JPH11338597A - 手首装着型入力装置 - Google Patents

手首装着型入力装置

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JPH11338597A
JPH11338597A JP14383398A JP14383398A JPH11338597A JP H11338597 A JPH11338597 A JP H11338597A JP 14383398 A JP14383398 A JP 14383398A JP 14383398 A JP14383398 A JP 14383398A JP H11338597 A JPH11338597 A JP H11338597A
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雅朗 福本
Kazuhiko Shinosawa
一彦 篠沢
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佳伸 外村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置の簡便な手首のみにセンサを設置して、
打指動作を検出し、コマンドや文字として入力する。 【解決手段】 手首に装着したバンドの内面に設置さ
れ、この装着した手の指先で所望の支持物体を叩く打指
動作に伴う衝撃もしくは加速度を検出する5個以上の複
数の加速度センサと、該加速度センサ群の信号を受けて
ICA法もしくはBSS法を用いて各指に由来する行指
信号の分離を行う分離手段と、該分離手段から出力され
る各指の出力毎に、打指入力に特有の80〜200Hz
の周波数領域の有無を検出する打指検出手段と、該打指
検出手段から得られた各指の打指タイミングの相互関係
を受けて、コマンドや文字を組み立ててホストコンピュ
ータに送出するコマンド生成手段とを備えた手首装着型
入力装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手首装着型入力装
置に関し、特に、使用時刻、使用場所に関係なく、いつ
でもどこでも文字入力等の入力動作が行える常装着型入
力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、指先の打指によって入力を行う手
首装着型入力装置としては、例えば、特許第26983
20号(特開平7−121294号公報)に開示されて
いる常装着型入力システムがある。この装置では指の付
け根にセンサを装着する必要があるという問題点があっ
た。また、この特開平7−121294号公報には手首
に設置した筋電センサ群によって指の弁別を行う旨の記
述があるが、センサ群の入力信号の分離手法が明らかに
されていないという問題点があった。
【0003】また、手首にセンサを設置したものには、
例えば、特願平9−634号に開示されている「常装着
型電話装置」がある。この装置は、指の弁別ができない
という問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、手首
周囲に設置した複数個の衝撃(加速度)センサを用い
て、打指した指の弁別を行い、コマンドや文字の入力を
行うことが可能な技術を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、手首周囲に設置した
複数個の筋電センサを用いて、打指した指の弁別を行
い、コマンドや文字の入力を行うことが可能な技術を提
供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、手首周囲に設置した
衝撃(加速度)センサと、同じく手首周囲に設置した複
数個の筋電センサを用いて、打指した指の弁別を行い、
コマンドや文字の入力を行うことが可能な技術を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば以下
のとおりである。
【0008】(1)手首に装着したバンドの内面に設置
され、この装着した手の指先で所望の支持物体を叩く打
指動作に伴う衝撃もしくは加速度を検出する5個以上の
複数の加速度センサと、該加速度センサ群の信号を受け
てICA法もしくはBSS法を用いて各指に由来する打
指信号の分離を行う分離手段と、該分離手段から出力さ
れる各指の出力毎に、打指入力に特有の80〜200H
zの周波数領域の有無を検出する打指検出手段と、該打
指検出手段から得られた各指の打指タイミングの相互関
係を受けて、コマンドや文字を組み立ててホストコンピ
ュータに送出するコマンド生成手段とを備えた手首装着
型入力装置である。
【0009】(2)手首に装着したバンドの内面に設置
され、この装着した手の指先で所望の支持物体を叩く打
指動作に伴う筋電位を検出する5組以上の複数の筋電セ
ンサと、該筋電センサ群の信号を受けてICA法もしく
はBSS法を用いて各指に由来する打指信号の分離を行
う分離手段と、該分離手段から出力される各指の出力を
受けて、各指毎の打指動作の有無を検出する打指検出手
段と、該打指検出手段から得られた各指の打指タイミン
グの相互関係を受けて、コマンドや文字を組み立ててホ
ストコンピュータに送出するコマンド生成手段とを備え
た手首装着型入力装置である。
【0010】(3)手首に装着したバンドの内面に設置
され、この装着した手の指先で所望の支持物体を叩く打
指動作に伴う筋電位を検出する5組以上の複数の筋電セ
ンサと、該筋電センサ群の信号を受けてICA法もしく
はBSS法を用いて各指に由来する打指信号の分離を行
う分離手段と、同じく手首に装着したバンドの内面に設
置され、前記装着した手の指先で所望の支持物体を叩く
打指動作に伴う衝撃もしくは加速度を検出する加速度セ
ンサと、該加速度センサの信号を受けて、打指入力に特
有の80〜200Hzの周波数領域の有無を検出してト
リガ信号を出力するトリガ送出手段と、該トリガ送出手
段からのトリガ信号を受けて、トリガ信号前後の該打指
信号の相互関係から、打指が行なわれた指の組合せを決
定する打指検出手段と、該打指検出手段から得られた各
指の打指タイミングの相互関係を受けて、コマンドや文
字を組み立ててホストコンピユータに送出するコマンド
生成手段とを備えた手首装着型入力装置である。
【0011】(4)手首に装着したバンドの内面に設置
され、この装着した手の指先で所望の支持物体を叩く打
指動作に伴う衝撃もしくは加速度を検出する5個以上の
複数の加速度センサと、該加速度センサ群の信号を受け
てICA法もしくはBSS法を用いて各指に由来する打
指信号の分離を行う分離手段と、個人毎もしくは個人内
の各種のシチュエーションに対応する、前記分離手段の
内部状態を記録する状態テーブルと、前記分離手段から
出力される各指の出力毎に、打指入力に特有の80〜2
00Hzの周波数領域の有無を検出する打指検出手段
と、該打指検出手段から得られた各指の打指タイミング
の相互関係を受けて、コマンドや文字を組み立ててホス
トコンピュータに送出するコマンド生成手段と、キャリ
ブレーション状態において、操作者に対して打指入力す
べき指を知らせる報知手段と、該報知手段の指示に従っ
て順序もしくはランダムに打指入力を行って、前記状態
テーブルの再構成もしくは補正動作を行い、該分離手段
が正常に打指動作を検出しうるように補正する手段を備
えた手首装着型入力装置である。
【0012】(5)前記分離手段は、衝撃(加速度)も
しくは筋電センサ群の入力信号を指毎に分離するICA
(Independent Component Analysis)法もしくはB
SS(Blind Source Separation)法を用いる。
【0013】(6)打指入力に特徴的な周波数を弁別す
る周波数弁別手段を備える。
【0014】(7)操作者に対する入力指示報知手段及
び前記分離手段のキャリブレーション手段を備える。
【0015】(8)分離検出された打指入力の相互タイ
ミングを解析してコマンドを生成するコマンド生成手段
を備える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態(実施
例)を図面を参照して詳細に説明する。
【0017】(実施例1)図1は本発明の実施例1の手
首装着型入力装置の概略構成を示す図であり、図2は本
実施例1の回路構成を示すブロック構成図である。
【0018】本実施例1の手首装着型入力装置は、複数
の加速度センサを用いた入力装置であり、図1及び図2
に示すように、操作者の手HAの手首部分には入力装置
本体WTが設置されており、その手首バンドの内側に
は、衝撃(加速度)センサSN1〜SN5が設置されて
いる。入力装置本体WTの内部には、分離手段BS、状
態テーブルIT、打指検出手段FT、コマンド生成手段
CM、コマンドテーブルCT、送信器TX、バッテリB
T、が内蔵されている。
【0019】また、入力装置本体WTの外部には、キャ
リブレーション状態を示す状態ディスプレイFD、各指
に対応したガイドディスプレイLD1〜LD5、入力用
ボタンBT、スピーカSPが設置されている。
【0020】入力装置WTを装着した手HAの指先F1
〜F5を用いて、支持物体上で打指動作(指先で支持物
体を叩く動作)を行うと、打指時の衝撃(加速度)が、
各指の指先F1〜F5を通じて、手首に設置された衝撃
(加速度)センサSN1〜SN5に到達する。
【0021】センサSN1〜SN5は、手首バンドの内
側に適当な配置で設置されているが、この場合、センサ
の設置位置と、その周囲の手首の組織の違いによって、
各々のセンサには、わずかに異なった信号が到達する。
【0022】これらの信号(群)から、各指毎の打指信
号を分離するのに用いられるのが、分離手段BSであ
る。分離手段BSには、ICA(Independent Compon
ent Analysis)法もしくはBSS(Blind Source S
eparation)法と呼ばれる手法を用いる。
【0023】ICA(BSS)法は、相互に独立な入力
信号を分離する手法であり、入力信号に関する情報が与
えられなくても良いという特徴を有する。ICAについ
ては、例えば、“Neural Approaches to Independen
t Component Analysis andSource Separation”,
Juha Karhunen,Proc of 4th Europian Symposium
on Artificial Neural Network(ESANN’96),p
p.249〜266(1996)等を参照されたい。
【0024】分離手段BSを通すことによって、センサ
群の入力は、FI1〜FI5の各指毎の信号に分離され
る。分離された各指毎の信号A1〜A5は、打指検出手
段FTによって、打指動作に特徴的な周波数領域(主に
80〜200Hz)の有無を検出され、打指パルスP1
〜P5として、コマンド生成手段CMに送られる。
【0025】コマンド生成手段CMでは、打指パルスP
1〜P5の相互のタイミングから、コマンドテーブルC
Tを用いて、出力コマンドCMDを決定し、送信器TX
を用いてホストコンピュータHSに送出する。
【0026】なお、センサの数は指の数の5より多けれ
ば、いくつでも構わない。その場合、分離手段BSの出
力(通常、センサの個数だけ存在する)のうち、出力レ
ベルの高いもの5個について考慮すれば良い。
【0027】次に、本実施例1の手首装着型入力装置に
おけるキャリブレーションの手法について述べる。
【0028】本手法においては、手首回りの組織の違い
や、センサ設置位置の個人差が大きい為、操作者毎にキ
ャリブレーションを行う必要がある。また、同一操作者
であっても、装着時のずれ等を吸収する為のキャリブレ
ーションが必要である。
【0029】また、BSS法においては、“入出力の組
み合わせは不定である”という特徴が存在するので、そ
のままでは、分離後の出力が、どの指由来の打指信号で
あるかがわからない。
【0030】そこで、以下に示すようなキャリブレーシ
ョンを行うことで、個人差及び個内差を吸収すると共
に、各出力と指との関係を決定する。
【0031】図3及び図4は衝撃(加速度)センサSN
1〜SN5の各出力と指との関係を決定するためのキャ
リブレーションを行う処理手順を示すフローチャートで
ある。
【0032】前記キャリブレーションを行う処理は、図
3及び図4に示す処理手順で行う。
【0033】1.使用開始:最も最近まで使用されてい
た分離手段BSの内部状態を状態テーブルITよりBS
にロードする(S301)。
【0034】2.初期化報知:状態ディスプレイ装置F
Dを用いて、操作者に「表示に従って打指を行う」こと
を報知する(S302)。この場合、スピーカSPによ
る音響報知を併用すると効果的である。
【0035】3.初期化:順番もしくはランダムにガイ
ドディスプレイLD1〜LD5を(一度に一つだけ)点
灯させ(S303)、操作者に点灯したガイドディスプ
レイに対応する指での打指動作を行わせる(S30
4)。分離手段BSには、打指検出手段FTからのフィ
ードバック入力があり、これを用いて、ガイドディスプ
レイLDで指示した通りの打指動作が打指検出手段FT
から出力されたかどうかを調べる(S305、S30
6)。入出力が一致していた場合は、終了フェイズに移
動する(S307)。
【0036】4.再初期化報知:入出力が不一致の場合
は、分離手段BSの内部状態をクリアし(S308)、
状態ディスプレイFDを用いて、操作者に「自由に打指
を行う」ことを報知する(S309)。
【0037】5.再初期化:操作者が行う自由な打指を
入力とし(S310)、分離手段BSの内部状態を校
正、内部状態が収束するまで繰り返す(S311、S3
12)。
【0038】6.対応付け報知:状態ディスプレイFD
を用いて、操作者に「表示に従って打指を行う」ことを
報知する(S313)。
【0039】7.対応付け:順番もしくはランダムにガ
イドディスプレイLD1〜LD5を点灯させ(S31
4)、操作者に点灯したガイドディスプレイに対応する
指での打指動作を行なわせる(S315)。この時の分
離手段BSの出力のうち、アクティブになったものを、
ガイドディスプレイLDで指示した指に対応付けながら
(S316)、全ての指の対応付けが行なわれるまで繰
り返す(S317)。
【0040】8.チェック(省略可能):順番もしくは
ランダムにガイドディスプレイLD1〜LD5を(一度
にひとつだけ)点灯させ、操作者に点灯したガイドディ
スプレイに対応する指での打指動作を行なわせる。分離
手段BSには、打指検出手段FTからのフィードバック
入力があり、これを用いて、ガイドディスプレイLDで
指示した通りの打指動作が打指検出手段FTから出力さ
れたかどうかを調べる。入出力が不一致の場合は、再初
期化報知フェイズに戻る。
【0041】9.終了:状態ディスプレイFD装置を用
いて、操作者に「初期化完了」を報知し、分離手段BS
の内部状態を、状態テーブルITに保存する(S31
8)。
【0042】なお、分離手段BSの内部状態は使用中に
もわずかに変化するので、常に内部状態を更新し、状態
テーブルITに保存しておくことで、次回の起動時の再
初期化を防ぐことができる。
【0043】また、ボタンBTを用いて、操作者の指定
や操作状態の指定など、特定の内部状態を指定すること
や、強制的に再初期化を行なわせることもできる。
【0044】さらに、使用開始時に複数個の内部状態に
ついて、順次ロードを行い、一致度のテストを行うこと
によって、最も正確な内部状態を自動的に選択すること
も可能である。
【0045】(実施例2)図5は本発明の実施例2の手
首装着型入力装置の概略構成を示すブロック回路構成
図、図6はマトリクス筋電センサ及び衝撃センサの配置
例を示す図(入力装置本体WTを開き腕に接する方から
見た図)、図7はトリガ信号と筋電センサの時間関係を
示す図である。
【0046】本実施例2の手首装着型入力装置は、衝撃
センサ及びマトリクス筋電センサを用いた入力装置であ
り、その外観全体構成は図1と同様の構成である。本実
施例2の手首装着型入力装置は、図5に示すように、操
作者の手HAの手首部分には入力装置本体WTが設置さ
れており、その手首バンドの内側の腕に接する表面に、
マトリクス筋電センサTM1〜TMm、及び衝撃センサ
SNが設置されている。 前記入力装置本体WTの内部
には、分離手段BS、トリガ生成手段TR、状態テーブ
ルIT、打指検出手段FT、コマンド生成手段CM、コ
マンドテーブルCT、送信器TX、バッテリBTが内蔵
されている。
【0047】また、前記入力装置本体WTの外部には、
図1と同様に、キャリブレーション状態を示す状態ディ
スプレイFD、各指に対応したガイドディスプレイLD
1〜LD5、入力用ボタンBT、スピーカSP、が設置
されている。
【0048】主な動作は前記実施例1と同じであるが、
本実施例2の場合は、センサ群が衝撃(加速度)センサ
ではなく、筋電センサTMである点と、トリガ検出用の
衝撃(加速度)センサ(TR)がある点が異なる。本実
施例2では、筋電センサTMは隣接する2個を一組と
し、それらの間の電位差を捉えている。
【0049】前記入力装置本体WTを装着した手HAの
指先F1〜F5を用いて、支持物体上で打指動作(指先
で支持物体を叩く動作)を行うと、打指時の衝撃(加速
度)が、手首に設置された衝撃(加速度)センサSNに
到達する。
【0050】衝撃(加速度)センサSNの出力は、トリ
ガ生成手段TRに伝えられ、打指動作に特徴的な周波数
領域(主に80〜200Hz)の有無が検出され、トリ
ガTGとして打指検出手段FTに送られる。この場合、
どの指で打指を行った場合でも、トリガTGは発生す
る。同時に、打指時の筋電信号が、筋電センサ群TMで
捉えられる。筋電センサTMは、手首バンドの内側に適
当な配置で設置されているが、この場合、センサの設置
位置と、その周囲の手首の組織の違いによって、各々の
センサには、わずかに異なった信号が到達する。
【0051】これらの信号(群)は、分離手段BSによ
って各指由来の信号K1〜K5に分離される。分離手段
BSの動作及びキャリブレーションの手法は、前記実施
例1に準ずる。分離手段BSで各指毎に分離された筋電
信号は、打指検出手段FTに伝えられ、図7のように、
トリガTGの前後のあらかじめ設定された一定時間LN
の筋電信号K1〜K5を用いて、各指の打指動作を検出
し、打指パルスP1〜P5として、コマンド生成手段C
Mに送られる。
【0052】コマンド生成手段CMでは、打指パルスP
1〜P5の相互のタイミングから、コマンドテーブルC
Tを用いて、出力コマンドCMDを決定し、送信器TX
を用いてホストコンピュータHSに送出する。
【0053】なお、筋電センサTMの数は指の数の5
(組)より多ければ、いくつでも構わない。その場合、
分離手段BSの出力(通常、センサの個数だけ存在す
る)のうち、出力レベルの高いもの5個について考慮す
れば良い。
【0054】なお、衝撃(加速度)センサSNを用いず
に、筋電センサTMのみを用いて本装置を構成すること
も可能である。この場合、トリガTGを生成することが
できないので、筋電信号K1〜K5を常に監視し、打指
動作を検出する必要がある。
【0055】以上、本発明を実施形態(実施例)に基づ
き具体的に説明したが、本発明は前記実施形態(実施
例)に限定されるものではなく、その旨要を逸脱しない
範囲において種々変更し得ることはいうまでもない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
手首周囲に設置した複数個の衝撃(加速度)センサを用
いて、打指した指の弁別を行うので、コマンドや文字の
入力を行うことができる。
【0057】また、手首周囲に設置した複数個の筋電セ
ンサを用いて、打指した指の弁別を行うので、コマンド
や文字の入力を行うことができる。
【0058】また、手首周囲に設置した衝撃(加速度)
センサと、同じく手首周囲に設置した複数個の筋電セン
サを用いて、打指した指の弁別を行うので、コマンドや
文字の入力を行うことができる。
【0059】すなわち、設置の簡便な手首のみにセンサ
を設置して、打指動作を検出し、コマンドや文字として
入力することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の手首装着型入力装置の概略
構成を示す図である。
【図2】本実施例1の回路構成を示すブロック構成図で
ある。
【図3】本実施例1のキャリブレーションを行う処理手
順を示すフローチャートである。
【図4】図3のフローチャートの続き。
【図5】本発明の実施例2の手首装着型入力装置の概略
構成を示すブロック回路構成図である。
【図6】本実施例2のマトリクス筋電センサ及び衝撃セ
ンサの配置例を示す図(入力装置本体WTを開き、腕に
接する方から見た図)である。
【図7】本実施例2のトリガ信号と筋電センサの時間関
係の一例を示す図である。
【符号の説明】
WT…入力装置本体、SN1〜SN5…衝撃(加速度)
センサ、BS…分離手段、IT…状態テーブル、FT…
打指検出手段、CM…コマンド生成手段、CT…コマン
ドテーブル、TX…送信器、BT…バッテリ、FD…状
態ディスプレイ、LD1〜LD5…ガイドディスプレ
イ、BT…入力用ボタン、SP…スピーカ、TM1〜T
Mm…マトリクス筋電センサ、TR…トリガ生成手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手首に装着したバンドの内面に設置さ
    れ、この装着した手の指先で所望の支持物体を叩く打指
    動作に伴う衝撃もしくは加速度を検出する5個以上の複
    数の加速度センサと、該加速度センサ群の信号を受けて
    ICA法もしくはBSS法を用いて各指に由来する打指
    信号の分離を行う分離手段と、該分離手段から出力され
    る各指の出力毎に、打指入力に特有の80〜200Hz
    の周波数領域の有無を検出する打指検出手段と、該打指
    検出手段から得られた各指の打指タイミングの相互関係
    を受けて、コマンドや文字を組み立ててホストコンピュ
    ータに送出するコマンド生成手段とを備えたことを特徴
    とする手首装着型入力装置。
  2. 【請求項2】 手首に装着したバンドの内面に設置さ
    れ、この装着した手の指先で所望の支持物体を叩く打指
    動作に伴う筋電位を検出する5組以上の複数の筋電セン
    サと、該筋電センサ群の信号を受けてICA法もしくは
    BSS法を用いて各指に由来する打指信号の分離を行う
    分離手段と、該分離手段から出力される各指の出力を受
    けて、各指毎の打指動作の有無を検出する打指検出手段
    と、該打指検出手段から得られた各指の打指タイミング
    の相互関係を受けて、コマンドや文字を組み立ててホス
    トコンピュータに送出するコマンド生成手段とを備えた
    ことを特徴とする手首装着型入力装置。
  3. 【請求項3】 手首に装着したバンドの内面に設置さ
    れ、この装着した手の指先で所望の支持物体を叩く打指
    動作に伴う筋電位を検出する5組以上の複数の筋電セン
    サと、該筋電センサ群の信号を受けてICA法もしくは
    BSS法を用いて各指に由来する打指信号の分離を行う
    分離手段と、同じく手首に装着したバンドの内面に設置
    され、前記装着した手の指先で所望の支持物体を叩く打
    指動作に伴う衝撃もしくは加速度を検出する加速度セン
    サと、該加速度センサの信号を受けて、打指入力に特有
    の80〜200Hzの周波数領域の有無を検出してトリ
    ガ信号を出力するトリガ送出手段と、該トリガ送出手段
    からのトリガ信号を受けて、トリガ信号前後の該打指信
    号の相互関係から、打指が行なわれた指の組合せを決定
    する打指検出手段と、該打指検出手段から得られた各指
    の打指タイミングの相互関係を受けて、コマンドや文字
    を組み立ててホストコンピユータに送出するコマンド生
    成手段とを備えたことを特徴とする手首装着型入力装
    置。
  4. 【請求項4】 手首に装着したバンドの内面に設置さ
    れ、この装着した手の指先で所望の支持物体を叩く打指
    動作に伴う衝撃もしくは加速度を検出する5個以上の複
    数の加速度センサと、該加速度センサ群の信号を受けて
    ICA法もしくはBSS法を用いて各指に由来する打指
    信号の分離を行う分離手段と、個人毎もしくは個人内の
    各種のシチュエーションに対応する、前記分離手段の内
    部状態を記録する状態テーブルと、前記分離手段から出
    力される各指の出力毎に、打指入力に特有の80〜20
    0Hzの周波数領域の有無を検出する打指検出手段と、
    該打指検出手段から得られた各指の打指タイミングの相
    互関係を受けて、コマンドや文字を組み立ててホストコ
    ンピュータに送出するコマンド生成手段と、キャリブレ
    ーション状態において、操作者に対して打指入力すべき
    指を知らせる報知手段と、該報知手段の指示に従って順
    序もしくはランダムに打指入力を行って、前記状態テー
    ブルの再構成もしくは補正動作を行う手段と、該分離手
    段が正常に打指動作を検出しうるように補正することを
    特徴とする手首装着型入力装置。
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