JP2015228115A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定的に入力操作を行うことができる入力装置を提供する。
【解決手段】入力装置は、電子機器に接続され、前記電子機器の動作指令を表す指令信号を出力する入力装置であって、人体に装着される支持部と、前記支持部に取り付けられ、駆動信号に基づいて駆動され、振動を発生する振動素子と、前記支持部に取り付けられ、前記支持部に生じる振動を検出する振動検出部と、前記駆動信号を出力して前記振動素子を駆動し、前記振動検出部によって検出される振動を表す信号を前記指令信号として出力する制御部とを含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、入力装置に関する。
従来より、インピーダンスを監視することによって人の活動を感知するためのシステムがある。前記システムは、交流(AC)信号を生成するための信号ジェネレータであって、前記AC信号が物体に適用される、当該信号ジェネレータと、前記AC信号に結合されたリアクタンス変更要素と、返されたAC信号を時間によって変動する直流(DC)信号に変換するためのエンベロープジェネレータと、を備える。さらに、前記時間によって変動するDC信号の規定されたインピーダンスパラメータを判定するためのアナログ・デジタルコンバータであって、前記規定されたインピーダンスパラメータが、前記物体の電磁共鳴の属性を規定する、当該アナログ・デジタルコンバータを備える(例えば、特許文献1参照)。
特表2013−525882号公報
ところで、従来のシステムは、例えば、指先又は手等が物体110に触れることでインピーダンスが変化することを利用して、入力操作を行う。例えば、指先又は手等が乾いている状態と濡れている状態とでは、インピーダンスが異なる。
このため、従来のシステムでは、指先又は手の状態によって安定的に所望の入力操作を行うことが困難になるおそれがある。
そこで、安定的に入力操作を行うことができる入力装置を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態の入力装置は、電子機器に接続され、前記電子機器の動作指令を表す指令信号を出力する入力装置であって、人体に装着される支持部と、前記支持部に取り付けられ、駆動信号に基づいて駆動され、振動を発生する振動素子と、前記支持部に取り付けられ、前記支持部に生じる振動を検出する振動検出部と、前記駆動信号を出力して前記振動素子を駆動し、前記振動検出部によって検出される振動を表す信号を前記指令信号として出力する制御部とを含む。
安定的に入力操作を行うことができる入力装置を提供することができる。
実施の形態1の入力装置100を利用者が着用した状態を示す図である。 実施の形態1の入力装置100を示す図である。 コントローラ140の内部構成を示す図である。 周波数制御部141Bによって掃引される制御信号の周波数と、アンプ143が出力する信号の信号レベルを示す図である。 実施の形態1の入力装置100Aを示す図である。 実施の形態1の入力装置100Aを装着した利用者の左手で様々なポーズを取ったときの状態を示す図である。 実施の形態1の入力装置100Aの動作を説明する図である。 実施の形態2の入力装置200を示す図である。 実施の形態2の入力装置200の使用例を示す図である。 実施の形態3の入力装置300を示す図である。 実施の形態3の入力装置300Aを示す図である。 実施の形態4の入力装置400を示す図である。
以下、本発明の入力装置を適用した実施の形態について説明する。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1の入力装置100を利用者が着用した状態を示す図である。
図1では、利用者が入力装置100を左の手首に装着している。入力装置100は、USB(Universal Serial Bus)ケーブル180を介して、腕時計型の多機能端末機10に接続されている。
多機能端末機10は、例えば、ディスプレイパネル、タッチパネル、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、及びバッテリ等を含み、様々な機能を実現するための情報処理、電話回線又はインターネット等を通じた無線通信、及び、通話等を行うことができる携帯型の端末機である。多機能端末機10は、電子機器の一例であり、図1では、利用者の左腕に装着されている。
多機能端末機10は、例えば、所謂スマートフォンを腕時計又はブレスレットのように腕に取り付けられる形にしたものである。多機能端末機10は、USBケーブル180を接続するための端子11を有する。多機能端末機10を操作するには、タッチパネルを通じて入力を行うことができるが、ここでは、入力装置100で入力を行う形態について説明する。
なお、多機能端末機10は、タッチパネルを通じて入力を行うものではなくてもよい。この場合において、入力装置100によってのみ入力操作を行えるものであってもよい。
入力装置100は、USBケーブル180を介して多機能端末機10に接続されており、多機能端末機10を操作するための入力操作を行う装置である。ここでは、一例として、入力装置100がブレスレット型である形態について説明するが、入力装置100は、例えば、グローブのように手に装着するものであってもよい。また、入力装置100は、腕に限らず、例えば脚等の人体の他の部位に装着してもよい。
図2は、実施の形態1の入力装置100を示す図である。
入力装置100は、支持部110、振動素子120、振動検出器130、及びコントローラ140を含む。
支持部110は、腕に装着できるようにリング状に成型されている。支持部110は、振動素子120、振動検出器130、及びコントローラ140を実装できる強度とサイズ(輪をなす方向における長さ、幅、厚さ)を有していればよく、例えば、樹脂又は布等の絶縁材料製のベルトの両端を腕に巻き付けた状態で固定できるものであればよい。また、支持部110は、リング状のものに限らず、例えば、輪をなさずにC字型の断面形状を有する形状であってもよい。
また、支持部110には、振動素子120、振動検出器130、及びコントローラ140を電気的に接続する配線が形成される。なお、振動素子120、振動検出器130、及びコントローラ140は、支持部110の表面に表出していてもよく、支持部110によって被覆されていてもよい。
振動素子120は、コントローラ140から駆動信号が入力されると、振動(力学的な振動)を発生する装置である。振動素子120としては、例えば、圧電素子、ピエゾ素子、又はLRA(Linear Resonant Actuator)等を用いることができる。振動素子120が振動することによって、支持部110が振動する。
振動検出器130は、振動素子120が振動しているときに、支持部110に伝達される振動を検出するセンサである。振動検出器130としては、例えば、静電容量又は渦電流の変化を検出することによって振動を検出するセンサ、加速度センサ、又は圧電素子等を用いることができる。
振動検出器130によって検出される振動を表す信号は、コントローラ140に入力される。
コントローラ140は、振動素子120の駆動制御と、振動検出器130によって検出される振動に基づく指令信号の生成処理とを行う。コントローラ140の詳細については図3を用いて後述する。
図3は、コントローラ140の内部構成を示す図である。
コントローラ140は、駆動信号生成部141、主制御部142、アンプ143、A/D(Analog to Digital)コンバータ144、通信部145、バッテリ146、及び端子147A、147B、147Cを含む。コントローラ140は、制御部の一例である。
駆動信号生成部141は、信号発生器141A及び周波数制御部141Bを有する。信号発生器141Aは、周波数制御部141Bから入力される制御信号に基づき、正弦波状の駆動信号を出力する。この駆動信号は、正弦波状に電圧が変化する信号である。正弦波の周波数は、振動素子120が発生する振動の周波数に対応する。なお、振動素子120が発生する振動の周波数は、人間が感知できる周波数帯のものであればよく、例えば、1KHz〜100KHz程度である。
周波数制御部141Bは、主制御部142から入力される制御信号の周波数を掃引し、周波数を掃引した制御信号を信号発生器141Aに入力する。
主制御部142は、コントローラ140の各種制御を行う。具体的には、主制御部142は、制御信号を生成して駆動振動生成部141に入力する処理、及び、A/Dコンバータ144から入力される信号を指令信号として通信部145を通じて出力する処理を行う。主制御部142としては、例えば、マイコン、又は、CPUチップ等を用いることができる。
アンプ143の入力端子には、振動検出部130が接続される。また、アンプ143の出力端子にはA/Dコンバータ144が接続される。アンプ143は、振動検出部130によって検出される振動を表す信号を増幅してA/Dコンバータ144に出力する。
A/Dコンバータ144は、出力端子が主制御部142に接続されており、アンプ143から入力される信号をデジタル変換して主制御部142に出力する。
通信部145は、主制御部142から出力される指令信号を出力する処理を行う。通信部145から出力される指令信号は、USBケーブル180(図1参照)を介して多機能端末機10に入力される。
バッテリ146は、コントローラ140の電源であり、駆動信号生成部141、主制御部142、アンプ143、A/D(Analog to Digital)コンバータ144、及び通信部145は、バッテリ146から供給される電力によって駆動される。
端子147A、147B、147Cは、それぞれ、振動素子120、振動検出器130、USBケーブル180が接続される端子である。
図4は、周波数制御部141Bによって掃引される制御信号の周波数(図4(A))と、アンプ143が出力する信号の信号レベル(図4(B))を示す図である。なお、図4(A)と(B)の横軸は、ともに時間を表す。図4(A)と図4(B)は、横軸を合わせた状態で示されている。
図4(A)に示すように、周波数制御部141Bは、制御信号の周波数を一定の周期Tで周波数f1からf2まで繰り返し掃引する。周波数の掃引は、一例として、周波数がf1からf2まで線形的に上昇するように行われるため、制御信号の周波数は鋸波状に変化する。
例えば、周波数f1、f2は、それぞれ、100Hz、200Hzである。また、周期Tは、例えば、100分の1秒(0.01秒)である。このような周波数の掃引は、主制御部142が周波数制御部141Bの駆動制御を行うことによって行われる。
また、図4(B)に示す信号は、アンプ143が出力する信号であるが、アンプ143によって信号レベルが増幅される前の信号(振動検出器130の出力信号)も図4(B)に示す信号と同様の波形を有する。
図4(B)に示すように、振動検出器130の出力信号を増幅した信号は、周波数f3(f1<f3<f2)に対応する時点t1、t2、t3、t4において信号レベルが高くなっており、それ以外の時点では信号レベルは略ゼロである。すなわち、時刻t1、t2、t3、t4において信号は、パルス状に立ち上がっている。
このようなパルス状の信号は、制御信号の周波数を周波数f1からf2まで掃引したときに、周波数f3において共振が生じたことによって得られたものである。このようなパルス状の信号は、振動検出器130によって検出される振動の強度が所定強度以上の周波数を表す信号である。
このような所定強度は、共振の発生の有無を判定可能な振動の強度であればよく、入力装置100の各部の構造及び材質等に基づいて最適化すればよい。また、振動検出器130によって検出される振動の強度に対応する信号レベルを表す閾値としてコントローラ140が保持すればよい。
実施の形態1の入力装置100では、コントローラ140は、図4(B)に示す振動検出器130の出力信号に対して増幅処理とA/D変換を行った信号を指令信号として多機能端末機10に出力する。
次に、図5乃至図7を用いて、実施の形態1の入力装置100Aの動作について説明する。
図5は、実施の形態1の入力装置100Aを示す図である。
入力装置100Aは、支持部110A、振動素子120、振動検出器130A、130B、130C、130D、及びコントローラ140を含む。
入力装置100Aは、図1及び図2に示す入力装置100とは、支持部110Aの形状と振動素子120の位置が異なるとともに、4つの振動検出器130A、130B、130C、130Dを含む点が異なる。
入力装置100Aの動作及び機能は、図1及び図2に示す入力装置100と基本的に同様であるが、4つの振動検出器130A、130B、130C、130Dを含む入力装置100Aの方が動作及び機能を理解しやすいため、ここでは入力装置100Aを用いて説明を行う。
支持部110Aは、指を覆わないグローブ型に成型されている。支持部110Aは、樹脂、布、又は皮革等で作製すればよい。支持部110Aは、親指、人差し指、中指、薬指、小指をそれぞれ通す開口部110A1、110A2、110A3、110A4、110A5と、手首を通す開口部110A6とを有する。なお、支持部110Aは、グローブ型であればよいため、例えば、手首を通す開口部の周囲は、マジックテープ(登録商標)等で固定できるような構成であってもよい。
振動素子120は、支持部110Aの開口部110A1の近傍において、利用者が支持部110Aを左手に装着すると、親指の付け根の骨の上に位置するように配置される。すなわち、振動素子120は、利用者が支持部110Aを左手に装着したときに、親指の付け根の骨に対応する位置に配置される。
このような位置に振動素子120を配置するのは、振動素子120が発生する振動を手の骨に伝達させるためである。手の骨に対応しない位置に振動素子120を配置すると、手によって振動が伝達されにくく、振動検出器130A〜130Dで検出することが困難になるからである。
振動検出器130A、130B、130C、130Dは、それぞれ、図2及び図3に示す振動検出器130と同様の構成を有し、コントローラ140のアンプ143に接続される。
振動検出器130A、130B、130C、130Dは、利用者が支持部110Aを左手に装着すると、それぞれ、人差し指、中指、薬指、小指の付け根の骨の上に位置するように配置される。すなわち、振動検出器130A、130B、130C、130Dは、利用者が支持部110Aを左手に装着したときに、それぞれ、人差し指、中指、薬指、小指の骨に対応する位置に配置される。
このような位置に振動検出器130A、130B、130C、130Dを配置するのは、振動素子120が発生して手の骨に伝達された振動を効率良く検出するためである。手の骨に対応しない位置に振動検出器130A、130B、130C、130Dを配置すると、振動素子120が発生した振動を検出しにくくなるからである。
なお、コントローラ140は、支持部110Aの左手の甲の略中央に対応する位置に配設される。コントローラ140のアンプ143には、振動検出器130A、130B、130C、130Dが接続される。コントローラ140は、4つの振動検出器130A、130B、130C、130Dで検出される信号を順番に、かつ、別々に増幅及びA/D変換を行う。
図6は、実施の形態1の入力装置100Aを装着した利用者の左手で様々なポーズを取ったときの状態を示す図である。
図6(A)には、左手の親指の先端と、人差し指の先端とを合わせた(接触させた)状態を示す。図6(B)には、左手の親指の先端と、人差し指の中間点とを合わせた状態を示す。図6(C)には、左手の親指の先端と、人差し指の付け根とを合わせた状態を示す。
図6(A)〜(C)では、親指の先端が人差し指に触れる位置が異なるため、振動素子120が振動を発生させると、共振が生じる周波数が異なる。
図7は、実施の形態1の入力装置100Aの動作を説明する図である。図7(A)は、図6(A)〜(C)に示すように親指で人差し指に触れた状態において、人差し指に対応する検出器130Aで得られる共振周波数による振動波形を示す。
図7の凡例に示すA〜Cは、図6(A)〜(C)に示す親指及び人差し指のポーズに対応する。また、ここでは、図6(A)〜(C)に示す親指及び人差し指のポーズを、それぞれ、ポーズA〜Cと称す。
図7(A)に示すように、ポーズA〜Cで得られる共振周波数の周期は互いに異なり、ポーズAの周期が最も長く、ポーズBの周期が2番目に長く、ポーズCの周期が最も短い。また、検出器130Aの出力電圧も互いに異なる。
このように、親指及び人差し指のポーズを変えると、共振周波数が変わるため、コントローラ140のアンプ143が出力する信号に含まれるパルス(図4(B)参照)が立ち上がるタイミングが変わることになる。
これは、親指と中指を合わせた場合、親指と薬指を合わせた場合、親指と小指を合わせた場合において同様であり、親指、人差し指、中指、薬指、小指は、それぞれ長さと太さが異なるため、様々な指令信号を生成することができる。
従って、周波数制御部141Bで制御信号の周波数を掃引すれば、そのときに利用者が指で形成するポーズに応じた所望の指令信号を生成することができる。すなわち、利用者は所望の指令信号に対応するポーズを指で形成することにより、入力装置100Aから多機能端末機10に所望の指令信号を入力することができる。
例えば、このような指令信号が入力される多機能端末機10に、指令信号を読み取るアプリケーションプログラムをインストールしておけば、指令信号の種類に応じて、様々な動作を多機能端末機10に実行させることができる。例えば、メールの確認、電話の発信、電話の着信への応答、いずれかのアプリケーションプログラムの実行等を指のポーズだけで行うことができる。
ここで、例えば、入力装置100Aを用いて、以下の操作によって"FUJITSU"の7文字を入力する。ポーズAを3回行うことでFを入力する。親指の先端で薬指の第1関節と第2関節との間に触れるポーズを2回行うことでUを入力する。親指の先端で中指の第1関節と第2関節との間に触れるポーズを1回行うことでJを入力する。親指の先端で中指の第2関節と付け根との間に触れるポーズを3回行うことでIを入力する。親指の先端で薬指の第1関節と第2関節との間に触れるポーズを1回行うことでTを入力する。親指の先端で薬指の第2関節と付け根との間に触れるポーズを4回行うことでSを入力する。親指の先端で薬指の第1関節と第2関節との間に触れるポーズを2回行うことでUを入力する。
以上のようにして入力装置100Aを用いて"FUJITSU"を入力する場合の所要時間は、約8秒であった。また、所謂PC(Personal Computer)のキーボードで"FUJITSU"を入力する場合の所要時間は、約2秒であった。
このように、実施の形態1の入力装置100Aで入力操作を行う場合の所要時間は、所謂ウェアラブルの入力装置の中では非常に短いものである。
なお、このように周波数制御部141Bで制御信号の周波数を掃引する代わりに、あるいは、制御信号の周波数を掃引することに加えて、図7(B)に示すように複数の周波数の制御信号を合成した信号を制御信号として用いてもよい。
図7(B)に示す波形は、図7(A)に示す3つの波形を合成したものである。例えば、周波数の掃引を行わずに、図7(B)に示す波形の信号のように、複数の周波数の制御信号を合成した信号で振動素子120を駆動し、利用者が指でポーズを作ったときに共振が生じた周波数に対応する指令信号を入力装置100Aから多機能端末機10に入力してもよい。
また、複数の周波数制御部141Bを用いて、複数の周波数の制御信号のそれぞれの周波数を掃引しながら振動素子120を駆動し、利用者が指でポーズを作ったときに共振が生じた周波数に対応する指令信号を入力装置100Aから多機能端末機10に入力してもよい。
以上、実施の形態1によれば、利用者が指で形成するポーズに応じた所望の指令信号を生成することができ、所望の指令信号で多機能端末機10を容易かつ安定的に操作できる入力装置100Aを提供することができる。実施の形態1の入力装置100Aは、人体の骨によって伝達するされる振動が共振することを利用して入力操作を決めるため、人体が乾いている場合と濡れている場合とで共振周波数が変化することは殆どなく、安定的に入力操作を行うことができる。
なお、ここでは、図5乃至図7を用いて、親指の位置に対応した振動素子120を有する入力装置100Aの動作を説明した。親指は、一般的に、5本の指の中で最も骨が太いため、振動素子120の振動を他の指の骨に伝達しやすい。
しかしながら、振動素子120を人差し指、中指、薬指、小指の骨に対応した位置に配置してもよく、また、手の甲において、いずれかの指先から手首に向かって伸びる骨に対応する位置に配置してもよい。
また、ここでは、図5乃至図7を用いて、親指の位置に対応した振動素子120と、人差し指、中指、薬指、小指の骨に対応した振動検出器130A、130B、130C、130Dとを有する入力装置100Aの動作を説明した。
しかしながら、図1及び図2に示すように手首に装着する入力装置100においても、同様に所望の指令信号を生成することができる。手首に装着する入力装置100の振動素子120で信号を発生させれば、手首の骨から手の甲の骨を経て、各指の骨に振動が伝わる。
従って、指又は腕で作るポーズを変えれば、共振周波数を変えることができるので、所望の指令信号で多機能端末機10を容易かつ安定的に操作できる入力装置100を提供することができる。
また、手首に装着する入力装置100(図1及び図2参照)では、5本の指だけでなく、いずれかの指で手の甲に触れるようなポーズ、ピースサインのポーズ、5本の指をすべて伸ばしたポーズ、5本の指をすべて握ったポーズ、指又は手を体の他の部分又は体以外の構造物等に触れたポーズ等を作ることができる。このため、手の全体、又は、腕を用いることにより、さらに多くの指令信号を生成することができる。
以上、実施の形態1によれば、利用者が手又は腕等を用いて形成するポーズに応じた所望の指令信号を生成することができ、所望の指令信号で多機能端末機10を容易に操作できる入力装置100及び100Aを提供することができる。
なお、以上では、入力装置100及び100AをUSBケーブル180を用いて多機能端末機10に接続する形態について説明したが、入力装置100及び100Aから多機能端末機10への指令信号の伝送は、USBケーブル180に限らず、他の形式のケーブル、又は、無線通信等で行ってもよい。
また、以上では、コントローラ140の主制御部142がA/Dコンバータ144から入力される信号を指令信号として通信部145を通じて出力する形態について説明した。しかしながら、例えば、コントローラ140の内部に、A/Dコンバータ144から入力される信号と、指令信号の種類を表す識別データとを対応付けたデータベースを用意し、A/Dコンバータ144から入力される信号に応じた識別データを指令信号として出力するようにしてもよい。
<実施の形態2>
図8は、実施の形態2の入力装置200を示す図である。
入力装置200は、実施の形態1の入力装置100A(図5参照)に、振動検出器230を追加した構成を有する。その他の構成は、入力装置100Aと同様であるため、同様の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
振動検出器230は、親指の付け根の骨に対応する位置において支持部110Aに取り付けられている。このため、実施の形態2の入力装置200は、親指を用いた指令信号の生成をより容易かつ正確に行うことができ、また、より様々なポーズで生成することができる。
図9は、実施の形態2の入力装置200の使用例を示す図である。
図9では、利用者は、左手に入力装置200を装着し、親指の先端を頭部の左側に当てている。例えば、このようなポーズで得られる共振周波数に対応する指令信号を電話の発信に割り当てれば、より直感的に多機能端末機10を操作することが可能になる。
実施の形態2によれば、親指を用いた指令信号をより生成し易く、安定的に入力操作を行うことができる入力装置200を提供することができる。
<実施の形態3>
図10は、実施の形態3の入力装置300を示す図である。
入力装置300は、実施の形態1の入力装置100A(図5参照)の支持部110Aをループ状でより小型でベルトの形状を有する支持部310に置き換えるとともに、振動素子120を振動素子320A、320B、320C、320Dに置き換えたものである。その他の構成は、入力装置100Aと同様であるため、同様の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
振動素子320A、320B、320C、320Dは、それぞれ、振動検出器130A、130B、130C、130Dの近傍において、人差し指、中指、薬指、小指の指先から手首に向かって伸びる骨に対応する位置に配置されている。
このような振動素子320A、320B、320C、320Dは、信号発生器141A(図3参照)に対して並列に接続して、順番に、かつ、別々に駆動すればよい。
このため、振動素子320A、320B、320C、320Dを駆動しているタイミングに合わせて、コントローラ140が振動検出器130A、130B、130C、130Dの検出信号に基づいて指令信号を生成すれば、人差し指、中指、薬指、小指を用いてより容易かつ安定的に指令信号を生成する入力装置300を提供することができる。
なお、入力装置300の支持部310をグローブ型にしてもよい。図11は、実施の形態3の入力装置300Aを示す図である。入力装置300Aは、図10に示すループ状のベルトの形状を有する支持部310の代わりに、グローブ型の支持部310Aを含む。
<実施の形態4>
図12は、実施の形態4の入力装置400を示す図である。
入力装置400は、図2に示す入力装置100の振動素子120と振動検出器130とを兼用素子420に置き換えたものである。兼用素子420は、振動素子120と振動検出器130の機能を兼ね備えるものであり、例えば、圧電素子によって実現される。
実施の形態4によれば、利用者が手又は腕等を用いて形成するポーズに応じた所望の指令信号を生成することができ、所望の指令信号で多機能端末機10を容易かつ安定的に操作できる入力装置400を提供することができる。
以上、本発明の例示的な実施の形態の入力装置について説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
以上の実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
電子機器に接続され、前記電子機器の動作指令を表す指令信号を出力する入力装置であって、
人体に装着される支持部と、
前記支持部に取り付けられ、駆動信号に基づいて駆動され、振動を発生する振動素子と、
前記支持部に取り付けられ、前記支持部に生じる振動を検出する振動検出部と、
前記駆動信号を出力して前記振動素子を駆動し、前記振動検出部によって検出される振動を表す信号を前記指令信号として出力する制御部と
を含む、入力装置。
(付記2)
前記制御部は、前記駆動信号を調整して前記振動素子が発生する振動の周波数を第1周端数から第2周波数まで掃引させて、前記振動検出部によって検出される振動の強度が所定強度以上の周波数を表す信号を前記指令信号として出力する、付記1記載の入力装置。
(付記3)
前記制御部は、前記振動素子に複数の周波数の振動を同時に発生させて、前記振動検出部によって検出される振動の強度が所定強度以上の周波数を表す信号を前記指令信号として出力する、付記1記載の入力装置。
(付記4)
前記制御部は、前記駆動信号を調整して前記複数の周波数をそれぞれ掃引させて、前記振動検出部によって検出される振動の強度が所定強度以上の周波数を表す信号を前記指令信号として出力する、付記3記載の入力装置。
(付記5)
前記支持部は、人体の手に装着される形状を有しており、
前記振動素子又は前記振動検出部は、前記支持部が手に装着された状態における手の骨に対応する位置において、前記支持部に取り付けられる、付記1乃至4のいずれか一項記載の入力装置。
(付記6)
前記振動素子又は前記振動検出部は、手首から指先に向かって伸びる骨に対応する位置において、前記支持部に取り付けられる、付記5記載の入力装置。
(付記7)
前記振動素子又は前記振動検出部を複数含む、付記1乃至6のいずれか一項記載の入力装置。
(付記8)
前記振動素子又は前記振動検出部は、親指の骨、又は、親指の付け根の骨に対応する位置において、前記支持部に取り付けられる、付記5又は6記載の入力装置。
(付記9)
前記支持部は、手首又は指に固定される形状を有する、付記1乃至8のいずれか一項記載の入力装置。
(付記10)
前記支持部は、手首に取り付けられる取り付け部と、指に対応する1又は複数の開口部とを有する、付記1乃至9のいずれか一項記載の入力装置。
10 多機能端末機
100 入力装置
110 支持部
120 振動素子
130 振動検出器
140 コントローラ
141 駆動信号生成部
142 主制御部
143 アンプ
144 A/Dコンバータ
145 通信部
146 バッテリ
180 USBケーブル
100A 入力装置
110A 支持部
130A、130B、130C、130D 振動検出器
200 入力装置
230 振動検出器
300 入力装置
310 支持部
320A、320B、320C、320D 振動素子
400 入力装置
420 兼用素子

Claims (8)

  1. 電子機器に接続され、前記電子機器の動作指令を表す指令信号を出力する入力装置であって、
    人体に装着される支持部と、
    前記支持部に取り付けられ、駆動信号に基づいて駆動され、振動を発生する振動素子と、
    前記支持部に取り付けられ、前記支持部に生じる振動を検出する振動検出部と、
    前記駆動信号を出力して前記振動素子を駆動し、前記振動検出部によって検出される振動を表す信号を前記指令信号として出力する制御部と
    を含む、入力装置。
  2. 前記制御部は、前記駆動信号を調整して前記振動素子が発生する振動の周波数を第1周端数から第2周波数まで掃引させて、前記振動検出部によって検出される振動の強度が所定強度以上の周波数を表す信号を前記指令信号として出力する、請求項1記載の入力装置。
  3. 前記制御部は、前記振動素子に複数の周波数の振動を同時に発生させて、前記振動検出部によって検出される振動の強度が所定強度以上の周波数を表す信号を前記指令信号として出力する、請求項1記載の入力装置。
  4. 前記制御部は、前記駆動信号を調整して前記複数の周波数をそれぞれ掃引させて、前記振動検出部によって検出される振動の強度が所定強度以上の周波数を表す信号を前記指令信号として出力する、請求項3記載の入力装置。
  5. 前記支持部は、人体の手に装着される形状を有しており、
    前記振動素子又は前記振動検出部は、前記支持部が手に装着された状態における手の骨に対応する位置において、前記支持部に取り付けられる、請求項1乃至4のいずれか一項記載の入力装置。
  6. 前記振動素子又は前記振動検出部は、手首から指先に向かって伸びる骨に対応する位置において、前記支持部に取り付けられる、請求項5記載の入力装置。
  7. 前記振動素子又は前記振動検出部を複数含む、請求項1乃至6のいずれか一項記載の入力装置。
  8. 前記振動素子又は前記振動検出部は、親指の骨、又は、親指の付け根の骨に対応する位置において、前記支持部に取り付けられる、請求項5又は6記載の入力装置。
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