 上記複数の突出部は、複数の剛毛、複数の歯状部、または複数の密集した剛毛のうちの少なくとも1つを含んでいる、請求項20に記載の器具。
  24. さらに、
    上記ロッドの上記中央部分に連結している持ち手と、
    上記ロッドの上記上端部に接続された近接端部を有し、(i)もう1つの第1部分がもう1つの複数の通路を含み、(ii)もう1つの第2部分が、上記体にもう1つの製品を塗布するためのもう1つの複数の突出部を含んだもう1つの塗布器とを含み、
    上記もう1つの第1部分は、上記もう1つの第2部分に連結している、請求項20に記載の器具。
  25. さらに、
    上記ロッドの上記上端部に連結している持ち手と、
    少なくとも2つの容器であって、各容器が、再利用される上記器具を収容するように構成されており、製品が残っていないときに簡単に処分できる、上記2つの容器とを含む請求項20に記載の器具。
  26. 持ち手と、
    上記持ち手に連結している第1端部、および、上記第1端部の反対側にある第2端部を有し、熱絶縁材から形成されている、棒と、
    上記棒の上記第2端部に連結している化粧用製品を塗布するための塗布器であって、金属、セラミック、または、ガラス蓄熱材を含む上記塗布器とを含む、化粧用器具。
  27. 上記蓄熱材の体積は、少なくとも約50立方ミリメートルから最大で約1000立方ミリメートルである、請求項26に記載の化粧用器具。
  28. 上記蓄熱材の質量は、少なくとも約0.1ミリグラムから最大で約4グラムである、請求項26に記載の化粧用器具。
  29. 上記蓄熱材の表面積は、少なくとも約50平方ミリメートルから最大で約1000平方ミリメートルである、請求項26に記載の化粧用器具。
  30. 上記蓄熱材の表面粗さは、少なくとも約0.012μメートルから最大で約0.8μメートルである、請求項26に記載の化粧用器具。
  31. 上記蓄熱材の体積は、少なくとも約50立方ミリメートルから最大で約1000立方ミリメートルであり、質量は、少なくとも約0.1ミリグラムから最大で約4グラムであり、表面積は、少なくとも約50平方ミリメートルから最大で約1000平方ミリメートルであり、表面粗さは、少なくとも約0.012μメートルから最大で約0.8μメートルである、請求項26に記載の化粧用器具。
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