JP2015228178A - 情報処理装置、システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、システム、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】クラウド・プリントとローカル・プリントとを併用する場合におけるユーザーの利便性を向上させる。【解決手段】印刷サービスを介して印刷指示する第1の印刷モードと、印刷サービスを介さずに印刷指示する第2の印刷モードとにおいて、印刷ジョブの実行に関する入力を受け付ける印刷画面を表示する表示手段と、前記表示手段により表示された前記印刷画面を介して受け付けた入力に応じた経路で印刷ジョブを画像形成装置に転送するよう制御する制御手段と、を有し、前記表示手段は、前記第2の印刷モードとして、探索された画像形成装置のうち選択された画像形成装置に対する印刷設定を受け付けてから印刷指示する第3の印刷モードと、接続済みの画像形成装置に対して印刷設定を受け付けることなく印刷指示する第4の印刷モードとを含めて前記印刷画面を表示することによって課題を解決する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
プリントサーバーを利用した印刷システムが従来から知られている。プリントサーバーは、ネットワーク上に配置されたプリンターを管理し、ユーザーからの印刷指示に基づき印刷ジョブを発行し、プリンターへ印刷ジョブを送信することで印刷処理を制御する。ユーザーはクライアントPCを介してプリントサーバーにアクセスし、プリントサーバーにより管理されたプリンターによる印刷処理を指示する。このように、プリントサーバーはクライアントPCに対し印刷機能を提供している。クライアントPCに代わりサーバーが機能の一部を負担する形態をサーバーによるサービスの提供と言う。
近年は、クラウドコンピューティングが注目を集めている。このクラウドコンピューティングもサーバーがクライアントPCへサービスを提供する形態である。クラウドコンピューティングは、多くのコンピューティング・リソースを用いてデータ変換やデータ処理を分散実行し、多くのクライアントからの要求を並列して処理することができる。このクラウドコンピューティング環境上にサービスを実装し、ネットワークを介して多種多様なWebサービスを提供するベンダーが登場している。例えばGoogle(登録商標)は、大規模なデータセンターを多数設立する他、プリンターとクラウドとを連携させるGoogle Cloud Print(登録商標)なるWebサービスを提案している。なお、Google Cloud Printの詳細な仕様に関しては非特許文献1に開示されている。
Google Cloud Printでは、Googleが用意したクラウドコンピューティング環境(以下、サーバー、又はサーバーシステムと称する)と、プリンター、又はプロキシを搭載した装置とがデータ通信を行うためのインタフェースを公開した。例えば、このインタフェースをプリンターに実装すれば、プリンターとサーバーとがインターネットを介して接続されていても、ユーザーはクライアントPCを介して指定したネットワーク上のデータをプリンターに印刷させることが可能となる。
一方で、サーバーシステムが提供するサービスを利用する情報端末として、タブレット等の移動型端末が注目を集めている。これまでのコンシューマユースからオフィスユースにも移動型端末を適用する動向がある。これらの移動型端末は、搭載する公衆通信や無線通信を介してサーバーシステムを利用する。
また、移動型端末からプリンターへ印刷する技術が注目を集めている。移動型端末のOSやプリンターベンダーが提供するアプリケーションを利用して近くのプリンターへローカル印刷する動向がある。更に、これらの移動型端末は、近距離通信(Wi−Fi Direct(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、NFC)の搭載を始めている。移動型端末は、搭載する近距離通信を介して対応機器と接続し、機器とデータをやり取りする。移動型端末とプリンターも、近距離通信によりピアツーピア接続することができる。特許文献1には、デジタルスチルカメラ(DSC)がプリンターへのダイレクト印刷時に、印刷設定画面にサービス設定への遷移ボタンを追加表示する印刷制御技術が開示されている。
このように移動型端末から公衆通信や無線通信を介したクラウド・サービスを利用する技術が増えている。また、移動型端末から近くのプリンターへ印刷する技術も増えている。
特許第4684912号公報
Google、Google Cloud Print、[online]、インターネット<URL:https://developers.google.com/cloud−print/docs/overview?hl=us>
しかし、これまでのサーバーシステムのクラウド・プリントにおいて、ローカル・プリントを併用すると、印刷経路により装置選択や機能が異なるため、表示される装置や機能差をユーザーが理解できない場合が生じるという課題がある。また、プリンターがサービスと移動型端末とに同時通信できないために、クラウド・サービスでジョブ作成できず印刷できない場合が生じるという課題もある。
本発明は、クラウド・プリントとローカル・プリントとを併用する場合におけるユーザーの利便性を向上させることを目的とする。
そこで、本発明の情報処理装置は、印刷サービスを介して印刷指示する第1の印刷モードと、印刷サービスを介さずに印刷指示する第2の印刷モードとにおいて、印刷ジョブの実行に関する入力を受け付ける印刷画面を表示する表示手段と、前記表示手段により表示された前記印刷画面を介して受け付けた入力に応じた経路で印刷ジョブを画像形成装置に転送するよう制御する制御手段と、を有し、前記表示手段は、前記第2の印刷モードとして、探索された画像形成装置のうち選択された画像形成装置に対する印刷設定を受け付けてから印刷指示する第3の印刷モードと、接続済みの画像形成装置に対して印刷設定を受け付けることなく印刷指示する第4の印刷モードとを含めて前記印刷画面を表示する。
本発明によれば、クラウド・プリントとローカル・プリントとを併用する場合におけるユーザーの利便性を向上させることができる。
印刷システムのシステム構成の一例を示す図である。 ハードウェア構成の一例を示す図である。 ソフトウェア構成の一例を示す図である。 印刷システムにおける印刷方法の概要の一例を示す図である。 印刷画面の一例を示す図(その1)である。 印刷ボタンの画面表示の一例を示す図である。 印刷システムが有するデータ構成の一例を示す図である。 印刷時における警告表示等の一例を示す図である。 印刷システムの印刷時における動作の一例を示す図である。 印刷画面の一例を示す図(その2)である。 印刷画面の一例を示す図(その3)である。 端末の処理の一例を示すフローチャート(その1)である。 端末の処理の一例を示すフローチャート(その2)である。 プリンターの処理の一例を示すフローチャート(その1)である。 プリンターの処理の一例を示すフローチャート(その2)である。 端末の処理の一例を示すフローチャート(その3)である。 印刷画面の一例を示す図(その4)である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
<実施形態1>
(公知技術における課題の詳細説明)
先ず、公知技術における課題についてより詳細に説明する。
クラウド・プリントでは、サーバーシステムを構成するハードウェア間がインターネットを介して接続される。クラウド・プリントを利用する際には移動型端末からサーバー、そしてサーバーからプリンターへとデータが流れる。印刷時は特にサーバーとプリンター間のインターネットを介した接続が維持されている必要がある。また、クラウド・プリントでは、サーバーシステムにインターネットを介して接続されている遠くのプリンターを利用して印刷することもできる。クラウド・プリントではサーバーを経由するので、ユーザーは、サービスに登録され認識されたプリンターを選択し、サービスを表示するUIで印刷設定すると、印刷を実行することができる。
一方、ローカル・プリントは、ローカルエリアネットワークを介した接続を利用するプリントである。ローカル・プリントを利用する際には移動型端末からプリンターへとデータが流れる。印刷時に移動型端末とプリンター間が接続されていればよい。移動型端末は、LAN内で探索できる近くのプリンターへ印刷する。なお、以降の説明で「近く」と言う場合は、端末がプリンターを探索可能な環境、即ち、端末とプリンターとが互いに通信可能な環境にあることをいう。更に、移動型端末は、近距離通信の搭載を始めている。移動型端末とプリンターも、近距離通信によりピアツーピア接続することができる。近距離通信のプレネゴシエーションによってプリンターへの接続とプリンターの探索とが行われる。ネットワーク接続までとなると、ネゴシエーションにおいて探索(Bonjour、WSD、SLP、SNMP)が行われる。
仮に、サーバーシステムが、これまでのクラウド・プリントに加えて、ローカル・プリントにも対応するとする。この際には、サーバーを経由しないプリントもあるので、プリンターと印刷経路の識別や選択、印刷の設定や実行において課題が生じる。印刷システムに関する識別、選択、設定、実行については、平易で均一な操作が可能であることが望ましい。
また、プリンターは、サーバーと移動型端末とに同時通信ができないこともある。プリンターでは、印刷に1通信ラインを利用すると、他の通信ラインが使えなくなることもある。例えばプリンターは、近距離通信を優先すると他の有線通信を制限する。そのため、プリンターからサービスへの通信ラインが、ネットワーク状況からオフラインとなることがある。
仮に、プリンターにおいて非サポートな文書形式の印刷要求があった場合、プリンターからサービスへ印刷データをポストして形式変換してから印刷する方法を用いるとする。この場合、上述の通り同時通信ができないとプリンターは印刷することができなくなる。このサーバーを経由しないプリントの際に同時通信できなくなる状態が生じることも、上述のプリンターと印刷経路の識別や選択、印刷の設定や実行において生じる課題の一つである。
このように、これまでのサーバーシステムのクラウド・プリントにおいて、ローカル・プリントを併用すると、印刷経路により装置選択や機能が異なるため、表示される装置や機能差をユーザーが理解できない場合が生じるという課題がある。また、プリンターがサービスと移動型端末とに同時通信できないために、クラウド・サービスでジョブ作成できず印刷できない場合が生じるという課題もある。
(印刷システムの構成)
図1は、本実施形態に係る印刷システムのシステム構成の一例を示す図である。
印刷システム10は、サーバーシステムである印刷サーバー群11、移動型端末2、プリンター(画像形成装置)3、固定型端末4を含む。これらの装置は、ネットワーク5を介して接続されており、ネットワーク5はインターネット9に接続されている。ここで、移動型端末2は、タブレット端末やスマートフォン等の可搬可能な情報処理装置である。固定型端末4は、PC等の情報処理装置である。また、プリンター3は、コピー機能及びプリント機能等の複数の機能を有するMFP(Multi Function Peripheral)であってもよいし、プリント機能のみの単一機能型の印刷装置であってもよい。なお、以降の説明では、移動型端末2又は固定型端末4を単に端末と呼ぶ場合がある。
印刷サーバー群11に含まれる各サーバーは、ネットワーク5を介して接続されており、ネットワーク5はインターネット9に接続されている。このように印刷サーバー群11は、複数のサーバーから構成されているのでサーバーシステムと称することとし、サーバーシステムと称した場合、移動型端末2、プリンター3、及び固定型端末4は含まれないものとする。なお、本実施形態では印刷サーバー群11をサーバーシステムとしているが、印刷サーバー群11に含まれるサーバーは必ずしも複数台である必要は無く、1台のサーバーに後述する図3のサービス1の機能を実装させても良い。
なお、印刷システム10を構成する各装置は、インターネット9を介して接続可能であり、互いにデータ通信することができる。移動型端末2は、インターネット9への接続方法として移動型通信6を選択できる。移動型通信6は、無線通信や公衆回線通信を含む。加えて、移動型端末2とプリンター3とは、P2P一対一型通信7が可能である。P2P一対一型通信7は、無線直接通信、近距離無線通信(NFC等)、赤外線通信を含む。移動型端末2とプリンター3とは、P2P一対一型通信7によりインターネット9を介さずとも接続可能となっている。また、移動型端末2、プリンター3、及び固定型端末4は、複数台配置されていても良い。
以上、本実施形態の印刷システム10のシステム構成について説明した。続いて、本実施形態のハードウェア構成について説明する。
(ハードウェアの構成)
図2は、印刷システム10を構成する機器のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2(A)は、印刷サーバー群11に含まれる各サーバー、及び移動型端末2のハードウェア構成の一例を示す図である。また、固定型端末4のハードウェア構成も図2(A)に示す構成と同様であるものとする。
CPU111は、記憶部であるROM113に記憶されているプログラムに従って、システムバス121に接続される各デバイスを総括的に制御する。RAM112は、CPU111の主メモリ、ワークエリア等として機能する。ROM113は、各種プログラム及びデータを格納している。操作部I/F116は、キーボード122やポインティングデバイス(マウス等)、及びタッチパネルからの入力を制御する。表示部I/F115は、表示部120への表示を制御する。外部メモリI/F117は、例えばフラッシュメモリ、SSD(Solid State Disk)等の外部メモリ123のアクセスを制御する。
外部メモリ123は、保存、又は読み取り可能な記憶媒体として機能し、オペレーティングシステム(OS)、Webブラウザー、及びアプリケーションを実現するためのプログラムを記憶している。アプリケーション、及び各モジュール(ソフトウェア)のプログラムは外部メモリ123に記憶され、必要に応じてRAM112に読み出されてCPU111により実行される。これにより、アプリケーション、又は各モジュール(ソフトウェア)の機能が実現される。
通信I/F118は、NIC124やP2P125の通信を制御する。NIC124は、ネットワークとの接続I/Fであり、ネットワークへの接続を可能とし、データの送受信を制御する。なお、図2の構成に限定されるものではなく、携帯網等への通信を制御して無線基地局とのネットワークに接続可能であってもよい。P2P125は、P2P通信の接続I/Fであり、P2P接続を可能とし、機器間接続やデータの送受信を制御する。
本実施形態で説明する印刷サーバー群11、端末の処理は、CPU111が外部メモリ123に記憶されたプログラムをRAM112にロードして実行することによって実現される。なお、プログラムは、外部メモリ123以外にもRAM112やROM113にて記憶されてもよい。
図2(B)は、プリンター3のハードウェア構成の一例を示す図である。
CPU141は、プリンター3の全体の動作を制御する。CPU141は、ROM143に記憶されているプログラムに従って、システムバス151に接続される各デバイスを総括的に制御する。RAM142は、CPU141の主メモリ、ワークエリア等として機能すると共に、入力情報展開領域、環境データ格納領域としても用いられる。また、RAM142は、NVRAM(Non−volatile RAM:不揮発性RAM)領域も備えており、増設ポート(不図示)に接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。ROM143は、各種フォント、CPU141により実行される制御プログラム、及び各種データを記憶している。
通信I/F148は、NIC164やP2P165の通信を制御する。NIC164は、ネットワークとの接続I/Fであり、印刷サーバー群11、固定型端末4、及び移動型端末2との間でのデータの送受信を制御する。P2P165は、P2P通信の接続I/Fであり、P2P接続を可能とし、機器間接続やデータの送受信を制御する。通信I/F148は、ウェブサービスプロトコル等の実施環境に適した実装を備える。
プリンターI/F146は、プリンタエンジンである印刷部162とのインタフェースを制御する。外部メモリ163は、例えばフラッシュメモリ、SSD等であり、外部メモリI/F147によりアクセスが制御されている。CPU141は、外部メモリ163やROM143等に記憶されているプログラムを必要に応じてRAM142に読み出し、実行することによって、プリンター3の機能を実現する。操作部I/F145は、プリンター3の各種設定を行うための操作部160とのインタフェースを制御する。
本実施形態で説明するプリンター3の処理は、CPU141が外部メモリ163に記憶されたプログラムをRAM142にロードして実行することによって実現される。なお、プログラムは、外部メモリ163以外にもRAM142やROM143にて記憶されてもよい。
以上、本実施形態のハードウェア構成について説明した。続いて、本実施形態のソフトウェア構成について説明する。
(ソフトウェア構成)
図3は、印刷システム10を構成する機器のソフトウェア構成の一例を示す図である。
図3に示す各ソフトウェア構成は、図2に示したCPU111、及びCPU141が、ROM113、及びROM143に記憶されているプログラムをRAM112、及びRAM142にロードして実行することで実現される。同様に各ソフトウェア構成は、CPU111、及びCPU141が、通信I/F118、及び通信I/F148を介して受信し、外部メモリ123、及び外部メモリ163へ記憶したプログラムをRAM112、及びRAM142にロードして実行することで実現される。なお、以下の説明では、端末を移動型端末2とした場合を例に説明するが、固定型端末4においても同様に適用可能である。
印刷サーバー群11のソフトウェア構成を説明する。サービス(印刷サービス)1は、制御部31、認証部310、印刷部32、通信部34を含むクラウド・プリントサービスである。サービス1は、移動型端末2からの指示に応じて、サービス1に登録されているプリンターと通信して印刷ジョブに関する印刷データを提供する。また、プリンター3は、サービス1と連携することで機能を拡張することが可能になる。より具体的には、本実施形態のプリンター3は、ドライバレスでネットワーク上のデータを印刷することが可能になる。制御部31は、認証部310、印刷部32、通信部34を含むサービス1の機能を制御する。各部は、制御部31の指示に基づき機能する。
認証部310は、ユーザーアカウント、Webアプリケーション、移動型端末、及びプリンター認証情報を管理する。また、認証部310は、管理している情報を基にアクセスしてきたユーザー、Webアプリケーション、移動型端末2、又はプリンター3の認証を行う認証・認可部314を有する。認証・認可部314は、アクセスしてきた対象に対する認証を行うが、プリンター3がデータ取得してきた際は認証画面を送信しない。これは、ユーザーの認証処理の負担を軽減させるためである。これを実現するために、ユーザーは予め操作し、認証・認可部314からプリンター認証情報を発行してもらいプリンター3に保存させる必要がある。プリンター3は、サービス1にデータ取得要求を送信する際に、保存したプリンター認証情報も送信することで、サービス1は認証情報の入力を要求すること無くプリンター3の認証を行える。移動型端末2も同様に認証を行える。一方、例えば移動型端末2のWebブラウザー41を介してアクセスされた場合、サービス1は、ユーザーに認証情報の入力を要求する。
印刷部32は、ユーザーから登録指示を受け付けたことに応じて、登録されたプリンターを一覧で表示し、一覧の中からプリンターを選択するためのプリンター選択画面(不図示)をクライアントへ提供するUI315を有する。なお、ユーザーからはサービス1が保有するプリンターに関連するデータは見えない。ユーザーはその一覧を介して登録されたプリンターを把握することができる。本実施形態では、ユーザーの視点から見えるプリンターは全てプリンターと称している。一方で、ユーザーは見ることができず、サービス1が保有するサービスとプリンターとを連携させる際に利用されるデータ群をプリンターオブジェクトと呼ぶ。プリンターオブジェクトを構成するデータ群の中には上述したプリンター認証情報も含まれる。印刷部32は、外部装置(不図示)からネットワークを介してデータを取得し、そのデータを印刷させるプリンターをユーザーがプリンター選択画面から選択したことに応じてそのデータに対応する印刷ジョブを管理する印刷・管理部316も有する。印刷・管理部316は、印刷ジョブのみならず、プリンターオブジェクトを管理する機能も有する。印刷部32は、プリンターオブジェクトに従った機能として文書形式変換部33を有する。文書形式変換部33は、文書変換機能を有し、要求のあったプリンターに対応する形式へ文書(印刷データ)を変換する。即ち、文書形式変換部33は、要求のあったプリンターで処理可能(解釈可能)な形式に文書を変換することができる。
通信部34は、サービス1に登録されたプリンターと通信し、印刷・管理部316で管理されている印刷ジョブを送信する通信処理部317を有する。通信処理部317は、登録されたプリンターと通信するために必要な情報を記憶する機能も有する。
サービス1は、Webアプリケーション30を有する。Webアプリケーション30は、サービス1のWebサービスを提供するアプリケーションである。サービス1は、要求に応じて文書やスクリプトを動的に生成するアプリケーションを移動型端末2のWebブラウザー41に返却する。即ち、Webアプリケーション30は、サービス1上で動作することもできるし、移動型端末2に提供されて移動型端末2上で動作することもできる。サービス1は、移動型端末2、プリンター3及び外部装置(不図示)とWeb接続する際には、Web Server324、325、327を利用する。
移動型端末2のソフトウェア構成を説明する。Webブラウザー41は、駆動部35を有する。駆動部35は、移動型端末2においてWeb文書やアプリケーションに含まれるスクリプト等を実行する。移動型端末2のOS40には、通信部36が含まれる。通信部36は、移動型端末2の通信を制御し、サービス1やプリンター3と情報を送受信する。通信部36は、ネットワーク5への移動型通信6やプリンター3とのP2P一対一型通信7等、複数の通信方法を制御する。通信部36は、通信に必要な情報を記憶する機能も有する。移動型端末2が、サービス1、及びプリンター3のWeb Serverと通信する際は、WebクライアントとしてWebブラウザー41を利用する。
プリンター3のソフトウェア構成を説明する。プリンター3の制御部37は、印刷や通信処理を制御する。制御部37は、通信部39の通信I/F148を介した通信機能、印刷部38のプリンターI/F146を介した印刷機能を制御する。なお、サービス1とプリンター3とが連携するため、通信部34と通信部39が特定の通信プロトコルで通信を行い、印刷ジョブの送受信を行う。プリンター3は、サービス1に対して上述のプリンター認証情報を送信する。サービス1は、プリンター認証情報を基に認証を行い、プリンター3に印刷ジョブを送信する。プリンター3は、サービス1から印刷ジョブを受信する。プリンター認証情報は通信部39にも保存されている。プリンター3は、サービス1、及び移動型端末2とWeb接続する際には、Web Server322を利用する。
以上、本実施形態のソフトウェア構成について説明した。続いて、本実施形態の印刷方法の概要を説明する。
(印刷システムの印刷方法)
図4を用いて、本実施形態における印刷方法の概要を説明する。
図4(A)は、印刷システム10のプリントルートとプリントモードとの関係の一例を示す図である。
印刷システム10は、ルート[1]51、ルート[2]52、ルート[3]53の3つのプリントルートを持つ。先ず、ルート[1]51は、移動型端末2及び固定型端末4からのジョブがサービス1を経由してプリンター3へ送信されるルートである。この送信に際して、サービス1の文書形式変換部33が処理を実行する。プリンター3は、サービス1から自装置が解釈できる形式に変換された文書を受信する。次に、ルート[2]52は、移動型端末2及び固定型端末4からのジョブがプリンター3へ送信され、プリンター3とサービス1とで送受信されるルートである。この送受信に際して、プリンター3は、サービス1からプリンター3で解釈できる形式に変換された文書を受信する。ルート[3]53は、移動型端末2及び固定型端末4からのジョブがプリンター3へ送信されるルートである。
ルート[1]51は、[Cloud]プリント(第1の印刷モード)55のプリントルートである。ルート[2]52、ルート[3]53は、[Near]プリント(第2の印刷モード)56のプリントルートである。[Cloud]プリント55には、[Cloud]モード61のプリントモードがある。[Near]プリント56には、[Average]モード(第3の印刷モード)62、[Instant]モード(第4の印刷モード)63の2つのプリントモード(印刷モード)がある。
ここで、本実施形態で用いる表現についての説明を補足する。
「ジョブ」とは、データである印刷文書(印刷データ)とユーザーにより行われた印刷設定とのことである。ただし、印刷設定が付帯しないこともある。「文書形式」とは、ジョブのデータである文書の形式である。ある形式の文書を、送り手と受け手との双方が扱えれば(処理可能であれば)、文書の変換は不要となる。一方、何れかが扱えない場合は文書形式の変換が必要となる。文書形式の変換には、例えばジョブ(印刷文書と印刷設定)がレンダリングされ、各プリンターに適したフォーマットに変換されることも含まれる。プリンターが扱い易い文書形式の例は、ページ記述言語(PDL:Page Description Languate)やイメージデータである。
「Nearプリント」(ニア・プリント)とは、本実施形態のローカル・エリアにおける印刷方法である。ローカル・プリントがOSの印刷フレームワークを用いた印刷をさすことが多いので、これと区別するためにニア・プリントという用語を使い説明する。
図4(B)は、印刷システム10の各プリントモードに対する印刷時のプリンター選択、印刷設定の画面の一例を示す図である。
[Cloud]プリント55の[Cloud]モード61では、印刷時にユーザー50がサービス1に登録されたプリンターを画面411で選択し、印刷設定画面421に配置された[Print]ボタンを押下すると、印刷が実行される。
[Near]プリント56の[Average]モード62では、印刷時にユーザー50が移動型端末2又は固定型端末4の近隣で探索されたプリンターを画面412で選択し、印刷設定画面422に配置された[Print]ボタンを押下すると、印刷が実行される。[Average]モード62は、近くのプリンターへの印刷であるが、プリンター選択や印刷設定の操作は[Cloud]モード61と同等に行える。
[Near]プリント56の[Instant]モード63では、近隣で接続されたプリンターが選ばれるのでユーザー50は画面413でプリンターを選択せず、[Near Print]ボタン65を押下すると印刷が実行される。そのため、印刷設定画面423は無い。[Instant]モード63は、近くの接続済みプリンターへ印刷し、プリンター選択や印刷設定の操作が無い印刷モードである。なお、[Instant]モード63において、プリンター選択やプリンターに関わらない印刷設定の操作を付与することも可能である。
以上、本実施形態の印刷システム10は、ニア・プリントを2種用意し、クラウド・プリントを含む3種の印刷モードにおける印刷時のプリンター選択と印刷設定との表示を制御する。ニア・プリントには、ユーザー50によるボタンの押下により設定なしに印刷する[Instant]モード63での印刷方法が含まれることを説明した。次は、これらプリントモードを含む印刷システム10における端末上の印刷画面の表示例1を説明する。
(印刷画面の表示例1)
図5を用いて、上述のプリントモードを含む本実施形態の印刷システム10における端末上の印刷画面の表示例を説明する。Webアプリケーション30は、端末の表示領域にあわせた画面構成を行う。なお、Webアプリケーション30をサービス1側で動作させた場合、[Near]プリント56が機能しないため、[Cloud]プリント55の機能が表示される。このように、Webアプリケーション30はサービス1上でも動作できるが、以下の説明では、移動型端末2又は固定型端末4で動作する場合を例に説明する。
図5は、固定型端末4や移動型端末2に表示される印刷画面の一例を示す図である。
Webアプリケーション30は、図5(A)に示す印刷画面500を表示する。印刷画面500には、文書501、[Near Print]ボタン65、[Print...]メニュー67が含まれる。文書501は、プリンター3が印刷する文書(印刷データ)である。[Near Print]ボタン65は、ユーザー50が印刷システム10に[Instant]モード63で印刷を実行させるために押下するボタンである。[Near Print]ボタン65は、画面上でのユーザー50の操作数を抑えるため、Webアプリケーション30の画面階層の上位である印刷画面500に配置されている。なお、[Near Print]ボタン65は、ユーザー50から[Instant]モード63での印刷指示を受け付ける印刷指示手段の一例である。また、ユーザー50が[送る]ボタン520を押下することで選択可能になるメニューに[Print...]メニュー67が配置されている。ユーザー50が[Print...]メニュー67を選択した場合に表示される印刷設定画面等については後述する。なお、[Print...]メニュー67は、ユーザー50から印刷設定画面の開示指示を受け付ける開示指示手段の一例である。
ユーザー50は、印刷画面500で文書501を選択して[Near Print]ボタン65、又は[Print...]メニュー67を選び印刷を指示する。そして、移動型端末2は、ユーザー50による入力に応じた経路で印刷ジョブをプリンター3に転送するよう制御する。
ユーザー50が[Print...]メニュー67を選択すると、印刷設定画面550が表示される。印刷設定画面550には、プリンター選択551、印刷設定552、印刷実行ボタンである[Print]ボタン68等が含まれる。ユーザー50がプリンター選択551を押下すると、プリンター一覧560が表示される。プリンター一覧560には、[Average]モード62、[Local]モード、[Cloud]モード61のプリンターがリスティングされる。また、プリンター一覧560には、[Average]モード62、[Cloud]モード61の各モードのプリンター一覧を更新するボタン、[Near]ボタン562、[Cloud]ボタン563も表示される。上述したが、[Local]モードとは、端末のOSの印刷フレームワークを用いた印刷モードである。OSに印刷フレームワークがあり、OSからプリンターが認識されていれば[Local]モードは表示されるが、逆にOSに印刷フレームワークが無い環境であれば[Local]モードは表示されない。
印刷設定552には、印刷設定のコントロールが表示される。より具体的には、印刷設定552には、[Cloud]モード61や[Average]モード62の選択を受け付けるボタンや、プリンターの探索指示を受け付けるボタン(探索指示手段)等が表示されてもよい。なお、ここではボタンを例に説明したが、チェックボックス等、ユーザーの指示を受け付けることが可能であればどのような形態であってもよい。ユーザー50により設定された印刷設定情報は、移動型端末2又は固定型端末4からプリンター3やサービス1等へ送出される。ユーザー50が印刷設定画面550でプリンターを選び印刷設定をした後に[Print]ボタン68を押下すると、印刷が実行される。即ち、[Print...]メニュー67、印刷設定画面550の操作により、[Average]モード62、[Local]モード、[Cloud]モード61での印刷が実行されることになる。また、[Print...]メニュー67、プリンター一覧560、印刷設定画面550の順に画面を分けて遷移させることも可能である(不図示)。
図5(B)に示すプリンター一覧570は、プリンター一覧560の一例である。プリンター一覧570には、最近使ったプリンター、ニア・プリント、ローカル・プリント、及びクラウド・プリントのプリンターが一覧表示される。プリンター一覧570の最近使ったプリンターには、ユーザー50が最近選んだプリンターが表示される。プリンター一覧570のニア・プリント、ローカル・プリント、クラウド・プリントには、[Average]モード62、[Local]モード、[Cloud]モード61のプリンターが表示され、表示の更新ボタンも配置される。また、プリンター一覧570のニア・プリントにおける[Average]モード62のプリンターの中で、[Instant]モード63でも使用できるプリンターが識別できるように印571が表示されている。これにより、ユーザーは、[Instant]モード63でも使用できるプリンターを容易に識別して、印刷設定することができる。
以上のように、Webアプリケーション30は、画面構成として[Near Print]ボタン65を画面階層の上位に表示する。また、Webアプリケーション30は、画面構成として[Print...]メニュー67の先に[Average]モード62、[Cloud]モード61、プリンター更新ボタンを表示する。これにより、ユーザー50は、近くのプリンターを利用して印刷する場合に[Near Print]ボタン65を押下することで簡便に印刷することができる。また、ユーザー50は、[Print...]メニュー67からクラウド・プリントと同様の操作をして印刷することもできる。Webアプリケーション30による画面構成の処理の詳細は後述する。次は、[Near Print]ボタン65の表示例について説明する。
(印刷ボタンの画面表示の例)
図6を用いて、端末に[Instant]モード63の実行指示のために表示される[Near Print]コントロールの例を説明する。
先ず、ボタン・コントロールとして、これまで説明した[Near Print]を図6(A)に示すようにボタン600として表示する例がある。また、図6(B)に示すボタン601のように、ボタンに接続しているプリンター機種名を併記することもできる。なお、ボタンにはアイコンが表示されてもよい(不図示)。そして、メニューコントロールとして、図6(C)に示すように[送る]ボタンが表示されるメニューに[Near Print]610を挿入して表示することもできる。このメニューエントリには、上述のボタンと同様にプリンター機種名の併記やアイコンを用いることができる(不図示)。
ここで、[Near]プリント56の、設定スイッチを説明する。[Near]プリント56では、図6(D)に示すように[必要に応じて文書をポストする]のOn/Offスイッチ620の設定ができる。[Near]プリント56でスイッチ620がOnなら、プリンター3は、サービス1へ文書のポスト(転送)ができるため、ルート[2]52、ルート[3]53のプリントルートを使い分ける。[Near]プリント56でスイッチ620がOffなら、プリンター3は、サービス1へ文書のポスト(転送)ができないので、ルート[3]53のプリントルートを使用する。なお、On/Offスイッチ620は、必要に応じて文書をプリンター3からサービス1へ転送させる転送指示を受け付ける転送指示手段の一例である。次は、本実施形態の印刷システム10が有するデータの構成について説明する。
(データの概要図)
図7を用いて、本実施形態の印刷システム10が有するデータの構成例を説明する。印刷システム10が有するデータとして、図7(A)に示すプリンターリスト70、図7(B)に示すプリンターI/F75の情報、図7(C)に示すプリンター情報76がある。
図7(A)に示すプリンターリスト70は、Webアプリケーション30がプリンター3を参照してプリンター選択画面を表示するためのリストデータの例である。プリンターリスト70は、最近使ったプリンターのリスト701、[Local]モードのリスト711、[Cloud]モードのリスト712、[Average]モードのリスト721、及び[Instant]モードのリスト722を含んでいる。また、[Cloud]モードのリスト712は、「クラウド・プリント」というプリントモード名715、モードの対象プリンターのプリンター名を含む情報のリスト716を含む。その他の各モードも同様のデータ構成となっている。
最近使ったプリンターのリスト701は、ユーザーが最近利用したプリンターとその情報である。[Local]モードのリスト711は、端末のOSに照会した登録プリンターとその情報である。ただし、例えば移動型端末2のOSがプリント機能を持っていない場合は、このモードのプリンターは無いという参照結果となる。[Cloud]モードのリスト712は、サービス1に照会した登録プリンターとその情報である。[Average]モードのリスト721は、移動型端末2が探索し応答のあった近くのプリンターとその情報である。[Instant]モードのリスト722は、端末と接続済みの近くのプリンターとその情報である。このようにプリンターリスト70は、[Cloud]モードのリスト712のように登録プリンターを参照したデータと、[Average]モードのリスト721のように端末が探索したプリンターの応答データとを分けて記録している。プリンターリスト70への記録動作等については後述する。
図7(B)に示すプリンターI/F75は、印刷システム10のプリンター3が持つインタフェースの例である。プリンター3は、プリンターI/F75を使い、サービス1や移動型端末2と情報の送受信や制御を行う。プリンターI/F75は、情報751、能力752という管理情報系、ジョブ生成753、文書申請754という印刷動作情報系のインタフェース等を含む。
図7(C)に示すプリンター情報76は、印刷システム10のプリンター3が応答する情報の例である。プリンター3は、プリンター情報76をプリンターI/F75の情報751を介してサービス1や移動型端末2へ送信する。プリンター情報(画像形成装置情報)76は、プリンター3とサービス1間の通信状況761、プリンター3の文書処理能力762、サービス1から取得したサービス1の文書処理能力763の情報を含む。なお、通信状況761に関する情報は、通信状況情報の一例である。プリンター3の文書処理能力762に関する情報は、プリンター3の処理能力情報の一例である。サービス1の文書処理能力763に関する情報は、サービス1の処理能力情報の一例である。プリンターI/F75の情報、プリンター情報76の送受信動作等の詳細については後述する。
以上、本実施形態の印刷システム10が有するデータの構成例を説明した。なお、データ構成の説明のためリストと表記をしているが、文書構造を持つデータを用いたリスト形式のデータとして構成されてもよい。次は、本実施形態における印刷システム10の印刷時における警告表示の動作例を説明する。
(印刷システム10の印刷時における警告表示の例)
図8を用いて、印刷システム10の印刷時における警告表示の動作例を説明する。
図8(A)は、印刷システム10の印刷時における状態の一例を示す図である。ユーザー50は、移動型端末2からプリンター3へ[Near]プリント56で印刷しようとしている。印刷が実行されると、ジョブはルート[2]52、又はルート[3]53の印刷経路を通る。ここで[必要に応じて文書をポストする]スイッチ620がOnになっているが、プリンター3とサービス1間のネットワークがオフライン800である。プリンター3は、このオフライン800によって、サービス1の文書形式変換部33を利用できなくなる。そのため、プリンター3は、自装置の文書処理能力の範囲でジョブを印刷することになる。
図8(B)は、印刷システム10での印刷前における動作の一例を示す図である。印刷前における移動型端末2によるプリンター3の探索時(810)等において、プリンター3は、プリンター情報76を移動型端末2に送信している。より具体的には、プリンター3は、プリンター3とサービス1間の通信状況761、サービス1の文書処理能力763、プリンター3の文書処理能力762に関する情報からプリンター情報76を生成して、探索時(810)に移動型端末2へ送信している。これにより、移動型端末2は、ユーザーに選択された印刷対象の文書のデータ形式情報811とプリンター情報76とを印刷実行前に比較判定できる(812)。即ち、移動型端末2は、印刷対象の文書が印刷ジョブを実行させるプリンターで処理可能か否かを判定することができる。
図8(C)は、印刷システム10の印刷時における警告表示の一例を示す図である。より具体的には、Webアプリケーション30が移動型端末2に表示する警告表示の一例である。先ず、Webアプリケーション30の印刷画面820で、ユーザー50は、印刷する文書821をタップ822して選択する。そして、ユーザー50は、[Near Print]ボタン65をタップ831して印刷実行を指示する。この際、移動型端末2は、プリンター情報76から、文書821の形式をプリンター3で処理できないと判定することできる。したがって、移動型端末2は、印刷画面830のように、[Near Print]ボタン65がタップ831された際に、「この形式の文書は印刷できません」という警告メッセージ832を表示する。印刷システム10の印刷時における警告表示の処理の詳細は後述する。移動型端末2は、印刷前のプリンター探索や構成更新時等に、接続状況と処理能力とに関する情報を含むプリンター情報をプリンター3から受信しておくため、印刷時の文書選択等の操作に応じたメッセージを表示することができる。これにより、ユーザーは、印刷対象として選択した文書が所望するプリンターで印刷可能か否かを事前に把握することができる。
以上、印刷システム10での印刷時における警告表示の動作例を説明した。続けて、本印刷システムの印刷時の動作を説明する。
(印刷システム10の印刷時における動作の例)
図9を用いて、印刷システム10の印刷時における動作例を説明する。
図9(A)に示すように、ユーザー50は、移動型端末2からプリンター3へ[Instant]モード63で印刷しようとしている。印刷が実行されると、印刷ジョブはルート[2]52、又はルート[3]53の印刷経路を通る。移動型端末2とプリンター3とが、印刷実行前に近距離通信によりP2P一対一接続のように接続を確立している場合(900)、ユーザー50は、そのプリンター3を選択する必要はない。これにより、印刷指示をするユーザーの操作を平易にすることができる。また、ユーザーは、印刷経路を容易に識別することができる。
先ず、図9(B)に示すWebアプリケーション30の印刷画面920で、ユーザー50は、印刷する文書921を選択する。そして、ユーザー50は、[Near Print]ボタン65をタップ923して印刷実行を指示する。移動型端末2とプリンター3との接続が確立しているので、ユーザー50がプリンター3を選択することなく、かつ、印刷設定UIが表示されることもなく、印刷が実行される(930)。印刷設定が必要な場合、ユーザー50は、上述した[Print...]メニュー67から開いた[Average]モード62において、印571の付いたプリンターを選択すればよい。
以上、印刷システム10において、[Instant]モード63により、経路識別や印刷操作を容易にしている例について説明した。次は、印刷システム10における端末上の印刷画面の表示例2を説明する。
(印刷画面の表示例2)
図10を用いて、上述のプリントモードを含む本実施形態の印刷システム10における端末上の印刷画面の表示例を説明する。Webアプリケーション30は、端末の表示領域にあわせた画面構成を行う。図5を用いて表示例1を説明したが、図10に示す表示例は移動型端末2がスマートフォン等である場合に好適な画面例である。
Webアプリケーション30は、図10(A)に示す印刷画面1000を表示する。印刷画面1000には、[Near Print]ボタン65、[Print...]メニュー67が含まれる。[Near Print]ボタン65は、上述の通り、ユーザー50が印刷システム10に[Instant]モード63で印刷を実行させるために押下するボタンである。また、ユーザー50が[送る]ボタンを押下することで選択可能になるメニューに[Print...]メニュー67が配置されている。ユーザー50は、印刷画面1000で文書を選択して[Near Print]ボタン65、又は[Print...]メニュー67を選び印刷を指示する。
ユーザー50が[Print...]メニュー67を選択すると、印刷設定画面1050が表示される。印刷設定画面1050には、プリンター選択、印刷設定、印刷実行ボタンである[Print]ボタン68等が含まれる。ユーザー50がプリンター選択を押下すると、プリンター一覧1060が表示される。プリンター一覧1060は、[Average]モード62、[Cloud]モード61のプリンターがリスティングされる。プリンター一覧560には、[Average]モード62、[Cloud]モード61の各モードのプリンター一覧を更新するボタン、[Near]ボタン1062、[Cloud]ボタン1063も表示される。上述したが、[Local]モードとは、端末のOSの印刷フレームワークを用いた印刷モードである。図10は、OSに印刷フレームワークが無い環境であるので[Local]モードが表示されない例を示している。ユーザー50がプリンター一覧1060を閉じると、印刷設定画面1050の表示に戻る。
印刷設定552には、印刷設定のコントロールが表示される。ユーザー50により設定された印刷設定情報は、移動型端末2からプリンター3やサービス1等へ送出される。ユーザー50が印刷設定画面550でプリンターを選び印刷設定をした後に、[Print]ボタン68を押下すると、印刷が実行される。[Print...]メニュー67、印刷設定画面1050の操作により、[Average]モード62、[Cloud]モード61での印刷が実行されることになる。また、[Print...]メニュー67、プリンター一覧1060、印刷設定画面1050の順に画面を分けて遷移させることも可能である(不図示)。
図10(B)に示すメニュー1070は、印刷画面1000で表示されるメニューの別例であり、メニューをプリントモードで分けて表示した場合の例である。ここまでは、図5に示すように[送る]ボタンから選択できるメニューに[Print...]メニュー67を配置していた。しかし、図10(B)では、[送る]ボタンから選択できるメニュー1070に、[Near Print...]メニュー1071と[Cloud Print...]メニュー1072とが分けて配置されている。また、メニューでプリントモードを明示して表示することも可能である。
以上のように、Webアプリケーション30は、画面構成として[Near Print]ボタン65を画面階層の上位に表示する。また、Webアプリケーション30は、画面構成として[Print...]メニュー67の先に[Average]モード62、[Cloud]モード61、プリンター更新ボタンを表示する。これにより、ユーザー50は、近くのプリンターを利用して印刷する場合に[Near Print]ボタン65を押下することで簡便に印刷することができる。また、ユーザー50は、[Print...]メニュー67からクラウド・プリントと同様の操作をして印刷することもできる。Webアプリケーション30による画面構成の処理の詳細は後述する。
(アプリケーションの印刷モードの画面表示の別例)
図11を用いて、Webアプリケーション30の端末上の印刷画面の別例を説明する。
本実施形態における印刷システム10のWebアプリケーション30の印刷画面は、ここまで説明した構成が基本となる。Webアプリケーション30は、[Instant]モード63、[Average]モード62、[Cloud]モード61等、各モードの動作が可能であれば表示する。ここでは、カスタムなWebアプリケーションの印刷画面の例を説明する。カスタムなWebアプリケーションでは、全モードの動作が可能であっても全モードを表示せず各モードの表示と選択とを制御する。
図11(A)は、移動型端末2におけるApp01(発券機アプリケーション)の印刷画面の一例を示す図である。App01は、近接通信を使用する発券機に対応したカスタムなWebアプリケーションなので、[Instant]モード63のみで機能する。印刷画面1100には、[Near Print]ボタン65のみ表示される。ユーザーが移動型端末2を発券機に近接させ[Near Print]ボタン65を押下すると、印刷が実行される。印刷画面1100には、上述した[Print...]メニュー67は表示されない。そして、発券機アプリケーションの印刷画面の別例が印刷画面1120である。印刷画面1120に示されるように、[Near Print]ボタン65の配置位置や名称等は変更することができる。
図11(B)は、移動型端末2におけるApp02(業務用アプリケーション)の印刷画面の一例を示す図である。業務文書の印刷ではオフィス内のプリンターの使用が望ましいので、通常、App02は、[Instant]モード63、[Average]モード62で機能する。ユーザーが移動型端末2を持って外出しているとき等、移動型端末2の近くにプリンターが見つからない場合、App02は、[Cloud]モード61を機能させるか、又は印刷不可となるように制御する。
移動型端末2の近くにプリンターがある状態(1130)のときに表示される印刷画面1140には、[Near Print]ボタン65と、[Print...]メニュー67とが表示される。そして、印刷画面1140の[Print...]メニュー67の先では[Average]モード62のみが機能する。一方、移動型端末2の近くにプリンターが無い状態(1135)のときに表示される印刷画面1160には、[Print...]メニュー67が表示される。そして、印刷画面1160の[Print...]メニュー67の先では[Cloud]モード61のみが機能する。又は、印刷画面1170のように、[Near Print]ボタン65と、[Print...]メニュー67とが表示されず印刷不可となる。これらカスタムなWebアプリケーションによる処理の詳細は後述する。
以上、カスタムなWebアプリケーションが、動作可能であっても全モードを表示せずに各モードの表示と選択とを制御する例を説明した。
(端末の駆動部35の画面表示処理のフローチャート)
図12は、移動型端末2の駆動部35により実行される画面表示処理の一例を示すフローチャートである。サービス1が提供するWebアプリケーション30が、移動型端末2の駆動部35により実行される。駆動部35は、移動型端末2からサービス1やプリンター3を参照し、印刷の操作画面を表示する。なお、ここでは端末が移動型端末2の場合を例に説明するが、端末が固定型端末4の場合においても同様の処理となる。
S1201において、駆動部35は、印刷UIの表示処理を開始する。S1202において、駆動部35は、印刷処理プログラムをメモリにロードし実行する。S1210において、駆動部35は、[Cloud]プリントモードの処理を開始する。S1211において、駆動部35は、プリンターの照会を開始する。S1212において、駆動部35は、通信部36を介してサービス1に接続する。S1213において、駆動部35は、通信部36を介してサービス1に登録されたプリンターとその情報とを得る。S1214において、駆動部35は、照会されたプリンターをメモリ上のプリンターリスト70のCloudへ記録する。
S1220において、駆動部35は、[Local]プリントモードの処理を開始する。S1221において、駆動部35は、プリンターの照会を開始する。S1223において、駆動部35は、端末のOSに登録されたプリンターとその情報とを得る。S1224において、駆動部35は、照会されたプリンターをメモリ上のプリンターリスト70のLocalへ記録する。ただし、例えば移動型端末2のOSがプリント機能を持っていない場合は、このモードのプリンターは無いという参照結果となる。
S1230において、駆動部35は、[Average]プリントモードの処理を開始する。S1231において、駆動部35は、プリンターの探索を開始する。S1232において、駆動部35は、通信部36を介してプリンターを探索する。S1233において、駆動部35は、通信部36を介して応答のあったプリンターとその情報とを得る。S1234において、駆動部35は、探索されたプリンターをメモリ上のプリンターリスト70のAverageへ記録する。
S1240において、駆動部35は、[Instant]プリントモードの処理を開始する。S1241において、駆動部35は、プリンターへの接続を開始する。S1242において、駆動部35は、通信部36を介してP2Pプリンターに接続する。S1243において、駆動部35は、P2Pプリンターとその情報とを得る。S1244において、駆動部35は、接続しているプリンターをメモリ上のプリンターリスト70のInstantへ記録する。
なお、[Cloud]プリントモードの処理、[Local]プリントモードの処理、[Average]プリントモードの処理、[Instant]プリントモードの処理の処理順番は、上述した順番に限る必要はなく、任意の順番で処理可能である。
S1250において、駆動部35は、[Print…]メニューの表示処理を開始する。S1251において、駆動部35は、[Print...]メニューの表示ルーチン(A)をコールする。S1252において、駆動部35は、プリンターリスト70に記録された各モードの対象プリンターがあるなら、S1253へ進み、対象プリンターが無いなら、S1260へ進む。S1253において、駆動部35は、[Print...]メニューを表示する。S1254において、駆動部35は、プリンターリストUIを用意する。S1255において、駆動部35は、メモリ上のプリンターリスト70をリストにロードして表示する。S1256において、駆動部35は、[Instant]モードで使えるプリンターなら、S1257へ進み、[Instant]モードで使えないプリンターならS1258へ進む。S1257において、駆動部35は、そのリストの項目に印を付けて表示する。ここでいう「印」の例としては、図5(B)で説明した印571が挙げられる。S1258において、駆動部35は、印刷設定UIを用意する。S1259において、駆動部35は、プリンターリストの更新ボタンを用意する。S1260において、駆動部35は、[Print...]メニューを無効化して表示する。S1265において、駆動部35は、表示ルーチン(A)からリターンする。
S1270において、駆動部35は、[Near Print]ボタンの表示処理を開始する。S1271において、駆動部35は、[Near Print]ボタンの表示ルーチン(B)をコールする。S1272において、駆動部35は、プリンターリスト70に記録された対象プリンターがあるなら、S1273へ進み、対象プリンターが無いならS1280へ進む。S1273において、駆動部35は、[Near Print]ボタンを表示する。S1280において、駆動部35は、[Near Print]ボタンの表示ルーチン(B)からリターンする。
以上、駆動部35が、移動型端末2からサービス1やプリンター3を参照し、印刷の操作画面(印刷画面)を表示するフローを説明した。このように、本実施形態の印刷システム10によれば、プリンターと印刷経路とを識別し易い印刷機能を提供できる。即ち、ユーザーが所望する機能や印刷指示が可能か否かを容易に理解できるので、ユーザーの利便性が向上する。なお、ルーチン(A)、ルーチン(B)へカスタムルーチンを適用して機能や表示を制御する例については後述する。また、このフローをサービス1のWebアプリケーション30が採用した場合、印刷の操作画面の表示を駆動部35が制御する。
(端末の駆動部35の印刷実行処理のフローチャート)
図13は、移動型端末2の駆動部35により実行される印刷実行処理の一例を示すフローチャートである。サービス1が提供するWebアプリケーション30が、移動型端末2の駆動部35により実行される。駆動部35は、移動型端末2からサービス1やプリンター3へ印刷の実行を指示する。
S1301において、駆動部35は、印刷実行処理に関するプログラムをメモリにロードし実行する。S1320において、駆動部35は、印刷実行処理を開始する。S1302において、駆動部35は、[Near]プリントであるなら、S1303へ進み、[Near]プリントでないなら、S1304へ進む。S1303において、駆動部35は、対象先はプリンターとする。S1304において、駆動部35は、対象先はサービス1とする。S1310において、駆動部35は、対象先との接続を開始する。S1311において、駆動部35は、通信部36を介して対象先と接続する。S1312において、駆動部35は、通信部36を介して対象先I/Fを取得する。S1313において、駆動部35は、通信部36を介して対象先情報を取得する。
S1321において、駆動部35は、印刷モードにより、S1330又はS1340へ進む。S1330において、駆動部35は、[Instant]プリントモードの処理を開始する。S1331において、駆動部35は、対象を接続しているプリンターとする。S1332において、駆動部35は、文書の通信路及び処理を優先するように制御する。S1333において、駆動部35は、[Near Print]ボタンの押下を受け付けると、印刷を指示する。S1335において、駆動部35は、形式判定の処理(C)をコールする。S1338において、駆動部35は、対象先から応答された印刷指示への可否をメモリに格納する。この応答にはジョブIDは含まれない。
S1340において、駆動部35は、[Average]、[Cloud]プリントモードの処理を開始する。S1341において、駆動部35は、対象を選択されたプリンターかサービス1とする。S1342において、駆動部35は、[印刷]ボタンの押下を受け付けると、印刷を指示する。S1343において、駆動部35は、印刷設定情報をメモリに格納する。S1345において、駆動部35は、形式判定の処理(C)をコールする。S1360において、駆動部35は、ジョブ生成を開始する。S1361において、駆動部35は、メモリから印刷設定情報を読み出す。S1362において、駆動部35は、通信部36を介してジョブ生成要求、及び印刷設定情報を対象先へ送信する。S1363において、駆動部35は、対象先から応答されたジョブIDをメモリに格納する。
S1370において、駆動部35は、文書申請の送信を開始する。S1371において、駆動部35は、メモリからジョブIDを読み出す。S1372において、駆動部35は、通信部36を介して文書申請、あればジョブIDを対象先へ送信する。S1373において、駆動部35は、通信部36を介して対象先からの申請結果の応答を受信する。応答されるのは文書状況やエラーである。
S1350において、ルーチン(C)がコールされる。S1351において、駆動部35は、形式判定の処理を開始する。S1352において、駆動部35は、対象先がプリンターであるなら、S1353へ進み、プリンターでないなら、S1355へ進む。S1353において、駆動部35は、選択文書がプリンターで処理できる形式なら、S1354へ進み、プリンターで処理できない形式なら、S1355へ進む。S1354において、駆動部35は、印刷できる文書形式と判定する。S1355において、駆動部35は、選択文書がサービス1なら処理できる形式であれば、S1356へ進み、サービス1でも処理できない形式なら、S1357へ進む。S1356において、駆動部35は、サービス1へポストできるなら、S1354へ進み、ポストできないなら、S1357へ進む。ここで、対象先がプリンターである場合、ポスト設定がON、かつ、プリンターがサービス1と通信できるならサービスへポストできる。S1357において、駆動部35は、ユーザーフィードバック表示する。例えば、駆動部35は、印刷できない形式であるというメッセージ(警告)を表示する。S1358において、駆動部35は、(C)のルーチンからリターンする。
以上、駆動部35が、移動型端末2からサービス1やプリンター3へ印刷の実行を指示するフローを説明した。このように、本実施形態の印刷システム10によれば、プリンターと印刷経路とに応じて制御される印刷機能を提供できる。なお、このフローをサービス1のWebアプリケーション30が採用した場合、印刷実行処理を駆動部35が制御する。
(プリンター3の制御部37の情報応答処理のフローチャート)
図14は、プリンター3の制御部37により実行される情報応答処理の一例を示すフローチャートである。制御部37は、通信部39を介してサービス1も参照してプリンター情報を形成し、移動型端末2等の対象先へ応答する。
S1401において、制御部37は、情報応答処理を開始する。S1402において、制御部37は、対象先との接続を開始する。ここでいう対象先とは、例えば、移動型端末2である。S1403において、制御部37は、通信部39を介して対象先と接続する。S1404において、制御部37は、通信部39を介して対象先へプリンターI/F75を提示する。S1410において、制御部37は、プリンター情報要求処理を開始する。S1411において、制御部37は、通信部39を介して対象先からプリンター情報要求を受信する。
S1420において、制御部37は、サービス1との接続状況確認処理を開始する。S1421において、制御部37は、通信部39を介してサービス1へ接続できるなら、S1422へ進み、接続できないなら、S1423へ進む。S1422において、制御部37は、通信部39を介してサービス1よりサービス1の文書処理能力に関する情報(処理能力情報)を受信しメモリへ格納する。S1423において、制御部37は、サービス1の文書能力は利用できないとする。
S1430において、制御部37は、プリンター情報応答処理を開始する。S1431において、制御部37は、サービス接続状況に関する情報(通信状況情報)、サービス1、プリンター3の処理能力に関する情報(処理能力情報)を含む文書通信情報(データ通信情報)を生成し(生成処理)、メモリ上に形成する。S1432において、制御部37は、通信部39を介して対象先へ文書通信情報を含むプリンター情報76を応答する。
以上、制御部37が、サービス1も参照してプリンター情報を形成し、移動型端末2等の対象先へ応答するフローを説明した。このように、プリンター3は、移動型端末2が印刷画面を表示したり、印刷画面を介して受け付けた入力に応じた印刷経路で印刷ジョブをプリンター3に転送させたりする一連の制御を実行するためのプリンター情報を移動型端末2に提供できる。なお、このフローをプリンター3が採用した場合、制御部37が情報応答を制御する。
(プリンター3の制御部37の印刷実行処理のフローチャート)
図15は、プリンター3の制御部37により実行される印刷実行処理の一例を示すフローチャートである。制御部37は、移動型端末2やサービス1からプリンター3へ指示された印刷を実行する。
S1501において、制御部37は、印刷実行処理を開始する。S1502において、制御部37は、対象先との接続を開始する。S1503において、制御部37は、通信部39を介して対象先と接続する。S1504において、制御部37は、通信部39を介して対象先へプリンターI/F75を提示する。S1510において、制御部37は、ジョブ生成の処理を開始する。S1511において、制御部37は、通信部39を介して対象先からジョブ生成要求と印刷設定情報とを受信する。S1512において、制御部37は、ジョブを生成し、印刷設定情報を割り当てる。S1513において、制御部37は、通信部39を介して対象先へジョブIDを応答する。
S1520において、制御部37は、文書申請の受信処理を開始する。S1521において、制御部37は、通信部39を介して対象先から文書申請を受信する。S1522において、制御部37は、ジョブIDがあるなら、S1540へ進み、無いなら、S1530へ進む。S1530において、制御部37は、[Instant]プリントモードの処理を開始する。S1531において、制御部37は、外部からの印刷設定はなしとする。S1532において、制御部37は、文書受信の通信、及び文書の処理を優先する。S1540において、制御部37は、[Average]、[Cloud]プリントモードの処理を開始する。S1541において、制御部37は、割り当てられた印刷設定情報を適用する。S1542において、制御部37は、ジョブに受信文書を割り当てる。
S1550において、制御部37は、形式判定の処理を開始する。S1551において、制御部37は、受信文書がプリンター3で処理できる形式なら、S1560へ進み、プリンター3で処理できない形式なら、S1552へ進む。S1552において、制御部37は、受信文書がサービス1でなら処理できる形式なら、S1553へ進み、サービス1でも処理できない形式なら、S1563へ進む。S1553において、制御部37は、サービス1へポストできるなら、S1554へ進み、ポストできないなら、S1563へ進む。ここで、プリンター3は、ポスト設定がON、かつ、サービス1と通信できるならサービス1へポストできる。
S1554において、制御部37は、通信部39を介してサービス1に文書を送信する。S1555において、制御部37は、通信部39を介してサービス1から形式変換された文書を受信する。S1560において、制御部37は、印刷実施の処理を開始する。S1561において、制御部37は、印刷部38を介して印刷を実行する。S1562において、制御部37は、通信部39を介して対象先へ結果を応答する。応答とは文書状況やエラーである。S1563において、制御部37は、印刷を実施しない。
以上、制御部37が、移動型端末2やサービス1からプリンター3へ指示された印刷を実行するフローを説明した。このように、本実施形態の印刷システム10によれば、移動型端末2、サービス1、印刷経路に合わせて制御される印刷機能を提供できる。なお、このフローをプリンター3が採用した場合、制御部37が印刷実行を制御する。
(アプリケーションの駆動部35の画面表示の別例のフローチャート)
図16は、移動型端末2の駆動部35により実行されるフローチャートである。図11で示したWebアプリケーション30が、移動型端末2の駆動部35により実行される。駆動部35は、移動型端末2からサービス1やプリンター3を参照し、印刷の操作画面(印刷画面)を表示する。図11のWebアプリケーション30の画面は、図12の端末の画面表示のフローチャートのルーチン(A)、(B)に図16のフローを適用することで表示される。図11(A)のApp01の画面表示は、図12の画面表示のフローチャートにおいて、ルーチン(A)の処理をスキップして、図16のルーチン(B)を適用したものである。図11(B)のApp02の画面表示は、図12の画面表示のフローチャートにおいて、図16のルーチン(A)を適用したものである。
S1600において、ルーチン(A)がコールされる。S1601において、駆動部35は、Nearプリントの対象プリンターがあるなら、S1610へ進み、対象プリンターが無いなら、S1605へ進む。S1610において、駆動部35は、近いプリンターを利用する制御を開始する。S1611において、駆動部35は、メニューに[Average]モード62を表示する。S1605において、駆動部35は、Cloudプリントの対象プリンターがあるなら、S1620へ進み、対象プリンターが無いなら、S1640へ進む。S1620において、駆動部35は、クラウドのプリンターを利用する制御を開始する。S1621において、駆動部35は、メニューに[Cloud]モード61を表示する。
S1630において、駆動部35は、[Print...]メニューを表示する。S1631において、駆動部35は、プリンターリストUIを用意する。S1632において、駆動部35は、メモリ上のプリンターリストから選択されたプリントモードのリストをロードして表示する。S1633において、駆動部35は、[Average]モード62を表示しているなら、S1634へ進み、[Average]モード62を表示していないなら、S1636へ進む。S1634において、駆動部35は、[Instant]モードで使えるプリンターなら、S1635へ進み、使えないプリンターなら、S1636へ進む。S1635において、駆動部35は、そのリストの項目に印を付けて表示する。ここでいう「印」の例としては、図5(B)で説明した印571が挙げられる。S1636において、駆動部35は、印刷設定UIを用意する。S1637において、駆動部35は、プリンターリストの更新ボタンを用意する。S1640において、駆動部35は、[Print...]メニューを無効化する。S1645において、駆動部35は、(A)のルーチンからリターンする。
S1650において、ルーチン(B)がコールされる。S1651において、駆動部35は、接続済みのプリンターがあるなら、S1652へ進み、接続済みのプリンターがないなら、S1655へ進む。S1652において、駆動部35は、近いプリンターに絞って利用する制御を開始する。S1653において、駆動部35は、[Instant]プリントモードのみ表示する。S1654において、駆動部35は、[Near Print]ボタンを表示する。S1655において、駆動部35は、(B)のルーチンからリターンする。
図11のApp01の印刷画面は、図12の画面表示のフローチャートにおいて、ルーチン(A)の処理をスキップして、図16のルーチン(B)を適用した場合に表示される印刷画面である。この場合、[Instant]プリントモードのみが利用される発券用アプリケーションの印刷画面を提供できる。図11のApp02の印刷画面は、図12の画面表示のフローチャートにおいて、図16のルーチン(A)を適用した場合に表示される印刷画面である。この場合、近くにプリンターがあるなら[Average]プリントモードを利用でき、ユーザーが外部にいる場合のみクラウドプリンターを利用できる印刷画面を提供できる。
以上、本実施形態の印刷システム10によれば、端末からのクラウド・プリント及びローカル・プリントにおいて、どの印刷経路でプリンターを使用すると、ユーザーが所望する機能や印刷指示ができるかを容易に理解でき、利便性を向上させることができる。[Instant]モード63では、経路を含めて識別し易くなり、端末2とプリンター3間の接続を優先するように制御でき、画面操作や印刷制御を平易にすることができる。[Average]モード62では、[Cloud]モード61と操作性を合わせることで、遠近のプリンターへの印刷の差異を無くすことができる。また、[Average]モード62では、印刷設定ができるので、[Instant]モード63を補完することができる。印刷システム10は、ニア・プリントを、通常系、簡易系の両方で使えるよう表示、制御することにより、クラウド・プリント、ニア・プリントをシームレスに両立することができる。
(印刷画面の表示の補足例)
ここで、図17を用いて本実施形態における印刷システム10の印刷画面表示の補足例を説明する。図17の例は、これまでの説明に準じた印刷システム10の画面表示を一部拡張する例である。[Near Print]ボタン65はニア・プリント対象のボタンである。図17の例は、クラウド・プリントしかできない環境で[Near Print]65に類するボタンを提供する例となる。
図17(A)のように、上述のプリントモードと印刷時のプリンター選択、印刷設定の画面との関係を変更する。変更箇所は、[Cloud]プリント55の中を[Average−]モード1701と[Instant−]モード1702との2つとみなし、[Instant−]モード1702の際に印刷設定のできない印刷設定画面1703を表示することである。印刷設定画面1703では印刷設定をすることはできないが、[Cloud]モード61のプリンターを切り替えられる。
図17(B)が一部拡張した印刷画面表示の具体例である。Webアプリケーション30の印刷画面1750では、[Instant−]モード1702が動作するときに[Cloud Print]ボタン1751が表示される。ユーザーが[Cloud Print]ボタン1751をタップ(押下)すると、印刷設定画面1752が表示される。ユーザーは、印刷設定画面1752で、必要があればプリンターを切り替えて、[プリント]ボタンを押下すると、[Cloud]モード61の印刷が実行される。[Cloud Print]ボタン1751は、[Near Print]ボタン65ほど操作を平易化することはできないが、クラウド・プリント時の操作性を補うことができる。
<その他の実施形態>
上述した本発明の実施形態においてはプリンター3を例に特徴的な構成を説明した。しかしながら、プリンター3に限らず、クラウド・サービスとデバイスとが連携するシステムであれば本発明を適用することが可能である。例えば、スキャナー、FAX装置、動画再生装置等が挙げられる。本発明は、このようなデバイスにおけるジョブの申請、命令、取出を連携させる形態、その際の画面表示の形態に適用することが可能である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、クラウド・プリントとローカル・プリントとを併用する場合におけるユーザーの利便性を向上させることができる。
以上、本発明の好ましい形態について詳述したが、本実施形態は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 サービス、2 移動型端末、3 プリンター、4 固定型端末、10 印刷システム、11 印刷サーバー群、30 Webアプリケーション、31 制御部、310 認証部、32 印刷部、34 通信部、35 駆動部、36 通信部、332 Web Server、37 制御部、38 印刷部、39 通信部、55 [Cloud]プリント、56 [Near]プリント、61 [Cloud]モード、62 [Average]モード、63 [Instant]モード、65 [Near Print]ボタン、67 [Print...]メニュー、68 [Print]ボタン、70 プリンターリスト、75 プリンターI/F、76 プリンター情報

Claims (14)

  1. 印刷サービスを介して印刷指示する第1の印刷モードと、印刷サービスを介さずに印刷指示する第2の印刷モードとにおいて、印刷ジョブの実行に関する入力を受け付ける印刷画面を表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示された前記印刷画面を介して受け付けた入力に応じた経路で印刷ジョブを画像形成装置に転送するよう制御する制御手段と、
    を有し、
    前記表示手段は、前記第2の印刷モードとして、探索された画像形成装置のうち選択された画像形成装置に対する印刷設定を受け付けてから印刷指示する第3の印刷モードと、接続済みの画像形成装置に対して印刷設定を受け付けることなく印刷指示する第4の印刷モードとを含めて前記印刷画面を表示する情報処理装置。
  2. 前記表示手段は、前記第4の印刷モードにおける印刷指示を受け付ける印刷指示手段と、前記第1の印刷モードと前記第3の印刷モードとにおける画像形成装置の選択と印刷設定とに係る印刷設定画面の開示指示を受け付ける開示指示手段とを前記印刷画面に表示する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示手段は、前記印刷指示手段を前記印刷設定画面よりも上位の画面階層である前記印刷画面に表示する請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示手段は、前記開示指示手段を介して前記印刷設定画面の開示指示を受け付けると、前記第1の印刷モード及び前記第3の印刷モードにおける画像形成装置の探索指示を受け付ける探索指示手段を含む前記印刷設定画面を表示する請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示手段は、前記第2の印刷モードにおいて、前記印刷ジョブを画像形成装置から前記印刷サービスへ転送させる転送指示を受け付ける転送指示手段を前記印刷設定画面に表示する請求項2乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記印刷ジョブを実行する画像形成装置の処理能力情報と、前記印刷サービスの処理能力情報と、前記画像形成装置と前記印刷サービスとの間における通信状況情報とを含むデータ通信情報を前記画像形成装置から受信する受信手段を更に有し、
    前記表示手段は、前記受信手段により受信された前記データ通信情報に基づいて、前記印刷画面を表示する請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2の印刷モードで選択された印刷データのデータ形式情報と前記画像形成装置から受信された前記データ通信情報とに基づいて、前記印刷データを前記画像形成装置で処理可能か否かを判定する判定手段を更に有し、
    前記表示手段は、前記印刷ジョブの実行指示を受け付けた場合であって、かつ、前記判定手段により処理可能でないと判定された場合、前記印刷画面に警告を表示する請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示手段は、前記第1の印刷モードと前記第2の印刷モードとのうち、少なくとも何れか1つの印刷モードでの入力を受け付ける前記印刷画面を表示する請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記印刷サービスとは、前記情報処理装置からの指示に応じて、前記印刷サービスに登録されている画像形成装置に印刷ジョブに係る印刷データを提供すると共に、画像形成装置から転送された印刷ジョブに係る印刷データを処理するサービスである請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記情報処理装置は、可搬可能な端末である請求項1乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 情報処理装置と画像形成装置とを含むシステムであって、
    前記画像形成装置は、
    印刷サービスとの通信状況情報と、前記印刷サービスの処理能力情報と、自装置の処理能力情報とを含むデータ通信情報を生成する生成手段と、
    前記情報処理装置からの前記データ通信情報の取得要求に対して、前記生成手段により生成されたデータ通信情報を送信して応答する応答手段と、
    を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記画像形成装置から取得された前記データ通信情報に基づいて、前記印刷サービスを介して印刷指示する第1の印刷モードと、前記印刷サービスを介さずに印刷指示する第2の印刷モードとにおいて、印刷ジョブの実行に関する入力を受け付ける印刷画面を表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示された前記印刷画面を介して受け付けた入力に応じた経路で印刷ジョブを前記画像形成装置に転送するよう制御する制御手段と、
    を有し、
    前記表示手段は、前記第2の印刷モードとして、探索された画像形成装置のうち選択された画像形成装置に対する印刷設定を受け付けてから印刷指示する第3の印刷モードと、接続済みの画像形成装置に対して印刷設定を受け付けることなく印刷指示する第4の印刷モードとを含めて前記印刷画面を表示するシステム。
  12. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    印刷サービスを介して印刷指示する第1の印刷モードと、印刷サービスを介さずに印刷指示する第2の印刷モードとにおいて、印刷ジョブの実行に関する入力を受け付ける印刷画面を表示する表示ステップと、
    前記表示ステップにより表示された前記印刷画面を介して受け付けた入力に応じた経路で印刷ジョブを画像形成装置に転送するよう制御する制御ステップと、
    を含み、
    前記表示ステップでは、前記第2の印刷モードとして、探索された画像形成装置のうち選択された画像形成装置に対する印刷設定を受け付けてから印刷指示する第3の印刷モードと、接続済みの画像形成装置に対して印刷設定を受け付けることなく印刷指示する第4の印刷モードとを含めて前記印刷画面を表示する情報処理方法。
  13. 情報処理装置と画像形成装置とを含むシステムにおける情報処理方法であって、
    前記画像形成装置が、印刷サービスとの通信状況情報と、前記印刷サービスの処理能力情報と、自装置の処理能力情報とを含むデータ通信情報を生成する生成ステップと、
    前記画像形成装置が、前記情報処理装置からの前記データ通信情報の取得要求に対して、前記生成ステップにより生成されたデータ通信情報を送信して応答する応答ステップと、
    前記情報処理装置が、前記画像形成装置から取得された前記データ通信情報に基づいて、前記印刷サービスを介して印刷指示する第1の印刷モードと、前記印刷サービスを介さずに印刷指示する第2の印刷モードとにおいて、印刷ジョブの実行に関する入力を受け付ける印刷画面を表示する表示ステップと、
    前記情報処理装置が、前記表示ステップにより表示された前記印刷画面を介して受け付けた入力に応じた経路で印刷ジョブを前記画像形成装置に転送するよう制御する制御ステップと、
    を含み、
    前記表示ステップでは、前記第2の印刷モードとして、探索された画像形成装置のうち選択された画像形成装置に対する印刷設定を受け付けてから印刷指示する第3の印刷モードと、接続済みの画像形成装置に対して印刷設定を受け付けることなく印刷指示する第4の印刷モードとを含めて前記印刷画面を表示する情報処理方法。
  14. コンピュータに、
    印刷サービスを介して印刷指示する第1の印刷モードと、印刷サービスを介さずに印刷指示する第2の印刷モードとにおいて、印刷ジョブの実行に関する入力を受け付ける印刷画面を表示する表示ステップと、
    前記表示ステップにより表示された前記印刷画面を介して受け付けた入力に応じた経路で印刷ジョブを画像形成装置に転送するよう制御する制御ステップと、
    を実行させ、
    前記表示ステップでは、前記第2の印刷モードとして、探索された画像形成装置のうち選択された画像形成装置に対する印刷設定を受け付けてから印刷指示する第3の印刷モードと、接続済みの画像形成装置に対して印刷設定を受け付けることなく印刷指示する第4の印刷モードとを含めて前記印刷画面を表示するプログラム。
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