JP2012095410A - 永久磁石型同期電動機及び永久磁石型同期電動機の運転方法 - Google Patents

永久磁石型同期電動機及び永久磁石型同期電動機の運転方法 Download PDF

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Abstract

【課題】低速域では多極構造として大トルクを発生し、高速域では極数を減らして高速回転を実現した、永久磁石型同期電動機を実現する。
【解決手段】回転子Rtにおいては、回転子鉄心20の周面に複数の鉄心突部20a〜20dを形成し、鉄心突部の間に永久磁石11a〜11hを配置する。永久磁石11a〜11hの配置状態は、組となって隣接するもの同士は異極、鉄心突部を間にして隣接するもの同士は同極になるようにしている。回転子鉄心20が励磁される極の向きを切り替えることで、回転磁界が2極と6極に切り替わり、回転子Rtの磁極も2極と6極に切り替わり、広い速度範囲で可変速運転ができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、永久磁石型同期電動機及び永久磁石型同期電動機の運転方法に関し、特に、極数を変更する事で、低速回転から高速回転までの広い速度範囲で可変速運転することができるように工夫したものである。
コイルを備えた固定子と、永久磁石が配置された回転子を有する電動機(以下、「PMモータ」と称する)は、固定子に備えた複数のコイルに電流を流して回転磁界を発生させ、回転子に配置された永久磁石の磁界(界磁磁束)との相互作用や鉄心との吸引により、回転力(トルク)を発生させることができる。
PMモータは、永久磁石により界磁磁束を生ずるため、小型・高効率運転が可能であるが、その一方で界磁磁束によって誘起電圧が生じるため、低速回転から高速回転までの広い可変速範囲での定出力運転は不得手である。
そこで一般に、PMモータは高速回転領域においては、モータ駆動装置の弱め界磁制御により永久磁石の磁束を弱めて広い速度範囲で可変速運転が行われる(例えば、特許文献1である特開2008−99511の段落[0002]参照)。
また、電動機の巻線切替による鎖交磁束数を増減すること(非特許文献1に記載の「巻線切替方法」参照)や、電動機の回転子磁路を切り替えること(特許文献2である特開2006−288183の段落[0012]参照)により、広い速度範囲で可変速運転を実現している。
さらに、固定子巻線の接続を半導体スイッチで切り替えることで、極数や相数を可変させて低速回転から高速回転まで運転可能な電動機がある(特許文献3である特開2005−6400の段落[0011]〜[0012]参照)。
特開2008−99511の段落[0002] 特開2006−288183の段落[0012] 特開2005−6400の段落[0011]〜[0012]
「永久磁石型同期電動機の電機子巻線切替による速度範囲の拡大方法」,前村他,平成16年電気学会産業応用部門大会,3−13,pp.III-187−III-190
しかしながら、モータ駆動装置による弱め界磁制御では、可変速範囲が広い場合には高速域での電流位相が極端な弱め界磁位相となって運転制御が不安定になったり、インバータ素子の耐圧を超えないような磁束量や巻線にする必要があるという制約が伴ったりすることにより、低速での大トルク出力時に大きな電流を要するなどの課題がある。
これらの問題点に対し、広い速度範囲で定出力運転を行うために、非特許文献1や、特許文献2、特許文献3が提案されているが以下の問題がある。
特許文献2に示される構造は強め界磁と弱め界磁を使い分けて定出力範囲を広く取るとして提案されているが、磁路の切り替えをするためには回転子に可動部品を備える必要があり、これにより回転子の構造が複雑となり、磁路の切り替えを精度高く実現するのが困難である。
また、極数が固定であるので、低速では低い電流周波数で回転位置制御を行う必要があり、また、高速回転に対応した高い電流周波数を実現しなければならず、インバータの負荷が増大する。
非特許文献1に示される巻線切替の方法は、高速回転時と低速回転時の巻線を切り替えるため電圧を抑制する効果はあるが、この方法においても極数が固定であるので、低速回転時の回転位置制御や高速回転時の高い電流周波数への対応が困難である。
特許文献3は、モータ極数を切り替え可能な駆動機構として提案されているが、特許文献3で切り替え可能なモータはIM(誘導電動機)のような固定子側から励磁して回転子の磁極を形成するモータ構造に限定され、回転子に永久磁石を配置した構造で極数を切り替える方法についての言及はない。
通常のPMモータに、この特許文献3に示すモータ駆動装置を適用したとしても、永久磁石によって磁極が形成されるために極数切替は不可能である。
本発明は、PMモータの極数を切り替えて運転し、低速域では多極で運転することで大トルクを発生し、高速域では極数を減らして運転することで、誘起電圧の増加や電流の周波数の増加を抑えることができる構造となっている、永久磁石型同期電動機及び永久磁石型同期電動機の運転方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の永久磁石型同期電動機の構成は、
回転子鉄心の周面に複数の永久磁石が配置された回転子と、固定子鉄心にコイルが備えられた固定子を有する永久磁石型同期電動機において、
前記回転子鉄心の周面には、周方向に沿う複数箇所に鉄心突部が形成されており、
前記回転子鉄心の周面のうち、各鉄心突部の間に位置する周面には、外周側と内周側に磁極が形成された永久磁石が少なくとも1つ配置されており、
しかも、前記永久磁石は複数個で1組となって周方向に沿い隣接して配置されている場合には、隣接する永久磁石同士の磁極が異なり、且つ、前記鉄心突部を間にして隣り合い配置されている場合には、前記鉄心突部を間にして隣り合う永久磁石同士の磁極が同じとなる状態で、前記磁石の磁極が形成されており、
前記固定子には、前記コイルに接続されて相数切替を行う複数の端子が設けられていることを特徴とする。
また本発明の永久磁石型同期電動機の構成は、
請求項1において、
nを2以上の正の偶数、mを1以上の正の整数、Lを3以上の正の整数とした場合に、
前記固定子では、L相と(2m+1)×L相の相数切替を行う端子を有し、
前記回転子では、前記固定子の相数切替によりn極から(2m+1)×n極への極数切替を行うと共に、相数がLの時には1つの極はm+1個の磁石でm個の鉄心突部を交互に挟むように配置された構成とすることを特徴とする。
また本発明の永久磁石型同期電動機の構成は、
前記永久磁石の周方向に沿う長さと、前記鉄心突部の周方向に沿う長さが同一であることを特徴とする。
また本発明の永久磁石型同期電動機の構成は、
前記永久磁石の周方向に沿う長さと同一の周方向に沿う長さを有する磁性ブロックを、前記鉄心突部の代わりに配置したことを特徴とする。
また本発明の永久磁石型同期電動機の運転方法は、
前記の永久磁石型同期電動機を運転する運転方法であって、
前記固定子の前記コイルに流す励磁電流を、
前記回転子の前記鉄心突部または前記磁性ブロックが、両側に隣接する永久磁石と同じ極を形成するように、前記固定子の前記コイルに流す励磁電流と、
前記回転子の前記鉄心突部または前記磁性ブロックが、両側に隣接する永久磁石と異なる極を形成するように、前記固定子の前記コイルに流す励磁電流と、
に切替ることで固定子の相数を切替て前記回転子の極数切替を行うことを特徴とする。
また本発明の永久磁石型同期電動機の運転方法は、
前記回転子の極数切替は、
前記固定子の前記コイルに流す励磁電流を、
前記回転子の回転速度が予め決めた設定速度を超えた時には、前記回転子の前記鉄心突部または前記磁性ブロックが、両側に隣接する永久磁石と同じ極を形成するように、前記固定子の前記コイルに流す励磁電流に切り替え、
前記回転子の回転速度が予め決めた設定速度以下の時には、前記回転子の前記鉄心突部または前記磁性ブロックが、両側に隣接する永久磁石と異なる極を形成するように、前記固定子の前記コイルに流す励磁電流に切り替えることを特徴とする。
PMモータは、永久磁石が固定の界磁磁束を有しているため、広い速度範囲での定出力運転が不得手である。しかし、本発明を適用して回転子の鉄心部の励磁をコントロールし、極数を切り替えることによって、低速域では多極構造で大トルクを発生させると共に、回転角度の制御性能を高めることができ、高速域では極数を減らすことで制御周波数を抑えて高速回転を実現することが可能である。
本発明の実施例1に係る永久磁石型同期電動機の回転子を示す構成図。 本発明の実施例1に係る永久磁石型同期電動機の1/4の領域を示す構成図。 本発明の実施例1に係る永久磁石型同期電動機を備えた極数切替システムを示す構成図。 本発明の実施例1において、固定子が4極の回転磁界を形成したときの、回転子の励磁状態を示す動作図。 4極運転時のトルクと電流位相の関係を示す特性図。 本発明の実施例1において、固定子が12極の回転磁界を形成したときの、回転子の励磁状態を示す動作図。 12極運転時のトルクと電流位相の関係を示す特性図。 本発明の実施例2に係る永久磁石型同期電動機の回転子を示す構成図。 本発明の実施例3に係る永久磁石型同期電動機の回転子を示す構成図。 本発明の実施例3において、固定子が10極の回転磁界を形成したときの、回転子の励磁状態を示す動作図。
以下、本発明を実施するための形態について、実施例に基づき詳細に説明する。
本発明の実施例1に係る永久磁石型同期電動機の構造を、回転子Rtと固定子Stに分けて順に説明する。
図1は、実施例1に係る永久磁石型同期電動機の回転子Rtを示す。
同図に示すように、回転子Rtのシャフト10には回転子鉄心20が固定されている。回転子鉄心20の周面には、周方向に沿う複数箇所(本例では4箇所)に鉄心突部20a,20b,20c,20dが形成されている。鉄心突部20a,20b,20c,20dは、それぞれ回転子鉄心20の径方向に沿い突出すると共に回転子鉄心20の軸方向に沿い伸びており、且つ、周方向に沿う相互の間隔が等しくなるように形成されている。
回転子鉄心20の周面のうち、各鉄心突部20a,20b,20c,20dの間に位置する周面には、2つで1組となった永久磁石11a〜11hが周方向に沿い隣接して配置されている。
各永久磁石11a〜11hは、それぞれ回転子鉄心20の軸方向に沿い伸びており、且つ、外周側と内周側に磁極(N極,S極)が位置する状態で取り付けられている。
各永久磁石11a〜11hの幅(周方向に沿う長さ)と、各鉄心突部20a,20b,20c,20dの幅(周方向に沿う長さ)は、同一になっている。
また、各永久磁石11a〜11hの高さ(径方向に沿う長さ)と、各鉄心突部20a,20b,20c,20dの高さ(径方向に沿う長さ)は、同一になっている。
更に、各永久磁石11a〜11hの配置状態について、
(1)2つで1組となった隣接した永久磁石の配置状態と、
(2)鉄心突部を間にして隣り合う永久磁石の配置状態と、
に分けて説明する。
2つで1組となった隣接した永久磁石の配置状態について具体的に説明すると、隣接する磁石は外周側の磁極が異なる状態になるように配置されている。
つまり、外周側の磁極について着目して具体的に説明すると、
永久磁石11h,11aでは、永久磁石11hはS極、永久磁石11aはN極、
永久磁石11b,11cでは、永久磁石11bはN極、永久磁石11cはS極、
永久磁石11d,11eでは、永久磁石11dはS極、永久磁石11eはN極、
永久磁石11f,11gでは、永久磁石11fはN極、永久磁石11gはS極、
となっている。
鉄心突部を間にして隣り合う永久磁石の配置状態について具体的に説明すると、隣り合う磁石は外周側の磁極が同じ状態になるように配置されている。
つまり、外周側の磁極について着目して具体的に説明すると、
鉄心突部20aを間にして隣接する永久磁石11a,11bでは、永久磁石11a,11bはN極、
鉄心突部20bを間にして隣接する永久磁石11c,11dでは、永久磁石11c,11dはS極、
鉄心突部20cを間にして隣接する永久磁石11e,11fでは、永久磁石11e,11fはN極、
鉄心突部20dを間にして隣接する永久磁石11g,11hでは、永久磁石11g,11hはN極、
となっている。
このような回転子Rtでは、各鉄心突部20a,20b,20c,20dが、隣の磁石と同じ極に励磁されると、具体的には、鉄心突部20a,20cがN極に、鉄心突部20b,20dがS極に励磁されると、回転子Rtは4極の構造となる。
一方、各鉄心突部20a,20b,20c,20dが、隣の磁石と異なる極に励磁されると、具体的には、鉄心突部20a,20cがS極に、鉄心突部20b,20dがN極に励磁されると、回転子Rtは12極の構造となる。
なお、図1では図示していないが、高速回転用の電動機に適用する場合には、各永久磁石11a〜11hと各鉄心突部20a,20b,20c,20dの外周面を囲う状態で、当該外周面に、円筒状の補強リングを嵌入・配置するようにしてもよい。
図2は、実施例1に係る永久磁石型同期電動機の回転子Rtと固定子Stのうち、1/4の領域を示す。この図2を参照して、実施例1に係る永久磁石型同期電動機の固定子Stの構造を説明する。
固定子Stの固定子鉄心50には、スロットが形成されている。実施例1では、回転子Rtの極数が4極から12極に切り替わること、つまり回転子Rtの極数が3倍に切り替わることに伴って固定子側の回転磁界の状態を変更できるように、固定子鉄心50のスロット数を36として、固定子St側を9相から3相へと切り替えることができる構造にしている。
固定子鉄心50の各スロットには、巻線(コイル)31〜39が挿入されている。なお、図2においては、巻線31〜39のうち、上側(内周側)スロットに挿入されている巻線には符号aを付し、下側(外周側)スロットに挿入されている巻線には符号bを付している。
また、図2に図示していない領域においても、固定子鉄心50のスロットに巻線が挿入されている。
巻線31〜39の渡り状態は、
巻線31aから巻線35bに渡り、
巻線32aから巻線36bに渡り、
巻線33aから巻線37bに渡り、
巻線34aから巻線38bに渡り、
巻線35aから巻線39bに渡る、
という状態で渡る、分布巻き形状である。
しかも、巻線31a,32a,33a,34a,35a,36a,37a,38a,39aに対して、異なる電流を電動機の外部から流せるような9個の端子(図示省略)を、固定子Stに設けている。つまり、巻線31a,32a,33a,34a,35a,36a,37a,38a,39aに、相数切替のための9個の端子が接続されている。
なお、図2において示されていない3/4の領域の部分の構成は、図示した1/4の領域の部分の構成を反転した回転対象の構造となっており、それぞれの巻線と直列接続または並列接続されている。
図3は、実施例1に係る永久磁石型同期電動機を備えた極数切替システムの構成例を示す。図3に示すように、三相電源100は商用の三相電力を供給し、インバータ101は商用の三相電力の周波数調整をして、三相のインバータ電力を出力する。
そして、切替器102は、インバータ電力を3相または9相の電力に切り替えて、切り替えた3相または9相の電力を、前述した固定子Stに備えた9個の端子に供給する。
次に、上述した構成となっている実施例1に係る永久磁石型同期電動機の動作状態(運転方法)を説明する。
上述した巻線状態となっている巻線に対して、表1に示すように電流(3相の電流)を流すと、即ち、
巻線31aと巻線35b、巻線32aと巻線36b、巻線33aと巻線37bに対してU相電流を流し、
巻線34aと巻線38b、巻線35aと巻線39b、巻線36aと巻線39bの1つ隣の巻線に対してW相の電流を流し、
巻線37aと巻線39bの2つ隣の巻線、巻線38aと巻線39bの3つ隣の巻線、巻線39aと巻線39bの4つ隣の巻線に対してV相の電流を流す、
というようにすると、固定子Stは4極の回転磁界を形成する。
Figure 2012095410
ここで、4極の磁束を図4に示すような位相で矢印Aの方向に励磁すると、鉄心突部20a,20b,20c,20dの極性は、隣の磁石と同じ極性になり、順突極電動機として機能する。
このように強め界磁運転によるトルク出力の例を、図5に示す。
次に、上述した巻線状態となっている巻線に対して、表2に示すように電流(9相の電流)を流すと、即ち、
巻線31aと巻線35b、巻線34aと巻線38bに対してU相電流を流し、
巻線32aと巻線36b、巻線35aと巻線39bに対してW相の電流を流し、
巻線33aと巻線37b、巻線36aと巻線39bの1つ隣の巻線に対してV相の電流を流す、
というようにすると、固定子Stは12極の回転磁界を形成する。
Figure 2012095410
ここで、12極の磁束を図6に示すような位相で矢印Bの方向に励磁すると、鉄心突部20a,20b,20c,20dは、結果的に、隣の磁石と異なる極として働き、コンシクエントポール型モータとして動作する。
このときのトルク出力の例を、図7に示す。
上述したように、本実施例1の永久磁石型同期電動機では、運転状態を変更することができるため、図3に示す極数切替システムにおいては、切替器102の切替動作をすることにより、
(1)永久磁石型同期電動機の回転子Rtの回転数(回転速度)が予め決めた設定回転数(設定速度)を超えた時には、図4に示すように各鉄心突部が当該鉄心突部の両側に隣接する永久磁石と同じ極を形成するように、表1に示すような状態で固定子Stの巻線に3相電流を流し、
(2)永久磁石型同期電動機の回転子Rtの回転数(回転速度)が予め決めた設定回転数(設定速度)以下の時には、図6に示すように各鉄心突部が当該鉄心突部の両側に隣接する永久磁石と異なる極を形成するように、表2に示すような状態で固定子Stの巻線に9相電流を流す。
このように固定子Stの相数の切替動作をすることにより、固定子St及び回転子Rtの極数が切り替わって、広い速度範囲で可変速運転ができると共に、高速回転領域であっても低速回転領域であっても定出力運転をすることができる。
次に本発明の実施例2に係る永久磁石型同期電動機について説明する。
図8は本発明の実施例2に係る永久磁石型同期電動機の回転子Rtを示す。なお図8において、実施例1と同一機能を果たす部分には、同一符号を付している。
この実施例2の回転子Rtは次のような知見を基に、案出したものである。
上述した実施例1の回転子Rtの構造では、磁石と磁石の間に、鉄心突部を設けていたが、高速回転までの運転を考えた場合には、耐遠心力性能を持たせる必要がある。
磁石に掛かる遠心力を支える補強リングには、実施例1では鉄心突部が接する部分と磁石が接する部分で異なる遠心力が働き、応力集中によって高い耐遠心力性は得られない。
そこで本実施例2では磁石と磁石の間に、磁石と同じ形状・材質(比重)となっているブロック状の磁性体(例えば圧粉鉄心で形成したもの)を配置するようにしたものである。
つまり実施例2の回転子Rtは、実施例1の回転子Rtにおける鉄心突部の代わりに磁性ブロックを配置した構造になっている。
図8を基に、実施例2の回転子Rtを具体的に説明すると、次のような構造になっている。
同図に示すように、回転子Rtのシャフト10には回転子鉄心20が固定されている。回転子鉄心20の周面には、周方向に沿う複数箇所(本例では4箇所)に、磁石11a〜11hと同じ比重となっている磁性ブロック60a,60b,60c,60dが配置されている。磁性ブロック60a,60b,60c,60dは、磁性体により形成されており、それぞれ回転子鉄心20の軸方向に沿い伸びており、且つ、周方向に沿う相互の間隔が等しくなるように形成されている。
回転子鉄心20の周面のうち、各磁性ブロック60a,60b,60c,60dの間に位置する周面には、2つで1組となった永久磁石11a〜11hが周方向に沿い隣接して配置されている。
各永久磁石11a〜11hは、それぞれ回転子鉄心20の軸方向に沿い伸びており、且つ、外周側と内周側に磁極(N極,S極)が位置する状態で取り付けられている。
各永久磁石11a〜11hの幅(周方向に沿う長さ)と、各磁性ブロック60a,60b,60c,60dの幅(周方向に沿う長さ)は、同一になっている。
また、各永久磁石11a〜11hの高さ(径方向に沿う長さ)と、各磁性ブロック60a,60b,60c,60dの高さ(径方向に沿う長さ)は、同一になっている。
更に、各永久磁石11a〜11hの配置状態についての、
(1)2つで1組となった隣接した永久磁石の配置状態と、
(2)磁性ブロックを間にして隣り合う永久磁石の配置状態は、
実施例1と同様になっている。
補強リング80は、各永久磁石11a〜11h及び各磁性ブロック60a,60b,60c,60dの外周面を囲う状態で、当該外周面に嵌入・配置されており、この補強リング80により耐遠心力性を向上させている。
また実施例2において、固定子Stの構造及び固定子Stに流す電流制御状態は、実施例1と同様である。
かかる実施例2の永久磁石型同期電動機によれば、実施例1と同様な動作状態を得ることができる。
実施例2では、回転子Rtの構造として、鉄心突部の代わりに磁性ブロック60a〜60dを採用することで、界磁状態によって磁性体部分に形成される磁極が切り替わると共に、磁石11a〜11hと同等の比重を持つ磁性ブロック60a〜60dを形成することにより、補強リング80にはほぼ均等に遠心力が働き、高い耐遠心力性能を発揮することができる。
実施例2では、極数切替構造としたことによる最大のメリットである広い速度範囲での運転が可能であり、加えて高速側の遠心力による制限を取り除くことが可能である。
なお実施例2の回転子Rtの動作は、コンシクエントポール型と同様の効果を得る構造であるが、特許文献4のように従来から存在するコンシクエントポール型モータは、すべての一方の極は永久磁石で形成され、もう一方の極が鉄心で形成されており、これに対して本発明は、交互に磁石と鉄心極が入れ替わる構造という差異がある。このような構造とすることで、極数の切替を可能とする励磁が可能になる。
次に本発明の実施例3に係る永久磁石型同期電動機の構造を、図9及び図10を参照して説明する。
両図に示すように、回転子Rtのシャフト10には回転子鉄心20が固定されている。回転子鉄心20の周面には、周方向に沿う複数箇所(本例では4箇所)に鉄心突部20a,20b,20c,20dが形成されている。鉄心突部20a,20b,20c,20dは、それぞれ回転子鉄心20の径方向に沿い突出すると共に回転子鉄心20の軸方向に沿い伸びている。
鉄心突部20a,20b間の周方向に沿う間隔、及び、鉄心突部20c,20d間の周方向に沿う間隔に対して、鉄心突部20b,20c間の周方向に沿う間隔、及び、鉄心突部20d,20a間の周方向に沿う間隔は、2倍の長さになっている。
回転子鉄心20の周面のうち、鉄心突部20a,20bの間に位置する周面には1つの永久磁石11bが配置され、鉄心突部20c,20dの間に位置する周面には1つの永久磁石11eが配置され、鉄心突部20b,20cの間に位置する周面には2つで1組となった永久磁石11c,11dが周方向に沿い隣接して配置され、鉄心突部20d,20aの間に位置する周面には2つで1組となった永久磁石11f,11aが周方向に沿い隣接して配置されている。
各永久磁石11a〜11fは、それぞれ回転子鉄心20の軸方向に沿い伸びており、且つ、外周側と内周側に磁極(N極,S極)が位置する状態で取り付けられている。
各永久磁石11a〜11fの幅(周方向に沿う長さ)と、各鉄心突部20a,20b,20c,20dの幅(周方向に沿う長さ)は、同一になっている。
また、各永久磁石11a〜11hの高さ(径方向に沿う長さ)と、各鉄心突部20a,20b,20c,20dの高さ(径方向に沿う長さ)は、同一になっている。
更に、各永久磁石11a〜11hの配置状態について、
(1)2つで1組となった隣接した永久磁石の配置状態と、
(2)鉄心突部を間にして隣り合う永久磁石の配置状態と、
に分けて説明する。
2つで1組となった隣接した永久磁石の配置状態について具体的に説明すると、隣接する磁石は外周側の磁極が異なる状態になるように配置されている。
つまり、外周側の磁極について着目して具体的に説明すると、
永久磁石11f,11aでは、永久磁石11fはS極、永久磁石11aはN極、
永久磁石11c,11dでは、永久磁石11cはN極、永久磁石11dはS極、
となっている。
鉄心突部を間にして隣り合う永久磁石の配置状態について具体的に説明すると、隣り合う磁石は外周側の磁極が同じ状態になるように配置されている。
つまり、外周側の磁極について着目して具体的に説明すると、
鉄心突部20aを間にして隣接する永久磁石11a,11bでは、永久磁石11a,11bはN極、
鉄心突部20bを間にして隣接する永久磁石11b,11cでは、永久磁石11c,11dはN極、
鉄心突部20cを間にして隣接する永久磁石11d,11eでは、永久磁石11d,11eはS極、
鉄心突部20dを間にして隣接する永久磁石11e,11fでは、永久磁石11e,11fはS極、
となっている。
このような回転子Rtでは、各鉄心突部20a,20b,20c,20dが、隣の磁石と同じ極に励磁されると、具体的には、鉄心突部20a,20bがN極に、鉄心突部20c,20dがS極に励磁されると、回転子Rtは2極の構造となる(図9参照)。
一方、各鉄心突部20a,20b,20c,20dが、隣の磁石と異なる極に励磁されると、具体的には、鉄心突部20a,20bがS極に、鉄心突部20c,20dがN極に励磁されると、回転子Rtは10極の構造となる(図10参照)。
なお、高速回転用の電動機に適用する場合には、各永久磁石11a〜11fと各鉄心突部20a,20b,20c,20dの外周面を囲う状態で、当該外周面に、円筒状の補強リングを嵌入・配置するようにしてもよい。
固定子Stの固定子鉄心50には、スロットが形成されている。実施例3では、回転子Rtの極数が2極から10極に切り替わること、つまり回転子Rtの極数が5倍に切り替わることに伴って固定子側の回転磁界の状態を変更できるように、固定子鉄心50のスロット数を15の倍数として、固定子St側を3相から15相へと切り替えることができる構造にしている。
固定子鉄心50の各スロット(図示省略)には、巻線(コイル)が挿入されている。
しかも、各巻線に対して、異なる電流を電動機の外部から流せるような15個の端子(図示省略)を、固定子Stに設けている。つまり、各巻線に、相数切替のための15個の端子が接続されている。
次に、上述した構成となっている実施例3に係る永久磁石型同期電動機の動作状態(運転方法)を説明する。
上述した実施例3の巻線に対して、3相の電流を流すと、図9に示すように、
固定子Stは2極の回転磁界を形成する。
ここで、2極の磁束を図9に示すような位相で矢印Aの方向に励磁すると、鉄心突部20a,20b,20c,20dの極性は、隣の磁石と同じ極性になり、順突極電動機として機能する。
次に、上述した実施例3の巻線に対して、15相の電流を流すと、図10に示すように、
固定子Stは10極の回転磁界を形成する。
ここで、10極の磁束を図10に示すような位相で矢印Bの方向に励磁すると、鉄心突部20a,20b,20c,20dは、結果的に、隣の磁石と異なる極として働き、コンシクエントポール型モータとして動作する。
このように固定子Stの相数の切替動作をすることにより、固定子St及び回転子Rtの極数が切り替わって、広い速度範囲で可変速運転ができると共に、高速回転領域であっても低速回転領域であっても定出力運転をすることができる。
10 シャフト
11a〜11h 永久磁石
20 回転子鉄心
20a〜20d 鉄心突部
31a,31b〜39a,39b 巻線
50 固定子鉄心
60a〜60d 磁性ブロック
80 補強リング
100 三相電源
101 インバータ
102 切替器

Claims (6)

  1. 回転子鉄心の周面に複数の永久磁石が配置された回転子と、固定子鉄心にコイルが備えられた固定子を有する永久磁石型同期電動機において、
    前記回転子鉄心の周面には、周方向に沿う複数箇所に鉄心突部が形成されており、
    前記回転子鉄心の周面のうち、各鉄心突部の間に位置する周面には、外周側と内周側に磁極が形成された永久磁石が少なくとも1つ配置されており、
    しかも、前記永久磁石は複数個で1組となって周方向に沿い隣接して配置されている場合には、隣接する永久磁石同士の磁極が異なり、且つ、前記鉄心突部を間にして隣り合い配置されている場合には、前記鉄心突部を間にして隣り合う永久磁石同士の磁極が同じとなる状態で、前記磁石の磁極が形成されており、
    前記固定子には、前記コイルに接続されて相数切替を行う複数の端子が設けられていることを特徴とする永久磁石型同期電動機。
  2. 請求項1において、
    nを2以上の正の偶数、mを1以上の正の整数、Lを3以上の正の整数とした場合に、
    前記固定子では、L相と(2m+1)×L相の相数切替を行う端子を有し、
    前記回転子では、前記固定子の相数切替によりn極から(2m+1)×n極への極数切替を行うと共に、相数がLの時には1つの極はm+1個の磁石でm個の鉄心突部を交互に挟むように配置された構成とすることを特徴とする永久磁石型同期電動機。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記永久磁石の周方向に沿う長さと、前記鉄心突部の周方向に沿う長さが同一であることを特徴とする永久磁石型同期電動機。
  4. 請求項1または請求項2において、
    前記永久磁石の周方向に沿う長さと同一の周方向に沿う長さを有する磁性ブロックを、前記鉄心突部の代わりに配置したことを特徴とする永久磁石型同期電動機。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の永久磁石型同期電動機を運転する運転方法であって、
    前記固定子の前記コイルに流す励磁電流を、
    前記回転子の前記鉄心突部または前記磁性ブロックが、両側に隣接する永久磁石と同じ極を形成するように、前記固定子の前記コイルに流す励磁電流と、
    前記回転子の前記鉄心突部または前記磁性ブロックが、両側に隣接する永久磁石と異なる極を形成するように、前記固定子の前記コイルに流す励磁電流と、
    に切替ることで固定子の相数を切替て前記回転子の極数切替を行うことを特徴とする永久磁石型同期電動機の運転方法。
  6. 請求項5において、
    前記回転子の極数切替は、
    前記固定子の前記コイルに流す励磁電流を、
    前記回転子の回転速度が予め決めた設定速度を超えた時には、前記回転子の前記鉄心突部または前記磁性ブロックが、両側に隣接する永久磁石と同じ極を形成するように、前記固定子の前記コイルに流す励磁電流に切り替え、
    前記回転子の回転速度が予め決めた設定速度以下の時には、前記回転子の前記鉄心突部または前記磁性ブロックが、両側に隣接する永久磁石と異なる極を形成するように、前記固定子の前記コイルに流す励磁電流に切り替える、
    ことを特徴とする永久磁石型同期電動機の運転方法。
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