JP2015229454A - サンルーフ装置のディフレクタ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】薄布状部材を張架展開して整流する構造のサンルーフ装置のディフレクタにおいて、薄布状部材の折り畳み形状を安定化させる。
【解決手段】ルーフが開いたときに張架展開して走行風を整流しルーフが閉じたときに折り畳まれて収納される薄布状部材6を有するサンルーフ装置のディフレクタ構造であって、薄布状部材6に、薄布状部材6を所定の折り畳み形状に誘導するための、折り癖部15A,15Bが予め付与された折り畳み誘導部材14を付設する。
【選択図】図2
【解決手段】ルーフが開いたときに張架展開して走行風を整流しルーフが閉じたときに折り畳まれて収納される薄布状部材6を有するサンルーフ装置のディフレクタ構造であって、薄布状部材6に、薄布状部材6を所定の折り畳み形状に誘導するための、折り癖部15A,15Bが予め付与された折り畳み誘導部材14を付設する。
【選択図】図2
Description
本発明は、サンルーフ装置のディフレクタ構造に関する。
車両のサンルーフ装置として、ルーフを空けて走行した際の室内への気流の巻き込みを抑制する目的でディフレクタを設けたものがある。ディフレクタの従来例としては、柔軟な生地素材の目の細かい網(薄布状部材)を備えた、いわゆるネット型ディフレクタが知られている(例えば特許文献1参照)。このネット型ディフレクタは、ルーフが開くと網が立設するように張架展開することで走行風を整流し、ルーフが閉じると網が折り畳まれてルーフ下方に収納されるようになっている。
ネット型ディフレクタは、網が柔軟な生地素材であることから、収納される毎の網の折り畳み形状にばらつきが生じやすい。そのため、場合によっては、折り畳まれた際に網の一部が所定の収納部からはみ出て室内に露出するおそれがある。
本発明はこのような課題を解決するために創作されたものであり、薄布状部材を張架展開して整流する構造のサンルーフ装置のディフレクタにおいて、収納スペースを大きくせずに、薄布状部材の折り畳み形状を安定化させることで室内への薄布状部材の露出を防止することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、ルーフが開いたときに張架展開して走行風を整流しルーフが閉じたときに折り畳まれて収納される薄布状部材を有するサンルーフ装置のディフレクタ構造であって、前記薄布状部材に、該薄布状部材を所定の折り畳み形状に誘導するための、折り癖が予め付与された折り畳み誘導部材が付設されていることを特徴とする。
本発明によれば、薄布状部材が折り畳み誘導部材によって一定の形状に折り畳まれる。これにより、室内への薄布状部材の露出を防止できる。
本発明によれば、収納スペースを大きくすることなしに、薄布状部材の折り畳み形状を安定化させて室内への薄布状部材の露出を防止できる。
図1において、サンルーフ装置1は、車体の固定ルーフ2に形成された略矩形状の開口部3を開閉するルーフパネル4を備えるとともに、ルーフパネル4が後方にスライドして開口部3が開いたとき、開口部3の前縁に沿って固定ルーフ2から上方に突出するディフレクタ5を備える。
ディフレクタ5は、図2に示すように、薄布状部材6と、薄布状部材6の上側、下側をそれぞれ支持する上部ホルダ7および下部ホルダ8とを備えている。薄布状部材6は柔軟な生地素材の目の細かい網から構成されている。薄布状部材6の上縁および下縁は、縫合等によってそれぞれ側断面視して袋状に形成されており、各袋部に挿通された芯棒9,10が上部ホルダ7、下部ホルダ8の各溝部に嵌入固定されている。上部ホルダ7および下部ホルダ8は例えば樹脂材により成形されている。
図1に示すように、上部ホルダ7は、開口部3の前縁に沿って形成されており、両端は後方に延びるデフアーム7A,7Aとして形成されている。デフアーム7Aの後端は車幅方向に沿う回転軸O回りに回動自在に支持されている。また、デフアーム7Aには、上部ホルダ7が常に上方に突出する方向へ回転軸O回りに回動付勢する弾性部材(図示せず)が取り付けられている。
図2に示す下部ホルダ8も開口部3の前縁に沿って形成されており、両端は若干後方に延設されている。下部ホルダ8はフロントフレーム11に固定される。開口部3の両側縁の下方には、ルーフパネル4のスライドのガイド機能やデフアーム7Aの支持機能、前記弾性部材の支持機能を担うサイドフレーム(図示せず)が配置されている。フロントフレーム11は、この両サイドフレームの各前端を連結するように車幅方向に長尺の部材として形成されており、開口部3の前縁の下方に配置されている。フロントフレーム11は例えば樹脂材により成形されている。
フロントフレーム11は側断面視して、前寄りから順に、固定ルーフ2に倣ってやや前下がりに傾斜した前端部11Aと、前端部11Aの後端から下方に屈曲したうえで形成される第1底部11Bと、第1底部11Bよりも若干下方に位置する略水平状の第2底部11Cと、第2底部11Cの後端から上方に屈曲したうえで形成される略水平状の後端部11Dと、を有した形状からなる。後端部11Dには立設壁11Eが一体に立設されている。この立設壁11Eは、後端部11Dにおける前寄りから若干前側に傾斜するようにして、略車幅方向に沿って延設されている。下部ホルダ8は、フロントフレーム11において車幅方向に間隔を空けて形成された複数のホルダ固定突部12,13に支持されて第1底部11B上に固定される。つまり、薄布状部材6の下側が下部ホルダ8を介してフロントフレーム11に接続固定される。
以上により、ルーフパネル4が閉じているときには、ルーフパネル4の下面に設けられた押圧シュー(図示せず)が前記弾性部材の付勢力に抗してデフアーム7Aを押し下げることで上部ホルダ7が下方に変位し薄布状部材6が折り畳まれてフロントフレーム11の上方に収納される。ルーフパネル4が開いてデフアーム7Aに対する前記押圧シューからの押圧が解かれると、前記弾性部材の付勢力により上部ホルダ7が上方に変位し薄布状部材6が張架展開して走行風を整流し、室内への気流の巻き込みを抑制する。
「折り畳み誘導部材14」
本発明のディフレクタ構造は、薄布状部材6に、薄布状部材6を所定の折り畳み形状に誘導するための、折り癖が予め付与された折り畳み誘導部材14が付設されていることを主な特徴とする。折り畳み誘導部材14は、例えば縦帯状のゴム材により構成され、図1に示すように車幅方向に間隔を空けて薄布状部材6に複数貼着される。なお、折り畳み誘導部材14は薄布状部材6の正面側、背面側のいずれに付設してもよい。
本発明のディフレクタ構造は、薄布状部材6に、薄布状部材6を所定の折り畳み形状に誘導するための、折り癖が予め付与された折り畳み誘導部材14が付設されていることを主な特徴とする。折り畳み誘導部材14は、例えば縦帯状のゴム材により構成され、図1に示すように車幅方向に間隔を空けて薄布状部材6に複数貼着される。なお、折り畳み誘導部材14は薄布状部材6の正面側、背面側のいずれに付設してもよい。
折り畳み誘導部材14を帯状のゴム材から構成した場合の折り癖の構造としては、例えば図4(a),(b)に示すものが挙げられる。図4(a)は折り畳み誘導部材14に薄肉部、本実施形態では長手方向に間隔を空けて複数の薄肉部からなる折り癖部15A,15Bを形成した場合である。図4(b)は折り畳み誘導部材14を予め屈曲形成された折り癖部15A,15Bとした場合である。なお、図4(b)の場合、折り畳み誘導部材14は、屈曲された折り癖部15A,15Bが直線状に延ばされた状態で、つまり弾性復元力が付与された状態で、張架展開状態の薄布状部材6に付設される。
これら折り癖部15A,15Bの存在により、折り畳み誘導部材14に対し長手方向に圧縮する力が作用した場合、いずれも折り癖部15A,15Bを起点として折り畳み誘導部材14が折り畳まれる。
「作用」
図3において、(a)は薄布状部材6が張架展開した状態を示している。薄布状部材6は上側が後方に変位するように傾斜状に立設して張架展開される。
図3において、(a)は薄布状部材6が張架展開した状態を示している。薄布状部材6は上側が後方に変位するように傾斜状に立設して張架展開される。
図1においてルーフパネル4が閉じて前記押圧シューがデフアーム7Aを回転軸O回りに押し下げると、薄布状部材6に貼着された折り畳み誘導部材14には長手方向に圧縮する力が作用する。この力を受けて折り畳み誘導部材14は、図3(b),(c)に示すように折り癖部15A,15Bを起点として折れ曲がる。本実施形態では、折り畳み誘導部材14の上部は折り癖部15Aを起点に後方側に折れ曲がり、折り畳み誘導部材14の下部は折り癖部15Bを起点に前方側に折れ曲がる。これにより、折り畳み誘導部材14の折れ曲がりに伴って、薄布状部材6が所定の折り畳み形状に折り畳まれる。
そして、図3(d)のようにルーフパネル4が完全に閉じると、上部ホルダ7は立設壁11Eの上端とほぼ同じ高さまで下がり、薄布状部材6がフロントフレーム11上で折り畳み収納される。立設壁11Eが存在するため、薄布状部材6が後方側にはみ出すこともない。
以上のように、薄布状部材6に、薄布状部材6を所定の折り畳み形状に誘導するための、折り癖(折り癖部15A,15B)が予め付与された折り畳み誘導部材14を付設すれば、薄布状部材6の折り畳み形状を安定化させることができる。したがって、薄布状部材6の収納スペースを大きく確保する必要もなく、室内への薄布状部材6の露出を防止できる。また、薄布状部材6の収納スペースを小さく抑えられる分、サンルーフ装置1の開口部3の開口寸法を大きくとれる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明した。折り畳み誘導部材14の折り癖は、たとえば折り畳み誘導部材に形成した切れ込み等であってもよい。
1 サンルーフ装置
2 固定ルーフ
3 開口部
4 ルーフパネル
5 ディフレクタ
6 薄布状部材
7 上部ホルダ
8 下部ホルダ
11 フロントフレーム
14 折り畳み誘導部材
2 固定ルーフ
3 開口部
4 ルーフパネル
5 ディフレクタ
6 薄布状部材
7 上部ホルダ
8 下部ホルダ
11 フロントフレーム
14 折り畳み誘導部材
Claims (1)
- ルーフが開いたときに張架展開して走行風を整流しルーフが閉じたときに折り畳まれて収納される薄布状部材を有するサンルーフ装置のディフレクタ構造であって、
前記薄布状部材に、該薄布状部材を所定の折り畳み形状に誘導するための、折り癖が予め付与された折り畳み誘導部材が付設されていることを特徴とするサンルーフ装置のディフレクタ構造。
Priority Applications (2)
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Family Applications (1)
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WO (1) | WO2015186427A1 (ja) |
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2014
- 2014-06-06 JP JP2014117505A patent/JP2015229454A/ja active Pending
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2015
- 2015-04-08 WO PCT/JP2015/060968 patent/WO2015186427A1/ja active Application Filing
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KR102164357B1 (ko) | 2018-12-20 | 2020-10-13 | 주식회사 베바스토코리아홀딩스 | 차량용 파노라마 선루프의 패브릭 디플렉터 정상수납을 위한 접힘 유도장치 |
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WO2015186427A1 (ja) | 2015-12-10 |
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