JP2015232590A - 電気光学装置、電子機器、及び電気光学装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1画素群及び第2画素群と、第1画素群への第1データ信号の書き込み、及び第2画素群への第2データ信号の書き込みを行うための駆動回路とが設けられた電気光学パネルと、第1データ信号と、駆動回路を制御するタイミング信号とを電気光学パネルに出力可能な第1回路と、第2データ信号とタイミング信号とを電気光学パネルに出力可能な第2回路と、を電気光学装置に備えさせる。第1期間では、第1回路はタイミング信号及び第1データ信号を出力し、第2回路は第2データ信号を出力し且つタイミング信号の出力を停止する。第2期間では、第2回路はタイミング信号及び第2データ信号を出力し、第1回路は第1データ信号を出力し且つタイミング信号の出力を停止する。
【選択図】図6
Description
そのような液晶装置では、FPCに実装されているデータ線駆動回路に、データ信号を液晶パネルに供給するほか、タイミング信号を液晶パネルに供給する機能を持たせることが考えられる。この場合、タイミング信号は液晶パネルの内部の配線によって分配回路に供給されるところ、その配線は寄生容量が存在する。このため、タイミング信号は容量性の負荷に対して出力されることになる。
複数のデータ線駆動回路を用いて、1つの液晶パネルを駆動する場合、タイミング信号は複数のデータ線駆動回路のうち1つから液晶パネルに供給するのが通常である。
しかしながら、タイミング信号は容量性の負荷に対して出力されるので、データ線駆動回路におけるタイミング信号の出力段には、駆動性能が高いトランジスターが用いる必要がある。このため、データ線駆動回路にとってタイミング信号の出力に要する電力は小さくなく、タイミング信号を出力するデータ線駆動回路は、これを出力しないデータ線駆動回路と比較して負荷が大きくなり、発熱量も増大する。
ここでデータ線駆動回路を構成するトランジスターは温度によって入出力特性が変化する素子であるため、データ信号とタイミング信号とを液晶パネルに供給するデータ線駆動回路と、データ信号のみを液晶パネルに供給する他のデータ線駆動回路との間で、データ信号の出力特性に差が生じ、ひいては、表示される階調に差が生じるといった問題があった
本発明は、上述の事情に鑑みて為されたものであり、二以上の集積回路(例えばデータ線駆動回路)を用いて一の電気光学パネルを駆動する際に、各集積回路(例えばデータ線駆動回路)間の負荷の相違に起因する出力特性の差を低減させる電気光学装置、電子機器、及び電気光学装置の制御方法を提供することを課題とする。
なお、この態様において、「駆動回路」は例えば分配回路(デマルチプレクサー)または走査線駆動回路であってもよく、第1回路及び第2回路は例えばデータ線駆動回路であってもよい。また、「駆動回路」が分配回路(デマルチプレクサー)である場合には、「タイミング信号」は分配回路(デマルチプレクサー)を動作させる選択信号であってもよい。
なお、この態様において、「駆動回路」は例えばデマルチプレクサー(分配回路)であってもよく、第1回路及び第2回路は例えばデータ線駆動回路であってもよい。また、「駆動回路」がデマルチプレクサー(分配回路)である場合には、「タイミング信号」はデマルチプレクサー(分配回路)を動作させる選択信号であってもよい。
なお、この態様において、「駆動回路」は例えば分配回路(デマルチプレクサー)または走査線駆動回路であってもよく、第1回路及び第2回路は例えばデータ線駆動回路であってもよい。また、「駆動回路」が分配回路(デマルチプレクサー)である場合には、「タイミング信号」は分配回路(デマルチプレクサー)を動作させる選択信号であってもよい。
第1乃至第4データ線駆動回路200a乃至200dの各々は、例えば、1チップのICで構成され、第1乃至第4FPC300a乃至300dの各々に、COF(Chip On Film)技術によって実装されている。
第1FPC300a乃至第4FPC300d上には信号を伝送するための配線(不図示)が設けられ、当該配線の一方端部は電気光学パネル150における信号入力端子(不図示)に接続されている。また、当該配線の他方端部は不図示の基板に接続されており、該基板には制御部250(図2参照)が設けられている。すなわち、第1乃至第4データ線駆動回路200a乃至200dは、第1FPC300a乃至第4FPC300d上の配線を介して、電気光学パネル150と制御部250(図2参照)とに電気的に接続されている。
画素部10内の画素回路PIXは、図2に示すようにJ個の画素ブロックB[1]〜B[J]のいずれかに区分される。詳細には、画素部10内のN本のデータ線14は、連続して配置された4本ごとに同一の分配回路57[j(jは1≦j≦Jを満たす任意の自然数)]に接続されるところ、同一の分配回路57[j]に接続される画素の集合を、一つの画素ブロックB[j]としている。なお、J=N/4の関係が成立する。
第j番目の分配回路57[j]は、第j番目の制御線15に供給される画像信号D[j]を画素ブロックB[j]に対応する4本のデータ線14の各々に分配する回路(デマルチプレクサー)であり、画素ブロックB[j]に対応するデータ線14に係る4個のスイッチ58[1]〜58[4]を含んで構成される。分配回路57[j]の第x番目のスイッチ58[x]は、画素ブロックB[j]の4本のデータ線14のうち第x列目のデータ線14とJ本の制御線15のうち第j番目の制御線15との間に介在して両者間の電気的な接続(導通/非導通)を制御する。
ここでJ個の分配回路57[1]〜57[J]は、それぞれ4個のスイッチ58[1]〜58[4]を備える。スイッチ58[1]〜58[4]は、そのオンとオフとを切り替えるための信号(選択信号S1〜S4)が入力される制御入力端子(不図示)を備え、当該制御入力端子(不図示)に入力された信号のレベルによってオンとオフとが切り替えられる。すなわち、分配回路57[1]〜57[J]は、所定の画素群にデータ信号の書き込みを行うための駆動回路として機能する。
ところで、選択信号S1〜S4を伝送する配線は、電気光学パネル150内部で第1領域100a乃至第4領域100dに引き回されているため、当該配線の長さは、当該配線に係る寄生容量を無視できるほどに短いものではない場合がある。よって、第1乃至第4データ線駆動回路200a乃至200dにおける選択信号S1〜S4の出力段から電気光学パネル150を見たときの負荷は容量性負荷となっている。従って、第1乃至第4データ線駆動回路200a乃至200dにおける信号の出力段には、駆動能力が高いトランジスターが用いられる。
このため、第1乃至第4データ線駆動回路200a乃至200dにとって選択信号S1〜S4の出力に要する電力は小さくなく、画像信号D[1]〜[J]に加えて選択信号S1〜S4を電気光学パネル150に供給するデータ線駆動回路は、画像信号D[1]〜[J]のみを電気光学パネル150に供給する他のデータ線駆動回路と比較して、負荷が大きくなり、発熱量も増大する。
すなわち、画像信号D[1]〜[J]に加えて選択信号S1〜S4を電気光学パネル150に供給するデータ線駆動回路は、他のデータ線駆動回路と同じ階調を示す画像信号D[1]〜[J]が入力されても、他のデータ線駆動回路とは異なる階調を指定する画像信号D[1]〜[J]を出力してしまう可能性がある。
そこで本実施形態では、第1データ線駆動回路200a乃至第4データ線駆動回路200dの負荷を均一化するために、制御部250が、第1データ線駆動回路200a乃至第4データ線駆動回路200dのうち、選択信号S1〜S4を電気光学パネル150に出力させる一の回路を、水平走査期間Hごとに切り替えるように制御する。
なお、第1乃至第4データ線駆動回路200a乃至200dのいずれに選択信号S1〜S4を出力させるかの制御部250による制御については、図6を参照して後に詳述する。
なお、制御部250は、図4に示すように、液晶素子42の印加電圧の極性が垂直走査期間毎に(図4の垂直走査期間V1と垂直走査期間V2とで)反転するような画像信号D[j]を第1乃至第4データ線駆動回路200a乃至200dに供給する。
説明を図2に戻す。図2の走査線駆動回路22は、各走査線12に走査信号G[1]〜G[M]を供給することでM本の走査線12の各々を順次に選択する。すなわち、走査線駆動回路22は、各画素群へのデータ信号の書き込みを行うための駆動回路として機能する。
このとき各水平走査期間H内のプリチャージ期間TPREでは、信号分配回路54内の全てのスイッチ58[1]〜[4]がオン状態に遷移し、N本のデータ線14の各々(さらには各画素回路PIX内の画素電極421)にプリチャージ電位VPREが供給される。
以上のように各画素回路PIXに対する画像信号D[j]の供給前(書込前)に各データ線14の電位がプリチャージ電位VPREに初期化されるので、表示画像の階調斑(縦クロストーク)が防止され得る。
ここで、プリチャージ電位VPREは、所定の基準電位VREF(例えば画像信号D[j]の振幅中心となる電位)に対して、各垂直走査期間ごとに負極性又は正極性の電位に設定される。
他方、各水平走査期間H内の書込期間TWRTにおいて、第1データ線駆動回路200aは、選択信号S1〜S4を順番に出力する(アクティブレベルに設定する)。したがって、第m行の走査線12が選択される水平走査期間H内の各単位期間U[k(kは1≦k≦4を満たす自然数)]では、分配回路57[1]〜57[J]の各々における4個のスイッチ58[1]〜58[4]のうち第k番目のスイッチ58[k](信号分配回路54内で合計J個のスイッチ58[k])がオン状態に遷移し、各画素ブロックB[j]の第k列目のデータ線14に画像信号D[j]の階調電位が供給される。
すなわち、書込期間TWRTでは、J個の画素ブロックB[1]〜B[J]の各々において当該画素ブロックB[j]内の4本のデータ線14に階調電位が時分割で供給される。第m番目の水平走査期間H内の単位期間U[k]において、階調電位は、第m行の走査線12と画素ブロックB[j]内の第k列目のデータ線14との交差に対応する画素回路PIXの指定階調に応じて設定される。
図5に示すように、第1乃至第4データ線駆動回路200a乃至200dからの選択信号S1の供給経路同士は、電気光学パネル150内で、選択信号S1の伝送経路上のノードn1において相互に接続されている。第1乃至第4データ線駆動回路200a乃至200dからの選択信号S2の供給経路同士は、電気光学パネル150内で、選択信号S2の伝送経路上のノードn2において相互に接続されている。第1乃至第4データ線駆動回路200a乃至200dからの選択信号S3の供給経路同士は、電気光学パネル150内で、選択信号S3の伝送経路上のノードn3において相互に接続されている。第1乃至第4データ線駆動回路200a乃至200dからの選択信号S4の供給経路同士は、電気光学パネル150内で、選択信号S4の伝送経路上のノードn4において相互に接続されている。
上述したように本実施形態では、第1乃至第4データ線駆動回路200a乃至200dの負荷を均一化するために、制御部250が、第1乃至第4データ線駆動回路200a乃至200dのうち、選択信号S1〜S4を電気光学パネル150に出力させる一の回路を、水平走査期間Hごとに切り替えるように制御する。この制御部250による制御は、第1データ線駆動回路200aへの制御信号CTLaの供給、第2データ線駆動回路200bへの制御信号CTLbの供給、第3データ線駆動回路200cへの制御信号CTLcの供給、及び、第4データ線駆動回路200dへの制御信号CTLdの供給により行われる。
他方、第1乃至第4データ線駆動回路200a乃至200dは、アクティブレベルに設定された制御信号CTLa乃至CTLdが供給された状態では、選択信号S1〜S4の出力段をアクティブに設定し、選択信号S1〜S4を出力して電気光学パネル150に供給する。
なお、プリチャージ期間TPRE及び書込期間TWRTにおける選択信号S1〜S4の具体的な出力態様は、図4を参照して説明した通りである。
具体的には、図6に示す例では、第1データ線駆動回路200a→第2データ線駆動回路200b→第3データ線駆動回路200c→第4データ線駆動回路200d→第1データ線駆動回路200a→・・・との順で、選択信号S1〜S4を出力するデータ線駆動回路が、1水平走査期間Hごとに切り替わる。
以上説明したように、本実施形態では、第1乃至第4データ線駆動回路200a乃至200dのうち特定の一のデータ線駆動回路のみに選択信号S1〜S4を出力させ続ける構成と比較して、第1乃至第4データ線駆動回路200a乃至200dの負荷を均一化できるため、各データ線駆動回路間の出力特性に差が生じてしまうことが抑制される。
上述した一実施形態においては、説明の便宜上、表示部100の第1領域100a乃至第4領域100dの各領域と、第1乃至第4データ線駆動回路200a乃至200dの各データ線駆動回路とを一対一で対応させて表示部100を駆動している。しかしながら、このような駆動態様に限られないことは勿論であり、例えば図7に示す駆動態様を採用してもよい。すなわち、図7に示すように画素ブロックB[j]の「j」の値が小さい順に、第1データ線駆動回路200aによる駆動→第2データ線駆動回路200bによる駆動→第3データ線駆動回路200cによる駆動→第4データ線駆動回路200dによる駆動→第1データ線駆動回路200aによる駆動→・・・との順で、第1乃至第4データ線駆動回路200a乃至200dを、各画素ブロック[j]のデータ線駆動回路として割り振っても勿論よい。
従って、xを零以上の整数とすると、本変形例では画素ブロックB[4x+1]は第1駆動回路200aにより駆動される第1画素群であり、画素ブロックB[4x+2]は第2駆動回路200bにより駆動される第2画素群であり、画素ブロックB[4x+3]は第3駆動回路200cにより駆動される第3画素群であり、画素ブロックB[4x+4]は第4駆動回路200dにより駆動される第4画素群である。
上述した一実施形態においては、従来技術の課題を解決する観点から、第1乃至第4データ線駆動回路200a乃至200dの間で、選択信号S1〜S4の出力に係る負荷を均一化する制御方法を説明した。しかしながら、上述した一実施形態に特有の制御方法は、選択信号S1〜S4の出力に係る処理以外の処理についても適用可能である。例えば、上述した一実施形態と同様に一の電気光学装置を複数の駆動回路で駆動する構成であって、走査線駆動回路がシフトレジスタを備える場合に、当該シフトレジスタを動作させるためのイネーブル信号を出力する駆動回路の制御に、上述した一実施形態に特有の制御方法を適用可能である。この場合、制御部は、イネーブル信号を出力する一の駆動回路を、例えば水平走査期間ごとに切り替えるように複数の駆動回路を制御する。
上述した一実施形態においては、電気光学装置の一態様として液晶表示装置を例に説明した。しかしながら、上述した一実施形態は、例えば有機ELディスプレイ(Organic Electro-Luminescence Display:OELD)等の他の態様の表示装置にも適用可能である。
また、上述した一実施形態に係る電気光学装置は、各種の電子機器に利用され得る。図8は、電気光学装置1を適用した投射型表示装置(3板式のプロジェクター)4000の模式図である。投射型表示装置4000は、相異なる表示色(赤色,緑色,青色)に対応する3個の電気光学装置1(1R,1G,1B)を含んで構成される。照明光学系4001は、照明装置(光源)4002からの出射光のうち赤色成分rを電気光学装置1Rに供給し、緑色成分gを電気光学装置1Gに供給し、青色成分bを電気光学装置1Bに供給する。各電気光学装置1は、照明光学系4001から供給される各単色光を表示画像に応じて変調する光変調器(ライトバルブ)として機能する。投射光学系4003は、各電気光学装置1からの出射光を合成して投射面4004に投射する。
Claims (8)
- 第1画素群及び第2画素群と、前記第1画素群への第1データ信号の書き込み、及び前記第2画素群への第2データ信号の書き込みを行うための駆動回路とが設けられた電気光学パネルと、
前記第1データ信号と、前記駆動回路を制御するタイミング信号とを前記電気光学パネルに出力可能な第1回路と、
前記第2データ信号と前記タイミング信号とを前記電気光学パネルに出力可能な第2回路とを備え、
第1期間において、前記第1回路は前記タイミング信号及び前記第1データ信号を前記電気光学パネルに出力し、前記第2回路は前記第2データ信号を前記電気光学パネルに出力し且つ前記タイミング信号の出力を停止し、
第2期間において、前記第2回路は前記タイミング信号及び前記第2データ信号を前記電気光学パネルに出力し、前記第1回路は前記第1データ信号を前記電気光学パネルに出力し且つ前記タイミング信号の出力を停止する、
ことを特徴とする電気光学装置。 - 前記電気光学パネルは、
前記第1回路から前記タイミング信号が供給される第1端子と、
前記第2回路から前記タイミング信号が供給される第2端子と、
前記第1端子と前記第2端子と前記駆動回路とを電気的に接続する配線と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。 - 前記電気光学パネルは、複数の走査線と、複数のデータ線とを備え、
前記第1画素群と前記第2画素群とに属する画素は、前記データ線と前記走査線との交差に対応して設けられており、
前記駆動回路は、
前記タイミング信号に基づいて前記第1画素群に属するN(Nは2以上の自然数)本のデータ線のうち選択した1本のデータ線に前記第1データ信号を出力する第1選択回路と、
前記タイミング信号に基づいて前記第2画素群に属するN本のデータ線のうち選択した1本のデータ線に前記第2データ信号を出力する第2選択回路とを備える、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置。 - 前記第1期間においてアクティブとなり、且つ前記第2期間において非アクティブとなる第1制御信号、前記第2期間においてアクティブとなり、且つ前記第1期間において非アクティブとなる第2制御信号、前記タイミング信号、前記第1データ信号、及び前記第2データ信号を生成し、前記第1制御信号、前記タイミング信号及び前記第1データ信号を前記第1回路に出力し、前記第2制御信号、前記タイミング信号及び前記第2データ信号を前記第2回路に出力する制御部とを備え、
前記第1回路は、前記第1制御信号に基づいて前記タイミング信号を前記電気光学パネルに出力し、
前記第2回路は、前記第2制御信号に基づいて前記タイミング信号を前記電気光学パネルに出力する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のうち何れか一項に記載の電気光学装置。 - 前記第1回路は、第1のフレキシブル基板上に設けられ、前記第2回路は、第2のフレキシブル基板上に設けられることを特徴とする請求項1乃至4のうち何れか一項に記載の電気光学装置。
- 請求項1乃至5のうち何れか一項に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
- 第1画素群及び第2画素群と、前記第1画素群への第1データ信号の書き込み及び前記第2画素群への第2データ信号の書き込みを制御する制御回路とが設けられた電気光学パネルと、前記第1データ信号と、前記制御回路を制御するタイミング信号とを前記電気光学パネルに出力可能な第1回路と、前記第2データ信号と前記タイミング信号とを前記電気光学パネルに出力可能な第2回路とを備えた電気光学装置の制御方法であって、
第1期間において、前記第1回路が前記タイミング信号及び前記第1データ信号を前記電気光学パネルに出力し、前記第2回路が前記第2データ信号を前記電気光学パネルに出力し且つ前記タイミング信号の出力を停止するように制御し、
第2期間において、前記第2回路が前記タイミング信号及び前記第2データ信号を前記電気光学パネルに出力し、前記第1回路が前記第1データ信号を前記電気光学パネルに出力し且つ前記タイミング信号の出力を停止するように制御する、
ことを特徴とする電気光学装置の制御方法。 - 第1画素群及び第2画素群と、前記第1画素群への第1データ信号の書き込み、及び前記第2画素群への第2データ信号の書き込みを行うための駆動回路とが設けられた電気光学パネルと、
前記第1データ信号と、前記駆動回路を制御するタイミング信号とを前記電気光学パネルに出力可能な第1回路と、
前記第2データ信号と前記タイミング信号とを前記電気光学パネルに出力可能な第2回路とを備え、
第1期間において、前記駆動回路は、前記第1回路又は前記第2回路のいずれか一方から出力された前記タイミング信号により制御され、
第2期間において、前記駆動回路は、前記第1回路又は前記第2回路のいずれか他方から出力された前記タイミング信号により制御される、
ことを特徴とする電気光学装置。
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