JP2015229812A - 伸縮性ウエスト調整具及び衣類のずり落ち防止方法 - Google Patents

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【課題】ウエスト部分の緩んでしまったゴムを有するズボン等のずり落ちを防止するウエスト調整具及び該ウエスト調整具を用いた衣類のずり落ち防止方法を提供すること。【解決手段】ボトムス又は下着の後部中央部のウエスト部分に固定する伸縮性ウエスト調整具であって、該伸縮性ウエスト調整具は、伸縮部、及び、該ボトムス又は該下着に留めるための留め具を有し、該伸縮部は、織ゴムよりなり、その大きさが、幅0.5cm以上3cm以下、長さ10cm以上30cm以下であり、そのバネ定数kが、4gf/cm以上400gf/cm以下であり、該留め具は、該伸縮部の両末端の2個を含んで合計3個以上5個以下、該伸縮部に固定されていることを特徴とする伸縮性ウエスト調整具及び該伸縮性ウエスト調整具を用いた衣類のずり落ち防止方法により課題を解決した。【選択図】図1

Description

本発明は伸縮性ウエスト調整具及び衣類のずり落ち防止方法に関する。
長期間着用することにより、ズボンやスカート等のウエスト部分のゴムが緩んでしまい、ずり落ちてしまうことがある。対応策として、例えば、緩んでしまったゴムを新品に交換することが考えられるが、ゴムが衣類に縫い付けられている服はゴムの交換ができないこと、ウエスト部分のゴムが挿入されている部分の幅が狭いことにより、新品のゴムをウエスト部分に挿入することは容易ではないこと等の問題がある。
例えば、特許文献1には、平ゴムからなるウエスト調整ストッパーにより、ズボンのずり落ちを防ぐ方法が開示されている。しかし、本方法は、ベルトを締める際に発生する適当なしわが、ズボンの後部に集中することを防止する方法であり、ウエスト部分の緩んでしまったゴムを有するズボン等に対しては効果がないことが考えられる。
また、特許公報2、3には、ズボン等のベルト通しに取り付けることにより、該ズボン等のウエストからのずり落ちを防止するゴムベルトが開示されている。しかし、これらのゴムベルトは、ベルト通しがないボトムス又は下半身に着る下着に使用することができなかった。
また、特許文献4には、シリコン樹脂からなるすべり止め部材を所定の温度で加熱することにより、ズボンやスカート等のウエスト部分の裏側に取り付けることによって、ズボンやスカート等のずり落ちを防止する方法が開示されている。しかし、該方法を使用する場合、該すべり止め部材を衣類に取り付ける際にアイロンを使用しなければならず、より簡便に衣類のずり落ちを防止するウエスト調整具及び該ウエスト調整具を用いた衣類のずり落ち防止方法の開発が求められていた。
特開平8−109506号公報 特開2006−144207号公報 実用新案登録第3130535号公報 特開平11−286805号公報
本発明は上記背景技術に鑑みてなされたものであり、その課題は、ウエスト部分の緩んでしまったゴムを有するズボン等のずり落ちを防止するウエスト調整具及び該ウエスト調整具を用いた衣類のずり落ち防止方法を提供することにある。
本発明者は、上記の課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、伸縮部やウエスト部分の緩んでしまったゴムを有するズボン等衣類に留めるための留め具を有する伸縮性ウエスト調整具を、該衣類の後部中央部のウエスト部分に固定することによって、極めて簡便な方法で、該伸縮性ウエスト調整具が有する弾性力により、該衣類がずり落ちないことを見出して、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、着用によってウエスト部分のゴムが緩んだ、ボトムス又は下半身に着る下着のウエストからのずり落ちを防止するために、該ボトムス又は該下着の後部中央部のウエスト部分に固定する伸縮性ウエスト調整具であって、
該伸縮性ウエスト調整具は、伸縮部、及び、該ボトムス又は該下着に留めるための留め具を有し、
該伸縮部は、織ゴムよりなり、その大きさが、幅0.5cm以上3cm以下、長さ10cm以上30cm以下であり、そのバネ定数kが、4gf/cm以上400gf/cm以下であり、
該留め具は、該伸縮部の両末端の2個を含んで合計3個以上5個以下、該伸縮部に固定されていることを特徴とする伸縮性ウエスト調整具を提供するものである。
また、本発明は、着用によってウエスト部分のゴムが緩んだ、ボトムス又は下半身に着る下着のウエストからのずり落ちを防止するために、上記伸縮性ウエスト調整具を、該ボトムス又は該下着の後部中央部のウエスト部分に固定することを特徴とする衣類のずり落ち防止方法を提供するものである。
本発明によれば、前記問題点を解消し、上記課題を解決し、特別な工具を使わずに簡単に衣類に取り付けることができる伸縮性ウエスト調整具を提供することができる。また、該伸縮性ウエスト調整具を用いることによって、安価及び簡便な手法による衣類のずり落ち防止方法を提供することができる。
また、本発明の伸縮性ウエスト調整具は、ボトムス又は下半身に着る下着にベルト通しがなくても、使用することができる。そして、該ボトムス又は該下半身に着る下着を着脱する度に、該伸縮性ウエスト調整具を固定又は取り外す作業をする必要がなく、幼児や老人にも使用することができる。
また、本発明の伸縮性ウエスト調整具を用いることにより、着用によってウエスト部分のゴムが緩んだ、ボトムス又は下半身に着る下着を新品に買い替える必要がなくなる。例えば、兄姉が着用していた衣服を、ウエスト部分のゴムが緩んでいても、本発明の伸縮性ウエスト調整具を使用することにより、弟妹が着用することができる。よって、衣服代を節約することができ、経済性に優れる。
2重の織ゴムから形成された伸縮部を有する伸縮性ウエスト調整具の正面図である。 1重の織ゴムから形成された伸縮部を有する伸縮性ウエスト調整具の正面図である。 衣類に取り付けた2重の織ゴムから形成された伸縮部を有する伸縮性ウエスト調整具を上から見た概略図である。
以下、本発明について説明するが、本発明は、以下の具体的形態に限定されるものではなく、技術的思想の範囲内で任意に変形することができる。
<伸縮性ウエスト調整具>
本発明の伸縮性ウエスト調整具は、着用によってウエスト部分のゴムが緩んだ、ボトムス又は下半身に着る下着のウエストからのずり落ちを防止するために、該ボトムス又は該下着の後部中央部のウエスト部分に固定する伸縮性ウエスト調整具であって、
該伸縮性ウエスト調整具は、伸縮部、及び、該ボトムス又は該下着に留めるための留め具を有し、
該伸縮部は、織ゴムよりなり、その大きさが、幅0.5cm以上3cm以下、長さ10cm以上30cm以下であり、そのバネ定数kが、4gf/cm以上400gf/cm以下であり、
該留め具は、該伸縮部の両末端の2個を含んで合計3個以上5個以下、該伸縮部に固定されていることを特徴とする伸縮性ウエスト調整具である。
ここで、「着用によってウエスト部分のゴムが緩んだ」とは、例えば、長期間ボトムス又は下半身に着る下着(以下、「衣類」と略記する場合がある)を着用することによって、ゴムが劣化し、弾性力が弱まった状態をいう。
ボトムスとは、上下揃った背広(紳士服)のズボンを除いて、下半身に着る下着以外の服のことであり、具体的には、ズボン(上下揃った背広のズボンを除く)、パンツ(平坦に発音)、スカート、スパッツ、下半身に着るパジャマ等のことである。
下半身に着る下着は、具体的には、ブリーフ、トランクス、ショーツ、パンツ(「パ」を強く発音)、猿股等である。
本発明の伸縮性ウエスト調整具は、安価で簡便な手法によって衣類のずり落ちを防止することが特長であるので、比較的安価な「ボトムス又は下半身に着る下着」に適用される。
上下揃った背広(紳士服)のズボンや、セットになったトップスと着ることが前提の下半身に着る衣類は、一般には比較的高価であるため、本発明の前記した効果を奏し得ず、また、これらを一般に「ボトムス」とは言わないので、本発明の対象からは除外される。
本発明の伸縮性ウエスト調整具を図1及び図2に示す。伸縮性ウエスト調整具は、伸縮部1及び上記ボトムス又は上記下着に留めるための留め具2を有するが、必要に応じて他の部材を有していてもよい。例えば、伸縮部の長さを調製する調整部を有していてもよい。ただ、本発明の伸縮性ウエスト調整具は安価にできることが特長であるので、本発明の伸縮性ウエスト調整具は、必要最低限の伸縮部及び留め具からなることが好ましい。
上記伸縮部は織ゴムよりなる。該織ゴムの種類は、衣類のウエストゴムとして汎用に利用されているものが使用できる。
織ゴムの厚さは、特に限定はないが、好ましくは0.75mm〜1.3mmであり、より好ましくは0.8mm〜1.2mmであり、特に好ましくは0.9mm〜1.1mmである。例えば、衣類のウエスト部分に一般的に使用されている厚さ(1±0.2mm)のゴムを使用することができる。
また、伸縮部に模様や色を付すると、衣類の外側のウエスト部分に上記伸縮性ウエスト調整具を取り付けたときに、衣類のアクセントになる等という効果を有する。
上記伸縮部の大きさは、特に限定はないが、幅は0.5cm以上3cm以下が好ましく、0.7cm以上2.7cm以下がより好ましく、1cm以上2.5cm以下が更に好ましい。伸縮部の幅を、ウエストからのずり落ちを防止したい衣類のウエスト部分の幅と同じにすることが特に好ましい。
上記伸縮部の長さは、10cm以上30cm以下が好ましく、12cm以上25cm以下がより好ましく、15cm以上20cm以下が更に好ましい。伸縮部の長さが上記下限以上であると、ウエストからの衣類のずり落ちを十分に防止できる。
一方、伸縮部の長さが上記上限以下であると、衣類に取り付けた際に該伸縮部が撓まず、ウエストからの衣類のずり落ちを十分に防止でき、外見上も好ましい。
上記伸縮部のバネ定数は、4gf/cm(N/m)以上400gf/cm以下であることが必須であり、5gf/cm以上300gf/cm以下であることがより好ましく、6gf/cm(N/m)以上250gf/cm以下であることが特に好ましく、8gf/cm以上200gf/cm以下であることが更に好ましい。
「バネ定数」とは、応力をF、変位をxとしたときの、式「F=kx」におけるkのことである。
伸縮部のバネ定数が上記下限以上であると、緩んだゴムを補強して、実質的なウエスト回りの長さを短くでき、ウエストからの衣類のずり落ちを十分に防止できる。
一方、伸縮部のバネ定数が上記上限以下であると、ウエストを締め付けず、使用者に不快感を与えることがない。
上記伸縮部のバネ定数は、前記伸縮部の幅と厚さ(すなわち断面積)、前記伸縮部の長さ、及び、長さ方向の縦弾性係数から導き出されるが、長さ方向の縦弾性係数としては、0.3MPa以上1.4MPa以下(3000gf/cm以上14000gf/cm以下)であることが好ましく、0.45MPa以上1.225MPa以下(4500gf/cm以上12250gf/cm以下)であることがより好ましく、0.6MPa以上1.05MPa以下(6000gf/cm以上10500gf/cm以下)であることが特に好ましい。
伸縮部の長さ方向の縦弾性係数が上記下限以上であると、前記した伸縮部の幅と厚さ(すなわち断面積)と前記伸縮部の長さとを必須範囲内で決めることによって、緩んだゴムを補強して、実質的なウエスト回りの長さを短くでき、ウエストからの衣類のずり落ちを十分に防止できる。
一方、伸縮部の長さ方向の縦弾性係数が上記上限以下であると、前記した伸縮部の幅と厚さ(すなわち断面積)と前記伸縮部の長さとを必須範囲内で決めることによって、ウエストを締め付けず、使用者に不快感を与えることがない。
上記伸縮部は、厚さ1±0.2mmの織ゴムが1重又は2重で形成されていることが、衣類のウエストからのずり落ちを十分に抑制することができる点で好ましい。
2重の織ゴムから形成された伸縮部を有する伸縮性ウエスト調整具を図1に示し、1重の織ゴムから形成された伸縮部を有する伸縮性ウエスト調整具を図2に示す。厚さ1±0.2mmの織ゴムが2重で形成されていると、ウエスト部分のゴムが大分緩んでしまったボトムス又は下半身に着る下着のウエストからのずり落ちを確実に防止するために用いることができる。
また、1±0.2mmの織ゴムが1重で形成されている伸縮部を有する伸縮性ウエスト調整具は、弾性力の大きい織ゴムを使用した場合でも、着用者が体勢を変えたとき等に該伸縮性ウエスト調整具から生じる圧迫感を軽減することができ、安価に製造することができる。
本発明の伸縮性ウエスト調整具は、該伸縮性ウエスト調整具を取り付けたい衣類のウエスト部分に固定すればよい。例えば、該衣類の後部中央部のウエスト部分に固定すると、着用者が体勢を変えたとき等に該伸縮性ウエスト調整具から生じる圧迫感を軽減することができ、また、外見上も違和感を少なくすることができる。
該伸縮性ウエスト調整具は、1つ若しくは2つ以上該ウエスト部分に固定させることができる。2つ以上の伸縮性ウエスト調整具を固定させる場合は、少なくとも1つは該衣類の後部中央部のウエスト部分に固定すると、着用者が体勢を変えたとき等に該伸縮性ウエスト調整具から生じる圧迫感を軽減することができ、該伸縮性ウエスト調整具を安定して固定させることができる。
本発明の伸縮性ウエスト調整具は、上記衣類の裏側(内側)又は表側(外側)のウエスト部分に固定することができる。図3に、本発明の伸縮性ウエスト調整具を、衣類の表側(外側)のウエスト部分に固定した態様を上から見た概略図を示す。
衣類の表側(外側)のウエスト部分に固定すると、着用者が伸縮性ウエスト調整具をウエスト部分に固定したことによる違和感を有さなくなるという効果を有する。一方、衣類の裏側(内側)から固定すると、伸縮性ウエスト調整具を着用していることを第三者は気付かれないという効果を有する。
上記伸縮性ウエスト調整具には、3個以上5個以下の留め具が、上記伸縮部に固定されており、そのうち2個は、伸縮部の両末端にそれぞれ固定されている。留め具が2個以下であると、伸縮性ウエスト調整具を衣類に取り付けた際に、伸縮性ウエスト調整具の中央付近の衣類が撓み、美観を損なう又はウエストからの衣類のずり落ちを十分に防止できない場合がある。
一方、6個以上にすると、伸縮部が有する伸縮効果を十分に発揮できない場合がある。
図1のように、留め具を該伸縮部の両末端に2個及び中央部に1個の計3個、該伸縮部に固定することが、該伸縮性ウエスト調整具を衣類に取り付けた際に、該衣類の撓みが生じることを防止することができ、伸縮部が有する伸縮効果を十分に発揮できる点で好ましい。
上記伸縮部は、両末端の2箇所を含んで合計3箇所以上5箇所以下に、留め具固定部を有することができる。該留め具固定部を設けることにより、上記留め具を安定して該伸縮部に固定させることができる。例えば、図1のように、留め具固定部3を伸縮部1に設けることが好ましい。該留め具固定部3は、例えば、織ゴムが2重で形成されている伸縮部を縫い合わせることにより形成することが好ましい。
また、図2に示したように、該伸縮部1に、留め具固定部を設けずに留め具2を固定させることができる。織ゴムが1重で形成されている伸縮部においては、留め具固定部を設けないことが、製造コストの節約の観点から好ましい。
上記留め具の具体例として、金属製又は樹脂製の安全ピン等が挙げられ、道具を使わずに衣類に固定できるものが好ましい。
該留め具の大きさは、上記伸縮部の幅に合わせて適宜選択すればよい。
上記留め具は、衣類のウエスト部分のゴムに固定させることによって、上記伸縮性ウエスト調整具を該衣類のウエスト部分に固定するようになっていることが好ましい。該衣類のウエスト部分にゴムを固定させることによって、緩んでしまったゴムの弾性力が補強され又は回復し、該衣類のウエストからのずり落ちを防止することができる。また、既存のゴムが織ゴムの場合、該織ゴム部分は他の部分より比較的固いので、そこに安全ピン等の留め具を固定し易い。
留め具として安全ピンを使用する場合には、留め針を該衣類のウエスト部分の既存の織ゴムに貫通させることによって、好ましくは行きと帰りの2か所とも既存の織ゴムに貫通させることによって、該留め具を固定させることが、上記した点から好ましい。
該伸縮性ウエスト調整具の両末端にある留め具は、衣類のウエスト部分のゴムに固定させるようになっていることが、緩んでしまったゴムの弾性力をより補強する又は回復させることができるので好ましく、該伸縮性ウエスト調整具の全ての留め具を、衣類のウエスト部分のゴムに固定させることが特に好ましい。
<衣類のずり落ち防止方法>
本発明の衣類のずり落ち防止方法は、着用によってウエスト部分のゴムが緩んだ、ボトムス又は下半身に着る下着のウエストからのずり落ちを防止するために、上記伸縮性ウエスト調整具を、該ボトムス又は該下着の後部中央部のウエスト部分に固定することを特長とする衣類のずり落ち防止方法である。
上記衣類のずり落ち防止方法は、必要に応じて、他のずり落ち防止の方法を併用してもよい。
上記衣類のずり落ち防止方法を用いた具体的な態様を図3に示す。図3では、上記伸縮性ウエスト調整具を、衣類の表側(外側)のウエスト部分の後部中央部のウエスト部分に固定している。該伸縮性ウエスト調整具は、該衣類の裏側(内側)に固定させてもよい。
上記留め具を、上記ウエスト部分のゴムに固定させることによって、上記伸縮性ウエスト調整具を、該ボトムス又は該下着の後部中央部のウエスト部分に固定することにより、衣類のずり落ちを防止することが好ましい。該衣類のウエスト部分にゴムを固定させることによって、緩んでしまったゴムの弾性力が補強又は回復し、該衣類のウエストからのずり落ちを防止することができる。
該伸縮性ウエスト調整具の両末端にある留め具を、衣類のウエスト部分のゴムに固定させることが、緩んでしまったゴムの弾性力をより補強する又は回復させることができる、ゴム部分(特に既存の織ゴム部分)は比較的固いので留め具を固定し易い、等の点で好ましい。また、該伸縮性ウエスト調整具の全ての留め具を、衣類のウエスト部分のゴムに固定させることが特に好ましい。
以下に、実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、本発明は、その要旨を超えない限りこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1
ある家族の長男(10才)が数年前来ていたズボンを、次男(6才)に着させようとしたところ、ズボンのゴムが伸びてしまっていて、ウエストからずり落ちてしまった。そこで、図3のように本発明の2重の織ゴムから形成された伸縮部を有する伸縮性ウエスト調整具をズボンの後部中央部のウエスト部分に固定した。
その結果、ウエストからずり落ちることがなくなり、自宅内外で遊んでいても、該伸縮性ウエスト調整具が外れることはなかった。新しくズボンを買う必要がなくなり、衣服代が節約された。
本発明による伸縮性ウエスト調整具を用いることにより、購入した衣類を長期間使用することが可能となるので、手芸材料及びそれを使用する分野に広く用いられるものである。
1 伸縮部
2 留め具
3 留め具固定部
4 衣類

Claims (9)

  1. 着用によってウエスト部分のゴムが緩んだ、ボトムス又は下半身に着る下着のウエストからのずり落ちを防止するために、該ボトムス又は該下着の後部中央部のウエスト部分に固定する伸縮性ウエスト調整具であって、
    該伸縮性ウエスト調整具は、伸縮部、及び、該ボトムス又は該下着に留めるための留め具を有し、
    該伸縮部は、織ゴムよりなり、その大きさが、幅0.5cm以上3cm以下、長さ10cm以上30cm以下であり、そのバネ定数kが、4gf/cm以上400gf/cm以下であり、
    該留め具は、該伸縮部の両末端の2個を含んで合計3個以上5個以下、該伸縮部に固定されていることを特徴とする伸縮性ウエスト調整具。
  2. 上記留め具は、上記ウエスト部分のゴムに固定させることによって、上記ボトムス又は下半身に着る下着の後部中央部のウエスト部分に固定される請求項1に記載の伸縮性ウエスト調整具。
  3. 上記留め具が安全ピンである請求項1又は請求項2に記載の伸縮性ウエスト調整具。
  4. 上記伸縮部の長さ方向の縦弾性係数が、0.3MPa以上1.4MPa以下である請求項1ないし請求項3の何れかの請求項に記載の伸縮性ウエスト調整具。
  5. 上記伸縮部は、両末端の2箇所を含んで合計3箇所以上5箇所以下に、留め具固定部を有する請求項1ないし請求項4の何れかの請求項に記載の伸縮性ウエスト調整具。
  6. 上記留め具が、上記伸縮部の両末端に2個、中央部に1個の計3個、上記伸縮部に固定されている請求項1ないし請求項5の何れかの請求項に記載の伸縮性ウエスト調整具。
  7. 該伸縮部が、厚さ1±0.2mmの織ゴムが1重又は2重で形成されている請求項1ないし請求項6の何れかの請求項に記載の伸縮性ウエスト調整具。
  8. 着用によってウエスト部分のゴムが緩んだ、ボトムス又は下半身に着る下着のウエストからのずり落ちを防止するために、請求項1ないし請求項7の何れかの請求項に記載の伸縮性ウエスト調整具を、該ボトムス又は該下着の後部中央部のウエスト部分に固定することを特徴とする衣類のずり落ち防止方法。
  9. 上記留め具を、上記ウエスト部分のゴムに固定させることによって、上記伸縮性ウエスト調整具を、該ボトムス又は該下着の後部中央部のウエスト部分に固定する請求項8に記載の衣類のずり落ち防止方法。
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