JP2015231305A - スイッチトリラクタンスモータの制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化と高い制御性の両方を実現可能なスイッチトリラクタンスモータの制御システムを提供する。【解決手段】SRモータ10は、偶数個の突極11a〜fを有する固定子11と、固定子11の突極個数と倍数関係にない偶数個の突極12a〜dを有する回転子12と、固定子12の各突極の間をつなぐヨーク11g部分にトロイダル状に巻き付けられたトロイダル巻線21a〜23a,21b〜23bが、電気角360度離れた位置同士で直列接続した3相の突極間巻線21〜23と、を備え、駆動回路30は、バッテリ37に並列に接続されて、突極間巻線21〜23に正方向及び負方向の両方から電流を通電できる通電経路を相毎に備え、相毎に独立して、通電経路から突極間巻線21〜23へ電流を通電できる。【選択図】 図1

Description

本発明は、スイッチトリラクタンスモータの制御システムに関する。
一般的に、スイッチトリラクタンスモータは、ステータの突極に巻線が設けられ、中心軸を挟んで対向する2つの巻線が直列に接続されて、それぞれ相を形成している。このようなスイッチトリラクタンスモータでは、一相を通電している間、他の相は非通電状態とされる。そのため、一相のみへの通電で、トルク発生のための磁束を発生させることになる。よって、巻線には多くの巻回数が必要となり、モータの形状が大きくなる。
そこで、特許文献1のスイッチトリラクタンスモータは、ヨーク部分に巻き付けられた複数の突極間巻線を有し、隣接する突極間巻線を直列接続した2つの巻線組を形成し、1つの巻線組で同じ方向の磁束を発生させている。
特開平11−113229号公報
特許文献1のスイッチトリラクタンスモータは、各巻線を直列に接続して、同じ電流を通電するため、負トルクに寄与する漏れ磁束が発生して、磁束の飽和領域におけるトルクが低下するおそれがある。
また、特許文献1のスイッチトリラクタンスモータでは、全駆動領域において全相同時に通電するため、電流がゼロとなる相が存在しない。そのため、高速駆動領域において励磁を切り替える際に、電流が反転する巻線において電流の応答遅れが生じ、トルクが低下するおそれがある。
本発明は、上記実情に鑑み、小型化と高い制御性の両方を実現可能なスイッチトリラクタンスモータの制御システムを提供することを主たる目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、スイッチトリラクタンスモータ、及び前記スイッチトリラクタンスモータを駆動する駆動回路を備えるスイッチトリラクタンスモータの制御システムであって、前記モータは、偶数個の突極を有する固定子と、前記固定子の突極個数と倍数関係にない偶数個の突極を有する回転子と、前記固定子の各突極の間をつなぐヨーク部分にトロイダル状に巻き付けられたトロイダル巻線が、電気角360度離れた位置同士で直列接続されたN(2以上の整数)相の突極間巻線と、を備え、前記駆動回路は、電源に並列に接続されて、前記突極間巻線に正方向及び負方向の両方から電流を通電できる通電経路を相毎に備え、相毎に独立して、前記通電経路から前記突極間巻線へ電流を通電できる。
本発明のスイッチトリラクタンスモータでは、ヨーク部分のトロイダル巻線を電気角360度離れた位置同士で直列接続されたN相の突極間巻線に、電流を通電させることにより磁束が発生する。また、駆動回路は、突極間巻線に正方向及び負方向の両方から電流を通電できる通電経路を相毎に備え、相毎に独立して、通電経路から突極間巻線へ電流を通電できる。
そのため、突極間巻線に流れる電流の方向を適切に設定してN相同時に通電すれば、N個のトロイダル巻線組ごとに同方向の磁束を発生させることができる。よって、個別のトロイダル巻線の巻回数は、1相のみの通電で磁束を発生させる場合の1/Nにできる。これにより、巻線量が減少しモータを小型化できる。また、相毎に突極間巻線に流れる電流の極性及び大きさを変えられるため、モータの制御性を高くすることができる。したがって、小型化と高い制御性の両方を実現できる。
SRモータの制御システムの構成を示す図。 U相の駆動回路の構成を示す図。 制御モードA〜Cの駆動領域を示す図。 制御モードAにおける各相の電流波形を示す図。 回転子が回転する態様を示す図。 制御モードBにおける各相の電流波形を示す図。 制御モードBにおける各相の電流波形を示す図。 制御モードCにおける各相の電流波形を示す図。 制御モードCにおける各相の電流波形を示す図。 鎖交磁束分布を示す図。 電流実行値に対する平均トルクを示す図。 電気角に対するトルクを示す図。 他の実施形態に係るSRモータの構成を示す図。
以下、スイッチトリラクタンスモータ(以下、SRモータ)の制御システムを具現化した実施形態について、図面を参照しつつ説明する。本実施形態に係るSRモータの制御システムは、図1に示すように、SRモータ10、及びSRモータ10を駆動する駆動回路30を備える。
本実施形態に係るSRモータ10は、6個の突極11a〜fを有する固定子11、4個の突極12a〜dを有する回転子12、及び3相の突極間巻線21〜23を備える。U相の突極間巻線21は、電気角360度離れた位置同士のトロイダル巻線21aと21bとが、直列接続されたものである。同様に、V相の突極間巻線22は、電気角360度離れた位置同士のトロイダル巻線22aと22bとが、直列接続されたものである。また、W相の突極間巻線23は、電気角360度離れた位置同士のトロイダル巻線23aと23bとが、直列接続されたものである。トロイダル巻線21a〜23a,21b〜23bは、固定子11の各突極11a〜fの間をつなぐヨーク部分11gに、トロイダル状に巻き付けられた巻線である。固定子11の周方向において隣り合うトロイダル巻線は、互いに異なる方向に、ヨーク部分11gに巻き付けられている。
駆動回路30は、バッテリ37(電源)に並列に接続された通電経路を相毎に備え、バッテリ37から出力された直流電力を3相に変換して、SRモータ10へ供給する。U相の通電経路は、スイッチング素子31a〜dを備え、突極間巻線21に正方向及び負方向の両方向から電流を通電できる。V相の通電経路は、スイッチング素子32a〜dを備え、突極間巻線22に正方向及び負方向の両方向から電流を通電できる。W相の通電経路は、スイッチング素子33a〜dを備え、突極間巻線23に正方向及び負方向の両方向から電流を通電できる。駆動回路30は、相毎に独立して、すなわち、相毎に電流の大きさ及び通電方向を設定して、通電経路から突極間巻線へ電流を通電できる。
本実施形態では、スイッチング素子31a〜d,32a〜d,33a〜dとして、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を用いている。スイッチング素子31a〜d,32a〜d,33a〜dは、MOSFETや、バイポーラトランジスタ等でもよい。スイッチング素子31a〜d,32a〜d,33a〜dには、それぞれダイオード41a〜d,42a〜d,43a〜dが、逆並列に接続されている。
各相の通電経路は同様の構成をしているため、以下、図2を参照してU相の通電経路についてのみ説明し、V相及びW相の通電経路の説明は省略する。U相の通電経路は、2個のスイッチング素子31aと31bとが直列に接続された直列体と、2個のスイッチング素子31cと31dとが直列に接続された直列体と、を備えるフルブリッジ回路である。スイッチング素子31aのエミッタ端子とスイッチング素子31bのコレクタ端子とが、接続点T1で接続されている。また、スイッチング素子31cのエミッタ端子とスイッチング素子31dのコレクタ端子とが、接続点T2で接続されている。そして、直列体の中点である接続点T1とT2とに、突極間巻線21の両端がそれぞれ接続されている。
また、スイッチング素子31aのコレクタ端子及びダイオード41aのカソードは、平滑用コンデンサ35の第1端及びバッテリ37の正極端子に接続されている。スイッチング素子31bのエミッタ端子及びダイオード41bのアノードは、平滑用コンデンサ35の第2端及びバッテリ37の負極端子に接続されている。また、スイッチング素子31cのコレクタ端子及びダイオード41cのカソードは、平滑用コンデンサ36の第1端及びバッテリ37の正極端子に接続されている。スイッチング素子31dのエミッタ端子及びダイオード41dのアノードは、平滑用コンデンサ36の第2端及びバッテリ37の負極端子に接続されている。
スイッチング素子31a〜dは、それぞれ図示しないコントローラから送信された操作信号により操作される。ここでは、接続点T1からT2への方向を正方向、接続点T2からT1への方向を負方向とする。スイッチング素子31a及び31dをオンにし、スイッチング素子31b及び31cをオフにすると、バッテリ37、スイッチング素子31a、突極間巻線21、及びスイッチング素子31dを含む閉回路が形成される。これにより、突極間巻線21に正方向の電流が流れる。また、スイッチング素子31a及び31dをオフにし、スイッチング素子31b及び31cをオンにすると、バッテリ37、スイッチング素子31c、突極間巻線21及びスイッチング素子31bを含む閉回路が形成される。これにより突極間巻線21に負方向の電流が流れる。
次に、図3を参照して、SRモータ10の制御モードについて説明する。本実施形態では、制御モードはA、B、Cの3種類ある。制御モードAは、所定トルクよりも小さいトルク且つ所定回転速度以下の回転速度の領域、すなわち低トルク低速領域でSRモータ10を駆動させるモードである。制御モードBは、所定トルク以上のトルク且つ所定回転速度以下の回転速度の領域、すなわち高トルク低速領域でSRモータ10を駆動させるモードである。制御モードBは、高トルクを得るために、磁気飽和領域でSRモータ10を駆動させる。制御モードCは、所定トルクよりも小さいトルク且つ所定回転速度よりも速い回転速度の領域、すなわち低トルク高速領域でSRモータ10を駆動させるモードである。以下、各制御モードでSRモータ10を駆動させる実施例について述べる。
(実施例1)
制御モードAでSRモータ10を駆動させる実施例1について、図4及び図5を参照して説明する。制御モードAでは、磁気飽和しない領域でSRモータ10を駆動させる。図4に示すように、制御モードAにおいて、各相の突極間巻線21〜23に通電させる電流の波形は、電気角1周期のうちの半周期Thで正方向通電となり、残りの半周期Thで負方向通電となる矩形波電流波形である。コントローラにより、各相の電流経路に含まれるスイッチング素子を操作することにより、上記波形の電流を巻線21〜23に通電させる。各相の突極間巻線21〜23に流れる電流の値をU,V,Wとすると、矩形電流波形の振幅|U|,|V|,|W|は互いに等しい。制御モードAでは、3相の突極間巻線のうちの2相には同じ方向の電流が通電し、残りの1相には他の2相と異なる方向の電流が通電する。そして、他の2相と異なる方向の電流が通電する相を中心として、磁束が発生する。
(a)U,V>0、W<0にすると、図5の矢印で示すように、トロイダル巻線22bから出た磁束は、トロイダル巻線23aでも同方向の磁束が発生しているため、トロイダル巻線23aに向かって吸い込まれる。同様に、トロイダル巻線23aから出た磁束は、トロイダル巻線21bでも同方向の磁束が発生しているため、トロイダル巻線21bに向かって吸い込まれる。そのため、トロイダル巻線22b,23a,21bの巻線組によって、ヨーク部分11gに沿って、W相のトロイダル巻線23aを中心とし、トロイダル巻線22bから21bへ向かう方向の磁束が発生する。同様に、トロイダル巻線21a,23b,22aの巻線組によって、ヨーク部分11gに沿って、W相のトロイダル巻線23bを中心とし、トロイダル巻線21aから22aへ向かう方向の磁束が発生する。
そして、両方向の磁束は、突極11bにおいて対向する。磁束は磁気抵抗の小さい経路へ流れようとするため、両方向の磁束は突極11bにおいて合流して、突極11b→突極12b→突極12d→突極11eのように流れる。これにより、回転子12の突極12b,12dは、それぞれ固定子11の突極11b,11eに引き付けられ、回転子12にR方向(反時計回りの方向)のトルクが発生する。
巻線で発生させる磁束は、その巻回数と電流との積で決まる。それゆえ、3つのトロイダル巻線の巻回数の総和が、1つの突極に巻き付けられた巻線の巻回数と同じであれば、3つのトロイダル巻線で磁束を発生させる場合と、1つの突極に巻き付けられた巻線で磁束を発生させる場合とで、同じ磁束となる。よって、各トロイダル巻線の巻数が等しいとすると、3つのトロイダル巻線で磁束を発生させる場合、1つの突極に巻き付けられた巻線で磁束を発生させる場合と比較して、各トロイダル巻線の巻数は3分の1にできる。
(b)U>0、V,W<0に励磁を切り替えると、トロイダル巻線23a,21b,22aの巻線組によって、トロイダル巻線23aから22aへ向かう方向の磁束が発生する。また、トロイダル巻線22b,21a,23bの巻線組によって、トロイダル巻線22bから23bへ向かう方向の磁束が発生する。両方向の磁束は突極11cにおいて合流して、突極11c→突極12c→突極12a→突極11fのように流れる。これにより、回転子12の突極12a,12cは、それぞれ固定子の突極11f,11cに引き付けられる。
(c)U,W>0、V<0に励磁を切り替えると、トロイダル巻線21b,22a,23bの巻線組によって、トロイダル巻線21bから22bへ向かう方向の磁束が発生する。また、トロイダル巻線23a,22b,21aの巻線組によって、トロイダル巻線23aから21aへ向かう方向の磁束が発生する。両方向の磁束は突極11dにおいて合流して、突極11d→突極12d→突極12b→突極11aのように流れる。これにより、回転子12の突極12b,12dは、それぞれ固定子の突極11a,11dに引き付けられる。
(d)U,V<0、W>0に励磁を切り替えると、トロイダル巻線22a,23b,21aの巻線組によって、トロイダル巻線22aから21aへ向かう方向の磁束が発生する。また、トロイダル巻線21b,23a,22bの巻線組によって、トロイダル巻線21bから22bへ向かう方向の磁束が発生する。両方向の磁束は突極11eにおいて合流して、突極11e→突極12a→突極12c→突極11bのように流れる。これにより、回転子12の突極12a,12cは、それぞれ固定子の突極11e,11bに引き付けられる。
(e)U<0、V,W>0に励磁を切り替えると、トロイダル巻線23b,21a,22bの巻線組によって、トロイダル巻線23bから22bへ向かう方向の磁束が発生する。また、トロイダル巻線22a,21b,23aの巻線組によって、トロイダル巻線22aから23aへ向かう方向の磁束が発生する。両方向の磁束は突極11fにおいて合流して、突極11f→突極12b→突極12d→突極11cのように流れる。これにより、回転子12の突極12b,12dは、それぞれ固定子の突極11f,11cに引き付けられる。
(f)U,W<0、V>0に励磁を切り替えると、トロイダル巻線21a,22b,23aの巻線組によって、トロイダル巻線21aから23aへ向かう方向の磁束が発生する。また、トロイダル巻線23b,22a,21bの巻線組によって、トロイダル巻線23bから21bへ向かう方向の磁束が発生する。両方向の磁束は突極11aにおいて合流して、突極11a→突極12c→突極12a→突極11dのように流れる。これにより、回転子12の突極12a,12cは、それぞれ固定子の突極11d,11aに引き付けられる。この後(a)に戻る。(a)〜(f)の各パターンで電流を通電させると、回転子12は電気角360度、機械角180度回転する。
(実施例2)
制御モードBでSRモータ10を駆動させる実施例2について、図6を参照して説明する。制御モードBでは、高トルクを得るため、磁気飽和領域でSRモータ10を駆動させる。制御モードBにおいて、各相の突極間巻線に通電させる電流の波形には、正方向通電となる半周期Th、及び負方向通電となる半周期Thにおいて、他の期間よりも電流の絶対値|U|,|V|,|W|が小さい期間I(所定期間)が存在する。詳しくは、各相の突極間巻線において、他の2相の突極間巻線と異なる方向の電流を通電させる期間における電流の絶対値を、他の期間における電流の絶対値よりも小さくする。本実施例では、各相の突極間巻線において、他の2相の突極間巻線と異なる方向に電流を通電させる期間中、すなわち半周期Thの3分の1の期間中、電流の絶対値を他の期間よりも小さくする。また、本実施例では、期間Iにおける電流の絶対値を実施例1における電流の絶対値よりも小さくし、期間I以外の期間における電流の絶対値を実施例1における電流の絶対値よりも大きくして、半周期Thの平均電流実効値を実施例1と等しくする。
本実施例では、各相の突極間巻線に流れる電流の方向が、実施例1と同様に順次切り替わるため、図5の(a)〜(f)に示すように順次発生する磁束の向きが変わり、回転子12がR方向に回転する。
制御モードBでは、磁気飽和領域でSRモータ10を駆動させる。そのため、実施例1のように、各相の突極間巻線に通電させる電流の絶対値を等しくすると、同じ方向の磁束を発生させる3つのトロイダル巻線からなる巻線組のうち、中央のトロイダル巻線から漏れ磁束が生じる(図10(b)参照)。この漏れ磁束は、回転子12に作用するトルクには寄与せず、負トルクに寄与する。すなわち、漏れ磁束の分、回転子12に作用するトルクが低下する。
そこで、本実施例では、同じ方向の磁束を発生させる3つのトロイダル巻線からなる巻線組のうち、中央のトロイダル巻線に流れる電流の絶対値を、他の2つのトロイダル巻線に流れる電流の絶対値よりも小さくする。絶対値が小さい電流が流れる突極間巻線に発生する磁束の密度は、絶対値が大きい電流が流れる突極間巻線に発生する磁束の密度よりも小さくなる。そのため、漏れ磁束が抑止され、負トルクの発生が抑制される。
制御モードBの領域において、実施例2の通電パターンでSRモータ10を駆動した場合における磁束分布のシミュレーション結果を、図10(a)に示す。また、制御モードBの領域において、実施例1の通電パターンでSRモータ10を駆動した場合における磁束分布のシミュレーション結果を、図10(b)に示す。図10(a),(b)において、矢印は磁束の向きを表し、矢印が太いほど磁束密度が高いことを表す。制御モードBの領域で、実施例1のように各相の電流の絶対値を等しくした場合は、実施例2の通電パターンで通電した場合よりも、漏れ磁束の密度が高くなっている。
また、実施例2及び実施例1の通電パターンでSRモータ10を駆動した場合における、電流実効値に対する平均トルクのシミュレーション結果を、図11に実線及び破線でそれぞれ示す。また、制御モードBの領域において実施例2及び実施例1の通電パターンで、SRモータ10を駆動した場合における、電気角に対するトルクのシミュレーション結果を、図12に実線及び破線でそれぞれ示す。図11に示すように、磁気飽和していない低トルク領域では、実施例2の通電パターンと実施例1の通電パターンにおける平均トルクの差は小さい。しかしながら、磁気飽和領域では、トルクが大きくなるほど、実施例2の通電パターンにおけるトルクと、実施例1の通電パターンにおけるトルクとの差が大きくなっている。また、図12に示すように、実施例2の通電パターンにおけるトルクの最大値は、実施例1の通電パターンにおけるトルクの最大値よりも大きくなっている。すなわち、実施例2の通電パターンにおけるトルクと実施例1の通電パターンにおけるトルクとの差の分、実施例2の通電パターンでは負トルクの発生が抑制されている。
(実施例3)
制御モードBでSRモータ10を駆動させる実施例3について、図7を参照して、実施例2と異なる点を説明する。実施例2では、期間Iにおいて一様に突極間巻線に通電させる電流の絶対値を小さくしたが、実施例3では、期間Iにおいて、電流の絶対値を連続的に小さくした後、連得的に大きくする。本実施例のようにしても、実施例2と同様に、漏れ磁束を抑制し、負トルクの発生を抑制できる。
期間Iにおける電流の絶対値を他の期間よりも小さくする態様は、種々考えられる。例えば、期間Iにおいて、電流の絶対値を段階的に小さくした後段階的に大きくしてもよい。SRモータ10の駆動状態に応じて、適宜選択すればよい。
また、SRモータ10の駆動状態に応じて、期間Iの長さ及び期間Iにおける電流の絶対値の少なくとも一方を変更してもよい。例えば、制御モードBの領域内で、トルクと回転速度から決まる駆動点を、トルクが小さい駆動点からトルクが大きい駆動点に変更した場合、期間Iにおける電流の絶対値を更に小さくしてもよい。また、制御モードBの領域内で、トルクが大きい駆動点からトルクが小さい駆動点に変更した場合、期間Iの長さを短くしてもよい。すなわち、期間Iを、他の2相の突極間巻線と異なる方向に電流が通電する全期間、すなわち半周期Thの3分の1の期間よりも短い期間にしてもよい。制御モードBの領域内の駆動点におけるトルクが大きいほど電流の絶対値を小さくし、トルクが小さいほど期間Iを短くすると、駆動点に応じて漏れ磁束を抑制できる。
(実施例4)
制御モードCでSRモータ10を駆動させる実施例4について、図8を参照して説明する。制御モードCでは、突極間巻線に電流が流れていない相が常に少なくとも1つ存在する。本実施例では、半周期Thの3分の1の期間ずつ、W相、U相、V相の順に順次電流を通電させない相とする。そして、各相において電流を通電させる期間では、電流は正の方向に通電させる。すなわち、本実施例では、各相の突極間巻線に流れる電流は直流となる。突極間巻線に電流が流れていない相が常に1つ存在することにより、励磁を切り替える際に電流が反転する相が存在しない。よって、電流の応答遅れが抑制される。
U,V>0、W=0にした場合は、図5(a)において、トロイダル巻線23a及び23bで磁束が発生しない状態となる。この場合、トロイダル巻線22bから出た磁束は、トロイダル巻線21bに向かって吸い込まれる。また、トロイダル巻線21aから出た磁束は、トロイダル巻線22aに向かって吸い込まれる。すなわち、本実施例では、実施例1〜4において同じ方向の磁束を発生する巻線組のうち、中央のトロイダル巻線では磁束が発生せず、両端の2つのトロイダル巻線で同じ方向の磁束が発生する。
よって、U=0、V,W>0のときは、図5(e)と同様の磁束が発生し、U,W>0、V=0のときは、図5(c)と同様の磁束が発生する。したがって、本実施例の通電パターンで各相の突極間巻線に電流を通電すると、図5の(a)、(e)、(c)を順次繰り返して、回転子12が回転する。また、本実施形態のように2個のトロイダル巻線で磁束を発生させる場合、1つの突極に巻き付けられた巻線で磁束を発生させる場合と比較して、各トロイダル巻線の巻数は2分の1にできる。
(実施例5)
制御モードCでSRモータ10を駆動させる実施例5について、図9を参照して、実施例6と異なる点について説明する。本実施例では、各相の突極間巻線に、半周期Thの3分の2の期間正の電流を通電させた後、半周期Thの3分の1の期間電流を通電させない。その後、半周期Thの3分の2の期間負の電流を通電させた後、半周期Thの3分の1の期間電流を通電させない。すなわち、本実施例では、各相の突極間巻線に流れる電流は交流となる。また、電流が流れている2つの相では、互いに異なる方向に電流が流れている。本実施例では、実施例4と同様に、突極間巻線に電流を通電させない相が常に1つ存在する。そして、各相の突極間巻線では、電流が通電させない期間を挟んで電流の方向を切り替えている。そのため、励磁を切り替える際に電流が反転する相が存在しないので、電流の応答遅れが抑制される。
U>0、V<0、W=0にした場合は、図5(b)又は(c)において、トロイダル巻線23a及び23bに磁束が発生しない状態となる。U=0、V<0、W>0にした場合は、図5(c)又は(d)において、トロイダル巻線21a及び21bに磁束が発生しない状態となる。本実施例では、実施例1〜4において同じ方向の磁束を発生する巻線組のうち、一方の端のトロイダル巻線で磁束が発生せず、他方の端及び中央のトロイダル巻線で同じ方向に磁束が発生する。
実施例4では、3個のトロイダル巻線からなる巻線組のうち、中央のトロイダル巻線で磁束が発生しないため、巻線組のうちの一方の端のトロイダル巻線で発生した磁束が、他方の端のトロイダル巻線に向かって吸い込まれる力が弱い。それゆえ、回転子12の位置によっては、巻線組のうちの一方の端のトロイダル巻線で発生した磁束が、他方の端のトロイダル巻線に向かって吸い込まれずに、回転子12の突極に流れ、漏れ磁束が生じて負トルクが発生するおそれがある。また、実施例5では、上記一方の端のトロイダル巻線で磁束が発生しないため、回転子12の位置によっては、固定子11の突極とずれた位置にある回転子の突極に磁束が流れず、回転子12に作用するトルクがゼロトルクとなるおそれがある。しかしながら、制御モードCでは、各相の突極間巻線に流れる電流は、実施例4のような直流と実施例5のような交流のどちらでもよいので、直流と交流とを適切に切り替えることにより、負トルク及びゼロトルクの発生を抑制できる。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
・複数の相の突極間巻線に通電するため、個別のトロイダル巻線の巻回数を、1相のみの通電で磁束を発生させる場合よりも減らし、SRモータ10を小型化できる。また、相毎に突極間巻線に流れる電流の極性及び大きさを変えられるため、SRモータ10の制御性を高くすることができる。したがって、SRモータ10の小型化と高い制御性の両方を実現できる。
・制御モードA及びBでSRモータを駆動させる場合は、正方向通電期間と負方向通電期間を等しくすることにより、安定して回転子12を回転させることができる。
・制御モードBでSRモータを駆動させる場合は、突極間巻線に流れる電流の波形の半周期Thにおいて、電流値の絶対値が他の期間よりも小さい所定期間が存在する。これにより、絶対値が小さい電流が流れる突極間巻線に発生する磁束の密度が、他の突極間巻線に発生する磁束の密度よりも小さくなる。そのため、漏れ磁束が抑制されて、負トルクの発生を抑制できる。ひいては、磁気飽和領域でSRモータ10を駆動させる場合に、トルク特性を向上させることができる。
・SRモータ10を高トルクで駆動させるほど、突極間巻線に発生する磁束の密度が高くなり、漏れ磁束が発生しやすい。よって、SRモータ10の駆動状態に応じて、電流の絶対値を小さくする期間の長さ及び電流値の少なくとも一方を変更することにより、適切に漏れ磁束を抑制して、負トルクの発生を抑制できる。
・制御モードCでSRモータ10を駆動させる場合は、突極間巻線に電流が流れていない相が少なくとも1つ存在するため、励磁を切り替える際に電流が反転する相が存在しない。よって、電流の応答遅れを抑制して、SRモータ10を高速駆動させることができる。
・制御モードCでSRモータ10を駆動させる場合は、突極間巻線に流れる電流を直流と交流とで切り替えることにより、ゼロトルク及び負トルクの発生を抑制できる。
・各突極間巻線がそれぞれフルブリッジ回路に接続されていることにより、各突極間巻線に正方向と負方向の両方から電流を通電させることができる。
・固定子11の周方向において隣り合うトロイダル巻線が、互いに異なる方向に巻かれていることにより、励磁を切り替えても同じトルク特性で回転子12を回転させることができる。
(他の実施形態)
・図13に示すように、固定子11’は、内周側及び外周側の両側に突極を有する固定子であってもよい。そして、SRモータ10は、固定子11’の内周側に設置されている回転子12以外にも、固定子11’の外周側に設置されている回転子13(第2回転子)を備えていてもよい。SRモータ10は、固定子11’の各突極の間をつなぐヨーク部分11’gに、トロイダル巻線21a〜23a,21b〜23bが巻き付けられている。そのため、外周側に回転子13を設置すると、ヨーク部分11’gに沿って発生した磁束は、内側の回転子12だけでなく外側の回転子13にも流れ、回転子13に作用するトルクが発生する。よって、外周側に回転子13を設置することにより、トロイダル巻線21a〜23a,21b〜23bに発生する磁束を有効に利用できる。
・固定子11の突極個数は6個に限らず偶数個であればよい。また、回転子12の突極個数は4個に限らず、固定子11の突極個数と倍数関係にない偶数個であればよい。
・SRモータ10は3相モータに限らず、4相以上のN相(Nは整数)のモータであってもよい。また、制御モードCで駆動させない場合は、SRモータ10は2相モータでもよい。
10…SRモータ、11,11’…固定子、11a〜f…突極、11g,11’g…ヨーク部分、12…回転子、12a〜d…突極、21〜23…突極間巻線、21a〜23a,21b〜23b…トロイダル巻線、30…駆動回路。

Claims (7)

  1. スイッチトリラクタンスモータ(10)、及び前記スイッチトリラクタンスモータを駆動する駆動回路(30)を備えるスイッチトリラクタンスモータの制御システムであって、
    前記モータは、
    偶数個の突極(11a〜f)を有する固定子(11)と、
    前記固定子の突極個数と倍数関係にない偶数個の突極(12a〜d)を有する回転子(12)と、
    前記固定子の各突極の間をつなぐヨーク部分(11g)にトロイダル状に巻き付けられたトロイダル巻線(21a〜23a,21b〜23b)が、電気角360度離れた位置同士で直列接続されたN(2以上の整数)相の突極間巻線(21〜23)と、を備え、
    前記駆動回路は、電源に並列に接続されて、前記突極間巻線に正方向及び負方向の両方から電流を通電できる通電経路を相毎に備え、相毎に独立して、前記通電経路から前記突極間巻線へ電流を通電できることを特徴とするスイッチトリラクタンスモータの制御システム。
  2. 各相の前記突極間巻線に通電させる前記電流の波形は、電気角1周期のうちの半周期で正方向通電となり、残りの半周期で負方向通電となる矩形波電流波形である請求項1に記載のスイッチトリラクタンスモータの制御システム。
  3. 正方向通電となる前記半周期及び負方向通電となる前記半周期において、他の期間よりも前記電流の絶対値が小さい所定期間が存在する請求項2に記載のスイッチトリラクタンスモータの制御システム。
  4. 前記モータの駆動状態に応じて、前記所定期間の長さ及び前記所定期間における前記電流の絶対値の少なくとも一方を変更する請求項3に記載のスイッチトリラクタンスモータの制御システム。
  5. 各相の前記通電経路は、2個のスイッチング素子が直列に接続された直列体を2個備えるブリッジ回路であり、
    前記突極間巻線の両端は、2個の前記直列体の中点にそれぞれ接続されている請求項1〜4のいずれかに記載のスイッチトリラクタンスモータの制御システム。
  6. 前記固定子の周方向において隣り合う前記トロイダル巻線は、互いに異なる方向に巻かれている請求項1〜5のいずれかに記載のスイッチトリラクタンスモータの制御システム。
  7. 前記回転子は、前記固定子の内周側に設置されており、
    前記モータは、前記固定子の外周側に設置され、前記固定子に向かう突極を有する第2回転子を備える請求項1〜6のいずれかに記載のスイッチトリラクタンスモータの制御システム。
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