JP2015500512A - 分散したシリコーン系工学的粒子を有するモノマー系 - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、2011年12月8日出願の、MONOMER SYSTEMS WITH DISPERSED SILICONE−BASED ENGINEERED PARTICLESと題する米国仮特許出願番号第61/568,308号の優先権を主張し、その内容は、参照により組み込まれる。
本発明は、工学的粒子を含むコンタクトレンズなどのポリマー物品、及びかかる物品を形成するためのプロセスに関する。一般に疎水性の核及び親水性の外殻を含む工学的粒子は、コンタクトレンズの調製のために、モノマー系などの親水系中に分散可能である。
式中、b=0〜25であり、bが0以外のときに、bは、記載された値に等しいモードを有する分配であると理解され、
少なくとも1つのR1は一価反応基を含み、いくつかの実施形態では、1つ又は2つのR1のみが一価反応基を含む。
2−ヒドロキシ−3−メタクリルオキシプロピルオキシプロピル−トリ(トリメチルシロキシ)シラン、
3−メタクリルオキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン(「TRIS」)、
3−メタクリルオキシプロピルビス(トリメチルシロキシ)メチルシラン、及び
3−メタクリルオキシプロピルペンタメチルジシロキサンが挙げられる。
Rは、水素又はメチルを意味し、dは1、2、3、又は4であり、qは0又は1である。
曇り具合(haze)は、水和レンズを、平坦な黒色背景の上に置かれた室温で透明の20×40×10mmのガラスセル内のホウ酸緩衝生理食塩水中に置き、下から光ファイバーランプ(出力設定が4〜5.4に設定された、直径12.7mm(0.5”)の光導波路付きのDolan−Jenner PL−900光ファイバー光源)を使用して、レンズのセルの法線に対して66度の角度でこれを照射し、レンズのプラットホームの14mm上方に配置されたビデオカメラ(Navitar TV Zoom 7000ズームレンズ付きのDVC 1300C:19130 RGBカメラ)で、上から、このレンズの法線上のレンズの画像を撮影することによって測定される。背景散乱(BS)の値は、EPIX XCAP V 2.2ソフトウェアを使用して撮影される生理食塩水を充填したガラスのセルを使用して測定する。差し引かれた散乱光の画像は、レンズ中央の10mmの部分に統合することで定量的に分析され、次に、任意に曇り度値が100に設定され、レンズなしが曇り度値0として設定された−1.00ジオプターCSI Thin Lens(登録商標)と比較する。5つのサンプルを分析し、基準のCSIレンズの割合として曇り度値を得るためにその結果を平均化する。
CSI曇り度値=100×(GS−BS)/(217−BS)
式中、GSはグレイスケールであり、BSは背景散乱である。
コンタクトレンズの含水量を以下のように測定する。3組の3つのレンズを包装用溶液中に24時間浸けておく。それぞれのレンズを湿った布で拭き、重量を測定する。レンズを1.4kPa(0.4インチ水銀柱)以下の圧力にて60℃で4時間乾燥させる。乾燥したレンズの重量を測定する。含水量は次のように計算される。
シリコーンレンズの酸素透過性(Dk)は、ISO 9913−1:1996(E)に一般的に記載されたポーラログラフ法(ただし以下の修正を含む)によって決定された。測定は、2.1%の酸素を含有する環境で行われる。この環境は、テスト室の窒素インプットと空気インプットとを適切な比率(例えば1800mL/分の窒素と200mL/分の空気)にすることにより達成される。t/Dkは、調整された酸素濃度を用いて計算される。ホウ酸緩衝生理食塩水を使用した。暗電流は、MMAレンズを使用する代わりに、純粋な湿潤窒素環境を用いて測定された。測定前に、レンズは、水分の拭き取りを行わなかった。様々な厚さのレンズを使用する代わりに、4つのレンズが積み重ねられた。フラットセンサの代わりにカーブセンサを使用した。得られたDk値はバーラーで報告されている。
本明細書に開示された粒子の絶対サイズ分布を、AFFF−MALLS−QELSによって決定した。一般に、AFFFは、ポリマー、タンパク質、及び10nm未満のサイズのナノ粒子、並びに数マイクロメートルまでのサイズのより大きい粒子を含む様々なサイズの粒子を分画する能力で知られる分画法である。典型的なAFFF分離では、最初により小さい構造物が分画チャンバから溶出し、その後でより大きい粒子が溶出する。本発明で使用される場合、AFFFは、シリコーン粒子のサイズ分布の分画に採用され、サイズは回転半径及び水和半径データをそれぞれ与えるインラインMALLS及びQELS検出器で同時に分析することができる。この技法は、非常に広い範囲のサイズを有する粒子の絶対サイズ分布を決定する上で特に有用である。これは、所与のサンプルに対するサイズ分布内でのそれぞれの別個の粒子サイズを、溶出の間に分離し、サイズ分けし、かつ計数して、真の粒子サイズの分布を得ることができるためである。
EGDMA:エチレングリコールジメタクリレート
HEMA:2−ヒドロキシエチルメタクリレート(純度99%)
MAA:メタクリル酸(純度99%)
BzMA:ベンジルメタクリレート
OHmPDMS:モノ−(3−メタクリルオキシ−2−ヒドロキシプロピルオキシ)プロピル末端、モノブチル末端ポリジメチルシロキサン)、(分子量612)、DSM Polymer Technology Group
OH PDMSジメタクリレート
SiMAA2DM:
PDMA:ポリジメチルアクリルアミド
mPDMS−900:モノメタクリルオキシプロピル末端モノ−n−ブチル末端ポリジメチルシロキサン(分子量900)、Gelest
mPDMSDM:
VPE−0201:2000g/モルのPEG化したジアゾ−開始剤(PEG官能性ジアゾ−開始剤、PEGは、2000g/モルの分子量を有する)
VPE−0401:4000g/モルのPEG化したジアゾ−開始剤(PEG官能性ジアゾ−開始剤、PEGは、4000g/モルの分子量を有する)
VPE−0601:6000g/モルのPEGを結合したジアゾ−開始剤(PEG官能性ジアゾ−開始剤、PEGは、6000g/モルの分子量を有する)
DTTC−PA:4−シアノ−4−[(ドデシルスルファニルチオカルボニル)スルファニル]ペンタン酸
CGI−819:光開始剤、Irgacure 819(ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキシド)
CGI−1700:光開始剤、Irgacure 1700(75/25%(重量)2−ヒドロキシ−2−メチル−l−フェニル−プロパン−l−オンとビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキシド)とのブレンド(CAS # 189750−87−6)
ポリエチレングリコールアゾマクロ開始剤(MW=4,000g/mol)を使用したシロキサンメタクリレートの様々な割合での共重合
ポリエチレングリコールアゾマクロ開始剤(VPE−0401)を用いたいくつかのシリコーンモノマー分散体を調製した。シロキシマクロマーOHmPDMSと架橋剤SiMAA2 DMとの重量比は、下記の表1に従って変化させた。
ポリエチレングリコールアゾマクロ開始剤(MW=6,000g/mol)を使用したシロキサンメタクリレートの様々な割合での共重合
ポリエチレングリコールアゾマクロ開始剤を用いたいくつかのシリコーンモノマー分散体を、PEGアゾ開始剤の分子量が6,000g/mol(VPE−0601、Wako USA、MW 6,000g/mol)に増加したことを除いて、実施例1と同様に調製した。シロキシマクロマーと架橋剤との重量比(表3)及び調製方法は、実施例1で用いたものと同じである。
ポリエチレングリコールアゾマクロ開始剤(MW=2,000g/mol)を使用したシロキサンメタクリレートの様々な割合での共重合
ポリエチレングリコールアゾマクロ開始剤を用いたいくつかのシリコーンモノマー分散体を、PEGアゾ開始剤の分子量が2,000g/mol(VPE−0201、Wako USA、MW 2,000g/mol)に減少したことを除いて、実施例1と同様に調製した。シロキシマクロマーと架橋剤との重量比(表5)、及び調製方法は、実施例1と同じである。
ポリエチレングリコールアゾマクロ開始剤(MW=4,000g/mol)を用いたミニエマルション重合により調製されるシリコーン粒子におけるOHmPDMS及びSiMAA2 DMの富化
工学的粒子のシリコーン含有量を増加するために、富化された濃度のSiMAA2 DM及びOHmPDMSを有するミニエマルションを調製し、これを重合して安定した粒子を形成した。3つのタイプの粒子が、SiMAA2 DMとOHmPDMSの45:55のブレンドの異なる富化レベルで調製された。シリコーンモノマーブレンドの富化は、最終エマルション内でのVPE−0401:シリコーンモノマーブレンドの3つの異なる重量/重量比(例えば1:1、1:2、及び1:3)をターゲットとすることによって達成された。3つすべてのミニエマルション組成物は、可視的な凝塊がほとんど存在しない安定した粒子を生じさせた。表8は、各実験でターゲットとした組成を示す。
ポリエチレングリコールアゾマクロ開始剤(MW=4,000g/mol)を用いたミニエマルション重合によるmPDMS系のシリコーン粒子の調製
実施例1〜4で用いたシリコーンモノマー(すなわちOHmPDMS及びSiMAA2 DM)を、元素シリコーンがより高いモノ−及びジ−メタクリルオキシ−末端PDMSマクロマーで置き換えることによって、非常に高いレベルのシリコーンを有する粒子を調製した。粒子は、mPDMS−900、mPDMS−DM−1000、mPDMS−5000、及びmPDMS−DM−4000のブレンドから構成された。下記の表9は、富化されたmPDMS系粒子の調製で採用された具体的なターゲット組成を詳細に示す。すべての場合に、1:3重量/重量比のVPE−0401:シリコーンモノマーブレンドでミニエマルションが形成された。結果として得られたラテックスは、安定しており、かつHEMAとの50:50混合物中に分散可能であった。HEMA中では、分散体は半透明の液体であった。光学顕微鏡下において、HEMA中の分散体は、実質的に凝集がないが、図8に示すようにわずかに気泡が存在した。
ポリエチレングリコールアゾマクロ開始剤(MW=2000、6,000g/mol)を用いたミニエマルション重合によるmPDMS/ペルフルオロデシルメタクリレート(PFDMA)含有粒子の調製
mPDMS及びペルフルオロデシルメタクリレート(PFDMA)の混合物を含む粒子は、水和コンタクトレンズ材料のRIにより近づくように、シリコーン粒子の実効屈折率(RI)を低減するために調製された。ミニエマルション重合は、実施例5の粒子の調製で用いた手順をわずかに変更した手順を用いて、PFDMAを使用して行われた。VPE−0201:VPE−0601の重量比50:50の水性ブレンドを調製した。別途、PFDMA/シリコーンモノマー(様々な割合)のエマルションを音波処理により調製した。モノマーをマクロ開始剤溶液に直ちに添加し、混合し、音波処理音波処理して、ミニエマルションを形成した。次いで、上記の実施例で用いた標準的な手順に従ってミニエマルションを重合した。実施例5からのPFDMAとmPDMSとのブレンドを用いた以下のミニエマルションは首尾よく調製され、下記の表10に示されている。結果として得られるラテックスは、HEMAとの50:50重量比混合物中で安定しており、かつ分散可能であった。HEMA中では、分散体は、透明であった実施例6B以外は半透明の液体であった。
モノマー組成物を下記のように調製した。
実施例7によるモノマー組成物は、実施例8.1A〜8.1Cでは追加成分であるベンジルメタクリレートを有して調製され、この追加成分は、以下のように高い含水量値で粒子のRIに適合するようにRIを調節するために処方に追加された。
コンタクトレンズの製造
コンタクトレンズを既知の手順に従って調製した。RMMは、表13に提供されている配合を有した。実施例8.2A〜8.2Hで使用される粒子分散体は、実施例8.1のものと同じであり、60重量%の固体を含んだ。
米国特許出願第2010/00249273号の実施例12〜15に従ってOHmPDMSとSiMAA DMとのフリーラジカルマイクロエマルション重合を介して形成されたシロキサンナノ粒子をHEMAに加え、重量比50:50の混合物とした。得られた混合物は混和性を有さないことが分かった。分散体は、HEMAへの暴露の数秒以内に不安定となり、目視観測中に直ちに沈殿及び/又は凝集した。理論に束縛されるものではないが、界面活性剤、すなわちDBSは、分散したシリコーン粒子と結合しないため、HEMAの存在下で粒子が不安定になり、したがってHEMAと相互に作用し得る及び/又は最終的にはHEMAによって溶解され得ると考えられている。シリコーン粒子表面上にDBSによって形成された安定層がないため、疎水性の粒子表面が露出することになり、該粒子表面は互いに相互作用して凝集の原因となる。
PDMAマクロCTAの合成
材料:N,N−ジメチルアクリルアミド(DMA)をJarchemより入手し、真空蒸留によって更に精製した。4−シアノ−4−[(ドデシルスルファニルチオカルボニル)スルファニル]ペンタン酸はSigma Aldrichから入手し、そのまま使用した。光開始剤(Irgacure 819)はCiba Specialty Chemicalsから入手し、そのまま使用した。
ポリ(SA1)/PDMA核/外殻粒子の合成
20mLシンチレーションバイアルに、ドデシルトリチオカーボネート末端基を含むポリ(ジメチルアクリルアミド)(PDMA)マクロRAFT剤(マクロCTA)を1.0g添加した。PDMAマクロCTAを、3mLの脱イオン水中に溶解し、混合物を2時間にわたり磁気的に攪拌した。均質な、黄色の、粘稠な溶液が得られたら、攪拌しながら0.6gのSA1を滴加した。次に、「ミルク状」の混合物を、高温(60〜70℃)で1.5時間にわたり音波処理した。次いで、乳化液を窒素ブランケットの下に置き、100μLの水中の5.6mgのV−501ジアゾ−開始剤((Z)−4,4’−(ジアゼン−1,2−ジイル(ビス(4−シアノペンタン酸))(Wako USA)をエマルションに添加した。開始剤溶液を添加する前に、V−501を3〜4当量のNaHCO3で可溶化させた。最終混合物を60℃で2時間重合させ、この後、温度は25℃まで低下した。エマルションは合成のすべての段階で攪拌された。SA1の100%変換における標的重合度(DP)は10に固定され、マクロCTA/開始剤比は5:1に維持された。すべてのミニエマルション重合条件を下記の表16に示す。
治療薬を含む粒子の調製
シリコーンモノマー分散体を、合計3グラムのSiMAA2 DM及びOHmPDMS混合物を有する9グラムの水中で、3グラムのポリエチレングリコールアゾマクロ開始剤(MW 4000g/mol)を用いて調製する。SiMAA2 DM:OHmPDMSの割合は45:55である。この混合物に0.5グラムのサイクロスポリンを添加する。混合物はミニエマルションへと乳化され、重合され、500nm未満の平均粒径を有する最終エマルションを形成する。
実施例5で調製される最終エマルションの一部を、50:50の重量比で、N,N−ジメチルアクリルアミド、N−ビニルピロリドン、ポリエチレングリコール(400)モノメタクリレート、及びN−ビニルホルムアミド中に別個に分散させる。
実施例5の完成したエマルションを2−ヒドロキシエチルメタクリレート中に分散させ、固体(反応性安定剤及びシリコーンポリマー)と2−ヒドロキシエチルメタクリレートとの重量比は重量で60:40であった。分散体を乾燥トレイ中に注ぎ、周囲条件下で一晩蒸発させた。
比較例
実施例5の完成したエマルションの一部を、周囲条件下で、又は0℃で凍結乾燥することによって、別個に一晩乾燥した。得られた乾燥した白い固体を40:60(固体対HEMA)の重量比で2−ヒドロキシエチルメタクリレート中に分散させた。結果として得られた物質は、光学顕微鏡下において大量の凝集を有する半透明のゲルであった。したがって、本発明の粒子は、実質的に乾燥した状態を通過した後では(すなわち、100重量%近くまで濃縮されると)、再分散可能でも、安定でもない。
比較例
シリコーンモノマー溶液は、4.5gのSiMAA2 DM及び5.5gのOHmPDMSからなった。モノマー溶液に対して、従来の油溶性開始剤である2,2’−アゾビスメチルブチロニトリル(AMBN)を0.1g加えた。9gの脱イオン水中に3gのポリエチレングリコール(分子量4,000g/mol)を含む溶液を別個に調製した。ポリエチレングリコール溶液に対して、3gのシリコーンモノマー溶液を加えた。次いで、得られたエマルションを実施例1の手順に従って音波処理によって均質化し、ミニエマルションを得た。次いで、ミニエマルションを実施例1の手順に従って重合した。
比較例
米国特許出願第2010/00249273号の実施例12〜15に従ってOHmPDMS及びSiMAA2 DMから調製したシリコーンポリマーマイクロエマルションに、10重量%のポリエチレングリコール(分子量4,000g/mol)を加えた。分散体は、溶解及び粒子表面上へのPEG分子の吸着が確実に完了するように一晩混合した。得られた粘稠な、半透明の分散体を、2−ヒドロキシエチルメタクリレートと50:50重量比で混合した。混合物は、可視的な凝塊を含んだ不透明な白い液体を直ちに形成した。図9に示すように、光学顕微鏡下において多くの大きな粒子凝集体が存在した。したがって、PEG鎖が粒子表面に化学的に結合するのではなく、物理的に結合しているだけの場合、シリコーンエマルションにPEG安定剤を後から追加しても、モノマー中に粒子を分散した状態に維持するのに効果的ではないことが実証された。
(1) モノマー系中に分散した約500nm未満の平均粒径を有する複数の工学的粒子(engineered particles)を含む組成物から形成されたコンタクトレンズであって、前記工学的粒子のそれぞれが、疎水性の核及び親水性の外殻を含み、
前記疎水性の核が多数の架橋体(cross-links)を含むシリコーン系ポリマーを含み、前記親水性の外殻が反応性安定剤から形成され、前記反応性安定剤の残基が、前記粒子を形成するように、前記シリコーン系ポリマーに共有結合し、
前記コンタクトレンズが、約50〜約180マイクロメートルの範囲の中心厚さ、及びCSIレンズと比較して100%未満の曇り度を有する、コンタクトレンズ。
(2) 前記親水性の外殻の少なくとも50重量%が、前記反応性安定剤の前記残基である、実施態様1に記載のコンタクトレンズ。
(3) 前記親水性の外殻の100重量%が、前記反応性安定剤の前記残基である、実施態様2に記載のコンタクトレンズ。
(4) 前記外殻が架橋している、実施態様1に記載のコンタクトレンズ。
(5) 前記組成物が、実質的に界面活性剤を含まない、実施態様1に記載のコンタクトレンズ。
(7) 前記反応性安定剤が、約1000〜約10,000g/molの範囲の分子量を有するポリエチレングリコールジアゾポリマーを含む、実施態様1に記載のコンタクトレンズ。
(8) 前記反応性安定剤が、約2000〜約6000g/molの範囲の分子量を有するポリエチレングリコールジアゾポリマーを含む、実施態様7に記載のコンタクトレンズ。
(9) 前記反応性安定剤が、約4000g/molの分子量を有するポリエチレングリコールジアゾポリマーを含む、実施態様8に記載のコンタクトレンズ。
(10) 前記反応性安定剤が、約5000〜約8000g/molの範囲の分子量を有するチオ炭酸塩ポリジメチルアクリルアミドポリマー(polydimethylacrylamide thiocarbonate polymer)を含む、実施態様1に記載のコンタクトレンズ。
(12) 前記疎水性の核が、約0.1〜約50重量%の前記シロキシマクロマーを含む、実施態様11に記載のコンタクトレンズ。
(13) 前記疎水性の核が、メチル−ビス(トリメチルシリルオキシ)−シリル−プロピルグリセロール−メタクリレート(SiMAA2)、モノ−(3−メタクリルオキシ−2−ヒドロキシプロピルオキシ)プロピル末端、モノ−ブチル末端ポリジメチルシロキサン)、(OHmPDMS)、モノメタクリルオキシプロピル末端モノ−n−ブチル末端ポリジメチルシロキサン(mPDMS)、N−(3−(3−(9−ブチル−1,1,3,3,5,5,7,7,9,9−デカメチルペンタシロキサニル)プロポキシ)−2−ヒドロキシプロピル)アクリルアミド)(SA1)、及び下記の式
(14) 前記疎水性の核がシロキシマクロマーを含み、前記架橋体が架橋剤の不在下で形成される、実施態様1に記載のコンタクトレンズ。
(15) 前記架橋体が、メチル−ビス(トリメチルシリルオキシ)−シリル−プロピルグリセロール−ジメタクリレート(SiMAA2 DM)、モノメタクリルオキシプロピル末端モノ−n−ブチル末端ポリジメチルシロキサンジメタクリレート(mPDMS DM)、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される化合物によって形成される、実施態様1に記載のコンタクトレンズ。
(17) 前記治療薬が、免疫抑制剤、抗菌剤、抗真菌剤、ビタミン類、抗炎症剤、抗VEGF(血管上皮成長因子)剤、黄斑色素サプリメント、抗生物質、眼圧下降剤、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、実施態様16に記載のコンタクトレンズ。
(18) 前記治療薬が前記核からの制御放出を示す、実施態様16に記載のコンタクトレンズ。
(19) 前記粒子が水和コンタクトレンズの屈折率の約10%以内の屈折率を有するように、前記核が1つ又は2つ以上の調整ポリマー(modulating polymers)を更に含む、実施態様1に記載のコンタクトレンズ。
(20) 前記粒子が、約1.37〜約1.47の範囲の屈折率を有する、実施態様1に記載のコンタクトレンズ。
(22) モノマー系中に分散した約500nm未満の平均粒径を有する、複数の工学的粒子を含む組成物であって、前記工学的粒子のそれぞれが、疎水性の核及び親水性の外殻を含み、
前記核が、少なくとも1つのシリコーン反応性モノマーと両親媒性のマクロRAFT剤を含む反応性安定剤の疎水性セグメントとの反応生成物を含み、前記外殻が、前記両親媒性のマクロRAFT剤の1つ又は2つ以上の親水性セグメントを含む、組成物。
(23) 前記外殻が架橋している、実施態様22に記載の組成物。
(24) 前記反応性安定剤の前記親水性セグメントが、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリ(N,N−ジメチルアクリルアミド)(PDMA)ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリ(2−ヒドロキシプロピルメタクリルアミド)(PHEMA)、ポリ(N−2−ヒドロキシプロピルメタクリルアミド)(PHPMA)ポリ(N,N−ジメチルアクリルアミド−co−3−アクリルアミドプロパン酸)(ポリ(DMA−co−ACA1.0)、ポリ(N,N−ジメチルアクリルアミド−co−4−アクリルアミドブタン酸)(ポリ(DMA−co−ACA1.5)、ポリ(N,N−ジメチルアクリルアミド−co−5−アクリルアミドペンタン酸)(ポリ(DMA−co−ACA2.0)、及びこれらの組み合わせを含む、実施態様22に記載の組成物。
(25) 前記反応性安定剤の前記親水性セグメントが、約5000〜約8000g/molの範囲の分子量を有するチオ炭酸塩ポリジメチルアクリルアミドポリマーを含む、実施態様22に記載の組成物。
反応性安定剤を含む溶液を提供することと、
混合物を形成するために、1つ又は2つ以上のシロキシモノマー又はマクロマー、及び所望により架橋剤を、前記溶液に添加することと、
ミニエマルションを形成するために、前記混合物を乳化することと、
それぞれが疎水性の高分子核及び親水性の外殻を含む複数の工学的粒子を含むポリマー分散体を形成するために、前記ミニエマルションを重合することであって、前記親水性の外殻が前記反応性安定剤から形成される、ことと、を含む方法。
(27) 前記反応性安定剤の残基が、前記粒子を形成するように、前記シリコーン系ポリマーに共有結合する、実施態様26に記載の方法。
(28) 前記反応性安定剤の1つ又は2つ以上の親水性セグメントが、前記外殻を形成する、実施態様26に記載の方法。
(29) 前記架橋剤が疎水性である、実施態様26に記載の方法。
(30) 前記粒子が、約500nm未満の平均粒径を有する、実施態様26に記載の方法。
(32) 前記コンタクトレンズが、前記粒子なしの比較コンタクトレンズよりも少なくとも約20バーラー高い酸素透過性を有する、実施態様1に記載のコンタクトレンズ。
(33) 前記核が架橋している、実施態様22に記載の組成物。
Claims (33)
- モノマー系中に分散した約500nm未満の平均粒径を有する複数の工学的粒子を含む組成物から形成されたコンタクトレンズであって、前記工学的粒子のそれぞれが、疎水性の核及び親水性の外殻を含み、
前記疎水性の核が多数の架橋体を含むシリコーン系ポリマーを含み、前記親水性の外殻が反応性安定剤から形成され、前記反応性安定剤の残基が、前記粒子を形成するように、前記シリコーン系ポリマーに共有結合し、
前記コンタクトレンズが、約50〜約180マイクロメートルの範囲の中心厚さ、及びCSIレンズと比較して100%未満の曇り度を有する、コンタクトレンズ。 - 前記親水性の外殻の少なくとも50重量%が、前記反応性安定剤の前記残基である、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
- 前記親水性の外殻の100重量%が、前記反応性安定剤の前記残基である、請求項2に記載のコンタクトレンズ。
- 前記外殻が架橋している、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
- 前記組成物が、実質的に界面活性剤を含まない、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
- 前記反応性安定剤の前記残基が、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリ(N,N−ジメチルアクリルアミド)(PDMA)ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリ(2−ヒドロキシプロピルメタクリルアミド)(PHEMA)、ポリ(N−2−ヒドロキシプロピルメタクリルアミド)(PHPMA)ポリ(N,N−ジメチルアクリルアミド−co−3−アクリルアミドプロパン酸)(ポリ(DMA−co−ACA1.0)、ポリ(N,N−ジメチルアクリルアミド−co−4−アクリルアミドブタン酸)(ポリ(DMA−co−ACA1.5)、ポリ(N,N−ジメチルアクリルアミド−co−5−アクリルアミドペンタン酸)(ポリ(DMA−co−ACA2.0)、及びこれらの組み合わせを含む、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
- 前記反応性安定剤が、約1000〜約10,000g/molの範囲の分子量を有するポリエチレングリコールジアゾポリマーを含む、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
- 前記反応性安定剤が、約2000〜約6000g/molの範囲の分子量を有するポリエチレングリコールジアゾポリマーを含む、請求項7に記載のコンタクトレンズ。
- 前記反応性安定剤が、約4000g/molの分子量を有するポリエチレングリコールジアゾポリマーを含む、請求項8に記載のコンタクトレンズ。
- 前記反応性安定剤が、約5000〜約8000g/molの範囲の分子量を有するチオ炭酸塩ポリジメチルアクリルアミドポリマーを含む、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
- 前記疎水性の核が、約0.1〜約99.9重量%のシロキシマクロマーを含む、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
- 前記疎水性の核が、約0.1〜約50重量%の前記シロキシマクロマーを含む、請求項11に記載のコンタクトレンズ。
- 前記疎水性の核が、メチル−ビス(トリメチルシリルオキシ)−シリル−プロピルグリセロール−メタクリレート(SiMAA2)、モノ−(3−メタクリルオキシ−2−ヒドロキシプロピルオキシ)プロピル末端、モノ−ブチル末端ポリジメチルシロキサン)、(OHmPDMS)、モノメタクリルオキシプロピル末端モノ−n−ブチル末端ポリジメチルシロキサン(mPDMS)、N−(3−(3−(9−ブチル−1,1,3,3,5,5,7,7,9,9−デカメチルペンタシロキサニル)プロポキシ)−2−ヒドロキシプロピル)アクリルアミド)(SA1)、及び下記の式
- 前記疎水性の核がシロキシマクロマーを含み、前記架橋体が架橋剤の不在下で形成される、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
- 前記架橋体が、メチル−ビス(トリメチルシリルオキシ)−シリル−プロピルグリセロール−ジメタクリレート(SiMAA2 DM)、モノメタクリルオキシプロピル末端モノ−n−ブチル末端ポリジメチルシロキサンジメタクリレート(mPDMS DM)、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される化合物によって形成される、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
- 前記核が治療薬を更に含む、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
- 前記治療薬が、免疫抑制剤、抗菌剤、抗真菌剤、ビタミン類、抗炎症剤、抗VEGF(血管上皮成長因子)剤、黄斑色素サプリメント、抗生物質、眼圧下降剤、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項16に記載のコンタクトレンズ。
- 前記治療薬が前記核からの制御放出を示す、請求項16に記載のコンタクトレンズ。
- 前記粒子が水和コンタクトレンズの屈折率の約10%以内の屈折率を有するように、前記核が1つ又は2つ以上の調整ポリマーを更に含む、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
- 前記粒子が、約1.37〜約1.47の範囲の屈折率を有する、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
- 前記コンタクトレンズが、前記粒子なしの比較コンタクトレンズよりも少なくとも約10バーラー高い酸素透過性を有する、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
- モノマー系中に分散した約500nm未満の平均粒径を有する、複数の工学的粒子を含む組成物であって、前記工学的粒子のそれぞれが、疎水性の核及び親水性の外殻を含み、
前記核が、少なくとも1つのシリコーン反応性モノマーと両親媒性のマクロRAFT剤を含む反応性安定剤の疎水性セグメントとの反応生成物を含み、前記外殻が、前記両親媒性のマクロRAFT剤の1つ又は2つ以上の親水性セグメントを含む、組成物。 - 前記外殻が架橋している、請求項22に記載の組成物。
- 前記反応性安定剤の前記親水性セグメントが、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリ(N,N−ジメチルアクリルアミド)(PDMA)ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリ(2−ヒドロキシプロピルメタクリルアミド)(PHEMA)、ポリ(N−2−ヒドロキシプロピルメタクリルアミド)(PHPMA)ポリ(N,N−ジメチルアクリルアミド−co−3−アクリルアミドプロパン酸)(ポリ(DMA−co−ACA1.0)、ポリ(N,N−ジメチルアクリルアミド−co−4−アクリルアミドブタン酸)(ポリ(DMA−co−ACA1.5)、ポリ(N,N−ジメチルアクリルアミド−co−5−アクリルアミドペンタン酸)(ポリ(DMA−co−ACA2.0)、及びこれらの組み合わせを含む、請求項22に記載の組成物。
- 前記反応性安定剤の前記親水性セグメントが、約5000〜約8000g/molの範囲の分子量を有するチオ炭酸塩ポリジメチルアクリルアミドポリマーを含む、請求項22に記載の組成物。
- モノマー系中に分散するための複数の工学的粒子を調製する方法であって、
反応性安定剤を含む溶液を提供することと、
混合物を形成するために、1つ又は2つ以上のシロキシモノマー又はマクロマー、及び所望により架橋剤を、前記溶液に添加することと、
ミニエマルションを形成するために、前記混合物を乳化することと、
それぞれが疎水性の高分子核及び親水性の外殻を含む複数の工学的粒子を含むポリマー分散体を形成するために、前記ミニエマルションを重合することであって、前記親水性の外殻が前記反応性安定剤から形成される、ことと、を含む方法。 - 前記反応性安定剤の残基が、前記粒子を形成するように、前記シリコーン系ポリマーに共有結合する、請求項26に記載の方法。
- 前記反応性安定剤の1つ又は2つ以上の親水性セグメントが、前記外殻を形成する、請求項26に記載の方法。
- 前記架橋剤が疎水性である、請求項26に記載の方法。
- 前記粒子が、約500nm未満の平均粒径を有する、請求項26に記載の方法。
- 濃縮した分散体を形成するために溶液溶媒を除去し、続いて前記モノマー系に前記濃縮した分散体を加えることによって、前記ポリマー分散体中の前記工学的粒子の濃度を高めることを更に含む、請求項26に記載の方法。
- 前記コンタクトレンズが、前記粒子なしの比較コンタクトレンズよりも少なくとも約20バーラー高い酸素透過性を有する、請求項1に記載のコンタクトレンズ。
- 前記核が架橋している、請求項22に記載の組成物。
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