JP2015231292A - 電源装置及びアーク加工用電源装置 - Google Patents

電源装置及びアーク加工用電源装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 電源装置に内蔵されている降圧チョッパー回路が破損すると、連動してインバータ回路も破損する。【解決手段】 電源回路と、直流電源回路の出力を降圧する降圧チョッパー回路と、降圧電圧を高周波交流電圧に変換するインバータ回路と、インバータ回路の出力を負荷に適した電圧に変換する主変圧器と、主変圧器の出力を整流する2次整流回路と、整流された出力を平滑する直流リアクトルと、第1スイッチ素子及びインバータ回路を制御する主制御回路と、を備え、第1スイッチ素子とリアクトルと間に第2スイッチ素子を配置し、第1スイッチ素子の遮断時、又は第2スイッチ素子の遮断時の入出力間電圧値が、電圧基準値以下になると降圧監視信号を出力する降圧監視回路を設け、主制御回路は、降圧監視信号に応じて第1及び第2スイッチ素子を遮断する、ことを特徴とする電源装置。【選択図】 図1

Description

本発明は、交流電源を直流電圧に変換する直流電源回路と、その直流電圧を所定の電圧に降圧する降圧チョッパー回路と、を備えた電源装置に関するものである。
アーク加工に使用する電源装置では、商用電源(三相交流電源)を整流回路にて整流し平滑コンデンサにて平滑化して直流電圧に変換する直流電源回路とスイッチング素子でブリッジを形成するインバータ回路との間に、直流電圧をインバータ回路の入力に適合した入力電圧に降圧する降圧チョッパー回路が設けられている。
図5は、アーク加工に使用する従来技術の電源装置の電気接続図であり、直流電源回路、降圧チョッパー回路、インバータ回路INV、主変圧器INT、2次整流回路DR2及び直流リアクトルDCLで形成される。同図において、直流電源回路は、整流回路DR1、第1の平滑コンデンサC1、第2の平滑コンデンサC2、第1の抵抗器R1及び第2の抵抗器R2で形成される。
図5に示す降圧チョッパー回路は、第1のスイッチング素子TR1、リアクトルDL及び第3の平滑コンデンサC3で形成され、第1のスイッチング素子TR1のオンヂューテイに基づいて直流電源回路からの直流電圧を所定の電圧に降圧する。電圧検出回路IVは、降圧チョッパー回路から出力される降圧電圧を検出し降圧電圧信号Ivとして出力する。
インバータ回路INVは、降圧チョッパー回路からの降圧電圧を高周波交流電圧に変換し、主変圧器INTは、高周波交流電圧をアーク加工に適した高周波交流電圧に変換し、2次整流回路DR2及び直流リアクトルDCLを介して整流・平滑されトーチTHと被加工物Mとの間に電力を供給する。
主制御回路SCは、出力電流検出回路IDからの出力電流検出信号Idの値が予め定めた電流設定値になるようにインバータ回路INVを制御する、と共に降圧電圧が予め定めた電圧設定値になるように降圧チョッパー回路を制御する。
図5に示す降圧チョッパー回路を形成する第1のスイッチング素子TR1が、何らかの原因で短絡破壊が生じると、降圧チョッパー回路からの降圧電圧が上昇し、第3の平滑コンデンサC3及びインバータ回路を形成する各スイッチング素子の入力電圧の最大入力電圧規格を超えてしまい破壊を招く。
上記対策として、従来では第3の平滑コンデンサC3及びインバータ回路INVを入力過電圧から生じる破壊を防止するために、図5に示す保護ヒューズF1と第2のスイッチング素子TR2とを設け、主制御回路SCは、降圧チョッパー回路からの降圧電圧が所定電圧を超えたとき第2のスイッチング素子TR2を導通させて、保護ヒューズF1、第1のスイッチング素子TR1及び第2のスイッチング素子TR2により短絡電流ループを形成させ、保護ヒューズF1を短絡電流ループにより溶断させて第3の平滑コンデンサC3及びインバータ回路INVを形成する各スイッチング素子に入力過電圧が印加されるのを防止していた。特許文献1に、上述の保護技術が開示されている。
特開平9−247927号公報
図5に示す第2のスイッチング素子(バイポーラ・トランジスタ、IGBT、MOSFET等)には、短絡耐量に限界があり、短絡電流が所定時間を超えて流れると開放破壊を招く。このとき、第2のスイッチング素子が開放破壊する前に保護ヒューズが溶断しないと第3の平滑コンデンサC3及びインバータ回路を形成する各スイッチング素子に入力過電圧が印加されて破壊する。そして、保護ヒューズの短絡電流ループによる溶断時間には部品バラッキがあり、第2のスイッチング素子の開放破壊の前に保護ヒューズが溶断しないときが多々ある。
そこで、本発明では、上記の課題を解決する電源装置を供給することを目的とする。
上述した課題を解決するために、請求項1記載の発明は、商用交流電源を整流・平滑して直流電圧にする直流電源回路と、前記直流電源回路の出力側の一方に第1のスイッチング素子とリアクトルとを直列に配置し前記リアクトルの出力側と前記直流電源回路の出力側の他方との間に配置する第3の平滑コンデンサとで形成される降圧チョッパー回路と、前記降圧チョッパー回路からの降圧電圧を高周波交流電圧に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路の出力を負荷に適した高周波交流電圧に変換する主変圧器と、前記主変圧器の出力を整流する2次整流回路と、前記整流された出力を平滑する直流リアクトルと、前記第1のスイッチング素子及び前記インバータ回路を制御する主制御回路と、を備えた電源装置において、前記第1のスイッチング素子と前記リアクトルと間に第2のスイッチング素子を配置し、前記第1のスイッチング素子の遮断時、または前記第2のスイッチング素子の遮断時の入出力間電圧値が、予め定めた電圧基準値以下になると降圧監視信号を出力する降圧監視回路を設け、前記主制御回路は、前記降圧監視信号に応じて前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子を遮断する、こと特徴とする電源装置である。
請求項2記載の発明は、前記第1のスイッチング素子と並列に第1の電圧検出回路を設け、並びに、前記第2スイッチング素子と並列に第2の電圧検出回路を設け、前記降圧監視回路は、前記第1の電圧検出回路により検出される第1の電圧検出値、または、前記第2の電圧検出回路により検出される第2の電圧検出値のどちらか一方が前記電圧基準値以下になると降圧監視信号を出力する、ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置である。
請求項3記載の発明は、前記降圧監視回路は、前記第1の電圧検出回路により検出される第1の電圧検出値の値が前記電圧基準値以下になると第1の降圧監視信号し、前記第2の電圧検出回路により検出される第2の電圧検出値の値が前記電圧基準値以下になると第2の降圧監視信号を出力し、前記主制御回路は、前記第1の降圧監視信号に応じて前記第1のスイッチング素子を遮断し、前記第2の降圧監視信号に応じて前記第2のスイッチング素子を遮断する、ことを特徴とする請求項2に記載の電源装置である。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3いずれか1項に記載の電源装置を用い、被加工物のアーク加工を行うアーク加工用電圧を生成するように構成される、ことを特徴とするアーク加工用電源装置である。
本発明では、降圧チョッパー回路を形成する第1のスイッチング素子又は第2のスイッチング素子のどちらか一方に異常が発生したとき、正常のスイッチング素子を遮断するので、第3の平滑コンデンサ、インバータ回路を形成する各スイッチング素子に降圧チョッパー回路から過電圧が印加することが抑制でき破壊を防止できる。
本発明の実施形態に係る電源装置の電気接続図である。 実施形態の降圧監視回路の詳細図である。 実施形態の動作を説明する第1の波形図である。 実施形態の動作を説明する第2の波形図である。 従来技術の電源装置の電気接続図である。
図1〜図4を参照して本発明の実施形態の動作について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電源装置(例えば、アーク加工用電源装置)の電気接続図である。同図において、図5に示す従来技術の電源装置の電気接続図と同一符号の構成物は、同一動作を行うので説明は省略し、符号の相違する構成物についてのみ説明する。
図1に示す降圧チョッパー回路は、第1のスイッチング素子TR1、第2のスイッチング素子TR2、リアクトルDL及び第3の平滑コンデンサC3で形成され、第1のスイッチング素子TR1及び第2のスイッチング素子TR1のオンヂューテイに基づいて直流電源回路からの直流電圧を所定の電圧に降圧する。また、第1の電圧検出回路IV1は、第1のスイッチング素子TR1の入出力間(C―E)電圧を検出し、第2の電圧検出回路IV2は、第2のスイッチング素子TR2の入出力間(C―E)電圧を検出する。
図1に示す主制御回路SCは、出力電流検出回路IDからの出力電流検出信号Idの値が予め定めた電流設定値になるようにインバータ回路INVを制御し、降圧チョッパー回路の出力電圧の値が予め定めた電圧設定値になるように降圧チョッパー回路を制御する。また、主制御回路SCは、降圧監視信号Igに応じて第1のスイッチング素子TR1及び前記第2のスイッチング素子TR2を遮断する。このとき、インバータ回路INVの動作を停止してもよい。
図2は降圧監視回路IGの詳細図であり、
第1の比較回路CP1、第1の電圧基準設定回路VREF1、第2の比較回路CP2、第2の電圧基準設定回路VREF2、第1の降圧判別回路IK1、第2の降圧判別回路IK2及びオア論理回路ORとで形成し、第1の比較回路CP1は、第1の電圧検出信号Iv1の値が予め定めた第1の電圧基準値Vrf1以下になると、第1の比較信号Cp1をLowレベルにする。また、第2の比較回路CP2は、第2の電圧検出信号Iv2の値が予め定めた第2の電圧基準値Vrf2以下になると、第2の比較信号Cp2をLowレベルにする。
第1の降圧判別回路IK1は、降圧駆動信号IsがHighレベルのとき動作を行い、第1のスイッチング駆動信号Tr1がLowレベルのときに、第1の比較信号Cp1がLowレベルになると第1の降圧判別信号Ik1をHighレベルにして出力する。第2の降圧判別回路IK2は、降圧駆動信号IsがHighレベルのとき動作を行い、第2のスイッチング駆動信号Tr2がLowレベルのときに、第2の比較信号Cp2がLowレベルになると第2の降圧判別信号Ik2をHighレベルにして出力する。オア論理回路ORは、第1の降圧判別信号Ik1と第2の降圧判別信号Ik2とオア論理を行い降圧監視信号Igとして出力する。
実施形態1
図3は、第1のスイッチング素子TR1が短絡破壊したときの保護動作を説明する波形図である。図3において、図3(A)は、第1の電圧検出信号Iv1を示し、同図(B)は、第2の電圧検出信号Iv2を示し、同図(C)は、第1のスイッチング駆動信号Tr1を示し、同図(D)は、第2のスイッチング駆動信号Tr2を示し、同図(E)は、降圧駆動信号Isを示し、同図(F)は、第1の比較信号Cp1を示し、同図(G)は、第1の第1の降圧判別信号Ik1を示し、同図(H)は、第2の比較信号Cp2を示し、同図(I)は、第2の降圧判別信号Ik2を示し、同図(J)は、降圧監視信号Igを示す。
つぎに、図1〜図3を参照して動作について説明する。
図示省略の起動信号が時刻t=t0において、図1に示す主制御回路SCに入力されると、主制御回路SCは、インバータ回路INV、および降圧チョッパー回路の制御を開始する、と共に図3(E)に示す降圧駆動信号IsをHighレベルにする。そして、降圧監視回路IGは、降圧駆動信号IsのHighレベルに応じて動作を開始する。
時刻t=t0〜t1の期間は、主制御回路SCは、出力電流検出信号Idの値が予め定めた電流設定値になるようにインバータ回路INVを制御する。そして、時刻t=t2において、降圧チョッパー回路を形成する、例えば、第1のスイッチング素子TR1が何らかの原因で短絡破壊が生じると、第1の電圧検出回路IV1で検出した図3(A)に示す第1の電圧検出信号Iv1の値が減少する。
時刻t=t3において、第1の電圧検出信号Iv1の値が減少し、予め定めた電圧基準値Vref以下になると、図2に示す第1の比較器CP1は、図3(F)に示す第1の比較信号Cp1をLowレベルにする。第1の降圧判別回路IK1は、降圧駆動信号IsがHighレベルのとき動作を行い、図3(C)に示す第1のスイッチング駆動信号Tr1がLowレベルの期間中に、第1の比較信号Cp1がHighからLowレベルに変化すると第1の降圧判別信号Ik1をHighレベルにして出力する。
図2に示すオア論理回路ORは、図3(G)に示す第1の降圧判別信号Ik1と図3(I)に示す第2の降圧判別信号Ik2とのオア論理を行い、図3(J)は、降圧監視信号Igとして出力する。
主制御回路SCは、第1のスイッチング駆動信号Tr1のLowレベルの期間中に、降圧監視信号IgがHighレベルになると、第1のスイッチング素子TR1が何らかの原因で短絡破壊が生じたと判別し、第1のスイッチング駆動信号Tr1及び第2のスイッチング駆動信号Tr2をLowレベルにして第1のスイッチング素子TR1及び第2のスイッチング素子TR2を遮断する。
主制御回路SCは、時刻t=t4において、図示省略の起動信号の入力が停止するとインバータ回路INVの制御を停止し、図3(E)に示す降圧駆動信号IsをHighレベルからLOWレベルになり、降圧チョッパー回路の監視動作も停止する。
図4は、降圧チョッパー回路を形成する、第2のスイッチング素子TR2が短絡破壊したときの保護動作を説明する波形図である。
図4において、図4(A)は、第1の電圧検出信号Iv1を示し、同図(B)は、第2の電圧検出信号Iv2を示し、同図(C)は、第1のスイッチング駆動信号Tr1を示し、同図(D)は、第2のスイッチング駆動信号Tr2を示し、同図(E)は、降圧駆動信号Isを示し、同図(F)は、第1の比較信号Cp1を示し、同図(G)は、第1の第1の降圧判別信号Ik1を示し、同図(H)は、第2の比較信号Cp2を示し、同図(I)は、第2の降圧判別信号Ik2を示し、同図(J)は、降圧監視信号Igを示す。
つぎに、図1、図2及び図4を参照して動作について説明する。
時刻t=t2において、降圧チョッパー回路を形成する、例えば、第2のスイッチング素子TR2が何らかの原因で短絡破壊が生じると、第2の電圧検出回路IV2で検出した図4(B)に示す第2の電圧検出信号Iv2の値が減少する。
時刻t=t3において、第2の電圧検出信号Iv2の値が減少し、電圧基準値Vref以下になると、図2に示す第2の比較器CP2は、図4(H)に示す第2の比較信号Cp2をLowレベルにする。第2の降圧判別回路IK2は、降圧駆動信号IsがHighレベルのとき動作を行い、図4(D)に示す第2のスイッチング駆動信号Tr2がLowレベルの期間中に、第2の比較信号Cp2がHighからLowレベルに変化すると第2の降圧判別信号Ik2をHighレベルにして出力する。
図2に示すオア論理回路ORは、図4(G)に示す第1の降圧判別信号Ik1と図4(I)に示す第2の降圧判別信号Ik2とのオア論理を行い、図4(J)は、降圧監視信号Igとして出力する。
主制御回路SCは、第2のスイッチング駆動信号Tr2のLowレベルの期間中に、降圧監視信号IgがHighレベルになると、第2のスイッチング素子TR2が何らかの原因で短絡破壊が生じたと判別し、第1のスイッチング駆動信号Tr1及び第2のスイッチング駆動信号Tr2をLowレベルにして第1のスイッチング素子TR1及び第2のスイッチング素子TR2を遮断する。
主制御回路SCは、時刻t=t4において、図示省略の起動信号の入力が停止するとインバータ回路INVの制御を停止し、図4(E)に示す降圧駆動信号IsをHighレベルからLOWレベルになり、降圧チョッパー回路の監視動作も停止する。
上述より、降圧チョッパー回路を形成する第1のスイッチング素子TR1又は第2のスイッチング素子TR2のどちらかが短絡破壊が生じたとき、2つのスイッチング素子を同時に遮断するので、第3の平滑コンデンサC3及びインバータ回路INVを形成する各スイッチング素子の入力電圧が最大定格を超えることが抑制でき、過電圧の印加による破壊を防止できる。
実施形態2
つぎに、実施形態2の動作について、図1〜図3を参照して説明する。
実施形態2の降圧監視回路IGは、図2に示す第1の比較回路CP1、第1の電圧基準設定回路VREF1、第2の比較回路CP2、第2の電圧基準設定回路VREF2、第1の降圧判別回路IK1及び第2の降圧判別回路IK2で形成し、第1の降圧判別回路IK1は、降圧駆動信号IsがHighレベルのとき動作を行い、第1のスイッチング駆動信号Tr1がLowレベルのときに、第1の比較信号Cp1がLowレベルになると第1の降圧判別信号Ik1をHighレベルにし、点線に示す第1の降圧監視信号Ig1として出力する。
第2の降圧判別回路IK2は、降圧駆動信号IsがHighレベルのとき動作を行い、第2のスイッチング駆動信号Tr2がLowレベルのときに、第2の比較信号Cp2がLowレベルになると第2の降圧判別信号Ik2をHighレベルにし、点線に示す第2の降圧監視信号Ig2として出力する。
つぎに、図1〜図3を参照して動作について説明する。
図3(A)に示す時刻t=t2において、降圧チョッパー回路を形成する、例えば、第1のスイッチング素子TR1が何らかの原因で短絡破壊が生じると、第1の電圧検出回路IV1で検出した図3(A)に示す第1の電圧検出信号Iv1の値が減少する。
時刻t=t3において、第1の電圧検出信号Iv1の値が減少し、予め定めた電圧基準値Vref以下になると、図2に示す第1の比較回路CP1は、図3(F)に示す第1の比較信号Cp1をLowレベルにする。第1の降圧判別回路IK1は、降圧駆動信号IsがHighレベルのとき動作を行い、図3(C)に示す第1のスイッチング駆動信号Tr1がLowレベルの期間中に、第1の比較信号Cp1がHighからLowレベルに変化すると第1の降圧判別信号Ik1をHighレベルにし、図2に示す第1の降圧監視信号Ig1として出力する。
主制御回路SCは、第1のスイッチング駆動信号Tr1のLowレベルの期間中に、降圧監視信号Ig1がHighレベルになると、第1のスイッチング素子TR1が何らかの原因で短絡破壊が生じたと判別し、第2のスイッチング駆動信号Tr2をLowレベルにして第2のスイッチング素子TR2を遮断する。
上述より、降圧チョッパー回路を形成する第1のスイッチング素子TR1又は第2のスイッチング素子TR2のどちらが短絡破壊を生じたか判別し、短絡破壊が生じていないスイッチング素子を遮断することで、第3の平滑コンデンサC3及びインバータ回路INVを形成する各スイッチング素子の入力電圧が最大定格を超えることが、抑制でき過電圧の印加による破壊を防止できる。
C1 第1の平滑コンデンサ
C2 第2の平滑コンデンサ
C3 第3の平滑コンデンサ
D1 ダイオード
DR1 1次整流回路
DL リアクトル
DCL 直流リアクトル
DR2 2次整流回路
F1 保護ヒューズ
ID 出力電流検出回路
Id 出力電流検出信号
IG 降圧監視回路
Ig 降圧監視信号
INT 主変圧器
INV インバータ回路
IV1 第1の電圧検出回路
Iv1 第1の電圧検出信号
IV2 第2の電圧検出回路
Iv2 第2の電圧検出信号
M 被加工物
R1 第1の抵抗器
R2 第2の抵抗器
SC 主制御回路
Sc 主制御信号
TR1 第1のスイッチング素子
TR2 第2のスイッチング素子
TR3 第3のスイッチング素子
TH トーチ

Claims (4)

  1. 商用交流電源を整流・平滑して直流電圧にする直流電源回路と、前記直流電源回路の出力側の一方に第1のスイッチング素子とリアクトルとを直列に配置し前記リアクトルの出力側と前記直流電源回路の出力側の他方との間に配置する第3の平滑コンデンサとで形成される降圧チョッパー回路と、前記降圧チョッパー回路からの降圧電圧を高周波交流電圧に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路の出力を負荷に適した高周波交流電圧に変換する主変圧器と、前記主変圧器の出力を整流する2次整流回路と、前記整流された出力を平滑する直流リアクトルと、前記第1のスイッチング素子及び前記インバータ回路を制御する主制御回路と、を備えた電源装置において、前記第1のスイッチング素子と前記リアクトルと間に第2のスイッチング素子を配置し、前記第1のスイッチング素子の遮断時、または前記第2のスイッチング素子の遮断時の入出力間電圧値が、予め定めた電圧基準値以下になると降圧監視信号を出力する降圧監視回路を設け、
    前記主制御回路は、前記降圧監視信号に応じて前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子を遮断する、ことを特徴とする電源装置。
  2. 前記第1のスイッチング素子と並列に第1の電圧検出回路を設け、並びに、前記第2スイッチング素子と並列に第2の電圧検出回路を設け、
    前記降圧監視回路は、前記第1の電圧検出回路により検出される第1の電圧検出値、または、前記第2の電圧検出回路により検出される第2の電圧検出値のどちらか一方が前記電圧基準値以下になると降圧監視信号を出力する、ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記降圧監視回路は、前記第1の電圧検出回路により検出される第1の電圧検出値の値が前記電圧基準値以下になると第1の降圧監視信号を出力し、前記第2の電圧検出回路により検出される第2の電圧検出値の値が前記電圧基準値以下になると第2の降圧監視信号を出力し、前記主制御回路は、前記第1の降圧監視信号に応じて前記第1のスイッチング素子を遮断し、前記第2の降圧監視信号に応じて前記第2のスイッチング素子を遮断する、ことを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  4. 請求項1〜3いずれか1項に記載の電源装置を用い、被加工物のアーク加工を行うアーク加工用電圧を生成するように構成される、ことを特徴とするアーク加工用電源装置。
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