JP2015228548A - ネットワークカメラのプリセット位置の表示方法 - Google Patents

ネットワークカメラのプリセット位置の表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 特定のイベントに対応するアプリケーションとプリセットとの関連付けを迅速に確認可能とする。【解決手段】 ネットワークカメラのプリセット情報を取得する取得手段と、ネットワークカメラが撮像可能な範囲を示す領域において、前記取得手段によって取得されたプリセットに対応する位置に当該プリセットを示す情報を表示する表示手段とを備え、前記表示手段は、前記取得手段によって取得されたプリセット情報に含まれるネットワークカメラのプリセットの制御の契機となるイベントに対応して、前記プリセットを示す情報の表示を変更することを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、ネットワークカメラに関し、ネットワークカメラの動作のプリセットの位置を全体画像上に表示する表示方法に関するものである。
ネットワークカメラに接続するビューワ用のクライアント端末装置は、カメラ制御専用のプロトコルを利用して、ネットワーク経由でカメラ操作および映像受信が可能である。更に、パン・チルト機構を有するネットワークカメラシステムには、パノラマ画像を作成する機能を有するものがある。具体的には、撮影可能範囲をパン・チルト制御させながら巡回することにより、順次撮影された画像をつなぎ合わせる処理をおこなうことで1枚のパノラマ画像が作成される。
そして、ネットワークカメラの利用者は、このパノラマ画像を用いて撮影可能範囲に対して現在の撮影位置がどこに位置するかを把握しながら、カメラの操作を行うことができる。一方、パン・チルト機構を有さない固定カメラには、カメラの高解像化に伴い撮影範囲の特定の領域を切り出して配信を行う機能を有するものがある。この機能を用いると、カメラが切り出す位置を少しずつ変えていくことで、あたかもパン・チルト制御しているかのように見せることが可能である。
また、ネットワークカメラにはカメラの撮影方向および撮影画角を予め設定しておくためのプリセット機能を提供しているものがある。この機能は、ネットワークカメラの撮影に関するパラメータセットを、ネットワークカメラあるいはクライアント端末装置に予め登録保持しておく。そして、イベントや特定の操作に対応するパラメータセットに基づいてネットワークカメラが制御可能となる機能である。
一般的には、パラメートセットとして、撮影方向を示すパン・チルト値、撮影画角を示すズーム、そしてフォーカス値、あるいは画質調整パラメータなどが含まれる。プリセットは複数登録することが可能である。例えば、窓の方向に対応するプリセット、建物の影向けのプリセットなど、被写体に応じてそれぞれ異なる撮影方向と画質調整系のパラメータをプリセットとして設定させることが可能である。
これらのプリセットの表示・設定に関して、クライアント端末装置は、利用者が撮影可能範囲内のどの位置に設定したのかを認識できるように、パノラマ画像などの全体画像上の対応する位置にプリセット情報を重畳表示する機能が提供されている。例えば、特許文献1に示されるように、プリセットを登録可能な撮像装置に接続する操作端末において、プリセット位置を示す任意のスイッチボタンに、プリセット登録時の静止画を表示する操作画面表示方法が提案されている。
特開2006−101118号公報
最近のネットワークカメラにおけるプリセットは、外部センサあるいは外部スイッチなどの接点入力イベントやプリセット巡回など、特定のイベントに関連付けて運用されている。従って、利用者は、特定のイベントに対応するアプリケーションとプリセットとの関連付けを迅速に確認する要望がある。
本願発明によれば、ネットワークカメラのプリセット情報を取得する取得手段と、ネットワークカメラが撮像可能な範囲を示す領域において、前記取得手段によって取得されたプリセットに対応する位置に当該プリセットを示す情報を表示する表示手段とを備え、前記表示手段は、前記取得手段によって取得されたプリセット情報に含まれるネットワークカメラのプリセットの制御の契機となるイベントに対応して、前記プリセットを示す情報の表示を変更することを特徴とする。
利用者は、特定のイベントに対応するアプリケーションとプリセットとの関連付けを迅速に確認することが可能となる。
ネットワークカメラ100とクライアント端末装置200のブロック図 クライアント端末装置側の表示画面の例 クライアント端末装置における全体画像の表示例 クライアント端末装置の基本処理フローチャート プリセット位置情報表示におけるプリセット適用契機情報の表示例 プリセット設定テーブルの例 プリセットに関連付けされたイベント情報の表示例 同一画角に対して複数のプリセット適用契機が設定された場合の表示例 プリセット適用契機と設定プログラムの対応例 複数イベント発生時のクライアント端末装置の表示例 プリセット適用契機の表示例 プリセットに関連付けされたイベント情報の表示処理フローチャート 優先度に基づいたプリセット適用契機情報の表示フローチャート プリセット制御優先度の割り当て例 複数のイベントが同時に発生したときの処理フローチャート ネットワークカメラ100のハードウエア構成図 クライアント端末装置200のハードウエア構成図
第1の実施形態のシステムの構成を図1に示す。
ネットワークカメラ100は、ズームレンズ、フォーカスレンズおよびCMOSセンサなどの撮像素子を有する撮像部110によって撮像された画像を通信制御部130からネットワーク10を通してビューワ用のクライアント端末装置200に配信する。
ネットワークカメラ100において、雲台制御、ズームおよびフォーカスの制御はカメラ駆動制御部120で行われる。具体的には、されたクライアント端末装置200から送られてきた制御コマンドをコマンド制御部140によって解釈することにより、駆動制御部120はカメラのパン・チルト・ズームの制御を行い、画像配信をおこなう。
イベント検出部160は、ネットワークカメラ100周辺で発生するイベントの検出処理を行う。イベントの例としては、撮像部110から得られる画像を解析することによる動体検知イベント、マイクなどの音声入力部170から入力された音声信号に基づく音声検知あるいは音量検知イベントが想定される。さらにイベントの例としては、外部センサおよび外部スイッチなどの信号を入力する接点入力部180から入力された接点入力イベントなどが想定される。しかしながら、その他のイベントを検出しても構わない。イベント検出部160は、それらが予め設定された所定の条件を満たしているかどうかを判断して、イベント発生状態であると判断すると、コマンド制御部140を通してクライアント端末装置200にイベント内容を通知する。
記憶装置150は、フラッシュメモリ、HDDなどの不揮発性の記憶媒体を有し、撮像部110で得られた画像およびカメラ駆動制御部120から得られる現在のパン、チルト、ズームの値、パノラマ画像、プリセットデータなどを記憶する。
図6にプリセットの例を示す。1つのプリセットには、カメラの撮像位置および画角に関するパラメータ(パン、チルト、ズーム)、カメラパラメータ(フォーカス、露出、ホワイトバランス)、および画質調整に関するパラメータ(ノイズリダクション、彩度)がパラメータとして含まれる。さらに、デイナイトの切り替え、プリセットの実行のトリガ(契機)となるイベントの情報がパラメータとして含まれる。なお、「プリセット」とは、ネットワークカメラが制御されるべきパラメータを予め1つのセットとしてを保持しておくことを指す。
複数のプリセットのうち、所望のプリセットがクライアント端末側の利用者により選択されると、コマンド制御部140は、選択されたプリセットが有するパラメータ群に基づいてネットワークカメラ100に制御コマンドを送る。この場合、クライアント端末装置200は、ネットワークカメラ100からプリセットが取得され、の記憶装置280で記憶される。そして、クライアント端末装置200のプリセット情報処理部220は、ネットワークカメラ100から取得されたプリセットを構成するパラメータ群を記憶装置280に記憶する。そして、クライアント端末装置200のコマンド制御部250は、記憶装置280に記憶されたプリセットに基づく制御コマンドをネットワークカメラ100に送信することによりネットワークカメラ100を制御する。
また、クライアント端末装置200のコマンド制御部250は、ネットワーク10を介して通信制御部240で受信した画像データを表示部210に表示させる。そして、コマンド制御部250は、通信制御部240で受信したデータがメッセージに関するものであれば、メッセージを表示部210に表示させる。メッセージは、例えば、カメラのパン・チルト・ズーム位置などのステータス情報や、イベント発生状態などを想定している。また、カメラ操作制御部230は、ユーザによって入力された操作を検出し、コマンド制御部250で特定の制御コマンド形式に変換された後、通信制御部240から送信される。
図2は、クライアント端末装置200の表示部210において表示される表示画面の一例である。
ウインドウ301は、ネットワークカメラ100から配信された画像を表示し、ネットワークカメラを制御するためのユーザインターフェースである。画像表示領域302はネットワークカメラ100から配信されたライブ画像を表示する領域である。
操作パネル303を介して、ネットワークカメラ100の撮像方向を制御するためのユーザの入力が受け付けられる。図2の操作パネル303に示されるように、上下矢印をチルト操作、左右矢印をパン操作など、直感的なメタファが一般的に割り当てられる。さらに、ネットワークカメラ100は、操作パネル303を介して制御されるだけではなく、画像表示領域302の任意の位置が指定されることにより制御されうる。この場合、その指定された位置に対応する撮像方向にネットワークカメラ100が制御される。また、メッセージ表示領域304には、ネットワークカメラ100から受信したメッセージが表示される。一例として、メッセージ表示領域304には、ネットワークカメラの現在の撮像方向および撮影画角を示す情報(パン・チルト・ズーム値)および配信される画像のフレームレートが表示される。
全体画像表示領域305には、ネットワークカメラ100から配信されたパノラマ画像のような全体画像が表示される。矩形枠306は、プリセットに対応する撮影方向を示す位置および撮影画角を示す大きさで表示される。すなわち、ネットワークカメラ100から取得されたプリセット情報に対応するネットワークカメラ100の撮像方向および画角がユーザによって識別できるように、矩形306などの矩形が全体画像表示領域305上に重畳表示される。なお、ネットワークカメラ100がパン・チルト・ズームの制御機構に代えて魚眼レンズを搭載したカメラの場合、画像変換処理された全体画像が全体画像表示領域305に表示される。その場合、矩形枠306は魚眼レンズカメラによって撮影された全体画像の切り出し画像を示すことになる。
図4は、本実施形態におけるクライアント端末装置200のプリセット情報処理部220によって実行される動作処理フローチャートである。なお、プリセット情報処理部220は、後述の図17の2次記憶装置235に記憶されたプログラムを1次記憶装置225に読みだすことにより、CPU215によって実行されてもよい。
ステップS501において、クライアント端末装置200は、ネットワークカメラ100からプリセット情報を取得し、記憶装置280に記憶させる。
上述したように、図6には2つのプリセットの例を示している。図6において、パン・チルト・ズーム値を示すパラメータは、ネットワークカメラの撮影方向および画角の設定に関するものであり、パン・チルト・ズーム機構を持つネットワークカメラの制御に対応するものである。また、同様にフォーカス・露出・ホワイトバランス・ノイズリダクション・彩度などに関してもネットワークカメラのプリセットに対応するパラメータの値を示すものである。一方、固定型のカメラの場合は、パノラマ画像などの全体画像に対する切り出す画像の位置を示す座標および大きさに関するパラメータが記述される。
次にステップS502にて、ネットワークカメラ100から得られたプリセット情報に基づいて、全体画像に対するプリセットの位置情報を表示させる。図3は、全体画像上にプリセット位置情報を表示した例である。図3において、表示部401に全体画像が表示され、その表示部401に表示される全体画像に重畳して矩形枠402が表示される。矩形枠402は、その表示される位置およびサイズに対応するプリセットが存在することを示している。
そして、ステップS503において、記憶装置280に記憶されたプリセット情報から、ネットワークカメラによるプリセットの制御のトリガ(契機)となるイベントに関する情報が参照される。イベントに関する情報が各プリセットに関連付けされていない場合はステップ504に進み処理が終了する。ステップS503において、プリセットの制御の契機となるイベントが関連付けられている場合、ステップS505においてそのイベントに対応するマークを矩形枠に付加することが決定される。例えば、イベントとしてプリセット巡回がプリセットに関連付けされている場合、「P」マークが矩形枠に付加される。このように、プリセットの制御の契機となるイベントに応じて付加すべきマークが変更される。
図11は、ステップS505において矩形枠に付加されるマークの例を示している。
図11において、プリセットのトリガとなるイベントとして、プリセット巡回、音声検知イベント、接点入力イベント、デイモード切り替え、ナイトモード切り替えの例を示し、それぞれがプリセットに関連付けられる際の矩形枠の表示形態の例を示している。図11に示すように、それぞれのプリセットに対応して動作する特徴付ける表示形態であれば任意の文字列、アイコンをマークとして矩形枠に付加したり、矩形枠の色を変更したりしてもよい。
図4に戻り、ステップS501において取得されたプリセットのトリガとなるイベントがステップS503において接点入力イベントであると判断された場合、ステップS506において接点入力イベントを示す「I」のマークが矩形枠に付加される。また、ステップS501において取得されたプリセットに関連付けられたイベントがステップS503において接点入力イベントであると判断された場合、ステップS506において接点入力イベントを示す「A」のマークが矩形枠に付加される。
図5は、クライアント端末装置200の表示部260に表示される全体画像の表示例である。矩形枠601は、音声検知イベントが関連付けられたプリセットを示す例である。矩形枠602は、プリセット巡回がイベントとして関連付けられたプリセットを示す例である。矩形枠603は、接点入力イベントが関連付けられたプリセットを示す例である。このようなプリセットによって撮像される範囲を示す矩形枠の表示により、利用者はネットワークカメラによるプリセットの動作がどのイベントの発生によって開始されるのかを一目で認識することができる。
図12は、全体画像に表示されるプリセットの矩形枠を選択したときのクライアント端末装置200のプリセット情報処理部220によって実行される動作処理フローチャートである。図12では、矩形枠を選択したときに、選択された矩形枠に関連付けられたイベントに関する情報が表示される処理が示されている。なお、プリセット情報処理部220は、後述の図17の2次記憶装置235に記憶されたプログラムを1次記憶装置225に読みだすことにより、CPU215によって実行されてもよい。
ステップS1001において、例えば、図5に示すような全体画像に重畳して表示される矩形枠のうちの1つがユーザにより選択されたことが検出される。すると、ステップS1002において、選択された矩形枠に対応するプリセットに関連する情報(プリセットに対応するイベント情報およびその他パラメータ)が記憶装置280から取得される。
次に、選択されたプリセットに対応するイベントが何にも関連付けされていない場合、ステップS1003に進み、特別な表示処理を行わずに処理が終了する。プリセットに対して何も関連付けされていない場合、ユーザの入力指示をトリガとして、そのプリセットが実行されることになる
ステップS1002において、ユーザによって選択された矩形枠に関連付けられたイベントがプリセット巡回であった場合、ステップS1004に進み、プリセット巡回に関する設定情報が記憶装置280に記憶されたプリセット用テーブルから取得される。
ステップS1005において、ステップS1001で選択された矩形枠付近に取得されたイベントに関する情報が表示される。
また、ステップS1002において、ユーザによって選択された矩形枠に関連付けられたイベントが接点入力であった場合、ステップS1006に進み、接点入力イベントに関する設定情報が記憶装置280に記憶されたプリセット用テーブルから取得される。
ステップS1007において、ステップS1001で選択された矩形枠付近に取得されたイベントに関する情報が表示される。
また、ステップS1002において、ユーザによって選択された矩形枠に関連付けられたイベントが音声検知であった場合、ステップS1008に進み、音声検知に関する設定情報が記憶装置280に記憶されたプリセット用テーブルから取得される。
ステップS1009において、ステップS1001で選択された矩形枠付近に、取得されたイベントに関する情報が表示される。
図7は、クライアント端末装置200において表示されるイベントに関する情報の例を示している。図7において、マーカ801は、外部センサあるいは外部スイッチなどの接点入力を示すものであり、接点入力を示す「I」が矩形枠に付加されている。
ウインドウ802は、矩形枠に対応するプリセットの動作が開始されるトリガ(契機)である接点入力イベントに関する設定情報を表示する画面の一例である。このウインドウ280は、画面上のタッチ入力などによって矩形枠(あるいはマーカ801)が選択されたときに表示される。なお、ウインドウ802には、さらに、接点入力によって検知されるイベントの現在の発生状況に関する情報を表示させてもよい。
また、全体画像に表示されたプリセットの矩形枠が選択された場合、ネットワークのプリセットに基づくカメラ制御とともに、プリセットに関連付けられたイベントに対応するアプリケーションを実行させてもよい。
図9は、各イベントに対応するプログラムの例を示す。図9では、各イベントと予め対応付けられているプログラムの対応を示している。例えば、プリセット巡回の場合は、「preset_tour.exe」という実行可能形式のプログラムが関連付けられ、プリセット巡回が実行される。また、接点入力の場合は「http://ipaddress/io」のURLにブラウザを介してアクセスすることにより、接点入力の設定用ツールを呼び出すことができる。このように、アプリケーションの起動が、全体画像に表示された矩形枠を選択したときに矩形枠に対応するプリセットの制御とともに実行されるので、利用者の利便性を向上できる。
また、同一プリセットに複数のイベントが関連付けられてもよい。図13は、同一プリセットにネットワークカメラのプリセットの制御のトリガとなる複数のイベントが関連付けられたときのクライアント端末装置200のプリセット情報処理部220によって実行される動作処理フローチャートである。なお、プリセット情報処理部220は、後述の図17の2次記憶装置235に記憶されたプログラムを1次記憶装置225に読みだすことにより、CPU215によって実行されてもよい。
ステップS1101において、記憶装置280から少なくとも1つのプリセットに関する情報が取得される。そしてステップS1102において、取得されたプリセットに対応した矩形枠の全体画像上の位置が決定される。全体画像上の矩形枠の位置は、取得されたプリセットに関する情報が有するパン・チルトのパラメータに基づいて決定される。
ステップS1103にて、取得された各プリセットに複数のイベントが関連付けされているかが判定される。複数のイベントが関連付けされていないプリセットに関してはステップS1104に進み、図4で示される処理が実行される。一方、複数のイベントが関連付けされている場合はステップS1105に進み、アプリケーションの優先度に関する情報が記憶装置280から取得される。
図14は、プリセットに基づくネットワークカメラ100のプリセットのトリガとなるイベントの優先度の一例を示している。図14において、優先度は数字が小さいほど優先度が高いことを示す。つまり図14の例では、接点入力の優先度が最も高く、プリセット巡回の優先度が最も低いことを示している。なお、この優先度はネットワークカメラの仕様固有のものであり、クライアント端末装置200は、ネットワーク100から図14に示すような優先度の情報を取得し、そして記憶装置280に記憶しておく。
例えば、あるプリセットにプリセット巡回と接点入力イベントがアプリケーションとして設定されている場合、図14に示すように接点入力の方が優先度は高い。従って、接点入力の動作優先されることになり、接点入力が優先されることを示す情報がプリセットに対応する矩形枠に関連付けられて表示される。
図8はクライアント端末装置200側のプリセットの表示例である。領域701はネットワークカメラによる撮像可能な範囲を示す全体画像が表示される領域である。矩形枠702は、プリセットの位置を示す矩形枠である。また優先度703は、各プリセットに関連付けられたアプリケーションの優先度情報を示している。矩形枠702に示す例では、接点入力を示す「I」というマークが表示されるとともに、接点入力の優先度を示す(1)という情報を付加している。同様に、プリセット巡回の情報を示す「P」というマークが表示されるとともに、プリセット巡回の優先度を示す(2)という情報を付加している。これら優先度を示す情報は数字以外でも、文字の大きさ、線の太さ、色使いなど優先度の上下関係が識別できるものであれば何でも良い。
以上のように、利用者は、同一プリセットに対し複数のイベントが設定される場合、それらが適用される優先度を認識することができる。
図15は、ある1つのプリセットに関連付けられた複数のイベントが重複して発生したときのクライアント端末装置200のプリセット情報処理部220によって実行される動作処理フローチャートである。なお、プリセット情報処理部220は、後述の図17の2次記憶装置235に記憶されたプログラムを1次記憶装置225に読みだすことにより、CPU215によって実行されてもよい。
ステップS1201において、クライアント端末装置200は、ネットワークカメラ100からプリセットのトリガ(契機)となるイベントが発生した旨の通知を受けたとする。なお、ネットワークカメラ100のイベント検出部160によって検出されたイベントに関する情報がクライアント端末装置200に送信される。
そして、ステップS1202において、クライアント端末装置200は、過去のイベントの発生履歴およびユーザによるマニュアルのプリセット選択履歴を参照する。そして、クライアント端末装置200は、現在ネットワークカメラがあるプリセットを適用して制御されている状態であるかどうか判別する。
もし、プリセットが適用されていない場合、ステップS1203にて何も行わずに動作が終了される。あるいは、過去に発生したイベントをトリガとして実行されたプリセットに対応する矩形枠が強調表示されてもよい。
ステップS1202において、ネットワークカメラ100の制御にプリセットが適用されている場合、ステップS1204に進む。ステップS1204において、クライアント端末装置200は、記憶装置280から、図14に示すテーブルから、既に発生しているイベントの優先度情報と、新たに発生したイベントの優先度情報を取得する。
次にステップS1205において、イベント同士の優先度の比較が行われる。もし、新たに発生したイベントの優先度の方が先に発生したイベントより低い場合、新たに発生したイベントが関連付けられているプリセットの制御が適用されない。すなわち、ネットワークカメラ100の撮像画角の変更などが行われないままとなる。この場合、ステップ1206進み、新たなイベントに対応するプリセットの矩形枠付近に警告情報が表示される。
図10はクライアント端末装置200側の表示例である。矩形枠901は、既に適用されているプリセット位置に対応する矩形枠である。この状態で矩形枠902のプリセット位置に関連したイベントが発生したとする。また、ここで、イベントの優先度は矩形枠901に関連付けられたものより矩形枠902に関連付けられたものの方が高いとする。この場合、ネットカメラは矩形枠902に対応するプリセットを適用せず、矩形枠901の画角から移動しない。
しかしながら、ユーザには矩形枠902のプリセット関連付けられたイベントが発生していることを示す必要がある。そこで、矩形枠901付近にはインフォメーションが存在することを示すマーク903が表示され、さらに矩形枠902付近には警告情報が存在することを示すマーク904が表示される。
さらに、領域905には、複数のプリセットに関連付けられたイベントがそれぞれ発生していることを示すメッセージが表示される。このような表示処理により、利用者に現在のイベントの発生状況とネットワークカメラ100のプリセットの適用状況との関係を把握することができる。
図15に戻り、ステップS1205において、新たに発生したイベントの優先度がすでに発生したイベントより高い場合、ネットワークカメラ100に新たなイベントが関連付けられたプリセットが適用される。このプリセットの適用とともに、それまで適用されていたプリセット位置を示す矩形枠付近に警告情報を表示することで、ユーザは、今まで適用されていたプリセットから新しいプリセットに変更されたことを認識することができる。
図10を用いて説明すると、ネットワークカメラ100に矩形枠902に対応するプリセットが初期状態として適用されているものとする。この初期状態において、矩形枠901に対応するプリセットに関連付けられたイベントが発生し、矩形枠901に対応するプリセットが適用されるものとする。すると、矩形枠902の位置に対応する撮像画角から矩形枠901の位置に対応する撮像画角にネットワークカメラ101が制御される。
しかし、矩形枠902に対応するプリセットがネットワークカメラ100適用されていないことを示す必要がある。そこで、マーク903のように、新たなプリセットが適用された旨を示すインフォメーションが存在することを示す表示を矩形枠901付近に表示させる。そして、マーク904のように、警告情報の存在を示すことで、矩形枠901に対応するプリセットに基づいてネットワークカメラ100が制御された後でも、新たなプリセットの適用前にプリセットに関連付けられたイベントを把握することができる。
図16は送信装置であるカメラサーバ100の主なハードウエア構成を説明するためのブロック図である。本形態のカメラサーバ100は、CPU115、1次記憶装置125、2次記憶装置135、キャプチャI/F145、パン・チルト・ローテーションの制御I/F145、ネットワークI/F190を有する。
ここで1次記憶装置125はRAM(Random Access Memory)に代表される書き込み可能な高速の記憶装置である。1次記憶装置120は、OS(Operating System)や各種プログラム及び各種データがロードされ、またOSや各種プログラムの作業領域としても使用される。後述する図17のクライアント端末装置200の1次記憶装置225も同様である。
2次記憶装置135はHDD、フラッシュメモリ、CD−ROMドライブ等に代表される不揮発性を持った記憶装置で、OSや各種プログラム及び各種データの永続的な記憶領域として使用される他に、短期的な各種データの記憶領域としても使用される。後述する図2のクライアント200の2次記憶装置235も同様である。
キャプチャI/F145には撮像部110が接続され、撮像部110により得られた画像データを所定のフォーマットに変換・圧縮し、得られた撮像画像データを2次記憶装置135に転送する。
制御I/F155には雲台165が接続され、雲台165のパン機構、チルト機構、ローテーション機構の制御状態を得たり、撮像方向の移動指示(雲台制御要求)に従って各機構が制御される。
なお、CPU115は、図1のカメラ駆動制御部120、コマンド制御部140、および通信制御部130に対応する。2次記憶装置135および1次記憶装置225は、図1の記憶装置に対応する。
図17はクライアント端末装置200の構成を説明するためのブロック図である。
クライアント200は、CPU215、1次記憶装置225、2次記憶装置235、キーボード245、マウス255、ディスプレイ265、ネットワークI/F290を有する。
キーボード245、及びマウス255は、ユーザからの指示を入力するための入力部である。すなわち、クライアント200のユーザは、キーボード245やマウス255を用いて、カメラサーバ100の撮像画像データの要求やネットワークカメラ100撮像方向を変えるための要求を入力する。ただし、入力部は、キーボード240やマウス250に限らない。
ディスプレイ265はカメラサーバ100からの撮像画像データに基づく画像を表示する。ネットワークI/F290はネットワーク10と接続するためのI/Fである。ネットワークカメラ100との間でやり取りされるデータは、ネットワークI/F290を介して送受信される。
なお、CPU215は、図1に示されるプリセット情報処理部220、カメラ操作制御部230、通信制御部240、コマンド制御部250、およびカメラ状態判定部270に対応する。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 ネットワークカメラ
200 クライアント端末装置
210 表示部
305 全体画像表示領域
306 矩形枠

Claims (10)

  1. ネットワークカメラのプリセット情報を取得する取得手段と、
    ネットワークカメラが撮像可能な範囲を示す領域において、前記取得手段によって取得されたプリセットに対応する位置に当該プリセットを示す情報を表示する表示手段とを備え、
    前記表示手段は、前記取得手段によって取得されたプリセット情報に含まれるネットワークカメラのプリセットの制御の契機となるイベントに対応して、前記プリセットを示す情報の表示を変更することを特徴とする端末装置。
  2. 前記表示手段は、前記取得手段によって取得されたプリセット情報に含まれるネットワークカメラのプリセットの制御の契機となるイベントに対応して、前記プリセットを示す情報の表示を、文字、色、またはマークによって変更することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記表示手段は、撮像可能な範囲を示す領域にパノラマ画像を表示し、前記プリセットに関する情報は、前記撮像可能な範囲を示す領域に前記プリセットを用いて前記ネットワークカメラが撮影する画角を示す枠を表示することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  4. 前記プリセット位置情報は全体画像における切り出し範囲を示すことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  5. 前記表示手段によって表示されたプリセットを示す情報が選択された場合、前記プリセットに関連付けられたイベントの制御の契機となるイベントに関する設定情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  6. 前記表示手段によって表示されたプリセットを示す情報が選択された場合、前記プリセットに関連付けられたイベントの制御の契機となるイベントに関連付けられたアプリケーションを起動する制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  7. 前記表示手段は、前記プリセットに対してプリセットの制御の契機となる複数のイベントが関連付けられている場合、前記イベントの優先度情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  8. 前記表示手段は、複数のプリセットが存在する場合であって、それぞれ対応するイベントが重複して発生した場合、優先されるイベントに関連付けられたプリセットが実行される旨の表示を行うとともに、優先されなかったプリセットに警告情報を付加して表示することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  9. ネットワークカメラのプリセットを示す情報を表示する表示方法であって、
    ネットワークカメラのプリセット情報を取得する取得工程と、
    ネットワークカメラが撮像可能な範囲を示す領域において、前記取得されたプリセットに対応する位置に当該プリセットを示す情報を表示部に表示する表示工程と、
    前記取得手段によって取得されたプリセット情報に含まれるネットワークカメラのプリセットの制御の契機となるイベントに対応して、前記プリセットを示す情報の表示を決定する決定工程と、を備えることを特徴とする表示方法。
  10. 請求項9に記載の表示方法を端末装置に実行させるためのプログラム。
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