JP2015228574A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】テンプレートに合成される画像に応じた画像処理を実行することによって、合成画像データを生成する技術を提供する。【解決手段】画像処理サーバ10は、S14の代表色特定処理において算出済みの写真の代表色と、S11で取得済みのテンプレート情報に含まれる代表色データと、を用いて、写真データに対する色補正処理を実行するS18ことによって、写真データに含まれる複数の画素の画素値のそれぞれが変更された処理済みの写真画像を含む合成画像を表す合成画像データを生成する。【選択図】図2

Description

本明細書では、合成画像データを生成する画像処理装置を開示する。
特許文献1には、サンプル画像とテンプレートとの合成画像を表す合成画像データを生成する技術が開示されている。画像合成装置は、テンプレートに、サンプル画像を挿入し、テンプレートに対応する編集記述に記載されている画像処理命令に従った画像処理、例えば、サンプル画像の周囲に白縁を設ける処理を実行することによって、合成画像を表す合成画像データを生成する。
特開2001−155175号公報
上記の技術のように、画像とテンプレートとを合成して、多様な合成画像データを出力することが望まれている。
本明細書では、多様な合成画像を出力することが可能な技術を提供する。
本明細書で開示される技術は、画像処理装置に関する。画像処理装置は、対象データ取得部と、テンプレート関係情報取得部と、算出部と、生成部と、を備える。対象データ取得部は、画像処理の対象画像を表す対象データを取得する。テンプレート関係情報取得部は、テンプレートを表すテンプレートデータと、テンプレートデータに対応付けられている処理情報と、を取得する。処理情報は、合成画像を表す合成画像データを生成するために、対象画像内の複数の画素の画素値を変更する画像処理を示す。算出部は、取得済みの処理情報によって示される画像処理に応じて、対象画像の特徴を示す特徴値を、取得済みの前記対象データを用いて算出する。生成部は、処理情報と特徴値とに従って、対象画像内の複数の画素の画素値が変更された変更済み対象画像と、テンプレートと、を含む合成画像を表す合成画像データを生成する。出力制御部は、合成画像を出力部に出力させる。生成部は、算出済みの前記特徴値が第1の特徴値である場合に、取得済みの前記処理情報と算出済みの前記第1の特徴値とに基づいて、対象画像内の複数の画素の画素値のそれぞれが変更された変更済み第1の対象画像を含む合成画像を表す合成画像データを生成する。生成部は、算出済みの前記特徴値が第2の特徴値である場合に、取得済みの前記処理情報と算出済みの前記第2の特徴値とに基づいて、対象画像内の複数の画素の画素値のそれぞれが変更された変更済み第2の対象画像であって、第1の対象画像と異なる第2の対象画像を含む合成画像を表す合成画像データを生成する。
上記の構成では、取得済みの処理情報が、対象画像の特徴を示す特徴値に基づいて、対象画像の画素値を変更する。この構成によると、取得された対象画像に応じた画像処理を実行することによって、合成画像データを生成することができる。これにより、多様な合成画像を出力することが可能となり得る。
テンプレート関係情報取得部は、さらに、合成画像に付加されるべき付加画像を表す付加画像データを取得してもよい。算出部は、対象画像内の特定領域を示す特徴値を算出してもよい。生成部は、算出済み特徴値によって示される特定領域内の複数の画素の画素値のそれぞれが、付加画像に含まれる複数の画素の画素値のそれぞれに変更された合成画像を表す合成画像データを生成してもよい。上記の構成によると、対象画像内の特定領域に付加画像が配置されている合成画像を表す合成画像データを生成することができる。
テンプレート関係情報取得部は、さらに、前記合成画像に付加されるべき付加画像を表す付加画像データを取得してもよい。算出部は、対象画像内の特定領域を示す特徴値を算出してもよい。生成部は、算出済み特徴値によって示される特定領域の外側であって対象画像内の複数の画素の画素値のそれぞれが、付加画像に含まれる複数の画素の画素値のそれぞれに変更された合成画像を表す合成画像データを生成してもよい。上記の構成によると、対象画像内であって特定領域外に付加画像が配置されている合成画像を表す合成画像データを生成することができる。この結果、付加画像を適切に付加することができる。
算出部は、対象画像内の複数個の画素の画素値を用いて、複数個の画素で表現される色に関する特徴値を算出してもよい。上記の構成によると、対象画像によって表される色に応じた画像処理を実行することによって、合成画像データを生成することができる。
画像処理装置は、さらに、取得済みの処理情報と、特徴値と、を用いて、対象データに特定の画像処理を実行すべきであるか否かを判断してもよい。上記の構成によると、処理情報と対象画像の特徴値とに応じて、対象画像に画像処理を実行するか、テンプレートに画像処理を実行するか、を判断することができる。この結果、処理情報と対象画像の特徴値とに応じて、適切な画像処理を実行することによって、合成画像データを生成することができる。
テンプレート関係情報取得部は、さらに、合成画像に付加すべき付加画像を表す付加画像データを取得してもよい。判断部は、さらに、対象画像のうち、特定領域と異なる外部領域の寸法が、付加画像の寸法よりも大きいか否かを判断してもよい。外部領域の寸法が、付加画像の寸法よりも大きいと判断される場合に、算出部は、外部領域を示す特徴値を算出してもよい。生成部は、算出済み特徴値によって示される外部領域内の複数の画素の画素値のそれぞれが、付加画像に含まれる複数の画素の画素値のそれぞれに変更された合成画像を表す合成画像データを生成してもよい。外部領域の寸法が、付加画像の寸法よりも大きくないと判断される場合に、生成部は、テンプレート内の複数の画素の画素値のそれぞれが、付加画像に含まれる複数の画素の画素値のそれぞれに変更された合成画像を表す合成画像データを生成してもよい。上記の構成によると、外部領域の寸法が付加画像の寸法よりも大きいと判断される場合に、対象画像内に付加画像を配置することができる。一方、外部領域の寸法が付加画像よりも大きくないと判断される場合に、テンプレートに付加画像を配置することができる。この構成によると、外部領域の寸法が付加画像よりも小さい場合に、特定領域に付加画像を配置するために、付加画像を適切に付加することができる。
生成部は、対象画像内に特定画像が含まれていない場合に、対象画像に関わらずに予め決められている位置に配置される対象画像内の複数の画素の画素値のそれぞれが、付加画像に含まれる複数の画素の画素値のそれぞれに変更された合成画像を表す合成画像データを生成してもよい。上記の構成によると、対象画像内に特定画像が含まれていない場合に、付加画像を対象画像内の所定の位置に配置することができる。
算出部は、対象画像を表す複数個の画素の画素値を用いて、複数個の画素によって表現される色に関する特徴値を特定してもよい。判断部は、テンプレートに関連する関連色と特徴値との関係が、特定条件を満たす場合に、対象データに画像処理を実行すべきであると判断し、テンプレートに関連する関連色と特徴値との関係が、特定条件を満たさない場合に、対象データに画像処理を実行すべきでないと判断してもよい。上記の構成によると、対象画像によって表される色に応じて、画像処理を実行するか否かを判断することができる。この結果、対象画像の特徴値を用いて、画像処理を実行する必要が無いと判断される状況において、対象画像に画像処理を実行せずに済む。
テンプレート関係情報取得部は、さらに、合成画像に付加すべき付加画像を表す付加画像データを取得してもよい。算出部は、外部領域を示す特徴値を算出してもよい。判断部は、対象画像のうち、特定領域とは異なる外部領域の寸法が、付加画像の寸法よりも大きいか否かを判断してもよい。外部領域の寸法が、付加画像の寸法よりも大きいと判断される場合に、生成部は、算出済み特徴値によって示される外部領域であって対象画像内の複数の画素の画素値のそれぞれが、付加画像に含まれる複数の画素の画素値のそれぞれに変更された合成画像を表す合成画像データを生成してもよい。外部領域の寸法が、付加画像の寸法よりも大きくないと判断される場合に、テンプレート関係情報取得部は、さらに、付加画像に基づいて生成される縮小付加画像を取得し、生成部は、算出済み特徴値によって示される外部領域であって対象画像内の複数の画素の画素値のそれぞれが、縮小付加画像に含まれる複数の画素の画素値のそれぞれに変更された合成画像を表す合成画像データを生成してもよい。この構成によると、外部領域の寸法が付加画像の寸法よりも大きいと判断される場合に、対象画像内に付加画像を配置することができる。一方、外部領域の寸法が付加画像よりも大きくないと判断される場合に、付加画像が縮小された縮小付加画像を配置することができる。この構成によると、付加画像を適切に付加することができる。
また、上記の画像処理装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。
画像処理システムの構成を示す。 第1実施例の画像処理サーバの画像生成処理のフローチャートを示す。 画像処理サーバの代表色特定処理のフローチャートを示す。 写真の色を補正すべき場合と、テンプレートの色を補正すべき場合と、を説明するための図を示す。 顔認識処理において顔が認識されなかったケースAを説明するための図を示す。 顔認識処理において顔が認識され、かつ、写真内に文字画像が付加されるケースBを説明するための図を示す。 顔認識処理において顔が認識され、かつ、テンプレート内に文字画像が負荷されるケースCを説明するための図を示す。 顔認識処理において顔が認識され、かつ、写真内にもテンプレート内にも文字が付加できないケースDを説明するための図を示す。 第2実施例の画像処理サーバの画像生成処理のフローチャートを示す。 顔認識処理において顔が認識され、かつ、写真内にもテンプレート内にも文字が付加できないケースEを説明するための図を示す。
(画像処理システム2の構成)
図1に示されるように、画像処理システム2は、画像処理サーバ10と、プリンタ100と、PC200と、を備える。画像処理サーバ10は、プリンタ100、PC200のそれぞれと、インターネット4を介して相互に通信可能である。プリンタ100とPC200とは、LAN(Local Area Networkの略)6を介して、相互に通信可能である。画像処理サーバ10は、プリンタ100のベンダによってインターネット4上に設けられるサーバである。
(画像処理サーバ10の構成)
画像処理サーバ10は、PC200から受信される画像データ(例えば図5の写真を表す写真データPI2)と、画像処理サーバ10に格納されているテンプレートデータと、を用いて、合成画像データ(例えば図5の合成画像を表す合成画像データSI1)を生成し、当該合成画像データをプリンタ200に送信する。画像処理サーバ10は、ネットワークインターフェース12と、制御部20と、を備える。ネットワークインターフェース12は、インターネット4に接続される。制御部20は、CPU22とメモリ24とを備える。CPU22は、メモリ24に格納されているプログラム26に従って、様々な処理(即ち図2等の処理)を実行するプロセッサである。メモリ24は、ROM、RAM、ハードディスク等によって構成される。
メモリ24は、プログラム26の他に、複数のテンプレート情報TI1,TI2を格納している。複数のテンプレート情報TI1,TI2は、ベンダによって、メモリ24に格納される。複数のテンプレート情報TI1,TI2のそれぞれは、当該テンプレート情報を識別するための識別情報(例えば番号)と、テンプレートデータと、代表色データと、処理情報テーブルと、を含む。また、テンプレート情報TI1は、付加画像データを含み、テンプレート情報TI2は、付加画像データを含まない。
テンプレートデータは、複数の画素によって、テンプレート(例えば図4のテンプレートT1)を表すデータである。テンプレートデータは、後述する写真等の合成対象の対象画像を、テンプレートの所定の位置に配置することによって、テンプレートと対象画像との合成画像を表す合成画像データを生成するために利用される。テンプレートデータは、対象画像の周辺に表される画像と、当該画像内で対象画像を配置する位置を示す配置座標と、を含む。
処理情報テーブルには、処理内容と実行の有無とが対応付けられている。画像処理サーバ10は、処理情報テーブルに従って、画像処理を実行することによって、合成画像データを生成する。例えば、処理情報テーブルにおいて、処理内容「テンプレートの色と写真の色とを近づける」と「ON」とが対応付けられている場合、図2の画像生成処理において、「テンプレートの色と写真の色とを近づける」処理が実行される。一方、処理情報テーブルにおいて、処理内容「テンプレートの色と写真の色とを遠ざける」と「OFF」とが対応付けられている場合、図2の画像生成処理において、「テンプレートの色と写真の色とを遠ざける」処理は実行されない。
代表色データは、処理内容「テンプレートの色と写真の色とを近づける」と、「テンプレートの色と写真の色とを遠ざける」と、のいずれかに「ON」が対応付けられているテンプレート情報に含まれている。処理内容「テンプレートの色と写真の色とを近づける」が「ON」と対応付けられている場合、代表色データは、テンプレート画像の代表色を表すR値、G値及びB値を含む。テンプレート画像の代表色は、例えば、テンプレート画像に含まれる全ての画素のうち、R値、G値及びB値が同じ画素の個数が最も多いR値、G値及びB値である。処理内容「テンプレートの色と写真の色とを遠ざける」が「ON」と対応付けられている場合、代表色データは、テンプレート画像の代表色の補色を表すR値、G値及びB値を含む。
さらに、処理内容が「顔領域以外に付加画像(文字)」に、「ON」が対応付けられているテンプレート情報(例えば、テンプレート情報T1)には、図示省略の代替テンプレート識別情報が含まれている。代替テンプレート識別情報は、当該テンプレート情報に含まれているテンプレートを用いて、合成画像を生成することができない場合に、当該テンプレート情報の代わりに利用される代替のテンプレート情報を示す識別情報を含む。
付加画像データは、付加画像(例えば図5の文字列「Happy Birthday」、ひげの画像)を表すデータと、付加画像内の基準位置を示す基準位置データと、を含む。顔領域以外に付加すべき付加画像を表す付加画像データには、さらに、所定の付加位置を示す付加位置データを含む。顔領域に付加すべき付加画像を表す付加画像データには、さらに、基準となる顔領域の幅(即ち顔領域の横方向の画素数)を示す基準顔領域寸法を含む。
(プリンタ100の構成)
プリンタ100は、印刷機能を実行可能な周辺機器(例えばPC200の周辺機器)である。プリンタ100は、ネットワークI/F12と同様のネットワークI/F(図示省略)を備える。プリンタ100は、様々な装置(例えば画像処理サーバ10、PC200)と、ネットワークI/Fを利用して通信可能である。なお、プリンタ100は、スキャン機能等を実行可能な多機能機であってもよい。
(PC200の構成)
PC200は、デスクトップ型、ラップトップ型、タブレット型とのコンピュータである。PC200は、ネットワークI/F12と同様のネットワークI/F(図示省略)を備える。PC200は、様々な装置(例えばプリンタ100)と、ネットワークI/Fを利用して通信可能である。
(画像処理サーバ10が実行する画像生成処理;図2)
次いで、図2に示す画像生成処理について説明する。PC200のユーザは、テンプレートにユーザが選択した写真(例えば顔を含む写真、風景の写真)が挿入された合成画像の印刷を、プリンタ200に実行させることを望む場合がある。例えば、PC200のユーザは、プリンタ200を利用して、ユーザが撮影した写真を含む誕生日カード等を作成することを望む場合がある。
この場合、PC200のユーザは、PC200の操作部を操作することによって、合成画像のためのテンプレートを選択する。具体的には、PC200のユーザは、PC200に所定の操作(例えばウェブブラウザを起動する操作)を実行することによって、インターネット4を介して、画像処理サーバ10から、複数のテンプレート情報T1,T2を取得する。PC200は、画像処理サーバ10から、複数のテンプレート情報T1,T2を取得すると、複数のテンプレート情報T1,T2に含まれる複数のテンプレートデータによって表されるテンプレートを、PC200の表示部に表示させる。なお、PC200は、テンプレート情報に付加画像データが含まれる場合、当該付加画像データによって表される付加画像を、テンプレートとともに表示させる。ユーザは、PC200を操作することによって、複数のテンプレートの中から、1個のテンプレートを選択する。PC200は、ユーザによって選択されたテンプレートを表すテンプレートデータを含むテンプレート情報の識別情報を、PC200のメモリに一時的に格納しておく。
次に、PC200のユーザは、PC200を利用して、PC200のメモリ、あるいは、PC200に接続されている外部メモリから、合成画像に挿入すべき写真を表す写真データ(例えばJPEG(Joint Photographic Experts Groupの略)形式の写真データ)を選択する。PC200は、ユーザによって選択された写真データと、メモリ内のテンプレート情報の識別情報と、を、画像処理サーバ10に送信する。
画像処理サーバ10のCPU22は、PC200から、画像データと、テンプレートを識別するためのテンプレート識別情報とを受信することを監視している。図2に示すように、CPU22は、画像データとテンプレート情報の識別情報とを受信する(S10)と、S11において、S10で受信済みの識別情報によって識別されるテンプレート情報(例えばテンプレート情報TI1)を、メモリ32から取得する。
次いで、S12では、CPU22は、S11で取得済みのテンプレート情報に含まれる処理情報を用いて、色補正に関する設定がONになっているか否かを判断する。色補正とは、画像生成処理において、S10で取得済みの画像データによって表される写真及びテンプレートのいずれかの色を補正することを意味する。例えば、CPU22は、S11で取得済みの処理情報テーブルに含まれる処理内容「テンプレートの色と写真の色とを近づける」と、「テンプレートの色と写真の色とを遠ざける」と、のうち、いずれか一方が「ON」である場合に、色補正に関する設定がONになっている(S12でYES)と判断する。また、「テンプレートの色と写真の色とを近づける」と、「テンプレートの色と写真の色とを遠ざける」と、のいずれもが「OFF」である場合に、色補正に関する設定がONになっていない(S12でNO)と判断する。S12でNOの場合、S14〜S20の処理をスキップして、S22に進む。
一方、S12でYESの場合、S14において、CPU22は、代表色特定処理を実行する。S14の代表色特定処理は、S10で取得された写真データによって表される画像を代表する色を特定する処理である。
(画像処理サーバ10が実行する代表色特定処理;図3)
本処理では、最初に、S52において、CPU22は、エッジ検出処理を実行することによって、二値化データを生成する。具体的には、S10で取得された写真データに対して、エッジ検出処理(例えばSobelフィルタによるフィルタリング処理)を実行する。これにより、CPU22は、写真によって表される物体(例えば人、建物等)の輪郭線(即ちエッジ)を表す画素の画素値が「1」であり、輪郭線を表す画素以外の画素の画素値が「0」である二値化データを生成する。
次いで、S54では、CPU22は、S52で生成済みの二値化データのうち、ON画素(即ち画素値が「1」の画素)の数をカウント(以下では「N個」とする)する。次いで、S56では、CPU22は、S52で生成済みの二値化データのうち、N個のON画素と同じ位置に配置されているN個の画素を、写真データから特定する。次いで、CPU22は、特定済みのN個の画素のそれぞれについて、当該画素のR値、G値、B値から、輝度値Y(Y=0.298912×R値+0.586611×G値+0.114478×B値)を算出する。そして、CPU22は、特定済みのN個の画素のうち、輝度値Yが大きい方から順にN×α個(例えばα=0.05〜0.1のうちのいずれかの値)の画素を特定する。
続いて、S58では、CPU22は、特定済みのN×α個の画素のR値、G値、B値のそれぞれの平均値(以下では、R値の平均を「平均R値」、G値の平均を「平均G値」、B値の平均を「平均B値」と呼ぶ)を算出して、代表色特定処理を終了する。
(画像生成処理;図2のS16から)
代表色特定処理が終了すると、S16において、CPU22は、S10で取得済みの写真データによって表される写真の色を補正すべきであるか否かを判断する。具体的には、最初に、CPU22は、S14で特定された写真の代表色と、S10で取得済みの代表色データで表される代表色と、のRGBの色空間における距離が、所定の距離(例えば10〜20のうちのいずれかの値)以下であるか否かを判断する。
ここで、S16における判断結果は、S11で取得済みの処理情報テーブルによって異なる。例えば、処理情報テーブルに含まれる処理内容「テンプレートの色と写真の色とを近づける」と、「テンプレートの色と写真の色とを遠ざける」とのうち、いずれが「ON」であるかに応じて異なる。
処理内容「テンプレートの色と写真の色とを近づける」が「ON」である場合、CPU22は、2個の代表色の距離が所定の距離よりも短い場合、写真の色を補正すべきであると判断し(S16でYES)、2個の代表色の距離が所定の距離以上である場合、テンプレートの色を補正すべきであると判断する(S16でNO)。
一方、処理内容「テンプレートの色と写真の色とを遠ざける」が「ON」である場合、CPU22は、2個の代表色の距離が所定の距離以上である場合、写真の色を補正すべきであると判断し(S16でYES)、2個の代表色の距離が所定の距離より小さい場合、テンプレートの色を補正すべきであると判断する(S16でNO)。
次いで、S16でYESの場合、S18において、CPU22は、写真データの色補正処理を実行する。具体的には、CPU22は、写真データによって表される写真の各画素のR値、G値、B値のそれぞれを、以下の数式により補正する。
Figure 2015228574
なお、Cは、R、G、Bのいずれかを表し、Icは、補正前の画素のC(R、G、Bのいずれか)値を表し、Ic´は、補正後の画素のC(R、G、Bのいずれか)値を表す。但し、E、E、Eについては、S11で取得済みの処理情報テーブルに含まれる処理内容「テンプレートの色と写真の色とを近づける」と、「テンプレートの色と写真の色とを遠ざける」とのうち、いずれが「ON」であるかに応じて異なる。処理内容「テンプレートの色と写真の色とを近づける」が「ON」である場合、E、E、Eは、それぞれ、テンプレートの代表色のR値、G値、B値を表す。一方、処理内容「テンプレートの色と写真の色とを遠ざける」が「ON」である場合、E、E、Eは、それぞれ、テンプレートの代表色の補色のR値、G値、B値を表す。例えば、C=Rである場合、上記の数式は、補正前のR値=Iを用いて、補正後のR値=I´を算出する。
一方、S16でNOの場合、S20において、CPU22は、テンプレートデータの色補正処理を実行する。具体的には、CPU22は、テンプレートデータによって表されるテンプレートの各画素のR値、G値、B値のそれぞれを、上記の数式により補正する。なお、S20では、処理内容「テンプレートの色と写真の色とを近づける」が「ON」である場合、E、E、Eは、それぞれ、写真の代表色のR値、G値、B値を表し、処理内容「テンプレートの色と写真の色とを遠ざける」が「ON」である場合、E、E、Eは、それぞれ、写真の代表色の補色のR値、G値、B値を表す。
図4にS16〜S20の処理の具体例を示す。図4で示されるケースは、S10で写真PI1の写真データが取得され、S11でテンプレートT1のテンプレートデータが取得され、処理内容「テンプレートの色と写真の色とを近づける」が「ON」であるケースである。なお、写真PI1は、カラー写真であり、テンプレートT1内の斜線は、テンプレートT1の色(例えば黄色)を表す。S16において、写真の色を補正すべきであると判断される場合(S16でYES)、テンプレートT1は補正されずに、写真PI1は、テンプレートT1の代表色に近づくように、写真PI1全体の色が補正される。図4に示すように、補正後の写真PI1´に表される斜線は、写真PI1が全体的にテンプレートT1の色(例えば黄色)に近づいたことを表す。S16において、テンプレートの色を補正すべきであると判断される場合(S16でNO)、写真PI1は補正されずに、テンプレートT1は、写真PI1の代表色(例えば青色)に近づくように、テンプレートT1全体の色が補正される。補正後のテンプレートT1´に表されるドットは、テンプレートT1が全体的にス写真PI1の代表色(例えば青色)に近づいたことを表す。
なお、処理内容「テンプレートの色と写真の色とを遠ざける」が「ON」である場合のS20では、CPU22は、最初に、写真の代表色のR値、G値、B値を用いて、写真の代表色の補色のR値、G値、B値を算出する。具体的には、CPU22は、写真の代表色のR値、G値、B値を、Lab色空間に変換し、変換後のa値及びb値に「−1」を乗算する。次いで、CPU22は、変換後のL値と、「−1」を乗算した後のa値及びb値と、を、RGB色空間に変換することによって、写真の代表色の補色のR値、G値、B値を算出する。
2個の代表色の距離が所定の距離よりも短い場合とは、写真の代表色とテンプレートの代表色とが、比較的に似ている(即ち、写真とテンプレートとの色合いが比較的に近い)。一方、2個の代表色の距離が所定の距離以上である場合とは、写真の代表色とテンプレートの代表色とが、比較的に似ていない(即ち、写真とテンプレートとの色合いが比較的に遠い)。処理内容「テンプレートの色と写真の色とを近づける」が「ON」である場合において、S16〜S20の処理を実行すると、写真の代表色とテンプレートの代表色とが比較的に似ている場合には、写真の色を補正し、写真の代表色とテンプレートの代表色とが比較的に似ていない場合には、テンプレートの色を補正する。即ち、色の補正量が小さい場合には、写真の色が補正される。この結果、テンプレートの色が維持される。これにより、テンプレートのデザイン性が損なわれずに済む。一方、色の補正量が大きい場合には、テンプレートの色が補正される。これにより、写真の色が大きく補正される事態を回避することができる。
この構成では、写真の代表色とテンプレートの代表色とに基づいて、写真データの色補正処理が実行される(図2のS18)。この構成によると、ユーザによって選択された写真に応じた画像処理を実行することによって、合成画像データを生成することができる。
次いで、S22では、CPU22は、S11で取得済みのテンプレート情報に、付加画像データが含まれているか否かを判断する。例えば、S11において、テンプレート情報TI1が取得される場合、テンプレート情報TI1は、1個以上の付加画像データが含まれているため、S22でYESと判断される。一方、S11において、テンプレート情報TI2が取得される場合、テンプレート情報TI2は、1個以上の付加画像データが含まれていないため、S22でNOと判断される。S22でNOの場合、S22〜S42をスキップして、S44に進む。
一方、S22でYESの場合、S24において、CPU22は、S10で取得済みの写真データを用いて、写真内の人間の顔を認識するための顔認識処理を実行する。具体的には、まず、CPU22は、写真データによって表される写真の左上に位置するM×M個の画素(Mは正の整数であり、例えばM=3)を抽出する。次いで、M×M個の画素のそれぞれの画素値から、当該画素に関する特徴値(例えば輝度値)を算出する。そして、M×M個の画素から算出された特徴値を用いて、M×M個の画素から、顔の外縁を示す画素を特定する。例えば、M×M個の画素の特徴値を相互に比較することによって、M×M個の画素が顔の外縁を示す画素であるか否かを判断する。続いて、CPU22は、特徴値が算出されたM×M個の画素に隣接するM×M個の画素を抽出し、抽出済みのM×M個の画素のそれぞれから、特徴値を算出して、顔の外縁を示す画素を特定する。CPU22は、写真データによって表される写真に含まれる全画素について、M×M個の画素の抽出処理と、顔の外縁を示す画素の特定処理を、を実行する。これにより、顔の外縁を示す画素群が特定される。
次いで、CPU22は、顔の外縁を示す画素群の全てを囲む最小の矩形(即ち、顔の外縁を示す画素群に外接する矩形、図5の矩形FR1)を、特定する。なお、以下では、S24で特定済みの矩形によって画定される領域を、「顔領域」と呼ぶ。
次いで、S25では、CPU22は、S11で取得済みのテンプレート情報に、顔領域以外への付加画像データが含まれているか否かを判断する。例えば、S11において、テンプレート情報TI1が取得される場合、テンプレート情報TI1では、処理内容「顔領域以外に付加画像」が「ON」であるため、S25でYESと判断される。一方、例えば、S11において、テンプレート情報TI2が取得される場合、テンプレート情報TI2は、処理内容「顔領域以外に付加画像」が「OFF」であるため、S25でNOと判断される。S25でNOの場合、S26〜S36をスキップして、S38に進む。
一方、S25でYESの場合、S26において、CPU22は、S24において、顔が認識されたか否かを判断する。S24において、顔領域が算出されている場合、顔が認識されたと判断して(S26でYES)、S28に進む。一方において、S24において、顔領域が特定されていない場合、顔が認識されていないと判断して(S26でNO)、S27に進む。
S27では、CPU22は、S11で取得済みのテンプレート情報に含まれる付加画像データによって表される付加画像(例えば、図5の文字列「Happy Birthday」)を付加すべき位置を示す付加位置データを、S11で取得済みのテンプレート情報から取得して、S38に進む。テンプレート情報に含まれる付加位置データによって示される付加位置は、写真の内容(例えば被写体)に関わらず、一意に決められている位置である。
一方、S26でYESの場合、S28において、CPU22は、写真内の顔領域を除く領域(例えば図5の領域EA1)に、付加画像を配置可能であるか否かを判断する。具体的には、写真内の顔領域を除く領域に、付加画像を含む最小矩形領域の縦方向の長さよりも長い縦方向を有し、かつ、付加画像を含む最小矩形領域の横方向の長さよりも長い横方向を有する特定領域が存在する場合、写真内の顔領域を除く領域に、付加画像を配置可能であると判断して(S28でYES)、S30に進む。一方、写真内の顔領域を除く領域に、付加画像を含む最小矩形領域の縦方向の長さよりも長い縦方向を有し、かつ、付加画像を含む最小矩形領域の横方向の長さよりも長い横方向を有する領域が存在しない場合、写真内の顔領域を除く領域に、付加画像を配置不可能であると判断して(S28でNO)、S32に進む。
S30では、CPU22は、特定領域から付加画像がはみ出ないように、付加画像の基準位置を配置する付加位置を、特定領域内に決定して、S38に進む。
S32では、CPU22は、テンプレートに、付加画像を配置可能であるか否かを判断する。具体的には、テンプレートに、付加画像の縦方向の長さよりも長い縦方向を有し、かつ、付加画像の横方向の長さよりも長い横方向を有する領域が存在する場合、テンプレートに、付加画像を配置可能であると判断して(S32でYES)、S34に進む。一方、テンプレートに、付加画像の縦方向の長さよりも長い縦方向を有し、かつ、付加画像の横方向の長さよりも長い横方向を有する領域が存在しない場合、テンプレートに、付加画像を配置不可能であると判断して(S32でNO)、S36に進む。
S34では、CPU22は、テンプレートから付加画像がはみ出ないように、付加画像の基準位置を配置する付加位置を、テンプレート内に決定して、S38に進む。
S36では、CPU22は、S11で取得済みのテンプレート情報に含まれている代替テンプレート識別情報を用いて、代替のテンプレート情報を、メモリ24から取得する。なお、代替のテンプレート情報に含まれるテンプレートデータによって表されるテンプレートは、代替のテンプレート情報に含まれる付加画像データのうち、テンプレートに付加され得る付加画像データによって表される付加画像を含む最小矩形領域よりも大きい領域を有する。次いで、CPU22は、取得済みの代替のテンプレート情報から、付加画像を付加するための付加位置を取得して、S38に進む。
S38では、CPU22は、S11で取得済みのテンプレート情報に、顔領域への付加画像データが含まれているか否かを判断する。例えば、S11において、テンプレート情報TI1が取得される場合、テンプレート情報TI1では、処理内容「顔領域に付加画像」が「ON」であるため、S38でYESと判断され、S40に進む。一方、例えば、S11において、テンプレート情報TI2が取得される場合、テンプレート情報TI2は、処理内容「顔領域に付加画像」が「OFF」であるため、S38でNOと判断され、S40,S42をスキップして、S44に進む。
S40では、CPU22は、S26と同様の手法で、S24の顔認識処理において、顔が認識されたか否かを判断する。顔が認識されたと判断される場合(S40でYES)、S42に進む。一方において、顔が認識されていないと判断される場合(S40でNO)、S42をスキップして、S44に進む。
S42では、CPU22は、顔領域内に付加画像の基準点を配置するための付加位置を算出する。具体的には、CPU22は、S24で特定済みの顔領域の幅(即ち横方向の画素数)(例えば図5の幅W)と、高さ(即ち上下方向の画素数)(例えば図5の高さH)と、を算出する。次いで、CPU22は、算出済みの幅の左から所定の位置(例えば幅の1/2の位置)であって、算出済みの高さの下から所定の位置(例えば1/3の位置)の座標を、付加位置と決定する。さらに、CPU22は、S24で算出された顔領域の幅を、S11で取得済みのテンプレート情報に含まれる基準顔領域寸法で除算した値だけ、付加画像を拡大又は縮小して、S44に進む。
S44では、CPU22は、合成画像を表す合成画像データを生成する。図5〜8を用いて、S44の合成画像データの生成処理を説明する。なお、S11で取得済みのテンプレート情報は、文字列「Happy Birthday」を示す付加画像の付加画像データと、ひげを示す付加画像の付加画像データと、を含む。また、S11で取得済みのテンプレート情報の処理内容「顔領域以外に付加画像(文字)」、「顔領域に付加画像(ひげ)」は、ともに「ON」である。S44では、さらに、CPU22は、生成済みの合成画像データを、S10の写真データの送信元のデバイス(例えばPC200)に送信して、画像生成処理を終了する。これにより、デバイスは、画像処理サーバ10から受信済みの合成画像データを用いた印刷処理を実行する。あるいは、デバイスは、画像処理サーバ10から受信済みの合成画像データによって表される合成画像を、デバイスの表示部に表示させてもよいし、外部のデバイスに送信してもよい。なお、ケースA〜Dの写真は、S18の処理が実行されている場合もあれば、実行されていない場合もある。また、ケースA〜Dのテンプレートは、S20の処理が実行されている場合もあれば、実行されていない場合もある。
(ケースA:顔が認識されなかったケース;図5)
本ケースでは、S44では、最初に、CPU22は、写真PI2を、テンプレートT1の所定位置に挿入する。なお、S10で取得された写真PI2には、人間の顔が写っていない。ケースAでは、顔認識処理(図2のS24)において顔認識がされていないため(S26でNO)、文字列「Happy Birthday」の基準点がテンプレート情報に含まれている所定の付加位置に一致するように、写真PIに文字列「Happy Birthday」が付加される。具体的には、CPU22は、文字列「Happy Birthday」の基準点がテンプレート情報に含まれている所定の付加位置に一致するように、写真PIに文字列「Happy Birthday」が重ね合されたときに、文字列「Happy Birthday」を構成する複数の画素のそれぞれについて、当該画素に重複する写真PI2内の画素の画素値を、当該画素の画素値に置換する。これにより、CPU22は、合成画像SI1を表す合成画像データを生成する。この構成によれば、文字列を所定の付加位置に配置することができる。
ケースAでは、顔認識処理(図2のS24)において顔認識がされていないため(S40でNO)、テンプレート情報において「顔領域に付加画像(ひげ)」は「ON」であるにも関わらず、ひげを表す画像は、写真PI2に付加されない。
(ケースB:顔が認識され、かつ、写真内に文字が付加されるケース;図6)
ケースBでは、S11において、ケースAと同一のテンプレート情報が取得されている。図6に示すように、ケースBでは、顔認識処理(図2のS24)において顔認識がされている(S26でYES)。但し、写真PI1に対して、顔領域FR1が比較的に小さいため、文字列「Happy Birthday」は、写真PI1内の顔領域FR1以外の領域EA1に配置可能である(S28でYES)。この場合、CPU22は、領域EA1内で、文字列「Happy Birthday」を配置可能な位置を特定し、文字列「Happy Birthday」の基準点を配置すべき付加位置の座標を特定する(S30)。また、CPU22は、顔領域Rの幅Wと高さHから、ひげ画像の基準点を配置すべき付加位置を算出する(S42)。
S44の処理において、最初に、CPU22は、写真PI1を、テンプレートT1の所定位置に挿入する。次いで、CPU22は、ケースAの場合と同様に、文字列「Happy Birthday」の基準点がS30で特定された付加位置に一致するように、写真PI1に文字列「Happy Birthday」を付加する。さらに、CPU22は、ひげ画像の基準点がS42で算出された付加位置に一致するように、写真PI1にひげ画像を付加する。即ち、CPU22は、ひげ画像の基準点がS42で算出された付加位置に一致するように、写真PIにひげ画像が重ね合されたときに、ひげ画像を構成する複数の画素のそれぞれについて、当該画素に重複する写真PI1内の画素の画素値を、当該画素の画素値に置換する。これにより、CPU22は、合成画像SI2を表す合成画像データを生成する。この構成によると、写真内の領域EA1に、文字列が配置されている合成画像データSI2を生成することができる。
(ケースC:顔が認識され、かつ、テンプレート内に文字が付加されるケース;図7)
ケースCでは、S11において、ケースBと同一のテンプレート情報が取得されている。図7に示すように、ケースCでは、顔認識処理(図2のS24)において顔認識がされている(S26でYES)。但し、写真PI3に対して、顔領域FR2が比較的に大きいため、文字列「Happy Birthday」は、写真PI3内の顔領域FR2以外の領域EA2に配置不可能である(S28でNO)。この場合、CPU22は、テンプレート内で、文字列「Happy Birthday」を配置可能な位置を特定し、文字列「Happy Birthday」の基準点を配置すべき付加位置の座標を特定する(S34)。また、ケースBと同様に、CPU22は、顔領域Rの幅Wと高さHから、ひげ画像の基準点を配置すべき付加位置を算出する(S42)。
S44の処理において、最初に、CPU22は、写真PI3を、テンプレートT1の所定位置に挿入する。次いで、CPU22は、文字列「Happy Birthday」の基準点がS34で特定された付加位置に一致するように、テンプレートT1に文字列「Happy Birthday」を付加する。具体的には、CPU22は、文字列「Happy Birthday」の基準点がS34で特定された付加位置に一致するように、テンプレートT1に文字列「Happy Birthday」が重ね合されたときに、文字列「Happy Birthday」を構成する複数の画素のそれぞれについて、当該画素に重複するテンプレートT1内の画素の画素値を、当該画素の画素値に置換する。
さらに、CPU22は、ケースBと同様に、ひげ画像の基準点がS42で算出された付加位置に一致するように、写真PI2にひげ画像を付加する。これにより、CPU22は、合成画像SI3を表す合成画像データを生成する。この構成によると、写真内の領域EA2の寸法が文字列よりも小さい場合に、領域EAに文字列を配置して、写真内の顔に文字列が重複する事態を回避することができる。
ケースA〜Cから明らかなように、S11で取得されるテンプレート情報が同一であっても、写真PI1〜PI3から得られる顔領域に応じて、生成される合成画像が異なる。一般的には、「生成部は、テンプレートデータと処理情報が取得される場合であって、かつ、算出済みの特徴値が第1の特徴値である場合に、取得済みのテンプレートデータと処理情報と対象画像データとを用いて、第1の合成画像データを生成し、算出済みの特徴値が第1の特徴値と異なる第2の特徴値である場合に、取得済みのテンプレートデータと処理情報と対象画像データとを用いて、第1の合成画像データと異なる第2の合成画像データを生成する」と言うことができる。
(ケースD:顔が認識され、かつ、写真内にもテンプレート内にも文字が付加できないケース;図8)
図8に示すように、ケースDでは、顔認識処理(図2のS24)において顔認識がされている(S26でYES)。但し、写真PI3に対して、顔領域FR2が比較的に大きいため、文字列「Happy Birthday」は、写真PI3内の顔領域FR2以外の領域EA2に配置不可能である(S28でNO)。また、テンプレートTI2には、文字列「Happy Birthday」を配置可能な領域が存在しない(S32でNO)。この場合、CPU22は、S36で特定された代替テンプレートT1を用いて、ケースCと同様にして、合成画像SI4を表す合成画像データを生成する。
上記から明らかなように、本実施例の構成では、画像処理サーバ10は、図2のS11で取得済みのテンプレート情報に基づいて、図2の画像生成処理を完結することができる。即ち、画像処理サーバ10は、画像生成処理を実行する際に、画像生成処理に関して、ユーザから何らかの指示を取得せずに済む。この結果、画像生成処理を実行する際に、ユーザに処理内容を選択させずに済む。
本実施例では、図2のS14〜S20において、S11において取得されたテンプレート情報(「テンプレートデータ」と「処理情報」との一例)が同一であっても、写真の代表色(「特徴値」の一例)に応じて、処理内容(即ち、写真データの色補正処理又はテンプレートデータの色補正処理)が変化する。この結果、異なる合成画像データが生成される。一般的には、「生成部は、取得済みのテンプレートでデータと処理情報とのいずれもが同一であっても、特徴値が異なれば、異なる合成画像データが生成される」ということができる。
本実施例では、例えば、テンプレート情報に含まれる処理情報に応じて、S14の代表色特定処理が実行されるか否かが異なる。また、例えば、付加画像の有無に応じて、S24の顔認識処理が実行されるか否かが異なる。一般的には、「算出部は、処理情報に応じて、異なる特徴値を算出する」ということができる。
(対応関係)
画像処理サーバ10が、「画像処理装置」の一例であり、プリンタ100が、「出力部」の一例である。写真PI1〜4が、「対象画像」の一例である。テンプレート情報TI1、TI2に含まれる処理内容が「処理情報」の一例であり、処理内容「テンプレートの色と写真の色とを近づける」、「テンプレートの色と写真の色とを遠ざける」が、それぞれ、「第1の処理情報」、「第2の処理情報」の一例である。図2のS14で算出される写真の代表色を表す画素値、S24で算出される顔領域FR1,2が、それぞれ、「特徴値」の一例である。顔領域が、「特定領域」の一例である。S16で算出されるテンプレートの代表色が、「テンプレートに関連する関連色」の一例である。S16において、処理内容「テンプレートの色と写真の色とを近づける」が「ON」である場合に、CPU22は、2個の代表色の距離が所定の距離よりも短いこと、処理内容「テンプレートの色と写真の色とを遠ざける」が「ON」である場合に、2個の代表色の距離が所定の距離以上であること、が、それぞれ「特定条件」の一例である。
図2のS10で写真データを取得する処理が、「対象データ取得部」が実行する処理の一例である。S11でテンプレート情報を取得する処理が、「テンプレート関係情報取得部」が実行する処理の一例である。S14で代表色を算出する処理と、S24で顔領域を算出する処理と、のそれぞれが、「算出部」が実行する処理の一例である。AS16で写真の色を補正すべきであるか否かを判断する処理と、S28において付加画像を顔領域以外の領域に配置可能である否かを判断する処理と、のそれぞれが、「判断部」が実行する処理の一例である。S44で合成画像データを生成する処理が、「生成部」が実行する処理の一例である。S44で合成画像データを送信する処理が、「出力制御部」が実行する処理の一例である。
(第2実施例)
第1実施例と異なる点を説明する。図9に示すように、本実施例では、画像処理サーバ10が実行する画像生成処理において、図2のS32と同様のS32において、テンプレートに、付加画像を配置不可能であると判断される場合(S32でNO)、S101において、CPU22は、付加画像の寸法がテンプレートの所定の付加位置に配置可能となるように、即ち、付加画像がテンプレートからはみ出さないように、付加画像の寸法を縮小して、S34に進む。なお、所定の付加位置は、テンプレート情報に含まれている。
図10は、本実施例の画像生成処理の具体例を示す。図10では、図9のS101において、文字列「Happy Birthday」が縮小される。そして、S40の処理では、最初に、CP22は、写真PI3を、テンプレートTI2の所定位置に挿入する。次いで、CPU22は、縮小された文字列「Happy Birthday」を、ケースCと同様に、テンプレートの所定の付加位置に付加する。また、ケースCと同様に、ひげ画像を、写真PI3に配置するころによって、合成画像SI4を表す合成画像データを生成する。
本実施例によると、文字列「Happy Birthday」がテンプレートに配置することができない場合に、代替のテンプレートを使用せずに済む。この結果、ユーザが選択したテンプレートを変更せずに済む。なお、変形例では、テンプレート情報が、付加画像データに加えて、付加画像データによって表される付加画像の寸法が縮小された縮小付加画像を表す画像データを、予め含んでいてもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)上記の各実施例では、画像処理サーバ10が画像生成処理(図2、図8参照)を実行することによって、合成画像データを生成し、合成画像データをプリンタ100に送信する。しかしながら、プリンタ100が画像生成処理(図2、図8参照)を実行することによって、合成画像データを生成し、合成画像データによって表される合成画像を印刷媒体に印刷してもよい。本変形例では、プリンタ100が、「画像処理装置」の一例である。あるいは、PC200が、画像処理サーバ10の機能を備えていてもよい。この場合、PC200が「画像処理装置」の一例である。
(変形例2)
上記の各実施例では、図2のS24において顔認識処理を実行している。顔認識処理の手法は、上記の実施例の手法(即ちM×M個の画素を抽出する手法)以外の手法であってもよい。例えば、予めメモリに格納されている複数のサンプル画像を用いて、写真内の顔領域を特定してもよい(例えば特開2009−237618号公報参照)。この場合、写真と予めメモリに格納されている複数のサンプル画像とを比較して、類似度を算出し、類似度に応じて、写真内の顔領域を特定してもよい。
(変形例3)
上記の各実施例において、画像生成処理の処理順序は、図2、図8のフローチャートで示される順序に限られない。例えば、S38〜S42の処理(顔領域に付加画像)が先に実行され、S25〜S36の処理(顔領域以外に付加画像)が後に実行されてもよい。また、例えば、テンプレートに写真を挿入する処理(S44の一部の処理)の後に、S16〜S20(色補正処理)を実行してもよい。一般的には、「対象画像に対して付加画像を付加するための画像処理を実行した後で、処理済みの対象画像とテンプレートとの合成画像を生成してもよく、対象画像とテンプレートとの合成画像を生成した後で、合成済みの対象画像に対して付加画像を付加するための画像処理を実行してもよい」と言うことができる。
(変形例4)上記の実施例では、画像処理サーバ10のCPU22がプログラム26(即ちソフトウェア)を実行することによって、図2、図3、図8の処理が実現される。これに代えて、図2、図3、図8の各処理のうちの少なくとも1つの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:画像処理システム、10:画像処理サーバ、20:制御部、22:CPU、24:メモリ、100:プリンタ、200:PC、TI1,TI2:テンプレート情報

Claims (10)

  1. 画像処理装置であって、
    画像処理の対象画像を表す対象データを取得する対象データ取得部と、
    テンプレートを表すテンプレートデータと、前記テンプレートデータに対応付けられている処理情報と、を取得するテンプレート関係情報取得部であって、前記処理情報は、前記対象画像内の複数の画素の画素値を変更する画像処理を示す、前記テンプレート関係情報取得部と、
    取得済みの前記処理情報によって示される前記画像処理に応じて、前記対象画像の特徴を示す特徴値を、取得済みの前記対象データを用いて算出する算出部と、
    前記処理情報と前記特徴値とに従って、前記対象画像内の前記複数の画素の画素値が変更された変更済み対象画像と、前記テンプレートと、を含む合成画像を表す合成画像データを生成する生成部と、
    前記合成画像を出力部に出力させる出力制御部と、を備え、
    前記生成部は、
    算出済みの前記特徴値が第1の特徴値である場合に、取得済みの前記処理情報と算出済みの前記第1の特徴値とに基づいて、前記対象画像内の前記複数の画素の画素値のそれぞれが変更された変更済み第1の対象画像を含む前記合成画像を表す前記合成画像データを生成し、
    算出済みの前記特徴値が第2の特徴値である場合に、取得済みの前記処理情報と算出済みの前記第2の特徴値とに基づいて、前記対象画像内の前記複数の画素の画素値のそれぞれが変更された変更済み第2の対象画像であって、前記第1の対象画像と異なる前記第2の対象画像を含む前記合成画像を表す前記合成画像データを生成する、画像処理装置。
  2. 前記テンプレート関係情報取得部は、さらに、前記合成画像に付加されるべき付加画像を表す付加画像データを取得し、
    前記算出部は、前記対象画像内の特定領域を示す前記特徴値を算出し、
    前記生成部は、算出済み前記特徴値によって示される前記特定領域内の前記複数の画素の画素値のそれぞれが、前記付加画像に含まれる複数の画素の画素値のそれぞれに変更された前記合成画像を表す前記合成画像データを生成する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記テンプレート関係情報取得部は、さらに、前記合成画像に付加されるべき付加画像を表す付加画像データを取得し、
    前記算出部は、前記対象画像内の特定領域を示す前記特徴値を算出し、
    前記生成部は、算出済み前記特徴値によって示される前記特定領域の外側であって前記対象画像内の前記複数の画素の画素値のそれぞれが、前記付加画像に含まれる複数の画素の画素値のそれぞれに変更された前記合成画像を表す前記合成画像データを生成する、請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記算出部は、前記対象画像内の前記複数個の画素の画素値を用いて、前記複数個の画素で表現される色に関する前記特徴値を算出する、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像処理装置は、さらに、
    取得済みの前記処理情報と前記特徴値とを用いて、前記対象データに特定の画像処理を実行すべきであるか否かを判断する判断部を備え、
    前記生成部は、
    前記対象データに前記特定の画像処理を実行すべきであると判断される場合に、前記対象画像内の複数の画素の画素値のそれぞれが変更された変更済みの対象画像を含む前記合成画像を表す前記合成画像データを生成し、
    前記対象データに前記特定の画像処理を実行すべきでないと判断される場合に、取得済みの前記テンプレートデータによって表される前記テンプレート内の複数の画素の画素値が変更された変更済みテンプレートを含む前記合成画像を表す前記合成画像データを生成する、請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記テンプレート関係情報取得部は、さらに、前記合成画像に付加すべき付加画像を表す付加画像データを取得し、
    前記判断部は、さらに、前記対象画像のうち、特定領域と異なる外部領域の寸法が、前記付加画像の寸法よりも大きいか否かを判断し、
    前記外部領域の寸法が、前記付加画像の寸法よりも大きいと判断される場合に、
    前記算出部は、前記外部領域を示す前記特徴値を算出し、
    前記生成部は、算出済み前記特徴値によって示される前記外部領域内の前記複数の画素の画素値のそれぞれが、前記付加画像に含まれる複数の画素の画素値のそれぞれに変更された前記合成画像を表す前記合成画像データを生成し、
    前記外部領域の寸法が、前記付加画像の寸法よりも大きくないと判断される場合に、
    前記生成部は、前記テンプレート内の複数の画素の画素値のそれぞれが、前記付加画像に含まれる複数の画素の画素値のそれぞれに変更された前記合成画像を表す前記合成画像データを生成する、請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記生成部は、前記対象画像内に前記特定画像が含まれていない場合に、前記対象画像に関わらずに予め決められている位置に配置される前記対象画像内の前記複数の画素の画素値のそれぞれが、前記付加画像に含まれる複数の画素の画素値のそれぞれに変更された前記合成画像を表す前記合成画像データを生成する、請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記算出部は、前記対象画像を表す前記複数個の画素の画素値を用いて、前記複数個の画素によって表現される色に関する前記特徴値を特定し、
    前記判断部は、前記テンプレートに関連する関連色と前記特徴値との関係が、特定条件を満たす場合に、前記対象データに前記画像処理を実行すべきであると判断し、前記テンプレートに関連する関連色と前記特徴値との関係が、前記特定条件を満たさない場合に、前記対象データに前記画像処理を実行すべきでないと判断する、請求項5から7のいずれか一項に記載の画像生成装置。
  9. 前記テンプレート関係情報取得部は、さらに、前記合成画像に付加すべき付加画像を表す付加画像データを取得し、
    前記算出部は、前記外部領域を示す前記特徴値を算出し、
    前記判断部は、前記対象画像のうち、特定領域とは異なる外部領域の寸法が、前記付加画像の寸法よりも大きいか否かを判断し、
    前記外部領域の寸法が、前記付加画像の寸法よりも大きいと判断される場合に、
    前記生成部は、算出済み前記特徴値によって示される前記外部領域であって前記対象画像内の前記複数の画素の画素値のそれぞれが、前記付加画像に含まれる複数の画素の画素値のそれぞれに変更された前記合成画像を表す前記合成画像データを生成し、
    前記外部領域の寸法が、前記付加画像の寸法よりも大きくないと判断される場合に、
    前記テンプレート関係情報取得部は、さらに、前記付加画像に基づいて生成される縮小付加画像を取得し、
    前記生成部は、算出済み前記特徴値によって示される前記外部領域であって前記対象画像内の前記複数の画素の画素値のそれぞれが、前記縮小付加画像に含まれる複数の画素の画素値のそれぞれに変更された前記合成画像を表す前記合成画像データを生成する、請求項1から4のいずれかに記載の画像処理装置。
  10. 画像処理装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムは、前記画像処理装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    画像処理の対象画像を表す対象データを取得する対象データ取得処理と、
    テンプレートを表すテンプレートデータと、前記テンプレートデータに対応付けられている処理情報と、を取得するテンプレート関係情報取得処理であって、前記処理情報は、合成画像を表す合成画像データを生成するために、前記対象画像内の複数の画素の画素値を変更する画像処理を示す、前記テンプレート関係情報取得処理と、
    取得済みの前記処理情報によって示される前記画像処理に応じて、前記対象画像の特徴を示す特徴値を、取得済みの前記対象データを用いて算出する算出処理と、
    前記処理情報と前記特徴値とに従って、前記対象画像内の前記複数の画素の画素値が変更された変更済み対象画像と、前記テンプレートと、を含む合成画像を表す合成画像データを生成する生成処理と、
    前記合成画像を出力部に出力させる出力制御処理と、を実行させ、
    前記生成処理は、
    算出済みの前記特徴値が第1の特徴値である場合に、取得済みの前記処理情報と算出済みの前記第1の特徴値とに基づいて、前記対象画像内の前記複数の画素の画素値のそれぞれが変更された変更済み第1の対象画像を含む前記合成画像を表す前記合成画像データを生成し、
    算出済みの前記特徴値が第1の特徴値である場合に、取得済みの前記処理情報と算出済みの前記第2の特徴値とに基づいて、前記対象画像内の前記複数の画素の画素値のそれぞれが変更された変更済み第2の対象画像であって、前記第1の対象画像と異なる前記第2の対象画像を含む前記合成画像を表す前記合成画像データを生成する、コンピュータプログラム。
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